この製品は生産中止、販売終了製品です

シスコシステムズ合同会社 発行履歴

〒107-6227 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー REV C.10 2016 年 12 月 13 日 http://www.cisco.com/jp

Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

目次

概要 ................................................................................................ 3 詳細図 ............................................................................................. 4

ブレード サーバの正面図 ........................................................................................ 4 サーバ本体の標準機能と特徴 .................................................................. 5 サーバの構成 ..................................................................................... 7

ステップ 1 サーバの製品型番（PID）を確認する .......................................................... 8 ステップ 2 CPU を選択する ................................................................................. 9 ステップ 3 メモリを選択する .............................................................................. 11 ステップ 4 ディスク ドライブを選択する（オプション） .................................................... 15 ステップ 5 アダプタを選択する ........................................................................... 17 ステップ 6 トラステッド プラットフォーム モジュール（TPM）を選択する（オプション） .................. 21 ステップ 7 Cisco Flexible Flash SD（Secure Digital）カードを選択する ............................... 22 ステップ 8 内部 USB 2.0 ドライブを選択する（オプション） ............................................. 23 ステップ 9 フラッシュバック書き込みキャッシュを選択する（オプション） ............................... 24 ステップ 10 オペレーティング システムと付加価値ソフトウェアを選択する ............................. 25 ステップ 11 オペレーティング システム メディア キットを選択する（オプション） ........................ 28 ステップ 12 サポート サービスを選択する ................................................................ 29 ステップ 13 ローカル KVM I/O ケーブル* を選択する（オプション） ..................................... 31

参考資料 ........................................................................................ 32 システム ボード ................................................................................................. 32 DIMM および CPU のレイアウト ............................................................................... 34 DIMM 装着順序 ................................................................................................. 35 DIMM の物理的なレイアウト ................................................................................... 37 ネットワーク接続 ................................................................................................ 39

VIC 1240 とポート エクスパンダ ....................................................................... 41 Cisco UCS 2208XP ファブリック エクステンダを使用した接続 ....................................... 42 Cisco UCS 2204XP ファブリック エクステンダを使用した接続 ....................................... 51 Cisco UCS 2104XP ファブリック エクステンダを使用した接続 ....................................... 60

技術仕様 ........................................................................................ 66 寸法と重量 ...................................................................................................... 66 電力仕様 ........................................................................................................ 66

本書は、英語版 Spec sheet を翻訳、ローカライズしたものです。最新の技術情報は、英語資料も参照ください。

日本語資料更新等の時間差などの理由で、本書の情報が古い場合があります。

2 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

概要

概要

エンタープライズ クラスのパフォーマンスと拡張性を実現すべく設計された Cisco® UCS B420 M3 ブレード サーバは、

4 ソケット コンピューティングとコスト効率の高い最新の Intel® Xeon® E5-4600 v2 および E5-4600 シリーズ プロ

セッサ ファミリ CPU の利点を融合し、負荷の高い仮想化処理やデータベース処理に対応します。

業界トップクラスの計算密度、I/O 帯域幅、メモリ フットプリントを提供する UCS B420 M3 は、UCS ブレード サーバ

のポートフォリオを補完する、バランスのとれた高パフォーマンス プラットフォームです。フル幅 UCS B420 M3 は 1.5 TB のメモリをサポートし、UCS VIC テクノロジーを活用して最大 160 Gb の集約 I/O 帯域幅に対応します。

UCS B420 M3 は、Cisco Unified Computing System（UCS）の一部として、1 つの統合システム内でブレードおよび

ラック サーバにネットワーキングとストレージ アクセスを融合することができます。Cisco UCS は統合されたモデル

ベースの管理方法によって一元的に管理され、ベアメタル、仮想化、クラウド コンピューティングの環境で稼働する

エンタープライズクラスのアプリケーションの導入の簡素化と、スピードアップを実現します。 図 1 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

3 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

詳細図

詳細図 ブレード サーバの正面図

図 2 は、Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバの正面図です。 図 2 ブレード サーバの正面図

1 ドライブ ベイ 1 8 電源ボタンおよび LED

2 ドライブ ベイ 2 9 ネットワーク リンク ステータス LED

3 ドライブ ベイ 3 10 ブレード状態 LED

4 ドライブ ベイ 4 11 コンソール コネクタ 1

5 ブレード イジェクタ ハンドル 12 リセット ボタン

6 アセット プル ハンドル

（ラベルやステッカーを貼付したり、マーカーで資産情報を書き込める、ブランクのアセット タグが付属しています）

13 ビーコン LED およびボタン

7 ブレード イジェクタ ハンドル - -

注記

1. コンソール コネクタに接続する KVM ローカル I/O ケーブル（ケーブルはすべての Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバー シャーシ アクセサリ キットに付属）については、「ローカル KVM I/O ケーブル* を選択する（オプション）（p. 31）」を参照してください。

4 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバ本体の標準機能と特徴

サーバ本体の標準機能と特徴

表 1 に、サーバ本体の機能と特徴を示します。特定の機能（プロセッサ数、ディスク ドライブ、メモリ容量など）に関

するサーバの構成方法については、「サーバの構成」（p. 7）を参照してください。

注：B420 M3 ブレード サーバでは、UCS Manager（UCSM）が UCS システムの一部として動

作する必要があります。

■ E5-4600 CPU が搭載された B420 M3 には UCSM 2.0（4b）以降が必要です。

■ E5-4600 v2 CPU が搭載された B420 M3 には UCSM 2.2（2c）以降が必要です。

表 1 機能と特徴

機能/特徴 説明文

ブレード サーバ シャーシ フル幅の UCS B420 M3 ブレード サーバは、Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシに取り付けます。

CPU 最大 4 基の Intel® E5-4600 v2 または E5-4600 シリーズ プロセッサ ファミリ CPU。UCS B420 M3 では、2 CPU 構成および 4 CPU 構成がサポートされます。

チップセット Intel® C600 シリーズ チップセット

メモリ Registered ECC DIMM に対応。合計 48 スロット

I/O 3 つのアダプタ スロット：

■ 1 つのスロットは Cisco VIC 1240 アダプタのみをサポート

■ 2 つのスロットはシスコ アダプタ、Emulex と QLogic アダプタ、および Cisco UCS Storage Accelerator アダプタをサポート

ストレージ コントローラ 組み込みの LSI Logic SAS 2208R コントローラ

■ SAS/SATA/SSD をサポート

■ RAID 0、1、5、10

■ オプションの 1 GB フラッシュバック書き込みキャッシュ

内部ストレージ デバイス 4 つの ホットプラグ 2.5 インチ SFF ドライブ

ベイ 1 つの内部 USB 2.0 ポート

Cisco Flexible Flash セキュア デジタル カード スロット X 2

インターフェイス 前面パネル

■ コンソール コネクタ X 1 （「ローカル KVM I/O ケーブル* を選択する（オプション）（p. 31）」を参照）

5 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバ本体の標準機能と特徴

表 1 機能と特徴（続き）

機能/特徴 説明文

ビデオ Cisco Integrated Management Controller（CIMC）は、Matrox G200e ビデオ/グラフィックス コントローラを使用してビデオを提供します。

■ ハードウェア アクセラレーションを備えた内蔵 2D グラフィックス コア

■ DDR2/3 メモリ インターフェイスは最大 512 MB のアドレス可能メモリをサポートします（デフォルトで 8 MB がビデオ メモリに割り当てられます）

■ 最大 1920 X 1200 16 bpp、60 Hz のディスプレイ解像度をサポートします

■ 高速な内蔵 24 ビット RAMDAC

■ 第 1 世代の速度で動作するシングル レーン PCI-Express ホスト インターフェイス

電源サブシステム Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシに統合

ファン Cisco UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシに統合

統合型管理プロセッサ 組み込みの Cisco Integrated Management Controller（CIMC）GUI または CLI インターフェイスを使用すれば、サーバ構成、コンポーネント稼動状態、およびシステム イベント ログを監視することができます。

Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバ向け Cisco UCS 診断

Cisco UCS ブレード サーバ用の Cisco UCS ブレード サーバ診断ツールを使用すれば、サーバのハードウェア コンポーネントの状態を確認・診断することができます。診断ツールには各種テストが用意されており、Cisco UCS ブレード サーバのさまざまなハードウェア サブシステム（メモリや CPU など）に対して、負荷を与えたりすることができます。このツールを使用して、ハードウェア コンポーネントを修理または交換した後の Cisco UCS ブレード サーバの状態チェックを実行できます。実稼働環境に新しい Cisco UCS ブレード サーバをシステム化する前に、このツールを使用して包括的な負荷・基本動作テストを実行することもできます。

詳細については、次のリンクを参照してください。

ユーザ ガイド： http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/unified_computing/ucs/sw/ucs_diagnostics/b_UCS_Blade_Server_Diagnostics_User_Guide.html [英語]

ISO ダウンロード：

http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/loc/download/index.html

6 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

サーバの構成

次の手順に従って、Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバを構成します。

■ ステップ 1 サーバの製品型番（PID）を確認する（p. 8）

■ ステップ 2 CPU を選択する（p. 9）

■ ステップ 3 メモリを選択する（p. 11）

■ ステップ 4 ディスク ドライブを選択する（オプション）（p. 15）

■ ステップ 5 アダプタを選択する（p. 17）

■ ステップ 6 トラステッド プラットフォーム モジュール（TPM）を選択する（オプション）（p. 21）

■ ステップ 7 Cisco Flexible Flash Secure Digital カードを選択する（p. 22）

■ ステップ 8 内部 USB 2.0 ドライブを選択する（オプション）（p. 23）

■ ステップ 9 フラッシュバック書き込みキャッシュを選択する（オプション）（p. 24）

■ ステップ 10 オペレーティング システムと付加価値ソフトウェアを選択する（p. 25）

■ ステップ 11 オペレーティング システム メディア キットを選択する（オプション）（p. 28）

■ ステップ 12 サポート サービスを選択する（p. 29）

■ ステップ 13 ローカル KVM I/O ケーブル* を選択する（オプション）（p. 31）

7 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 1 サーバの製品型番（PID）を確認する

表 2 に示されているサーバの製品型番（PID）を確認します。 表 2 UCS B420 M3 ブレード サーバ本体の PID

製品型番（PID） 説明文

UCSB-B420-M3 CPU、メモリ、HDD、SSD、mLOM、アダプタ カードのいずれも搭載していない UCS B420 M3 ブレード サーバ

Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ本体には、次のコンポーネントは含まれていません。製品の構成

で選択する必要があります。

■ CPU

■ メモリ

■ ディスク ドライブ

■ シスコ アダプタ（VIC 1240、VIC 1280、ポート エクスパンダなど）

■ Emulex および QLogic ネットワーク アダプタ

■ Cisco UCS Storage Accelerator（Fusion-io および LSI Logic アダプタなど）

注：以降のページの手順を参照して、サーバ本体と一緒に使用するコンポーネント

を選択してください。

8 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 2 CPU を選択する

標準の CPU 機能は次のとおりです。

■ Intel Xeon プロセッサ E5-4600 v2 または E5-4600 シリーズ プロセッサ ファミリ CPU

■ 最大 12 基のコア数

■ 最大 30 MB のキャッシュ サイズ

CPU の選択

UCS B420 M3 でサポートされている Intel Xeon E5-4600 v2 および E5-4600 シリーズ CPU を表 3 に示

します。

表 3 サポートされている Intel CPU：E5-4600 v2 および E5-4600 シリーズ プロセッサ ファミリ CPU

製品型番（PID） Intel

プロセッサ モデル

クロック

周波数

（GHz）

消費電

力（W）

キャッシュ サイズ

（MB） コア QPI

サポートする DDR3 DIMM の最大クロック

（MHz） Intel Xeon E5-4600 v21

UCS-CPU-E54657LB E5-4657L v2 2.40 115 30 12 8 GT/s 1866 UCS-CPU-E54650B E5-4650 v2 2.40 95 25 10 8 GT/s 1866

UCS-CPU-E54640 E5-4640 v2 2.20 95 20 10 8 GT/s 1866

UCS-CPU-E54627B E5-4627 v2 3.3 130 16 8 7.2 GT/s 1866

UCS-CPU-E54620B E5-4620 v2 2.6 95 20 8 7.2 GT/s 1600

UCS-CPU-E54610B E5-4610 v2 2.3 95 16 8 7.2 GT/s 1600

UCS-CPU-E54607B E5-4607 v2 2.6 95 15 6 6.4 GT/s 1333

UCS-CPU-E54603B E5-4603 v2 2.2 95 10 4 6.4 GT/s 1333

Intel Xeon E5-4600

UCS-CPU-E5-4650 E5-4650 2.70 130 20 8 8 GT/s 1600 UCS-CPU-E5-4650L E5-4650L 2.60 115 20 8 8 GT/s 1600

UCS-CPU-E5-4640 E5-4640 2.40 95 20 8 8 GT/s 1600

UCS-CPU-E5-4620 E5-4620 2.20 95 16 8 7.2 GT/s 1333

UCS-CPU-E5-4617 E5-4617 2.90 130 15 6 7.2 GT/s 1600

UCS-CPU-E5-4610 E5-4610 2.40 95 15 6 7.2 GT/s 1333

UCS-CPU-E5-4607 E5-4607 2.20 95 12 6 6.4 GT/s 1066

UCS-CPU-E5-4603 E5-4603 2.00 95 10 4 6.4 GT/s 1066

注記

1. E5-4600 v2 CPU を使用する場合、サーバは UCS Manager（UCSM）バージョン 2.2 で制御する必要があります。

9 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

サポートされる構成

(1) 2 CPU 構成

■ 表 3 から同一仕様の CPU を 2 つ選択します。これが CPU 1 と CPU 2 になります。

(2) 4 CPU 構成

■ 表 3 から同一仕様の CPU を 4 つ選択します。

注記

■ システムは、CPU または DIMM の最も遅いクロック速度で動作します。たとえば、1600 MHz の DIMM と E5-4603 CPU（最大 1066 MHz の DIMM しかサポートしない）を使用すると、システムは

低い方の 1066 MHz の速度で動作します。

■ システム速度も、チャネルごとに装着される DIMM 数によって決まります。

■ 2 CPU システムの場合、24 個の DIMM スロットのみ動作します（チャネル A ～ H）。2 CPU システ

ムでサポートされるアダプタの組み合わせについては、表 11（p. 19）を参照してください。

■ 4 CPU システムの場合、48 個すべての DIMM スロットが動作します。

10 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 3 メモリを選択する

標準メモリの機能は次のとおりです。

■ 利用可能な DIMM 仕様

— クロック速度：1600 MHz

— DIMM あたりのランク：最大 4

— 動作電圧：デュアル（1.5 V または 1.35 V、デフォルトは 1.5 V）

— Registered

■ DDR3 ECC Registered DIM（RDIMM）または Load Reduced DIMM（LRDIMM）

■ メモリは 図 3 に示すように、CPU あたり 4 つのメモリ チャネルと、チャネルあたり最大 3 つの DIMM（DPC）で構成されます。

図 3 UCS B420 M3 メモリ構成

11 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

メモリ（DIMM）とメモリ ミラーリングの選択（オプション）

メモリの構成とメモリ ミラーリング オプションが必要かどうかを選択します。サポートされるメモリ DIMM とミラーリング オプションを表 4 に示します。

メモリ ミラーリングを有効にすると、メモリ サブシステムにより、同じデータが隣接する 2 つのチャネル

に同時に書き込まれます。解決できないメモリ エラーにより、一方のチャネルからのメモリ読み取りで正

しくないデータが返された場合、自動的にもう一方のチャネルからデータが取得されます。いずれかの

チャネルで一時的または軽度のエラーが発生しても、ミラー データには影響しません。DIMM とミラー DIMM のまったく同じ場所で同時にエラーが発生しない限り、処理を継続することができます。ただし、メ

モリ ミラーリングを使用すると、搭載された 2 つのチャネルの一方分の容量のデータしか提供されない

ため、オペレーティング システムで使用できるメモリの容量は 50 % 減少します。

表 4 サポートされる DDR3 DIMM およびメモリ ミラーリング オプション

製品型番（PID） 説明文 電圧 ランク/ DIMM

2400 MHz DIMM オプション

UCS-ML-1X324RZ-A 32 GB DDR3-1866-MHz1 LRDIMM/PC3-12800/4R/x4/1.35 V 1.5 V 4

UCS-ML-1X324RY-A 32 GB DDR3-1600-MHz LRDIMM/PC3-12800/4R/x4/1.35 1.35/1.5 V 4

UCS-MR-1X162RZ-A 16 GB DDR3-1866-MHz1 RDIMM/PC3-14900/2R/x4/1.5 V 1.5 V 2

UCS-MR-1X162RY-A 16 GB DDR3-1600-MHz RDIMM PC3-12800/2R/x4/1.35 V 1.35/1.5 V 2

UCS-MR-1X082RY-A 8 GB DDR3-1600-MHz RDIMM PC3-12800/2R/x4/1.35 V 1.35/1.5 V 2

メモリ ミラーリング オプション

N01-MMIRROR メモリ ミラーリング オプション

注記

1. 1866 MHz DIMM は、E5-4600 v2 CPU のみでサポートされます。

12 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

生産中止となりましたが、まだサポートされている DDR3 DIMM を表 5 に示します。

表 5 生産は中止されたが、導入済み構成でサポートされている DDR3 DIMM

製品型番（PID） 説明文 電圧 ランク/DIMM

2400 MHz DIMM オプション

UCS-MR-1X041RY-A 4 GB DDR3-1600-MHz RDIMM/PC3-12800/1R/x4/1.35 V 1.5/1.35 V 1

UCS-MR-1X082RZ-A 8 GB DDR3-1866-MHz RDIMM/PC3-14900/2R/x4/1.5 V 1.5 V 2

注記

■ メモリ（DIMM）の構成ルール：

— 最小構成では、CPU あたり 1 つの DIMM を実装できます。

— DIMM をチャネルに装着する順序は、バンク 0（青のソケット）、バンク 1（黒のソケット）、 その次にバンク 2（白のソケット）となります。

— 1 つのバンク内で容量の異なる DIMM を混在させることはできません。

— 1 つのチャネル内では容量の異なる DIMM を混在させることができます。

— チャネル内に異なる密度の 1600 MHz RDIMM を混在させると、メモリは 1.5 V（パフォーマ

ンス・モード）でのみ動作します。

— RDIMM と LRDIMM を混在させないでください。

— DIMM はデフォルトではパフォーマンス モード（1.5 V）になっています。DIMM を省電力モード

（1.35 V）で動作させるには、サーバの BIOS 設定を変更します。

■ メモリのパフォーマンスを最適化するには、次のように構成します。

— 各 CPU の DIMM 構成を同一にします。

— CPU をバンクに均等に装着します。表 25、表 26、および表 27（p. 39）の DIMM 装着ガイ

ドラインを参照してください。

— 2 つ以下の DPC を装着します。

— 各プロセッサでサポートされる最高速度の DIMM を選択します。

■ 3 つの DPC と E5-4600 シリーズ プロセッサ ファミリ CPU を搭載するシステムの場合

— 16 GB の DIMM と E5-4650、E5-4640、または E5-4617 CPU を使用する場合、1600 MHz DIMM の最大メモリ速度が 1333 MHz になります。他のすべての構成では最大メモリ速度

が 1066 MHz になります。

— BIOS 設定が省電力モード（1.35 V）かパフォーマンス モード（1.5 V）かに関係なく常に 1.5 V で動作します。

13 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

■ E5-4600 v2 シリーズ プロセッサ ファミリ CPU を搭載するシステムの場合、DIMM 速度は、表 6 に

示すとおりです。 表 6 E5-4600 v2 シリーズ CPU 搭載システムの DIMM 速度

E5-4600 v2 シリーズ CPU 搭載システムの場合

DIMM 速度 DPC 1333 対応 v2 CPU 1600 対応 v2 CPU 1866 対応 v2 CPU

LRDIMM RDIMM LRDIMM RDIMM LRDIMM RDIMM

1.35 V 1.5 V 1.35 V 1.5 V 1.35 V 1.5 V 1.35 V 1.5 V 1.35 V 1.5 V 1.35 V 1.5 V

1600 DIMM

1DPC 1333 1333 1333 1333 1600 1600 1333 1600 1600 1600 1333 1600

2DPC 1333 1333 1333 1333 1600 1600 1333 1600 1600 1600 1333 1600

3DPC 1066 1066 未対応 1066 1066 1066 未対応 16 GB - 1333

1066 1066 未対応 16 GB - 1333

8 GB - 1066

8 GB - 1066

1866 DIMM

（1.5 V のみ）

1DPC 未対応 1333 未対応 1333 未対応 1600 未対応 1600 未対応 1866 未対応 1866

2DPC 未対応 1333 未対応 1333 未対応 1600 未対応 1600 未対応 1866 未対応 1866

3 DPC 未対応 1066 未対応 1066 未対応 1066 未対応 16 GB - 1333

未対応 1066 未対応 1333

8 GB - 1066

メモリの詳細については、「DIMM と CPU のレイアウト（p. 34）」を参照してください。

サポートされる構成

(1) メモリ ミラーリングがない場合：

■ CPU あたりの DIMM 数を 1 ～ 12 個の間で選択します（各 CPU には 12 の DIMM スロットがあります）。

CPU あたり最低 1 個の DIMM が必要です。

(2) メモリ ミラーリングがある場合：

■ CPU あたり DIMM 4 個（バンク 0 に装着）、CPU あたり DIMM 8 個（バンク 0、1 に装着）、または CPU あたり DIMM 12 個（バンク 0、1、2 に装着）を選択します。

14 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 4 ディスク ドライブを選択する（オプション）

UCS B420 M3 は、ドライブの有無にかかわらず構成できます。B420 M3 は次のコンポーネントを備えてい

ます。

■ 4 つの ホットプラグ 2.5 インチ SFF ドライブ ベイ

■ 組み込み LSI 2208R RAID コントローラ（RAID 0/1/5/10 を提供）

注：UCS B420 M3 ブレード サーバは、以下のリンクに記載されているとおり、外部ストレージ ターゲットおよびスイッチとの相互接続が認定されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/datacenter/mds9000/interoperability/matrix/Matrix8.html#wp323852 [英語]

ドライブの選択

UCS B420 M3 でサポートされているドライブを表 7 に示します。

注：B シリーズ UCS サーバでは、4K フォーマット ドライブは現時点では認定外で、サポート

されていません。

表 7 サポートされるホット プラグ ドライブ

製品型番（PID） 説明文 ドライブ

タイプ 容量

HDD

UCS-HD300G15K12G 300 GB 12G SAS 15K RPM SFF HDD SAS 300 GB

UCS-HD450G15K12G 450 GB 12G SAS 15K RPM SFF HDD SAS 450 GB

UCS-HD600G15K12G 600 GB 12 G SAS 15K RPM SFF HDD SAS 600 GB

SSD

UCS-SD800G12S4-EP 800 GB 2.5 インチ Enterprise Performance 12G SAS SSD（10X 耐久性） SAS 800 GB

UCS-SD400G12S4-EP 400 GB 2.5 インチ Enterprise Performance 12G SAS SSD（10X 耐久性） SAS 400 GB

UCS-SD800G0KS2-EP 800 GB SAS 2.5 インチ Enterprise Performance SSD（Samsung 1625） SAS 800 GB

UCS-SD400G0KS2-EP 400 GB SAS 2.5 インチ Enterprise Performance SSD（Samsung 1625） SAS 400 GB

UCS-SD400G0KA2-G 400 GB SATA 2.5 インチ Enterprise Value SSD SATA 400 GB

UCS-SD240GBKS4-EV 240 GB 2.5 インチ Enterprise Value 6G SATA SSD SATA 240 GB

UCS-SD100G0KA2-G 100 GB SATA 2.5 インチ Enterprise Value SSD SATA 100 GB

サポートされる構成

■ 表 7 から 1、2、3、または 4 台のドライブを選択します。

15 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

注記

■ RAID ボリュームの作成時に異なる容量のドライブを混在させると、最も少ない容量のドライブが基

本となった、RAID ボリュームがシステムで使用されます。

■ ドライブ タイプの混在はサポートされていますが、パフォーマンスに影響を与える可能性がありま

す。RAID ボリュームでは、同じメディア タイプを使用してください。

16 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 5 アダプタを選択する

アダプタ オプションを以下に示します。

■ Cisco 仮想インターフェイス カード（VIC）

シスコが開発した仮想インターフェイス カード（VIC）は、さまざまな NIC デバイスと HBA デバイスを作成

する柔軟性を提供します。VIC は UCS ファブリック エクステンダ テクノロジーもサポートしています。

■ 統合型ネットワーク アダプタ（CNA）

Emulex および QLogic の統合型ネットワーク アダプタ（CNA）は、シスコ ユニファイド ファブリック上の

イーサネットとストレージ（FC）のトラフィックを統合します。

■ Cisco UCS Storage Accelerator アダプタ

Cisco UCS Storage Accelerator アダプタは Cisco UCS B シリーズ M3 ブレード サーバ専用に設計さ

れており、シームレスな統合によりパフォーマンスが向上し、I/O ボトルネックが解消されます。

表 8 に、サポートされているアダプタ スロット構成を示します。

3 個のアダプタ スロットのいずれかに少なくともアダプタを 1 個装着する必要があります。詳細について

は、「ネットワーク接続性」（p. 39）も参照してください。

選択したカードとオペレーティング システムが対応しているかどうかは、次の URL のハードウェア互換

性リストで確認してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps10477/prod_technical_reference_list.html

アダプタを選択する

表 8 に、サポートされているアダプタを示します。

表 8 サポートされているアダプタ

製品型番（PID） 説明文

仮想インターフェイス カード（VIC） UCSB-MLOM-40G-01 ブレード サーバ用の Cisco UCS VIC 1240 モジュラ LOM アダプタ スロット 1 のみ

に装着。 UCSB-MLOM-40G-03 ブレード サーバ用の Cisco UCS VIC 1340 モジュラ LOM アダプタ スロット 1 のみ

に装着。

UCSB-MLOM-PT-01 Cisco UCS ポート エクスパンダ。VIC 1340 および 1240 用デュアル 10 Gb X 2 を追加可能にします。アダプタ スロット 2 のみに装着。

UCS-VIC-M82-8P ブレード サーバ用の Cisco UCS VIC 1280 メザニン アダプタ UCSB-VIC-M83-8P ブレード サーバ用の Cisco UCS VIC 1380 メザニン アダプタ

統合型ネットワーク アダプタ（CNA） UCSB-MEZ-QLG-03 Cisco UCS CNA M73KR-Q QLogic アダプタ（デュアルポート 10 Gb） UCSB-MEZ-ELX-03 Cisco UCS CNA M73KR-E Emulex（デュアルポート 10 Gb）

17 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

表 8 サポートされているアダプタ（続き）

製品型番（PID） 説明文

Cisco UCS Storage Accelerator1

UCSB-F-FIO-1600MS B シリーズ用の UCS 1600 GB Fusion ioMemory3 SX Scale ライン UCSB-F-FIO-1300MP B シリーズ用の UCS 1300 GB Fusion ioMemory3 PX Performance ライン

UCSB-F-FIO-785M Cisco UCS 785 GB MLC Fusion ioDrive2 UCSB-F-FIO-365M Cisco UCS 365 GB MLC Fusion ioDrive2

UCSB-F-LSI-400S LSI 400 GB SLC WarpDrive

注記

1. Fusion-io ストレージ アクセラレータ ファミリを混在させないでください。"MP" または "MS"（ioMemory3）と "M"（ioDrive2）ファミリ カードを混在させないでください。

「Adapter 1」、「Adapter 2」、「Adapter 3」は、アダプタ スロットに対する UCSM 命名規則に従っていま

す（この資料では、UCSM 命名規則を採用）。サーバ BIOS およびマザーボードでは、対応するスロット

にそれぞれ「mLOM」、「Mezz 1」、「Mezz 2」というラベルが付けられています。表 9 を参照してください。

表 9 アダプタ スロットの名前

サーバ BIOS とマザーボード スロットの名前 UCSM スロットの名前 mLOM（VIC 1240 専用） Adapter 1 Mezz1 Adapter 2 Mezz2 Adapter 3

サポートされる構成

(1) 4 CPU システム構成

■ 表 10 に従ってアダプタの組み合わせを選択します。 表 10 サポートされるアダプタ 1 の組み合わせ（4 CPU 構成）

アダプタ スロット 1 アダプタ スロット 2 アダプタ スロット 3 利用可能帯域幅合計

2208 XP X 2 2204 XP x 2 2104 XP X 2

VIC 1240 未装着 未装着 40 Gb 図 11（p. 43）

20 Gb 図 23（p. 52）

20 Gb 図 35（p. 61）

VIC 1240 未装着 VIC 1280 120 Gb 図 24（p. 52）

60 Gb 図 24（p. 52）

40 Gb 図 36（p. 61）

未装着 未装着 VIC 1280 80 Gb 図 13（p. 44）

40 Gb 図 25（p. 53）

20 Gb 図 37（p. 62）

VIC 1240 未装着 Emulex または QLogic アダプタ

60 Gb 図 14（p. 44）

40 Gb 図 26（p. 53）

40 Gb 図 38（p. 62）

18 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

表 10 サポートされるアダプタ 1 の組み合わせ（4 CPU 構成）（続き）

アダプタ スロット 1 アダプタ スロット 2 アダプタ スロット 3 利用可能帯域幅合計

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード

未装着 80 Gb 図 15（p. 45）

40 Gb 図 27（p. 54）

ネットワーク I/O はサポート

されない2

未装着 未装着 Emulex または QLogic アダプタ

20 Gb 図 16（p. 46）

20 Gb 図 28（p. 54）

20 Gb 図 39（p. 63）

未装着 Emulex または QLogic アダプタ

Emulex または QLogic アダプタ

40 Gb 図 17（p. 46）

40 Gb 図 29（p. 55）

ネットワーク I/O はサポート

されない2

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード

VIC 1280 160 Gb 図 18（p. 47）

80 Gb 図 30（p. 56）

ネットワーク I/O はサポート

されない2

VIC 1240 未装着 Cisco UCS ストレージ アクセラレータ3

40 Gb 図 19（p. 48）

20 Gb 図 31（p. 57）

20 Gb 図 40（p. 63）

VIC 1240 Cisco UCS ストレージ アクセラレータ3

Cisco UCS ストレージ アクセラレータ3

40 Gb 図 20（p. 48）

20 Gb 図 32（p. 57）

20 Gb 図 41（p. 64）

未装着 Cisco UCS Storage Accelerator

VIC 1280 80 Gb 図 21（p. 49）

40 Gb 図 33（p. 58）

20 Gb 図 42（p. 64）

VIC 1240 Cisco UCS Storage Accelerator

VIC 1280 120 Gb 図 22（p. 50）

60 Gb 図 34（p. 59）

40 Gb 図 43（p. 65）

注記

1. サーバ BIOS およびマザーボードでは、「Adapter 1」、「Adapter 2」、「Adapter 3」にはそれぞれ「mLOM」、「Mezz 1」、「Mezz 2」というラベルが付けられています。

2. 2104XP ファブリック エクステンダは、ネットワーク I/O カードがアダプタ スロット 2 に装着されている場合は互換性があ

りません。ただし、Cisco UCS Storage Accelerator は、アダプタ スロット 3 が利用可能な場合は、そこに装着できます。 3. この組み合わせの場合、両方のストレージ アクセラレータが同一である必要があります。

(1) 2 CPU システム構成

■ 表 11 に従ってアダプタの組み合わせを選択します。 表 11 サポートされるアダプタ 1 の組み合わせ（2 CPU 構成）

アダプタ スロット 1 アダプタ スロット 22 アダプタ スロット 3 利用可能帯域幅合計

2208 XP X 2 2204 XP x 2 2104 XP X 2

VIC 1240 未装着 未装着 40 Gb 図 11（p. 43）

20 Gb 図 23（p. 52）

20 Gb 図 35（p. 61）

VIC 1240 未装着 VIC 1280 120 Gb 図 12（p. 43）

60 Gb 図 24（p. 52）

40 Gb 図 36（p. 61）

VIC 1240 未装着 Emulex または QLogic アダプタ

60 Gb 図 14（p. 44）

40 Gb 図 26（p. 53）

40 Gb 図 38（p. 62）

19 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

表 11 サポートされるアダプタ 1 の組み合わせ（2 CPU 構成）（続き）

アダプタ スロット 1 アダプタ スロット 22 アダプタ スロット 3 利用可能帯域幅合計

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード

未装着 80 Gb 図 15（p. 45）

40 Gb 図 27（p. 54）

ネットワーク I/O はサポート

されない3

未装着 未装着 Emulex または QLogic アダプタ

20 Gb 図 16（p. 46）

20 Gb 図 28（p. 54）

20 Gb 図 39（p. 63）

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード

VIC 1280 160 Gb 図 18（p. 47）

80 Gb 図 30（p. 56）

ネットワーク I/O はサポート

されない3

VIC 1240 未装着 Cisco UCS Storage Accelerator

40 Gb 図 19（p. 48）

20 Gb 図 31（p. 57）

20 Gb 図 40（p. 63）

注記

1. サーバ BIOS およびマザーボードでは、「Adapter 1」、「Adapter 2」、「Adapter 3」にはそれぞれ「mLOM」、「Mezz 1」、「Mezz 2」というラベルが付けられています。

2. ポート エクスパンダはアダプタ スロット 2 で 2 CPU 構成の場合のみ機能 3. 2104XP ファブリック エクステンダは、ネットワーク I/O カードがアダプタ スロット 2 に装着されている場合は互換性があり

ません。

20 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 6 トラステッド プラットフォーム モジュール（TPM）を選択する（オプション）

トラステッド プラットフォーム モジュール（TPM）は、プラットフォーム（サーバ）の認証に使用される情報を

安全に格納できるコンピュータ チップ（マイクロコントローラ）です。この情報には、パスワード、証明書、

暗号キーなどがあります。TPM は、プラットフォームの信頼性維持の確保に役立つプラットフォーム測定

値の格納にも使用できます。認証（プラットフォームが主張どおりの存在であることを証明できることを確

認）と証明（プラットフォームが信頼できる存在であり、違反のないことの証明に役立つプロセス）は、あら

ゆる環境でより安全なコンピューティングを保証するのに必要な方法となります。

表 12 に、TPM の構成情報を示します。

表 12 トラステッド プラットフォーム モジュール

製品型番（PID） 説明文

UCSX-TPM1-001 Unified Computing System（UCS）用のトラステッド プラットフォー

ム モジュール

注：このサーバで使用されるモジュールは、Trusted Computing Group（TCG）で定義され

ている TPM v1.2/1.3 に準拠しています。

21 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 7 Cisco Flexible Flash SD（Secure Digital）カードを選択する

2 つの SDHC フラッシュ カード ソケットがサーバの左前面にあります。UCS Manager 2.2x 以降を使用

する場合、2 枚の SDHC カードのミラーリングがサポートされます。

SDHC カードの構成情報を表 13 に示します。

表 13 サポートされる構成 - セキュア デジタル カード

製品型番（PID） 説明文

UCS-SD-32G-S UCS サーバ用 32 GB SD カード

サポートされる構成

(1) Cisco Flexible Flash セキュア デジタル カードを 1 または 2 枚選択します。

22 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 8 内部 USB 2.0 ドライブを選択する（オプション）

オプションの内蔵 USB 2.0 ドライブを 1 つ選択できます。表 14 に、USB ドライブの構成情報を示します。

表 14 USB 2.0 ドライブ

製品型番（PID） 説明文

UCS-USBFLSH-S-4GB すべての M3 サーバ用の 4 GB のフラッシュ USB ドライブ（長さが短いもの）

注：USB デバイスの取り付けおよび取り外しには、24.1 mm（0.950 インチ）の隙間が必要

です（次の図を参照）。

USB コネクタの位置については、図 5（35 ページ）を参照してください。

注：サーバと一緒に Cisco 4 GB USB キーを選択した場合、その USB キーは内蔵 USB ポー

トに装着され、出荷および移送の衝撃や振動から保護するためのクリップで固定された状態

で出荷されます。このクリップには実働環境で USB キーを衝撃や振動から保護する目的も

あります。

23 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 9 フラッシュバック書き込みキャッシュを選択する（オプション）

オプションの 1 GB のフラッシュバック書き込みキャッシュを注文できます。このキャッシュは、停電時に RAID コントローラの書き込みキャッシュに書き込まれるデータをバックアップします。フラッシュバック書

き込みキャッシュは、1 GB のメモリ モジュールと、マザー ボードにケーブルで接続されるスーパーキャ

パシタ電源バックアップ モジュールで構成されます。表 15 に、構成情報を示します。

表 15 フラッシュバック書き込みキャッシュ

製品型番（PID） 説明文

UCSB-FBWC-1GB LSI 2208R RAID コントローラ用フラッシュバック書き込みキャッシュ

フラッシュバック式書き込みキャッシュは、NAND フラッシュ メモリとスーパーキャパシタを使用した RAID コントローラ キャッシュ保護を提供します。電源またはサーバで障害が発生すると、キャッシュされた

データが RAID コントローラ DRAM 書き込みキャッシュから NAND フラッシュに自動的に転送されます。

電源が復旧すると、NAND フラッシュ内のデータがディスク ドライブにフラッシュ可能になるまで DRAM 書き込みキャッシュにコピーバックされます。

スーパーキャパシタと 1 GB のメモリ モジュールの位置については、図 5（p. 32）を参照してください。

24 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 10 オペレーティング システムと付加価値ソフトウェアを選択する

複数のソフトウェア プログラムを使用できます。表 16 から必要に応じて選択します。

表 16 OS および付加価値ソフトウェア

製品型番(PID) PID の説明

Cisco One

C1F2PUCSK9 Cisco ONE Foundation Perpetual UCS C1A1PUCSK9 Cisco ONE Enterprise Cloud Perpetual UCS

C1UCS-OPT-OUT Cisco One Data Center Compute オプトアウト オプション

消費電力・エネルギー管理（JouleX）

CEM-DC-ENERGY Cisco Energy Management（JouleX）データセンター ライセンス、1 デバイス以上

UCS Director CUIC-PHY-SERV-BM-U Cisco UCS Director リソース ライセンス - 1 台の物理ノード ベア メタル サーバ CUIC-PHY-SERV-U Cisco UCS Director リソース ライセンス - 1 台の物理サーバ ノード

CUIC-TERM Cisco UCS Director ライセンス条項の同意

UCS Performance Manager UCS-PM-IE UCS Performance Manager UCS-PM-EE UCS Performance Manager Express

EVAL-UCS-PM-IE UCS Performance Manager - 90 日評価版

EVAL-UCS-PM-EE UCS Performance Manager Express - 90 日評価版

Hyper-V および vSphere 向け Nexus 1000V

N1K-VSG-UCS-BUN vSphere 向け Nexus 1000V Advanced Edition ペーパー ライセンス（数量 1）

IMC Supervisor CIMC-SUP-B10 C/E シリーズ用 IMC Supervisor ブランチ管理 SW、最大 1000 サーバ

CIMC-SUP-B02 C/E シリーズ用 IMC Supervisor ブランチ管理 SW、最大 250 サーバ

UCS Multi-Domain Manager UCS-MDMGR-100S サーバ ライセンスごとの UCS Multi-Domain Manager（中央）（100 以上） UCS-MDMGR-50S サーバ ライセンスごとの UCS Multi-Domain Manager（中央）（50 以上）

UCS-MDMGR-1S サーバ ライセンスごとの UCS Multi-Domain Manager（中央）

UCS-MDMGR-10S サーバ ライセンスごとの UCS Multi-Domain Manager（中央）（10 以上）

UCS-MDMGR-1DMN ドメイン ライセンスごとの UCS Multi-Domain Manager（中央）

VMware vCenter VMW-VCS-STD-1A VMware vCenter 6 Server Standard、1 年サポートが必要 VMW-VCS-STD-3A VMware vCenter 6 Server Standard、3 年サポートが必要

VMW-VCS-STD-5A VMware vCenter 6 Server Standard、5 年サポートが必要

VMW-VCS-FND-1A VMware vCenter 6 Server Foundation（3 ホスト）、1 年サポートが必要

VMW-VCS-FND-3A VMware vCenter 6 Server Foundation（3 ホスト）、3 年サポートが必要

VMW-VCS-FND-5A VMware vCenter 6 Server Foundation（3 ホスト）、5 年サポートが必要

25 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

表 16 OS および付加価値ソフトウェア（続き）

製品型番(PID) 型番 ID（PID）

Microsoft Windows Server MSWS-12-ST2S Windows Server 2012 Standard（2 CPU/2 VM） MSWS-12-DC2S Windows Serve 2012 Datacenter（2 CPU/無制限の VM）

MSWS-12-ST2S-NS Windows Server 2012 Standard（2 CPU/2 VM）、Cisco SVC なし

MSWS-12-DC2S-NS Windows Server 2012 Datacenter（2 CPU/無制限の VM）、Cisco SVC なし

MSWS-12R2-ST2S Windows Server 2012 R2 Standard（2 CPU/2 VM）

MSWS-12R2-DC2S Windows Server 2012 R2 Datacenter（2 CPU/無制限の VM）

MSWS-12R2-ST2S-NS Windows Server 2012 R2 Standard（2 CPU/2 VM）、Cisco SVC なし

MSWS-12R2-DC2S-NS Windows Server 2012 R2 Datacenter（2 CPU/VM 無制限）、Cisco SVC なし

Red Hat RHEL-2S2V-3A Red Hat Enterprise Linux（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VN）、3 年サポートが必要

RHEL-2S2V-1A Red Hat Enterprise Linux（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VN）、1 年サポートが必要

VMware

VMW-VSP-EPL-5A VMware vSphere 6 Ent Plus（1 CPU）、5 年サポートが必要 VMW-VSP-STD-1A VMware vSphere 6 Standard（1 CPU）、1 年サポートが必要

VMW-VSP-STD-3A VMware vSphere 6 Standard（1 CPU）、3 年サポートが必要

VMW-VSP-EPL-3A VMware vSphere 6 Ent Plus（1 CPU）、3 年サポートが必要

VMW-VSP-EPL-1A VMware vSphere 6 Ent Plus（1 CPU）、1 年サポートが必要

VMW-VSP-STD-5A VMware vSphere 6 Standard（1 CPU）、5 年サポートが必要

SLES SAP

SLES-SAP-2S2V-1S SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、優先順位 1 年 SnS SLES-SAP-2SUV-1S SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、優先順位 1 年 SnS

SLES-SAP-2S2V-3S SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、優先順位 3 年 SnS

SLES-SAP-2SUV-3S SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、優先順位 3 年 SnS

SLES-SAP-2S2V-5S SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、優先順位 5 年 SnS

SLES-SAP-2SUV-5S SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、優先順位 5 年 SnS

SLES-SAP-2S2V-5A SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、5 年サポートが必要

SLES-SAP-2SUV-3A SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、3 年サポートが必要

SLES-SAP-2S2V-3A SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、3 年サポートが必要

SLES-SAP-2SUV-3A SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、5 年サポートが必要

SLES-SAP-2S2V-1A SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、1 年サポートが必要

SLES-SAP-2SUV-1A SAP アプリケーション用 SLES（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、1 年サポートが必要

SUSE

SLES-2S2V-1A SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、1 年サポートが必要 SLES-2SUV-1A SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、VM 無制限）、1 年サポートが必要

SLES-2S2V-3A SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、3 年サポートが必要

SLES-2SUV-3A SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、VM 無制限）、3 年サポートが必要

26 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

表 16 OS および付加価値ソフトウェア（続き）

製品型番(PID) PID の説明

SLES-2S2V-5A SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、5 年サポートが必要 SLES-2SUV-5A SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、VM 無制限）、5 年サポートが必要

SLES-2S2V-1S SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、優先順位 1 年 SnS

SLES-2SUV-1S SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、優先順位 1 年 SnS

SLES-2S2V-3S SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、優先順位 3 年 SnS

SLES-2SUV-3S SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、優先順位 3 年 SnS

SLES-2S2V-5S SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、1 ～ 2 VM）、優先順位 5 年 SnS

SLES-2SUV-5S SUSE Linux Enterprise Server（1 ～ 2 CPU、無制限の VM）、優先順位 5 年 SnS

SLES-2S-HA-1S SUSE Linux High Availability Extension（1 ～ 2 CPU）、1 年 SnS

SLES-2S-HA-3S SUSE Linux High Availability Extension（1 ～ 2 CPU）、3 年 SnS

SLES-2S-HA-5S SUSE Linux High Availability Extension（1 ～ 2 CPU）、5 年 SnS

SLES-2S-GC-1S SUSE Linux HA 対応 GEO クラスタリング（1 ～ 2 CPU）、1 年 SnS

SLES-2S-GC-3S SUSE Linux HA 対応 GEO クラスタリング（1 ～ 2 CPU）、3 年 SnS

SLES-2S-GC-5S SUSE Linux HA 対応 Geo Clustering（1 ～ 2 CPU）、5 年 SnS

27 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 11 オペレーティング システム メディア キットを選択する（オプション）

表 17 の出荷可能なオプションのオペレーティング システム メディアから選択できます。

表 17 OS メディア

製品型番（PID） PID の説明

RHEL-6 RHEL 6 リカバリ用メディアのみ（多言語版）

SLES-11 SLES 11 メディアのみ（多言語版）

MSWS-12-ST2S-RM Windows Server 2012 Standard（2 CPU/2 VM）リカバリ メディア

MSWS-12-DC2S-RM Windows Serve 2012 Datacenter（2 CPU/無制限の VM）リカバリ メディア

MSWS-12R2-ST2S-RM Windows Server 2012 R2 Standard（2 CPU/2 VM）リカバリ メディア

MSWS-12R2-DC2S-RM Windows Server 2012 R2 Datacenter（2 CPU/VM 無制限）リカバリ メディア

28 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 12 サポート サービスを選択する

(1) SNTC for UCS 24 時間日本語サポート

UCS のサポート サービスとして、シスコは Smart Net Total Care（SNTC）for UCS を提供します。SNTC for UCS では、各種ハードウェア交換オプションをご用意し、2 時間以内の交換などにも対応しています。

（時間内対応の提供可能エリアは、事前に確認ください）。

このサービスでは、Cisco Technical Assistance Center（TAC）のエキスパートによるソフトウェアおよび

ハードウェアへのサポートを行い、ユニファイド コンピューティング環境におけるパフォーマンスの維持と

高可用性の実現へのお手伝いをいたします。

また、シスコの豊富なオンライン テクニカル リソースにもアクセスできます。ユニファイド コンピューティ

ング環境において最大の効率性とアップタイムを実現するためにご活用いただけます。

Cisco UCS の SNTC には、オプションとしての「UCS 24 時間日本語サポート」があり、TAC のエキスパー

トが、土日夜間を通じ 24 時間体制で Cisco UCS 製品のハードウェアおよびソフトウェアの障害対応を

行います。電話やリモートによる技術支援だけでなく、オプションのオンサイト サービスでも、24 時間対

応でエンジニアを派遣し、お客様サイトでのパーツ交換を行います。

表 18 SNTC for UCS 24 時間日本語サポート（ドライブ リテンションなし） サービス SKU オンサイト 障害切り分け後のパーツ配送時間

CON-SNTPL-<モデル> 非対応 24×7×4 時間以内対応

CON-S2PL-<モデル> 非対応 24×7×2 時間以内対応

CON-C4PL-<モデル> 対応 24×7×4 時間以内対応

CON-C2PL-<モデル> 対応 24×7×2 時間以内対応

<モデル>の部分には C460M4, B200M4 などのサーバ モデルを表すテキストが入ります。 例：CON-SNTPL-C460M4, CON-S2PL-B200M4

(2) SNTC for UCS 24 時間日本語サポート（ドライブ リテンション）

本サービスは、SNTC for UCS 24 時間日本語サポートに、故障したディスク ドライブの返却がなくても交

換用の新しいドライブを提供するオプションを付加したサービスです。お客様は交換用ドライブの受領後

に、故障したドライブを当該システムから取り外し、再使用せずに廃棄したことを確認する内容の確認書

（CoD）に署名してご提出いただきます。機密データ、所有権を有するデータを管理する必要がある場合

はこちらのサービスを選択してください（このサービスには証明書付きドライブ破壊サービスは含まれま

せん）。

表 19 SNTC for UCS 24 時間日本語サポート（ドライブ リテンションあり） サービス SKU オンサイト 障害切り分け後のパーツ配送時間

CON-USD7L-<モデル> 対応 24×7×4 時間以内対応

<モデル>の部分には C460M4, B200M4 などのサーバ モデルを表すテキストが入ります。 例：CON-USD7L-C460M4, CON-USD7L-B200M4

SNTC には上記の 24 時間日本語サポートの他にも、障害重要度が 2, 3, 4 の場合は営業時間内で日本

語対応する標準の SNTC for UCS や、ハードウェアのみにサポート範囲を限定したサービスもあります。 SNTC for UCS の詳細については、下記を参照ください。 http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/uc_supportservice.html

29 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

(3) サード パーティ製ソフトウェア サポート サービス

Cisco UCS 製品と共に出荷される、シスコの型番で提供する OEM ソフトウェアのサポート サービスです。

本サービスでは、Cisco Technical Assistance Center（TAC）のエキスパートへの 24 時間アクセスとソ

フトウェアへのサポート、ソフトウェア アップデートおよびアップグレードを提供します（Windows の場合

はアップグレードはなく、アップデートのみ）。

本サービスは、該当ソフトウェア製品の発注時に、同時に購入いただく必要があります。

表 20 サード パーティ製ソフトウェア サポート サービス

サービス SKU オンサイト 障害切り分け後のパーツ配送時間

CON-ISV1-<ソフトウェア 製品名>

本サービスはソフトウェア サポートのため、パーツ配送やオンサイト対応は

ありません。

<ソフトウェア製品名> の部分には、ソフトウェア製品と契約年数を表す数字が入ります。

例：CON-ISV1-RH2S1G3A（Rhel/2 Socket/3Year）, CON-ISV1-ES2S2V3A（SUSE Linux Enterprise Svr 3Year）

(4) ソリューション サポート

このサービスでは、複雑なマルチベンダー ソリューションで発生する問題の管理、トラブルシューティング、

および迅速な解決のための専門知識を持った専任リソースへのアクセスを優先的に提供します。このサー

ビスは、製品レベルのテクニカル サポートを強化して、次のことを支援します。

■ ソリューションにおいて発生する可能性のある問題を迅速に切り分けて解決

■ IT およびネットワーク運用のパフォーマンスを向上

■ アプリケーションの可用性の向上 現在、以下のソリューションサポートが提供されています。

Solution Support for SAP HANA（PDF - 736 KB） Solution Support for CI（PDF - 571 KB） Solution Support for ACI（PDF - 747 KB） ソリューション サポート の詳細については、下記を参照ください。

http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/solutions-support/index.html

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Cisco UCS サービスとサポートの詳細については、次の URL を参照ください。

http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/uc_supportservice.html

Cisco UCS のサポートには、この他に、販売パートナー様が独自に行っているサポートがあります。こち

らは、お客様から販売パートナーへお問い合わせください。

サービス契約なしの場合は、Warranty が適用されます。Warranty の詳細は各販売パートナーにお問

い合わせください。

30 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

サーバの構成

ステップ 13 ローカル KVM I/O ケーブル* を選択する（オプション）

ローカル KVM I/O ケーブルは、すべての UCS 5100 シリーズ ブレード シャーシ アクセサリ キットにも付属していま

す。このケーブルはサーバへの接続用のケーブルで、DB9 シリアル コネクタ、モニタ用の VGA コネクタ、およびキー

ボードとマウス用のデュアル USB ポートが付属しています。このケーブルを使用すると、サーバで稼動するオペレー

ティング システムや BIOS に直接接続できます。

ローカル KVM I/O ケーブルの構成情報を表 21 に示します。 表 21 ローカル KVM I/O ケーブル

製品型番（PID） 説明文

N20-BKVM= UCS サーバ コンソール ポート用ローカル KVM I/O ケーブル

図 4 ローカル KVM I/O ケーブル

1 コネクタ（サーバ前面パネルに接続） 3 VGA コネクタ（モニタ用）

2 DB-9 シリアル コネクタ 4 2 ポート USB コネクタ（マウスおよびキーボード用）

注：*ブレード シャーシには、ローカル KVM I/O ケーブルが付属しています。

4

2 3

1

31 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

参考資料 システム ボード

UCS B420 M3 システム ボードの上面図を図 5 に示します。 図 5 UCS B420 M3 システム ボード

1 ドライブ ベイ 9 CPU 1 DIMM

2 ドライブ ベイ 10 CPU 2 DIMM

3 ドライブ ベイ 11 CPU 3 DIMM

4 ドライブ ベイ 12 CPU 4 DIMM

5 バッテリ 13 アダプタ スロット 11 のみ（アダプタ スロット 2 によって部分的に隠れている）

6 内部 USB ポート（図に示されている USB ドライブ

が装着されている） 14 アダプタ スロット 22

32 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

7 診断ボタン（工場でのみ使用） 15 フラッシュバック書き込みキャッシュ用スーパーキャパシタ モジュール

8 フラッシュバック書き込みキャッシュ用 1 GB 転送可能フラッシュ モジュール（TFM）

16 アダプタ スロット 33

注記

1. B420 M3 マザーボードでは、このスロットに「mLOM」というラベルが付けられています。 2. B420 M3 マザーボードでは、このスロットに「mezz 1」というラベルが付けられています。 3. B420 M3 マザーボードでは、このスロットに「mezz 2」というラベルが付けられています。

33 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

DIMM および CPU のレイアウト

メモリは、図 6 で示されているように構成されます。 図 6 UCS B420 M3 メモリ構成

34 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

各 CPU は、次に示すように、4 つのメモリ チャネルと 12 個の DIMM スロットを制御します。

■ CPU1：チャネル A、B、C、および D

— バンク 0 - A0、B0、C0、および D0（青の DIMM スロット）

— バンク 1 - A1、B1、C1、および D1（黒の DIMM スロット）

— バンク 2 - A2、B2、C2、および D2（白の DIMM スロット）

■ CPU2：チャネル E、F、G、および H

— バンク 0 - E0、F0、G0、および H0（青の DIMM スロット）

— バンク 1 - E1、F1、G1、および H1（黒の DIMM スロット）

— バンク 2 - E2、F2、G2、および H2（白の DIMM スロット）

■ CPU3：チャネル I、J、K、および L

— バンク 0 - I0、J0、K0、および L0（青の DIMM スロット）

— バンク 1 - I1、J1、K1、および L1（黒の DIMM スロット）

— バンク 2 - I2、J2、K2、および L2（白の DIMM スロット）

■ CPU4：チャネル M、N、O、および P

— バンク 0 - M0、N0、O0、および P0（青の DIMM スロット）

— バンク 1 - M1、N1、O1、および P1（黒の DIMM スロット）

— バンク 2 - M2、N2、O2、および P2（白の DIMM スロット）

DIMM 装着順序

表 22 に従って各 CPU の DIMM を装着します。

表 22 CPU ごとの DIMM 装着手順

CPU あたり

の DIMM 数 CPU 1 のスロッ

トへの装着 CPU 2 のスロッ

トへの装着 CPU 3 のスロッ

トへの装着 CPU 4 のスロッ

トへの装着

1 A0 E0 I0 M0

2 A0、B0 E0、F0 I0、J0 M0、N0

3 A0、B0、C0 E0、F0、G0 I0、J0、K0 M0、N0、O0

4 A0、B0、C0、D0 E0、F0、G0、H0 I0、J0、K0、L0 M0、N0、O0、P0

5 パフォーマンス上の理由から非推奨

6 A0、B0、C0、 E0、F0、G0、 I0、J0、K0、 M0、N0、O0、

A1、B1、C1 E1、F1、G1 I1、J1、K1 M1、N1、O1

7 パフォーマンス上の理由から非推奨

35 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

表 22 CPU ごとの DIMM 装着手順（続き）

CPU あたり

の DIMM 数 CPU 1 のスロッ

トへの装着 CPU 2 のスロッ

トへの装着 CPU 3 のスロッ

トへの装着 CPU 4 のスロッ

トへの装着

8 A0、B0、C0、D0、

A1、B1、C1、D1

E0、F0、G0、H0、

E1、F1、G1、H1

I0、J0、K0、L0、

I1、J1、K1、L1

M0、N0、O0、P0、

M1、N1、O1、P1

9 A0、B0、C0、

A1、B1、C1、

A2、B2、C2

E0、F0、G0、

E1、F1、G1、

E2、F2、G2

I0、J0、K0、

I1、J1、K1、

I2、J2、K2

M0、N0、O0、

M1、N1、O1、

M2、N2、O2

10 パフォーマンス上の理由から非推奨

11 パフォーマンス上の理由から非推奨

12 A0、B0、C0、D0、

A1、B1、C1、D1、

A2、B2、C2、D2

E0、F0、G0、H0、

E1、F1、G1、H1、

E2、F2、G2、H2

I0、J0、K0、L0、

I1、J1、K1、L1、

I2、J2、K2、L2

M0、N0、O0、P0、

M1、N1、O1、P1、

M2、N2、O2、P2

推奨される DIMM 装着手順のクイック リファレンスを表 23 および表 24 に示します。例として、CPU 1 の DIMM 装着手順を示します。各表で装着する DIMM の数を選択し、選択したその数に達するまで、バンク 0 を A0 から始めて

下に向かって順番に装着し、次にバンク 1、最後にバンク 2 を同様に行います。たとえば、DIMM を 8 個選択した場

合、表 23 を使用して DIMM を A0、B0、C0、D0、A1、B1、C1、および D1 に装着します。たとえば、DIMM を 6 個選

択した場合、表 24 を使用して DIMM を A0、B0、C0、A1、B1、および C1 に装着し、D0 と D1 は空のままにします。

表 23 CPU 1 の DIMM 装着手順のクイック リファレンス（1、2、4、7、8、10、11、または 12 個の DIMM 用）

CPU のチャネル バンク 0 バンク 1 バンク 2

A 1 5 9 B 2 6 101

C 3 71 111

D 4 8 12

注記

1. パフォーマンス上の理由から非推奨

表 24 CPU 1 の DIMM 装着手順のクイック リファレンス（3、5、6、または 9 個の DIMM 用）

CPU のチャネル バンク 0 バンク 1 バンク 2

A 1 4 7 B 2 51 8

C 3 6 9

D 空 空 空

注記

1. パフォーマンス上の理由から非推奨

36 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

DIMM の物理的なレイアウト

DIMM と CPU の物理的なレイアウトを図 7 に示します。 図 7 DIMM および CPU のレイアウト

1 CPU 1 のチャネル A ～ D の DIMM 3 CPU 3 のチャネル I ～ L の DIMM

2 CPU 2 のチャネル E ～ H の DIMM 4 CPU 4 のチャネル M ～ P の DIMM

37 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 8 に、チャネルがブレード サーバ上で物理的にどのようにレイアウトされているかを示します。DIMM スロットは、

それぞれに関連付けられている CPU に隣接しています。 図 8 DIMM と CPU の物理的な図

38 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

ネットワーク接続

このセクションでは、B420 M3 でサポートされるアダプタ カードの構成が 5108 ブレード サーバ シャーシ内のファブ

リック エクステンダ モジュールにどのように接続されるかを示します。

B420 M3 には、構成可能なアダプタ スロットが 3 個あります。1 つのスロットでは VIC 1240 のアダプタだけがサ

ポートされ、2 つの追加スロットではシスコおよび Emulex または QLogic アダプタと Cisco UCS Storage Accelerator アダプタが格納されます。表 10（p. 18）および表 11（p. 19）に、サポートされるアダプタの構成を示し

ます。3 個のアダプタ スロットのいずれかに少なくともアダプタを 1 個装着する必要があります。

「Adapter 1」、「Adapter 2」、「Adapter 3」は、アダプタ スロットに対する UCSM 命名規則に従っています（この資料

では、UCSM 命名規則を採用）。サーバ BIOS およびマザーボードでは、対応するスロットにそれぞれ「mLOM」、

「Mezz 1」、「Mezz 2」というラベルが付けられています。表 9 を参照してください。

表 25 アダプタ スロットの名前

サーバ BIOS とマザーボード スロットの名前 UCSM スロットの名前

mLOM（VIC 1240 専用） Adapter 1

Mezz1 Adapter 2

Mezz2 Adapter 3

帯域幅合計値は、表 26 および表 27 に示すように、ファブリック エクステンダ、アダプタ、およびアダプタ スロットの

組み合わせによります。

表 26 デュアル ファブリック エクステンダ（FEX）使用時の最大帯域幅

FEX モデル デュアル FEX を使用した最大帯域幅

2208XP 160 Gb

2204XP 80 Gb

2104XP 20 Gb

表 27 3 つのアダプタ スロットそれぞれの最大帯域幅

アダプタ スロット デュアル FEX を使用した最大帯域幅

VIC 1240（Adapter 1）スロッ

ト 40 Gb

Adapter 2 スロット 40 Gb

Adapter 3 スロット 80 Gb

39 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 9 は、以下のポートが 5108 ブレード サーバ シャーシ内のファブリック エクステンダ モジュール A および B にルーティングされた、最大帯域幅の構成を示しています。

■ VIC 1240 アダプタから 2 つの 2 x 10 G KR ポート

■ ポート エクスパンダから 2 つの 2 x 10 G KR ポート

■ VIC 1280 アダプタから 2 つの 4 x 10 G KR ポート

その結果、集約帯域幅は 160 Gbps（ファブリック エクステンダごとに 80 Gb）になります。 図 9 ファブリック エクステンダへの UCS B420 M3 の接続

40 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

VIC 1240 とポート エクスパンダ

アダプタ スロット 1 は VIC 1240 アダプタ専用であり、このスロットに他のアダプタ カードを取り付けることはできませ

ん。VIC 1240 上に、4 つのポートで構成される 2 つのグループがあります。

■ 1 つ目のグループの 2 つのポートと 2 つ目のグループの 2 つのポートは、UCS 5108 ブレード サーバ シャーシ経由でファブリック エクステンダ A とファブリック エクステンダ B に配線されます。

■ それぞれのグループの他の 2 つのポートはアダプタ スロット 2 に配線されます。VIC 1240 は、ア

ダプタ スロット 2 に取り付けられたアダプタのタイプを識別できます。ポート エクスパンダがアダプ

タ スロット 2 に取り付けられている場合、アダプタ間の 4 つの 10 G KR ポートがポートの拡張に使

用されますが、それ以外の場合これらのポートは使用されません。

ポート エクスパンダを取り付けると、図 10 に示すように、（取り付けたファブリック エクステンダに応じて）最大 8 つの 10 Gb ネットワーク インターフェイスが得られます。

図 10 VIC 1240 の接続

41 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

Cisco UCS 2208XP ファブリック エクステンダを使用した接続

表 28 には、図 11 ～図 21 に示す接続オプションがまとめられています。

表 28 2208XP FEX2 を使用する場合にサポートされるアダプタ 1 の組み合わせ

アダプタ スロット 1 アダプタ スロット 2 アダプタ スロット 3 利用可能帯域幅合計

2208 XP X 2

VIC 1240 未装着 未装着 40 Gb

図 11（p. 43）

VIC 1240 未装着 VIC 1280 120 Gb

図 12（p. 43）

未装着 未装着 VIC 1280 80 Gb

図 13（p. 44）

VIC 1240 未装着 Emulex または QLogic アダプタ 60 Gb

図 14（p. 44）

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード 未装着 80 Gb

図 15（p. 45）

未装着 未装着 Emulex または QLogic アダプタ 20 Gb

図 16（p. 46）

未装着 Emulex または QLogic アダプタ Emulex または QLogic アダプタ 40 Gb

図 17（p. 46）

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード VIC 1280 160 Gb

図 18（p. 47）

VIC 1240 未装着 Cisco UCS Storage Accelerator 40 Gb

図 19（p. 48）

VIC 1240 Cisco UCS Storage Accelerator3 Cisco UCS Storage Accelerator3 40 Gb

図 20（p. 48）

未装着 Cisco UCS Storage Accelerator VIC 1280 80 Gb

図 21（p. 49）

VIC 1240 Cisco UCS Storage Accelerator VIC 1280 120 Gb

図 22（p. 50）

注記

1. サーバ BIOS およびマザーボードでは、「Adapter 1」、「Adapter 2」、「Adapter 3」にはそれぞれ「mLOM」、「Mezz 1」、「Mezz 2」というラベルが付けられています。

2. 2 CPU 構成では、サポートされない組み合わせもあります（表 11（p. 19）を参照）。 3. この組み合わせの場合、両方のストレージ アクセラレータが同一である必要があります。

42 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 11 では、VIC 1240 アダプタの 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つの

ポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 20 Gb になります。 図 11 VIC 1240（アダプタ スロット 2 および 3 は空）

図 12 では、VIC 1240 の 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 は空です。アダプタ スロット 3 に実装

された VIC 1280 は、4 つのポートを各ファブリック エクステンダに配線します。その結果、各ファブリック エクステン

ダへの帯域幅が 60 Gb になります。 図 12 VIC 1240 および VIC 1280（アダプタ スロット 2 は空）

43 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 13 では、VIC 1280 の 4 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 4 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 も空です。 その結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 40 Gb になります。これは 2 CPU 構成ではサポートされません。

図 13 VIC 1280（VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 も空）

図 14 では、VIC 1240 の 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 は空です。アダプタ スロット 3 に実装され

た Emulex または QLogic アダプタも、1 つのポートを各ファブリック エクステンダに配線します。この結果、各ファブリッ

ク エクステンダへの帯域幅が 30 Gb になります。 図 14 VIC 1240 および 1 つの Emulex または QLogic アダプタ（アダプタ スロット 2 は空）

44 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 15 では、VIC 1240 の 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 に装着されたポート エクスパンダ カー

ドは、2 つのポートをそれぞれのファブリック エクステンダに配線するパススルー デバイスとして機能します。アダプ

タ スロット 3 は空です。その結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 40 Gb になります。 図 15 VIC 1240 およびアダプタ スロット 2 のポート エクスパンダ（アダプタ スロット 3 は空）

図 16 では、VIC 1240 は装着されていません。この場合は、Emulex または QLogic アダプタがアダプタ スロット 3 に装

着されます。アダプタのポート A および B はファブリック エクステンダに接続され、ポートあたり 10 Gb を提供します。

45 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 16 アダプタ スロット 3 に装着された 1 つの Emulex または QLogic アダプタ（他の 2 つのスロットは空）

図 17 では、VIC 1240 は装着されていません。この場合は、2 つの Emulex または QLogic アダプタがアダプタ スロット 2 および 3 に装着されます。各アダプタのポート A および B はファブリック エクステンダに接続され、各ファブ

リック エクステンダへの 20 Gb の帯域幅を提供します。これは 2 CPU 構成ではサポートされません。 図 17 アダプタ スロット 2 および 3 に装着された 2 つの Emulex または QLogic アダプタ（VIC 1240 アダプタなし）

46 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 18 では、VIC 1240 の 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つのポート

が 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 に装着されたポート エクスパン

ダ カードは、2 つのポートをそれぞれのファブリック エクステンダに配線するパススルー デバイスとして機能しま

す。さらに、VIC 1280 は、各ファブリック エクステンダに 4 つのポートを配線します。その結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 80 Gb になります。

図 18 VIC 1240、アダプタ スロット 2 のポート エクスパンダ、およびアダプタ スロット 3 の VIC 1280

47 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 19 では、VIC 1240 アダプタの 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つの

ポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 20 Gb になります。Cisco UCS Storage Accelerator アダプタがスロット 2 に実装されていますが、ネットワーク

接続は提供していません。 図 19 VIC 1240（スロット 3 内の Cisco UCS Storage Accelerator。アダプタ スロット 2 は空）

図 20 では、VIC 1240 アダプタの 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つの

ポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 20 Gb になります。2 つの同一の Cisco UCS Storage Accelerator アダプタがスロット 2 と 3 に装着されてい

ますが、ネットワーク接続は提供されません。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。 図 20 VIC 1240（スロット 2 と 3 内の Cisco UCS Storage Accelerator）

48 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 21 では、VIC 1280 の 4 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 4 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 には Cisco UCS Storage Accelerator（ネットワーク接続なし）が装着されます。その結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 40 Gb になります。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。 図 21 VIC 1280（VIC 1240 スロットは空。アダプタ スロット 2 内の Cisco UCS Storage Accelerator）

49 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 22 では、VIC 1240 アダプタの 2 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つの

ポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 20 Gb になります。VIC 1280 の 4 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 4 つの

ポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 40 Gb になります。VIC 1240 と VIC 1280 を合わせた総帯域幅は 120 Gbs です。アダプタ スロット 2 には Cisco UCS Storage Accelerator（ネットワーク接続なし）が装着されます。この構成は 2 CPU システムではサポート

されません。 図 22 VIC 1280、VIC 1240、および Cisco UCS Storage Accelerator

50 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

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Cisco UCS 2204XP ファブリック エクステンダを使用した接続

表 29 には、図 23 ～図 30 に示す接続オプションが示されています。

表 29 サポートされる 2204XP を使用したアダプタ 1の組み合わせ 2

アダプタ スロット 1 アダプタ スロット 2 アダプタ スロット 3 利用可能帯域幅合計

2204 XP X 2

VIC 1240 未装着 未装着 20 Gb

図 23（p. 52）

VIC 1240 未装着 VIC 1280 60 Gb

図 24（p. 52）

未装着 未装着 VIC 1280 40 Gb

図 25（p. 53）

VIC 1240 未装着 Emulex または QLogic CNA 40 Gb

図 26（p. 53）

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード 未装着 40 Gb

図 27（p. 54）

未装着 未装着 Emulex または QLogic CNA 20 Gb

図 28（p. 54）

未装着 Emulex または QLogic CNA Emulex または QLogic CNA 40 Gb

図 29（p. 55）

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード VIC 1280 80 Gb

図 30（p. 56）

VIC 1240 未装着 Cisco UCS Storage Accelerator 40 Gb

図 31（p. 57）

VIC 1240 Cisco UCS Storage Accelerator3 Cisco UCS Storage Accelerator3 40 Gb

図 32（p. 57）

未装着 Cisco UCS Storage Accelerator VIC 1280 80 Gb

図 33（p. 58）

VIC 1240 Cisco UCS Storage Accelerator VIC 1280 60 Gb

図 34（p. 59）

注記

1. サーバ BIOS およびマザーボードでは、「Adapter 1」、「Adapter 2」、「Adapter 3」にはそれぞれ「mLOM」、「Mezz 1」、「Mezz 2」というラベルが付けられています。

2. 2 CPU 構成では、サポートされない組み合わせもあります（表 11（p. 19）を参照）。 3. この組み合わせの場合、両方のストレージ アクセラレータが同一である必要があります。

51 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 23 では 、VIC 1240 の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 10 Gb になります。

図 23 VIC 1240（アダプタ スロット 2 および 3 は空）

図 24 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 は空です。アダプタ スロット 3 に実装

された VIC 1280 は、2 つのポートを各ファブリック エクステンダに配線します。この結果、各ファブリック エクステン

ダへの帯域幅が 30 Gb になります。 図 24 VIC 1240 および VIC 1280（アダプタ スロット 2 は空）

52 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 25 では、VIC 1280 の 2 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 も空です。こ

の結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 20 Gb になります。これは 2 CPU 構成ではサポートされません。 図 25 アダプタ スロット 3 内の VIC 1280（VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 も空）

図 26 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 は空です。アダプタ スロット 3 の Emulex または QLogic アダプタも、1 つのポートを各ファブリック エクステンダに配線します。この結果、各ファブリッ

ク エクステンダへの帯域幅が 20 Gb になります。 図 26 アダプタ スロット 3 の VIC 1240 および 1 つの Emulex または QLogic アダプタ（アダプタ スロット 2 は空）

53 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 27 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 に装着されたポート エクスパンダ カードは、1 つのポートをそれぞれのファブリック エクステンダに配線するパススルー デバイスとして機能します。 アダプタ スロット 3 は空です。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 20 Gb になります。

図 27 VIC 1240 およびアダプタ スロット 2 のポート エクスパンダ（アダプタ スロット 3 は空）

図 28 では、スロット 2 に VIC 1240 およびアダプタは装着されていません。この場合は、Emulex または QLogic アダプタがアダプタ スロット 3 に装着されます。アダプタ カードのポート A および B はファブリック エクステンダに接

続され、ポートあたり 10 Gb を提供します。 図 28 アダプタ スロット 3 の 1 つの Emulex または QLogic アダプタ（VIC 1240 およびアダプタ スロット 2 は空）

54 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 29 では、VIC 1240 は装着されていません。2 つの Emulex または QLogic アダプタが、各アダプタ スロットに 1 つずつ装着されます。各アダプタ カードのポート A および B はファブリック エクステンダに接続され、各ファブリック エクステンダへの 20 Gb の帯域幅を提供します。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。

図 29 2 つの Emulex または QLogic アダプタ（VIC 1240 なし）

55 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 30 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 2 に装着されたポート エクスパンダ カードは、1 つのポートをそれぞれのファブリック エクステンダに配線するパススルー デバイスとして機能します。さ

らに、VIC 1280 は、各ファブリック エクステンダに 2 つのポートを配線します。その結果、各ファブリック エクステン

ダへの帯域幅が 40 Gb になります。 図 30 VIC 1240、ポート エクスパンダ、および VIC 1280

56 Cisco UCS B420 M3 ブレード サーバ

参考資料

図 31 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 10 Gb になります。Cisco UCS Storage Accelerator アダプタがスロット 2 に実装されていますが、ネットワーク接続は

提供していません。 図 31 VIC 1240（スロット 3 内の Cisco UCS Storage Accelerator。スロット 2 は空）

図 32 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 10 Gb になります。2 つの同一の Cisco UCS Storage Accelerator アダプタがスロット 2 と 3 に装着されていますが、

ネットワーク接続は提供されません。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。 図 32 VIC 1240（スロット 2 と 3 内の Cisco UCS Storage Accelerator）

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図 33 では、VIC 1280 の 2 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 2 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 には Cisco UCS Storage Accelerator（ネットワーク接続なし）が装着されます。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 20 Gb になります。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。 図 33 アダプタ スロット 3 の VIC 1280（VIC 1240 および Cisco UCS Storage Accelerator）

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図 34 では、VIC 1240 上の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2204XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 3 に実装された VIC 1280 は 2 つの

ポートを各ファブリック エクステンダに配線します。アダプタ スロット 2 には Cisco UCS Storage Accelerator（ネット

ワーク接続なし）が装着されます。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 30 Gb になります。

図 34 VIC 1240、VIC 1280、および Cisco UCS Storage Accelerator

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Cisco UCS 2104XP ファブリック エクステンダを使用した接続

表 30 には、図 35 ～図 41 に示す接続オプションが示されています。

表 30 サポートされる 2104XP を使用したアダプタ1の組み合わせ2

アダプタ スロット 1 アダプタ スロット 2 アダプタ スロット 3 利用可能帯域幅合計

2104 XP X 2

VIC 1240 未装着 未装着 20 Gb

図 35（p. 61）

VIC 1240 未装着 VIC 1280 40 Gb

図 36（p. 61）

未装着 未装着 VIC 1280 20 Gb

図 37（p. 62）

VIC 1240 未装着 Emulex または QLogic CNA

40 Gb

図 38（p. 62）

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード 未装着 ネットワーク I/O はサポート されない 3

未装着 未装着 Emulex または QLogic CNA

20 Gb

図 39（p. 63）

VIC 1240 未装着 Cisco UCS Storage Accelerator

20 Gb

図 40（p. 63）

VIC 1240 Cisco UCS Storage Accelerator4 Cisco UCS Storage Accelerator4

20 Gb

図 41（p. 64）

未装着 Cisco UCS Storage Accelerator VIC 1280 20 Gb

図 42（p. 64）

VIC 1240 ポート エクスパンダ カード VIC 1280 ネットワーク I/O はサポート されない 3

VIC 1240 Cisco UCS Storage Accelerator VIC 1280 40 Gb

図 43（p. 65）

注記

1. サーバ BIOS およびマザーボードでは、「Adapter 1」、「Adapter 2」、「Adapter 3」にはそれぞれ「mLOM」、「Mezz 1」、「Mezz 2」というラベルが付けられています。

2. 2 CPU 構成では、サポートされない組み合わせもあります（表 11（p. 19）を参照）。 3. 2104XP ファブリック エクステンダは、ネットワーク I/O カードがアダプタ スロット 2 に装着されている場合は互換性がありません。 4. この組み合わせの場合、両方のストレージ アクセラレータが同一である必要があります。

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図 35 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 10 Gb になります。

図 35 VIC 1240（アダプタ スロット 2 および 3 は空）

図 36 では、VIC 1240 上の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 3 に実装された VIC 1280 は 1 つの

ポートを各ファブリック エクステンダに配線します。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 20 Gb にな

ります。 図 36 VIC 1240 および VIC 1280（アダプタ スロット 2 は空）

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図 37 では、VIC 1280 の 1 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 も空です。

その結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 10 Gb になります。これは 2 CPU 構成ではサポートされません。 図 37 VIC 1280（VIC 1240 およびアダプタ スロット 2 は空）

図 38 では、VIC 1240 上の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 3 の Emulex または QLogic アダプタも 1 つのポートを各ファブリック エクステンダに配線します。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 20 Gb になります。

図 38 アダプタ スロット 3 の VIC 1240 および Emulex または QLogic アダプタ（アダプタ スロット 2 は空）

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図 39 では、VIC 1240 は装着されていません。この場合は、Emulex または QLogic アダプタがアダプタ スロット 3 に装着されます。アダプタ カードのポート A および B はファブリック エクステンダに接続され、ポートあたり 10 Gb を提供します。

図 39 1 つの Emulex または QLogic アダプタ（VIC 1240 スロットおよびアダプタ スロット 2 は空）

図 40 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 10 Gb になります。Cisco UCS Storage Accelerator（ネットワーク接続なし）はスロット 3 に装着されます。

図 40 VIC 1240（アダプタ スロット 3 の Storage Accelerator。アダプタ スロット 2 は空）

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図 41 では、VIC 1240 の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 10 Gb になります。Cisco UCS Storage Accelerator（ネットワーク接続なし）はスロット 2 および 3 に装着されます。

この構成は 2 CPU システムではサポートされません。 図 41 VIC 1240（アダプタ スロット 2 および 3 の Storage Accelerator）

図 42 では、VIC 1280 の 1 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2208XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。VIC 1240 スロットは空で、アダプタ スロット 2 には Cisco UCS Storage Accelerator（ネットワーク接続なし）が装着されます。その結果、各ファブリック エクステンダへの帯域

幅が 10 Gb になります。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。 図 42 VIC 1280（VIC 1240 スロットは空。アダプタ スロット 2 の Cisco UCS Storage Accelerator）

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図 43 では、VIC 1240 上の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ A に配線され、別の 1 つのポートが 2104XP ファブリック エクステンダ B に配線されています。アダプタ スロット 3 に実装された VIC 1280 は 1 つの

ポートを各ファブリック エクステンダに配線します。アダプタ スロット 2 には Cisco UCS Storage Accelerator（ネット

ワーク接続なし）が装着されます。この構成は 2 CPU システムではサポートされません。この結果、各ファブリック エクステンダへの帯域幅が 20 Gb になります。

図 43 VIC 1240、VIC 1280、および Cisco UCS Storage Accelerator

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技術仕様

技術仕様 寸法と重量

表 31 UCS B420 M3 の寸法と重量

パラメータ 値

高さ 50 mm（1.95 インチ）

幅 419 mm（16.5 インチ）

奥行 620 mm（24.4 インチ）

重量 ■ サーバ本体の重量 （CPU なし、メモリなし、アダプタ カードなし、USB なし、3 つのバッファ、SD カードなし、HDD なし、4 つの HDD フィラー、SuperCap なし、TFM なし）= 9.4 kg（20.7 ポンド）

■ 最小構成サーバ （2 基の CPU、2 枚の DIMM、MLOM、アダプタ カードなし、USB 装備、3 つのバッファ、1 枚の SD カード、1 台の HDD、HDD フィラー、SuperCap なし、TFM なし）= 11.0 kg（24.3 ポンド）

■ 最大構成サーバ （4 基の CPU、48 枚の DIMM、MLOM、2 枚のアダプタ カード、USB 装備、3 つのバッファ、2 枚の SD カード、4 台の HDD、SuperCap 装備、TFM 装備）= 15.56 kg（34.3 ポンド）

電力仕様

構成固有の電力仕様については、次のページにある Cisco UCS Power Calculator を使用してください。

http://ucspowercalc.cisco.com [英語]

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技術仕様

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