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CarSimと連携したEVシミュレータのモデルとハードウェア構成 展示会、デモで使用しているEVシミュレータのモデルとハードウェアの構成は以下の通りです。 RTSim本体 FPGAボード DT-1205 シミュレータ本体内部の PCIバスに実装 高速メモリンクで 接続 CarSim シミュレーションサーバの シミュレーション周期:数百μs~数ms RTSim本体の シミュレーション周期:数十μs モータコントローラモデル バッテリモデル バーチャルモータ 車両モデル 独立型シミュレーションサーバー ソルバーの実

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Page 1: CarSimと連携したEVシミュレータのモデルとハードウェア構成...CarSimと連携したEVシミュレータのモデルとハードウェア構成 展示会、デモで使用しているEVシミュレータのモデルとハードウェアの構成は以下の通りです。接続

CarSimと連携したEVシミュレータのモデルとハードウェア構成展示会、デモで使用しているEVシミュレータのモデルとハードウェアの構成は以下の通りです。

RTSim本体 FPGAボードDT-1205

シミュレータ本体内部の

PCIバスに実装高速メモリンクで

接続

CarSim シミュレーションサーバの

シミュレーション周期:数百μs~数ms RTSim本体の

シミュレーション周期:数十μs

モータコントローラモデル

バッテリモデル

バーチャルモータ

車両モデル

独立型シミュレーションサーバー

ソルバーの実

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CarSimとSimulinkモデルの連携CarSimで作成した車両モデルへの入力及び出力は、CarSimの設定画面からユーザーが自由に設定できます。

※今回のデモで使用したモデルは、下記信号を  CarSimの車両モデルから出力

必要な馬力

ブレーキの踏みこみ量 モータコントローラーへ

車速

外部からの信号を車両モデルのどこに入力するかを設定 車両モデルから取り出したい信号を設定

車両モデルへの入力設定画面 車両モデルからの出力設定画面

S-Functionブロック

モータトルク

CarSim

ここに設定→ ここに設定→

バーチャルモータ

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EV車両モデルの構成例

従来のガソリン車モデルからの主な変更点・エンジンモデル、トルクカップリングモデルを廃止・エンジンの出力の代わりにバーチャルモータの出力トルクをトランスミッションに入力・トランスミッションモデルのギアの段数、ギア比などをモータモデルに合わせて調整

バーチャルモータの出力

(トルク)

エンジンモデル

トルクカップリング

(トルコン、クラッチなど)

トランス

ミッションデファレンシャル

ギア

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シミュレーション実行までの手順