標準テクニカル指標を掘り下げる

2017年5月24日

アセンダント 山中康司

はじめにお読みください

＜当社主催のセミナーについて＞ ●本セミナーにて紹介する内容は、為替取引に関する情報ですが、通貨の種 類に関わらずその売買を推奨するものではありません。 ●本セミナーにて紹介する内容は、特定の投資目的、金融情勢、あるいは特 定の方のニーズを考慮ものではありません。 ●本セミナーにて紹介する情報は、信頼できる情報源から入手されたもので すが、その正確性、完全性を保証するものではなく、当該情報または意見 を信頼したことに起因して発生するいかなる直接的、間接的または結果的 損失についても、弊社はいかなる責任も負いません。投資に関する判断の 最終決定は、ご自身で判断されますようお願いいたします。 ●当セミナーおいて、弊社の外国為替証拠金取引への勧誘を行う場合も ございます。

●アセンダントおよびフォレックス・ドットコムは、本日のセミナーで示す手法の利用により生ずるいかなる損害の責任を負うものではありません。

© Ascendant Inc. 2

本日の内容

MT4標準テクニカル指標

チャートを使う際のコツ

使ってみたいカスタム指標

標準指標の応用

© Ascendant Inc. 3

テクニカル関連のオンディマンド

2015年11月 「オシレータ系指標で見るマーケット」

RSI, ストキャスティクス, MACD, RCI, BBの応用

2016年2月 「FOREX.com MT4チャートの使い方」

チャート概要, 基本的な使い方, MTF, 描画ツール

2017年2月 「プロが教える移動平均線のすごさ」

各種移動平均線, 移動平均線の応用

© Ascendant Inc. 4

過去のセミナー検索

https://www.forex.com/jp/forex-lab/seminars/metatrader#backnumber

© Ascendant Inc. 5

MT4標準のテクニカル指標

標準で30種類のテクニカル指標

トレンド系

オシレータ系

出来高系

ビル・ウィリアムス指標

分類がイメージと違うものもある

計算方法がMT4独自な指標も

一般的な指標でも無いものもある

RCIなど →カスタム指標でカバー

© Ascendant Inc. 6

足型の違いによるメリット

標準はローソク足

4本値＝O, H, L, Cの位置と陰陽、上下のヒゲ

もっともビジュアルかつ情報量が多い

バーチャート

幅が無いため長期間表示に適している

チャートパターンの判断には見やすい

ラインチャート

終値重要性の判断→終値で抜けたかどうか

更に長期間のチャート表示が可能

© Ascendant Inc. 7

バーチャートとラインチャート

ラインマーカーの位置に注目

© Ascendant Inc. 8

トレンドラインの考え方

起点をどこにするか

より上位のチャート（週足）のフラクタル

MTFフラクタルを使えば1つのチャートで確認可

上位チャートで引いて下位チャートに切り替え

H4でラインを引きM5に切り替える

上下のヒゲは含めるのか

基本は含める→欧米ではバーチャートが多い

引いた後にヒゲでしか抜けないといった判断

© Ascendant Inc. 9

トレンドラインの引き方

5分足とMTFフラクタル（H4）

© Ascendant Inc. 10

通貨ペアの比較

ドル円とユーロ円どちらがリードしているか

通常は、3つのチャート（ドル円、ユーロ円、ユーロドル）を表示することが基本

Overlay Chartというカスタム指標を導入

2つの通貨ペアを左右の軸で表示可能

上下反転機能で自国通貨建てと他国通貨建ての通貨ペアの組み合わせも見やすく表示

© Ascendant Inc. 11

カスタム指標 Overlay Chart

ドル円とユーロ円のH1を比較

© Ascendant Inc. 12

Forex.comのチャート

メリット＝日本時間表示で見やすい

デメリット＝日足が週に6本表示されてしまう

↓

5本表示にすることは可能

カスタム指標 Period_Converter_OptMOD

高機能だが設定に慣れが必要

FOREX.comカスタム指標

H4チャート上にドラッグ＆ドロップするだけ

© Ascendant Inc. 13

日足5本表示

Forex.comカスタム指標 5 Daily Candles

© Ascendant Inc. 14

非時系列チャートの表示

カスタム指標 Cute Point & Figure によるポイント＆フィギュアの表示は秀逸

古いバージョンは無料で提供されている

通常の使い方ならば、それで十分

他にもカギ足、新値3本足、練行足といった非時系列系カスタム指標も存在

ネットで「指標名」と「MT4」といった単語で検索すればだいたい出て来る

© Ascendant Inc. 15

Cute Point & Figureの表示例

直近のドル円

© Ascendant Inc. 16

もみあいを判断するテクニカル指標

もみあいの定義＝低ボラティリティ

ボラティリティ系の指標

ボリンジャーバンドのスクイーズ（収束）

サブチャートに表示するStandard Deviation

ボリンジャーバンドのバンド幅と同じ

ADX（Average Directional Movenent Index）

MT4のADXはEMAを使い計算法も若干異なる

© Ascendant Inc. 17

ADX（14期間）

他指標と同様タイムラグは不可避

© Ascendant Inc. 18

指標の平滑化とシフト表示

MT4の移動平均線は指標の平滑化が可能

詳細は2017年2月のセミナーを参照

シフト＝先行（遅行）表示

先行はプラス、遅行はマイナスで入力

1期間移動平均線を遅行させれば遅行スパン

複数の遅行スパンを表示することが可能になる

何事もちょっとした工夫

© Ascendant Inc. 19

平均足と一目均衡表

デイリーレポートチャートをザラバチャートに

平均足はHeiken Ashi

ラインチャートの色をNone（透明）にしてその上に

平均足のみをスッキリ表示

一目均衡表は修正 Ichimoku_fix

http://www.ascendant.jp/gain/Ichimoku_fix.ex4

遅行スパンは先行表示

© Ascendant Inc. 20

ドル円1時間足に表示

遅行スパンは先行させたほうが見やすい

© Ascendant Inc. 21

新・セミナーサポート掲示板

http://seminar-support.bbs.fc2.com

© Ascendant Inc. 22