lm地議連 「統一選政策ビラ解禁に向けた ... ·...
TRANSCRIPT
LM地議連「統一選政策ビラ解禁に向けた議会イメージ・政策型選挙調査」
早稲田大学マニフェスト研究所
議会改革調査部会
2018/08/22早稲田大学マニフェスト研究所
~4年前の不祥事報道から、地方議会のイメージ、住民からの見られ方はどう変わったか?~
• 2019年春の統一地方選挙から議会議員選挙での政策ビラの配布が一部解禁される。候補者は政策で選ばれ有権者は政策で選ぶ「政策型選挙」の推進を目指し、「現状の地方議会がどのように有権者に見られ、何を期待されているか」「4年前からイメージはどう変わったのか」を有権者目線で調べる。
① 今の地方議会はどのように見られているのか?
② 2014年から地方議会の見られ方はどう変わったか?
③ 選挙の際、何を判断材料にして投票しているか?
早稲田大学マニフェスト研究所
調査の目的
-2-
■調査方法 インターネットリサーチ
■実施期間 2018年07月02日~04日
■調査対象 全国の18歳以上の男女有権者
■有効回答数 1,173人※事前調査(全国6,304回答)で「投票に行く」との回答者対象※割り付け:男女年代の均等割り付け①18歳~19歳の男女に25回答ずつ、および②男女20歳~60代以上の10階層ごとに約100回答収集
早稲田大学マニフェスト研究所
調査の概要
-3-
都道府県別の回答割合(上位)
49.4%
50.6%
性別(n=1173)
男性 女性
0.0% 10.0% 20.0%
東京都
神奈川県
埼玉県
大阪府
愛知県
千葉県
北海道
兵庫県
福岡県
京都府
広島県
静岡県
奈良県
岐阜県
群馬県
茨城県
新潟県
岡山県
長崎県
三重県
2.5%
19.4%
19.5%
19.8%
19.4%
19.4%
年齢(n=1173)
15歳~19歳
20歳~29歳
30歳~39歳
40歳~49歳
50歳~59歳
60歳以上
早稲田大学マニフェスト研究所 4
【前提】 地方議会の役割は変化している
執行部の・(監視)・(チェック)
立法機関としての・決定・提案・民意の反映
~1999年 2000年~
・地域要望を執行部へ伝える
・地域行事への出席
・冠婚葬祭への出席
※一般質問が議員活動の花形議会活動はほとんど無かった
・地域要望を執行部へ伝える・地域行事への出席・冠婚葬祭への出席
※地域課題を解決し、地域の未来を創造する議会活動
執行部の・監視・チェック
地方分権一括法の施行
早稲田大学マニフェスト研究所 5
【前提】 地方議会の形式要件は整ってきた
8%
54%
0
10
20
30
40
50
60
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017
議会基本条例の制定状況
• 議会基本条例の制定状況は、全自治体の約半数まで増加した。
早稲田大学マニフェスト研究所議会改革度調査調べ
※注:回答率は年によって異なるが、全自治体対象に調査依頼をかけ、7~8割程度を回収。都道府県、市区町村の回答率は高いが、町村は若干回答率が低い点は分析上、考慮が必要。
■2014年から地方議会・議員の見られ方は
どう変わったのか?
早稲田大学マニフェスト研究所
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 【2014年調査】 地方議員のイメージ
-7-
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 【2018年調査】 地方議会・議員のイメージ
-8-
• 「何をしているかわからない」は議会・議員で約50%と、2014年と比べ微減。
• 「いてもいなくても同じ」という声に対し、「そうは思わない」との回答が増えた。
• 総じて「わからない」が大幅に減少。「身近な存在ではない」との声は以前多い。
16.5%
18.3%
34.7%
31.2%
25.5%
22.9%
18.5%
8.6%
49.1%
52.3%
21.5%
22.5%
36.6%
25.6%
18.3%
23.7%
28.0%
28.9%
29.2%
51.3%
15.8%
14.5%
36.1%
37.9%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
地域の面倒をこまめにみている、身近な存在
対立する意見や利益、損害を調整している
支援団体(地域や団体など)の利益を考えている
地域の発展を考えている
住んでいる都道府県全体の将来を考えている
まちの問題や地方議会の情報を伝えている
高齢者に優しい
若者を元気にしてくれる
地方議会(組織)は何をしているかわからない
地方議員(個人)は何をしているかわからない
地方議会(組織)はあってもなくても同じだ
地方議員(個人)はいてもいなくても同じだ
Sc4 地方議会(都道府県議会、市区町村議会)や議員について、あなたが持つ印
象をおしえてください。(n=1173)
そう思う どちらでもない そうは思わない わからない
※注:2014年調査と今回調査で設問を変えており単純比較には注意が必要だが、文意に大きな差がないため比較している。
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 2014年→2018年の変化(都道府県議会)
-9-
• 「良い活動」より「悪い活動」のほうが伝わるようになった。また、「関心が増した」「地域がより良く変わった」「信頼度が増した」とする意見は少なかった。
10%
25%
10%
23%
15%
8%
16%
5%
24%
6%
6%
7%
31%
25%
33%
25%
32%
32%
31%
44%
18%
38%
43%
41%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
議員の「良い活動」はより伝わるようになった
議員の「悪い活動」はより伝わるようになった
議会全体の「良い活動」はより伝わるようになった
議会全体の「悪い活動」はより伝わるようになった
政務活動費公開など議員活動の透明性が高まった
監視機能向上や条例提案など議会の仕事ぶりが高まった
議会や議員に対して関心が増した
議員に連絡をとった、議会を傍聴した
選挙で「政策」を考慮して投票するようになった
議会の活動によって、地域がより良く変わった
議会全体に対する信頼度が増した
地方政治全体に対する信頼度が増した
Q9 2014年以降、この4年間であなたがお住まいの地方議会のうち【都道府県議会】に対してあな
たが持つ印象がどう変わったか教えてください。(n=1173)
その通りだ どちらでもない そうは思わない わからない/答えたくない
8%
19%
8%
18%
12%
8%
14%
6%
25%
6%
6%
6%
35%
29%
34%
31%
35%
36%
34%
45%
22%
39%
42%
40%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
議員の「良い活動」はより伝わるようになった
議員の「悪い活動」はより伝わるようになった
議会全体の「良い活動」はより伝わるようになった
議会全体の「悪い活動」はより伝わるようになった
政務活動費公開など議員活動の透明性が高まった
監視機能向上や条例提案など議会の仕事ぶりが高まった
議会や議員に対して関心が増した
議員に連絡をとった、議会を傍聴した
選挙で「政策」を考慮して投票するようになった
議会の活動によって、地域がより良く変わった
議会全体に対する信頼度が増した
地方政治全体に対する信頼度が増した
Q10 同様に2014年以降、この4年間であなたがお住まいの地方議会のうち【市区町村議会】に対
してあなたが持つ印象がどう変わったか、おしえてください。(n=1173)
その通りだ どちらでもない そうは思わない わからない/答えたくない
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 2014年→2018年の変化(市区町村議会)
-10-
• ほぼ都道府県議会と同様の結果。都道府県議会よりも「悪い活動」が伝わるようになったという回答の割合は若干少なかった。「政策を考慮して投票するようになった」とも。
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 自治体規模別の「2014→2018の変化」
-11-
• 「悪い活動」が伝わるようになったとの声は、政令市で若干多かった。
18.8%
22.3%
17.2%
20.3%
17.2%
15.9%
17.7%
28.7%
23.8%
34.0%
31.7%
33.1%
33.3%
27.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体
市(政令指定都市、50万人以上)
市(中核市、20~50万人)
市(一般市、10~20万人)
市(一般市、10万人以下)
町
村
特別区(東京23区)
Q10 議員の「悪い活動」は以前と比べて伝わるようになった。(n=1173)
その通りだ どちらでもない そうは思わない わからない/答えたくない
※注:「村」は回答数が少なく参考値。
• 「何をしているかわからない」との声は議会・議員で約50%と、2014年と比べ微減した。
• 「いてもいなくても同じ」という声に対し、「そうは思わない」との回答が増えた。
• 「良い活動」より「悪い活動」のほうが伝わるようになった。また、「関心が増した」「地域がより良く変わった」「信頼度が増した」とする意見は少なかった。
• 市区町村は「悪い活動」が伝わるようになったという回答の割合が都道府県議会より若干少ない。投票の際、「政策を考慮」するようになったとも。
早稲田大学マニフェスト研究所 12
□地方議会・議員のイメージは変わったか?
• 「悪い活動が伝わるようになった」ことを前向きに捉えれば、今まで国政ばかりだったメディアが地方議会や議員を取り上げる機会が増えたということ。その分、チャンスも増えたと言える。
• 地方分権一括法施行後、18年が経過しているにもかかわらず、その間の社会環境の変化についていけない旧来型の議員が問題を起こしているという風にもみえる。
■政治意識、地方議会や議員の信頼度
早稲田大学マニフェスト研究所
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 政党支持率
-14-
• 「自由民主党」が25.6%で最多。「支持政党なし」は46.1%だった。
25.6%
6.4%
0.9%
2.9%
4.2%
3.2%
2.0%0.6%0.4%0.2%
46.1%
3.2% 4.3%
Sc1 あなたがふだん支持している政党を教えてください。(n=1173)
自由民主党
立憲民主党
国民民主党
公明党
日本共産党
日本維新の会
自由党
希望の党
社民党
その他の政治団体
支持している政党はない
わからない
答えたくない
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 政治意識
-15-
• 地方政治への関心度は国政よりも低く、地方議会や議員に関心ある層は約4割。
24.8%
14.9%
16.0%
11.7%
20.4%
11.2%
13.6%
43.9%
38.5%
34.3%
28.9%
41.3%
30.0%
27.2%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
国の政治に関心がある
地方の政治に関心がある
国会や国会議員に関心がある
地方議会や議員に関心がある
政治に関するニュースを取得したい
自分の一票で世の中は変わると思う
政治に積極的に参加していきたい
Sc2 あなたはふだん、政治や選挙に関心がありますか。以下に当ては
まるものをお選びください。(n=1173)
強くそう思う 少しそう思う どちらでもない
あまりそう思わない 全くそう思わない わからない/答えたくない
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 自治体規模別の政治意識
-16-
• 「町」居住者の約半数は、「自分の一票で世の中は変わらない」と思っている。
31.7% 17.5%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体
市(政令指定都市、50万人以上)
市(中核市、20~50万人)
市(一般市、10~20万人)
市(一般市、10万人以下)
町
村
特別区(東京23区)
Sc2 自分の一票で世の中は変わると思う
強くそう思う 少しそう思う どちらでもない
あまりそう思わない 全くそう思わない わからない/答えたくない
※注:「村」は回答数が少なく参考値。
※注
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 政治家や機関に対する信頼度
-17-
• 「地方議会・議員」は、知事など「首長」よりも信頼度が低い。
4.9%
1.8%
3.6%
1.6%
1.9%
2.1%
1.6%
1.8%
21.7%
10.0%
27.3%
13.5%
13.2%
24.0%
15.0%
15.3%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
総理大臣
国会議員
知事
都道府県議会(組織)
都道府県議会の議員(個人)
市区町村の首長
市区町村議会(組織)
市区町村議会の議員(個人)
Q1 あなたが日本の政治家や機関・団体についてふだん感じている信頼度を教えて
ください。(n=1173)
たいへん信頼できる ある程度信頼できる どちらともいえない
あまり信頼できない 全く信頼できない わからない
• 地方政治への関心度は国政よりも低く、地方議会や議員に関心ある層は約4割。
• うち「町」居住者の約半数は、「自分の一票で世の中は変わらない」と思っている。
• 「地方議会・議員」は、知事など「首長」よりも信頼度が低い。
早稲田大学マニフェスト研究所 18
□政治意識・各機関の信頼度
• 地方政治全体や地方議会・議員への関心度は、まだまだ高くなる余地がある。また、自治体規模によって政治意識、例えば市と町では「一票の有用感」に差がある可能性がある。
• 地方議会・議員は、首長よりも信頼度が低い。また、都道府県議会のほうが、市区町村議会より信頼度が若干低かった。
■地方議会選での政策型選挙の実現に向けて
~有権者は何を参考に選んでいるか?
早稲田大学マニフェスト研究所
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 地方議会選で候補者を選ぶ理由・資質
-20-
• 「実行力」が43.8%で最も多く、「政策」が38.7%、「人柄」などが続いた。
※注:上位10位まで
43.8%38.7%
24.0%
23.8%
23.2%
0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0%
実行力・行動力
政策・提言
人柄
思想・信条
実績・経験
将来のビジョン
発言力・影響力
所属政党・会派
リーダーシップ
地域への利益誘導
Q2 あなたが今後の地方議会議員選挙で投票をする際に、参考にしたいと思う候補
者を選ぶ【資質・理由】を以下から3つまで選んでください。(n=1173)
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 地方議会選で今後参考にしたいツール
-21-
• 「選挙公報」が30.9%で最多。次に「テレビ」「新聞」「候補者のHP」などが続く。
• 来春から解禁の「選挙運動用ビラ」は9番目にランクインし、期待も一定程度ある。
※注:上位10位まで
30.9%27.9%
21.5%
17.1%
15.5%
9.5%
0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0%
選挙公報
テレビ報道
新聞報道
候補者のホームページ
政治ニュースのネットメディア
選挙メディア
街宣車、街頭演説
選挙ポスター(掲示場)
選挙運動用ビラ(来春に解禁)
選挙ポスター(個人)
Q3 あなたが今後の地方議会議員選挙の投票先を決める際に、参考したい【ツー
ル・メディア】を3つまで教えてください。(n=1173)
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 前回の地方議会選で見聞きしたツール
-22-
• 「選挙公報」が35.2%で最多。次に「テレビ」「新聞」「選挙ポスター」などが続く。
• ネットによる情報発信も10位以内に複数あり、一定の存在感が出てきた。
※注:上位15位まで
35.2%28.6%
24.6%21.3%
18.8%
11.8%
10.7%
6.3%
5.1%
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0%
選挙公報
テレビ報道
新聞報道
選挙ポスター(掲示場)
選挙ポスター(個人)
街宣車、街頭演説
選挙情報を掲載する選挙メディア
候補者のホームページ
政治ニュースを配信するインターネットメ…
候補者のブログ
候補者のTwitter
ミニ集会、住民集会
インターネット広告(都道府県、政令市の…
選挙事務所や支持者からの電話
候補者以外のホームページ
Q4 あなたが前回の地方議会議員選挙の投票先を決めた際に、実際に【見聞きした・参考にした情報入手
のツール・メディア】をすべて教えてください。
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 前回の地方議会選で見聞きした×有効だったツール
-23-
• 「よく見聞きされる」が必ずしも「投票の参考になる」わけではなく、それぞれ特性がある。
選挙公報
テレビ報道新聞報道
掲示場の選挙ポスター
選挙ポスター(個人)
街宣車、街頭演説
選挙メディア
候補者HP
政治ネットメディア
候補者ブログ
候補者Twitter
ミニ集会、住民集会
ネット広告(一部地域)
選挙事務所や支持者からの
電話
候補者以外のHP
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
90.0%
100.0%
0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%
参考になった
見聞きした
前回の地方議会選で「見聞きした、参考になった」ツールTOP15(n=1173)
よく見聞きされかつ有効だったもの
ある程度見聞きされたが有効ではなかったもの
あまり見聞きされなかったが有効だったもの
早稲田大学マニフェスト研究所
■地方議会選「政策ビラ配布の解禁」への評価
-24-
• 政策ビラ解禁に際して、「候補の思いや政策の良しあしで当落が決まるべき」 「候補者の人柄や政策がわかるようになり望ましい」といった声が半数を超えた。
• 「選挙公報」は多く見聞きされ有効とされているが、「十分ではない」という声が3割を超えた。
8.6%
13.6%
7.5%
36.6%
13.6%
9.7%
32.9%
41.9%
28.0%
29.2%
29.2%
16.7% 24.5% 8.2%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
「政策ビラ配布」解禁は望ましい
候補者の人柄や政策がわかるようになり望ましい
「名前の記載」「投票依頼」ができるのはいいことだ
候補の思いや政策の良しあしで当落が決まるべきだ
今後は町村議会選でも解禁されるべきだ
選挙公報で十分で、政策ビラ配布の解禁は不要
Q8 2019年春の統一地方選挙からは政策ビラの配布が解禁されます。以下の考え方についてあな
たが当てはまるものをお選びください。 (n=1173)
強くそう思う 少しそう思う どちらでもないあまりそう思わない 全くそう思わない わからない/答えたくない
早稲田大学マニフェスト研究所
■ 政策ビラに必要/不要な項目
-25-
• 政策ビラに必要とされたのは、主に「政策」「ビジョン」「わかりやすい内容」「活動成果」「政治信条」など。続いて「地域課題」「工程表」「優先順位づけ」も高かった。
• 不要なのは、「他候補の批判」「家族の情報」「キャッチコピー」「推薦人」「趣味」。
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
実現したいと考える政策
将来のビジョン(目標)
わかりやすい文章や構成
これまでの活動の成果
候補者の政治信条
地域の課題に関する説明
政策を実現する工程表
政策の優先順位づけ
候補者の思い、立候補した理由
政策を実現するための予算根拠
中・長期的視野をもった政策
政策を実現する期限
候補者の所属政党・会派
読みやすいデザイン・表現
他候補との違いや特色
地域の財政状況の解説
候補者の顔写真
現職議員の議会活動・役職履歴
候補者の学歴・職歴
主な活動の様子を映した写真
候補者の出生地・出身地
キャッチコピー
候補者の居住地
推薦人の声や名前
候補者の趣味・趣向
他候補の批判
候補者の家族の情報
政策ビラやマニフェストの内容として必要・不必要なもの(n=1173)
必要 不要
• 「実行力」「政策」「人柄」などが参考にされている。また、「選挙公報」や「テレビ」「新聞」「選挙ポスター」などがよく見聞きされている。
• ただ、「よく見聞きされる」としても必ずしも「投票の参考になる」わけではなく、それぞれ特性がある。
• 政策ビラ解禁には一定の期待あり。解禁に際し「候補の思いや政策で当落が決まるべき」 「候補者の人柄や政策がわかるようになり望ましい」という声も半数あった。
• 「選挙公報」は多く見聞きされ有効とされているが、それだけでは「十分ではない」という声が3割を超えた。
早稲田大学マニフェスト研究所 26
□地方議会選での政策型選挙の実現に向けて
• ミニ集会や候補者HPなど、まだまだ情報を取りに行く人は少ないが、情報を入手すると高い確率で参考にしていることが調査結果からはわかっている。すなわち、政策ビラ解禁は、政策ビラの作成の仕方によって有権者の関心を政策に向かわせるツールとなり得る。
◆本資料の転載、一部引用はご自由に活用ください。
◆本資料を転載・引用された場合は、活用状況把握の
ため、下記までご一報ください。
▽お問い合わせ先
ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟
事務局 担当:青木、永尾(早大マニフェスト研究所内)
TEL:03-6214-1315
MAIL:[email protected]
早稲田大学マニフェスト研究所
データの利用にあたっての諸注意
-27-