hv-c / hv-cp / hw-c / hw-cp 取扱説明書 - aandd.co.jp · ・...

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HV-C/CP、HW-C/CPシリーズ デジタル台はかり 取扱説明書 適用機種 HV-15KC HV-15KCP HV-60KC HV-60KCP HV-200KC HV-200KCP HW-10KC HW-10KCP HW-60KC HW-60KCP HW-100KC HW-100KCP HW-200KC HW-200KCP HV-300KC HV-300KCP HV-600KC HV-600KCP HW-300KC HW-300KCP HW-600KC HW-600KCP 1WMPD4003324A

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HV-C/CP、HW-C/CPシリーズ

デジタル台はかり

取扱説明書

適用機種

HV-15KC HV-15KCP HV-60KC HV-60KCP

HV-200KC HV-200KCP

HW-10KC HW-10KCP HW-60KC HW-60KCP

HW-100KC HW-100KCP HW-200KC HW-200KCP

HV-300KC HV-300KCP HV-600KC HV-600KCP

HW-300KC HW-300KCP HW-600KC HW-600KCP

1WMPD4003324A

注意事項の表記方法

「取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重症を負う危険の状態が生じる

ことが想定される場合」について記述します。

「取扱いを誤った場合、使用者が軽傷を負うかまたは物的損害のみが発生す

る危険の状態が生じることが想定される場合」について記述します。

「取扱いを誤りやすい場合」や「本機を使用するときの一般的なアドバイス」

について記述します。

ご注意 (1) 本書の一部または全部を無断転載することは固くお断りします。

(2) 本書の内容については将来予告なしに変更することがあります。

(3) 本書の内容は万全を期して作成しておりますが、ご不審な点や誤り、記載も

れなどお気づきの点がありましたら、ご連絡ください。

(4) 当社では、本機の運用を理由とする損失、損失利益等の請求については、(3)

項にかかわらずいかなる責任も負いかねますのでご了承ください。

2016 株式会社 エー・アンド・デイ

株式会社エー・アンド・デイの許可なく複製・改変などを行なうことはでき

ません。

HV-C/HW-Cシリーズ ページ 1

目次

1. 概要・特長 ....................................................................................3

2. 注意 .............................................................................................4

2.1. 設置の注意 .......................................................................................4

2.2. 計量の注意 .......................................................................................4

2.3. 保管の注意 .......................................................................................4

3. 組立・設置 ....................................................................................5

4. 梱包内容........................................................................................7

4.1. 付属品リスト、オプションリスト........................................................9

4.2. 乾電池の入れ方 (Cタイプ) .........................................................11

4.3. ポールの取り外し方.........................................................................12

4.4. アース(接地)の付け方 ..................................................................14

5. 各部名称...................................................................................... 15

5.1. 表示・シンボルの解説 .....................................................................17

5.2. スイッチの解説 ...............................................................................19

6. 基本的な操作 ............................................................................... 21

6.1. 電源の入れ方・切り方と基本的な計量 ...............................................21 6.1.1. ACアダプタを使用する場合 ................................................................... 21 6.1.2. 乾電池を使用する場合(Lタイプ) ......................................................... 22

6.2. 風袋引き ........................................................................................23 6.2.1. 風袋を計量して設定する方法 ................................................................... 23 6.2.2. デジタル入力する方法(プリセット風袋引き) ......................................... 23

6.3. モード切替 .....................................................................................24

7. 個数計モード ............................................................................... 25

7.1. 単位質量登録 ..................................................................................25

7.2. 個数計量 ........................................................................................26

8. 累計機能...................................................................................... 27

9. コンパレータ ............................................................................... 28

10. オートテア機能 ........................................................................ 31

10.1. HV/HW-CP内蔵プリンタ .................................................................32

11. IDナンバとGMP............................................................................ 34

11.1. IDナンバの設定 ...............................................................................34

11.2. 時計設定 ........................................................................................35

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 2

11.3. GMPレポート..................................................................................36

12. キャリブレーション .................................................................. 40

12.1. 校正の手順 .....................................................................................41

13. 内部設定.................................................................................. 43

13.1. 設定方法 ........................................................................................43

13.2. 設定一覧 ........................................................................................44

14. オプション .................................................................................. 49

14.1. オプションの取り付け .....................................................................49

14.2. HVW-02BCJA USBインタフェース ..................................................49

14.3. HVW-03CJA RS-232Cインタフェース............................................50

14.4. HVW-04CJA コンパレータリレー出力 .............................................51

14.5. 通信フォーマット............................................................................52 14.5.1. コマンドモード .................................................................................... 54

15. 仕様 ........................................................................................... 59

16. 保守管理.................................................................................. 63

16.1. 修理...............................................................................................63

16.2. 故障!と思われる場合のチェック......................................................63

索引 .............................................................................................................64

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 3

1. 概要・特長

・ HV-C/CPシリーズの分解能は 1/3000 はかり(台秤)で、計量範囲を切り替る「トリプルレン

ジ機能」があります。 計量物の重さによって、レンジが自動で切替わります(多目量)。軽いものをはかる時は細かい目量、

重いものをはかる時は粗い目量に切替わります。 ・ HW-C/CPシリーズの分解能は、

HW-300KC / HW-600KC のみ 1/6000 はかり(台秤)です。 上記以外の標準品は 1/10000 はかり(台秤)です。

・ プリンタを内蔵したCPタイプがあります。 ・ コードレスで計量できるよう、電源に乾電池(またはACアダプタ)を採用した「Cタイプ」があり

ます。 ・ バックライト液晶を採用し、暗い場所などでも計量できます。 ・ RS-232C又はUSBインタフェースをオプション設定し、プリンタなどへのデータ出力のほか、

パソコンからのコマンドにより「計量値の出力」、「はかりの制御」、「設定値の設定」などができ

ます。

・ 同じ質量の品の数を調べるとき、その質量から個数を換算する個数計機能があります。

・ 大6桁の累計機能があります。(計量した回数とその合計質量を記録できます。) 大累計回数は999回です。

・ 計量値と上限値(下限値)との比較結果を表示する機能があります。オプションのHVW-04CJAを

使用するとブザーと接点出力が使用できます。 ・ RS-232Cインタフェース又はUSBインタフェースとコンパレータリレー出力を 大3個取

付け可能です。 ・ 次の設定やデータは電源を切っても記憶しています。

個数計モードの単位質量

累計した合計個数、合計質量

コンパレータの設定値(上限値、下限値)

キャリブレーションデータ(はかりの校正データ)

内部設定

・ 多目量:計量物の重さによって、 小表示が自動的に切替わるもの

例)HV-60KC ひょう量 60kg/ 小表示 0.005kg・0.01kg・0.02kg 多目量:小 ⇔ 中 ⇔ 大のレンジを超えると自動的に 小表示が変わる

ポイント:軽いものをはかる時= 小表示が細かい

重いものをはかる時= 小表示が粗い

60kg

0.005kg

15kg

30kg

0.02kg0.01kg

小レンジ

大レンジ

中レンジ

ひょう量

小表示

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 4

2. 注意

2.1. 設置の注意 はかりの性能を十分引き出すために以下の設置条件を考慮してください。 ・ 理想的な設置条件は、安定した温度と湿度、堅牢で平らな床面、風や振動のない所、直射日光の当ら

ない室内、安定した電源などです。 ・ 軟らかい床や振動する所には設置しないでください。 ・ 風や温度変化の激しい所には設置しないでください。 ・ 直射日光の当たる所は避けてください。 ・ 腐食性ガス、引火性ガスが漂う所には設置しないでください。 ・ 強い磁気や強い電波がある所には設置しないでください。 ・ 静電気が発生しやすい所には設置しないでください。湿度が45%RH以下になるとプラスチックな

どの絶縁物は摩擦などで静電気を帯びやすくなります。 ・ 表示部は防水ではありません。表示部が濡れないよう付属の表示器カバーなどを使用してください。 ・ ACアダプタを使用する場合、不安定な交流電源は誤動作の原因となります。 ・ 計量皿の保護フィルムはがして使用してください。

2.2. 計量の注意

・ 秤量以上の荷重を上皿に載せないでください。 ・ 上皿に衝撃を加えたり、ものを落とさないでください。 ・ スイッチはペン先など尖ったもので押さずに指で押してください。 ・ 計量誤差を少なくするために計量ごとに ゼロ スイッチを押すことをお勧めします。 ・ 正しく計量していることを定期的に確認してください。 ・ “lb”マークが点灯したら新しい単一形乾電池4個と交換してください。(Cタイプ)

2.3. 保管の注意

・ はかりを分解しないでください。 ・ 有機溶剤は使用しないでください。清掃は洗剤を湿らせた軟らかい布を使用してください。 ・ ベース部(計量台)は防水構造になっていますので直接水がかかっても大丈夫ですが、ブラシなどで

擦らないでください。洗浄は、水道水を流すだけにしてください。計量はよく乾かした後行ってくだ

さい。 ・ 表示部に水、粉塵等が入らないようにしてください。 ・ 長期間使用しないときは、乾電池を取り出してください。乾電池を入れたまま長期間放置すると、乾

電池の液漏れが起こり故障の原因となります。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 5

3. 組立・設置 HV-C/CP、HW-C/CPシリーズでは、機種により製品の組立・設置方法が異なります(組立・設置方

法(A)または(B)に分かれます)。下表を参照して、機種に対応した方法で組立・設置を行ってください。

機 種 参 照 HV-15KC、HV-15KCP、HV-60KC、HV-60KCP、HV-200KC、HV-200KCP、 HW-10KC、HW-10KCP、HW-60KC、HW-60KCP、 HW-100KC、HW-100KCP、HW-200KC、HW-200KCP

「組立・設置方法(A)」参照。

HV-300KC、HV-300KCP、HV-600KC、HV-600KCP、 HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP

「組立・設置方法(B)」参照。

組立・設置方法(A)

HV-15KC、HV-15KCP、HV-60KC、HV-60KCP、HV-200KC、HV-200KCP、HW-10KC、HW-10KCP、

HW-60KC、HW-60KCP、HW-100KC、HW-100KCP、HW-200KC、HW-200KCP

次の手順は、上記に該当する機種の組立・設置の全般について記

述しています。 ※上記に該当する機種の中でも、機種や製品の状態によっては不要

な手順も含まれています。

ステップ 1 開梱。 ロードセルケーブルを引っ張らないよう注意しなが

ら、ベース部とポールを箱から取り出してください。 ステップ 2 上皿を載せてください。

保護フィルムをがしてご使用ください。 ステップ 3 ポールの組立。 ロードセルケーブルを挟まないようにポールをブラ

ケットに差し込んでください。 余ったロードセルケーブルはポールの中に納めてください。 ブラケットに付いているポール止めネジを3mm六

角レンチで回し、ポールを固定してください。 ※10Kおよび15Kタイプ(HW-10KC、HW-10KCP/HV-15KC、

HV-15KCP)は、ポールとブラケットが一体型のためこの

手順は必要ありません。 ステップ 4 設置場所の選定。 「 2.1. 設置の注意」を考慮してください。 ステップ 5 水平の調整。 足コマを回してベース部の水平器の気泡が中心にく

るように調整してください。 ステップ 6 表示部の角度。 ポール上部(表示部下部)のキャップを両側から押

さえながら表示部の角度を調整できます。 ステップ 7 正しく計量できることを確認してください。 必要に応じて計量値が正しくなるようはかりを校正

してください。校正方法は、「12.キャリブレーショ

ン」を参照してください。 ・表示部は上下方向に4段の角度設定が可能です。また、横向きに設置する事も可能です。(必ずポー

ル下部のポール止めネジで固定し、ポール付け根部でぐるぐると回転はさせないでください。)

ベース部

ポール

ロードセルケーブル

上皿

ステップ2

ステップ1

ポール止めネジ

ステップ3

3mm

六角レンチ

ポール

ステップ6

水平器

足コマ

水平 傾斜

ステップ5

ブラケット

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 6

組立・設置方法(B)(HV-300KC、HV-300KCP、HV-600KC、HV-600KCP、HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP)

次の手順は、上記に該当する機種の組立・設置の全般につい

て記述しています。

※表示部、ポール、ベース部がケーブルで接続されています

ので、表示部を持ち上げる際には、充分に注意してくださ

い。

ステップ 1 開梱。 ロードセルケーブルを引っ張らないよう注意し

ながら、ベース部、ポール、表示部(ダンボール

入り)を箱から取り出してください。 ステップ 2 上皿を取り除きます。 ステップ 3 表示部とポールの組立。 表示部を開梱し、表示部とポールを4本の表示部

取付用4mmネジで固定します。(付属のプラス

ドライバを使用) また、ポールの背面の2ヶ所に付属のケーブルク

ランプを貼り付けるとケーブルの整理に役立ち、

ACアダプタケーブル、通信ケーブルが邪魔にな

りません。 ステップ 4 ベース部と表示・ポール部の組立。 ロードセルケーブルを挟まないように、ベース部

とポールを4本のポール取付用六角ボルト(+平

ワッシャ)で固定します。(付属の六角レンチを

使用) また、付属のコンベックスを使用して余分なロー

ドセルケーブルのタルミを、結束ケーブル部分に

固定します。 ステップ 5 上皿をかぶせます。上皿の前後4ヶ所を上皿固定

用5mmネジで固定します。(付属のプラスドラ

イバを使用) 保護フィルムをがしてご使用ください。

ステップ 6 設置場所の選定。 「 2.1. 設置の注意」を考慮してください。 ステップ 7 水平の調整。 足コマを回してベース部の水平器の気泡が中心

にくるように調整してください。 ステップ 8 表示部の角度。 ポール上部(表示部下部)のキャップを両側から

押さえながら表示部の角度を調整できます。 ステップ 9 正しく計量できることを確認してください。 必要に応じて計量値が正しくなるようはかりを

校正してください。校正方法は、「 12.キャリブ

レーション」を参照してください。

ステップ7 ステップ5

ステップ8

ステップ3

5mmネジ(4本)

表示部

ポール

プラスドライバ

ケーブルクランプ(2個)

4mmネジ(4本)

足コマ

水平器上皿

ベース部

ポール

ロードセルケーブル

ダンボール

ダンボール

付属品

表示部

ロードセルケーブル

結束ケーブル

結束ケーブル

六角レンチポール取付用六角ボルト(4本)

平ワッシャ(4個)

ポール

ステップ4

上皿ステップ2

水平 傾斜

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 7

4. 梱包内容

適用機種

HV-15KC

HV-15KCP

HW-10KC

HW-10KCP 表示部

ベース部

HV-200KC HV-200KCP

HW-100KC HW-100KCP

HW-200KC HW-200KCP

適用機種

上皿

注意 ロードセルケーブルを

   引っ張らないでください。

表示部

ベース部

HV-60KC HV-60KCP

HW-60KC HW-60KCP

適用機種

上皿

注意 ロードセルケーブル

を引っ張らないでく

ださい。

表示部

上皿

ベース部

ACアダプタC:AX-TB266/CP:AX-TB269

表示器カバー14:3003217

六角レンチ

付属品一覧機種によって付属品の構成が違います。「付属品リスト」を参照してください。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 8

適用機種

HV-300KC HV-300KCP

HV-600KC HV-600KCP

HW-300KC HW-300KCP

HW-600KC HW-600KCP

上皿

ベース部

表示器カバー14:3003217

ポール取付用ボルト袋(六角レンチ入り)

付属品一覧機種によって付属品の構成が違います。「付属品リスト」を参照してください。

注意 ロードセルケーブルを引っ張らないでください。

表示部

ACアダプタC:AX-TB266/CP:AX-TB269

プラスドライバ

表示部取付用4mmネジ(4 本)

ケーブル結束用コンベックス(1本)

ケーブルクランプ

(2個)

上皿固定用5mmネジ

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 9

4.1. 付属品リスト、オプションリスト

HV-C/CPシリーズ、HW-C/CPシリーズの付属品リスト タイプ 機種名 付属品

HV-15KC

HW-10KC

・表示器カバー

・ACアダプタ(AX-TB266)

・取扱説明書

HV-60KC

HV-200KC

HW-60KC

HW-100KC

HW-200KC

・表示器カバー

・六角レンチ

・ACアダプタ(AX-TB266)

・取扱説明書

Cタイプ

HV-300KC

HV-600KC

HW-300KC

HW-600KC

・表示器カバー ・取扱説明書

・プラスドライバ ・ポール取付用ボルト袋(六角レンチ入り)

・ACアダプタ ・ケーブル結束用コンベックス(1本)

(AX-TB266) ・表示部取付用4mmネジ(4本)

・ケーブルクランプ(2個) ・上皿固定用5mmネジ(4本)

HV-15KCP

HW-10KCP

・表示器カバー

・ACアダプタ(AX-TB269)

・取扱説明書

・専用ロール紙(1個)

HV-60KCP

HV-200KCP

HW-60KCP

HW-100KCP

HW-200KCP

・表示器カバー

・六角レンチ

・ACアダプタ(AX-TB269)

・取扱説明書

・専用ロール紙(1個)

CPタイプ

HV-300KCP

HV-600KCP

HW-300KCP

HW-600KCP

・表示器カバー ・専用ロール紙(1個)

・プラスドライバ ・ポール取付用ボルト袋(六角レンチ入り)

・ACアダプタ ・ケーブル結束用コンベックス(1本)

(AX-TB269) ・表示部取付用4mmネジ(4本)

・ケーブルクランプ(2個) ・上皿固定用5mmネジ(4本)

・取扱説明書

C/CPタイプ       Cタイプ液晶表示

単一形乾電池(付属しません)

ACアダプタ

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 10

オプションリスト 品目コード オプション名

HVW-02CBJA USBインタフェース

HVW-03CJA RS-232Cインタフェース

HVW-04CJA コンパレータリレー出力/ブザー/接点入力

HVW-08C 延長ケーブル(ひょう量 10KC~200KC 用)

※接続時には再校正が必要です。

HVW-11C 壁掛け金具

HVW-13 大型ローラコンベア(HV-200KC、HW-100KC、HW-200KC 用)

HVW-14 中型ローラコンベア(HV-60KC、HW-60KC 用)

FW-15 表示器スタンド台(台座部のみ)

(HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP 用)

FW-16-4 車輪(HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP 用)

FW-18-4 ローラコンベア(HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP用)

AX-KO2466-200 RS-232C用ケーブル、D-sub9ピン、2m 他に5m、10mもございま

す。

※FW-16は工場(出荷時)取付オプションです。

HVW-11C,13,14,FW-15,16,18の取り扱いは、それぞれのオプションに付

属の取扱説明書を参照してください。

別売消耗品

AX-PP147-S 内蔵プリンタ用 専用ロール紙(5巻入りセット)

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 11

4.2. 乾電池の入れ方 (Cタイプ)

ステップ 1 表示をオフにしてください。 ACアダプタも電源から外してください。 ステップ 2 表示部の外ブタ、内ブタを順に開けてください。 外ブタは、その上部を押しながら手前にスライドさせて

外します。 内ブタは、ツメを左に押しながら上に引きます。 ステップ 3 新しい単一形乾電池4個を極性を間違えないように入れ

てください。 ステップ 4 ステップ2と逆の順にフタを閉めてください。

注意

・ 表示になるとまもなく電池がなくなります。

・ “lb 0”マークが点灯したら新しい単一形乾電池4個と交換してください。

・ 古い乾電池と新しい単一形乾電池を混ぜ合わせて使用すると、電池の寿命が短くなったり故障

の原因となります。

・ 乾電池の極性を間違えると、液漏れや破裂の原因になります。特に1個だけ極性を間違えた場

合、動作することもありますので注意してください。

・ 乾電池の寿命は周囲の温度により異なります。冬場などの低温時には寿命が短くなります。

・ 長期間使用しないときは、乾電池を取り出してください。乾電池を入れたまま長期間放置する

と、乾電池の液漏れが起こり故障の原因となります。

・ 液漏れによる修理は、保証期間内でも有償となります。

単一形乾電池

ステップ1

ステップ3

フタ

ステップ4

ACアダプタ

内ブタ

ステップ2

外ブタ

ステップ2

ツメ

電池ケース

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 12

4.3. ポールの取り外し方

注意 ・ ポールの取り外しは、電源を切り、ACアダプタと電池を外してから行ってください。 ・ 表示器に接続するコネクタ部分を無理に引っ張たり、線材部分を持って取り扱わないでください。 ロードセルケーブルを引っ張たり無理に折り畳まないでください。 ・ ロードセルケーブルがベース内で上皿に当たらないようにしてください。 ・ 表示器内部やコネクタ部分は静電気、湿気(水分)や埃に弱い部分なので注意してください。

機種によりポールの取り外し方が異なります(ポールの取り外し方(A)または(B)に分かれます)。下表を参

照して、機種に対応した方法でポールを取り外してください。

機 種 参 照 HV-15KC、HV-15KCP、HV-60KC、HV-60KCP、HV-200KC、HV-200KCP、 HW-10KC、HW-10KCP、HW-60KC、HW-60KCP、 HW-100KC、HW-100KCP、HW-200KC、HW-200KCP

「ポールの取り外し方(A)」参照。

HV-300KC、HV-300KCP、HV-600KC、HV-600KCP、 HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP、

「ポールの取り外し方(B)」参照。

ポールの取り外し方(A) HV-15KC、HV-15KCP、HV-60KC、HV-60KCP、HV-200KC、HV-200KCP、

HW-10KC、HW-10KCP、HW-60KC、HW-60KCP、HW-100KC、HW-100KCP、HW-200KC、HW-200KCP

ステップ 1 電源を切り、ACアダプタと電池を外してから行ってください。 ステップ 2 表示器背面のフタを開き、接続されているロードセルケーブル

のコネクタを(手前に引かないよう垂直に)外してください。 ステップ 3 表示器とポールを止めている4mmネジ4本をプラスドライバ

で外してください。 ステップ 4 ケーブルクランプとフェライトコアをロードセルケーブルから外

します。 ステップ 5 大型・中型台ひょう(HV-60KC 、HV-60KCP 、 HW-60KC 、

HW-60KCP 、 HV-200KC 、 HV-200KCP 、 HW-100KC 、

HW-100KCP、HW-200KC、HW-200KCP)では、ポール・ブラ

ケットの底ブタを固定しているネジを3mmプラスドライバで

外してください。 ステップ 6 慎重に、ロードセルケーブルをポールとポール・ブラケットか

ら引き抜きます。 特に、小型台ひょう(HW-10KC、HW-10KCP、HV-15KC、HV-15KCP)では、コネクタに無理な力が加わらな

いようにしてください。 ステップ 7 ロードセルケーブルをベース内で上皿に当たらないように固定

してください。ロードセルケーブルの長さは、ベース内に束ね

たケーブルを延ばしたとき少なくとも約2m有ります。延長ケ

ーブルオプション(HVW-08C)を使用すると更に5m延

長できます。 ステップ 8 ポール・ブラケットをベースから外すためには、別途六角レンチ

が必要です。

ポール・ブラケット

六角ボルト

六角レンチ

ポール・ブラケット(大型・中型)ポール

3mmネジ

底ブタ

ロードセルケーブル

フタケーブルクランプ

コネクタ

4mmネジ

フェライトコア2回巻

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 13

HV-15KC、HV-15KCP、 HV-60KC、HV-60KCP、 HW-10KC、HW-10KCP、 HW-60KC、HW-60KCP

HV-200KC、HV-200KCP、 HW-100KC、HW-100KCP、 HW-200KC、HW-200KCP

5mm 六角レンチ 6mm 六角レンチ

ステップ 9 ケーブルをフェライトコアに2回巻き、ケーブルクランプ

でフタに取り付けてください。 ステップ 10 コネクタを再び接続し、フタを閉めてください。 ステップ 11 正しく計量できるか確認してください。

ポールの取り外し方(B)

(HV-300KC、HV-300KCP、HV-600KC、HV-600KCP、HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP)

ステップ 1 電源を切り、ACアダプタと電池を外してから行ってください。 ステップ 2 表示器背面のフタを開き、接続されているロードセル

ケーブルのコネクタを(手前に引かないよう垂直に)

外してください。 ステップ 3 表示器とポールを止めている4mmネジ4本をプラスド

ライバで外してください。 ステップ 4 ケーブルクランプとフェライトコアをロードセルケーブ

ルから外します。 ステップ 5 慎重に、ロードセルケーブルをポールから引き抜きます。

コネクタに無理な力が加わらないようにしてください。 ステップ 6 ロードセルケーブルをベース内で上皿に当たらないよう

に固定してください。ロードセルケーブルの長さは、ベー

ス内に束ねたケーブルを延ばしたとき約4.5m有ります。

延長ケーブルオプション(HVW-08C)を使用すると

更に5m延長できます。 ステップ 7 付属の六角レンチでポールとベース部を固定している六角

ボルト(4本)を外して、ポールを取り除いてください。 ステップ 8 ケーブルをフェライトコアに2回巻き、ケーブルクランプ

でフタに取り付けてください。 ステップ 9 コネクタを再び接続し、フタを閉めてください。 ステップ 10 正しく計量できるか確認してください。

ステップ5

ステップ7六角レンチ

六角ボルト

HW-300KCHW-300KCPHW-600KCHW-600KCP

※機種によりベース部の形状が異なり ます。(下図参照)

ベース部

ポール

ロードセルケーブル

フタケーブルクランプ

コネクタ

4mmネジ

フェライトコア2回巻

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 14

4.4. アース(接地)の付け方

静電気が発生しやすい場所で使用する場合は、以下のようにアース(接地)を行ってください。 HV-C/CP、HW-C/CPシリーズでは、機種により製品のアース(接地)方法が異なります(アー

ス(接地)方法(A)または(B)または(C)に分かれます)。下表を参照して、機種に対応した方法で

アース(接地)を行ってください。下記説明は、はかりのアース取り付け部分のみとなります。

機 種 参 照 HV-15KC、HV-15KCP、 HW-10KC、HW-10KCP 「アース(接地)方法(A)」参照。

HV-60KC、HV-60KCP、HV-200KC、HV-200KCP、

HW-60KC、HW-60KCP、HW-100KC、HW-100KCP、HW-200KC、HW-200KCP 「アース(接地)方法(B)」参照。

HV-300KC、HV-300KCP、HV-600KC、HV-600KCP、 HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP

「アース(接地)方法(C)」参照。

アース(接地)方法(A)

(HV-15KC、HV-15KCP、 HW-10KC、HW-10KCP)

ベース部底面の六角ボルト(2本)の間にあるネジ穴(⇒

部分)に、アース線をM4ネジで固定してください。

アース(接地)方法(B)

HV-60KC、HV-60KCP、HV-200KC、HV-200KCP、

HW-60KC、HW-60KCP、HW-100KC、HW-100KCP、 HW-200KC、HW-200KCP

底ブタを固定しているネジ(⇒部分)にアース線を共

締めしてください。

アース(接地)方法(C)

HV-300KC、HV-300KCP、HV-600KC、HV-600KCP、

HW-300KC、HW-300KCP、HW-600KC、HW-600KCP

計量皿をはずして、ロードセルケーブルを束ねている結束バ

ンドの止めネジ(⇒部分)に、アース線を共締めしてくださ

い。

ロードセルケーブルと同様に切りかきを通してアース線を

下に引き出します。計量皿にアース線が触れないように注意

してください。

ベース部底面

足コマ

底ブタ

切りかきを通して下にアース線を引き出します。

ロ - ドセルケーブル

ベース部底面

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 15

5. 各部名称

Cタイプの表示部

上皿(計量皿)

ベース部(計量台)

足コマ

適用機種 表示部

キャップ

ポール

表示部

キャップ

ポール

適用機種

HV-15KC

HV-15KCP

HW-10KC

HW-10KCP HW-100KC HW-100KCP

HW-200KC HW-200KCP

HV-60KC HV-60KCP

HV-200KC HV-200KCP

HW-60KC HW-60KCP

Cタイプ

足コマ水平器足コマ

CPタイプの表示部

CALスイッチ正しく計量できるようはかりを校正します。

電池ケース

注意 正確な分銅が必要です。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 16

Cタイプ

電池ケース

CPタイプの表示部Cタイプの表示部

CALスイッチ正しく計量できるようはかりを校正します。

適用機種HV-300KC HV-300KCP

HV-600KC HV-600KCP

HW-300KC HW-300KCP

HW-600KC HW-600KCP

足コマ

ベース部(計量台)

上皿(計量皿)

表示部

キャップ

ポール

水平器

注意 正確な分銅が必要です。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 17

5.1. 表示・シンボルの解説

表示・シンボル 解説

「安定」マーク。 計量値が安定しているとき点灯し、計量値を読み取るのに適した状態であることを示します。

ゼロ点のマーク。 ゼロ点は、はかりの基準点です。 皿になにも載せずに ゼロ スイッチを押し、計量値がゼロ(ゼロ点)のとき表示します。

風袋引中マーク。 風袋 スイッチを押し、風袋引きされると表示します。 入れ物など計量しない物の質量を引くとき使用します。

プリセット風袋引きマーク。 デジタル入力した風袋値を表示しているとき点滅します。

ホールドマーク。 表示をホールドしています。

累計機能マーク。 累計機能を使用しているとき表示します。

Cタイプの電池残量マーク。 乾電池の電圧が下がったとき表示します。新しい単一形乾電池4個と交換してください。

コンパレータ機能の表示。 コンパレータ機能を使用しているとき、設定されている上限値、下限値と比較した結果を表示します。

ゼロ点の表示例 (はかりの基準点の表示例)

「ゼロ点」マークを表示します。

「安定」マークを表示します。

皿になにも載せずに ゼロ スイッチを押すと表示します。

正味量ゼロ点

正味量ゼロ点

PT

HOLD

M+

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 18

表示・シンボル 解説

個数計モードの表示例

予め単位質量を登録しておけば、皿の上の物の数を数え

ます。

個数計モードの単位質量登録の表示例。

20個のサンプルを使って単位質量を登録します。

「荷重値ゼロ」とは、皿に「数える品」が載っていない状

態です。

個数計モードの単位質量登録の表示例。

10個のサンプルを使って単位質量を登録します。

「-」とは、皿に何か載っている状態です。

内部設定の表示例。

設定項目は、「モード」スイッチで選んで「登録」スイッチで決

定します。

設定値は、テンキーで入力します。

登録は、「登録」スイッチで行います。

プリセット風袋引き設定中の表示例。

設定値は、テンキーで入力します。

登録は、「登録」スイッチで行います。

ホールド表示

内部設定 Hold で方法を指定します。計量表示がゼロ付近

のとき、またはホールド値の約25%+30目以上変動し

た場合、自動的にホールドを解除します。

計量値が軽すぎます。皿が正しく載っているか確かめてく

ださい。

荷重が過剰です。皿の上の物を取り除いてください。

キャリブレーション中のエラー表示です。皿が正しく載っ

ているか、分銅が軽すぎないかなどチェックして、やり直

してください。

キャリブレーション中のエラー表示です。皿が正しく載っ

ているか、分銅が重すぎないかなどチェックして、やり直

してください。

1目とは、表示値の単位です。「5飛びに表示」、「2飛びに表示」、「1飛びに表示」などがあり、

計量できる 小質量に相当します。

安定

個数計の単位

設定値設定項目

固定した表示HOLD

例PT

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 19

表示・シンボル 解説

表示をオンしたとき、ゼロを表示できない場合のエラー表

示です。皿の上の物を退けてください。校正が必要な場合

は、「はかりのゼロ点」の校正を行ってください。

または、表示をオンしたとき、計量値が安定しないときの

エラー表示です。風や振動を避けてください。皿が何かに

ふれていないかチェックしてください。

累計した回数。

累計した質量値。

例 ひょう量 3/6/15kg 目量 1/2/5g

「計量レンジ」と「計量できる 小質量」の記述です。

例では、 15kgまで 5g 飛びで表示します。

6kgまで 2g 飛びで表示します。

3kgまで 1g 飛びで表示します。

5.2. スイッチの解説

スイッチ 解説

電源スイッチ。

ただし、はかりが AC アダプタを使ってコンセントに接続されている

と、内部の回路には通電され、予熱状態を保ちます。

ゼロスイッチ。

皿になにも載っていないとき ゼロ スイッチを押すと、計量値をゼロ

にします。またこのとき風袋引き中なら、風袋値をクリアします。

累計表示時、累計をクリアします。

風袋引きスイッチ。

容器など皿に載せても計量しない物の質量を引く(表示をゼロにす

る)ために押します。

注意 風袋質量の分、計量範囲が狭まります。

累計に加算します。

点滅する M+

M+

と点滅する 点灯M+

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 20

スイッチ 解説

セットスイッチ。

上下限設定時は、+-を選択します。

プリセット風袋引きの設定モードに入ります。

内蔵プリンタの紙送りをします。

累計結果を表示します。

コンパレータの上下限値を設定します。

個数計モードで、単位質量登録に進みます。

モードスイッチ。

・ 表示するモード(単位)を切り替えます。重量⇔個数

・ 各種設定では、「設定項目を選択する」スイッチとして働きます。

ホールドスイッチ。

表示ホールドできます。内部設定参照。

プリントスイッチ。

表示している値を印字またはデータ出力します。ただし、内部設定

によります。

内部設定に入ります。

風袋押しながらセット

セット

押しながらセット プリント

押しながらセット 上下限

押しながらセット 登録

ホールド

押しながらセット M+

モード

プリント

ON/OFF押しながら

表示オフ

風袋

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 21

6. 基本的な操作

6.1. 電源の入れ方・切り方と基本的な計量

6.1.1. ACアダプタを使用する場合

ステップ 1 アースを接続してください。 ステップ 2 皿には何も載せないでください。 ステップ 3 使用する電源が正しいことを確認し、接続してください。(単相交流100V 50Hz/60Hz) ステップ 4 ON/OFFスイッチを押す毎に表示をオン/オフできます。 ステップ 5 必要に応じて正しく計量できるか確認してください。 はかりを校正する場合、約30分程度表示してから行ってください。 ステップ 6 皿には何も載せずに ゼロ スイッチを押して表示をゼロにしてください。 ステップ 7 静かに品物を皿の上に置いてください。 ステップ 8 安定マークが点灯したら計量値を読み取ってください。 ステップ 9 静かに皿の上の品物を取り除いてください。 ステップ 10 ON/OFFスイッチを押して表示を消します。

メモ。 ・ ON/OFFスイッチで表示を消すと、はかりの電源が遮断されます。ただし、ACアダプタ自身は

コンセントから抜かないかぎり電力を消費しています。 AX-TB266 AX-TB269

ACアダプタ

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 22

6.1.2. 乾電池を使用する場合(Cタイプ)

ステップ 1 乾電池を入れる場合、「 4.2. 乾電池の入れ方(Cタイプ)」参照して入れてください。 ステップ 2 皿には何も載せないでください。 ステップ 3 ON/OFFスイッチを押す毎に表示をオン/オフできます。 ステップ 4 必要に応じて正しく計量できるか確認してください。 はかりを校正する場合、約30分程度表示してから行ってください。 ステップ 5 皿には何も載せずに ゼロ スイッチを押して表示をゼロにしてください。 ステップ 6 静かに品物を皿の上に置いてください。 ステップ 7 安定マークが点灯したら計量値を読み取ってください。 ステップ 8 静かに皿の上の品物を取り除いてください。 ステップ 9 ON/OFFスイッチを押して表示を消します。

注意 ・ 表示になるとまもなく電池がなくなります。

“lb 0”が点灯したら新しい単一形乾電池4個と交換してください。

・ 長期間使用しないときは、乾電池を取り出してください。乾電池を入れたまま長期間放置する

と、乾電池の液漏れが起こり故障の原因となります。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 23

6.2. 風袋引き

「風袋引き」は、容器(風袋)に入れて計量する時、容器の質量を引いて中身の質量だけ表示させる

とき使用します。 注意 ・ 風袋質量の分、計量範囲が狭まります。 ・ 風袋引き値は、ゼロ スイッチを押したときや表示をオフしたとき、ゼロに戻ります。 ・ 登録できるプリセット風袋量は、 小の計量レンジ内の質量です。

6.2.1. 風袋を計量して設定する方法

風袋量を計量して設定します。

ステップ 1 容器だけを皿に載せ、安定マークが点灯後、風袋スイッチを押し、表示をゼロにします。

ステップ 2 計る品物を容器に入れ、安定マークが点灯後、値を読みとります。

ステップ 3 皿の上の物を取り除きます。

6.2.2. デジタル入力する方法(プリセット風袋引き)

風袋量をデジタル入力します。(プリセット風袋引き)

ステップ 1 セット スイッチを押したまま 風袋スイッチを押すと、ブランク表示または、記憶している風袋

量を表示します。(風袋量がゼロならブランクになります。) PT が点滅します。

ステップ 2 テンキーで風袋引き値を入力してください。

ステップ 3 登録 スイッチを押して登録します。 計量表示に戻り、設定した値だけ引かれた計量値が表示されます。

ステップ 4 計る品物を容器に入れ、安定マークが点灯後、値を読みとります。

ステップ 5 皿の上の物を取り除きます。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 24

6.3. モード切替

※1 累計回数、累計値は累計データがある時のみ表示します。

kg計量 個数計モード

セット 登録

単位質量登録モード

+

セット +

セット +

セット 風袋+

上下限

M+

累計回数 累計値

上下限値設定モード

プリセット風袋設定モード

モード

モードモード

※1 ※1

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 25

7. 個数計モード

・ 同じ質量の品物の数を調べるとき、その質量から個数を換算する個数計機能です。 ・ 個数を数えるためには予め単位質量(品物一個に当たる質量)を登録する必要があります。 ・ 単位質量は、電源を切っても記憶しています。

7.1. 単位質量登録

ステップ 1 モード スイッチを押して個数計モードに入ってください。

単位が になります。 ステップ 2 セット + 登録スイッチを押して単位質量登録モードに入っ

てください。 ステップ 3 セット スイッチを押してサンプル個数を選択してください。 サンプル数は多いほど計数誤差が小さくなります。 5個、 10個、 20個、 50個、 100個 ステップ 4 風袋(容器)のみ皿に載せ、風袋 スイッチを押します。 ゼロを表示します。 ステップ 5 選択したサンプル個数の品物を載せ、安定マーク表示後、登録

スイッチを押します。個数を表示します。

注意 ・ サンプルの合計質量が軽すぎると lo ut を表示し、ステップ

3に戻ります。サンプル数を増やして再度登録してください。 サンプル質量の合計はkg表示で10目以上必要です。 ・ 単位質量が軽すぎるときも lo ut を表示します。この場

合、サンプル数を増やしても登録できません。 ・ lo ut を表示した後何もせずに モード スイッチを押すと、

次の単位を表示します。 ステップ 6 皿の上の物をすべて取り除きます。

個数計量表示

安定

セット

安定

風袋

安定

安定

サンプル数

計量値をゼロにした表示

個数表示

風袋(容器)

安定マーク

※機種によっては、皿(計量皿) の形状が多少異なります。

と 登録

セット

登録

モード

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 26

7.2. 個数計量

ステップ 1 モード スイッチを押して個数計モードに入ります。

単位が になります。 ステップ 2 予め単位質量を登録します。 (「 7.1. 単位質量登録」参照。)

ステップ 3 風袋(容器)のみ皿に載せ、風袋 スイッチを押します。 ゼロを表示します。

ステップ 4 品物を載せると個数を表示します。

ステップ 5 皿の上の物をすべて取り除きます。

個数計量表示

安定

安定

風袋

単位質量登録

計量値をゼロにした表示

風袋(容器)

安定マーク

※機種によっては、皿(計量皿) の形状が多少異なります。

モード

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 27

8. 累計機能

・ 累計機能は、累計した回数とその合計質量を表示する機能です。 大累計回数は999回です。 ・ 累計機能の表示は 大6桁です。6桁を超えると7桁目を表示しないため見かけ上ゼロに戻ります。

例えば、60Kタイプの場合で 大60kgの累計データを17回取ろうとすると、 60.000×17=1020.000ですが、表示は 020.000 となります。

・ 累計機能を使用するためには予め内部設定の「累計モード“5um”」を設定する必要があります。 ・ 内蔵プリンタを使用するためには予め内部設定の「内蔵プリンタ出力モード“prtp 9”」を設定する必

要があります。 ・ 累計した合計個数と合計質量は、電源を切っても記憶しています。

累計結果の表示と操作スイッチ 累計回数の表示は、点滅する M+ 付きで、質量単位のない表示です。

累計質量の表示は、質量単位と点滅する M+ 付きで表示します。 累計結果を表示するには、セット + M+ スイッチを押します。

累計結果の表示中に ゼロ スイッチを押すと累計がゼロに戻ります。

プリント スイッチを押すと累計結果(日付、データ番号、計量値)を内蔵プリンタ(HV/HW

-CPモデル)で印字できます。日付は内部設定“5tdp”で選択できます。 注意 この機能は同時に複数の単位での累計は行いません。

定義と設定項目 ・ 「ゼロ付近」とは、ゼロ点からkg単位で±5目(計量できる 小質量の5倍)以内の範囲です。

内部設定 内容 A

5um 0 累計しない。 A

5um 1

ゼロ付近を越えたプラスの値で安定しているとき、M+ スイッチを押すと累

計に計量値を加算します。ゼロ付近またはマイナスになると次の加算が可能に

なります。

A A A

5um 2

ゼロ付近を越えたプラスの値で安定しているとき、M+スイッチを押すと累

計に計量値を加算し、マイナスの値で安定しているとき、M+スイッチを押

すと累計から計量値を減算します。ゼロ付近に戻ると次の累計が可能になり

ます。

A A A

5um 3

ゼロ付近を越えたプラスの値で安定すると累計に計量値を加算します。ゼロ

付近またはマイナスになると次の加算が可能になります。

用途 品物を一個づつ計量し、その合計個数と質量を記録する。

A A A

5um 4

ゼロ付近を越えたプラスの値で安定すると累計に計量値を加算し、マイナス

の値で安定すると累計から計量値を減算します。ゼロ付近に戻ると次の累計

が可能になります。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 28

9. コンパレータ

コンパレータ機能には「5 段選別モード」と「3 段選別モード(上下限モード)」と「7 段選別モード

(ランク分けモード)」とがあります。いずれも計量値と設定値とを比較して、その結果を LED(黄/緑/赤)で表示します。 また、HVW-04CJA が組み込まれていれば、コンパレータリレー出力も利用できます。

・5 段選別モード:

4 つの比較値により LOLO、LO、OK、HI

HIHI の 5 段階に選別 ・3 段選別モード(上下限モード):

上限値と下限値の 2 つの比較値により

LO、OK、HI の 3 段階に選別

・7 段選別モード(ランク分けモード):

6 つの比較値により マイナスオーバー、ランク 1

(LOLO)、ランク 2(LO)、ランク 3(OK)、ラ

ンク 4(HI)、ランク 5(HIHI)、プラスオーバーの 7

段階に選別 コンパレータ機能を使うためには、内部設定の“Cp-l”と“Cp”で比較モードと条件を設定し、ま

た比較値を設定する必要があります。 内部設定“Cp-l”で比較モードを選択してください。

0: 5 段選別モード 1: 3 段選別モード(上下限モード) 2: 7 段選別モード(ランク分けモード) 内部設定“Cp”で比較条件を選択してください。

0: 比較しない(コンパレータ機能が働かない) 1: 計量値の安定/不安定にかかわらず比較する 2: 計量値が安定(安定マーク点灯)しているとき比較する 3: ゼロ付近(-4d~+4d)以外の計量値を安定/不安定にかかわらず比較する 4: ゼロ付近以外の計量値が安定しているとき比較する 5: ゼロ付近以外のプラスの計量値を安定/不安定にかかわらず比較する 6: ゼロ付近以外のプラスの計量値が安定しているとき比較する 注)d = 重量 小表示(“15. 仕様”参照)

個数計モードでも、“d”は重量 小表示となります。

赤 LO

緑 OK

赤 HI

LO 限界値

HI 限界値

赤 LOLO

黄 LO

緑 OK

黄 HI

赤 HIHI

LOLO 限界値

LO 限界値

HI 限界値

HIHI 限界値

赤 ランク 1

黄 ランク 2

緑 ランク 3

黄 ランク 4

赤 ランク 5

ランク1 下限値

ランク2 下限値

ランク3 下限値

ランク3 上限値

ランク4 上限値

ランク5 上限値

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 29

比較の関係 比較の判定は以下の式に基づいて行われ、結果を表示、出力します。

・5 段選別モードの場合

判定結果 判定の式 LED 表示

LOLO 表示値 < LOLO 限界値(下下限値) (またはマイナスオーバー時)

(赤 LED 点灯)

LO 表示値 < LO 限界値(下限値) (黄 LED 点灯)

OK LO 限界値(下限値) ≦ 表示値 ≦ HI 限界値(上限値) (緑 LED 点灯)

HI HI 限界値(上限値) < 表示値 (黄 LED 点灯)

HIHI HIHI 限界値(上上限値) < 表示値 (またはプラスオーバー時)

(赤 LED 点灯)

・3 段選別モード(上下限モード)の場合

判定結果 判定の式 LED 表示

LO 表示値 <LO 限界値(下限値) (またはマイナスオーバー時)

(赤 LED 点灯)

OK LO 限界値(下限値) ≦ 表示値 ≦ HI 限界値(上限値) (緑 LED 点灯)

HI HI 限界値(上限値) < 表示値 (またはプラスオーバー時)

(赤 LED 点灯)

・7 段選別モード(ランク分けモード)の場合

判定結果 判定の式 LED 表示

なし 表示値 < ランク 1 下限値(またはマイナスオーバー時) (LED 非点灯)

LOLO (ランク 1)

表示値 < ランク 2 下限値 (赤 LED 点灯)

LO (ランク 2)

表示値 < ランク 3 下限値 (黄 LED 点灯)

OK (ランク 3)

ランク 3 下限値 ≦ 表示値 ≦ ランク 3 上限値 (緑 LED 点灯)

HI (ランク 4)

ランク 3 上限値 < 表示値 (黄 LED 点灯)

HIHI (ランク 5)

ランク 4 上限値 < 表示値 (赤 LED 点灯)

なし ランク 5 上限値 < 表示値(またはプラスオーバー時) (LED 非点灯)

比較値は、重量表示、個数表示それぞれに共通です。

比較値の小数点は無視して考えます。

比較値は内部に記憶され、電源を切っても消えません。 比較の判定は「比較の関係」の表の上の段から行われます。 入力された比較値の大小の判定は行いません。上限値より下限値が大きな値となって

いてもエラーを表示したりはしません。

比較値の設定 重量表示から セット スイッチを押しながら 上下限 スイッチを押すと、比較値の設定モードに入ります。

次のスイッチ操作で各比較値を設定してください。

10 ~ 9 数値入力

1C 取消し

セット +/-を切り替える

登録 設定値を確定(登録)する

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 30

※ セット スイッチを押すごとに 上位桁に“-”が点灯、消灯を繰り返します。 点灯時がマイナス設定です。

全ての設定が完了すると“end”表示後、重量表示に戻ります。(この時パワーオンゼロは取りません。)

5 段選別モードの場合 3 段選別モード

(上下限モード)の場合 7 段選別モード (ランク分けモード)の場合

例)HW-60KC で LOLO 8.500 kg

LO 10.000 kg

HI 10.500 kg

HIHI 12.000 kg にする。

例)HV-200KC で

LO 148.85 kg

HI 152.5 kg にする。

例)HV-15KC で ランク1(LOLO) 0.500 kg~ ランク2(LO) 1.000 kg~ ランク3(OK) 1.500 kg~2.000 kg ランク4(HI) ~2.500 kg ランク5(HIHI) ~3.000 kg

にする。

重量表示

押す

LOLO 限界値 (下下限値) 設定

LO 限界値 (下限値) 設定

HI 限界値 (上限値) 設定

HIHI 限界値 (上上限値) 設定

重量表示

押す

押す

押す

押す

セット

登録

上下限

登録

登録

登録

+

重量表示

押す

LO 限界値 (下限値) 設定

HI 限界値 (上限値) 設定

重量表示

押す

押す

登録

登録

セット 上下限+

重量表示

押す

ランク 1 下限値 設定

ランク 2 下限値 設定

ランク 3 下限値 設定

押す

押す

押す

重量表示

ランク 3 上限値 設定

押す

押す

押す

ランク 4 上限値 設定

ランク 5 上限値 設定

登録

登録

登録

登録

登録

登録

セット 上下限+

※HV-C シリーズは、表示レン

ジによって 小表示の桁が

変わります。 後の表示桁

を0と入力してください。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 31

10. オートテア機能 HV/HW-C/CPシリーズには、コンパレータ機能と共に用いて、自動的に風袋引きをしながら

次々と一定(OK)範囲の重さを計り取ることのできるオートテア機能があります。 初に容器を

のせて 風袋 スイッチで風袋引きした重量ゼロの表示から開始し、材料を徐々にのせながら(取り出

しながら)比較結果 OK となるまで計量します。OK かつ重量安定が内部設定“at-t”で指定される時

間経過後自動的に風袋引きして表示ゼロに戻り、次の計量が可能になる、という繰り返し比較計量す

る機能です。 オートテア機能を使うためには、内部設定を以下のように設定してください。

Cp 1: すべてのデータを比較する(使い方によっては他の設定を選択) at 1: オートテア機能オン at-t 0 ~ 9: 自動的に風袋引きする条件(実際の重量が OK となっていないにもかかわらず、瞬

時 OK となって風袋引きするなどの誤作動や必要以上の待ち時間をなくすため、作

業内容や方法に応じて選択)

取り出しながらの比較計量“Cp-p 1”( “Cp-l 0”設定時の例) 材料の入った容器を計量台にのせ、風袋引き後重量 OK 範囲の材料を取り出しながら負の重量値に対

して比較計量する方法です。通常の比較方法でも同じ操作は可能ですが、比較結果は HIHI から始ま

り、取り出した材料の量が増えるにつれ HIHI HIOK LO LOLO と変化します。これを直感的

に分かりやすくするため、材料を取り出すにつれ LOLOLOOK HIHIHI と比較結果を表示する

(マイナス比較)ための設定です。オートテア機能の設定“at 1”と共に“Cp-p 1”と設定してく

ださい。なお、この設定では正負の値を設定可能な LOLO 限界値、LO 限界値、HI 限界値、HIHI 限界値は、その極性は無視され、下図のような比較結果となります。

注 材料の入った容器を風袋引きする際は、 風袋 スイッチを使ってください。

ゼロ スイッチで表示をゼロにできても、材料を取り出すとゼロ点よりマイナス側の重量とな

りますのでオートテア / 風袋 スイッチは働きません。

内部設定“at-f 1”(初期荷重を自動的に風袋引きする)と設定した場合 オートテア機能を使う場合、 初に材料の入った容器を計量台にのせて 風袋 スイッチで風袋引き

する必要があります。“at-f 1”と設定すると、ゼロ点確認後のせた容器の重さを自動的に風袋引き

します。計量が終わって計量台上のものをすべて取り除くとゼロ点に戻り、風袋重量は自動的にクリ

アされます。ゼロ点に戻らなかった場合は ゼロ スイッチでゼロ設定すればクリアされます。

HVW-02CBJA または HVW-03CJA が組み込まれている場合、内部設定“prt1, prt2”を 7又は 8に

設定すれば OK となった重量を自動的に出力することができます。

<重量表示>

正味 0 マイナス重量

LOLO LO OK HI HIHI

-|LOLO限界値| -|LO限界値| -|HI限界値| -|HIHI限界値|

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 32

10.1. HV/HW-CP内蔵プリンタ ・ プリンタを使うためには、予め内部設定の「印字モード( prtp )」を設定する必要があります。 ・ 日付を印字するためには、予め内部設定の「日付( Cl adj )」を設定する必要があります。

・仕様 方式 ラインサーマルドット方式 文字数 32文字/行(16文字/行 4倍角時) 紙幅 58mm 付属品 専用ロール紙 1個 別売消耗品 専用ロール紙 AX-PP147-S(5巻入りセット)

操作方法と印字例 ・ セット スイッチを押しながら プリント スイッチを押すと、紙送りします。 ・ 内部設定の印字モードを選択した場合の印字例です。

prtp 1~8 の場合の印字例

1.181 kg 590 PC

5tdp 3 の場合の印字例

2016/ 8/31 14:56:51

1.180 kg

5idp 1 の場合の印字例(Idナンバ=000123)

2016/ 8/31 14:56:51 000123

1.180 kg

5um 4、prtp 9 の場合の印字例

2016/ 8/31 14:56:51 000123 001 1.181 kg 002 1.180 kg 003 1.180 kg

←重量 ←個数

←日時 ←時刻 ←重量

←日時 ←時刻 ←Id ←重量

累計時に自動印字します。 日付・時刻・Idは1回目のみ印字します。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 33

ロール紙のセット

ステップ 1 カバーを手前に引き、開けてください。

ステップ 2 ロール紙を上向きにセットしてください。

ステップ 3 カバーを閉じてください。

ステップ 4 正常にセットされた場合は、自動的に紙送りします。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 34

11. IDナンバとGMP

ID ナンバは、GMP(Good Manufacturing Practice)及び GLP(Good Laboratory Practice)に対応

したデータ出力をする場合に、 はかりの識別ナンバとして使用します。RS-232C シリアルインター

フェースを使って、次の GMP に対応したデータを内蔵プリンタ(HV/HW-CP)やプリンタやパーソ

ナルコンピュータに出力できます。

キャリブレーション実行記録(キャリブレーションレポート) キャリブレーション状態の記録(キャリブレーションテストレポート) 一連の計量値をわかりやすく管理するための区切り(“見出し”、“終了” )

11.1. IDナンバの設定 ステップ 1 電源オフ状態で 風袋 スイッチを押しながら 1ON/OFF

スイッチで電源をオンし、内部設定モードの 1ba5fnc の表示にします。

ステップ 2 モード スイッチを数回押して、 id の表示にし

ます。 ステップ 3 登録 スイッチを押します。

以下のスイッチを使って ID ナンバを入力します。

1M+ スイッチ 点滅する桁を左へ移動します。

プリント スイッチ 点滅する桁を右へ移動します。 テンキー 点滅する桁の値を設定します。「表

示の対応表」を参照。 ステップ 4 設定後、 登録 スイッチを押します。

設定値を登録し、 end 表示後、 id を表示し

ます。 ステップ 5 1ON/OFF スイッチを押して電源をオフするか、

1ゼロ スイッチを押してください。

表示の対応表

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 - A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 - a b C d e f g H i j k l m n o p q r s t U v w x y z

“ ” : スペース

数回押す

それぞれのキーを使って設定する

登録

登録

モード

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 35

11.2. 時計設定 時計設定は、内蔵プリンタモデル(-CPモデル)のみ設定可能です。

ステップ 1 電源オフ状態で 風袋 スイッチを押しながら 1ON/OFF

スイッチで電源をオンし、内部設定モードの 1ba5fnc の表示にします。

ステップ 2 モード スイッチを数回押して、 Cl adj にします。 ステップ 3 登録 スイッチを押すと、日付確認モードに入ります。

※日付を変更せずに、時刻のみを設定したい場合は モード スイッチを押します。

-日付設定モード- ステップ 3 登録 スイッチを押すと日付設定モードに入ります。 以下のキーを使って日付を設定します。

1M+ スイッチ 点滅する桁を左へ移動します。 プリント スイッチ 点滅する桁を右へ移動します。 テンキー 点滅する桁の値を設定します。 1 ゼロ スイッチ 設定をキャンセルします。

ステップ 4 設定後、 登録 スイッチを押します。 設定値を登録し、 end 表示後、時刻確認モードへ移行します。 ※日付確認モードに戻る場合は、 モード スイッチを押し

ます。

-時刻設定モード- ステップ 5 登録 スイッチを押すと時刻設定モードに入ります。

以下のキーを使って時刻を設定します。

1M+ スイッチ 点滅する桁を左へ移動します。 プリント スイッチ 点滅する桁を右へ移動します。 テンキー 点滅する桁の値を設定します。 1 ゼロ スイッチ 設定をキャンセルします

ステップ 6 設定後、 登録 スイッチを押します。

設定値を登録し、 end 表示後、 Cl adj を表示しま

す。 ステップ 7 1ON/OFF スイッチを押して電源をオフするか、

1ゼロ スイッチを押してください。

数回押す

それぞれのキーを使って設定する

登録

登録

登録

それぞれのキーを使って設定する

登録

登録

日付確認モード

日付設定モード

時刻確認モード

時刻設定モード

モード

モード

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 36

`~~~~~~~~~~A~&~D<CRLF>

MODEL~ ~ ~ HV-15KC<CRLF>

S/N~~~~ 6A6123456<CRLF>

ID~~~~~~~~ABCDEF<CRLF>

DATE<CRLF>

<CRLF>

TIME<CRLF>

<CRLF>

CALIBRATED(EXT.)<CRLF>

CAL.WEIGHT<CRLF>

~~~~ ~+15.000~kg<CRLF>

SIGNATURE<CRLF>

<CRLF>

<CRLF>

---------------~<CRLF>

<CRLF> <CRLF>

11.3. GMPレポート GMP レポートをプリンタ AD-8121B に出力する場合、はかりの内部設定“inf1 1” または“inf2 1”

を選択し、プリンタは MODE 3 に設定してください。

GMP レポートをパーソナルコンピュータに出力する場合、はかりの内部設定“inf1 1” または“inf2 2”を選択してください。

キャリブレーションレポート

ステップ 1 “12.1.校正の手順”に従ってキャリブレーションを行

います。 ステップ 2 キャリブレーションが完了すると end

を表示します。 ステップ 3 gmp 表示後、キャリブレーションレポートを出力

します。 ステップ 4 再び Cal 表示に戻ります。分銅を取り除き

1ON/OFF スイッチを押して電源をオフするか、 CAL スイッチを押してください。

AD-8121 フォーマット “inf1 1” 汎用フォーマット “inf1 2”

: スペース ASCII 20h

CR: キャリッジリターン ASCII 0Dh

LF: ラインフィード ASCII 0Ah

メーカー名 機種名

製造番号 ID ナンバ

日付

時刻

キャリブレーション

校正分銅値

サイン記入欄

結果を出力する

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 37

キャリブレーションテストレポート

キャリブレーションテストは校正分銅をはかりで計量し、分銅値と計量結果を比較、確認するものです。

このテストは、実際にキャリブレーションを行うものではありません。

ステップ 1 計量モードで CAL スイッチを押し続け、 CC が表示されたらキーを離します。

“inf1 0”または“inf2 0”の場合は、キャリブレーション

テストは行いません。 ステップ 2 CC 0 を表示します。 ステップ 3 必要に応じて校正分銅値を変更します。

“12.1.校正の手順”の“ひょう量(スパン)の校正”に従っ

て操作してください。 ステップ 4 計量皿に何も載っていないことを確認し、

1 登録 スイッチを押します。はかりはゼロ点を計量し、

計量値を数秒間表示した後、校正分銅値の表示となります。 (計量値は計量単位 “kg” と共に表示されます。)

ステップ 5 表示と同じ値の校正分銅を計量皿に載せ、

1登録 スイッチを押します。はかりは分銅を計量し、その

結果を数秒間表示します。 (計量値は計量単位 “kg” と共に表示されます。)

ステップ 6 end を表示します。 ステップ 7 gmp 表示後キャリブレーションテストレポートを出

力します。 ステップ 8 再び CC 表示に戻ります。分銅を取り除き、

1ON/OFF スイッチを押して電源をオフするか、 1 CAL スイッチを押してください。

結果を出力する

キーを離す

計量単位表示

必要に応じて校正分銅値を変更

計量単位表示

CAL

登録

登録

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 38

~~~~~~~~~~~A~&~D<CRLF>

MODEL~~~ HV-15KC<CRLF>

S/N~~~~6A6123456<CRLF>

ID~~~~~~~~ABCDEF<CRLF>

DATE<CRLF>

<CRLF>

TIME<CRLF>

<CRLF>

CAL.TEST(EXT.)<CRLF>

ACTUAL<CRLF>

~~~~~~~~0.000~kg<CRLF>

~~~~~ +15.005~kg<CRLF>

TARGET<CRLF>

~~~~~ +15.000~kg<CRLF>

SIGNATURE<CRLF>

<CRLF>

<CRLF>

---------------~<CRLF>

<CRLF> <CRLF>

AD-8121 フォーマット “inf1 1” 汎用フォーマット “inf1 2”

: スペース ASCII 20h

CR: キャリッジリターン ASCII 0Dh

LF: ラインフィード ASCII 0Ah

“見出し”と“終了”の出力

一連の計量値をGMP レポートとして記録する場合、 初に “見出し” を後に “終了” を付け加えることができます。

見出し

ステップ 1 計量モードで プリント スイッチを押し続け、 5tart が表示されたらキーを離します。 “見出し” を出力します。 その後、計量モードに戻ります。

ステップ 2 プリント スイッチを押すか、オートプリントモード

で、計量値を出力します。

メーカー名 機種名

製造番号 ID ナンバ

日付

時刻

キャリブレーション テスト

校正分銅値 サイン記入欄

ゼロ点の結果

校正分銅 測定値

ゼロ点

押し続ける

“見出し”を出力する

計量値を出力する

プリント

プリント

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 39

~~~~~~~~~~~A~&~D<CRLF>

MODEL~~~ HV-15KC<CRLF>

S/N~~~~6A6123456<CRLF>

ID~~~~~~~~ABCDEF<CRLF>

DATE<CRLF>

<CRLF>

START<CRLF>

TIME<CRLF>

<CRLF>

<CRLF>

ST,+0001.234~kg<CRLF>

ST,+0002.345~kg<CRLF>

ST,+0003.456~kg<CRLF>

ST,+0004.567~kg<CRLF>

END<CRLF>

TIME<CRLF>

<CRLF>

SIGNATURE<CRLF>

<CRLF>

<CRLF>

---------------~<CRLF>

<CRLF> <CRLF>

終了

ステップ 3 プリント スイッチを押し続け、 recend が表示さ

れたらスイッチを離します。 “終了” を出力します。

ステップ 4 その後、計量モードに戻ります。

AD-8121 フォーマット “inf1 1” 汎用フォーマット “inf1 2”

: スペース ASCII 20h

CR: キャリッジリターン ASCII 0Dh

LF: ラインフィード ASCII 0Ah

メーカー名 機種名

ID ナンバ 日付

開始時刻

サイン記入欄

計量値

終了時刻

終了

製造番号

見出し

押し続ける

“終了”を出力する

プリント

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 40

12. キャリブレーション ・ はかりは、計量物の「重量」を計り、「質量」に換算して表示します。 キャリブレーションは、はかりが正しい「質量」を表示できるよう校正する(調整する)機能です。 ・ キャリブレーションは次の3項目で構成されています。

重力加速度の補正 .............. 「校正(調整)したはかり」を遠く離れたところに設置するとき、

重力加速度を補正(再入力)するだけで正しく計量できるよう

にする機能です。「重力加速度マップ」参照。

「はかりのゼロ点」の校正 ... 皿に何も載っていないときゼロ点マークが表示するよう校正す

る(調整する)機能です。 解説 「はかりのゼロ点」とは、はかり内部の計量基準点です。この

値が正しくないと計量全般に影響があります。

ひょう量(スパン)の校正 ..... 正しく計量できるよう分銅を使ってはかりを校正する(調整す

る)機能です。 分銅の値は正しく計量できるよう、ひょう量の2/3以上の分

銅を使用することをお奨めします。 注意 ・ はかりは、定期的に正しく計量できることを確認し、必要に応じて校正してください。 ・ 使用環境(設置場所、気温など)が変わった場合、正しく計量できることを確認し、必

要に応じて校正してください。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 41

12.1. 校正の手順

重力加速度の補正 ステップ 1 表示をオンにします。表示部背面のフタを開け、CAL

スイッチを押すと Cal を表示します。 ステップ 2 1モード スイッチを押すと重力加速度を表示します。

1登録 スイッチを押すと数値が点滅して入力状態にな

ります。 ステップ 3 テンキーで設置する場所の「重力加速度」を指定します。

ステップ 4 1登録 スイッチを押して「重力加速度」を登録します。

end 表示後、重力加速度表示に戻ります。

ステップ 5 CAL スイッチを押します。

重力加速度の補正はここで終了です。

計量準備 ステップ 6 はかりを正しく校正するために使用環境をチェックしてください。 ・ 室内の気温が一定であること。 ・ 堅牢な床面に設置されていること。 ・ 振動や風が無いこと。 ・ 直接日射を浴びていないこと。冷暖房機器がそばにないこと。 ・ 電源が安定していること。 ・ 強力な電磁界が近くに無いこと。 ・ 「 2.1. 設置の注意」も参照してください。 ステップ 7 約30分ほど表示をオンにした状態にして置いてください。

電源がOFFします。

CALスイッチ

登録

CALスイッチ

テンキーで入力

モード

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 42

「はかりのゼロ点」の校正 ステップ 8 約30分ほど表示をオンにした後、CAL スイッチ

を押し、 Cal の表示にします。

1登録 スイッチを押し、 Cal 0 を表示させま

す。

ステップ 9 皿に何も載っていないことを確かめ、安定マークが

表示したとき、1登録 スイッチを押してください。

はかりのゼロ点を記憶します。 ステップ 10 「はかりのゼロ点」の校正はここで終了です。ここ

で終了するには、ステップ14に進んでください。

ひょう量(スパン)の校正 ステップ 11 皿に載せる校正の分銅値を表示します。(表示する

値は製品により異なります。)

分銅値はテンキーで入力できます。

ステップ 12 表示している値の分銅を皿に載せ、安定マークが表

示したとき、1登録 スイッチを押してください。計

量値を記憶します。

ステップ 13 終了すると end を表示後、 Cal を表示し

ます。 皿に載っている物を取り除いてください。 ステップ 14 CAL スイッチを押してください。 校正はここで終了です。

安定マーク

計量値

CALスイッチ

安定

皿のみ

安定

安定

CALスイッチ

分銅の値

15kg

安定マーク

※機種によっては、皿(計量皿) の形状が多少異なります。

登録

登録

登録

電源がOFFします。

テンキーで入力

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 43

13. 内部設定

内部設定は、はかりの動作方法を指定する項目を更新・閲覧する機能です。 各項目には、一つの設定値を記憶しています。 設定値は、電源を切っても記憶していて、更新されるまで有効です。

13.1. 設定方法

ステップ 1 表示をオフします。

1風袋 スイッチを押しながら ON/OFF スイッチを押すとソ

フトウェアバージョン p-XXX が表示されます。

1モード スイッチを押すと内部設定に入り、分類項目 ba5fnc

が表示させます。

ステップ 2 希望する分類項目を 1モード スイッチで選び、登録 スイッチ

を押します。

ステップ 3 分類項目の 初の設定項目が表示されます。希望する設定項目を

1モード スイッチで選び、テンキーで入力します。

ステップ 4 1登録 スイッチで記憶し、 end 表示後、分類項目に戻り

ます。

ステップ 5 1ゼロ スイッチを押すと通常の計量表示に戻ります。

設定項目 設定値

表示オフ

押しながら

ON/OFF 押す

計量値

登録

風袋

登録

テンキーで入力

分類項目

設定項目

ゼロ

モード

モード

モード

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 44

13.2. 設定一覧 分類 項目

設定項目 設定値 内容・用途

0 すべてのキーが有効

1 ON/OFF、ゼロ、風袋、ホールド、累計、プリントキーが有効 キーロック lock 2 ON/OFF、ゼロ、風袋キーが有効

0 なし

1 5 分後

2 10 分後

3 15 分後

4 30 分後

オートパワーオフ poff 5 60 分後

0 なし オートパワーオン p-on 1 あり ※AC アダプタを差し込むと自動で電源が入ります。

0 なし ゼロトラック trc 1 あり

0 ±0.5d

1 ±1d 安定検出幅 5t-b 2 ±2d

0 0.5 秒

1 1.0 秒 安定検出時間 5t-t 2 1.5 秒

0 早い

1

2

3

計量安定度 cond 4 遅い

0 常時消灯

1 常時点灯

2 安定後 5 秒で消灯

3 安定後 10 秒で消灯

4 安定後 15 秒で消灯

バックライト制御 lit 5 安定後 30 秒で消灯

0 暗い

1

2

3

バックライト明るさ l-i

4 明るい

0 ドット 小数点 pnt 1 カンマ

0 なし

ba5f

nc

オートテア at 1 あり

は、出荷時設定。 「ゼロ付近」とは、ゼロ点からkg単位で±5目(計量できる 小質量の5倍)以内の範囲です。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 45

分類 項目

設定項目 設定値 内容・用途

0 0s

1 0.5s

2 1.0s

3 1.5s

4 2.0s

5 2.5s

6 3.0s

7 4.0s

8 5.0s

オートテアまでの

時間 at-t

9 10s

0 なし 初期荷重を風袋引き at-f 1 あり

0 無し

1 ゼロ付近を超えた+の時に M+スイッチで累計

2 ゼロ付近を超えた+/-の時に M+スイッチで累計

3 ゼロ付近を超えた+の時に自動で累計

累計モード 5um 4 ゼロ付近を超えた+/-の時に自動で累計

0 しない

1 HOLD スイッチでホールドまたはホールド解除します。 ホールド条件 Hold 2 安定検出で自動ホールドします。

0 鳴らさない ブザー buzz

LED を光ら

す方式

※設定時に点灯登録した LED が点灯した時、ブザーが

鳴ります。設定はテンキーで行い、1:LOLO 2:LO

3:OK 4:HI 5:HIHI の LED が点灯します。

0 無し

1 ON/OFF

2 ZERO

3 TARE

4 MODE

5 PRINT

6 M+

外部接点入力 1 Con1

7 HOLD

0 無し

1 ZERO

2 TARE

3 MODE

4 PRINT

5 M+

Bba5

fnc

外部接点入力 2 Con2

6 HOLD

0 5 段選別

1 3 段選別(上下限)

Cp f

nc

コンパレータの 比較判断値 Cp-l 2 7 段選別(ランク分け)

は、出荷時設定。 「ゼロ付近」とは、ゼロ点からkg単位で±5目(計量できる 小質量の5倍)以内の範囲です。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 46

分類 項目

設定項目 設定値 内容・用途

0 なし 1 すべてを比較 2 すべての安定データを比較 3 -4d~+4d を除く全てのデータを比較 4 -4d~+4d を除く安定データを比較 5 +5d 以上の全てのデータを比較

コンパレータの 判断条件 Cp 6 +5d 以上の安定データを比較

0 暗い 1 2 3

コンパレータの 明るさ Cp-i 4 明るい

0 なし コンパレータ反転 Cp-p 1 あり

0 LED 全点灯あり(コンパレータリレー出力も ON します。)

Cp f

nc

コンパレータLED の 電源ON 時の全点灯 Cp-d 1 LED 全点灯なし(コンパレータリレー出力は OFF です。)

0 2400

1 4800 ボーレート 1 bp51 (OP-ch1) 2 9600

0 7bit/even

1 7bit/odd ビット長、パリティ1 btp1 (OP-ch1) 2 8bit/non

0 フォーマット 1

1 フォーマット 1 戻り値あり

通信フォーマット 15if1 (OP-ch1) 2 UFC

0 2400

1 4800 ボーレート 2 bp52 (OP-ch2) 2 9600

0 7bit/even

1 7bit/odd

ビット長、パリティ2 btp2 (OP-ch2) 2 8bit/non

0 フォーマット 1

1 フォーマット 1 戻り値あり 通信フォーマット2 5if2 (OP-ch2) 2 UFC

0 フォーマット 1

5if

内蔵プリンタ通信

フォーマット 5ifp 1 UFC

0 ストリームモード/コマンド

1

コマンド (OP-ch1, OP-ch2 からの

「Q」コマンドで出力)

2 コマンド(OP-ch1からの「Q」コマンドで出力)

3 コマンド(OP-ch2からの「Q」コマンドで出力)

※出力コマンドに対して出力する。 (出力コマンド:Q,A,N,?H3,?H2,?H1,

?L1,?L2,?L3)

4 プリントキーによる出力/コマンド

5 オートプリント+5d 以上で安定でデータ出力/コマンド

6 オートプリント±5d 以上で安定でデータ出力/コマンド

7 コンパレータOK時に、オートプリント+5d以上で安定でデータ出力/コマンド

8 コンパレータOK時に、オートプリント±5d以上で安定でデータ出力/コマンド

dout

出力モード 1 prt1 (OP-ch1)

9 累計動作した時累計値を印字/コマンド

は、出荷時設定。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 47

分類 項目

設定項目 設定値 内容・用途

0 日付・時刻を印字しない

1 時刻印字(ESC T) ※2

2 日付印字(ESC D) ※2

3 日付・時刻を印字(ESC D,ESC T) ※2

4 時刻印字(RTC) ※1

5 日付印字(RTC) ※1

時刻・日付付加 5td1 (OP-ch1)

6 日付・時刻を印字(RTC) ※1

0 ID を印字しない ID ナンバ付加 5id1 (OP-ch1) 1 ID を印字

0 出力無し

1 出力あり(ESC D,ESC T 出力) ※2 AD-8121 フォーマット

2 出力あり(DATE,TIME 出力) 汎用フォーマット

GMP 出力 inf1 (OP-ch1)

3 出力あり(RTC 出力) ※1

0 ストリームモード/コマンド

1 コマンド(OP-ch1, OP-ch2 から

の「Q」コマンドで出力)

2 コマンド(OP-ch1 からの「Q」 コマンドで出力)

3

コマンド(OP-ch2 からの「Q」 コマンドで出力)

※出力コマンドに対して出力する。 (出力コマンド:Q,A,N,?H3,?H2,?H1,

?L1,?L2,?L3)

4 プリントキーによる出力/コマンド

5 オートプリント+5d 以上で安定でデータ出力/コマンド

6 オートプリント±5d 以上で安定でデータ出力/コマンド

7

コンパレータ OK 時に、オートプリント+5d 以上で安定でデータ出力

/コマンド

8

コンパレータ OK 時に、オートプリント±5d 以上で安定でデータ出力

/コマンド

出力モード 2 prt2 (OP-ch2)

9 累計動作した時累計値を印字/コマンド

0 日付・時刻を印字しない

1 時刻印字(ESC T) ※2

2 日付印字(ESC D) ※2

3 日付・時刻を印字(ESC D,ESC T) ※2

4 時刻印字(RTC) ※1

5 日付印字(RTC) ※1

時刻・日付付加 5td2 (OP-ch2)

6 日付・時刻を印字(RTC) ※1

0 ID を印字しない ID ナンバ付加 2 5id2 (OP-ch2) 1 ID を印字

0 出力無し

1 出力あり(ESC D,ESC T 出力) ※2 AD-8121 フォーマット

2 出力あり(DATE,TIME 出力) 汎用フォーマット

dout

GMP 出力 2 inf2 (OP-ch2)

3 出力あり(RTC 出力) ※1 は、出荷時設定。 ※1 RTC:内蔵時計 ※2 ESC T, ESC D AD-8121Bのカレンダ機能の日付・時刻を使用する。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 48

分類 項目

設定項目 設定値 内容・用途

0 印字しない

1

コマンド(OP-ch1, OP-ch2 からの

「Q」コマンドで出力)

2

コマンド(OP-ch1 からの「Q」コマ

ンドで出力)

3

コマンド(OP-ch2 からの「Q」コマ

ンドで出力)

※出力コマンドに対して出力する。 (出力コマンド:Q,A,N,?H3,?H2,?H1, ?L1,?L2,?L3)

4 プリントキーによる出力

5 オートプリント+5d 以上で安定でデータ出力

6 オートプリント±5d 以上で安定でデータ出力

7 コンパレータ OK 時に、オートプリント+5d 以上で安定でデータ出力

8 コンパレータ OK 時に、オートプリント±5d 以上で安定でデータ出力

内蔵プリンタ出力

モード prtp

9 累計動作した時累計値を印字

0 日付・時刻を印字しない

1 時刻印字(RTC)

2 日付印字(RTC)

時刻・日付付加 5tdp

3 日付・時刻を印字(RTC)

0 ID を印字しない ID ナンバ付加 5idp 1 ID を印字

0 出力無し GMP 出力 infp 1 出力あり(RTC 出力)

0 標準 4 倍角 d5cp 1 4 倍角

0 感熱紙 内蔵プリンタラベ

ルモード labl 1 ラベル

0 0 行

1 1 行

2 2 行

~ ~

dout

プリンタの改行 prlf

9 9 行 は、出荷時設定。

※ RTC、RTC出力(時計機能)については、内臓プリンタモデル(-CPモデル)のみ設定可能です。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 49

14. オプション 通信オプション用のOP-ch1、OP-ch2とコンパレータリレー出力専用のOP-ch3が有ります。 組み合わせは自由です。HVW-02BCJA×2、HVW-02BCJA+HVW-03CJA、HVW-03CJA×2などが可

能です。 OP-ch3にはHVW-04CJAのみ取り付け可能です。

取り付け例 OP-ch1: HVW-03CJA OP-ch2: HVW-02BCJA OP-ch3: HVW-04CJA

14.1. オプションの取り付け 両サイドの M3ネジ(2本)を取り、パネルを取り外します。 内部に留置されているケーブルをオプションに差し込みます。 M3ネジ(2本)でしっかりと固定します。

14.2. HVW-02BCJA USBインタフェース USBによる双方向通信が可能です。 コネクタは、タイプBです。パソコン接続には 市販の “タイプAオス-タイプBオス” のケーブル

がご使用いただけます。 通信フォーマットは “14.5. 通信フォーマット”を参照してください。

はかり本体とPCをUSBインタフェースで通信させるには、専用ドライバのインストールが必要です。

ドライバはエー・アンド・デイのホームページからダウンロード出来ます。

HVW-02BCJAはパソコンのみ接続可能です。USB端子から電源を外部に取り出したり、他の機器を

接続しないでください。故障の原因になります。

OP-ch3

OP-ch1OP-ch2

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 50

14.3. HVW-03CJA RS-232Cインタフェース RS-232Cによる双方向通信が可能です。DCE(Data Communication Equipment)コネクタは、タイ

プDSUB-9Pです。 外部機器との接続には、別途通信ケーブルが必要です。

AX-KO2466-200(2m) / -500(5m) / -1000(10m)

通信フォーマットは“14.5通信フォーマット”を参照してください。

ピン配置

ピンNo. 信号名 方向 意 味 1 - - N.C. 2 TXD → 送信データ 3 RXD ← 受信データ 4 - - N.C. 5 GND - シグナルグラウンド 6 DSR → データセットレディ 7 RTS ← 送信要求 8 CTS → 送信許可 9 - - はかりの内部で使用

TXD、RXD以外ははDTE側の名称です。

インチネジ#4-40UNC

1 2 3 4 5

6 7 8 9

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 51

14.4. HVW-04CJA コンパレータリレー出力/ブザー/接点入力 リレー出力 大定格は以下のようになります。

大電圧 50V DC 大電流 100mA DC 大オン抵抗 8Ω

外部接点入力プラグの端子名と配線例

1 リレー出力 HIHI

2 リレー出力 HI

3 リレー出力 OK

4 リレー出力 LO

5 リレー出力 LOLO

6 リレー出力 コモン COM

ソリッドステートリレー HV/HW-C/CP内部

HIHI

HI

OK

LO

LOLO

外部接点入力プラグ ※ 3.5mmステレオミニ

プラグ同等品可

Con2端子

Con1端子

GND端子

Con1線

Con2線

GND 線

付属端子台

メーカ:PHOENIX

型番:MSTB 2.5/ 6-STF-5.08

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 52

14.5. 通信フォーマット

データフォーマット

S T , + 0 0 0 0 0 . 0 0 _ k g CR LF

ヘッダ データ 単位 ターミネータ

計量値に対するヘッダには以下の 4 種類があります:

ST: 計量モードでデータが安定している

QT: 個数モードでデータが安定している

US: データが安定していない(全モード)

OL: データがオーバしている(計量範囲を超えている)

データは符号、小数点を含め常に 9 桁です。

単位には、以下の 2 種類があります:

_ kg: 計量モード“kg” _ PC: 個数モード“pcs”

ターミネータは常に CRLF が出力されます。

出力データの例

計量データ“kg”(+) S T , + 0 0 1 2 . 3 4 5 _ k g CR LF

個数データ“pcs”(+) Q T , + 0 0 0 1 2 3 4 5 _ P C CR LF

重量オーバー“kg”(+) O L , + 9 9 9 9 . 9 9 9 _ k g CR LF

HV-C タイプ S T , + 0 0 1 2 . 3 4 _ _ k g CR LF 小表示の桁数が変わる場合

データ出力モード

コマンドモード

外部に接続されたパーソナルコンピュータなどから送信されるコマンドによって、はかりは制御さ

れます。詳細は“14.5.1. コマンドモード”を参照してください。

ストリームモード

内部設定を“prt1 0”にします。

データは連続して出力されます。データ書き換えは、1 秒間に約 10 回で、表示の書き換え間隔と

同じです。

設定モード時は出力はしません。

プリントスイッチによる出力

内部設定を“prt1 4”にします。

計量値が安定しているとき(安定マーク点灯)、 プリント スイッチを押すとデータが出力され

ます。この時、表示を 1 回点滅させ出力したことを知らせます。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 53

オートプリント +のデータ出力

内部設定を“prt1 5”にします。

計量値が安定し(安定マーク点灯)、その値が+5d 以上のときデータを出力します。

次の出力は、計量値が+4d 以下に戻ってからになります。

(※ d=重量 小表示)

オートプリント +/-のデータ

内部設定を“prt1 6”にします。

計量値が安定し(安定マーク点灯)、その値が+5d 以上か、-5d 以下のときデータを出力します。

次の出力は、計量値が-4d ~+4d の範囲に戻ってからになります。

(※ d=重量 小表示 )

オートプリント +データかつコンパレーター比較結果 OK

内部設定を“prt1 7”にします。

計量値が安定し(安定マーク点灯)、その値が+5d(d=重量 小表示)以上で比較結果 OK のとき

データを出力します。

次の出力は、計量値が+4d 以下に戻ってからになります。

(※ d=重量 小表示)

オートプリント +/-データかつコンパレーター比較結果 OK

内部設定を“prt1 8”にします。

計量値が安定し(安定マーク点灯)、その値が+5d 以上か、-5d 以下で比較結果 OK のときデータ

を出力します。

次の出力は、計量値が-4d~+4d の範囲に戻ってからになります。

(※ d=重量 小表示)

ボーレート

HVW-03CJA使用時は接続する機器に応じてボーレートを選択してください。

2400 bps (“bp51 0”) AD-8121B と接続するときは 2400 bps です。

4800 bps (“bp51 1”)

9600 bps (“bp51 2”)

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 54

14.5.1. コマンドモード

コマンドモードでは、コンピュータなどの外部機器からのコマンドによってはかりを制御できます。

コマンド一覧

コマンド 機 能 備 考

Notes

Q データ要求、データを直ちに出力

Z 計量値安定なとき、ゼロを設定する ゼロ スイッチと同じ動作

T 計量値安定なとき、風袋引きする 風袋 スイッチと同じ動作

U 計量単位の切り替え モード スイッチと同じ動作

CT 風袋クリア

PT プリセット風袋設定 PT,+000000<CR><LF>

A 累計値出力

N 累計回数出力

CA 累計クリア

ID IDナンバ設定 ID: xxxxxx<CR><LF>

?ID IDナンバ要求

?PT プリセット風袋値出力

?H3

5 段選別モード時 …不使用 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …使用中のランク 5 上限値を出力する

?H2

5 段選別モード時 …使用中の HIHI 限界値(上上限値)を出力する 3 段選別モード時 …使用中の HI 限界値(上限値)を出力する 7 段選別モード時 …使用中のランク 4 上限値を出力する

?H1

5 段選別モード時 …使用中の HI 限界値(上限値)を出力する 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …使用中のランク 3 上限値を出力する

?L1

5 段選別モード時 …使用中の LO 限界値(下限値)を出力する 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …使用中のランク 3 下限値を出力する

?L2

5 段選別モード時 …使用中の LO LO 限界値(下下限値)を出力する 3 段選別モード時 …使用中の LO 限界値(下限値)を出力する 7 段選別モード時 …使用中のランク 2 下限値を出力する

設定値の出力 ※コンパレータ比較モードの内部設定

5 段選別モード:“Cp-l 0” 3 段選別モード:“Cp-l 1” 7 段選別モード:“Cp-l 2”

設定値の出力 ※コンパレータ比較モードの内部設定

5 段選別モード:“Cp-l 0” 3 段選別モード:“Cp-l 1” 7 段選別モード:“Cp-l 2”

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 55

?L3

5 段選別モード時 …不使用 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …使用中のランク 1 下限値を出力する

H3

5 段選別モード時 …不使用 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …ランク 5 上限値を設定する

H2

5 段選別モード時 …HIHI 限界値(上上限値)を設定する 3 段選別モード時 …HI 限界値(上限値)を設定する 7 段選別モード時 …ランク 4 上限値を設定する

H1

5 段選別モード時 …HI 限界値(上限値)を設定する 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …ランク 3 上限値を設定する

L1

5 段選別モード時 …LO 限界値(下限値)を設定する 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …ランク 3 下限値を設定する

L2

5 段選別モード時 …LO LO 限界値(下下限値)を設定する 3 段選別モード時 …LO 限界値(下限値)を設定する 7 段選別モード時 …ランク 2 下限値を設定する

L3

5 段選別モード時 …不使用 3 段選別モード時 …不使用 7 段選別モード時 …ランク 1 下限値を設定する

“+/-”と小数点含まない6桁の数字を

設定 “+/-”と小数点含まない6桁の数字を

設定

コマンドの例(“_” は“スペース” (20H) を表します)

下記は、内部設定“5if1 1”(コマンドに返信あり)に対する例です。

重量データを要求

コマンド Q CR LF

応答 S T , + 0 0 1 2 . 3 4 5 _ k g CR LF 安定な正のデータ

U S , + 0 0 0 7 . 8 9 0 _ k g CR LF 非安定時の正のデータ

O L , + 9 9 9 9 . 9 9 9 _ k g CR LF “e”表示のとき

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 56

ゼロ点を設定する(“5if1 0”の場合応答はなし)

コマンド Z CR LF

応答 Z CR LF ゼロ動作可能な場合

風袋引きする(“5if1 0”の場合応答はなし)

コマンド T CR LF

応答 T CR LF 風袋引き動作可能な場合

計量単位を切り替える(“5if1 0”の場合応答はなし)

コマンド U CR LF

応答 U CR LF

5 段選別モード時…不使用

3 段選別モード時…不使用

7 段選別モード時…使用中のランク 5 上限値を出力する

コマンド ? H 3 CR LF

応答 H 3 , + 0 0 0 5 0 0 CR LF

5 段選別モード時…使用中の HIHI 限界値(上上限値)を出力する

3 段選別モード時…使用中の HI 限界値(上限値)を出力する

7 段選別モード時…使用中のランク 4 上限値を出力する

コマンド ? H 2 CR LF

応答 H 2 , + 0 0 0 4 0 0 CR LF

5 段選別モード時…使用中の HI 限界値(上限値)を出力する

3 段選別モード時…不使用

7 段選別モード時…使用中のランク 3 上限値を出力する

コマンド ? H 1 CR LF

応答 H 1 , + 0 0 0 3 0 0 CR LF

5 段選別モード時…使用中の LO 限界値(下限値)を出力する

3 段選別モード時…不使用

7 段選別モード時…使用中のランク 3 下限値を出力する

コマンド ? L 1 CR LF

応答 L 1 , + 0 0 0 2 0 0 CR LF

5 段選別モード時…使用中の LOLO 限界値(下下限値)を出力する

3 段選別モード時…使用中の LO 限界値(下限値)を出力する

7 段選別モード時…使用中のランク 2 下限値を出力する

コマンド ? L 2 CR LF

応答 L 2 , + 0 0 0 1 0 0 CR LF

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 57

5 段選別モード時…不使用

3 段選別モード時…不使用

7 段選別モード時…使用中のランク 1 下限値を出力する

コマンド ? L 3 CR LF

応答 L 3 , + 0 0 0 0 0 0 CR LF

5 段選別モード時…不使用

3 段選別モード時…不使用 7 段選別モード時…使用中のランク 5 上限値を設定する

(“5if1 0”の場合応答はなし)

“+/-”と小数点含まない 6 桁の数字を送信

コマンド H 3 , + 0 0 0 5 0 0 CR LF

応答 H 3 , + 0 0 0 5 0 0 CR LF

5 段選別モード時…HIHI 限界値(上上限値)を設定する

3 段選別モード時…HI 限界値(上限値)を設定する 7 段選別モード時…ランク 4 上限値を設定する

(“5if1 0”の場合応答はなし)

“+/-”と小数点含まない 6 桁の数字を送信

コマンド H 2 , + 0 0 0 4 0 0 CR LF

応答 H 2 , + 0 0 0 4 0 0 CR LF

5 段選別モード時…HI 限界値(上限値)を設定する

3 段選別モード時…不使用 7 段選別モード時…ランク 3 上限値を設定する

(“5if1 0”の場合応答はなし)

“+/-”と小数点含まない 6 桁の数字を送信

コマンド H 1 , + 0 0 0 3 0 0 CR LF

応答 H 1 , + 0 0 0 3 0 0 CR LF

5 段選別モード時…LO 限界値(下限値)を設定する

3 段選別モード時…不使用 7 段選別モード時…ランク 3 下限値を設定する

(“5if1 0”の場合応答はなし)

“+/-”と小数点含まない 6 桁の数字を送信

コマンド L 1 , + 0 0 0 2 0 0 CR LF

応答 L 1 , + 0 0 0 2 0 0 CR LF

5 段選別モード時…LOLO 限界値(下下限値)を設定する

3 段選別モード時…LO 限界値(下限値)を設定する

7 段選別モード時…ランク 2 下限値を設定する

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 58

(“5if1 0”の場合応答はなし)

“+/-”と小数点含まない 6 桁の数字を送信

コマンド L 2 , + 0 0 0 1 0 0 CR LF

応答 L 2 , + 0 0 0 1 0 0 CR LF

5 段選別モード時…不使用

3 段選別モード時…不使用

7 段選別モード時…ランク 1 下限値を設定する

(“5if1 0”の場合応答はなし)

“+/-”と小数点含まない 6 桁の数字を送信

コマンド L 3 , + 0 0 0 0 0 0 CR LF

応答 L 3 , + 0 0 0 0 0 0 CR LF

内部設定“5if1 1”の場合の応答

内部設定が“5if1 1”(コマンドに返信あり)の場合、前項“コマンドの例”以外に、

以下の応答があります。

はかりの重量表示が不安定であるなどの原因で、コマンドを実行できない場合、“I”(アイ)

が返信されます。

コマンド Z CR LF

応答 I CR LF ゼロ動作処理不可能

受信したコマンドが HV/HW-C/CP シリーズにはないなど、取り扱えない場合、“?”が返信され

ます。

コマンド B CR LF

応答 ? CR LF 定義されていないコマンドを受信した

内部設定“5if1 0”の場合、応答はありません。無効な受信コマンドは無視されます。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 59

15. 仕様

HV-C/CPシリーズ(ひょう量15kg~220kg)

機種名 HV-15KC HV-15KCP

HV-60KC HV-60KCP

HV-200KC HV-200KCP

ひょう量 [kg] 3 6 15 15 30 60 60 150 220 A

小表示 [kg] 0.001 0.002 0.005 0.005 0.01 0.02 0.02 0.05 0.1 A

サンプル数 5 個(10 個、20 個、50 個、100 個 切替可能) A

大計数値 150,000 個 120,000 個 110,000 個 A

表示 バックライト付 7 セグメント液晶表示 文字高 25mm 3 色 5 段コンパレータ LED 表示書換周期:10 回/秒

再現性 [g] ±1 ±2 ±5 ±5 ±10 ±20 ±20 ±50 ±100 A

直線性 [g] ±1 ±2 ±5 ±5 ±10 ±20 ±20 ±50 ±100 A

スパンドリフト 20ppm/ typ. (5 ~ 35) A

HV-C AC アダプタ(AX-TB266 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 20VA)または乾電池(単1x4本) A電源

HV-CP AC アダプタ(AX-TB269 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 100VA) A

電池寿命(HV-C) 約 1200 時間 (アルカリ乾電池使用時) バックライトオフ時 A

使用環境 -10 ~ 40 85%R.H. 以下 (結露しないこと) A

計量皿寸法 [mm] 250 x 250 330 x 424 390 x 530 A

外形寸法 [mm] 幅 x 奥行 x 高さ

275 x 474 x 368 330 x 621 x 771 390 x 712 x 773 A

HV-C 6 11 17 A質量 [kg] HV-CP 7 12 18 A

HW-C/CPシリーズ(ひょう量10kg~220kg)

機種名 HW-10KC HW-10KCP

HW-60KC HW-60KCP

HW-100KC HW-100KCP

HW-200KC HW-200KCP

ひょう量 [kg] 10 60 100 220 A

小表示 [kg] 0.001 0.005 0.01 0.02 A

サンプル数 5 個(10 個、20 個、50 個、100 個 切替可能) A

大計数値 100,000 個 120,000 個 100,000 個 110,000 個 A

表示 バックライト付 7 セグメント液晶表示 文字高 25mm 3 色 5 段コンパレータ LED 表示書換周期:10 回/秒

再現性 [g] ±2 ±10 ±20 ±40 A

直線性 [g] ±2 ±10 ±20 ±40 A

スパンドリフト 20ppm/ typ. (5 ~ 35) A

HW-C AC アダプタ(AX-TB266 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 20VA)または乾電池(単1x4本) A電源

HW-CP AC アダプタ(AX-TB269 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 100VA) A

電池寿命(HW-C) 約 1200 時間 (アルカリ乾電池使用時) バックライトオフ時 A

使用環境 -10 ~ 40 85%R.H. 以下 (結露しないこと) A

計量皿寸法 [mm] 250 x 250 330 x 424 390 x 530 390 x 530 A

外形寸法 [mm] 幅 x 奥行 x 高さ

275 x 474 x 368 330 x 621 x 771 390 x 712 x 773 390 x 712 x 773 A

HW-C 6 11 17 17 A質量 [kg] HW-CP 7 12 18 18 A

※HV/HW-C/CPシリーズは全てkg(キログラム)表示です。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 60

HV-C/CPシリーズ(ひょう量300kg~600kg)

機種名 HV-300KC HV-300KCP

HV-600KC HV-600KCP

ひょう量 [kg] 150 300 300 600 A

小表示 [kg] 0.05 0.1 0.1 0.2 A

サンプル数 5 個(10 個、20 個、50 個、100 個 切替可能) A

大計数値 60,000 個 60,000 個 A

表示 バックライト付 7 セグメント液晶表示 文字高 25mm 3 色 5 段コンパレータ LED 表示書換周期:10 回/秒

再現性 [g] ±50 ±100 ±100 ±200 A

直線性 [g] ±50 ±100 ±100 ±200 A

スパンドリフト 20ppm/ typ. (5 ~ 35) A

HV-C AC アダプタ(AX-TB266 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 20VA)または乾電池(単1x4本) A電源

HV-CP AC アダプタ(AX-TB269 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 100VA) A

電池寿命寿命(HV-C) 約 600 時間 (アルカリ乾電池使用時) バックライトオフ時 A

使用環境 -10 ~ 40 85%R.H. 以下 (結露しないこと) A

計量皿寸法 [mm] 600 x 700 A

外形寸法 [mm] 幅 x 奥行 x 高さ

615 x 935 x 938 A

HV-C 45 A質量 [kg] HV-CP 46 A

HW-C/CPシリーズ(ひょう量300kg~600kg)

機種名 HW-300KC HW-300KCP

HW-600KC HW-600KCP

ひょう量 [kg] 300 600 A

小表示 [kg] 0.05 0.1 A

サンプル数 5 個(10 個、20 個、50 個、100 個 切替可能) A

大計数値 60,000 個 60,000 個 A

表示 バックライト付 7 セグメント液晶表示 文字高 25mm 3 色 5 段コンパレータ LED 表示書換周期:10 回/秒

再現性 [g] ±100 ±200 A

直線性 [g] ±100 ±200 A

スパンドリフト 20ppm/ typ. (5 ~ 35) A

HW-C AC アダプタ(AX-TB266 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 20VA)または乾電池(単1x4本) A電源

HW-CP AC アダプタ(AX-TB269 AC100V +10% ~ -15% 50Hz/ 60Hz 100VA) A

電池寿命寿命(HW-C) 約 600 時間 (アルカリ乾電池使用時) バックライトオフ時 A

使用環境 -10 ~ 40 85%R.H. 以下 (結露しないこと) A

計量皿寸法 [mm] 600 x 700 A

外形寸法 [mm] 幅 x 奥行 x 高さ

615 x 935 x 938 A

HW-C 45 A質量 [kg] HW-CP 46 A

※HV/HW-C/CPシリーズは全てkg(キログラム)表示です。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 61

外形寸法

適用機種 HV-15KC HV-15KCP

HW-10KC HW-10KCP

適用機種

HV-60KC HV-60KCP

HW-60KC HW-60KCP

240

330

O 42.7

45 334

(750

)

424

255

105

115 55

187

640

O 42.7 250

250

255

60

104

114

180 18035 201

(366

)

494

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 62

適用機種

HV-200KC HV-200KCP

HW-100KC HW-100KCP

HW-200KC HW-200KCP

適用機種

HV-300KC HV-300KCP

HV-600KC HV-600KCP

HW-300KC HW-300KCP HW-600KC HW-600KCP

O 42.7

390

300 45 440 187

750

129

139 70

530

255

746

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 63

16. 保守管理

・ 「 2. 注意」を考慮してください。 ・ エラー表示は、「 5.1. 表示・シンボルの解説」にあります。 ・ はかりの校正について「 12. キャリブレーション」を参照してください。 ・ はかりは、定期的に正しく計量できることを確認し、必要に応じて校正してください。

16.1. 修理

サービスマン以外修理しないでください。保証の対象外になるばかりか感電や機器の損傷の原因とな

ります。修理に関しては、お買いあげいただいた店、または 寄りの弊社営業所にお問い合わせくだ

さい。

16.2. 故障!と思われる場合のチェック

こんなとき 確認する場所 A

電源が入らない。

表示しない。

・ 電源が正しく入っていますか。

・ 電池が消耗していませんか。

・ 正しいACアダプタを使用していますか。

表示をオンしたとき、

ゼロを表示しない。

・ 皿が何かにふれていないかチェックしてください。皿の上の物

を退けてください。「はかりのゼロ点」の校正を行ってください。

------ のまま。

・ 表示をオンしたとき、計量値が安定しないときのエラー表示で

す。風や振動を避けてください。皿が何かにふれていないかチ

ェックしてください。

・ ロードセルケーブルが正しく表示部内に接続されていますか。

・ 表示をオンしたとき、ゼロを表示できない場合のエラー表示で

す。皿の上の物を退けてください。

・ 「はかりのゼロ点」の校正を行ってください。

Cal e の表示。 ・ キャリブレーション中のエラー表示です。皿が正しく載ってい

るか、分銅が重すぎないかチェックして、やり直してください。

-Cal e の表示。 ・ キャリブレーション中のエラー表示です。皿が正しく載ってい

るか、分銅が軽すぎないかチェックして、やり直してください。

e の表示。 ・ 荷重が過剰です。皿の上の物を取り除いてください。 A

-e の表示。 ・ 計量値が軽すぎます。皿が正しく載っているか確かめてくださ

い。

表示が動かない。

・ ホールド機能を使用していませんか。内部設定の“Hold”を変

更してください。

・ 電源を一度切ってください。

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 64

索引

記号

------ .................................................. 19

?H1(コマンド)............................................. 54

?H2(コマンド)............................................. 54

?H3(コマンド)............................................. 54

?ID(コマンド).............................................. 54

?L1(コマンド) ............................................. 54

?L2(コマンド) ............................................. 54

?L3(コマンド) ............................................. 55

?PT(コマンド)............................................. 54

<スイッチ...................................................... 19

>スイッチ...................................................... 20

数字

3mm六角レンチ............................................. 5

3段選別モード .............................................. 28

4倍角 ............................................................. 48

5段選別モード .............................................. 28

7段選別モード .............................................. 28

アルファベット

A(コマンド)................................................. 54

ACアダプタ ...................................................... 9

at .................................................................... 44

at-f................................................................ 45

at-t................................................................ 45

ba5fnc............................................................ 44

bp51................................................................ 46

bp52................................................................ 46

btp1................................................................ 46

btp2................................................................ 46

buzz................................................................ 45

CA(コマンド) .............................................. 54

Cal e.............................................................. 18

-Cal e............................................................ 18

CALスイッチ ............................ 15, 16, 41, 42

Con1................................................................ 45

Con2................................................................ 45

cond................................................................ 44

Cp .................................................................... 46

Cp-d................................................................ 46

Cp-i................................................................ 46

Cp-l................................................................ 45

Cp-p................................................................ 46

CT(コマンド) .............................................. 54

Cタイプ ......................................... 3, 15, 16, 22

dout................................................................ 47

d5cp................................................................ 48

e .................................................................... 18

-e .................................................................... 18

FW-15....................................................... 10

FW-16-4 ............................................... 10

FW-18-4 ............................................... 10

GLP ................................................................. 34

GMP ................................................................ 34

GMP 出力 ................................................. 47, 48

GMP レポート................................................ 36

H1(コマンド)............................................... 55

H2(コマンド)............................................... 55

H3(コマンド)............................................... 55

Hold................................................................ 45

HOLD.............................................................. 17

HV-C/CPシリーズ.................................. 3

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 65

HVW-02BCJA ................................... 49

HVW-02CBJA ..................................... 10

HVW-03CJA............................. 10, 49, 50

HVW-04CJA............................. 10, 49, 51

HVW-08C ................................................ 10

HVW-11C ................................................ 10

HVW-13.................................................... 10

HVW-14.................................................... 10

HW-C/CPシリーズ.................................. 3

ID (コマンド) ............................................... 54

IDナンバ...................................................... 34

ID ナンバ付加 ............................................ 47, 48

inf1................................................................ 47

inf2................................................................ 47

infp................................................................ 48

L1(コマンド) ............................................... 55

L2(コマンド) ............................................... 55

L3(コマンド) ............................................... 55

labl................................................................ 48

lb ....................................................................11

l-i .................................................................. 44

lit .................................................................. 44

lo ut.............................................................. 25

lock................................................................ 44

Cタイプ ..........................................................11

M+..................................................... 17, 19, 27

M+スイッチ ................................................... 19

N (コマンド) ............................................... 54

ON/OFFスイッチ ................................... 19

OP-ch1 ........................................................... 49

OP-ch2 ........................................................... 49

OP-ch3............................................................ 49

PCS ............................................................. 25

pnt .................................................................. 44

poff................................................................ 44

p-on................................................................ 44

prlf................................................................ 48

prt1................................................................ 46

prt2................................................................ 47

prtp................................................................ 48

PT.................................................................... 17

PT(コマンド)............................................... 54

Q(コマンド) ................................................ 54

RS-232C用ケーブル ............................ 10

RS-232Cインタフェース..................... 50

5id1................................................................ 47

5id2................................................................ 47

5idp................................................................ 48

5if1................................................................ 46

5if2................................................................ 46

5ifp................................................................ 46

5t-b................................................................ 44

5td1................................................................ 47

5td2................................................................ 47

5tdp................................................................ 48

5t-t................................................................ 44

5um .................................................................. 45

T(コマンド) ................................................. 54

trc .................................................................. 44

U (コマンド) ............................................... 54

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 66

USBインタフェース ................................... 49

Z (コマンド) ............................................... 54

五十音

アース ............................................................. 14

足コマ ............................................... 5, 6, 15, 16

安定検出時間 .................................................. 44

安定検出幅...................................................... 44

安定マーク...................................................... 17

上皿........................................................... 15, 16

オートテア...................................................... 44

オートテア機能 .............................................. 31

オートテアまでの時間 ................................... 45

オートパワーオフ........................................... 44

オートパワーオン........................................... 44

オートプリント .............................................. 53

オプション................................................ 10, 49

外形寸法 ....................................... 59, 60, 61, 62

外部接点入力 .................................................. 45

外部接点入力プラグ ....................................... 51

紙送り ............................................................. 20

乾電池 ..............................................................11

キーロック...................................................... 44

キャップ ................................................... 15, 16

キャリブレーション ....................................... 40

キャリブレーションテストレポート ............. 37

キャリブレーションレポート ........................ 36

計量安定度...................................................... 44

計量皿寸法................................................ 59, 60

ケーブルクランプ................................. 6, 12, 13

結束ケーブル .................................................... 6

校正................................................................. 40

故障................................................................. 63

個数計モード ............................................ 18, 25

コマンドモード.......................................... 52, 54

組立............................................................... 5, 6

コンパレータ ............................................ 17, 28

コンパレータ LED の電源 ON 時の全点灯 ......... 46

コンパレータの明るさ ................................... 46

コンパレータの判断条件 ................................. 46

コンパレータの比較判断値 ............................. 45

コンパレータ反転........................................... 46

コンパレータリレー出力/ブザー/接点入力 ...... 51

コンベックス .................................................... 6

再現性 ....................................................... 59, 60

小表示 ................................................... 59, 60

大計数値................................................ 59, 60

サンプル個数 .................................................. 25

サンプル数................................................ 59, 60

時刻・日付付加 ........................................ 47, 48

質量..................................................... 40, 59, 60

修理................................................................. 63

重量................................................................. 40

重力加速度の補正..................................... 40, 41

出力モード................................................ 46, 47

使用環境 ................................................... 59, 60

小数点.............................................................. 44

初期荷重を風袋引き .......................................... 45

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 67

水平器 ............................................... 5, 6, 15, 16

ストリームモード........................................... 52

スパンドリフト ........................................ 59, 60

清掃................................................................... 4

設置条件 ........................................................... 4

設定項目 ......................................................... 43

設定値 ............................................................. 43

セットスイッチ .............................................. 20

ゼロスイッチ .................................................. 19

ゼロ点マーク .................................................. 17

ゼロトラック .................................................. 44

ゼロ付近 ......................................................... 27

単位質量登録 .................................................. 25

調整................................................................. 40

直線性 ....................................................... 59, 60

通信フォーマット........................................... 52

通信フォーマット 1........................................ 46

通信フォーマット 2........................................ 46

データ出力モード........................................... 52

データフォーマット ....................................... 52

電源........................................................... 59, 60

電池残量マーク .............................................. 17

電池寿命 ................................................... 59, 60

乾電池の入れ方 ...............................................11

時計設定 ......................................................... 35

内蔵プリンタ出力モード................................ 48

内蔵プリンタ通信フォーマット..................... 46

内蔵プリンタラベルモード ............................ 48

内部設定 ................................................... 18, 43

はかりのゼロ点の校正 ............................. 40, 42

バックライト明るさ ....................................... 44

バックライト制御........................................... 44

ビット長、パリティ 1 .................................... 46

ビット長、パリティ 2 .................................... 46

ビニールカバー ................................................... 9

表示........................................................... 59, 60

表示書換周期 ............................................ 59, 60

表示部 ....................................................... 15, 16

ひょう量 ................................................... 59, 60

ひょう量(スパン)の校正 ................................. 40

風袋引き ......................................................... 23

風袋引きスイッチ........................................... 19

風袋引中マーク .............................................. 17

フェライトコア........................................... 12, 13

ブザー.............................................................. 45

付属品 ........................................................... 7, 8

ブラケット...................................................... 12

プリセット風袋引き ................................. 18, 23

プリンタ ......................................................... 32

プリンタの改行 .............................................. 48

プリントスイッチ........................................... 20

プリントスイッチによる出力......................... 52

分銅................................................................. 40

ベース部分................................................ 15, 16

別売消耗品...................................................... 10

HV-C/CP,HW-C/CPシリーズ ページ 68

ポール ................................... 5, 6, 12, 13, 15, 16

ホールド ......................................................... 18

ホールド条件 .................................................. 45

ホールドスイッチ........................................... 20

ボーレート................................................ 46, 53

保守管理 ......................................................... 63

“見出し”と“終了”の出力 ........................ 38

モード切替...................................................... 24

モードスイッチ ........................................ 20, 24

累計回数 ......................................................... 27

累計機能 ......................................................... 27

累計質量 ......................................................... 27

累計モード...................................................... 45

ロードセルケーブル ................. 5, 6, 7, 8, 12, 13

ロール紙 ................................................... 32, 33

六角レンチ.................................... 5, 6, 7, 12, 13