要件定義書別紙11-7 共通基盤(バックアップ・dr) …2001/04/11 ·...
TRANSCRIPT
要件定義書別紙11-7
要件定義書別紙11-7
共通基盤(バックアップ・DR)
目次
1. 基本事項 ............................................................................................................ 1 1.1 システム構成図........................................................ 1 1.2 システム構成一覧 ...................................................... 2
2. 信頼性に関する事項 ............................................................................................ 3 2.1 信頼性目標 ........................................................... 3 2.2 信頼性確保対策........................................................ 3
3. 拡張性に関する事項 ............................................................................................ 5 3.1 拡張性確保対策........................................................ 5
4. ハードウェア要件.................................................................................................. 6 4.1 サーバ/機器一覧 ...................................................... 6 4.2 サーバ/機器要件詳細 .................................................. 8
5. ソフトウェア要件 ................................................................................................. 25 5.1 ソフトウェア要件概要 ................................................ 25 5.2 ソフトウェア要件詳細 ................................................ 27
6. バックアップセンター要件 .................................................................................... 31 6.1 サーバ/機器一覧 .................................................... 31 6.2 ソフトウェア一覧 .................................................... 33
7. 保守環境要件 ................................................................................................... 34 7.1 サーバ/機器一覧 .................................................... 35 7.2 ソフトウェア一覧 .................................................... 45
要件定義書別紙11-7
1
1. 基本事項
本要件定義書では、共通基盤サブシステムのバックアップ・DR機能群を対象範囲
とする。
1.1 システム構成図
次期ハローワークシステムにおけるバックアップ・DR機能群のシステム構成は、サ
ブシステム単位で以下の「図 1-1」の構成をとる。
なお、システム全体として、現行ハローワークシステムで取得した過去証跡を次期
ハローワークシステムへ復元するための環境を構成する。
図中の業務APサーバ、業務DBサーバ、FCスイッチ、及び業務ストレージの詳細な構
成については、各機能群の「要件定義書別紙」を参照。
図 1-1 バックアップ・DR機能群のシステム構成図
要件定義書別紙11-7
2
1.2 システム構成一覧
次期ハローワークシステムにおけるバックアップ・DR機能群のシステム構成一覧を
以下の「表 1-1」に示す。
表 1-1 システム構成一覧
項番 装置名 機能
1 バックアップサーバ 各サブシステムのバックアップ対象データのバ
ックアップ処理を実施する。
2 バックアップ装置 各サブシステムのバックアップ対象データをテ
ープにバックアップする。
3 バックアップ・DRストレ
ージ(NAS)(過去証跡用)
各サブシステムの過去証跡を復元する。
※各機能群ストレージ(SAN)は、各機能群の「要件定義書別紙」を参照。
※各機能群のストレージ(NAS)は、各機能群の「要件定義書別紙」を参照。
要件定義書別紙11-7
3
2. 信頼性に関する事項
2.1 信頼性目標
バックアップ・DR機能群に設定する信頼性目標値を以下に示す。
(1) ハードウェア稼動率
バックアップ・DR機能群についてのハードウェア稼動率を「表 2-1」に示す。
表 2-1 ハードウェア稼動率(目標)
項番 サブシステ
ム/機能群
装置名 目標ハードウェア
稼動率(%)
備考
1 バックアッ
プ・DR機能
群
バックアップ・DR機能群バッ
クアップサーバ
99 サーバ停止によ
る業務への直接
的な影響がない
ため、単一構成
とする
2 バックアップ・DR機能群バッ
クアップ装置
99 装置停止による
業務への直接的
な影響がないた
め、単一構成と
する
2.2 信頼性確保対策
(1) ハードウェア
バックアップ・DR機能群にて実施する信頼性確保対策(ハードウェア)を「表 2-2」に
示す。
要件定義書別紙11-7
4
表 2-2 信頼性確保対策(ハードウェア)
項番 対策箇所 詳細 対策
1 バックアップ・DR機能群バックアップ
サーバ
内蔵ハードディスク RAID1+0
NIC 冗長化
FC 冗長化
電源 冗長化
冷却ファン 冗長化
2 バックアップ・DR機能群バックアップ
装置
電源 冗長化
冷却ファン 冗長化
(2) ネットワーク
共通基盤(バックアップ・DR)の信頼性確保対策(ネットワーク)については、「要
件定義書別紙11-9 共通基盤(システム基盤(ネットワーク))」を参照。
(3) サービス
バックアップ・DR機能群に適用する信頼性確保対策(サービス)を「表 2-3」に示す。
表 2-3 信頼性確保対策(サービス)
項番 サーバ名 信頼性確保対策
1 バックアップ・DR機能群バックアップ
サーバ
- なし
要件定義書別紙11-7
5
3. 拡張性に関する事項
3.1 拡張性確保対策
バックアップ・DR機能群にて実施する拡張性確保対策(ハードウェア)を「表 3-1」に示
す。
表 3-1 拡張性確保対策(ハードウェア)
項番 対策箇所 詳細 拡張性対策
1 バックアッ
プサーバ
機器本体 バックアップサーバはスケールアウトに
よる拡張を可能とする。 CPU
メモリ
内蔵ハードディスク 内蔵ハードディスクは業務データを格納
しないため、拡張性は考慮しない。
PCIスロット 空きスロットを一つ以上有する。
2 バックアッ
プ装置
機器本体 バックアップ装置は、機器本体を増設する
ことによる拡張を可能とする。 ドライブ
収納巻数 運用開始に必要なテープ巻数を格納した
状態で、さらに追加して格納する空きがあ
ること。
要件定義書別紙11-7
6
4. ハードウェア要件
4.1 サーバ/機器一覧
(1) バックアップサーバ
バックアップ・DR機能群のバックアップサーバのサーバ/機器一覧を以下の「表 4-1」に
示す。
表 4-1 バックアップサーバ サーバ/機器一覧(センターノード)
【凡例】○:対象、-:対象外
項番 装置名 仮想化 台数 備考
1 バックアップサーバ(ハローワークインターネット
サービスサブシステム)(Linux)
- 1
2 バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)
(Windows)
- 1
3 バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)
(Linux)
- 1
4 バックアップサーバ(雇用保険サブシステム)
(Linux)
- 1
5 バックアップサーバ(雇用対策サブシステム)
(Linux)
- 1
6 バックアップサーバ(電子申請サブシステム)
(Linux)
- 1
7 バックアップサーバ(統計分析サブシステム)
(Windows)
- 1
8 バックアップサーバ(統計分析サブシステム)
(Linux)
- 1
9 バックアップサーバ(業務共通情報管理サブシステ
ム)(Linux)
- 1
10 バックアップサーバ(業務支援サブシステム)
(Windows)
- 1
11 バックアップサーバ(業務支援サブシステム)
(Linux)
- 1
12 バックアップサーバ(共通基盤サブシステム)
(Linux)
- 1
要件定義書別紙11-7
7
(2) バックアップ装置
バックアップ・DR機能群のバックアップ装置のサーバ/機器一覧を以下の「表 4-2」に
示す。
表 4-2 バックアップ装置 サーバ/機器一覧(センターノード)
【凡例】○:対象、-:対象外
項番 装置名 仮想化 台数 備考
1 バックアップ装置(ハローワークインターネットサ
ービスサブシステム)
- 1
2 バックアップ装置(職業紹介サブシステム) - 1
3 バックアップ装置(雇用保険サブシステム) - 1
4 バックアップ装置(雇用対策サブシステム) - 1
5 バックアップ装置(電子申請サブシステム)
- 1
6 バックアップ装置(統計分析サブシステム) - 1
7 バックアップ装置(業務共通情報管理サブシステ
ム)
- 1
8 バックアップ装置(業務支援サブシステム) - 1
9 バックアップ装置(共通基盤サブシステム) - 1
要件定義書別紙11-7
8
4.2 サーバ/機器要件詳細
バックアップ・DR機能群のサーバ及び、機器の要件詳細を以下に示す。
(1) バックアップサーバ
バックアップジョブは並列実行する必要があり、バックアップソフトウェアとして物理
CPUを複数搭載することが推奨されている。そのため、物理CPU数は2つ以上とする。
① ハローワークインターネットサービスサブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-3」に示す。
表 4-3 バックアップサーバ(ハローワークインターネットサービスサブシステム)(Linux) サ
ーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
9
② 職業紹介サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-4」、及び「表 4-5」に示す。
表 4-4 バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)(Windows) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で32GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 600GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
10
表 4-5 バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
11
③ 雇用保険サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-6」に示す。
表 4-6 バックアップサーバ(雇用保険サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
12
④ 雇用対策サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-7」に示す。
表 4-7 バックアップサーバ(雇用対策サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
13
⑤ 電子申請サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-8」に示す。
表 4-8 バックアップサーバ(電子申請サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
14
⑥ 統計分析サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-9」、及び「表 4-10」に示す。
表 4-9 バックアップサーバ(統計分析サブシステム)(Windows) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で32GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 600GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
15
表 4-10 バックアップサーバ(統計分析サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
16
⑦ 業務共通情報管理サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-11」に示す。
表 4-11 バックアップサーバ(業務共通情報管理サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
17
⑧ 業務支援サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-12」、及び「表 4-13」に示す。
表 4-12 バックアップサーバ(業務支援サブシステム)(Windows) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で32GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 600GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
18
表 4-13 バックアップサーバ(業務支援サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
19
⑨ 共通基盤サブシステム
バックアップサーバのサーバ/機器詳細を「表 4-14」に示す。
表 4-14 バックアップサーバ(共通基盤サブシステム)(Linux) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で36GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 300GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
20
(2) バックアップ装置
① ハローワークインターネットサービスサブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-15」に示す。
表 4-15 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(ハローワークインターネットサービスサブシ
ステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 66巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを4ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを4台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
② 職業紹介サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-16」に示す。
表 4-16 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(職業紹介サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 20巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを2台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
要件定義書別紙11-7
21
③ 雇用保険サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-17」に示す。
表 4-17 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(雇用保険サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 49巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを7ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを7台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
④ 雇用対策サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-18」に示す。
表 4-18 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(雇用対策サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 88巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを11ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを11台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
要件定義書別紙11-7
22
⑤ 電子申請サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-19」に示す。
表 4-19 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(電子申請サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 16巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを2台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
⑥ 統計分析サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-20」に示す。
表 4-20 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(統計分析サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 118巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを16ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを16台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
要件定義書別紙11-7
23
⑦ 業務共通情報管理サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-21」に示す。
表 4-21 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(業務共通情報管理サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 7巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを2台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
⑧ 業務支援サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-22」に示す。
表 4-22 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(業務支援サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 75巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを2台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
要件定義書別紙11-7
24
⑨ 共通基盤サブシステム
バックアップ装置のサーバ/機器詳細を「表 4-23」に示す。
表 4-23 バックアップ装置 サーバ/機器詳細(共通基盤サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 29巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium7に対応していること。
3 データ転送速
度
1. データ転送速度は300MB/秒(非圧縮時、非暗号化時)の能力を有す
ること。
4 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
5 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを2台以上有すること。
6 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
(3) ストレージ(SAN)
各機能群の「要件定義書別紙」を参照すること。
(4) ストレージ(NAS)
各機能群の「要件定義書別紙」を参照すること。
要件定義書別紙11-7
25
5. ソフトウェア要件
5.1 ソフトウェア要件概要
バックアップ・DR機能群のソフトウェア要件概要を以下に示す。
(1) バックアップサーバ(Windows)
バックアップサーバ(Windows)のソフトウェア概要を、「表 5-1」に示す。
表 5-1 バックアップサーバ(Windows) ソフトウェア要件概要
項番 観点 名称 概要
1 - オペレーティングシステ
ム
コンピュータシステムの動作・資源
管理を行う。
2 セキュリテ
ィ
サーバ用ウイルス対策ソ
フトウェア
ウイルス、ワーム、スパイウェアの
感染を防ぐ。
3 運用 運用管理ソフトウェア(エ
ージェント)
自サーバにおける性能・障害を検知
する。
4 性能分析ソフトウェア(エ
ージェント)
自サーバにおけるキャパシティログ
の取得を行う。
5 リソース管理ソフトウェ
ア(エージェント)
ストレージの管理を行う。
6 ストレージパス管理ソフ
トウェア
ストレージとサーバ間を複数パスで
接続し、パス故障時のアクセス停止
を回避する。
7 ジョブ制御ソフトウェア ジョブの実行制御やスケジュール管
理を行う。
8 ハードウェア監視ソフト
ウェア
物理サーバ及び物理ホストの集中管
理を行う。
9 ディスク管理ソフトウェ
ア
内蔵ディスクのRAID監視・管理・設
定を行う。
10 バックアッ
プ
バックアップソフトウェ
ア
各ストレージに格納されているデー
タのバックアップを行う。
ストレージ(NAS)上のデータについ
て、FCで接続されたバックアップ装
置へ直接バックアップを行う。
システムバックアップ及びリストア
を行う。
ストレージ筐体内コピー及びセンタ
間のストレージ同期(ストレージ筐
体間コピー)を行う。
要件定義書別紙11-7
26
(2) バックアップサーバ(Linux)
バックアップサーバ(Linux)のソフトウェア概要を、「表 5-2」に示す。
表 5-2 バックアップサーバ(Linux) ソフトウェア要件概要
項番 観点 名称 概要
1 - オペレーティングシステ
ム
コンピュータシステムの動作・資源
管理を行う。
2 セキュリテ
ィ
サーバ用ウイルス対策ソ
フトウェア
ウイルス、ワーム、スパイウェアの
感染を防ぐ。
3 運用 運用管理ソフトウェア(エ
ージェント)
自サーバにおける性能・障害を検知
する。
4 性能分析ソフトウェア(エ
ージェント)
自サーバにおけるキャパシティログ
の取得を行う。
5 リソース管理ソフトウェ
ア(エージェント)
ストレージの管理を行う。
6 ストレージパス管理ソフ
トウェア
ストレージとサーバ間を複数パスで
接続し、パス故障時のアクセス停止
を回避する。
7 ジョブ制御ソフトウェア ジョブの実行制御やスケジュール管
理を行う。
8 ハードウェア監視ソフト
ウェア
物理サーバ及び物理ホストの集中管
理を行う。
9 ディスク管理ソフトウェ
ア
内蔵ディスクのRAID監視・管理・設
定を行う。
10 バックアッ
プ
バックアップソフトウェ
ア
各ストレージに格納されているデー
タのバックアップを行う。
ストレージ(NAS)上のデータについ
て、FCで接続されたバックアップ装
置へ直接バックアップを行う。
ストレージ筐体内コピー及びセンタ
間のストレージ同期(ストレージ筐
体間コピー)を行う。
要件定義書別紙11-7
27
5.2 ソフトウェア要件詳細
(1) バックアップサーバ(Windows)
バックアップサーバ(Windows)のソフトウェア要件詳細を、「表 5-3」に示す。
表 5-3 バックアップサーバ(Windows) ソフトウェア要件詳細
項番 名称 要件
1 オペレーティ
ングシステム
1. Windows Server 2016 と同等の機能を有すること。
2 サーバ用ウイ
ルス対策ソフ
トウェア
1. サーバ用ウイルス対策管理サーバのサーバ用ウイルス対策ソフト
ウェアと連携可能であること。
2. リアルタイムスキャンが可能であること。
3. スケジュールスキャンが可能であること。
4. 定期的にパターンファイルの更新が行われること。
3 運用管理ソフ
トウェア(エー
ジェント)
1. 運用管理サーバの運用管理ソフトウェアと連携できること。
2. 運用管理ソフトウェアと連携する際にファイルの加工等をする必
要がないこと。
4 性能分析ソフ
トウェア(エー
ジェント)
1. 性能分析ソフトウェアと連携できること。
2. 自サーバの性能ログを取得できること。
3. 収集されるログ以外に、詳細な情報をサーバ内に取得しているこ
と。
5 リソース管理
ソフトウェア
(エージェン
ト)
1. リソース管理ソフトウェアと連携できること。
2. ストレージ機器のハードウェア監視ができること。
3. 故障発生時にトラブルシューティング(故障影響範囲の確認、故障
箇所の特定)ができること。
6 ストレージパ
ス管理ソフト
ウェア
1. アクセスパスを冗長化させ、1つのパスで障害が発生した場合でも、
他の正常なパスに切り替えてアクセスを継続するため、システムの
停止を回避することができること。
2. 複数のアクセスパスを同時に使用し、アクセスを分散させることが
できること。
(続く)
要件定義書別紙11-7
28
(続き)
項番 名称 要件
7 ジョブ制御ソ
フトウェア
1. ジョブの実行制御ができること。
2. 遠隔地にあるサーバの電源制御ができること。
3. 特定の周期で起動されるジョブの稼動状況や実行結果をリアルタ
イムにガントチャートで監視することができること。
4. ジョブログ等の実行結果を確認し、バックアップの正常取得を確認
できること。
5. バックアップ処理のジョブ運用を自動化できること。
6. 定型的なジョブログの削除を自動化できること。
7. ディスク空き領域のしきい値超過等のイベントに対するログ削除・
退避・復元の処理を組み込むことができること。
8. システムの起動・停止ジョブのスケジューリングや実行制御ができ
ること。
9. バックアップソフトのコマンドラインを使用して、自動バックアッ
プジョブ運用のジョブネット制御ができること。
10. ジョブ制御のトポロジーを構成し、スケジュールを配布できるこ
と。
8 ハードウェア
監視ソフトウ
ェア
1. ハードウェアの故障予兆や障害情報が発生した際にメール等でア
ラームを自動的に通知できること。
9 ディスク管理
ソフトウェア
1. アレイコントローラ(RAID コントローラ)とアレイコントローラ
に接続されているハードディスクとロジカルドライブの監視、管
理、メンテナンス、及び設定を行うことができること。
10 バックアップ
ソフトウェア
1. ストレージに格納されているデータのバックアップが可能なこと。
2. ストレージ(NAS)上のデータについて、FCで接続されたバックアッ
プ装置へ直接バックアップを行えること。
3. システムデータのディスクイメージをバックアップ領域に出力す
ることが可能であること。
4. バックアップ領域に出力されたデータからシステムデータのリカ
バリが可能であること。
5. データ領域に格納されたデータをバックアップ領域にコピー可能
なこと。
6. ストレージ筐体内コピー及びセンタ間のストレージ同期(ストレー
ジ筐体間コピー)を行えること。
要件定義書別紙11-7
29
(2) バックアップサーバ(Linux)
バックアップサーバ(Linux)のソフトウェア詳細を、「表 5-4」に示す。
表 5-4 バックアップサーバ(Linux) ソフトウェア要件詳細
項番 名称 要件
1 オペレーティ
ングシステム
1. Red Hat Enterprise Linuxと同等の機能を有すること。
2 サーバ用ウイ
ルス対策ソフ
トウェア
1. サーバ用ウイルス対策管理サーバのサーバ用ウイルス対策ソフト
ウェアと連携可能であること。
2. リアルタイムスキャンが可能であること。
3. スケジュールスキャンが可能であること。
4. 定期的にパターンファイルの更新が行われること。
3 運用管理ソフ
トウェア(エー
ジェント)
1. 運用管理サーバの運用管理ソフトウェアと連携できること。
2. 運用管理ソフトウェアと連携する際にファイルの加工等をする必
要がないこと。
4 性能分析ソフ
トウェア(エー
ジェント)
1. 性能分析ソフトウェアと連携できること。
2. 自サーバの性能ログを取得できること。
3. 収集されるログ以外に、詳細な情報をサーバ内に取得しているこ
と。
5 リソース管理
ソフトウェア
(エージェン
ト)
1. リソース管理ソフトウェアと連携できること。
2. ストレージ機器のハードウェア監視ができること。
3. 故障発生時にトラブルシューティング(故障影響範囲の確認、故障
箇所の特定)ができること。
6 ストレージパ
ス管理ソフト
ウェア
1. アクセスパスを冗長化させ、1つのパスで障害が発生した場合でも、
他の正常なパスに切り替えてアクセスを継続するため、システムの
停止を回避することができること。
2. 複数のアクセスパスを同時に使用し、アクセスを分散させることが
できること。
(続く)
要件定義書別紙11-7
30
(続き)
項番 名称 要件
7 ジョブ制御ソ
フトウェア
1. ジョブの実行制御ができること。
2. 遠隔地にあるサーバの電源制御ができること。
3. 特定の周期で起動されるジョブの稼動状況や実行結果をリアルタ
イムにガントチャートで監視することができること。
4. ジョブログ等の実行結果を確認し、バックアップの正常取得を確認
できること。
5. バックアップ処理のジョブ運用を自動化できること。
6. 定型的なジョブログの削除を自動化できること。
7. ディスク空き領域のしきい値超過等のイベントに対するログ削除・
退避・復元の処理を組み込むことができること。
8. システムの起動・停止ジョブのスケジューリングや実行制御ができ
ること。
9. バックアップソフトのコマンドラインを使用して、自動バックアッ
プジョブ運用のジョブネット制御ができること。
10. ジョブ制御のトポロジーを構成し、スケジュールを配布できるこ
と。
8 ハードウェア
監視ソフトウ
ェア
1. ハードウェアの故障予兆や障害情報が発生した際にメール等でア
ラームを自動的に通知できること。
9 ディスク管理
ソフトウェア
1. アレイコントローラ(RAID コントローラ)とアレイコントローラ
に接続されているハードディスクとロジカルドライブの監視、管
理、メンテナンス、及び設定を行うことができること。
10 バックアップ
ソフトウェア
1. ストレージに格納されているデータのバックアップが可能なこと。
2. ストレージ(NAS)上のデータについて、FCで接続されたバックアッ
プ装置へ直接バックアップを行えること。
3. データ領域に格納されたデータをバックアップ領域にコピー可能
なこと。
4. ストレージ筐体内コピー及びセンタ間のストレージ同期(ストレー
ジ筐体間コピー)を行えること。
要件定義書別紙11-7
31
6. バックアップセンター要件
バックアップセンターには、業務継続対象の機能群のみバックアップサーバを配置し、バ
ックアップ装置については、データ損失が許容されない雇用保険サブシステムを除き、設置
しない。
バックアップセンターにおけるバックアップサーバ、及びバックアップ装置のスペック及
び台数については基本的に本番環境と同等とする。
6.1 サーバ/機器一覧
バックアップ・DR機能群は、バックアップセンターにサーバ、及び機器を設置する。
本番環境と同等の考え方でバックアップサーバ台数を決定した結果を以下の「表 6-1」に
示す。また、対象となるバックアップサーバ、及びバックアップ装置の一覧をそれぞれ「表
6-2」、及び「表 6-3」に示す。
表 6-1 各サブシステムで必要なバックアップサーバ台数(バックアップノード)
項番 サブシステム名 バックアップ
対象データの
OS(※1)
テープドラ
イブ数(※2)
接続ストレ
ージ数(SAN)
必要バック
アップサー
バ台数
1 ハローワークインターネッ
トサービスサブシステム
Linux - 2(※3) 1台
2 職業紹介サブシステム Windows/Linux - 2(※3) 1台
3 雇用保険サブシステム Linux 7 1 1台
4 雇用対策サブシステム Linux - 1 1台
5 電子申請サブシステム Linux - 2 1台
6 業務共通情報管理サブシス
テム
Linux - 1 1台
7 共通基盤サブシステム Linux - 1(※4) 1台
(※1)雇用保険サブシステム以外のサブシステムにおいては、バックアップセンターにてテープ
へのバックアップは実施しないため、必要バックアップサーバ台数算出の際に本項目は考慮しな
い。
(※2)テープドライブ数は、本番環境のテープドライブ数に準じる。
(※3)ハローワークインターネットサブシステム、及び職業紹介サブシステムにはストレージを
3台配置するが、FCスイッチにて集約するため、2台として計上する。
(※4) 共通基盤サブシステムにはストレージを2台配置するがFCスイッチにて集約するため、1
台として計上する。
要件定義書別紙11-7
32
表 6-2 バックアップサーバ サーバ/機器一覧(バックアップノード)
項番 装置名 仮想化 台数 備考
1 バックアップサーバ(ハローワークインターネット
サービスサブシステム)(Linux)
- 1
2 バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)
(Linux)
- 1
3 バックアップサーバ(雇用保険サブシステム)
(Linux)
- 1
4 バックアップサーバ(雇用対策サブシステム)
(Linux)
- 1
5 バックアップサーバ(電子申請サブシステム)
(Linux)
- 1
6 バックアップサーバ(業務共通情報管理サブシステ
ム)(Linux)
- 1
7 バックアップサーバ(共通基盤サブシステム)
(Linux)
- 1
表 6-3 バックアップ装置 サーバ/機器一覧(バックアップノード)
項番 装置名 仮想化 台数 備考
1 バックアップ装置(雇用保険サブシステム) - 1
バックアップ・DR機能群のサーバ及び、機器の詳細を以下に示す。
(1) バックアップサーバ(ハローワークインターネットサービスサブシステム)(Linux)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-3」を参照。
(2) バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)(Linux)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-5」を参照。
(3) バックアップサーバ(雇用保険サブシステム)(Linux)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-6」を参照。
(4) バックアップサーバ(雇用対策サブシステム)(Linux)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-7」を参照。
(5) バックアップサーバ(電子申請サブシステム)(Linux)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-8」を参照。
(6) バックアップサーバ(業務共通情報管理サブシステム)(Linux)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-11」を参照。
要件定義書別紙11-7
33
(7) バックアップサーバ(共通基盤サブシステム)(Linux)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-14」を参照。
(8) バックアップ装置(雇用保険サブシステム)
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-17」を参照。
6.2 ソフトウェア一覧
バックアップ・DR機能群機能群において、バックアップセンターに導入するソフトウェア
については、本番環境と同等とする。詳細は「表 5-3」、及び「表 5-4」を参照。
要件定義書別紙11-7
34
7. 保守環境要件
バックアップ媒体の収容巻数、バックアップ装置の台数、及びテープドライブ数は本番環
境から以下の観点で縮小した構成とする。
・バックアップ装置の収容巻数
保守環境のテープバックアップ対象データのデータ容量をもとに、バックアップ装置の収
容巻数を算出する。
・バックアップ装置のテープドライブ数
各サブシステムで取得するバックアップ対象データのうち、バックアップ処理の並走数が
最大となるデータを抽出し、その並走数を保守環境におけるバックアップ装置の必要テープ
ドライブ数とする。
・バックアップサーバ
本番環境と同等の考え方でサイジングし台数を決定する。
要件定義書別紙11-7
35
7.1 サーバ/機器一覧
バックアップ・DR機能群は保守環境を設置する。
本番環境と同等の考え方で台数を決定した結果を以下の「表 7-1」に示す。
また、対象となるバックアップサーバ、バックアップ装置、及びストレージの一覧をそれ
ぞれ「表 7-2」、「表 7-3」、及び「表 7-4」に示す。
表 7-1 各サブシステムで必要なバックアップサーバ台数(保守環境)
項番 サブシステム名 バックアップ対象
データのOS
テープドラ
イブ数
(※1)
接続ストレ
ージ数
(SAN)
必要バッ
クアップ
サーバ台
数
1 ハローワークインターネ
ットサービスサブシステ
ム
Linux 2 2 1台
2 職業紹介サブシステム Windows/Linux 2 2(※2) 2台
3 雇用保険サブシステム Linux 2 2 1台
4 雇用対策サブシステム Linux 4 2(※2) 1台
5 電子申請サブシステム Linux 2 2 1台
6 統計分析サブシステム Windows/Linux 8 1 2台
7 業務共通情報管理サブシ
ステム
Linux 2 1 1台
8 業務支援サブシステム Windows/Linux 2 1 2台
9 共通基盤サブシステム Linux 2 1(※3) 1台
10 その他(バックアップサ
ーバ(過去証跡用))
Linux 2 0(※4) 1台
(※1)バックアップ処理の最大並走数。
(※2)職業紹介サブシステム、及び雇用対策サブシステムにはストレージを3台配置するが、FC
スイッチにて集約するため、2台として計上する。
(※3) 共通基盤サブシステムにはストレージを2台配置するがFCスイッチにて集約するため、1
台として計上する。
(※4)復元対象データ格納用ストレージ(NAS)が接続される。
要件定義書別紙11-7
36
表 7-2 バックアップサーバ サーバ/機器一覧(保守環境)
【凡例】○:対象、-:対象外
項番 装置名 仮想化 台数 備考
1 バックアップサーバ(ハローワークインターネット
サービスサブシステム)(Linux)
- 1
2 バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)
(Windows)
- 1
3 バックアップサーバ(職業紹介サブシステム)
(Linux)
1
4 バックアップサーバ(雇用保険サブシステム)
(Linux)
- 1
5 バックアップサーバ(雇用対策サブシステム)
(Linux)
- 1
6 バックアップサーバ(電子申請サブシステム)
(Linux)
- 1
7 バックアップサーバ(統計分析サブシステム)
(Windows)
- 1
8 バックアップサーバ(統計分析サブシステム)
(Linux)
1
9 バックアップサーバ(業務共通情報管理サブシステ
ム)(Linux)
- 1
10 バックアップサーバ(業務支援サブシステム)
(Windows)
- 1
11 バックアップサーバ(業務支援サブシステム)
(Linux)
1
12 バックアップサーバ(共通基盤サブシステム)
(Linux)
- 1
13 バックアップサーバ(過去証跡用) - 1 保守環境にのみ
設置
要件定義書別紙11-7
37
表 7-3 バックアップ装置 サーバ/機器一覧(保守環境)
項番 装置名 仮想化 台数 備考
1 バックアップ装置(ハローワークインターネットサ
ービスサブシステム)
- 1
2 バックアップ装置(職業紹介サブシステム) - 1
3 バックアップ装置(雇用保険サブシステム) - 1
4 バックアップ装置(雇用対策サブシステム) - 1
5 バックアップ装置(電子申請サブシステム) - 1
6 バックアップ装置(統計分析サブシステム) - 1
7 バックアップ装置(業務共通情報管理サブシステ
ム)
- 1
8 バックアップ装置(業務支援サブシステム) - 1
9 バックアップ装置(共通基盤サブシステム) - 1
10 バックアップ装置(過去証跡用) - 1 保守環境にのみ
設置
表 7-4 ストレージ(NAS) サーバ/機器一覧(保守環境)
項番 装置名 仮想化 台数 備考
1 バックアップ・DRストレージ(NAS)(過去証跡用) - 1 保守環境にのみ
設置
要件定義書別紙11-7
38
バックアップ・DR機能群のサーバ及び、機器の詳細を以下に示す。
(1) バックアップサーバ
① ハローワークインターネットサービスサブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-3」を参照。
② 職業紹介サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-4」、及び「表 4-5」を参照。
③ 雇用保険サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-6」を参照。
④ 雇用対策サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-7」を参照。
⑤ 電子申請サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-8」を参照。
⑥ 統計分析サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-9」、及び「表 4-10」を参照。
⑦ 業務共通情報管理サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-11」を参照。
⑧ 業務支援サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-12」、及び「表 4-13」を参照。
⑨ 共通基盤サブシステム
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-14」を参照。
要件定義書別紙11-7
39
(2) バックアップ装置
① ハローワークインターネットサービスサブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-5」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-15」を参照。
表 7-5 バックアップ装置 機器詳細(ハローワークインターネットサービスサブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 42巻以上のカートリッジが収納できること。
2 インタフェース 1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
3 テープドライブ数 1. テープドライブを2台以上有すること。
② 職業紹介サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-6」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-16」を参照。
表 7-6 バックアップ装置 機器詳細(職業紹介サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 20巻以上のカートリッジが収納できること。
③ 雇用保険サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-7」に示す。
本番環境と同等とする。詳細は「表 4-17」を参照。
表 7-7 バックアップ装置 機器詳細(雇用保険サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 44巻以上のカートリッジが収納できること。
2 インタフェース 1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
3 テープドライブ数 1. テープドライブを2台以上有すること。
要件定義書別紙11-7
40
④ 雇用対策サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-8」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-18」を参照。
表 7-8 バックアップ装置 機器詳細(雇用対策サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 88巻以上のカートリッジが収納できること。
2 インタフェース 1. ファイバチャネルインタフェースを4ポート以上有すること。
3 テープドライブ数 1. テープドライブを4台以上有すること。
⑤ 電子申請サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-9」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-19」を参照。
表 7-9 バックアップ装置 機器詳細(電子申請サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 16巻以上のカートリッジが収納できること。
⑥ 統計分析サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-10」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-20」を参照。
表 7-10 バックアップ装置 機器詳細(統計分析サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 118巻以上のカートリッジが収納できること。
2 インタフェース 1. ファイバチャネルインタフェースを8ポート以上有すること。
3 テープドライブ数 1. テープドライブを8台以上有すること。
要件定義書別紙11-7
41
⑦ 業務共通情報管理サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-11」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-21」を参照。
表 7-11 バックアップ装置 機器詳細(業務共通情報管理サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 7巻以上のカートリッジが収納できること。
⑧ 業務支援サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-12」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-22」を参照。
表 7-12 バックアップ装置 機器詳細(業務支援サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 75巻以上のカートリッジが収納できること。
⑨ 共通基盤サブシステム
本番環境と異なる項目のみ「表 7-13」に示す。
その他項目の詳細は「表 4-23」を参照。
表 7-13 バックアップ装置 機器詳細(共通基盤サブシステム)
項番 項目 要件
1 収納カートリッジ数 1. 20巻以上のカートリッジが収納できること。
2 インタフェース 1. ファイバチャネルインタフェースを3ポート以上有すること。
3 テープドライブ数 1. テープドライブを3台以上有すること。
要件定義書別紙11-7
42
(3) バックアップサーバ(過去証跡用)
バックアップサーバ(過去証跡用)は保守環境にのみ設置する。
バックアップサーバ(過去証跡用)のサーバ/機器詳細を「表 7-14」に示す。
表 7-14 バックアップサーバ(過去証跡用) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 CPU 1. 実装するCPU全体のSPECint_rate_base2006が264以上の能力を有す
ること。
2. 実装するCPU数が2CPU以上であること。
3. 実装するCPUのCORE数が2CORE/CPU以上であること。
2 メモリ 1. メモリサイズが装置全体で28GB以上であること。
3 システムバス 1. FSBは533MHz以上であること。
4 ハードディス
ク
1. RAID1による冗長構成が可能とすること。
2. 600GB以上及び回転数15,000rpm以上のディスクを2台以上有するこ
と。
3. 電源を切らずにディスク装置の交換が可能であること。
5 DVDドライブ 1. CDROM、CDR、DVDROM、DVDRがすべて読取り可能であること。
6 データカート
リッジ
1. 電源を切らずに挿抜可能であり、自動でマウントされ、ハードディ
スク同様に取り扱えること。
7 インタフェー
ス
1. 100/1000BASE-Tを2ポート以上有すること。
2. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
3. ディスプレイ・キーボード・マウスについては、共有のディスプレ
イ・キーボード・マウスを使用することで省スペース化を図ること。
8 電源 1. 電源が冗長化されており、障害時には電源を切らずに交換が可能で
あること。
9 冷却ファン 1. 標準で冷却ファンが冗長化されており、障害時には電源を切らずに
交換が可能であること。
10 その他 1. エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)に適合している
こと。
要件定義書別紙11-7
43
(4) バックアップ装置(過去証跡用)
バックアップ装置(過去証跡用)は保守環境にのみ設置する。
バックアップ装置(過去証跡用)のサーバ/機器詳細を「表 7-15」に示す。
表 7-15 バックアップ装置(過去証跡用) サーバ/機器詳細
項番 項目 要件
1 収納カートリ
ッジ数
1. 11巻以上のカートリッジが収納できること。
2 対応メディア 1. Ultrium4を読み取れること。
3 インタフェー
ス
1. ファイバチャネルインタフェースを2ポート以上有すること。
2. 監視用に10/100BASE-Tを1ポート以上有すること。
4 テープドライ
ブ数
1. テープドライブを2台以上有すること。
5 暗号化 1. 暗号化が可能であること。
2. 現行ハローワークシステムのバックアップ装置で作成した暗号化
キーを利用して、バックアップデータの復号処理が可能であるこ
と。
要件定義書別紙11-7
44
(5) バックアップ・DRストレージ(NAS)(過去証跡用)
バックアップ・DRストレージ(NAS)(過去証跡用)は保守環境にのみ設置する。
バックアップ・DRストレージ(NAS)(過去証跡用)のハードウェア詳細を「表 7-16」に
示す。
表 7-16 ストレージ(NAS)(過去証跡用) ハードウェア詳細
項番 項目 要件
1 全般 1. NFSプロトコルVer.2及びVer.3をサポートすること。
2. CIFSプロトコルをサポートすること。
3. 制御部は、汎用OSではなく最適化された専用OSであること。
4. Windows/Linuxの各クライアントから同時に共有できること。
2 ディスク容量 1. ユーザ領域を25TB以上確保できること。
3 キャッシュメ
モリ
1. キャッシュ容量は8GB以上であること。
4 ディスクドラ
イブ
1. 運用中に動的に拡大できるRAID制御機構を有すること。
2. 運用中に動的に増減できるファイルシステムをサポートすること。
3. ディスクドライブの拡張が可能であること。
4. クラスタ構成の際、SPECsfsにて60,038 ops/sec以上の性能を有す
ること。
5 機能 1. 運用ボリュームの、書き込み可能な複製を高速に作成する機能を有
すること。
2. ディスク切り替え時も冗長性を保持するため、ディスク故障の予兆
検出によるホットスペアディスクへのデータ自動コピー機能とコ
ピー先ディスクへの自動切替機能を有すること。
3. 同一RAIDグループ内のディスク二重障害時でもデータ消失がない
こと。
4. NDMPによるLAN-Freeバックアップ機能を有していること。
6 コントローラ 1. コントローラを2個以上有すること。
7 インタフェー
ス
1. 10/100/1000BASE-Tインタフェースを8ポート以上有すること。
2. LANインタフェースはトランキングが利用可能なこと。
3. ファイバチャネルポートを4ポート以上有すること。
8 活性増設 1. ディスク1本単位で活性増設が可能なこと。
9 電源 1. 電源が冗長化されていること。
10 冷却ファン 1. 冷却ファンが冗長化されていること。
11 暗号化 1. パスワードの暗号化通信が可能であること。
12 その他 1. データに対するウイルス検索及び駆除することが可能であること。
2. リアルタイムスキャンでの検索が可能であること。
要件定義書別紙11-7
45
7.2 ソフトウェア一覧
保守環境に導入するソフトウェアについて、以降で記載する。
(1) バックアップサーバ
本番環境と同等とする。詳細は「表 5-3」、及び「表 5-4」を参照。
(2) バックアップサーバ(過去証跡用)
バックアップサーバ(過去証跡用)は保守環境にのみ設置する。
バックアップサーバ(過去証跡用)のソフトウェア概要を、「表 7-17」に、ソフトウェ
ア詳細を「表 7-18」に示す。
表 7-17 バックアップサーバ(過去証跡用) ソフトウェア概要
項番 観点 名称 概要
1 - オペレーティングシステ
ム
コンピュータシステムの動作・資源
管理を行う。
2 セキュリテ
ィ
サーバ用ウイルス対策ソ
フトウェア
ウイルス、ワーム、スパイウェアの
感染を防ぐ。
3 運用 運用管理ソフトウェア(エ
ージェント)
運用管理ソフトウェアと連携し、自
サーバにおける性能・障害を検知す
る。
4 性能分析ソフトウェア(エ
ージェント)
性能分析ソフトウェアと連携し、自
サーバにおけるキャパシティログの
取得を行う。
5 リソース管理ソフトウェ
ア(エージェント)
リソース管理ソフトウェアと連携
し、ストレージの管理を行う。
6 ジョブ制御ソフトウェア ジョブの実行制御やスケジュール管
理を行う。
7 ハードウェア監視ソフト
ウェア
物理サーバ及び物理ホストの集中管
理を行う。
8 ディスク管理ソフトウェ
ア
内蔵ディスクのRAID監視・管理・設
定を行う。
9 バックアッ
プ
バックアップソフトウェ
ア
現行ハローワークシステムのバック
アップデータから復元を行う。
要件定義書別紙11-7
46
表 7-18 バックアップサーバ(過去証跡用) ソフトウェア詳細
項番 名称 要件
1 オペレーティ
ングシステム
1. Red Hat Enterprise Linuxと同等の機能を有すること。
2 サーバ用ウイ
ルス対策ソフ
トウェア
1. サーバ用ウイルス対策管理サーバのサーバ用ウイルス対策ソフト
ウェアと連携可能であること。
2. リアルタイムスキャンが可能であること。
3. スケジュールスキャンが可能であること。
4. 定期的にパターンファイルの更新が行われること。
3 運用管理ソフ
トウェア(エー
ジェント)
1. 運用管理サーバの運用管理ソフトウェアと連携できること。
2. 運用管理ソフトウェアと連携する際にファイルの加工等をする必
要がないこと。
4 性能分析ソフ
トウェア(エー
ジェント)
1. 性能分析ソフトウェアと連携できること。
2. 自サーバの性能ログを取得できること。
3. 収集されるログ以外に、詳細な情報をサーバ内に取得しているこ
と。
5 リソース管理
ソフトウェア
(エージェン
ト)
1. リソース管理ソフトウェアと連携できること。
2. ストレージ機器のハードウェア監視ができること。
3. 故障発生時にトラブルシューティング(故障影響範囲の確認、故障
箇所の特定)ができること。
6 ジョブ制御ソ
フトウェア
1. ジョブの実行制御ができること。
2. 遠隔地にあるサーバの電源制御ができること。
3. 特定の周期で起動されるジョブの稼動状況や実行結果をリアルタ
イムにガントチャートで監視することができること。
4. ジョブログ等の実行結果を確認し、バックアップの正常取得を確認
できること。
5. バックアップ処理のジョブ運用を自動化できること。
6. 定型的なジョブログの削除を自動化できること。
7. ディスク空き領域のしきい値超過等のイベントに対するログ削除・
退避・復元の処理を組み込むことができること。
8. システムの起動・停止ジョブのスケジューリングや実行制御ができ
ること。
9. バックアップソフトのコマンドラインを使用して、自動バックアッ
プジョブ運用のジョブネット制御ができること。
10. ジョブ制御のトポロジーを構成し、スケジュールを配布できるこ
と。
7 ハードウェア
監視ソフトウ
ェア
1. ハードウェアの故障予兆や障害情報が発生した際にメール等でア
ラームを自動的に通知できること。
(続く)
要件定義書別紙11-7
47
(続き)
項番 名称 要件
8 ディスク管理
ソフト
1. アレイコントローラ(RAID コントローラ)とアレイコントローラ
に接続されているハードディスクとロジカルドライブの監視、管
理、メンテナンス、及び設定を行うことができること。
9 バックアップ
ソフトウェア
1. 現行ハローワークシステムのバックアップソフトウェアで記録し
たテープに保存されているバックアップデータの復元が可能であ
ること。