atf 用磁場測定装置評価 2005 年9月 増澤
DESCRIPTION
ATF 用磁場測定装置評価 2005 年9月 増澤. ATF ビームエリア に置いてあった 磁場測定装置 を出して 組み立ててみた。 マニュアル無し。 高野氏の記憶を 頼りに。. ロングコイル ~400 mm 、半径 14.5 mm 回転周波数< 3.5 Hz *ショートコイルデータについてはまだいろいろ・・. 放医研卓上シンクロトロン用?四極電磁石を測定してみた。 ボアは 32mm よりやや大きい。コア長<10 cm. まず信号線が切れて いないか、錆び付いて いないか、等々見た。 3Hz データと 2Hz データを比較 10 回分のばらつき. - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
ATF 用磁場測定装置評価 2005 年9月 増澤
ロングコイル ~400 mm 、半径 14.5 mm回転周波数< 3.5 Hz*ショートコイルデータについてはまだいろいろ・・
ATF ビームエリアに置いてあった磁場測定装置を出して組み立ててみた。
マニュアル無し。高野氏の記憶を頼りに。
放医研卓上シンクロトロン用?四極電磁石を測定してみた。ボアは 32mm よりやや大きい。コア長<10 cm
まず信号線が切れていないか、錆び付いていないか、等々見た。
3Hz データと2Hz データを比較
10 回分のばらつき
時系列データ
最初のシグナル。コイルが擦って回転している様子があった。
→ 次回からはなくなった。理由はよくわからない。
周波数解析 Amplitude は Quadrupole(n=2) 成分で normalize
n=2n=1 n=3
回転ムラから出る side band
s
Side bandの式
€
y = sin(w 0t + Asin(wst))メイン周波数 SB 周波数SB amplitude
計算との比較(1)
データ
simulation
o=6(1±5e-03)Hzs = o /4 (1±1e-02)HzA=8e-04Background→random
s
このピークをSB の式から出してみる。
計算との比較(2)
データ o=6(1±5e-03)Hzs = o /2 (1±1e-02)HzA=8e-04Background→randomで下図のような(偽の) n=3 (六極)成分を作ることが出来る。
simulation
10-3
10-4
ここここここここo /4 の回転ムラがある。
n=3 のピークがマグネットの六極成分だけを表しているという保証はないのでは。
5e-04分
2Hz 回転の時のデータ
n=1 n=2 n=3
Amplitude は Quadrupole(n=2) 成分で normalize
Side band 多数あり。
ある QMag を連続測定した時のデータ(1 0 回分) by ATF システム
=2e-04
測定する度に全く違うデータを出すという訳ではない。n=3 については 10 回分σ で 2e-04 程度の再現性。
ある QMag を連続測定した時のデータ(14回分) by KEKB ハーモニックコイルシステム
n=3 については 14 回分σ で 1e-05 程度の再現性。
ATF 磁場測定装置を動かしてみて
• 回転ムラがある。– 回転ムラが以前からのものかどうかは不明。– 構造的なものかも知れない。
• ベルトドライブだと回転ムラが出易い。( private communication with Egawa-san.)
• これにより side band が出る。 Side band の立ち方から見て何種類かの回転ムラがありそう。
• 回転ムラで多極成分にどれだけの systematic error がのっているかの評価は難しい。例えば他の測定システムで測った多極成分と比較してみないとわからない。
• (例えば) n=3 成分を 10-4 の精度で測るのは難しいと思われる。
• 再現性については例えば n=3 成分は 10 回の測定で 2e-04 程度。