動画共有サイト(cliplife.jp)におけるサービスについて

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1 動画共有サイト(ClipLife.jp)における サービスについて 20060926NTT 第三部門 クリエイティブコモンズ 3回セミナー資料

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Page 1: 動画共有サイト(ClipLife.jp)におけるサービスについて

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動画共有サイト(ClipLife.jp)におけるサービスについて

2006年09月26日

NTT 第三部門

クリエイティブコモンズ第3回セミナー資料

Page 2: 動画共有サイト(ClipLife.jp)におけるサービスについて

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動画共有サービスとは?

家族、友人等、限られた人だけに見せたい動画を投稿

(家族の成長記録や結婚式の動画等)

様々な人に見てもらいたい動画を投稿よくできた動画については課金も考えたい…

アクセス権のあるユーザが知り合いの動画を視聴

動画へのフィードバック

(コミュニケーション)

WEB2.0の潮流やブログ・SNSの普及に見られるように、お客様からのインターネットへの情報発信が一般化

動画対応デジカメやビデオカメラ、携帯電話等の普及を背景に、自分で撮影した動画も公開して、多くの方々に見て欲しいというニーズも高まってきた

幅広いユーザが有料、無料で視聴

視聴

視聴投稿

投稿

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動画共有に必要なサービス内容

創作した動画コンテンツを手軽に配信・放送できる。 様々な端末やメディアに対応が可能。例えば、携帯電話やPDA、iPodなど。 楽曲ジャンルに応じた属性・分類をコンテンツに付与し、ネット番組の編成が可能。 SNS、コメント、トラックバック、アクセス制限機能を有し、限られた人だけの閲

覧、コメント付与が可能で、閉じたコミュニティでの利用が可能。

ハイライト視聴などの機能の提供を通じ、視聴者利便性を提供。 外部からブログなどを利用し、動画ポータルに掲載されたコンテンツで許可のあるも

のに対するシーンへのコメントを付与・共有が可能で、楽曲動画を核として利用者間のコミュニケーションを活性化させる枠組みを実現。

コンテンツの著作権に関しては、その表示をCreative Commons License等の決める規約に沿った形で表示ができ、再利用の仕組みが選択可能。

公序良俗に反したコンテンツは、可能な限りフィルタリングできる。

投稿・視聴・コミュニケーションに必要となる仕組み(ClipLife.jpでの提供)

基本的な仕組み

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動画共有サイトを活用したトライアル概要と検証項目

動画共有トライアルサイト

動画アップロードパートナーサイトでの

動画利用

一般ユーザー(制作者)

動画アップロード

動画の紹介

ブログ 一般ユーザー(視聴者)

3. クリエイティブ・コモンズライセンスによる創作活動の循環

ブログ閲覧

サイト視聴

インディーズ音楽

ブログ上での動画再生

その他のブログ

クリエイター作品

学校・教育作品 ・・

・コミュニティや企業のサイト

パートナーサイト

コミュニティへ参加

ClipLife.jp1. 投稿・視聴・コミュニケーション促進機能2. 公序良俗に反するコンテンツのフィルタリング

期間: 2006年8月28日(予定)~2007年2月28日

特定目的は設定せず

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基本機能の利用イメージ

①トップページ画面イメージ

②再生画面イメージ

自分のブログやサイトにClipLife.jpの動画を掲載し、そこで再生させることが可能

③ブログへの動画引用イメージ

引用リンクをコピーし、ブログやサイトのHTML内に貼り付ける

個人に限らず、学校や企業、コミュニティ等、様々なサイトやブログと連携し、外部から動画を投稿、利用、引用して頂く

動画を通じた参加型コミュニケーション・創作のハブ

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クリエイティブコモンズライセンスの選択

①投稿画面イメージ

②再生画面イメージ

③トップ画面イメージ

CCライセンスの選択

投稿に際してクリエイティブ・コモンズでの著作物利用を許可していれば、その映像を使って新たな動画を作ることが可能であることを意思表示できる

CCライセンス表示をクリックするとCommonsDeedを表示

(http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5/へのリンク)

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既存サイトとの提携イメージ

視聴者

ClipLife紹介ページ muzieアーティストチャネル

★新着

★人気ランキング1位. 2位. 3位.

検索

プロモーションビデオ

アップロード

ClipLife.jpで視聴

muzie上で視聴

映像の引用

インディーズアーティストのコミュニティ

楽曲映像でコミュニケーション

ClipLife.jp

インディーズアーティストに、プロモーション動画をClipLife.jpに投稿して頂く 提携サイト上特設ページでも投稿動画を公開、コミュニティ活性化に活用頂く

Page 8: 動画共有サイト(ClipLife.jp)におけるサービスについて

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動画ダイジェスト配信 チョコパラTVの概要

ハイライトだけを即覧

動画は「muzie」様よりご提供

盛り上がりを自動抽出したダイジェスト版をRSS配信し、視聴者は興味ある動画を簡単に探せる

Page 9: 動画共有サイト(ClipLife.jp)におけるサービスについて

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ClipLife.jpが提案する「動画共有」という情報発信の範囲

Commission

Elaboration

Capture

Analysis

Composition

Packaging

Casting

Consumption

InteractionSynthesis

Production Post-production Delivery Consumption

台本撮影・編成情報

脚本はこうして生まれる!

絵コンテにみんなで没頭

撮影秘話1

音合わせってこんな感じ

撮影秘話2

没になった編集カット

完成目前!

放映スタート!

街中で持ち歩き試聴

お便りいっぱい本編

企画者の視点から

制作者の視点から

視聴者の視点から

動画作成~ネット発信~フィードバック取得までのライフサイクルを取り扱い範囲として利用機会を拡大したい-そのための環境をマッシュアップ的に提供 「動画共有」は創作過程から始まっている!

構造化コンテンツ(完パケ)の発信/共有非構造コンテンツ(素材)の

多目的利用(協働創作など)

コミュニケーション

を通じたフィードバック取

既存の「動画共有」

ClipLife.jpが提案する「動画共有」

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投稿過程(制作・編集・コンテンツ管理・コミュニケーション)に必要となる仕組みをCINEMAWORKとのコラボレーションで提供(予定)

ClipLifeとCINEMAWORKの連携を実現することで、CINEMAWORKで制作→ClipLifeに投稿→制作された映像を共有するという一つの映像の流れを示すことが出来るようになります。

CINEMAWORKの持つ制作過程を示す機能を利用することにより、相互の実用性と共有する楽しみが広がります。

CINEMAWORKはグループウェアとして、複数の誰もが簡単に離れた場所から、動画を通じたコミュニケーションを楽しむことが出来ます。

プロシューマ向けには、映像制作においてCINEMAWORKをグループウェアとして利用することで、参加している制作プロジェクトの状況を誰でも簡単に把握することができるようになります。

創作過程から始まる「動画共有」環境の提供

Page 11: 動画共有サイト(ClipLife.jp)におけるサービスについて

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CreativeCommonsライセンスにより利用・改変を許諾されている動画を組み合わせることによって、動画共有を情報発信手段とする機会をプロシューマ~アマチュアへ拡大

派生コンテンツの適正な権利表現の選択支援など

クリエイティブコモンズライセンスを活用したトライアル

パターン1 (CC表示された動画と自分で撮影した動画を編集)

派生コンテンツイメージ動画A 自分で撮影した動画C

イメージ動画A イメージ動画B

パターン1 (CC表示された動画の組み合わせ編集)

派生コンテンツ

選択肢から簡単に付与

選択肢から簡単に付与新たな権利記述支援

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CreativeCommonsを活用した「動画共有」サービスの考え方

偏在性

集中性

非市場性市場性

対価大(identity確立)

対価小(identity未確立)

文化政策公益事業

寄付

互酬

再配分

一次流通

認知限界帰着型

レーベル楽曲

二次流通素材利用

伝統芸能民族舞踊

レーベル楽曲や映画などのコンテンツでは、複製モデルの有償販売が主流 投資回収という物質的インセンティブ(貨幣、物)だけでなく、非物質的な恩恵(創作行為に伴う誇り、達成感、適正感、知人への利他主義的奉仕)を前提としたディジタル財の流通モデルが出現しつつあり、 Creative Commonsが展開する活動が普及に大きく貢献

CreativeCommonsの考え方を積極活用し、第3者を介した創造的利用によるビジネス開拓を推し進める機能を提供

オリジナリティのあるコンテンツの利用の支援について関連機関と連携した検討を進め、トライアル上で検証する

     の範囲を取り扱う、持続可能な「動画共有」の共通基盤を提供したい

ディジタル財の市場構造と収益モデル (2003,服部、国領/慶応大)にあてはめ

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参加型コミュニケーションによる創造的利用促進

構造化されたコンテンツ(完パケ)の検索/利用

コンシューマによる創造的利用促進

非構造コンテンツ(素材)の多目的検索/利用

利用の多様化機能コミュニケーションによる利用多目的化機能投稿・視聴の

容易化機能

(アイデア次第でいろんなことができる体験動画から集合知を得て

新たなビジネスが可能となるなど)

参加のアーキテクチャ集合知の活用

投稿動画が、配布した主体の許諾する範囲で様々な人により再配布、または改変され、さらに利用の広がりを生み出すエコシステムを創造する

Longtailコンテンツでのビジネスをユーザが実現することを支援する

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今後について

投稿・検索・視聴・コミュニケーション機能(=第3者を介した創造的利用に必要な機能) を提供し、利用者間でのビジネス検討を支援する

新たなビジネスモデルを「NTTが主体的、包括的に提供」ではなく、検討されたい方のアイデア実現に協力する参加型のWebサービス提供が狙い

アイデアはあっても実現できなかったケースも含めて是非試して頂きたい

CGM情報

情報

情報

マッチング

CGV投稿者個人/企業

配信代理

知識コンテンツ

対価

興味ニーズ

紹介、リコメンド

教えたい人(見た人など)

見たい人

Blog/SNS

視聴代理

サーチエンジン

動画共有ポータルOpen-API

Webサービス

インセンティブ(アフィリエイトなどで実現)

ClipLife.jpサイトサービス提供範囲

DB