ロードホールディングバルブ タイプ LHK油圧パイロット操作

D 7100ロードホールディングバルブ LHK

HAWE HYDRAULIK SESTREITFELDSTR. 25 • 81673 MÜNCHEN

2.3

© 1976 by HAWE Hydraulik

例：タイプ LHK 33 G - 11 - 230片方向の荷重用,2.1項を参照

例：タイプ LHK 33 G - 21 - 320/320回路例のような両方向荷重用2.2項を参照

1. 概　要このバルブは, DIN ISO 1219-1 によれば圧力制御バルブに分類されます。荷重方向によっては制御しきれないような引きや,押し荷重を支持している複動式のアクチュエータ(油圧シリンダ,油圧モータ)の暴走を阻止したり,あらかじめ決められたポンプからの吐出量以上に速度が大きくなったり,加速してしまうのを抑制したりする場合に用いられます。従ってストールや油の連続性が

例：負荷が正負に転換(デッドポイントを超える)する旋回装置や昇降装置。ケーブルウインチや回転ギヤモータ等

中立位置において,リークの有るスプールバルブを使用した回路でも荷重が掛かった状態で位置を保持したい場合。詳細については, 5.4項を参照願います。　例：昇降用油圧ジャッキ,回転ピストンロッドやラックピニオン式旋回シリンダ等

特殊用途用に,パイロット圧で開く背圧弁として使用する場合例：工作機械の送りシリンダや設備機械のパンチングシリンダ用, 2個の同吐出ポンプを使用して2本のシリンダを同期･平行運転

させる同調装置等(詳細については, 5.3項を参照願います)その他,フローデバイダ(分･集流弁)を使用して同調制御を行う場合は,タイプ TQ (カタログ No. D 7381 )をご覧ください。

ロードホールディングバルブ タイプ LHK は,回転装置･旋回装置･転回装置,低周波のハンチングやぎこちない動作傾向がある装置等,様々な用途で使用することができます。重く継続的な振動を持つ装置用には,比例制御方向切換バルブ タイプ PSL / PSV(カタログNo. D 7700 ++),振動減衰機能付ロードホールディング バルブ タイプ LHDV(カタログNo. D 7770)またはタイプLHT(カタログNo. D 7918)を使用するとより有効です。ロードホールディングバルブは,油圧アクチュエータの負荷側圧力によって戻り側の背圧を制御します。必要条件に従い,設定圧力は,最大負荷圧力より約 15～25% 高く設定してください。油圧シリンダが停止状態では,ボールシート構造であるためアクチュエータから方向切換スプールバルブへリークすることはありません。ロードホールディング設定圧力を打ち勝つ背圧が発生しない限り,リークすることはありません。もし,油圧アクチュエータが方向切換バルブによりマイナス負荷方向に変化しても,ロードホールディングバルブの背圧によって動くことはありません。むしろポンプは,アクチュエータを押す方向に圧力が発生します。その圧力がパイロットラインを通りロードホールディングバルブのピストンを開けようと作用します。ピストンの力は,ロードホールディング圧に対抗する方向へ働き,設定圧力を減らします。バルブは,わずかに開き,背圧を持った状態でアクチュエータを動かし始めます。負荷を動かすためのポンプ圧力は,ロードホールディングバルブ設定圧と実負荷圧力の差によって左右されます。そして油圧シリンダの面積比やロードホールディングバルブのパイロット比にも左右されますロードホールディングバルブのパイロット圧力によってのみ決まります。このバルブのパイロットラインには,調節可能なバイパスチェックバルブ付スロットルバルブが付属しています。これは,ロードホールディングバルブの動きを滑らかにし,荷重の動き,固有の弾性や摩擦等によって生じる昇降シリンダ等の固有振動を抑制するために付属しています。

このバルブの機能に関する注記や適用例については, 5 項を参照願います。

使用圧力 p max = 400 bar流　　量 Qmax = 100 l/min

油圧シンボル

損なわれるのを阻止します。

September 2007-08

D 7100 3

ロードホールディングバルブ圧力設定値 p1

(bar) 1),

LHK 22 G - 21 - 220/220LHK 33 G - 25WD - 280/280 - 260/260LHK 44 F - 21 - 180/180

2.2 両方向荷重用バルブ　 (中心位置で交差, ページのイラストを参照願います｡)形式例：

ロードホールディングバルブ圧力設定値 p2

(bar) 1),

ショックバルブ圧力設定値 p4

(bar) 2),

ショックバルブ圧力設定値 p3

(bar) 2),

1) 指定された圧力に応じ様々な圧力レンジ(圧力バネ)2) ショックバルブの圧力設定値p3, p4 max

≤ 400 bar

表 2:

G = チェックバルブ付スロットル調整ねじによる減衰

F = スロットル調整ねじによる単純な減衰U = 減衰なし

接続ポートISO 228/1F, V, R, A, B 3)

減衰特性 パイロット比

流　量

約 (l/min)

圧力範囲

(bar) 1)

寸法図番

基本形式,サイズ

シンボルおよび接続方式

GFU

LHK 22 -21 ねじ接続 1 : 20

50～200201～400

G 3/8 12

GFU

LHK 33

-21

-25-25 W-25 WD

ねじ接続 1 :

6060～130

131～320321～360

G 1/2

12

13

GFU

LHK 337-21

-25ねじ接続 1 : 7

12

13

GFU

LHK 44

-21-21 W

ねじ接続 1 :

100

60～131～350 G 3/4

12

GFU

LHK 447 -21 ねじ接続 1 : 7 12

2.1項用油圧シンボル-11 -11 C -11 K

-11 P-11 H-11 H16

-11 PV -14 -14 W

-14W M1C

-21 -21 W -25 -25 W -25 WD

-14 T -15 -15 C

減衰特性 G F U

油圧シンボル

) 接続ポート ,制御ピストン用パイロット圧力ポート

6)

5)

6) タイプLHK3用タイプLHK3用

-17 OMR, -17 OMV, -17 OMT

4)

4)

4)

4)

3)接続ポートX=G1/4

(圧力レンジ: 0 160 bar, 161 315 bar, 316 400 bar)4) ご注文時の圧力設定値が指定されていない場合は各圧力設定

範囲の最高仕様圧力Pmaxの80%の値で設定されます。

利用可能な油圧シンボル

---

寸法図番

20

接続ポート

2

2

2

LHK 21 - 180LHK 30 V - 260LHK 447 - 120

2.3 ロードホールディングバルブ - カートリッジタイプこのカートリッジタイプのロードホールディングバルブは,個々に流路 と を持ち,お客様によって用意されたベースブロックに利用できます。よって性能テストと圧力設定はマニホルドに組付後,行なわなければなりません。調整に関する記述については,項および 項の 圧力調整 の項目を参照願います。計画された負荷圧力の仕様は圧力バネをあらかじめ選ぶために必要です。

制御ピストンの減衰用にはスロットルチェックバルブ タイプ (カタログ )が最適です。(ポート ：制御ピストン側，ポート ：制御流入側)

形式例：

基本形式,サイズ

パイロット比

流　量

約

20

圧力範囲

p

50～200

50～200～

～～～～～

～～～

～～

LHK 21

LHK 22

LHK 227

LHK 30 V

LHK 32

LHK 33

LHK 33 S

LHK 33 SL

LHK 337

LHK 40 V

LHK 44

LHK 447

指定圧力(圧力バネを選択するためにロードホールディング圧力の指定が必要)

指定された圧力に応じ様々な圧力レンジ(圧力バネ)2 すべてのポートはマニホルド内に組込。圧力はロックナットを緩めた後,調整することができます。

名　称 ロードホールディングバルブ,油圧パイロット操作,バイパスチェックバルブ付構　造 ロードホールディングバルブ：ポペット形

バイパスチェックバルブ　　：プレート形取付方法 基本形式による, 項の外形寸法図を参照取付姿勢 任意接続ポート メインポート(各基本形式による)

制御ポートおよび測定ポート(各基本形式による)すべてのポートに最高使用圧力をかけることができます。

流れ方向 動作方向(ロードホールディング機能)： d d d F2自由流れ： F d d d

パイロット比 ～ 項の表 ～ を参照パイロット圧力は,パイロット比 の場合,設定圧－負荷圧力×パイロット比 の場合,設定圧－負荷圧力×パイロット比 の場合,設定圧－負荷圧力×油圧シリンダの面積比が計算に含まれます。

3. その他の仕様

表 3:

接続穴項の外形寸法図

を参照

LHK 20 V

3)

3) ご注文時の圧力設定値が指定されていない場合は各圧力設定範囲の最高仕様圧力Pmaxの80%の値で設定されます。

D 7100 5

圧力範囲(上限)　 (bar)

1回転あたり　　 (bar/rev)

1mmあたり　　(bar/mm)

LHK 30

130 320 360

22 24 30

17 19 24

圧力設定 　ご自身で圧力調整される場合は,必ず圧力計を用いて行ってください!接続ポートF(F1またはF2)内の調整ねじにより圧力を調整します。下記の表は,調整ねじの 1回転あたりまたは1mmあたりの圧力変化量を表します。この数値を参考に大まかな圧力を確認できます。

作動油 　DIN 51524 パート1 ～ 3相当の油圧作動油；ISO VG 10 ～ 68, DIN 51519粘度範囲：min. 約 4, max. 約 1500 mm2/s推奨範囲：約 10～500 mm2/s.HEPG(ポリエチレングリコール)および HEES(合成エステル)の生分解性作動油にも適合しています。運転時の作動油温度は+70℃を超えないようにしてください。

温　度 　周囲温度　：約 -40～+80℃作動油温度：約 -25～+80℃；ただし,粘度範囲に注意してください！運転時の油温が少なくとも20℃以上高くなるのであれば,始動時の温度は -40℃まで許容できます。生分解性作動油：作動油製造メーカの指示に従ってください。パッキンの劣化等を考慮して,油温は +70℃を超えないようにしてください。

|p-Q-特性曲線 お客様で準備されたハウジング(接続ポート F )によって,油路の構成が異なるため通過抵抗が異なる場合があります。

; セットビスを緩めます｡< 調整ねじを工具を用いて

調整します。= 圧力上昇= 圧力下降

= 設定後,再度セットビスを締め込み固定します。

ハンドポンプ検査スタンド

圧力計

機能上の制限：いくつかある切換位置の中でも右図のような差動回路のシンボルのスプールバルブとの組合せの場合にはロードホールディングバルブは使用できません。(例えばカタログ No.D 5650/1やD 5700のシンボル記号C,Y)シンボル -15 のロードホールディングバルブはシリンダのロッド側を接続してはいけません。例外として外部ポート付パイロット制御ピストン(ポート Z)を持ったシンボル -11C と -15C は可能です。

測定時の作動油粘度：約 50 mm2/s

通過

抵抗

|p

(bar

)

流量 Q (l/min) 流量 Q (l/min) 流量 Q (l/min) 流量 Q (l/min)

1) 全開時

;, = <

モータポンプの場合,バイパス用絞り弁が必要です。絞り弁を全開にしてアンロード状態とし,それからゆっくりとロードホールディングが反応するまで閉めていきます。(過大流量によるキー音を防止します。)

(基準値)

タイプ LHK 20

200 400

18 75

18 75

LHK 22

200 400

24 100

18 75

LHK 32

130 320

46 62

36 46

LHK 40

130 350

31 47

25 38

LHK 43LHK 44

LHK 447

160 350

45 70

25 38

LHK 33LHK 337

130 320 360

63 85 87

36 46 48

LHK 21

200

55

45

圧力変化量約

200 400

72 112

40 60

D 7100 6

4. 外形寸法図4.1 片方向荷重用バルブ　 V ®�F

M6, 深とのみ)

M 6,深

注意：もし必要ならば操作マニュアルまたはシステムの取扱説明書に下記の指示を入れてください：

バルブ減衰用スロットルねじ用工具サイズはです。

絞り効果は時計回り方向で増加します。注意:スロットルねじは寸法図に示す最大値以上に緩めないこと。構造的にバルブ内に保護することができません(調整ねじが抜け落ちます)!スロットルねじを調整する前にネジシールを傷つけないようにシールロックナット(

を充分に緩めてください！

寸法図番 1: タイプ LHK ... - 11 - ...LHK ... - 11 C - ...

寸法図番 2: タイプ LHK ... - ... HLHK ... - ... H16

タイプ V, F S Z B l1 l2 a b c e e1 e2 f h h1 SW min max

LHK 22(7) - 11 - ... G 3/8 G 1/8 -- 32 40 57 - -- 25 35 35 -- -- 8 -- 22 8 17

LHK 32 - 11 - ... G 3/8 G 1/4 -- 40 49 74 5 64 33 49 53 -- 30 10 -- 30 14 24

LHK 33(7) - 11 . - ... G 1/2 G 1/4 -- 40 49 76 5 64 33 49 53 -- 30 10 -- 30 14 24

LHK 33(7) - 11 C G 1/2 G 1/4 G 1/8 40 49 76 5 64 33 49 53 37 30 10 31 30 14 24

LHK 44(7) - 11 . - ... G 3/4 G 1/4 -- 45 90 80 6 70 55 -- 35 21 -- 36 14 24

LHK 44(7) - 11 C - ... G 3/4 G 1/4 G 1/8 45 90 80 6 70 55 38 35 21 36 36 14 24

質量約 kg

タイプ SW1 SW2

LHK 22..-..H 22 27 8 17 ERMETO DKA 3/8

LHK 22..-..H16 22 27 8 17 ERMETO DKA 3/8

LHK 33..-..H 30 30 6 15 ERMETO DKA 1/2

質量約 kg

エッジ付シールリングsmin max

接続ポート s

SW最大締付トルクLHK 22: 30 NmLHK 3.: 160 NmLHK 44: 180 Nm

注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください!

1)

1) 減衰なしタイプ にはありません。

と のみ)

と のみ)

バンジョーボルトSW2 ( 360° 回転式ハウジング)

エッジ付シールリング

単位 ,第一角法,寸法は予告なく変更する場合があります!

反対面への取付も可

1

2)

2)

バンジョーボルト SW2（360°回転式ハウジング） 反対面への取り付けも可能

エッジシール付シールシングと取付面は同径

#D G B H T l1 a b1 b2 c e e1 e2 e3 f h h1 h2

LHK 22..-..H G 3/8 G 1/4 -- 24 G 3/8 A 40 25 60 40 4.5 26 46 13 10 35 -- -- 30 12.5 -- --

LHK 22..-..H16 G 3/8 G 1/4 -- 24 M16x1.5 40 25 60 40 4.5 26 46 13 10 35 -- -- 30 12.5 -- --

LHK 33..-..H G 1/2 G 1/4 G 1/4 29 G 1/2 A 60 35 60 52 2.4 33 42.5 28 50 54 14 49 23 11 17.5 22

F S Zタイプ

最大締付トルク LHK 22: 70 Nm LHK 33: 120 Nm

注意:配管を接続する際に、六角スプリングハウジングを固定してください!

D 7100 7

タイプ B H l1 l2 a b c ød e1 e2 e3

LHK 22 40 28 70 40 9.5 28 -- 8 23.5 -- --

LHK 33 (333, 337) 50 40 70 49 10 38 11 10 29 60 36

LHK 44 60 48 90 60 18 28 0 14 33 54.5 --

タイプ f1 f2 SW

タイプ

LHK 22 G 3/8 G 3/8 -- 10.77 x 2.62 --

LHK 33 (333, 337) G 1/2 G 1/4 G 1/4 12.37 x 2.62 4.47 x 1.78

LHK 44 G 3/4 -- -- 15.55 x 2.62 4.47 x 1.78

接続ポートF S M, Z

タイプ 　　　　　　　　　　 B H l1 l2

LHK 30 -11 (C)PV 12.37 x 2.62 4.47 x 1.78 60 40 57 82

LHK 40 -11 (C)PV 17.12 x 2.62 4.47 x 1.78 62 50 85 80

O-リング NBR 90 Sh(接続ポート用)

F , V S , Z

14 24 1.5

14 24 1.5

12 24 1.8

12 24 1.8

質量約 (kg)

質量約 (kg)

smin max

smin max

O-リング NBR 90 Sh(接続ポート用)

F , V S , Z

LHK 22 14 -- 22 8 15 0.6

LHK 33 (333, 337) 10 28 30 14 24 1.0

LHK 44 12 -- 36 12 24 2.0

タイプ a b c ø d e1 e2 e3

LHK 30 -11 PV 10 48 -- 10 22 41 72

LHK 30 -11 CPV 10 48 12 10 22 41 72

LHK 40 -11 PV 17 50 -- 14 28.5 52.5 74

LHK 40 -11 CPV 17 50 15 14 28.5 52.5 74

タイプ e4 f SW

LHK 30 -11 PV -- 42 30

LHK 30 -11 CPV 49 42 30

LHK 40 -11 PV -- 48 36

LHK 40 -11 CPV 60 48 36

寸法図番 3: タイプ LHK ... - 11 PVLHK ... - 11 CPV

寸法図番 4: タイプ LHK ... - 11 Pタイプ LHK ... - 11 K

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

六角穴付ボルトLHK 33: M 8x50 DIN 912-8.8LHK 44: M 8x60 DIN 912-8.8

最大締付トルクLHK 30: 160 NmLHK 40: 180 Nm

最大締付トルクLHK 22: 30 NmLHK 33: 160 NmLHK 44: 180 Nm

1)

2)

2)

1) 六角穴付ボルトLHK 22: M 6x35 DIN 912-8.8

ねじ深さ 8 mmLHK 33: M 6x50 DIN 912-8.8

ねじ深さ 11 mmLHK 44: M 8x60 DIN 912-8.8

ねじ深さ 14 mm

2) タイプLHK 33(333,337)..-11 Kの場合,ポート S は,取付面側のみあります。

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願い

注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください!

タイプLHK 22 Pのポート S 位置

タイプLHK 33(44)のポート S 位置

ます)

D 7100 8

寸法図番 5: タイプ LHK 22 ... - 11 K

寸法図番 6: タイプ LHK 21 ... - 14 TLHK 21 ... - 14 T - 3/8

SW 22最大締付トルク 30 Nm

質量 = 約 0.5 kg

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

O-リングによるシールNBR 90 Sh(接続ポート用)V1 S, Z

9.25 x 1.78 3.7 x 1.78

注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

SW 22最大締付トルク 30 Nm

注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

#6.5通し穴

#6.5通し穴

タイプ 　接続ポート　　　　　質量A, B1, B2, FV1, V2 約 kg

LHK 21...-14T G 1/4 G 1/4 1.0

LHK 21...-14T-3/8 G 1/4 G 3/8 1.0

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

2 x 六角穴付ボルト, M 6x25 DIN 912-8.8ねじ深さ min. 6 mm

2 x 六角穴付ボルト, M 6x25 DIN 912-8.8ねじ深さ min. 6 mm

D 7100 9

記載のない寸法は左図を参照願います

M8, 深 (両側)# 通し穴；タイプ のみ# 通し穴

スロットルねじ(寸法図番 の注意を参照願います)

スロットルねじ(寸法図番 の注意を参照願います)

質量 = 約 kg

寸法図番 7: タイプ LHK 21 ... - 14 - ...

寸法図番 8: タイプ LHK 44 ... - 14W M1C

接続ポートF = G 3/4X = G 1/4

O-リングによるシール接続ポート　B V:

x

最大締付トルクLHK 21: 30 NmLHK 33: 160 NmLHK 43, 44: 180 Nm注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

1)

1)

最大締付トルクLHK 44: 180 Nm注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

LHK 33 ... - 14 - ...LHK 43 ... - 14 - ...LHK 44 ... - 14 - ...

LHK 33 G-14W -...LHK 44 G-14W -...

Type

LHK 21.. - 14 12 17 0.7

LHK 33.. - 14 (W) 15 24 1.6

LHK 43. - 14 14 25 2.6

LHK 44.. - 14 (W) 14 25 2.6

kg smin max

B H L l a a1 b b1 c c1 e e1 e2 e3

LHK 21.. - 14 -- 35 50 57 40 10 28.5 30 0 11.5 28 24.5 22 -- -- 22

LHK 33.. - 14 (W) G 1/4 40 70 76 49 6 5 25 35 20 36 32 23.5 28 30 30

LHK 43.. - 14 -- 50 80 80 90 7 6 26 40 23 40 46 25.5 -- -- 36

LHK 44.. - 14 (W) G 1/4 50 85 80 90 7 8 26 40 23 44 48 25.5 32 37 36

A, B F/V X

G 1/4 G 1/4

G 1/2 G 1/2

G 1/2 G 3/4

G 3/4 G 3/4

タイプ

タイプ

タイプ

D 7100 10

寸法図番 9: タイプ LHK 33 ... - 15(C)LHK 44 ... - 15(C)

寸法図番 10: タイプ LHK 33 ... - 17 OMR

タイプ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　B H L l a a1 b b1 b2 b3 c c1 c2 c3 c4 e

LHK 33 G - 15(C) G 1/2 G 1/4 40 70 76 49 25 22 6 46 23.5 25 5 35 20 36 32 47

LHK 44 G - 15(C) G 3/4 G 1/4 50 85 80 90 25 25 7 42.5 25.5 26 8 40 23 44 48 52.5

タイプ　　　　　　　SW

LHK 33 G - 15(C) 30 13 22 1.6

LHK 44 G - 15(C) 36 19 28 2.6

質量約 kg

smin max

接続ポートA, B, F, V R

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

M8, 深10(両側)# 6.8 通し穴

最大締付トルクLHK 33: 160 NmLHK 44: 180 Nm注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

接続ポート：A, F = G 1/2X = G 1/4

質量 = 約 2.2 kg

O-リングによるシール接続ポート　V, B:23.47 x 2.62

SW 30

六角穴付ボルト,M8x50 DIN 912-8.8

最大締付トルクLHK 33: 160 Nm注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

1)1)

D 7100 11

タイプ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　B H L l a a1 b c c1 SW

寸法図番 11: タイプ LHK 33 ... - 17 OMTLHK 33 ... - 17 OMV

寸法図番 12: タイプ LHK 22 ... - 21 - ...LHK 33 ... - 21 - ...LHK 44 ... - 21 - ...

タイプ LHK 33 ... - 21W - ...LHK 44 ... - 21W - ...

質量smin max

LHK 22.. - 21 G 3/8 -- 30 60 58 40 28 16 14 48 6 22 12 19 0.85 kg

LHK 33.. - 21(W) G 1/2 G 1/4 40 80 76 49 36 22 18 68 6 30 15 25 2.4 kg

LHK 44.. - 21(W) G 3/4 G 1/4 50 90 80 90 44 23 25 75 7.5 36 14 25 3.5 kg

接続ポートF1, F2, V1, V2 X

4.2 両方向荷重用バルブ

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

記載のない寸法は,左図を参照願います

タイプ LHK 33, LHK 44: M8深10(両側)；LHK 33 の場合, #6.8 通し穴

1 )

2)

3)

1) 六角穴付ボルト “G“LHK 33...-17 OMT: M 10x50 DIN 912-8.8LHK 33...-17 OMV: M 12x50 DIN 912-8.8

2) シーケンスバルブ タイプ VR 3..,ねじ込み5.2.項の注記d)を参照

SW 30

4) 4)

4) LHK 22: M6, 深8

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

最大締付トルク LHK 33: 160 Nm注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

最大締付トルクLHK 22: 30 NmLHK 33: 160 NmLHK 44: 180 Nm

注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

A, B, F X B H L l l1 l2 l3 l4 a a1 b b1 c

LHK 33 ..-17 OMT G 1/2 G 1/4 70 100 39.5 49 10 10.5 26.5 23 50 29.5 23.5 23 30

LHK 33 ..-17 OMV G 1/2 G 1/4 70 120 39.5 49 12 10.5 26.5 23 50 29.5 23 24 35

タイプ　　　　　　　　　e e1 f h1 h2 h3 min max

LHK 33 ..-17 OMT 21.6 12.5 18 30 40 70 8 18 26.64 x 2.62 2.1LHK 33 ..-17 OMV 23.4 13.5 18 35 50 85 8 18 34.65 x 1.78 2.5

O-リング HNBR 90 Sh 接続ポート　B, V

タイプ

質量約　kg

s

締付トルク

3)

D 7100 12

4.3 部品キット - 寸法図および必要な取付穴

寸法図番 13: タイプ LHK 33 ... - 25 - ...LHK 33 ... - 25 WLHK 33 ... - 25 WD

寸法図番 14: タイプ LHK 21 ...LHK 22 ...

SW 22締付トルク30 Nm 1)

Vポート接続穴

Sポート接続穴

タイプ　　　接続ポート　質量F 約 kg

LHK 21... G 1/4 0.1LHK 22... G 3/8 0.1

ねじ加工している間,結合部を傷付けないこと！

A部矢視図　　　　　　　B部詳細図　　　　　　　C部詳細図

1) 注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

スロットルねじ(寸法図番 1の注意を参照願います)

M8, 深10(両側)

接続ポート：F1, F2, V1, V2 = G 1/2X = G 1/4

質量 = 約 2.7 kg

取付穴加工図

内部接続穴Y

ショックバルブ

ショックバルブ

最大締付トルクLHK 33: 160 Nm注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

圧力 V2

圧力 V1

D 7100 13

タイプ LHK 32(33)用取付穴 - 寸法図番 15

タイプ LHK 44用取付穴 - 寸法図番 16

締付トルク45 Nm

Vポート接続穴

Sポート接続穴

Y

A部詳細図

チャンネルY の接続は,特定の深さの間で通り抜けなければなりません。

( ) 寸法は, LHK 44用

鋭いエッジ

鋭いエッジ

t = T - 12

t = T - 10.5

寸法図番 15: タイプ LHK 32 ...LHK 33 ...

寸法図番 16: LHK 44 ...

SW最大締付トルクLHK 32, 33: 160 NmLHK 44: 180 Nm 1)

1) 注意：配管を接続する際,六角のスプリングハウジングを固定してください！

タイプ

LHK 32

LHK 33

LHK 44

接続ポートF

G 3/8

G 1/2

G 3/4

l

49

49

90

SW

30

30

36

質量約 kg

0.3

0.3

1.0

内部接続穴

リーマ深さ 5

リーマ深さ

リーマ深さ 5

リーマ深さ 55

D 7100 14

寸法図番 18: タイプ LHK 30 V ...

寸法図番 17: タイプ LHK 20 V ...

取付穴加工図

内部接続穴Y

Sポート接続穴

SW 30締付トルク160 Nm

締付トルク45 Nm

鋭いエッジ

取付穴加工図

Y部詳細図　　　　　　　Z部詳細図

SW 22締付トルク30 Nm

Sポート接続穴

Vポート接続穴

質量 = 約 0.3 kg

質量 = 約 1.0 kg

ねじ加工している間,結合部を傷付けないこと！

リーマ深さ 5

リーマ深さ

D 7100 15

寸法図番 19: タイプ LHK 40 V ...

寸法図番 20: タイプ LHK 33 S ...

Vポート接続穴

Sポート接続穴

SW 36締付トルク180 Nm

締付トルク45 Nm

取付穴加工図

LHK 33...用取付穴寸法図番 15

鋭いエッジ

SW 30締付トルク160 Nm

Sポート接続穴

内部接続穴Y

360°回転可能(両方向荷重用バルブシリーズ -21... ,-25...にはハウジング寸法がより大きく必要であるため適用できません。)

質量 = 約 1.3 kg

接続ポート F = G 1/2

質量 = 約 1.2 kg

リーマ深さ 5

リーマ深さ

D 7100 16

5. 付　録5.1 内部構造図例 (LHK 33 G-11-..)

パイロット供給(保持解除)

バイパスバルブを経由して入力される制約のないパイロット油は減衰仕様Gの場合急速に開くことが可能です。(仕様 Fの場合永久に閉鎖され,仕様 Uの場合永久に開いています。)

制御ピストン調整ばね

コンタミ混入防止用ストレーナプレート

スロットル調整ねじ4項の寸法図番1を参照願います。(減衰なしシリーズ U は除く)

急速に開かれた後の作動位置はパイロットラインの戻り油が絞られるためなめらかに(減衰され)運ばれます。

調整ねじの設定距離

板形チェックバルブ

開位置を維持するためのボールまたは円錐シートバルブ(自由流れ F →V )

5.2 シンボルの概要説明a) シンボル -11, -11C

バルブの開放は,ポンプからの油が外部パイロットポート Sに供給されることによって行なわれます。制御ピストンの後ろ側では,シリーズ -11 の場合,ポート F に接続されています。すなわち,戻り方向(方向切換バルブからタンクラインへの背圧)は,バルブの開放特性に影響を及ぼします。このため,差動回路を機能的に規制している理由です。( 3項を参照)シンボル -11C では,制御ピストンの後ろ側がポート Z を経由して外部タンクに接続することができます。よって,背圧の影響を受けることがなく,ノンリーク機能を保証しています。そして,中立時 ABT接続の方向切換スプールバルブを用いることで差動回路を構成することができます。

b) シンボル -14, -14W, -14W M1C

パイロット圧力は,シンボル -11 と異なり,バルブ内部に貫通された A - B ポート間より取り込まれています。よって,パイロット配管は必要ありません。シンボル -14W は,外部ブレーキ制御ポート (X)用にシャトルバルブが追加されています。例.別置きの油圧ブレーキ(ウインチ等)シンボル -14W M1C は,デニソン社製油圧モータ(例.タイプ M1C )や VOAC 社製油圧モータ(例.タイプ F 12 )を直接取付けることができます。

d) シンボル -17 OMR, -17 OMT, -17 OMV

これらのシリーズは, DANFOSS社製油圧モータ(タイプ OMR, OMT, OMV )あるいは同じ穴パターンを持った他社ブランドの油圧モータに直接取付けることができます。シーケンスバルブ(カタログ No. D 7340 のタイプ VR 33,設定値約 3 bar)を Bポートへ任意で取り付けることができます。これは荷重のない(ロープの不安定なぶら下がりのない)ウインチモータの走行を防止します。

e) シンボル -21, -21W

両方向荷重用(中心位置で交差)のシリーズです。両方向とも個々に(ロードホールディング圧力とパイロット絞り)調整することができます。シンボル -21Wにはシャトルバルブが追加されています。( 5.2.b項のシンボル -14Wを参照願います)。

f) シンボル -25, -25W, -25WD

油圧モータによる回転,旋回装置用のシリーズです。シャトルバルブをシンボル -14W(5.2.b項を参照)と同様に内蔵することができます。シンボル -25WDには油圧ブレーキのブレーキ時の衝撃をやわらげるためにスロットルチェックバルブが追加されています。

c) シンボル -15, -15C

アクチュエータは追加のショックバルブにより確実に保護されます。これは,最大負荷圧力(ショックバルブ設定圧力)とロードホールディング作動圧力(ロードホールディング設定圧力とパイロット比に左右)を機能的に分離することで可能としています。

D 7100 17

5.3 適用回路例5.3.1 単純で典型的なクレーンコントロール

支持シリンダ　　　　　　昇降シリンダ　　　伸縮シリンダ

旋回装置

ケーブルウインチ

PSL 41/200 - 3 - 31 O 40/25 / EA- 31 O 63/40 / EA- 31 O 25/16 / EA- 31 O 16/16 / EA- 31 O 63/63 / EA- E4 - G 24

比例制御方向切換バルブ タイプ PSL (カタログNo. D 7700-3)

D 7100 18

5.3.2 同調装置回路例：荷重が生じるのは一方向のみです。上昇時はポンプによる2口同量吐出により同期します。下降時はロードホールディングバルブに対向します。同量吐出により「押し」側に荷重を保ちながら同期します。

複動シリンダによる昇降装置

ロードホールディングバルブタイプ LHK 33 G - 11 - ... は,下降している間中,ポンプに対し背圧を与え,かつ両方のシリンダには,同量の油が流入されるので各シリンダに荷重差があっても,補償して同調動作が可能になります。

バルブブロック タイプ VB(カタログ No.D 7300, D 7302)またはタイプ BWH(カタログ No.D 7470 A/1, D 7470 B/1)

マルチフローポンプ( 2口同量吐出)カタログNo. D 6010 D

しかしながら,ここに示される同調コントロールには,負荷が均等でなかったり 2口同量吐出における同期不良(例えば,ソレノイドバルブの切換時間差やコンタミ混入によるポンプエレメントの故障等)によって,装置に傾きが生じるのならば,オペレータや装置破損等の危険防止のため非常停止等適切な処置が必要です。作動油や油圧ホースの伸縮性(特に油圧ホースの場合,ホースは膨張)等による荷重変動が,途切れずに作動している間の同調精度に影響を及ぼします。そのようなシステムの場合,基本的に同調機能を保証することはできません。

5.4 方向切換スプールバルブ使用上の注意油圧回路上に複数のスプールバルブが配置されている場合,必要なアクチュエータを操作する際,操作していない(中立状態)スプールバルブのPラインにもポンプ圧力がかかっているため, A･Bポートに油が漏れます。閉じられたアクチュエータラインは,この内部リークによりLHKバルブを開かせるのに十分な圧力まで昇圧することがあります。そうすると油圧シリンダはわずかに動き始めてしまいます。従って,シリーズ接続された装置(例.タイプ SKH,カタログ No. D 7230)では,このバルブはご使用できません。事実上,パラレル接続された装置にのみ使用することができます。シングルバルブのアクチュエータポートでは,本質的にスプールの嵌合やスプールのラップ状態に影響され,タンクラインにも漏れるため,このリーク量はわずかです。従って, LHKバルブの高い設定圧力を開放するまでには至りません。よって,中立時にオールポートブロックの代わりに, ABR接続または絞り機能付ABR接続シンボルのバルブを推奨いたします。(例. 5.3.1 項クレーン回路)

D 7100 19

5.5 新旧形式コード形式コードの統一化のため,いくつかの形式を変更しました。新旧比較リストは下表のとおりです。

旧形式

LHK 22 K-11-...

LHK 30 GVP-11-...

LHK 30 FVP-11-...

LHK 30 GVP-11C-...

LHK 30 FVP-11C-...

LHK 33 OMR-17-...

LHK 33 OMT-17-...

LHK 33 OMV-17-...

LHK 33 K-10..- G(F)LHK 33 K-11..- G(F)LHK 33 K-12..- G(F)

LHK 33 P-11-...

LHK 33 PF-11-...

LHK 33 P-12-...

LHK 33 PF-12-...

LHK 40 GVP-11-...

LHK 40 FVP-11-...

LHK 40 GVP-11C-...

LHK 40 FVP-11C-...

LHK 44 G M1C-14W-...

LHK 44 P-11-...

新形式 ( 2.1項を参照)

LHK 22 G -11 K-...

LHK 30 G -11PV -...

LHK 30 F -11PV -...

LHK 30 G -11CPV -...

LHK 30 F -11CPV -...

LHK 33 G -17 OMR

LHK 33 G -17 OMT

LHK 33 G -17 OMV

LHK 333 G(F) - 11 K -...LHK 33 G(F) - 11 K -...LHK 337 G(F) - 11 K -...

LHK 33 G -11P -...

LHK 33 F -11P -...

LHK 337 G -11P -...

LHK 337 F -11P -...

LHK 40 G -11PV -...

LHK 40 F -11PV -...

LHK 40 G -11CPV -...

LHK 40 F -11CPV -...

LHK 44 G - 14W M1C -...

LHK 44 G -11P -...

以前の Sk図面

Sk 7660 GP/3

Sk 7100 GVP-11

Sk 7100 GVP-11

Sk 7100 GVP-11C

Sk 7100 GVP-11C

Sk 7547 OMR

Sk 7547 OMT

Sk 7547 OMV

Sk 7100 KSk 7100 KSk 7100 K

Sk 7100 P-11

Sk 7100 P-11

Sk 7100 P-11

Sk 7100 P-11

Sk 7101 GVP-11

Sk 7101 GVP-11

Sk 7101 GVP-11C

Sk 7101 GVP-11C

Sk 7101 M1C-14W/1

Sk 7101 P-11