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ボールリテーナ入りLMガイド ボールリテーナ効果 幅広・低重心 CATALOG No.248-6 ® SHW 新精度規格対応

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ボールリテーナ入りLMガイドボールリテーナ効果幅広・低重心

CATALOG No.248-6

®

SHW

新精度規格対応

1

開発当初のボールベアリングは、リテーナのない総ボールタイプだったため、音が高く高速回転が不可能で、寿命が短いものでした。20年後、リテーナ付きのボールベアリングが開発されました。それは、音が静かで高速回転を可能にし、さらにボール数が減少しても長寿命が得られたため大発展をとげました。ニードルベアリングも同様であり、リテーナ付きにする事により性能が飛躍的に向上したことは、ベアリングの歴史が物語っています。リテーナのない総ボールタイプは、ボール同士が金属接触をするため音は高くなります。さらにボールは相反回転により2倍のスピードですべり接触するため、摩耗がはげしくなり、寿命は短くなります。また、ボールとボールの点接触により面圧が高くなるため油膜切れを起こしやすくなります。これに比べ、リテーナとボールは広い面積で接触するため、油膜は切れず音が静かで高速回転・長寿命が共に得られます。

回転式ボールベアリング

ボールがボールリテーナにより保持され循環する構造になっているため、ボール同士の相互摩擦がなくなり、ボールは均一に整列され運動します。さらに、ボール循環部とボールリテーナとの空間部(グリースポケット)に溜ったグリースがボールの回転によりボールとボールリテーナの接触面に巻き込まれ、ボール表面に油膜を常に形成させるため、油膜切れが起こりにくくなります。 従来の構造 ボールリテーナ構造

ボールリテーナ入りLMガイドボールリテーナとボールの接触 により極めて低い面圧

油膜接触

従来の構造

●ボール同士が完全な点接触をするので、単位面圧が高く、油膜切れを起こし易く、相互摩擦による摩耗を生じます。●寿命が短くなります。

ボールリテーナ構造

●相互摩擦による摩耗がなくなり長寿命となります。●ボール同士の相互摩擦がなくなり高速回転時の発熱が抑えられます。●ボール同士の相互摩擦がなくなるため、ボールの衝突音がなくなります。●ボールが均一に整列されているため滑らかに動きます。●リテーナに潤滑油がたまり潤滑性が向上するため、長寿命となります。

ボール

ボール同士の点接触により高面圧

ボールリテーナ®効果

2

幅広・低重心ボールリテーナ入りLMガイド SHW

45°

45°

ボールリテーナ

ボール

エンドシール

エンドプレート

LMブロック

LMレール

SHW形の構造

LMレールとLMブロックに精密研削加工された4条列の転動面をボールが転動し、ボールリテーナとLMブロック

に組込まれたエンドプレートにより、ボール列を循環させています。

このボールリテーナの採用により、低騒音で長期にわたるメンテナンスフリー、優れた高速性を可能とした幅広

高剛性LMガイドです。

● 幅広・低重心LMレール幅の広い低重心構造のSHW形は、省スペースが要求

される箇所、MCモーメント剛性が要求される箇所などに最適

です。

● 4方向等荷重LMブロックに作用する4方向(ラジアル方向、逆ラジアル方向、

横方向)に対して同一定格荷重になるよう各ボール列が接触角

45°で配列されているので、あらゆる姿勢での使用が可能にな

り、幅広い用途に利用できます。

● 自動調整能力THK独自のサーキュラーアーク溝の正面組合わせ(DFセット)に

よる自動調整能力効果により、予圧を与えても取付誤差を吸収で

き、高精度でスムーズな直線運動が得られます。

● 低発塵ボールリテーナにより、ボール同士の相互摩擦がなくなり、潤滑

油(剤)が保持されるので、低発塵性に優れています。

断面図

3

SHW OutlineSHW 製品概要

SHW-CA形

SHW-CR形 LMブロックにタップ加工を施したタイプです。

LMブロックのフランジ部にタップ加工を施しています。

上下どちらからでも取付けることができます。

4方向等荷重、幅広・低重心構造のため1軸で大きなモーメントを受けることが可能で、LMレールの断面2次モーメント

が大きく、横方向の剛性が高い。

主な用途 プリント基板穴明機/半導体製造装置/放電加工機/実装機 /光学ステージ

●SHW 12CAM ●SHW 21CA●SHW 14CAM ●SHW 27CA●SHW 17CAM ●SHW 35CA

●SHW 50CA

●SHW 12CRM ●SHW 21CR●SHW 12HRM ●SHW 27CR●SHW 14CRM ●SHW 35CR●SHW 17CRM ●SHW 50CR

4

SHW OUTLINE製品概要

PE :等価荷重 (N) PR :ラジアル荷重 (N)

・ラジアル方向 PL :逆ラジアル荷重 (N)

・逆ラジアル方向 PT :横方向荷重 (N)

・横方向

PE=PR(PL)+PT

各方向の定格荷重

等価荷重

SHW形は、ラジアル方向・逆ラジアル方向・

横方向すべての方向の荷重を負荷できます。

基本定格荷重は4方向(ラジアル方向・逆ラジアル

方向・横方向)とも同等であり、その値はSHW形

寸法表※1中に記載されています。

SHW形のLMブロックが各方向の荷重を同時に負荷する場合の等価荷重は、次式により求めら

れます。

PL PR

PT PT

ラジアル方向逆ラジアル方向

横方向 横方向

※1 SHW形寸法表

SHW-CA形→P9~SHW-CR形/SHW-HR形→P11~

5

※1 基本動定格荷重(C)

一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させた時、定格寿命(L)が50kmとなるような方向と大きさの変動しない荷重をいいます。

寿命

●定格寿命一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させ

たとき、そのうちの90%がフレーキング(金属表面

のうろこ状のはく離)をおこすことなく到達できる

総走行距離をいいます。

●寿命時間定格寿命(L)が求められると、ストローク長さと往

復回数が一定の場合、寿命時間は右式により求め

られます。

LMガイドの寿命は同じように製作されたものを同一運転条件で使用しても、バラツキがあり

ます。このためLMガイドの寿命を求める目安として、次のように定義された定格寿命を使用し

ます。

L :定格寿命 (km)C :基本動定格荷重※1 (N)PC:計算荷重 (N)

fH :硬さ係数 (図1)fT :温度係数fC :接触係数 (表1)fW :荷重係数 (表2)

L = ( · )3 50CPC

fH · fT · fC

fW

Lh =L 106

2 RS n1 60

1.00.90.80.70.60.50.40.30.20.1

60 50 40 30 20 10転動面硬さ(HRC)

硬さ係数 fH

表1 接触係数(fC)

図1

密着時のブロック数2345

6以上通常使用

接触係数 fC

0.810.720.660.610.601.00

Lh :寿命時間 (h)Rs :ストローク長さ (mm)n1 :毎分往復回数 (min-1)

■fH:硬さ係数LMガイドの負荷能力を十分発揮させるためには、転動面の硬さをHRC58~64とする必要があります。この硬さより低い場合、基本動定格荷重および基本静定格荷重が低下しますので、それぞれに硬さ係数(fH)を乗じます。通常、LMガイドは十分な硬さが確保されているのでfH=1.0になります。

■fC:接触係数LMブロックを密着状態で使用する場合では、モーメント荷重や取付面精度が影響し均一な荷重分布を得ることが難しいため、複数のブロックを密着使用する場合は表1の接触係数を基本定格荷重(C)、(C0)に乗じてください。注)大型の装置に不均一な荷重分布が予想される場合は表1の接触係数を考慮してください。

■fT:温度係数ボールリテーナ入りLMガイドの使用温度は通常80℃以下のため、fT=1.0になります。

表2 荷重係数(fW)

微速の場合V≦0.25m/s低速の場合

0.25<V≦1m/s中速の場合1<V≦2m/s高速の場合

V>2m/s

1.0~1.2

1.2~1.5

1.5~2.0

2.0~3.5

振動・衝撃 速度(V) fW

■fW:荷重係数一般的に往復運動をする機械は運転中に振動や衝撃を伴うものが多く、特に高速運転時に発生する振動や、常時繰返される起動停止時の衝撃などのすべてを正確に求めることは困難です。したがって、速度・振動の影響が大きい場合は、経験的に得られた表2の荷重係数を基本動定格荷重(C)に除してください。

6

SHW OUTLINE製品概要

ラジアルすきま規格LMガイドのラジアルすきまは、走り精度、耐荷

重性能や剛性に大きく影響するので、用途に応

じた適切なすきまの選定が大切です。

一般的には、往復運動から生じる振動・衝撃を考慮し

て、マイナスすきま(予圧※1を与えた状態)を選定する

ことが寿命および精度に好影響をもたらします。

ラジアルすきま

※1 予圧

LMブロックの剛性を高めるため、あらかじめ転動体(ボール)に与える内部荷重をいいます。なお、SHW形は、すべてご指定のすきま調整がなされた状態で出荷されますので、予圧の調整が不要です。

単位:μm

–81.5 ~ 0 –84 ~ –81.0 ——

–82.0 ~ 0 –85 ~ –81.0 ——

–83.0 ~ 0 –87 ~ –83.0 ——

–84.0 ~ +2 –88 ~ –84.0 ——

–85.0 ~ +2 –11 ~ –85.0 ——

–81.0 ~ +4 –18 ~ –88.0 –28 ~ –18–10.0 ~ +5 –24 ~ –10.0 –38 ~ –24

表示記号 普 通 軽予圧 中予圧呼び形番 無記号 C1 C0

12141721273550

7

SHW形の精度は、下表に示すように並級(無記号)、

上級(H)、精密級(P)、超精密級(SP)および超超

精密級(UP)に分類されます。

※1 走り平行度

LMレールを基準ベース面にボルトで締付けた状態で、LMブロックをLMレールの全長にわたり走行させたときの、LMブロックとLMレール基準面部同士の平行度誤差。

※2 高さMのペア相互差

同一平面上に組み合わされる各々のLMブロックの、高さ(M)寸法の、最小値と最大値の差。

※3 幅W2のペア相互差

1本のLMレールに組合わされる各々のLMブロックとLMレール間の幅(W2)寸法の、最大値と最小値の差。

精度規格SHW形の精度は、走り平行度※1、高さ・幅の寸法許容差、1軸に数個のLMブロックを使用する

場合や、同一平面上に数軸取付ける場合に必要となる高さ・幅のペア相互差※2,※3を各形番ごとに

規定しています。

A

D

C

W2

M

B

呼び形番精度規格項目

並級無記号

上級H

精密級P

超精密級SP

超超精密級UP

1214

高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差□A 面に対する□C 面の走り平行度□B 面に対する□D 面の走り平行度

±0.070.015±0.04

0.02

±0.030.007±0.02

0.01

±0.0150.005±0.01

0.006

±0.0070.003±0.007

0.004

----

下表による

下表による

高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差□A 面に対する□C 面の走り平行度□B 面に対する□D 面の走り平行度

±0.07

下表による

下表による

0.02±0.06

0.02

±0.03 0– 0.03

0– 0.015

0– 0.008

0.01 0.006 0.004 0.003±0.03 0

– 0.020

– 0.0150

– 0.008

0.01 0.006 0.004 0.0031721

高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差□A 面に対する□C 面の走り平行度□B 面に対する□D 面の走り平行度

±0.08

下表による

下表による

0.02±0.07

0.025

±0.04 0– 0.04

0– 0.02

0– 0.01

0.015 0.007 0.005 0.003±0.03 0

– 0.030

– 0.0150

– 0.01

0.015 0.007 0.005 0.0032735

高さMの寸法許容差高さMのペア相互差幅W2の寸法許容差幅W2のペア相互差□A 面に対する□C 面の走り平行度□B 面に対する□D 面の走り平行度

±0.08

下表による

下表による

0.025±0.07

0.03

±0.04 0– 0.05

0– 0.03

0– 0.015

0.015 0.007 0.005 0.003±0.04 0

– 0.040

– 0.0250

– 0.015

0.015 0.007 0.005 0.00350

単位:mm

LMレール長さ(mm) 走り平行度の値

こえる 以下並級 上級 精密級 超精密級 超超精密級無記号 H P SP UP

― 50 5 3 2 1.5 1⦆⦆50 80 5 3 2 1.5 1⦆⦆80 125 5 3 2 1.5 1⦆⦆125 200 5 3.5 2 1.5 1

200 250 6 4 2.5 1.5 1250 315 7 4.5 3 1.5 1315 400 8 5 3.5 2 1.5400 500 9 6 4.5 2.5 1.5500 630 11 7 5 3 2630 800 12 8.5 6 3.5 2800 1000 13 9 6.5 4 2.5

1000 1250 15 11 7.5 4.5 31250 1600 16 12 8 5 41600 2000 18 13 8.5 5.5 4.52000 2500 20 14 9.5 6 52500 3150 21 16 11 6.5 5.53150 4000 23 17 12 7.5 64000 5000 24 18 13 8.5 6.5

SHW形LMレール長さと走り平行度 単位:μm

8

SHW OUTLINE製品概要

LMブロックとLMレールの取付面には、通常、組付け易さや高精度な位置合わせを可能にする

ため側面に突きあてを設けます。

取付面のすみは、LMブロッ

クやLMレールの面取りと干

渉しないように逃げをつけ

るか、すみの半径r以下に加

工してください。

取付面の肩の高さとすみの半径

r

r

r

rH2

H1H3

LMレール部 LMブロック部

呼び形番すみの半径

r(最大)LMレール部の肩の高さ

H1

LMブロック部の肩の高さH2 H3

単位:mm

12141721273550

0.50.50.40.40.40.80.8

1.51.52.02.52.53.53.0

4545556

2.02.02.53.03.04.03.4

2軸の平行度誤差許容値通常の使用では寿命に影響をおよぼさない2軸の

平行度誤差許容値(P)を各形番毎に示します。

表中の値は、軸間距離500mmあたりの2軸の上下

レベル誤差許容値(S)を示し、軸間距離に比例しま

す。

500

S

呼び形番 C0すきま12141721273550

—————7090

C1すきま111620858585

110

普通すきま405065

130130130170

単位:μm

呼び形番 C0すきま12141721273550

—————2027

C1すきま10121518202230

普通すきま13162025253040

単位:μm

2軸の上下レベル誤差許容値

P

200

9

注 記号Mは、LMブロック・LMレール・ボールの材質にステンレス鋼を使用しているので、耐食性・耐環境性に優れています。

SHW-CA TYPESHW-CA形 寸法表

■ 呼び形番の構成例 SHW17 CA 2 QZ UU C1 M +580L P M -Ⅱ

z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合わせるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防じん用部品記号(P.15参照)nラジアルすきま記号(P.6参照) mLMブロックがステンレス鋼 ,LMレール長さ(mm表示) .精度記号(P.7参照)⁄0LMレールがステンレス鋼 ⁄1同一平面に使用される軸数記号

z , . ⁄0 ⁄1mnbvx c

注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。

呼び形番外形寸法 LMブロック寸法幅W

長さL B C S H L1 T K N

SHW 12CAMSHW 14CAMSHW 17CAMSHW 21CASHW 27CASHW 35CASHW 50CA

高さM12141721273550

4050606880

120162

37.045.551.059.072.8

107.0141.0

3545536070

107144

18242629406080

M 3M 3M 4M 5M 6M 8M10

2.52.53.34.45.36.88.6

27.034.038.043.656.683.0

107.0

4568

101418

10.012.014.517.723.531.046.0

2.83.34.05.06.07.6

14.0

B

(K) MT

N

4-S

W

W2 W1

(φH 通シ)

H3

C

L

L1

F

h

φd1

M1

φd2〃 〃

2-φH

SHW12CAM形、SHW14CAM形

MC

MB

MA

H3

222.53343.4

10

注 グリースニップルが必要な場合はグリースニップル付き、給脂穴が必要な場合は給脂穴付きとご指示ください。※1 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※2 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値

2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値

幅W1 W2 W3

高さM1

ピッチF

C[kN]

C0

[kN]

LMレール寸法 基本定格荷重 静的許容モーメント[kN・m]※2 質 量

18243337426990

11.013.013.515.519.025.536.0

——1822244060

6.67.58.6

11.015.019.024.0

40404050608080

d1×d2×h

4.5×7.5×5.34.5×7.5×5.34.5×7.5×5.34.5×7.5×5.34.5×7.5×5.3

7×11×99×14×12

4.317.057.658.24

16.0035.5070.20

長さMax※1

1000143018001900300030003000

5.668.98

10.1812.8022.7049.2091.40

0.02280.04660.05910.08060.18700.60301.4600

0.1200.2360.2980.4340.9493.0007.370

0.02280.04660.05910.08060.18700.60301.4600

0.1200.2360.2980.4340.9493.0007.370

0.04050.09040.16400.22900.45501.63003.9700

0.050.100.150.240.471.403.70

0.801.231.902.904.509.60

15.00

単位:mm

MB

1個 2個密着MA

1個 2個密着MC

1個LMブロック[kg]

LMレール

[kg/m]

B

MT

N

(K)

6-S

W3

W

W2 W1

〃 〃

(φH 通シ)

H3

C

L

L1

F

h

φd2

φd1

M1

SHW17CAM形、SHW21~50CA形

MAMC

MB

LMブロック寸法

N

2.82.83.34.05.06.07.6

14.0

11

SHW-CR/SHW-HR TYPESHW-CR形/SHW-HR形 寸法表

■ 呼び形番の構成例 SHW17 CR 2 QZ KKHH C1 M +820L P M -Ⅱ

z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合わせるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防じん用部品記号(P.15参照)nラジアルすきま記号(P.6参照) mLMブロックがステンレス鋼 ,LMレール長さ(mm表示) .精度記号(P.7参照)⁄0LMレールがステンレス鋼 ⁄1同一平面に使用される軸数記号

z .,nbvx c

注 記号Mは、LMブロック・LMレール・ボールの材質にステンレス鋼を使用しているので、耐食性・耐環境性に優れています。

呼び形番外形寸法幅W

長さL B C S✕R L1 T K

SHW 12CRMSHW 12HRMSHW 14CRMSHW 17CRMSHW 21CRSHW 27CRSHW 35CRSHW 50CR

高さM1212141721273550

303040505462

100130

37.050.445.551.059.072.8

107.0141.0

21212829314676

100

1224151519325065

M3✕3.5M3✕3.5M3✕4M4✕5M5✕6M6✕6M8✕8

M10✕15

27.040.434.038.043.656.683.0

107.0

44568

101418

10.010.012.014.517.723.531.046.0

B

MT

N

(K)

6-S×RW

W2 W1W3

〃 〃

H3

C

F

h

LL1

φd1

M1

φd2

SHW27~50CR形

MC

MB

MA

m

H3

2222.53343.4

⁄0 ⁄1

注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。

12

注 グリースニップルが必要な場合はグリースニップル付き、給脂穴が必要な場合は給脂穴付きとご指示ください。※1 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※2 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値

2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値

幅W1 W2 W3

高さM1

ピッチF

C[kN]

C0

[kN]

LMレール寸法 基本定格荷重 静的許容モーメント[kN・m]※2 質 量

1818243337426990

6.06.08.08.58.5

10.015.520.0

———1822244060

6.66.67.58.6

11.015.019.024.0

4040404050608080

d1✕d2✕h

4.5✕7.5✕5.34.5✕7.5✕5.34.5✕7.5✕5.34.5✕7.5✕5.34.5✕7.5✕5.34.5✕7.5✕5.3

7✕11✕99✕14✕12

4.315.567.057.658.24

16.0035.5070.20

長さMax※1

10001000143018001900300030003000

5.668.688.98

10.1812.8022.7049.2091.40

0.02280.05110.04660.05910.08060.18700.60301.4600

0.1200.2460.2360.2980.4340.9493.0007.370

0.02280.05110.04660.05910.08060.18700.60301.4600

0.1200.2460.2360.2980.4340.9493.0007.370

0.04050.06210.09040.16400.22900.45501.63003.9700

0.040.060.080.130.190.361.203.00

0.800.801.231.902.904.509.60

15.00

単位:mm

MB

1個 2個密着MA

1個 2個密着MC

1個LMブロック[kg]

LMレール

[kg/m]

B

(K) MT

N

4-S×RW

W2 W1

H3

C

LL1

φd2

φd1M1

F

h

B

(K)

N

MT

4-S×RW

W3W2 W1

H3

C

LL1

φd2

φd1

M1

F

h

SHW17CRM形、SHW21CR形

SHW12CRM形、SHW12HRM形、SHW14CRM形

MC

MB

MC

MB

MA

MA

13

SHW形のLMレール標準長さと最大長さを表に示します。最大長さがこれを超える場合には、つなぎ方式で製作し

ますので、THKにお問い合わせください。

特殊長さをご指定される場合のG寸法は、表中の寸法を推奨します。

G寸法が長くなりますと取付後、その部分が不安定な傾向になり、精度上悪影響を及ぼすことがあります。

単位:mmSHW形LMレール標準長さと最大長さ

呼び形番

標準ピッチF 4015

1000G

最大長さ

G F

L0

G

LMレール標準長さ (L0)

注1)最大長さにつきましては、精度等級により異なりますので、THKにお問い合わせください。注2)つなぎ方式が不可能で、上記最大長さ以上が必要な場合は、THKにお問い合わせください。注3)SHW12,14,17形は、ステンレス鋼製となります。

SHW 1270

110150190230270310390470

4015

1430

SHW 1470

110150190230270310390470550670

4015

1800

SHW 17110190310470550

5015

1900

SHW 21130230380480580780

6020

3000

SHW 27160280340460640820

8020

3000

SHW 35280440760

100012401560

8020

3000

SHW 50280440760

1000124016402040

SHWLMレール標準長さと最大長さ

14

金属スクレーパ 6

積層形接触 スクレーパLaCS5

エンドシール 1

グリースニップル 10

潤滑装置QZ 9

ダブルシール 4

LMレール取付穴専用キャップC形 8

SHW形専用ジャバラ JSHW形 7

インナシール 3

サイドシール 2

SHW OPTIONSオプション

SHW形には防じん・潤滑のための関連部品をご用意してあります。用途・設置箇所によってお選びください。

15

表1 SHW…UU形、SS形シール抵抗最大値

エンドシール

直動システムに異物が侵入すると、異常摩耗や早期寿命の原因となるため、異物の侵入を防止する必要があります。したがって、異物の侵入が考えられる場合は、雰囲気条件にあった効果的な密封装置や防じん装置を選定することが重要です。

防じん用部品

エンドシール粉じんがある箇所に使用

サイドシール取付姿勢が垂直水平、逆さ使用などLMブロック側面や底面から粉じんが入りやすい箇所に使用

インナシール粉じんや切削屑などが非常に多い箇所に使用

ダブルシール特に粉じんや切削屑などが多い箇所に使用

サイドシール

インナシール

エンドシール

1

2

3

4

呼び形番

12CA/CR12HR

141721273550

シール抵抗値UU SS1.0 1.41.0 1.81.2 1.81.4 2.24.9 6.94.9 8.99.8 15.8

14.7 22.7

単位:N

・シール抵抗値SHW…UU形、SS形シールの、潤滑剤が塗布された状態における、LMブロック1個あたりのシール抵抗の最大値は、表1の値を参考にしてください。

z~v シール耐摩耗性に優れた特殊合成ゴム製のエンドシールや、より防じん効果を高めるためのサイドシール等が用意されています。

防じん用部品が必要な場合は表3に示す記号で指示してください。なお、防じん用部品の適応形番および防じん用部品取付後のLMブロック全長寸法(L寸法)については、表4を参照してください。

シール及びスクレーパ

表2 LaCSの抵抗値

注1)LaCSのみの抵抗値とし、LMブロック、各種

シール等の摺動抵抗は除きます。

注2)LaCSの使用最高速度についてはTHKにお

問い合わせください。

呼び形番21273550

LaCSの抵抗値3.96.5

13.019.5

単位:N

※LaCS単品での販売は行いませんのでご注意ください。

bn スクレーパ積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)が用意されています。LaCSは、積層形接触構造(3層スクレーパ)により、LMレールに付着した微細な異物を多段的に除去し、LMブロック内への侵入を防ぎます。

・特長●3層スクレーパがLMレールに全面接触しているため、微細異物の除去能力に優れています。

●自己潤滑機能をもたせた含油発泡合成ゴムを採用しているため、低摩擦抵抗を実現しました。

・LaCSの基本仕様●LaCSの使用温度範囲:-20℃~+80℃●LaCSの抵抗値:LaCSの抵抗値は表4に示します。

16

表3 SHW形の防じん用部品記号

表4 SHW形防じん用部品取付後のLMブロック全長(L寸法)

記号UUSSDDZZKK

SSHHDDHHZZHHKKHH

防じん用部品エンドシール付きエンドシール +サイドシール +インナシール付きダブルシール+サイドシール +インナシール付きエンドシール +サイドシール +インナシール+金属スクレーパ付きダブルシール+サイドシール +インナシール+金属スクレーパ付きエンドシール +サイドシール +インナシール+LaCS付きダブルシール+サイドシール +インナシール+LaCS付きエンドシール +サイドシール +インナシール+金属スクレーパ+LaCS付きダブルシール+サイドシール +インナシール+金属スクレーパ+LaCS付き

呼び形番12 CAM/CRM12 HRM14 CAM/CRM17 CAM/CRM21 CA/CR27 CA/CR35 CA/CR50 CA/CR

UU SS DD ZZ KK SSHH DDHH ZZHH KKHH37.050.445.551.059.072.8

107.0141.0

37.050.445.551.059.072.8

107.0141.0

———54.064.078.6

114.4149.2

———53.463.277.8

112.0147.4

———56.468.283.6

119.4155.6

4861.460.766.275.689.4

129.0166.0

———69.280.695.2

136.4174.2

———67.477.291.8

131.4168.4

———70.482.297.6

138.8176.6

単位:mm

注)SHW12,14,17形にはインナーシールが付きません。SHW12,14,17形にはLaCSが付きません。

注)— は不適応

OPTIONSオプション

さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、専用ジャバラが用意されています。専用ジャバラの寸法を示します。下記の呼び形番にてご指定ください。

注1)専用ジャバラを水平以外(立・壁掛け・逆さづり)で使用される場合や、耐熱仕様を希望される場合はTHKにお問い合わせください。

注2)専用ジャバラを使用する場合の給脂については、THKにお問い合わせください。

注3)*印の取付けボルトはタッピンねじを使用します。

注4)専用ジャバラを使用される場合は、LMブロックおよびLMレールに取付用の加工が必要となりますので、ご注文の際にはご指示ください。

液体

多量の異物

接触スクレーパ ボール ボールリテーナ

構造図

m SHW形専用ジャバラ JSHW形

LaCS微細粉や液体等の異物が存在する過酷環境での使用

■ 呼び形番の構成例 JSHW21-60/360

z呼び形番…SHW21用ジャバラ xジャバラ寸法〔ジャバラ収縮時長さ/ジャバラ伸長時長さ〕

z x

JSHW形寸法

5

金属スクレーパ(非接触)溶接のスパッタなどがLMレールに貼りついてしまう可能性のある箇所に使用

SHW形専用ジャバラ粉じんや切削屑などが多い箇所に使用

6

7

JSHW 17JSHW 21JSHW 27JSHW 35JSHW 50

687585

120164

22.025.033.535.042.0

23.026.033.535.042.0

1517202020

15.417.020.020.020.0

39.035.825.075.089.4

2.62.93.57.5

14.0

1822204050

67

101316

SHW 17SHW 21SHW 27SHW 35SHW 50

呼び形番 W H H1 P1 P2 b1 t1 b2 t2適用形番

主 要 寸 法 (mm)

JSHW 17JSHW 21JSHW 27JSHW 35JSHW 50

M2.0✕ 4RM2.0✕ 5RM2.6✕ 6RM3.0✕ 8RM4.0✕12R

M3✕6RM3✕6RM3✕6RM3✕6RM4✕8R

88

106

4.03.52.50.01.0

9.010.511.510.017.0

56777

呼び形番S* S1 CA形 CR形

ALmaxLmin

各 種 寸 法 (mm)取付ボルト a b

金属スクレーパ

Wb1b

S

P1H

a

t1

LmaxLmin

S1

H1

W

t2

b2

P2

Lmin =      S:ストローク長さ (mm)

Lmax = Lmin・A  A:伸縮率

S (A-1)

注)ジャバラ長さの計算は次のとおりです。

17

表1 SHW形の潤滑装置QZ付き部品記号

5

(エンドシール)

潤滑油の流れ

③ オイルコントロールプレート

ボールリテーナ

ボール

ケース ② 高密度ファイバーネット

① 高含油ファイバーネット

潤滑用部品

D

H

8

9

記号QZUUQZSSQZDDQZZZQZKK

QZSSHHQZDDHHQZZZHHQZKKHH

潤滑装置QZ付き防じん用部品エンドシール付+QZ付きエンドシール +サイドシール +インナシール+QZ付きダブルシール +サイドシール +インナシール+QZ付きエンドシール +サイドシール +インナシール+金属スクレーパ +QZ付きダブルシール +サイドシール +インナシール+金属スクレーパ +QZ付きエンドシール +サイドシール +インナシール+LaCS +QZ付きダブルシール +サイドシール +インナシール+LaCS +QZ付きエンドシール +サイドシール +インナシール+金属スクレーパ +LaCS +QZ付きダブルシール +サイドシール +インナシール+金属スクレーパ +LaCS +QZ付き

注)SHW12,14,17形にはインナシールが付きません。SHW12,14,17形にはLaCSが付きません。

LMレール取付穴専用キャップC形LMレール取付穴への切削屑の侵入を防ぎます。

潤滑装置QZ . 潤滑装置QZTM潤滑装置QZは、LMレールの転動面に適切な量の潤滑油を供給します。このため、転動体と転動面の間には油膜が常に形成され、潤滑メンテナンス間隔の大幅な延長を可能にします。

潤滑装置QZが必要な場合は表1に示す記号で指示してください。なお、潤滑装置QZの適用形番および潤滑装置QZ取付後のLMブロック全長(L寸法)については、表2を参照してください。

・特長

●損失した油分を補うため、潤滑メンテナンス間隔の大幅な延長が可能になります。

●適切な量の潤滑油を転動面に供給するため、周囲をよごさず、環境に優しい潤滑システムです。

●使用用途にあった潤滑油の選択が可能です。

・メンテナンス期間の大幅な延長潤滑装置QZを装着することにより、軽荷重域から重荷重域まで全ての荷重領域において、メンテナンス期間の延長に効果を発揮します。

※QZ単品での販売は行いませんのでご注意ください。※QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。QZ付き仕様でグリースニップル付きを希望される場合は、THKにお問い合わせください。

LMガイドのLMレール取付穴に切粉や異物が詰まるとLMブロック内部に侵入する可能性がありますので、そのような場合にはLMレール取付穴を専用キャップでふさぎ、LMレール上面と同一面にして異物の侵入を防ぐことができます。

LMレール取付穴専用キャップC形は、耐油性および耐摩耗性に優れた特殊合成樹脂を使用していますので、十分な耐久性を持っています。ご注文の際は右表のCキャップ形番でご指示ください。

, LMレール取付穴専用キャップC形

呼び形番Cキャップ形番

使用ボルト

主要寸法 mmD H

12141721273550

C4 M4 7.8 1.0C4 M4 7.8 1.0C4 M4 7.8 1.0C4 M4 7.8 1.0C4 M4 7.8 1.0C6 M6 11.4 2.7C8 M8 14.4 3.7

■SSHH,DDHH,ZZHH,KKHH仕様の場合

SSHH,DDHH,ZZHH,KKHH仕様の場合は、右図に示す位置にグリースニップルを付けることができます。なお、グリースニップルの増加分寸法は、表2に示します。

■UU,SS仕様の場合UU,SS仕様の場合のグリースニップル増加分寸法は表1を参照してください。

■DD,ZZ,KK仕様の場合DD,ZZ,KK仕様の場合のグリースニップル取付位置および増加分寸法はTHKにお問い合わせください。

18

OPTIONSオプション

表2 SHW形潤滑装置QZ取付後のLMブロック全長(L寸法)

注)— は不適応

潤滑装置QZの構造は、主な3つの部品

①高含油ファイバーネット

(潤滑油を貯蔵する機能)

②高密度ファイバーネット

(潤滑油を転動面に塗布する機能)

③オイルコントロールプレート

(油流量を調整する機能)

から構成されていて、潤滑装置QZ内部

にある潤滑油はフェルトペンなどに利用

されている毛細管作用を基本原理として

供給されます。

⁄0 グリースニップル及び給脂穴SHW形は標準ではグリースニップルは付いておりません。グリースニップルの取付位置につきましては、図1を参照してください。なお、グリースニップルを取付けることにより、LMブロックの全長が変化しますのでご注意ください。グリースニップルの取付けおよび給脂穴加工はTHKで行いますので、ご注文の際にご指示ください。(給脂穴寸法、グリースニップル対応形式および寸法は表1参照)

注1)SHW12形、SHW14形は、グリースニップルの取付けができませんので、給脂穴での対応となります。

注2)給脂以外の目的で給脂穴を使用すると破損の原因となります。

表2 グリースニップルの増加分寸法

呼び形番12 CAM/CRM12 HRM14 CAM/CRM17 CAM/CRM21 CA/CR27 CA/CR35 CA/CR50 CA/CR

QZUU QZSS QZDD QZZZ QZKK QZSSHH QZDDHH QZZZHH QZKKHH47.060.455.563.075.092.8

127.0161.0

47.060.455.563.075.092.8

127.0161.0

———66.080.098.6

134.4169.2

———65.478.697.2

132.0167.4

———68.483.6

103139.4175.6

5871.470.778.291.6

109.4149.0186.0

———81.296.6

115.2156.4194.2

———79.493.2

111.8151.4188.4

———82.498.2

117.6158.8196.6

単位:mm

単位:mmグリースニップル増加分寸法

E

4.210.710.021.0

ニップル形式

PB1021BB-M6FB-M6F

B-PT1/8

呼び形番

21CA/CR27CA/CR35CA/CR50CA/CR

表1 グリースニップル及び給脂穴寸法表単位:mmE——55.5

121216

グリースニップル及び給脂穴φ2.2キリ穴φ2.2キリ穴

PB107PB1021B

B-M6FB-M6F

B-PT1/8

呼び形番12141721273550

注)グリースニップルの取付けを上図で示す位置以外に希望される場合は、THKにお問い合わせください。

グリースニップル

LaCS エンドプレート

E

10グリースニップル

L

エンドシール エンドシール

E

注)L寸法は寸法表(→P.9~12)を参照してください。

図1 グリースニップルの取付位置

ご使用上の注意点●取扱い・本製品の多くは重量物(20kg以上)です。重量物運搬の際は2人以上または運搬器具を使用しておこなってください。けがや破損の原因となります。

・各部を分解しないでください。ごみの侵入や機能が損失する原因となります。

・LMブロックおよびLMレールを傾けますと、自重で落下する場合がありますので、ご注意ください。

・LMガイドを落下させたり、叩いたりしないでください。けがや破損の原因となります。また、衝撃を与えた場合、外観に破損が見られなくとも機能を損失する可能性があります。

・ごみ、切り粉など異物の侵入のないようご注意ください。ボール循環部品の破損や機能の損失の原因となります。

・クーラントがLMブロック内部に侵入するような環境下で使用される場合は、クーラントの種類によって製品の機能に支障をきたす場合がありますので、THKにお問い合わせください。

・80℃を超えての使用は避けてください。80℃を超えて使用されたい場合は、THKにお問い合わせください。

・ごみ、切り粉などの異物が付着した場合は、洗浄した後、潤滑剤を再封入してください。使用する洗浄液の種類は、THKにお問い合わせください。

・LMガイドを逆さ吊り状態で使用される場合では、落下防止の安全機構を追加する等の対処をお願いします。事故等によりエンドプレートが破損しますと、ボールが脱落し、LMレールからLMブロックが外れて落下する恐れがあります。

・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温などの特殊環境下で使用される場合は、THKにお問い合わせください。

・LMブロックを一度LMレールから抜いて再度組付ける場合は、組付けを容易にするためのLMブロック抜き取り/挿入治具がありますので、THKにお問い合わせください。

●潤滑・防錆油をよく拭き取り、潤滑剤を封入してからお使いください。

・性状の異なる潤滑剤を混合しての使用は避けてください。

・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温など特殊環境下での使用は、通常の潤滑剤を使用できない場合がありますので、THKにお問い合わせください。

・特殊な潤滑剤を使用される場合は、THKにお問い合わせください。

・油潤滑にて使用される場合、LMブロックの取付姿勢によっては、潤滑油が行き渡らないことがありますので、THKにお問い合わせください。

・給脂間隔は使用条件により異なりますので、THKにお問い合わせください。

●保管・LMガイドは、弊社の梱包および荷姿で、高温、低温、多湿を避け、水平な状態で保管してください。

ボールリテーナ入りLMガイド SHW

●「LMガイド」「ボールリテーナ」「 」はTHK株式会社の登録商標です。®

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●本カタログ記載の図・写真と実際の製品とでは異なる場合があります。

●改良のため予告なしに外観、仕様等変更することがありますので、ご採用の時は事前にお問い合わせください。

●カタログの制作には慎重を期しておりますが、誤字・脱字等により生じた損害については、責任を負いかねますのでご了承ください。

●弊社製品・技術の輸出及び輸出の為の販売につきましては、外国為替及び外国貿易法、及びその他の法令の遵守を基本方針としております。

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