activeimage protector ご利用ガイド - i-o data1 activeimage protector ご利用ガイド...
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ActiveImage Protector ご利用ガイドActiveImage Protector は、パソコンを起動したまま、OS やアプリケーションを含めたボリューム全体をディスクイメージでバックアップするソフトウェアです。本書では、インストール方法、バックアップ方法、復元方法をかんたんに説明しています。詳しい操作方法、設定方法については、ActiveImage Protector のヘルプをご覧ください。
インストールする1 ActiveImage Protector の CD-ROM を、 イ ン ス
トールするパソコンにセットします。→自動的に以下の画面が表示されます。※表示されない場合は、CD をセットしたドライブを開き、「Launch.exe」を実行してください。
2 [ セットアップ ] ボタンをクリックします。セットアップウィザードが表示されますので、画面の指示にしたがってインストールします。※弊社では英語版はサポート対象外です。
3 以下の画面が表示されたら、CD-ROMを取り出します。その後、[今すぐ再起動する]または [後で手動で再起動する] を選択し、[完了]ボタンをクリックします。※[今すぐ再起動する]を選択した場合は、パソコンが再起動
されます。
これでインストールは完了です。
20120725
(C) I-O DATA DEVICE, INC.
クリック
クリック
ActiveImage Protector Desktop インストールに関するお問い合わせ先 株式会社ネットジャパン 電話番号: 03-5256-0860 email: [email protected] サポートサービス受付時間: 09:30 ~ 12:00 および 13:00 ~ 17:00 (土・日・祝日およびネットジャパン休業日を除く) ※インストール以外のお問合せについては、別途ネットジャパン社よりサポートサービスを ご購入いただく必要があります。
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1 [スタート]→[すべてのプログラム]→[ActiveImage Protector Desktop]→[ActiveImage Protector] をクリックします。
2 [ バックアップと復元 ] の [ バックアップの作成 ] をクリックします。
3 バックアップ元を選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。
ディスク全体 起動情報を含むディスク丸ごとをバックアップします。
ボリューム ボリューム単位でバックアップします。
4 バックアップ先を選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。
イメージファイル名 わかりやすい名前を付けます。イメージ保存先 LAN DISK シリーズの共有フォルダー
を以下の書式で入力します。¥¥(LAN DISK の名前または IP アドレス)¥(共有フォルダー名)
5 バックアップ先共有フォルダーへのアクセス情報を入力します。①共有フォルダーにアクセス可能な [ ユーザー名 ][ パ
スワード ] を入力します。アクセス権を設定していない共有フォルダーの場合は[ユーザー名]に[guest]を入力します。
② [ 接続確認 ] ボタンをクリックします。③接続テストに成功すると、ログイン成功メッセージが
表示されますので、[OK] ボタンをクリックします。※ログインに失敗する場合は、再度①からやり直してく
ださい。
▼
LAN DISK にバックアップする
クリック
クリック
①選択
②クリック
②入力
①入力
③クリック
ご注意保存したバックアップイメージデータを他のユーザーから参照できないようにする場合は、LAN DISK 側で保存先の共有フォルダーにアクセス権を設定してください。
②クリック
①入力
③クリック
3
6 必要に応じてイメージオプションを指定し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。
イメージファイルをディスク単位で作成する
バックアップ対象として複数ディスクを選択している場合のみ設定可能です。このオプションを無効にすると、すべてのディスクを一つのイメージファイルにバックアップします。重複排除圧縮を有効にする場合は、このオプションを無効にすることをおすすめします。
パスワードで保護する
イメージファイルにパスワードを設定できます。暗号化する際にも設定が必要です。1 文字から設定可能です。英数字を組み合わせることでイメージファイルに対するセキュリティをより高めることが可能です。
暗 号 化 ( 要 パスワード )
バックアップイメージを暗号化できます。暗号化アルゴリズムは以下の中から選択します。RC5 RC5 256bit を使用して暗号化
をおこないます。AES
(128bit)AES 128bit を使用して暗号化をおこないます。
AES(256bit)
AES 256bit を使用して暗号化をおこないます。
重複排除圧縮 重複排除による圧縮を行います。重複排除機能の設定を変更する場合は、[ 重複排除の構成 ] ボタンをクリックしてください。詳しくはActiveImage Protector のヘルプをご覧ください。
通常圧縮 バックアップ イメージを標準の形式で圧縮します。圧縮率は以下の中から選択できます。高速 バックアップに要する時間とディ
スク使用量のバランスがとれています。
高圧縮 システムリソースを最大限活用し圧縮を行います。ファイルは最も小さくなりますが、実行速度は遅くなります。
[ 高度な設定 ]ボタン
より高度な設定を行う場合にクリックします。設定内容は ActiveImage Protector のヘルプをご覧ください。
①設定
②クリック
7 バックアップタイプを選択して、[ 次へ ] ボタンをクリックします。
直ちにバックアップ
スケジュールを作成せずに、すぐにバックアップします。このあと、手順10へお進みください。
スケジュール・バックアップ
定期的にバックアップを行う場合に選択します。任意の [ スケジュール名 ] と [ 説明 ] を入力します。
8 スケジュール・バックアップを選択した場合のみ以下画面が表示されますので、スケジュールを設定し、[ 次へ ]ボタンをクリックします。
1 回のみ 指定した開始日時に一度だけ実行されます。
週単位指定 毎週指定曜日・日時にバックアップを作成します。
①選択し設定
②クリック
②クリック
①設定
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9 履歴を保存するかを選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。
リコンサイルイメージ
何らかのトラブルにより増分イメージ ファイルが破損、削除、作成に失敗など発生した場合、前回までの増分イメージ ファイルを使用して続けて増分イメージ ファイルを作成します。これを設定しない場合、次回増分バックアップではフル
(ベース)イメージ ファイルが作成されます。
保有ポリシーを有効にして、古い世代のバックアップイメージを自動的に削除する
バックアップの世代管理を行う場合に、残したい世代数を選択します。※ 世代管理を行うと、誤って上書き保存して
しまったり削除してしまったデータを古いバックアップイメージからファイル単位で復旧することができます。しかし、その分ディスクスペースを大きく消費していきますので、容量と利用ユーザー数を考慮して世代数を設定してください。
同じ世代のフルと増分バックアップのイメージを全て削除する
イメージ保存ポリシーに基づいて破棄される、世代内のフルと増分の両方のイメージ ファイルを削除します。
増分バックアップ・イメージのみを削除する(フル・バックアップのイメージは残す)
増分バックアップ イメージ ファイルのみを削除します。フル バックアップ イメージ ファイルは削除されません。
週単位指定 フル(ベース)
フルバックアップを作成する曜日・開始時刻を設定します。優先順位が高ければそれだけ処理は速く終わりますが、他のアプリケーションに影響がでる場合があります。夜間や休日などにバックアップを作成する場合は[高]に設定します。詳 細 に つ い て は、 ActiveImage Protector のヘルプをご覧ください。
増分 増分バックアップを作成する時間帯を設定します。チェックをした曜日の開始時刻から終了時刻の間、指定時間ごとに増分バックアップを作成します。
月単位指定 毎月決まった日時にバックアップを作成します。
フル(ベース)
フルバックアップを作成する日を、実行日欄に矢印ボタンを使って登録します。毎月指定日の開始時刻になるとフルバックアップが始まります。
増分 増分バックアップを作成する日を、実行日欄に矢印ボタンを使って登録します。毎月指定日の開始時刻になると増分バックアップが始まります。
①設定
②クリック
5
10 設定内容を確認し、[ 完了 ] ボタンをクリックします。[ 直ちにバックアップ ] を選択した場合は」、バックアップが始まります。スケジュールを設定した場合は、次のスケジュール開始時刻にバックアップが始まります。
これでバックアップ設定は完了です。
スケジュール作成した場合は、画面右側の [ スケジュール ] タブをクリックすると、作成したスケジュールの一覧を確認できます。さらに個別のスケジュールをクリックすると、下の「Schedule Details」欄に選択したスケジュールの詳細情報が表示されます。
クリック
クリック
6
LAN DISK からバックアップデータを復元する1 ActiveImage Protector の CD-ROM をパソコン
にセットし、パソコンの電源を入れます。
2 自動で画面が表示されますので、「[1] Start ActiveImage Protector Recovery Environment」を選択(クリック)します。※マウスまたはキーボードが使用できます。数分でWindowsが起動し、ActiveImage Protector のメイン画面が表示されます。
3 [ ツール ] の [ ネットワーク設定 ] をクリックします。
4 ルーターなど DHCP サーバーがあるネットワークの場合は、そのまま手順 5 に進みます。DHCP サーバーがないネットワークの場合は、[ 次のIP アドレスを使う ] をクリックし、[IP アドレス ]、[ サブネットマスク ]、[ デフォルトゲートウェイ ] を手動設定します。※ IP アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ
については、LAN DISK のセグメントと一致するものを設定してください。
5 [ ネットワークドライブ ] タブをクリックし、バックアップイメージが保管されている共有フォルダーを入力し、[ 作成 ] ボタンをクリックします。
[ユーザー名]、[パスワード]は共有フォルダーにアクセスできるユーザー名・パスワードを入力します。※[ドライブ]は、変更する必要はありません。空いているド
ライブ番号が自動で割り当てられます。
選択
クリック
①設定
②クリック
①クリック
③クリック
②設定
ご注意CD-ROM から起動できない場合は、復元先のパソコンの BIOS 設定で CD-ROM から起動できるよう設定してください。
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6 共有フォルダーが追加されたことを確認し、[OK] ボタンをクリックします。
7 [ バックアップと復元 ] の [ イメージの復元 ] をクリックします。→イメージ復元ウィザードが起動します。
8 復元対象を選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。
9 [...] ボタンをクリックし、復元するイメージファイルを選択し、[ 次へ ] ボタンをクリックします。※最も新しいイメージファイルを選択します。
フルバックアップイメージは「AIV ファイル」と表示されます。 増分バックアップイメージは「AII ファイル」として表示されます。増分バックアップイメージファイルを選択すれば、関連するフルバックアップイメージを使って自動的に復元します。
10 復元先のディスクを選択します。
11 ボリューム容量を選択します。[復元先のディスク容量に合わせる ] を有効にすると、復元先のディスク容量に応じて各ボリュームを拡大して復元します。このオプションが無効の場合は、各ボリュームをオリジナルサイズのまま復元します。
②クリック
クリック
①選択
②クリック
①選択
②クリック
選択
選択
①確認
ご注意間違えて選択すると、復元先ディスクの内容すべてを上書きしてしまいますのでご注意ください。
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12 イメージ内のディスクに含まれるボリュームが表示されます。チェックを外すと、復元対象から除外することができます。
13 必要に応じて [ 高度なオプション ] を選択し、[ 次へ ]ボタンをクリックします。
アクティブにするパーティション
ここで指定されたボリュームが、復元後にアクティブ パーティション(コンピューターを起動するドライブ)になります。
MBR の復元設定 MBR(マスターブートレコード)を復元します。MBR は、ハードディスクの先頭セクターに記録されています。MBR は、マスターブートコードとディスクのパーティションテーブルで構成されます。イメージ ファイ ル に あ る MBR を使用する
イメージ ファイルに保存されている MBR を復元します。
新規 MBR を生成する
新規 MBR(Windows の汎用的な MBR) を生成します。
パスワードで保護する
イメージファイルにパスワードを設定できます。暗号化する際にも設定が必要です。1 文字から設定可能です。英数字を組み合わせることでイメージファイルに対するセキュリティをより高めることが可能です。
設定
①設定
②クリック
第一トラックを復元する
イメージファイルに保存されている第一トラックのデータを復元します。第一トラックとは、ディスクの最初の 63セクターを指します。ブートローダープログラムの中には、システムを起動するためにこのデータが必要になるものがあります。ActiveImage Protector で は、 先頭の 1 セクターを除いた 62 セクターのデータを復元します。
ディスク署名を復元する
イメージファイルに保存されているディスクの署名を復元します。ディスクの署名は、Windows が物理ディスクを識別するために使用しています。
ディスクメタデータを復元する
ディスクメタデータを復元します。uEFI システムや ESXi5 サーバーホストの復元時はこのオプションを有効にする必要があります。このオプションは、ディスクメタデータをバックアップしていた場合のみ設定することができます。
A.I.R. (ハードウェアに依存しない復元 )
システムボリュームを含むバックアップのイメージファイルを、ハードウェア構成が異なる仮想 / 物理マシンに復元する際に、一時的にシステム起動用のストレージドライバーを追加することができます。
14 内容を確認し、[ 完了 ] ボタンをクリックします。
15 [OK] ボタンをクリックします。→復元作業がはじまります。
クリック
クリック
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16 タスク欄から [ 実行中 ] のタスクがなくなれば復元作業は完了です。[ 履歴 ] タブをクリックして、[ イベント ] に「ディスクの復元」、[ 結果 ] に「正常に完了しました」と表示されていることを確認します。
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これで復元は完了です。ActiveImage Protector を終了し、CD-ROM を取り出してから、再起動してください。
①クリック
②確認