進研マーク模試を受験しました...
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進研マーク模試を受験しました 2015.6.6 記
6月6日(土)に3年生(37HR)が進研マーク模試を受験しました。進研マーク模試は、センター試験対策として実施しています。そのため全員が 5教科7科目を受験しており、量的にハードですが最後まで真剣に取り組んでいました。本番が来年1月16日(土),17(日)ですので、結果が思わしくなかった人は、早めに弱点を見つけ克服してほしいと思います。
国語の試験
土曜授業スタート 2015.4.18 記
特進コースでは、奇数週の土曜日に4時間の授業を行っています。本年度も4月18日(土)より、土曜授業がスタートし全員が出席しました。1年生は、まだ学校生活が慣れない中、土曜登校が大変な人もいると思いますが、3年後の国公立大学現役合格を目指してがんばってほしいと思います。
18HR(数学・担当は担任の曽布川先生)
26HR(日本史・担当は担任の三浦先生)
37HR(英語・担当は担任の水野先生)
村松 誠士君インタビュー 2015.4.3 記
3月に卒業した特進コースⅢ期生で,広島大学・工学部・第1類(機械システム工学系)に合格した村松 誠士君(和田中学校出身)にインタビューをしました。今月に発行するニュースレター「くすの木の香り」に掲載しますが,それに先立ってこのコーナーで紹介します。
合格報告会で発表する村松君 合格報告会の村松君(右)と大畑君(福島大合格)
――― 合格発表のときの気持ちは? 受験したのが2月25日で,合格発表が3月6日でした。合格発表は情報室のPCで見ました。その時は試験の時より緊張して・・・。合格が分かったときは,嬉しいっていうのとホッとして力が抜けたっていうので。本当にその後ずっとボケ~~としてました。
――― 受験後の手ごたえはどうだった? 全然自信がなくって。もともと物理・数学が得意だったんですが,やった時の手ごたえは逆にダメで,英語と化学は物理・数学よりはできたのかなっていう感じでした。理科では得意な物理からやったんだけど,ちょっとつまずいて精神的にきつくなりました。受験の前日に初めて行ったんです。下見の日から臨時バスがバンバン出ていて,すごい数の受験生なんです。前日でこれなら明日はどうなるんだろうって不安になってきて。広島観光する余裕もなく,お好み焼きも食べないで帰ってきました。もう疲れちゃって,その気力がありませんでした。先生にあげた「もみじまんじゅう」だけ買って帰りました。(笑)
――― どんな勉強をしてきましたか? 宿題はみんな学校でやっちゃったんです。家に帰ると眠くなっちゃって,朝やったこともあるんですが,それもうまくいかなくて,どうしようかなっていう感じの時もありました。学校や塾の自習室なら集中してやれたんです。でも自分の部屋はぐちゃぐちゃで,勉強やる環境じゃないんです。音楽を聴きながらやっていたけど,イヤホンで聞きながらやると周りの雑音が聞こえないでしょ。そこで集中してくると今度は音楽も聞こえなくなるんです。英語は,夏休みには長文に集中的に取り組んで,ガッツリ読み込んだ時期がありました。それをやっていたら読むスピードも速くなったし,自分なりに概略がつかめる読み方を会得した感じがあります。これ以降長文で点が取れるようになり,これで行けるかなっていう感じになりました。
―――3年間の高校生活を振り返って、どこがターニングポイントか? 入学したときはどこか大学に入れればいいやって感じで・・・。冬の三者面談で東北大学って言ったら,そこから進路が具体化しました。高校入学の時は,とにかく自分を変えようって思っていて・・・,嫌なことから逃げないようになったと思います。自分でもよくわかんないけど,とにかくこのままじゃだめだとは思って入学しました。クラスの連中は中学までの連れとは全く違った存在で,変な連中だけど新鮮だったし,その影響は大きかったと思うし,自分を変えるきっかけになったと思います。
――― 後輩へのメッセージ 中学の時ダメでも,高校で変わって頑張って,自分でも創造できなかったようなところに行くことが本当にあるから,やりたいこととか自分の考えていることを信じてガンバってほしいですね。中学の時には考えられなかった今の自分ですよ。
国公立大学合格率71.4%!! 2015.03.24 2015.03.24 記
3月1日に卒業した、特進コースⅢ期生7名全員の進学先が決定しましたので、下表のとおり報告します。 7名中5名(71.4%)が、特進コースの目標である国公立大学に現役合格することができました。国公立大学への合格率は、実に7割を超えており、過去最高の結果でした(Ⅰ期生55.6%、Ⅱ期生50%)。 在校生も早めに目標大学を設定し、合格を目指してがんばってほしいと思います。
特進コースⅢ期生(7名)の進路決定先
A君 国立 広島大学・工学部・第1類(機械システム工学系)
B君 国立 信州大学・工学部・電気電子工学科
C君 国立 福島大学・理工学群・共生システム理工学類
D君 公立 熊本県立大学・総合管理学部・総合管理学科
E君 公立 前橋工科大学・工学部・総合デザイン工学科
F君 私立 神奈川大学・経営学部・国際経営学科
G君 私立 国士舘大学・文学部・教育学科・初等教育専攻
「熊本県立大学」合格!! 2015.3.21 記
3月20日(金)に、熊本県立大学の一般入試・後期日程の合格発表がありました。本校からは、井戸田 和真君(37HR・焼津豊田中出身)が総合管理学部・総合管理学科を受験し、見事合格することができました。 本年度の特進コース(全員で7名)の国公立大学合格者としては5人目です。また、本校から熊本県立大学に合格者が出たのは、初めてのことです。更に、国公立大学の後期日程で合格者が出たのも本校初です。 井戸田君は、卒業式後も毎日登校して、熊本県立大学受験に備えて勉強してきました。今回の合格は、このような粘り強い取組みの成果だと思います。
合格通知書を手にした井戸田君
「合格報告会」を実施しました 2015.03.13 記
3月13日(金)に本年度、特進コースから国公立大学に合格した村松 誠士君(広島大学合格・和田中出身)、大畑 尚平君(福島大学合格・大井川中出身)の合格報告会を行いました。 当日は、両名から「どのように勉強したのか」や「苦しかった時、どのように乗り切ったのか」等について話があり、その後、特進コースの1,2年生が両先輩に質問をしていました。2人とも国公立大学合格を達成しただけあって、勉強に対する姿勢が真剣でした。1,2年生は、今日の報告会をきっかけにして「現役合格」を目指してがんばってほしいと思います。
大畑君 村松君
会場の情報教室Ⅰ
「広島大学」合格!! 2015.3.10 記
3月6日(金)に、西日本の有力国立大学の一つである広島大学の一般入試・前期日程の合格発表がありました。本校からは、村松 誠士君(37HR・和田中出身)が工学部・第一類(機械システム工学系)を受験し、見事合格することができました。 本年度の特進コース (全員で7名)の国公立大学合格者としては4人目です。また、本校から広島大学に合格者が出たのは、昨年、特進コース2期生の望月匠峰君(吉田中出身・生物生産学部1年)に続いて2人目のことです。 村松君は、将来、大学院に進学して航空宇宙工学を専門的に勉学したいという夢を持っています。大学生活では、その目標達成に向けてがんばってほしいと思います。
合格通知書を手にした村松君
「前橋工科大学」合格!! 2015.3.3 記
2月20日(金)に公立大学である「前橋工科大学」の特別選抜の合格発表がありました。本校からは、内田 春哉君(37HR・青島中出身)が工学部・総合デザイン工学科を受験し、見事合格することができました。 本年度の特進コース(全員で7名)の国公立大学合格者としては、福島大学に合格した大畑 尚平君(37HR・大井川中出身)、信州大学に合格した西川 太郎君(37HR・葉梨中出身)に続いて3人目です。また、本校から前橋工科大学に合格者が出たのは、特進コース1期生の増田 亮佑君(青島中出身・社会環境工学科2年)以来2人目です。 内田君は、将来1級建築士として活躍することを目指しており、大学生活で目標達成に向けてがんばってほしいと思います。
「信州大学」合格!! 2015.2.12 記
2月6日(金)に「信州大学」の推薦入試(大学入試センター試験を課す)の合格発表がありました。本校からは、西川 太郎君(37HR・葉梨中出身)が工学部・電気電子工学科を受験し、見事合格することができました。 本年度の特進コースの国公立大学合格者としては、10月に福島大学に合格した大畑 尚平君(37HR・大井川中出身)に続いて2人目です。また、本校から信州大学に合格者が出たのは、初めてのことです。 特進コースの3年生は、2月25日(水)に行われる国公立大学の一般入試・前期日程に向けて、家庭学習に入った2月も毎日登校して勉強しています。是非、全員合格を目指してがんばってほしいと思います。
合格通知書を手にした西川君
冬期補講が始まりました 2014.12.24 記
特進コースでは、冬休みに入り12月24日(水)から12月27日(金)までの3日間、「冬期講習」が行なわれます。本年は、曜日の関係で3日間という短期間になりましたが、集中力を切らさず受講し、実力アップを目指してほしいと思います。 特に3年生は、来月の1月17日(土)、18日(日)に実施される大学入試センター試験を控え、万全の状態で臨めるようにがんばってください。
17HR 27HR 37HR
期末試験が始まりました 2014.12.3 記
本校の2学期期末試験は、12月5日(金)から土、日曜日をはさんで12月9日(火)までの3日間で実施します。しかし特進コースは、試験科目数が多いため、本日 (12/3)の午後から始まりました。5日間という長丁場の試験になりますが、全力で取り組み、実力を出し切ってほしいと思います。
17HR 27HR
「福島大学」合格!! 2014.10.31 記
10月23日(木)に「福島大学」のAO入試の合格発表がありました。本校からは、大畑尚平君(37HR・大井川中出身)が理工学群・共生システム理工学類を受験し、見事合格
することができました。 本年度の特進コースの国公立大学合格者としては「第 1号」です。また、AO入試で本校から国公立大学に合格者が出たのは、初めてのことです。大畑君は、この後、来年1月に行われる大学入試センター試験にも挑戦するということなので、是非がんばってほしいと思います。
合格通知書を手にした大畑君
夏季講習実施中 2014.07.31 記
特進コースの夏季講習を7月23日(水)より8月8日(金)まで、3週間にわたって実施しています。通常の授業は1限50分ですが、夏季講習は65分4時限日課で行われます。少し長めの授業ですが、最後まで集中力をもって取り組んでいます。 また特進コースの生徒は、今後、秀英予備校の夏季講習に全員参加していますので、他校の生徒といっしょにがんばって受講してほしいと思います。
17HR 数学
27HR 英語
37HR 内田春哉君(青島中出身) 日本史 37HR 井戸田和真君(焼津豊田中出身) 化学
第1回全統記述模試を実施しました 2014.05.17 記
5月17日(土)に、3年生(37HR)が河合塾の第1回全統記述模試を受験しました。全統記述模試は、国公立大学の2次試験と私大入試対策として実施しています。そのため文科系の生徒(2名)は「英・国・地歴公民(社会)」、理科系の生徒(5名)は「英・数・理」で受験しました。今回の模試はレベルが高く、問題を解くのに苦労している生徒が多かったですが、早めに弱点を見つけ克服してほしいと思います。 なお5月初めに、第1回全統マーク模試(5教科)を全員受験していますので、国公立大学の合格可能性は、今回の記述模試と合わせてドッキング判定で出てきます。
37HR
大畑尚平君(大井川中学校出身) 村松誠士君(和田中学校出身)
名波君、望月君インタビュー 2014.05.02 記
3月に卒業した特進コースⅡ期生で,静岡大学・教育学部に合格した名波 聖矢君(初倉中学校出身)と広島大学・生物生産学部に合格した望月 匠峰君(吉田中学校出身)にインタビューをしました。
Q:合格発表はインターネットで? その時の気持ちは? 受かると思っていた?名波:いやあ,五分五分でした。私大で受かっていた立命館大学か,公立大学中期日程の都留文科大学を受けようかなって考えていた矢先に受かったんで,本当に嬉しかったです。もう震えてきました。望月:僕は余裕というか,自信はあったんですが,覚えていた受験番号が間違っていて,見た時になくて・・・。それでもう一度受験票で見たらその番号があったんで,“オエ~~!”って ,叫びました。それを外で聞いていた親は落ちたと思って・・・。
Q:静岡大学、広島大学の2次試験は?名波:静大(教育)は,英語だけでした。中学時代に苦手だった英語を得意科目に変えて,勝負しました。実は当日時計を忘れてしまって,ちょっと焦りが出てしまって・・・。望月:広島大(生物生産)は,数学,物理,化学,英語です。物理はちょっと手こずりましたが・・・。まあ後はうまくいきました。
Q:センター試験はどうだったの?名波:出だしが得意な社会からだったんで,不安というよりも「やってやるぞ!」っていう,武者震いに近いような感じでした。望月:当日は緊張で・・・。僕はマーク式の方が苦手だったので,震えてました。でも実際問題を解き始めたら落ち着いてやれたんです。
Q:この3年間どんな勉強をしてきたのかな?名波:受験生って結構時間があって,すきま時間に何回も何回も覚えて。繰り返すのが大事でした。
望月:英単語は発音して,歩いて,ちょっと手振りも付けて覚えました。部屋の中をグルグルグルグル回っていましたよ。
Q:手ぶりって何?具体的に教えてくれる?望月:恥ずかしいから嫌ですよ。・・・(ここだけだからと ,ちょっとしつこく頼むと)・・例えばlawyer(弁護士)だったら弁護士風に眼鏡を持ち上げながら発音したりして(笑)・・・そこを親に見られたわけですよ。それから変人扱いされています。(笑)名波:僕もよくわかります。手ぶりはありませんが,部屋でボソボソ声を出して覚えていると,「さっきから独り言を言って気味が悪いな」って心配されました。望月:高校に入学したとき,勉強は嫌いだったんです。でもここに入って,ビリになるのは嫌で勉強を始めました。それでやっていたらだんだん面白くなってきて,徐々に勉強時間が伸びていきました。名波:1年の時から彼(望月)は一人だけ際立っていましたね。こんなに勉強して身体壊さないのかなあって,でも逆にそこから刺激を受けてきました。
Q:名波は苦手科目を高校に入って得意科目に変えたっていったけど・・・?名波:ずばり意識の切り替えだと思います。僕は特進に入ってから何か一つ得意なものを作りたいなって思っていたんです。英語は一番重要だって聞いていたんで,苦手な英語を頑張ってみるかって思いました。初めは授業を聞くのが精いっぱいだったけど,ちょっと先取りして予習を進めていくと余裕が生まれて,授業を聞いていてもよくわかるようになってきたんです。結局得意か不得意かの違いは,勉強をやったかやらなかったかの違い程度だってことになりますね。
Q:高校を選ぶ中学生に一言。名波:やはり勉強に集中したいと考える人は,ここの少人数クラスは先生との距離も近いし,非常に有効だと思います。塾に行かなくてもいいっていうのもあります。秀英予備校のweb講義が塾代わりになっていました。望月:その高校でやれることを調べておくことが必要だと思います。そのためにはオープンスクールに行って,在校生に話を聞くのが大事だと思います。また勉強量は早い段階で増やしておいた方がいいですね。いきなり増やそうとしても無理ですから。まずは量を増やし,身体も心も受験勉強に慣れていかないといけないと思います。
インタビューを受ける名波君 (左)と望月君(右)
特進コース2期生全員の進学先 2014.04.19 記
少し遅れましたが、3月に卒業した特進コース2期生6名全員の進学先を下表のとおり報告します。昨年に続いて過半数が目標としていた国公立大学に合格することができました。1,2,3年生も早めに目標を設定し「現役合格」を目指してがんばってほしいと思います。
進 路 決 定 先
A君 国立 広島大学・生物生産学部・生物生産学科
B君 国立 静岡大学・教育学部・学校教育教員養成課程
C君 公立 静岡県立大学・国際関係学部・国際言語文化学科
D君 国立 (厚生労働省所管)職業能力開発総合大学校・総合過程・機械専攻
E君 公立 静岡県立大学・短期大学部・社会福祉学科
F君 私立 常葉大学・社会環境学部・社会環境学科
「合格体験記」 (その3) 2013.04.17 記
合格体験記
静岡県立大学 国際関係学部 国際言語文化学科
鈴 木 宏(金谷中学校出身)
私は高校1年生の頃から、大学進学後は社会科(地歴・公民科)系の学部で学びたいと考えていました。しかし入学当時の学力では、県内にある国公立大学には手の届かない状況でした。その後、必死に勉強して3年生に進級し、担任の植田先生との個人面談をした際に、推薦入試を利用して受験することを提案されました。私は「県内の国公立大学の中で、自分のやりたい社会科(地歴・公民科)系の勉強ができる大学を受験したいです。」と先生に相談しました。 私が受験した静岡県立大学には国際関係学部があり、その中に国際言語文化学科が設置されています。そして国際言語文化学科には、「文化」「思想」「歴史」「言語」の4コースがあり、総合的な研究が可能となっています。さまざまな視点から異文化を比較研究できる国際言語文化学科のある「静岡県立大学」が自分に適していると考え、推薦入試を受験することにしました。 推薦入試で課されたのは小論文と面接です。小論文は植田先生が指摘して下さった点に注意しながら、進学先に関連するテーマについて何回も練習を重ねました。面接については、狩野教頭先生に模擬面接をしていただき、その際にいただいたご注意やアドバイスを参考に、何度もやり直しつつ想定される質問への返答や自己アピールに手を加えました。この練習のおかげもあり、入試当日の実際の面接では、落ち着いて自分の持っている知識を活用した返答をすることができ、想定外の質問にもきちんと対応することができました。そして12月10日に、無事合格の通知を手にすることができました。 卒業後は自宅から通学して、県大生として学業に励み、将来の目標に向かって努力していきます。
合格報告会の鈴木君
「合格体験記」 (その2) 2013.04.12 記
合格体験記
静岡大学 教育学部 学校教育教員養成課程
名波 聖矢(初倉中学校出身)
私は本校に入学してから、将来は教育学系統あるいは社会学系統の大学に進みたいと考えていました。 中学校以来、私は勉強が苦手だったので、国公立大学合格を目指すにはかなり努力を積み重ねる必要がありました。特に、英語と数学が苦手で、この2科目の出来具合により進学先が決定してしまう、といっても過言ではありませんでした。そこで私は、まず英語に力を入れることにしました。日々の授業を真剣に取り組み、家に帰って復習することを心がけました。こうした努力を続けることにより、一番足を引っ張る教科だった英語が得意科目になり、成績を伸ばすことができました。しかし数学は、3年生になっても十分に克服することができず、そのままセンター試験に突入してしまいました。 センター試験の結果を考慮して、国公立大学の前期日程は静岡大学・教育学部に出願しました。中期日程を都留文科大学、後期日程を静岡文化芸術大学に出願したのですが、正直心から行きたいとは思わなかったので、第1希望の静岡大学受験に向けて集中して勉強しました。静岡大学の2次試験の受験科目は英語のみだったので、それほど不安はありませんでした。ところが当日、時計を忘れて時間配分を失敗してしまい、そのまま静岡大学を後にしました。帰る際には不安が押し寄せてきて、悪い結果が出たときのことを考えずにはいられませんでした。しかしセンター試験終了後、静岡大学の過去問に一生懸命取り組んで、英語の水野先生に答案の添削をお願いするなど、やるべきことを全てやってあったので、後悔はしませんでした。 合格発表の当日、私は普段どおりに目覚め、パソコンを前にして発表の時刻を待ちました(静岡大学はホームページに合格者の受験番号が掲載されます)。結果は合格でした。その画面を見ると同時に、合格を勝ち取るためにひたすら努力してきた自分の三年間が走馬灯のように思い浮かびました。 いろいろあった三年間でしたが、周りの支えがあっての合格だと思います。これを糧にして「教師になる」という夢をかなえたいと思います。
合格報告会の名波君
「合格体験記」 (その1) 2013.04.09 記
3月に卒業した、特進コース2期生の合格体験記を順番に紹介していきます。 1回目は広島大学に合格した望月匠峰君の合格体験記です。
合格体験記
広島大学 生物生産学部 生物生産学科
望月 匠峰(吉田中学校出身)
私は中学生の頃まで勉強が大嫌いでした。しかし高校入学後、「ビリになりたくない」という思いで机に向かいました。そして、続けているうちに勉強が苦ではなくなりました。 自分がやってみて、効果があると思った勉強法が二つあります。 一つ目は、「理解できないことは、先生に尋ねて説明を聞いた後、自分で基本問題をやってみる」ということです。私は物理があまり理解できず、分野が進むたびに先生のところへ聞きに行っていました。そして、理解ができるまで質問をしていました。その後、自分でできる範囲で教科書に書かれている例題などを解き、理解できるようにしました。時間がかかり、はじめはあまり成績も良くなかったですが、徐々に良くなっていきました。 二つ目は、「英単語は発音し、歩きながら、時には手振りを加えて覚える」ということです。終わった後には疲れてしまいますが、とても効果がありました。また一日にやる単語は、章ごとに覚え、時間をかけてやった方が効果がありました。 試験日が近くなると少し緊張しましたが、自分自身のやってきたノートなどを見ると落ち着くことができました。使用したノートは、受験直前に目を通して落ち着くためにも、捨てずにとっておくと良いと思います。 広島大学の試験当日の話ですが、問題を見た時に解法が思いつかず、頭が真っ白になりました。しかし、その問題をとばして別の問題を解いた後、冷静になって再び試みると解けました。試験では、頭が真っ白になるようなことがあっても、冷静に対処すればうまく行く場合があるので、最後まで諦めずに試験に臨んで欲しいと思います。 人間は忘れる動物なので、時間をかけてコツコツ復習をすることが一番大事だと思います。コツコツやってきたものは、自信につながるので、怠けずに、休まず続けて欲しいと思います。
合格報告会の望月君
「合格報告会」を実施しました!! 2013.03.15 記
3月15日(土)に本年度、特進コースから国公立大学に合格した望月 匠峰君(広島大学合格・吉田中出身)、名波 聖矢君(静岡大学合格・初倉中出身)、鈴木 宏君(静岡県立大学合格・金谷中出身)の合格報告会を行いました。 当日は、3人から合格の報告と「どのように勉強したのか」について話があり、その後、特進コースの1,2年生全員が先輩達に質問をしていました。3人とも「現役合格」を達成しただけあって、勉強に対する姿勢が真剣で、1,2年生は非常に刺激を受けたようでした。1,2年生の中でこれまでの学習に反省点のある人は、今日から気持ちを切り替え、「現役合格」を目指してがんばってほしいと思います。
合格報告会
鈴木 宏君 名波 聖矢君 望月 匠峰君
鈴木君、名波君、望月君 話を聞く1,2年生
合格報告する望月君望月君に質問する村松誠士君(27HR,和田中出
身)
「静岡大学」合格!! 2013.03.14 記
3月7日(金)に、地元の国立大学である「静岡大学」の前期入試の合格発表がありました。本校からは、名波 聖矢君(37HR・初倉中出身)が教育学部・学校教育教員養成課程を受験し、見事合格することができました。これまで本校から静岡大学には、工学部、人文社会科学部に合格者が出たことがありましたが、教育学部に合格したのは名波君が初めてです。名波君は、立命館大学・産業社会学部にも合格しており、2校合格ということになりました。静岡大学でしっかり勉強して、将来りっぱな先生になってほしいと思います。
合格通知書を手にした名波 聖矢君
「広島大学」合格!! 2013.03.13 記
3月6日(木)に、西日本の有力国立大学である「広島大学」の前期入試の合格発表がありました。本校からは、望月 匠峰君(37HR・吉田中出身)が生物生産学部・生物生産学科を受験し、見事合格することができました。本校から広島大学に合格者が出たのは初めてのことです。望月君は、大学入学後、生命科学の勉強を続け、大学院進学を目指したいということなので、是非がんばってほしいと思います。
合格通知書を手にした望月 匠峰君
中間報告です!! 2014.2.25 記
本日から国公立大学の前期試験が始まりました。特進コースの生徒達6名も、それぞれ第1志望の大学に挑戦しています。 今回は、特進コースのこれまでの合格大学について中間報告(2/25現在)します。本年度は、関西地区の有力私大の立命館大学にも合格者が出ています。職業能力開発総合大学校と水産大学校は、文部科学省所管外の国立の大学校です。 前期試験での合格を目指していますが、後期試験(3/12~)も控えていますので気を緩めず最後までがんばってほしいと思います。
合 格 大 学(2/25現在)
1 A君 静岡県立大学 国際関係学部・国際言語文化学科(進学先確定)
2 B君 立命館大学 産業社会学部・現代社会学科
3 C君 (厚生労働省所管)職業能力開発総合大学校 総合課程・機械専攻
4 D君常葉大学 社会環境学部・社会環境学科(進学先確定)
人間環境大学 人間環境学部・人間環境学科
5 E君 (農林水産省所管)水産大学校 食品科学科
6 F君 静岡福祉大学 社会福祉学部・福祉心理学科(授業料半額スカラシップ入試合格)
修学旅行に行っています!! 2014.1.24 記
特進コース2年生は、1月21日(火)からシンガポールに修学旅行へ行っており、本日 (1/24)4日目で、明日(1/25)帰着予定です。メールで写真が送信されてきたので紹介します。
出発(セントレア) 大学構内,手前は西川太郎君(葉梨中出身)
マーライオン公園で 長田 曜君(瀬戸谷中出身)と担任の曽布川先生
添乗員の土橋さんと曽布川先生
第3回進研模試を行いました!! 2014.1.18 記
1月18日(土)は、大学入試センター試験の1日目です。本校の特進コース3年生は、全員が袋井市の静岡理工科大学で受験しました。 同じ日に1,2年生は、本校で第3回進研模試を受験しました。2年生は、本番の試験まであと1年になりましたので、計画的に学習を進めて「現役合格」を達成してほしいと思います。1年生は、あと2年間ありますので、進路目標をはっきりさせると同時に、早めに弱点科目を克服してください。
2年生 1年生
「静岡県立大学」合格!! 2013.12.25 記
12月10日(火)に「静岡県立大学」の推薦入試の合格発表がありました。本校からは、鈴木 宏君(37HR・金谷中出身)が国際関係学部・国際文化学科を受験し、見事合格することができました。本年度の特進コースの国公立大学合格者としては「第 1号」です。鈴木君は、この後、来月行われる大学入試センター試験にも挑戦するということなので、是非がんばってほしいと思います。 この他に、望月 匠峰君(37HR・吉田中出身)が、防衛大学校・理工学専攻を受験し、1次試験(学科試験)に合格しました。しかし望月君は、国立大学が第1希望で、防衛大学校を試しで受験したため、2次試験(面接)は受験辞退するそうです。
合格通知書を手にした鈴木 宏君
冬期講習がスタートしました!! 2013.12.24 記
特進コースでは、冬休みに入り12月24日(火)から12月27日(金)までの4日間、「冬期講習」が行なわれます。通常日課では50分授業ですが、冬期講習、夏期講習は65分授業です。少し長めの授業時間ですが、最後まで集中力を切らさず、がんばって受講してほしいと思います。 特に3年生は、来月の1月18日(土)、19日(日)に実施される大学入試センター試験を控えています。万全の状態で試験に臨めるように、残り25日(12/24現在)という少ない時間を有効に使ってください。
18HR「夏目先生の数学」 27HR「水野先生の英語」
37HR「志村先生のセンター試験対策・理科」
2学期 期末試験中です!! 2013.12.7 記
本校の2学期の期末試験は、土、日をはさんで、12月5日(木)~12月9日(月)に設定されています。本日12月7日(土)は、総合コースは休日ですが、特進コースは第 1土曜日で授業日のため期末試験を行いました。 特進コースの期末試験は、各クラスが少人数のため、1~3年生が1教室に集まり合同で実施しています。(試験問題は学年ごとに別問題です。)特進コースは、試験科目が多いため4日間(12/5,6,7,9)の試験日程になっていますが、大事な試験なので、最後までがんばって受験してほしいと思います。
特進コース合同試験
1年生(18HR) 2年生(27HR)
3年生(37HR) 試験監督は18HR担任の水野先生
27HR村松君(和田中出身) 18HR望月君(吉田中出身)と中安君(島田一中出身)
第2回進研模試を受験しました! 2013.10.19記
本校の特進コースでは、ベネッセコーポレーションの進研模試を全員受験しています。 10月19日(土)に、1~3年生が第2回進研模試を受験しました。1年生は3教科(英数国)、2,3年生は5教科(英数国理社)受験しました。今回は中間試験と日程が重なってしまい大変でしたが、全員、入試に向けて更に実力をつけてほしいと思います。 なお1,2年生は、1月に第3回進研模試を受験します。3年生は、来週の10月26日(土)に河合塾の全統マーク模試を公開会場で受験します。
37HR藤田君(島田第一中出身) 27HR井戸田君(焼津豊田中出身)
18HR中安君(島田第一中出身) 18HR
夏期講習が終了しました! 2013.8.9記
特進コースの夏期講習が本日 (8/9)終了しました。夏期講習は、7月22日(月)より3週間に亘って14日間実施されました。通常の授業は1限50分ですが、夏期講習は65分4時限日課で行われます。少し長めの授業でしたが、最後まで集中力をもって取り組んでいました。なお特進コースの生徒は、今後、秀英予備校の夏期講習に全員参加していますので、他校の生徒といっしょにがんばって受講してほしいと思います。
37HR(英語) 27HR(国語)
18HR(物理)
第2回全統マーク模試を受験しました! 2013.8.7記
特進コース3年生が、河合塾の第2回全統マーク模試を受験しました。特進コースは、現在、夏期補講中ですので放課後に実施していました。連日の暑い中、大変でしたが、1月のセンター試験まで半年を切りましたので、是非、がんばってほしいと思います。
進学説明会が開催されました!! 2013.7.24記
7月17日(水)に特進コースの生徒を対象に、進学説明会が行われました。当日は、秀英予備校・藤枝校の古賀 隆太先生、森 加奈先生、北川 大輔先生に来校していただいて、学年ごとに、夏休みを前にした心構えについて話をしていただきました。 夏休みには、前半の3週間、本校で夏期講習がありあります。そして後半は、秀英予備校の夏期講習に全生徒が参加するようになっています。各学年、先生方の話を真剣に聞いていました。
18HR(森 加奈先生)
27HR(古賀 隆太先生)
37HR(古賀 隆太先生)
1学期の期末試験が始まりました!! 2013.7.2記
総合コースの1学期期末試験は、7月3日(水)~5日(金)の3日間ですが、特進コースは、1日早い7月2日(火)の午後から始まりました。4日間の日程で行われますが、1学期の成績に重要な試験ですので、1人1人が真剣に取り組んでいます。
27HR英語試験配布 18HR、37HR合同試験
37HR生物試験 18HR数学試験
小長谷君インタビュー 「完 全 版」!! 2013.6.15記
先月、ニュースレター「くすのきの香り」に.特進コース 1期生で静岡大学・工学部在学中の小長谷哲巧(こながや あきよし)君(島田第二中学校出身)のインタビューが掲載されました。その際.紙面のスペースの関係で一部削除されていましたので「インタビュー完全版」を紹介します。
図書室で冨澤先生,興津先生からインタビューを受ける小長谷君
l 現在の所属は
Ø 静岡大学・工学部・電子物質科学科
Ø 工学部は600人が1学年 情報学部は200人・・・
Ø 男女比は9:1ぐらい。
Ø 愛知県が多くて,県内は少ないんじゃないかな。この辺だと掛川西,磐田南,藤枝東,藤枝明誠,ぐらいか…。
Ø 樟誠高校出身っていうと,「お前すごいな!」って驚かれます。
Ø 大体は県外なんで.知らない高校の出身者がほとんどです。
l 特進の3年間の感想
Ø 国立に入るには.勉強漬けっていうイメージで入ってきたけど,遊びの余裕もあったんで,楽しかったっていうか,充実してたなっていう感じです。
l 特進第1期生のプレッシャー?
Ø この学校を選ぶとき,父は反対をしました。昔のイメージで。母は説得してくれて。僕はここの特進で頑張って,静大に入りたかったので,両親に行かせてくださいって頼んだんです。
Ø 中学時代の成績だと大井川高校がやっとかなっていう感じだったんです。
Ø ぼくは周りに流されやすい所があるんで,ここの特進に入ればもしかしたら行けるんじゃないかなって思いました。
Ø 担任の水野先生を見て,ベテランの先生で安心しました。
l 1年生の頃
Ø 増田亮佑(青島中学校出身 現在.前橋工科大学在籍)が抜群にできたっていう感じでした。だからあいつについていかなかったら駄目だなって思っていました。
Ø 中学のころは正直に言うと.宿題すらほとんどやってなかったです。
Ø 高校になって宿題は必ずやるようにしたら,意外とついていけたっていう感じで。
Ø 家では1~2時間しかやっていません。テスト前はもう少しやっていましたけど。
l 2年生の頃
Ø 2年になると物理と化学がつらかったですね。
Ø はじめのころは理系を希望していたのに,根本のところが理解できなかったんで,つらかったんですが,物理Ⅱまではいっていったら,そうでもないかなっていう感じになりました。
Ø 「それはね,教え方が悪かったんです。(インタビュア)」
Ø わからなかったところはもう一度教科書に戻って勉強し,それでもわからなければ参考書を見ました。
l 3年生はどう違う?
Ø 夏が過ぎて,なかなか結果がでなかった頃,自分が情けないっていう感じが強くなって,やばかったですね。
Ø そういう中.2学期に入り推薦で決まった人が出て,ちょっとむかつきましたね,正直。
Ø 模擬試験がすごく増えたけど,あまりギスギスしなかった。
l 特進ってどんな勉強をしたのか?
Ø やはりセンター対策を中心にやりました。範囲は高校2年までなので,夏前にやった模試の結果から,弱点克服と得意科目をさらに伸ばすこと,そして2次試験対策もはじめました。
Ø 一番力を入れていたのは,物理と英語です。
l 何時間ぐらい勉強したのか。
Ø 4月から3~4時間はやっていました。
Ø コツコツやってきたので,センター試験も始まってしまえば緊張もなく落ち着いてやることができました。
l 特進ってどういうところ。
Ø 「国立に行くための準備の場を提供するところ」ってことじゃないですか。
Ø その環境をどう使うかは,本人次第で,うまく使えば考えている以上に難関大学に合格すると思います。
l なぜ静岡大学を目指したのか。
Ø 親が静大を勧めていたのは確かにあります。
Ø そして自分でも静大に行けたらカッコいいなって,感じていました。
Ø その後オープンキャンパスに行ったりして,具体的なイメージを伴って益々行きたくなりました。
l 受験の現場感覚・合格したときの気持ち
Ø センターの後,1ヵ月で合格を手にしました。
Ø 合格発表の日は,東京に受験に行っていて,どうせだめだろうと思って観光をしてから帰ろうと思っていたんです。合否を見たくなかったっていうのもあって・・・。
Ø それでスマホで見たら,“ん?アレ?なんかあるぞ!”っていう感じでした。
l 合格以外に何を得たのか。
Ø 精神的に強くなったっていうか,自分に自信を持ったっていうことですかね。
l 大学の様子は?
Ø 楽しいですよ。いろんなところからいろんな考えを持っている人が集まっているんで。面白いやつもいるし。
Ø 京都や滋賀,山形,新潟,愛知なんかから来ています。県内より愛知の方が多い感じがします。
Ø 今はボランティアサークルに入ろうかと思っています。
l 中学生の皆さんへ
Ø 大学に入りたいかどうかより,自分を磨きたい人はぜひ樟誠高校へ来てほしいと思います。
全統記述模試を受験しました!! 2013.5.18記
5月17日(金),18日(土)に、特進コース3年生が河合塾の全統記述模試を受験しました。国公立大学は、1月のセンター試験(マーク式)と2月の2次試験(記述式)の合計点で合否が判定されます。5月初めに全統マーク模試を受験していますので、今回の記述模試の結果と合せて、志望大学の合格可能性が判定されます(ドッキング判定)。1か月後に結果が返却されますが、足りないところを補強して「第1志望合格」を達成してほしいと思います。
エース望月君 英語の長文に挑戦
全統マーク模試を受験しました!! 2013.5.2記
5月2日(木)、3日(金)に特進コース3年生が、河合塾の全統マーク模試を受験しました。2年生までは、ベネッセコーポレーションの進研模試を主に受験してきましたが、3年生では、河合塾や代々木ゼミナールの模擬試験にも挑戦します。国公立大学は、来年1月に大学入試センター試験、2月に各大学の2次試験が実施されます。全員が合格を手にして卒業できるよう、今からがんばってほしいと思います。
試験開始 数学に挑戦
マークシートに記入 真剣に受験
卒業生の小長谷君が来校してくれました 2013.4.20記
4月20日(土)に、3月に卒業した小長谷君(静岡大学・工学部)が来校してくれ、 1,2年生に勉強の
やり方や、大学生活について話をしてくれました。 2年生は先日(3/16)、合格報告会で卒業生の話を聞いていますが、1年生は今回初めてですので非常に参考になったようです。1,2年生は受験まで、かなりの日数がありますが、今からしっかりと準備をしてほしいと思います。
情報教室で話を聞きました
卒業生の小長谷君 質問をしている1年,杉谷君
合格体験記(4) 2013.4.15記
合格体験記「信じ合う」
前橋工科大学・工学部・社会環境工学科
増田 亮佑(青島中出身)
私は、樟誠へ入学した頃から国公立大学合格を達成して、中学校の友達をびっくりさせてやろうと意気込んでいました。高校1年の時は、樟誠の入試に首席で合格したこともあり、自信がありました。そして学校のテスト結果は、自信を確信へ変えるものでした。また、私はサッカー部に入部し、出来る限り参加して文武両道を実現させていました。 高校2年に入る前に、受験勉強に専念するためサッカー部を退部しました。これによって勉強への取り組みが、より洗練されたものになると思っていました。ところが皮肉なことに、時間的な余裕は出来たのですが、反対に気を抜いてしまうことが目立つようになりました。それでも、先生方の熱心かつ丁寧な指導のもと、1日7時間の授業と放課後学習があったことで、自分の力が低迷することはありませんでした。しかし回りが力をつけていく中、私は一定のレベルを保つことはできたものの、上昇気流に乗ることができませんでした。2年の後半、内心焦りました。 ついに高校3年。心機一転し、2年の時の無駄にしてしまった時間を取り戻そうと、果敢に勉強に取り組みました。焦って勉強する私の姿を見て、担任の先生が声をかけてくださいました。「2年で力を抜いてしまった分は戻らない。今、自分でやれるだけの勉強をすれば大丈夫だから」と。その言葉のおかげで、精神的に少し余裕ができた気がします。 1月の大学入試センター試験では、よく出来た科目もあれば、出来の悪い科目もありました。自己採点の結果、第1志望に考えていた大学は受験不可能となり、第2志望だった前橋工科大学を受験することになりました。2月に入ると、3年生は家庭学習になります。しかし私は、2月25日の前期試験直前まで学校に登校して勉強しました。そして先生方に、過去問の解き方等を丁寧に教わり試験に臨みましたが、正直、うまくいったかどうか非常に不安でした。
私は前期が不合格だった時には、後期も前橋工科大学を受験する予定でした。そのため前期試験の翌日から学校に登校し、後期に向けた勉強を始めました。先生方は、入試や卒業式等で忙しいにも関わらず、丁寧な指導をしてくれました。先生方の心のこもった指導、そしてセンター試験後の追い込みの甲斐もあって、ラッキーにも前期試験に合格することができました。私の合格を、我が身のことのように喜んでくださる先生方の姿に感動しました。私は樟誠で、私を信じてくれた先生と出会えました。そして、その先生を信じ勉強に取り組んだことで、夢を実現することができました。
合格報告会の増田君
合格体験記(3) 2013.4.11記
合格体験記「自分に自信を持つ」
静岡大学・工学部・電子物質科学科
小長谷 哲巧(島田第二中出身)
私は、高2のうちに受験生としての意識を持つことが大切だと感じた。そして高 3になるまでには、どの大学でどんな勉強をしたいのか、明確にした方がいいと思う。また、自分が行きたい大学に在学している(あるいは卒業した)先輩が、知り合いにいるのなら、できるだけ直接話を聞いたほうがいい。私も高3の4月初めに、静岡大学・工学部の先輩から直接話を聞くことができ、非常に参考になった。 また私自身の経験では、3年になるまでに、自分の勉強スタイルを見つけることが大切だと思う。私は「漫然と長い時間勉強しても身に付かない」と思って、勉強する際、なるべく密度の濃い時間を過ごそうと心がけた。そして平日に、最低3時間は集中して勉強する習慣を身に着けることが必要になってくると思う。 3年になると学校でも毎月1回は対外模試を受験すると思うが、8月から12月までに3回程度、予備校等の学校以外の場所で受験した方がいい。模試を受験して、結果が良ければ自信がつくし、失敗してしまったら本番で失敗しないように対策を練ることができる。結果が出たところで、自分のやるべきことを明確にすることが大切だと思う。 受験にあたって一番重要なことは、「自分に自信を持つ」ことだ。受験日が近づくと不安になるかもしれないが、自分がやれることは全てやったと考え、自信を持って受験することが大切だ。実際、国公立大学に現役合格することは、非常に難しく悲観的になってしまうこともある。しかし「努力は必ず報われる」と信じて、地道に勉強を続けることによって、自分に自信を持てるようになるのである。
合格報告会の小長谷君
合格体験記(2) 2013.4.2 記
合格体験記「文転」
群馬大学・社会情報学部・情報社会科学科
太 田 空(相良中出身)
私は、最初は理系の大学へ進学するつもりでいました。当然、勉強も数学や理科等の理系科目を中心に行っていました。しかし、進研模試で理系科目の点数が伸びるどころか、2年生の中頃から下がってきてしまいました。そのため、このまま理系の大学進学希望を続けて良いのか、と思うようになり、悩んだ末に理系から文系へ変更する、いわゆる「文転」を決意しました。 しかし、文系の大学についてほとんど調べておらず、どのような学部・学科があるのかさえ分からない状況でした。そんな中、先生から群馬大学の社会情報学部を薦められました。社会情報学部の内容について調べてみると、とても魅力のある学部だということが分かり挑戦してみることにしました。また群馬大学・社会情報学部は、推薦入試を実施しており、私は成績的に受験資格を満たしていました。そこで、推薦、一般の両方の入試を受験するつもりで準備を進めることになり、推薦入試に向けて先生方に、小論文や面接の指導をしていただくことにしました。 ところが勉強を始めてわかったのですが、私は、小論文、面接が両方とも苦手でした。特に小論文は、書き終えるのに他の人の倍以上の時間がかかってしまいました。ひどい時には、19時10分の学校をロックする時刻までに、書き終えることができないことさえありました。しかし、数をこなすうちに段々とコツが分かるようになり、書き終えるまでにかかる時間も徐々に短くなっていきました。また、面接練習でも最初は噛んだり、言葉が詰まってしまうことがよくありましたが、何度も練習するうちに何とか話せるようになりました。 入試本番では、多少緊張したものの、落ち着いて受験できました。小論文は、制限時間ギリギリでしたが、何とか書き終えることができました。面接は、想定外の質問もありましたが、モジモジしないで受け答えすることができました。1年前に「文転」した私ですが、結果的に合格することができて本当によかったです。この合格は、一人では不可能だったでしょう。忙しい時間を割いて、小論文、面接の指導をして下さった諸先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
合格報告会の太田君
合格体験記(1) 2013.3.28 記
特進コース1期生の合格体験記を順番に紹介していきます。1回目は内田君の合格体験記です。
合格体験記「1回だけのチャンス」
富山県立大学・工学部・生物工学科
内 田 夏 樹(青島中出身)
国公立大学への進学を希望する受験生は、高校3年1月の大学入試センター試験の結果(点数)で、受験する大学を決定します。私は、センター試験の過去問題集と実力問題集を買って勉強しましたが、完全にマスター出来た、とは言えない状況で受験当日を迎えてしまいました。そのため、目標としていた点数が取れた教科もありましたが、自分の力を十分出せずに終わってしまった教科もありました。 国公立大学の入学試験は、前期と後期、2回のチャンスがあります。しかしセンター試験の結果が思わしくなかったので、ボーダーラインが高い後期試験の受験をあきらめ、前期試験だけ挑戦することにしました。私は、私立大学を1校も受験しませんでしたので「1回だけのチャンス」ということになります。不合格なら直ちに浪人することが決定してしまうので、これが私にとって、非常に強いプレッシャーにもなっていました。 私は、大学で生化学を専門に勉強したかったので、先生方とも相談の上、富山県立大学・工学部・生物工学科を受験することにしました。前期試験の受験科目は、数学と化学です。まず富山県立大学の赤本(過去問題集)を買い、何回も解きました。2教科とも基本~標準的なレベルの問題でした。しかし数学では、計算ミスをしてしまうことが多く、なかなか点数が取れませんでした。そこでセンター試験後に、数学の先生からアドバイスをいただき、他大学の入試問題を解いたりして力をつけていきました。化学については、化学Ⅰの分野はセンター試験で勉強してありましたが、化学Ⅱの分野の中に忘れている内容が相当ありました。そのため、短期間でやり直さなければならず、とても大変でした。 試験当日は、開き直って受験することができました。そのため自分のペースで問題を解くことができ、よかったと思います。しかし、例年に比べて問題が少し易しくなっていたので「周りの人も出来ているに違いない」と思い、合格発表日までとても不安でした。結果は、何と合格でした。信じられず、一瞬、時間が止まったように感じるほど驚きました。このような結果を出すことができたのも、高校3年間、私達を支えてきてくれた先生方のおかげであり感謝しています。この合格をこれからの人生の第1歩と考え、地道に努力していきたいと思います。
合格報告会の内田君
合格報告会が行われました!! 2013.3.16 記
3月16日(土)に卒業生の合格報告会が行われました。当日は、卒業生4名と特進コースの1,2年生全員が参加しました。卒業生は、小長谷君(静岡大学)、太田君(群馬大学)、内田君(富山県立大学)、増田君(前橋工科大学)が来てくれました。4名の合格体験談の後に質疑応答が行われました。多くの質問が出されたので、1時間の予定が大幅に超過してしまい、2時間近くになりました。1,2年生は、先輩達から生の体験談を聞けたので、受験に向けて大いに参考になったと思います。
卒業生の太田君、小長谷君、増田君、内田君 卒業生の話を聞く1、2年生
特進コース1期生全員の進学先が決定!! 2013.3.12記
本校の特進コースは、3年前に校名変更と同時に設置され、3月1日に1期生9名が卒業しました。このたび9名全員の進学先が決定しましたので、下表のとおり報告します。 99名中55名が目標としていた四年制の国公立大学に合格し、予想を上回る成果を出すことができました。1、2年生も1期生以上に努力し、第1希望校に合格してほしいと思います。
進 路 決 定 先
A君 国立 静岡大学・工学部・電子物質科学科
B君 国立 静岡大学・人文社会科学部・法学科
C君 国立 群馬大学・社会情報学部・情報社会科学科
D君 公立 前橋工科大学・工学部・社会環境工学科
E君 公立 富山県立大学・工学部・生物工学科
F君 公立 静岡県立大学・短期大学部・社会福祉学科
G君 公立 島田市立看護専門学校・看護学科
H君 私立 中京大学・経済学部・経済学科
I君 私立 静岡福祉大学・社会福祉学部・福祉心理学科 (特別奨学生)
卒業式 37HR教室で生徒,保護者記念撮影
冬期講習が終了しました! 2012.12.28記
特進コースでは、冬休みに入り12月21日(金)から12月27日(木)まで「冬期講習」が行なわれました。通常は50分授業ですが、冬期講習は65分授業です。少し長めの授業時間でしたが、全員がんばって授業に臨んでいました。特に3年生は、来月の1月19日(土)、20日(日)にせまった大学入試センター試験に向けて、緊張感をもった授業が行われました。
3年生 2年生
1年生
第2回進研模試を受験しました! 2012.10.29記
本校の特進コースでは、ベネッセコーポレーションの進研模試を全員受験しています。 10月27日(土)には、1,2年生が第2回進研模試を受験しました。1年生は3教科(英数国)、2年生は5教科(英数国理社)受験しました。全員、来年度、再来年度の入試に向けて、更に実力をつけてほしいと思います。なお第3回進研模試は、1月となります。3年生は、11月3日(土)、4日(日)に進研マーク模試を受験します。
1年生
2年生
自習室で問題点克服! 2012.9.7記
特進コースは、月曜日を除く毎日7時間の授業の後、17 :00~18:00の1時間には各学年1名の教員がつき、放課後学習を行っています。この時間は、通常授業の分からない部分を個別に対応し、人によってはかなり高度な内容にも取り組むことができます。また、今年度からは18 :00~19:00の1時間は希望者を対象にした自習時間を設置し、さらに勉強に取り組む体制ができました。1日の学習を振り返る時間として、多くの生徒が活用しています。平常授業とはひと味違い、生徒同士で教え合うことができ、より気軽に質問することができます。こうした時間が学力向上につながっているのです。
生物・化学担当の柘植先生に質問中 友人同士で教え合い 個人の力に合わせた個別数学プリント
2年生が河合塾全統記述模試に挑戦!! 2012.8.9記
夏休みも真っ盛りの中,特進コースは夏期講習が続いています。そして,その集大成として 2年生が8月8日(水)に河合塾全統記述模試に挑戦しました。 特進コース2年生は,7月に行われた進研模試で,英,数,国のクラス平均偏差値が『57.1』を記録しました。このクラスの凄いところは,1年次の1回目の模試ではクラス平均偏差値『49.9』だったため,この1年間で偏差値を7ポイント以上上げたことです。この偏差値の伸び率は静岡県の高校No.1の伸び率となっています。ちなみにこの進研模試には,静岡県の高校100校以上が参加をしています。また,教科別に見たとき,数学のクラス平均偏差値は『59.6』であり,この数値も静岡県No.1の値になっています。 夏期講習もあと少し。暑い中ですがこうした結果を励みに努力を続けていってほしいと思います。
試験開始 数学に取り組む望月君
■島田樟誠高等学校 〒427-0034 静岡県島田市伊太2075-1�TEL.0547-37-3116�FAX.0547-37-3129e-mail�[email protected]