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Data sheet MapInfo Pro TM v15.2 MapInfo Pro TM Advanced v15.2 最も使いやすいGISに、最先端のラスターグリッド分析機能を新たに搭載 MapInfo Pro Advanced v15 .2 ラスターグリッド分析の新機能 巨大なラスターグリッドを軽量化し、高速処理できるグリッド形式(.MRR)を採用 MapInfo Pro Advanced 向けに新たにMRR (Multi-Resolution Raster) 形式と呼ばれる革新的なデータ フォーマットを開発しました。異なる形式のグリッドの保持や同一グリッド内での複数の変数や異な る解像度のデータ格納が可能に。大規模なデータセットをコンパクトに保存することができます。 Overview 64bit版として最適化されたMapInfo Pro v15.2 では、2つの強力なエディ ションを選択できます。 GISプロフェッショナルが必要とする機 能を進化させたv15.2 に加え、ラスタグ リッドデータを高速処理できる機能を 加えた MapInfo Pro Advanced も選択 可能となりました。 いずれのエディションもマップのアウト プット品質の改善やタッチスクリーンへ の対応を実現するなどの進化を遂げ ています。 さらに、エンタープライズレベルの空間 分析とビジュアライズを実現するピツ ニーボウズの Spectrum Spatial との 連携を通じて、企業内外でのロケー ション活用ソリューションの共有も容易 に実現。ロケーション活用により、ビジ ネスをより洗練します。 ロケーション インテリジェンス 地理情報システム Pitney Bowes 1 of 4 MapInfo Pro v15.2 / MapInfo Pro Advanced v15.2 Feb 2016 陰影表現がきれいなマップを使いやすい操作で実現 ラスター分析の必要かつ十分な諸機能はリボンタブ内にコンパクトにまとめられており、高い操作性 を実現しています。陰影表現はビルトインされたカラーパレットや光源設定をマウスオーバーによっ てオンザフライで変更可能で、作成データを都度保存する必要なくイメージ通りのマップ制作が効率 よく行えます。 日本全土をカバーす 20m解像度のDTM データ は、オリジナ ルでは79個のGeoTiff ファイル(6.29GB)で 提供されます。これ MapInfo Pro Advanced上では1MRR形式 1.17GB)で扱えます。 MRR形式の採用によ り、データ処理速度 が飛躍的に向上しま す。 サーフェス分析(斜 度や傾斜方向)、 断面図や可視域図、 等高線の作成、グ リッドへのフィルタや クエリ、グリッドから のベクトルデータへ のデータ取得などの 基本的なラスター機 能を備えています。 DTMデータ: 地形を数値的に表現するための数値地形モデ ル(Digital Terrain Model)のデータ。

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Data sheet

MapInfo ProTM v15.2MapInfo Pro TM Advanced v15.2最も使いやすいGISに、最先端のラスターグリッド分析機能を新たに搭載

MapInfo ProAdvanced v15 .2 ラスターグリッド分析の新機能

巨大なラスターグリッドを軽量化し、高速処理できるグリッド形式(.MRR)を採用MapInfo Pro Advanced 向けに新たにMRR (Multi-Resolution Raster) 形式と呼ばれる革新的なデータ

フォーマットを開発しました。異なる形式のグリッドの保持や同一グリッド内での複数の変数や異なる解像度のデータ格納が可能に。大規模なデータセットをコンパクトに保存することができます。

Overview

64bit版として最適化されたMapInfo

Pro v15.2では、2つの強力なエディションを選択できます。

GISプロフェッショナルが必要とする機能を進化させたv15.2 に加え、ラスタグ

リッドデータを高速処理できる機能を加えたMapInfo Pro Advanced も選択可能となりました。

いずれのエディションもマップのアウトプット品質の改善やタッチスクリーンへの対応を実現するなどの進化を遂げています。

さらに、エンタープライズレベルの空間分析とビジュアライズを実現するピツニーボウズの Spectrum Spatial との

連携を通じて、企業内外でのロケーション活用ソリューションの共有も容易に実現。ロケーション活用により、ビジネスをより洗練します。

ロケーション インテリジェンス地理情報システム

Pitney Bowes 1 of 4MapInfo Pro v15.2 / MapInfo Pro Advanced v15.2 Feb 2016

陰影表現がきれいなマップを使いやすい操作で実現ラスター分析の必要かつ十分な諸機能はリボンタブ内にコンパクトにまとめられており、高い操作性を実現しています。陰影表現はビルトインされたカラーパレットや光源設定をマウスオーバーによってオンザフライで変更可能で、作成データを都度保存する必要なくイメージ通りのマップ制作が効率よく行えます。

日本全土をカバーする20m解像度のDTM

データ※は、オリジナルでは79個のGeoTiffファイル(6.29GB)で

提供されます。これをMapInfo ProAdvanced上では1個のMRR形式(1.17GB)で扱えます。MRR形式の採用によ

り、データ処理速度が飛躍的に向上します。

サーフェス分析(斜度や傾斜方向)、

断面図や可視域図、等高線の作成、グリッドへのフィルタやクエリ、グリッドからのベクトルデータへのデータ取得などの基本的なラスター機能を備えています。

※DTMデータ:

地形を数値的に表現するための数値地形モデル(Digital Terrain Model)のデータ。

「Bing 航空写真」「Bing ハイブ

リッド」に加え、プレミアムサービスとして提供される「Bing 道

路地図」の利用も可能です。MapInfo Proに組み込まれた

アイコンをクリックするだけで、背景用の地図として最適な世界各地の最新マップへのアクセスが実現します。さらにv12.0からは、国土地理

院がサービスを行う「地理院地図」にも対応しました。地形表現を示す等高線を活用することができ、分析の幅は広がります。

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ブラウザウィンドウでデータのソートやフィルタリングが可能に

Microsoft Excelのスプレッドシートを扱うような感覚で、データの

ソートやフィルタをかけることができるようになりました。ブラウザウィンドウにメニューバーが追加され、行の交互配色、削除行と選択行の表示などの表現力の改善が実現。さらに、データのソートやフィルタ操作などの機能を追加しました。もう面倒なSQL検索を行う必要はありません。

並べ替えとフィルターメニュー フィールドのヘッダーを右クリックで、並べ替えとフィルターメニューがポップアップ

アクティブレイアウト採用による、新しいレイアウトデザイナー

マップやレポートの印刷に便利なレイアウトデザイナーが一新され、見栄えのよいマップ入りレポートがより効率よく作成できるようになりました。

もう、かつてのようにマップウィンドウとレイアウトウィンドウ間を、行ったり来たりして編集する必要はありません。その上、レイアウト内のマップ上で、移動や拡大縮小、レイヤのオンオフ、ラベルの編集が可能になり、イメージした通りのレポートの作成がスムーズに実現します。

ほかにも、レイアウト内のブラウザウィンドウの直接操作が実現したり、レイアウト内でのグリッドラインの表示、自動改行テキストボックスの提供、レイアウト内へのロゴや画像の追加などの新機能が、レイアウトウインドウの使い勝手を加速させました。

オンラインで背景マップを入手

MapInfo Pro 過去5年間の進化 だから、v15にアップグレード!!

データの追加・編集時に並び替えまたはフィルタを再適応(更新)

ブラウザに表示されるテキストのスタイル

表示フィールドを選択

新しい行を追加メニューの選択

Pitney Bowes MapInfo Pro v15.2 / MapInfo Pro Advanced v15.2 Feb 2016

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マップの機能性と表現力をアップさせるラベル表示機能の向上

マップの見やすさ、わかりやすさを左右するラベルの表現力アップにも力を入れています。

細かいポリゴン内にラベルを自動的に収めたり、収まらない場合は、引き出し線による表示や省略ラベルオプションによる短縮ラベルが可能となりました。また、ラベルが込み入った場合には、異なるレイヤ間でのラベルの優先度を設定したり、線状のラベルに対しては、曲線化ラベルの表現性向上を計るなど、より見やすい表現のための改良を行っています。

レイヤ構造PDF、地理情報PDFへの出力が可能に

レイヤ構造PDFや地理情報を保有したままの地理情報PDFファイルが出力できます。PDF上で各レイヤ、ラベルの表示ON / OFF の切り替えができ、緯度経度の参照も可能です。Adobe Readerがインストールされている環境であれば、動的

にレイヤの切り替えができるため、多くのメンバ間で地図レポートを共有するときに有効です

直感的で使いやすいリボンインターフェイスを採用

Google KML フォーマットのサポート

V12.5から導入となった64bit版では、ユーザーインターフェイスをMicrosoft Officeなどで採用されているリボン形式のユー

ザーインターフェイスに一新し、操作時のマウスクリックを減らし、直感的で高い操作性を実現しました。

現在最もポピュラーなGISフォーマットの1つであるKML形式を直接開くことができるようになりました。また、MapInfo Proで作成した主題図やポイントデータをGoogleEarthにエクスポートできるリンク機能を搭載しています。GoogleEarthの豊かな表現力により、平面的な視覚化では見えなかった何かかが具体的に表現されます。

Pitney Bowes MapInfo Pro v15.2 / MapInfo Pro Advanced v15.2 Feb 2016

Pitney Bowes, the Corporate Logo and Spectrum are trademarks of Pitney Bowes Inc.

or a subsidiary. All other trademarks are the property of their respective owners.

© 2014-2016 Pitney Bowes Inc. All rights reserved.

この内容は予告なしに変更する場合があります。ここに記載されている製品およびサービス名は、各社の商標です。

詳細は、ピツニーボウズ・ソフトウェア

または、製品販売パートナーまで

お問い合わせください

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MapInfoProv15の新機能

ピツニーボウズ・ソフトウェア株式会社

〒150-0012東京都渋谷区広尾1-1-39プライムスクエアタワー13階TEL: 03-6805-1155/ FAX: 03-6805-1123E-mail: [email protected]: http://www.mapinfo.co.jp

レイアウトデザイナーの進化によるレポート作成品質の向上マップの縮尺指定方法の改良、オブジェクトの回転、整列機能、印刷時のサイズをマップ上にグリッド表示させる機能など、レイアウトデザイナーの機能を向上し、使い勝手を向上しました。

タッチスクリーンの採用による操作性の向上マップウインドウや3Dマップ、プリズムマップ、レイアウトウインドウなどの操作において、2本指のマップ移動やピンチによる拡大縮小といったマルチタッチによる操作をサポートしました。

Pitney Bowes MapInfo Pro v15.2 / MapInfo Pro Advanced v15.2 Feb 2016

新採用のスマートインデックスによる空間データの高速処理フィールドの更新や削除、オブジェクトの結合・分割・削除などの編集作業が高速化しました。処理内容によっては400分の1以上の時間短縮となり、劇的な処理時間の短縮が期待できます。

ユニコードのサポートによる多言語マップの同時表示(64bit版)文字コード規格としてユニコード対応を行いました。日本語とタイ語と中国語といった複数の言語の地図を同時に正しく表示できるようになりました。海外に進出した日本企業が現地の分析を行う場合でも、ストレスなく同時に複数の国の作業を行えるようになります。

複数ページのレイアウトとプレビューのサポート

画像の回転グリッド線を動的にマップに追加

シンボル、ポリライン、ポリゴンによる注釈

レイアウトキャンバス上(マップ外)のスケールバーのサポート

動作環境Version 15.0 (32bit版)

OS• Windows® 7 Ultimate 64bit SP1• Windows® 8 64bit• Windows® 8.1 32bit & 64bit• Windows® Server 2008 R2 64bit SP1• Windows® Server 2008 R2 64bit SP1

(XenApp 6.0使用)• Windows® Server 2012 64bit• Windows® Server 2012 64bit

(XenApp 7.0使用)

DB• Microsoft SQL Server 2008 R2 SP3• Microsoft SQL Server 2012 SP2• Microsoft SQL Server 2014• Oracle Spatial 11g R2• Oracle Spatial 12c R1• PostgreSQL 9.0.3 (PostGIS 1.5)• PostgreSQL 9.4.2 (PostGIS 2.1.7)• SQLite 3.8• Microsoft Access 2010 & 2013

Version 15.2 (64bit版)

OS• Windows® 10 64bit• Windows® 8.1 64bit• Windows® 7 Ultimate 64bit SP1• Windows® Server 2008 R2 64bit SP1• Windows® Server 2008 R2 64bit SP1

(XenApp 6.0使用)• Windows® Server 2012 R2 64bit SP1• Windows® Server 2012 R2 64bit

(XenApp 7.5使用)

DB• Microsoft SQL Server 2012• Microsoft SQL Server 2014• Oracle Spatial 11g R2• Oracle Spatial 12c R1• PostgreSQL 9.2.2 (PostGIS 2.0)• PostgreSQL 9.4.2 (PostGIS 2.1)• SQLite 3.8• Microsoft Access 2010 & 2013

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