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2020年３月期通期決算概況


2020年３月期通期決算ハイライト（連結）１

前期比計画比

売上高 135,180百万円（＋ 0.8％）（△ 4.1％）

営業利益 7,115百万円（＋ 1.2％）（△ 11.1％）

経常利益 7,248百万円（＋ 0.9％）（△ 10.5％）

親会社株主に帰属する

当期純利益 4,585百万円（＋ 4.1％）（ △ 8.3％）


6,378 6,836

7,238 7,031 7,115

3,763

4,387 4,619 4,404 4,585

２

♦ 売上高

経営成績の推移（５年間）

♦ 営業利益

♦売上高は８期連続で増収となる

♦親会社株主に帰属する当期純利益


（単位：百万円）

118,860 121,349

128,492

134,139 135,180

2020.32018.32017.32016.3 2019.3

過去最高！

7.9

8.8 8.6

7.8 7.8♦ ＲＯＥ（％）


4,138 4,331

2,246 2,044

621 553

2019.3 2020.3

49,720 49,979

29,750 30,844

54,538 54,084

2019.3 2020.3

売上高売上高

（△0.8%）

（＋3.7%）

（＋0.5%）

（△9.0%）

7,1157,031

（△10.8%）

（＋4.7%）

135,180134,139 （＋0.8%）

2020年３月期通期セグメント別業績（連結）

営業利益営業利益

ボンド土木建設化成品

・ボンドは、「値上げ効果」「原材料価格の下落」により増益

・土木建設は、近畿鉄筋・角丸建設 (連結子会社)が低調

・化成品は、丸安産業（連結子会社）が低調により減益

（＋1.2%）

・ボンドは前年並み、土木建設は好調

・化成品は丸安産業（連結子会社）が低調により減収

（単位：百万円（）内％は前期比）

３


営業利益の主な増減要因（連結）

（単位：百万円（）内％は前期比）

2020年３月期通期

販管費増加による減少

売上増加

による利益増他

2019年３月期

通期

7,0317,115

工場経費の変動

＋300

B ＝ボンドＣ＝土木建設 K ＝化成品

B ＋193

C △202

K △67

その他＋197

調整 △37

販売価格の上昇

原材料価格の変動

＋84百万円（＋1.2%）

４

営業利益

B △218C △269K △65その他 △0

調整額＋123

B ＋185C ＋47

B △48C △2

B ＋305C △4

B △29C ＋181K △22その他＋197

調整額 △161

C △153K ＋21

工事会社および

化成品の利益率変動

＋165

△429

△132 ＋233

△51


6,499 6,534

19,965 20,290

7,113 7,399

3,232 3,269

8,750 8,860

2,646 2,731

2019.3 2020.3

（＋3.2%）

（＋1.3%）

（＋1.1%）

（＋0.5%）

（＋4.0%）

（＋1.6%）

ボンドセグメント主な業界別売上高５

（＋0.5%）49,720

49,979

（単位：百万円（）内％は前期比）売上高

ウォールボンド工業 (連結子会社)

サンライズ (連結子会社)

コニシ産業資材用

コニシ住宅関連用

コニシ一般家庭用

・100円均一ショップ、ホームセンターが堅調

・タイル施工用、補修用シーリング材、集成材用

が好調

・内装工事用は上期好調も、消費税増税の反動で下期は低調

・自動車、電子部品用の弾性接着剤が増加

・戸建用シーリング材、車両用は上期好調も下期は低調

・コニシルートでの販売および新製品が順調

[※各社、各分野の売上は内部取引を含む]

コニシテープ

・ほぼ横ばいで推移


11,473 11,844

2,017 2,295

10,178 11,074

1,544 1,414 1,550 1,161

3,439 3,777

2019.3 2020.3

（△25.0%）（△8.5%）

（＋8.8%）

（＋13.8%）

（＋3.2%）

（＋9.8%）

土木建設セグメント主な業界別売上高６

（＋3.7%）29,750

30,844


コニシ工営 (連結子会社)

近畿鉄筋コンクリート (連結子会社)

ボンドエンジニアリング (連結子会社)

コニシ土木用

コニシ建設用

・外壁はく落防止工法用、建築用シーリング材が好調

・インフラ・ストック市場の補修・改修・補強工事が好調に推移

・受注についても過去最高を更新

・連続繊維シート補強工法等が好調

角丸建設 (連結子会社)

・工事の進捗が良好で、売上高は好調

・増税の影響もあり10月以降の受注減

・工事の遅れが響き低調



17,984 19,511

7,511 7,644

6,668 6,398

4,265 4,128 3,636 3,414

13,114 11,495

2019.3 2020.3

（△3.2%）

（△4.1%）

（＋1.8%）

（＋8.5%）

（△12.3%）

化成品セグメント主な業界別売上高７

（△0.8%）54,538 54,084


丸安産業 (連結子会社)

塗料

化学工業

自動車

・車の電装化に伴い、電子部品関連商材が好調

電子・電機

その他

・中国経済の低迷を受け、半導体製造用やコンデンサ用が低調

・自動車補修用塗料は低調・建築用塗料向けは好調

・エタノール関連商材が増加・樹脂原料は低調

・半導体関連およびスマートフォン関連が低調



2020年３月期トピックス８

①「関東支社」を建設（2019年９月）

②「東京サテライトオフィス」を開設 (2020年１月)

・「フリーアドレス制」の導入

・隣接する研究所と営業部門の連携を強化

・「ＦＡＸ受注の電子化」「シンクライアントパソコン」の導入

・明治生命館 (東京都千代田区丸の内)内に「サテライトオフィス」を開設

・都内での効率的な営業活動に活用


2020年３月期トピックス９

③「危険物自動ラック倉庫(栃木)」を建設 (2019年９月)

④「一般倉庫(滋賀)」を建設 (2020年２月)

・倉庫面積約1,900㎡、最大1,270ﾊﾟﾚｯﾄ収納可能

「角丸建設」の土木工事領域の拡大を目指す

・滋賀物流センター内に角丸建設（連結子会社）が建設

⑤角丸建設（連結子会社）が「㈱和泉(静岡県藤枝市)」を子会社化 (2020年２月)

・建屋高さ20ｍ、最大 1,650 パレット収納可能

・ＱＲコードを読み取り、自動でラックに格納（入出庫作業時間の短縮化）

【㈱和泉の業績売上 253百万円営業利益 21百万円 (2019年６月期)】

・治山、治水、道路補修工事を主とした土木工事会社


【 2021年３月期計画について】


10

2020年3月期通期

2021年3月期通期予想

増減率（前期比）

売上高 135,180 139,000 + 2.8％

営業利益 7,115 7,180 + 0.9％

経常利益 7,248 7,260 + 0.2％

親会社株主に帰属する

当期純利益 4,585 4,620 + 0.7％


2021年３月期通期計画（連結）

※新型コロナウイルス感染症の影響拡大により、

業績予想修正の必要性が生じた場合は、速やかに別途開示いたします。


4,138 4,331 4,335

2,246 2,044 2,080

621 553 555

2019.3 2020.3 2021.3

(予想)

49,720 49,979 52,200

29,750 30,844 32,300

54,538 54,084 54,230

2019.3 2020.3 2021.3

(予想)

2021年３月期セグメント別通期計画（連結） 11

7,031 7,1807,115

(＋0.1％)

(＋0.2％)

(＋1.8％)

（単位：百万円（）内％は前期比）ボンド土木建設化成品

134,139 135,180139,000

（＋4.4％）

（＋4.7％）

（＋0.3％）

売上高売上高営業利益営業利益

※ 新型ｺﾛﾅｳｲﾙｽ感染拡大の影響により、修正する場合があります

（＋2.8％）

（＋0.9％）


◇ボンドセグメント◇ 今期の主な取り組み

②「開発グループ」を設置し、産業資材分野を強化

①「ボンド裁ほう上手スティック」の拡販

・TVＣＭやYouTube広告を活用し順調に推移

③「サンライズ（連結子会社）小山工場」を建設中(栃木)

・新規業界へ注力し、将来の柱となる製品開発を促進

自動車

12

電材複層ガラス構造用両面テープ

・東日本エリアへの販売強化（岡山工場と製造２拠点制へ）

・自社製品だけではなく、コニシ製品も生産予定

完成イメージ

東日本のシーリング材製造拠点へ (2021年４月稼働予定)

56万本 168万本 220万本

今期目標マスクにも

ズボンの裾上げに

「裁ほう上手スティック」販売本数

(2019.3) (2020.3) (2021.3)


8,678 9,157

11,074 10,178

2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3

◇土木建設セグメント◇ 今期の主な取り組み

①コニシ補修材・シーリング材のシェア拡大へ

・成長分野である「土木建設分野」への取り組みを強化

②ボンドエンジニアリング（連結子会社）の売上拡大11,600

(計画)

〈ボンドエンジニアリング㈱売上推移〉


・社会インフラ（道路・鉄道・橋梁）の補修・改修工事の

取り込みをさらに推進

・大型物件の受注を強化（今期受注184億円を計画）

13

首都圏を中心とした「東日本エリア」の物件取り込みに注力

「ボンドエンジニアリング」との協業による工法開発

12,491 12,766

14,136

13,480

2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3

14,600(計画)

〈コニシ㈱土木建設部門売上推移〉

「土木建築用シーリング材」でシェア拡大を目指す

シェア拡大中 16％（2009.3）→34％（2020.3） ※自社調べ


①「新規商材、新規顧客の開拓」を継続して強化

• 「車載用途向け」の電子材料・部品へ注力

• 「丸安産業(連結子会社)」と協業し、仕入れ・販売の機会を増やす

• 「ボンド」「土木建設」の販売先への「化成品商材」の販売

②「材料科学研究所」と連携し、自社技術を活かした製品開発を強化

14◇化成品セグメント◇ 今期の主な取り組み

モーター用マグネットシリコーンセンサー用ウエハー

【材料科学研究所】

１．「化成品部門」からのテーマを受け、接着剤に捉われない開発を推進

２．大学との共同研究をおこない、高付加価値製品の開発を目指す

車載用途向け封止材塗料業界向け中間原料


◇その他◇ 今期の主な取り組み

①「新潟営業所」を開所 (2020年５月)、「全国１９拠点の営業体制」へ

②営業業務の効率化

15

・返品・キャンセルの削減 (受発注業務の効率化)

全国19拠点

【直近の事業所開設状況】

2014年：栃木2015年：沖縄2016年：静岡2017年：千葉、姫路2018年：滋賀2019年：関東支社、東京サテライトオフィス2020年：新潟

「地域密着型営業」の推進（エリア内の工業用ユーザー、土木建設関連の施工店へ注力）

営業部門の「ムダ・コスト」を削減し、「効率化」を推進

・製品の統廃合 (過剰在庫や廃棄製品の削減)

・運送コストの削減 (コニシグループ運送会社を活用した、「自社配送化」の推進)


設備投資額・減価償却費について

2,451

1,747

9,175

3,775

7,120

1,873

1,839

1,590 1,862 1,907

2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3

(予想)

設備投資額・減価償却費


設備投資額減価償却費

今期の主な設備投資

✓工場排水処理施設更新(滋賀工場)

✓サンライズ㈱小山工場新設（栃木県）

✓コニシ㈱大阪本社フリーアドレス制導入

✓コニシ㈱新基幹システム導入

✓ボンドエンジニアリング㈱名古屋支店建設

✓水性製造所新設（コニシ栃木工場）

✓トラック車両購入 (自社配送化の推進)

16


配当について

〈１株当たり配当額の推移〉

20 20 2024 24

2830 30

40

2426 26

36 36

0

5

10

15

20

25

30

35

40

45

2008.3 2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3

【配当に関する基本方針】

当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題と認識しております。毎期の業績等を勘案しなが

ら、継続的な配当を実施する方針です。

予想

（単位：円）

※2016年４月１日付にて株式分割しております。2016年３月期以前の配当については、株式分割前の配当金の額を記載しております。

株式分割

予想

17

26

10

創業150周年

記念配当

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