2020年3月27日更新

G r o u p P r o f i l eメルシャングループ会社案内

メルシャンは「ワインのおいしい未来をつくる」というワイン事業スローガン

のもと、メルシャンの社名のもつ「感謝」（フランス語の「Merci(メルシー)

＝ 感謝する＋an（人）」）の通り、社会や自然の恵みに対しての「感謝」、

お客様をはじめとする全てのステークホルダーの方々への「感謝」の想いを

大切に、こころ豊かな社会の実現に向けた企業活動を実践します。

当社はワインのリーディングカンパニーとして、お客様により近づき、お客様

の声に真摯に耳を傾け、常にお客様基点の経営を実践し、1人でも多くの

方にメルシャンブランドを選んでいただけるよう安全・安心で、お客様の

ライフスタイルや価値観に合った魅力的なワインをこれからもお届け

します。

そして、ワイン市場におけるポジションを確固たるものとし、不断のコスト

構造改革により確固たる収益基盤を確立していくよう全社一丸となって

取り組みます。

また、当社グループはキリングループの一員として、商品やサービスを

見直したり、地域の皆様とのつながりを深めるなど、社会と共有できる

価値を創造し、社会とともに歩む企業を目指します。

今後ともメルシャンにご期待いただきますよう、そして皆様の変わらぬ

ご支援を賜りますよう、何とぞお願い申し上げます。

トップメッセージ Message

社名に込めた「感謝」の想いを大切にワインのある豊かな時間を通じてこころ豊かな社会の実現に貢献します

メルシャン株式会社

代表取締役社長

- 1 -

ワイン事業 Wines

- 2 -

国内製造ワインでは、日本ワインを代表する「シャトー・メルシャン」、

デイリーワインとして人気の「メルシャン ボン・ルージュ」、「メルシャン

おいしい酸化防止剤無添加ワイン」、「メルシャン ビストロ」など、輸入

ワインでは、チリ コンチャ・イ・トロ社の「フロンテラ」、「サンライズ」を

はじめ、カリフォルニアの「フランジア」など、価格と品質のバランスの

とれたワインが充実しています。また「カッシェロ・デル・ディアブロ」、

「アルベール・ビショー」、「ロバート・モンダヴィ」、「コドーニュ」、「ドメーヌ・

カズ」など、世界各国のファインワインもお届けしています。

さらに、お客様へワインの“気軽さ”を訴求するために、「スクリュー

キャップ」を採用した輸入ワインをいち早く導入。また、軽い、割れにくい、

捨てやすいなど利便性が高く、容器製造時、輸送時のCO2排出量を削減

できる環境にも優しい「ワインのためのペットボトル」を導入するなど、

日本のお客様にもっと気軽にワインを楽しんでいただけるようさまざまな

活動を続けています。

これからもメルシャンは、キリングループとの連携によるグループ力を

活かして「健全なワイン市場の拡大と深耕」の実現に向けて、お客様の

嗜好や価値観、ライフスタイルの変化を先取りした多彩な商品を提供

していきます。

ワイン事業スローガン

おいしいワインと豊かな時間を、もっと日本に。

私たちメルシャンは日本初の民間ワイン会社として、日本人の味覚に合うワインを追求し続けてきました。日本だけでなく世界中のコンクールでも高い評価を獲得。そんな私たちが、今、想い描いていることがあります。それは、日本のワインイメージを一新したいということ。従来にない自由な飲み方や、新しい食との組み合わせを通じ、もっと多くの方に、今までにない新鮮な驚きや喜びを届けたい。さらに、ワインのある豊かな時間を通じて、新しい人と人とのつながりを楽しんでもらいたい。ワインにはまだまだ未知なる可能性がある。そして、人を幸せにするチカラがある。私たちメルシャンは、心からそう信じています。

「ワインのおいしい未来をつくる。」

Wines

日本ワインの歴史の原点。「シャトー・メルシャン」。日本最初の民間ワイン会社である

「大日本山梨葡萄酒会社」が設立さ

れたのは、1877年（明治10年）。

この年、二人の青年がブドウ栽培と

ワイン醸造を学ぶために本場フランスに

派遣され、これが日本でのワイン造りの

幕開けとなりました。

メルシャンはこの会社を源流とし、今日の

ワインのリーディングカンパニーへと

発展してきました。この流れを汲むのが、

「シャトー・メルシャン」です。

日本のワインづくりから、つくってきた。「シャトー･メルシャン」シリーズ。「シャトー・メルシャン」は「良いワインとは、その土地の気候・風

土・生産者によって育まれるブドウの個性を、素直に表現したも

のである」という信念のもと、「Growing Differences in the

World」（違いを育む）というコンセプトを掲げ、日本のワインでし

か表現できない個性を追求しています。そして、たどり着いたのが、

「フィネス&エレガンス」（調和の取れた上品な味わい）というスタイ

ルです。

「シャトー・メルシャン」を通して、「日本が、世界にも優れた個性

を持ったワイン産地として認められること」そして、「日本ワインが、そ

の生産国である日本において、愛され、親しまれること」を目指し、

日々、より良いワイン造りを目指して努力を続けています。

「シャトー・メルシャン」シリーズは、1970年の発売以来、世界的な

ワインコンクールで数々 の輝かしい

受賞歴を誇っています。2003年より

開催されている「日本ワインコン

クール」では、最多の金賞を受賞する

など高い評価をいただいています。

また、日本固有のブドウ品種「甲州」

のポテンシャルを最大限に引き出

す研究開発に取り組み、「シャトー・

メルシャン 玉諸甲州きいろ香」を

はじめとする甲州ワインの新しい

スタイルを創り出してきました。

“日本ワイン情報発信基地”「シャトー･メルシャン」。2010年9月にリニューアルした、「シャトー・メルシャン」の中心

である「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」。

ご来場いただいたお客様がワインをより専門的に“学ぶ・楽しむ”

ことができる「日本ワイン情報発信基地」としての役割を果たす

とともに、醸造、貯酒、製造設備を活かし、日ごろよりワインの

品質向上を目指しています。さらに、2018年9月には「シャトー・

メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー」がオープン、2019年9月には

「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」がオープンしました。

二人のワイン造り伝修生高野正誠と土屋龍憲

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シャトー・メルシャン ワイン資料館とシャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー

より品質の高いブドウ栽培を目指す椀子（マリコ）ヴィンヤード。自社ワイン用のブドウ栽培事業を目的に、2003年にブドウの

栽培に適した気候風土の長野県上田市に椀子（マリコ）ヴィン

ヤードを開園しました。これまで培ったブドウ栽培のノウハウを

活かし、直接自社によるブドウの垣根栽培を行うことによって、

より品質の高いブドウを安定的に栽培しています。

2016年に開催された「G7伊勢

志摩サミット」や2019年に開催

された「内閣総理大臣夫妻主催

晩餐会」にて各国の首脳や国賓

に提供されるなど、高い評価を

いただいています。 椀子（マリコ）ヴィンヤード

2016年5月に開催された「G7伊勢志摩サミット」ではワーキング

ディナー等で3品が採用され、国内外より高い評価をいただきま

した。

「シャトー・メルシャン」はこれからも日本ならではのワインの個

性を追求し、国内外における日本ワイン価値向上と、さらなる

普及啓発に貢献していきます。

シャトー･メルシャン桔梗ヶ原メルロー シグナチャー城の平オルトゥス　椀子 オムニス

Wines

お客様の利便性や環境への配慮。利便性を高めたスクリューキャップの採用をはじめ、ワインの特徴が

わかる「味わいチャート」の表示、バッグ イン ボックスの改良、

ワインのためのペットボトルの採用など、お客様からいただく

貴重なご意見・ご要望を商品開発に活かしています。

容器製造時、輸送時のCO2排出量を削減できる「ワインのための

ペットボトル」を導入しています。また一部の輸入ワインを大容量

の専用バッグで輸入し日本でボトリングすることにより、海上

輸送時のCO2排出量を削減しています。

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お客様の多様なニーズに応える国内製造デイリーワイン。メルシャン藤沢工場では、伝統と歴史に培われた醸造技術、先進の

設備、そして自然の恵みがひとつに溶けあい、リーズナブルで

安心して楽しめるワインを造り続けています。

そして、毎日の食事に合わせて気楽に楽しめるワインや、機能性に

特化したワインなど、お客様の多様な嗜好やニーズにお応え

しています。ポリフェノールを通常のワインの2.5倍（当社比）

含んだ赤ワイン「メルシャン ボン・ルージュ」、酸化防止剤を添加

せずに、ブドウそのままのおいしさを表現した「メルシャン おい

しい酸化防止剤無添加ワイン」、

毎日の食卓を彩る手頃な価格の

ワイン「メルシャン ビストロ」など

お客様の高い支持を得ています。

日本のお客様の味覚やライフ

スタイルに合うワインを、これ

からも続 と々提案していきます。

「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」「ボン・ルージュ」、「ビストロ」

輸入販売の提携には、固い信頼関係があります。世界的な評価を得ているメルシャンだからこそできる、世界の

一流ワイナリーとのパートナーシップ。「素晴らしいワインを

造る」という共通の目的によって、メルシャンは世界の銘醸

ワイナリーと固い信頼関係で結ばれ、輸入販売の提携を行って

います。

海外企業との最初の提携は、1972年、シェリー酒「ティオ・ペペ」の

スペイン、ゴンザレス・ビアスとの輸入販売契約になります。

その後も、チリNo.1（※1）のワイナリー、コンチャ・イ・トロを

はじめ、カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィ、単独

ブランドとしての販売量世界No.1（※2）のカリフォルニアワイン

「フランジア」のザ・ワイングループなど、世界的に著名なワイナ

リーと提携してきました。近年好調に推移しているスパークリング

ワインでは、スペインのコドーニュやチリのコンチャ・イ・トロの

「サンライズ スパークリング」などを日本に紹介しています。

こうした世界各国のワインを導入することにより、日本のワイン

消費の裾野を広げ、ワインをより身近なものにしてきました。

（※1） Intelvid-Chile 2018

（※2） 単一ブランドとして25年連続ワイン販売量世界No.1（IMPACT

DATABANK 2019 EDITION）

Concha y Toroコンチャ・イ・トロ チリ

Robert Mondaviロバート・モンダヴィ アメリカ

世界の一流ワイナリーは、メルシャンを指名します。メルシャンは、ワイン伝統国であるフランス、イタリア、ドイツ、

スペインや、新世界と呼ばれるアメリカ、チリ、オーストラリアなどの

ワインまで、世界各国のワインを日本に紹介しています。

メルシャンの海外における提携先は、現在世界10数カ国、50数社に

及んでいます。

これからも、おいしいワインを日本市場にお届けするとともに、

ワインの世界をリードしていくことがメルシャンの使命だと考えます。

ワイン品質の向上と地域との共生をめざして。「シャトー・メルシャン」ではブドウ栽培農家と直接契約すること

で、原料のブドウを継続的に購入し、地域農業の保全維持を長期

的に行うことと品質の向上を目指しています。

また、ワイン醸造の技術を他のワイナリーに公開することで、日本

ワイン全体の品質の向上を目指しています。

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焼酎事業 梅酒事業 Plum WineShochu

「焼酎」は長い歴史をもった、日本古来の蒸留酒です。

メルシャンは、戦後の復興期に製造を開始して以来、お客様の

ニーズにお応えする商品開発に取り組んでいます。

「梅酒」は家庭でもつくれる手軽なお酒として、古くから

親しまれています。

メルシャンでは、ワインや焼酎づくりで培った技術を活か

して1970年代より梅酒の製造を開始しました。

伝統に根ざしつつ、常に革新を続ける、素材にこだわった焼酎。乙類焼酎は2006年に竣工した乙類製造蔵「八代不知火蔵」にて

製造しています。焼酎づくりの伝統に根ざしつつ、常に革新を

続ける、熊本の新しい焼酎蔵です。

日本の名水百選の一つである「南阿蘇村白川水源の湧水」を

割り水として使用した本格焼酎「白水」を1991年に発売。熊本

国税局酒類鑑評会において「こめ焼酎 白水」は数々の優等賞を

受賞、2019年は香港で開催された「香港インターナショナル・ワイン

＆スピリッツ・コンペティション」において「こめ焼酎 白水」がベスト

焼酎トロフィーを受賞しました。

また、新素材の黒胡麻焼酎「黒胡宝」や、独自の仕込み方法『一醪

三釜仕込』による麦焼酎「どぎゃん」など、積極的にチャレンジ

しています。2015年にはワイン部門の研究成果を生かし、オレ

ンジ系さつまいも「ハマコマチ」を使用して開発した本格焼酎

「浅黄（うすき）うさぎ」を発売しました。

甲類焼酎では、1980年代にお客様の利便性を先取りした紙パック

入りの「ホワイトパック」を発売。その後、リサイクル対応容器へ

の切り替えや、備長炭で濾過するなど、お客様のニーズにお応え

すべくリニューアルを加え、ロングラン商品として支持いただ

いています。

八代不知火蔵

培った技術、ノウハウを活かし、多様なニーズに応える商品を開発。メルシャンでは、今日まで培ってきた技術、ノウハウを活かして

多様なニーズに応える商品開発を行っています。

梅酒らしい味わいはそのままに糖類ゼロ（※1）、カロリー63％

オフ（※2）ですっきりとした味わいの「かろやか梅酒」や、梅のう

まみを濃縮した甘い香りと味わいの「濃厚梅酒」、三年熟成古

酒・黒糖仕立ての「豊潤梅酒 撰」などが好評をいただいてい

ます。

これらのラインナップに加え、新たに「梅のたね」だけを浸漬

させてつくる『豊潤たね熟製法』を用い、フルーティな梅の香りの

中に、甘く華やかな香りを加えた「まっこい梅酒」を発売。

さらに、梅のたね以外をすべて使い切る特許製法の『凍結完熟

浸漬製法』（特許番号5965571）により、丁寧にあらごしした梅

果肉をありのまま余すところなく使用した「梅まっこい」を発売。

さまざまなお客様のニーズにお応えしています。

（※1） 食品表示基準による

（※2） 五訂増補日本食品標準成分表による

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グループ会社紹介 Group Companies

選び抜かれた銘醸産地のトップブランドワインを世界から。

奥深い魅力と豊かな味わいを持つファインワインを、造り手の

マインドとともに広くお届けし、多くのお客様にファインワインの

ある豊かで潤いに満ちた時間をご提供します。

日本リカー株式会社は、1963年の設立以来約60年にわたり、

世界のファインワインインポーターの先駆者として、ワイン愛飲

家の皆様に世界の銘醸ワインをご紹介、お届けしています。

Louis Jadotルイ・ジャド社のサブリエール醸造所 フランス

M.ChapoutierM.シャプティエ社のあるエルミタージュの丘 フランス

Charles Heidsieckシャルル・エドシック所有ローマ時代の採石場跡地の熟成セラー「クレイエール」 フランス

Tenuta Luceテヌータ・ルーチェ社セラー イタリア

世界中の高級ホテル、レストラン、ワインショップで高い評価を

いただき、多くのお客様に愛されているブランドをお届けする

ことをモットーに「ファインワインを世界から」という企業理念の下、

品質にこだわり、「世界の銘醸産地のトップブランド」を輸入

販売しています。

優れた造り手が生み出すワインを、最良の状態でお客様に

お届けするために最善の企業努力を続けています。

私たちがパートナーと呼んでいるトップブランドの造り手たち

とは品質に対して妥協しない強固な信頼関係で繋がっており、

私たちは彼らの高い志を伝える真摯なブランド・アンバサダーで

ありたいと考えます。

- 7 -

グループ会社紹介 Group Companies

インターネットを通じて少しでも多くのお客様に、ワインの魅力に触れ、楽しんでいただくお手伝いをします。

『ココロに届くワインショップ』を目指して、“物語”と“コスト

パフォーマンス”に優れたワインをインターネットを通じてご紹介

してきた結果、おかげさまで多くのお客様の支持を得て、数々の

アワード(2004年～2007年、2012年楽天市場ショップ・オブ・

ザ・イヤー賞、2010年、2013年、2014年楽天市場ショップ・オブ・

ジ・エリア賞､2015年、2016年楽天グルメ大賞など)をいただいて

います。

ワインキュレーション株式会社は、1988年、メルシャンのワインを

主とした酒類事業およびワイン消費の発展をサポートする会社

として誕生し、2012年に「ワインの目利き」を意味する社名に変更、

メルシャングループにおけるBtoC事業の中核会社としてワインの

ネット通販事業を展開しています。

お客様の『ココロに届くワインショップ』を目指して。2001年、当時はまだ黎明期であったインターネットショッピングの

将来性と、様々なワインをインターネットを介して全国のお客様の

もとにお届けできるというお客様にとっての利便性を踏まえ、

楽天市場にワイン専門ネットショップとして「京橋ワイン」を出店。

現在「京橋ワイン」は、楽天市場店に加え、本店（自社サイト）、

Yahoo！ショッピング店、ぐるなび食市場店、Amazon店、ポンパレ

モール店、LOHACO店、Wowma店、Qoo10店を運営しています。

ワインの魅力に触れ、楽しんでいただくお手伝い。日本にワイン文化が根付き出してから日は浅く、大変多くの方々

から「ワインを選ぶのは難しい」というお言葉を頂戴します。

私たちは、ワインを心地よく選んでいただく水先案内人＝“ワイン

選びのナビゲーター”を標榜し、多くのお客様がワインの魅力に

触れ、楽しんでいただくため、ワインをわかりやすいメッセージと

共にお届けしています。

近年では「お客様にもっとワインの持つ多様な個性を知って

楽しんでもらいたい」という想いから、世界各地の素晴らしい

ワインの発掘に力を入れ、蔵元からお客様の手元まで自社で一気

通貫して責任を持ってお届けできる独占販売ワインを数多く

取り扱い、お客様にご評価いただいています。

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グループ会社紹介 Group Companies

酒類原料用と工業用のアルコールを供給しています。

その歴史を引き継ぎ、第一アルコール株式会社では、主に「清酒」

「焼酎」「リキュール」「みりん」などの酒類製造に必要な酒類原料用

アルコール及び食品・化粧品・医薬品等に広く用いられる工業用

アルコールを供給するとともに、2018年には、国産米由来の酒類

原料用アルコールを販売するなど、お客様ニーズに応えるべく

挑戦を続けています。

また、キリングループの一員として、グループシナジーの最大化を

図り、規模のメリットを活かし、外的環境変化への対応力を強化し、

中長期的に安定した事業運営を行います。

主要製品

酒類原料用アルコール・工業用アルコール

サトウキビなどの植物原料を用いて発酵・蒸留した高品質の

アルコールをお客様への感謝の気持ちを第一に全国の

事業者様にお届けしていきます。

第一アルコール株式会社は、2010年7月、ワインのリーディング

カンパニーとしてお客様の食と健康に寄与し、社会や自然の

恵みに対しての感謝を企業活動を通して実践することを目指す

メルシャンと、先進の発酵技術で人々の健康に貢献している

協和発酵バイオ株式会社の共同出資により、アルコール販売

事業を担う会社としてスタートを切りました。

メルシャン株式会社では1935年、協和発酵バイオ株式会社

では1943年にアルコール事業を開始して以来、酒類製造の

多岐にわたる技術的要望に対し、営業担当・工場・研究所・物流の

連携によるきめ細かい対応を行い、お客様から高い評価と

信頼をいただき、市場で確固たる基盤を築き上げてきました。

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生産・SCM R&D / SCM

商品の販売動向や調達の諸条件を踏まえ、国内製造ワイン・

焼酎・梅酒・原料用アルコール及び海外調達ワインの在庫管理を

きめ細かく実施することにより、約1,000アイテムの商品をお客様

に的確にお届けすることを推進しています。また、国内配送に

おいては、キリンビール社等との共同物流を実施することにより、

生産性の向上を図るとともに、CO2排出量の削減にも取り組んで

います。

生産部門は品質本位、お客様本位を基本に、徹底した衛生管理

により、お客様に安全・安心な商品をお届けしています。

酒類の生産拠点には、ワインをはじめメルシャン製品の多くを、

市場のニーズに対応した製造が可能で、日本一のワイン製造量

を誇る神奈川県の藤沢工場、日本ワインを代表するファインワ

インを生産する山梨県・長野県の「シャトー・メルシャン」、伝統

製法へのこだわりと新しい技術に挑戦して本格焼酎をつくる

「八代不知火蔵」や、アルコール蒸留棟を有する熊本県の八代工

場があります。

これらの工場では、お客様にとっての価値ある商品づくりだけで

なく、それぞれの「地域社会」や「環境」への取り組みなど、キリ

ングループの経営の根幹であるCSV（社会と共有できる価値の

創造）に積極的に取り組んでいます。

生産部門 SCM部門

メルシャン藤沢物流センターメルシャン藤沢工場

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会社概要 Corporate Data

役員 長林　道生

溝内　良輔

奥田　嘉明

館野　敦

髙谷　道夫

大谷　満

松村　俊正

山田　道明

森　　裕史

森口　敏也

大金　修

代表取締役社長

取締役

監査役

常務執行役員

常務執行役員

常務執行役員

執行役員

執行役員

執行役員

執行役員

執行役員

創立 1934年（昭和9年）12月4日

30億円資本金

キリンホールディングス株式会社（出資比率100%）

株主

649名※2019年12月31日時点

従業員数

〒164-0001 東京都中野区中野4-10-2中野セントラルパークサウス

本社

ワインを中心とした酒類の製造・販売事業内容

商号

連結子会社 日本リカー（株）

ワインキュレーション（株）

第一アルコール（株）

非連結子会社 ラ・ヴィーニュ（株）

メルシャンヴィティコール塩尻（株）

メルシャンヴィティコール勝沼（株）

関連会社 紹興古越龍山酒業有限公司

紹興古越龍山果酒有限公司

事業所一覧

北日本支社

関信越支社

首都圏支社

中部圏支社

近畿圏支社

中四国支社

九州支社

広域流通支社

料飲ブランディング支社

〒980-0822

〒330-0802

〒103-0016

〒450-6428

〒530-0011

〒730-0013

〒810-8532

〒164-0001

〒103-0016

【営業所】 宮城県仙台市青葉区立町27-21　仙台橋本ビルヂング5階

埼玉県さいたま市大宮区宮町2-81　いちご大宮ビル2階

東京都中央区日本橋小網町2-5　キリン日本橋ビル4階

愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12　大名古屋ビルヂング28階

大阪府大阪市北区大深町4-20　グランフロント大阪タワーA23階

広島県広島市中区八丁堀16-11　スタートラム広島12階

福岡県福岡市中央区天神2-14-8　福岡天神センタービル15階

東京都中野区中野4-10-2　中野セントラルパークサウス

東京都中央区日本橋小網町2-5　キリン日本橋ビル3階

メルシャン藤沢工場

シャトー・メルシャン勝沼ワイナリー

シャトー・メルシャン桔梗ヶ原ワイナリー

シャトー・メルシャン椀子ワイナリー

メルシャン八代工場

〒251-0057

〒409-1313

〒399-6461

〒386-0407

〒866-0017

【工場・ワイナリー】 神奈川県藤沢市城南4-9-1

山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1

長野県塩尻市大字宗賀1298-80

長野県上田市長瀬146-2

熊本県八代市三楽町3-1

※2020年3月27日時点

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沿革 History

1949年（昭和24年）当時の八代工場全景

1934年12月4日1935年4月1946年5月1950年10月1961年5月1962年7月

昭和酒造（株）創立、本社東京川崎工場竣工、アルコール製造開始八代工場で焼酎の製造開始、焼酎「三楽」発売添加アルコール発売開始日清醸造（株）を取得、「メルシャン」ブランドを当社の傘下にオーシャン（株）を取得、「オーシャン」ブランドを当社の傘下に、三楽オーシャン（株）と社名変更

1990年9月1991年10月1993年2月1994年6月1995年10月1996年10月1997年7月1997年12月1998年9月

メルシャン（株）と社名変更本格焼酎「白水」発売チリ、コンチャ・イ・トロのワインの輸入販売開始国産初のフルボトル500円ワイン「メルシャン ボン・マルシェ」発売「メルシャン ビストロ」発売、「メルシャン 梅酒パック」発売「メルシャン ボン・ルージュ」発売本格焼酎「白水」銘柄米シリーズ発売全工場でISO9002の認証取得アメリカ、ロバート・モンダヴィワインの輸入販売開始

2010年7月2010年8月2010年9月2010年12月2011年9月2012年10月2015年3月2018年9月2018年9月2019年9月

第一アルコール（株）営業開始（2010年３月設立）国内製造ワインのペットボトル化開始「メルシャン 勝沼ワイナリー」を「シャトー・メルシャン」へリニューアルキリンホールディングス（株）による完全子会社化「シャトー・メルシャン アンサンブル 藍茜（赤）・萌黄（白）」発売ワインキュレーション（株）設立「メルシャン ギュギュッと搾ったサングリア」発売「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原ワイナリー」オープン「シャトー・メルシャン」ポートフォリオ刷新「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」オープン

2002年6月2003年3月2003年5月2003年12月2005年3月2006年3月2006年9月2006年11月2007年7月2008年3月2009年9月

新「シャトー・メルシャン シリーズ」発売「メルシャン おいしい酸化防止剤無添加ワイン」発売自社ワイン用ブドウ栽培事業を長野県上田市の椀子（マリコ）・ヴィンヤードにて開始高級レンジ輸入ワインにスクリューキャップ導入開始「シャトー・メルシャン 甲州きいろ香」発売日本リカー（株）連結子会社に乙類焼酎製造蔵「八代不知火蔵」竣工キリンビール（株）と酒類事業における業務提携契約を締結キリンホールディングス（株）の事業会社となるカリフォルニアワイン「フランジア」メルシャン藤沢工場でボトリング開始全社でISO9001の認証取得

椀子（マリコ）ヴィンヤード

1970年3月1974年9月1978年2月1985年4月1989年6月

「シャトー・メルシャン」発売山梨県勝沼の木造で現存する日本最古の醸造場を改装、メルシャン「ワイン資料館」開設スペイン、コドーニュとスパークリングワイン「コドーニュ」の輸入販売契約締結三楽（株）と社名変更「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー1985」発売、リュブリアーナ国際ワインコンクールで「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー1985」が大金賞受賞発売当時のメルシャンワイン