第26回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ 「伝説の...

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堺市報道提供資料 令和元年7月2日提供 第26回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ 「伝説の英雄ラーマの物語-東南アジアで演じられる『ラーマーヤナ』」 を開催します 令和元年7月28日(日)に第26回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ「伝説の英雄ラーマの物語 ―東南アジアで演じられる『ラーマーヤナ』」を開催します。 堺市では、平成23年10月に、ユネスコが賛助する「アジア太平洋無形文化遺産研究センター」が堺市博物 館内に開設されたことを受け、ユネスコの無形文化遺産保護条約、そして世界の文化的多様性の重要性をより多 くの方に理解していただくために、セミナーなどの無形文化遺産理解事業を実施しています。 今回は、ユネスコの「人類の無形文化遺産代表一覧表」に登録されているインドや東南アジア諸国の舞踊・芝 居を通して、インドの古典叙事詩「ラーマーヤナ」を紹介する無形文化遺産理解セミナー・ワークショップを実 施いたします。 ◆内容 「ラーマーヤナ」は伝説の英雄ラーマを主人公とする物語で、インドの二大古典叙事詩の一つです。 インドだけではなく、インドネシア、カンボジアなど東南アジア諸国まで伝わり、舞踊劇や人形芝居 のような伝統芸能の欠かせない演目として、今日でも人びとに親しまれています。また、ユネスコ無 形文化遺産に登録されている東南アジアの伝統芸能には、この物語と深くかかわるものが数多くあり ます。 ※「ラーマーヤナ」と関係のあるユネスコ無形文化遺産 ・インドの「ラーマーヤナの伝統演劇ラムリラ」・カンボジアの「クメールの影絵芝居スバエク・ トム」「ワット・スヴァイ・アンデットのラコーン・コル(仮面舞踊劇)」・タイの「コーン(仮 面舞踊劇)」・インドネシアの「ワヤン人形劇」、「三種類のバリ伝統舞踊」等々 セミナーでは、「ラーマーヤナ」の物語とそれに関連する東南アジアの伝統芸能を紹介した後、ユネス コ無形文化遺産に登録さているインドネシアの人形芝居「ワヤン」の「ラーマーヤナ」(部分)を上演 します。人形遣いのワークショップ(小中学生優先)を行います。 ◆主催 堺市 問い合わせ先 担当課 文化観光局 博物館 学芸課 直 通 072-245-6201 FAX 072-245-6263

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堺市報道提供資料

令和元年7月2日提供

第26回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ

「伝説の英雄ラーマの物語-東南アジアで演じられる『ラーマーヤナ』」

を開催します

令和元年7月28日(日)に第26回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ「伝説の英雄ラーマの物語

―東南アジアで演じられる『ラーマーヤナ』」を開催します。

堺市では、平成23年10月に、ユネスコが賛助する「アジア太平洋無形文化遺産研究センター」が堺市博物

館内に開設されたことを受け、ユネスコの無形文化遺産保護条約、そして世界の文化的多様性の重要性をより多

くの方に理解していただくために、セミナーなどの無形文化遺産理解事業を実施しています。

今回は、ユネスコの「人類の無形文化遺産代表一覧表」に登録されているインドや東南アジア諸国の舞踊・芝

居を通して、インドの古典叙事詩「ラーマーヤナ」を紹介する無形文化遺産理解セミナー・ワークショップを実

施いたします。

◆内容

「ラーマーヤナ」は伝説の英雄ラーマを主人公とする物語で、インドの二大古典叙事詩の一つです。

インドだけではなく、インドネシア、カンボジアなど東南アジア諸国まで伝わり、舞踊劇や人形芝居

のような伝統芸能の欠かせない演目として、今日でも人びとに親しまれています。また、ユネスコ無

形文化遺産に登録されている東南アジアの伝統芸能には、この物語と深くかかわるものが数多くあり

ます。

※「ラーマーヤナ」と関係のあるユネスコ無形文化遺産

・インドの「ラーマーヤナの伝統演劇ラムリラ」・カンボジアの「クメールの影絵芝居スバエク・

トム」「ワット・スヴァイ・アンデットのラコーン・コル(仮面舞踊劇)」・タイの「コーン(仮

面舞踊劇)」・インドネシアの「ワヤン人形劇」、「三種類のバリ伝統舞踊」等 々

セミナーでは、「ラーマーヤナ」の物語とそれに関連する東南アジアの伝統芸能を紹介した後、ユネス

コ無形文化遺産に登録さているインドネシアの人形芝居「ワヤン」の「ラーマーヤナ」(部分)を上演

します。人形遣いのワークショップ(小中学生優先)を行います。

◆主催 堺市

問い合わせ先

担当課 文化観光局 博物館 学芸課

直 通 072-245-6201

FAX 072-245-6263

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◆日時 令和元年7月28日(日) 午後2時~4時

◆講師 ローフィット イブラヒム・佐々木宏実(インドネシア伝統芸能団ハナジョス)

◆会場 堺市博物館ホール(堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁)

◆定員 70名 参加無料、要申込み、先着順

◆ 申込方法等

電子申請システム、電子メール、FAX又は電話で申込。FAX、電子メールの場合、参加希望者全員の必要

事項(住所、氏名(ふりがな)、電話・FAX番号)を明記の上、堺市博物館 無形セミナー係まで。一通につ

き4名まで。

令和元年7月9日(火)午前9時30分から受付開始、先着順

(申込先)

堺市博物館 無形セミナー係

直通:072-245-6201 FAX:072-245-6263

電子メール:[email protected]

電子申請システム:https://shinsei.city.sakai.lg.jp/sakai-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=2052

(7月9日の受付開始時からアクセス可)

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伝説の英雄ラーマの物語

 

ー東南アジアで演じられる「ラーマーヤナ」

SAKAI CITY MUSEUM

〒590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内TEL.072(245)6201 FAX.072(245)6263E-mail [email protected] http://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan

堺 市 博 物 館

7月28日(日)堺市博物館ホール70名(参加無料、要申込)

会場定員

主催 堺市

2019年午後2時~4時

第26回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ

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伝説の英雄ラーマの物語ー東南アジアで演じられる「ラーマーヤナ」

◎日時:7月28日(日)午後2時~4時◎会場:堺市博物館ホール◎講師:ローフィット イブラヒム・佐々木宏実(インドネシア伝統芸能団ハナジョス)

 「ラーマーヤナ」は伝説の英雄ラーマを主人公とする物語で、インドの二大古典叙事詩の一つです。インドだけでなく、インドネシア、カンボジアなど東南アジア諸国まで伝わり、舞踊劇や人形芝居のような伝統芸能の欠かせない演目として、今日でも人びとに親しまれています。また、ユネスコ無形文化遺産に登録されている東南アジアの伝統芸能には、この物語と深くかかわるものが数多くあります。

 「ラーマーヤナ」の物語とそれに関連する東南アジアの伝統芸能を紹介した後、ユネスコ無形文化遺産に登録されているインドネシアの人形芝居「ワヤン」の「ラーマーヤナ」(部分)を上演し、人形遣いのワークショップ(小中学生優先)を行います。

※「ラーマーヤナ」と関係のあるユネスコ無形文化遺産・インドの「ラーマーヤナの伝統演劇ラムリラ」・カンボジアの「クメールの影絵芝居スバエク・トム」「ワット・スヴァイ・アンデットのラコーン・コル(仮面舞踊劇)」

・タイの「コーン(仮面舞踊劇)」・インドネシアの「ワヤン人形劇」「三種類のバリ伝統舞踊」等々

◆交通案内電 車 JR阪和線「百舌鳥」駅下車徒歩約6分バ ス 南海高野線「堺東」駅から    南海バス(40系統で約10分)、    バス停「堺市博物館前」下車徒歩約4分駐車場 大仙公園第3駐車場(仁徳陵東南・有料)

7月9日(火)午前9時30分から受付開始。先着順70名。

《お申し込み方法》

《お申し込み受付・定員》

●開館時間 午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時30分まで)●休 館 日 月曜日(祝日・休日の場合は開館)●観 覧 料 7/6(土)~9/23(月・祝)まで特別展を開催します      特別展観覧料(常設展観覧料含む)      一般500円(400円)/高校・大学生250円(170円)/小・中学生50円(30円)      常設展のみの観覧料      一般100円(80円)/高校・大学生50円(30円)/小・中学生20円(10円)

※( )内は20名以上の団体料金※堺市内在住・在学の小・中学生は無料※堺市在住の65歳以上の方は無料(住所および年齢を確認できる証明書の提示が必要)※障害のある方は無料(要証明書)

 電子申請システム、電子メール、FAXまたは電話でお申込みください。 電子メール、FAXの場合は、参加者全員の氏名(ふりがな)、住所、電話・FAX番号を 明記の上、堺市博物館 無形セミナー係へお申し込みください。一通につき4名まで。 小学生は必ず保護者同伴。 TEL.072(245)6201 FAX.072(245)6263 E-mail:[email protected]

電子申請システムでのお申込みはこちら▶

《インドネシア伝統芸能団ハナジョス》 2002年ジャワ島ジョグジャカルタで結成。ジャワの伝統音楽ガムランと影絵芝居ワヤンの上演、ワークショップ、作曲、演奏指導、アーティストや子どもたちとのコラボレーションなど、2005年より日本を拠点に活動。伝統芸能のほかに、インドネシア語、ジャワ語、インドネシア料理等の講座など、インドネシアの文化、芸能の魅力を伝えるさまざまな活動を展開。HP:http://hanajoss.net/

《佐々木宏実 Sasaki Hiromi》 1979年大阪生まれ。2002年からインドネシア政府国費留学生として、インドネシア芸術大学伝統音楽学科に二年間留学。大学に通う一方、王宮やラジオ局、村の結婚式などでの演奏に積極的に参加。また、作曲も行った。2005年から日本を拠点に公演を中心に、ワークショップ、芸能サークル、インドネシア語、料理講座の講師としても活動。

《ローフィット・イブラヒム Rofit Ibrahim》 1979年インドネシア・ジョグジャカルタ生まれ。幼少の頃よりガムランとワヤンに魅かれ、演奏を始める。インドネシア芸術高校、芸術大学の伝統音楽学科を経て、大学の芸術団の一員としてフィンランドのアジアフェスティバル等に参加。またパクアラマン王宮の楽団員としても活動。2005年から日本在住。ダラン(影絵人形遣い手)として、また演奏家としてさまざまな公演、ワークショップや音楽指導を行う他、ガムランの調律やワヤンの制作なども行なう。

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