福井県内企業景気動向調査 調査結果...【調査の目的】...

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調査の目的】 福井県内企業のみなさまにアンケート調査を行うことにより、 景気動向(県内企業の現在の経営環境 や今後の見通し)について情報提供いただき、共有することで、今後のみなさまの経営に少しでも役立て ていただくことを目的としております。 調査概要】 ・調査対象企業 福井県内の企業 1,101社 ・回答企業 322社(回答率29.2%) ・調査時期 2020年3月初旬 【DI調査について】 このアンケート調査では、DI(Diffusion Index)による分析を行っております。DIは、「好転」と回答した企 業の割合と「悪化」と回答した企業の割合との差を求めたものです。 景気が良い場合はプラス幅が大き くなり、景気が悪化している場合はマイナス幅が大きくなります。 原材料価格、在庫状況については、「上昇」と回答した企業の割合から「低下」と回答した企業の割合との差を 求めており、上記の判断とは逆の傾向を示します。 【回答企業の概要】 福井県内企業景気動向調査 調査結果 202013月 当期(実 績)) 202046月 次期(見通し)) 株式会社 福井銀行 コンサルティンググループ地域創生チーム 株式会社 福井キャピタル&コンサルティング 1 繊維 7% 機械 4% 眼鏡関連 3% 化学 2% その他の 製造業 16% 建設業 21% 各種 サービス業 17% 卸・小売業 26% 情報通信 2% 不動産業 2% 製造業 32% 非製造業 68% 38 17 36 4 7 99 21 44 8 48 0 50 100 150 福井地区 坂井地区 丹南地区 奥越地区 嶺南地区 製造業 非製造業

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Page 1: 福井県内企業景気動向調査 調査結果...【調査の目的】 福井県内企業のみなさまにアンケート調査を行うことにより、 景気動向(県内企業の現在の経営環境

【調査の目的】 福井県内企業のみなさまにアンケート調査を行うことにより、 景気動向(県内企業の現在の経営環境や今後の見通し)について情報提供いただき、共有することで、今後のみなさまの経営に少しでも役立てていただくことを目的としております。

【調査概要】 ・調査対象企業 福井県内の企業 1,101社 ・回答企業 322社(回答率29.2%) ・調査時期 2020年3月初旬

【DI調査について】

このアンケート調査では、DI(Diffusion Index)による分析を行っております。DIは、「好転」と回答した企業の割合と「悪化」と回答した企業の割合との差を求めたものです。 景気が良い場合はプラス幅が大きくなり、景気が悪化している場合はマイナス幅が大きくなります。 ※ 原材料価格、在庫状況については、「上昇」と回答した企業の割合から「低下」と回答した企業の割合との差を

求めており、上記の判断とは逆の傾向を示します。

【回答企業の概要】

福井県内企業景気動向調査 調査結果

(2020年1~3月 当期(実 績)) (2020年4~6月 次期(見通し))

株式会社 福井銀行 コンサルティンググループ地域創生チーム

株式会社 福井キャピタル&コンサルティング

1

繊維 7%

機械 4% 眼鏡関連

3%

化学 2%

その他の

製造業 16%

建設業 21%

各種

サービス業 17%

卸・小売業 26%

情報通信

業 2%

不動産業 2%

製造業 32%

非製造業 68%

38

17

36

4

7

99

21

44

8

48

0 50 100 150

福井地区

坂井地区

丹南地区

奥越地区

嶺南地区

製造業

非製造業

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「良くなる」とする

企業の割合

「悪くなる」とする

企業の割合

全体の景況判断は、売上や収益の減少などから、業績判断DIは、前回調査のマイナス17から大

幅に低下しマイナス39となり、2015年の調査開始以来最低となった。前回予測のマイナス23を下

回った。また、来期はマイナス45を予測し、さらにマイナス幅を広げる見通しである。

業種別にみると、製造業では、繊維は売上や収益の減少などにより前回調査から大幅に低下しマ

イナス圏に転じた。機械は売上や収益の減少などにより前回調査から大幅に低下しマイナス幅を広

げた。眼鏡は売上や収益の減少などにより前回調査から低下しマイナス幅を広げた 。化学は売上

や収益に改善の兆しを見せ前回調査から横ばいとなったもののマイナス圏に留まった 。その他製造

業は売上や収益の減少などにより前回調査から大幅に低下しマイナス幅を広げた。全ての業種が

マイナス圏で推移した。

非製造業では、建設業は収益の減少などにより前回調査から大幅に低下しマイナス幅を広げた。

各種サービス業は売上や収益の減少などにより前回調査から大幅に 低下しマイナス幅を広げた。

卸・小売業は売上や収益の減少などにより前回調査から大幅に低下しマイナス幅を広げた。情報通

信業は前回調査から大幅に上昇しプラス圏に転じた 。不動産業は前回調査から大幅に低下しマイ

ナス圏に転じた。全体としては情報通信業を除きマイナス圏で推移した。

地域別にみると、福井地区は大幅に低下しマイナス幅を広げた。坂井地区は大幅に低下しマイナ

ス幅を広げた。丹南地区は大幅に低下しマイナス幅を広げた。奥越地区は上昇したもののマイナス

圏に留まった。嶺南地区は大幅に低下しマイナス幅を広げた。

先行きは、製造業では、繊維は低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。機械は上昇を予想する

もののマイナス圏に留まる見通し。眼鏡は大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。化学は

横ばいを予想しマイナス圏に留まる見通し。その他製造業は低下を予想しマイナス幅を広げる見通

しである。

非製造業では、建設業は大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。各種サービス業はやや

低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。卸・小売業は低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。情

報通信業は大幅な低下を予想しマイナス圏に転じる見通し。不動産業は横ばいを予想しマイナス圏

に留まる見通しである。

個別企業のコメントでは、新型コロナウィルスによる社会や経済への影響を懸念する意見が大半

を占めた。

2

総評

●自社の業況判断DIの推移

見通し

4

13 16

12

-4 -11 -12

-6

-4

16

7

19

-15

18 20 19 14

-4 -9

-17

-39 -45

70

60

50

40

30

20

10

0

10

20

30

40

50

60

70

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

良くなる 悪くなる (見通し) DI(前年同期比)

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-7

-36

-49

-25

-17

-58

-9

-32

-53

-23

-39 -48

-19

-44

-39

-80

-60

-40

-20

0

20

40

60

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020(%)

見通し

1-3 4-6 7-910-

121-3 4-6 7-9

10-

121-3 4-6 7-9

10-

121-3 4-6 7-9

10-

121-3 4-6 7-9

10-

121-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

非製造業 3 20 20 9 -5 -9 -7 -3 -1 17 8 21 -13 20 19 22 11 0 -3 -16 -37 -44

製造業 8 -3 8 19 0 -16 -22 -13 -13 14 7 14 -20 12 24 14 20 -11 -22 -19 -43 -47

全業種 4 13 16 12 -4 -11 -12 -6 -4 16 7 19 -15 18 20 19 14 -4 -9 -17 -39 -45

非製造業 3 20 20 9 -5 -9 -7 -3 -1 17 8 21 -13 20 19 22 11 0 -3 -16 -37

製造業 8 -3 8 19 0 -16 -22 -13 -13 14 7 14 -20 12 24 14 20 -11 -22 -19 -43

全業種 4 13 16 12 -4 -11 -12 -6 -4 16 7 19 -15 18 20 19 14 -4 -9 -17 -39

-16

-37 -44 -19

-43 -47

-17

-39 -45

-80

-60

-40

-20

0

20

40

3

業況

• 業況判断DIは、前回調査から大幅に低下しマイナス39となりマイナス幅を大きく広げた。

• 業種別にみると、製造業は前回調査から大幅に低下しマイナス43となりマイナス幅を大きく広げた。 非製造業は大幅に低下しマイナス37となりマイナス幅を大きく広げた。

• 先行きは、製造業、非製造業ともに低下を予想しマイナス幅を広げる見通しである。

●業況判断DI

• 地域別では、福井地区は大幅に低下しマイナス44となりマイナス幅を広げた。坂井地区は大幅に低下しマイナス32となりマイナス幅を広げた。丹南地区は大幅に低下しマイナス39となりマイナス幅を広げた。奥越地区は上昇したもののマイナス圏に留まった。嶺南地区は大幅に低下しマイナス幅を広げた。

• 先行きは、福井地区は上昇を予想するもののマイナス圏に留まる見通し。坂井地区は大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。丹南地区は低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。奥越地区は大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。嶺南地区は大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通しである。

●地域別業況判断DI

良くなる―悪くなる

見通し

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0

-29

-29

-14

14

-29

-26

-46

-51

-19

-47

-48

-3

-23

-35

-60

-45

-30

-15

0

15

30

45

60

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020(%)

見通し

-19

-42 -46

-13

-22

-56

-50 -50 -50

-47

-59

-47

5

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-80

-60

-40

-20

0

20

40

60

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1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

(%)

繊維 機械 眼鏡 化学 その他

見通し

• 製造業では、繊維は前回調査から大幅に低下しマイナス41となりマイナス圏に転じた。機械は前回調査から低下しマイナス59となりマイナス幅を広げた。眼鏡は前回調査から低下しマイナス幅を広げた。化学は前回調査から横ばいとなりマイナス圏に留まった。その他製造業は大幅に低下しマイナス42となりマイナス幅を広げた。

• 先行きは、繊維は低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。機械は上昇を予想するもののマイナス圏に留まる見通し。眼鏡は大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。化学は横ばいを予想しマイナス圏に留まる見通し。その他製造業は低下を予想しマイナス幅を広げる見通しである。

4

業況

• 非製造業では、建設業は前回調査から大幅に低下しマイナス23となりマイナス幅を広げた。各種サービス業は前回調査から大幅に低下しマイナス47となりマイナス幅を広げた。卸・小売業は前回調査から大幅に低下しマイナス46となりマイナス幅を広げた。情報通信業は大幅に上昇しプラス圏に転じた。不動産業は大幅に低下しマイナス圏に転じた。

• 先行きは、建設業は大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。各種サービス業はほぼ横ばいを予想しマイナス圏に留まる見通し。卸・小売業は低下を予想しマイナス幅を広げる見通し。情報通信業は大幅な低下を予想しマイナス圏に転じる見通し。不動産業は横ばいを予想しマイナス圏に留まる見通しである。

●業種別業況判断DI(非製造業)

●業種別業況判断DI(製造業)

良くなる―悪くなる

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-35

-43

-21

-41 -44

-17

-37 -43

-60

-50

-40

-30

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-10

0

10

20

30

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

見通し

5

収益状況

売上(工事)高

• 売上(工事)高DIは、前回調査から大幅に低下しマイナス37となりマイナス幅を大きく広げた。

• 業種別にみると、製造業、非製造業ともに前回調査から大幅に低下しマイナス幅を大きく広げた。

• 先行きは、製造業、非製造業ともに低下を予想しマイナス幅を広げる見通しである。

• 収益状況DIは、前回調査から大幅に低下しマイナス35となりマイナス幅を大きく広げた。

• 業種別にみると、製造業、非製造業ともには前回調査から大幅に低下しマイナス幅を大きく広げた。

• 先行きは、製造業、非製造業ともに大幅な低下を予想しマイナス幅を広げる見通しである。

見通し

増加する―減少する

良くなる―悪くなる

-19

-34

-44

-18

-36

-49

-18

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-60

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-40

-30

-20

-10

0

10

20

30

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

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2 -2

6

2

-7

9

2

-3

-15

-10

-5

0

5

10

15

20

25

30

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

見通し

6

受注残高

• 受注残高DIは、前回調査から大幅に低下しマイナス37となりマイナス幅を大きく広げた。

• 業種別にみると、製造業、非製造業ともに前回調査から大幅に低下しマイナス幅を大きく広げた。

• 先行きは、製造業、非製造業ともに低下を予想しマイナス幅を広げる見通しである。

製(商)品販売価格

• 製(商)品販売価格DIは、前回調査から低下したもののプラス2となりプラス圏を維持した。

• 業種別にみると、製造業、非製造業ともに前回調査から低下したものプラス圏を維持した。

• 先行きは、製造業、非製造業ともに低下を予想しマイナス圏に転じる見通しである。

多い―少ない

上昇―低下

-7

-33

-40 -29

-43

-52

-15

-37

-45

-70

-60

-50

-40

-30

-20

-10

0

10

20

30

40

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

見通し

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原材料(仕入・資材)価格

在庫

• 原材料(仕入・資材)価格DIは、前回調査から低下したもののプラス24となり引き続き高い水準に留まった。

• 業種別にみると、製造業は前回調査から低下したものの引き続き高い水準に留まった。非製造業は前回調査から大幅に低下したものの引き続き高い水準に留まった。

• 先行きは、製造業はほぼ横ばいを予想し引き続き高い水準に留まる見通。非製造業は横ばいを予想し引き続き高い水準に留まる見通しである。

• 在庫DIは、前回調査から低下しプラスマイナス0となった。

• 業種別にみると、製造業は前回調査から上昇しプラス幅を広げた。 非製造業は低下しマイナス圏に転じた。

• 先行きは、製造業は低下を予想するもののプラス圏に留まる見通し。非製造業は低下を予想しマイナス幅を広げる見通しである。

40

24 24

29 26 25

36

24

24

-20

0

20

40

60

80

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

非製造業 製造業 全業種 非製造業 製造業 全業種

見通し

4

-5

-13

2

10

3

3

0

-7

-20

-10

0

10

20

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

非製造業 製造業 全業種 非製造業 製造業 全業種

見通し

多い―少ない

上昇―低下

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7

0

-3

6

5

-2

7

2

-3

-10

-5

0

5

10

15

20

1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

非製造業 製造業 全業種 非製造業 製造業 全業種

8

資金繰り

雇用者数

• 雇用者数DIは、前回調査から低下したもののプラス10となりプラス圏に留まった。

• 業種別にみると、製造業は前回調査から横ばいとなりプラス圏に留まった。非製造業は低下したもののプラス圏に留まった。

• 先行きは、製造業はほぼ横ばいを予想しプラス圏に留まる見通し。非製造業は上昇を予想しプラス圏に留まる見通しである。

• 資金繰りDIは、前回調査から低下したもののプラス2となりプラス圏を維持した。

• 業種別にみると、製造業は前回調査からほぼ横ばいとなりプラス圏を維持した。非製造業は前回調査から低下プラスマイナス0となった。

• 先行きは、製造業、非製造業ともに低下を予想しマイナス圏に転じる見通しである。

15

11

19

8 8 9

13 10

16

-5

0

5

10

15

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25

30

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1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6

2015 2016 2017 2018 2019 2020

非製造業 製造業 全業種 非製造業 製造業 全業種

見通し

容易―困難

増員―減員

見通し

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業種別分類集計①

9

設備投資の有無

●設備投資の有無 ●設備投資の目的(複数回答)

0% 25% 50% 75% 100%

製造業

非製造業

予定している 予定していない

(単位;%)

良くなる 悪くなる 良くなる 悪くなる 良くなる 悪くなる増加 減少 増加 減少 増加 減少多い 少ない 多い 少ない 多い 少ない上昇 低下 上昇 低下 上昇 低下増員 減員 増員 減員 増員 減員容易 困難 容易 困難 容易 困難① ② ③ ①-③ ① ② ③ 前期比 ①-③ ① ② ③ 今期比 ①-③

業況 19.9 43.2 36.9 ▲ 17.0 12.8 35.5 51.7 ↓ ▲ 38.9 ▲ 22.5 12.5 30.0 57.5 ↓ ▲ 45.0製造業 21.9 37.5 40.6 ▲ 18.7 13.7 29.4 56.9 ↓ ▲ 43.2 ▲ 31.2 9.8 33.3 56.9 ↓ ▲ 47.1

繊維 28.6 47.6 23.8 4.8 18.2 22.7 59.1 ↓ ▲ 40.9 ▲ 14.3 18.2 18.2 63.6 ↓ ▲ 45.4機械 5.9 41.2 52.9 ▲ 47.0 11.8 17.6 70.6 ↓ ▲ 58.8 ▲ 47.0 5.9 41.2 52.9 ↑ ▲ 47.0眼鏡 25.0 37.5 37.5 ▲ 12.5 11.1 55.6 33.3 ↓ ▲ 22.2 ▲ 37.5 11.1 22.2 66.7 ↓ ▲ 55.6化学 0.0 50.0 50.0 ▲ 50.0 0.0 50.0 50.0 → ▲ 50.0 ▲ 50.0 0.0 50.0 50.0 → ▲ 50.0その他 25.0 31.3 43.8 ▲ 18.8 14.0 30.0 56.0 ↓ ▲ 42.0 ▲ 31.3 8.0 38.0 54.0 ↓ ▲ 46.0

非製造業 19.0 45.9 35.1 ▲ 16.1 12.3 38.4 49.3 ↓ ▲ 37.0 ▲ 18.5 13.8 28.4 57.8 ↓ ▲ 44.0建設業 20.3 56.3 23.4 ▲ 3.1 14.1 48.4 37.5 ↓ ▲ 23.4 ▲ 14.1 12.7 39.7 47.6 ↓ ▲ 34.9各種サービス業 21.3 38.3 40.4 ▲ 19.1 8.9 35.7 55.4 ↓ ▲ 46.5 ▲ 21.3 14.3 23.2 62.5 ↓ ▲ 48.2卸・小売業 17.5 38.8 43.8 ▲ 26.3 11.8 30.6 57.6 ↓ ▲ 45.8 ▲ 25.0 14.1 21.2 64.7 ↓ ▲ 50.6情報通信業 0.0 85.7 14.3 ▲ 14.3 14.3 85.7 0.0 ↑ 14.3 14.3 0.0 71.4 28.6 ↓ ▲ 28.6不動産業 28.6 42.9 28.6 0.0 28.6 14.3 57.1 ↓ ▲ 28.5 0.0 28.6 14.3 57.1 → ▲ 28.5

売上(工事)高 23.7 35.5 40.8 ▲ 17.1 15.0 33.4 51.6 ↓ ▲ 36.6 ▲ 19.0 12.6 31.8 55.7 ↓ ▲ 43.1製造業 21.1 36.8 42.1 ▲ 21.0 14.9 29.7 55.4 ↓ ▲ 40.5 ▲ 28.4 12.0 32.0 56.0 ↓ ▲ 44.0

繊維 30.0 40.0 30.0 0.0 18.2 22.7 59.1 ↓ ▲ 40.9 ▲ 10.0 18.2 22.7 59.1 → ▲ 40.9機械 0.0 41.2 58.8 ▲ 58.8 11.8 17.6 70.6 → ▲ 58.8 ▲ 52.9 5.9 35.3 58.8 ↑ ▲ 52.9眼鏡 25.0 37.5 37.5 ▲ 12.5 12.5 37.5 50.0 ↓ ▲ 37.5 ▲ 37.5 12.5 37.5 50.0 → ▲ 37.5化学 0.0 50.0 50.0 ▲ 50.0 25.0 75.0 0.0 ↑ 25.0 50.0 0.0 75.0 25.0 ↓ ▲ 25.0その他 25.0 33.3 41.7 ▲ 16.7 14.0 32.0 54.0 ↓ ▲ 40.0 ▲ 29.2 12.2 30.6 57.1 ↓ ▲ 44.9

非製造業 25.0 34.8 40.2 ▲ 15.2 15.1 35.2 49.8 ↓ ▲ 34.7 ▲ 14.7 12.8 31.7 55.5 ↓ ▲ 42.7建設業 26.6 42.2 31.3 ▲ 4.7 13.8 50.8 35.4 ↓ ▲ 21.6 ▲ 3.2 12.5 42.2 45.3 ↓ ▲ 32.8各種サービス業 23.4 27.7 48.9 ▲ 25.5 14.5 27.3 58.2 ↓ ▲ 43.7 ▲ 14.9 12.7 27.3 60.0 ↓ ▲ 47.3卸・小売業 26.6 27.8 45.6 ▲ 19.0 15.3 24.7 60.0 ↓ ▲ 44.7 ▲ 26.6 12.9 24.7 62.4 ↓ ▲ 49.5情報通信業 0.0 85.7 14.3 ▲ 14.3 14.3 85.7 0.0 ↑ 14.3 0.0 0.0 71.4 28.6 ↓ ▲ 28.6不動産業 28.6 42.9 28.6 0.0 28.6 28.6 42.9 ↓ ▲ 14.3 0.0 28.6 14.3 57.1 ↓ ▲ 28.5

収益 19.6 42.5 37.9 ▲ 18.3 14.9 35.4 49.7 ↓ ▲ 34.8 ▲ 19.0 11.6 31.6 56.9 ↓ ▲ 45.3製造業 21.9 38.5 39.6 ▲ 17.7 15.7 32.4 52.0 ↓ ▲ 36.3 ▲ 21.9 8.9 33.7 57.4 ↓ ▲ 48.5

繊維 42.9 33.3 23.8 19.1 13.6 31.8 54.5 ↓ ▲ 40.9 ▲ 4.7 13.6 22.7 63.6 ↓ ▲ 50.0機械 0.0 47.1 52.9 ▲ 52.9 11.8 17.6 70.6 ↓ ▲ 58.8 ▲ 29.4 5.9 35.3 58.8 ↑ ▲ 52.9眼鏡 12.5 62.5 25.0 ▲ 12.5 11.1 44.4 44.4 ↓ ▲ 33.3 ▲ 37.5 11.1 22.2 66.7 ↓ ▲ 55.6化学 0.0 50.0 50.0 ▲ 50.0 0.0 75.0 25.0 ↑ ▲ 25.0 0.0 0.0 50.0 50.0 ↓ ▲ 50.0その他 22.9 33.3 43.8 ▲ 20.9 20.0 32.0 48.0 ↓ ▲ 28.0 ▲ 25.0 8.2 38.8 53.1 ↓ ▲ 44.9

非製造業 18.5 44.4 37.1 ▲ 18.6 14.5 36.8 48.6 ↓ ▲ 34.1 ▲ 17.6 12.8 30.6 56.6 ↓ ▲ 43.8建設業 15.6 53.1 31.3 ▲ 15.7 15.4 47.7 36.9 ↓ ▲ 21.5 ▲ 12.5 12.5 42.2 45.3 ↓ ▲ 32.8各種サービス業 25.5 29.8 44.7 ▲ 19.2 14.3 25.0 60.7 ↓ ▲ 46.4 ▲ 17.0 14.3 23.2 62.5 ↓ ▲ 48.2卸・小売業 17.5 41.3 41.3 ▲ 23.8 14.1 31.8 54.1 ↓ ▲ 40.0 ▲ 26.2 11.8 24.7 63.5 ↓ ▲ 51.7情報通信業 0.0 85.7 14.3 ▲ 14.3 0.0 100.0 0.0 ↑ 0.0 0.0 0.0 71.4 28.6 ↓ ▲ 28.6不動産業 28.6 57.1 14.3 14.3 28.6 28.6 42.9 ↓ ▲ 14.3 14.3 28.6 14.3 57.1 ↓ ▲ 28.5

受注残高 19.6 45.8 34.7 ▲ 15.1 11.3 40.8 47.9 ↓ ▲ 36.6 ▲ 20.0 8.9 37.7 53.4 ↓ ▲ 44.5製造業 12.8 45.3 41.9 ▲ 29.1 9.9 37.4 52.7 ↓ ▲ 42.8 ▲ 33.8 5.5 37.4 57.1 ↓ ▲ 51.6

繊維 14.3 57.1 28.6 ▲ 14.3 9.1 31.8 59.1 ↓ ▲ 50.0 ▲ 38.1 9.1 27.3 63.6 ↓ ▲ 54.5機械 6.7 33.3 60.0 ▲ 53.3 14.3 21.4 64.3 ↑ ▲ 50.0 ▲ 46.6 0.0 35.7 64.3 ↓ ▲ 64.3眼鏡 14.3 57.1 28.6 ▲ 14.3 11.1 44.4 44.4 ↓ ▲ 33.3 ▲ 57.1 11.1 33.3 55.6 ↓ ▲ 44.5化学 0.0 50.0 50.0 ▲ 50.0 0.0 100.0 0.0 ↑ 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0その他 14.6 41.5 43.9 ▲ 29.3 9.1 40.9 50.0 ↓ ▲ 40.9 ▲ 24.3 4.5 40.9 54.5 ↓ ▲ 50.0

非製造業 23.7 46.0 30.2 ▲ 6.5 12.2 42.9 44.9 ↓ ▲ 32.7 ▲ 11.5 11.0 37.9 51.0 ↓ ▲ 40.0建設業 31.1 49.2 19.7 11.4 18.0 45.9 36.1 ↓ ▲ 18.1 0.0 11.7 48.3 40.0 ↓ ▲ 28.3各種サービス業 15.0 30.0 55.0 ▲ 40.0 7.7 50.0 42.3 ↑ ▲ 34.6 ▲ 25.0 7.7 34.6 57.7 ↓ ▲ 50.0卸・小売業 20.0 44.0 36.0 ▲ 16.0 9.3 29.6 61.1 ↓ ▲ 51.8 ▲ 22.0 11.3 24.5 64.2 ↓ ▲ 52.9情報通信業 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0 0.0 25.0 75.0 0.0 ↑ 25.0不動産業 25.0 50.0 25.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0 0.0 0.0 50.0 50.0 ↓ ▲ 50.0

D.I.前回

調査時今期

見通し

項目

状況 不変 D.I. 不変 D.I. 不変

四半期別2020年1-3月期 2020年4-6月期

前期実績 当期実績 来期見通し2019年10-12月期

0% 25% 50% 75%

1生産・販売力の拡充

2合理化・省力化

3新規事業・研究開発

4維持・補修・更新

5公害・安全対策

6その他

7-9月期

10-12月期

2020.1-3月期

4-6月期

Page 10: 福井県内企業景気動向調査 調査結果...【調査の目的】 福井県内企業のみなさまにアンケート調査を行うことにより、 景気動向(県内企業の現在の経営環境

10

業種別分類集計②

(単位;%)

良くなる 悪くなる 良くなる 悪くなる 良くなる 悪くなる増加 減少 増加 減少 増加 減少多い 少ない 多い 少ない 多い 少ない上昇 低下 上昇 低下 上昇 低下増員 減員 増員 減員 増員 減員容易 困難 容易 困難 容易 困難① ② ③ ①-③ ① ② ③ 前期比 ①-③ ① ② ③ 今期比 ①-③

製(商)品販売価格 21.8 65.5 12.7 9.1 15.0 72.1 13.0 ↓ 2.0 2.8 12.3 72.1 15.6 ↓ ▲ 3.3製造業 18.9 68.4 12.6 6.3 12.0 78.0 10.0 ↓ 2.0 ▲ 5.2 6.0 81.0 13.0 ↓ ▲ 7.0

繊維 25.0 65.0 10.0 15.0 14.3 81.0 4.8 ↓ 9.5 ▲ 10.0 9.5 85.7 4.8 ↓ 4.7機械 0.0 70.6 29.4 ▲ 29.4 6.3 56.3 37.5 ↓ ▲ 31.2 ▲ 23.5 6.3 68.8 25.0 ↑ ▲ 18.7眼鏡 12.5 75.0 12.5 0.0 11.1 88.9 0.0 ↑ 11.1 0.0 0.0 66.7 33.3 ↓ ▲ 33.3化学 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 75.0 25.0 ↓ ▲ 25.0 0.0 0.0 75.0 25.0 → ▲ 25.0その他 25.5 66.0 8.5 17.0 14.0 82.0 4.0 ↓ 10.0 2.1 6.0 86.0 8.0 ↓ ▲ 2.0

非製造業 23.3 64.0 12.7 10.6 16.4 69.2 14.4 ↓ 2.0 6.9 15.4 67.7 16.9 ↓ ▲ 1.5建設業 21.1 68.4 10.5 10.6 26.4 60.4 13.2 ↑ 13.2 8.8 18.9 67.9 13.2 ↓ 5.7各種サービス業 34.1 56.1 9.8 24.3 13.7 78.4 7.8 ↓ 5.9 7.3 15.7 72.5 11.8 ↓ 3.9卸・小売業 22.8 59.5 17.7 5.1 12.9 65.9 21.2 ↓ ▲ 8.3 6.3 14.1 61.2 24.7 ↓ ▲ 10.6情報通信業 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0不動産業 0.0 100.0 0.0 0.0 16.7 83.3 0.0 ↑ 16.7 0.0 16.7 83.3 0.0 → 16.7

原材料(仕入・資材)価格 44.3 47.7 8.0 36.3 32.7 58.9 8.4 ↓ 24.3 29.5 31.7 60.8 7.4 → 24.3製造業 42.7 43.8 13.5 29.2 35.6 54.5 9.9 ↓ 25.7 20.6 31.7 61.4 6.9 ↓ 24.8

繊維 38.1 52.4 9.5 28.6 33.3 61.9 4.8 ↓ 28.5 23.8 42.9 52.4 4.8 ↑ 38.1機械 29.4 52.9 17.6 11.8 23.5 58.8 17.6 ↓ 5.9 11.7 29.4 64.7 5.9 ↑ 23.5眼鏡 50.0 50.0 0.0 50.0 55.6 44.4 0.0 ↑ 55.6 12.5 33.3 66.7 0.0 ↓ 33.3化学 33.3 33.3 33.3 0.0 25.0 75.0 0.0 ↑ 25.0 33.3 0.0 100.0 0.0 ↓ 0.0その他 48.9 36.2 14.9 34.0 38.0 50.0 12.0 ↓ 26.0 23.0 30.0 60.0 10.0 ↓ 20.0

非製造業 45.0 49.7 5.2 39.8 31.3 61.1 7.7 ↓ 23.6 34.0 31.7 60.6 7.7 ↑ 24.0建設業 56.5 40.3 3.2 53.3 48.4 46.9 4.7 ↓ 43.7 37.1 42.2 54.7 3.1 ↓ 39.1各種サービス業 38.1 52.4 9.5 28.6 20.0 68.0 12.0 ↓ 8.0 30.9 22.0 60.0 18.0 ↓ 4.0卸・小売業 41.6 53.2 5.2 36.4 26.2 65.5 8.3 ↓ 17.9 35.1 31.0 63.1 6.0 ↑ 25.0情報通信業 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0不動産業 60.0 40.0 0.0 60.0 50.0 50.0 0.0 ↓ 50.0 40.0 50.0 50.0 0.0 → 50.0

在庫 17.6 68.0 14.3 3.3 15.9 68.5 15.5 ↓ 0.4 ▲ 5.8 10.8 71.7 17.5 ↓ ▲ 6.7製造業 22.2 57.8 20.0 2.2 25.3 58.9 15.8 ↑ 9.5 ▲ 12.2 16.8 69.5 13.7 ↓ 3.1

繊維 28.6 47.6 23.8 4.8 28.6 71.4 0.0 ↑ 28.6 ▲ 19.1 23.8 71.4 4.8 ↓ 19.0機械 13.3 66.7 20.0 ▲ 6.7 20.0 40.0 40.0 ↓ ▲ 20.0 ▲ 6.7 13.3 73.3 13.3 ↑ 0.0眼鏡 28.6 71.4 0.0 28.6 22.2 77.8 0.0 ↓ 22.2 0.0 11.1 77.8 11.1 ↓ 0.0化学 0.0 66.7 33.3 ▲ 33.3 50.0 50.0 0.0 ↑ 50.0 0.0 0.0 100.0 0.0 ↓ 0.0その他 22.7 56.8 20.5 2.2 23.9 56.5 19.6 ↑ 4.3 ▲ 13.6 17.4 63.0 19.6 ↓ ▲ 2.2

非製造業 14.9 74.0 11.0 3.9 10.3 74.4 15.4 ↓ ▲ 5.1 ▲ 2.0 7.1 73.1 19.9 ↓ ▲ 12.8建設業 18.6 74.4 7.0 11.6 11.6 79.1 9.3 ↓ 2.3 0.0 16.3 74.4 9.3 ↑ 7.0各種サービス業 4.3 87.0 8.7 ▲ 4.4 0.0 95.8 4.2 ↑ ▲ 4.2 4.3 0.0 83.3 16.7 ↓ ▲ 16.7卸・小売業 16.7 69.2 14.1 2.6 13.3 65.1 21.7 ↓ ▲ 8.4 ▲ 6.4 4.8 68.7 26.5 ↓ ▲ 21.7情報通信業 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0不動産業 16.7 66.7 16.7 0.0 0.0 66.7 33.3 ↓ ▲ 33.3 16.7 0.0 66.7 33.3 → ▲ 33.3

雇用者 30.0 53.0 17.0 13.0 26.1 58.1 15.8 ↓ 10.3 8.7 25.2 65.2 9.6 ↑ 15.6製造業 25.0 58.3 16.7 8.3 26.5 54.9 18.6 ↓ 7.9 3.1 23.5 61.8 14.7 ↑ 8.8

繊維 14.3 76.2 9.5 4.8 22.7 63.6 13.6 ↑ 9.1 ▲ 4.7 22.7 59.1 18.2 ↓ 4.5機械 23.5 52.9 23.5 0.0 29.4 35.3 35.3 ↓ ▲ 5.9 11.7 29.4 47.1 23.5 ↑ 5.9眼鏡 50.0 37.5 12.5 37.5 22.2 66.7 11.1 ↓ 11.1 12.5 11.1 77.8 11.1 ↓ 0.0化学 33.3 66.7 0.0 33.3 75.0 25.0 0.0 ↑ 75.0 0.0 25.0 75.0 0.0 ↓ 25.0その他 25.5 55.3 19.1 6.4 24.0 58.0 18.0 ↓ 6.0 2.1 24.0 64.0 12.0 ↑ 12.0

非製造業 32.4 50.5 17.2 15.2 25.9 59.5 14.5 ↓ 11.4 11.3 25.9 66.8 7.3 ↑ 18.6建設業 32.8 54.7 12.5 20.3 32.3 60.0 7.7 ↑ 24.6 18.7 30.8 66.2 3.1 ↑ 27.7各種サービス業 36.2 40.4 23.4 12.8 30.4 46.4 23.2 ↓ 7.2 8.5 21.4 62.5 16.1 ↓ 5.3卸・小売業 30.0 55.0 15.0 15.0 17.6 68.2 14.1 ↓ 3.5 2.5 22.4 71.8 5.9 ↑ 16.5情報通信業 28.6 14.3 57.1 ▲ 28.5 28.6 42.9 28.6 ↑ 0.0 28.6 57.1 42.9 0.0 ↑ 57.1不動産業 33.3 66.7 0.0 33.3 28.6 71.4 0.0 ↓ 28.6 50.0 28.6 71.4 0.0 → 28.6

資金繰り 15.3 76.4 8.3 7.0 13.7 74.1 12.1 ↓ 1.6 5.0 12.8 72.0 15.3 ↓ ▲ 2.5製造業 15.5 75.3 9.3 6.2 14.7 75.5 9.8 ↓ 4.9 5.1 12.7 72.5 14.7 ↓ ▲ 2.0

繊維 19.0 76.2 4.8 14.2 22.7 68.2 9.1 ↓ 13.6 14.2 18.2 59.1 22.7 ↓ ▲ 4.5機械 17.6 64.7 17.6 0.0 11.8 76.5 11.8 → 0.0 0.0 11.8 70.6 17.6 ↓ ▲ 5.8眼鏡 25.0 75.0 0.0 25.0 22.2 77.8 0.0 ↓ 22.2 25.0 11.1 88.9 0.0 ↓ 11.1化学 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0その他 12.5 77.1 10.4 2.1 12.0 76.0 12.0 ↓ 0.0 0.0 12.0 74.0 14.0 ↓ ▲ 2.0

非製造業 15.2 77.0 7.8 7.4 13.2 73.5 13.2 ↓ 0.0 4.9 12.8 71.7 15.5 ↓ ▲ 2.7建設業 18.8 71.9 9.4 9.4 18.5 72.3 9.2 ↓ 9.3 9.4 20.0 69.2 10.8 ↓ 9.2各種サービス業 21.3 76.6 2.1 19.2 16.1 67.9 16.1 ↓ 0.0 14.9 12.5 64.3 23.2 ↓ ▲ 10.7卸・小売業 10.0 78.8 11.3 ▲ 1.3 8.2 75.3 16.5 ↓ ▲ 8.3 ▲ 5.0 8.2 75.3 16.5 → ▲ 8.3情報通信業 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 → 0.0不動産業 14.3 85.7 0.0 14.3 14.3 85.7 0.0 → 14.3 14.3 14.3 85.7 0.0 → 14.3

項目

D.I.状況 不変

四半期別2019年10-12月期 2020年1-3月期 2020年4-6月期

前回調査時今期

見通し

前期実績 当期実績 来期見通し

D.I. 不変 D.I. 不変

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地域別分類集計

(単位;%)

良くなる 悪くなる 良くなる 悪くなる 良くなる 悪くなる増加 減少 増加 減少 増加 減少多い 少ない 多い 少ない 多い 少ない上昇 低下 上昇 低下 上昇 低下増員 減員 増員 減員 増員 減員容易 困難 容易 困難 容易 困難① ② ③ ①-③ ① ② ③ 前期比 ①-③ ① ② ③ 今期比 ①-③

業況 19.9 43.2 36.9 ▲ 17.0 12.8 35.5 51.7 ↓ ▲ 38.9 ▲ 22.5 12.5 30.0 57.5 ↓ ▲ 45.0福井地区 20.1 41.0 38.8 ▲ 18.7 11.8 32.4 55.9 ↓ ▲ 44.1 ▲ 25.4 17.0 27.4 55.6 ↑ ▲ 38.6坂井地区 28.6 34.3 37.1 ▲ 8.5 21.1 26.3 52.6 ↓ ▲ 31.5 ▲ 2.8 10.5 26.3 63.2 ↓ ▲ 52.7丹南地区 19.0 39.2 41.8 ▲ 22.8 11.3 38.8 50.0 ↓ ▲ 38.7 ▲ 24.0 10.0 32.5 57.5 ↓ ▲ 47.5奥越地区 0.0 75.0 25.0 ▲ 25.0 16.7 50.0 33.3 ↑ ▲ 16.6 ▲ 25.0 0.0 41.7 58.3 ↓ ▲ 58.3嶺南地区 17.8 57.8 24.4 ▲ 6.6 10.9 41.8 47.3 ↓ ▲ 36.4 ▲ 26.7 9.1 32.7 58.2 ↓ ▲ 49.1

売上(工事)高 23.7 35.5 40.8 ▲ 17.1 15.0 33.4 51.6 ↓ ▲ 36.6 ▲ 19.0 12.6 31.8 55.7 ↓ ▲ 43.1福井地区 21.8 36.8 41.4 ▲ 19.6 12.5 36.8 50.7 ↓ ▲ 38.2 ▲ 21.1 16.4 29.1 54.5 ↑ ▲ 38.1坂井地区 28.6 31.4 40.0 ▲ 11.4 28.9 21.1 50.0 ↓ ▲ 21.1 ▲ 8.6 13.2 26.3 60.5 ↓ ▲ 47.3丹南地区 25.6 30.8 43.6 ▲ 18.0 13.9 32.9 53.2 ↓ ▲ 39.3 ▲ 21.8 11.4 34.2 54.4 ↓ ▲ 43.0奥越地区 25.0 50.0 25.0 0.0 16.7 50.0 33.3 ↓ ▲ 16.6 ▲ 37.5 0.0 58.3 41.7 ↓ ▲ 41.7嶺南地区 22.2 40.0 37.8 ▲ 15.6 12.7 30.9 56.4 ↓ ▲ 43.7 ▲ 13.4 7.3 32.7 60.0 ↓ ▲ 52.7

収益 19.6 42.5 37.9 ▲ 18.3 14.9 35.4 49.7 ↓ ▲ 34.8 ▲ 19.0 11.6 31.6 56.9 ↓ ▲ 45.3福井地区 22.4 38.8 38.8 ▲ 16.4 13.9 37.2 48.9 ↓ ▲ 35.0 ▲ 20.1 14.8 30.4 54.8 ↓ ▲ 40.0坂井地区 25.7 34.3 40.0 ▲ 14.3 23.7 26.3 50.0 ↓ ▲ 26.3 ▲ 2.8 10.5 28.9 60.5 ↓ ▲ 50.0丹南地区 16.5 44.3 39.2 ▲ 22.7 13.8 38.8 47.5 ↓ ▲ 33.7 ▲ 24.0 10.0 27.5 62.5 ↓ ▲ 52.5奥越地区 0.0 75.0 25.0 ▲ 25.0 16.7 41.7 41.7 → ▲ 25.0 ▲ 37.5 8.3 50.0 41.7 ↓ ▲ 33.4嶺南地区 15.6 51.1 33.3 ▲ 17.7 12.7 30.9 56.4 ↓ ▲ 43.7 ▲ 15.6 7.3 38.2 54.5 ↓ ▲ 47.2

受注残高 19.6 45.8 34.7 ▲ 15.1 11.3 40.8 47.9 ↓ ▲ 36.6 ▲ 20.0 8.9 37.7 53.4 ↓ ▲ 44.5福井地区 15.2 49.5 35.2 ▲ 20.0 10.9 37.6 51.5 ↓ ▲ 40.6 ▲ 19.1 13.1 35.4 51.5 ↑ ▲ 38.4坂井地区 22.7 45.5 31.8 ▲ 9.1 22.7 36.4 40.9 ↓ ▲ 18.2 ▲ 13.6 9.1 31.8 59.1 ↓ ▲ 50.0丹南地区 19.0 46.6 34.5 ▲ 15.5 9.4 46.9 43.8 ↓ ▲ 34.4 ▲ 31.1 7.8 35.9 56.3 ↓ ▲ 48.5奥越地区 40.0 40.0 20.0 20.0 20.0 60.0 20.0 ↓ 0.0 ▲ 20.0 10.0 60.0 30.0 ↓ ▲ 20.0嶺南地区 28.6 34.3 37.1 ▲ 8.5 7.3 36.6 56.1 ↓ ▲ 48.8 ▲ 8.5 0.0 43.9 56.1 ↓ ▲ 56.1

製(商)品販売価格 21.8 65.5 12.7 9.1 15.0 72.1 13.0 ↓ 2.0 2.8 12.3 72.1 15.6 ↓ ▲ 3.3福井地区 23.8 67.5 8.7 15.1 14.7 73.6 11.6 ↓ 3.1 4.7 15.5 71.3 13.2 ↓ 2.3坂井地区 22.6 61.3 16.1 6.5 18.9 56.8 24.3 ↓ ▲ 5.4 ▲ 3.2 8.1 64.9 27.0 ↓ ▲ 18.9丹南地区 20.8 62.3 16.9 3.9 18.7 69.3 12.0 ↑ 6.7 0.0 12.0 69.3 18.7 ↓ ▲ 6.7奥越地区 12.5 75.0 12.5 0.0 16.7 75.0 8.3 ↑ 8.4 12.5 16.7 75.0 8.3 → 8.4嶺南地区 19.0 66.7 14.3 4.7 6.3 83.3 10.4 ↓ ▲ 4.1 4.8 6.3 83.3 10.4 → ▲ 4.1

原材料(仕入・資材)価格 44.3 47.7 8.0 36.3 32.7 58.9 8.4 ↓ 24.3 29.5 31.7 60.8 7.4 → 24.3福井地区 49.2 48.5 2.3 46.9 34.8 58.3 6.8 ↓ 28.0 38.2 33.3 60.6 6.1 ↓ 27.2坂井地区 28.1 53.1 18.8 9.3 16.2 62.2 21.6 ↓ ▲ 5.4 9.4 16.2 64.9 18.9 ↑ ▲ 2.7丹南地区 42.1 42.1 15.8 26.3 36.4 53.2 10.4 ↓ 26.0 19.7 37.7 54.5 7.8 ↑ 29.9奥越地区 57.1 42.9 0.0 57.1 33.3 66.7 0.0 ↓ 33.3 57.1 33.3 66.7 0.0 → 33.3嶺南地区 42.9 52.4 4.8 38.1 33.3 64.7 2.0 ↓ 31.3 31.0 29.4 66.7 3.9 ↓ 25.5

在庫 17.6 68.0 14.3 3.3 15.9 68.5 15.5 ↓ 0.4 ▲ 5.8 10.8 71.7 17.5 ↓ ▲ 6.7福井地区 13.6 73.7 12.7 0.9 15.3 68.5 16.2 ↓ ▲ 0.9 ▲ 4.2 8.1 69.4 22.5 ↓ ▲ 14.4坂井地区 39.1 43.5 17.4 21.7 33.3 58.3 8.3 ↑ 25.0 ▲ 21.8 16.7 75.0 8.3 ↓ 8.4丹南地区 19.7 65.2 15.2 4.5 15.5 67.6 16.9 ↓ ▲ 1.4 ▲ 3.0 15.5 70.4 14.1 ↑ 1.4奥越地区 20.0 80.0 0.0 20.0 14.3 85.7 0.0 ↓ 14.3 20.0 0.0 100.0 0.0 ↓ 0.0嶺南地区 12.5 68.8 18.8 ▲ 6.3 7.9 73.7 18.4 ↓ ▲ 10.5 ▲ 9.4 7.9 73.7 18.4 → ▲ 10.5

雇用者 30.0 53.0 17.0 13.0 26.1 58.1 15.8 ↓ 10.3 8.7 25.2 65.2 9.6 ↑ 15.6福井地区 33.1 54.9 12.0 21.1 25.5 61.3 13.1 ↓ 12.4 9.0 29.2 62.8 8.0 ↑ 21.2坂井地区 28.6 54.3 17.1 11.5 34.2 47.4 18.4 ↑ 15.8 17.1 26.3 65.8 7.9 ↑ 18.4丹南地区 26.6 49.4 24.1 2.5 28.8 55.0 16.3 ↑ 12.5 7.6 20.0 70.0 10.0 ↓ 10.0奥越地区 12.5 87.5 0.0 12.5 16.7 58.3 25.0 ↓ ▲ 8.3 ▲ 12.5 25.0 41.7 33.3 → ▲ 8.3嶺南地区 31.1 46.7 22.2 8.9 20.0 61.8 18.2 ↓ 1.8 6.7 21.8 69.1 9.1 ↑ 12.7

資金繰り 15.3 76.4 8.3 7.0 13.7 74.1 12.1 ↓ 1.6 5.0 12.8 72.0 15.3 ↓ ▲ 2.5福井地区 13.3 77.8 8.9 4.4 17.5 73.0 9.5 ↑ 8.0 5.2 18.2 68.6 13.1 ↓ 5.1坂井地区 23.5 67.6 8.8 14.7 18.9 73.0 8.1 ↓ 10.8 2.9 16.2 67.6 16.2 ↓ 0.0丹南地区 13.9 79.7 6.3 7.6 11.3 76.3 12.5 ↓ ▲ 1.2 5.1 7.5 78.8 13.8 ↓ ▲ 6.3奥越地区 12.5 87.5 0.0 12.5 8.3 66.7 25.0 ↓ ▲ 16.7 12.5 0.0 75.0 25.0 ↓ ▲ 25.0嶺南地区 17.8 71.1 11.1 6.7 5.5 76.4 18.2 ↓ ▲ 12.7 4.5 7.3 72.7 20.0 → ▲ 12.7

D.I.前回

調査時今期

見通し

項目

状況 不変 D.I. 不変 D.I. 不変

四半期別2019年10-12月期 2020年1-3月期 2020年4-6月期

前期実績 今期実績 来期見通し

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最近の業況や景気動向に関する主な意見 ①

業種 自由意見

製造業 COVID-19の影響が計り知れない状況です。

製造業 コロナウィルスによる影響拡大が心配です。

製造業10月消費増税、1月新型コロナウィルスと景気先行きが見えなくなってきている(東京オリンピックがあっても)。少子高齢化による構造要因と、短期の景気減速見通しから、来期以降景気悪化が現実的になってきた。

製造業 新型コロナウィルス発生で少しずつ売上が落ちている。今後大幅なダウンを心配している。

製造業新型コロナウィルスの影響が、(中国産の)資材・部品に出てきている。海外での展示会等が延期され、今シーズンの新作受注に影響が出る模様。リーマンショックや東日本大震災を上回る景気のインパクトが懸念される。

製造業暖冬に加え、新型コロナウィルスの蔓延により、昨秋からの景気下降局面が決定的となり、今後も非常に厳しい状況が続くものと予想される。

製造業

米中の貿易間問題の上に新型コロナウィルスが一番大きなリスクとしてのし上がってきた。企業経営の先行きが不透明(全く読めない)怖い状況である。中小企業に対する国としての対策を早急にまとめ上げ打ち出して欲しい。倒産が大きく増加するのではないか。リーマン以上の状況ではないかと思う。活動の縮小(何でもかんでも)は行き過ぎではないか。一つが万事に動いてしまう事が今の流れである。

製造業 コロナ影響による売上減少

製造業 コロナウィルスの影響で、景気がかなり悪い。このままいくと、先行きが見通せない。

製造業 新型コロナウィルスの影響がどのような形で当社業況にこれからあらわれてくるか不安である。

製造業新型コロナウィルスの影響が当社にどんなマイナス要因になるか注視しています。長引くようであれば4-6月期だけでなく、7-9期は、今回のアンケートよりも悪くなると思います。

製造業 コロナウィルスの問題が今年の市況に甚大な影響を与えることを懸念する。

製造業 コロナの影響が心配

製造業 コロナウィルスに因る経済の落ち込みが心配。モノ・人が動かなくなることの懸念。

製造業コロナウィルス騒動で経済活動全体の動きが読めない。2/10頃から始まった経済活動の縮小は、ロスとなり取り戻せるものではないだろう。業績は、今回の騒動とその後遺症も含めて20%の減少は見込まなければならないと考える。

製造業コロナウィルスの影響が出てきている為、今後について心配している。しかし、国内生産へとシフトを変更している気配があるので、状況をみながら対応をしていきたいと思う。

製造業 ただただ、悪いとしか言いようがありません。

製造業・貴金属価格(仕入れ価格)の高騰が大きく利益を圧迫している。・コロナウィルスの影響により、中国からの仕入れ(メガネフレーム)の目途が立たず、販売計画の修正を余儀なくされている。

製造業コロナウィルスの影響が飲食業界に顕著に表れ、当社販売先の問屋や小売店の在庫が滞留傾向で、来月以降は注文減少が確実視されるが、減少の傾向や改善時期については全く不透明です。

建設業 コロナウィルスの影響は、今はまだ出ておりませんが、今後は良くわかりません(材料が入ってこない可能性有り)

建設業コロナウィルスの影響で水回りの設備器具の入荷遅れ多発!!それによる工事進捗に影響が及びそうになってきた。中国への依存度の高さをひしひしと感じる。

建設業消費増税に加えコロナ肺炎の影響により、日本国内だけでなく、世界経済に悪影響を及ぼし、リーマンショック以上の景気後退の可能性が考えられ、福井県内の景気後退も顕著になって、業況悪化も時間の問題になるものと予想。今後、2~3年は各企業の財務体力勝負になってくるのでは?

建設業 問11では、自社内でショールームを新たに作ったり、販売促進を強化していく。景気が悪くなる前に先手を打つ予定です。

建設業 社員のコロナウィルス感染が心配である。、また、取引企業様の業況が悪化しない事を祈る

建設業 新型コロナウィルスによる、人、モノが動かなくなる懸念がある(景況悪化)。

建設業①新幹線開通後が不透明②オリンピック開催後、建設業界はダウン予想している

建設業 少雪のため、売上収益全て減少されるだろう。

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最近の業況や景気動向に関する主な意見 ②

業種 自由意見

建設業当社は除雪作業もかなりのウェイトを占めるが、今年昨年(雪が少なかった)と比較してもかなり減少しており、収益面で厳しい状況にある。

建設業

今回の「コロナ」の騒ぎで考えるのだが、「出勤を控えて」「時差出勤」等を呼びかけられ出来る業種の方はいい。けれども建設業(主にインフラにかかわっている業種)や製造業(マスクや薬剤必要なもの)に関わる方々は、家族の要請があっても、仕方なく仕事へ出ていかざるを得ない。すると、そういう不満が溜り人気がなくなり、それらの業種が求人してもなかなか応募してもらえず、前述のように「会社が出勤に関して対策した」という業種や会社にしか集まらなくなり、人手がいる場所に人手が集まらず、ますます社会がスムーズに回らなくなってしまうのではないかと、大変危惧しています。

建設業福井駅前再開発が始まり、関連の大型建設工事が目白押しの状況。北陸3県で№1のガラス工事関連者として存在感を発揮していきたい。

建設業消費税増税の影響が大きい時期に、コロナウィルス騒動は非常に悩ましい。建築部材の納期次第では企業経営に多大な損害が発生する恐れがある。

建設業現在の本県は新型コロナウィルスの影響もなく。前年通りの営業活動を行っている。特に昨年は新知事就任、国土強靭化関係の予算の拡大に伴い建設業界は活況な状態を維持している。

建設業

今冬は積雪も少なく、例年になく工事の進捗率が良く、大変助かっています。2023年の北陸新幹線後の工事が気になるところですが、新大阪駅まで、工事を発注してもらえるよう、行政に働きかけていきたいです。また、国の働き方改革にも十分に理解を示して、担い手の育成に力を入れていき、他が真似できない継続力を付けていけるように社内を引き締めて頑張ってまいります。コロナウィルスも気になりますが、今のところ影響はないです。

建設業COVID-19による全国的な混乱が予想以上に長期化しており、今後、全業種に悪影響が出るものと思われる。建設業においても、部資材の調達に影響が出ており、予定通り工事が進まなくなっている。先行き不透明感が増す中、設備投資等についても見送らざるを得ない状況である。

建設業 今期(R1.7~R2.6)の売上は前期水準を確保できそうだが、来期売上となる大型工事が全くない。公共工事の発注を望む。

建設業 働き方改革で休日が多く、完成工事としては変わらないと思いますが、利益率は決算後でないとわからない。

建設業 コロナウィルスで非常に困難になることが予想されます。

建設業当社は砕石の生産販売を兼業で行っておりますが、新幹線工事が完成するまで需要があるが、以降は出荷が落ち込む。土木も今年は暖冬で除雪が0に近く収益を圧迫している。外工事が早く終わり、4月以降の工事がどの程度発注されるか?

建設業雇用について、新卒・中途と継続で採用するものの、最近では事務方の中堅若手の退職が目立ちだした。今後は会社の課題として、社員離れを阻止すべく対応したい。

卸・小売業 新型コロナウィルスに伴う影響が大きいと考えている。

卸・小売業新型コロナウィルスの影響により、住設機器のメーカーよりの供給がタイト化されており、この先、売上減につながる可能性が大の状況です。

卸・小売業 全てはコロナで経済が停滞し、予想より長引くと思う。

卸・小売業 新型コロナウィルスの影響がどうなるか?5月頃まではマイナス要因が多い。

卸・小売業コロナウィルスの影響により1~3月の材料供給が止まっている(中国工場の稼働停止)。弊社の在庫も減少気味。メガネメーカーが受注に応えられない状況になるのでは?

卸・小売業

食品流通業界は2010年頃から大きく環境が変化しました。特に2015年からの原料値上げ、操業コスト(輸送・人件費・税率改定(2019/10)の上昇及び小売価格の下落トレンドが続き、現在はヒトめぐりしたかのような環境です。当社の業況も底を打っており、この業界で奇跡的に生き残って業態変換に着手して、チャレンジ出来ることに感謝しており、また、現在は底を打って、折り返ししている状況であることを確認出来ています。

卸・小売業 コロナウィルスの影響で商品滞りあります。不景気感が強い。

卸・小売業売先(量販店、小売店)への納入額が1月以降対前年比での減少が目立つ(前年比80~85%)。新型肺炎で余分な外出を消費者が控えているのが影響し始めている。葬儀の果物カゴ用果実の受注も減っているので、家族葬への切り替えが増えているのではないかと推測される。

卸・小売業 届いた時点(2/28)新型コロナウィルス問題最中につき回答不可です(悪くなる事必至)

卸・小売業新型コロナウィルス感染による、口腔衛生器材が入荷見込めず。したがって受注はあるものの販売のメドが立たず、売上減少になる為業績は下降する。

卸・小売業新型コロナウィルスの影響で3月は相当の落ち込みがあると思う。これが4月も続くようだと厳しい状況になるように思う。経済環境は決して良い状況になっていくことは考えにくい。売上拡大を考える前に利益を取る商品の開発を中心にマーケティングに力を入れていきたいと思っている。

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最近の業況や景気動向に関する主な意見 ③

業種 自由意見

卸・小売業新型コロナウィルスの影響により商品に入荷がかなり遅れている。展示会の開催も中止・延期されており、どのような影響が今後発生しうるのか不透明な状況である。

卸・小売業 コロナの影響でインバウンドの売りの減少がハンパない。

卸・小売業中国頼みの部分があったが、総崩れの感。今までは利益率が良かったが(中国輸出)社員も予想と大きく変わり過ぎて追いつけていない状況。今後は全く予想がつかない。

卸・小売業現状は前年比大幅に受注額、売上額共に20%程度減少している。今後それほど改善の様子が見られないため、十分な対策を実行しなけれなならないと考えている。

卸・小売業 コロナの影響は大きい。どうなるかわからないが良くなることは無い。

卸・小売業新型コロナウィルスの影響により、中国からの商品が予定通り入荷しなくなることと、市場景気がどこまで悪くなるか見通しのつかない状況である。

卸・小売業昨年後半から徐々に悪くなって来ていたが、2月からのコロナウィルス問題でさらに落ち込んでいる。特に我社の貿易相手は中国がメインである為、深刻な状況だ。将来この問題が落ち着いて来れば、徐々に良くなって来ると考えられるが、それまでの数か月の落込みは取り戻せないと思われる。

卸・小売業 新型コロナウィルスにより、マスクや消毒が不足し、得意先(病院等)に納品する数に影響が出ている。

卸・小売業 新コロナウィルス感染が早期に収束して欲しい。

卸・小売業今年に入り、予想外のコロナウィルスの影響で今後の売上の伸びが気になる。大手の得意先、仕入れ先も含め、大きな痛手がない事を祈る。早急な国の対策をお願いしたい。

卸・小売業 新型コロナウィルスの影響がこれから出てくると思うと心配である。

卸・小売業 客数が落ち込み、回復の見込みが立たない。

卸・小売業 コロナウィルスにより、集客・売上ともにダウン

卸・小売業 消費税増税による影響が今後徐々に出てくる(悪くなる予想)。

卸・小売業・消費税増税後、少し買い控えを感じる。・新型コロナウィルス問題で、マスクの入荷が少ない。さらに、学校休校による影響で一部商品は出荷調整がかかっている。

卸・小売業 先進7か国が中国に負けないように頑張る事。米国の大統領選に注目。

卸・小売業新幹線工事に関する生コン出荷は令和2年3月から出荷量の減少に向かう。7月頃からは減少が顕著となる見込み。当組合は新幹線特需で令和2年3月末の決算までの3期間はこれまでにない売上高、利益を確保するも、今後は出荷の激減で、供給体制の構築が課題となる。

卸・小売業コロナの影響が3月になってから物販に出始めている。旅行業者や飲食業などに影響をかなり受けている人が多い。不安心理が早く消えるようになることを期待している。

卸・小売業 コロナウィルスの今後の状況が全く見えない。そのため、明るい展望が見えない。

各種サービス業 今後(来期)は米中貿易摩擦、新型コロナウィルス感染拡大等、予断を許さない状況にあるといえる。

各種サービス業①働きから改革への対応、売上・利益(粗利)への影響が視界不良②働き手の減少に対する対応

各種サービス業 国外向けに仕事をされている方からは景気が悪化すると思われます。

各種サービス業 新型コロナウィルスによる影響がこわい。金融機関の方々のご支援をお願いします。

各種サービス業 米中貿易及びコロナウィルス、今後の動向を左右

各種サービス業 コロナの影響により、3月は売上が大幅な減少を予定。4月以降については見当もつかない状況である。

各種サービス業 コロナの影響はあるが、経営は順調!!

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最近の業況や景気動向に関する主な意見 ④

業種 自由意見

各種サービス業福井港では通常の貨物に加え、H29.10月から新幹線案件の鋼管杭の受入れが始まり、当年度は、新幹線用骨材や砂、砂利の受入れがあり、ピークは過ぎたものの、本年4月頃まで、新幹線特需という特殊要因があった。来期からは新幹線案件の特殊要因が0になる為、業況、売上は大きく落ち込む。来期の売上に影響する。

各種サービス業 新型コロナウィルスによるキャンセル等が多発しており、今後の動向が見通せない状況にある。

各種サービス業 景気が弱くなり、米国をはじめとした株価バブルが終了してしまい、コロナブラックを迎えなければよいがと願います。

各種サービス業 コロナウィルスの影響で、大幅な売上減が見込まれる。

各種サービス業 新型コロナウィルスの影響で、1~3月は減少。4月以降も影響があると思われる。

各種サービス業働き方改革、消費増税、さらに新型肺炎と、景気は最悪と考えています。オリンピックが中止になればさらに落ち込む。先が見えない。

各種サービス業 北陸新幹線敦賀延伸に係る工事業者からの受注が好調であり、今しばらくは順調の模様。

各種サービス業 コロナウィルスによる景気減速(株安・円高)。部品・材料が中国から入らない(生産が出来ない)。

各種サービス業 コロナウィルスの影響が少しずつ出始めている。今後の先行きが不透明である。

各種サービス業2月より国内でのコロナウィルス問題で業況が大きく変わり、タクシー・バス・旅行業の全部門について予約の取消し、延期が相次ぎ、特に3~5月頃の旅行や貸切バスの予約がほぼ全てキャンセルとなり、スクールバスも学校の休業に合わせて3月は全くない予定であります。3月の単月売上は、路線バス(コミュニティバス)と原発の作業員送迎はあるものの、半分以下と予想されます。

各種サービス業新型コロナの影響により公共投資が(予算も含め)どうなるのか予測がつかない。また、就活に於いても、地方の中小企業は相当不利になることが予測される。

各種サービス業2/20過ぎから激減で悪化!売上は3月は去年の半分以下になる。今は3月のキャンセルだが、4月以降はこれからであり、大変怖い!しみじみ、「不要不急」の意味が分かる!辛い!

各種サービス業 コロナウィルスの影響が大きい。

各種サービス業 キャンセル数が多すぎて先行きの見通しが立たない。

各種サービス業 人手不足が急速に進んでいる。

各種サービス業新型コロナで各店舗は意外と影響はありませんが、学校給食で返金や休むことで大変であり、材料と社員・アルバイトなどの生活が心配である。

各種サービス業自社内の経営体制が年末より変わり、変動要素(社会的)が多い。目下、その最中にある。当初、新体制で売上、収益ともに上昇基調を狙える格好であったが、3/10現在、新型コロナウィルスの影響により、減収減益、費用増が不可避。成長意欲はいささかも変わっていないが、下期に活路を見出し戦う様相の今日。人々に実り豊かな道を提供し続けます。

情報通信業 COVID-19の影響で出張禁止となり、営業活動への影響大きい。

情報通信業 新型コロナウィルスの感染拡大が続いており、今後の業績にどこまで影響があるか注視したい。

不動産業不動産価格の下落相場となり、「空き家・空きビル」が増加中!仲介物件の件数が上昇しますが、手数料に反映しません。市外の物件の相談も増加しております。中古再販するために、リノベをして取り組む予定です。コンサルティング営業が益々重要となります。

不動産業 中国景気(米中貿易戦争、新型コロナウィルス)の下押しが、日本企業の景況に悪い影響を与えることが懸念。

不動産業 新型コロナウィルスの影響が見通せない。いつ鎮静化するのか。