short lecture foreignstudentslifeinjapan
TRANSCRIPT
国際化社会へ事例:
◦ 日本企業が海外進出に⇒ 進出先の習慣、文化、宗教などに関連する
◦ スマトラ島沖地震 (2004 年 )⇒ 日本からの人道支援(食料)が拒否された原因: 材料の中に豚肉が含む(宗教的に禁じられる)
なので、お互いに理解し合うことが大事◦ ※ 「宗教がわかれば世界が見える」池上彰氏
はじめましてDzulfahmi ( ヅルファーミ)2006 年に来日
◦東京( 3 年間) ⇒ 群馬( 3 年間半)現在は、群馬大学大学院工学研究科
情報工学専攻に在籍中出身国はインドネシア
◦イスラム教( 85% )⇒世界で最も多いイスラム教徒の人数
◦キリスト教( 13% )◦ヒンドゥ + 仏教( 2% )
イスラム教の人は何を信じているの?
日本の場合は◦お正月は神社やお寺で初詣◦勉強の神様へ合格祈願、交通安全祈願など◦多神教 vs 無宗教
イスラム教の場合は◦ 一神教 [ アッラー ]◦ 全宇宙を創造した「絶対超越的な存在」◦ 物事は「偶然」に完成されるのではなく、全てが知能の
高い創造者によって創造された◦ イスラムと科学に関連する奇跡は下記のリンクより: http://www.islam-guide.com/jp/contents-wide.htm
イスラム教について イスラームはアラビア語で平安・平和という意味 イスラム教とは唯一の神様、アッラーを信じる 時は西暦 610 年、メッカーの北部より、預言者の
ムハンマドが神の啓示を受けた クルアーンとして留められた神の言葉 イスラム教の信者:ムスリム(男性)とムスリマ
(女性)と言う
六信1. 神(アッラー)
2. 天使(マラーイカ)
3. 啓典(クトゥブ)⇒クルアーン
4. 使徒(ルスル)⇒神の御言葉を預かる預言者。ムハンマド、イエス、モーゼなど
5. 来世(アーヒラ)⇒死後に『最後の審判』が行われて来世(天国・地獄)が訪れる
6. 定命(カダル)⇒全ての人間の運命が神によって定められている
五行7. 信仰告白(シャハーダ)⇒「アッラーのほかに神はなし」「ムハンマドは神の使徒なり」の
2 句からなる信仰告
8. 礼拝(サラート)⇒聖地メッカの方角に向かって、1日5回の礼拝
9. 喜捨(ザカート)⇒生活困窮者や貧困階層を救済するために寄付する義務的な喜捨
10. 断食(サウム)⇒日の出から日没までの断食
11. 巡礼(ハッジ)⇒聖地メッカにあるカーバ神殿に参拝
イスラム教について
日常生活礼拝(サラート)
◦メッカーの方向へ向かい、一日五回の定刻◦顔や手足を洗ってから礼拝を行う
自己衛生管理が大事にしなければ◦礼拝を通して、時間を知り、はるかなるメッ
カーに思いをはせ、悠久な大宇宙の創造主を賛美して、人間の実在を省みるという
◦心が落ち着いて、安らいでいる ストレスや困ったときに礼拝で全てをアッラーに伝える 神様とのコミュニケーション
◦ちなみに、学校では休み時間に礼拝できる
日常生活礼拝(サラート)
◦一日の礼拝は:◦午前の4時ぐらい
フレッシュな気分 勉強にも効果的!
◦午前12時半ぐらい 集中力が低下し、リラックスしながら回復に
◦午後4時と7時ぐらい◦夕方の9時ぐらい
寝る前に、一日の反省を
◦生活リズムになっている
日常生活飲食
◦ハラール( Halal )⇒ イスラム法で許された項目(食べられる物)
◦ ハラールではないものは血肉、死肉、豚、及び神の名が唱えられていない肉など
◦ アルコールが入っている飲み物はダメ◦ アルコールなしの生活は健康的!
◦ 日本では豚肉やアルコールが入っている食べ物 (ハラールでないもの)がかなり多いが、きちんと原材料をチェックしてから食べるように心がけている
日常生活ラマダーン月
◦ 一年に一度、太陰暦九月に断食(日の出から日没まで)◦ 欲望と戦って自分をコントロールすることが目的◦ 貧困者のことを理解できるようになって貧困や不幸な人々を助
けようという気持ちを育てるという社会的な目的もある◦ 医学的にも断食には、血液中の脂肪分をとり、腸内の細菌や尿酸の有害な動きを押えるなど、健康上の効用も多くある
◦ ダイエットの効果だとか◦ なんといってもラマダーン明けのお祭りは楽しみ
◦ ちなみに、今週末からラマダーン月がスタート!
日常生活服装
◦HIJAB( ヒジャーブ ) ー女性用 イスラーム教徒の女性は大人になったら、ヒジャーブをかぶ
る(進められている) 髪を隠すだけではなく、手と顔をのぞいて体を隠す
女性を守りたい、大事にしたい 国によってヒジャーブのモデルが異なる
まとめイスラム教は一神教 日本とは文化が違うが、いくつかの共
通点はある
参考文献 Wikipedia 「イスラムことがマンガで3時間マスターでき
る本」ーハッジ・アハマド・鈴木 「宗教がわかれば世界が見える」池上彰氏