oracle cloud デザイン・パターン -database backup (c2c)-

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Copyright © 2014 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | Copyright © 2016 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | Oracle Cloud デデデデ デデデデ - Database Backup (C2C) - 2016 年 7 年 27 年 年年年年 年年年年年年年年年年 Cloud/Big Data/DIS 年年年年年年年 年年年年年年年年年 年年年年

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Oracle Cloud デザイン・パターン- Database Backup (C2C) -

2016 年 7 月 27 日クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud/Big Data/DIS プロダクト本部エンジニアリング部黒田壮大

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• 以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

Oracle と Java は、 Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。2

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Document Control• 本資料は、 Oracle Database 12cR1 ならびに Database Cloud Service

16.4.3 を前提に説明します–製品・サービスのアップデートに伴い、内容が変更される可能性があります–最新情報は、各製品・サービスのマニュアルやドキュメントをご確認下さい

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Document ControlDate Version 変更箇所2016/08 1.0 DB 12.1 + DBCS 16.3.1 で資料作成2016/11 1.1 DBCS 16.4.3 でスクリーンショットを更新

・コンテナ作成方法を変更( Cloudberry Explorer ではなく、直接コンソールを利用)・リカバリ手順を追記・文言の微修正

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アーキテクチャー設計時に生じる典型的な課題(例)

• Oracle Cloud を検討してくれているお客様の声(想像)

– 「 RMAN によるバックアップが取得できるのは理解した。で、長期間にわたるバックアップを保存する場合にはどこに置けばいいの?」

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設計課題

• 解決したい課題– データベースのバックアップを取得するときに、

「高速にバックアップ / リカバリできる」ことと「容量単価が安価である」ことは多くの場合トレード・オフの関係にあります

– また、ストレージ機能のスナップショットではブロック破損に気づかないままバックアップしてしまうため、いざリカバリするタイミングになって初めてブロック破損に気づき、リカバリできないという問題が発生しかねません

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• Oracle Cloud での解決方法– バックアップ時点でブロック破損に気づく必要

があるため、 Oracle Cloud でも Recovery Manager (RMAN) を使用してバックアップを 取得します

– Oracle Database Backup Service を使用することで、オブジェクト・ストレージである Oracle Storage Cloud Service に RMANバックアップを取得することができます

– リカバリ頻度が比較的高い一次バックアップはOracle Database Cloud Service 内の高速リカバリ領域に取得することで、高速なリカバリを可能にし、リカバリ頻度が比較的低い二次バックアップは高速リカバリ領域のバックアップから Oracle Database Backup Service に コピーします

Database Backup (C2C)

Oracle Database Cloud

高速リカバリ領域

Oracle DatabaseBackup Cloud

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設計ガイド

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• メリット– バックアップ時点でブロック破損に気づけます– 高速リカバリ領域と Oracle Database Backup

Service を併用することで、速度と容量単価のバランスを取れます

– Oracle Database Backup Service を使用することで管理コストを大幅に減らすことが可能になります

• 補足事項– Database as a Service ( Automated サービス)で

は、このバックアップ構成で RMAN スクリプトが cron により日次で実行されるように数クリックで実装できます

Database Backup (C2C)設計ガイド

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[Step1] データベース・サービス・インスタンスの作成

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[1-1] Storage Administrator ロール付与の確認

構築ガイドDatabase Backup (C2C)

1. マイ・サービスにログインし、ダッシュボード右ユーザーを選択します。

2. ユーザータブに表示された該当ユーザの右側のメニューをクリックしロールの管理を選択します。

3. 表示されたロールの管理 画面にて Storage Administrator が選択されていることを確認します。※選択されていない場合は選択して保存します。

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[Step1] データベース・サービス・インスタンスの作成

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[1-1] バックアップ・リカバリの構成情報設定

構築ガイドDatabase Backup (C2C)

DBCS インスタンス作成時にバックアップ・リカバリの構成を設定します

1. バックアップの保存先をプルダウンより選択します。

2. コンテナのエンドポイントを指定しますStorage-< アイデンティティ・ドメイン名 >/< コンテナ名 >

3. アイデンティティ・ドメインのユーザ名とパスワードを入力します

4. 既存のコンテナではなく新規にコンテナを作成したい場合はチェックを入れます

←   VM 内と Backup Cloud←   Backup Cloud のみ←  バックアップなし

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GUI による任意の時点でのバックアップの取得

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Step 1. バックアップ開始

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

サービス詳細画面の管理タイルの中にバックアップ メニューがあります。Available Backups の中に取得済バックアップの一覧が表示され、 Recovery History の中に過去のリカバリの履歴が表示されます。

1. Backup Now ボタンを押してバックアップ取得を開始します。

2. メッセージを確認後、問題なければ Backup ボタンをクリックします。

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GUI による任意の時点でのバックアップの取得

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Step 2. バックアップ進捗確認

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. バックアップがバックグラウンドで開始されます。

[opc@Alpha01A-DBCS ~]$ tail -f /var/opt/oracle/bkup_api/log/bkup_api.log

※ )進行状況の詳細を確認したい場合は rbkup_api.log を参照ください

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GUI による任意の時点でのバックアップの取得

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Step 3. バックアップ終了確認

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. バックアップが完了するとメンテナンスモードが完了し、アクティビティ情報がアップデートされます。

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GUI によるリカバリ

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Step 1. リカバリ時点の選択、実施

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. Recover ボタンをクリックします。

2. リカバリ時点を選択します完全リカバリ・リカバリ可能な最新時点Point-in-time リカバリ・時間指定(秒単位)・ SCN (システム変更番号)指定

3. Recovery ボタンでリカバリを開始します

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GUI によるリカバリ

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Step 2. リカバリの実行確認

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. リカバリが開始されていることを確認します。

※ リカバリに際しては DB インスタンスの再起動が伴います。

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GUI によるリカバリ

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Step 3. リカバリの終了確認

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. バックアップが完了するとメンテナンスモードが完了し、アクティビティ情報がアップデートされます。

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Storage Cloud Service コンテナの操作

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Step 1. Oracle Storage Cloud サービスのエンドポイント確認

Database Backup (C2C)

1. マイ・サービスにログインし、 Oracle Storage Service の詳細画面に遷移します。

2. サービス詳細をクリックしてサービス詳細を表示し、 REST エンドポイントを確認します。例 ) https://japandbcs01.oraclecloud.com/v1/Storage-japandbcs01

運用 Tips

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Storage Cloud Service コンテナの操作

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Step 2. Cloudberry Explorer のセットアップ

Database Backup (C2C)

Oracle Storage Cloud Service は OpenStack Swift のAPI に対応しているオブジェクト・ストレージ・サービスです。そのため、 Swift に対応するサードパーティ製ツールの利用が可能です。本ドキュメントは、サードパーティ社製の GUIツールの一例として CloudBerry Explorer の設定方法を説明しています。CloudBerry Explorer は CloudBerry Lab 社より提供されているソフトウエア製品です。製品のについてのお問い合わせは CloudBerry Lab 社にお願い致します。また、正式な設定ガイドは CloudBerryLab 社のホームページでご確認ください。また、製品の最新情報につきましてもそちらをご確認下さい。  設定ガイド:http://www.cloudberrylab.com/blog/how-to-use-cloudberry-explorer-with-oracle-cloud-storage/ (英語)

運用 Tips

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Storage Cloud Service コンテナの操作

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Step 3. Cloudberry Explorer のセットアップ

Database Backup (C2C)

1. Cloud Berry Explore を起動し、メニューから File -> New Oracle Cloud Account を選択します。

2. 表示された Add New Oracle Cloud Storage Account ウインドウの各項目に値を入力します。Display Name : 任意の名前User Name : <REST エンドポイントの末尾部分>:<Oracle Cloud ユーザ名 >( 例 ) Storage-japandbcs01:[email protected] : 上記ユーザのパスワードAuthentication Service : https://storage.us2.oraclecloud.com/auth/v1.0Account Location : US Commercial 2 (US)User Keystone authentication : Do not use

3. Test Connection をクリックして接続を確認します、成功後 OK をクリックします。

運用 Tips

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Storage Cloud Service コンテナの操作

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Step 4. バックアップ等、コンテナの内容確認&新規コンテナの作成

Database Backup (C2C)

1. ツールバーの  をクリックしてコンテナを作成します。表示されたウインドウに以下を入力します。

Container Name: 作成するコンテナContainer type: Standard を指定(Archive は Archive Storage Service を使用する場合に設定 )

作成されたコンテナが確認できます

運用 Tips

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ストレージボリュームの追加

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Step 1. ボリューム追加処理の開始

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

DBCS インスタンスにアタッチされているブロック・ストレージの合計容量が記憶域に表示されています。

1. インスタンス詳細画面の右にあるメニューボタンをクリックし、現れたメニューから スケール・アップ / ダウン を選択します。

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ストレージボリュームの追加

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Step 2. 追加するボリュームの情報入力

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. 追加記憶域 (GB) に追加したいボリュームのサイズを、ストレージの追加にボリュームを追加したい場所を下記の選択肢から選んで指定し、はい、サービスをスケール・アップ / ダウンしますボタンを押します。

・新規ストレージ・ボリュームの作成 : 新しいマウントポイント (/u05 以下の空き番号 ) に追加・データ・ストレージ・ボリュームの拡張 : データ領域 (/u02) の LVM に追加・バックアップ・ストレージ・ボリュームの拡張 : FRA 領域 (/u03) の LVM に追加

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ストレージボリュームの追加

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Step 3. ストレージ・ボリューム追加処理の開始

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. ボリューム追加処理受付完了のメッセージを確認します。

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ストレージボリュームの追加

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Step 4. ストレージ・ボリュームの追加処理中

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. 処理中は DBCS インスタンスはメンテナンスモードになり、仮想マシンのリスタートが行われます。

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ストレージボリュームの追加

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Step 5. ストレージ・ボリューム追加の完了

運用 TipsDatabase Backup (C2C)

1. 処理が完了し、記憶域が1GB増えて 138GB になりました。今回は、バックアップ・ストレージ・ボリューム (/u03) の拡張を選択したので、既にボリュームは追加され、仮想 OS 内の /u03 の領域が 1GB増えています。

※仮想マシンのメンテナンス状態も自動的に解除されます。

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Oracle Cloud Service 30 日間無料トライアル 

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トライアルのお申し込みサイト 

トライアルのお申し込みサイトはコチラ - 上記サイトより、ご利用したいクラウドサービスを選択し、お申し込み頂けます。- Oracle PaaS の各サービスは「プラットフォームとインフラ」項目をご参照ください。

https://cloud.oracle.com/ja_JP/tryit

Database Cloud トライアル申し込みご案内

お申し込みは数ステップでカンタン! 30 日間お試し放題!!

- Database Cloud Service のトライアルを申し込むと、 Database Backup Service や Java Cloud Service などもトライアル可能です!- 上記 FAQ サイトにてチュートリアルも提供しております:

- Oracle Database Cloud Serviceを使ってみよう- Oracle Database Cloud Service 体験チュートリアル - トライアル環境を使用したAPEXアプリケーション作成

DBCS の詳細なお申込み方法は FAQ にてご案内しております。

https://faq.oracle.co.jp/app/answers/detail/a_id/2809 へアクセス

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