「2016年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマン …...2017/08/25  ·...

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1 平成 29 年 8 月 25 日 沖縄振興開発金融公庫 「2016 年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマンショック直前からの長期推移」について 沖縄振興開発金融公庫企画調査部は、標題についての調査結果を取りまとめました。今後同報告書を発刊し、 関係機関等への配布を予定しております。 Ⅰ.2016 年度県内主要ホテルの稼働状況 2016 年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル 71 軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの 3 タイ プに分けて、客室稼働率、客室単価等の主要指標について、前年度との比較・分析を行った。 1.2016 年度の稼働状況 1. 客室稼働率(OCC) (図表 1~4) ・シティホテル 82.7% (前年度同率)、リゾートホテル 81.9% (前年度比+2.0%ポイント、以下 %P と略)、宿泊特化型 ホテル 83.6% (同+1.5%P) となり、シティホテルは前年度と同率、リゾートホテル及び宿泊特化型ホテルで前年度を 上回った。 ・国内・海外航空路線の新規就航及び既存路線の増便、クルーズ船の寄港回数増等を背景とした外国客の大幅な増 加が寄与し、入域観光客数が過去最高の 877 万人(前年度+83 万人)と好調に推移したことから、初めて全てのタイ プで客室稼働率が 8 割を超えた。 2. 客室単価(ADR) (図表 1~4) ・シティホテルは 13,250 円(同+953 円、+7.7%)、リゾートホテルは 22,468 円(同+748 円、+3.4%)、宿泊特化型ホテルは 8,059 円(同+476 円、+6.3%)となり、全てのタイプで前年度を上回った。 ・入域観光客数の増加を受けて客室稼働率が高水準で推移していることから、各タイプのホテルとも引き続き客室単価 アップへの取組が見られた。 3. RevPAR 〔レブパー:販売可能な一室当たり平均室料〕 (=客室稼働率(OCC)×客室単価(ADR)) (図表 2~7) ・シティホテルは 10,960 円(同+796 円、+7.8%)、リゾートホテルは 18,391 円(同+1,039 円、+6.0%)、宿泊特化型ホテル は 6,741 円(同+512 円、+8.2%) となり、客室単価の上昇を主因に全てのタイプで前年度を上回った。 ・月別の RevPAR を前年度と比較すると、シティホテルは、9 月及び 11 月で前年度を下回ったものの、その他の月で客 室単価の上昇を主因に前年度を上回った。リゾートホテル及び宿泊特化型ホテルは、年度を通して概ね客室稼働率 及び客室単価の双方が改善したことから全ての月で前年度を上回った。 4. 1 ホテル当たりの平均売上高 (図表 8~10) ・ホテルタイプ別に 1 ホテル当たりの平均売上高をみると、シティホテルは 1,940 百万円(同+64 百万円、+3.4%)、リゾー トホテルは 2,784 百万円(同+125 百万円、+4.7%)、宿泊特化型ホテルは 421 百万円(同+31 百万円、+7.9%)と、宿泊 収入の増加を主因に全てのタイプで前年度を上回った。 2.客室稼働率(OCC)と客室単価(ADR)の 2016 年度/2015 年度比のクロス集計から見た動向 (図表 11~12) ・2016 年度は入域観光客数の増加による客室稼働率の上昇を受け、71 軒中 63 軒のホテルで客室単価が上昇した。 客室単価が上昇した 63 軒のうち 47 軒のホテルでは、客室稼働率と客室単価がともに上昇した。 ・RevPAR が前年度を上回ったホテルは 71 軒中 61 軒と全体の約 8 割を占めた。 全てのホテルタイプで客室稼働率が初の 8 割超、客室単価も前年度を上回る [ 平成29年10月24日訂正 ]

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平成 29 年 8 月 25 日

沖縄振興開発金融公庫

「2016 年度県内主要ホテルの稼働状況」及び

「リーマンショック直前からの長期推移」について

沖縄振興開発金融公庫企画調査部は、標題についての調査結果を取りまとめました。今後同報告書を発刊し、

関係機関等への配布を予定しております。

Ⅰ.2016 年度県内主要ホテルの稼働状況 2016 年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル 71 軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの 3 タイ

プに分けて、客室稼働率、客室単価等の主要指標について、前年度との比較・分析を行った。

1.2016 年度の稼働状況 1. 客室稼働率(OCC) (図表 1~4)

・シティホテル 82.7% (前年度同率)、リゾートホテル 81.9% (前年度比+2.0%ポイント、以下 %P と略)、宿泊特化型

ホテル 83.6% (同+1.5%P) となり、シティホテルは前年度と同率、リゾートホテル及び宿泊特化型ホテルで前年度を

上回った。

・国内・海外航空路線の新規就航及び既存路線の増便、クルーズ船の寄港回数増等を背景とした外国客の大幅な増

加が寄与し、入域観光客数が過去最高の 877 万人(前年度+83 万人)と好調に推移したことから、初めて全てのタイ

プで客室稼働率が 8 割を超えた。

2. 客室単価(ADR) (図表 1~4)

・シティホテルは 13,250 円(同+953 円、+7.7%)、リゾートホテルは 22,468 円(同+748 円、+3.4%)、宿泊特化型ホテルは

8,059 円(同+476 円、+6.3%)となり、全てのタイプで前年度を上回った。

・入域観光客数の増加を受けて客室稼働率が高水準で推移していることから、各タイプのホテルとも引き続き客室単価

アップへの取組が見られた。

3. RevPAR 〔レブパー:販売可能な一室当たり平均室料〕 (=客室稼働率(OCC)×客室単価(ADR)) (図表 2~7)

・シティホテルは 10,960 円(同+796 円、+7.8%)、リゾートホテルは 18,391 円(同+1,039 円、+6.0%)、宿泊特化型ホテル

は 6,741 円(同+512 円、+8.2%) となり、客室単価の上昇を主因に全てのタイプで前年度を上回った。

・月別の RevPAR を前年度と比較すると、シティホテルは、9 月及び 11 月で前年度を下回ったものの、その他の月で客

室単価の上昇を主因に前年度を上回った。リゾートホテル及び宿泊特化型ホテルは、年度を通して概ね客室稼働率

及び客室単価の双方が改善したことから全ての月で前年度を上回った。

4. 1 ホテル当たりの平均売上高 (図表 8~10)

・ホテルタイプ別に 1 ホテル当たりの平均売上高をみると、シティホテルは 1,940 百万円(同+64 百万円、+3.4%)、リゾー

トホテルは 2,784 百万円(同+125 百万円、+4.7%)、宿泊特化型ホテルは 421 百万円(同+31 百万円、+7.9%)と、宿泊

収入の増加を主因に全てのタイプで前年度を上回った。

2.客室稼働率(OCC)と客室単価(ADR)の 2016 年度/2015 年度比のクロス集計から見た動向 (図表 11~12) ・2016 年度は入域観光客数の増加による客室稼働率の上昇を受け、71 軒中 63 軒のホテルで客室単価が上昇した。

客室単価が上昇した 63 軒のうち 47 軒のホテルでは、客室稼働率と客室単価がともに上昇した。

・RevPAR が前年度を上回ったホテルは 71 軒中 61 軒と全体の約 8 割を占めた。

記 者 発 表

全てのホテルタイプで客室稼働率が初の 8 割超、客室単価も前年度を上回る

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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Ⅱ.リーマンショック直前からの長期推移 リーマンショック直前の 2007 年度から 2016 年度までの直近 10 年間について、県内主要ホテル(同一ホテル 32 軒)

を上記 3 タイプに分けて、2007 年度との比較を中心に主要指標の分析を行った。

1.リーマンショック直前の 2007 年度水準(以下「リーマン直前」と略)との比較

1. 客室稼働率(OCC) (図表 13~15)

・2007 年度の客室稼働率はシティホテル及びリゾートホテルが 70%台、宿泊特化型ホテルが 50%台に留まっていた。

2008 年のリーマンショックや 2011 年の東日本大震災の影響等による入域観光客数の減少により低迷が続いていたが、

その後の外国人観光客の増勢に伴う入域観光客の増加とともに客室稼働率はリーマン直前を上回り、2016 年度はシ

ティホテル81.4%(2007 年度比+10.0%P)、リゾートホテル81.4%(同+3.9%P)、宿泊特化型ホテル79.5%(同+20.5%P)

と約 8 割の高稼働となった。

2. 客室単価(ADR) (図表 13~15)

・シティホテル及びリゾートホテルの客室単価は、底となる 2013 年度はシティホテルが 10,674 円(2007 年度比△2,912

円、△21.4%)、リゾートホテルが 20,178 円(同△3,022 円、△13.0%)とリーマン直前の 2 桁減となった。近年は高稼働

に伴うタイトな宿泊需給を受けて単価も上昇に転じたものの、2016 年度はシティホテルが 13,444 円(同△142 円、△

1.0%)、リゾートホテルが 23,094 円(同△106 円、△0.5%)と、水準としてはようやくリーマン直前に戻りつつある状況で

ある。

・一方、宿泊特化型ホテルの客室単価は、リーマンショックや東日本大震災の影響等により 2012 年度に 5,525 円(同△

1,303 円、△19.1%)とリーマン直前の約 8 割まで低下したが、その後上昇に転じ 2016 年度は 7,098 円(同+270 円、

+4.0%)とリーマン直前を上回った。

3. RevPAR 〔レブパー:販売可能な一室当たり平均室料〕(=客室稼働率(OCC)×客室単価(ADR)) (図表 13~18)

・全てのタイプで 2011 年度まで RevPAR が低下したがその後増加に転じ、 2016 年度は、シティホテルが 10,938 円(同

+1,238 円、+12.8%)、リゾートホテルが 18,796 円(同+813 円、+4.5%)、宿泊特化型ホテルが 5,642 円(同+1,616 円、

+40.1%)とリーマン直前を上回った。シティホテル及びリゾートホテルは客室稼働率の上昇によりリーマン直前を上回り、

宿泊特化型ホテルは客室稼働率及び客室単価の上昇により、その結果、全てのタイプで RevPAR はリーマン直前を上

回った。特に宿泊特化型ホテルは 4 割増となった。

4. 1 ホテル当たりの平均売上高 (図表 19~21)

・全てのホテルで2011年度まで平均売上高が低下したがその後増加に転じ、2016年度は、シティホテルは宿泊収入及

び料飲収入が増加したものの、売店収入等が減少したことから 2,167 百万円(同△59 百万円、△2.7%)、リゾートホテ

ルは宿泊収入が増加したものの、料飲収入等が減少したことから 3,473 百万円(同△14 百万円、△0.4%)と、それぞれ

リーマン直前に戻りつつある状況である。宿泊特化型ホテルは宿泊収入の増加により 322 百万円(同+103 百万円、

+47.0%)と 2007 年度の約 5 割増の売上高となった。

5. 地域別推移(沖縄本島・離島) (図表 23)

リーマン直前を 100 とし、リゾートホテルについて更に沖縄本島と離島地域に分けて主要指標の推移を分析した。

・沖縄本島のリゾートホテルでは、①客室稼働率は 2008 年度から 2013 年度まではリーマン直前を下回ったが、2014

年度にリーマン直前に戻り、2016 年度(107.2)まで拡大した。②客室単価は 2009 年度から 2015 年度まではリーマン直

前を下回り、2016 年度(96.6)もその水準に達していない。

客室稼働率は、リーマンショック直前を上回る一方、

客室単価は、ようやくリーマンショック直前の水準に戻ってきた段階

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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・離島地域のリゾートホテルでは、①客室稼働率は 2008 年度から 2012 年度までリーマン直前を下回り、2013 年度

(97.7)は、新石垣空港開港効果等によりリーマン直前まで上昇したものの、その後の客室単価アップに比重を置いた

取組等から稼働率はやや低下し 2016 年度(95.0)はまだリーマン直前に届いていない。②客室単価は 2009 年度から

2014 年度まではリーマン直前を下回ったが、前述した単価アップの取組やリノベーション実施等を受けて、2015 年度に

リーマン直前を上回り、更に 2016 年度(116.9)は拡大した。③この結果、2016 年度の本島との水準の差はリーマン直前

より大幅に縮小した(2007 年度△6,060 円→2016 年度△2,161 円)。

2.客室稼働率(OCC)と客室単価(ADR)の 2016 年度/2007 年度比のクロス集計から見た動向 (図表 24~25) ・2007 年度と比較して 2016 年度は入域観光客数の増加による客室稼働率の上昇を受け、32 軒中 17 軒のホテルで客

室単価が上昇した。客室単価が上昇した 17 軒のうち 12 軒のホテルは、客室稼働率と客室単価がともに上昇した。

・2016 年度の RevPAR が 2007 年度を上回ったホテルは 32 軒中 23 軒と全体の約7割となった。なお、下回った約 3 割

のホテルはリゾートホテルが 9 軒中 8 軒と大半を占めた。

Ⅲ.課題と展望

・上記のとおり、県内主要ホテルの足元の動きは、入域観光客数増加に伴う宿泊需要の高まりを受けて高稼働が続い

ており、2016 年度は 3 タイプとも客室稼働率が初の 8 割超え、客室単価も前年度を上回る良好な結果となった。

・一方、リーマンショック直前の 2007 年度から 2016 年度までの長期推移(同一ホテル 32 軒)をみると、客室稼働率はリ

ーマンショックや東日本大震災等の事象による低迷を経て、近年は 3 タイプともリーマンショック直前を上回る結果とな

っているものの、客室単価は 10 年の時を経てようやくリーマンショック直前の水準に戻ってきた段階である。

・2020 年の東京オリンピック開催や那覇空港第二滑走路増設を控え、当面入域観光客数の増加が見込める一方で、

それに歩調を併せてホテル新設が相次ぐ結果、既存ホテルの高稼働状況はいずれ頭打ちとなることが想定される。今

後の収益性維持・向上には、客室単価の上昇が鍵を握る。一段の単価アップに向け、ハード面ではリノベーション、サ

ービス面では質の向上、差別化等、ホテルの付加価値向上や新たな魅力創出に向けた取組が一層重要となる。今後

の対応と客室単価の推移が注目されるところである。

・足元経済では、業種を問わず人手不足が深刻化していくなかで、ホテル業界は宿泊需要を巡る同業者との競合はも

とより、業種横断的な人手確保の競合も加わり、新たな段階に入ってきた。とりわけ労働集約的なシティ・リゾートホテ

ルにおいては、雇用面でも魅力の創出、向上に向けた取組が不可欠となろう。業界の持続的な成長につながる今後の

動きに期待したい。

[調査内容についての問い合わせ先] 企画調査部 調査課 (波多野) 沖縄県那覇市おもろまち 1-2-26 電話:098-941-1725、FAX:098-941-1920

沖縄振興開発金融公庫 企画調査部

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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【⽤語の定義】

〈ホテル〉

・シティホテル

都市部に立地し、宿泊機能のほかレストランや結婚式場、宴会場等の付帯設備を備えた多機能・都市

型ホテル。本レポートでは、那覇市内に立地する上記機能を備えたホテルを対象とした。

・リゾートホテル

観光地や保養地に立地しており、レストランや結婚式場等の付帯設備 を備えたレジャー型ホテル。本レ

ポートでは、主に本島中北部地域、離島地域に立地する上記機能を備えたホテルを対象とした。

・宿泊特化型ホテル

料飲等の付帯設備を極力排除し、宿泊に特化したタイプのホテル。総売上に占める宿泊収入の割合が

概ね 9割以上とし、本レポートでは主に那覇市内、離島地域等に立地するホテルを対象とした。

〈収入〉

・宿泊収入

公表客室数に含まれる客室の販売収入で、消費税、サービス料を含む。また、分離不能な食事料

金も含む。

・料飲収入

宿泊客、外来食事客に係る食事収入で、消費税、サービス料を含む。

・売店収入

売店商品の売上分で、館内の煙草その他自動販売機分の収入を含む。消費税、サービス料を含む。

・その他の収入

宿泊収入、料飲収入、売店収入以外の売上のこと。

〈主要指標〉

・客室稼働率 =OCC (Occupancy Ratio)

販売された客室の割合を表す。

(計算式) 延販売客室数/販売可能客室数(公表客室数×月の日数)

・客室単価 =ADR (Average Daily Rate)

客室が 1 室当たりいくらで販売されたかを表す。

(計算式) 宿泊収入/延販売客室数

・RevPAR (レブパー: Revenue Per Available Room)

販売可能客室 1室当たりの宿泊収入。客室稼働率と客室単価の積によって成り立ち、客室販売実績の総

括的指標の役割を果たす。

(計算式) 宿泊収入/販売可能客室数又は客室稼働率×客室単価

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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Ⅰ.2016 年度県内主要ホテルの稼働状況

図表1 客室稼働率、客室単価の年次推移(ホテルタイプ別)

注) 1.2014~2016 年度の調査先ホテルは同一であるが、2003~2013 年度は調査先ホテルの変更があり、計数不連続である

2.客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

12,27812,942 12,953 13,067 13,375 13,323

12,08511,286 10,954 10,460 10,361

11,03912,297

13,250

20,090

21,759 22,081 22,63723,386 23,881

21,971 21,89420,571 20,143 20,423 20,121

21,72022,468

6,146 6,419 6,686 6,790 6,846 6,844 6,562 6,355 5,904 5,948 6,166 6,7127,583 8,059

80.8

76.0

79.5 77.8

72.9 72.667.6

69.1 68.4

72.977.3

80.082.7

82.7

77.4

72.7

76.5 75.3

75.773.2

67.565.0

67.770.4

74.678.5

79.9 81.9

67.064.3

70.965.3

59.257.3 58.5

60.963.5

69.3

74.4

80.282.1 83.6

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

0

10,000

20,000

30,000

40,000客室稼働率(OCC)(%)客室単価(ADR)(円)

シティホテル(ADR) リゾートホテル(ADR) 宿泊特化型ホテル (ADR)

シティホテル(OCC) リゾートホテル(OCC) 宿泊特化型ホテル (OCC)

2003年度 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

ホテル数 34 34 39 38 38 37 38 47 69 74 71 71 71 71

史上最多

の台風

新型インフル

大流行

2011年3月11日

東日本大震災

2008年9月

リーマンショック

入域観光客数

700万人突破

※ 網かけはRevPARを示す

リーマン後 直近期リーマン前沖縄ブーム 沖縄ブランド化

入域観光客数

800万人突破

イラク戦争、

SARS

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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図表 2 シティホテル 客室稼働率、客室単価、RevPAR の年次推移

図表 3 リゾートホテル 客室稼働率、客室単価、RevPAR の年次推移

図表 4 宿泊特化型ホテル 客室稼働率、客室単価、RevPAR の年次推移

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

11,039

12,29713,250

8,836

10,16410,960

80.0 82.7 82.7

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

客室稼働率(OCC)(%)客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

客室単価 RevPAR 客室稼働率

2014年度 2015年度 2016年度

ホテル数 11 11 11

6,712

7,5838,059

5,383

6,2296,741

80.2 82.1 83.6

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

客室稼働率(OCC)(%)客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

客室単価 RevPAR 客室稼働率

2014年度 2015年度 2016年度

ホテル数 29 29 29

20,12121,720

22,468

15,80217,352

18,391

78.5 79.9 81.9

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

客室稼働率(OCC)(%)客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

客室単価 RevPAR 客室稼働率

2014年度 2015年度 2016年度

ホテル数 31 31 31

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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図表 5 シティホテル RevPAR の月別伸び率及び要因(対前年度)

(参考:2015 年度/2014 年度)

(2016 年度/2015 年度)

図表 6 リゾートホテル RevPAR の月別伸び率及び要因(対前年度)

(参考:2015 年度/2014 年度)

(2016 年度/2015 年度)

図表 7 宿泊特化型ホテル RevPAR の月別伸び率及び要因(対前年度)

(参考:2015 年度/2014 年度)

(2016 年度/2015 年度)

12.4 11.9 12.9

17.7 18.8

30.9

27.3

12.4

6.3

9.9

12.9

6.8

△ 10.0

△ 5.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

2.9

16.3

7.2 7.7 7.0

25.1 23.3

10.8

-0.3

3.0

7.8 8.5

△ 10.0

△ 5.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

19.9 18.7

14.4 15.0

21.0

23.4 22.7

9.2

11.4 12.8

13.8

6.9

△ 10.0

△ 5.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

13.6

7.5

18.1

14.0

7.4

-1.8

9.4

-1.2

9.3 10.9

3.9

8.0 7.8

△ 10.0

△ 5.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

2016/

2015年度

11.3 9.8

12.8 12.0

9.6

5.3

9.5

3.3 3.5

7.5 5.5

9.2 8.2

△ 10.0

△ 5.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

2016/

2015年度

13.9

2.0

17.2

5.8

7.6

0.4

7.9

1.1 2.2

5.9

0.9

6.1 6.0

△ 10.0

△ 5.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

2016/

2015年度

[ 平成29年10月24日訂正 ]

Page 8: 「2016年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマン …...2017/08/25  · 2016年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル71軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの3タイ

8

図表 8 シティホテル 1ホテル当たり平均売上高の推移

図表 9 リゾートホテル 1ホテル当たり平均売上高の推移

図表 10 宿泊特化型ホテル 1ホテル当たり平均売上高の推移

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

宿泊収入

798

(45.6%)

宿泊収入

922

(49.2%)

宿泊収入

997

(51.4%)

料飲収入

733

(41.9%)

料飲収入

784

(41.8%)

料飲収入

814

(41.9%)

22 (1.3%)

22 (1.2%)22 (1.1%)

197 (11.3%)

148 (7.9%)107 (5.5%)1,750

1,876 1,940

0

500

1,000

1,500

2,000

年間平均売上高(百万円)

2014年度 2015年度 2016年度

1室当たりの売上合計 7.1 7.6 7.8

1室当たりの宿泊収入 3.2 3.7 4.0

ホテル数 11 11 11

宿泊収入7 9 8

宿泊収入9 2 2

宿泊収入9 9 7

料飲収入7 3 3

料飲収入7 8 4

料飲収入8 1 4

2 2

2 2 2 2

1 9 7

1 4 8 1 0 7

1 ,7 5 0

1 , 8 7 61 ,9 4 0

0

50 0

1, 00 0

1, 50 0

2, 00 0

その他収入

売店収入

料飲収入

宿泊収入

売上合計

宿泊収入

303

(88.5%)

宿泊収入

351

(90.1%)

宿泊収入

379

(90.1%)

20 (5.9%)

24 (6.1%)

21 (4.9%)

1(0.3%)

1(0.4%)

2(0.6%)

18 (5.4%)

13 (3.4%)

19 (4.4%)

343

390 421

0

50

100

150

200

250

300

350

400

年間平均売上高(百万円)

2014年度 2015年度 2016年度

1室当たりの売上合計 2.2 2.5 2.7

1室当たりの宿泊収入 2.0 2.3 2.5

ホテル数 29 29 29

宿泊収入79 8

宿泊収入92 2

宿泊収入997

料飲収入73 3

料飲収入78 4

料飲収入814

2 2

2 2

2 2 1 9 7

1 4 8 1 0 7

1 , 7 5 0

1 ,8 7 61 , 9 4 0

0

50 0

1, 00 0

1, 50 0

2, 00 0

その他収入

売店収入

料飲収入

宿泊収入

売上合計

宿泊収入

1,400

(56.2%)

宿泊収入

1,550

(58.3%)

宿泊収入

1,656

(59.5%)

料飲収入

768

(30.8%)

料飲収入

784

(29..5%)

料飲収入

796

(28.6%)

163 (6.5%)160 (6.0%)

158 (5.7%)160 (6.4%)

165 (6.2%)175 (6.3%)2,491

2,659 2,784

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

年間平均売上高(百万円)

宿泊収入79 8

宿泊収入92 2

宿泊収入997

料飲収入73 3

料飲収入78 4

料飲収入814

2 2

2 2

2 2 1 9 7

1 4 8 1 0 7

1 , 7 5 0

1 ,8 7 61 , 9 4 0

0

50 0

1, 00 0

1, 50 0

2, 00 0

その他収入

売店収入

料飲収入

宿泊収入

売上合計

2014年度 2015年度 2016年度

1室当たりの売上合計 10.3 10.9 11.2

1室当たりの宿泊収入 5.8 6.3 6.7

ホテル数 31 31 31

[ 平成29年10月24日訂正 ]

Page 9: 「2016年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマン …...2017/08/25  · 2016年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル71軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの3タイ

9

図表 11 客室稼働率(OCC)と客室単価(ADR)の 2016 年度/2015 年度比のクロス集計

図表 12 客室稼働率(OCC)と客室単価(ADR)の 2016 年度/2015 年度比のクロス分布

N=71

(  )は構成比

客室稼働率低下 (-)

客室単価上昇

客室単価低下

客室稼働率上昇 (+)

(9.9%)7 47

(66.2%)

1(1.4%)

16(22.5%)(-) (+)

-20.0

-15.0

-10.0

-5.0

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

-20.0 -15.0 -10.0 -5.0 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0

客室稼働率

2016年度

2015年度

客室単価

2016年度

2015年度

N=71

シティホテル

リゾートホテル

宿泊特化型ホテル

リゾートホテル平均

シティホテル平均

宿泊特化型ホテル平均

比(%)

比(%)

RevPAR(プラス)

61軒

RevPAR(マイナス)

10軒

[ 平成29年10月24日訂正 ]

Page 10: 「2016年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマン …...2017/08/25  · 2016年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル71軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの3タイ

10

Ⅱ.リーマンショック直前からの長期推移

シティホテル 客室稼働率、客室単価、RevPAR の年次・月次推移

図表 13-1 年次推移

図表 13-2 2007 年度を 100 とした各年度の推移

図表 13-3 2007-2016 年度の月次比較

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

101.9 100.9

114.0

99.0104.1

112.8

97.3

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上高

12,308

13,791

11,275

12,689

14,746

12,137

13,78014,765

13,822 13,565

14,772 14,753

13,586

11,60112,236

11,600

14,199

16,823

12,449

13,88113,182

14,484

12,366

14,139 13,815 13,444

72.862.4

68.3

56.8

75.573.8

69.973.4

70.6

72.483.0

78.8

71.4

79.6

73.4

78.4

84.387.4 88.1

82.781.1

74.8

78.9

86.0

82.0 81.4

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

10,000

20,000

30,000

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度

客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

客室稼働率(OCC)(%)

2007年(ADR) 2016年(ADR) 2007年(OCC) 2016年(OCC)※ 網かけはRevPARを示す。

2007   2016 2007   2016 2007   2016 2007   2016 2007   20162007   2016 2007   2016

2016年(OCC)

2007年(OCC)

8,955 8,6067,701

7,209

11,129

8,961

9,626

10,843

9,752 9,827

12,25411,629

9,7009,238 8,987 9,093

11,975

14,700

10,96811,480

10,688 10,8309,762

12,15311,327 10,938

13,586 13,400

12,22311,571

11,035 10,903 10,674 10,992

12,39013,444

9,700 9,747

8,097 8,0027,376

7,852 8,0578,601

10,09410,938

71.4 72.7

66.2 69.1

66.8

72.0 75.5

78.2 81.5 81.4

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

客室稼働率(OCC)(%)客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

客室単価 RevPAR 客室稼働率

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

ホテル数 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7

[ 平成29年10月24日訂正 ]

Page 11: 「2016年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマン …...2017/08/25  · 2016年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル71軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの3タイ

11

リゾートホテル 客室稼働率、客室単価、RevPAR の年次・月次推移

図表 14-1 年次推移

図表 14-2 2007 年度を 100 とした各年度の推移

図表 14-3 2007-2016 年度の月次比較

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

19,539

23,041

18,784

31,784

44,249

22,757

19,09517,860

20,23818,897

17,258

19,667

23,200

18,051

20,09719,044

34,933

47,259

24,529

19,419

15,872

19,779

16,738 16,052

18,523

23,094

77.0

66.0

69.9

80.3

90.5 89.1

80.8

72.3

63.6

70.7

85.6 84.7

77.5

82.1

77.5

83.1

86.9

92.1 91.1

85.8

75.1

63.4

72.483.9 83.7

81.4

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度

客室稼働率(OCC)(%)

客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

2007年(ADR) 2016年(ADR) 2007年(OCC) 2016年(OCC)※ 網かけはRevPARを示す。

2007   2016 2007   2016 2007   2016 2007   2016 2007   20162007   2016 2007   2016

2016年(OCC)

2007年(OCC)

15,051 15,213

13,125

25,510

40,036

20,28115,430

12,919 12,881 13,36014,777

16,66217,983

14,823 15,575 15,831

30,372

43,518

22,339

16,664

11,923 12,531 12,11413,465

15,512

18,796

23,200 23,67422,308 21,929

20,823 20,643 20,178 20,71622,304

23,094

17,983 17,829

15,33414,571

13,775 14,46615,349

16,34017,833

18,796

77.5 75.3

68.7 66.4 66.2

70.1

76.1 78.9 80.0 81.4

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

10,000

20,000

30,000

客室稼働率(OCC)(%)客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

客室単価 RevPAR 客室稼働率

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

ホテル数 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15

101.8105.0

102.0

99.5

104.5

99.6

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上高

[ 平成29年10月24日訂正 ]

Page 12: 「2016年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマン …...2017/08/25  · 2016年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル71軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの3タイ

12

宿泊特化型ホテル 客室稼働率、客室単価、RevPAR の年次・月次推移

図表 15-1 年次推移

図表 15-2 2007 年度を 100 とした各年度の推移

図表 15-3 2007-2016 年度の月次比較

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

105.5

134.8

104.0

116.0

140.2

105.3

146.7

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上高

6,828 6,8356,346 6,123

5,641 5,525 5,6916,110

6,6827,098

4,026 3,882 3,634 3,501 3,232 3,4363,953

4,6715,196

5,642

59.0 56.8 57.3 57.2 57.3

62.2

69.5

76.4 77.8 79.5

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

5,000

10,000

客室稼働率(OCC)(%)客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

客室単価 RevPAR 客室稼働率

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度

ホテル数 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10

6,951 6,9726,705 6,882 7,072

6,772 6,615 6,674 6,730 6,658 6,7837,096

6,8286,778 6,872 6,667

7,434 7,987

7,318 7,056

6,657 6,861 6,760

7,435 7,100 7,098

59.5

55.3 56.8 57.6 57.0

64.5

55.4

62.5

54.351.2

72.0

62.459.0

75.4

69.1

76.6

84.086.5

83.9 82.7

78.8

72.9 72.2

88.8

83.8

79.5

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

0

5,000

10,000

15,000

20,000

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度

客室稼働率(OCC)(%)

客室単価(ADR)(円)

RevPAR(円)

2007年(ADR) 2016年(ADR) 2007年(OCC) 2016年(OCC)※ 網かけはRevPARを示す。

2007   2016 2007   2016 2007   2016 2007   2016 2007   20162007   2016 2007   2016

2007年(OCC)

2016年(OCC)

4,1343,859 3,806 3,965 4,031

4,369

3,6644,173

3,653 3,407

4,886 4,4284,026

5,1124,748

5,103

6,243

6,905

6,1405,832

5,248 5,002 4,881

6,6005,952

5,642

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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13

図表 16 シティホテル RevPAR の伸び率及び要因

参考:(年度別)対前年度比

図表 17 リゾートホテル RevPAR の伸び率及び要因

参考:(年度別)対前年度比

図表 18 宿泊特化型ホテル RevPAR の伸び率及び要因

参考:(年度別)対前年度比

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

-6.3

0.5

-16.9

-1.2

-7.8

6.4

2.6

6.7

17.4

8.4

12.8

△ 20.0

△ 10.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2016/

2007年度

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

-9.2

-3.6 -6.4

-3.7

-7.7

6.3

15.0 18.2

11.2 8.6

40.2

△ 20.0

△ 10.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2016/

2007年度

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

4.7

-0.9

-14.0

-5.0 -5.5

5.0 6.1 6.5 9.1

5.4 4.5

△ 20.0

△ 10.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2016/

2007年度

(%)

客室稼働率(OCC)要因

客室単価(ADR)要因

RevPAR伸び率

[ 平成29年10月24日訂正 ]

Page 14: 「2016年度県内主要ホテルの稼働状況」及び 「リーマン …...2017/08/25  · 2016年度の県内主要ホテル(調査対象ホテル71軒)をシティホテル、リゾートホテル、宿泊特化型ホテルの3タイ

14

図表 19 シティホテル 1ホテル当たり年間売上高の推移

図表 20 リゾートホテル 1ホテル当たり年間売上高の推移

図表 21 宿泊特化型ホテル 1ホテル当たり年間売上高の推移

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

964 963 795 783 715 755

773 824 973 1,060

969 969

897 910 884 901

906 986

970 996

76 65

58 46 47 41 31

26

28 29

217 216

198 200 199 195 201

136 137

82

2,226 2,213

1,949 1,939 1,846 1,892 1,911

1,973 2,108

2,167

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

年間平均売上高(百万円)

宿泊収入 料飲収入 売店収入 その他収入

(46.0%)

宿泊収入

料飲収入

(1.3%)

(3.8%)

(48.9%)

(9.8%)

(3.4%)

(43.5%)

(43.3%)

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度1室当たりの売上合計 8.2 8.2 7.3 7.2 7.0 7.2 7.3 7.5 8.0 8.11室当たりの宿泊収入 3.6 3.6 3.0 2.9 2.7 2.9 2.9 3.1 3.7 4.0

ホテル数 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7

1,899 1,865 1,616 1,535 1,468 1,547 1,642 1,748 1,913 2,039

1,049 994

901 854

831 885

939 962

987 995

248 228

191 177

179 198

212 219

211 209

292 291

250 209

202 206

219 208

213 230

3,487 3,378

2,958 2,775

2,680 2,836

3,012 3,137

3,325 3,473

0

1,000

2,000

3,000

4,000

年間平均売上高(百万円)

宿泊収入 料飲収入 売店収入 その他収入

(58.7%)

(28.6%)

宿泊収入

料飲収入

(6.0%)

(6.6%)(8.4%)

(7.1%)

(30.1%)

(54.5%)

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度1室当たりの売上合計 12.1 11.7 10.2 9.6 9.2 9.7 10.3 10.7 11.3 11.61室当たりの宿泊収入 6.6 6.5 5.6 5.3 5.0 5.3 5.6 6.0 6.5 6.8

ホテル数 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15

212 204 191 184 170 180 204

239 267

289 5

9

15

19

21

18

7 7

8 9 7

8

8

12

11

10

219 211

198 193 182

197

231

273

301 322

0

50

100

150

200

250

300

350

年間平均売上高(百万円)

宿泊収入 料飲収入 売店収入 その他収入

(89.7%)

(5.6%)

(3.2%)

(1.5%)

2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度1室当たりの売上合計 1.5 1.5 1.4 1.3 1.3 1.4 1.6 1.9 2.1 2.31室当たりの宿泊収入 1.5 1.4 1.3 1.3 1.2 1.3 1.5 1.7 1.9 2.1

ホテル数 10 10 10 10 10 10 10 10 10 10

(3.3%)

(96.7%)

宿泊収入

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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15

2007 年度を 100 とした各年度の推移 (再掲)

図表 22-1 シティホテル

図表 22-2 リゾートホテル

図表 22-3 宿泊特化型ホテル

注) 客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

出所:当公庫調査

101.9 100.9

114.0

99.0104.1

112.8

97.3

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上高

101.8105.0

102.0

99.5

104.5

99.6

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上高

105.5

134.8

104.0

116.0

140.2

105.3

146.7

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上高

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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16

2007 年度を 100 とした各年度の推移 (リゾートホテル)

図表 23-1 沖縄本島のリゾートホテル

図表 23-2 離島地域のリゾートホテル

注) 1.客室単価及び RevPAR は消費税を含んでおり、2014 年度以降は消費税増税(5%→8%)の影響を受けている

2.( )の数字は、客室単価の実数である 出所:当公庫調査

102.7

107.2

(24,274 円)

96.6

(23,444 円)

103.5

100.0

60

70

80

90

100

110

120

130

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上

95.0

(18,214 円)106.1

116.9

(21,283 円)

103.0

111.0

97.1

60

70

80

90

100

110

120

130

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

(年度)

客室稼働率 客室単価 RevPAR 売上

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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17

図表 24 客室稼働率(OCC)と客室単価(ADR)の 2016 年度/2007 年度比のクロス集計

図表 25 客室稼働率(OCC)と客室単価(ADR)の 2016 年度/2007 年度比のクロス分布

出所:当公庫調査

N=32

客室稼働率上昇 (+)

(34.4%)11 12

(37.5%)

(  )は構成比

客室稼働率低下 (-)

客室単価上昇

客室単価低下 4

(12.5%)5

(15.6%)(-) (+)

-40.0

-30.0

-20.0

-10.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

-20.0 -10.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0

客室稼働率

2016年度

2007年度

客室単価

2016年度

2007年度

N=32

シティホテル

リゾートホテル

宿泊特化型ホテル

リゾートホテル平均

シティホテル平均

宿泊特化型ホテル平均

比(%)

RevPAR(プラス)

23軒

RevPAR(マイナス)

9軒

比(%)

[ 平成29年10月24日訂正 ]

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18

<参考>

図表① 入域観光客数・観光収入の推移(年度ベース)

図表② 入域観光客数の推移(月別)

図表③ 外国客の入域観光客数の動向

出所:当公庫作成

505 543 561 570 570 544 542 523 554 595 618 627 664

12 14 10 19 24

25 28 30 38

63 99

167

213

517 557 571 589 593

569 571 553 592

658

717

794

877

4,057 4,083 4,289 4,299

3,778 4,025

3,783 3,997

4,479

5,342

6,022

6,603

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

0

200

400

600

800

1,000

2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(億円)

(年度)

(万人)

うち外国人観光客数

うち国内観光客数

観光収入(億円)(右目盛)

入域観光客数(万人)

300

400

500

600

700

800

900

1,000

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

(千人)

2017年度(H29年度)

2016年度(H28年度)

2015年度(H27年度)

2014年度(H26年度)

2013年度(H25年度)

2008年度(H20年度)

9.5

-0.6

-25.4

-2.1

-19.6

31.6 41.1

23.1

8.2

37.4

2.1

1.1

-0.1

5.2 3.1

5.6

19.7

31.0

41.8

26.7

7.1

3.7 1.0

-1.5

-1.2

2.5

4.8

4.9

26.6

19.2

18.7

4.2

-24.4

1.5

-17.7

39.7

65.6

59.0

76.6

83.3

72.5 71.2

66.0 65.4 64.769.1

74.7

78.3 79.9 81.0

-30

0

30

60

-40

-20

0

20

40

60

80

100

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

(%)

80

(万人)

(年度)

入域観光客数増減数

うち外国人観光客(海路)増減数

うち外国人観光客(空路)増減数

うち国内観光客増減数

客室稼働率(3ホテルタイプ平均)

36.2 50.5 

65.2 

13.8 

20.2 

21.8 

13.0 

35.5 

43.5 

19.2 

33.3 

45.2 

16.5 

27.5 

37.2 

98.6 

167.0 

212.9 

0

50

100

150

200

250

2014年度 2015年度 2016年度

(万人)

その他

韓国

中国本土

香港

台湾

[ 平成29年10月24日訂正 ]