平成 25 年度 次代のまちづくりプロジェクト活動報告書€¦ ·...
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平成 25年度 次代のまちづくりプロジェクト活動報告書
平成 25年度次代のまちづくりプロジェクトチーム(以下、まちプロ)は、メンバーを庁
内掲示板にて募集し、応募のあった以下の 10名に対して、任命式を行い発足しました。任
命式以降は毎月第 1、3 週の木曜日の業後 5 時 30 分より集まり定例会を行い、様々なプロ
ジェクトについて、議論を重ねてきました。
平成 25年度の活動概要については、以下のとおりです。
○ メンバー
所属課 氏名 備考
上下水道課 大宅 一弘
教育総務課 藤谷 和彦 リーダー
花園地域振興課 塩谷 和久
産業観光課 横田 望
やすらぎ対策課 中村 登士子 新入職員
地籍調査室 大植 貴裕 新入職員
建設課 池田 篤紀 新入職員
建設課 岡野 秀紀 新入職員
国体推進室 柴森 亜美 新入職員
青少年センター 東 賢一
・ 事務局 2人(溝口係長、中﨑)
○ 活動内容の紹介
主な活動
活動回数
会議 事業 計
5月 任命式
ゴーヤ・朝顔を使ったグリーンカーテンの設置 2 1 3
6月 花園施設の見学
まちプロ通信発行 2 1 3
7月 まちプロ通信発行 2 - 2
8月 企画公室との懇談
視察研修 1 1 2
9月 笠田高校生との懇談 1 1 2
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まちプロ通信発行
10月 報告会リハ
視察研修の勉強会
町長への視察研修報告会
まちプロ通信発行 3 - 3
11月 まちプロ通信発行 2 - 2
12月 まちプロ通信発行 2 - 2
1月 笠田高校生との懇談
まちプロ通信発行 - 1 1
2月 会議 2 - 2
3月 町長報告会 2 - 2
合計 19 5 24
・花園施設見学
花園地域の活性化案を検討するにあたり、花園施設の現状把握・理解を深め、また、花
園地域活性化のヒントを探るために、花園施設の見学に行ってきました。また、花園地域
支援員の野崎さんから、花園で働いていて感じる生の声と、活性化についてお話いただき
ました。
・高知県馬路村への視察研修
林業を活かした地域活性、役場・農協・観光協会・森林組合が一体となって取り組む地
域おこしについて、新しい発想と見識を深めるため、高知県馬路村に 1 泊 2 日の視察研修
に行かせていただきました。馬路村は、立地的に不利な状況であるのにもかかわらず、官
民連携のとれた取り組みを積極的に実施しており、その他地域まるごとブランド化や、お
もてなしの心など学びました。
・笠田高校生との懇談会
住民の声をまちづくりに反映させる広聴活動の一環として行われた懇談会に出席しまし
た。第 1 回は、主に学生からの質問にまちプロメンバーが答え、第 2 回は、町の活性化に
ついて、学生とまちプロメンバーを 2 グループに分け、グループディスカッションをし、
最後に各グループの発表をしました。
・まちプロ運営の見直し
過去数年のまちプロメンバーの定着率の低さから、原因を調べるべく、元まちプロメン
バーにアンケート調査を行い、それを基に企画公室と協議を行いました。結果、提案書の
様式・提案から実現までの手順が新たに定められました。
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【次代のまちづくりプロジェクトチームの提案から、実現までの手順】
まちプロ会議 各メンバー、プロジェクトの提案発表
(平成 25年度の場合、毎月第 2・4木曜午後 5時 30分~)
まちプロ内での可否を行う
企画公室内での可否を行う。
→公室長、室長補佐、企画係、まちづくり推進係で、まちプロより
提案されたプロジェクトについて、審議する。
企画公室が、まちプロ会議に出席し、提案されたプロジェクトの長所・
欠点等について、まちプロメンバーにフィードバックする。
※町長への提案までに、企画公室とのキャッチボールをしながら提
案書をまとめる。
適宜 町長報告会(可否とその理由を含めて町長に報告する)
採用するべきと決
定した提案
企画公室が実現に向けて、関係課との調整を行い、担当課から予算要
求をしてもらう。
査定落ちした場合 企画公室がその理由をまちプロへ返す
○ まとめ
今年度は、運営の見直しを行ったことにより、まちプロ会議内で企画公室との協議の場
が設けられ、今まで以上にまちプロと企画公室の連携が取れた中で、活動をすることがで
きたと思います。1 年を通し、提案から実施に至ったプロジェクトはありませんでしたが、
企画公室で実施に向けて検討していきたいという、前向きな返答をいただいた提案もあり、
これから少しずつ成果として表れてくるのではないかと思います。
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○ 平成 25年度提案プロジェクト
プロジェクト名 企画との協議実施 ページ
1 かつらぎ町やぎ・ひつじ化計画 〇 5
2 ラッピング電車 8
3 リレーマラソン -
4 訪れたくなる HPへ 〇 9
5 花園恐竜館をカフェ転用へ 〇 12
6 巡礼路活性化プロジェクト 〇 16
7 男性向け料理教室 〇 20
8 朝の見守り隊 21
9 天野田んぼアート 〇 22
10 フルーツ王国サンド開発 24
11 総合選果場見学ツアー 〇 25
12 ドライブツーリングコースの選定 26
13 地元料理で活性化 27
14 着ぐるみの使用について 28
15 マラソン大会の開催について 〇 29
16 移住定住受け入れプロジェクト 〇 30
17 まちなか図書館プロジェクト 31
18 花園で田舎暮らしをはじめよう 〇 32
19 窓口業務の委託案 〇 33
20 夜でも明るいかつらぎ町プロジェクトクト 〇 34
※注意※ この提案書等は、プロジェクトチームによる調査、検討及び提案内容の一部であり、かつらぎ町を代表する
ものではありません。また、各提案については、実施することを前提にしたものではありません。
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めぇーめぇー
プロジェクト名:かつらぎ町やぎ・ひつじ化計画
1.ねらい・目的
【夏場の草刈り負担の軽減】
夏場の草の多さ→草刈りだけでも重労働。耕作放棄地も増えてきており、今後ますます草刈り
をしなければいけない土地が増える。
・人力による除草→人手がかかる。高齢化が進み今後は人員を確保するだけでもむずかしくなる。
・町有地の草刈りを職員がする場合、職員の負担も大きい。職員が行うにしても外部に委託するに
しても人件費がかかる。その上、ケガの危険性も高く、草刈りの刈払機を使う農家の9割が、事
故につながりかねないヒヤリ・ハット体験をしているという調査結果もある。
・除草剤→薬品が土壌に残留して環境を汚染してしまったり、また地下水に溶け込み汚染して
しまうこともある。隣地との関係で除草剤を使用できない所も多い。
2.実施事項
・やぎ・ひつじを購入し、夏場は町有地の草刈りに活用。冬場は牧場で観光用に飼育する。
3.詳細内容
☆メリット
① 除草
草刈りをしたい場所に首輪をつけて放しておくだけで勝手に草を食べてくれる。効果とし
て、外来種の草が激減し背丈の低い在来のシバや野草に落ち着き、表土層は密生した根系マ
ットが形成され土の流出が激減する。
② 経費節減
大阪府の「アドプト・リバー事業」の一環で、大阪府和泉市の河川敷で育てられている2頭
のひつじ。大阪府が備品として購入し町内会が世話をしている。ひつじの健康管理に年間3
0万円かかるが、年間11トンの草を食べるため、それにかかっていた除草代(年125万
円)とごみの撤去費(年30万円)が節約できた。(ごみが減る理由は③で説明)
また、草刈り機を使った場合、刈り取った草の処分費も必要だが、その分のコストも削減で
きる。
③ ゴミの不法投棄の減少
ニューヨークのジュリア-二市長が実践した割れ窓理論。軽微な犯罪も徹底的に取り締まる
ことで凶悪犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。「建物の窓が壊れているのを放置
すると、誰も注意を払っていない象徴となり、やがて他の窓も壊される」との考え。これと
同様に、草が伸び放題の荒れた土地では、ゴミの不法投棄がされやすくなる。逆に、きれい
に手入れされた土地では不法投棄が減少する。
提 案 書
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④ 住民同士の交流増
後ほど紹介する大阪府の例では、除草の効果以外に地域住民の交流にも一役かっている。
つながりのなかった住民同士がひつじの世話をすることで親しくなる。
⑤ 観光客増
やぎ10頭、ひつじ10頭程度のミニ牧場を設置し、冬場は観光用に飼育する。春から夏に
かけての草刈りが必要な時期に、町有地や町民農園の除草に役立て需要があれば民有地の除
草に貸し出す。ひつじはおとなしい性格のため、子どもたちにも人気。近隣の小学校・幼稚
園・保育所等の遠足場所となり賑わう。
⑥ 獣害対策
滋賀県農業総合センターが行った実験では、山間部の農地にやぎやひつじを放牧するとイ
ノシシの姿が消えたという。はっきりした理由はわからないが、見慣れぬ中型動物(やぎ・
ひつじ)を警戒した可能性が高い。また、やぎやひつじを見るために人が多く集まること
からイノシシが近寄りにくい環境になったことが考えられる。後ほど紹介する熊野農林商
工環境事務所が実施したやぎ放牧実験でも、副次的効果として獣害被害軽減効果があった
のではないかと推測している。
⑦ 羊毛の利用
羊毛を利用した特産品
⑧ 食肉
ひつじの肉を使った町おこし(ジンギスカン料理 etc)
【ひつじを活用する自治体・地元町内会の例】
草刈り役のひつじ 持ち主は大阪府 住民が育てて10年
(2011 年 8月 8日朝日新聞 Web版記事より)
大阪府和泉市を流れる松尾川の河川敷で、地元住民が2頭のひつじを育てている。ひつじの
持ち主は大阪府。伸び放題の草むらの陰に捨てられるゴミを減らそうと「草刈り役」として飼
育され、今夏で 10年目を迎えた。除草費用の節約に加え、今では地域住民の交流にも一役かう
貴重な存在だ。
ひつじの名はウッチーとタッチ-。世話をする内田町の町内会にちなんだ名前で、それぞれ 2
代目 3代目になる。2頭は柵に囲われた約 1,500㎡の河川敷で、毎日午前 7時~午後 5時まで、
ゆったりと草をはむ。
ひつじの飼育は 2002年 8月から。住民参加で河川敷の清掃や花の栽培などをする大阪府の「ア
ドプト・リバー事業」の一環だが、ひつじを活用するのは全国的にも珍しいという。府がひつじ
を「備品」として購入し、健康管理にかかる年間 30 万円を負担。協力する町内会がひつじの世
話をする。
2 頭が食べる草の量は年 11 トン。放牧前は人の背丈ほどあった河川敷の雑草は、ひつじたち
の活躍でくるぶしが隠れるほどに保たれている。家庭ゴミや電化製品の不法投棄もなくなった
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といい、府が負担していた除草代(年 125万円)やゴミの撤去費(年 30万円)が節約できたと
いう。
4.コスト・予算等
管理する団体と管理にかかる費用
ミニ牧場建設費及び維持管理費
・建設費
→不明
・管理委託料
→世話をする団体については、シルバー人
材センターや地元自治区(町内会)等に委
託する方法がある。
・購入費用
→やぎ一頭3~6万円
ひつじ40万円程度。
5.デメリット
管理する団体をどうするか。生き物の管理にな
るので、衛生面で体調管理で心配。
やぎ・ひつじ牧場を作る場合は、牧場の運営
ノウハウが必要。
6.スケジュール
平成26年度 牧場用地の選定
平成27年度 牧場の建設
運営者の選定
平成28年度 牧場運営開始
【添付書類】
・
・
・
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平成24年10月18日
ラッピング電車
・ラッピング電車は、和歌山電鉄貴志川線のたま電車、いちご電車が有名。
JR和歌山線の電車を沿線市町村のゆるキャラを描いたラッピング電車にするのはどう
でしょう?単にゆるキャラを描くだけではおもしろくないので、去年の東日本大震災のと
きに行われた『てをつなごうだいさくせん』を参考に、各ゆるキャラが手を繋ぐ絵にする。
実際に三陸鉄道では『てをつな号』というラッピング電車が走っている。
※『てをつなごうだいさくせん』とは、東日本大震災後に、傷ついた被災者(特に子ども
達)に元気になってもらおうと、趣旨に賛同する作者らが著作権等の垣根を越え、様々な
有名キャラクターが手をつなぐという企画。
ドラえもん、機関車トーマス、スヌーピー、ミッフィー、どーも君等
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❉訪れたくなるホームページへ!!❉
PCやスマートフォンの普及に伴い、若い人から年配の方までインターネットを使うことがあ
たりまえになっている現代。もう一度、かつらぎ町のホームページを見直してみてはどうでしょ
うか?
《今のかつらぎ町役場ホームページ》
●委託について…
ホームページを委託している市町村も多くあり、委託してからアクセス数が増えたと
ころもたくさんありますが、平均しても200万以上の費用がかかります。
でもそんなにお金はかけられない…!!
ということで、他の市町村ホームページの良いところなどをマネして自分たちの出来る
範囲でホームページを変えてみるのはどうでしょうか??
インパクトがない?
またホームページを訪れ
ようと思うでしょうか?
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●他市町村のホームページを参考に
《馬路村》
○温かみのあるデザインとオリジナルの絵で、懐かしい雰囲気と田舎らしさを表しています。
《神山町》
○トップページ一面に神山町で撮られた“今月の写真”が表示されます。
また、右下の「壁紙ダウンロード」をクリックすると写真がダウンロード出来ます。
温かみのある
デザインと写真
画面いっぱいの写真
でインパクト大!
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●Facebookの活用
武雄市ではホームページをフェイスブックに一元化しています。
すると、いきなりすごいことに!
アクセス数が月 5万件だったのが 300万件を超しており、人気サイトに入ることで武
雄市のホームページを見に来る人が、1年前の、なんと 60倍に!
さらに、他のメリットとして、コストもこれまでかかっていた費用の 3分の 1以下にな
ったそうです。
ホームページを作るには、一からデザインなどをするのでデザイン代がかかります。
さらに、データを保存するためのコンピューター、サーバー代もかかります。ところが
フェイスブックに移すと、デザインは、おおまかな外枠がすでにあるので、そんなにか
からない。サーバー代は、フェイスブックのものをタダで間借りするのでゼロ。グッと
安くなるのです!
○また、通販サイトも立ち上げています。
出店料など、月々の手数料がゼロで、武雄市のサイトは、出品者から手数料はもらわ
ない!つまり売り上げた分は全部、出品者の儲けに!
その名も「ファンバイ良品たけお」!
武雄市内で採れた野菜や工芸品、人気の
お店の商品などを、ネットでお取り寄せ
出来る、まさに、ネット上の直売所!
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プロジェクト名:花園恐竜館をカフェに転用
1.ねらい・目的
かつらぎ町の人口は、平成22(2010)年の国勢調査によると18,230人で、人口の減少傾向が続い
ています。 年齢階層別の割合は、0~14歳の年少人口が1,946人(10.7%)、15~64歳の生産年齢人
口が10,393人(57.0%)、65歳以上の老年人口が5,891人(32.3%)です。平成2(1990)年以降の推
移をみると、年少人口比率が低下する一方で老年人口比率が上昇しており、少子高齢化が進んでい
ます。
特に山間部の花園地域では、高齢化が他の地域より進んでおり、10年後には人口の大半が高齢者
となってしまいます。このような現状を打破し、花園地域の活性化を考える方策として、現在休館
中の花園恐竜館をカフェに転用し、改修予定のふるさとセンターや守口ふるさと村と連携して、花
園地域への観光客誘致の中核施設とすることを提案します。
2.実施事項
・カフェの運営主体の選定(町が運営・指定監理者制度・公募等)
・カフェ施設としての改修工事
・ふるさとセンター、守口ふるさと村との連携
3.詳細内容
Ⅰ なぜ恐竜館でカフェなのか
今年度のまちづくりプロジェクトチームでは、花園地域の活性化無しにかつらぎ町の活性化は無
いと考え、花園地域の遊休施設の視察や地域支援員との懇談を行いました。その視察の中で、花園
地域には豊かな自然があり、恐竜館やグリーンパークなど素晴らしい施設がありながら、それらを
有効に活用できていない現状があることを知りました。
今後、花園地域では、ふるさとセンターの改修工事が予定されており、新たな観光客を誘致する
絶好の機会となります。しかし、ふるさとセンターを改修しても、他に魅力的な施設がなければ観
光客を増やす効果は限定的です。
そこで、休館中の恐竜館についても、施設の有効利用ができないかを検討しました。
恐竜館の魅力はその立地にあります。敷地から見える夕陽が“和歌山県朝日・夕陽百選”に選ばれ
ているほど美しいものです。この美しい景色を活かし、夕陽・星空を見ながらゆっくり過ごすこと
のできるカフェを開設してはどうかと考えました。
全国各地には、交通の便はわるくても、素晴らしい景色が魅力の田舎のカフェが数多く出来てお
り、人気を博しています。北海道では、トマムリゾートの雲海カフェ、石川県羽咋市の神子原地区
提 案 書
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にある神音カフェ、県内でも紀美野町のドーシェル、岳人、キミノーカや四郷の茅葺き茶屋月空な
どがあります。
トマムリゾートの雲海カフェは、リゾートホテルを運営する星野リゾートのスタッフが、冬場の
スキー客に比べて夏場の閑散期をどうするか考え、早朝の雲海を見ながらおいしいコーヒーを提供
するカフェを作ればお客さんに喜んでもらえるのではないかと考え、カフェを始めたところ大反響
を呼び全国からお客さんが殺到しています。
石川県羽咋市の神子原地区にある神音カフェについては、「スーパー公務員」として有名な羽咋
市職員の高野誠鮮さんが、つい最近まで携帯電話も通じない田舎でカフェを開きたいという若夫婦
をIターンで招きカフェを開いたところ、こちらも全国各地からお客さんが来ています。
これらの例からも、恐竜館の立地は、カフェとして成功する要素を十分に兼ね備えていると考え
ます。しかし、実際にカフェを営業しても本当に需要があるのかわからないため、一日カフェを開
催することとしました。
Ⅱ 一日カフェを開催して
まちプロでは、花園恐竜館の良さを再認識し、今後の恐竜館の活用について真剣に考えるきっか
け作りを目的に、花園恐竜館1日カフェ実行委員会を設立し、平成25年9月14日に1日カフェ
を開催しました。カフェには主に町関係者に来てもらい、恐竜館の活用方法について意見を聞き、
アンケートにも答えてもらいました。
アンケートの結果を見ると、1日カフェのイベントに参加しての感想を問う問いでは、楽しめた
が53%、今後も続けてほしいが21%、花園地域について考えるいい機会になったが20%とな
っています。
恐竜館の今後の活用法について問う質問では、恐竜館として現状のまま使用するという答えは
2%、撤去した方が良いは4%、何らかの活用を考えるが86%に上りました。
この86%の内訳をみると、カフェやレストランが41%、イベントスペースとして利用が3
3%、ふるさとセンターの別館として利用が8%、物産販売所が4%となりました。
Ⅲ まとめ
具体的な活用方法としてはカフェ&バーの運営を提案します。ランチタイムから夕方(夕陽鑑賞)
までは一般客向けに天空カフェとして運営し、県内はもとより大阪や他府県からの集客を見込みま
す。夜には、ふるさとセンターや守口ふるさと村の宿泊客を対象に星空を見ながらお酒を飲むこと
のできる星空バーとして運営します。宿泊先からバーまでの送迎のマイクロバスを走らせることで
宿泊客にも安心してお酒を楽しんでもらうことができます。
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また、結婚式や音楽ライブなど貸し切りイベントができる仕組みを取り入れることで、幅広い施
設の運営が可能であると考えます。
23年度のまちづくりプロジェクトで、観光庁の観光カリスマ 100人に選ばれた刀根浩志さんと
懇談を行いましたが、刀根さんによると最近の旅行者は単なる観光旅行に飽きたらず、農業・漁業・
工芸等、その土地の伝統や文化を学びたい人が増えているとのことです。また、話の中で最も印象
に残っているのが、観光客には『モノを売るんじゃない。コトを売るんだ。』という言葉です。最
近の消費者は単に商品(モノ)を買うだけでは購買意欲を示してくれません。その商品を作る過程
で、農家の人がどういう思いで育てているかという「物語」(コト)を求めているとのことです。
この言葉は、モノを売ることに限らず、観光にも当てはまる言葉ではないでしょうか。旅行者は
画一的な観光旅行に飽きたらず、雄大な自然に触れたり、訪れた土地の伝統文化に触れる旅を求め
ています。その意味でも、恐竜館をカフェに転用し、美しい夕陽や星空を眺めながら、ゆったりと
した贅沢な時間を過ごすことのできる空間を提供することは時代のニーズに合う選択であると思
います。そして、そのカフェは新しいふるさとセンターや守口ふるさと村など花園地域の他の施設
との相乗効果を目指すことで、より花園地域の観光に光を与えるのではないでしょうか。
4.コスト・予算等
厨房設備を設置したり内装を整備する際の
改修費用が必要となる。内装や水道工事・電気
工事で 200~300 万円。什器や食器代・キッチ
ンの機材で 100万円程度必要。
運営については、誰が行うかによりコストが
変わる
① ふるさとセンターや守口ふるさと村の別館
として町が運営
→町が運営する場合、町が予算を支出して改修
工事を行う。運営資金や人件費が必要となる。
② 指定管理者制度で民間企業等に委託
→指定管理者制度の場合は、カフェとして使え
るよう改修工事をして貸し出す。
③ カフェを運営したい人を公募する
→公募については、町は土地建物の賃借料を運
営者に支払ってもらう。改修費用については運
営者の負担とする。
5.デメリット
集客については効果的な宣伝が必要となる。大
阪南部からの日帰り客や高野山への観光客をタ
ーゲットにする。リピーター客・口コミ客を大事
にし、かつらぎ町産の野菜や果物も使ったメニュ
ーの開発や癒やし空間の演出が重要。特に冬期に
ついては、ふるさとセンターや守口ふるさと村で
も閑散期になるため、対策が必要。雪が積もるこ
とを逆手に取って身近に雪を楽しむことができ
る演出を考える。
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6.スケジュール
平成26年度 運営主体を決定(民間企業への指定管理や公募の場合は、運営団体の選定を行
う)
平成27年度 改修工事及び準備
平成28年度 営業開始
【添付書類】
・
・
・
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プロジェクト名:『巡礼路』活性化プロジェクト
~町石道の整備と旧志賀小学校を町営の道の駅に転用~
1. ねらい・目的
今回は、かつらぎ町内を通る新旧二つの「道」に焦点を当てた提案を行いたいと思います。
その二つの道とは、町石道と国道 480号線になります。町石道は言わずと知れた古くからの高
野山への巡礼路になります。480号線については、拡幅工事で整備が進み、多くの観光バスが
通るようになり、かつらぎ町が高野山への表玄関になりつつあります。この道を現代版の巡礼
路として位置づけ、二つの道を新旧の『巡礼路』として戦略的に整備し、県内外に広報活動を
することで、高野山に参詣する観光客をかつらぎ町にも誘致したいと考えています。
2. 実施事項
・町石道の整備(知名度アップのPR・トイレの整備・登山ガイドの育成等)
・旧志賀小学校を町営の道の駅に改修する
3. 詳細内容
Ⅰ 21世紀を迎えての「巡礼路」の役割
『道』という言葉を辞書で引くと、人・車・船などが、往来するように整備された所という
意味が載っています。しかし、それらの道は自然発生的にできたわけではありません。人類が
進化し、文明が発展するなかで、交易、戦争、文化、宗教等様々な理由で道が作られ、大きな
ものは街道となっていきました。
現在、世界遺産に登録されている『道』は、スペインの『サンティアゴ・デ・コンポステー
ラの巡礼路』と日本の『紀伊山地の霊場と参詣道』の二つしか有りません。スペインの巡礼路
は、1000年以上の歴史があり、年間 10万人がフランスからピレネー山脈を越えて、スペイン
西部のキリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かいます。一方、熊野古道の
来訪者は和歌山県・奈良県・三重県合わせて年間 15万 4000 人となっています。
また、世界遺産の登録はされていないものの日本で一番有名な『道』の一つに『四国八十八
箇所(お遍路さん)』の巡礼路があります。これらの『道』に共通することは、古くから信仰
の対象となった寺院へ参詣するための巡礼路であるということです。
物質的な豊かさを手に入れた現代人は、それと引き換えに精神的な豊かさを失いました。物
質至上主義への反省から、21世紀は心の時代とも言われるほど心の豊かさや精神の充実を求
める時代に入っています。お遍路さんにしても、一昔前は信心深い中高年が主となっていまし
たが、最近では、老若男女様々な世代が、心の平安や様々な悩みの解決を求めて四国を廻って
提 案 書
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います。今後もより一層増えていくことが予想されます。
Ⅱ 町石道の参詣登山客を増やす取り組み
かつらぎ町の活性化を考える上で、高野山との関係を見逃すことはできません。高野山の年
間観光客数は 2009 年で 126 万人です。平成 27年(2015 年)には開創 1200 年を迎え、今後開
創 1200年に向けて様々なイベントが企画されています。
ある旅行会社の調査では、日本全国の歩いてみたい古道の 1 位が熊野古道で、10 位に町石
道が入っています。町石道は、慈尊院から高野山の壇上伽羅まで 22kmの間に 180 の町石(道
標石柱)が建てられており、現在の町石は鎌倉時代から残るもので、そのほとんどが、ほぼ完
全な形で現存しています。
町石道への参詣登山客を増やすため、四国のお遍路さんに対してPRすることが効果的であ
ると考えます。高野山と四国八十八箇所巡り(お遍路さん)の共通点は、弘法大師に縁がある
ということです。お遍路さんが八十八箇所すべてを廻りきることを「結願」(けちがん、結願
成就)といいますが、その後、高野山(奥の院)に詣でて「満願成就」とする説があります。
四国のお遍路さんは年間約 30 万人で、そのうちの 5,000 人が歩き遍路であると言われてい
ます。四国では歩きのお遍路さんを見ることは珍しくありませんが、和歌山県で歩き遍路で高
野山に登る人に出会うことはほとんどありません。お遍路を終え、高野山への満願成就のお礼
参りをする人たちは通常、バスや電車を利用しているようです。
四国の歩き遍路と同様、徒歩で丹生都比売神社を経由して高野山にお参りしてもらうよう町
石道をもっと積極的にPRする必要があります。丹生都比売神社と高野山との結びつきは一般
の人にはあまり知られていませんが、弘法大師が高野山を開創する際に同神社が深く関わった
という伝承や町石道の参詣登山の歴史等をもっとPRすればお遍路さんの関心を呼ぶはずで
す。
また、お遍路さんへのPR以外に、登山初心者向けの広報活動も必要です。町石道は登山の
経験が無くても 5時間~7時間程度あれば登ることができ、初心者向けのトレッキングコース
として適しています。最近の登山ブームで山登りへの関心が高まる中、いにしえから続く祈り
の道を整備し、登山初心者にPRすることで、登山者を増やすことができると考えます。
さらに、町石道登山をヘルスツーリズムによる観光に取り入れる施策も効果があると考えま
す。ヘルスツーリズム (Health Tourism) とは、医学的な根拠に基づく健康回復や維持、
増進につながる観光のことです。温泉療法や森林療法、海岸療法(タラソテラピー)のほ
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か、主に医療行為を受けるための手段として行われるメディカルツーリズムなども広義の
意味でヘルスツーリズムに含まれます。 近年、官公庁・旅行会社・地方自治体などが連
帯して、ヘルスツーリズムに結びつけた観光資源開発が全国各地で行なわれています。
健康志向が高まる現在、日本におけるヘルスツーリズムの潜在市場規模は 4 兆円と言わ
れています。しかしながら、こうした開発が確実に結実するには、受け地(旅行先)での
人的資源を中心とした受け入れ体制や流通(商品化、販売)などに課題を残していると指
摘されています。また、近年では、開発の観点として、単に旅行中の健康効果(医学的、
生理学的、心理学的等)に着目するのではなく、旅行をきっかけとしたQOL(生活の質)
の向上を図るための手段として期待されるようになってきています。
町石道は世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の重要な構成要素であり、世界に二つしか無
い『道』の世界遺産であるという希少性をお遍路さんや登山初心者にもっと積極的にPRし、
それらの人たちが歩きやすいよう道の整備やトイレの設置等を行い、町石道の参詣登山ガイド
を今よりも増やすことが課題となります。
Ⅲ 車での高野山への観光客をかつらぎ町に誘致
国道 480号が整備されたことで、観光バスやマイカーの大半がかつらぎ町から 480号を通っ
て高野山に上っています。今後は、大阪府方面に連絡する国道 480 号の府県間トンネルの開通
も予定されており、大阪方面からの観光客の増加も予想されます。
このようにかつらぎ町が高野山への玄関口として地理的にも道路事情でも有利な条件を備
えていくなかで、戦略的に 480号線沿いの整備を行うことで、高野山への観光客をかつらぎ町
に誘致することも可能であると考えます。
その整備の目玉施設として、旧志賀小学校を町営の道の駅に転用してはどうでしょうか。旧
志賀小学校を観光バスやマイカーが立ち寄りやすい観光施設に整備します。
施設には自然食レストラン&カフェ・農産物直売所・足湯等を設け、グラウンドは観光バス
やマイカーの駐車スペースにします。
自然食レストラン&カフェではかつらぎ町産の新鮮な野菜やフルーツをふんだんに使った
メニューを採用します。また、元々学校であったということをPR点とし、黒板を残し、食事
も児童用の机・イスを利用するなど教室の特徴をそのまま生かした食事スペースにします。
メニューについては、日替りメニューとして町内の学校給食のメニューをそのまま
提供することも可能です。献立は栄養士が考えたものであるので、栄養のバランスも
よく、地元の食材を使うことで地産地消にもなります。
また、農産物直売所を併設し、かつらぎ町産の新鮮な野菜や果物、また加工品を販売します。
更に、足湯を作り長距離の観光客に「癒やし」を提供することも考えられます。
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Ⅳ まとめ
「点」では無く、「面」での観光客誘致戦略
これまではどの自治体も観光施設として、ハコモノ=「点」を建てて終わりでしたが、今後
は、高野山を核として伊都・橋本地域が「面」での共通の観光施策を展開する必要があると思
います。その先例として長野県南部の 14市町村と 19の民間企業が共同で設立した南信州観光
公社があります。1市町村や企業ではできないことを、公社の設立によりカバーすることがで
きました。具体的には、南信州地域の自然や産業・生活・文化・スポーツを有機的に結びつけ、
独自の体験プログラムを展開し成功を収めています。
伊都・橋本地域でも、世界に通用する「高野山ブランド」を全面に押し出し、その中で、自
治体同士、また地域の民間企業と連携して町石道登山やヘルスツーリズムの取り組みを全面に
押し出した観光客誘致のための事業を推進していく必要があります。その施策の一環として、
かつらぎ町では、町石道の整備と 480号線沿いの活性化(旧志賀小学校の跡地を町営の道の駅
に転用)に重点を置いた観光施策を推進すべきではないでしょうか。
4.コスト・予算等
コスト・予算については規模が大きすぎて
算定不能
5.デメリット
町石道→
・PR方法
・登山客が増えた場合の諸問題
(トイレ・ゴミの増加など)
道の駅→
・施設の運営主体の決定
(町が運営もしくは指定管理者の選定)
・観光バスの出入りについて
・施設改修費用
6.スケジュール
道の駅
平成27年度 改修工事設計
平成28年度 改修工事
平成29年度 営業開始
【添付書類】
・
・
・
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プロジェクト名:男性向けの料理教室
1.ねらい・目的
女性が社会に出る機会が多くなる傾向であると同時に女性の育児・家事への負担は大きくなると
考えます。
そこでパートナーである男性が家事へのさらなる興味をもつことが重要になってきます。
家事・育児に対しての参加のきっかけ作りとして位置づけています。
2.実施事項
・父親(男性)をターゲットにした料理教室の開催
・
3.詳細内容
料理教室の内容
料理や家事への参加を促し、きっかけ作りと考えているので初歩的なレベル・日常でよく作られ
る料理教室を実施したいと思います。
どうやって参加者を募るか。
例えば子供のいる家庭であれば子供の○か月検診や○年検診などの時に母親から父親のほうに
参加を促してもらう等。母親・子供が検診をしている間に父親が教室に通ってもらいます。子供の
次の検診に合わせて教室を数回開催したいと考えます。
無造作に参加者を募るのではなく参加者の幅を絞った方法が良いと思います。
4.コスト・予算等
会場の賃貸代。
講師を招いた場合の人件費。
5.デメリット
講師は誰がするのか。
6.スケジュール
子供の検診に合わせた、数回にわたる教室の開催。
【添付書類】
・
・
・
提 案 書
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1、朝の見守隊
2、今年 9 月京都八幡市で集団登校時の小学生の集団に車が突っ込むという事件。
安心・安全の町を目指すことが必要であると思います。
3、朝小学生が登校時に無事登校できるようためのサポート。
4、必要コストは発生しないと思います。しかし皆さんが朝いつもより早起きしない
といけません。
5、スケジュール
地元の方は毎朝いるということではなく、誰もいない時があります。
その時の穴埋めとして参加できればと思います。
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プロジェクト名:天野田んぼアート
1.ねらい・目的
かつらぎ町が誇れるものを活かし、交流人口の増加・観光客の増加を目指す。
2.実施事項
・田んぼアート
・稲作体験
3.詳細内容
・天野の田んぼを利用した『田んぼアート』(別紙参照)を実施。
⇒和歌山ではおそらく初の試み=話題性がある
・それに合わせ、稲作体験も実施。
⇒田植え→田植えアートの鑑賞→稲刈り
など、最高3回かつらぎ町に足を運んでもらえる。
またそれらに関連した宿泊ツアーなどを企画し、花園や天野の里に宿泊してもらえるような
システムを作る。
4.コスト・予算等
違う種の稲代。
人件費
5.デメリット
違う品種の稲を用意しないといけない。 人手、時間、経費がかかる。 天野盆地の景観が損なわれる。 一望できる場所が確保できるか。 通常の米の収穫量が落ちる。
6.スケジュール
冬にデザインの設計→稲の栽培→畑にデザイン下書き→田植え→稲刈り
【添付書類】
提 案 書
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田んぼアート画像
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プロジェクト名:フルーツ王国サンド開発
1.ねらい・目的
かつらぎ町の特産品であるフルーツを使った新名物メニューの開発
イメージキャラクターの有効活用
2.実施事項
・かつらぎ町産のフルーツを使ったフルーツサンドの販売
・パッケージにはかきおうじを始めとしたフルーツ王国の仲間たちを使用
3.詳細内容
フルーツサンドは多くのフルーツと相性のいいレシピであると思います。私はかつらぎ町民
にも関わらず柿が少し苦手というジレンマを抱えているのですが、パンと生クリームとの抜群
の相性のおかげで柿サンドは美味しくいただくことができます。
また、携行性が高くちょっとした小腹がすいたときに食べられるフルーツサンドは世代や男
女を問わず手に取ってもらいやすいと考えられます。
数多くの人が手に取る、そこには優れた宣伝効果も生まれると考えられ、例えばかきおうじ
をデザインしたパッケージを作って販売すればより多くの人に周知出来る効果がありますし、
どこの農園で生産されたか等も載せれば、フルーツそのものに興味を持ってもらうきっかけに
なると思います。
かつらぎ町のフルーツは最高や!と思ってもらうきっかけに手軽に食べられるフルーツサ
ンドいかがでしょうか。
4.コスト・予算等
5.デメリット
生ものなので保存が効かないため、生産分は売
り切らなければならない。
6.スケジュール
【添付書類】
・
・
・
提 案 書
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プロジェクト名:総合選果場見学ツアー
1.ねらい・目的
かつらぎ町への観光客の増加
2.実施事項
・総合選果場、あんぽ柿工場への見学ツアー
・フルーツの即売会
3.詳細内容
選果場の見学自体は私も小学生のときにお邪魔させてもらった記憶があるため地元の学生
等中心に行っていると思うのですが、町外からもお客さんを呼べるのではと思います。
工場の裏側を紹介するテレビ番組もあるくらいなので、一般的にある程度需要はあるはずで
すし、最新鋭の機械類が揃っているのでメカマニア、工場マニアにも受けがいいのではと思い
ます。
またあんぽ柿工場も見学してもらうことで、特産品を広く周知できるのではと考えられま
す。
見学ツアーだけでは魅力が弱いと思うので、フルーツの即売会もあわせて開催すればいいと
思います。近隣の九度山町の柿、紀の川市の桃のシーズン中に行われている即売会の盛況ぶり
は目を見張るものがあるため間違いなく町外からも人がきてくれると思います。
4.コスト・予算等
5.デメリット
6.スケジュール
【添付書類】
・
・
・
提 案 書
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プロジェクト名:ドライブ・ツーリングコース設定
1.ねらい・目的
かつらぎ町への観光客の増加
2.実施事項
・かつらぎ町公式で名所巡りをしながら、ドライブ・ツーリングが出来るようなコースを設定する。
・
3.詳細内容
京奈和自動車道や鍋谷峠トンネルの完成と共に、車やバイクでの交通の便が良くなりかつら
ぎ町へ訪れる際の交通手段のメインになってくるはずです。
かつらぎ町には見どころとなる名所や季節ごとのフルーツ狩りや最近では新しく整備され
たトレッキングコース等観光客が訪れたくなる魅力的な場所はいくつもあるのですが、一か所
にまとまってあるわけではなくて各所に点々としているため町外の人にとってはたどりつく
のも一苦労であると考えられます。
現在でも観光マップはあると思いますが、広域図のため主要国道・県道はわかりやすいので
すが、町道や林道等の道までは載っていないため自然の中をドライブやツーリングしながら効
率よく観光ができるようなある程度詳細なマップを作ってはどうでしょうか。
日帰りコースや、一泊コース等いくつか作ってもいいと思います。
4.コスト・予算等
5.デメリット
6.スケジュール
【添付書類】
・
・
・
提 案 書
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プロジェクト名:地元料理で活性化
1.ねらい・目的
まず、かつらぎ町の活性化という面でどのようなことをしたらいいのか考えました。
思いついたのが地元ならではの料理などを振る舞い、集客及び地域の活性化にも繋がれば
と考えました。
2.実施事項
・新規に建物を用意し、定期的にイベントを行うこと
・地域住民へ協力をあおぎ実施する
3.詳細内容
・当初は、廃校になった校舎を改修して使用するという案でしたが、改修する事と、新規に建てる
事を比較してみると、新規に作ることの方がコストは低いそうです。 私自身の意見としましては、
地域は「新城」付近に作れたらなと考えています。理由としまして近くに「たまゆらの里」や遊
ぶことのできる川などの自然があり、また、今現在 活性化させようとしている花園もあることが
理由で、花園へ遊びに来た人、かつらぎの自然などを目的に遊びに来た人たちをターゲットにで
きるのではないかと考えています。営業時間などは、まだ考えていませんが、期間限定と決めて
おけば、夏場だけ、冬場だけと分けていくこともできるのではないでしょうか。
4.コスト・予算等
・新築する建物の規模により流動的
・人件費をどのようにするか
4.デメリット
・食中毒や衛生上の問題
・交通面(冬場は路面凍結が心配、、、)
6.スケジュール
【添付書類】
提 案 書
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プロジェクト名:着ぐるみの使用について
1.ねらい・目的
・着ぐるみのそれぞれのキャラクターの動作を統一
・着ぐるみ着用者の違いによる動きの変化を改善
・
2.実施事項
・キャラ設定
・動作や仕草、ポーズ等の設定
3.詳細内容
・平成20年 かつらぎ町イメージキャラクターの提案・決定
・平成21年 イメージキャラクターの着ぐるみ完成
・キャラクターにはそれぞれに特徴等があるが、着ぐるみに対するキャラ設定(動作等)がない
・着ぐるみは貸し出しを行っている
・着ぐるみは申請書の提出で基本は誰でも借りることができる
・着ぐるみの汚損や破損、パーツの紛失の防止になる
・子どもたちに対する夢をこわさない
・町内外に対するアピールがしやすくなる
4.コスト・予算等
5.デメリット
6.スケジュール
【添付書類】
提 案 書
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プロジェクト名:市民マラソン開催について
1.ねらい・目的
・スポーツ参加を通じて観光客の増加・交流人口の増加を目指す
2.実施事項
・かつらぎ町主催での市民マラソンの開催(ハーフマラソンやフルマラソンを主とする)
3.詳細内容
現在、全国各地で市民マラソンやリレーマラソンの開催が多くみられます。
規模の大きなものとなると、参加者は何千人ともなり、知名度も全国的に高いものとなっておりま
す。伊都地方においても、「九度山町」や「橋本市」などで市民マラソンの開催をここ数年で行っ
ており、近隣市町村のみならず、県外からの参加者もいるという話しを耳にしており、現在、道路
整備や計画が進んでいるかつらぎ町でもこういった計画が出来るのではないかと考えました。
そこで、かつらぎ町においても市民マラソンを開催し、町外や県外からも参加者を出し、まずは
町への集客・交流人口の増加に結び付けていきたいと考えます。
4.コスト・予算等
・運営費(タイム計測機や機材などの設備費)
・参加賞や当日の準備費用、広告費用など
5.デメリット
当日のスタッフ参加(ボランティアの参加),
道路の通行規制、コース設定、駐車場など
6.スケジュール
【添付書類】
・大会運営に関するサポートについて
・
・
提 案 書
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移住定住者どんと受けいれまっせプロジェクト
1.ねらい・目的
少子高齢化や、転出超過による人口減少に歯止めをかけ、H34の目標人口1万7千人を達成する
には、定住促進施策が必須となります。
積極的に住まいの情報提供を行うことで、かつらぎ町への移住・定住者数を増やします。
2.実施事項
① 空き家の賃貸可能物件を町HPに掲載
② 町営住宅のお試し体験
③ 移住相談窓口の設置
④ ワーク・イン・レジデンスの実施
3.詳細内容
① 空き家の賃貸可能物件情報を町 HP に掲載し、利用希望者を受け付けます。利用希望者が出た
場合、役場は、空き家所有者に連絡をいれ、その後の取引は、当事者間どうしで行ってもらい
ます。最終、結果を役場に報告してもらいます。
② 町営住宅の空き物件で、期間を決めてお試しで住めるようにします。住める期間や家賃を決め
ておき、水道光熱費についても、体験利用者に負担いただきます。
③ 役場内に移住相談窓口を設置し、上記の事務作業や移住定住希望者と物件所有者の橋渡しを行
います。また、町外・県外からの移住者の場合は、自治区長への紹介も行います。
④ 町の将来にとって必要と考えられる働き手や職種の人をピンポイントで逆指名する。
4.コスト・予算等
5.デメリット
地元の不動産業者との兼ね合い
6.スケジュール
【添付書類】
・
提 案 書
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プロジェクト名:かつらぎ町まちなか図書館プロジェクト
1.ねらい・目的
かつらぎ町子ども読書活動推進計画の目的に「かつらぎ町の子どもたちが、本に親しみ、読書を
通じて豊かな感性と考える力を育み、子どもたちが読みたいときに読みたい場所で、自主的に読書
活動ができる諸条件を整備していくこと」とあるように、「誰もが読みたいときに読みたい場所で、
自由に読書活動ができる環境」を実現するために、「かつらぎ町まちなか図書館プロジェクト」を
実施します。
2.実施事項
個人や飲食店、パン屋などが、所蔵する本を店内において、来店客らが自由に読めるようにする
「まちなか図書館」を設置します。
3.詳細内容
町内の個人宅や商店、飲食店などに本棚を設置し、自分の好きな本を並べ、お客さまとコミュニ
ケーションを図ります。例えば、パン屋さんだったらパンの本、酒屋さんだったらお酒の本、ご自
宅では自分が好きな作家の本など。
まちなかのいろんなところに「本がある」空間を作り、誰もが読みたいときに読みたい場所で、
自由に読書活動ができる環境を作ります。
また、スタンプラリーなど、各図書館を巡る仕掛けを行えば、商品を買う以外にも人が出入りす
るきっかけにもなり、人と人とのつながりが生まれ、まちの活性化にもつながります。
4.コスト・予算等
趣旨に賛同していただける個人や企業に本
棚や本の設置をお願いするため、基本的には費
用はかからない。
5.デメリット
6.スケジュール
平成26年度中に内容を検討し、平成27年度から実施する。
【添付書類】
なし
提 案 書
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プロジェクト名:花園で田舎暮らしをはじめよう!
1.ねらい・目的
地域おこし支援員を活用し、花園地域への移住・交流人口を増やし、転入者を増やすとともに、
花園地域の素晴らしさを地域内外の住民にPRし、地元に誇りを持ってもらう。
2.実施事項
・田舎暮らしシェアハウスの管理運営
・田舎暮らしハローワークの運営
3.詳細内容
田舎暮らしに関心はあるけれど、いきなり空き家を購入して移住するのはちょっと…試しに数か
月住んでみたいという要望がある一方、空き家の所有者としては、売るならまだしも、貸すという
のは避けたいという気持ちがあるようです。
そこで、花園地域の空き校舎や遊休公共施設(旧教員住宅など)をシェアハウスに改装し、地域
おこし支援員に管理・運営してもらいます。
併せて農作業や林業などの仕事情報を集約する「田舎暮らしハローワーク」を運営し、田舎でも
稼ぐことができる流れを作ります。
また、地域おこし支援員が入居者と地域との橋渡しとなり、地域と交流してもらうことで、地域
の風土や人々の暮らしの様子を知ってもらい、移住後の生活面の不安を払拭してもらいます。
花園地域に住みたいという人が増えることで、住民も地域の良さを再認識し、地元に誇りを持て
るようになります。
4.コスト・予算等
・地域おこし支援員にかかる経費は。総務省に
よる財政支援(特別交付税)が受けられる。
隊員 1人につき 400万円上限(=報酬等(上限
200 万円+活動費(上限 200 万円))
5.デメリット
・施設の改修費用がかかる(現時点では試算不
可)。
6.スケジュール
平成 26年度に地域おこし支援員と検討し、準備ができ次第開始する。
【添付書類】
・「地域おこし協力隊」について
提 案 書
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プロジェクト名:窓口業務の民間委託
1.ねらい・目的
窓口業務を民間委託することで、コストダウン、住民サービスの向上を目指す。
2.実施事項
・窓口業務を民間に委託する
3.詳細内容
住民票や戸籍等、比較的専門知識が必要ない書類の発行等の、窓口業務を民間に委託する。また
その際、土曜や日曜の休日もあけることも条件にいれる。
→日直業務を行ってもらえれば、職員の負担も軽減される。
実施することで、
コストダウン・住民サービスの向上・職員の労働量の軽減が実現されます。
【添付書類】
・
・
・
提 案 書
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プロジェクト名:夜でも明るいかつらぎ町プロジェクト
1.ねらい・目的
・町内外の昼間仕事を社会人ストレス解消
・施設の有効活用
・
2.実施事項
・学校他や運動施設の照明設置
3.詳細内容
ストレスが原因で、過剰に痩せたり太ったりしてしまうこともあり、また放ってお
くと、うつ病などの精神疾患の原因にもなってしまいます。 そこで、野球・ソフトボ
ール・サッカー等をすることでストレス解消
4.コスト・予算等
・照明設置 3,000万円ぐらい
・管理費 250万ぐらい
5.デメリット
・照明の種類によっては虫が集まる
6.スケジュール
提 案 書
※注意※ この提案書等は、プロジェクトチームによる調査、検討及び提案内容の一部であり、かつらぎ町を代表する
ものではありません。また、各提案については、実施することを前提にしたものではありません。
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