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KATECS.CO.,LTD. 全方位マルチパターン地山補強工法 NETIS登録 CB-080032-VE パノラマ工法

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KATECS.CO.,LTD.

全方位マルチパターン地山補強工法

NETIS登録 CB-080032-VE

パノラマ工法

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縦  断  図

断  面  図

縦  断  図

断  面  図

小口径長尺管と多岐にわたる定着材・

パノラマ工法とは

パノラマ工法の特長

パノラマ工法とは、切羽からφ60.5~89.1mm程度の小口径長尺鋼管、または小口径長尺GRP管を打設し、

定着および地山改良等を目的に薬液注入することで切羽前方地山を効果的に拘束する、全方位マルチパター

ン地山補強工法です。

長尺管を切羽から全方位に打設することで、天端部の先受工と併せて鏡面補強も同時に施工することがで

き、切羽の安定性を高め、掘削の安全性を向上させます。

パノラマ工法は、小口径長尺管と注入材(定着材)をシステム的に組み合わせることで、前方地山の広範囲

を効率的に拘束する工法です。

パノラマ工法には以下の特長があります。

①トンネル掘削に使用するドリルジャンボで施工でき、特殊な機械や作業員を必要としません。

②トンネル断面の拡幅などが不要で、標準的な施工ができます。

③小口径のロストビットタイプを採用しているためスムーズな削孔が可能で、施工性、経済性に優れていま

す。

④二重管削孔システムにより鋼管打設を行うため、崩壊性地山でも施工が可能です。

⑤比較的小容量の削岩機でも施工できるため、小断面トンネルにおける先行切羽補強にも適用できます。

⑥打設管は、鋼管、スリット鋼管、GRP管があり、目的に応じて選択できます。

⑦フォアパイリングとしての先受け工や長尺鏡面補強工としての適用以外に、水抜き工としても応用ができ

ます。

これらの特長より、パノラマ工法には次の作用

効果があります。

①切羽から長尺で前方地山全体を拘束することが

可能で、切羽の崩壊、押し出しを抑制します。

②天端部、鏡面部を全方位に補強することによっ

て長期、短期のトンネル荷重の軽減が期待できま

す。

③上記の効果から、トンネル挙動全体が安定する

ため、安全な掘削作業ができます。

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機械的性質(参考)

引張試験結果(参考)

引張り試験状況 ネジ部試験後状況 スリット部試験後状況

代表的なパノラマ管の機械的性質を下表に示します。

項目 単位 GRP管 スリット鋼管

材質 - GRP STK400

管径/肉厚 mm φ76.0mm×t=8.0mm φ76.3mm×t=5.2mm

単位重量 kg/m 3.00 9.12

弾性係数(E) MPa 20,000 210,000

断面積 m2 0.00171 0.00116

引張強さ N/mm2 ≧600 ≧400

ネジ部引張強度 kN 200以上 200以上

スリット部引張強度 kN - 200以上

公的機関において、代表的なパノラマ管(φ76.3mmスリット鋼管)のネジ部およびスリット部の引張試験を

行いました。その結果、平均値でネジ部239kN、スリット部480kNと高い値が得られています。

項目 1 2 3 平均(kN) 破断箇所

ネジ部 242 240 236 239 ネジ部破断

スリット部 480 472 488 480 スリット部破断

試験場所:財団法人建材試験センター三鷹試験室

注入材がシステム的に選定できる

全方位マルチパターン地山補強工法

施工状況写真

※GRP管は受注生産です。※仕様を変更する場合があります。

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注入材のバリエーション

eモルタル スーパーSRF シリカフォース シリカセーフ

技術部 中部営業部

TEL 052-331-8821 FAX 052-332-0164 TEL 052-331-8821 FAX 052-332-0164

東京支店 関西営業所

TEL 03-3260-8321 FAX 03-3266-1648 TEL 06-6578-3235 FAX 06-6578-3237

九州営業所 北海道地区(㈱エイチ・アール・オー)TEL 092-574-0856 FAX 092-574-0846 TEL 011-821-5868 FAX 011-821-6644

株式会社カテックス 建設資材事業部ホームページ http://www.katecs.jp/

20151225改

亀裂が卓越したり、塑性地山、流動化地山等で切羽の自立が困難な場合には、パノラマ工法の注入材とし

て、パノラマ管周辺の地山改良を目的に、ウレタン系注入材(シリカレジン)、特殊水ガラス系溶液型注入材

および特殊水ガラス系懸濁型注入材(セメント系)が適用できます。また、パノラマ工法を長尺鏡ボルトとし

て適用する場合の定着は、プレミックスされたドライモルタルによりボアホールおよび空隙を充填すること

で行い、一方、地山改良が必要な場合あるいは湧水の発生が懸念されるような場合にはウレタン系注入材(シ

リカレジン)が適用できます。