１０月１７日（土）、１８日（日）の２日間、東京新宿駅西口広場のイベントコーナーで《統計グラフ全国コンクール》の入賞作品を展示する「統計データ・グラフフェア」が開催されました。

毎年開催される《統計グラフ全国コンクール》には全国から２５,０００点余りの応募があり、総務大臣賞や日本統計学会会長賞、日本品質管理学会賞などが選ばれます。

全国の応募作品の中から優秀作品を選ぶために先週行われた審査委員会では、各省庁の審査委員はじめ１４名が審査にあたり、文部科学大臣賞、総務大臣賞、経済産業大臣賞、農林水産大臣賞はじめ日本統計学会会長賞、日本品質管理学会賞などの表彰対象が選ばれ、その入選作が展示されました。 表彰式は１１月１９日に開催される全国

統計大会会場にて表彰が行われます。

レポート作成：前川 恒久 ＱＣサークル京浜地区・顧問

日本品質管理学会 ＴＱＥ特別委員会・委員

上は今年度の「日本統計学会会長賞」を受

賞した東京都晃華学園５年生の井川梨紗子

さんの作品で、テーマは「鉛筆を使っていま

すか？」です。

こちらは今年度の「日本品質管理学会賞」

を受賞した栃木県宇都宮市立一条中学校の

坂本翔汰さんの作品「中１からでも早すぎな

い高校選び」です。

入賞作品展示コーナーだけではなく、総務

省統計局関係の統計関連資料はじめ、世の中

のあらゆる産業データをまとめた経済産業

省の資料や農業・漁業などの農林水産省関係

の資料もたくさん展示されており、普段、目

にする機会の少ない資料もあることから来

場者は手にとってご覧になっていました。

今年行われた「国勢調査」では兄妹そろっ

て協力を呼び掛けるなどキャンペーンで大

忙しでしたが、この会場には子供連れの見学

者も多く、会場に特別参加のセンサス君とみ

らいちゃん兄妹は子供たちに人気の的。あち

こちから駆け寄る子供たちと一緒に記念撮

影、売れっ子モデルの大変さを味わいました。