海運とjr鉄道貨物との連携( - mlit.go.jp1 海運とjr鉄道貨物との連携( sea and...
TRANSCRIPT
-
1
海運
とJR鉄
道貨
物との
連携
(S
ea a
nd R
ail)
海運
とJR鉄
道貨
物との
連携
(S
ea a
nd R
ail)
500
-
501
-
3
JRの
路線
の状
況(富
山)
JRの
路線
の状
況(富
山)
現状
(北
陸~
中京
・阪
神)
現状
(北
陸~
中京
・阪
神)
・北
陸地
域での
路線
(ル
ート)
富山
からの
路線
は、北
陸本
線が
信越
本線
に繋
がってい
る。
・富
山と中
京地
方を結
ぶ路
線(ル
ート)
富山
からの
路線
は、北
陸本
線で敦
賀を通
り米
原、米
原か
ら岐
阜を通
り、名
古屋
に繋
がってい
る。
・富
山と阪
神地
方を結
ぶ路
線(ル
ート)
富山
からの
路線
は、北
陸本
線で敦
賀、敦
賀か
ら湖
西線
で京
都、大
阪方
面に
繋が
ってい
る。
富山
貨物
駅時
刻表
〔資
料〕J
R貨
物「大
型コンテナ
ネットワ
ークの
ご案
内」パ
ンフレット
例1:富山貨物駅〔22:38〕→名古屋貨物ターミナル駅〔翌日6:26〕
所要時間7時間48分
例2:富山貨物駅〔18:10〕→大阪貨物ターミナル駅〔翌日5:29〕
所要時間11時間19分
502
-
4
JRの
路線
の状
況(新
潟)
JRの
路線
の状
況(新
潟)
現状
(北
陸~
関東
)現
状(北
陸~
関東
)
・北
陸地
域での
路線
(ル
ート)
新潟
からの
路線
は、信
越本
線の
一本
が北
陸本
線に
繋が
ってい
る。
・関
東地
方と新
潟を結
ぶ路
線(ル
ート)
新潟
からの
路線
は、信
越本
線、上
越線
、高
崎線
から関
東地
方の
各方
面に
繋が
ってい
る。
新潟
ター
ミナ
ル駅
時刻
表
〔資
料〕J
R貨
物「大
型コンテナ
ネットワ
ークの
ご案
内」パ
ンフレット
日本
貨物
鉄道
株式
会社
ヒヤ
リング
による
例:新潟ターミナル駅〔22:45〕→横浜本牧駅〔翌々日11:30〕
所要時間36時間45分
503
-
5
鉄道
路線
の輸
送能
力と輸
送量
鉄道
路線
の輸
送能
力と輸
送量
1編
成あ
たり
650ト
ン~
貨物
列車
1編
成で
10tト
ラック
65台
分の
輸送
に相
当~
1編
成あ
たり
650ト
ン~
貨物
列車
1編
成で
10tト
ラック
65台
分の
輸送
に相
当~
貨物
列車
の輸
送能
力
北陸
地域
~関
東・中
京・阪
神地
域は
、輸
送量
が比
較的
少ない
ため
、余
裕が
ある。
断面
輸送
量(平
成18
年度
平日
平均
)
〔資
料〕日
本貨
物鉄
道(株
)「鉄
道貨
物輸
送の
現状
と課
題(運
輸政
策研
究機
構講
演会
資料
)」20
07.1
1.22
より作
成。
504
-
6
貨物
輸送
の状
況貨
物輸
送の
状況
北陸
・関
東間
の鉄
道路
線の
容量
北陸
・関
東間
の鉄
道路
線の
容量
20ftコ
ンテナ
輸送
の状
況20
ftコンテナ
輸送
の状
況
コンテナ
の高
さの
問題
で、
40ftの
コンテナ
が通
行不
可能
な箇
所(トンネ
ル)が
ある。
コンテナ
の高
さが
8ft6
inch
と9
ftのコンテナ
は通
行可
能であ
るが
、9f
t6in
chの
背高
コンテナ
は通
行不
可能
であ
る。通
れない
箇所
は、北
陸方
面で長
岡か
ら直
江津
間の
1箇所
、関
東方
面で数
箇所
ある。
通行
不可
能なトンネ
ルを通
行可
能に
する方
法として
は、コンテナ
貨車
を低
床貨
車に
代えること
であ
る。現
在、コキ
106形
式コンテナ
車は
、9f
t6in
chの
コンテナ
を輸
送す
ることが
出来
ない
が、コキ
71形
式コンテナ
車は
輸送
することが
出来
る。しか
し、現
在JR
貨物
が保
有してい
るコキ
71形
式コン
テナ
車は
8両しか
ない
。
新しくコストをか
けて、低
い車
両を導
入した
場合
、採
算が
合うほ
どの
貨物
量を確
保しなけ
れば
な
らない
。
日本
貨物
鉄道
株式
会社
ヒヤ
リング
による
北陸
・関
東間
の鉄
道路
線の
容量
は、余
裕が
ある。
現在
の状
況で、北
陸・関
東間
に貨
物線
を1本
~2本
運行
させ
るの
であ
れば
可能
であ
る。しか
し、
10本
以上
の貨
物線
を運
行させ
るとなると新
たに
貨物
線を新
設す
るか
、新
たに
貨物
車両
を作
らなけ
れば
ならない
。
505
-
7
貨物
線の
現況
貨物
線の
現況
〔資
料〕日
本貨
物鉄
道(株
)提
供資
料、ヒヤ
リング
、国
土交
通省
関東
地方
整備
局・東
京都
・横
浜市
「平
成17
年度
コンテナ
輸送
効率
化調
査」に
より作
成。
〔新
潟東
港〕
黒山
駅か
ら東
港に
繋ぐ専
用線
(新
潟臨
海鉄
道)は
、
新潟
県が
所有
してい
る。この
専用
線は
鉄道
の車
両
のみ
を輸
送してい
る。
〔新
潟西
港〕
上沼
垂駅
から沼
垂駅
までの
貨物
線(信
越貨
物支
線)は
、20
07年
3月までは
石油
製品
を輸
送してお
り、
その
後、
2007
年9月
までは
線路
を保
持す
るた
めに
ディー
ゼル
機関
車を走
らせ
てい
たが
、現
在は
ディー
ゼル
機関
車の
運行
も中
止してお
り、使
用してい
ない
。
また
、焼
島駅
から東
新潟
港駅
までの
貨物
線は
使
用中
止に
なってい
る。
新座
貨物
ター
ミナ
ル駅
東京
貨物
ター
ミナ
ル駅
川崎
貨物
ター
ミナ
ル駅
横浜
本牧
駅本
牧ふ
頭駅
上越
線で
は、群
馬県
と新
潟県
の境
界に
ある
新清
水トンネ
ル等
6箇
所の
トンネ
ルに
おい
て、
背高
コンテナ
(9f
t6in
ch)を積
載した
貨車
の通
行が
不可
能となってい
る。
信越
本線
上越
線高
崎
新潟
港貨
物ター
ミナ
ル駅
富山
貨物
駅
新潟
貨物
ター
ミナ
ル
新発
田
新津
辺垂
焼島
東新
潟港
新潟
県所
有
富山
市下
赤江
地区
の操
車場
にあ
る。
総面
積10
5,00
0㎡。
主な貨
物は
、清
涼飲
料、医
療薬
品、
化学
工業
品。
506
-
8
鉄道
輸送
と海
上輸
送の
連携
を推
進す
るた
めの
方策
鉄道
輸送
と海
上輸
送の
連携
を推
進す
るた
めの
方策
・海
上コンテナ
鉄道
輸送
の社
会実
験か
ら、従
来の
トラック輸
送に
対して、環
境面
での
優位
性は
確認
できた
が、輸
送時
間と費
用では
優位
性が
なく、大
きな課
題となってい
る。
・輸
送時
間と費
用の
効率
をあ
げるに
は、コンテナ
貨物
を確
保し、実
績を積
み上
げることが
効果
的な
方策
となる。
〔資
料〕四
日市
港海
上コンテナ
鉄道
輸送
社会
実験
実施
チー
ム「四
日市
港海
上コンテナ
鉄道
輸送
社会
実験
報告
書」20
08.1
より。
ハー
ドの
整備
ハー
ドの
整備
・コスト低
減の
ため
には
、コンテナ
ター
ミナ
ルの
近くに
コンテナ
を扱
える鉄
道貨
物駅
の整
備が
必要
で
ある。
・輸
送先
の最
寄駅
に設
置され
てい
る荷
役機
械の
能力
や荷
役スペ
ースに
よっては
、国
際海
上コンテ
ナの
取扱
ができない
場合
あるた
め、取
扱が
可能
な鉄
道貨
物駅
を増
加す
ることが
必要
となる。
・海
上コンテナ
輸送
に優
位な貨
車が
少ない
ため
、貨
車の
確保
が困
難な状
況に
ある。コンテナ
輸送
貨車
を増
やし、列
車編
成に
かか
る時
間の
短縮
を図
る。
鉄道
輸送
のコンテナ
貨物
の確
保鉄
道輸
送の
コンテナ
貨物
の確
保
〔資
料〕四
日市
港海
上コンテナ
鉄道
輸送
社会
実験
実施
チー
ム「四
日市
港海
上コンテナ
鉄道
輸送
社会
実験
報告
書」20
08.1
より。
国際
一貫
輸送
国際
一貫
輸送
JR貨
物は
「国
際一
貫輸
送」は
、エア貨
物をター
ゲットとして「エアより安
くコンテナ
船より速
く」を
コンセ
プトに
掲げ
てい
る。現
在、九
州の
福岡
と韓
国の
釜山
との
「国
際一
貫輸
送」を実
施してい
ると
ともに
力を入
れてい
る。
〔資
料〕日
本貨
物鉄
道株
式会
社ヒヤ
リング
による。
507
-
9
JR貨
物の
事例
:国
際一
貫輸
送サ
ービス
JR貨
物の
事例
:国
際一
貫輸
送サ
ービス
JR貨
物の
国際
一貫
輸送
「SE
A&
RA
ILサ
ービス」
JR貨
物の
国際
一貫
輸送
「SE
A&
RA
ILサ
ービス」
東アジア圏全体のマーケットを対象としたJR貨物による国際一貫輸送システム。
JR貨物では地球温暖化の原因のひとつである二酸化炭素の排出を減少させることのできる輸送
としてPRしている。
◆博多~上海(中国)高速RORO船
「上海スーパーエクスプレス」
◆神戸~天津(中国)高速フェリー「燕京号」
◆博多~釜山(韓国)高速フェリー「ニューかめりあ」
◆大阪~上海(中国)「COSCO」+ラックコンテナ
◆門司~上海(中国)「天敬海運」+ラックコンテナ
◆下関~馬山(韓国)「長錦商船」+ラックコンテナ
◆下関~青島(中国)高速フェリー「ユートピア」
◆日本-韓国間RAIL-SEA-RAILサービス
◆12フィートコンテナサービスの航路
◆海上コンテナの鉄道輸送
◆中距離海上コンテナモーダルシフト
◆貨物駅の保税蔵置場
・20フィート及び40フィートの国際海上コンテナ
も鉄道で輸送可能。
・横浜本牧駅と仙台港駅において、コンテナヤード
を保税蔵置場として活用し、港湾地区での作業を
削減し、輸送の効率化を図っている。
・輸入港から国内倉庫への海上コンテナの輸
送をトラックから鉄道へシフトすることを提案。
SEA
&R
AILサ
ービスメニ
ュー
SEA
&R
AILサ
ービスメニ
ュー
【資
料】JR貨
物ホ
ーム
ペー
ジより作
成。
508
-
10
輸出
輸入
JR貨
物と国
際フェリー
の連
携事
例(1)
JR貨
物と国
際フェリー
の連
携事
例(1)
カメリアライン
2004年7月に高速フェリーを投入することと同時にデイリー運航化された「カメリアライン」と毎日定時刻に運行する
鉄道を接続することにより、毎日フライトがある航空便と並ぶ、利便性の高いサービスが実現。
フェリーが毎日運航していることから、いつでも、高速SEA&RAILが利用可能。
2004年7月に高速フェリーを投入することと同時にデイリー運航化された「カメリアライン」と毎日定時刻に運行する
鉄道を接続することにより、毎日フライトがある航空便と並ぶ、利便性の高いサービスが実現。
フェリーが毎日運航していることから、いつでも、高速SEA&RAILが利用可能。
◆釜
山⇔
博多
間をデ
イリー
運航
◆ほ
ぼ航
空便
と同
様なスケ
ジュー
ルを実
現
航路
運航スケジュール
【資
料】
JR貨
物HPより作
成
509
-
11
輸出
輸入
JR貨
物と国
際フェリー
の連
携事
例(2)
JR貨
物と国
際フェリー
の連
携事
例(2)
上海スーパーエクスプレス
航路
航路
運航スケジュール
運航スケジュール
日月
火水
木金
土
東 京 集 荷
博 多 出 港
上 海 入 港
月火
水木
金土
日
上 海 集 荷
博 多 出 港
東 京 配 達
上 海 出 港
※水
曜出
港の
場合
※月
曜出
港の
場合
◆上
海⇔
博多
間を2便
/週
運航
◆東
京の
集荷
から2日
で上
海に
到着
首都圏の貨物を鉄道によって輸送し、中国に運んでいることから、鉄道と国際フェリーを連携させた参考事例とし
て以下に詳しく紹介する。
首都圏の貨物を鉄道によって輸送し、中国に運んでいることから、鉄道と国際フェリーを連携させた参考事例とし
て以下に詳しく紹介する。
【資
料】
JR貨
物HPより作
成
510
-
12
博多
港に
おけ
る上
海スーパーエクスプレス(SS
E)の
概要
博多
港に
おけ
る上
海スーパーエクスプレス(SS
E)の
概要
【資
料】㈱
東京
ニュー
ス通
信社
:「国
際フェリー
国際
RO
RO船
特集
SE
AS
PR
ITE
特別
特集
」(20
05.7
.19)
,日刊
海事
通信
社:「20
05年
春季
号フェリー
・旅
客船
ガイド(20
05.5
.1)」,上
海スーパーエクスプレス
HP
http
://w
ww
.ss-
expr
ess.
biz/
cont
ents
/sch
edul
e/in
dex.
htm
l
全長/幅
総トン数
航海速力
載貨重量
積載可能車両数
CFSCut※
CYCut※
博多港発上海港着搬入確認
(火)13:00(火)17:00
(水)
(木)
(金)
(土)13:00(土)11:30
(土)
(月)
(火)
CFSCut※
CYCut※
上海港発博多港着引渡時間
(水)10:00(木)10:00(金)未明(土)早朝
11:00
(日)10:00(月)17:00(火)未明(水)早朝
11:00
CFS Cutは、未通関貨物の搬入〆切り時間。CY Cutは、通関済貨物の〆切時間。
注)入港時間/出港時間は日本側港湾のもの
貨物運賃は、40フィートドライコンテナの運賃
貨物運賃
19.5万円(海上輸送運賃のみ)
コンテナ積載量
121FEU(242TEU)
週の便数
週2便
運航時間/運航距離
約36.5時間
本船就航年月日
1991年
博多港発スケジュール
上海港発スケジュール
本船概要
142.62m/24.02m
16,350トン
20.8ノット
-
120台(40ftトレーラー)
航路開設年月日
2003年11月7日
本船名(船籍)
上海スーパーエクスプレス(パナマ)
航路
博多港~上海港
運航船社
上海スーパーエクスプレス㈱
SSEの
概要
511
-
13
上海
スーパーエクスプレス(S
SE
)の取
扱貨
物と取
扱量
上海
スーパーエクスプレス(S
SE
)の取
扱貨
物と取
扱量
SSEの
取扱
貨物
と取
扱量
SSEの
取扱
貨物
と取
扱量
輸出
輸入
2割
8割
・原材料
・アパレル・衣料
・部品関連
・雑貨
・家電製品
・生鮮食料品
・家具
・機械類
・プラズマ・ディスプレー・パネル(PDP)
【富士通日立プラズマディスプレイ㈱宮崎事業所】※1・完成製品【キャノン㈱】※4
・梨【福岡の食輸出促進センター】※2
・電子ゲーム機※5
・自動車部品【JR貨物㈱】※3
・コピー機、衣類、電子部品【JR貨物㈱】※3
・服飾雑貨【JAL㈱】※6
背後圏
―仕向地の5割以上が関西や関東などの遠距離地域。
その他:㈱東京ニュース通信社「国際フェリー国際RORO船特集 SEA SPRITE 特別編集」、2005.7.19
※3:「日本海事新聞」2004年12月8日
※4:「日本海事新聞」2004年10月6日
※5:「日本海事新聞」2004年1月8日
※6:「海事プレス」2004年12月24日
注)2004年10月から2005年3月の6ヶ月分のコンテナ貨物輸送実績
[資料]※1:「海事プレス」2005年1月7日
※2:「海事プレス」2005年8月24日
貨物
取扱量
6000TEU注)
主な品目
品目と荷主
512
-
14
上海
スーパーエクスプレスの
サー
ビス
上海
スーパーエクスプレスの
サー
ビス
SSEの
サー
ビス①
項目
内容
【JR貨物との連携】※1
・鉄道コンテナの利用は、開始当初の2003年11月には12ftコンテナで3個であったのが、2004年夏以
降は平均200個/月に増加した。2004年は9月までの累計が1136個であった。
・このうち、輸入(中国→日本)は6割強、輸出(日本→中国)は4割弱である。
【シー・アンド・エアーサービス:JALとの連携】※2
・トライアル実施後、上海発博多港経由日本向けのサービスを2004年12月末に開始。
・博多港から東京までのリードタイムは、トラックで18時間、鉄道で17.5時間、内航船で35時間かか
るのに対して、航空輸送は1.5時間程度である。
・中国-日本の航空直行便を利用した場合に比べリードタイムは1日長いが価格は同程度から2割程度
安くなる。
・貨物が集中し遅延しやすい上海浦東国際空港の利用を回避できる。
・博多港でデバンされた小口貨物を航空便で全国配送する。
・ターゲット貨物は、生鮮野菜、鮮魚、アパレル製品など。
・一度の取扱量は3FEU(LD3型コンテナ注2)100台分)を目標とする。
・船社直営の混載サービスを2004年3月に開始。
・SSEが入港する博多港アイランドシティ・コンテナターミナルと、福岡国際空港の中間地点に混載
サービスの基地を設置し、SSE㈱扱いの混載貨物をトラック、JR貨物、航空機を利用し、全国配送す
る。
・船社直営のため、日本到着後の通関、コンテナからのデバンニングが非常に早い。※3
・2005年9月現在、LCLサービスを毎週利用する顧客は、平均20~30社になった。※3
複合一貫輸送システム
混載(LCL)サービス
513
-
15
上海
スーパーエクスプレス(S
SE
)のサ
ービス
上海
スーパーエクスプレス(S
SE
)のサ
ービス
SSEの
サー
ビス②
項目
内容
・水曜と土曜の朝の入港時間に合わせて、人員体制を整備。
・博多入港前に、SSE㈱が上海からマニフェスト注2)をデータで受信し、事前に税関に送信する。特
殊な貨物以外の申告は、1時間足らずで許可される。※4
RORO荷役
・100台の20ft/40ftコンテナ兼用シャーシを保有し、船内ではコンテナはすべてオンシャーシーのま
ま積みつけられる。ハンドリングが効率的かつスピーディーである。
・2005年5月に、上海側のCFSオペレーター業務を地元企業から商船三井の中国物流現地法人の上海龍
飛国際物流に変更。※3
・日系フォワーダーに任せることで、サービスの品質が向上し、利用顧客の拡大につながる。※3
顧客営業
・独自の複合一貫輸送システムや混載サービスを活用し、リードタイムやコストなど、顧客のニーズ
にあった輸送形態を提案する営業を行う。
注2)船積みされている貨物の明細書
[資料]※1:「日本海事新聞」2004年12月8日
※2:「海事プレス」2004年12月21日
※3:「日本海事新聞」2005年9月28日 ※4:「海運」2004年2月
その他:㈱東京ニュース通信社「国際フェリー国際RORO船特集 SEA SPRITE 特別編集」、2005.7.19
注1)航空貨物用コンテナ
通関
フォワーダー
514
-
16
12ftコンテナ
による海
外か
らの
一貫
輸送
12ftコンテナ
による海
外か
らの
一貫
輸送
〔資
料〕日
本貨
物鉄
道(株
)「鉄
道貨
物輸
送の
現状
と課
題(運
輸政
策研
究機
構講
演会
資料
)」20
07.1
1.22
より作
成。
515
-
17
ター
ゲットとなる貨
物ター
ゲットとなる貨
物
主要
企業
のモー
ダル
シフト事
例主
要企
業の
モー
ダル
シフト事
例
京浜
港の
対ロシア、コンテナ
貨物
量(2
005年
)
資料
:国
土交
通省
「港
湾統
計」より作
成。
●キ
ャノン:
関東
~大
阪・名
古屋
で鉄
道貨
物輸
送を利
用してい
る。
製品
の輸
送の
ほか
、原
料や
部品
輸送
にも利
用してい
る。
●パ
ナソニ
ック:
関東
~関
西~
九州
の幹
線ル
ートで鉄
道貨
物輸
送を利
用してい
る。
テレビ、冷
蔵庫
などの
家電
製品
の輸
送に
利用
してい
る。
●トヨタ自
動車
:自
動車
部品
専用
列車
(20
06年
11月
より運
行)を名
古屋
南貨
物駅
~盛
岡貨
物ター
ミナ
ル駅
(約
900k
m)で
利用
してい
る。
1列車
に専
用31
ftコンテナ
を40
個積
載してい
る。
日本
海横
断国
際フェリー
にお
ける鉄
道輸
送の
ター
ゲット貨
物日
本海
横断
国際
フェリー
にお
ける鉄
道輸
送の
ター
ゲット貨
物
■品
種 モー
ダル
シフトの
事例
から、家
電などの
電気
機器
類の
部品
と製
品、自
動車
部品
がター
ゲットとなる。
■対
ロシアの
コンテナ
貨物
京浜
港に
おけ
る対
ロシアの
コンテナ
貨物
(20
05年
実績
9,77
7TEU
)
■対
中国
東北
三省
関東
地方
~中
国東
北三
省で輸
出入
され
てい
るコンテナ
貨物
9,777
3,275
6,502
小計
22
22
0東
京港
9,755
3,253
6,502
横浜
港
輸出
入合
計輸
入輸
出港
名
(単
位:TEU)
〔資
料〕日
本貨
物鉄
道(株
)「鉄
道貨
物輸
送の
現状
と課
題(運
輸政
策研
究機
構講
演会
資料
)」20
07.1
1.22
より作
成。
516
-
海運
とS
LBとの
連携
517
-
シベ
リア・ランドブリッジ(SLB)輸
送網
シベ
リア・ランドブリッジ(SLB)輸
送網
シベ
リア・ランドブリッジ(SLB)輸
送網
518
-
ロシアの
経済
が活
況を呈
してお
り、韓
国企
業の
SLB
の利
用や
日本
の商
社、物
流企
業の
SLB
活用
が開
始され
てい
る。一
方で、日
本政
府は
、20
50年
までに
地球
温暖
化防
止の
ため
の方
針を提
案して
おり、鉄
道や
船舶
への
モー
ダル
シフトの
推進
が求
められ
てい
る。
ロシアの
経済
が活
況を呈
してお
り、韓
国企
業の
SLB
の利
用や
日本
の商
社、物
流企
業の
SLB
活用
が開
始され
てい
る。一
方で、日
本政
府は
、20
50年
までに
地球
温暖
化防
止の
ため
の方
針を提
案して
おり、鉄
道や
船舶
への
モー
ダル
シフトの
推進
が求
められ
てい
る。
①S
LB:東
アジア港
湾とロシア極
東港
湾をフィー
ダー
船で結
び、ロシア鉄
道及
び
接続
する各
国鉄
道を利
用して目
的地
へ達
するル
ート。
②ボ
ストー
チヌイ港
には
、ほ
とん
ど釜
山港
をハ
ブとし、約
40船
/月が
運航
。③
日本
港湾
からは
、商
船三
井と
FESC
Oが
共同
で2船
/月を運
航。
④ロシア国
内では
、ブロックトレインが
運行
され
、ボ
スト-
チヌイ港
を発
車後
、10日
~15
日でモスクワ
へ到
着。
①S
LB:東
アジア港
湾とロシア極
東港
湾をフィー
ダー
船で結
び、ロシア鉄
道及
び
接続
する各
国鉄
道を利
用して目
的地
へ達
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ート。
②ボ
ストー
チヌイ港
には
、ほ
とん
ど釜
山港
をハ
ブとし、約
40船
/月が
運航
。③
日本
港湾
からは
、商
船三
井と
FESC
Oが
共同
で2船
/月を運
航。
④ロシア国
内では
、ブロックトレインが
運行
され
、ボ
スト-
チヌイ港
を発
車後
、10日
~15
日でモスクワ
へ到
着。
年代
197
0~
198
0年
代
1990年
代
2000年
代
日本
と欧
州・イランなどを結
ぶトランジットル
ートとして利
用。新
潟港
からも接
続あ
り。
プー
チン政
権の
政治
的安
定及
びエネ
ルギ
ー価
格の
高騰
により、ロシア経
済が
活況
。韓
国・中
国の
貨物
輸送
でSLBが
復活
。
SLBの
歴史
的経
緯
ソ連
邦崩
壊に
伴い
、ロシア国
内の
混乱
などの
影響
により低
迷。
1.計
画の
概要
1.計
画の
概要
新潟
港を中
継点
とした
SLBと国
内鉄
道網
活用
による物
流回
廊の
形成
を目
指す
。
2.
2.
SLB
SLB(シベ
リア・ランド・ブリッジ)の
概要
(シベ
リア・ランド・ブリッジ)の
概要
519
-
①新
潟港
東港
区に
は、臨
海鉄
道が
あり、
かつ
ては
化学
薬品
の運
送などに
利用
され
てい
た。→
コンテナ
埠頭
の拡
張及
び福
島潟
放水
路の
開削
に伴
い、
コンテナ
埠頭
内の
線路
は廃
止され
た。
②モー
ダル
シフトの
推進
と環
境問
題など
を目
的として、平
成10
,12年
に
「新
潟港
臨海
鉄道
活用
調査
」を実
施。
③平
成12年
に鉄
道に
よるコンテナ
輸送
の可
能性
を探
るた
め、直
江津
の黒
井駅
~新
潟港
まで海
上コンテナ
の試
験輸
送を実
施。
④コンテナ
ヤー
ドに
鉄道
ター
ミナ
ルを設
置す
る場
合は
、約
3億
円の
工事
費が
必要
。・レー
ル:約
300
m、
・ター
ミナ
ル包
装:約
4,00
0㎡、
・荷
役機
械は
、コンテナ
内の
トップリフター
を使
用。
①新
潟港
東港
区に
は、臨
海鉄
道が
あり、
かつ
ては
化学
薬品
の運
送などに
利用
され
てい
た。→
コンテナ
埠頭
の拡
張及
び福
島潟
放水
路の
開削
に伴
い、
コンテナ
埠頭
内の
線路
は廃
止され
た。
②モー
ダル
シフトの
推進
と環
境問
題など
を目
的として、平
成10
,12年
に
「新
潟港
臨海
鉄道
活用
調査
」を実
施。
③平
成12年
に鉄
道に
よるコンテナ
輸送
の可
能性
を探
るた
め、直
江津
の黒
井駅
~新
潟港
まで海
上コンテナ
の試
験輸
送を実
施。
④コンテナ
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ドに
鉄道
ター
ミナ
ルを設
置す
る場
合は
、約
3億
円の
工事
費が
必要
。・レー
ル:約
300
m、
・ター
ミナ
ル包
装:約
4,00
0㎡、
・荷
役機
械は
、コンテナ
内の
トップリフター
を使
用。
5万
台/年
サンクトペ
テル
ブル
ク日
産2009
3万
台/年
サンクトペ
テル
ブル
クスズ
キ2009
0.5万
台/年
→3万
台/年
サマー
ラ州
いす
ず2008
11.5万
台/年
→30万
台/年
モスクワ
VW
2008
5万
台/年
→20万
台/年
サンクトペ
テル
ブル
クトヨタ
2007
15万
台/年
サマー
ラ州
GM
2002
4.8万
台/年
サンクトペ
テル
ブル
クフォー
ド2002
6万
台/年
ロストワ
州韓
国現
代2001
16万
台/年
モスクワ
ルノー
1999
生産
計画
→将
来計
画進
出地
メー
カー
稼働 年
3.新
潟港
コンテナ
埠頭
と臨
海鉄
道3.新
潟港
コンテナ
埠頭
と臨
海鉄
道4.ロシアでの
外資
自動
車メー
カー
の主
な工
場進
出状
況4.ロシアでの
外資
自動
車メー
カー
の主
な工
場進
出状
況
520
-
・港
湾施
設などの
インフラ整
備が
不十
分、現
在でも
非常
にタイトな状
況。
インフラの
状況
・ロシア経
済の
急激
な発
展に
伴い
輸入
が増
加、今
後も
自動
車産
業等
の生
産拡
大に
伴い
飛躍
的に
増大
する可
能性
があ
る。
輸入
の増
加
・市
内を通
過す
るル
ートが
大半
。10㎞
/2時
間以
上か
かる時
間帯
があ
る。
渋滞
状況
・引
き取
りに
2~
3日
要す
る場
合が
ある。
混雑
状況
・4基
ガントリー
クレー
ン
・港
内に
はシベ
リア鉄
道に
つなが
る線
路が
敷設
され
てお
り、ブロックトレインが
運航
され
てい
る。
鉄道
路線
・1976年
竣工
年度
(コンテナ
埠頭
)
・20万
TEU
年間
取扱
能力
・2バ
ース(水
深12.5m
)外
貨コンテナ
埠頭
・4基
ガントリー
クレー
ン
5.サ
ンクトペ
テル
ブル
ク港
の概
要5.サ
ンクトペ
テル
ブル
ク港
の概
要
6.ボ
スト-
チヌイ港
の概
要6.ボ
スト-
チヌイ港
の概
要
521
-
〔そ
の要
因〕
・好
調なロシア貿
易。
・韓
国企
業を中
心とした
対ロ投
資の
拡大
。・ブロックトレイン運
航サ
ービスの
向上
。・代
替ル
ートの
混雑
。
①韓
国・現
代自
動車
の成
功モデ
ル②
日本
の貨
物が
SLB
ルー
トへ
戻る期
待の
高まり
・日
本の
自動
車メー
カー
の相
次ぐ現
地生
産計
画。
・日
本か
らの
部品
の輸
送が
大量
に発
生。
・20
06年
夏か
ら数
回の
トライアル
輸送
を実
施。
・海
上輸
送より、時
間が
短縮
(海
上約
40日
,SLB
約25
日)。
③日
本の
商社
、物
流企
業の
最近
の動
向・近
鉄エクスプレス
ブロックトレインを仕
立てる態
勢整
備を進
行中
。・三
井物
産S
LBの
活用
に向
けて、ロシアの
トロイカ社
と
業務
提携
の予
定。
①韓
国・現
代自
動車
の成
功モデ
ル②
日本
の貨
物が
SLB
ルー
トへ
戻る期
待の
高まり
・日
本の
自動
車メー
カー
の相
次ぐ現
地生
産計
画。
・日
本か
らの
部品
の輸
送が
大量
に発
生。
・20
06年
夏か
ら数
回の
トライアル
輸送
を実
施。
・海
上輸
送より、時
間が
短縮
(海
上約
40日
,SLB
約25
日)。
③日
本の
商社
、物
流企
業の
最近
の動
向・近
鉄エクスプレス
ブロックトレインを仕
立てる態
勢整
備を進
行中
。・三
井物
産S
LBの
活用
に向
けて、ロシアの
トロイカ社
と
業務
提携
の予
定。
7.
7.
SLB
SLB
の利
用状
況と課
題の
利用
状況
と課
題8.日
本企
業の
8.日
本企
業の
SLB
SLB
ルー
トの
利用
可能
性ル
ートの
利用
可能
性
①SL
Bル
ートの
コンテナ
貨物
量は
増加
傾向
①①SL
BSL
Bル
ートの
コンテナ
貨物
量は
増加
傾向
ルー
トの
コンテナ
貨物
量は
増加
傾向
②フィランド向
けの
トランジット貨
物量
が20
03年
以後
、激
減
②フィランド向
けの
トランジット貨
物量
が②
フィランド向
けの
トランジット貨
物量
が20
0320
03年
以後
、激
減年
以後
、激
減
〔そ
の要
因〕
・20
06年
にトランジット料
金を大
幅に
引上
げ。
・そ
の結
果、釜
山か
らフィランドへ
のコストは
、S
LBが
海上
ルー
トに
比べ
約40
%割
高に
なった
。
③日
本発
着の
SLB利
用貨
物は
、低
水準
を
持続
③日
本発
着の
③日
本発
着の
SLB
SLB利
用貨
物は
、低
水準
を利
用貨
物は
、低
水準
を
持続
持続
7,63
7TE
U(20
06年
)
522
-
①温
室効
果の
ガスの
一層
の削
減⇒
日本
政府
の方
針(20
50年
までに
ガス排
出量
を半
減)
②運
輸部
門に
おけ
る温
室効
果ガ
スの
削減
の方
策⇒
モー
ダル
シフトの
推進
①温
室効
果の
ガスの
一層
の削
減⇒
日本
政府
の方
針(
①温
室効
果の
ガスの
一層
の削
減⇒
日本
政府
の方
針(20
5020
50年
までに
ガス排
出量
を半
減)
年までに
ガス排
出量
を半
減)
②運
輸部
門に
おけ
る温
室効
果ガ
スの
削減
の方
策⇒
モー
ダル
シフトの
推進
②運
輸部
門に
おけ
る温
室効
果ガ
スの
削減
の方
策⇒
モー
ダル
シフトの
推進
①新
潟港
の外
貿コンテナ
航路
の概
要
・コンテナ
貨物
量:16
万TE
U超
(平
成18
年)
全国
10位
。・コンテナ
航路
:週
12便
。
・トランス・シベ
リア・コンテナ
航路
:昭
和55
年~
平成
8年まで、運
航平
成9年
から休
止中
。
①新
潟港
の外
貿コンテナ
航路
の概
要①
新潟
港の
外貿
コンテナ
航路
の概
要
・コンテナ
貨物
量:16
万TE
U超
(平
成18
年)
全国
10位
。・コンテナ
航路
:週
12便
。
・トランス・シベ
リア・コンテナ
航路
:昭
和55
年~
平成
8年まで、運
航平
成9年
から休
止中
。
②自
動車
部品
貨物
などの
動向
と効
率的
な輸
送体
系の
確立
・自
動車
部品
貨物
などの
需要
調査
。・環
境に
配慮
した
国内
輸送
体系
の確
立。
・海
上ル
ートと
SLBル
ートの
リスク分
散。
・新
潟港
からの
輸出
の可
能性
調査
。・温
室効
果ガ
スの
削減
も念
頭に
置い
た効
率的
な物
流回
廊の
形成
。
②自
動車
部品
貨物
などの
動向
と効
率的
な②
自動
車部
品貨
物などの
動向
と効
率的
な輸
送体
系の
確立
輸送
体系
の確
立
・自
動車
部品
貨物
などの
需要
調査
。・環
境に
配慮
した
国内
輸送
体系
の確
立。
・海
上ル
ートと
SLBル
ートの
リスク分
散。
・新
潟港
からの
輸出
の可
能性
調査
。・温
室効
果ガ
スの
削減
も念
頭に
置い
た効
率的
な物
流回
廊の
形成
。
③新
潟港
への
試験
輸送
・関
東、中
部⇒
新潟
港へ
鉄道
で試
験輸
送。
・新
潟港
⇒ボ
スト-
チヌイ港
へ試
験輸
送。
課題
の把
握
③新
潟港
への
試験
輸送
③新
潟港
への
試験
輸送
・関
東、中
部⇒
新潟
港へ
鉄道
で試
験輸
送。
・新
潟港
⇒ボ
スト-
チヌイ港
へ試
験輸
送。
課題
の把
握
ボスト-
チヌイ港
のコンテナ
岸壁
ボスト-
チヌイ港
のブロックトレイン
9.地
球温
暖化
対策
の取
組み
9.地
球温
暖化
対策
の取
組み
10.実
用化
に向
けての
可能
性調
査と試
験輸
送10.実
用化
に向
けての
可能
性調
査と試
験輸
送
523
-
ヤー
ド管
理システ
ム SE
AN
AC
CS
到着
確認
ヤー
ド搬
入確
認
輸出
通関
業務
搬出
確認
トップリフター
トレー
ラー
シャー
シ
リー
チスタッカー
①名
古屋
メー
カー
からの
貨車
到着
②貨
車取
卸し(伏
木駅
ヤー
ド搬
入)
③コンテナ
扱輸
出通
関
④トレー
ラー
積み
(伏
木駅
ヤー
ド搬
出)
⑤ショー
トドレイ(伏
木駅
ヤー
ド~R
US号
船側
)輸
送距
離約約
300m
300m
⑥R
US号
船積
み
ソフト
発生
業務
ハー
ド(作
業機
材)
輸送
フロー
ヤー
ド管
理システム
ター
ミナ
ルシステム
SE
AN
AC
CS
到着
確認
ヤー
ド搬
入確
認 輸出
通関
業務 搬
出確
認
トップリフター
トレー
ラー
シャー
シ
トランスファー
クレー
ン(R
TG)
トレー
ラー
シャー
シ
ガントリー
クレー
ン
①名
古屋
メー
カー
からの
貨車
到着
②貨
車取
卸し(伏
木駅
ヤー
ド搬
入)
③トレー
ラー
積み
(伏
木駅
ヤー
ド搬
出)
④ショー
トドレイ(伏
木駅
ヤー
ド~富
山新
港C
Y)輸
送距
離約約
8Km
8Km
⑤富
山新
港C
Y搬
入
⑥コンテナ
扱輸
出通
関
⑦P
RIM
OR
YE
MA
RU本
船積
み
ソフト
発生
業務
ハー
ド(作
業機
材)
輸送
フロー
【Aル
ート】
伏木
貨物
駅~
RU
S号(R
O-R
O船
)積
み
【Bル
ート】
伏木
貨物
駅~
PRIM
OR
YEM
ARU号
(コンテナ
船)積
み
A-①
,B-①
名古
屋か
ら貨
車到
着
(伏
木貨
物駅
)
A-①
,B-①
名古
屋か
ら貨
車到
着
(伏
木貨
物駅
)
A-②
,B-②
貨車
取卸
し
(伏
木貨
物駅
ヤー
ド搬
入)
A-②
,B-②
貨車
取卸
し
(伏
木貨
物駅
ヤー
ド搬
入)
伏木
貨物
駅を起
点とした
伏木
貨物
駅を起
点とした
SLB
SLBフロー
チャー
トフロー
チャー
ト
524
-
【Aル
ート】
高岡
貨物
駅~
RU
S号(R
O-R
O船
)積
み
【Bル
ート】
高岡
貨物
駅~
PRIM
OR
YEM
ARU号
(コンテナ
船)積
み
A-①
,B-①
名古
屋か
ら貨
車到
着
(高
岡貨
物駅
)
A-①
,B-①
名古
屋か
ら貨
車到
着
(高
岡貨
物駅
)
A-②
,B-②
貨車
取卸
し
(高
岡貨
物駅
ヤー
ド搬
入)
A-②
,B-②
貨車
取卸
し
(高
岡貨
物駅
ヤー
ド搬
入)
ヤー
ド管
理システ
ム SE
AN
AC
CS
到着
確認
ヤー
ド搬
入確
認
輸出
通関
業務
搬出
確認
トップリフター
トレー
ラー
シャー
シ
リー
チスタッカー
①名
古屋
メー
カー
からの
貨車
到着
②貨
車取
卸し(伏
木駅
ヤー
ド搬
入)
③コンテナ
扱輸
出通
関
④トレー
ラー
積み
(伏
木駅
ヤー
ド搬
出)
⑤ショー
トドレイ(伏
木駅
ヤー
ド~R
US号
船側
)輸
送距
離約約
1Km
1Km
⑥R
US号
船積
み
ソフト
発生
業務
ハー
ド(作
業機
材)
輸送
フロー
ヤー
ド管
理システム
ター
ミナ
ルシステム
SE
AN
AC
CS
到着
確認
ヤー
ド搬
入確
認 輸出
通関
業務 搬
出確
認
トップリフター
トレー
ラー
シャー
シ
トランスファー
クレー
ン(R
TG)
トレー
ラー
シャー
シ
ガントリー
クレー
ン
①名
古屋
メー
カー
からの
貨車
到着
②貨
車取
卸し(伏
木駅
ヤー
ド搬
入)
③トレー
ラー
積み
(伏
木駅
ヤー
ド搬
出)
④ショー
トドレイ(伏
木駅
ヤー
ド~富
山新
港C
Y)輸
送距
離約約
7Km
7Km
⑤富
山新
港C
Y搬
入
⑥コンテナ
扱輸
出通
関
⑦P
RIM
OR
YE
MA
RU本
船積
み
ソフト
発生
業務
ハー
ド(作
業機
材)
輸送
フロー
高岡
貨物
駅を起
点とした
高岡
貨物
駅を起
点とした
SLB
SLBフロー
チャー
トフロー
チャー
ト
525
-
資料
:河
北新
報20
08.年
02.0
5 ,日
本経
済新
聞東
北版
2008
.02.
06朝
刊
シー
アンドレー
ル構
想、秋
田港
で実
験開
始
CO
2排出
など環
境問
題か
ら鉄
道輸
送へ
の関
心が
高まる中
、船
と鉄
道を利
用し、秋
田港
経由
で、コンテナ
をロシアに
運ぶ
「環
日本
海シー
アンドレー
ル構
想」の
実証
実験
を20
08年
2月7日
に開
始。
⇒実
証実
験を通
じて、輸
送中
の振
動が
貨物
に与
える影
響、各
拠点
での
積み
替えに
かか
る時
間、効
率性
などを分
析。
自動
車などの
ロシア向
け輸
送で秋
田港
を活
用す
ることが
狙い
。
シー
アンドレー
ル構
想、秋
田港
で実
験開
始シー
アンドレー
ル構
想、秋
田港
で実
験開
始
CO
2排出
など環
境問
題か
ら鉄
道輸
送へ
の関
心が
高まる中
、船
と鉄
道を利
用し、秋
田港
経由
で、コンテナ
をロシアに
運ぶ
「環
日本
海シー
アンドレー
ル構
想」の
実証
実験
を20
08年
2月7日
に開
始。
⇒実
証実
験を通
じて、輸
送中
の振
動が
貨物
に与
える影
響、各
拠点
での
積み
替えに
かか
る時
間、効
率性
などを分
析。
自動
車などの
ロシア向
け輸
送で秋
田港
を活
用す
ることが
狙い
。
環日
本海
シー
アンドレー
ル構
想環
日本
海シー
アンドレー
ル構
想イメー
ジイメー
ジ
自動
車部
品を詰
めた
40ftコ
ンテナ
⇒仙
台駅
で列
車に
積み
込み
(2/
7日)⇒
秋田
北港
(2/
12日
)⇒
コンテナ
船に
積み
替え出
港(2/
16日
)⇒
ボストー
チヌイ港
(2/1
7日)に
到着
。
仙台
港仙
台港
――秋
田港
間、鉄
道2ル
ート
秋田
港間
、鉄
道2ル
ート
526
4.5.7 海運とJR鉄道貨物との連携(Sea and Rail) 海4.5.8 海運とSLBとの連携