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Page 1: ぞ6卜 尹ゼド 0 - 甲南大学 · 【研修会1 第2回 園芸療法研修会(2)~モーニングワークにおけるヒーリング・ランドスケープ~ 浅野房世(姫路工業大学教授・兵庫県立淡路景観園芸学校主任講師・農学博士)

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講師 田中 健夫

     (九州大学学生生活・修学相蔽室、

     高等教育総合開発研究センター助教授)

日 時 6月20日(金)午後4時30分~6時

場所 18号館2階演習室

第1回研究会

タビストックにおける

          トラウマへのアプローチの実際

研究会報告

 トラウマとは、臨床において対処すべき実際的な課題であると

同時に、臨床実践を行う上でのひとつの視点でもある。日本では、

阪神淡路大震災の後、PTSD概念とともにトラウマという視点

が広く受け入れられるようになった。大きな犯罪や事故の後に臨

床心理士が派遣されるなど、理論においても臨床においても、ト

ラウマ概念は現代の日本の臨床心理学に多大な影響を与えてい

る。しかし当然ながら、欧米のトラウマ概念をただ輸入するだけ

では十分ではない。文化的な差異を考慮しつつ、虐待や犯罪被害

者への具体的な援助のあり方を探求し、さらに理解を深めていく

ことが必要とされている。

 まず、講師の田中健夫氏により英国の医療システムとタビスト

ック・クリニックが紹介された。続いて、タビストック・クリニ

ックにおけるトラウマの精神分析的コンサルテーション面接を記

録したビデオが取り上げられ、実際の場面を観ながらディスカッ

ションが行われた。

 一人息子を交通事故で亡くし、そのトラウマの影響により日常

生活を送ることに困難を抱えていた夫婦、ケンとスーはBBCテ

レビの相談面接のプロジェクトに応募した。そして、タビストッ

ク・クリニックで4回にわたる精神分析的なコンザルテーション

面接が行われた。面接では、生き残ったことへの罪悪感や「なぜ

そのような事故が起こったのか」という問いをめぐるさまざまな

ファンタジーが積極的に取り上げられ、言語化された。

 二人の弔い手が、相手を護ろうとするためにお互いの気持ちを

伝えないことで、かえってすれ違いや困難が起きることがある。

夫婦面接というセッティングのなかで、セラピストのキャロライ

ンはケンとスーの喪の作業のプロセスが異なっていることを確認

していった。それによって二人は各々の問題に気づくことができ

たのである。

 精神分祈的な理解によると、トラウマとは既存の防衛を打ちの

めして最も深い普遍的な不安を顕わにしてしまう出来事である。

そのため、幼少期の未解決な痛みや葛藤が例外なく呼び起こされ

るという。トラウマのこうした特徴は文化差を超えた本質的なも

のだと考えられるだろう。他方、ビデオで観たような積極的な解

釈や言語化を含めたインテンシヴなコンサルテーション面接は日

本ではめずらしいものかもしれない。しかし、喪のプロセスの違

いを言葉で確認していくことなど、目本の臨床でも参考になるこ

とも多かった。

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【研修会l 第1回 園芸療法研修会(1)~園芸療法の基礎~

    浅野房世(姫路工業大学教授・兵庫県立淡路景観園芸学校主任講師・農学博士)

    8月25日(月)午前10時30分~12時30分

・| れからの活動

甲南大学人間科学研究所開所式/2003年4月19日(上)

■これまでの活動

【研究会1 第1回 タピストックにおけるトラウマへのアプローチの実際

    田中健夫/6月20日(金)午後4時30分~6時

第2回 フランス・フェミニズムの30年-E・パタンテールの新著(2003.4)を巡って一

    上村くにこ/6月25日(金)午後3時~5時30分

第3回 児童養護施設における心理治療事例と解離について

    田中究(神戸大学/児童精神科医)/7月22日(金)午後4時30分~6時30分

第4回 「外国人」の精神医療と市民権

    植本雅治(神戸市看護大学/精神医学)「インドシナ難民とこころの問題」

    松葉祥一(神戸市看護大学/哲学・倫理学)「移民の市民権一日本とフランスの場合」

    7月28日(月)午後4時30分~6時30分

第5回 癒しを巡る宗教と心理

    垂谷茂弘(舞鶴工業高等専門学校)/9月26日(金)午後4時30分~6時

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 【出版案内1◆シリーズg心の危機と臨床の知》

1998年から5年間にわたった甲南大学学術フロンティア共同研究プロジェクトの成果が、4冊の

本として新曜社より刊行されました。

|編集後記1 さわやかな秋になりました。f秋・あき」という言葉は、この季節、空気が覆んで晴れ渡り、空がくっきりと「明らか」になるところから来たとも、男女が夏を経てお互いに

r飽きるjところから来たとも。実りの秋、研究者としては、研究活動に飽きることなく、物事を明らかにしていきたいものです。

                _  __

                  E・maU>kihs@center.konan°u.acjp

                  Wib・site>http://kihs.konan・u.acjp

森茂起編『トラウマの表象と主体』、松尾恒子・高石恭子編『現代人と母性』、斧谷側守一編『リアリ

ティの変容?一身体/メディア/イメージj、横山博編『心理療法一一言葉/イメージ/宗教性』

第6回 トラウマという場所(仮題)/下河辺美智子(成蹊大学)/11月21日(金)午後4時~【研究会】

【研修会1 第2回 園芸療法研修会(2)~モーニングワークにおけるヒーリング・ランドスケープ~

    浅野房世(姫路工業大学教授・兵庫県立淡路景観園芸学校主任講師・農学博士)

    10月17日(金) 午後4時30分/18号館3階講演室

第3回 公開ワークショップ「トラウマ臨床の理論と実践-一精神分析的アプローチー」

    田中健夫(九州大学学生生活・修学相談室、高等教育総合開発研究センター助教授)

    12月6日(土)、7日(日)/18号館内/定員20名

    * 臨床心理士向けのワークショップです。事前に参加申し込みが必要となります。詳しくは人間

      科学研究所までお問い合わせください。

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上村くにこ(甲南大学教授)

6月25日(水)午後3時~5時30分

18号館2階演習室

研 究 会 報 告

第2回研究会

フランス・フェミニズムの30年

-E・パタンテールの新著(2003.4)を巡って一

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 ジェンダー問題は、政治経済に密接かつ複雑に絡み合って

社会的文化的コンテクストを形作っている。政治面、経済面

で進んでいるグローバリゼーションとそれに反対する動き

は、ジェンダーに関わる諸問題にも当然見られる。上村氏は

フランスのリベラル・フェミニストの論客E・パタンテール

を批判的に紹介しながら、フランス・フェミニズムの30年

の変転を追い、さらに、現在EU統合で浮かび上がっている

論争を述べた。ヨーロッパ会議では、男女平等、さらには女

性優位を主張するアメリカ型のフェミニズムが女性の人権

問題を左右しており、これは、ヨーロッパ各国間での男女の

捉え方における文化的歴史的差異を無視したものといえる。

シラク政権は、下院などの女性議員の割合がEUの中で低位

だったのを改善するため、2000年に「パ!Jテ法」(パリテと

は半々という意味で「政治的男女同数法」などと訳される)を制定、

3500人以上の自治体すべてに適用する。この法律によって、

小選挙区制の下院の場合、侯補を男女同数としない政党は助

成金減額の制裁を受ける。

 パリテ法に反対するパタンテールは、男女を生物学的本質

主義的に二分してその対等性を主張するのでもなく、逆に男

女の偏差が社会的構築物だとして両者を融解させてしまう

のでもなく、いわば流動的な点線で男女を境界づける。そし

て、男女どちらが優位ということなく互いに浸透しあいなが

ら、つまり役割を交換し補完し合いながら望ましい均衡関係

を築きうると主張する。上村氏によると、ここにはフランス

は男女の事柄については他国よりも優れているという自画

自賛の匂いが感じられる。また出席者からも、バダンテール

のいうユニバーサリズムはフランス・ナショナリズムと読み

替えられるのではないかと意見が出された。

 質疑応答の後半では、フランス・フェミニズムの動きを横

目でにらみっつ、日本の状況について議論が交わされた。日

本では欧米に追随するかたちでフェミニズム運動が展開し

ているが、現場のレベルでは、反権力的な取り組みがいつの

間にか行政側に絡め取られてしまう脆弱さが指摘された。