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バージョン 10.0.2

マーチャンダイジング・ガイド

Oracle ATG One Main Street Cambridge, MA 02142 USA

ATG Web Commerceマーチャンダイジング・ガイド

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MERCH10.0.2 USERGUIDEv1 04/15/2011

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AT G W e b C o m m e r c e マーチャンダイジング・ガイド

i i i

目次

目次

1 はじめに 9

このマニュアルについて 9

2 ATG Merchandisingの作業 11

ATG Merchandisingへのアクセス 11

ATG Business Control Centerの起動 11

「操作」リストの使用 12

「To Doリスト」の使用 13

ブラウザの「戻る」ボタンの使用 13

ブラウザのリフレッシュ 13

プロジェクトの基本 13

新しいプロジェクトの開始 14

既存のプロジェクトのオープン 15

プロジェクトへのアセットの追加 16

プロジェクトからのアセットの削除 17

プロジェクトのタスクの完了 17

他のプロジェクトとの競合の解決 19

アセット・バージョン 19

競合解決 20

バージョンの競合の解決 21

コレクション・プロパティの競合解決 22

3 ATG Merchandising UIの概要 27

ナビゲーションの基本 27

ナビゲーション・ペインの使用 28

ナビゲーション・ツールバー 28

「参照」パネル 29

パネルの検索 30

結果のフィルタリング 32

詳細ペインの使用 34

プロジェクトのナビゲーション 35


i v

目次

4 アセットの作成と管理 37

新しいアセットの作成 37

「検索」パネルからのアセットの作成 38

既存のアセットの複製 38

アセットのリンク付けとリンク解除 39

アセットのリンク付け 39

アセットのリンク解除 40

非分類品目とサイトにリストされていない品目 41

アセットの移動 42

アセットのプレビュー 43

プレビュー・セッションのユーザーとサイトの変更 44

変更の確認 45

アセットの削除 46

親アセットとリンク付けされたアセットの削除 47

複数サイト環境のアセット 47

アセット・プロパティの作業 48

テキスト・エディタでの作業 48

ラージ・ストリング・エディタでの作業 48

コレクション・エディタでの作業 49

カレンダ・エディタでの作業 50

ATG Merchandisingでのドラッグ・アンド・ドロップの使用 50

5 カタログ・フォルダの作成と管理 53

カタログ・フォルダの作成 53

カタログ・フォルダ・プロパティ 53

トップレベルへのカタログ・フォルダの移動 54

カタログ・フォルダの削除 54

6 カタログの作成と管理 55

カタログの作成 55

カタログ・プロパティ 55

7 カテゴリの作成と管理 57

カテゴリの作成 57

カテゴリ・プロパティ 57

8 製品の作成と管理 61

製品の作成 61

製品プロパティ 61


v

目次

親カテゴリでの作業 63

製品価格での作業 64

9 SKUの作成と管理 67

SKUの作成 67

SKUプロパティ 67

SKUバンドルの作成 69

SKUバンドルの作成 70

構成可能な SKUの作成 70

SKU価格での作業 71

10 メディア・アセットおよびフォルダの作成と管理 73

メディア・フォルダの作成 73

メディア・フォルダ・プロパティ 74

メディア・アセットの作成 74

「メディア - 外部」プロパティ 75

「メディア - 内部 - テキスト」プロパティ 75

「メディア - 内部 - バイナリ」プロパティ 76

メディア・フォルダの削除 77

11 SEOタグの作成と管理 79

12 アセットのインポートとエクスポート 81

アセットのエクスポート 81

エクスポートのガイドラインと制限 81

コレクション・プロパティのエクスポート・オプション 84

アセット・データのエクスポート 85

エクスポートされたスプレッドシートの表示 86

アセットのインポート 87

インポートのガイドラインと制限 87

インポートするファイルの書式設定 88

アセットの検証とプレビュー 92

アセット・データのインポート 94

インポート最終レポートの確認 95

13 販促およびクーポンの作成と管理 97

販促の仕組み 97

販促フォルダの作成と編集 98

販促の作成と編集 100


vi

目次

「一般」タブ設定の構成 100

販促可用性の構成 102

販促サイトの構成 104

販促メディアの構成 104

条件およびオファーのテンプレートの使用 105

BOGO（1つの値段でもう 1つ取得） 106

品目 Xの購入で品目 Yを取得 107

指定時間枠内の購入で品目割引を取得 108

品目割引の取得(製品、カテゴリ、ブランド別など) 109

Yの支出で品目割引を取得 110

段階的価格分岐 112

指定期間内の購入 112

Xの購入でオーダー割引を取得 113

オーダー割引の取得 114

Yの支出でオーダー割引を取得 114

段階的オーダー割引 115

期間内の購入で出荷割引を取得 116

Xの購入で出荷割引を取得 116

出荷割引の取得 117

Yの支出で出荷割引を取得 118

拡張条件およびオファーの文の作成 119

販促でのクーポンの使用 121

クーポン・フォルダの作成 121

独立型クーポンの作成 122

販促へのクーポンの追加 124

販促のソート 125

14 価格表の作成と管理 127

価格表の基本 127

開始前に 127

既存の価格表の表示 128

価格表および価格表フォルダの作成 130

価格表フォルダの作成 130

価格表の作成 131

価格表プロパティ 132

価格表のリンクとリンク解除 133

継承価格の上書き 134

数量価格設定の定義 135

一括価格設定の指定 136

段階的価格設定の指定 137


vi i

目次

価格表の移動、コピーおよび削除 139

価格表の移動 139

トップレベルへの価格表フォルダの移動 139

価格表のコピー 139

価格表の削除 140

顧客への価格表の割当 140

ユーザーへの価格表の割当 140

組織への価格表の割当 142

15 ファセットの定義 145

ファセット検索の概要 145

ファセットの作成および表示方法 145

ファセットのタイプ 146

ファセットの作成 146

ファセット選択の定義 148

子ファセットの作成 151

子ファセットの作成 151

ファセットの移動、コピーおよび削除 152

ファセットの移動 152

ファセットのコピー 152

ファセットの削除 152

ファセットの継承 153

ファセット継承の設定 154

16 検索構成の定義 157

複数サイト環境の検索構成 157

検索構成および基本検索構成の作成 157

基本検索構成の作成 158

検索構成の作成 158

基本検索構成からの設定の継承 160

ルールの定義 160

新しいルールの作成 161

条件の指定 162

処理の指定 166

ルールの使用不可化と削除 168

継承されたルールの適用 168

結果順序の操作 169

パーセント加重の割当 170

プロパティの優先度の指定 172

検索可能なプロパティのランキング 177


vi i i

目次

他の検索構成からの結果の優先順位付け設定のコピー 177

継承された結果の優先順位付け設定の適用 178

検索構成と検索構成フォルダの移動 179

Merchandising検索アセットの削除 179

17 検索問合せのテスト 181

検索テストの概要 181

検索テスト環境 182

検索テストの言語 183

複数サイト環境の検索テスト 184

検索リストのオプション 184

テスト出力のタイプ 185

検索テストのガイドライン 186

検索テストの実行 188

検索テストの作成 188

テストする検索基準の指定 189

ファセットのテスト 191

テスト結果の評価 193

結果リスト 193

検索構成詳細 197

条件詳細 198

問合せルール詳細 200

追跡項目詳細 202

ファセット詳細 205

テストの保存と編成 209

検索テストの保存 209

保存した検索テストの編集 210

検索テスト・フォルダの追加 211

検索テストと検索テスト・フォルダの管理 211

索引 213


9

1 - はじめに

1 はじめに

ATG Merchandisingは、1つ以上の ATGベースの商用 Webサイトのカタログ、製品、検索ファセット、販促、

クーポンおよび価格設定を作成し、管理するためのブラウザベースのアプリケーションです。ATG

Merchandisingでは、次のアクティビティを実行できます。

カタログの設定、およびカテゴリ、製品、SKUのカタログへの入力。カタログ・アセットを

ATG Merchandisingで直接作成することや、フィードなどからインポートすることができま

す。

特定の製品または製品グループへの割引を提供できる販促とクーポンの作成。

ATG環境に ATG Searchが含まれている場合は、ATG Merchandisingを使用して、フ

ァセット、検索設定、検索テストなど、カタログのMerchandising検索機能を管理できま

す。

ATG Merchandisingは、ATGプラットフォームの一部としてインストールされ、ATG Business Control Center

からアクセスします。

このマニュアルについてこのマニュアルは、ATG Merchandisingを使用して、商用Webサイトの製品カタログを作成および保守する

ビジネス・ユーザー（マーチャンダイザ）を対象としています。このアプリケーションの機能と概要を学ぶため

のトピック、およびMerchandisingタスクの実行方法を示す手順のトピックがあります。

ATG Merchandisingのインストールおよび設定方法は、ATG Merchandising Administration Guideを参照し

てください。

ATG Merchandisingの起動およびログイン方法は、ATG Merchandisingの作業を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGMerchandisingAdminGuide.pdf


10

1 - はじめに


11

2 - AT G M e r c h a n d i s i n g の作業

2 ATG Merchandisingの作業

この章では、ATG Merchandisingへのログイン方法について説明し、ユーザー・インタフェースの概要を示

します。カタログ、製品およびサイト・コンテンツの作成や更新など、特定の ATG Merchandisingタスクの実

行方法は、アセットの作成と管理を参照してください。

ATG Merchandisingへのアクセス ATG Merchandisingには、ATG Business Control Centerからアクセスします。ここで示す手順は、適切な

ATG製品とデータベースが実行されていて、ユーザーにログイン名とパスワードが割り当てられていること

を前提としています。ログインする必要がある場合、または自社の ATGインストールの詳細が不明な場合

は、管理者に問い合せてください。自身が管理者である場合は、ATG Merchandising Administration Guide

を参照してください。

ATG Business Control Centerの起動 ATG Business Control Centerを起動するには、次の手順に従ってください。

1. Webブラウザをオープンして、ATG Business Control Centerにナビゲートします。次の

URL形式を使用してください。

http://hostname:port/atg/bcc

hostnameは、ATG Merchandisingが実行されているサーバーの名前です。portは、

アプリケーション・サーバーが ATGアプリケーションに対して指定するポートです。たと

えば、次のようになります。

http://myServer:8080/atg/bcc

ローカル・マシンで ATG Business Control Centerを実行している場合は、次の URLを

入力します。

http://localhost:port/atg/bcc

JBoss、IBM WebSphereおよび Oracle WebLogicのデフォルトのポート番号はそれぞれ、

8080、9080、7001です。詳細は、ATG Installation and Configuration Guideを参照して

ください。

2. ATG Business Control Centerログイン・ダイアログ・ボックスが表示されたら、ATGユー

ザー・プロファイルで定義されているログイン名とパスワードを入力します。フィールドで

は大文字小文字が区別されます。アクセスが拒否された場合は、自身に適切な権限が

あるかどうかを確認してください。



http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGInstallGuide.pdf


12


次の図は、ログイン後に表示される ATG Business Control Centerホームページを示し

ています。

ATG Business Control Centerホームページには次の要素が含まれています。

「ユーティリティ」メニューには、oracle.com/technetwork上の ATG製品ドキュメントへの

リンクがあります。インストールに ATG Customer Intelligenceが含まれている場合、メニ

ューにはレポート・センターへのリンクもあります。

「BCCホーム」リンクを選択すると、ATG Business Control Centerの他の部分からこのペ

ージに戻ります。ATG Merchandisingで作業している場合は、他の機能を使用して

ATG Business Control Centerに戻ります。「プロジェクトのナビゲーション」を参照してく

ださい。

「ログアウト」リンクを選択すると、ATG Business Control Centerセッションが終了します。

「操作」メニューには、使用可能な ATGアプリケーションにアクセスするために使用する

オプションがあります。

「To Do リスト」には、システムで作成された ATG Content Administrationプロジェクトが

示されます。プロジェクトの使用に関する包括的な詳細は、ATG Web Commerceコンテ

ンツ管理ガイドを参照してください。

「操作」リストの使用左側のペインの「操作」リストには、ATG Merchandising機能へのアクセスに使用するオプションがあります。

「Merchandising」項目をクリックすると、次のオプションが表示されます。

Commerceアセットの管理: 新しい ATG Merchandisingプロジェクトを作成する場合に、

このオプションを選択します。

参照: このリンクをクリックすると、読取り専用モードで ATG Merchandisingが表示されま

す。読取り専用モードでは、Commerceアセットを表示できますが、変更または作成はで

きません。

Commerce Searchの管理: 新しいMerchandising検索プロジェクトを作成する場合に、

このオプションを選択します。このオプションを使用できるかどうかは ATGプロファイル

の権限によって異なるため、すべてのマーチャンダイザにこのオプションが表示される

わけではありません。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGCABusinessGuide.pdf



13


図に示す Content Administration メニュー項目の使用に関する詳細は、ATG Web Commerceコンテンツ管

理ガイドを参照してください。「パーソナライズ」メニュー項目の詳細は、ATG Web Commerce Business

Control Centerユーザーズ・ガイドを参照してください。他の ATGアプリケーションの「操作」メニューには、

その他のオプションが表示される場合があります。該当のアプリケーションのドキュメントを参照してください。

「To Do リスト」の使用 ATG Business Control Centerホームページの右側ペインにある「To Do リスト」では、作成したプロジェクトま

たは割り当てられたタスクが含まれているプロジェクトを表示および編集できます。「操作」メニューでプロジ

ェクトを作成したけれども、まだ完成させていない場合、「To Do リスト」を使用して後でそのプロジェクトにア

クセスし、編集できます。詳細は、「ATG Merchandisingプロジェクトの使用」を参照してください。

ブラウザの「戻る」ボタンの使用 ATG Merchandising内でナビゲートする際、ブラウザの「戻る」ボタンは使用しないでください。ページ間を

移動するときは、できるだけ ATG Business Control Centerのリンクや他のナビゲーション・コントロールを使

用してください。実行している操作によっては、「戻る」ボタンを使用してページを再表示すると、データ競合

が生じてエラーになることがあります。「戻る」ボタンをクリックした後、エラーが表示された場合は、ブラウザ

をクローズして、再起動してください。

ブラウザのリフレッシュ ATG Merchandisingで作業をしているときは、ブラウザの「リフレッシュ」またはリロードをクリックしないでくだ

さい。実行している操作によっては、ブラウザをリフレッシュすると、保存していない変更が失われるなどの悪

影響が生じます。

プロジェクトの基本 ATG Merchandisingで作業を行うカタログ、製品イメージ、価格表および SKUなどのアセットは、サイトの実

行に必要な他の項目とともに、実際に稼働中のサイトに公開する必要があります。これらの必要な項目には、

個々のコンテンツ、イメージ、スタイル・シートおよびWebページ自体が含まれます。開発環境から実際に



http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGBCCBusinessGuide.pdf

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGBCCBusinessGuide.pdf


14


稼働中のサイトにアセットを公開するプロセスは、ATG Content Administrationで管理されます。次に、ATG

Merchandisingプロジェクトで作業する場合に理解しておく必要のある重要な用語をいくつか示します。

プロジェクト: ATG Content Administrationはプロジェクトという実体によって、Webサイト

に公開される項目のライフサイクルを管理します。プロジェクトには、作成と公開のライフ

サイクルのステージを定義する一連のタスクが含まれています。通常、タスクには作成、

承認および配置があります。タスクは様々なユーザーが完了できます。たとえば、スー

パーバイザは承認タスクを、Webサイト管理者は配置タスクを完了できます。

ほとんどの場合、プロジェクトは、特定のビジネス目標に関わる項目の論理的なグルー

プ化を表します。たとえば、新学期用の製品と販促を特集するマイクロサイトの作成に必

要なすべての項目を含んだ、“Back to School”というプロジェクトを設けることができます。

1つのプロジェクトで任意の数の項目を管理し、配置できます。

アセット: ATG Content Administrationでは、作成、編集および配置するすべての項目

がアセットと呼ばれます。ATG Merchandisingのアセットには、カタログ、製品、SKU、販

促および価格表があります。Commerceアセットで作業を行う方法は、アセットの作成と

管理を参照してください。

バージョン設定: ATG Content Administrationはアセットの作成と配置を管理するほか、

バージョン設定と呼ばれる、各アセットのソース管理形態を管理します。アセットを作成

すると、番号 1が割り当てられます。作成した本人または別のユーザーがアセットを編

集すると、2番目のバージョンが作成されて、バージョン 1と 2の両方がシステムに保存

されます。この動作には 2つの目的があります。複数のユーザーが同じアセットを編集

するときに競合が生じるのを防ぐためと、アセットの以前のバージョンにいつでも戻って、

エラーから回復できるようにするためです。詳細は、他のプロジェクトとの競合の解決を

参照してください。

これらの用語の詳細、またはバージョン設定と配置の詳細は、ATG Web Commerceコンテンツ管理ガイドを


新しいプロジェクトの開始 ATG Merchandisingで Commerceアセットの作業を行う場合は、まず、ATG Business Control Centerで使

用可能な ATG Merchandisingのプロジェクト・タイプの 1つに基づいてプロジェクトを作成します。プロジェ

クト・タイプによって、プロジェクト・タスクを実行する際に使用するワークフロー、ATG Merchandisingで使用

可能なアセットとビューが決まります。

新しい ATG Merchandisingプロジェクトを開始するには

1. ATG Business Control Centerを起動します。

2. 「操作」リストで「Merchandising」をクリックして、「Commerceアセットの管理」をクリックしま

す。

このプロジェクト・タイプでは、Merchandising検索アセットなどの Commerceアセットの

作成、変更、編成および削除で使用する ATG Merchandisingのあらゆる部分にアクセ

スできます。



15


3. プロジェクト名（最長 50文字）およびプロジェクトの摘要を入力します。

自分や他のマーチャンダイザがプロジェクトを容易に区別できるように、わかりやすい名

前を付けることをお薦めします。ただし、プロジェクト名は一意である必要はありません。

摘要はオプションですが、多くのプロジェクトに同じような名前が付けられている場合に

役立ちます。

4. 「続行」をクリックします。

「作成者」タスクがアクティブな状態で、ATG Merchandisingが表示されます。これで、ア

セットの作成と編集を開始できます。アセットはプロジェクトに自動的に追加されます。カ

タログの作業を始める場合は、アセットの作成と管理を参照してください。

既存のプロジェクトのオープン作業対象のプロジェクトが他のユーザーによって作成された場合、または 1つのセッションですべての作業

が終了しなかった場合は、「To Do リスト」を使用して既存のプロジェクトにアクセスできます。

既存の ATG Merchandisingプロジェクトをオープンするには

1. ATG Business Control Centerを起動します。

2. 「To Do リスト」から「表示」オプションを選択します。

「自分のタスクを含むプロジェクト」では、ユーザーに割り当てられているアクティ

ブなタスクが含まれたプロジェクトのみが表示されます。作成したプロジェクトは、

現在のタスクに割り当てた場合にのみ、このリストに表示されます。

「すべてのプロジェクトおよびタスク」では、すべてのアクティブなプロジェクトおよ

び個々のプロジェクトで現在アクティブなタスクが表示されます。

「自分が作成したプロジェクト」では、ユーザーが作成したすべてのアクティブな

プロジェクトが表示されます。

「未割当のタスクを含むプロジェクト」では、現在のタスクが誰にも割り当てられて

いないアクティブなプロジェクトが表示されます。


16


3. プロジェクト名をクリックして、作成者などのタスク名リンクを表示します。タスク名をクリッ

クします。

「作成者」タスクがアクティブな状態で、ATG Merchandisingが表示されます。これで、ア

セットの作成と編集を開始できます。アセットはプロジェクトに自動的に追加されます。カ

タログの作業を始める場合は、アセットの作成と管理を参照してください。

プロジェクトへのアセットの追加アセットはバージョン設定および配置できるように、プロジェクトの一部にする必要があります。ATG

Merchandising でアセットを作成および編集すると、アセットは自動的に現在のプロジェクトに追加されます。

現在のプロジェクトに追加されているアセットを表示する場合は、ATG Merchandisingウィンドウ上部のプロ

ジェクト名をクリックします。

ATG Merchandisingは、プロジェクトの全アセットが含まれるプロジェクト・ダイアログ・ボックスを表示します。

製品などのアセットを作成すると、そのアセットは自動的に現在のプロジェクトに追加され、プロジェクト・ダイ

アログ・ボックスのステータスが「新規」になります。新しいアセットは、このプロジェクトのナビゲーション・ペイ


17


ンにも表示されます。アセットは、プロジェクトが配置されたときに、実際に稼働中のWebサイトに公開され

ます。また、バージョン設定システムにも追加されます。

アセットを変更する予定であるけれども、まだ変更していない場合は、そのアセットを手動でプロジェクトに

追加できます。

1. 追加するアセットを選択します。ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。

2. 「処理」メニューをクリックして、「プロジェクトに追加」を選択します。

プロジェクトからのアセットの削除新規とマークされているアセットを削除すると、アセットはシステムから完全に削除されます。このプロジェクト

の一部として変更したアセットを削除すると、変更が破棄され、アセットがプロジェクトから削除されます。ア

セットの以前のバージョンはシステム内に残ります。

プロジェクトからアセットを削除するには、ATG Merchandisingウィンドウ上部にあるプロジェクト名をクリック

して、プロジェクト・ダイアログ・ボックスを表示します。

アセットを削除するには、アセットのステータスの横に表示される xアイコンをクリックしま

す。

すべてのアセットを削除する場合は、アセットのリストの上部にある「すべて選択」

リンクをクリックします。次に、「処理」メニューをクリックして、「プロジェクトから削

除」を選択します。

プロジェクトのタスクの完了タスクの作業を終えたら、プロジェクトをワークフローの次のタスクに移動します。たとえば、プロジェクトのア

セットの作成を終えたら、次のステージ（通常は「コンテンツ・レビュー」タスク）を開始できるように、「作成者」

タスクが完了したことを示す必要があります。どのプロジェクトでも、最後のタスクは配置になります。他のす

べてのタスクが完了しないと、実際に稼働中のサイトにアセットを配置できません。

デフォルトの「Commerceアセットの管理」ワークフローには次のタスクが含まれます。

作成者

コンテンツ・レビュー

実稼働環境配置の承認

実稼働環境配置の完了待ち

実稼働環境配置の検証

注意: ATG環境でステージング・サイトおよび実稼働環境サイトを使用する場合は、一連の同様のタスクを

使用してステージングへの配置を行うことができます。

ATG Merchandisingでタスクを完了するには

1. 現在のタスクが完了している ATG Merchandisingプロジェクトをオープンします。

2. 「タスク処理」メニューをクリックして、リストの次のタスクを選択します。


18


次のタスクが自分に割り当てられている場合は、ATG Merchandisingがブラウザで続行

されるので、そのタスクの作業を開始できます。

次のタスクが自分に割り当てられていない場合、またはそれ以上タスクがない場合は、

ATG Business Control Centerが表示されます。ログアウトすることも、別のプロジェクトの

作業を始めることもできます。

3. プロジェクトのアセットが最新の状態になっていない場合は、ATG Merchandisingに警

告が表示され、2つのバージョン間の競合を解決するまで、プロジェクトを次のタスクに

進めることはできません。詳細は、他のプロジェクトとの競合の解決を参照してください。


19


注意:

プロジェクトを「作成者」タスクから「コンテンツの承認」タスクに進めると、アセットを編集

できなくなります。「作成者」タスクを再びアクティブにしてアセットを編集できるようにする

には、「コンテンツの承認」タスクの「処理の選択」メニューから「否認」を選択します。

配置タスクのいずれか（「実稼働環境配置の承認」など）がアクティブになっている場合、

アセットは編集できません。この場合に「作成者」タスクを再びアクティブ化するには、

「処理の選択」メニューから該当する「元に戻す」オプションを選択して、「作成者」タスク

が再びアクティブになるまで、各タスクでこのオプションを選択し続けます。

プロジェクトを削除する場合は、「作成者」タスクまたは「コンテンツ・レビュー」タスクの

「処理」メニューから「プロジェクトの削除」を選択します。プロジェクトを削除すると、この

プロジェクトで作成されたアセットはバージョン設定システムに追加されず、このプロジェ

クトで既存のアセットに対して行った変更は、新しいバージョンとしてシステムに保存さ

れません。

プロジェクトとタスクの詳細は、ATG Web Commerceコンテンツ管理ガイドを参照してくだ

さい。

他のプロジェクトとの競合の解決作業バージョンを作成するために使用されたアセットが変更され、他のユーザーによってチェックインされる

と、ATG Merchandising競合解決機能によって警告が出されます。プロジェクトを次のタスクに進めようとす

ると、ATG Merchandisingにより、プロジェクトのアセットが最新の状態になっていないことが通知され、2つ

のバージョン間の競合を解決するまでプロジェクトを進められません。

たとえば、Rayが既存のアセットを新しいプロジェクトに追加するとします。あなたは同じアセットを別のプロ

ジェクトに追加します。Rayが自分のアセットの作業バージョンを編集し、自分のプロジェクトを配置します。

彼のプロジェクトに含まれたアセットがチェックインされ、チェックインされたアセットが新しいベース・バージョ

ンになります。それらのアセットには、あなたのプロジェクトの作業バージョンには含まれていない変更が含

まれています。

アセット・バージョンアセットを編集する場合にアセットをプロジェクトに追加すると、そのアセットの新しい作業バージョンが作成

されます。編集を完了したら、プロジェクトを進めてアセットを配置します。配置した変更が許可されると、作

業バージョンがチェックインされ、メイン分岐でアセットのヘッド・バージョンになります。

場合によっては、別のマーチャンダイザが同じアセットを異なるプロジェクトに追加することがあります。その

場合、メイン・アセットの 2つの作業バージョンが各プロジェクトに 1つずつ存在することになります。最初に



20


チェックインされたいずれかの作業バージョンが次のメイン・バージョンになります。新しいメイン・バージョン

と他のプロジェクトの作業バージョンとの間の相違は、2つ目のプロジェクトを次のタスクに進める前にすべ

て解決する必要があります。

競合解決以前のバージョンで作業をしているときに、アセットのメイン・バージョンが他のプロジェクトによって更新され

ると、バージョンの競合が生じます。他のプロジェクトの変更を失わないようにするには、配置を行う前に、こ

れらの変更を自分のバージョンにマージする必要があります。このプロセスは、競合解決といいます。

バージョンの競合を解決するには、プロジェクトで行われた変更を確認してから、チェックイン・プロジェクト

で行われた変更とこれらの変更を比較します。次に、元のバージョン、自分のバージョン、または他のプロジ

ェクトのチェックイン・バージョンを保持するかどうかを選択します。競合の解決後、自分のプロジェクトが参

照するベース・バージョンは最新のチェックイン・バージョンで更新され、作業バージョンは、競合の解決時

に選択した値で更新されます。

コレクション・プロパティ（リスト、セット、マップまたは配列）の間で競合がある場合は、自分の変更と他のプロ

ジェクトの変更を結合する追加の値が ATG Merchandisingによって提示されます。詳細は、コレクション・プ

ロパティの競合解決を参照してください。

次の図は、競合解決プロセスを示します。


21


バージョンの競合の解決 ATG Merchandisingプロジェクトでバージョンの競合を解決するには

1. Merchandisingプロジェクトで、ATG Merchandisingウィンドウ上部にあるプロジェクト名

をクリックします。

次の図では、プロジェクト名は SummerSaleProjectになっています。

古くなって最新のバージョンとマージする必要のあるアセットは、赤いアイコンでマークさ

れます。すべての競合を表示するためにアセット・リストをソートするには、アイコンの列

見出しをクリックします。

2. アセットの名前を選択して、詳細ペインでオープンします。

3. 「変更のレビュー」をクリックします。

「変更のレビュー」ダイアログ・ボックスに、競合しているプロパティが表示されます。競合

していない変更済のプロパティがある場合、これらのプロパティは 2番目の表に表示さ

れます（変更の確認を参照）。

メイン・バージョン

バージョン 3

バージョン 4

バージョン 3

バージョン 2

バージョン 2

バージョン 3

プロジェクト 1の作業バージョンプロジェクト 2の作業バージョン

プロジェクト 2に

追加

バージョン 1

プロジェクト 1に

追加

編集編集

バージョンの

競合

新しい

作業バージョン

チェック・インバージョン 3

競合解決

バージョン 1

元のバージョン他のバージョン

チェック・イン

バージョン 4

バージョン 2

自分のバージョン


22


4. プロジェクトで保持する値を選択します。

元のバージョン-アセットをプロジェクトに追加したときに最初に開始する値です。

他のバージョン-アセットをプロジェクトに追加した後、他のユーザーによって配置

された値です。

自分のバージョン-自分の作業バージョンの値です。

マージされたバージョン-この値はコレクション・プロパティのみで表示され、「他の

バージョン」と「自分のバージョン」が結合された値を提示します。コレクション・プ

ロパティの競合解決を参照してください。

5. 「競合の解決」をクリックします。

アセットは、選択したプロパティの値で更新されます。

6. 「プロジェクト」ダイアログにアセットの競合がまったく表示されなくなるまで、各競合でこ

れらの手順を繰り返してください。

7. 作業バージョンで問題がなくなったら、プロジェクトを次のタスクに進めてください。プロ

ジェクトの基本を参照してください。

コレクション・プロパティの競合解決リスト、マップ、セットおよび配列間の競合の解決は、いずれか 1つのバージョンをただ選択するよりも複雑

なことが多いため、ATG Merchandisingでは、2つのバージョンの結合が提示されます。元のバージョン（自

分のバージョン）、他のプロジェクトのバージョン、または提示された結合を選択することができます。オプシ

ョンのいずれを選択しても望みどおりの値にならない場合は、目的の値に最も近いオプションを選択し、ア

セットを変更してから、プロジェクトを次のタスクに進めてください。

提示された結合では、次の値が表示されます。

追加、記録、変更された項目はアスタリスクとともに上部に表示されます。

変更されていない項目は通常のテキストで横に表示されます。

削除された項目は取消線が引かれた状態でリストの下部に表示されます。これらの項目

は情報として表示されるもので、提示されたコレクションの一部ではありません。

次の図は、他のプロジェクトと競合しているコレクション・プロパティの例を示します。


23


注意: 提示される結合は、コレクション・プロパティのみで表示されます。他のプロパティ・タイプの場合、「マ

ージされたバージョン」列は空になっています。競合しているコレクション・プロパティがない場合、「マージさ

れたバージョン」列は表示されません。

次の項では、マージされた変更がどのように判別されるのかを説明します。

コレクションの値のマージ方法

競合しているコレクションの相違を判別するため、ATG Merchandisingは「他のバージョン」と「元のバージョ

ン」の相違を見つけてから、「自分のバージョン」と「元のバージョン」の相違を見つけ、最後に 2つの一連の

相違を結合して元のバージョンに適用します。

これらのルールにより、最終的な結果が決まります。

自分または他のプロジェクトのコレクションのいずれかで変更、記録および追加された項

目は、提示されたマージ済のバージョンの上部に移動されます。

コレクションの項目への更新が、コレクションの自分のバージョンと他のバージョンとの間

で競合する場合、項目が他のバージョンから削除されていないかぎり、更新が優先され

ます。

1つのプロジェクトのコレクションから項目が削除され、別のプロジェクトでは変更された

か順序が変更された場合、デフォルトでは、変更操作または順序変更操作は削除操作

によって上書きされます。この設定は構成可能です。コレクション・プロパティの競合解

決を参照してください。

セット

セットは順序付けされず、重複することはできません。そのため、他のタイプのコレクションよりも結合が簡単

です。セットのバージョンが結合される場合、マージされたバージョンの作成時には、追加および削除のみ

が考慮されます。両方のプロジェクトで同じ項目を追加または削除する場合、その項目はマージされたリスト

に 1つのみ表示されます。

次の例は、セットがどのように結合されるかを示します。

次の表では、削除された項目は、マージされたバージョンには表示されません。ATG Merchandisingでは、

削除された項目はその名前に取消線が引かれた状態で、「マージされたバージョン」列の下部に表示され

ます。


24


競合の説明元他の

バージョン

自分の

バージョン

マージされた

バージョン

2つのプロジェクトで異なる項目が追加される。

両方の項目が追加される。

青

緑

赤

青

緑

赤

黄色

青

緑

赤

オレンジ

*黄色

*オレンジ

青

緑

赤

2つのプロジェクトで異なる項目が削除される。

両方の項目が削除される。

青

緑

赤

青

緑

緑

赤

緑

2つのプロジェクトで異なる項目が追加および削除

される。

追加がマークされたすべての項目が追加され、削

除がマークされたすべての項目が削除される。

青

緑

赤

青

緑

黄色

青

赤

オレンジ

*黄色

*オレンジ

青

マップ

マップは、ある値を別の値にマッピングする（サイズのリストとサイズに対応する数値など）鍵/値のペアを含

んだコレクションです。マップには、次の変更が行われることがあります。

鍵/値ペアの追加

マップでは鍵の重複は許可されないため、両方のプロジェクトで同じ鍵/値ペアをマップ

に追加すると、1つのみ追加されます。たとえば、自分のプロジェクトで鍵/値ペアM =

6-8を追加し、別のプロジェクトで鍵/値ペアM = 8-10が追加されている場合、自分の変

更、M = 6-8が優先されます。

既存の鍵/値ペアの鍵または値の編集

各プロジェクトで同じ鍵/値ペアの値が異なっている場合、自分のプロジェクトの変更が

優先され、結合された変更で保持されます。たとえば、自分のプロジェクトで鍵 XLの値

を編集して XL = 14にし、他のプロジェクトで鍵 XLが XL = 16に編集されている場合、

自分の変更が優先されます。

鍵/値ペアの削除

次の表は、マップ項目への変更がどのように結合されるか、いくつかの例を示します。削除された項目は、

マージされたバージョンには表示されません。ATG Merchandisingでは、削除された項目はその名前に取

消線が引かれた状態で、「マージされたバージョン」列の下部に表示されます。


25



バージョン

自分の

バージョン

マージされた

バージョン

一方のプロジェクトでマップ項目が削除され、他

方のプロジェクトでマップ項目が追加される。

削除された項目は削除され、追加された項目は

追加される。

S（4-6）

M（8-10）

L（12-14）

S（4-6）

M（8-10）

L（12-14）

XL（16-18）

S（4-6）

L（12-14）

XL（16-18）*

S（4-6）

L（12-14）

一方のプロジェクトで 1つの項目が編集され、他

方のプロジェクトで 1つの項目が追加される。

編集された項目は更新され、追加された項目は

追加される。

S（4-6）

M（8-10）

L（12-14）

S（2-4）

M（8-10）

L（12-14）

S（4-6）

M（8-10）

L（12-14）

XL（16-18）

S（2-4）*

XL（16-18）*

M（8-10）

L（12-14）

一方のプロジェクトで 1つの項目が編集され、

他方のプロジェクトで 1つの項目が削除される。

その項目は削除される。

注意: 削除された項目を、変更された項目に優先

させるかどうかを構成できます。コレクション・プロ

パティの競合解決を参照してください。

S（4-6）

M（8-10）

L（12-14）

S（2-4）

M（8-10）

L（12-14）

M（8-10）

L（12-14）

M（8-10）

L（12-14）

両方のプロジェクトで同じ項目が編集される。

自分のプロジェクトの値が保持される。

S（4-6）

M（8-10）

L（12-14）

S（2-4）

M（8-10）

L（12-14）

S（2-6）

M（8-10）

L（12-14）

S（2-6）*

M（8-10）

L（12-14）

各プロジェクトで異なる項目が編集される。

両方の変更が保持される。

S（4-6）

M（8-10）

L（12-14）

S（2-4）

M（8-10）

L（12-14）

S（4-6）

M（6-8）

L（12-14）

S（2-4）*

M（6-8）*

L（12-14）

リストおよび配列

リストと配列は、項目の順序付きリストを含んだコレクションであり、許可されている場合は、同じ項目を複数

含めることができます。リストと配列には、次の変更が行われることがあります。

項目の追加

項目の順序変更

項目の削除

重複した項目の追加、順序変更または削除（使用環境で許可されている場合）

重複を避ける方法は、ATG Business Control Center Administration and Development

Guideを参照してください。

注意: ATGの順序変更の計算方法により、どちらのプロジェクトでも明示的に変更されなかった項目が、提

示された結合で変更とマークされることがあります。

次の表に、リストと配列への変更がどのように結合されるか、いくつかの例を示します。削除された項目は、

マージされたバージョンには表示されません。ATG Merchandisingでは、削除された項目はその名前に取

消線が引かれた状態で、「マージされたバージョン」列の下部に表示されます。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGBCCAdminGuide.pdf

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGBCCAdminGuide.pdf


26



バージョン

自分の

バージョン

マージされた

バージョン

2つのプロジェクトで項目の順序が変更される。

2つのリストの順序が結合される。

注意: 項目 Bはすべてのコレクションで変更さ

れていないように表示されますが、変更とマーク

されています。これは、ATGの順序変更の計算

方法によるためです。

A

B

C

D

E

C

B

A

D

E

E

B

C

D

A

A*

B*

C*

E*

D

2つのプロジェクトで、同じ場所に異なる項目が

追加される。

項目はリスト上部に追加される。

A

B

C

A

B

C

D

A

B

C

E

D*

E*

A

B

C

2つのプロジェクトで、異なる場所に同じ項目が

追加される。

項目はリスト上部に 2つ追加される。

注意: 重複が許可されない場合、項目は 1つの

み追加されます。

A

B

C

A

D

B

C

A

B

D

C

D*

D*

A

B

C

一方のプロジェクトで項目の順序が変更され、

他方のプロジェクトで項目が削除される。

2つのリストの順序が結合され、削除された項目

は削除される。

注意: 削除された項目を、順序変更された項目

に優先させるかどうかを構成できます。コレクショ

ン・プロパティの競合解決を参照してください。

A

B

C

D

E

F

G

B

D

E

F

A

C

G

A

B

D

E

F

G

A*

E*

F*

B

D

G

一方のプロジェクトで項目が追加され、他方の

プロジェクトで項目が削除される。

新しい項目はリスト上部に追加され、削除された

項目は削除される。

A

B

C

D

A

B

C

D

E

F

A

B

D

E*

F*

A

B

D

変更を結合する場合のコレクションの最大サイズ

非常に大きいコレクションの値の場合、デフォルトにより、最初の 2300項目のみが「変更のレビュー」ページ

に表示されます。その結果、競合しているバージョンに含まれる項目数が表示制限を上回る場合は、結合

を表示できないため、マージされたバージョンは提示されません。


27

3 - AT G M e r c h a n d i s i n g U I の概要

3 ATG Merchandising UIの概要

この章では、ATG Merchandisingユーザー・インタフェースの主な要素について概要を示します。インタフェ

ースを使用してマーチャンダイジング・タスクを実行する方法は、アセットの作成と編成を参照してください。

BCCホームページからプロジェクトを作成またはオープンすると、ATG Merchandisingのメイン・ページがオ

ープンします。メイン・ページには 2つのペインがあり、左側がナビゲーション・ペイン、右側が詳細ペインで

す。上部にまたがるナビゲーション・バーは、共通のオプションおよび現在のセッションに関する情報にリン

クしています。

ナビゲーションの基本次に、ATG Merchandisingのナビゲーション・ペインで項目を参照または検索する場合に理解しておく必要

のある重要な用語をいくつか示します。

親アセットは、階層内で現在のアセットの真上に位置するアセットです。たとえば、アクセ

サリは、ショルダ・バッグ製品の親カテゴリになります。

先祖は、現在のアセットが子孫となっているすべてのアセットです。たとえば、商業ルー

ト、婦人服、ギフト・アイデア、婦人用、アクセサリはすべて、ショルダ・バッグ製品の先祖

カテゴリです。


28


ナビゲーション・ペインの使用 ATG Merchandisingウィンドウの左側にあるナビゲーション・ペインでは、Commerceアセットを参照または

検索できます。

注意: この項では、カタログのアセットと販促のみ（アプリケーションのドロップダウン・メニューから

Merchandisingを選択するときに選択可能なすべてのアセット）に対してナビゲーション・ペインを使用する

方法について説明します。その他のアセットの検索および参照方法は、次の章を参照してください。

参照/検索するアセット… 参照先の章

ファセットファセットの定義

検索構成検索構成の定義

検索テスト検索問合せのテスト

SEOタグ SEOタグの作成と管理

価格表価格表の作成と管理

ナビゲーション・ツールバーナビゲーション・ペイン上部にあるツールバーを、ビューの参照と検索の両方で使用できます。

ツールバーは次の要素で構成されています。

「検索」/「参照」ボタンにより、「参照」パネルと「検索」パネルが切り替わります。

「作成」ボタンにより、新しいアセットを追加できます。

「処理」ボタンにより、選択したアセットの作業を行えます。アセットを編集、移動、複製、

リンクおよびエクスポートできます。また、選択したアセットをプロジェクトに追加して、そ

の子アセットを表示できます。

「ソート」ボタンにより、名前または IDごとに昇順あるいは降順でアセットのリストをソート

できます。

「フィルタ」では、リストに表示されているアセットの数が示され、リストをフィルタリングでき

ます。

「選択」リンクでは、ナビゲーション・ペインに示されているすべてのアセットを選択または

選択解除できます。リスト内のすべてを選択する場合は、「すべて」をクリックします。す

べての選択を解除する場合は、「なし」をクリックします。


29


「参照」パネルアセットの階層をナビゲートするには、「参照」パネルを使用します。たとえば、カタログの階層を使用して製

品を探したり、フォルダごとにメディア・アセットを検索したり、販促のアルファベット順リストを表示したりする

ことができます。ATG Merchandising管理者は、「参照」パネルに表示されるアセットの階層を構成します。

次のレベルにドリルダウンするには、各アセットの横にある矢印ボタンをクリックします。たとえば、カテゴリの

横の矢印をクリックして、含まれている製品のリストを表示します。親アセットの名前は、子アセットのリスト上

部に表示されます。たとえば、次の図の場合、「Home Store Root」カテゴリが親アセットで、子カテゴリはその

下に示されています。

階層で、一度に 1レベル戻る場合は、親アセットの左側の「戻る」矢印をクリックします。階層内で戻るレベ

ルを選択するには、親アセットの右側の下向きの矢印をクリックして、リストから先祖アセットを選択します。


30


指定した文字または単語を含んだ名前のアセットのみが表示されるように、「参照」パネルで子アセットのリ

ストを絞り込む方法については、結果のフィルタリングを参照してください。

パネルの検索指定した条件に一致するアセットを検索するには、「検索」パネルを使用します。アセット・タイプを指定して

検索を始めます。そのタイプのすべてのアセットを検索することも、名前または ID別にアセットを検索するこ

ともできます。または、返されるアセットの値セットと一致する必要のあるプロパティ値など、追加条件で検索

範囲をさらに絞り込むことも可能です。


31


「検索」パネルでアセットを検索するには

1. 「検索先」ドロップダウン・メニューからアセット・ファミリを選択し、次に、「対象」ドロップダ

ウン・メニューからアセット・タイプを選択します。

たとえば、「カタログ」で「製品」を探します。

2. 複数サイト環境の場合、「カタログ」を選択したら、検索する登録サイトを指定します。

未指定: アセットを検索する際、サイト・プロパティを無視します。

このサイト: サイト・プロパティが、選択した単一サイトに一致するアセットのみを検

索します。

これらのサイト: サイト・プロパティが、選択した 1つ以上のサイトに一致するアセ

ットのみを検索します。

任意のサイト: サイト・プロパティに 1つ以上のサイトが含まれるアセットのみを検

索します。

サイトなし: サイト・プロパティが空のアセットのみを検索します。詳細は、サイトに

リストされていない品目を参照してください。


32


登録サイトの詳細は、複数サイト環境のアセットを参照してください。

3. 完全なアセット名またはアセット名の一部、ID、または両方を入力するか貼り付けます。

エントリが複数ある場合は、カンマまたは改行で区切ります。

名前と IDを同じ検索条件で併用できます。たとえば、グラス, xprod2162 を入

力すると、グラスという単語が含まれ、IDが xprod2162であるすべての項目が返

されます。

4. （オプション）+ボタンをクリックして、特定のアセット・プロパティを問い合せることで、検索

をさらに絞り込めます。

次の例では、「ブランド」プロパティの値が「ATG Home」になっているすべてのアセットを

問い合せます。

再び+ボタンをクリックして、目的のアセットに関する詳細を指定することで、検索条件を

さらに絞り込めます。複数の条件を作成する場合は、問合せ演算子を選択します。

「すべて一致(AND)」で、作成したすべての条件に一致するアセットが返されま

す。

「いずれかに一致(OR)」で、1つ以上の条件に一致するアセットが返されます。

条件を削除するには、対応する xボタンをクリックします。

5. 「検索」をクリックします。

検索結果は、パネル下部のリストに表示されます。

指定した文字または単語を含んだ名前のアセットのみが表示されるように、検索結果のリストを絞り込む方

法については、結果のフィルタリングを参照してください。

結果のフィルタリング「フィルタ」コントロールを使用すると、「参照」または「検索」パネルおよび「プロジェクト」ダイアログ・ボックス

の子アセット・リストの内容を素早く絞り込めます。

まず、「フィルタ」コントロールにテキストを入力または貼り付けます。「フィルタ」コントロールは、入力した文

字または数字に一致します。この場合、アセット名または IDの始まりのみでなく、その中に含まれる文字や

数字にも一致します。通常、入力する文字数が多いほど、一致する数は少なくなります。最長 50文字まで

入力できます。カウンタには、リストの一致数が表示されます。

次の例では、グラスの検索結果に 15の製品があります。


33


「フィルタ」コントロールにワインと入力すると、検索結果リストの内容が変更されて、名前にグラスとワインの

両方が含まれる 6つの製品のみが含まれます。


34


削除アイコンをクリックして「フィルタ」コントロールを消去し、20006 と入力すると、検索結果には、IDが

prod20006の製品 1つのみが表示されます。

詳細ペインの使用 ATG Merchandisingでアセットを選択すると、そのプロパティは詳細ペインに表示されます。このペインは、

見やすくするためにタブに分かれています。アセットは、ナビゲーション・ペインで選択することも、別のアセ

ットの詳細ペインから選択することもできます。たとえば、製品の親カテゴリを選択できます。どのような方法

でアセットにアクセスしても、その詳細ペインには同じ情報が表示されます。

詳細は、アセットの作成と管理を参照してください。


35


プロジェクトのナビゲーション ATG Merchandisingウィンドウの左上に表示されるメニューからは、プロジェクトの様々な部分に素早く移動

できます。プロジェクトの他の部分に移動するか、ATG Merchandisingを終了して BCCホームに戻るには、

下向きの矢印をクリックして、表示されるメニューの場所を選択します。

注意: このメニューで選択可能な場所は、ユーザー・プロファイルに関連付けられた権限によって異なりま

す。この図で示されているよりも多い場所または少ない場所が表示されることがあります。


36



37

4 - アセットの作成と管理

4 アセットの作成と管理

この章では、ATG Merchandisingにおけるカタログ・アセットの作成と管理の概要を示します。この章の後に

続く 7つの章では、ATG Merchandisingでサポートされる各アセット・タイプの作成および管理方法につい

て説明します。

新しいアセットの作成この項では、Commerceアセットの作成方法について概要を示します。この章の後に続く章では、カタログ・

フォルダ、カタログ、カテゴリ、製品、SKU、検索ファセット、販促、価格設定、クーポン、メディア・フォルダお

よびメディア項目を含む、ATG Merchandisingでサポートされる各アセット・タイプの作成および管理方法に

ついて説明します。

新しいアセットを作成するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで「参照」パネルを使用して、新しいアセットの

親になるカタログ・アセットにナビゲートします。詳細は、ナビゲーション・ペインの使用を


2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、作成するアセットのタイプを選択します。

表示されるアセット・タイプのリストは、次の条件によって異なります。

ユーザー・プロファイルに関連付けられている権限。権限について不明な点があ

る場合は、管理者に問い合せてください。

左側のナビゲーション・ペインのカタログ階層内の位置

たとえば、「参照」パネル内のカタログのトップレベルで、カタログまたはカテゴリを

作成できます。もう 1つ下のレベルのカテゴリにドリルダウンすると、カタログ、カ

テゴリまたは製品を作成できます。詳細は、「参照」パネルを参照してください。

3. 詳細ペインのプロパティ・フィールドに入力します。必須フィールドは星アイコンでマーク

されています。様々なタイプの ATG Merchandisingプロパティ・エディタを使用する方

法は、アセット・プロパティの作業を参照してください。

4. 「作成」をクリックします。


38


「検索」パネルからのアセットの作成「参照」パネルの階層内でアセットを作成できるのみでなく、「検索」パネルからもアセットを作成できます。

「検索」パネルでは、「対象」ドロップダウン・メニューで現在選択されている、どのようなタイプのアセットでも

作成できます。

「参照」パネルで親を選択して作成するアセットとは異なり、「検索」パネルから作成するほとんどのアセット

には、詳細ペインで指定されている親アセットが自動的に設定されません。親を指定しないと、予期しない

デフォルトの場所にアセットが作成されます。新しく作成したアセットの各タイプのデフォルトの場所に関す

る詳細は、この章の後の章を参照してください。

既存のアセットの複製場合によっては、一度に 1つのアセットを個々に作成するよりも、カタログの既存部分を複製した方が簡単

です。たとえば、複数サイト環境では、構造や製品セットなどの特性を共有する複数のカタログを作成しても、

価格表は別々に使用する必要がある場合があります。その場合、サイト間でカタログをコピーし、必要に応

じてプロパティ値を変更します。

デフォルトでは、複製アセットは元のアセットの正確なコピーです。たとえば、カテゴリのコピーには、元と同

じ階層内で編成されているそのカテゴリのすべての子のコピーが含まれます。複製アセットに割り当てられ

るデフォルト名は、元の名前に(copy)が付きます。ただし、別の形式を使用するように管理者がカスタマイ

ズしていることもあります。

複製は、コピー元のアセットからは完全に独立しており、一方に行われた変更は他方に反映されません。た

だし、複製アセット内で階層を維持している子アセットは、元の子アセットにリンクされています。元のアセット

の子のいずれか 1つのプロパティ値を変更すると、複製アセットの子にもその変更が反映されます。子アセ

ットを含んだ価格表フォルダまたはメディア・フォルダを複製すると、これらの子アセットも複製されますが、

元の子アセットのリンクは複製されません。

アセットを複製するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、複製するアセットを選択します。詳細は、ナ

ビゲーション・ペインの使用を参照してください。子アセットもすべて自動的に選択され

る点に留意してください。

2. ツールバーの「処理」ボタンをクリックして、「複製」を選択します。


39


3. 表示されたダイアログ・ボックスで、複製を含める親アセットを選択します。詳細は、ナビ

ゲーション・ペインの使用を参照してください。

4. 「OK」をクリックします。

アセットのリンク付けとリンク解除カタログ・アセットをリンクすると、親アセットに関連付けられます。複数のカタログまたはカテゴリに製品を表

示させる場合に、リンクが役立ちます。たとえば、カタログの"アウトドア・カテゴリ"に、"ガス火鉢"という製品

が含まれているとします。この製品を"父の日のギフト"カテゴリにも表示させるには、製品をそのカテゴリにリ

ンクするのみで済みます。

リンクされたアセットには複数の親があり、各場所に 1つの親があります。ある場所のアセットに変更を加え

ると、その変更はすべての場所で反映されます。

注意: メディア・アセット、販促、ファセット、検索構成、SEOタグまたは価格表は、リンクまたはリンク解除でき

ません。

アセットのリンク付けアセットを他の親にリンクするには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、リンクするアセットを選択します。詳細は、ナ

ビゲーション・ペインの使用を参照してください。子アセットもすべて自動的に選択され

る点に留意してください。

2. ツールバーの「処理」ボタンをクリックして、「リンク」→「リンク」を選択します。


40


3. 表示されたダイアログ・ボックスで、親カタログまたは親カテゴリを選択します。詳細は、

ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。


アセットのリンク解除リンクを解除すると、アセットと親の間の関連付けが切断されます。1つの親またはすべての親からアセットを

リンク解除できます。すべての親からアセットをリンク解除すると、そのアセットとすべての子は「非分類品目」

リストに移動されます。複数サイト環境の場合は「サイトにリストされていない品目」リストに移動されます。詳

細は、非分類品目とサイトにリストされていない品目を参照してください。

1つまたはすべての親からアセットをリンク解除するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、リンク解除するアセットを選択します。詳細

は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。子アセットもすべて自動的に選

択される点に留意してください。

2. 「処理」ボタンをクリックして、「リンク」を選択します。

3. 次のいずれかを選択します。

リンク解除… 選択した親からのみアセットを削除します。

すべてからリンク解除… カタログ階層内のすべての場所からアセットを削除しま

す。


41


4. 「リンク解除の確認」ダイアログ・ボックスで、リンク解除によって切断される関連付けを確

認します。「リンク解除」をクリックして、アセットをリンク解除します。

非分類品目とサイトにリストされていない品目カタログ階層内のどの親にもリンクされていないカタログ・アセットは、「参照」パネルの「カタログ」リスト上部

にある別リストに表示されます。

登録サイトのない環境（デフォルト）の場合、これらの品目は「非分類品目」リストに表示

されます。

複数サイト環境の場合、これらの品目は「サイトにリストされていない品目」リストに表示さ

れます。

非分類アセットとサイトにリストされていないアセットでも、他のカタログ・アセットと同じように表示および作業

できます。リストをオープンし、アセットをダブルクリックしてプロパティを表示します。

「非分類品目」または「サイトにリストされていない品目」リストでは新しいアセットを作成できず、アセットをこ

れらのリストにドラッグできません。

「非分類品目」または「サイトにリストされていない品目」リストからアセットを移動するには、カタログ階層内の

親にリンクします。詳細は、アセットのリンク付けとリンク解除を参照してください。

非分類品目

非分類品目は、カタログ階層内の親にリンクされていないカテゴリ、製品または SKUです。非分類品目は、

Webサイトのナビゲーションには表示されず、非分類品目が検索結果に表示されるように管理者が ATG

Searchを特に構成しないかぎり、訪問者はこれらの品目を検索できません。

次のいずれかの状況になると、カテゴリ、製品または SKUは非分類品目になります。

「リンク解除」または「すべてリンク解除」コマンドで、すべての親からリンク解除された場

合。

その先祖がすべての親からリンク解除された場合。たとえば、ある製品の唯一の親カテ

ゴリが非分類品目の場合、その製品も非分類になります。製品のすべての子（その製品

に関連付けられている SKUなど）も非分類になります。


42


外部データ・フィードを介して ATG Merchandisingにインポートされた場合。ほとんどの

場合、インポートされるアセットは製品と SKUであるため、通常このケースに該当するの

は、これらの品目のみです。

サイトにリストされていない品目

複数サイト環境の場合、サイトにリストされていない品目は、サイト・メンバーシップがない、つまり、環境の登

録サイトのいずれにも関連付けられていないカタログ・フォルダ、カタログ、カテゴリ、製品または SKUです。

サイトにリストされていない品目は、Webサイトのナビゲーションには表示されず、サイトにリストされていない

品目が検索結果に表示されるように管理者が ATG Searchを特に構成しないかぎり、訪問者はこれらの品

目を検索できません。

次の場合、カタログ、カテゴリ、製品または SKUは、サイトにリストされていない品目になります。

「リンク解除」または「すべてリンク解除」コマンドで、全サイトのすべての親からリンク解除

された場合。

その先祖がすべての親からリンク解除された場合。たとえば、ある製品の唯一の親カテ

ゴリが、サイトにリストされていない品目の場合、その製品もサイトにリストされていない品

目になります。製品のすべての子（その製品に関連付けられている SKUなど）も、サイト

にリストされていない品目になります。

外部データ・フィードを介して ATG Merchandisingにインポートされた場合。ほとんどの

場合、フィードを介してインポートされるアセットは製品と SKUです。

アセットの移動アセットを移動すると、移動したアセットの親が変わることで、カタログの構造が変化します。たとえば、製品

を「非分類品目」リストからカタログ内のカテゴリに移動できます。

一度に複数のアセットを移動できますが、すべて同じ移動先に移動する必要があります。子アセットもすべ

て移動されます。

アセットを移動するには

1. 「参照」パネルで、移動するアセットを選択します（「検索」パネルではアセットを移動でき

ません）。詳細は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。子アセットもすべ

て自動的に選択される点に留意してください。


43


メディア・アセット、販促、販促フォルダ、クーポンおよびクーポン・フォルダも「検索」パネ

ルで選択できます。

2. ツールバーの「処理」ボタンをクリックして、「移動」を選択します。

3. 表示されたダイアログ・ボックスで、新しい親アセットを選択します。詳細は、ナビゲーシ

ョン・ペインの使用を参照してください。


アセットのプレビュー ATG Merchandisingではアセットをプレビューして、実際に稼働中のWebサイトで変更がどのように反映さ

れるかを確認できます。プレビュー機能は管理者が設定する必要があります。アセット編集ペインでアセット

を表示するときに「プレビュー」ボタンが非アクティブになっている場合、プレビューは管理者によって使用

可能にされていません。

アセットをプレビューするには

1. プレビューするアセットを選択します。詳細は、ナビゲーション・ペインの使用を参照して

ください。現在作業しているアセットをプレビューする場合は、変更を必ず保存してくだ

さい。

2. 詳細ペイン下部の「プレビュー方法」ボタンをクリックします。

3. 「プレビュー・ランチャ」ダイアログ・ボックスで次を選択します。

プレビュー・ユーザー: ページを表示するときに使用するユーザー・プロファイル

です。

ランディング・ページのプレビュー: プレビューするWebサイト・ページです。

プレビュー・サイト: 複数サイト環境の場合は、ページを表示するサイトです。


44


4. 「起動」をクリックしてブラウザ・ウィンドウをオープンし、選択したランディング・ページ、ユ

ーザー・プロファイルおよびサイト（オプション）を使用するプレビュー・セッションを起動

します。

アセットからプレビュー・セッションを起動すると、そのプロパティ・ウィンドウに「プレビュー」/「プレビュー方

法」ボタンの組合せが表示されます。

「プレビュー」により、そのアセットから起動された最後のプレビュー・セッションのユーザ

ー・プロファイル、ランディング・ページ、サイト設定を使用して、新しいプレビュー・セッ

ションが開始されます。

「プレビュー方法」により、「プレビュー・ランチャ」ダイアログがオープンします。このダイ

アログでは、新しいプレビュー・セッションを起動する前にプレビュー設定を変更できま

す。

プレビュー・セッションのユーザーとサイトの変更各プレビュー・セッションでは、ブラウザ・ウィンドウ上部に「ATGプレビュー」フレームが表示されます。

プレビュー・セッションを使用している間に、これらのコントロールを使用して、プレビュー・オプションを変更

します。

「サイト」は、使用可能なサイトのリストです。新しいサイトを選択し、そのサイトを使用して

いるプレビュー・セッションでブラウザをリフレッシュします。「サイト」は複数サイト環境の

みで使用できます。


45


「ユーザー」は、使用可能なユーザー・プロファイルのリストです。新しいユーザー・プロ

ファイルを選択し、そのユーザー用にカスタマイズされているプレビュー・セッションでブ

ラウザをリフレッシュします。

「ランディング・ページのプレビュー」では、ATG Merchandisingで選択した元のプレビュ

ー設定でブラウザ・ウィンドウをリフレッシュします。

「フレームの削除」では、現在のプレビュー・セッションのページから「ATGプレビュー」

フレームを削除します。フレームをリストアするには、ATG Merchandisingに戻って、ア

セットを再びプレビューします。

変更の確認 ATG Merchandisingでは、作業しているアセットと、最も最近チェックインされたそのアセットのバージョンを

比較することで、アセットに対して行われた変更を確認できます。個々の変更を任意で元に戻すことができ

ます。

アセットへの変更を確認するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、変更を確認するアセットを選択します。詳細

は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。

ヒント: 確認する前に、変更を保存する必要があります。変更が保存されたアセットを「参

照」ペインで表示すると、チェック・マーク・バッジが付いています。次の図では、「タンブ

ラ」への変更が保存されています。

2. 詳細ペイン下部の「変更のレビュー」ボタンをクリックします。


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3. （オプション）変更を元に戻すには、変更したプロパティの名前の横にあるチェック・ボッ

クスをクリックしてから、「選択された変更を元に戻す」をクリックします。

4. アセットの確認を終えたら、「クローズ」をクリックします。

アセットの削除サイトでアセットが不要になった場合は、システムから削除できます。

プロジェクトの配置前にアセットを削除すると、そのアセットは ATG Merchandisingとその基盤となるデータ

ベースから即座に削除されます。続く章では、特定のタイプのアセットを削除する方法について説明します。

すでに配置されているアセットを削除するには、アセットを削除するための新しいプロジェクトを作成し、その

プロジェクトを配置する必要があります。配置済のアセットをシステムから削除する方法は、ATG Web

Commerceコンテンツ管理ガイドを参照してください。

配置されていないアセットを削除するには

1. 「検索」パネルで、削除するアセットを選択します（「参照」パネルではアセットを削除でき

ません）。詳細は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。子アセットもすべ

て自動的に選択される点に留意してください。

2. ツールバーの「処理」ボタンをクリックして、「削除」を選択します。




47


3. 「OK」をクリックして、アセットを削除します。

親アセットとリンク付けされたアセットの削除製品を含んだカテゴリなど、親アセットを削除すると、子アセットは「非分類品目」リストまたは「サイトにリストさ

れていない品目」リストに移動され、相互の階層関係が維持されます。唯一の例外は、他のカタログ・フォル

ダを含んだカタログ・フォルダを削除する場合です。この場合、子フォルダはカタログのルート・レベルに移

動されます。詳細は、非分類品目とサイトにリストされていない品目を参照してください。

リンク付けされたアセットを削除すると、そのアセットはすべての親から削除されます。詳細は、アセットのリン

ク付けとリンク解除を参照してください。

複数サイト環境のアセット複数サイト環境では、管理者により、特定のカタログ・アセット（カタログ、カタログ・フォルダ、カテゴリ、製品

および SKU）が特定の登録サイトに関連付けられています。詳細ペインのアセットの「一般」タブにある「サイ

ト」プロパティには、このカタログが属する登録サイトが表示されます。

カタログ・アセットの「サイト」プロパティは直接編集できませんが、アセットをリンクまたは移動することで様々

な登録サイトに関連付けられます。アセットのリンク付けとリンク解除およびアセットの移動を参照してくださ

い。ただし、販促の「サイト」プロパティは直接編集できます。詳細は、販促サイトの構成を参照してください。


48


アセット・プロパティの作業アセットで作業をするときは、詳細ペインでそのプロパティ値を作成および編集する必要があります。ATG

Merchandisingには、アセット・プロパティを追加および編集する際に使用する多数のプロパティ・エディタが

あります。

テキスト・エディタでの作業テキスト・エディタでは、製品名など、短い書式なし文字列を扱うことができます。

テキスト・エディタでテキストを追加または編集するには

1. エディタをクリックします。

2. ボックスにテキストを入力するか貼り付けます。

3. （オプション）詳細ペインで他のプロパティ値を設定します。

4. 変更が終わったら、詳細ペイン下部にある「作成」または「保存」ボタンをクリックします。

ラージ・ストリング・エディタでの作業ラージ・ストリング・エディタでは、製品に関する説明などの長い文章に対し、リッチテキスト形式で編集をし

適用する事ができます。

ラージ・ストリング・エディタでテキストを追加または編集するには



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2. ボックスにテキストを入力するか貼り付けます。

書式付きテキストで貼り付けた場合、書式は保持されません。

3. テキストを書式設定、サイズ設定および配置するには、エディタ下部のアイコンを使用し

ます。

フォント・サイズ: 詳細文字列プロパティの内容のフォント・サイズを設定します

強調: 太字、イタリックおよび下線

配置: 左揃え、中央揃え、右揃えまたはブロック

箇条書き: 箇条書きリストを詳細文字列プロパティに追加します



コレクション・エディタでの作業コレクション・エディタでは、固定子製品のリストなど、コレクション・プロパティを扱うことができます。コレクシ

ョンからアセットを追加および削除したり、コレクションの既存のアセットを編集できます。

コレクション・エディタでアセットを扱うには


2. コレクションで新しいアセットを作成するには、+ボタンをクリックして、表示されたウィンド

ウのプロパティ・フィールドに入力します。

詳細は、新しいアセットの作成を参照してください。

3. 既存のアセットをコレクションに追加するには、「選択」ボタンをクリックし、表示されたウィ

ンドウを使用してアセットを参照または検索します。

「参照」と「検索」の機能の詳細は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。

4. コレクションのアセットを編集するには、アセットの「表示名」をクリックします。

このエディタで編集するアセットがプロジェクトに追加されます。


50


5. アセットをコレクションから削除するには、アセットの行の末尾にある xアイコンをクリック

します。

アセットをコレクションから削除しても、システムからは削除されません。

6. コレクションのアセットの順序を変更するには、「順序」列の番号を変更して、「順序変

更」ボタンをクリックします。



カレンダ・エディタでの作業カレンダ・エディタでは、開始日や終了日など、日付と時刻のプロパティを扱うことができます。

日付と時刻を設定するには


2. カレンダ・アイコンをクリックして、日付を選択します。

3. （オプション）エディタに時刻が含まれている場合は、上下の矢印を使用して時間、分お

よび時刻の AM/PMの部分を設定します。

時間エディタが使用可能で、変更の保存時に時刻を指定しない場合、デフォルトのシス

テム時間が時刻として保存されます。



ATG Merchandisingでのドラッグ・アンド・ドロップの使用 ATG Merchandisingでは、アセットをドラッグ・アンド・ドロップすることで、移動、リンク付けおよび追加の操

作を簡素化できます。たとえば、次のようになります。

詳細ペインで現在表示されている製品を「参照」パネルの別のカテゴリにドラッグするこ

とで、製品をそのカテゴリに移動します。

イメージ・ファイルを「参照」パネルのメディア・フォルダから、詳細ペインにある製品の

「サムネイル・イメージ」プロパティにドラッグすることで、製品のサムネイル・イメージを置

き換えます。

1つのカタログの複数のカテゴリを分割画面ビューでドラッグして、別のサイトにリンクし

ます。


51


単一参照プロパティ・エディタでアセットを追加または置き換えます。たとえば、「参照」

パネルのメディア・フォルダからカテゴリ・テンプレートを、詳細ペインで現在表示されて

いるカテゴリのテンプレート・プロパティ・エディタにドラッグします。

1つ以上のアセットをコレクションに追加します。たとえば、複数の製品を「検索」パネル

の「検索結果」リストから、詳細ペインで現在表示されているカテゴリの「固定子製品」コ

レクションにドラッグすることで、これらの製品をカテゴリに追加します。

アセットをドラッグ・アンド・ドロップするには

1. （オプション）ATG Merchandisingウィンドウの左下にある分割ボタンをクリックして、ATG

Merchandisingの 2番目のビューを表示します。

2. 作業を行うアセットを検索または参照します。ナビゲーション・ペインの使用を参照してく

ださい。

3. ドラッグするアセットを選択します。

デフォルトでは、アセットはドラッグすると移動します。移動ではなくリンクするには、アセ

ットを選択して、[Ctrl]キーを押します。

注意: 販促、クーポンおよびメディア・アセットはリンクできません。

4. アセットを新しい場所にドラッグし、マウスを放してドロップします。

ドロップする潜在的な場所にマウスを重ねると、その場所はハイライトされます。

5. ドラッグ操作を途中で止める場合は、[Esc]キーを押すか、カーソルがドロップする場所

から外れているときにマウスを放します。


52



53

5 - カタログ・フォルダの作成と管理

5 カタログ・フォルダの作成と管理

カタログ・フォルダを使用して、カタログを編成できます。カタログ・フォルダは、ATG Merchandisingおよび

他の ATG管理者ユーザー・インタフェースのみで使用できます。Webサイト自体には表示されません。

カタログの作成中に、カタログ・フォルダを使用して一時構造を作成することで、カタログ階層に追加しない

けれども、「参照」パネルで表示するアセットを編成できます。

カタログ・フォルダの作成カタログ・フォルダを次の場所で作成できます。

複数サイト環境の場合は、サイトのトップレベル

別のカタログ・フォルダ内

新しいカタログ・フォルダを作成するには

1. 「参照」パネルで、サイトまたは他のカタログ・フォルダのトップレベルにナビゲートします。

2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、「カタログ・フォルダ」を選択します。

3. 詳細ペインのプロパティ・フィールドに入力します。「名前」フィールドのみが必須です。


「検索」パネルからフォルダを作成し、フォルダの詳細ペインの「一般」タブにある「親フ

ォルダ」プロパティを指定しない場合、新しいフォルダはトップレベルに作成されます。

カタログ・フォルダ・プロパティ詳細ペインで、次のカタログ・フォルダ・プロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、

ATG Merchandisingにデフォルトで付属しているカタログ・フォルダ・プロパティです。Webサイトに固有の

新しいカタログ・フォルダ・プロパティが管理者によって追加されている場合があります。

「一般」タブ


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5 - カタログ・フォルダの作成と管理

プロパティ説明

名前フォルダ名です。

このプロパティは必須です。

ユーザーが作成する各アセットには一意の IDが割り当てられるため、名

前は一意である必要はありません。

サイト複数サイト環境の場合、カタログ・フォルダが属するサイトの名前になりま

す。

このプロパティは読取り専用です。複数サイト環境のアセットを参照してく

ださい。

摘要フォルダの概略です。

子フォルダこのフォルダに含まれるフォルダのリストです。

子カタログこのフォルダに含まれるカタログのリストです。

親フォルダこのフォルダを含むフォルダです。空の場合、このフォルダはルート・フォ

ルダです。

このプロパティは読取り専用です。このフォルダの親を変更するには、フ

ォルダを移動、リンク付けまたはリンク解除します。

トップレベルへのカタログ・フォルダの移動ネストされたフォルダを階層のルートに移動する最も簡単な方法は、ATG Merchandising画面を分割して、

ネストされたフォルダをルートにドラッグする方法です。詳細は、ATG Merchandisingでのドラッグ・アンド・ド

ロップの使用を参照してください。

カタログ・フォルダの削除ルートでカタログ・フォルダを削除するには、プロジェクトを表示して、そこから削除する必要があります。詳

細は、プロジェクトからのアセットの削除を参照してください。

別のカタログ・フォルダを含んだカタログ・フォルダを削除する場合、子フォルダがカタログ階層のトップレベ

ルに移動されます。


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6 - カタログの作成と管理

6 カタログの作成と管理

カタログでは Commerceアセットが階層で編成されており、ユーザーはこの階層に沿ってWebサイト上のア

セットをナビゲートします。カタログは、2 つのタイプのアセット（カテゴリおよび他のカタログ）の親になります。

他のカタログに含まれるカタログは、技術的には普通のカタログであり、その親と同じ使用可能なプロパティ

を持っていますが、サブカタログと呼ばれることがあります。

既存のカタログを ATG Merchandisingにインポートする方法は、アセットのインポートとエクスポートを参照

してください。

カタログの作成新しいカタログを作成するには

1. 「参照」パネルで、サイト、カタログ・フォルダまたは他のカタログのトップレベルにナビゲ

ートします。詳細は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。

注意: 「対象」ドロップダウン・メニューで「カタログ」を選択した場合は、「検索」パネルか

らカタログを作成することもできます。この操作により、「非分類品目」または「サイトにリス

トされていない品目」リストでカタログが作成されます。

2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、「カタログ」を選択します。

3. 詳細ペインのプロパティ・フィールドに入力します。「名前」フィールドは唯一の必須フィ

ールドです。


カタログ・プロパティ詳細ペインで、次のカタログ・プロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、ATG

Merchandisingにデフォルトで付属しているカタログ・プロパティです。Webサイトに固有の新しいカタログ・

プロパティが管理者によって追加されている場合があります。

「一般」タブ


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6 - カタログの作成と管理


名前他の ATGアプリケーションのカタログで使用されている名前です。

カタログ名は必須プロパティですが、ここで指定しない場合は自動的に

名前が割り当てられます。



サイト複数サイト環境の場合、カタログが属するサイトの名前になります。

このプロパティは読取り専用です。複数サイト環境のアセットを参照してく

ださい。

ルート・カテゴリカタログ内のトップレベル・カテゴリのリストです。

すべてのルート・

カテゴリ

カタログ内（サブカタログを含む）のすべてのルート・カテゴリのリストで

す。このプロパティは読取り専用です。

ルートのサブ・カ

タログ

ルート・カテゴリがカタログのルート・カテゴリでもあるカタログのリストです

（カタログの結合で使用）。

包含カタログこのカタログがサブカタログの場合は、親カタログです。

「ファセット」タブ

「ファセット」タブには、このカテゴリに関連付けられているファセットの情報が表示されます。「ファセット」タブ

でプロパティを直接編集することはできません。このタブの上部にある「編集」ボタンをクリックして、ファセット

を作成および管理できる「ファセット」UIに移動します。ファセットでの作業の詳細は、ファセットの定義を参

照してください。


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7 - カテゴリの作成と管理

7 カテゴリの作成と管理

カタログはカテゴリによって階層に編成され、この階層によってWebサイトのナビゲーション・フレームワーク

が提供されます。カテゴリはカタログ、製品または他のカテゴリの親になる場合があります。

カテゴリは 1つ以上の他のカテゴリの子またはルート・カテゴリのいずれかになることができます。ルート・カ

テゴリは、カタログのナビゲーション構造の開始点です。カタログには複数のルート・カテゴリを含めることが

可能ですが、ナビゲーション・ルートにできるのは 1つのみです。たとえば、カタログには次のルート・カテゴ

リを含めることができます。

Commerceルート・カテゴリ: すべてのカタログのカテゴリ、製品および SKUが含まれて

います。

ナビゲート不可のルート・カテゴリ: 購入可能だけれども、ナビゲーションに含まれていな

いアセット（ギフト包装など）が含まれています。

詳細は、カテゴリ・プロパティを参照してください。

注意: カテゴリは複数のカタログの直下に属することが可能なため、複数サイト環境で、容易に複数のサイト

の一部になります。

カテゴリの作成新しいカテゴリを作成するには

1. 「参照」パネルで、新しいカテゴリを作成するカタログまたはカテゴリを選択します。詳細

は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。

注意: 「対象」ドロップダウン・メニューで「カテゴリ」を選択した場合は、「検索」パネルか

らカテゴリを作成することもできます。この操作により、「非分類品目」または「サイトにリス

トされていない品目」リストでカテゴリが作成されます。

2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、「カテゴリ」を選択します。


ールドです。

4. 詳細ペイン下部の「作成」ボタンをクリックします。

カテゴリ・プロパティ詳細ペインで、次のカテゴリ・プロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、ATG

Merchandisingにデフォルトで付属しているカテゴリ・プロパティです。Webサイトに固有の新しいカタログ・

プロパティが管理者によって追加されている場合があります。


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「一般」タブ


デフォルト表示名サイトのカテゴリに使用される名前です。


ユーザーが作成する各アセットには一意の IDが割り当てられるため、

名前は一意である必要はありません。

サイト複数サイト環境の場合、カテゴリが属するサイトの名前になります。

このプロパティは読取り専用です。複数サイト環境のアセットを参照して

ください。

開始日カテゴリが使用可能になる日付です。

終了日カテゴリが使用不可になる日付です。

デフォルト摘要カテゴリとともに表示する短い摘要テキストです。

デフォルト詳細摘要カテゴリとともに表示する詳細摘要テキストです。

テンプレートカテゴリを表示するために使用する JSPテンプレートです。

テンプレートの作業の詳細は、メディア・アセットおよびフォルダの作成

と管理を参照してください。

「メディア」タブ

カテゴリ、製品および SKUにはすべて、テンプレート（「一般」タブ上）、サムネイル・イメージ、小イメージ、

大イメージおよび補助メディアといった同じメディア・プロパティ・セットが備わっています。ご使用のWebサ

イトでは、これらすべてのプロパティを必要としないことがあります。たとえば、ほとんどの商用サイトでは、各

SKUはそのテンプレート・ページに表示されません。より一般的には、製品のテンプレート・ページに、製品

の子 SKUすべてが表示されます。

ユーザーがカタログをできるだけ柔軟に設定できるように、カテゴリ、製品および SKUにはすべて同じメデ

ィア・プロパティ・セットが備わっています。たとえば、特定のメディア項目を SKUではなく、製品と関連付け

たい場合があります。SKUが色などの目に見える特性で区別されていて、親製品に関連付けられた単一の

イメージ・セットではなく、異なるイメージを各 SKUに対して設定したい場合などです。

メディア・プロパティの作業の詳細は、メディア・アセットおよびフォルダの作成と管理を参照してください。

「製品」タブ


固定子製品このカテゴリの明示的に設定された子製品のリストです。

子製品(グループ) このカテゴリの子製品を含むコンテンツ・グループの名前です。


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「拡張」タブ


サブ・カタログこのカテゴリに含まれるカタログのリストです。サブカタログは、ル

ート・カテゴリがこのカテゴリの子カテゴリであるカタログです。

固定関連カテゴリこのカテゴリに関連付けられている、明示的に設定されたカテゴ

リのリストです。

関連カテゴリ(グループ) このカテゴリに関連付けられているカテゴリを含んだコンテンツ・

グループの名前です。

カタログの親カテゴリ現在のカタログに関わる親カテゴリです。

「ファセット」タブ

「ファセット」タブには、このカテゴリに関連付けられているファセットの情報が表示されます。「ファセット」タブ

でプロパティを直接編集することはできません。このタブの上部にある「編集」ボタンをクリックして、ファセット

を作成および管理できる「ファセット」UIに移動します。ファセットでの作業の詳細は、ファセットの定義を参



60



61

8 - 製品の作成と管理

8 製品の作成と管理

製品は、ボックス型のシーツや一足のローファなど、カタログにおけるナビゲーションの終点です。製品は

SKUの親になることができます。

製品の作成新しい製品を作成するには

1. 「参照」パネルで、新しい製品を作成するカテゴリを選択します。詳細は、ナビゲーショ

ン・ペインの使用を参照してください。

注意: 「対象」ドロップダウン・メニューで「製品」を選択した場合は、「検索」パネルから製

品を作成することもできます。この操作により、「非分類品目」または「サイトにリストされて

いない品目」リストで製品が作成されます。

2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、「製品」を選択します。


ールドです。


製品プロパティ詳細ペインで、次の製品プロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、ATG

Merchandisingにデフォルトで付属している製品プロパティです。Webサイトに固有の新しい製品プロパティ

が管理者によって追加されている場合があります。

「一般」タブ


デフォルト表示名サイトの製品に使用される名前です。


ユーザーが作成する各アセットには一意の IDが割り当てられるた

め、名前は一意である必要はありません。


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サイト複数サイト環境の場合、製品が属するサイトの名前になります。

このプロパティは読取り専用です。複数サイト環境のアセットを参照


開始日このプロパティを使用するようにコレクション・フィルタが実装されてい

る場合、製品が販売される日付です。

終了日このプロパティを使用するようにコレクション・フィルタが実装されてい

る場合、製品の販売が終了する日付です。

デフォルト摘要製品とともに表示する短い摘要テキストです。

デフォルト詳細摘要製品とともに表示する詳細摘要テキストです。

テンプレート製品を表示するために使用する JSPテンプレートです。

テンプレートの作業の詳細は、メディア・アセットおよびフォルダの作

成と管理を参照してください。

「SKU」タブ


SKU この製品の子 SKUのリストです。

表示可能な

SKU属性

DisplaySkuPropertiesサーブレット Beanによって表示可能な、製品

の SKUのプロパティのリストです。たとえば、この Beanを使用して、「デ

フォルト表示名」プロパティと「定価」プロパティを表示できます。

サーブレット Beanの詳細は、ATG Web Commerce ストア設定コマース・

ガイドを参照してください。

「分類」タブ


親カテゴリこの製品を含んだカテゴリです。

詳細は、親カテゴリでの作業を参照してください。





http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGCommStoreGuide.pdf



63









「価格表」タブ

「価格表」では、特定の価格セットを特定の顧客グループを対象に設定できます。たとえば、価格表を使用

して企業間価格設定を実装することで、各顧客が契約、RFQおよび事前交渉による価格に基づいて独自

の価格設定を設けることができます。「価格表」タブでの作業の詳細は、この章で後述する製品価格での作

業を参照してください。

「提示」タブ


固定関連製品この製品に関連付けられている製品の静的なリストです。

関連製品(グルー

プ)

動的に関連付けられた製品のリストを含むコンテンツ・グループの名前

です。

動的関連製品「関連製品(グループ)」プロパティによって指定された、コンテンツ・グル

ープの製品のリストです。

このプロパティは読取り専用です。

関連製品この製品の子である全製品のリストです。


「拡張」タブ


デフォルト・キー

ワード

この製品を返す検索語です。

親カテゴリでの作業親カテゴリは、階層内の製品の直上にあるカテゴリです。たとえば、アクセサリは、ショルダ・バッグ製品の親

カテゴリになります。リンクされた製品には、複数の親カテゴリがあります。たとえば、ショルダ・バッグ製品を

婦人用ギフト・カテゴリにリンクする場合、その親カテゴリはアクセサリと婦人用ギフトになります。


64


「分類」タブの「親カテゴリ」エディタには、製品の親カテゴリが表示され、親カテゴリを追加または削除できま

す。

ATG Merchandisingでは、実行するタスクに応じて「親カテゴリ」エディタの内容が入力されます。

「参照」パネルで製品を作成すると、「親カテゴリ」エディタには、製品の作成時に選択さ

れたカテゴリが自動的に入力されます。

「検索」パネルで製品を作成するか、製品が親カテゴリの情報なしでインポートされると

（フィードでインポートされる製品など）、「親カテゴリ」エディタには何も入力されません。

製品を移動、リンクまたはリンク解除すると、「親カテゴリ」エディタに表示されているカテ

ゴリは自動的に更新されて新しい親が反映されます。

親カテゴリを手動で追加または削除することも可能です。詳細は、コレクション・エディタでの作業を参照し

てください。

製品価格での作業製品の詳細ペインにある「価格表」タブの情報には、管理者によって設定された価格表が反映されています。

ユーザーは価格タイプを変更でき、該当する場合は、製品の価格を指定できます。

注意: 「価格表」ビューで価格表をより広範に構成する方法は、価格表の作成と管理を参照してください。

「価格表」エディタには、製品に適用される各価格表が表示されており、各リストの製品の価格タイプを編集

できます。


65


製品の価格を変更するには

1. 製品の詳細ペインの「価格表」タブにナビゲートします。

2. 「価格表」エディタで、編集する価格表をクリックします。

3. 「価格タイプ」リストからオプションを選択します。

継承: 製品価格は価格表によって指定されます。これはデフォルト値です。

上書き: 「製品価格」列で指定した価格により、この製品の継承価格が上書きされ

ます。

数量: 「製品価格」列の「セット数量価格設定…」ボタンをクリックして指定した数

量価格設定方式により、この製品のリストの価格が置き換えられます。数量価格

設定の方法は、価格表の作成と管理を参照してください。

4. 詳細ペイン下部の「保存」ボタンをクリックします。


66



67

9 - S K U の作成と管理

9 SKUの作成と管理

SKU（最小在庫管理単位）は、サイト上の購入可能な製品のインスタンスを表します。顧客は実際に製品を

購入するのではなく、SKUを購入します。製品は自身に関連付けられた、種類、サイズおよび色を表す

様々な SKUを複数持つことができます。たとえば、2つの色と 5つのサイズで販売されているフード付きサ

ンドレス製品の場合、10の関連 SKU（サイズ/色の組合せごとに 1つずつ）があります。SKUには子アセット

はありません。

通常、SKUは"Mサイズの青いシャツ"など、1つの項目を表します。構成可能な SKUは、単一の品目とし

て販売されるけれども、コンピュータ・システムや自転車など、可変コンポーネントがあるものを表します。

SKUの作成新しい SKUまたは構成可能な SKUを作成するには

1. 「参照」パネルで、新しい SKUと関連付ける製品を選択します。詳細は、ナビゲーショ

ン・ペインの使用を参照してください。

注意: 「対象」ドロップダウン・メニューで「SKU」を選択した場合は、「検索」パネルから

SKUを作成することもできます。この操作により、「非分類品目」または「サイトにリストさ

れていない品目」リストで SKUが作成されます。

2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、「SKU」または「構成可能な SKU」を選択しま

す。ATG Merchandisingインストールの構成方法に応じて、SKUの追加のタイプを使用

できます。


ールドです。


SKUプロパティ SKUプロパティは、製品やカテゴリ・プロパティと同様に、表示目的のために使用されます。また、価格設定

や履行など、他の ATG Commerceシステムと統合するために使用されます。

詳細ペインで、次の SKUプロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、ATG

Merchandisingにデフォルトで付属している SKUプロパティです。Webサイトに固有の新しい SKUプロパ

ティが管理者によって追加されている場合があります。

「一般」タブ


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デフォルト表示名サイトの SKUに使用される名前です。


ユーザーが作成する各アセットには一意の IDが割り当てられるため、

名前は一意である必要はありません。

サイト複数サイト環境の場合、SKUが属するサイトの名前になります。

このプロパティは読取り専用です。複数サイト環境のアセットを参照し

てください。

開始日このプロパティを使用するようにコレクション・フィルタが実装されている

場合、SKUが使用可能になる日付です。

終了日このプロパティを使用するようにコレクション・フィルタが実装されている

場合、SKUが使用不可になる日付です。

デフォルト摘要 SKUとともに表示する短い摘要テキストです。

テンプレート SKUを表示するために使用する JSPテンプレートです。

テンプレートの作業の詳細は、メディア・アセットおよびフォルダの作成

と管理を参照してください。

親製品この SKUを含む製品です。

このプロパティは読取り専用です。この SKUの親を変更する場合は、

製品の作成と管理を参照してください。












「SKU価格設定」タブ


定価割引または販促前の SKUのデフォルトの価格です。


69



販売中品目が販売中かどうかを示すブール（はい/いいえ）プロパティです。

販売価格「販売中」プロパティが「はい」に設定されている場合は、SKUの価格で

す。

卸売価格 SKUの卸売価格です。

「価格表」タブ

「価格表」では、特定の価格セットを特定の顧客グループを対象に設定できます。たとえば、価格表を使用

して企業間価格設定を実装することで、各顧客が契約、RFQおよび事前交渉による価格に基づいて独自

の価格設定を設けることができます。「価格表」タブでの作業の詳細は、この章で後述するSKU価格での作

業を参照してください。

「拡張」タブ


バンドル・リンク SKUバンドルを構成する SKU リンクのリストです。このプロパティ・エディ

タが空の場合、SKUはバンドルではありません。

導出されたカタ

ログ

エンド・ユーザーにこの SKUを表示する権限があるかどうかを判別する

ために使用されます。


動的属性定義する各属性の鍵/値ペアとして指定された、SKUのその他の構成可

能な属性です。たとえば、鍵/値ペアを色/赤やサイズ/小として指定できま

す。

履行者品目を出荷する履行者です。

代替製品品目の在庫がない場合に、代替製品として提示する製品です。

SKUバンドルの作成 SKUバンドルは、複数の個別の SKUで構成された SKUです。バンドルの場合、品目グループを単一品

目として購入することが可能ですが、受注処理では複数の品目として処理されます。バンドルは、バンドル

のコンポーネント SKUが常に同じである点において、構成可能な SKUと異なります。たとえば、SKUバン

ドルは、6本の HB鉛筆と 1つの筆箱で構成できます。

SKUバンドルは 3つの部分からなるプロセスで作成します。

1. SKUバンドルが構成されている個々の SKUを作成します。

2. 「SKU」から SKU リンクを作成します。SKU リンクは、個々の SKUと数量で構成されま

す。


70


3. 「バンドル・リンク」プロパティが、1つ以上の SKU リンクで構成される SKUを作成します。

たとえば、6本の HB鉛筆と 1つの筆箱で構成される SKUバンドルを作成するとします。

1. HB鉛筆を表す SKUを作成し、筆箱を表す別の SKUを作成します。

2. 鉛筆 SKUと筆箱 SKUへのリンクを含んだ新しい SKUを作成することで、SKUバンド

ルを作成します。

3. SKUバンドルで、6本の HB鉛筆 SKUを表す SKU リンクを作成し、筆箱 SKUの 1つ

を表す別の SKU リンクを作成します。

SKUバンドルの作成 SKU リンクに関連付ける 1つ以上の SKUを作成したら、リンクを組み合せる SKUを作成できます。

1. この章で前述したように、新しい SKUを作成します。

2. 詳細ペインの「拡張」タブで、「バンドル・リンク」プロパティをクリックします。

3. +ボタンをクリックして、新しいリンクを作成します。

4. 新しい「SKU リンク」ダイアログ・ボックスで、次の必須プロパティを入力します。

名前: SKU リンクを説明する名前です。

品目: このリンクに関連付けられた SKUです。既存の SKUを選択することも、新しい

SKUを作成することもできます。

数量: このバンドルに含める品目の数量です。

5. 「作成」をクリックして、新しい SKU リンクを作成し、ダイアログ・ボックスをクローズします。

6. 作成する新しい SKU リンクごとに、手順 3から手順 5を繰り返してください。

7. 「保存」をクリックして、SKUバンドルへの変更を保存します。

構成可能な SKUの作成通常の SKUが、Mサイズの青いシャツなど単一品目を表すのに対し、構成可能な SKUは、単一品目とし

て販売されるけれども、顧客がメモリー容量やハードディスク・サイズを選択できるコンピュータ・システムな

ど、可変コンポーネントを持つオブジェクトを表します。構成可能な SKUは通常の SKUと同じ方法で作成

できますが、構成可能なプロパティを追加する必要があります。

新しい構成可能なプロパティを構成可能な SKUに追加するには

1. この章で前述したように、新しい構成可能な SKUを作成します。

2. 詳細ペインの「一般」タブで、「構成可能なプロパティ」プロパティをクリックします。

3. +ボタンをクリックして、新しい構成可能なプロパティを作成します。

4. 新しい「構成可能なプロパティ」ダイアログ・ボックスで、次の必須プロパティを入力しま

す。

名前: プロパティを説明する名前です。


71


構成オプション: この構成可能なオプションが製品を表す場合は製品を指定し、SKUを

表す場合は SKUを指定します。

5. 「作成」をクリックして、新しい構成可能なプロパティを作成し、ダイアログ・ボックスをクロ

ーズします。

6. 作成する新しい構成可能なプロパティごとに、手順 3から手順 5を繰り返してください。

7. 「保存」をクリックして、構成可能な SKUへの変更を保存します。

SKU価格での作業 SKUの詳細ペインにある「価格表」タブの情報には、管理者によって設定された価格表が反映されていま

す。ユーザーは価格タイプを変更でき、該当する場合は、SKUの価格を指定できます。

注意: 「価格表」ビューで価格表をより広範に構成する方法は、価格表の作成と管理を参照してください。

「価格表」エディタには、SKUに適用される各価格表が表示されており、各リストの SKUの価格タイプを編

集できます。

SKUの価格を変更するには

1. SKUの詳細ペインの「価格表」タブにナビゲートします。

2. 「価格表」エディタで、編集する価格表をクリックします。

3. 「価格タイプ」リストからオプションを選択します。

継承: SKU価格は価格表によって指定されます。これはデフォルト値です。

上書き: 「SKU価格」列で指定した価格により、この SKUの継承価格が上書きさ

れます。

数量: 「SKU価格」列の「セット数量価格設定…」ボタンをクリックして指定した数

量価格設定方式により、この SKUのリストの価格が置き換えられます。数量価格

設定の方法は、価格表の作成と管理を参照してください。


72


4. （オプション）SKUは複数の製品の子になることができます。様々な製品の同じ SKUに

対して異なる価格を設定するには、「価格表」エディタに表示される製品名の列ペアの

各「価格タイプ」/「価格」で手順 3を繰り返します。

5. 詳細ペイン下部の「保存」ボタンをクリックします。


73

1 0 - メディア・アセットおよびフォルダの作成と管理

10 メディア・アセットおよびフォルダの作成

と管理

メディア・アセットは、Webページをポイントする URL、JSPテンプレート、または ATG Merchandisingによっ

て管理される製品コピーのブロックなど、通常、コンテンツを持つアセットです。メディア・アセットは専門用

語としては、コンテンツ・リポジトリに保存される ATG Commerceアセットになります。

次のタイプのメディア・アセットを扱うことができます。

「メディア - 内部 - テキスト」アセットには、テキストのブロックが保存されます。たとえば、

Webサイトのスロットによって表示されるテキスト行は、メディア内部テキスト・アセットとし

て保存されている可能性があります。

「メディア - 内部 - バイナリ」アセットには、イメージまたは PDFなどのバイナリ・ファイル

が保存されます。たとえば、製品のイメージはメディア内部バイナリ・アセットとして保存さ

れている可能性があります。

「メディア - 外部」アセットには、カタログ・データベース外部に保存されたテキストやバイ

ナリ・ファイルなどのファイルをポイントする URLが保存されます。たとえば、すべての製

品で使用される JSPテンプレートは、メディア外部アセットとして保存されている可能性

があります。

メディア・アセットはメディア・フォルダで編成します。メディア・フォルダは必ず必要です。つまり、メディア・ア

セットは、メディア・フォルダ外部には配置できません。メディア・アセットを作成する前に、その編成方法を

決定して、適切なフォルダ構造を作成してください。

メディア・フォルダの作成メディア・アセットとフォルダを作成する前に、その編成方法を検討してください。たとえば、メディア・アセット

は題材またはアセット・タイプ別に編成できます。メディア・アセット・フォルダは、「メディアおよびコンテンツ」

のトップレベルまたは別のメディア・フォルダ内部に作成できます。

新しいメディア・フォルダを作成するには

1. 「参照」パネルで、「メディアおよびコンテンツ」にナビゲートします。詳細は、ナビゲーシ


2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、「メディア・フォルダ」を選択します。

3. 詳細ペインのプロパティ・フィールドに入力します。「名前」フィールドのみが必須です。



74


メディア・フォルダ・プロパティ詳細ペインで、次のメディア・フォルダ・プロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、

ATG Merchandisingにデフォルトで付属しているメディア・フォルダ・プロパティです。Webサイトに固有の

新しいメディア・フォルダ・プロパティが管理者によって追加されている場合があります。

「プロパティ」タブ


名前フォルダ名です。




摘要フォルダの概略です。

親フォルダこのフォルダを含むフォルダです。値が表示されていない場合、このフォ

ルダはルート・フォルダです。

パスフォルダの完全パス名です。

作成日このフォルダが作成された日付です。

開始日フォルダが使用可能になる日付です。

終了日このプロパティを使用するようにコレクション・フィルタが実装されている場

合、このフォルダが使用不可になる日付です。

メディア・アセットの作成新しいメディア・アセットを作成するには

1. 「参照」パネルで、「メディアおよびコンテンツ」にナビゲートします。新しいアセットを作

成するフォルダを選択します。詳細は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してくださ

い。

注意: 「対象」ドロップダウン・メニューで「メディア」を選択した場合は、「検索」パネルか

らメディア・アセットを作成することもできます。この操作により、「非分類品目」または「サ

イトにリストされていない品目」リストでメディア・アセットが作成されます。

2. ツールバーの「作成」ボタンをクリックして、次のいずれかを選択します。

メディア - 外部

メディア - 内部 - バイナリ

メディア - 内部 - テキスト

3. 詳細ペインのプロパティ・フィールドに入力します。必須フィールドは星アイコンでマーク

されています。


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「メディア - 外部」プロパティ詳細ペインで、次のプロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、ATG Merchandising

にデフォルトで付属しているプロパティです。Webサイトに固有の新しいプロパティが管理者によって追加さ

れている場合があります。

「一般」タブ


名前メディア・アセット名です。




摘要アセットの概略です。

親フォルダこのアセットを含むフォルダです。


パスアセットの完全パス名です。


URL メディア・アセットにアクセスするために、JSPページで使用できる相対

URLです。


「メディア - 内部 - テキスト」プロパティ詳細ペインで、次のプロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、ATG Merchandising



「一般」タブ


名前メディア・アセット名です。





76




データアセットを構成するテキストです。






作成日アセットが作成された日時です。


「メディア - 内部 - バイナリ」プロパティ詳細ペインで、次のプロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、ATG Merchandising



「一般」タブ


名前 .JPG、.GIFまたは.PNGなどの拡張子を含めたメディア・アセットのファイ

ル名です。



データアセットを構成するデータです。






作成日アセットが作成された日時です。



77



MIMEタイプアセットのコンテンツ・タイプの値です。


メディア・フォルダの削除別のフォルダを含んだメディア・フォルダを削除する場合、子フォルダが「メディアおよびコンテンツ」階層の

トップレベルに移動されます。


78



79

1 1 - S E O タグの作成と管理

11 SEO タグの作成と管理

Web検索エンジンによるページのランキングは部分的に、特定の HTMLタグ、特に、<meta>タグと

<title>タグに表示される単語に基づいています。一般的な検索エンジン最適化（SEO）手法では、これら

のタグの主な検索条件をリストして、これらの条件を含んだページのランキングを確立します。SEOタグは、

そのプロパティがサイト・ページの<title>タグと<meta>タグのコンテンツを設定するために使用される項目

です。SEOタグ、およびそのプロパティで使用される値の詳細は、ATG Programming Guideを参照してくだ

さい。

SEOタグを作成するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、「SEOタグ」にナビゲートします。ナビゲー

ション・ペインの使用を参照してください。

2. 「新規作成」ボタンをクリックして、ドロップダウン・メニューから「SEOタグ」を選択します。

3. 「コンテンツ・キー」テキスト・ボックスに、項目を検索するために使用する識別子を入力

します。

4. 「摘要」テキスト・ボックスに、ページのコンテンツを説明するテキストを入力します。

5. 「キーワード」テキスト・ボックスに、ページの検索キーワードのリストを入力します。

6. 「タイトル」テキスト・ボックスに、ページのタイトルとして使用するテキストを入力します。

7. 「表示名」テキスト・ボックスに、項目に使用する表示名を入力します。


新しい項目がナビゲーション・ペインに表示されます。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGProgGuide.pdf


80

1 1 - S E O タグの作成と管理


81

1 2 - アセットのインポートとエクスポート

12 アセットのインポートとエクスポート

ATG Commerceアセットはエクスポートが可能なため、ATG Merchandising外部で作業することも、変更を

ATGシステムに容易にインポートして戻すこともできます。たとえば、次のようになります。

新しいカタログ情報が自動フィードで送られてきた場合、新しいアセットを一括して書式

設定および編集し、カタログにインポートできます。

多数の人から更新が送信される場合は、それぞれの変更を手動で入力するかわりに、

すべての変更を ATG Merchandisingに一度に組み込むことができます。

カタログ・アセットの一括編集またはグローバル操作（検索や置換またはスペル・チェッ

ク）をスプレッドシートで素早く実行して、これらの変更をカタログにインポートして戻すこ

とができます。

ATG Merchandisingへのアクセス権限がない人に対し、アセット情報をレビュー目的の

ために配布できます。

アセットのエクスポートカタログ・アセットとそのプロパティを XLS形式のスプレッドシートにエクスポートできます。エクスポートした

ら、Microsoft Excelなどのスプレッドシート・エディタを使用して、プロパティ値を表示および編集できます。

エクスポートを開始する前に、プレビュー・オプションを使用すると、スプレッドシートの最初の数行を表示し

て、選択した内容を確認できます。

エクスポートのガイドラインと制限この項では、エクスポートの計画に役立つ情報を示します。

エクスポート用に選択できないアセット・タイプ

ATG Merchandisingでは、次のタイプのアセットはエクスポートしません。

価格表と価格表フォルダ

ファセット

基本検索構成、検索構成および検索構成フォルダ

検索テスト

アセット・プロパティのエクスポート

アセットをエクスポートする場合、次のデータ型を持つプロパティすべてをエクスポートできます。


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文字列型

長文字列型

リスト、セットおよびマップ・コレクションの文字列とリポジトリ項目

注意: 配列はサポートされていません。

日付型

タイムスタンプ型

int型

長整数型

単精度浮動小数点型

倍精度浮動小数点型

列挙型

ブール型

リポジトリ項目

プロパティのデータ型の詳細は、このガイドの前半にある、各種アセット・タイプの作成と処理について説明

している章を参照してください。

アセットのバージョン設定

エクスポートするためにアセットをプロジェクトに追加する必要はありませんが、プロジェクトと関連して作業

を行う必要があります。

プロジェクトで変更したアセットを選択してエクスポートする場合、変更されたバージョンがエクスポートされ

ます。それ以外の場合、メイン・バージョン（最後にチェックインされたバージョン）がエクスポートされます。

注意: バージョン設定情報はエクスポートに含まれません。スプレッドシートを編集して、ATG

Merchandisingに再インポートする場合、バージョン設定に関する考慮事項を参照してください。

セキュリティ

エクスポートするアセットとプロパティに対する読取りアクセス権とリスト・アクセス権を持っている必要がありま

す。アセットのエクスポートに書込みアクセス権は必要ありませんが、アセットとプロパティへの変更をインポ

ートするには、書込みアクセス権が必要です。ユーザー権限の詳細は、管理者に問い合せるか、ATG

Content Administration Programming Guideのユーザー・アクセス権とセキュリティの管理に関する項を参照


複数サイト環境でのエクスポート

複数サイト環境では、各カタログ・アセットには次のプロパティが割り当てられます。

サイト: アセットのサイト・メンバーシップを定義します。

親カテゴリ

ATG Merchandisingでは、カタログ項目のこれら両方のプロパティはエクスポートしませんが、販促の「サイ

ト」プロパティはエクスポートします。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGCAProgGuide.pdf



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サイズのエクスポート制限

アセット行の最大数は 65,534です。

1つのスプレッドシートにエクスポートできるアセットの最大行数は 65,533行です。

Microsoft Excelの最大行数の制限は 65,536行で、エクスポートされたスプレッドシート

の最初の 2行は、エクスポートに関する情報のために予約されています。65,534行を超

過する数のアセットをエクスポートする場合、またはコレクション・プロパティを項目別に

し、エクスポートされたアセットの項目の総数が 65,534行を超える場合、制限を上回る

アセットまたはコレクション項目はスプレッドシートには含まれません。データが切り捨て

られたことを警告するメッセージが表示されます。

1つのセル内の最大文字数は 32,767字です。

Microsoft Excelでは、1つのセル内で 32,767字を上回る数の文字数は許可されませ

ん。プロパティ値がかなり長いと、この制限に遭う可能性がありますが、問題となる可能

性が高いのは、それぞれ 15文字以上で 2,000個の SKU IDのリストなど、非常に大き

いコレクション・プロパティをエクスポートする場合です。このような場合は項目別書式を

使用します。コレクション・プロパティのエクスポート・オプションを参照してください。

様々なタイプのアセットのエクスポート

各エクスポート手順でエクスポートできるのは 1つのタイプのアセットのみです。たとえば、製品とカテゴリの

両方を同じスプレッドシートにエクスポートすることはできません。製品を 1つのスプレッドシートにエクスポ

ートし、カテゴリを別のスプレッドシートにエクスポートする必要があります。

一部のアセット・タイプは、他のアセット・タイプの子になります。たとえば、「構成可能な SKU」は SKUのタ

イプであり、「品目割引」は販促のタイプです。

親アセットをエクスポートする場合、子アセットすべてが自動的にエクスポートされます。たとえば、プロジェ

クトに 2つのタイプの販促であるオーダー割引と出荷割引が含まれているとします。利用可能なすべての販

促をエクスポートする場合、アセット・タイプ・リストには親アセット・タイプ（販促）と各子アセット・タイプ（オー

ダー割引と出荷割引）が表示されます。

オーダー割引のみをエクスポートする場合は、リストから「オーダー割引」を選択します。オーダー割引と出

荷割引の両方をエクスポートする場合は、リストから「販促」を選択します。

「販促」を選択して両方のタイプの販促をエクスポートする場合は、「販促」アセット・タイプに適用されるプロ

パティのみがエクスポート可能です。「オーダー割引」または「出荷割引」アセット・タイプに特化して適用さ

れるプロパティは利用できません。たとえば、「販促」アセット・タイプを選択した場合、「条件およびオファ

ー」プロパティはエクスポートできませんが、「オーダー割引」または「出荷割引」のいずれかを選択した場合

は利用可能になります。


84


コレクション・プロパティのエクスポート・オプションリスト、セットおよびマップなど、サポートされているコレクション・プロパティを次のいずれかの形式でエクス

ポートできます。

フラット: すべてのコレクション項目は 1つのセル内に、カンマで区切られてリストされま

す。

項目別: 各コレクション項目は個別の行にリストされます。

手順は、アセット・データのエクスポートを参照してください。

マップ・コレクションの項目には、一方を他方に対応付ける鍵/値ペアが含まれています。これらの項目を表

すため、鍵と値は、Alabama=AL,Alaska=AKのように等号で区切られています。

フラット書式

フラット書式の場合、スプレッドシートの各行は、1つのアセットとエクスポートされたすべてのプロパティを表

します。この書式では、各アセットのプロパティを複数エクスポートできます。コレクションの個々の値は、青,

緑,赤のようにカンマで区切られています。あるいは、リポジトリ項目の場合は、cat110006, cat11008,

cat11009のようにカンマとスペースで区切られています。

次の表は、フラット書式で表示される childSKUs コレクション・プロパティを示します。

ID displayNameDefault childSKUs

xprod1068 ウール・ウエスト・タイ・トップ xsku1448, xsku1449

xprod2525 メタリック・シルク・ブレンド・タン

クトップ

xsku2525_1, xsku2525_2

注意: コレクション項目に数値のみが含まれている場合、または値にカンマが含まれている場合、項目は、

"123","124"のように、二重引用符で囲まれます。これにより、Microsoft Excelで数値のリストが単一の数

値として解釈されないようにします。値にカンマが含まれている場合、二重引用符は、カンマによって新しい

項目が開始されないということを示しています。たとえば、キーワード・コレクションは、冬物アクセサリ,"帽子,

スカーフ, および手袋",ニット・ギフトのようにエクスポートできます。スプレッドシートから再インポートするとき

に、引用符は取り除かれます。

項目別書式

項目別書式の場合、コレクション項目は個々の行に分けられるため、1つのアセットがスプレッドシートの複

数の行にまたがる場合があります。コレクション・プロパティを項目別にする場合は、その 1つのプロパティ

のみを選択してエクスポートできます。

次の表は、項目別書式の childSKUsプロパティで前の例の製品を示します。

ID childSKUs

xprod1068 xsku1448

xprod1068 xsku1449

xprod2525 xsku2525_1


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xprod2525 xsku2525_2

アセット・データのエクスポートアセット・データをスプレッドシートにエクスポートするには、次の手順に従ってください。

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、エクスポートするアセットを選択します。アセ

ットは、ナビゲーション・ペインから選択することも、プロジェクト・ダイアログ・ボックスの現

在のプロジェクトで選択することもできます。

プロジェクトで変更したアセットをエクスポートする場合、メイン・バージョンの値ではなく、

プロジェクトのバージョンのプロパティ値がエクスポートされます。詳細は、アセットのバ

ージョン設定を参照してください。

2. 「処理」メニューで「エクスポート」をクリックします。

3. エクスポートするアセットのタイプを複数選択した場合は、「アセット・タイプ」リストをクリッ

クして、エクスポートするタイプを選択します。選択できるのは 1つのみです。

親タイプを選択する場合は、その子タイプのアセットもすべてエクスポートされます。1つ

の子タイプのアセットのみをエクスポートする場合は、親タイプではなく、リストからその

子タイプを選択します。詳細は、様々なタイプのアセットのエクスポートを参照してくださ

い。

4. 「プロパティ」リストで、エクスポートに含めるプロパティを選択します。IDプロパティは常

にエクスポートされるため、表示されません。コレクション・プロパティがカッコに囲まれて

表示されます。

注意: プロパティを選択しない場合は、IDのみがエクスポートされます。この方法は、イ

ンポートするスプレッドシートを作成する手始めにすることができます。アセットのインポ

ートを参照してください。

5. （オプション）内容を項目別の行にした状態でコレクション・プロパティをエクスポートする

場合は、そのプロパティを選択して、「コレクションを個別の行に表示」をクリックします。

選択できるプロパティは 1つのみです。詳細は、コレクション・プロパティのエクスポート・

オプションを参照してください。

6. （オプション）エクスポートされたデータをプレビューする場合は、「プレビュー」をクリック

します。

エクスポートされたデータのサンプルが表示され、スプレッドシートの最初の 5行が示さ

れます。「アセット・タイプ」と「プロパティ」の選択肢を変更する場合は変更し、再び「プレ

ビュー」をクリックします。

7. 「エクスポート」をクリックします。

「エクスポート」ボタンをいったんクリックすると、操作を取り消すことはできず、エクスポー

トが完了するまで他の ATG Merchandisingタスクを実行できません。

8. エクスポートが完了すると、ブラウザにダイアログが表示されるので、そのダイアログでエ

クスポート・ファイルのオープンまたは保存を選択します。

このダイアログで「取消」をクリックすると、エクスポート・ファイルは保存されないため、再

びエクスポート手順を繰り返す必要があります。


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エクスポートされたスプレッドシートの表示アセット・データは XLSファイルにエクスポートでき、Microsoft Excelを使用してそのファイルを表示および

編集できます。デフォルトのファイル名は、<YYMMDDhhmmss>export.xlsの形式になります。たとえば、

2011年 1月 30日の AM11:43:27にエクスポートされたファイルは、110130114327export.xls という名

前になります。

エクスポートされたデータは特定の形式に従っており、スプレッドシートを ATG Merchandisingに再インポ

ートするときにこの形式を使用できます。次の図で例を示します。

1行目: リポジトリ、アセット・タイプ、書式設定オプション、プロセス・メッセージ

1行目は、リポジトリ・パスとアセット・タイプ、書式設定オプション、および警告かエラー・メッセージ用に予約


1行目の 1列目（セル 1A）には、リポジトリ・パス、およびコロンで区切られたアセット・タ

イプが含まれています。たとえば、次のようになります。

/atg/commerce/catalog/ProductCatalog:product

2列から 4列（セル 1B、1C、1Dおよび 1E）には、データの書式設定オプションが含ま

れています。

FORMAT=itemizedは、スプレッドシートにコレクション・プロパティが項目別書式で含ま

れていることを示し、該当する場合は、2列目（セル 1B）に表示されます。

エクスポートされたプロパティにタイムスタンプが含まれている場合、TIMEFORMATが 3

列目（セル 1C）に表示され、タイムスタンプで使用されている日付の形式が示されます。

たとえば、次のようになります。TIMEFORMAT=MM/dd/yyyy HH:mm:ss

エクスポートされたプロパティに日付が含まれている場合、DATEFORMATが 4列目（セル

1D）に表示され、日付の値で使用されている形式が示されます。たとえば、次のようにな

ります。DATEFORMAT=dd/MM/yyyy

エクスポート・プロセス中に生成されたメッセージは 5列目（セル 1E）に表示されます。

たとえば、「データが Excelの 65535行制限を超過し、切り捨てられました。」のように表

示されます。

2行目: プロパティの見出し

2行目には、エクスポートされたプロパティのプロパティ名を含んだ見出しが表示されます。IDプロパティは

常に 1列目（セル 2A）に表示され、IDプロパティの実際のリポジトリ名に関係なく常に「ID」とラベル付けさ

れています。残りの列は、表示名のアルファベット順になっています。これは、「エクスポート」ダイアログで使

用される順序と同じです。

注意: 「エクスポート」ダイアログとは異なり、スプレッドシートにはプロパティのリポジトリ名が含まれており、ロ

ーカライズ済の表示名は含まれていません。


87


3行目以降: アセット・データ

アセット・データは 3行目からスプレッドシートの残りまで続きます。アセットにプロパティの値がない場合、

対応するセルは空になります。

アセットのインポートインポート機能を使用すると、ATG Merchandisingの外部で Commerceアセットを処理して、スプレッドシー

トまたは CSV形式で ATGにインポートできます。インポートにより、アセットを一括して編集する便利な方

法を利用できます。スプレッドシート・アプリケーションの編集機能を使用して複数のアセットを変更してから、

すべての変更を ATG Merchandisingプロジェクトに一度にインポートすることが可能です。

インポート機能は、カタログ全体のインポートはサポートしていませんが、数万ではなく、数千程度の比較的

少ない数のアセットを編集または追加するのに最適な機能です。

アセットをスプレッドシートから ATG Merchandisingにインポートするには

1. ATG Merchandisingにインポートできるように、スプレッドシートを適切な形式で作成しま

す。サポートされているファイル・タイプは CSV と XLSです。詳細は、アセットのエクス

ポートおよびインポートするファイルの書式設定を参照してください。

2. ファイルをロードして、アセットがインポート可能かどうかを検証します。詳細は、アセット

の検証とプレビューを参照してください。

3. スプレッドシートをインポートします。詳細は、アセット・データのインポートを参照してく

ださい。

4. インポートされたアセットにエラーまたは警告がないか確認してください。詳細は、インポ

ート最終レポートの確認を参照してください。

5. プロジェクトでアセットを確認します。望ましくない変更は元に戻し、バージョンの競合が

生じた場合は解決してください。第 2章のプロジェクトからのアセットの削除および他の

プロジェクトとの競合の解決を参照してください。

インポートのガイドラインと制限この項では、インポートの計画に役立つ情報を示します。

バージョン設定に関する考慮事項

インポートするためにアセットをプロジェクトに追加する必要はありませんが、プロジェクトと関連して作業を

行う必要があります。新しいアセットおよび変更されたアセットをインポートすると、これらはプロジェクトに追

加されます。変更されたアセットのプロパティ値は、インポートした値で更新されます。変更していないアセッ

トはプロジェクトに追加されません。

ATG Merchandisingでは、アセットのバージョン設定情報はエクスポートまたはインポートされません。再イ

ンポートする予定のアセットをエクスポートする場合は、必ずアセットの最新バージョンをエクスポートして、

プロパティが誤って古い値で上書きされないようにしてください。

アセットをチェックアウトして、プロジェクトでプロパティ値を編集し、その同じプロパティの更新した値をイン

ポートする場合、以前の編集の記録はありません。アセットへの変更を元に戻すことは可能ですが、プロパ

ティはメイン・バージョンの値に戻り、インポート前のプロジェクト・バージョンの値には戻りません。


88


セキュリティ

アセットへの変更をインポートするには、そのアセットおよびインポートする変更済プロパティへの書込みア

クセス権が必要です。エクスポート機能では、リストおよび表示権限のみが必要なため、アセットをエクスポ

ートすることは可能ですが、インポートすることはできません。ユーザー権限の詳細は、管理者に問い合せ

るか、ATG Content Administration Programming Guideのユーザー・アクセス権とセキュリティの管理に関す

る項を参照してください。

複数サイト環境におけるアセットのインポート

複数サイト環境では、各カタログ・アセットには「サイト」プロパティと「親カテゴリ」プロパティが割り当てられま

す。ATG Merchandisingでは、カタログ項目のこれら両方のプロパティはインポートしませんが、販促の「サ

イト」プロパティはインポートします。

インポートするファイルの書式設定インポートするファイルを書式設定する最も簡単な方法は、まず、変更するアセットを含んだファイルを ATG

Merchandisingからエクスポートすることです。空のスプレッドシートで最初からインポート・ファイルを手動で

作成することも可能です。XLSファイルのみをサポートするエクスポート機能とは異なり、インポート機能は

XLS形式ファイルと CSV形式ファイルの両方をサポートするため、CSVファイルをサポートするエディタを

使用して、インポートするスプレッドシートを作成できます。

次の図は、インポートするために書式設定されたスプレッドシートの例を示します。

注意: セルを空のままにすると、プロパティ値が削除されることがあります。プロパティ値を削除する場合の

書式を参照してください。

スプレッドシートのインポートに必要な書式設定

スプレッドシートの 1行目と 1列目は、インポート・プロセスで使用するためのもので、特定の情報を含む必

要があります。1行目には、インポートするデータの情報が含まれ、1列目（1行目を除く）には、インポートす

るアセットの IDプロパティが含まれます。

スプレッドシートの 1行目には、次に示すように、リポジトリ、アセット・タイプおよびデータ型の特定の形式を

指定する必要があります。

リポジトリとアセット・タイプタイムスタンプ・プロパティの書式この列はインポートされません

この行により新しい製品が

作成されますこれらの製品が

コレクションに追加されます



89


1行目の 1列目（セル 1A）には、リポジトリ定義で定義されているように、リポジトリ・コン

ポーネントへの基底パス、およびスプレッドシートのアセットのアセット・タイプを含める必

要があります。たとえば、次のようになります。

/atg/commerce/catalog/ProductCatalog:product

項目別コレクションや特定の日付形式など、特別なプロパティの書式設定を指定するに

は、1行目（セル 1Bから 1D）の追加列を使用します。各書式にはセルを別々に割り当

てる必要がありますが、特定の順序で表示する必要はありません。書式設定オプション

は次のとおりです。

説明スプレッドシート内の書式要件

項目別コレクション・プロパティ

（コレクション・プロパティのエク

スポート・オプションを参照）

FORMAT=itemized マップ、リストまたはセット・プ

ロパティを項目別書式でイン

ポートする場合に必要です。

注意: 項目別インポート・ファ

イルに FORMAT=itemizedが

含まれていない場合、コレク

ション・プロパティの値はイン

ポート・タスクにより、次の値が

あるたびに上書きされます。コ

レクションの項目別リストの最

後の項目は、そのコレクション

に対して保存される唯一の項

目になります。

日付プロパティの値の書式

（01/31/2009など）

DATEFORMAT=MM/dd/yyyy

日、月および年のインジケータは、

たとえば、dd/MM/yyyyのように、

データに一致する順序で表示され

ます。

インポートされたプロパティの

タイプが日付の場合、必要で

す。

日付の値は、たとえば、

3/15/09ではなく、

03/15/2009の書式に正確

に一致する必要があります。

タイムスタンプ・プロパティの値

の書式（31/01/2009 22:45:01

など）

TIMEFORMAT=

MM/dd/yyyy HH:mm:ss

日、月および年のインジケータは、

たとえば、dd/MM/yyyy HH:mm:ss

のように、データに一致する順序で


12時間制を使用する場合、書式は

MM/dd/yyyy hh:mm:ss aaにな

ります。ここで、aaは

03/15/2009 05:30:00 AMなど、

AMまたは PMのいずれかにでき

ます。

インポートされたプロパティの

タイプがタイムスタンプの場合

に必要です。

タイムスタンプの値は、たとえ

ば、3/15/09 5:30ではな

く、03/15/2009 05:30:00

の書式に正確に一致する必

要があります。


90


スプレッドシートの 2行目からの 1列目は、インポートされたアセットの IDプロパティ用になっています。他

のプロパティ値は 1列目を使用できません。2行目（セル 2A）には ID見出しが含まれ、リポジトリ項目の ID

プロパティの実際の名前に関係なく、ここは常に IDになります。残りの行（セル 3A以降）には、インポートさ

れた各アセットの ID値が含まれます。空の IDの行はインポート中スキップされます。

新しいアセットを追加する場合の書式

インポート機能を使用すると、スプレッドシートをインポートするときに新しいアセットを作成できます。アセッ

トを作成するには、行をスプレッドシートに追加して、各列にプロパティ値を入力します。セルを空にする場

合、そのプロパティの値は nullに設定されます。ID列を空にすると、そのアセットはスキップされ、作成され

ません。

新しいアセットの ID値は、次のいずれかの方法で割り当てます。

ID列に NEW と入力して、システムによって IDが作成されるようにします。

自動生成された IDを使用して新しいアセットが作成されます。NEWのキーワードは大文

字で入力し、セル内の唯一の値にする必要があります。

ID列に一意の IDを入力します。

新しいアセットが、入力した IDで作成されます。

注意: アセットを作成するには、必須プロパティの値を入力する必要があります。

インポートする新しいアセットを作成する場合、その新しいアセットを利用するスプレッドシートの他のアセッ

トよりも前に追加してください。インポート・タスクでは、スプレッドシートの上から下の順に処理を行い、他の

アセットから参照される前にアセットを作成する必要があるためです。たとえば、新しい製品を作成して、ス

プレッドシートの他のプロパティの「関連製品」プロパティに追加する場合は、その新しい製品を参照する製

品を含んだ行の前に、その製品を追加します。

プロパティ値を削除する場合の書式

アセットを ATG Merchandisingにインポートするときに、アセットのプロパティ値を削除できます。プロパティ

値を削除するには、対応するセルを空のままにします。

ヒント: スプレッドシートのセルを削除するけれども、インポート中にプロパティ値が削除されないようにする場

合、そのセルを無視するものとしてマークできます。無視するデータのマーク付けを参照してください。

この削除書式は、項目をコレクション・プロパティに追加する場合は適用されません。項目をコレクションに

先頭追加または末尾追加するために列を書式設定する場合、空のセルはインポート中に自動的に無視さ

れます（コレクションへの追加またはコレクションからの削除は行われません）。項目をコレクションに追加す

る場合の書式を参照してください。

無視するデータのマーク付け

スプレッドシートをインポートする際、式または注記の列、編集しないプロパティを含んだ列、あるいはデー

タが削除される可能性のある空のセルなど、インポートに含めないデータがファイルに含まれていることがあ

ります。これらの項目をインポートから削除する場合は、列（プロパティ）、行（個別のアセット）またはセル（個

別のプロパティ値）がインポート・プロセスで無視されるようにマーク付けできます。

次に示すように、キーワード IGNORE を使用して、インポート中に無視するデータをマークします。


91


無視する対象方法

単一のプロパティまたは余分な列など、デ

ータの列を無視

IGNORE という単語を列見出し（2行目）に入力します。

アセット（単一行）を無視 IGNORE という単語を、アセットの IDセル（1列目）に入

力します。

アセットのプロパティ（単一セル）を無視そのセルに IGNORE と入力します。

データが無視されるようにするには、IGNORE という 1語を大文字でそのセルに含める必要があります。

項目をコレクションに追加する場合の書式

次に示すように、コレクション・プロパティの列見出しのプロパティ名の前または後ろにアンパサンド（&）を入

力することで、項目をコレクションに追加できます。

&fixedChildProductsのように、アンパサンドを列見出し名の最初に入力して、項目

をコレクションの先頭に追加します。

fixedChildProducts&のように、アンパサンドを列見出し名の最後に入力して、項目

をコレクションの末尾に追加します。

先頭追加書式および末尾追加書式を使用すると、すべての項目ではなく、追加項目をコレクションに含め

るのみで済むため、コレクションの編集プロセスが簡素化されます。この書式を使用しない場合、インポー

ト・プロセスにより、コレクション・プロパティはスプレッドシートにリストされているとおりの項目で上書きされま

す。

この書式を使用する場合、コレクションに何も追加されないようにすることを示すために、セルを空のままに

します。項目をコレクションに先頭追加または末尾追加するために列を書式設定する場合、その列の空の

セルはインポート中に無視されます（コレクションへの追加またはコレクションからの削除は行われません）。

次の図は、製品をカテゴリに追加するために使用される先頭追加書式の例を示します。

先頭追加書式と末尾追加書式を使用して、項目別書式のコレクションへの追加も行うことができます。次の

表は、前の例を項目別書式にした状態で示します。


92


コレクション・プロパティ名の一部としてアンパサンド文字をすでに使用している場合は、別の文字を使用し

て、項目をコレクションに末尾追加および先頭追加できます。

CSVファイル固有の書式

インポート機能では、XLS（Microsoft Excel）ファイルのほか、CSV（カンマ区切り値）形式のファイルもサポ

ートしています。CSVファイルは、スプレッドシートのセルを区切るためにカンマを使用するテキストベースの

ファイルです。ファイルの新しい各行は、スプレッドシートの新しい行を表します。コレクション・プロパティの

ように、セルに保存された値にカンマが含まれる場合は、値全体が二重引用符で囲まれて、カンマによって

新しいセルが開始されないことを示します。

Microsoft Excelを使用して CSVファイルを作成する場合、ファイルを CSV形式で保存するときに引用符が

自動的に追加されます。ファイルを Excelでオープンしても、引用符は表示されません。Microsoftのワード

パッドなどのテキスト・エディタでファイルを編集するときにのみ、引用符が表示されます。

次に、テキストで表示される CSVファイルの例を示します。

/atg/commerce/catalog/ProductCatalog:product, , ,

ID,displayNameDefault,parentCategoriesForCatalog,childSKUs

xprod1009,パイル織の手袋,masterCatalog=cat70014,"xsku1032, xsku1033, xsku1034"

xprod1012,ケーブル編みニット帽,masterCatalog=cat70014,xsku1040

xprod1010,ショルダ・バッグ,masterCatalog=cat70014,xsku1038

次の図は、同じ CSVファイルがMicrosoft Excelで表示された状態を示します。

インポート時のエラーを防ぐため、3行目以降のカンマの数が、2行目のカンマの数と一致していることを確

認してください。

アセットの検証とプレビューファイルをインポートすると、ファイルは ATG Merchandisingによって検証されます。まず、ファイルが正しく

書式設定されていて、インポート可能なデータを含んでいるかどうかが確認され、次に、スプレッドシートの

最初の 200個のアセットが検証されます。「すべて検証」オプションを使用して、ファイル内のすべてのアセ

ットを検証することも可能です。実際にインポートする前にエラーまたは警告が送信された場合は、タスクを

停止し、スプレッドシートを編集してエラーを除去し、再びファイルをアップロードできます。

ファイルをインポートするための手順は、アセット・データのインポートを参照してください。


93


検証フェーズに合格してスプレッドシートがインポートされると、結果ダイアログ・ボックスにインポートの結果

が表示されます。インポート最終レポートの確認を参照してください。

ファイルの検証

インポートするファイルを選択すると、ファイル形式およびスプレッドシートの最初の 2行の書式が検証され

ます。ファイルにエラーがある場合は、「インポート」ダイアログにメッセージが表示されます。

このフェーズで生じる可能性のあるエラーは次のとおりです。

ファイルが XLSまたは CSV形式ではない。

1行目、1列目のリポジトリまたはアセット・タイプが有効ではない。

1行目に FORMAT=itemizedが含まれているが、ファイルに項目別コレクション・プロパ

ティが含まれていない。

注意: ファイルが項目別書式になっているけれども、1行目に FORMAT=itemizedが含

まれていない場合、ファイルは有効ですが、項目別コレクションとしてインポートされませ

ん。かわりに、現在の値はインポート・タスクにより、コレクションの新しい項目があるたび

に上書きされ、保存される唯一の値は最後の項目のみになります。

ファイルに ID列がないか、1列目に IDがない。

ファイルの 2行目に、このアセット・タイプには存在しないプロパティが含まれているか、

綴りに誤りのあるプロパティ名が含まれている。

ファイルに、書込み権限のないプロパティが含まれている。

ファイルに、許可されていないプロパティが含まれている。許可されていないプロパティ

とは、導出プロパティ、一時プロパティ、読取り可能ではないプロパティ、書込み可能で

はないプロパティおよび UI書込み可能ではないプロパティです。詳細は、ATG

Repository Guideを参照してください。

注意: ATG Merchandisingでは、これらのタイプのプロパティはエクスポートされないた

め、スプレッドシートにこれらのタイプのプロパティが含まれている場合は、手動で追加


ファイルにタイムスタンプまたは日付プロパティが含まれているが、1行目に対応する

TIMESTAMP または DATE書式がない。

アセットの検証

ファイルがアップロードされてファイルの検証に合格すると、最初の 200個のアセットが検証され、結果が「イ

ンポート」ウィンドウに表示されます。

検証プロセスでは、インポートされたアセットのうち変更されたアセットの数、新しいアセットの数、および変

更されていないアセットの数が判別されます。プレビュー・テーブルに、検証された各アセットのステータス、

その IDとインポート済プロパティがリストされ、エラーまたは警告のある値にマークが付けられます。変更さ

れていない項目の「ステータス」列は空になっています。

エラーまたは警告メッセージを表示するには、エラーまたは警告が含まれる項目にポインタを重ねます。

アセットの検証中に生じる可能性のあるエラーまたは警告は次のとおりです。

スプレッドシートの値をプロパティの適切なタイプに変換できない。たとえば、日付に月

を表す 2桁が含まれていないか、数値プロパティに文字または記号が表示されるなど。

必須プロパティの値がない。

http://www.atg.com/repositories/ContentCatalogRepository_en/manuals/ATG10.0.1/repository/index.html

http://www.atg.com/repositories/ContentCatalogRepository_en/manuals/ATG10.0.1/repository/index.html


94


プロパティ値のリポジトリ IDが見つからない。

インポート中の同じタイプのアセットに対する IDが不明な場合、アセットがスプレッドシ

ートの他の場所に作成されている可能性があるため、メッセージは警告になります。異

なるアセット・タイプの場合、メッセージはエラーになります。

注意: ID列に、存在しないリポジトリ IDが含まれている場合、新しいアセットはその ID

で作成されます。新しいアセットを追加する場合の書式を参照してください。

ファイルに 200個を上回る数のアセットが含まれ、インポート・プロセスを開始する前にこれらすべてを検証

する場合は、「すべて検証」をクリックします。それ以外の場合は、ATG Merchandisingにより、データのイン

ポート時に残りのアセットがすべて検証され、エラーまたは警告がインポートの結果に表示されます。インポ

ート最終レポートの確認を参照してください。

アセット・データのインポートアセット・データを ATG Merchandisingプロジェクトにインポートするには

1. アセットをインポートする ATG Merchandising プロジェクトを作成またはオープンします。

プロジェクトの基本を参照してください。

2. 「インポート」ボタンをクリックします。

3. 「インポート」ダイアログで、「参照」をクリックし、インポートする XLSまたは CSVファイル

を見つけます。

4. 「アップロード」をクリックします。

ATG Merchandisingにより、ファイルが適切に書式設定されているかどうかが検証され

ます。

ファイルが適切に書式設定されている場合、最初の 200 個のアセットが検証され、


ファイルが適切に書式設定されていない場合、エラー・メッセージが表示されま

す。エラー・メッセージを確認して、問題の原因を判別し、スプレッドシートを編集

し、手順 2に戻ります。ファイルの検証を参照してください。

5. ファイルの検証に合格し、最初の 200個のアセットが「インポート」ダイアログに表示され

たら、アセット・プレビューを確認し、エラーまたは警告がないか注意してください。

エラーまたは警告メッセージのテキストを表示するには、エラーまたは警告がある

とマークされている値にポインタを重ねます。

データの問題に気付いたら、「取消」をクリックし、スプレッドシートを編集して問題

を解決し、手順 2に戻ります。

注意: 長いプロパティ値は、プレビュー・テーブルに完全に表示されませんが、切り捨て

られているのは表示のみで、値自体ではありません。スプレッドシートの値全体がインポ

ートされます。

6. （オプション）インポートされたスプレッドシートに 200個を上回る数のアセットが含まれて

いて、インポート前にスプレッドシート全体を検証する場合は、「すべて検証」をクリックし

ます。

注意: スプレッドシートのサイズによっては、このプロセスの完了に数分を要することがあ

ります。


95


「インポート」ダイアログには、各アセットのインポートされるプロパティのプレビュー、およ

びエラーまたは警告が表示されます。変更されたアセット、新しいアセットおよび変更さ

れないアセットの総数が、プレビュー・テーブルの上部に表示されます。

7. プレビュー・データに問題がなければ、「インポート」をクリックします。

インポートの結果の詳細は、次の項「インポート最終レポートの確認」に進んでください。

新しいアセットと変更済アセットが現在のプロジェクトに追加されます。「変更のレビュー」オプションを使用

すると、アセットの更新済プロパティ値とメイン・バージョンの値を比較できます。変更の確認を参照してくだ

さい。

インポート最終レポートの確認スプレッドシートのインポート後、「インポート(最終レポート)」ダイアログに各アセットの結果が表示されます。

このダイアログでは、インポートの結果に基づいてアセットがタブに分かれています。アセットの各タブ・リスト

には、各アセットの IDと名前が表示され、次のような結果が示されます。

変更済: スプレッドシートの値で適切に更新されたアセットが表示されます。

失敗: エラーにより、インポート中に更新されなかったアセットが表示されます。

新規: インポート中に作成されたアセットが表示されます。

失敗した新規: 必須プロパティがないなど、エラーによって作成できなかった新しいアセ

ットが表示されます。スプレッドシートで新しい IDを入力しなかった場合、IDは空になり

ます。

変更なし: スプレッドシートでアセットへの変更がなかったために更新されなかったアセ

ットが表示されます。これらのアセットはプロジェクトに追加されません。

次の図は、インポート・タスクの結果の例を示します。各タブには、各アセットの ID と名前が示されています。


96


インポートされたアセットのプロパティの変更を表示するには

1. 「インポート(最終レポート)」ダイアログをクローズして、「プロジェクト」タブにナビゲートし

ます。

2. インポート済アセットにナビゲートして、詳細ペインでそのプロパティを表示します。

3. 「変更のレビュー」をクリックします。

4. 保持しない変更を元に戻します。変更の確認を参照してください。

正常にインポートされなかったアセットに対し、インポート・プロセスを再試行するには

1. 正常にインポートできなかった原因であるエラーを書き留め、「インポート(最終レポー

ト)」ダイアログをクローズします。

2. スプレッドシートを編集してエラーを修正します。

注意: すでに正常にインポートされている、NEWとマークされたアセットをすべてスプレ

ッドシートから削除します。削除しない場合、次回スプレッドシートをインポートするときに、

重複したアセットが作成されます。その場合、プロジェクトから重複したアセットを削除し

ます。プロジェクトからのアセットの削除を参照してください。

3. スプレッドシートを再度インポートします。アセット・データのインポートを参照してくださ

い。


97

1 3 - 販促およびクーポンの作成と管理

13 販促およびクーポンの作成と管理

販促およびクーポンを使用すると、特定の製品または製品グループへの割引を提供できます。たとえば、母

の日の製品系列の販促を決定した場合は、サイトの「ようこそ」ページで、母の日の製品をイメージで強調し

て、特定の日付までに注文した顧客には 10パーセントの割引を提供するように設定できます。あるいは、

新規顧客の再訪を促すために、クーポンを E メール送信することもできます。

販促では、割引を受けるために満たす必要のある条件、および割引の適用方法を定義するオプションを指

定します。たとえば、コート類のカテゴリで一品購入する必要がある、指定の金額を上回る額を購入する必

要がある、または特定の期間中に購入する必要があるといった条件を指定できます。クーポンは、ユーザー

がクーポン・コードを入力したときに、販促を使用可能にします（販促条件が満たされている場合）。クーポン

の作成では、クーポン・コードを販促に関連付けます。販促とクーポンの両方をフォルダで編成でき、他の

ATG Merchandisingアセットによって使用されるのと同じ検索およびフィルタリング・コントロールで検索でき

ます。ATG Merchandising UIの概要およびアセットの作成と管理を参照してください。

この章では、ATG Merchandisingで販促を作成、編集、および操作する方法について説明します。次の項

から構成されています。

販促の仕組み

販促フォルダの作成と編集

販促の作成と編集

条件およびオファーのテンプレートの使用

拡張条件およびオファーの文の作成

販促でのクーポンの使用

販促のソート

販促の仕組み販促は 3つの一般タイプに分かれます。

「品目割引」販促 - 顧客は 1つ以上の品目で割引を受けられます。

「オーダー割引」販促 - 顧客はオーダー全体で割引を受けられます。

「出荷割引」販促 - 顧客は送料の割引を受けられます。

ATG Merchandisingで販促を設定した後、販促をユーザーに提供するための複数のオプションを使用でき

ます。

ユーザー・プロファイルに販促を付与するクーポンを作成します。


98


販促を受けられる訪問者を決めるシナリオを作成します。シナリオにより、販促を受けら

れる訪問者が判別され、販促が訪問者の activePromotionsプロファイル属性に追

加されて、訪問者プロファイルにその旨がマークされます（詳細は、ATG Web

Commerceパーソナライゼーション・ガイドの「シナリオの作成」の章を参照）。

すべての顧客に自動的に提供される販促も設定できます。これらのタイプの販促では、シナリオまたはクー

ポンは必要ありません。

顧客が品目をカートに入れるか、システムの価格の要求を伴う他の操作を実行すると、その顧客の訪問者

プロファイルが、設定されている販促を現在受けられるかどうかが ATG Commerceによってチェックされま

す。顧客が適格である場合は、ATG Commerceは販促割引を使用してその顧客の製品の価格を計算し、

割引に応じて価格を調整します。

販促に関する情報を複数の方法で、サイト訪問者に知らせることができます。たとえば、特別な方法で広告

することなく、製品の割引を設定できます。訪問者がチェックアウト・ページを表示したときに調整済の価格

が示されます。あるいは、「ようこそ」などで、オファーに関する説明を掲載し、テキストをその製品の通常の

カタログ・ページへのリンクにすることもできます。また、GetApplicablePromotions ドロップレットを使用

して特定の品目に適用される販促を特定し、その情報を製品ページに掲載することも可能です。販促に関

する Eメールを、メッセージに割引クーポン・コードを記載して送ることもできます。

販促フォルダの作成と編集販促フォルダは、販促の編成に使用されます。新しい販促フォルダを作成するには

1. ナビゲーション・ペインで、「販促」にナビゲートします。

2. 「作成」ボタンをクリックして、「販促フォルダ」を選択します。

詳細ペインに、販促フォルダの定義に使用できる空のフィールドが表示されます。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGPersBusinessGuide.pdf

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGPersBusinessGuide.pdf


99


3. 「名前」テキスト・ボックスに販促フォルダの名前を入力します（必須）。

4. 「選択」ボタンを使用して親を追加、置換または削除することで、階層内のフォルダの場

所を指定します。

「選択」の横にアセット名が表示されている場合は、親はあらかじめ選択されています。

親のない販促フォルダは、販促階層のトップレベルに位置しています。

5. 「作成」ボタンをクリックします。

ナビゲーション・ペインに販促フォルダが表示されます。

詳細ペインには「一般」タブがあり、新しい販促フォルダのプロパティが表示されます。


100


販促の作成と編集 ATG Merchandisingテンプレートを使用すると、送料無料や BOGOオファーなど多くの一般的な販促タイ

プを素早く容易に作成できます。他の多くのアセットと同様に、販促では一連のタブを使用してプロパティを

編成します。次に続く項では、販促を作成および編集するときに使用できる各タブと設定について説明しま

す。

新しい販促を作成するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、ATG Merchandisingにナビゲートします。

2. 「販促およびクーポン」を選択します。

3. 「販促」を選択します。

4. 「作成」をクリックして、作成している販促のタイプに応じて次のいずれかを選択してくだ

さい。

品目割引

オーダー割引

出荷割引

5. 次に続く項で説明するように、タブを構成します。

6. 構成が終わったら、「作成」をクリックします。

販促はクーポン内でも作成できます。独立型クーポンの作成を参照してください。

「一般」タブ設定の構成「一般」タブからは、ほとんどの販促で使用される次の販促設定にアクセスできます。

販促名（必須） - 販促を識別できる簡単なわかりやすい名前を入力します。


101


摘要（オプション） - 説明文を入力します。

条件およびオファー（オプション） - このフィールドでは、顧客が販促対象として適格に

なる方法、および適用される割引を定義するテンプレートにアクセスできます。各販促テ

ンプレートの条件およびオファーのオプションの詳細は、次の項を参照してください。ま

たは、テンプレートを使用しない販促は、拡張条件およびオファーの文の作成を参照し

てください。

品目割引

BOGO（1つの値段でもう 1つ取得）

品目 Xの購入で品目 Yを取得

指定時間枠内の購入で品目割引を取得

品目割引の取得(製品、カテゴリ、ブランド別など)

Yの支出で品目割引を取得

段階的価格分岐

オーダー割引:

オーダー割引の取得

Xの購入でオーダー割引を取得

Yの支出でオーダー割引を取得

段階的オーダー割引

指定期間内の購入

出荷割引:

出荷割引の取得

Xの購入で出荷割引を取得

Yの支出で出荷割引を取得

期間内の購入で出荷割引を取得

販促アップセル使用可能 - 販促で販促アップセルを使用するかどうかを示します。デフ

ォルトは Trueです。

販促アップセルでは、ユーザーがあと少しで販促対象として適格になる場合に顧客に

そのことを通知できます。たとえば、あと 5ドル分購入すれば送料無料になることを顧客

に伝えるページを設定できます。

販促アップセル（オプション） - 販促アップセルが使用可能な場合、このエディタには、こ

の販促で使用可能なアップセルがリストされます。既存の販促を編集する場合、アップ

セルの表示名をクリックすると、その販促アップセルを編集できます。

販促アップセルには、次のプロパティがあります。


102


メッセージ（必須） - アップセルがトリガーされたときに顧客に表示されるメッセー

ジです。たとえば、"あと少し"と表示されます。

条件（必須） - アップセルによって顧客にプロンプト表示される条件です。この例

では、$100購入すると$10の割引が受けられます。この販促では、オーダーの値

が$80に達すると、アップセル・メッセージがトリガーされます。

注意: 条件内で販促アップセルを作成し、テンプレート（「品目 Xの購入で品目 Yを取

得」など）を提供する場合は、前述のフィールドのみが表示されます。また、「一般」タブ

で、次を設定できます。

優先度（オプション） - 複数の販促アップセル条件を顧客に適用できる場合、優

先度によって使用される順序が決定されます。

メディア（オプション） - メディア項目を販促アップセルと関連付けて、JSPで表示

できます。

製品アップセル（オプション） - 近似性クオリファイア・メッセージの一部として使用

できる製品のリストです。たとえば、旅行かばん類を販促する場合、製品アップセ

ル・リストにこれらの製品を追加して、顧客がもう少しで販促を受けられそうになっ

たときに製品ページ、Eメールまたは他の通信で使用できます。

優先度（必須） - 複数の販促が品目、オーダーまたは送料合計に適用される場合は、

最初に適用する販促を決定するために優先度が使用されます。

親フォルダ（オプション） - これは販促を作成したフォルダにデフォルト設定されます。販

促の保存先として別の既存フォルダを選択することも、新しいフォルダを作成することも

できます。

使用可能（オプション） - この販促を適格オーダーとともに使用できるかどうかを示します。

デフォルトは Trueですが、「可用性」タブで設定した日付にもよります。「使用可能」が

Falseの場合、「可用性」タブの日付に関係なく、販促を使用することはできません。

販促可用性の構成販促を構成するときには、販促のライフサイクルを定義します。販促の名前をクリックして、販促がアクティブ

で使用可能なときを決定するプロパティを更新します。

注意: 可用性も「一般」タブの「使用可能」プロパティによって影響を受けます。販促が使用不可にされてい

る場合、指定した使用可能期間内であっても、その販促は使用できません。

「可用性およびクーポン」タブで、次を指定します。


103


販促可用性（必須） - すべての顧客が販促を使用できるのか、クーポンまたはシナリオ

のみと使用できるのか、または登録された顧客のみが使用できるのかを指定します。デ

フォルトは、「顧客による処理必須(任意のユーザー)」です。

使用期間（オプション） - 販促の使用期間を開始日と終了日で定義することも、顧客が

販促を受信した時点から始まる期間として定義することもできます。使用期間のない販

促は、使用不可になるまで有効です。

出荷グループ（出荷販促のみ） - 販促が顧客の出荷グループのすべてに適用されるの

か、または最初の出荷グループのみに適用されるのかを指定します。たとえば、送料無

料をオファーするけれども、品目の出荷先が 3箇所ある場合は、最初の出荷分のみが

送料無料になります。

クーポン（オプション） - 「販促可用性」で「顧客による処理必須」オプションのいずれか

を選択した場合にのみ、このオプションは表示されます。販促で使用できる既存のクー

ポンを指定するか、新しいクーポンを作成します。

2回以上顧客に付与（「顧客による…」の販促で必須） — 顧客が販促を複数回受けら

れるかどうかを指定します。デフォルトは、「いいえ」です。

1顧客当たりの最大使用数（「顧客による…」の販促で必須） — 販促が許可された後、

その販促を使用できるオーダー数を指定します。デフォルトは 1です。


104


販促サイトの構成複数の登録サイトが構成されている場合にのみ（ATGの複数サイト機能の詳細は、ATG Multisite

Administration Guideを参照）、「サイト」タブを販促で使用できます。「サイト」タブを使用すると、特定のサイ

トで購入した品目のみに販促が適用されるように指定できます。たとえば、季節の品目を特集したサイトがあ

る場合、販促をこれらの品目のみに適用できます。

個々のサイト、サイト・グループまたはグループとサイトの組合せを選択できます（サイト・グループは Site

Administrationで作成されます）。サイト・グループとそのグループ内のサイトの両方を選択する場合、その

サイトが制限となることはありません。そのグループ内のすべてのサイトが販促に適格です。

何も指定しない場合、販促はすべてのサイトで有効になります。また、カテゴリや製品などでサイト・メンバー

シップを条件またはオファー基準の一部として「一般」タブで指定した場合、「サイト」タブで選択したサイトま

たはサイト・グループがその条件と競合しないようにする必要があります。

また、「サイト」タブで、次のプロパティを設定できます。

サイト - 販促を使用できるサイトを選択します。

サイト・グループ - 販促を使用できるサイト・グループを選択します。詳細は、ナビゲーシ


販促メディアの構成「メディア」タブでは、イメージと販促を関連付けて製品ページ、Eメールおよびその他の通信で表示できま

す。メディア・プロパティの作業の詳細は、メディア・アセットおよびフォルダの作成と管理を参照してください。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/MultisiteAdminGuide.pdf

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/MultisiteAdminGuide.pdf


105


イメージ・プロパティの場合は、「選択」ボタンをクリックして、メディア・アセットを特定または作成します。その

他のメディア項目タイプを含めるように「メディア」タブを構成できます。デフォルトでは、次のプロパティを設

定できます。これらのプロパティはすべてオプションです。

サムネイル・イメージ

小イメージ

大イメージ

開始日

終了日

条件およびオファーのテンプレートの使用この項では、販促の一部として使用可能な条件およびオファーのテンプレートの詳細を説明します。販促の

タイプにより、使用可能なテンプレートは異なります。たとえば、出荷販促の一部として BOGOの条件およ

びオファーのテンプレートを使用することはできません。

「拡張条件およびオファー」オプションを使用すると、テンプレートでカバーされていない独自の販促を柔軟

に作成できます。テンプレートを基にした条件およびオファーを拡張条件およびオファーに変換できます。

ただし、拡張条件およびオファーをテンプレートに変換することはできません。


106


条件およびオファーのプロパティは、「一般」タブに表示されます。その他の「一般」タブのプロパティまたは

その他の販促タブは、販促の作成と編集を参照してください。

BOGO（1つの値段でもう 1つ取得）よく使用されているこの販促タイプでは、顧客が品目を 1つ購入したときに、類似品目 1つが割引となりま

す。顧客が特定のカテゴリの品目（靴など）を 1つ以上購入すると、そのカテゴリの 2つ目の品目が割り引か

れるというのが、よくある条件です。

最初に、条件パラメータを設定します。

購入品目数 - 割引を受けるために購入する必要のある数量です。この数量は 1以上で

ある必要があります。

購入品目 - 販促を適用する購入を限定する場合は、販促を受けられるカテゴリまたは

製品などセットを指定します。その他の条件を必要に応じて追加し、AND（購入がすべ

ての基準を満たす必要がある）または OR（購入が 1つ以上の基準を満たす必要があ

る）形式で組み合せることが可能です。

次に、オファーを指定します。


107


割引品目数 - 従来の「1つの値段でもう 1つ取得」の販促の場合は 1と入力します。購

入する品目ごとに、1つの品目が割り引かれます。ただし、割引は何品目でも行うことが

できます。または「制限なし」を選択して、販促条件が満たされたらすべての品目に販促

が適用されるようにします。

割引適用先 - オーダー内の最低価格品目または最高価格品目のどちらに最初に販促

を適用するかを指定します。

割引品目 - 選択ボックスを使用して、割引を受けられる品目を特定します。

割引タイプ - 「割引金額」、「割引率(%)」、「固定品目価格」または「無料」を選択します。

割引 - 割引金額を入力します。または「割引タイプ」が「固定品目価格」の場合は品目の

価格を入力します。「割引タイプ」が「無料」の場合は、このフィールドを使用不可にしま

す。

品目 Xの購入で品目 Yを取得この販促では、顧客が指定品目を購入したときに、指定した別の製品のセットが割り引かれます。








品目を条件から除外する（つまり、それらの品目では顧客が販促を受けられないようにする）には、「除外品

目」領域の「基準の追加」ボタンをクリックします。


108



割引品目数 - 割引は何品目でも行うことができます。または「制限なし」を選択して、販

促条件が満たされたらすべての品目に販促が適用されるようにします。






価格を入力します。

オファーから品目を除外する（つまり、顧客が割引を受けられないようにする）には、「除外品目」領域の「基

準の追加」ボタンをクリックします。

指定時間枠内の購入で品目割引を取得この販促では、顧客が指定期間内にオーダーを確定すると、特定の品目が割り引かれます。

最初に、条件の開始日と終了日を指定します。この販促の場合、これらのフィールドは使用開始日と使用

終了日に相当し、1つの日付セットを変更すると、他のセットも更新されます。



109


割引品目数 - 割引は何品目でも行うことができます。または「制限なし」を選択して、販

促条件が満たされたらすべての品目に販促が適用されるようにします。







オファーから品目を除外する（つまり、顧客が割引を受けられないようにする）には、「除外品目」領域の「基

準の追加」ボタンをクリックします。

品目割引の取得(製品、カテゴリ、ブランド別など) この販促では、特定の製品のセットが割り引かれます。製品のセットには、単一の品目、カテゴリ、ブランドな

どが含まれる場合があります。この割引の場合、品目の特定の数量のみに適用されるように指定できますが、

他の条件はありません。

条件はすでにテンプレートで定義されているため、指定する必要があるのはオファーの詳細のみです。


110


割引品目数 - 割引を受けられる品目数を入力するか、「制限なし」を選択します。たとえ

ば、顧客が割引対象カテゴリで 6個の品目を購入する場合、そのうちの 5個を割り引く

ように設定できます。







割引から品目を除外するには、「除外品目」領域の「基準の追加」ボタンをクリックします。たとえば、特定の

ブランドを除くカテゴリの全品目が割り引かれるように設定できます。

Yの支出で品目割引を取得この販促では、顧客が指定の金額分を購入したときに、特定の項目が割り引かれます。

最初に、条件の「支出」のしきい値を指定します。


111


オプションとして、その販促の販促アップセルを定義できます。これにより、顧客があと少しで販促対象とし

て適格になったときに、サイトでそのことを顧客に通知できます。アップセルはサイトに自動的に表示されな

いため、JSPに組み込むか、顧客にアクティブに提示する必要がある点に留意してください。

販促アップセルを条件およびオファーの一部として指定する場合でも、「一般」タブの「販促アップセル」の

部分でその他のアップセルを指定できます。販促アップセルのセクションは、販促を初めて作成する段階に

ならないと、条件およびオファー・テンプレートに表示されません。販促アップセルを編集するには、「一般」

タブの「販促アップセル」セクションを使用します。


割引品目数 - 割引を受けられる品目数を入力するか、「制限なし」を選択します。たとえ

ば、顧客が割引対象カテゴリで 6個の品目を購入する場合、そのうちの 5個を割り引く

ように設定できます。






112




割引から品目を除外するには、「除外品目」領域の「基準の追加」ボタンをクリックします。たとえば、特定の

ブランドを除くカテゴリの全品目が割り引かれるように設定できます。

段階的価格分岐段階的価格分岐では、顧客が複数の品目を購入する場合に、様々なレベルの割引を適用できます。条件

はすでにテンプレートで定義されているため、指定する必要があるのはオファーの詳細のみです。

まず、割引を受けられる品目を選択します。





次に、段階を定義します。

この例では、2脚のハバード・チェアを購入すると 10%の割引が適用されるなど、段階を定義します。4脚購

入すると 15%の割引が受けられ、6脚以上購入すると 20%の割引が受けられます。

指定期間内の購入この販促では、指定期間内にオーダーを確定すると、オーダー全体に割引が適用されます。


113


最初に、条件の開始日時と終了日時を指定します。これらの日付は、「可用性およびクーポン」タブで設定

される販促開始日および販促終了日と同じです。「換金可能期間」設定と失効日を使用する場合、開始日

と終了日を設定する必要はありません。


割引タイプ - 「割引金額」または「割引率(%)」を選択します。

割引 - 割引金額を入力します。

Xの購入でオーダー割引を取得この販促では、指定品目を購入すると、オーダー全体に割引が適用されます。











114





オーダー割引の取得この販促では、オーダー全体に割引が適用されます。その他の条件は適用されないため、指定する必要が

あるのはオファーの詳細のみです。



Yの支出でオーダー割引を取得この販促では、指定の金額分を購入すると、オーダー全体に割引が適用されます。


115







部分でその他のアップセルを指定できます。




段階的オーダー割引段階的価格分岐では、顧客が複数の品目を購入する場合に、様々なレベルの割引を適用できます。条件

はすでにテンプレートで定義されているため、指定する必要があるのはオファーの詳細のみです。

まず、割引タイプを指定します。「割引金額」または「割引率(%)」を選択します。次に、段階を定義します。

例では、10品目購入するとオーダー全体の 5%がオフになり、20品目購入すると 15%オフになります。


116


期間内の購入で出荷割引を取得この販促では、指定期間内にオーダーを確定すると、送料が割り引かれます。

最初に、条件の開始日時と終了日時を指定します。この販促の場合、これらのフィールドは使用開始日と

使用終了日に相当し、1つの日付セットを変更すると、他のセットも更新されます。


割引タイプ - 「割引金額」、「割引率(%)」、「固定出荷価格」または「無料」を選択します。

割引 - 割引金額を入力します。「固定出荷価格」を選択した場合は、使用する出荷価格

を入力します。

Xの購入で出荷割引を取得この販促では、指定品目を購入すると、送料が割り引かれます。


117















出荷割引の取得この販促では、その他の条件なしで、すべてのオーダーの送料が割り引かれます。オファーを指定します。


118





Yの支出で出荷割引を取得この販促では、指定の金額分を購入すると、送料が割り引かれます。






部分でその他のアップセルを指定できます。



119


割引タイプ - 「割引金額」、「割引率(%)」または「無料」を選択します。


拡張条件およびオファーの文の作成拡張条件およびオファーは、品目、オーダーまたは送料の販促の一部として使用できます。プロパティがあ

らかじめ選択されたテンプレートを使用する他のタイプの販促とは異なり、拡張条件およびオファーの文で

は、販促に必要な条件およびオファー基準をどのようにでも組み合せることができます。

テンプレートを使用して販促を開始し、拡張条件およびオファーに変換できます。変換後の販促でも設定

済の基準が維持され、さらにテンプレートに含まれていない内容を追加できます。

拡張販促を作成するには

1. 新しい品目、オーダーまたは送料の販促を通常どおりに作成します。

2. 「条件およびオファー」セクションをクリックしてアクティブ化します。

3. 「追加」をクリックします。

4. 「拡張条件およびオファーの作成」をクリックします。

5. 販促の条件を作成します。

ドロップダウン矢印をクリックして、Always、Whenおよび Forのオプションが列挙された

リストを表示します。

Whenまたは Forを選択すると、一連の条件が文として表示されます。ルールに表示さ

れている項目は、ドロップダウン・メニューの最初の項目であり、このメニューから別の項

目を選択することが可能です。場合によっては、項目は空になっていて、リポジトリ項目

を選択するか、テキストを入力して項目を埋めます。


120


条件句を「When」で始める場合、指定品目を、他の販促の適格対象として使用すること

もできます。条件句を「For」で始める場合は、品目を他の販促の適格対象として使用す

ることはできません。

割引ルールには、カッコを使用して操作の順序を指定する複合文および文を組み込む

ことができます。ルール・ウィザードにより、カッコが自動的に挿入されて、項目が語句に

編成されることがあります。

ほとんどのルールの終わりには、カッコがあります。新しい語句をルールに加える場合は、

最後の要素をクリックして、andまたは orのいずれかを選択します。

6. 販促のオファーを作成します。オファー・オプションは、販促のタイプによって異なります。

次のいずれかまたはすべてを設定します。

割引品目 - 割引を受けられる品目を特定する、条件文のようなルールを作成しま

す。

割引適用先 - オーダー内の最低価格品目または最高価格品目のどちらに最初

に販促を適用するかを指定します。

割引レベル - 標準または一括割引を選択します。

割引タイプ - 「割引金額」、「割引率(%)」、「固定品目価格」または「無料」を選択

します。

割引 - 割引金額を入力します。または「割引タイプ」が「固定品目価格」の場合は

品目の価格を入力します。


121


拡張条件およびオファーに備わる柔軟性により、PMDL構文に準拠しない条件およびオファーを作成でき

ます。無効な PMDLのある販促を表示しようとすると、エラーを含んだ RAW PMDLが表示されます。

エラーのあるルールは編集可能な形で表示できません。ただし、PMDLを表示することで、問題を特定でき

る場合があります。エラーが発生した場合は、管理者が PMDLをリポジトリから抽出して、エラーを手動で修

正できます。

販促でのクーポンの使用販促の「可用性およびクーポン」タブを使用してクーポンを作成できます。あるいはクーポンを個別に作成し、

クーポンか販促のいずれかを介して後で販促にリンクすることもできます。

クーポン・フォルダの作成クーポン・フォルダは、クーポンの編成に使用されます。新しいクーポン・フォルダを作成するには

1. 「参照」タブで「クーポン」にナビゲートします。

2. 「新規作成」ボタンをクリックして、「クーポン・フォルダ」を選択します。

詳細ペインに、クーポン・フォルダの定義に使用できる空のフィールドが表示されます。

3. 「名前」テキスト・ボックスにクーポン・フォルダの名前を入力します（必須）。

4. 親フォルダ・プロパティ・エディタで場所を作成または選択して、階層内のフォルダの場

所を指定します。


122


「親の選択」をクリックして親を追加または置換し、「項目の選択」ダイアログ・ボッ

クスがオープンしたら、目的の親の横にあるラジオ・ボタンをクリックします。「OK」

をクリックします。

親を削除するには、「親の選択」の横にある「消去」をクリックします。親のないク

ーポン・フォルダは、クーポン階層のトップレベルに位置しています。


ナビゲーション・ペインにクーポン・フォルダが表示されます。

詳細ペインには「一般」タブがあり、クーポン・フォルダのプロパティが表示されます。

独立型クーポンの作成新しいクーポンを作成するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、ATG Merchandisingにナビゲートします。

2. 「販促およびクーポン」を選択します。

3. 「クーポン」を選択します。

4. 「新規項目」メニューから「クーポン」を選択します。

5. クーポンに関する次の情報を指定します。


123


クーポン・コード（必須） - クーポン・コードは、顧客がクーポンを換金するときに使

用します。クーポン・コードは自動的に生成されます（上に例を示します）。

コードは、顧客にわかりやすいように変更できます。たとえば、休日オーダーの送

料無料クーポンの場合は、「休日送料無料」とします。ただし、クーポンの作成後

にコードを編集することはできません。クーポン・コードは大文字小文字が区別さ

れます。

表示名（オプション） - クーポンの表示名を指定できます。表示名を指定しない場

合、関連する販促の表示名が使用されます。

失効日（オプション） - クーポンが特定期間中のみ有効な場合は、失効日時を入

力します。

注意: クーポンには開始日はありませんが、受け取ったらすぐに使用できます。

親フォルダ（オプション） - クーポンを現在の場所から移動する場合は、別の親フ

ォルダを選択するか、新しいフォルダを作成できます。

販促（オプション） - 1つ以上の既存の販促を選択するか、このクーポンを関連付

ける新しい販促を作成します。クーポンの作成時に販促に関連付ける必要はあり

ません。ただし、クーポンを顧客に配布するために、クーポンを 1つ以上の販促

に関連付ける必要があります。


124


販促サイトで換金可能 - ATGの複数サイト機能を使用している場合、クーポンが

すべてのサイトで換金可能か、またはクーポンが関連付けられた販促が接続され

ているサイトのみで換金可能かを指定します（販促サイトの構成を参照）。

クーポンがすべてのサイトで換金可能でも、関連付けられた販促が特定のサイト

にリンクされている場合、販促が価格設定中に適用されるようにするには、顧客

はそのサイトでオーダーをチェックアウトする必要があります。

販促へのクーポンの追加クーポンを販促に追加する方法は 2つあります。

「クーポン」の「一般」タブで、既存の販促を選択するか、クーポンを関連付ける新しい販

促を作成します。


125


「販促」の「可用性およびクーポン」タブで、既存のクーポンを選択するか、販促を関連

付ける新しいクーポンを作成します。

表示名をクリックして、どちらを開始するかに応じて販促またはクーポンの詳細を表示または編集します。

販促のソート ATG Merchandisingには、アセットをソートするための標準ユーザー・インタフェースがあります。アセットを

ソートする基準となるプロパティはアセットによって異なります。販促はタイプまたはフォルダ別にソートでき

ます。


126


さらに、名前、ID、開始日または終了日別にソートできます。販促をタイプ別（品目、出荷またはオーダー割

引）にソートする場合は、さらに優先度別にソートするオプションがあります。


127

1 4 - 価格表の作成と管理

14 価格表の作成と管理

「価格表」では、特定の価格セットを特定の顧客グループを対象に設定できます。通常、価格は基本価格

表で定義され、他の価格表によって継承されます。そのため、価格表の階層を作成し、継承値を上書きす

る場合にのみ価格を変更できます。たとえば、ノースリーブ・ポロシャツ製品の価格が$19.99として定義され

ているとします。その価格を明示的に上書きするまで、すべてのノースリーブ・ポロシャツの SKUで$19.99

の価格が継承されます。たとえば、1週間の販売イベントの間、白いノースリーブ・ポロシャツの全 SKUの価

格を下げることができます。

価格表は、ATG Merchandisingの「価格表」ビューで管理します。

価格表の基本次に、ATG Merchandisingで価格表を扱う場合に理解しておく必要のある重要な用語をいくつか示します。

基本価格表: 現在のまたは新しい価格表が価格の値を継承する価格表です。

SKU価格設定: 製品または SKUカタログ・ページを使用して SKUに定価および任意

の販売価格を割り当てるシンプルな価格設定方法です。SKU価格は価格表から独立し

ていますが、サイトで SKU価格設定モデルが許可されている場合は、これら 2つの価

格設定方法を併用できます。SKU価格設定の詳細は、SKUの作成と管理を参照してく

ださい。

数量価格設定: 購入された数量に基づいて製品の価格を設定します。価格表では、一

括価格設定と段階的価格設定の 2つの一般的な数量価格設定モデルがサポートされ

ています。一括価格設定では、オーダーされた最小数量に基づいて製品の価格を計

算します。段階的価格設定では、様々な製品レベルで固定数量または重量を使用して、

製品の価格を計算します。詳細は、数量価格設定の定義を参照してください。

開始前にこの章では、ATG Merchandisingの「価格表」ビューで実行できる価格表の作成タスクと管理タスクについ

て説明します。ATG Merchandisingでは、価格表へのデフォルト・レベルのアクセス権が各ユーザー・ロー

ルに割り当てられます。たとえば、デフォルトでは、EPub-Adminロールのユーザーは価格表フォルダを作

成できますが、EPub-User ロールのユーザーは作成できません。「価格表」ビューでタスクを実行しようとして、

次に示すようなエラーが表示された場合は、管理者に問い合せてください。


128


この章で説明するタスクのほかに、個々の製品および SKUを ATG Merchandisingで扱いながら次の価格

表タスクも実行できます。

製品の価格の変更。詳細は、製品の作成と管理を参照してください。

全 SKUの価格の変更。詳細は、SKUの作成と管理を参照してください。

既存の価格表の表示 ATG Merchandisingで既存の価格表を表示するには、次の手順に従ってください。

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、「価格表」にナビゲートして、「価格表」また

は「価格表およびフォルダ」を表示します。

2. （オプション）「価格表およびフォルダ」ビューで作業を行う場合は、ナビゲーション・ペイ

ンでフォルダをオープンします。

3. ナビゲーション・ペインで、表示する価格表を選択します。

4. 「一般」タブをクリックして、価格表の基本情報を表示します。このタブの詳細は、価格表

プロパティを参照してください。


129


5. 「価格表」タブをクリックして、製品、SKUおよび価格のリストを表示します。

6. 「表示」メニューから次のいずれかのオプションを選択して、「リスト」をクリックします。

「製品」には、価格表の全製品とその価格のリストが表示されます。

「製品 SKUおよびサブ SKU」には、すべての製品、関連する SKUおよびその

価格のリストが表示されます。

「SKU」には、価格表の全 SKUとその価格のリストが表示されます。

リストをフィルタ処理する場合は、「製品は次から開始」または「SKUは次から開始」ボッ

クスにテキストを入力するか貼り付けて、「リスト」をクリックします。


130


価格表および価格表フォルダの作成価格表の階層を作成する際は、他の価格表によって継承される基本価格表から開始することをお薦めしま

す。そうすることで、他の価格表に対して価格を指定するのは、基本価格表のデフォルト値を上書きするとき

のみで済みます。

価格表の作成と削除に使用できるビューは 2つあります。管理者による ATG Merchandisingの構成によっ

ては、両方とも表示されない場合があります。

「価格表」ビューでは、価格表の継承関係を反映した、価格表のツリーが編成されてい

ます。価格表の上位およびネストされた状態で表示されている基本価格表は、その子

価格表です。

「価格表およびフォルダ」ビューでは、作成したフォルダ内で価格表が編成されていま

す。価格表をフォルダに追加しない場合は、階層のトップレベルでアルファベット順に表

示されます。このビューを使用する場合、最初にフォルダ構造を作成してから、この構造

内で価格表を作成することをお薦めします。

価格表フォルダは価格表の編成に役立ちますが、フォルダ階層は、価格表の継承をコ

ントロールする親子階層を表すものではありません。価格が継承される基本価格表を表

示するには、詳細ペインでその価格表の「一般」タブを表示します。詳細は、既存の価

格表の表示を参照してください。

価格表フォルダの作成価格表フォルダを作成するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、「価格表」にナビゲートして、「価格表および

フォルダ」を表示します。


131


既存の価格表とフォルダがナビゲーション・ペインに表示されます。

2. （オプション）サブフォルダを作成する場合は、ナビゲーション・ペインで親フォルダを選

択します。

3. ツールバーで「作成」をクリックし、「価格表フォルダ」を選択します。

4. 詳細ペインのプロパティ・フィールドに入力します。必須フィールドは「名前」のみです。

5. 親フォルダを追加、置換または削除して、フォルダ・ツリー内の価格表フォルダの場所を

指定します。フォルダ名が「親の選択」の横に表示されている場合、親はあらかじめ選択


「親の選択」をクリックし、表示されたダイアログ・ボックスで親フォルダを選択する

ことで、親フォルダを追加または置換します。「OK」をクリックして、ダイアログ・ボ

ックスをクローズします。

「消去」をクリックして、親フォルダを削除します。


親フォルダを指定していない場合、この項目が親/子階層に表示されないことを伝えるメ

ッセージが表示されます。「OK」をクリックすると、項目がトップレベルで作成されます。

「取消」をクリックすると、手順 5に戻って親フォルダを指定できます。

新しい価格表フォルダが指定の場所に表示されます。親フォルダを指定していない場

合、新しいフォルダがトップレベルで作成されます。

価格表の作成価格表を作成するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、「価格表」にナビゲートして、「価格表」また

は「価格表およびフォルダ」を表示します。

2. （オプション）「価格表およびフォルダ」ビューで作業を行う場合は、ナビゲーション・ペイ

ンでフォルダを選択します。

3. ツールバーで「作成」をクリックし、「価格表」を選択します。

4. 詳細ペインのプロパティ・フィールドに入力します。必須フィールドは、「名前」と「ロケー

ル」のみです。


132


5. 新しい価格表の価格を他の価格表から継承させる場合は、「基本価格表」プロパティの

横の「編集」をクリックします。「項目の選択」ダイアログ・ボックスがオープンしたら、価格

表にナビゲートして選択し、「OK」をクリックします。

6. 「価格表およびフォルダ」で作業をしている場合は、親フォルダを追加、置換または削除

することで、フォルダ・ツリー内の価格表の場所を指定します。フォルダ名が「親の選択」

の横に表示されている場合、親はあらかじめ選択されています。

「親の選択」をクリックし、表示されたダイアログ・ボックスで親フォルダを選択する

ことで、親フォルダを追加または置換します。「OK」をクリックして、ダイアログ・ボ


「消去」をクリックして、親フォルダを削除します。


基本価格表を指定していない場合、この項目が親/子階層に表示されないことを伝える

メッセージが表示されます。「OK」をクリックして基本価格表なしで先に進むか、手順 5

に戻って基本価格表を指定します。

新しい価格表がナビゲーション・ペインに表示され、価格表を説明する情報が詳細ペイ

ンに表示されます。

システム上のサイト・カタログの全製品に新しい価格表が自動的に入力されます。作成操作が終了すると、

「価格表」タブにこれらが表示されます。新しい価格表は全製品と SKUの詳細ペインの「価格表」タブにも

自動的に表示されます。詳細は、製品の作成と管理およびSKUの作成と管理を参照してください。

価格表プロパティ詳細ペインで、次の価格表プロパティを扱うことができます。この項で説明するプロパティは、デフォルトの

ATG Merchandisingプロパティです。Webサイトに固有の新しい価格表プロパティが管理者によって追加さ



名前価格表の名前です。この名前により、ATG Merchandisingと ACCで価格表が

識別されます。


ユーザーが作成する各アセットには一意の IDが割り当てられるため、名前は

一意である必要はありません。

摘要価格表の説明です。

ロケール価格表の価格によって使用される通貨と記号を決定するロケールです。他のロ

ケールをサポートするブラウザで価格が表示された場合、価格計算はここで指

定されたロケールに基づきます。

このプロパティは必須で、デフォルトでは???に設定されています。

基本価格表価格表が継承される元になる価格表です。

開始日このプロパティを使用するようにコレクション・フィルタが実装されている場合、価

格表が使用可能になる日付です。


133



終了日このプロパティを使用するようにコレクション・フィルタが実装されている場合、価

格表が使用不可になる日付です。

価格表のリンクとリンク解除価格表をリンクすると、その価格表は新しい基本価格表に関連付けられます。カタログ・アセットとは異なり、

価格表は複数の親にリンクできません。各価格表には、継承元となる基本価格表を 1 つのみ設定できます。

注意: 価格表は、移動することで新しい親に関連付ることも可能です。価格表の移動を参照してください。

価格表を親にリンクするには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、「価格表」にナビゲートして、「価格表」を表

示します。

2. ナビゲーション・ペインで、リンクする価格表を選択します。

3. 表示されたダイアログ・ボックスで、選択した価格表の継承元になる基本価格表を選択

します。


ナビゲーション・ペインに、リンクされた価格表がその新しい基本価格表の子として表示

されます。

価格表を現在の親からリンク解除するには


示します。

2. ナビゲーション・ペインで、親からリンク解除する価格表を選択します。

3. 「リンク解除」をクリックして、「選択した場所からリンク解除」を選択します。

リンク解除された価格表は、前の親の子としてナビゲーション・ペインに表示されなくなり

ます。


134


継承価格の上書き基本価格表から継承される価格表で、指定の製品または SKUの継承価格を上書きできます。

次の手順では、「価格表」ビューで継承価格を上書きする方法について説明します。製品または SKUの

「価格表」タブで継承価格を上書きするには、製品の作成と管理またはSKUの作成と管理を参照してくださ

い。


示します。

2. ナビゲーション・ペインで、編集する価格の価格表を選択します。

3. 詳細ペインで、「価格表」タブをクリックし、「製品」、「製品 SKUおよびサブ SKU」または

「SKU」を表示します。

4. 価格を変更する製品または SKUの行で、「継承」の選択を解除します。

5. 表示された価格ボックスに新しい価格を入力します。

6. 上書きする継承価格ごとに、手順 4と 5を繰り返します。

7. 詳細ペイン下部の「保存」をクリックします。

価格表の価格を変更するには

1. Merchandisingプロジェクトをオープンします。

2. 「参照」ペイン上部のアプリケーション・ドロップダウン・メニューで「価格表」を選択します。


135


3. 「表示」メニューで「価格表」を選択します。

4. 「参照」ペインで、価格表を見つけてクリックします。

5. 編集ペインで「価格表」タブをクリックします。

数量価格設定の定義価格表では、一括価格設定と段階的価格設定の 2つの数量価格設定モデルがサポートされています。

一括価格設定では、オーダーされた合計数量に基づいて製品の価格を計算します。次の例では、ハンマ

ーを 1-10個を購入すると単価は$20に、11-20個購入すると単価は$17に、21個以上購入すると単価は

$15になります。

購入されたハンマーの数 1品目当たりの一括価格オーダー総数

7個のハンマー 7個のハンマーに対して

$20の単価

$140


$17の単価

$238


$15の単価

$345

段階的価格設定では、同じオーダーの同一品目内で異なる価格が適用されます。各価格は数量範囲に割

り当てられます。次の例では、最初に購入したハンマー10個には$20の単価が付けられ、次の 10個分に

は$17の単価、それ以上の個数に対しては$15の単価が付けられています。

購入されたハンマーの数 1品目当たりの段階的価

格

オーダー総数


$20の単価

$140


$20の単価

5個のハンマーに対して

$17の単価

$285


$20の単価


$17の単価


$15の単価

$415


136


一括価格設定の指定次の手順では、「価格表」ビューで一括価格設定を指定する方法について説明します。製品または SKUの

「価格表」タブで一括価格設定を指定するには、製品の作成と管理またはSKUの作成と管理を参照してく

ださい。


示します。




4. 価格を変更する製品または SKUの行にある「数量」チェック・ボックスをクリックします。

5. アセットの「価格」列の「数量価格」をクリックします。これにより、「数量価格設定」ダイア

ログ・ボックスが表示されます。

6. 「一括: 購入済のすべての品目に適用します」を選択します。

7. 「価格の追加」をクリックします。

8. 数量および関連付けられた価格を入力します。

最初の数量として 1と入力します。

その数量に対して指定した価格が適用されるようにするには、購入された数量が、数量

として入力した数値を満たすかそれ以上である必要があります。

9. 追加する価格範囲ごとに、手順 7と 8を繰り返します。

次の例では、品目 4個までが$9.99の単価に、9個までが$8.99の単価に、10個以上が

$7.99の単価になります。


137


10. 数量価格設定の値を入力し終えたら、「OK」をクリックして価格を保存し、ダイアログ・ボ



段階的価格設定の指定次の手順では、「価格表」ビューで段階的価格設定を指定する方法について説明します。製品または SKU

の「価格表」タブで段階的価格設定を指定するには、製品の作成と管理またはSKUの作成と管理を参照し

てください。


示します。




4. 価格を変更する製品または SKUの行にある「数量」チェック・ボックスをクリックします。


138


5. アセットの「価格」列の「数量価格」をクリックします。これにより、「数量価格設定」ダイア

ログ・ボックスが表示されます。

6. 「段階的: しきい値以上の品目にのみ適用します」を選択します。

7. 「価格の追加」をクリックします。

8. 数量および関連付けられた価格を入力します。最初の数量として、1と入力します。

その数量に対して指定した価格が適用されるようにするには、購入された数量が、数量

として入力した数値を満たすかそれ以上である必要があります。

9. 追加する価格範囲ごとに、手順 7と 8を繰り返します。

次の例では、最初の品目 4個の単価が$9.99に、5-9個の品目の単価が$8.99に、10

個以上の品目の単価が$7.99になります。

10. 数量価格設定の値を入力し終えたら、「OK」をクリックして価格を保存し、ダイアログ・ボ




139


価格表の移動、コピーおよび削除この項では、階層内で価格表を削除、移動またはコピーする方法について説明します。

価格表の移動価格表は、「価格表」ツリー内の別の場所に移動できます。親価格表を移動すると、その子も移動されます。

子価格表を移動または削除しても、その親には影響しません。

注意: 価格表は、リンクすることで新しい親に関連付ることも可能です。価格表のリンクとリンク解除を参照し

てください。

価格表を移動するには


示します。

2. ナビゲーション・ペインで、移動する価格表の横にあるチェック・ボックスをクリックします。

3. 「移動」ボタンをクリックして、オプションを選択します。

選択した場所から移動

すべての場所から移動

4. 「宛先の選択」ダイアログで「検索」タブまたは「参照」タブを使用して、子価格表をネスト

する価格表を見つけて選択します。「OK」をクリックします。

トップレベルへの価格表フォルダの移動現在別のフォルダにネストされている価格表フォルダを移動するには、次の手順に従ってください。

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、「価格表」にナビゲートして、「価格表および

フォルダ」を表示します。

2. ナビゲーション・ペインで、移動する価格表の横にあるチェック・ボックスをクリックします。

3. 詳細ペインで、「親フォルダ」プロパティは価格表フォルダの親に設定されています。親

フォルダ名のそばにある「消去」をクリックします。

4. 「保存」をクリックします。

価格表フォルダが階層の最初のレベルに表示されます。

価格表のコピー価格表は、「価格表」ツリー内の別の場所にコピーできます。親価格表をコピーしても、その子は移動されま

せんが、子の「基本価格表」プロパティは消去されます。子価格表をコピーしても、その親には影響しません。

価格表をコピーするには


示します。

6. ナビゲーション・ペインで、コピーする価格表の横にあるチェック・ボックスをクリックしま

す。


140


7. 「複製」アイコンをクリックします。

8. 「宛先の選択」ダイアログで「検索」タブまたは「参照」タブを使用して、子価格表をネスト

する価格表を見つけて選択します。「OK」をクリックします。

価格表の削除「価格表」ツリー内で価格表を削除できます。親価格表を削除しても、その子は削除されませんが、子の「基

本価格表」プロパティは消去されます。子価格表を移動または削除しても、その親には影響しません。

価格表を削除するには

9. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、Merchandising検索にナビゲートし、「価格

表」を表示します。

10. ナビゲーション・ペインで、削除する価格表の横にあるチェック・ボックスをクリックします。

11. 「削除」をクリックします。

12. 確認ダイアログで「OK」をクリックして価格表を削除するか、「取消」をクリックして価格表

を変更せずそのままにします。

顧客への価格表の割当価格は契約、見積要求または事前交渉価格を基にすることができるため、価格表を個人または組織に割り

当てると便利です。

ATG Business Control Centerを使用して価格表を顧客に割り当てる方法は 2つあります。

価格表を個々のユーザーに直接割り当てます。ユーザーへの価格表の割当を参照し

てください。

組織に価格表を割り当てて、組織の全ユーザーにその価格表の価格が提供されるよう

にします。このオプションは、ATG Business Commerceと ATG Merchandisingを使用し

ている顧客に対して使用可能になっています。詳細は、組織への価格表の割当を参照


一連の環境に基づいて価格表を指定することで、価格表をユーザーに動的に提供することもできます。たと

えば、ユーザーの登録時に価格表が割り当てられるシナリオを作成できます。次に、ユーザーが購入する

か、特定のリンクをクリックすると、別の価格表を割り当てることができます。シナリオの詳細は、ATG

Personalization Programming Guideを参照してください。

ユーザーへの価格表の割当 ATG Business Commerceが環境に含まれていない場合にユーザーに価格表を割り当てるには、次の手順

に従ってください。

1. BCCホームページの「操作」リストでパーソナライズ・エントリを展開します。「外部ユーザ

ー」をクリックします。

2. ナビゲーション・ペインで、価格表を割り当てるユーザー名をクリックします。

3. 編集ペインで、「Commerce」タブをクリックします。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGPersProgGuide.pdf

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Platform.1002/pdf/ATGPersProgGuide.pdf


141


4. Commerceの「一般」タブで、「価格表」プロパティを見つけて「選択」をクリックします。

5. アセット・セレクタで、「価格表」を参照または検索します。見つけたら名前を選択して、

「OK」をクリックします。

6. 販売価格表を使用する場合は、「販売価格表」プロパティに対して手順 4から手順 6を

繰り返してください。


ATG Business Commerceが環境に含まれている場合にユーザーに価格表を割り当てるには、次の手順に

従ってください。

1. BCCホームページの「操作」リストでパーソナライズ・エントリを展開します。「外部ユーザ

ー」をクリックします。

2. 「参照」ペインで、価格表を割り当てるユーザー名をクリックします。

3. 編集ペインで、「B2B Commerce」タブをクリックします。

Commerceの「Commerce - 契約」タブで、「価格表」プロパティを見つけて矢印をクリック

します。


142


4. 次のいずれかを実行します。

「継承」を選択して、親組織から価格表を継承します。

「上書き」を選択してアセット・セレクタを使用し、既存の価格表を見つけます。価

格表を選択して、「OK」をクリックします。


組織への価格表の割当ご使用の環境に ATG Business Commerceが含まれている場合は、組織を定義してユーザーを割り当てる

ことができます。組織に対して定義するプロパティは、組織内の全ユーザーに自動的に継承されます。1つ

のプロパティにより 1つの契約が識別されます。契約は、カタログ、価格表および支払条件を関連付けるア

セットです。価格表を組織に割り当てるには、価格表を契約に関連付けてから、契約を組織に関連付けま

す。

価格表を組織に関連付けるには、次の手順に従ってください。

1. ATG Business Control Centerホームページの「操作」リストでパーソナライズ・エントリを

展開します。「外部ユーザー」をクリックします。

2. 「表示」ドロップダウン・メニューで「組織」を選択します。

3. 「参照」ペインで、契約と価格表を割り当てる組織の名前をクリックします。

4. 編集ペインで「一般」タブを選択し、「基本」プロパティ・グループで「契約」プロパティを

見つけます。

5. 「契約」をクリックし、「上書き」または「継承」を選択します。


143


継承: 組織は親組織の契約を継承します。インタフェースは「契約」矢印に戻ります。

上書き: 他の選択肢の「選択」または「作成」が表示されます。

「選択」を選択してアセット・セレクタを使用し、既存の契約を見つけます。契約を

選択して、「OK」をクリックします。

「作成」を選択して、新しい契約を作成します。

ポップアップ確認ダイアログで「保存」をクリックします。

契約の名前をクリックします。

「Pricelist」の横にある「選択」をクリックします。アセット・セレクタを使用して、既存

の価格表を見つけます。価格表を選択して、「OK」をクリックします。

「作成」および「クローズ」をクリックします。

編集ペインが「組織」の「一般」タブに戻り、契約割当が表示されます。


144


「クローズ」をクリックします。

ユーザーへの価格表の割当ての詳細は、ATG Web Commerce ストア設定コマース・ガイドの価格表の管理

に関する項を参照してください。



145

1 5 - ファセットの定義

15 ファセットの定義

顧客はファセットにより、サイズや価格などのプロパティに基づいて製品または SKUを特定できます。Web

サイトへの訪問者がファセット選択をクリックすると、選択した値に一致する製品のみが表示されます。たとえ

ば、「ブランド」プロパティを基にファセットを作成した場合、顧客がブランド名をクリックしたときにそのブラン

ドの製品のみを表示できます。あるいは、顧客は価格範囲を選択して製品のリストを絞り込んで、その価格

範囲に該当する製品のみを表示できます。

この章は次の情報で構成されています。

ファセット検索の概要

ファセットの作成

子ファセットの作成

ファセットの移動、コピーおよび削除

ファセットの継承

ファセット検索の概要ファセットは、検索問合せの結果によって入力される仮想カテゴリのようなものです。ファセットは検索絞込

みとして実装されており、特定の絞込み条件を満たす項目のみの結果内で検索して検索結果を絞り込むた

めに使用されます。たとえば、検索を実行して男性用シャツが返された後、結果を綿製の男性用シャツに絞

り込むファセット値を選択できます。

ファセットは、製品または SKUの色やサイズなどのプロパティ値別にアセットを動的にグループ化します。

プロパティは、ファセット・プロパティと呼ばれます。ファセット・プロパティは、そのプロパティに保存された値

別に製品をグループ化します。たとえば、「色」プロパティに基づくファセットにより、顧客は特定の色に一致

する製品を表示できます。ファセットを作成する場合、他のオプションを指定する前にファセット・プロパティ

を選択する必要があります。

ネストされたファセットは選択を段階的階層に編成し、独立したファセットは選択を同じレベルの 2つの個別

グループに編成します。たとえば、靴を販売するサイトでは通常、「サイズ」ファセットと「幅」ファセットが作成

されます。顧客が幅とサイズを別々に選択できまるように、これらのファセットを同じレベルで表示できます。

あるいは、最初にサイズを選択し、次に幅を選択できるように、「幅」ファセットを「サイズ」ファセットにネストで

きます。ネストされたファセットの詳細は、子ファセットの作成を参照してください。

ファセットの作成および表示方法 ATG Merchandisingは、ATG Searchを使用してファセット・セットを生成します。ファセットは ATG

Merchandisingで定義しますが、ファセットを一連の製品または SKUに適用するかどうかを決定するのは

ATG Searchです。ページ作成者が、ファセットを表示するWebサイト・ページを作成する場合は、ファセッ


146


ト選択値をハイパーリンクとして表示します。顧客がこれらのリンクのいずれかをクリックすると、ATG Search

に問合せが送られ、ファセット・プロパティが絞込み基準として使用されます。たとえば、顧客は、一連の製

品を返す検索を実行して、これらの製品をページに表示できます。顧客が「販売価格」ファセットの「$100-

$200」リンクをクリックすると、「販売価格が$100から$200の製品のみをこのセットで返す」ことを指定する、

新しい問合せが送られます。次に、この問合せの結果がページに表示されて、ファセット選択が更新されま

す。

ファセットのタイプファセットには 3つのタイプがあり、カタログ階層内のファセットの場所によってそれぞれのタイプが決まりま

す。

グローバル・ファセットはカタログまたは一連のリンク済カタログ内の全製品で使用可能

です。複数サイト環境の場合、グローバル・ファセットはサイト間ファセットとして機能し、

全サイトの全製品で使用できます。

カタログ・ファセットはカタログまたは一連のリンク済カタログ内の全製品で使用可能で

す。複数サイト環境の場合、トップレベル・カタログで作成されたカタログ・ファセットは、

サイト固有のファセットとして機能します。

カテゴリ・ファセットはカテゴリまたは一連のリンク済カテゴリ内の全製品で使用可能です。

注意: ATG MerchandisingとMerchandising検索の UIでは、カタログ・ファセットとカテゴリ・ファセットをロー

カル・ファセットと総称することがあります。カタログ・ファセットまたはカテゴリ・ファセットは、親カタログまたは

親カテゴリに関連して表示されている場合、ローカルとして定義されます。たとえば、CatalogAの

brand_facetを定義する場合、brand_facetは CatalogAのローカル・ファセットになります。

ファセットの作成ファセットを作成するには

1. 「Commerceアセットの管理」プロジェクトで、Merchandising検索にナビゲートし、「ファ

セット」を表示します。

2. ナビゲーション・ペインで、ファセットの場所を選択します。

グローバル・ファセットを作成する場合は、「グローバル・ファセット」フォルダをクリ

ックします。

カタログ・ファセットを作成する場合は、カタログをクリックします。

カテゴリ・ファセットを作成する場合は、カテゴリをクリックします。

サイト、カタログ・フォルダ、製品および SKUはファセットの場所として選択できません。

これらはナビゲーション目的のためだけにツリーに追加され、複数サイト環境のみでツリ

ー表示されます。

3. 詳細ペインで、「新規追加」ボタンをクリックします。

4. ファセットの基盤として使用するプロパティを「ファセット・プロパティ」リストから選択しま

す。


147


このリストには、ATG Searchでメタ・プロパティとして索引付けされているすべてのプロパ

ティが含まれます。ATG Search管理者は、ファセット・プロパティとして使用可能なプロ

パティを変更できます。ATG Search Administration Guideを参照してください。

検索索引には通常、製品プロパティと SKUプロパティの両方が含まれているため、ほと

んどの場合、「ファセット・プロパティ」リストには、両方が含まれています。製品に 2つの

色違いの SKUが存在する場合、色ファセットでは製品が選択に 2回表示されます（色

ごとに 1回ずつ）。

ヒント: ファセットは、複数の選択が含まれている場合にのみ役立ちます。関係するすべ

ての製品のファセット・プロパティが同じ値である場合、ファセットはWebサイトに表示さ

れません。たとえば、カタログの全製品の「販売中」プロパティが Trueに設定されている

場合、「販売中」ファセットは表示されません。

5. 「名前」ボックスに、ファセットのわかりやすい名前を入力します。

ATG Commerceサイト・ページがどのようにコード化されているかに応じて、ここで入力

する名前はファセット・ラベルとしてWebサイトに表示されるか、プロパティ・ファイルのラ

ベルにマップされます。

6. （オプション）ファセットの優先度を指定する数値（0または正の整数）を入力します。数

値が大きいほど、優先度は低くなります。

優先度の値により、ファセットがWebサイト・ページに表示される順序が決まります。たと

えば、「色」ファセットの優先度が 0で、「サイズ」ファセットの優先度が 3の場合、「色」フ

ァセットは「サイズ」ファセットより前に返されます。ページ・コードによってファセットの順

序が変更されない場合、「色」ファセットは「サイズ」の上に表示されます。

優先度の値を入力しない場合、ファセットの優先度は、あらかじめ 100に設定されてい

るデフォルト値に設定されますが、この値は管理者が変更できます。デフォルト値は UI

に表示されませんが、ファセットの処理時に ATG Searchによって使用されます。

2つのファセットの優先度が同じに設定されている場合は、Webサイトに異なる順序で

表示されることがあります。

7. 「選択」プロパティを定義します。ファセット選択の定義を参照してください。

8. 「プレゼンテーション」で、ファセット選択のソート順序を選択します。

数字/英数字: 英数字の昇順、つまり、0-9、A-Zの順に選択を並べます。

数値をテキストとして保存し、このオプションを選択する場合、選択はアルファベ

ット順になり、番号順にはリストされません。たとえば、12は 2より前に表示されま

す。このような場合は、かわりに指定順序ソート・オプションを選択してください。

値数: 各選択の検索結果の数値を基に、選択を降順に並べます。最も数の多い

結果を持つ選択が最初に表示され、最も数の少ない結果を持つ選択は最後に


指定順序: 「指定されたファセット・プロパティ値」リストのファセット・プロパティ値

の順に選択を並べます。

このオプションは、手順 7で「ファセット・プロパティ値ごとに 1つ選択」を選択した

場合にのみ選択可能です。「指定されたファセット・プロパティ値」リストの作成の

詳細は、ファセット・プロパティ値ごとに 1つ選択を参照してください。

9. 「作成」または「作成してクローズ」をクリックして、ファセットを作成します。変更を取り消

す場合は、「取消」をクリックします。

http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Search.1002/pdf/ATGSearchAdmin.pdf


148


10. （オプション）ユーザーがこのファセットの選択を選ぶと表示される子ファセットを作成しま

す。たとえば、ユーザーが$100-$200の価格範囲を選択した場合、子ファセットにより、

$100-$110や$110-$120などのより具体的な価格範囲を表示できます。子ファセットの作

成を参照してください。

ファセット選択の定義ファセットを定義する際、表示させる選択のタイプ、および ATG Searchによるこれらの選択の決定方法を指

定します。靴のサイズなどの単一の値のリスト、または価格範囲などの値の範囲のリストを作成できます。範

囲の作成を選択する場合は、ATGにより動的に作成したり、作成のガイドラインを提供したり、表示する正

確な範囲を指定したりすることができます。

ファセット・プロパティ値ごとに 1つ選択

このオプションでは、ファセット・プロパティの値ごとに 1つの選択を作成します。たとえば、ブランド・ファセッ

トの場合、各選択は 1つのブランド名を表します。このオプションは、列挙プロパティ、または色やサイズの

プロパティなど、多くの製品にまたがって同じ値を持つプロパティで機能します。

次の例は、「色」プロパティの値ごとに 1つの選択を示しています。

ファセット・プロパティ値ごとに 1つの選択を作成するには

1. 新しいファセットの作成の手順 1から手順 6に従います。

2. 「選択」セクションで、「ファセット・プロパティ値ごとに 1つ選択」を選択します。

3. （オプション）表示する特定の選択を含めて、表示順を設定します。

注意: ここで指定する値は、これらの選択に製品が含まれていなくてもWebサイトに表

示されます。

「指定されたファセット・プロパティ値」の「追加」ボタンをクリックします。

ファセットで表示するプロパティ値を、製品カタログで表示される場合とまったく同

じように入力します。

表示順におけるこの値の優先度を指定する「優先度」ボックスに数値を入力しま

す。

「追加」ボタンを再度クリックして、表示する選択の完全なリストを作成するまで値

を追加し続けます。

項目を削除する場合は、その項目の削除アイコンをクリックします。

4. （オプション）特定の選択が表示されないようにする場合


149


注意: ここで指定する値は、Webサイトに表示されません。「指定したファセット値」リスト

と「除外したファセット値」リストの両方にプロパティ値がある場合、サイトから除外されま

す。NULL値は自動的に除外されます。

「除外されたファセット・プロパティ値」の「追加」ボタンをクリックします。

ファセットから除外するプロパティ値を、製品カタログで表示される場合とまったく

同じように入力します。

「追加」ボタンを再度クリックして、除外する選択の完全なリストを作成するまで値

を追加し続けます。

項目を削除する場合は、その項目の削除アイコンをクリックします。

5. 新しいファセットの作成の手順 8に進みます。

動的選択

動的選択オプションでは、各選択の値の範囲を作成し、プロパティの使用可能な値に基づいて選択を自動

的にグループ化します。たとえば、ファセットが製品名に基づく場合、動的選択により、名前がアルファベッ

ト順（A-F、G-L、M-Rなど）にグループ化されます。

このオプションでは、次のプロパティを指定する必要があります。ATGはこれらのプロパティを使用して、表

示される選択の数、および各選択に含まれる製品の数を計算します。

ファセットで許可されている選択の最大数

各範囲に含める必要のある値の最小数

各範囲の文字または数値の最小範囲。たとえば、3文字の最小範囲により、A-C、D-F

などの最小範囲が生成されます。

次の例は、動的選択を使用して作成された価格ファセットを示します。選択の最大数は 5、1選択当たりの

値の最小数は 0、数値の最小範囲は 20で、選択は最も近い 10に丸められます。

動的選択を作成するには


2. 「選択」セクションで、動的選択を選択します。

3. 「最大選択数」ボックスに数値を入力します。たとえば、価格ファセットに対して 10と入

力する場合、11個以上の価格範囲は表示されません。

4. 「1選択当たりの最小ファセット・プロパティ値」ボックスに数値を入力します。たとえば、5

と入力すると、各選択には少なくとも 5つの値が含まれる必要があります。

この設定は、1選択当たりの製品数ではなく、1選択当たりの値の最小数を決定します。

複数の製品に同じ値が設定されている場合があります。たとえば「価格」ファセットの場


150


合、このプロパティを 5に設定することは、各選択に少なくとも 5つの異なる価格値にわ

たる製品が含まれる必要があることを示します。

5. 1選択当たりの最小文字/数値範囲ボックスに数値を入力します。たとえば、このプロパ

ティを 3に設定すると、選択には、A-C、D-F、G-Iなどを上回る数の範囲を使用できま

す。

6. （オプション）ファセット・プロパティが数値である場合、「選択値の端数処理」ボックスに

数値を入力します。たとえば、10に最も近い数値に丸めると、$9.60-$16.89の範囲は

$10-$20として表示されます。


ガイド付き選択範囲

ガイド付き選択範囲オプションでは、指定した範囲に選択が自動的に分割されます。たとえば、3個の選択

と 5の数値範囲を指定すると、1-5、6-10および 11-15が作成されます。このオプションは数値のみで使用

可能です。

注意: プロパティ値に一致する項目がない場合、その値は選択範囲から除外されます。

ガイド付き選択範囲を作成するには


2. 「選択」セクションで、ガイド付き選択範囲を選択します。

3. 「選択数」ボックスに数値を入力します。たとえば、価格ファセットに対して 10と入力する

場合、10個の価格範囲が表示されます。

4. 「選択の数値サイズ」ボックスに数値を入力します。これは、各選択で表示する値です。

たとえば、このプロパティを 5に設定すると、1-5、6-10などのグループを使用できます。


指定範囲

指定範囲オプションでは、ファセット選択としてWebサイトに表示する特定の範囲を設定できます。このオ

プションは、数値のみで使用できます。各選択は、ユーザーが指定するポイントで開始および終了する範

囲からなります。1つの選択の終了ポイントは次の選択の開始ポイントです。たとえば、1、8、23および 66の

ポイントを指定すると、選択 1-8、8-23および 23-66が作成されます。

指定選択範囲を作成するには


2. 「選択」セクションで、指定範囲を選択します。

3. 最初の範囲ポイントを入力して、「範囲ポイントの追加」をクリックします。これにより、最

初の範囲の最初の値が設定されます。

4. 終了ポイントを追加するには、別の数値を入力して、「範囲ポイントの追加」をクリックしま

す。これにより、最初の範囲の終了ポイントおよび次の範囲の開始ポイントが設定されま

す。

5. 各選択の終了ポイントが定義されるまで手順 3と 4を繰り返します。1つの選択の終了

ポイントが、次の選択の開始ポイントである点に留意してください。



151


子ファセットの作成ネストされたファセットにより、顧客は検索結果を徐々に絞り込めます。親ファセットと子ファセットの両方で

同じファセット・プロパティを使用する必要はありません。たとえば、靴を販売するWebサイトでは、「サイズ」

ファセットに「幅」ファセットがネストされている場合があります。その場合、顧客が靴のサイズをクリックすると、

靴幅の選択が表示されます。

ネストされたサイトに表示されるファセットは、「ファセット」ビューでもネストされた状態で表示されます。次の

図では、$10ずつ増える価格ファセットが、$100ずつ増える価格ファセットにネストされていますが、「製造業

者名」ファセットは独立したファセットになっています。

親ファセットを移動または削除すると、そのすべての子ファセットも移動または削除されます。親ファセットを

削除するけれども子ファセットは維持する場合、子を別の場所に移動します。詳細は、ファセットの移動を参


子ファセットの作成この項では、新しい子ファセットの作成方法について説明します。既存のファセットを別のファセットの子に

する場合は、ファセットの移動を参照してください。

新しい子ファセットを作成するには

1. Merchandisingプロジェクトで、Merchandising検索にナビゲートし、「ファセット」を表示し

ます。

2. ナビゲーション・ペインで、親にするファセットを選択します。

3. 親ファセットの詳細ペインで、「子ファセット」タブをクリックし、「新規追加」をクリックしま

す。

4. 新しい子ファセットのプロパティを指定します。新しいファセットの作成を参照してくださ

い。


152


ファセットの移動、コピーおよび削除

ファセットの移動ファセットはどれでも、「ファセット」ツリーの別の場所に移動できます。共有カタログまたはカテゴリでファセッ

トを移動すると、すべての共有場所でも移動されます。親ファセットを移動すると、その子も移動されます。

子ファセットを移動または削除しても、その親には影響しません。

ファセットを移動するには


ます。

2. ナビゲーション・ペインで、移動するファセットの横にあるチェック・ボックスをクリックしま

す。

3. 「移動」をクリックして、オプションを選択します。

選択した場所から移動

すべての場所から移動

4. 「宛先の選択」ダイアログで「検索」タブまたは「参照」タブを使用して、子ファセットをネス

トするファセットを見つけて選択します。「OK」をクリックします。

ファセットのコピーファセットはどれでも、「ファセット」ツリーの別の場所にコピーできます。共有カタログまたはカテゴリでファセ

ットをコピーすると、すべての共有場所でもコピーされます。親ファセットをコピーすると、その子もコピーされ

ます。子ファセットをコピーしても、その親には影響しません。

ファセットをコピーするには


ます。

2. ナビゲーション・ペインで、コピーするファセットの横にあるチェック・ボックスをクリックしま

す。

3. 「複製」アイコンをクリックします。

4. 「宛先の選択」ダイアログで「検索」タブまたは「参照」タブを使用して、子ファセットをネス

トするファセットを見つけて選択します。「OK」をクリックします。

ファセットの削除ファセットはどれでも、「ファセット」ツリーで削除できます。共有カタログまたはカテゴリでファセットを削除す

ると、すべての共有場所でも削除されます。親ファセットを削除すると、その子も削除されます。子ファセット

を削除しても、その親には影響しません。

ファセットを削除するには


ます。


153


2. ナビゲーション・ペインで、削除するファセットの横にあるチェック・ボックスをクリックしま

す。

3. 「削除」アイコンをクリックします。

4. 確認ダイアログで「OK」をクリックしてファセットを削除するか、「取消」をクリックしてファセ

ットを変更せずそのままにします。

ファセットの継承ファセット継承設定により、カタログまたはカテゴリでファセットが親からどのように継承されるかが制御されま

す。

グローバル・ファセットはデフォルトにより、すべてのカタログまたはリンク済カタログのセ

ットによって継承されます。

カタログ・ファセットは、カタログのカテゴリとサブカテゴリにより継承できます。

カテゴリ・ファセットは、カテゴリのサブカテゴリにより継承できます。

たとえば、次の図では、「Master Catalog」というルート・カタログおよび「Womens Catalog」というサブカタログ

を含んだカタログ階層を示します。「Master Catalog」には、master_catalog_facetというカタログ・ファセットが

含まれています。「Womens Catalog」カタログにも、womens_catalog_facetというカタログ・ファセットが含まれ

ています。

“親/先祖”カタログでファセットを定義するときに使用されるプロパティが“子”カタログで使用できない場合、

子カタログのカテゴリを参照する際、そのファセットは使用不可になります。前述の例に戻ると、

master_catalog_facetで「スタイル」ファセット・プロパティが使用されていて、「Womens Catalog」の製品と

SKUでそのプロパティが定義されていない場合、ユーザーが「Dresses」を参照しても、master_catalog_facet

は表示されません。

ファセットがカテゴリまたはカタログからブロックされている場合は、そのすべてのサブカテゴリとサブカタログ

からも自動的にブロックされます。

親がユーザー・プロファイルに関連付けられているかどうかに関係なく、サブカタログは親カタログからカタロ

グ・ファセットを継承できます。

注意: この動作はカテゴリ・ファセットには適用されません。親がユーザー・プロファイルに存在しない場合、

サブカタログは親カタログのカテゴリからカテゴリ・ファセットを継承しません。


154


たとえば、次の図では、「Master Catalog」というルート・カタログおよび「Womens Catalog」というサブカタログ

を含んだカタログ階層を示します。「Master Catalog」には、master_catalog_facet というカタログ・ファセ

ットが含まれています。「Womens Catalog」カタログにも、womens_catalog_facet というカタログ・ファセット

が含まれています。

「Womens Catalog」は、マーチャンダイザのプロファイルに関連付けられていますが、「Master Catalog」は関

連付けられていません。マーチャンダイザは「Dresses」カテゴリにナビゲートして、「親カテゴリからのファセッ

トの継承」を選択します。womens_catalog_facetが、継承されたファセットのリストに表示されます。

どのカタログがユーザー・プロファイルに関連付けられているのか不明な場合は、管理者に問い合せてくだ

さい。

ファセット継承の設定カタログまたはカテゴリのファセット継承オプションを設定するには


ます。

2. ナビゲーション・ペインで、作業を行う継承オプションを持つカタログまたはカテゴリを選

択します。

3. カタログまたはカテゴリに複数の親カタログがある場合は、「親カタログの選択」ドロップ

ダウン・メニューから 1つの親を選択します。

継承されたファセットが詳細ペインに表示されます。

4. （オプション）「継承されたファセット」リストを検証して、このカタログまたはカテゴリから継

承されたすべてのファセットを確認します。継承されたファセットの名前をクリックすると、

その詳細を表示または編集できます。


155


5. 1つ以上の「ファセットの継承」オプションを選択します。

これらのオプションでは、カタログまたはカテゴリが自身の親からどのように継承するのか

を指定します。

グローバル・ファセットの継承: このカタログまたはカテゴリのファセット・セットにグ

ローバル・ファセットを含めます。

親カタログからのファセットの継承: このカタログまたはカテゴリのファセット・セット

にすべての親カタログからのカタログ・ファセットを含めます。

親カテゴリからのファセットの継承: このカテゴリのファセット・セットにすべての親

カテゴリからのカテゴリ・ファセットを含めます。

これらのオプションでは、カタログまたはカテゴリの子が、カタログまたはカテゴリからどの

ように継承するのかを指定します。

サブカテゴリの継承の許可: このカテゴリのローカル・ファセットが、そのサブカテ

ゴリのファセット・セットに含まれます。

サブカタログとサブカテゴリの継承の許可: このカタログのローカル・ファセットが、

そのサブカタログとサブカテゴリのファセット・セットに含まれます。

注意: カタログまたはカテゴリに自身の 1つ以上のローカル・ファセットが含まれている

場合にのみ、ATG Merchandisingがカタログとカテゴリのファセット継承設定を適用する

よう、管理者によって構成されている可能性があります。その場合でも、ファセット継承設

定を指定できますが、ATG Merchandisingはこれらの設定を無視します。継承されたフ

ァセットを含めるようにカタログまたはカテゴリを指定したけれども、変更をプレビューした

ときにその設定が反映されていない場合は、管理者に問い合せてください。



156



157

1 6 - 検索構成の定義

16 検索構成の定義

Merchandising検索機能を使用すると、ATG Commerceサイトで、サイト・イニシアティブと顧客の購入パタ

ーンに基づいて検索結果をカスタマイズできます。ATG Merchandisingを使用して検索構成を作成します。

検索構成とは、検索結果の順序および結果から除外する項目を決める一連のルールです。

検索構成を定義する前に、管理者が次のタスクを実行する必要があります。

1. 検索構成ツリーの構造を決定します。その際、検索構成と検索構成フォルダ、ディメン

ションと各ディメンションの値、作成する基本検索構成の編成方法を決定します。

2. 検索構成フォルダを作成し、ディメンション言語、セグメントおよびサイトの値を設定し、

プロパティの優先順位付けを使用して結果の順序に影響を与えることができるプロパテ

ィを選択します。

これらのタスクが完了したら、次のタスクを実行できます。

1. 基本検索構成を作成し、基本検索構成で使用されるルールと設定を指定します。

2. 検索構成を作成し、検索構成で使用されるルールと設定を指定します。

3. （オプション）検索構成が配置されている場合に、Webサイトに表示される結果をリストす

る検索テストを実行します。

複数サイト環境の検索構成複数サイト環境の場合、サイトと呼ばれる新しい検索構成ディメンションにより、特定の検索結果の対象を特

定の登録サイトから検索している訪問者に絞ることができます。この追加のディメンションにより、検索構成を

セグメント、言語またはサイト別に編成できます。詳細は、ATG Merchandising Administration Guideを参照


「結果の優先順位付け」の「サイト」プロパティには、複数サイト環境で指定のサイトに加重を割り当てるため

のオプションがあります。このオプションにより、検索結果のセット全体で、結果がサイト別にどのように編成

されるかが決まります。詳細は、結果順序の操作を参照してください。

検索構成および基本検索構成の作成個々の検索構成にはルールと設定をいくつでも含めることができ、サイトによっては、各種検索構成はルー

ルの一部のみが異なる場合があります。たとえば、在庫にない品目を除外するルールをすべての検索構成

に含めるとします。その場合、同じルールを繰り返し作成しなくて済むように、基本検索構成という特別なタ

イプの検索構成を使用できます。基本検索構成は設定のテンプレートのようなもので、多数の標準検索構



158


成に関連付けることが可能です。標準検索構成とは異なり、基本検索構成は検索問合せに直接適用される

ことはありません。

基本検索構成を使用するには、1つ以上の標準検索構成に関連付けてから、標準検索構成で継承する設

定と上書きする設定を選択します。

検索構成は、競合する言語のない基本検索構成のみを使用できます。言語は同一である必要はありませ

ん。アメリカ英語をサポートする検索構成は、英語または任意の言語をサポートする基本構成を使用できま

す。同様に、言語値が「その他すべて」になっている任意の言語をサポートする検索構成は、どの基本検索

構成でも使用できます。

サイト管理者が検索構成フォルダをすでに作成してある場合は、検索構成と基本構成を作成する順序には

意味はありません（検索構成フォルダの作成手順は、ATG Merchandising Administration Guideを参照）。た

だし、基本検索構成を作成してすぐに定義する場合は特に、基本検索構成を最初に作成する方が容易で

あることがあります。その場合、検索構成を作成したときに基本構成を即座に関連付けて、継承された設定

を確認できます。

基本検索構成の作成基本検索構成はテンプレートとして機能し、関連付けられた検索構成によって継承される、上書き可能な設

定を提供します。複数の検索構成で 1つの基本検索構成を使用することで、設定を定義する際の時間を

節約できます。基本検索構成には、必ず 1 つ以上の検索構成の言語と一致する言語を割り当ててください。

検索構成の言語は、直接指定されているか、検索構成フォルダから継承されています。基本検索構成の言

語に「任意」を割り当てると、すべての検索構成で使用可能にすることができます。

基本検索構成を作成するには

1. 「参照」タブの「基本検索構成」ビューで、「新規作成」ボタンをクリックして、「基本検索

構成」を選択します。

詳細ペインに表示されている空のテキスト・ボックスに、基本検索構成の情報を入力しま

す。

2. 「名前」テキスト・ボックスに、基本検索構成の名前を入力します。基本検索構成で使用

されている言語を特定する名前を入力すると、他の基本検索構成と区別しやすくなりま

す。

3. 「言語」ドロップダウン・メニューから言語または「任意」を選択します。リストに表示される

言語は、サイト管理者が指定した言語です。


基本検索構成を作成したら、検索構成の定義の項で説明されているとおりに設定を行います。

検索構成の作成検索構成を作成する前に、管理者がすでに検索構成ツリーを作成しているはずです。検索構成を作成す

るときに名前を指定し、任意で基本構成を指定します。

複数の検索構成を使用する場合は、検索構成フォルダ内で作成する必要があります。各検索構成フォル

ダはディメンション・タイプを指定します。フォルダ内の検索構成は、このディメンション・タイプに対して値を

指定する必要があります。たとえば、ディメンション・タイプがセグメントの検索フォルダの場合、それぞれが

一意のセグメントに値を適用する検索構成を含んでいます。

検索構成を作成するには



159


1. 「参照」タブの「検索構成ツリー」ビューで、「新規作成」ボタンをクリックして、「検索構成」

を選択します。

詳細ペインに表示されている空のテキスト・ボックスに、構成の情報を入力します。

2. 「名前」テキスト・ボックスに、検索構成の名前を入力します。この検索構成で使用されて

いるディメンション値を特定する名前を入力すると、他の検索構成と区別しやすくなりま

す。

3. 検索構成をフォルダに含める場合は、次のタスクを完了してください。

検索構成フォルダ名が「親の選択」の横にあるかどうかを確認してください。名前

が表示されていないか、作成中の検索構成を含んだ検索構成フォルダ名が表示

されていない場合は、「親の選択」をクリックして、「項目の選択」ダイアログ・ボック

スが表示されたら、希望の親の横にあるラジオ・ボタンをクリックします。「OK」をク

リックします。

親フォルダによって使用されているディメンション・タイプの名前（「言語」または

「セグメント」）が付いたドロップダウン・メニューが表示されます。このドロップダウ

ン・メニューからディメンション値を選択します。このリストのオプションは、同じツリ

ー分岐の他の検索構成に割り当てられていない、そのディメンション・タイプの値

を表します。

4. 基本検索構成の設定を基に基本構成を設定する場合は、「基本から継承」テキスト・ボ

ックスの横にある「選択」をクリックして、「項目の選択」ダイアログ・ボックスをオープンし

ます。基本検索構成の横にあるラジオ・ボタンをクリックして、「OK」をクリックします。

5. 2つ目のダイアログ・ボックスで、基本検索構成の「結果の優先順位付け」タブの設定も

使用するかどうかが尋ねられます。ここでお薦めする以外の順序でこれらのタスクを実

行し、「結果の優先順位付け」タブにすでに設定が指定されている場合、基本構成の設

定を受け入れると、現在の設定が上書きされます。


「検索構成」タブの設定を「検索構成の定義」で説明されているとおりに定義します。

Merchandising検索機能の重要な側面として、検索構成ファイルの使用があります。これらのファイルは

XMLファイルで、一連の ATG Searchの問合せルールを表します。問合せルールは、検索問合せの条件

と返された項目のプロパティ値に基づいて、検索結果を順序付ける方法および特定の結果を完全に除外

する方法を指定します。たとえば、最初に値段の安い品目を表示し、問合せに「バーゲン」という単語が含ま

れている場合は、$100.00を上回る価格の品目が結果からすべて除外されるように検索構成で指定します。

管理ユーザーは、検索構成ツリーを構成するフォルダを作成します。次に、マーチャンダイザは、これらの

フォルダに含める検索構成を作成します。ATG Merchandising UIには、検索構成を構成する各種設定を

定義するための 5つのタブ・セットが用意されています。次の表に、これらの各タブで実行可能なタスクにつ

いて説明します。

タブタスク

一般検索構成の名前、および言語またはセグメントの値（ツリー構造による）のいずれ

かを指定します。

リダイレクション検索結果を表示するのではなく、他のページにリダイレクトするルールを定義し

ます。


160


結果の優先順位付けプロパティの優先順位付け、検索条件の妥当性および検索条件プロパティの一

致に割り当てられた相対的なランキングに基づいて結果の順序を指定します。

結果除外特定の項目を検索結果から除外するためのルールを定義します。

結果位置付け特定の項目を検索結果リストのより上位に移動するためのルールを定義します。

設定は、表にリストされている順序に適用されます。たとえば、製品 Aが検索の優先順位付けに基づいて

検索結果の最上位に移動し、次に製品 Bが結果位置付けに基づいて最上位に移動した結果、製品 Bが

製品 Aよりも上位になります。

この章は次の項から構成されています。

基本検索構成からの設定の継承

ルールの定義

結果順序の操作

検索構成の作成と設定の指定後、検索テストの実行に説明されているとおりにサンプル検索テストを実行

すると、ATG SearchによってこれらがWebサイト上の検索にどのように適用されるかを表示できます。

基本検索構成からの設定の継承検索構成を作成する場合、基本検索構成に関連付けるためのオプションがあります。基本検索構成はテン

プレートのようなもので、標準検索構成から継承できる設定を提供します。基本検索構成を検索問合せに

直接適用することはできませんが、基本検索構成から設定を継承する標準検索構成は直接適用できます。

基本検索構成はいくつでも作成可能であり、多数の標準検索構成が 1つの基本検索構成から継承できま

す。ただし、個々の標準検索構成は 1つの基本検索構成からのみ継承することができます。

基本検索構成から継承する標準検索構成の設定を定義する場合、有効にする継承済設定を決定できます。

詳細は、継承されたルールの適用および継承された結果の優先順位付け設定の適用を参照してください。

基本検索構成のルールとプロパティ優先順位付けを指定するためのユーザー・インタフェースは実質的に、

標準検索構成を定義するための UIと同じです。主な違いは、標準検索構成には、有効または無効にする

継承済設定を指定するためのオプションがある点です。基本検索構成の場合、他の基本検索構成から継

承することができないため、このようなオプションはありません。

ルールの定義検索構成には、リダイレクション・ルール、結果除外ルールおよび結果位置付けルールの 3つのタイプのル

ールがあります。これらのルールについては、この章の検索構成の定義の冒頭の表で説明しています。

各ルールには、条件と処理の 2つの部分があります。ルールが適用されるとその条件が評価され、条件が

真の場合、処理が実行されます。条件が偽の場合、処理は実行されません。

次の例では、「結果除外」タブのルール・エディタを示します。この例では、評価されている条件は、検索テ

キストに「black dress」の完全一致が含まれているかどうかです。含まれている場合、「Men's Shoes」カテゴリ

の製品を検索結果から除外する処理が実行されます。


161


ルールを作成および変更するには、灰色のボックスに囲まれたルールの部分をクリックします。これらの領

域のいずれかをクリックすると、エディタにより、ドロップダウン・メニュー、テキスト・フィールド、またはルール

のその部分を指定するためのアセット・ピッカーが表示されます。たとえば、次のようになります。

製品と SKU

サイトの構成方法に応じて、ATG Searchによって返される結果は、製品または SKUのいずれかになります。

ATG Merchandisingを使用して、これらの構成のいずれかに対してルールを作成できます。この章の例は、

製品を返すサイトに基づいています。サイトが SKUを返すように構成されている場合は、ATG

Merchandising UIでいくつかの相違があります。

ルールのテキスト内の単語「製品」は「SKU」になります。

プロパティの名前はルールで異なって表示されます。たとえば、サイトが製品を返す場

合、製品の「摘要」プロパティは「摘要」と表示されますが、サイトが SKUを返す場合は、

「製品→摘要」と表示されます。

複数の言語

サイトで複数の言語がサポートされている場合は、ターゲット・サイトのユーザーが検索する言語に一致する

ルールを定義してください。検索構成の言語ディメンションとは異なる言語である可能性があります。たとえ

ば、「その他すべて」のディメンション値は通常、サイトのデフォルト言語に関連付けられており、テキストベ

ースのルールはその言語で上書きする必要があります。

新しいルールの作成検索構成を初めて作成する場合、各ルール・タブには 1つの空のルールが含まれています（つまり、条件ま

たは処理のいずれも指定されていないルール）。この空のルールを編集して条件と処理を指定することで、

新しいルールを作成できます。

検索構成には、各タイプの複数のルールを含めることが可能です。たとえば、検索構成には 2つのリダイレ

クション・ルール、4つの検索除外ルールおよび 3つの結果位置付けルールを含めることができます。

これらのルール・タイプのいずれかの追加ルールを作成するには、そのタイプに関連付けられているタブを

表示して、「新規ルールの追加」をクリックします。空のルールがタブに追加されます。たとえば、次のように

なります。


162


この章で説明されているとおりに、新しいルールを編集して条件と処理を指定します。

ルールの順序の指定

各ルールには、変更可能な「順序」の値があります。これらの値は、ルールの重要性の順序を示し、必ずし

もルールが適用された実際の順序を示すものではありません。

ルールが適用される順序は、ルールのタイプによって決まります。

リダイレクション・ルールは、重要性の順序で適用されます。たとえば、3つのリダイレク

ション・ルールがある場合、ATG Searchによってルール 1が最初に適用され、次にルー

ル 2、ルール 3と適用されます。これは、1つのリダイレクションのみが個々の検索テキス

トに対して実行できるためです。複数のリダイレクション・ルールがあり、サイト訪問者が

複数のルールの条件に一致する検索テキストを入力した場合、実際に有効になるのは、

検索テキストに一致する最初のルールです。

結果位置付けルールは、重要性の逆順序で適用されます。たとえば、3つの結果位置

付けルールがある場合、ATG Searchによってルール 3が最初に適用され、次にルール

2、ルール 1と適用されます。これらのルールでは、一部の項目をリストの最上位に移動

することで、検索結果の順序を変更するため、ルールの適用順序が後になるほど、その

効果は強くなります。

結果除外ルールの場合、ルールの順序は重要ではありません。特定の除外ルールを

適用すると、順序に関係なく同じ効果が発揮されます。

基本検索構成から継承されたルールの重要度は、標準検索構成で定義されたルールの重要度よりも常に

低く扱われます。したがって、継承されたリダイレクション・ルールは、ローカルで定義されたリダイレクショ

ン・ルールの後で適用され、継承された結果位置付けルールは、ローカルで定義された結果位置付けルー

ルよりも前に適用されます。

タブでルールの順序を変更するには、タブの各ルールの「順序」フィールドに新しい数値を入力して、「保

存」をクリックします。ルールは、指定した順序でタブに再表示されます。ただし、基本検索構成から継承さ

れたルールの順序は変更できません（基本検索構成自体で順序を変更した場合は除く）。

条件の指定ルールを作成する際、指定する条件によって、ルールの適用先になる検索問合せが決定されます。結果除

外ルールと結果位置付けルールの場合、すべての検索問合せに適用するルールの作成オプションがあり

ます。たとえば、これは、すべての検索問合せに適用する結果除外ルールになります。


163


より限定的な条件を指定する場合は、最初のボックスをクリックします。ドロップダウン・メニューが表示されます。

「If the search text」を選択します。問合せが条件を満たすかどうかを判別する基準を指定するための追加フ

ィールドがエディタに表示されます。

注意: 「リダイレクション・ルール」タブには、「For all searches」オプションはありません。リダイレクション・ルー

ルは常に、「If the search text」で始まります。

「contains all of the word(s)」をクリックします。ドロップダウン・メニューが表示されます。

このメニューからオプションを選択し、その横にあるテキスト・フィールドにテキストを入力します。次の表は、

各オプション・メニューの意味、および入力したテキストがどのように解釈されるのかを示します。


164


オプションテキストの解釈

contains all of the word(s) このテキスト・フィールドには、スペースで区切られた 1つ以上

の単語が含まれます。条件が真になるには、サイト訪問者は、

これらすべての単語を含んだ検索テキストを入力する必要があ

ります。問合せの単語の順序は、テキスト・フィールドでの順序

と一致する必要はなく、問合せには、テキスト・フィールドにな

い追加の語を含めることができます。

たとえば、テキスト・フィールドに次の語が含まれている場合

赤青緑

次の問合せに対し、条件は真になります。

青と赤の葉が付いた緑の木

ただし、次の問合せでは、偽になります。

赤い葉が付いた緑の木

contains at least one of the words このテキスト・フィールドには、スペースで区切られた 1つ以上


これらの単語を 1つ以上含んだ検索テキストを入力する必要

があります。問合せには、テキスト・フィールドにない追加の単

語を含めることができます。


赤青緑


赤い葉が付いた木


紫の木


165


contains this exact phrase このテキスト・フィールドには、スペースで区切られた 1つ以上


これらすべての単語を含んだ検索テキストを、テキスト・フィー

ルドに示されるとおりの順序で入力する必要があります。問合

せには、フィールドにない追加の単語を、フィールド内の語の

前または後に含めることができます。


緑の葉


緑の葉と赤い枝のなった木


緑の鬱蒼とした葉

contains only this exact phrase このテキスト・フィールドには、スペースで区切られた 1つ以上


これらすべての単語を含んだ検索テキストを、フィールドに示さ

れるとおりの順序で入力する必要があります。問合せには、フィ

ールドにない追加の単語を含めることはできません。


緑の葉


緑の葉


緑の葉が付いた木

matches the query rule pattern テキストは、ATG Searchの問合せルール・パターンとして扱わ

れます。検索エンジンによって解釈される、ワイルド・カードなど

の特殊文字を含めることができます。

ATG Searchの問合せルールをよく理解している場合にのみ、

このオプションを使用してください。詳細は、ATG Search

Administration Guideを参照してください。

条件の追加基準の指定

条件を評価する複数の基準のあるルールを定義できます。たとえば、基準は次のようになります。

「If the search text」「contains the exact phrase」「black dress」「or」

「contains at least one of the words」「heels」

複数の基準のある条件では、基準のいずれかが真の場合に条件が真になります。前述の例の場合、heels

という単語のみが含まれている問合せは真になります。これは、最初の基準を満たさなくても、2番目の基準

を満たしているためです。




166


複数の基準を持つ条件を作成するには、最初の基準のダイヤをクリックして、ドロップダウン・メニューから

「or...」を選択します。

追加基準を指定するための追加フィールドが表示されます。

この方法で、いくつでも基準を追加できます。

処理の指定各ルールには、検索テキストが条件を満たした場合に実行される処理があります。リダイレクション・ルール

の場合、その処理は特定のページを表示することであり、ページを指定するには、URLを入力します。

URLは 2つの形式のいずれかで入力できます。

サイトのトップレベルに対して相対的な URLを指定します。たとえば、次のようになりま

す。

/products/gifts/diamonds.jsp

プロトコル（httpや httpsなど）を含めた完全な URLを指定します。たとえば、次のよ

うになります。

http://www.mysite.com/products/shoes/index.jsp

結果除外ルールの場合、処理は最初は次のようになります。


167


結果位置付けルールの処理も、結果除外ルールと同じようになります。

結果除外ルールまたは結果位置付けルールの処理を指定するには、「named」をクリックします。ドロップダ

ウン・メニューが表示されます。

メニューからオプションを選択します。選択するオプションに応じて、処理を適用する必要のある製品を指定

するための異なるフィールドが表示されます。これらのフィールドは、適切な値を指定するためのテキスト・ボ

ックスまたはアセット・ピッカーなどのツールを提供します。たとえば、カテゴリを選択すると、オプションの右

側に空のフィールドが表示されます。このフィールドをクリックすると、カテゴリを選択するためのアセット・ピッ

カーが表示されます。

「not」およびカッコ「(」のオプションは、複雑なロジックを指定する場合に役立ちます。たとえば、特定のカテ

ゴリまたは特定の名前の項目以外のすべての項目の上に移動する場合は、次のような処理のルールを作

成できます。

処理の追加基準の指定

処理を適用する製品を決定するための基準を複数指定できます。たとえば、基準は次のようになります。

「do not return skus」「in category」「Men's Shoes」「or」「whose」

「Stock Availability Status」「is」「Out of Stock」

この処理により、在庫切れの全製品、およびカテゴリが「Men's Shoes」の全製品が検索結果から除外されま

す（問合せが条件に一致している場合）。

複数の基準を持つ処理を作成するには、最初の基準のダイヤをクリックして、ドロップダウン・メニューから

「or」、「and」を選択します。


168


追加基準を指定するための追加フィールドが表示されます。

このように、andと orを使用して組み合せることで、いくつでも基準を追加できます。結果のロジックにおける

相違を理解することが重要です。

基準がすべて orで組み合されている場合、処理は、基準のいずれかを満たす項目に

適用されます。

基準がすべて andで組み合されている場合、処理は、基準のすべてを満たす項目に適

用されます。

非常に複雑な式を作成して、処理を適用する項目を選択することが可能です。作成するルールが実際に、

必要なロジックを包含しているかどうかを確認することが必要です。たとえば、基準が 3つ以上あり、一部が

andを使用して組み合され、他は orを使用して組み合されている場合、基準が予測のとおりに解釈されるよ

うにカッコを使用することをお薦めします。

ルールの使用不可化と削除検索結果に適用する必要のなくなったルールが検索構成に含まれている場合、ルールの右側にある赤い

Xをクリックすると、そのルールを削除できます。ただし、基本検索構成から継承されたルールは削除できま

せん（基本検索構成自体で削除した場合は除く）。

場合によっては、特定の時期のみに適用する必要のあるルールがあります（たとえば、春と秋には適用する

けれども、他の季節には適用しないルールなど）。これらのルールを定期的に削除して、後で再作成するの

ではなく、適用する必要のないときにのみ使用不可にし、適用する必要のあるときに使用可能にすることが

可能です。ルールを使用不可にするには、ルールの左側にある「使用可能」チェック・ボックスの選択を解

除します。ルールを使用可能にするには、「使用可能」チェック・ボックスを選択します。

継承されたルールの適用検索構成を基本検索構成に関連付ける場合、基本検索構成から継承されたルールは、標準検索構成の

対応するルール・タブに表示されます。たとえば、次のようになります。


169


継承されたルールは、デフォルトで使用可能になっています。継承されたルールを検索構成で使用しない

場合は、「使用可能」チェック・ボックスの選択を解除します。

結果順序の操作 Merchandising検索では、最も重要な 3つの係数を構成することで、検索結果の順序を操作できます。

検索条件の妥当性

検索条件プロパティの一致

プロパティの優先順位付け

検索エンジンの目的が、検索テキストに一致する結果の特定である場合、その検索テキストが頻出する結

果が最良の結果です。たとえば、「ハンド・ミキサー」を検索する場合、「ハンド・ミキサー」の語が最も多い製

品が結果リストの最初に来ることが予測できます。同様に、検索辞書で「自動刻み器」が「ハンド・ミキサー」

のシノニムとして定義されている場合、自動刻み器として説明された製品も検索結果で返される可能性があ

りますが、完全一致の検索条件が使用されている製品の後に表示されることになります。この動作は、検索

条件の妥当性という係数によって制御されます。検索条件の妥当性では、語順と言語的な使用方法も考慮

されます。検索構成またはファセットが定義されていない場合、ATG Searchでは検索条件の妥当性を使用

して、結果セットの順序を決定します。

検索条件の妥当性では、検索テキストの全体的な使用方法を評価することで結果の順序を決定しますが、

2つ目の係数である検索条件プロパティの一致は、特定のプロパティ値での検索条件の出現に基づいて製

品の順序を決定します。たとえば、「表示名」プロパティが高い優先度を持つ場合、表示名に「ハンド・ミキサ

ー」の語がある製品は、リストの最初の結果の中に表示される可能性があります。検索条件プロパティの一

致を使用する場合は、特定のプロパティのランキングを指定します。

他の 2 つの係数とは異なり、プロパティの優先順位付けでは、検索テキストはあまり意味を持たなくなります。

プロパティの優先順位付けは、プロパティと値を特定して、これらのプロパティ値を持つ製品の配置を制御


170


するランキングを指定することで、特定の製品を販促する場合に使用します。たとえば、特定の製品に高い

ランキングを指定したり、バック・オーダーされる製品に低いランキングを指定したりすることができます。

次の項では、検索条件の妥当性、検索条件プロパティの一致およびプロパティの優先順位付けの使用方

法について説明します。

係数の相互への影響を決定します。パーセント加重の割当を参照してください。

プロパティの優先順位付けで、特定のプロパティにランキングを、プロパティ値に加重を

指定します。プロパティの優先度の指定を参照してください。

検索条件プロパティの一致で、検索可能なプロパティにランキングを指定します。検索

可能なプロパティのランキングを参照してください。

既存のリソースから設定をコピーします。他の検索構成からの結果の優先順位付け設

定のコピーを参照してください。

基本検索構成から設定を継承します。継承された結果の優先順位付け設定の適用を


パーセント加重の割当パーセント加重により、検索結果の順序を決定する際の各係数の相対的な重要度が決まります。各係数に

パーセント加重を指定する前に、次のガイドラインを検討してください。

係数ガイドライン

プロパティの優先順位付け検索によって大量の結果が返され、ブランドや在庫ステータスなど特

定の特性で製品を販促したい場合に、この係数が役立ちます。通常

は、プロパティの優先順位付けに 100%の加重を割り当てたり、検索

条件の妥当性または検索条件プロパティの一致よりも高い加重を指

定したりしないで、ユーザーが入力した検索テキストに関連する結果

が最初に表示されるようにしてください。

検索条件の妥当性ユーザーがどのように検索するのか、何を探しているのかがわからな

い場合は、この係数に高いパーセントを指定して、最も頻度の高い検

索テキストを含んだ製品がユーザーに表示されるようにします。この

係数に 0%を指定する場合は十分に注意してください。0%にすると、

他の係数の重要度が高くなりすぎて、ユーザーにとって直感的では

ない方法で結果が順序付けられる可能性があります。


171


検索条件プロパティの一致ユーザーが入力する検索テキストがカタログのコンテンツ構造にどの

ように一致するかを知ることが、この係数を使用する上で重要な必要

条件となります。たとえば、ユーザーは製品名、スタイルまたはサイズ

を検索テキストとして入力する可能性が高いでしょうか。それとも、説

明的な語句を入力しそうでしょうか。ユーザーが検索テキストで指定

しようとする情報を含んだ、カタログの重要なプロパティ、および検索

テキストに偶発的に一致する可能性のある重要度の低いプロパティ

を特定することが必要です。たとえば、「表示名」は販促する場合に

選択する重要なプロパティとなり、「摘要」は格下げする場合に選択

する重要度の低いプロパティとなる場合があります。この係数の場

合、特定のプロパティでの検索条件の使用方法に基づいて結果が

並べられるため、検索テキストが曖昧になる可能性の高い、大規模か

つ多様なカタログで製品を区別する場合に非常に役立ちます。

パーセント加重を割り当てるには、「結果の優先順位付け」タブをクリックします。

プロパティの優先順位付け、検索条件の妥当性および検索条件プロパティの一致のパーセント加重を入力

します。パーセントは同じにする必要はなく、係数を 0%にすることもできます。パーセントのテキスト・ボック

スの外側をクリックすると、タブの右上と下部の両方で合計が即座に再計算されます。パーセントが合計で

100%になったら、変更を保存してタブを終了できます。


172


プロパティの優先度の指定「プロパティの優先順位付け」タブを使用すると、様々なプロパティの優先度を指定して、検索結果の順序

に影響を与えることができます。プロパティの優先度では、他のプロパティへの相対的なプロパティの加重、

および相互の相対的なプロパティ値のランキング（たとえば、高い値の方が低い値よりも「よい」または「悪

い」と見なされるかどうかなど）が考慮されます。たとえば、最も優先度の高い製品のプロパティを価格にして、

高額製品が強調されるように指定できます。この検索構成が適用されると、より価格の高い製品が、価格の

低い製品よりも検索結果のリストの上位に表示されるようになります。ただし、特定の特性ではなく、特定の

製品を販促する最良の方法は、位置付けルールを使用することです。

管理ユーザーは、優先順位付けを指定するときに特定のプロパティを使用できるように、ATG

Merchandising UIを構成します。これらのプロパティは、「結果の優先順位付け」タブの表に表示されます。

たとえば、次のようになります。

プロパティの加重を指定するには、「検索結果の加重」列のスライダを使用します。スライダは 11箇所の位

置を移動できます。各位置は、プロパティが結果の順序全体に与える影響を表します。各プロパティの影響

は、プロパティの優先順位付けにおける他のプロパティの影響、およびプロパティの優先順位付けに割り当

てられた全体的なパーセントの両方によって左右されます。1つのプロパティの優先順付けプロパティのス

ライダを変更すると、そのパーセントが変更されるのみでなく、他のすべてのプロパティの優先順位付けプロ

パティのパーセントも変更されます。

たとえば、プロパティの優先順位付けを 30%に、検索条件の妥当性を 40%に、検索条件プロパティの一致

を 30%に設定するとします。各プロパティの初期設定は、最初の位置（「無視」）に設定されています。これ

は、検索結果の順序を決定する際にプロパティは考慮されないことを意味します。


173


プロパティが 3つあり、そのうちの 1つのスライダを最後の位置に移動すると、プロパティの優先順位付けの

割当（30%すべて）がそのプロパティに適用されます。

2 つ目のプロパティのスライダを同じ位置に移動すると、最初の 2 つのプロパティはそれぞれ 15%の割当となり、

3つ目のプロパティのスライダを同じ位置に移動すると、3つすべてのプロパティの割当は 10%となります。


174


スライダは、プロパティの影響が他のプロパティの影響に対して相対的であることを示しています。スライダ

を使用する場合、スライダの特定の位置よりも、その位置が特定のプロパティに割り当てるパーセント（他の

プロパティに対して相対的な割合）の方が重要です。

各プロパティの「プロパティ値ランキング」列に、プロパティ値のランキングの基準について説明するテキスト

が表示されます。この列のテキストは、プロパティ値のランキングの基準を指定できる画面へのリンクとなっ

ています。一定の指定可能な値を持つプロパティでは（この例では、「販売中」や「在庫可用性ステータス」

など）、値へのランキングは自動的に割り当てられた状態になっていますが、デフォルトのランキングでは目

的に一致しないこともあるので、これらの値を変更するためにリンクをクリックする場合もあります。ランキング

基準を自動的に決定できないプロパティの場合（「ブランド」など）、「次の値にランク付け」というテキスト・リン

クが表示されます。この場合、リンクをクリックして、ランキング情報をさらに指定する必要があります。

プロパティ値のランキングの指定

プロパティ値をランク付けするには、まず、そのプロパティの下にあるスライドを移動してパーセント加重を割

り当てる必要があります。「プロパティ値ランキング」列に表示されたリンクをクリックすると、値のランク付けに

必要なツールを提供するページが表示されます。表示される項目は、操作しているプロパティのデータ型

によって異なります。

データ型オプション

数値値が高いほど、または値が低いほどランキングが高くなるように指定できます。これら

のオプションのいずれかを選択する場合は、プロパティの最小および最大予測値も

指定する必要があります。その他、データを範囲に分割して、各範囲の相対的なラン

キングを指定するオプションがあります。指定範囲外の数値は「その他すべて」で指

定されたランキングを使用します。

日付日付が前であるほど、または後であるほどランキングが高くなるように指定できます。

これらのオプションのいずれかを選択する場合は、最も前または後の予測日も指定

する必要があります。この範囲外の日付は「その他すべて」で指定されたランキングを

使用します。その他、日付を範囲に分割して、各範囲の相対的なランキングを指定

するオプションがあります。


175


テキスト一連のテキスト値（たとえば、赤、緑および青などを「色」プロパティに指定）、および各

値の相対的なランキングを指定できます。

列挙列挙は、一定の指定可能な値を持つプロパティです（たとえば、「曜日」のプロパティ

には指定可能な値が 7つあります）。各値の相対的なランキングを指定できます。

ブールブールは、値が true または falseのいずれかであるプロパティです。2つの値の

相対的なランキングを指定できます。

テキスト・プロパティおよび一部の数値と日付のプロパティにランキングの範囲を指定する場合は、「追加」

ボタンを使用してエントリを表に追加してから、必要に応じてランキングと値または値の範囲を指定します。

エントリはどのような順序でも追加でき、表をランク順（最高から最低）に編成する場合は、「順序変更」ボタ

ンをクリックします。

それぞれのプロパティ値タイプごとに、他に対する相対的な各範囲の重要度を順序付ける値の範囲と数字

ランキングを指定するオプションがあります。日付データ型を使用する「作成日」プロパティについて検討し

てみましょう。新しい季節物を販促する場合は、次の範囲を作成します。

こうすることで、春の最新品目が他の品目より先に顧客に表示されます。「その他すべての値」がリストの最

後にあるため、指定の範囲外の日付に作成された品目はリストの最後に表示される点に留意してください。

範囲を定義しているときに、「その他すべての値」オプションは自動的にリストの最上位に表示されますが、

前の例で示すように任意の位置に移動できます。2007-2008年の冬に製造された製品を非表示にする場

合は、「その他すべての値」を次の例で示すように、中央の位置に移動できます。


176


これらの例では、ランキングは一意で連続的になっています（ただし、そのようにする必要はありません）。2

つのプロパティ値に同じランキングを指定すると、ATG Searchでは、これらのプロパティ値がこの 1つの基

準で同等として設定されます。ただし、ランキングは、結果リストの結果順序を決定する複数の設定の 1つ

である点に留意してください。

非連続的なランキングは、非連続的な加重と同様に機能します。次の例を検討してみましょう。

ランキングでは、相対的な順序を指定するほか、結果間の間隔を決定する相対的な長さも指定します。11

月から 2008年 2月に製造された製品（ランキング 12）は、結果リストで、指定の範囲外の日付に製造された

製品（ランキング 4）よりもかなり低い位置（3倍低い位置）に表示されます。ランキング設定が検索結果の位

置に与える影響を正確に判別することは難しい場合があります。これは、プロパティの加重や結果リストの順

序といった多数の要因が、検索構成設定が適用される前に組み込まれるためです。

ランキングを指定する場合、定義している影響を正確に把握することが重要です。たとえば、2005-2006年

の冬に製造された製品を表示するけれども、他のすべての製品の後に表示する場合、前の例のランキング

を作成します。そのような製品をまったく表示しない場合は、ここでランキングの幅広い範囲を指定するより

も、結果位置付けまたは除外ルールを使用して非表示にすることをお薦めします。たとえば、冬物製品にラ

ンキング 100を指定すると、冬物製品が前面に出なくなるというよりは、そのランキングに近い範囲（2007、

2006および 2005年の春物製品）間の区別がなくなります。


177


検索可能なプロパティのランキング検索条件プロパティの一致を使用する場合は、ATG Searchが検索テキストへの一致を探すプロパティを特

定する必要があります。使用可能なプロパティは、ATG Searchで使用される検索可能なプロパティの完全

なセットであり、テキスト・プロパティとして索引付け定義ファイルで定義されます。また、これらのプロパティ

にランキングを指定する必要もあります。プロパティを選択する際は、検索で一般的に使用されながらも、特

定の製品を一意に識別したり、他と区別したりする説明テキストのプロパティに高いランキングを指定します。

たとえば、IDは具体的すぎ、摘要は一般的すぎるため、両方のプロパティを表示名よりも低くランク付けしま

す。選択するプロパティはカタログ、および予測されるユーザーの検索方法によって左右されます。

検索条件プロパティの一致に 0以外のパーセントを指定すると、「検索可能なプロパティのランク付けリスト」

というリンクが「結果の優先順位付け」タブの下部に表示されます。リンクをクリックすると、プロパティを選択

してランク付けを指定するための画面がオープンします。初期画面の表には 1行のみが表示されており、こ

の行は指定されていないすべてのプロパティを表します。この値のランキングを変更して、他のプロパティが

それよりも高くランク付けされるようにすることをお薦めします。

プロパティを指定するには、行の追加ボタンをクリックしてから、「値」列のドロップダウン・メニューでプロパテ

ィを選択します。ランキングの列でランキングを指定します。低い数値の製品は、高い数値の製品よりも強い

影響を持ちます。この例では、最初に表示名のプロパティが、2番目にキーワードのプロパティが、3番目に

簡潔な摘要が ATG Searchによってチェックされます。次に他のすべてのプロパティがチェックされてから、

詳細摘要のプロパティが最後に考慮されます。

各行には、「強み」もあります。ATG Searchは強みを使用して、指定されたランキングを他のプロパティのラ

ンキングに対して相対的に解釈します。プロパティの優先順位付けの場合と同様に、重要なのはランキング

の数値ではなく、他のプロパティとの相対的な関係です。あるプロパティには 5の加重を別のプロパティに

は 10の加重を指定すると、それぞれの加重が 5と 6の場合よりも、結果リストでの位置が大きく離れます。

最も高いランキングから最も低いランキングに基づいて表を編成する場合は、いつでも「順序変更」ボタンを

使用できます。終了したら、「保存してクローズ」をクリックして「結果の優先順位付け」タブに戻ります。

この画面は、プロパティの優先順位付けで選択されたプロパティ値のランク付けで使用する画面（プロパテ

ィ値のランキングの指定を参照）に似ています。この項では、「その他すべて」の詳細、およびランキングの

設定方法を示すその他の例について説明しています。

他の検索構成からの結果の優先順位付け設定のコピー同様の結果の優先順位付け設定を必要とする複数の検索構成がある場合、既存の検索構成の設定を、編

集している検索構成にコピーできます。それには、「結果の優先順位付け」タブの「設定のコピー元」ボタン

をクリックします。これにより、設定のコピー元にする検索構成を選択するためのアセット・ピッカーが表示さ

れます。すべての加重とランキングが、選択した検索構成からコピーされます。


178


プロパティの優先順位付けで使用するプロパティのランキングを定義する場合、および検索条件プロパティ

の一致で検索可能なプロパティにランキングを指定する場合に、同様の「設定のコピー元」ボタンがあります。

これらのオプションでは、全プロパティの加重とランキングではなく、1つのプロパティのランキングのみがコ

ピーされます。

いずれの場合も、設定は簡単にコピーされます。2 つの検索構成が関連付けられることはありません。後で、

検索構成のいずれかの設定に変更を加えても、他方の検索構成の設定には影響しません（これは、基本

検索構成から設定を継承する場合と異なります。基本検索構成の設定を変更すると、そこから継承された

標準検索構成の設定も変更されます）。

検索構成が、基本構成検索から優先順位付け設定を継承している場合、「設定のコピー元」ボタンは「結果

の優先順位付け」タブに表示されません。ボタンを表示するには、次のセクションで説明するように、「結果

の優先順位付け」タブの「基本検索構成から優先順位付け設定を使用」チェック・ボックスの選択を解除しま

す。

継承された結果の優先順位付け設定の適用検索構成を基本検索構成に関連付ける場合、検索構成はデフォルトにより、プロパティの優先順位付け、

検索条件の妥当性および検索条件プロパティの一致の設定を基本検索構成から継承します。プロパティの

優先順位付けでのプロパティ値のランキング、および検索条件プロパティの一致によって検索可能なプロ

パティ・ランキングを指定する画面には、継承された設定は表示されますが、編集はできません。たとえば、

次のようになります。

継承された優先順位付け設定を検索構成で使用しない場合は、「基本検索構成から優先順位付け設定を

使用」チェック・ボックスの選択を解除します。これにより、継承された設定が消去され、検索構成にとってロ

ーカルな新しい設定を指定できます。

検索構成では、すべての優先順位付け設定を基本検索構成から継承することも、何も継承しないことも可

能です。ルールとは異なり、継承された優先順位付け設定は個別に使用可能にしたり、使用不可にしたり

することはできません。


179


検索構成と検索構成フォルダの移動検索構成ツリーの作成後、場合によっては、検索構成および検索構成を含んだ検索構成フォルダの順序

を変更する必要があります。アセットの位置を所定のレベルで移動することは可能ですが、たとえば、検索

構成フォルダをツリーのトップレベルから 2番目のレベルに移動することはできません。アセットをこのように

移動する場合、アセットを別のアセットに置き換えたり、削除したりするのであれば、アセットを再定義するこ

とをお薦めします。

検索構成と検索構成フォルダは検索構成フォルダ内で個別にグループ化および管理されており、これらが

同じレベルにある場合、検索構成は常に検索構成フォルダより上に表示されます。このデフォルトの設定に

より、ユーザーは任意のMerchandisingプロジェクトから検索構成を作成および変更できます。「Commerce

Searchの管理」ワークフローを基にプロジェクトを使用して、検索構成フォルダを作成および移動できるのは、

管理者のみです。

ツリーにおけるアセットの順序は重要です。それは ATG Searchが各サイト訪問者に適した検索構成を特定

する際に使用する順序が、ツリーのアセットの順序によって左右されるためです。そのため、ディメンション

値が「その他すべて」の場合、検索構成または検索構成フォルダを移動できません。したがって、検索構成

と検索構成フォルダの移動はできるだけ行わないでください。ツリーの機能と制限の詳細は、ATG

Merchandising Administration Guideの検索構成ツリーの構造の作成に関する項を参照してください。

特定のレベルで検索構成または検索構成フォルダの順序を変更するには

1. 「参照」タブの「検索構成ツリー」ビューで、位置を変更するアセットが格納された検索構

成フォルダの名前をクリックします。

詳細ペインには、ネストされたアセットの位置変更に使用できる表を含め、検索構成フォ

ルダに関するプロパティがあります。

2. 詳細ペインで、位置を変更するアセットのタイプ（検索構成またはフォルダ）を含んだ表

を見つけます。各アセットの横には、ツリーでの順序を示す番号があります。移動するア

セットの横に新しい数を入力します。

注意: 1を指定すると、アセットは最初の位置になり、現在最初の位置にあるアセットは 2

番目の位置に移動されます。

3. 順序をプレビューするには、「順序変更」をクリックします。

詳細ペインの表で、アセット順序が変更されます。

4. 「保存」をクリックして、新しい順序を保存します。

ツリーのアセットは、指定した新しい順序で表示されます。

Merchandising検索アセットの削除 ATG Merchandisingでは、検索構成、基本検索構成および検索構成フォルダをいつでも削除できます。次

の 2つの動作に留意してください。

検索構成に関連付けられた基本検索構成を削除すると、標準構成では基本構成から

継承したすべての設定が失われます。

検索構成フォルダを削除すると、その中に格納されているすべての検索構成が削除さ

れます。

管理者は、マーチャンダイジング・セグメント・リストからセグメントを削除し、「プロパティの優先順位付け」タ

ブからプロパティを削除する必要があります。




180



181

1 7 - 検索問合せのテスト

17 検索問合せのテスト

検索テストを使用すると、検索エンジンがどのように問合せを処理し、検索結果をランク付けているのかを分

析できます。ファセットの作成、検索構成の設計、カタログ項目の編集でこの情報を役立てれば、サイトのユ

ーザーが製品または情報を検索したときに最適な結果が表示されます。

この章は次のトピックで構成されています。

検索テストの概要

検索テストのガイドライン

検索テストの実行

テスト結果の評価

テストの保存と編成

検索テストの概要検索テストを使用すると、サイト自体に移動することなく、商用サイトでの検索の実行をシミュレーションでき

ます。検索構成、検索条件またはファセットなどテスト対象とする検索基準、および表示するテスト出力のタ

イプを選択できます。プロジェクト内部から、未配置の検索構成とファセットもテストできます。テスト出力に表

示されるのは、検索結果のリストのみではありません。検索結果がなぜ出力のように表示されるのかがわか

るように、詳細な検索処理情報も表示されます。


182


ATG Merchandisingの他の多くのアセットとは異なり、検索テストはバージョン設定されません。プロジェクト

の内部または外部で検索テストを作成、編集および実行できます。

検索テスト環境次のいずれかのタスクを実行する場合に使用する 1台以上のマシンのセットは、検索テスト環境によって決

まります。

コンテンツの索引付け。各検索プロジェクトには、索引付けのための単一環境があり、こ

の環境は複数のホストで分散できます。

配置済の索引を使用して、エンド・ユーザーの問合せに回答。プロジェクトはこの目的

のために、複数の環境を持つことができます。

検索テストを実行する前に、テスト対象とする製品、SKU、検索構成、ファセットおよび他の検索設定を含ん

だ検索環境を特定する必要があります。

実行するテストのタイプに最適な検索テスト環境を選択してください。テストの作成および検索テスト環境の

選択の手順は、検索テストの作成を参照してください。

ATG Merchandising管理者は、検索テストで使用可能な環境を構成し、複数の環境がある場合は、デフォ

ルトとして使用する環境を選択します。

未配置または配置済のファセットと検索構成

検索テストを使用すると、次のテストを実行できます。

プロジェクトでファセットと検索構成に加えた変更

商用サイトに配置済のファセットと検索構成

プロジェクトに関連して作業を行っている場合、検索テスト環境には未配置の変更がデフォルトで含まれて

いますが、テストを実行する前にこの設定を変えることができます。プロジェクトの外部で参照している場合

は、配置済のファセットと検索構成のみをテストできます。

未配置のファセットと検索構成をテストするために、再索引付けを行う必要はありません。ただし、カタログ項

目や価格表など他のアセットは、検索テストに含めるために配置および索引付けを行う必要があります。た


183


とえば、プロジェクトで新しい親カテゴリを作成して、検索条件の 1つとしてその新しいカテゴリで検索テスト

を実行する場合、索引付けされた製品や SKUがカテゴリに含まれていても、空の結果セットが返されます。

これは、そのカテゴリが検索エンジンによって認識されていないために起こります。

ただし、検索テストでは、カテゴリのファセットと検索構成ツリーに影響を与える未配置の変更が考慮されま

す。前述の例で説明を続けると、新しいカテゴリに既存のカテゴリが含まれている場合、ファセットを新しいカ

テゴリに追加して、そのファセットを継承する索引付けされたサブカテゴリを選択することで、ファセットをテス

トできます。

未配置のファセットと検索構成をテストする場合、ATG Merchandisingによって一時ファイルが作成されます。

一時ファイルには未配置の定義が含まれており、問合せとともに検索エンジンに送信されます。検索エンジ

ンはこれらの一時ファセットと検索構成を検索索引の配置済データに適用して、検索結果を生成します。

更新済の検索構成またはファセットを最近配置した場合は、新たに配置した変更をテストする前に、索引付

けジョブを実行して、索引付け後のカスタマイズ・ファイルを更新する必要があります。詳細は、ATG Search


検索テストの言語検索で複数の言語をサポートするようにサイトが構成されている場合、検索問合せと結果に言語がどのよう

に影響するかをテストできます。次のことをテストできます。

サイト・ユーザーが特定の言語で検索テキストを入力すると、どのような結果が表示され

るか。

サイト・ユーザーの言語ディメンション値に基づいて、どの検索構成が適用されるか。

検索テキストがある言語で入力され、検索エンジンが複数の言語で結果を返した場合、

検索構成のルールが結果にどのように影響するか。たとえば、ルールがトリガーされる

かどうか、検索構成ツリーが予測どおりにナビゲートされるかどうかなど。

検索テストの言語は、検索構成を選択する際に使用する言語ディメンション値とは異なります。検索テキスト

言語は、検索テキストがどの言語で入力されたかを検索エンジンに伝え、言語ディメンション値はサイト訪問

者の言語を表します。通常、商用サイトは、検索テキストの言語がサイト訪問者の言語に一致するように構

成されていますが、必ずしもそのように構成されているとはかぎりません。

次に、言語ディメンションが検索テキスト言語とは異なる場合の例をいくつか示します。

商用サイトには、フランス語と英語の顧客の両方のための検索構成がありますが、サイト

には英語のテキストのみがあり、英語の検索のみがサポートされています。この場合、フ

ランス語と英語のディメンションの両方の検索構成が英語検索索引に関連付けられて

おり、サイトは英語のみで掲載されているため、すべてのサイト訪問者が英語の語句を

使用して検索を行うものと想定されています。

北米の商用サイトには、英語版とスペイン語版の 2つのバージョンがあります。検索構

成を選択する際、「英語」、「スペイン語」および「その他すべて」の 3つの言語ディメンシ

ョン値があります。「その他すべて」のディメンション値は、デフォルトの言語、この場合は

英語に関連付けられています。

検索構成の検索条件をテストする場合に、サイトで複数の言語がサポートされているときは、テストで使用す

る検索構成と検索テキスト言語を選択します。一般に、2つの言語は一致する必要があります。検索条件に

よってトリガーされる検索構成のルールは、検索テキストが検索テストで異なる言語のサイトにある場合は適

用できません。




184


複数サイト環境の検索テスト複数サイト環境では、サイト・コンテキストを検索テストに組み込むことが可能です。次のことを実行できます。

検索構成をテストするときに、サイトをディメンションとして選択。詳細は、複数サイト環境

の検索構成を参照してください。

検索テストを作成するときに「検索元」メニューからサイトを選択することで、検索をシミュ

レーションするサイトを指定。詳細は、検索テストの作成を参照してください。

検索テストですべての登録サイトが検索されるように指定することで、サイト間の検索テ

ストを実行。詳細は、検索テストの作成を参照してください。

検索リストのオプションテストを作成する際、標準的な結果リストや各項目のランキングを計算した結果が表示されるように選択でき

ます。または、他の要因をテストする場合は、結果リストが非表示になるように選択できます。検索エンジン

によって結果がグループ化される場合、結果リストのそれぞれのグループ項目下にサブ項目（通常は

SKU）が表示されるように選択することも可能です。それ以外の場合、「標準」または「ランキング計算」を選

択すると、結果リストにはグループ項目のみが表示され、サブ項目は表示されません。

次の表では、結果リストを表示したり、表示内容を選択したりするための様々なオプションについて説明しま

す。場合によっては、ATGインストールでサポートされていないオプションがあります。管理者は、結果リスト

の各タイプで表示される情報をカスタマイズできます。

検索リストのオプション説明

標準各項目のランキング・スコア付きの検索結果の基本リストが表示されます。

通常、この結果リストには、項目名、位置番号、項目 ID、摘要および最終

スコアが含まれます。また、管理者が構成した設定に応じて、項目のブラ

ンドや価格など他のプロパティも含まれる場合があります。検索結果の項

目が複数の言語で表示されている場合は、「言語」列が表示され、その項

目の言語が示されます。

ランキング計算検索結果のリストのほか、検索構成の検索条件の妥当性と結果の優先順

位付けルールに基づいて各項目のランキング・スコアがどのように計算さ

れたかについて情報が表示されます。

サイトで項目がグループ化される場合、この出力には、最高ランクのサブ

項目のランキング計算も表示されます。

ヒント: 特定の項目のランキング計算のみを表示する場合は、項目 IDを

「項目の追跡」フィールドに入力して、「追跡項目詳細」出力タイプを選択

します。追跡項目詳細を参照してください。


185


サブ項目 SKUを製品別にグループ化するようにサイトが構成されている場合、これ

により、各グループに含まれている項目のリストが表示されます。

この結果オプションでは、グループレベルのスコアに加えて、個別の項目

のランキング・スコアが表示されます。グループ・スコアは最高ランクの個々

の項目から取得されるため、このオプションを使用することで、結果がグル

ープ化されるときに結果ランキングがどのように決定されたかを表示できま

す。

なし検索結果はテスト出力に表示されません。

テスト出力のタイプ検索テストを実行すると、テスト出力には、サイト・ユーザーに表示されるとおりの順序で検索結果のリストが

表示されます。結果を分析しやすくするため、複数の出力タイプの追加も選択できます。テスト出力の様々

なタイプを解釈するには、テスト結果の評価を参照してください。

次のリストでは、その他の出力タイプについて説明します。

検索構成詳細

「検索構成詳細」出力には、検索構成が結果に適用されているかどうか、適用されてい

る場合、どれが適用され、なぜそれが選択されたのかを示します。

この出力タイプを使用すると、たとえば、検索構成が検索に適用されなかった原因を解

決したり、検索構成ツリーの構造をテストしたりすることができます。

条件詳細

「条件詳細」出力では、サイト・ユーザーが入力した検索テキストが検索エンジンによっ

てどのように処理されるのかを示します。

この出力タイプの場合、製品を特定するための一般的なシノニムの使用結果をテストで

きます。また、サイト・ユーザーが誤ったスペルの単語を入力するとどうなるのかを調べる

ことができます。また、特殊文字や語句を囲む引用符など、検索条件演算子を使用した

場合の影響もテストできます。

問合せルール詳細

「問合せルール詳細」出力では、検索構成で定義されたリダイレクション、除外および位

置付けのルールが検索エンジンによってどのように適用されるのかが表示されます。ま

た、サイト用に定義されたカスタム・ルールの結果も表示されます。

問合せルールによって結果リストの内容や順序が変更される場合は、「問合せルール詳

細」出力のリンクをクリックすると、ルールが適用されなかった場合、検索結果がどのよう

に表示されるのかを確認できます。

追跡項目詳細

検索テストの「項目の追跡」フィールドに項目 IDを入力すると、「追跡項目詳細」出力に

は、項目が検索結果に表示されるかどうか、表示される場合、どのように表示されるのか、

なぜそのように表示されるのかが示されます。

また、この出力タイプを使用すると、追跡する項目を入力しているかどうかに関係なく、

検索の処理方法の要約を示す表が表示されます。検索処理の要約を参照してください。


186


ファセット詳細

「ファセット詳細」出力タイプでは、検索結果に適用されるファセット・セット、およびファセ

ット・セットがどのように選択されたかが表示されます。また、この出力タイプを使用すると、

テキストベースの検索をテストするときに、プロジェクトから未配置のファセットをテストで

きます。未配置のファセットのテストを参照してください。

検索テストのガイドライン Merchandising検索の使用時に生じる疑問に答えるためのテストを作成するときには、次のガイドラインを参

考にしてください。

検索テストの作成または編集方法は、検索テストの実行を参照してください。テスト結果の分析の詳細は、

テスト結果の評価を参照してください。

テスト対象実行する検索テスト

予測された検索構成がプロファイルに

適用されているか。

「ディメンションで選択」ボタンをクリックして、テストする言

語とセグメント・ディメンションを選択するか、「プレビュー」

が使用可能な場合は、プレビュー・プロファイルを選択し

て、予測された構成が適用されているかどうかを確認しま

す。

「検索構成詳細」出力タイプを選択します。

テスト実行後、「検索構成詳細」出力には、検索構成が適

用されたかどうかが示されます。適用された場合は、どれ

が適用され、検索構成ツリーからどのように選択されたかが

示されます。

除外ルールで除外されるはずの項目が

検索結果に残っているのはなぜか。

「検索構成」フィールドで、除外ルールを含んだ検索構成

を選択します。または、検索構成が予測どおりに適用され

るかどうかがわからない場合は、検索構成をトリガーするデ

ィメンションまたはプレビュー・プロファイルを選択します。

除外ルールをトリガーすると思われる検索基準を入力しま

す。

「検索構成詳細」出力タイプと「問合せルール詳細」出力タ

イプを選択します。

テスト実行後、検索構成出力を見て、検索構成が適用され

たことを確認します。次に、「問合せルール詳細」出力をチ

ェックして、除外ルールが適用されたことを確認します。適

用されなかった場合は、ルールを検証して、エラーまたは

欠落している検索条件がないか確認します。サイトが SKU

によって索引付けされている場合は、すべての製品の

SKUが除外されていることを確認します。


187


結果の優先順位付けルールが効果的

に機能しているか。

「検索構成」フィールドで、優先順位付けルールを含んだ

検索構成を選択します。

検索基準を入力します。

「結果」オプションから、「ランキング計算」を選択します。

「問合せルール詳細」出力タイプを選択します。

結果リストを検証して、結果の優先順位付けルールによっ

て各項目の最終スコアがどのように影響されたかを確認し

ます。

「問合せルール詳細」出力には、位置が変わった項目がど

れなのか、これらの項目が結果リストのどこにあるのかが表

示されます。優先順位付けルールを使用しない場合の結

果と比較するには、「位置付けルールを使用せずに結果を

表示」をクリックします。

サイトのカテゴリにナビゲートするとき

に、カテゴリレベルのファセットが表示さ

れないのはなぜか。

「カテゴリ」フィールドで、ファセットを作成したカテゴリを選

択します。

「ファセット詳細」出力タイプを選択して、「検索」をクリックし

ます。

「ファセット詳細」出力で、ファセット・ソース表を検証して、

継承ルールによってファセットがファセット・セットから除外

されているかを確認します。ファセット・セットに含まれてい

る場合は、ファセット選択の表を見て、ファセットが除外され

ているか、除外されている場合はなぜなのかを確認しま

す。

Bathのテキストで検索しても、Bathカテ

ゴリのファセットが検索結果に適用され

ないのはなぜか。

「検索テキスト」フィールドに検索条件を入力します。

「ファセット詳細」出力タイプを選択して、「検索」をクリックし

ます。

「ファセット詳細」出力で、「カテゴリの決定」表を見て、すべ

ての検索結果が予測どおりのカテゴリに分類されているか

どうかを確認します。分類されていない場合、カテゴリ・ファ

セットは適用されていません。

予測されたカテゴリが選択された場合は、ファセット選択表

でファセットを見て、ファセット・プロパティが検索索引にあ

ることを確認してください。現在の検索結果で値または範

囲が 1つしかない場合は、ファセットを除外することもでき

ます。


188


製品が検索結果に表示されないのはな

ぜか。

注意: テストできるのは、配置および索

引付けされたカタログ項目のみです。

検索結果で項目を返すと予測される検索基準を入力しま

す。

「追跡項目」フィールドに、検索結果に表示されない項目

の項目番号を入力するか、「選択」をクリックして、カタログ

からその項目を選択します。

「追跡項目詳細」出力タイプを選択します。

テスト実行後、追跡項目詳細の出力を使用して、項目が検

索結果から除外された原因を特定します。

検索結果に表示されるように、新製品が

検索索引に追加されているか。

注意: テストできるのは、配置および索

引付けされたカタログ項目のみです。

検索結果で項目を返すと予測される検索基準を入力しま

す。

項目 IDを「項目の追跡」フィールドに入力するか、「選択」

をクリックして、カタログからその項目を選択します。

「追跡項目詳細」出力タイプを選択します。

テストの実行後、「追跡項目」リストを見て、検索によって項

目がどのように処理されているかを確認します。項目名の

箇所に「不明」という単語が表示されている場合、項目は検

索索引内にありません。

検索テストの実行この項では、検索テストの作成、実行および保存方法について説明します。

検索テストの作成検索テストは、テストする内容に応じて複数の方法で作成できます。新しい検索構成または更新された検索

構成やファセットを適用した結果をプロジェクトの内部からテストしたり、予測どおりに動作しない配置済のサ

イトの問題解決をしたりすることができます。また、検索テストを作成すると同時に、ファセットまたは検索構

成を編集することも可能です。

検索テストを作成するには

1. Merchandisingプロジェクトで、Merchandising検索にナビゲートし、「検索テスト」を表示

します。

検索テストを作成しながら、ファセットや検索構成を編集するには、詳細ペインの「検索

のテスト」ボタンをクリックします。

プロジェクトを作成せずに、配置済のアセットの検索の問題解決をする場合は、BCCホ

ームページの検索プロジェクトの参照リンクを使用して、検索プロジェクトにナビゲートし

ます。詳細は、ATG Web Commerce Search Administration Guideを参照してください。

2. テストする製品と SKUを含んだテスト環境を指定するには、「選択」をクリックして、コン

テンツ・ラベルとターゲット・タイプを選択します。



189


ターゲット・タイプは、検索プロジェクトの一般的な目的（「実稼働環境」や「ステー

ジング」など）を特定します。

コンテンツ・ラベルは、カタログや記事のコレクションなど、コンテンツ・セットの目

的を特定します。

現在のプロジェクトから未配置の検索構成とファセットをテストに含める場合は、こ

のチェック・ボックスを選択します。このオプションは、プロジェクトで作業をしてい

る場合にのみ表示されます。

「OK」ボタンをクリックします。

使用可能な「コンテンツ・ラベル」と「ターゲット・タイプ」のオプションは、管理者によって

構成された ATG Search設定によって異なります。

3. テスト環境に 1つ以上の登録サイトがある場合は、「検索元」リストからサイトを選択しま

す。このサイトから、テスト問合せが行われます。

このリストには、テスト環境用に選択したコンテンツ・ラベルに関連付けられているすべて

の登録サイトが含まれています。

注意: 登録サイトが 1つのみの場合、「検索元」コントロールにドロップダウン・メニューは

表示されません。サイトはラベルとして表示されます。

4. 前の手順でサイトを選択した場合は、「サイト間検索」を選択して、「検索元」リストの全サ

イトを検索します。

5. テストする検索入力を選択します。テストする検索基準の指定を参照してください。

6. テスト結果に含める出力タイプを選択します。テスト出力のタイプを参照してください。

7. 「検索」ボタンをクリックして、テストを実行します。

テストする検索基準の指定検索テストの作成後、テストに含める検索基準を指定します。すべてのテスト入力はオプションであり、単独

でまたは他と組み合せて使用して様々な検索をテストできます。ただし、結果のリストを返すには、1つ以上

の検索条件またはカテゴリを含める必要があります。そうしない場合、結果セットは空になります。テストの設

定方法に関するヒントは、検索テストのガイドラインを参照してください、

テスト検索条件を指定するには

1. （オプション）検索テストの詳細ペインで、次のオプションのいずれかを使用して、「検索

構成」フィールドで検索構成を選択します。


190


特定の検索構成をテストするには、「直接選択」をクリックして、ダイアログ・ボック

スから検索構成を選択します。

複数サイト環境の場合、「参照」タブでサイト別に検索構成を検索することができ

ます。

検索構成が特定のディメンション値に適用されるかどうかをテストし、適用される

場合はどれが適用されるのかを確認するには、「ディメンションで選択」をクリック

します。表示されたダイアログ・ボックスで、テストするディメンション値を選択しま

す。

複数サイト環境の場合、「検索元」リストで選択したサイトのディメンション値のみ

を選択できます。

検索構成がサンプルのユーザー・プロファイルに基づいてどのように適用される

のかをテストするには、「ディメンションで選択」をクリックして、プレビュー・プロフ

ァイルを選択します。同じディメンション値を持つ実際のユーザー・プロファイル

に適用されるように、検索エンジンにより検索構成がプレビュー・プロファイルに

適用されます。

このオプションは、管理者がプレビュー機能を設定している場合にのみ表示され

ます。

2. （オプション）ユーザーが入力して問合せテキストの結果をテストするには、「検索テキス

ト」フィールドのテキストを入力します。

サイトで複数の言語がサポートされている場合は、検索テキスト言語リストから言語を選

択します。この選択により、検索テキストの入力言語が検索エンジンに伝えられます。こ

の言語は、検索構成で使用される言語ディメンション値とは異なります。詳細は、検索テ

ストの言語を参照してください。

注意: 手順 1で、検索テキスト言語リストで選択したものとは異なる言語を使用する検索

構成を選択した場合は、言語が一致しないため、検索テキストに基づく検索構成内のル

ールは適用されません。結果の優先順位付けおよびすべての問合せに適用されるル

ールのみが適用されます。

3. （オプション）検索をカテゴリに絞り込む場合は、「カテゴリ」フィールドの横にある「選択」

をクリックして、ダイアログからカテゴリを選択します。

複数サイト環境の場合、「参照」タブでサイト別にカテゴリを検索することができます。

カテゴリの選択により、検索結果に適用されるファセット・セットの選択に影響することが

あります。詳細は、ファセットのテストを参照してください。

注意: 検索テキストとカテゴリを空のままにすると、検索結果は返されません。

4. （オプション）検索基準が特定のカタログ項目にどのように適用されるのかを確認するに

は、「項目の追跡」フィールドの横の「選択」をクリックして、追跡する項目を選択します。

複数サイト環境の場合、「参照」タブでサイト別に項目を検索することができます。

追跡する項目の IDがわかっている場合は、次の図に示すように、「項目の追跡」フィー

ルドに IDを入力して、複数の項目をカンマで区切ります。項目が製品で索引付けされ

ている場合は製品 IDを入力し、SKUで索引付けされている場合は、SKUが製品別に

グループ化されていても SKU IDを入力します。


191


検索テキストでは、カンマ前後の両方にある、項目 ID間の余分なスペースは無視され

ますが、項目 ID内に余分なスペースを入れることはできません。

5. （オプション）検索結果がソートされるとどのように表示されるのかをテストするには、「ソ

ート・キー」リストからオプションを選択します。

選択可能なオプションは、Webサイトの動作によって異なります。たとえば、顧客が価格

でソートできる場合は、そのオプションを選択して、ソートによって検索結果がどのような

影響を受けるかを確認します。デフォルトでは、結果リストは関連性スコアによってソート

されます。

6. テスト結果で表示する情報を指定します。テスト出力のタイプを参照してください。

7. （オプション）編集または再実行できるように、「保存」をクリックしてテストを保存します。

詳細は、テストの保存と編成を参照してください。

8. 「検索」をクリックして、テストを実行します。

ファセットのテスト検索テストの実行後、ATG Merchandisingにより、検索結果に適用されたすべてのファセットが、検索テスト

入力の下部に表示されます。これにより、適用されたファセット（ある場合）および各ファセットに表示される

選択を確認できます。ファセット選択を選択して「検索」をクリックすると、検索結果への影響とネストされた子

ファセットを表示できます。

「ファセット詳細」出力を選択すると、ソース・ファセットの名前、ファセットとその選択の完全なリスト、および

カテゴリをテスト入力で選択していない場合は、ファセットの適用時に使用するカテゴリが検索エンジンによ

ってどのように決定されたについても表示できます。詳細は、ファセット詳細を参照してください。

配置済ファセットのテスト

配置済ファセットをテストして、ファセットおよびファセットの選択が商用サイトにどのように表示されるかをトラ

ブルシューティングします。

注意: 最近、ファセットへの変更を配置した場合は、新たに配置した変更をテストする前に、検索索引を更

新する必要があります。詳細は、ATG Search Administration Guideの索引での作業に関する項を参照して

ください。

配置済ファセットをテストするには

1. 検索テストを作成するか、既存のテストを編集します。検索テストの作成を参照してくだ

さい。

2. テストする検索基準を指定して、「検索」をクリックします。手順は、テストする検索基準の

指定を参照してください。

3. 検索テスト入力下部に表示されているファセットを見つけます。

4. ファセット値または範囲をクリックして、「検索」をクリックします。

5. 別のファセット選択を適用するには、手順 4を繰り返します。



192


6. ファセット選択を消去するには、選択したファセットの横にあるチェック・ボックスの選択を

解除して、「検索」をクリックします。

7. （オプション）ファセット選択を含めてテストを保存する場合は、「保存」をクリックします。

次回、テストをオープンして実行するときに、ファセット選択が自動的に適用されます。

未配置のファセットのテスト

プロジェクトでファセットを追加または編集している場合は、プロジェクトを配置しなくても、これらのファセット

がどのように表示されるかをテストできます。それには、検索テストにより、一時ファセット・セットを検索エンジ

ンに送信し、そこでファセット・セットが検索結果に適用されるようにします。

場合によっては、ファセットはカテゴリ固有になっているため、検索テストで未配置のファセットを検索エンジ

ンに送信する際に、どのカテゴリを使用するかを指定しておく必要があります。適切なカテゴリを指定する方

法は 2つあります。

テスト入力の「カテゴリ」フィールドを使用して、カテゴリを直接選択。

テストを 1回実行して検索結果のリストを生成し、最も具体的で一般的なカテゴリを特定

（このオプションは、カテゴリが選択されていないテキストのみの検索で使用）。

2つ目のオプションを選択する場合は、検索テストを 1回実行して暫定的結果を生成します。ATG

Merchandisingはこの結果を使用して、すべての結果を含んだ最も具体的なカテゴリを選択します。次に、

「ファセット詳細」出力にあるリンクをクリックして、検索を再実行し、未配置のファセット変更をプロジェクトか

ら適用します。

未配置のファセットをテストするには

1. 検索テストを作成するか、未配置のファセットを作成したプロジェクトで既存のテストをオ

ープンします。検索テストの作成を参照してください。

2. 検索テストを作成するときに、現在のプロジェクトからの未配置の検索構成とファセットを

テストチェック・ボックスを選択します。このオプションは、プロジェクトで作業をしている場

合にのみ表示されます。

3. テストする検索基準を選択します。テストする検索基準の指定を参照してください。

4. 検索テストにカテゴリが含まれている場合は、「検索」をクリックします。

検索テストではこのカテゴリを使用して、適用する配置済および未配置のファセットを決

定します。

5. 「カテゴリ」フィールドでカテゴリを選択しなかった場合は、次の操作を行ってください。

「ファセット詳細」出力タイプを選択します。

「検索」をクリックして、テストを 1回実行します。

検索エンジンにより、検索結果のリストが生成され、結果内の項目の最も具体的

で一般的なカテゴリが計算されて、そのカテゴリの配置済のファセット・セットが適

用されます。配置済のファセットが、検索テスト入力下部に表示されます。これに

は、プロジェクトからの未配置の変更は含まれません。

テスト出力で「ファセット」セクションを見つけ、「現在のプロジェクトのファセット変

更を使用して表示」をクリックします。これにより、検索テストが再実行され、検索

結果で決定されたカテゴリに基づくファセットの変更が適用されます。

6. ファセット選択をテストするには、検索テスト入力の下部に表示されているファセットを見

つけて、ファセット値または値をクリックしてから、「検索」をクリックします。


193


テスト結果が更新されて、ファセット選択が反映されます。ファセットに子ファセットがある

場合、ネストされたファセット選択が表示されます。

7. 別のファセット選択を適用するには、手順 6を繰り返します。

8. ファセット選択を消去するには、ファセット値の横にあるボックスの選択を解除して、「検

索」をクリックします。

9. （オプション）ファセット選択を含めてテストを保存する場合は、「保存」をクリックします。

次回、テストをオープンして実行するときに、ファセット選択が自動的に適用されます。

テスト結果の評価検索テストの実行後、検索テスト出力が詳細ペイン下部に表示されます。検索テスト出力の情報を使用して、

検索の効果を評価し、検索構成とファセットの編集、または検索索引の情報の変更が必要かどうかを判断し

ます。

テストに含める出力タイプを選択するときに、テスト結果に表示する情報を選択します。テスト出力のタイプ

を参照してください。

次の項では、テスト出力の各タイプの分析に役立つ内容について説明します。

結果リスト

検索構成詳細

条件詳細

問合せルール詳細

追跡項目詳細

ファセット詳細

結果リスト結果リストを使用して、検索結果のリストとその順序が予想と一致することを確認します。

この項は次のトピックで構成されています。

コンテンツ項目ランキング

コンテンツ項目プロパティへのリンク

結果のページ設定

結果リストの位置付けルールと除外ルール

結果リストの追跡項目

コンテンツ項目ランキング

検索エンジンにより、結果リストの各項目にスコアが割り当てられます。スコアは、項目が検索基準にどのくら

い近く一致しているかを示します。このスコアは、結果リストを関連性でソートするときに、リストをランク付ける

ために使用されます。ある項目のスコアは、ゼロから 100の値で示されます。スコアが高いほど、一致に近

いことを意味します。


194


注意: 価格などの、スコア以外の基準を使用して、「ソート・キー」でリストをソートすると、品目の結果リストの

位置はスコアによって決定されなくなります。

結果の優先順位付けを含んだ検索構成をテストする場合は、「ランキング計算」オプションを選択して、ルー

ルが検索エンジンによってどのように処理されたかを示す詳細を表示します。結果の優先順位付けにより、

コンテンツ項目のランキング・スコアは、割り当てられたプロパティの加重に基づいて変わります。結果リスト

のランキング・スコアは、検索構成を絞り込んで目的の結果を得るのに役立ちます。結果順序の操作を参照


コンテンツ項目プロパティへのリンク

結果リストのコンテンツ項目名をクリックすると、項目の索引付けられたプロパティとその値を表示できます。

リンクをクリックすると、索引付けられたプロパティを示すポップアップが表示されます。プロパティは、「メタデ

ータ・プロパティ」と「テキスト検索可能なプロパティ text-searchable」の 2つのセクションに分かれています。

索引付けられたプロパティは次のいずれかまたは両方になります。

メタデータ・プロパティには、価格など、検索構成やファセットで使用可能な値があります

が、テキストの検索時、検索エンジンではプロパティ値は考慮されません。

テキスト検索可能なプロパティは、コンテンツ項目を検索テキストに一致させるために使

用でき、通常、名前および摘要などのプロパティがあります。

項目が検索結果に含まれている原因、または含まれていない原因を解決するときには、コンテンツ項目の

プロパティ値が役立ちます。たとえば、「高級品」を検索して、検索結果にバーゲン品が含まれている場合は、

その項目のテキスト検索可能なプロパティをクリックして、「高級品」という単語が表示されるかどうかを確認し

てください。

場合によっては、次の図の longdescription、childskus.$repositoryidおよび childskus.size

プロパティに示すように、プロパティは「コンテンツ項目」ダイアログに異なる値で複数表示されることがありま

す。


195


プロパティは次の理由により、「コンテンツ項目」ダイアログに複数表示されることがあります。

前述の例の longdescriptionプロパティのように、文字数の多いテキスト検索可能な

プロパティが検索エンジンによって小さいセグメントに分割されている場合。

検索エンジンにより、同じプロパティで複数の値が検出されている場合。たとえば前述

の例では、子 SKUに異なるリポジトリ IDとサイズがあります。このようなことは、製品で

索引付けをした場合に、メタデータ・プロパティとテキスト検索可能なプロパティの両方

で起こります。

SKUで索引付けが行われている場合でも、「コンテンツ項目」ダイアログには常に、製品レベルでプロパテ

ィが表示されます。SKUには、色やサイズなどプロパティごとに 1つの値があるため、SKUで索引付けを行

う場合、親製品のプロパティは 1回だけ表示されます。ただし、SKUで索引付けを行っていても、検索エン

ジンによって小さいセグメントに分割されている、文字数の多いテキスト検索可能なプロパティには、複数の

インスタンスがある場合があります。

ATG Searchによるプロパティの索引付けの詳細は、ATG Commerce Search Guideを参照してください。

結果のページ設定

結果リストは、商用サイトのページ設定に一致するページに分けられます。テスト出力の結果リストの上下に

表示されているページ設定コントロールを使用して、結果ページをナビゲートします。

結果のページ設定を使用すると、項目が特定の基準で返されたときに、どのページに表示するかを決定で

きます。項目が後のページに表示されることが望ましくない場合は、その項目が検索結果の上位に移動さ

れるように検索構成ルールを作成または編集できます。ルールの定義を参照してください。

結果リストの位置付けルールと除外ルール

次の図に示すように、結果リストではアイコンを使用して、位置付けルールと除外ルールによって影響される

項目が示されます。



196


位置付けルールにより、項目が結果リストの上位に移動されると、緑色の矢印が項目のスコアの横に表示さ

れます。テストの初回実行時、除外項目は結果に表示されませんが、結果リストを得た後は、表示するように

選択できます。除外項目は、名前に横線が引かれ、横に赤い削除記号が付いた状態でリストに表示されま

す。

除外結果を表示するには、結果リストの上部にある「除外結果の表示」をクリックします。除外項目をリストか

ら削除するには、「除外結果の非表示」をクリックします。

結果リストの追跡項目

検索テストで項目を追跡する場合、結果リストの追跡項目の横に緑色のアイコンが表示されます。これにより、

リストに素早く目を通して、追跡項目が現在の結果ページに含まれているかどうかを判別できます。

次の図では、SKUで索引付けを行い、製品別にグループ化した場合に、追跡項目が結果リストにどのよう

に表示されるかについて例を示します。

位置付け

ルール

除外

ルール


197


検索構成詳細「検索構成詳細」出力タイプを使用すると、検索構成が検索に適用されているかどうか、適用されている場

合はどれがなぜ適用されているのかを表示できます。

検索構成をテストする場合、2つのオプションがあります。

検索構成を直接選択します。

ディメンション値またはプレビュー・プロファイルを選択し、これらの特性を持つサイト・ユ

ーザーに対して使用される検索構成が ATG Searchによって選択されるようにします。

次の項では、各オプションの検索構成詳細の出力で表示される情報について説明します。

直接選択した検索構成のオプション

検索構成を検索テスト入力で直接選択する場合、検索構成詳細の出力には、選択した構成とそれに関連

付けられたディメンション値が表示されます。


198


検索構成の名前をクリックしてその検索構成をオープンし、詳細ペインで編集を行います。編集して変更を

保存したら、「検索のテスト」をクリックするか、ナビゲーション・ペインで検索テストを選択して、「検索テスト」

に戻ります。

ディメンションによって選択した検索構成のオプション

ディメンション値に基づいて検索構成を選択する場合、検索構成詳細の出力には、選択したディメンション、

および ATG Merchandisingによって検索構成ツリーがどのようにナビゲートされ、適用する構成（ある場合）

が決定されるかが示されます。プレビュー・プロファイルをディメンションのソースとして選択する場合は、プ

ロファイルの名前も表示されます。

上の図に示すように、「検索構成処理」表には、検索構成ツリーで取得されるパス、および各フォルダまたは

構成のディメンションが検索テストのディメンションと一致するかどうかが示されます。この情報を参考にして、

検索構成ツリーの構造をテストします。詳細は、ATG Merchandising Administration Guideの検索構成ツリ

ーの構造の作成に関する項を参照してください。

検索構成が、選択したディメンションと一致する場合は、「使用した検索構成」フィールドに検索構成が表示

されます。構成の名前をクリックして、詳細ペインでオープンします。「検索のテスト」をクリックするか、ナビゲ

ーション・ペインで検索テストを選択して、「検索テスト」に戻ります。

条件詳細「条件詳細」出力タイプを使用すると、ATG Searchによって検索テキストがどのように処理されるかを表示で

きます。「条件詳細」出力には、検索テキスト入力に入力するそれぞれの語句について、次が表示されます。

検索条件

スペル候補または訂正

検索条件演算子（引用符など）

検索される単語



199


言語辞書

次の図の例を参照してください。次に続く項では、「条件詳細」出力表の各列について説明します。

検索条件

「検索条件」列には、検索で処理された各条件が表示されます。検索テキストには、1つ以上の検索条件を

含めることができます。たとえば、検索テキスト「black dress」には、検索条件「black」および「dress」が

含まれます。場合によっては、「New York」など、複数の単語が 1つの条件として見なされることがあります。

検索条件のリストを使用すると、検索辞書の条件を追加または編集する必要があるかどうかを判別できます。

管理者は ATG Searchにより、製品名や専用機能など、企業固有の複合条件や用語を追加して、シソーラ

ス・エントリを編集できます。詳細は、ATG Search Administration Guideを参照してください。

注意: 検索エンジンでは、一致する条件を特定するために、検索テキストを個別の条件に分割しますが、結

果を取得してその関連性を計算する際には、コンテンツ項目内の条件の頻度や近接性など他の要因も考

慮されます。詳細は、ATG Search Query Guideを参照してください。

スペル候補または訂正

「スペル候補」列には、検索エンジンからユーザーに提示される別のスペルがリストされます。スペルの訂正

がサイトで使用可能な場合、この列は「スペル自動修正」と呼ばれ、スペルが修正された検索内の条件が表

示されます。

この情報を使用すると、サイト・ユーザーが一般的なスペルミスをした場合、たとえば、cashmereではなく、

cashmirで検索したときに、検索エンジンが項目を返すかどうかをテストできます。


http://docs.oracle.com/cd/E22630_01/Search.1002/pdf/ATGSearchQuery.pdf


200


検索条件演算子

「演算子」列には、検索に適用された引用符などの演算子がリストされ、これらの演算子により、条件や語句

を文字のとおりに解釈します（"green tea"など）。サイトで検索条件演算子がサポートされている場合は、

この情報を使用して、サイトで詳細な検索をテストできます。

その他の指定可能な演算子は次のとおりです。

特殊文字。suit*など、欠落している文字を表すアスタリスクを含んで、suit、suiteまた

は suitcaseなどを検索します。

必須条件。+silkのように、前にプラス記号が付きます。

除外条件。!woolのように、前に感嘆符が付きます。

大文字小文字区別の条件。'iPod'のように、単一引用符で囲まれます。

演算子の詳細は、ATG Search Query Guideを参照してください。

検索される単語

「次のフォームを検索」列には、検索に含まれる一致条件、シノニム、正規化条件、形態学的変化またはス

ペルの訂正がリストされます。形態学的変化は、検索条件が shoesの場合は、shoeなどの語幹、検索条

件が hopの場合は、jumpなど語の拡張になります。

この列の情報を使用すると、特定の条件が、「検索テキスト」入力に入力した一致条件を含んでいなくても結

果リストに表示される理由を理解できます。また、サイト・ユーザーが製品名、機能または他のテキスト・パラ

メータの変化形を検索した場合に、どのような項目が返されるのかについても特定できます。

特定の条件に対して検索される単語を変更するには、管理者に問い合せてください。詳細は、ATG Search


言語辞書

「ディクショナリ」列には、言語辞書、およびシステムが条件を検索するために使用する言語アダプタが表示

されます。たとえば、「英語: 医療」は、英語の言語辞書が、医療に適したアダプタとして使用されていること

を示します。デフォルトの辞書をアダプタなしで使用して、ある条件のシノニムが見つかった場合、「ディクシ

ョナリ」列には「言語: デフォルト」と表示されます。

検索索引に複数の言語が含まれている場合、「ディクショナリ」列には、検索エンジンが検索テキストを処理

するために使用した言語辞書が表示されます。

条件を追加または編集する場合は、ATG Searchでカスタム辞書を作成することを検討してください。自社

の業界では不適切と思われるシノニムまたは他の形態学的変化が検索エンジンによって検索されている場

合は、管理者に問い合せて、言語アダプタを適用または削除することを検討してください。詳細は、ATG

Search Administration Guideを参照してください。

問合せルール詳細「問合せルール詳細」出力タイプを使用すると、検索構成で定義されたリダイレクション、除外および位置付

けのルールが検索エンジンによってどのように適用されるのかをテストできます。この出力には、「Search

Administration」で定義されたカスタム・ルールの結果も表示されます。テストを作成する際、「問合せルール

詳細」出力がデフォルトで選択されます。

問合せルールは、検索テストによってトリガーされた場合にのみ、「問合せルール詳細」出力に表示されま

す。検索構成には、現在の検索によってトリガーされなかったためにここでは表示されない、その他のルー

ルが含まれている可能性があります。







201


リダイレクション・ルール・トリガー済

このセクションは、リダイレクション・ルールがテストでトリガーされた場合に表示されます。ルールの定義、お

よびユーザーがこの検索を実行した場合にリダイレクトされるターゲット URLが示されます。検索基準が複

数のリダイレクション・ルールの要件と一致する場合、実際に適用されるルールが 1つハイライトされ、リスト

の 1番目に表示されます。

検索によってリダイレクション・ルールがトリガーされると、サイト・ユーザーに表示されるのは検索結果ペー

ジではなく、ターゲット URLのページです。ただし、検索の結果を確認し、リダイレクション・ルールを保持

するかどうかを決定できるように、テスト出力には結果リストが含まれています。

除外ルール・トリガー済

このセクションは、1つ以上の除外ルールが検索テストによってトリガーされた場合に表示されます。アクティ

ブ化された各除外ルールの定義が、適用順に表示されます。

除外項目を表示する場合は、「除外結果の表示」をクリックします。このボタンをクリックすると、次の更新が

テスト出力に対して行われます。

除外項目の項目名に取消線が引かれた状態で、結果リストに表示されます。例につい

ては、結果リストの位置付けルールと除外ルールを参照してください。

次の図に示すように、トリガーされた除外ルールの表が更新されて、現在の結果ページ

の各除外コンテンツ項目とともに、その位置番号、項目 IDが表示されます。

除外項目が結果リストのどこに表示されるのかを調べて、ルールが有用かどうか、目的の効果を発揮するか

どうかを分析できます。除外項目が現在の結果ページにない場合は、除外項目の番号を見て、他のページ

に表示されていないか判別してください。

除外項目が検索によって返されなくても、トリガーされた除外ルールはすべて、「問合せルール詳細」出力

に表示されます。この場合、「除外結果の表示」をクリックすると、ルールはリストに表示されますが、その横

に項目 IDはなく、除外された項目の番号はゼロになっています。この情報を使用すると、除外ルールが必

要かどうかを判別できます。

除外項目をビューから削除するには、「除外結果の非表示」をクリックします。除外されたコンテンツ項目は

出力に表示されなくなります。

位置付けルール・トリガー済

このセクションは、検索テストによって 1つ以上の位置付けルールがトリガーされて、項目が結果リストの上

位に移動された場合に表示されます。検索結果に適用された各位置付けルールの定義、およびルールの

結果、位置が変更された項目のリストが表示されます。項目をクリックすると、そのプロパティを表示できます。


202


位置付けルールが適用されない場合の結果を表示する場合は、「位置付けルールを使用せずに結果を表

示」をクリックします。ルールを適用するには、「位置付けルールを使用して結果を表示」をクリックします。

検索によって複数の位置付けルールがトリガーされると、検索構成に表示されている順序と同じように、最

後に適用されたルールから最初に適用されたルールまで、逆の適用順序でルールがテスト出力に表示さ

れます。最後に適用され、最も効果の強いルールが、リストの 1番目に表示されます。最初に適用され、最

も効果の弱いルールが、リストの最後に表示されます。

検索結果の上位にある、位置変更された項目の順序を変えるには、検索構成を編集して、ルールの適用

順序を変更します。ルールの順序の指定を参照してください。

複数の位置付けルールが同じ項目に影響する場合は、最後に適用されたルールのみがテスト出力に表示

されます。その項目に適用された他の位置付けルールは、上書きされているので表示されません。項目に

対して最終的に有効にするルールをどれにするかを編集するには、上書きルールを削除するか、ルールの

適用順序を変更します。

基本検索構成から継承された位置付けルールは、標準検索構成のルールより先に適用されるため、重要

度は高くありません。基本検索構成の位置付けルールの重要性を上げる場合は、基本検索構成から標準

検索構成にルールを移動するか、標準検索構成のルールを削除します。

トリガー済のその他問合せルール

このセクションには、検索テストによってトリガーされた、「Search Administration」で作成されたルールがリス

トされます。出力表には、トリガーされたルールごとに、ルールのトリガーで使用されたパターン、実行された

処理、ルール・グループの名前およびルール名が表示されます。ルールは適用順に表示されます。詳細は、

ATG Search Administration Guideの問合せルールに関する項を参照してください。

注意: 「Search Administration」で作成した問合せルールをテスト結果に表示させるには、これらのルールを

ターゲットの検索テスト環境に配置して索引付ける必要があります。

追跡項目詳細「追跡項目詳細」出力には、コンテンツ項目が検索中、どのように処理されるのかについて情報が表示され

ます。出力には、「検索処理の要約」および「追跡項目」リストの 2つの部分があります。

検索処理の要約

「検索処理の要約」には、検索処理の各ステージの要約、各ステージ後に残った項目数、追跡項目が影響

を受けたかどうかが示されます。

注意: このセクションは、「追跡項目詳細」出力を選択している場合に、「項目の追跡」入力に項目 IDを入

力したかどうかに関係なく表示されます。

「項目の追跡」入力に項目を入力した場合、「検索処理の要約」には、追跡項目のいずれかが各ステージか

ら除外されたかどうか、その理由が示されます。最終結果セットに追跡項目が含まれている場合、要約には、

最初の段階にあるかどうかが示されます。項目 IDをクリックすると、「追跡項目」リストの項目にナビゲートし

て、その項目の詳細な処理情報を見ることができます。次の図に示すように、影響を受けた追跡項目がない

場合は、ステージの結果にダッシュ記号が表示されます。



203


次の表では、検索処理のステージについて説明します。

ステージ説明

検索索引へのアクセス検索エンジンは、検索索引内の項目を考慮に入れ、索引にない追

跡項目を識別します。

項目候補の確認検索エンジンは、検索テキストの 1つ以上の条件を含んだ項目を

取得します。

このステージで除外された項目には、一致する条件が含まれてい

ません。

項目制約の適用カテゴリ制約など、項目レベルの制約を満たさない取得済の項目

は破棄されます。項目レベルの制約には、ファセット制約および検

索構成の除外ルールも含まれています。

このステージで除外された項目は、除外ルールやファセット選択な

どの項目制約を満たしていません。


204


一致する条件の評価検索エンジンは、条件を必要とするか除外する演算子など、ブー

ル型検索条件演算子を適用し、シノニムやその他の形態学的変化

を考慮します。次に、検索結果をランク付けし、許可された結果項

目の最大数を超えた項目を破棄します。

このステージで除外される項目は、ブール演算子の要件を満たし

ていないか、最初から、さらに評価されるほど高いランクにありませ

ん。

文の評価一致する上位の結果を選択した後、検索エンジンは、取得された

項目のプロパティの文と検索条件を比較し、文レベルの制約を適

用します。文制約には、複数の検索条件を囲む引用符が含まれま

す。

項目の文が、条件の要件または文制約を満たさない場合、項目は

このステージで除外されます。文と文制約の詳細は、ATG Search

Query Reference Guideを参照してください。

項目スコアの決定検索エンジンは、取得された各項目の妥当性を計算します。まず、

テキストの妥当性で計算を行い、次に検索構成の結果の優先順位

付けルールと位置付けルールを適用します。次に、他の制限また

はしきい値（項目が結果に含まれるには、最小スコアを満たす必要

がある最小妥当性しきい値など）を適用します。

このステージで除外された項目は、最小スコア要件を満たしていま

せん。

注意: テストにカテゴリ選択が含まれていても、検索テキストがなく、

結果に適用される検索構成ルールがない場合は、計算する対象

がないため（テキストの妥当性、結果の優先順位付けルールおよ

び位置付けルールがない）、列には「N/A」と表示されます。

結果の収集最終結果が収集され、ソートされます。

項目を結果にグループ化サイトで SKUをグループ別にグループ化する場合、結果が分類さ

れて、グループ化された結果項目の数が「グループ化された結果」

列に表示されます。

結果の最初のページの作成検索により、結果の最初のページに表示する項目が決定されま

す。

「追跡項目」リスト

「追跡項目」リストには、追跡項目が検索結果に表示されるかどうか、表示された場合、どこになぜ表示され

たのかが示されます。このリストに項目が含まれるようにするには、テスト入力の「項目の追跡」フィールドに

項目を追加する必要があります。手順は、テストする検索基準の指定を参照してください。

注意: 「追跡項目」リストは、「項目の追跡」フィールドに項目を入力するたびに表示されます。「追跡項目詳

細」出力を選択する必要はありません。ただし、「追跡項目詳細」を選択しない場合、出力には「検索処理の

要約」が含まれず、「追跡項目」リストには、各項目の詳細な処理情報が記載されません。




205


「追跡項目」リストには、追跡対象として選択した各項目について、項目名、その項目 ID、検索処理中の項

目の結果、および最終的な妥当性スコアが表示されます。追跡項目のプロパティを表示するには、項目名

をクリックします。コンテンツ項目プロパティへのリンクを参照してください。

項目が検索索引にない場合、「追跡項目」リストの「名前」列に「不明」と表示されます。項目 IDをクリックし

て、項目を検索基準に適切に入力したか確認します。検索索引にあると思われる項目で「不明」と表示され

た場合は、項目がターゲット環境に配置されていることを確認し、検索索引を更新するように管理者に依頼


「追跡項目詳細」出力を選択した場合、次の図に示すように、リストには、検索の各ステージでの項目の処

理方法、項目が結果に含まれている理由、あるいは結果から除外された理由も表示されます。

ファセット詳細「ファセット詳細」出力タイプを使用すると、ファセット・セットが検索結果でどのように選択されたのか、ファセ

ットがなぜ表示されているのかまたはいないのか、各ファセットで選択可能なファセットはどれなのかといっ


206


た情報を表示できます。テストにカテゴリ選択が含まれていない場合は、ファセット・セットで使用するカテゴ

リが検索によりどのように決定されるのかを表示できます。また、「ファセット詳細」出力を使用して、プロジェ

クトからの未配置のファセットをテストできます。未配置のファセットのテストを参照してください。

「ファセット詳細」出力には、次の情報が表示されます。

ファセット・ソース – 各ファセットのソースおよびその継承設定

ファセット選択 – ネストされたファセットを含めた各ファセットの値または範囲

テキストのみの検索におけるカテゴリの決定 – カテゴリが選択されていない場合に、ファ

セット選択で使用するカテゴリを決定するために使用するプロセス

ファセット・ソース

「ファセット詳細」出力上部の表には、ATG Searchにより、検索結果に適用するファセットがどのように選択

されるのかが示されます。指定可能なファセット・ソース（グローバル、カタログ、カテゴリまたは親ファセット）

が、継承設定とともにリストされます。各ソースのファセットは、表の最後の列に表示されます。継承制限によ

ってファセットが適用されない場合、または使用不可になっている場合は、ファセットには取消線が引かれ

ています。場合によっては、自身のファセットがない場合でも、ソースがリストされていることがあります。これ

は、ソースが継承ツリーの一部であるためです。

この表を参考にする際には、別のファセット・ソースから継承されていないために、ファセットに取消線が引

かれることがある点について留意してください。たとえば、次の図で示すように、カタログ・ファセットですべて

の継承オプションが許可されていても、子カテゴリがカタログ・ファセットを継承しないために、取消線が引か

れていることがあります。ファセットが最終ファセット・セットに含まれている理由または含まれなかった理由を

分析するときには、表をよく見て、カタログの構造について考えてください。

ファセット選択

「ファセット詳細」出力には、ファセット・セット内の各ファセットの詳細を示す表があります。表には、次の内

容が示されています。

ファセットの名前

ファセットが基にしているプロパティ

現在の検索結果から取得された個々の範囲または選択

各ファセット選択に含まれている検索項目の数

ファセットに関連するステータス・メッセージ（ある場合）

ファセット選択を現在のテスト結果に適用するには、「範囲または値」列の範囲または値をクリックします。


207


プロジェクト内から検索テストを作成した場合は、現在のプロジェクトの未配置のファセットが表に含まれてい

るかどうかを伝えるメッセージが、表の下部に表示されます。ファセットの変更が含まれていない場合は、

「現在のプロジェクトのファセット変更を使用して表示」リンクをクリックして、未配置のファセットでテストを繰り

返すことができます。詳細は、未配置のファセットのテストを参照してください。

ファセットが適用されない場合は、取消線を引かれたファセットの名前が表示され、「ステータス」列に、ファ

セットが除外された理由を説明するメッセージが表示されます。次の表では、「ステータス」列に表示される

可能性のあるメッセージについて説明します。

ステータス・メッセージ説明

1つの範囲または値です。ファセットは無視されま

した。

すべての検索結果が 1つの範囲または値に入

ったため、ファセットはファセット・セットに表示さ

れません。

このファセットは以前に入力として選択されたた

め、無視されました。

検索結果は現在、このファセットの選択によって

フィルタ処理されています。このファセットの値ま

たは範囲はすでに選択されているため、入力オ

プションとして表示されません。

この検索から返されたファセット数が最大値を超え

ているため、無視されました。

サイト設定で許可されているファセットの最大値

を超えたため、ファセットは除外されています。

この制限は、refineMax属性によって制御され

ます。詳細は、ATG Search Query Guideを参照




208


エラー: 検索索引にプロパティが見つかりません。このファセットが基にしているプロパティは、検索

索引に含まれていません。

詳細は、ATG Search Administration Guideを参


テキストのみの検索におけるカテゴリの決定

「カテゴリの決定」表には、検索テストにカテゴリ選択が含まれていない場合、ファセット・セットのベースとし

て使用するカテゴリが、ATG Searchによってどのように決定されたかが示されます。検索エンジンでは、す

べての検索結果を含んだ最も具体的なカテゴリを検索することで、使用するカテゴリが決定されます。選択

されたカテゴリの「使用済カテゴリ」列には、チェック・マークが表示されます。

未配置のファセットをテストする場合は、選択されたカテゴリも使用されて、テストのために検索エンジンに送

られる未配置のファセットも決定されます。詳細は、未配置のファセットのテストを参照してください。

最も具体的で一般的なカテゴリは、次のように決定されます。

1. 結果項目を含むカテゴリが ATG Searchによって決定されます。

2. 次に、すべての結果検索を含むカテゴリが特定されます。

3. これらのカテゴリは、具体性が強い順序で、つまり、カタログ構造内のどのくらい下のレ

ベルにあるかによって並べられます。検索テストでは、可能な場合、最も具体的なカテ

ゴリが選択されます。

4. 複数のカテゴリに同じ具体性がある場合は、検索テストではリストの最下位にあるカテゴ

リが使用されます。

どのカテゴリにも結果がまったく含まれていない場合は、グローバル・ファセットのみが適用されます。

表下部の「ファセット・セット」フィールドには、現在のテストに適用されるファセット・セットが表示されます。選

択されたカテゴリのファセットが含まれているとはかぎりません。場合によっては、選択されたカテゴリにカテ

ゴリレベルのファセットがないことがあり、そのような場合、次の図に示すように、ファセット・セットは、グロー

バル・ファセット・セットなどのより上位のソースから継承されます。

「カテゴリの決定」表を分析するときは、最終ファセット・セットとそのカテゴリ（該当する場合）が表の下に表

示されていることを確認してください。ATG Searchによってファセット・セットが、選択されたカテゴリに対して



209


どのように選択されたかを表示するには、ファセット・ソースの表を参照してください。ファセット・ソースを参


テストの保存と編成検索テストは、取得しやすいようにフォルダに保存して編成できます。テストを編成するには、「検索テスト」

ツリーにフォルダを作成します。テストを保存するときに、どのフォルダに保存するかを尋ねるメッセージが表

示されます。テストとフォルダは、名前を変更したり、ツリー内の別の場所に移動したりすることで、いつでも

再編成できます。フォルダを移動、コピーまたは削除する場合、その中に含まれるフォルダやテストも移動、

コピーまたは削除されます。

「検索テスト」ツリーには、次のルートレベルのフォルダがデフォルトで含まれています。

My Search Tests

Shared Search Tests

他のすべてのテストまたはフォルダは、これらデフォルトのフォルダの 1つに保存する必要があります。これ

らのフォルダは編集または削除できません。フォルダ名が示すように、「Shared Search Tests」フォルダ内の

テストとフォルダには、どの ATG Merchandisingユーザーでもアクセスできますが、「My Search Tests」フォ

ルダに保存されたテストとフォルダには、作成者であるそのユーザー・アカウントのみがアクセスできます。

「Shared Search Tests」内に保存されたテストまたはフォルダは、作成者でなくても編集、名前変更、移動ま

たは削除できますが、「My Search Tests」内のテストおよびフォルダは、作成したユーザーのみが表示およ

び変更できます。

ATG Merchandisingの多くのアセットとは異なり、検索テストはバージョン設定されていないため、プロジェク

ト内外から作業を行うことができます。検索テストは、検索テストの作成時に作業をしていたどのプロジェクト

からも独立しています。そのため、検索テストと検索テスト・フォルダは「プロジェクト」タブに表示されません。

この項は、次のトピックで構成されています。

検索テストの保存

保存した検索テストの編集

検索テスト・フォルダの追加

検索テストと検索テスト・フォルダの管理

検索テストの保存検索テストへの変更を保存して、今後のテストで再使用できます。保存したテストを実行する場合は、テスト

をオープンして「検索」を実行します。

たとえば、複数の追跡項目への検索による影響を頻繁にテストする場合は、「項目の追跡」フィールドのこれ

らの項目 IDを含んだテストを保存すると、テストする度に入力する必要がなくなります。あるいは、特定のセ

グメントまたはプレビュー・プロファイル専用の検索テストを作成して、検索構成を変更する度に再使用する

こともできます。ファセット選択を保存することも可能です。次回、テストを実行するときに、保存されたファセ

ット選択が自動的に適用されます。

注意: 「テスト環境」フィールドは、検索テストで保存されません。環境オプションが選択可能かどうかは、プ

ロジェクトで作業をしているかどうかによって異なります。

検索テストを保存するには


210


1. 検索テストを作成または編集します。手順は、検索テストの実行を参照してください。


3. 「保存」ダイアログで、テストの名前を入力します。

フォルダとテストの名前は、同じ親フォルダ内に保存されている場合でも、一意である必

要はありません。

4. テストを保存する親フォルダを選択して、「OK」をクリックします。

他のユーザーからテストにアクセスできなくするには、「My Search Tests」フォルダ

にテストを保存します。

他のユーザーが検索を表示および実行できるようにするには、「Shared Search

Tests」フォルダにテストを保存します。

保存した検索テストの編集保存した検索テストを編集するには

1. 「表示」メニューから「検索テスト」を選択します。

注意: 検索テストを編集するときに、プロジェクト内で作業を行う必要はありません。

2. ナビゲーション・ペインで、編集する検索テストを見つけて、テストの名前をクリックします。

手順は、ナビゲーション・ペインの使用を参照してください。

詳細ペインでテストがオープンします。「テスト環境」フィールドに、検索テストが実行され

る環境が表示されます。この値は現在の状況に基づきますが、最後にテストを保存して

から状況が変わっている可能性があります。

3. 「テスト環境」を変更するには、「選択」をクリックして、ダイアログ内の環境を次のように指

定します。

テストする製品と SKUを含んだ環境を選択します。このオプションは、管理者が

設定した「検索テスト」環境によります。

現在のプロジェクトからの未配置の検索構成とファセットをテストするかどうかを選

択します。このオプションは、プロジェクトで作業をしている場合にのみ表示され

ます。

注意: カテゴリ、製品、SKUまたは価格表への未配置の変更はテストできません。これら

のアセットをテストに含めるには、アセットが検索索引内に存在する必要があります。検

索テスト環境を参照してください。

注意: テスト環境が 1つのみで、プロジェクト内で作業を行っていない場合、「選択」ボタ

ンは表示されません。

4. 検索基準と出力オプションを必要に応じて編集します。テストする検索基準の指定およ

びテスト出力のタイプを参照してください。

5. 「検索」をクリックします。

6. （オプション）検索基準と出力オプションへの変更を保存するには、「保存」をクリックしま

す。


211


検索テスト・フォルダの追加新しいフォルダを作成するには

1. 「検索テスト」ツリーで、新しいフォルダを追加する場所を選択します。

自分のアカウントからのみアクセス可能なフォルダを作成するには、「My Search

Tests」フォルダ内の場所を選択します。

他のMerchandisingユーザーが使用できるフォルダを作成するには、「Shared

Search Tests」フォルダ内の場所を選択します。

2. ツールバーで、「新規作成」ボタンをクリックして、「検索テスト・フォルダ」を選択します。

3. 「名前」フィールドに、フォルダの名前を入力します。名前は、同じ場所の中にあっても

一意である必要はありません。

4. （オプション）フォルダの内容に関する簡潔な摘要を「摘要」フィールドに入力します。


検索テストと検索テスト・フォルダの管理検索テストと検索テスト・フォルダを作成して保存したら、プロジェクト内外でいつでも、これらを移動、コピー、

名前変更または削除できます。「My Search Tests」フォルダと「Shared Search Tests」フォルダの両方でこれら

のタスクを実行できます。「Shared Search Tests」フォルダでテストまたはフォルダへの変更を行った場合は、

これらの変更により他の ATG Merchandising ユーザーに影響を与える可能性がある点に留意してください。

検索テストまたは検索テスト・フォルダの移動

検索テストの保存後、または検索テスト・フォルダの作成後、親フォルダを変更して、新しい場所に移動でき

ます。たとえば、他のユーザーがテストを実行および編集できるように、テストを「My Search Tests」から

「Shared Search Tests」に移動できます。

検索テストまたは検索テスト・フォルダを新しい場所に移動するには

1. 「検索テスト」ツリーで、移動するテストまたはフォルダを選択します。フォルダを選択す

る場合は、そのフォルダ内のすべての内容も移動されます。

詳細ペインに、テストまたはフォルダが表示されます。

2. 「親フォルダ」フィールドの横にある「選択」をクリックします。

3. 表示されたダイアログ・ボックスで、テストまたはフォルダを移動する親フォルダを選択し

て、「OK」をクリックします。

検索テストまたは検索テスト・フォルダのコピー

既存のテストまたはフォルダをコピーすることで、新しい検索テストまたは新しい検索フォルダを作成するには

1. 「検索テスト」ツリーで、コピーする各テストまたはフォルダの横にあるチェック・ボックスを

クリックします。フォルダを選択する場合は、その中に含まれる項目もコピーされます。

注意: 選択した検索テストと検索テスト・フォルダのみが、新しい場所にコピーされます。

フォルダの内容は自動的にコピーされません。

2. ツールバーで、「複製」ボタンをクリックします。


212


3. 宛先の選択ダイアログで、コピー先の親フォルダを選択して、「OK」を選択します。コピ

ーされた項目は、元の項目と同じ親フォルダを持つことができます。

自分のアカウントからのみアクセス可能なコピーを作成するには、「My Search

Tests」フォルダ内の場所を選択します。

他のユーザーからアクセス可能なコピーを作成するには、「Shared Search Tests」

フォルダ内の場所を選択します。

検索テストまたは検索テスト・フォルダの名前変更

検索テストまたは検索テスト・フォルダを名前変更するには

1. 「検索テスト」ツリーで、名前変更するテストまたはフォルダをクリックします。

詳細ペインに、テストまたはフォルダが表示されます。

2. 「名前」フィールドに新しい名前を入力します。


検索テストまたは検索テスト・フォルダの削除

検索テストまたは検索テスト・フォルダおよびその内容をすべて削除するには

1. 「検索テスト」ツリーで、削除する各テストまたはフォルダの横にあるチェック・ボックスをク

リックします。

注意: フォルダを選択する場合、ネストされたフォルダとその内容を含めた、フォルダ内

のすべての項目も削除されます。

2. ツールバーで、「削除」ボタンをクリックします。


213

索引

索引

Ｃ

CSVファイル

インポートからの, 92

Ｍ

Merchandising検索

検索構成ファイル, 160

Ｓ

SEOタグ

作成, 79

SKU

構成可能な SKUの作成, 70

作成, 67

メディア・プロパティ, 58, 62, 68

SKUバンドル, 69

Ｔ

To Do リスト, 13

あ

アセット

移動, 42

エクスポート, 81

既存に基づく作成, 38

検索対象, 30

削除, 46

作成, 37

定義, 14

ネスト化, 27

プレビュー, 43

プロジェクトからの削除, 17

プロジェクトへの追加, 16

プロパティ・エディタ, 48

リンク, 39

リンク解除, 40

アセット・エクスポート, 85

アセットのインポート

CSVファイルから, 92

アセットの作成

既存のアセットに基づく, 38

アセットの複製, 38

アセットの編成, 42

い

一括価格設定, 135

移動, 42

価格表, 140

価格リスト・フォルダ, 54, 140

カタログ・フォルダ, 54

検索構成, 180

検索構成フォルダ, 180

検索テスト, 215

インポート・アセット

ガイドラインおよび制限, 87

結果メッセージ, 95

検証, 93

スプレッドシートの書式設定, 88

手順, 94

プレビュー, 94

え

エクスポート・アセット

ガイドラインおよび制限, 81

概要, 81

コレクション・プロパティ, 84

サポートされるタイプ, 83


214

索引

スプレッドシートのフォーマット, 86

手順, 85

お

親, 27

リンク, 39

リンク解除, 40

か

価格

指定の製品または SKU, 134

1つの価格表での変更, 135

価格設定のプロパティ, 63, 69

価格表

BCCを使用した割当て, 141

一括価格設定, 135

作成, 131, 132

数量価格設定, 135

段階的価格設定, 135

定義, 127

表示, 128

ユーザーへの割当て, 141

価格表の使用および定義, 127

価格表の割当て, 141, 143

価格リスト

別の親へのリンク付け, 133

価格リスト・フォルダ

移動, 54, 140

作成, 130

カスタム・カタログ

組織への価格表の割当て, 143

カタログ

作成, 55

カタログ・フォルダ

移動, 54

カタログ・フォルダのプロパティ, 53

カテゴリ

作成, 57

親, 63

管理者, 9

き

基本価格表, 127

基本検索構成

削除, 180

作成, 159

設定からの継承, 161

競合の解決

概要, 19


手順, 21

競合の解決

プロセス, 20

く

グローバル・ファセット, 147, 152

け

結果除外ルール, 162

結果リスト

検索テストでの評価, 196

結果ルールの位置付け, 162

言語ディメンション

テスト, 185

検索エンジンの最適化, 79

検索環境. 環境を参照

検索構成

移動, 180

継承されたルール, 169

継承されたプロパティの優先順位付け, 179

結果ルールの位置付け, 162

削除, 180

作成, 159

結果除外ルール, 162

生成, 160

他の構成からの設定の使用, 161

他の構成の設定の使用, 178

定義, 160

テスト, 184, 191, 200

プロパティの優先順位付け, 173

リダイレクション・ルール, 162

ルールの順序, 163

ルールの使用不可化または削除, 169

検索構成の定義, 160

検索構成のルールの削除, 169

検索構成フォルダ

移動, 180

検索構成ルールの使用不可化, 169


215

索引

検索絞込み. ファセットを参照

検索テスト

ガイドライン, 188

概要, 183

環境, 184

基準の指定, 192

結果リストの出力, 196

検索構成の詳細の出力, 200

出力タイプ, 187

条件詳細出力, 201

追跡項目詳細の出力, 205

テストの削除, 215

テストの編集, 214

テストの保存, 213

問合せルール詳細の出力, 203

1つのテストの作成, 191

評価結果, 196

ファセット, 194

ファセット詳細出力, 209

複数の言語, 185

プロセス, 191

検索テスト・フォルダ, 213

検索テストでの言語, 185, 191

検索テストでの検索構成詳細の出力, 200

検索テストでの条件詳細の出力, 201

検索テストでの追跡項目詳細の出力, 205

検索テストでの問合せルール詳細の出力, 203

検索テストのテキスト, 191

検索テストの問合せ

ガイドライン, 188

概要, 183

基準の指定, 192

出力タイプ, 187

テストの削除, 215

テストの保存, 213

1つのテストの作成, 191

評価結果, 196


プロセス, 191

こ

コピー

価格表, 140


孤立, 41

親からのリンク解除, 40

親へのリンク, 39

コレクション・プロパティ

項目への追加インポート, 91

バージョンの競合の解決, 22

レビューの表示制限の変更, 26

コレクション・プロパティのエクスポート, 84

さ

サイトにリストされていない品目, 41

削除

アセット, 46

価格表, 141

基本検索構成, 180

検索構成, 180


作成

SEOタグ, 79

SKU, 67

価格表, 127

価格表, 131

価格リスト・フォルダ, 127, 130

カタログ, 55

カテゴリ, 57

基本検索構成, 159

検索構成, 159


製品, 61


メディア・フォルダ, 73

作成アセット

概要, 37

1つのスプレッドシートからの, 90

参照パネル, 29

し

絞込み. ファセットを参照

詳細ペイン, 34

除外ルール

テスト, 198, 204

す

スプレッドシート

インポート, 94


216

索引

インポートの検証, 93

インポート形式, 88

エクスポート, 81, 85

エクスポート形式, 86

作成アセット, 90

せ

製品

親カテゴリ, 63

作成, 61

先祖, 27

そ

操作メニュー, 12

組織, 143

た

対象読者, 9

と

問合せルール

テスト, 205

特定アセット, 29, 30

ドラッグ・アンド・ドロップ, 50

な

ナビゲーション・ペイン, 28

名前変更


は

バージョンの競合の解決


プロセス, 20

概要, 19

手順, 21

バージョン設定の定義, 14

パネル

検索, 30

参照, 29

パネルの検索, 30

販促

アクティブな日付, 102

作成, 100

説明, 97

動作, 97

プロパティの説明, 100

ひ

非分類品目, 41

表示

価格表, 128

ふ

ファセット

作成, 147

製品を含む, 147

定義, 146

テスト, 184, 194, 209

独立した, 152

名前付け, 147

ネスト, 152

複数サイト, 147

編集, 147

ファセット・プロパティ, 146, 147

ファセット検索, 146

ファセット詳細, 検索テストの出力, 209

フォルダ

価格表. 価格リスト・フォルダを参照

検索テスト. 検索テスト・フォルダを参照

検索構成. 検索構成フォルダを参照

複数サイト

カテゴリ, 57

検索構成, 158


複数の言語での検索テスト, 191

プレビュー

アセット, 43

プレビュー・ユーザー

検索テスト対象, 191

プログラマ, 9

プロジェクト

アセットの追加, 16

既存のプロジェクトのオープン, 15

競合の解決, 19


217

索引

定義, 14

プロパティ

インポートからの削除, 90

エクスポート, 81, 85

販促, 100

プロパティの優先順位付け

指定, 173

へ

編集

アセット・プロパティ, 48


ほ

保存


ま

マーチャンダイザ, 9

み

右側ペイン, 34

め

メディア - 外部アセット, 75

メディア - 内部 - テキスト・アセット, 75

メディア - 内部 - バイナリ・アセット, 76

メディア・フォルダ

作成, 73

ゆ

ユーザー

価格表の割当て, 141

ユーザー・インタフェース, 27

り

リダイレクション・ルール, 162

テスト, 204

リンク, 39

リンク解除, 40

リンク付け

非分類品目, 41

る

ルールの位置付け

テスト, 198, 205

れ

レビュー変更

コレクション・プロパティの表示制限, 26

バージョンの競合の解決, 19, 21, 22

ろ

ローカル・ファセット, 147, 152

わ

割引. 販促を参照

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