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VMware Horizon Client for Linux の使用 VMware Horizon Client for Linux 4.1

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VMware Horizon Client forLinux の使用

VMware Horizon Client for Linux 4.1

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最新の技術ドキュメントは、 VMware の Web サイト (https://docs.vmware.com/jp/) でご確認いただけます。 このドキュメ

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VMware Horizon Client for Linux の使用

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目次

Linux 版 VMware Horizon Client の使用 5

1 システム要件およびインストール 6Linux クライアント システムのシステム要件 7

リアルタイム オーディオビデオのシステム要件 9

マルチメディア リダイレクト (MMR) の使用の要件 10

Flash URL リダイレクトの使用の要件 11

スマート カード認証の要件 12

スマート カード向けの Horizon Client の構成 13

サポートされているデスクトップのオペレーティング システム 13

Horizon Client 向けの接続サーバの準備 14

VMware 製品ダウンロードからの Linux 版 Horizon Client のインストールまたはアップグレード 14

Linux クライアント用のコマンドライン インストール オプション 17

Linux クライアントでの仮想印刷機能の有効化 19

Ubuntu ソフトウェア センターからの Linux 版 Horizon Client のインストール 20

VMware Blast オプションの構成 22

VMware によって収集される Horizon Client データ 23

2 エンド ユーザー向け Horizon Client の構成 26URI を使用した Horizon Client の構成 27

vmware-view URI を作成するための構文 27

vmware-view URI の例 30

Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用 31

Horizon Client の構成設定およびコマンドライン オプション 33

エンドユーザーの証明書確認の構成 42

TLS/SSL 詳細オプションの構成 43

ローカル システムに送信する特定のキーおよびキーの組み合わせの構成 44

FreeRDP を使用した RDP 接続 46

FreeRDP のインストールと構成 47

FIPS モードの有効化 48

PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシュの構成 49

3 リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 51リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続 51

ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス 54

構成ファイルの編集によるフォルダの共有 56

Horizon Client の証明書確認モード 56

デスクトップまたはアプリケーションの切り替え 57

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ログオフまたは切断 58

4 Linux システムでの Microsoft Windows デスクトップまたはアプリケーションの使用 60Linux の機能サポート一覧 60

国際化 64

キーボードとモニター 64

USB デバイスを接続する 66

Webcam とマイクロフォンでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用 68

Webcam を使用できる場合 69

Linux クライアント システムでのデフォルトのマイクロフォンの選択 69

Linux クライアント システムでの優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択 70

リモート アプリケーションへのドキュメントの保存 73

リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定 74

テキストのコピーおよび貼り付け 75

クライアントのクリップボードのメモリ サイズの構成 76

5 Horizon Client のトラブルシューティング 77キーボード入力の問題 77

リモート デスクトップまたはアプリケーションのリセット 77

Linux 版 Horizon Client のアンインストール 78

6 Client での USB リダイレクトの構成 80USB 構成プロパティの設定 81

USB デバイス ファミリ 85

VMware Horizon Client for Linux の使用

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Linux 版 VMware Horizon Client の使用

本ガイド『Linux 版 VMware Horizon Client の使用』では、データセンターで View デスクトップに接続するために Linux クライアント システムに VMware Horizon™Client™ ソフトウェアをインストールして使用するための情報について説明します。

このドキュメントでは、Linux 版 Horizon Client のインストールおよび使用のためのシステム要件と手順について説明しています。

この情報は、Linux クライアント システムを含む View の展開をセットアップする必要がある管理者向けです。これらの情報は、仮想マシン テクノロジーおよびデータ センターの運用に精通している経験豊富なシステム管理者向けに記述されています。

注: 本ドキュメントは主に、VMware が使用できるようにした Linux 版 Horizon Client に関連しています。また、VMware のパートナー数社が、View のデプロイ用のシンおよびゼロ クライアント デバイスを提供しています。それぞれのシンまたはゼロ クライアント デバイスで使用可能な機能およびサポートされるオペレーティング システムは、ベンダー、モデル、および企業が採用する構成によって決まります。これらのクライアント デバイスのベンダーおよびモデルの詳細については、VMware Web サイトから入手可能な『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。

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システム要件およびインストール 1クライアント システムは、一定のハードウェアおよびソフトウェア要件を満たす必要があります。Horizon Clientのインストール プロセスは、 他の大部分のアプリケーションのインストールと似ています。

n Linux クライアント システムのシステム要件

Horizon Client をインストールする PC またはノート PC とその周辺機器は、一定のシステム要件を満たしている必要があります。

n リアルタイム オーディオビデオのシステム要件

リアルタイム オーディオビデオは、標準的な webcam、USB オーディオ、およびアナログ オーディオ デバイス、そして Skype、WebEx、および Google Hangouts などの標準的な会議アプリケーションで動作します。リアルタイム オーディオビデオをサポートするには、View の展開が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。

n マルチメディア リダイレクト (MMR) の使用の要件

マルチメディア リダイレクト (MMR) を使用すると、クライアント システムでマルチメディア ストリームが処理(デコード)されます。クライアント システムはメディア コンテンツを再生し、それによって ESXi ホストのロードを低減します。

n Flash URL リダイレクトの使用の要件

Adobe Media Server からクライアント エンドポイントに Flash コンテンツを直接ストリーミングするとデータセンター ESXi ホストへの負荷が軽減され、データセンターを経由する余分なルーティングが不要になり、複数のクライアント エンドポイントにライブ ビデオ イベントを同時にストリームするために必要となる帯域幅が削減されます。

n スマート カード認証の要件

ユーザー認証にスマート カードを使用するクライアント システムは、特定の要件を満たす必要があります。

n サポートされているデスクトップのオペレーティング システム

管理者は、ゲスト オペレーティング システムを使用して仮想マシンを作成し、そのゲスト オペレーティング システムにエージェント ソフトウェアをインストールします。エンド ユーザーは、クライアント デバイスからこれらの仮想マシンにログインできます。

n Horizon Client 向けの接続サーバの準備

エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションに接続できるようにするには、管理者が特定のタスクを実行する必要があります。

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n VMware 製品ダウンロードからの Linux 版 Horizon Client のインストールまたはアップグレード

[VMware 製品ダウンロード] ページから、Horizon Client インストーラ バンドルをダウンロードして実行できます。このインストーラには、USB リダイレクト、仮想印刷、リアルタイム オーディオビデオ、スマート カード、およびクライアント ドライブ リダイレクトなどの機能のモジュールが含まれます。

n Ubuntu ソフトウェア センターからの Linux 版 Horizon Client のインストール

Ubuntu システムを使用している場合には、VMware のダウンロード Web サイトで提供されるバージョンをインストールする代わりに、Ubuntu ソフトウェア センターからクライアントをインストールできます。Ubuntu ソフトウェア センターを使用する場合、Synaptic Package Manager を使用してクライアントをインストールします。

n VMware Blast オプションの構成

VMware Blast 表示プロトコルを使用するリモート デスクトップ セッションとアプリケーション セッションのデコードとネットワーク プロトコルのオプションを構成できます。

n VMware によって収集される Horizon Client データ

所属する企業がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合、VMware は Horizon Clientの特定フィールドのデータを収集します。機密情報が含まれるフィールドは、匿名扱いとなります。

Linux クライアント システムのシステム要件Horizon Client をインストールする PC またはノート PC とその周辺機器は、一定のシステム要件を満たしている必要があります。

注: これらのシステム要件は、VMware が提供している Linux 版 Horizon Client を対象としています。また、VMware のパートナー数社が、View のデプロイ用のシンおよびゼロ クライアント デバイスを提供しています。それぞれのシンまたはゼロ クライアント デバイスで使用可能な機能およびサポートされるオペレーティング システムは、ベンダーとモデル、および企業が採用する構成によって決まります。これらのクライアント デバイスのベンダーおよびモデルの詳細については、VMware Web サイトから入手可能な『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。

注: n バージョン 7.0 から、View Agent が Horizon Agent という名前に変更されました。

n Horizon Client 4.0 および Horizon Agent 7.0 以降で使用可能な表示プロトコルである VMware Blast は、VMware Blast Extreme とも呼ばれます。

アーキテクチャ i386、x86_64、ARM

メモリ 2GB 以上の RAM

オペレーティング システムオペレーティング システム バージョン

Ubuntu 12.04、14.04

Ubuntu 64 ビット 12.04、14.04

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.7

VMware Horizon Client for Linux の使用

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オペレーティング システム バージョン

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 64 ビット 6.7、7.2

SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) 11 SP4

CentOS 6.7

OpenSSL の要件 Horizon Client では、特定のバージョンの OpenSSL が必要です。正しいバージョンが自動的にダウンロードされインストールされます。

View 接続サーバ、セキュリティ サーバ、および ViewAgent

View 5.3.x 以降の最新メンテナンス リリース

企業のファイアウォールの外部からクライアント システムが接続する場合には、セキュリティ サーバを使用することを推奨します。セキュリティ サーバでは、クライアント システムで VPN 接続が必要にはなりません。

リモート(ホスト型)アプリケーションは、Horizon 6.0(以降)View server でのみ使用できます。

表示プロトコル n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

n PCoIP

n RDP

クライアント システムの画面解像度

最小: 1024 X 768 ピクセル

VMware Blast およびPCoIP のハードウェア要件

n SSE2 拡張命令に対応する x86 または x64 ベースのプロセッサ。800 MHz 以上のプロセッサ処理速度。

n さまざまなモニタ セットアップをサポートするための、システム要件を超えるRAM 空き容量。一般的な目安として次の式を使用してください。

20MB + (24 * (# monitors) * (monitor width) * (monitor height))

大まかな目安として、次の計算が使用できます。

1 monitor: 1600 x 1200: 64MB

2 monitors: 1600 x 1200: 128MB

3 monitors: 1600 x 1200: 256MB

RDP のハードウェア要件 n SSE2 拡張命令に対応する x86 または x64 ベースのプロセッサ。800 MHz 以上のプロセッサ処理速度。

n 128MB RAM。

Microsoft RDP のソフトウェア要件

n Ubuntu 12.04 の場合、rdesktop 1.7.0 を使用します。

FreeRDP のソフトウェア要件

RDP 接続を使用して View デスクトップに接続し、接続のために FreeRDP クライアントを使用する予定であれば、FreeRDP の適切なバージョンと適用可能なパッチ

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をインストールする必要があります。FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

その他のソフトウェア要件 使用している Linux ディストリビューションによっては、Horizon Client には他にも特定のソフトウェア要件があります。Horizon Client のインストール ウィザードがライブラリの互換性と依存関係をシステムでスキャンできるようにしてくださ

い。次のリストに Ubuntu ディストリビューションにのみ関係する要件を示します。

n アイドル状態のセッション タイムアウトのサポートに必要なファイル:libXsso.so.1。

n Flash URL リダイレクトのサポートに必要なファイル: libexpat.so.1。

(libexpat.so.0 ファイルは不要になりました)。

n USB リダイレクトとリアルタイム オーディオビデオのサポートに必要なファイル: libudev0。

注: デフォルトでは、libudev0 は Ubuntu 14.04 にインストールされませ

ん。

n 複数のモニタを使用する場合にパフォーマンスを向上させるには、Xineramaを有効にします。

リアルタイム オーディオビデオのシステム要件リアルタイム オーディオビデオは、標準的な webcam、USB オーディオ、およびアナログ オーディオ デバイス、そして Skype、WebEx、および Google Hangouts などの標準的な会議アプリケーションで動作します。リアルタイム オーディオビデオをサポートするには、View の展開が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。

View リモート デスクトップ

デスクトップには、View Agent 5.3 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。View Agent5.3 のデスクトップの場合、デスクトップには対応する Remote Experience Agent もインストールする必要があります。たとえば、View Agent 5.3 がインストールされている場合は、RemoteExperience Agent を View 5.3 Feature Pack 1 からインストールする必要があります。View については、『 View Feature Pack のインストールと管理ガイド』を参照してください。 View Agent 6.0 以降または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている場合、Feature Pack は必要ありません。リアルタイム オーディオビデオは、RDS デスクトップおよびリモート アプリケーションではサポートされません。

Horizon Client コンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

n リアルタイム オーディオビデオは、x86 および x64 デバイスでサポートされています。この機能は ARM プロセッサではサポートされません。クライアントシステムのプロセッサは 2 コア以上である必要があります。

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n Horizon Client には以下のライブラリが必要です。

n Video4Linux2

n libv4l

n Pulse Audio

プラグイン ファイル (/usr/lib/pcoip/vchan_plugins/

libviewMMDevRedir.so) には以下の依存関係があります。

libuuid.so.1

libv4l2.so.0

libspeex.so.1

libudev0

libtheoradec.so.1

libtheoraenc.so.1

libv4lconvert.so.0

libjpeg.so.8

これらのファイルがすべて、クライアント システムに存在する必要があり、存在しないと、リアルタイム オーディオビデオ機能が動作しません。これらの依存関係が Horizon Client そのものに必要な依存関係に追加されることに注意してください。

n webcam およびオーディオ デバイス ドライバをインストールする必要があり、webcam およびオーディオ デバイスがクライアント コンピュータで操作可能である必要があります。リアルタイム オーディオビデオをサポートするために、エージェントがインストールされているデスクトップ オペレーティング システムにデバイス ドライバをインストールする必要はありません。

View 用の表示プロトコル n PCoIP

n VMware Blast(Horizon Agent 7.0 以降が必要)

リアルタイム オーディオビデオは、RDP デスクトップ セッションでサポートされません。

マルチメディア リダイレクト (MMR) の使用の要件マルチメディア リダイレクト (MMR) を使用すると、クライアント システムでマルチメディア ストリームが処理(デコード)されます。クライアント システムはメディア コンテンツを再生し、それによって ESXi ホストのロードを低減します。

View リモート デスクトップ

n 単一ユーザー デスクトップには、View Agent 6.0.2 以降、または HorizonAgent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

n RDS ホストでのセッションベースのデスクトップには、View Agent 6.1.1 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

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n リモート デスクトップやアプリケーションに関するオペレーティング システム要件、その他のソフトウェア要件、および構成設定については、『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』で Windows MediaMultimedia リダイレクトに関するトピックを参照してください。

Horizon Client コンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

ビデオ再生問題を回避するには、インストールされた次のいずれかを所有している

必要があります。

n GStreamer コアライブラリおよび gstreamer-ffmpeg 0.10

n GStreamer コアライブラリおよび fluendo 0.10

SLED 11 SP4 で、ブラック スクリーンなどの問題が発生した場合は、ライブラリlibvdpau を削除してください。

HP シンクライアントでは、/usr/lib/gstreamer-0.10/

libgstfluvadec.so のファイルを削除して、Horizon Client のクラッシュまた

はブラック スクリーンなどのビデオ再生問題を回避する必要があります。

Dell Wyse シンクライアントでは、ビデオ再生がプリインストールされた fluendoライブラリで動作しない場合があります。この問題を解決するためには、Dell のサポートに問い合わせ最新の fluendo ライブラリを取得してください。

サポートされるメディア フォーマット

Windows Media Player でサポートされるメディア フォーマットがサポートされます。たとえば、M4V、MOV、MP4、WMP、MPEG-4 Part 2、WMV 7/8/9、WMA、AVI、ACE、MP3、WAV などです。

注: DRM で保護されたコンテンツは、Windows Media MMR 経由でリダイレクトされません。

MMR は、デフォルトでは有効化されていません。有効にするには、構成オプション view.enableMMR を設定する必

要があります。詳細については、 Horizon Client の構成設定およびコマンドライン オプションを参照してください。

Flash URL リダイレクトの使用の要件Adobe Media Server からクライアント エンドポイントに Flash コンテンツを直接ストリーミングするとデータセンター ESXi ホストへの負荷が軽減され、データセンターを経由する余分なルーティングが不要になり、複数のクライアント エンドポイントにライブ ビデオ イベントを同時にストリームするために必要となる帯域幅が削減されます。

Flash URL リダイレクト機能は、Web ページの管理者によって Web ページ内に組み込まれた JavaScript を使用します。仮想デスクトップ ユーザーが Web ページ内に指定された URL リンクをクリックすると、JavaScript は、ShockWave ファイル (SWF) をインターセプトし、仮想デスクトップ セッションからクライアント エンドポイントにリダイレクトします。エンドポイントは次に仮想デスクトップ セクションの外のローカル VMware FlashProjector を開き、メディア ストリームをローカルで再生します。マルチキャストとユニキャストの両方がサポートされます。

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この機能は、エージェント ソフトウェアの正しいバージョンと組み合わせた場合に使用できます。View 5.3 では、この機能が View Feature Pack の一部である Remote Experience Agent に含まれています。View 6.0 以降では、この機能が View Agent または Horizon Agent に含まれています。

この機能を使用するには、Web ページおよびクライアント デバイスをセットアップする必要があります。クライアント システムは、一定のソフトウェア要件を満たす必要があります。

n この機能は、PCoIP についてのみサポートされます。この機能は ARM プロセッサではサポートされません。

n クライアント システムは、マルチキャストまたはユニキャストのストリーミングを開始する ShockWave ファイル (SWF) をホストする Adobe Web サーバに IP 接続する必要があります。必要に応じて、クライアント デバイスがこのサーバにアクセスすることを許可するために適切なポートを開くためにファイアウォールを構成しま

す。

n クライアント システムには、適切な Flash プラグインをインストールする必要があります。

a libexpat.so.1 ファイルをインストールするか、このファイルがすでにインストールされていることを確

認します。

ファイルが /usr/lib または /usr/local/lib ディレクトリにインストールされていることを確認しま

す。

b libflashplayer.so ファイルをインストールするか、このファイルがすでにインストールされているこ

とを確認します。

このファイルが Linux オペレーティング システムの適切な Flash プラグイン ディレクトリにインストールされていることを確認します。

c wget プログラムをインストールするか、プログラム ファイルがすでにインストールされていることを確認

します。

Flash URL リダイレクトのリモート デスクトップ要件のリスト、およびマルチキャストまたはユニキャストのストリームを提供するために Web ページを構成する方法については、View ドキュメントを参照してください。

スマート カード認証の要件ユーザー認証にスマート カードを使用するクライアント システムは、特定の要件を満たす必要があります。

ユーザー認証にスマート カードを使用する各クライアント システムには、次のソフトウェアおよびハードウェアが必要です。

n Horizon Client

n 互換性のあるスマート カード リーダー

n 製品固有のアプリケーション ドライバ

また、製品固有のアプリケーション ドライバをリモート デスクトップまたは Microsoft RDS ホストにインストールする必要もあります。

スマート カードで認証を行うユーザーはスマート カードを所有している必要があり、各スマート カードにはユーザー証明書が含まれる必要があります。

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Horizon Client システムのこれらの要件を満たすことに加えて、他の View コンポーネントは、スマート カードをサポートするための特定の構成要件を満たす必要があります。

n スマート カードの使用をサポートするための接続サーバの構成については、『View 管理』ドキュメントの「スマート カード認証の構成」を参照してください。

すべての信頼されたユーザー証明書に適用可能なすべての証明機関 (CA) 証明書を接続サーバ ホストまたはセキュリティ サーバ ホスト上のサーバ信頼ストア ファイルに追加する必要があります。これらの証明書にはルート証明書が含まれ、ユーザーのスマート カード証明書が中間証明機関によって発行された場合には中間証明書を含める必要があります。

n スマート カード認証のために Active Directory で実行する必要があるタスクについては、『View のインストール』ドキュメントに記載されている、スマート カード認証のための Active Directory の準備に関するトピックを参照してください。

スマート カード向けの Horizon Client の構成

スマート カード認証をセットアップするには、いくつかの構成手順を実行する必要があります。

前提条件

Horizon Client がインストールされます。

手順

1 フォルダ /usr/lib/vmware/view/pkcs11 を作成します。

2 スマート カード認証に使用される pkcs11 ライブラリへのシンボル リンクを作成します。

たとえば、次のコマンドを実行します。

sudo ln -s /usr/lib/pkcs11/libgtop11dotnet.so

/usr/lib/vmware/view/pkcs11

サポートされているデスクトップのオペレーティング システム管理者は、ゲスト オペレーティング システムを使用して仮想マシンを作成し、そのゲスト オペレーティング システムにエージェント ソフトウェアをインストールします。エンド ユーザーは、クライアント デバイスからこれらの仮想マシンにログインできます。

サポートされている Windows ゲスト OS のリストについては、『View 5.x または 6.x インストール ガイド』の「ViewAgent でサポートされるオペレーティング システム」のトピックを参照してください。『Horizon 7 インストール ガイド』の「Horizon Agent でサポートされているオペレーティング システム」のトピックを参照してください。

また、View Agent 6.1.1 以降または Horizon Agent 7.0 以降を使用している場合、いくつかの Linux ゲスト OS がサポートされます。システム要件、Horizon 6 または Horizon 7 で使用する Linux 仮想マシンの構成、およびサポートされている機能のリストについては、Horizon 6 の一部であるバージョン 6.1 の『Horizon 6 for Linux デスクトップのセットアップ』、または『Horizon 7 for Linux デスクトップのセットアップ』を参照してください。

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Horizon Client 向けの接続サーバの準備エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションに接続できるようにするには、管理者が特定のタスクを実行する必要があります。

エンド ユーザーが接続サーバまたはセキュリティ サーバに接続して、リモート デスクトップまたはアプリケーションにアクセスするには、特定のプールの設定およびセキュリティの設定を構成する必要があります。

n Horizon 6 バージョン 6.2 以降で利用可能な Access Point を使用する場合、Access Point と連動するように接続サーバを構成します。Access Point をデプロイして構成する を参照してください。Access Point アプライアンスは、セキュリティ サーバのみがこれまで果たしてきたのと同じ役割を果たします。

n セキュリティ サーバを使用している場合は、接続サーバ 5.3.x の最新メンテナンス リリースとセキュリティ サーバ 5.3.x 以降のリリースを使用していることを確認します。『View インストール ガイド』を参照してください。

n クライアント デバイスに安全なトンネル接続を使用し、その安全な接続を接続サーバまたはセキュリティ サーバの DNS ホスト名を使用して構成する場合には、クライアント デバイスがこの DNS 名を解決できることを確認します。

安全なトンネルを有効または無効にするには、View Administrator で [View 接続サーバ設定の編集] ダイアログ ボックスに移動して、[デスクトップへの安全なトンネル接続を使用する] チェックボックスを使用します。

n デスクトップまたはアプリケーション プールが作成済みであること、および使用する予定のユーザー アカウントにプールへのアクセス権が付与されていることを確認します。接続サーバ 5.3.x の場合は、『View 管理ガイド』のデスクトップ プールの作成についてのトピックを参照してください。接続サーバ 6.0 以降の場合は、『View でのデスクトップとアプリケーション プールの設定』のデスクトップおよびアプリケーション プールの作成についてのトピックを参照してください。

n Horizon Client で、RSA SecurID または RADIUS 認証などの 2 要素認証を使用するには、接続サーバでこの機能を有効にする必要があります。詳細については、『View 管理ガイド』の 2 要素認証についてのトピックを参照してください。

VMware 製品ダウンロードからの Linux 版 Horizon Client のインストールまたはアップグレード

[VMware 製品ダウンロード] ページから、Horizon Client インストーラ バンドルをダウンロードして実行できます。このインストーラには、USB リダイレクト、仮想印刷、リアルタイム オーディオビデオ、スマート カード、およびクライアント ドライブ リダイレクトなどの機能のモジュールが含まれます。

注: ほとんどの Linux ディストリビューションでは、Horizon Client インストーラ バンドルを実行すると GUI ウィザードが起動されます。SUSE Linux ディストリビューションでは、バンドル インストーラを実行するとコマンドライン ウィザードが起動されます。コマンドライン ウィザードの起動は、--console オプションを指定してインスト

ーラを実行することによっても可能です。

インストール プロセスでは、さまざまなコンポーネントについてそれらをインストールするかどうかが問われます。デフォルトではすべてのコンポーネントがインストールされます。次の表に各オプション コンポーネントの概要を示します。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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表 1-1. Linux 版 Horizon Client のインストール オプション

オプション 説明

USB リダイレクト デスクトップにローカルに接続されている USB デバイスにユーザーがアクセスできるようにします。

USB リダイレクトは、シングルユーザー マシンに展開されたリモート デスクトップでサポートされますが、RDS ホストベースのリモート デスクトップではサポートされません。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/vmware/view/usb/ にインストールされます。インストール後にインストーラが

インストールされたサービスを登録および起動することを許可している場合、サービス vmware-usbarbitrator と

vmware-view-usbd は、自動的に実行します。あるいは、/usr/lib/vmware/view/usb/ の下の vmware-

usbarbitrator と vmware-view-usbd を実行することにより、2 つのサービスを手動で開始できます。

注: グループ ポリシー設定を使用して、特定のユーザーの USB リダイレクトを無効にすることができます。

リアルタイム オーディオビデオ

クライアント システムに接続される Web カメラおよびオーディオ デバイスをリダイレクトするので、それらをリモート デスクトップで使用できます。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/pcoip/vchan_plugins/ にインストールされます。

仮想印刷 ユーザーがクライアント コンピュータで使用できる任意のプリンタに出力できるようにします。ユーザーは、リモート デスクトップに追加のドライバをインストールする必要はありません。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/vmware/view/virtualPrinting/ にインストールされます。インストール後

にインストーラがインストールされたサービスを登録および起動することを許可している場合、この機能を手動で構成する必

要はありません。または、Linux クライアントでの仮想印刷機能の有効化 の指示に従って、この機能を構成し有効にできます。

Horizon 6.0.2 以降では、仮想印刷が次のリモート デスクトップとアプリケーションでサポートされます。

n シングルユーザー マシンに展開されるデスクトップ

n 仮想マシンである RDS ホストに展開されたデスクトップ

n RDS ホストによって提供される、ホストされる(リモート)アプリケーション

n リモート デスクトップ内部の Horizon Client から起動されるリモート アプリケーション

マルチメディア リダイレクト (MMR)

デスクトップからクライアント マシンにマルチメディア ストリームを転送すると、ストリームを処理できます。

コンポーネント ファイルは、/usr/lib/vmware/view/vdpService/ にインストールされます。

スマート カード ユーザーが、VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルの使用時にスマート カードを使用して認証できるようにします。このオプションはクライアント インストーラでデフォルトで選択されますが、リモート デスクトップで View Agent インストーラを実行する場合にこのオプションがデフォルトで選択されることはありません。

スマート カードは、シングルユーザー マシンと RDS ホストにデプロイされたリモート デスクトップでサポートされます。RDS ホストのスマート カード サポートについては、View Agent 6.1.1 以降が必要です。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/pcoip/vchan_plugins/ にインストールされます。

クライアント ドライブ リダイレクト

ユーザーが、クライアント コンピュータにあるフォルダとドライブをリモート デスクトップやアプリケーションと共有できるようになります。ドライブには、マウントされたドライブおよび USB ストレージ デバイスを含めることができます。

コンポーネント ファイルは /usr/lib/vmware/view/vdpService/ にインストールされます。

前提条件

n クライアント システムがサポートされているオペレーティング システムを稼動していることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n ホスト システムの root アクセス権があることを確認します。

n クライアント システムに VMware Workstation がインストールされていないことを確認します。

n RDP 表示プロトコルを使用して View デスクトップに接続する予定であれば、適切な RDP クライアントがインストールされていることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

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n Horizon Client ソフトウェアの旧バージョンをアンインストールします。Linux 版 Horizon Client のアンインストールを参照してください。

n コマンドライン インストーラを使用する場合は、Linux コマンドライン インストール オプションを理解しておきます。Linux クライアント用のコマンドライン インストール オプションを参照してください。

インストーラはインストール プロセスの一環としてシステム ライブラリのスキャンを実行し、システムに HorizonClient との互換性があるかどうかを確認しますが、このスキャンはスキップすることも可能です。

手順

1 Linux クライアント システムでは、http://www.vmware.com/go/viewclients の Horizon Client 製品ダウンロード ページから Horizon Client インストーラ ファイルをダウンロードします。

ファイル名は、VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle です。x.x.x はバージョン番号

で、yyyyyyy はビルド番号になり、arch は x86 または x64 のいずれかになります。

2 ターミナル ウィンドウを開き、インストーラ ファイルが入っているディレクトリに移動し、適切なコマンドを使用してインストーラを実行します。

オプション コマンド

GUI ウィザードを使用する場合で、実行権限を設定してあるとき

sudo ./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle

GUI ウィザードを使用する場合で、実行権限を設定してないとき

sudo sh ./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle

コマンドライン インストーラの場合 sudo ./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle --console

インストーラ ウィザードが表示され、エンド ユーザー ライセンス契約に同意するように求められます。

3 プロンプトに従って、インストールを完了します。

重要: インストール後にインストーラがインストールされたサービスを登録および起動することを許可するように求められます。インストーラがこれらのタスクを完了することを許可すると、再起動するときに毎回 USBリダイレクトを手動で起動する必要がなくなり、仮想印刷機能を手動で有効にする必要がなくなります。

4 インストールが完了した後、さまざまな機能コンポーネントが依存しているライブラリの互換性スキャンを実行

するかどうかを指定します。

このシステム スキャンでは、ライブラリ互換性ごとに結果値が表示されます。

結果値 説明

成功しました 必要なライブラリがすべて見つかったことを示します。

失敗した 指定されたライブラリが見つからなかったことを示します。

インストールについてのログ情報は、/tmp/vmware-root/vmware-installer-pid.log に記録されます。

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次のステップ

Horizon Client を起動して、正しい仮想デスクトップにログインできることを確認します。リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続を参照してください。

Linux クライアント用のコマンドライン インストール オプション

コマンドライン インストール オプションを使用して、Linux システムに Horizon Client をインストールできます。

--console オプションを他のコマンドライン オプションと環境変数設定とともに使用して、Horizon Client のサイ

レント インストールを行います。サイレント インストールを使うと、大規模なエンタープライズに View のコンポーネントを効率よく展開できます。

以下の表に、VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle インストーラー ファイルを実行する

際に使用できるオプションを示します。

表 1-2. Linux コマンドライン インストール オプション

オプション 説明

--help 使用方法の情報を表示します。

--console ターミナル ウィンドウでコマンドライン インストーラを使用できるようにします。

--custom --set-setting オプションを使用するなどの、デフォルトの答えがスクリプト化されてい

る場合でも、インストールに関するすべての質問を表示します。

デフォルトは --regular で、これは既定の答えがない質問だけを表示します。

--eulas-agreed エンド ユーザー ライセンス契約に同意します。

--gtk GUI ベースの VMware インストーラを開きます。デフォルトのオプションです。何らかの理由で GUI が表示できないまたはロードできない場合には、コンソール モードが使用されます。

--ignore-errors または -I いずれかのインストーラ スクリプトにエラーがあっても、インストールを続行できるようにします。エラーが発生したセクションは完了しないため、コンポーネントが正常に構成され

ない可能性があります。

--regular それまでに回答されていないインストールに関する質問または必須の質問を表示します。こ

れはデフォルトのオプションです。

--required 使用許諾契約のプロンプトのみを表示し、続けてクライアントをインストールします。

デフォルトは --regular で、これは既定の答えがない質問だけを表示します。

--set-setting vmware-horizon-smartcard

smartcardEnable yesスマート カードのコンポーネントをインストールします。

--set-setting vmware-horizon-rtav

rtavEnable yesリアルタイム オーディオビデオのコンポーネントをインストールします。

--set-setting vmware-horizon-usb

usbEnable yesUSB リダイレクト機能をインストールします。

--set-setting vmware-horizon-virtual-

printing tpEnable yes仮想印刷機能をインストールします。

--set-setting vmware-horizon-tsdr

tsdrEnable yesクライアント ドライブ リダイレクト機能をインストールします。

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オプション 説明

--set-setting vmware-horizon-mmr

mmrEnable yesマルチメディア リダイレクト (MMR) 機能をインストールします。

--stop-services インストールしたサービスを登録したり、起動したりしないでください。

表に一覧表示されているオプションの他に、次の環境変数も設定できます。

表 1-3. Linux 環境変数のインストール設定

変数 説明

TERM=dumb 非常に基本的なテキスト UI を表示します。

VMWARE_EULAS_AGREED=yes 製品の EULA をサイレントに受け入れられるようにします。

VMIS_LOG_LEVEL= value value には次の値から 1 つを使用します。

n NOTSET

n DEBUG

n INFO

n WARNING

n ERROR

n CRITICAL

ログ情報は /tmp/vmware-root/vmware-installer-pid.log に記録されます。

例: サイレント インストール コマンド

以下は、Horizon Client のサイレント インストール方法の例です。各コンポーネントに対して、例ではそのコンポーネントをインストールするかどうかを指定しています。

sudo env TERM=dumb VMWARE_EULAS_AGREED=yes \

./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle --console \

--set-setting vmware-horizon-usb usbEnable no \

--set-setting vmware-horizon-virtual-printing tpEnable yes \

--set-setting vmware-horizon-smartcard smartcardEnable no\

--set-setting vmware-horizon-rtav rtavEnable yes \

--set-setting vmware-horizon-tsdr tsdrEnable yes

この次の例は、デフォルト設定を使用して、Horizon Client のサイレント インストールを実行する方法を示しています。

sudo env TERM=dumb VMWARE_EULAS_AGREED=yes \

./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle --console --required

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Linux クライアントでの仮想印刷機能の有効化

Horizon Client 3.2 以降のインストーラ バンドルには、仮想印刷コンポーネントが含まれます。Horizon Client 3.2を使用している場合、この機能を有効にするには、構成ファイルを作成し、いくつかの環境変数を設定する必要があ

ります。

仮想印刷機能を使用すると、リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールする必要なく、エンド ユーザーがリモート デスクトップからローカル プリンタまたはネットワーク プリンタを使用できます。

重要: Horizon Client 3.4 以降では、 クライアントのインストール時に、インストール後、インストールされたサービスをインストーラによって登録して起動するように指定できるため、この手順を実行する必要は通常はありませ

ん。ユーザーがクライアントを起動するときに、構成ファイルが自動的に作成されユーザーの home ディレクトリに

配置されます。

前提条件

VMware で提供されているインストール バンドルを使用して Horizon Client 3.2 以降をインストールしておく必要があります。これにより仮想印刷コンポーネントがデフォルトでインストールされます。

手順

1 ターミナル ウィンドウを開き、コマンドを入力して home ディレクトリ内に .thnuclnt という名前のフォルダ

を作成します。

$ mkdir ~/.thnuclnt/

注: このファイルは特定のユーザーの home ディレクトリに作成されるため、Linux クライアント システムを使用する各ユーザーがこのファイルを作成する必要があります。

2 テキスト エディタを使用して ~/.thnuclnt フォルダ内に thnuclnt.conf という名前の構成ファイルを作

成し、次のテキストをこのファイルに追加します。

autoupdate = 15

automap = true

autoid = 0

updatecount = 1

editcount = 0

connector svc {

protocol = listen

interface = /home/user/.thnuclnt/svc

setdefault = true

}

このテキストで user のユーザー名を置き換えます。

3 ファイルを保存して閉じます。

4 コマンドを入力して thnuclnt プロセスを開始します。

$ thnuclnt -fg

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5 コマンドを入力して仮想印刷コンポーネントの環境変数を設定します。

$ export TPCLIENTADDR=/home/user/.thnuclnt/svc

$ export THNURDPIMG=/usr/bin/thnurdp

6 Horizon Client を起動するには、vmware-view プロセスを開始します。

通常はクライアントに表示されているプリンタも、リダイレクトされて、リモート デスクトップの [印刷] ダイアログ ボックスに表示されるようになります。

7 (オプション) 仮想印刷機能を無効にする場合は、以下の手順を実行します。

a コマンドを入力して thnuclnt プロセスを停止します。

$ killall thnuclnt

b リモート デスクトップから切断し、再接続します。

これでプリンタはリダイレクトされなくなります。

Ubuntu ソフトウェア センターからの Linux 版 Horizon Client のインストール

Ubuntu システムを使用している場合には、VMware のダウンロード Web サイトで提供されるバージョンをインストールする代わりに、Ubuntu ソフトウェア センターからクライアントをインストールできます。Ubuntu ソフトウェア センターを使用する場合、Synaptic Package Manager を使用してクライアントをインストールします。

このトピックでは、Ubuntu ソフトウェア センターからクライアント ソフトウェアを取得する方法について説明します。VMware 製品ダウンロードからの Linux 版 Horizon Client のインストールまたはアップグレード の説明のように、VMware 製品ダウンロード Web サイトから Horizon Client ソフトウェアを取得することもできます。

重要: Linux ベースのシン クライアントを使用している場合は、シン クライアント ベンダーに連絡して、HorizonClient のアップデートについて問い合わせる必要があります。独自の Linux ベースのエンドポイントを適切に構築していて、クライアントをアップデートする必要がある場合は、VMware の営業担当者に問い合わせる必要があります。

前提条件

n クライアント システムがサポートされているオペレーティング システムを使用していることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n OpenSSL の正しいバージョンをインストールしていることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n クライアント システムに管理者としてログインできることを確認します。

n RDP 表示プロトコルを使用して View デスクトップに接続する予定であれば、適切な RDP クライアントがインストールされていることを確認します。Linux クライアント システムのシステム要件を参照してください。

n View Client 1.x または 2.x の任意のバージョンをアンインストールします。Linux 版 Horizon Client のアンインストール を参照してください。

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手順

1 Linux が搭載されたノートまたはデスクトップ PC で Canonical Partners を有効にします。

a Ubuntu メニュー バーから、[システム] - [管理] - [Update Manager] を選択します。

b [設定] ボタンをクリックして、管理作業を行うためのパスワードを入力します。

c ソフトウェア ソース ダイアログ ボックスで、[その他のソフトウェア] タブをクリックし、[CanonicalPartners] チェック ボックスを選択し、パートナー用の Canonical パッケージ ソフトウェア アーカイブを選択します。

d [閉じる] をクリックして指示に従い、パッケージ リストを更新します。

2 Ubuntu 12.04 または 14.04 がインストールされている場合は、次のように Ubuntu ソフトウェア センターからパッケージをダウンロードしてインストールします。

a ターミナル ウィンドウを開き、次のコマンドを入力して新しいパッケージを取得します。

sudo apt-get update

新しいパッケージをダウンロードすると、ターミナル ウィンドウにパッケージのリストが表示されます。

b Update Manager を開いて更新を確認し、更新をインストールします。

c Ubuntu ソフトウェア センター アプリケーションを開いて、vmware-view-client を検索します。

d vmware-view-client アプリケーションをインストールします。

オペレーティング システムが Ubuntu 12.04 または 14.04 の場合は、最新バージョンの Horizon Client がインストールされます。

アプリケーション起動プログラムに [VMware Horizon Client] のアプリケーション アイコンが表示されます。

3 Ubuntu 10.04 をインストールしている場合は、次のように Ubuntu ソフトウェア センターからパッケージをダウンロードおよびインストールします。

a Ubuntu メニュー バーから、[システム] - [管理] - [Synaptic Package Manager] を選択します。

b [検索] をクリックし、vmware を検索します。

c 検索結果のパッケージ リストで、[vmware-view-client] の横にあるチェックボックスを選択し [インストール対象] を選択します。

d ツールバーで [適用] をクリックします。

オペレーティング システムが Ubuntu 10.04 の場合は、Linux 版 View Client 1.7 がインストールされています。

e インストールが成功したことを判断するには、[VMware Horizon View] アプリケーション アイコンが [アプリケーション] - [インターネット] メニューに表示されていることを確認します。

次のステップ

Horizon Client を起動して、正しい仮想デスクトップにログインできることを確認します。リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続を参照してください。

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VMware Blast オプションの構成VMware Blast 表示プロトコルを使用するリモート デスクトップ セッションとアプリケーション セッションのデコードとネットワーク プロトコルのオプションを構成できます。

H.264 デコードには次の制限があります。

n 複数モニタはサポートされていません。

n サポートされている最大解像度は、クライアントの画像処理装置 (GPU) の処理能力によって異なります。JPEG/PNG の 4K 解像度をサポートできる GPU であっても、H.264 の 4K 解像度をサポートできない場合があります。H.264 で解像度がサポートされていない場合、Horizon Client は JPEG/PNG を代わりに使用します。

H.264 デコードは、AMD、Nvidia、および Intel GPU でサポートされます。AMD および Nvidia GPU の場合、H.264 デコードを実行するには、グラフィック ライブラリ OpenGL 3.2 以降をインストールする必要があります。

Intel GPU で H.264 を使用するには、Intel VA-API ドライバと GLX VA-API ライブラリが必要です。コマンドvainfo を実行すると、H.264 プロファイルが表示されます。VA-API ドライバのバージョンが 1.2.x 以前の場合

は、/etc/vmware/config、/usr/lib/vmware/config、または ~/.vmware/config にエントリ

mks.enableGLBasicRenderer = TRUE を追加する必要があります。構成ファイルは、次の順序で処理されます。

1 /etc/vmware/config

2 /usr/lib/vmware/config

3 ~/.vmware/config

Red Hat 7.2、Intel GPU、Intel ドライバ バージョン 1.2 以前、OpenGL 3.2、および H.264 が有効になっている場合は、ブラック スクリーンなどの表示の問題を防ぐために、これらの 3 つの構成ファイルのいずれかに次のエントリを追加する必要があります。

mks.enableGLRenderer=FALSE

mks.enableGLBasicRenderer=TRUE

Intel GPU を使用する SLED 11 SP4 では、H.264 はサポートされません。xorg のバージョンが古すぎるためです。

前提条件

この機能には、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

手順

1 デスクトップおよびアプリケーション選択ウィンドウで、[接続] - [設定]を選択するか、ウィンドウの右上の [設定] アイコンをクリックし、[設定] ウィンドウの左ペインの[VMware Blast]を選択します。

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2 デコードとネットワークプロトコルのオプションを構成します。

オプション 説明

H.264 H.264 デコードを Horizon Client で許可するには、このオプションを選択します。このオプションが選択されると(デフォルト設定)、エージェントが H.264 ソフトウェア エンコードをサポートしている場合に、Horizon Client は H.264 デコードを使用します。エージェントがH.264 ソフトウェア エンコードをサポートしていない場合、Horizon Client は JPG/PNG デコードを使用します。

JPG/PNG デコードを常に使用するには、このオプションを選択解除します。

UDP UDP ネットワークを Horizon Client で許可するには、このオプションを選択します。このオプションが選択されると(デフォルト設定)、UDP 接続を使用できる場合に、Horizon Clientは UDP ネットワークを使用します。UDP ネットワークがブロックされている場合、HorizonClient は TCP ネットワークを使用します。

TCP ネットワークを常に使用するには、このオプションを選択解除します。

注: Horizon リモート デスクトップでは、UDP はデフォルトで無効になります。UDP が動作するようにするには、デスクトップ、クライアント、および Blast Secure Gateway (BSG)で有効にする必要があります。

変更内容は、ユーザーが次にリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続するか、VMware Blast 表示プロトコルを選択したときに有効になります。変更内容は、既存の VMware Blast セッションには影響しません。

VMware によって収集される Horizon Client データ所属する企業がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加している場合、VMware は Horizon Client の特定フィールドのデータを収集します。機密情報が含まれるフィールドは、匿名扱いとなります。

VMware は、クライアント上で情報を収集し、ハードウェアとソフトウェアの互換性を優先度付けします。社内の管理者がカスタマー エクスペリエンス向上プログラムへの参加を決めた場合、VMware はお客様のご要望に対するVMware の対応を改善する目的で、現在ご使用の配置に関する匿名データを収集します。企業が特定できるような情報は収集されません。Horizon Client の情報は最初に接続サーバに送信されてから、接続サーバ インスタンス、デスクトップ プール、およびリモート デスクトップのデータと共に VMware に送信されます。

情報は接続サーバへ送信される途中で暗号化されますが、クライアント システムの情報は暗号化されずに、ユーザー固有のディレクトリ内に記録されます。この記録には、個人情報は含まれません。

接続サーバをインストールする管理者は、接続サーバ インストール ウィザードの実行時に VMware カスタマ エクスペリエンス改善プログラムに参加するかどうかを選択できます。管理者はインストール後に View Administrator でオプションを設定できます。

表 1-4. カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに関して Horizon Client で収集されるデータ

説明

このフィールドは

匿名になります

か? 値の例

Horizon Client アプリケーションを開発する企業 いいえ VMware

製品名 いいえ VMware Horizon Client

クライアント製品のバージョン いいえ (形式は x.x.x-yyyyyy で、x.x.x はクライアントのバージョン番号、yyyyyyはビルド番号です。)

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説明

このフィールドは

匿名になります

か? 値の例

クライアントのバイナリ アーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n i386

n x86_64

n arm

クライアントのビルド名 いいえ 以下に例を挙げます。

n VMware-Horizon-Client-Win32-Windows

n VMware-Horizon-Client-Linux

n VMware-Horizon-Client-iOS

n VMware-Horizon-Client-Mac

n VMware-Horizon-Client-Android

n VMware-Horizon-Client-WinStore

ホスト OS いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 8.1

n Windows 7、64 ビット Service Pack 1 (Build 7601)

n iPhone OS 5.1.1 (9B206)

n Ubuntu 12.04.4 LTS

n Mac OS X 10.8.5 (12F45)

ホスト OS のカーネル いいえ 以下に例を挙げます。

n Windows 6.1.7601 SP1

n Darwin Kernel バージョン 11.0.0:Sun Apr 8 21:52:26 PDT2012;root:xnu-1878.11.10~1/RELEASE_ARM_S5L8945X

n Darwin 11.4.2

n Linux 2.6.32-44-generic #98-Ubuntu SMP Mon Sep 2417:27:10 UTC 2012

n 不明(Windows ストア版)

ホスト OS のアーキテクチャ いいえ 以下に例を挙げます。

n x86_64

n i386

n armv71

n ARM

ホスト システムのモデル いいえ 以下に例を挙げます。

n Dell Inc. OptiPlex 960

n iPad3,3

n MacBookPro8,2

n Dell Inc. Precision WorkStation T3400 (A04 03/21/2008)

ホスト システムの CPU いいえ 以下に例を挙げます。

n Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU E8400 @ 3.00GH

n Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6600 @ 2.40GH

n 不明 (iPad)

ホスト システムのプロセッサのコア数 いいえ 例: 4

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説明

このフィールドは

匿名になります

か? 値の例

ホスト システムのメモリ容量(MB) いいえ 以下に例を挙げます。

n 4096

n 不明(Windows ストア版)

接続された USB デバイスの数 いいえ 2 (USB デバイスのリダイレクトは Linux、Windows および Mac OS Xクライアントでのみサポートされています。)

同時並行する USB デバイスの最大接続数 いいえ 2

USB デバイス ベンダー ID いいえ 以下に例を挙げます。

n Kingston

n NEC

n Nokia

n Wacom

USB デバイス製品 ID いいえ 以下に例を挙げます。

n DataTraveler

n ゲームパッド

n ストレージ ドライブ

n 無線マウス

USB デバイス ファミリ いいえ 以下に例を挙げます。

n セキュリティ

n ヒューマン インターフェイス デバイス

n イメージング

USB デバイス使用数 いいえ (デバイスが共有された回数)

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エンド ユーザー向け Horizon Clientの構成 2Horizon Client ではエンド ユーザー向けに、ログインとデスクトップでの選択を簡素化するための構成メカニズムを複数提供し、セキュリティ ポリシーを実行するための構成メカニズムも提供しています。

次の表に、複数の方法で設定できる構成設定の一部のみを示します。

表 2-1. 一般的な構成設定

設定 構成メカニズム

View 接続サーバ のアドレス URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

Active Directory ユーザー名 URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

ドメイン名 URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

デスクトップ表示名 URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

ウィンドウ サイズ URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

表示プロトコル URI、構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

証明書確認の構成 構成ファイルのプロパティ

SSL プロトコルと暗号化アルゴリズムの構成 構成ファイルのプロパティ、コマンド ライン

この章には、次のトピックが含まれています。

n URI を使用した Horizon Client の構成

n Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用

n エンドユーザーの証明書確認の構成

n TLS/SSL 詳細オプションの構成

n ローカル システムに送信する特定のキーおよびキーの組み合わせの構成

n FreeRDP を使用した RDP 接続

n FIPS モードの有効化

n PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシュの構成

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URI を使用した Horizon Client の構成Uniform Resource Identifier (URI) を使用して作成できるリンク付きの Web ページや電子メールでは、エンド ユーザーがクリックすると Horizon Client が起動したり、接続サーバに接続したり、特定の構成オプションを持つ特定のデスクトップまたはアプリケーションを起動したりできます。

エンド ユーザー用の Web または電子メールのリンクを作成することで、リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続プロセスを簡素化できます。部分的または以下のすべての情報を提供する URI を作成することでこれらのリンクを作成すれば、エンド ユーザーは入力する必要がありません。

n 接続サーバのアドレス

n 接続サーバのポート番号

n Active Directory ユーザー名

n ドメイン名

n デスクトップまたはアプリケーション表示名

n ウィンドウ サイズ

n セッションのリセット、ログオフ、開始を含むアクション

n 表示プロトコル

URI を作成するには、Horizon Client 固有のパスとクエリ部分と共に vmware-view URI スキーマを使用します。

注: クライアント ソフトウェアがすでにエンド ユーザーのクライアント コンピュータにインストールされている場合にのみ、URI を使用して Horizon Client を起動できます。

vmware-view URI を作成するための構文

構文には、vmware-view URI スキーム、デスクトップやアプリケーションを指定するためのパス部分、オプション

でデスクトップやアプリケーションのアクション、または構成オプションを指定するためのクエリが含まれます。

URI 仕様

URI を作成する場合、基本的に引数として完全な View URI 文字列で vmware-view を呼び出します。

以下の構文を使用して Horizon Client を起動するための URI を作成します。

vmware-view://[authority-part][/path-part][?query-part]

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必要となる唯一の要素は URI スキーム vmware-view です。一部のクライアント OS のバージョンによっては、スキ

ーマ名は大文字と小文字の区別があります。したがって、vmware-view を使用してください。

重要: すべての部分で、非 ASCII 文字は UTF-8 [STD63] に基づいて最初にエンコードされる必要があり、次に対応する UTF-8 シーケンスの各オクテットは、URI 文字として表されるパーセントでエンコードされる必要があります。

ASCII 文字のエンコードについての詳細は、http://www.utf8-chartable.de/ の URL エンコーディング資料を参照してください。

authority-part サーバ アドレス、オプションでユーザー名、非デフォルト ポート番号、またはその両方を指定します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされていないことに注意してください。サーバ名は、DNS 構文に一致する必要があります。

ユーザー名を指定するには、以下の構文を使用します:

user1@server-address

ドメインが含まれる UPN アドレスを指定できません。ドメインを指定するには、URI で domainName クエリ部分を使用できます。

ポート番号を指定するには、以下の構文を使用します:

server-address:port-number

path-part デスクトップまたはアプリケーションを指定します。デスクトップ表示名またはア

プリケーション表示名を使用します。この名前は、デスクトップまたはアプリケー

ション プールの作成時に View Administrator で指定した名前です。表示名にスペースが含まれている場合、%20 エンコーディング機能を使用してスペースを表し

ます。

query-part 使用する構成オプション、または実行するデスクトップかアプリケーション アクションを指定します。クエリは大文字と小文字の区別がありません。複数のクエリを

使用するには、クエリの間にアンパサンド (&) を使用します。クエリが違いに競合する場合、リストの最後のクエリが使用されます。次の構文を使用します:

query1=value1[&query2=value2...]

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サポートされるクエリ

このトピックでは、このタイプの Horizon Client でサポートされるクエリを示します。デスクトップ クライアントやモバイル クライアントなどの複数のクライアント タイプ用に URI を作成する場合は、クライアント システムの各タイプの VMware Horizon Client の使用を参照してください。

操作表 2-2. アクション クエリで使用できる値

値 説明

browse 指定したサーバにホストされている使用可能なデスクトップおよびアプリケーション

のリストを表示します。このアクションを使用しているときに、デスクトップまたはア

プリケーションを指定する必要はありません。

start-session 指定したデスクトップまたはアプリケーションを起動します。アクション クエリが提供されず、デスクトップまたはアプリケーション名が提供されなければ、

start-sessionがデフォルト アクションとなります。

reset 指定したデスクトップまたはリモート アプリケーションをシャットダウンして再起動します。保存されてないデータは失われます。リモート デスクトップのリセットは、物理 PC のリセット ボタンを押すことに相当します。

logoff リモート デスクトップのゲスト OS からユーザーをログオフします。アプリケーションを指定すると、アクションは無視されるか、エンド ユーザーに警告メッセージ「無効な URI アクション」が表示されます。

appProtocol リモート アプリケーションの場合、有効な値は PCOIP と BLAST です。たとえば、

PCoIP を指定するには、appProtocol=PCOIP 構文を使用します。

desktopLayout リモート デスクトップを表示するウィンドウのサイズを設定します。このクエリを使用するには、action クエリを start-session に設定する必要があります。

さもないと、action クエリを持ちません。

表 2-3. desktopLayout クエリの有効値

値 説明

fullscreen 1 台のモニタでフル画面。これはデフォルトです。

multimonitor すべてのモニタでフル画面。

windowLarge 大きなウィンドウ。

windowSmall 小さなウィンドウ。

WxH カスタム解像度で、幅と高さをピクセルで指定します。構文の例は、

desktopLayout=1280x800 です。

desktopProtocol リモート アプリケーションの場合、有効な値は RDP、PCOIP、および BLAST です。

たとえば、PCoIP を指定するには、desktopProtocol=PCOIP 構文を使用しま

す。

domainName リモート デスクトップやアプリケーションに接続しているユーザーに関連付けられている NETBIOS ドメイン名例として、mycompany.com ではなく mycompany

を使用してください。

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vmware-view URI の例

vmware-view URI スキームでハイパーテキスト リンクまたはボタンを作成し、これらのリンクを電子メールまたは

Web ページに含めることができます。エンド ユーザーはこれらのリンクをクリックして、たとえば、指定した起動オプションで特定のリモート デスクトップを起動できます。

URI 構文の例

各 URI の例に続いて、URI リンクをクリック後にエンド ユーザーに表示される事柄について説明します。

1 vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session

Horizon Client が起動され、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、ユ

ーザー名、ドメイン名、およびパスワード求められます。ログインに成功すると、クライアントはディスプレイ

名が [Primary Desktop(プライマリ デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。

注: デフォルトの表示プロトコルおよびウィンドウ サイズが使用されます。デフォルトの表示プロトコルはPCoIP です。デフォルトのウィンドウ サイズはフル スクリーンです。

このデフォルトは変更できます。 Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用を参照してください。

2 vmware-view://view.mycompany.com:7555/Primary%20Desktop

この URI は前の例と同じ効果がありますが、接続サーバに 7555 の非デフォルト ポートを使用するところが異なります(デフォルトのポートは 443 です)。デスクトップ ID が提供されるので、デスクトップは start-

session アクションが URI に含まれていない場合であっても起動されます。

3 vmware-view://[email protected]/Finance%20Desktop?desktopProtocol=PCOIP

Horizon Client が起動され、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスで、[ユーザー

名] テキスト ボックスに [fred] という名前が入力されます。ユーザーはドメイン名とパスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、クライアントはディスプレイ名が [Finance Desktop(ファイナンス デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。PCoIP 表示プロトコルを使用して接続します。

4 vmware-view://view.mycompany.com/Calculator?action=start-session&appProtocol=BLAST

Horizon Client が起動され、view.mycompany.com サーバに接続します。ユーザーは、ログイン ボックスに

ユーザー名、ドメイン名、およびパスワードを入力する必要があります。ログインに成功すると、クライアント

は表示名が [Calculator] と表示されるアプリケーションに接続されます。VMware Blast 表示プロトコルを使用して接続します。

5 vmware-view://[email protected]/Finance%20Desktop?domainName=mycompany

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Horizon Client が起動され、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスで、[ユーザー

名] テキスト ボックスに [fred] という名前が入力され、[ドメイン] テキスト ボックスに [mycompany] が入力されます。ユーザーはパスワードを入力する必要があるだけです。ログインに成功すると、クライアントはディ

スプレイ名が [Finance Desktop(ファイナンス デスクトップ)] として表示されるデスクトップに接続し、ユーザーはゲスト OS にログインされます。

6 vmware-view://view.mycompany.com/

Horizon Client が起動され、ユーザーは、view.mycompany.com サーバに接続するためにログインを求めら

れます。

7 vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=reset

Horizon Client が起動され、view.mycompany.com サーバに接続します。ログイン ボックスが表示され、ユ

ーザー名、ドメイン名、およびパスワード求められます。ログインに成功すると Horizon Client はダイアログボックスを表示し、プライマリ デスクトップのリセット操作を確認することをユーザーに求めます。クライアントのタイプによっては、リセットが行われた後、リセットが成功したかどうかを示すメッセージがユーザーに表

示される場合があります。

注: このアクションは、View 管理者がこの機能をエンド ユーザーに対して有効にしている場合にのみ可能です。

8 vmware-view://

Horizon Client が起動し、接続サーバ インスタンスのアドレスを入力するページが表示されます。

HTML コードの例

URI を使用してハイパー リンクおよびボタンを作成し、電子メールまたは Web ページに含めることができます。以下の例は、[Test Link(テスト リンク)] と言うハイパー リンクおよび [TestButton] と言うボタンのコードを記述するために最初の URI の例から URI を使用する方法を示します。

<html>

<body>

<a href="vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session">Test Link</a><br>

<form><input type="button" value="TestButton" onClick="window.location.href=

'vmware-view://view.mycompany.com/Primary%20Desktop?action=start-session'"></form> <br>

</body>

</html>

Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用

コマンドラインのオプションまたはそのオプションに相当する構成ファイルのプロパティを使用して、HorizonClient を構成できます。

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vmware-view コマンドライン インターフェイスを使用するか、または構成ファイルのプロパティを設定して、

Horizon Client に表示されるデフォルト値を定義したり、ユーザーに情報の確認を求める一部のダイアログ ボックスを表示しないようにしたりできます。また、ユーザーに変更させない設定を指定することもできます。

構成設定の処理順序

Horizon Client が起動するときに、構成設定は、次の順序で各種の場所で処理されます。

1 /etc/vmware/view-default-config

2 ~/.vmware/view-preferences

3 コマンドライン引数

4 /etc/vmware/view-mandatory-config

設定が複数の場所で定義されている場合、使用される値は、読み取られた最後のファイルまたはコマンドライン オプションの値になります。たとえば、ユーザー設定より優先される設定を指定するには、/etc/vmware/view-

mandatory-config ファイルでプロパティを設定します。

ユーザーが変更できるデフォルト値を設定するには、/etc/vmware/view-default-config ファイルを使用しま

す。ユーザーが設定を変更した後、Horizon Client を終了すると、変更された設定は ~/.vmware/view-

preferences ファイルに保存されます。

ユーザーがデフォルト値を変更できないようにするプロパティ

多くのプロパティで、ユーザーに設定の変更を許可するかどうかを制御する view.allow プロパティを設定できま

す。たとえば、/etc/vmware/view-mandatory-config ファイルで view.allowDefaultBroker プロパティを

「FALSE」に設定すると、ユーザーは Horizon Client を使用して接続するときにサーバ名を変更できなくなります。

コマンドライン インターフェイス使用時の構文

ターミナル ウィンドウで、次の形式の vmware-view コマンドを使用します。

vmware-view [command-line-option [argument]] ...

デフォルトでは、vmware-view コマンドは、/usr/bin ディレクトリにあります。

すべてのオプションに短縮形があるわけではありませんが、オプション名の短縮形または長形式のいずれかを使用で

きます。たとえば、ドメインを指定する場合、-d (短縮形) または --domainName= (長形式) のいずれかを使用できま

す。長形式を使用することを選択すると、ユーザーにとってスクリプトが読みやすくなる場合があります。

--help オプションを使用して、コマンドライン オプションのリストと使用方法の情報を取得できます。

重要: プロキシを使用する必要がある場合は、以下の構文を使用します:

http_proxy=proxy_server_URL:port https_proxy=proxy_server_URL:port vmware-view options

以前、このプロキシ用に設定された環境変数をクリアする必要があるため、この回避策は必要です。このアクション

を実行しない場合、プロキシ例外設定は Horizon Client 内で有効になりません。View 接続サーバ インスタンス用のプロキシ例外を構成します。

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Horizon Client の構成設定およびコマンドライン オプション

利便性のため、ほぼすべての構成設定には、key=value プロパティと対応するコマンドライン オプション名があります。一部の設定については、コマンドライン オプションはありますが、構成ファイルで設定できる対応するプロパティがありません。一部の他の設定については、コマンドライン オプションが利用できないので、プロパティを設定する必要があります。

重要: 一部のコマンドライン オプションと構成キーは、サードパーティ ベンダーによって提供される HorizonClient のバージョンでのみ使用できます。VMware シン クライアントおよびゼロ クライアント パートナーの詳細については、http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdm の『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。

表 2-4. Horizon Client コマンドライン オプションおよび構成ファイル キー

構成キー コマンドライン オプション 説明

view.allMonitors --allmonitors クライアントが起動されたときに接続されるすべてのモニタ

で、ホスト OS を非表示にし、フル画面モードで HorizonClient ユーザー インターフェイスを開きます。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または "FALSE" を

指定します。デフォルトは "FALSE" です。

view.allowDefaultBroker -l, --lockServer このコマンドライン オプションを使用するか、またはプロパティを "FALSE" に設定した場合、クライアントがどのサーバにも接続されないと [サーバ] フィールドは無効になり、サーバ アドレスは、コマンドラインまたは設定ファイルに提供されません。

コマンドライン オプションの使用例:

--lockServer -s view.company.com

view.autoConnectBroker なし view.defaultBroker 構成プロパティが設定されていない

か、--serverURL= コマンドライン オプションが使用されない

限り、最後に使用された View Server に自動的に接続します。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは

"FALSE" です。

このプロパティおよび view.autoConnectDesktop プロパテ

ィを "TRUE" にすることは、view.nonInteractive プロパテ

ィを "TRUE" に設定することと同じです。

view.autoConnectDesktop なし view.defaultDesktop 構成プロパティが設定されていない

か、--desktopName= コマンドライン オプションが使用されな

い限り、最後に使用された View デスクトップに自動的に接続します。

"TRUE" または "FALSE" を指定します。デフォルトは

"FALSE" です。

このプロパティおよび view.autoConnectBroker プロパティ

を "TRUE" にすることは、view.nonInteractive プロパティ

を "TRUE" に設定することと同じです。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.autoDisconnectEmptyAppSession なし "TRUE" (デフォルト)に設定すると、ユーザーがすべてのア

プリケーションを終了してアプリケーション セッションが空になった場合に、エンド ユーザーにメッセージが表示されます。このメッセージでは、ユーザーは空のセッションを切断するか、

または実行中の空のセッションを維持するかを選択するように

促されます。"FALSE" に設定した場合、View Administrator

で使用されるタイムアウト設定に従って、セッションが終了さ

れます。デフォルトでは、1 分後に切断されます。

view.defaultAppHeight なし リモート アプリケーションのウィンドウのデフォルトの高さをピクセルで指定します。このプロパティは、カスタム デスクトップ サイズを指定するときに view.defaultAppWidth と組み

合わせて使用します(view.defaultAppSize プロパティは

"5" に設定されています)。デフォルトは "480" です。

view.defaultAppSize --appSize= リモート アプリケーションのウィンドウのデフォルト サイズを設定します。

n すべてのモニタを使用する場合は、"1" を指定します。

n 1 台のモニタでフル画面モードを使用する場合は、"2" を

指定します。

n 大きいウィンドウを使用する場合は、"3" を指定します。

n 小さいウィンドウを使用する場合は、"4" を指定します。

n カスタム サイズを設定する場合は、"5" を指定し、

view.defaultAppWidth プロパティおよび

view.defaultAppHeight プロパティも設定します。

デフォルトは "1" です。

view.defaultAppWidth なし リモート アプリケーションのウィンドウのデフォルトの幅をピクセルで指定します。このプロパティは、カスタム デスクトップ サイズを指定するときに view.defaultAppHeight と組み

合わせて使用します(view.defaultAppSize プロパティは

"5" に設定されています)。デフォルトは "640" です。

view.defaultBroker -s, --serverURL= Horizon Client の [サーバ] フィールドに指定する名前を追加します。完全修飾ドメイン名を指定します。デフォルトの 443を使用しなければ、ポート番号を指定することもできます。

デフォルトは、最も最近に使用された値です。

コマンドライン オプションの使用例:

--serverURL=https://view.company.com-s view.company.com--serverURL=view.company.com:1443

view.defaultDesktop -n, --desktopName= autoConnectDesktop が "TRUE" に設定され、ユーザーが複数

のデスクトップにアクセスするときに、どのデスクトップを使

用するかを指定します。

これは、デスクトップの選択ダイアログで表示される名前です。

名前は一般的にプール名です。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.defaultDesktopHeight なし View デスクトップのウィンドウのデフォルトの高さをピクセルで指定します。このプロパティは、カスタム デスクトップ サイズを指定するときに view.defaultDesktopWidth と組み合

わせて使用します(view.defaultDesktopSize プロパティは

"5" に設定されています)。

view.defaultDesktopSize --desktopSize= View デスクトップのウィンドウのデフォルト サイズを設定します。

n すべてのモニタを使用するには、このプロパティを "1" に

設定するか、コマンドライン引数 "all" を使用します。

n 1 台のモニタでフル スクリーン モードを使用するには、このプロパティを "2" に設定するか、コマンドライン引数

"full" を使用します。

n 大きなウィンドウを使用するには、このプロパティを "3"

に設定するか、コマンドライン引数 "large" を使用しま

す。

n 小さいウィンドウを使用するには、このプロパティを "4"

に設定するか、コマンドライン引数 "small" を使用しま

す。

n カスタム サイズを設定するには、このプロパティを "5" に

設定し、view.defaultDesktopWidth および

view.defaultDesktopHeight プロパティも設定します。

その代わりに、ピクセルで幅×高を指定します。コマンドラインでは次のようになります。"widthxheight"。

コマンドライン オプションの使用例:

--desktopSize="1280x800"--desktopSize="all"

view.defaultDesktopWidth なし View デスクトップのウィンドウのデフォルトの幅をピクセルで指定します。このプロパティは、カスタム デスクトップ サイズを指定するときに view.defaultDesktopHeight と組み合

わせて使用します(view.defaultDesktopSize プロパティは

"5" に設定されています)。

view.defaultDomain -d, --domainName= Horizon Client がすべての接続で使用するドメイン名を設定し、認証ダイアログ ボックスの [ドメイン名] フィールドに指定するドメイン名を追加します。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.defaultLogLevel なし Horizon Client ログのログ レベルを設定します。プロパティを次のいずれかの値に設定します。

n "0" は、すべてのログ イベントを含めます。

n "1" は、トレースレベルのイベントと、2 から 6 に設定し

た場合にキャプチャされるイベントを含めます。

n "2" は、デバッグ イベントと、3 から 6 に設定した場合に

キャプチャされるイベントを含めます。

n "3" (デフォルト)は、情報レベルのイベントと、4 から

6 に設定した場合にキャプチャされるイベントを含めます。

n "4" は、警告、エラー、および致命的なイベントを含めま

す。

n "5" は、エラーおよび致命的なイベントを含めます。

n "6" は、致命的なイベントを含めます。

デフォルトは "3" です。

view.defaultPassword -p "-", --password="-" VMware Blast、PCoIP、および rdesktop 接続については、

常に "-" を指定して stdin からパスワードを読み取ります。

View 接続サーバがパスワード認証を受け付ける場合は、Horizon Client がすべての接続で使用するパスワードを設定し、認証ダイアログ ボックスの [パスワード] フィールドにパスワードを追加します。

注: 空のパスワードは使用できません。つまり、--password="" を指定できないということです。

view.defaultProtocol --protocol= どのディスプレイ プロトコルを使用するかを指定します。"PCOIP" または "RDP" を指定します。これらの値は大文字

小文字を区別します。たとえば、rdp を入力すると、使用され

るプロトコルがデフォルトになります。デフォルトは、プール

用のプール設定の下の View Administrator で指定された設定です。

RDP を使用して、rdesktop ではなく FreeRDP を使用したい

場合、rdpClient 設定を使用する必要もあります。

view.defaultUser -u, --userName= Horizon Client がすべての接続で使用するユーザー名を設定し、認証ダイアログ ボックスの [ユーザー名] フィールドに指定するユーザー名を追加します。

キオスク モードでは、アカウント名はクライアントの MAC アドレスに基づくか、custom- などの認識されるプレフィックス

文字列で開始することができます。

view.disableMaximizedApp --disableMaximizedApp "FALSE" (デフォルト)に設定すると、アプリケーションがフ

ル画面モードで起動されます。

view.enableMMR なし マルチメディア リダイレクト (MMR) を有効にします。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは

"FALSE" です。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.fullScreen --fullscreen ホスト OS を非表示にし、1 台のモニタでフル画面モードでHorizon Client ユーザー インターフェイスを開きます。このオプションは、デスクトップ セッションのスクリーン モードに影響を及ぼしません。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または "FALSE" を

指定します。デフォルトは "FALSE" です。

view.kbdLayout -k, --kbdLayout= キーボード レイアウトでどのロケールを使用するかを指定します。

注: rdesktop は、"fr" および "de" などのロケール コード

を使用し、freerdp はキーボード レイアウト ID を使用します。

これらの ID のリストについては、以下のコマンドを使用します。

xfreerdp --kbd-list

rdesktop のコマンドライン オプションの使用例:

--kbdLayout="en-us"-k "fr"

freerdp のコマンドライン オプションの使用例:

-k "0x00010407"

view.kioskLogin --kioskLogin Horizon Client がキオスク モード アカウントを使用して認証することを指定します。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または "FALSE" を

指定します。デフォルトは "FALSE" です。

たとえば、この表の後に示すキオスク モードの例を参照してください。

view.mmrPath -m, --mmrPath= (サードパーティ ベンダーからの配布で限定使用)Wyse MMR(multimedia redirection) ライブラリを含むディレクトリへのパスを指定します。

コマンドライン オプションの使用例:

--mmrPath="/usr/lib/altmmr"

view.monitors --monitors= numbered list Horizon Client に使用する隣接したモニタを指定できます。--allmonitors (または view.allMonitors)を使用し

て、すべてのモニタでフル画面を使用するように指定

し、--monitors=numbered list を使用して、使用するモニタのサブセットを指定します。

3 つのモニタが水平に並んで置かれている構成で、1 番目と 2番目のモニタを指定するコマンドライン オプションの使用例:

--allmonitors --monitors="1,2" `

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.nomenubar --nomenubar ユーザーがメニュー オプションにアクセスして View デスクトップからログオフ、リセット、および切断することができない

ようにするため、フル画面モードの場合は Horizon Client メニュー バーを非表示にします。キオスク モードを構成中にこのオプションを使用します。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または "FALSE" を

指定します。デフォルトは "FALSE" です。

view.nonInteractive -q, --nonInteractive コマンドラインまたは構成プロパティで指定されるスクリーン

をスキップして、不必要な UI 手順をエンド ユーザーに非表示にします。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または "FALSE" を

指定します。デフォルトは "FALSE" です。

このプロパティを "TRUE" にすることは、view.autoConnectBroker および

view.autoConnectDesktop プロパティを "TRUE" に設定す

ることと同じです。

コマンドライン オプションの使用例:

--nonInteractive--serverURL="https://view.company.com" --userName="user1" --password="-" --domainName="xyz" --desktopName="Windows 7"

view.once --once エラーが発生した場合に Horizon Client が接続を再試行しないことを指定します。

キオスク モードを使用する場合、通常はこのオプションを指定し、終了コードを使ってエラーを処理してください。指定しな

い場合、vmware-view プロセスをリモートから強制終了する

ことが難しい場合があります。

構成キーを設定している場合は、"TRUE" または "FALSE" を

指定します。デフォルトは "FALSE" です。

view.rdesktopOptions --rdesktopOptions= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)コマンドライン オプションを指定して rdesktop アプリケーションに転送します。rdesktop オプションの詳細については、rdesktop ドキュメントを参照してください。

コマンドライン オプションの使用例:

--rdesktopOptions="-f -m"

なし -r, --redirect= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)View デスクトップにリダイレクトしたいローカル デバイスを指定します。

rdesktop の -r オプションに渡すデバイス情報を指定します。

複数のデバイス オプションを 1 つのコマンドで設定できます。

コマンドライン オプションの使用例:

--redirect="sound:off"

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.rdpClient --rdpclient= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)どの RDP クライアントのタイプを使用するかを指定します。デフォルトは rdesktop です。代わりに FreeRDP を

使用するためには、xfreerdp を指定します。

注: FreeRDP を使用するためには、FreeRDP の適切なバージョンと適用可能なパッチをインストールする必要があります。

詳細については、FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

なし --save 次回ログイン認証情報を要求されたときにユーザー名やドメイ

ン名を入力する必要がないようにするため、最後にログインに

成功したときに使用したユーザー名とドメイン名を保存しま

す。

view.sendCtrlAltDelToLocal なし (VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用可能) "TRUE" に設定すると、View デスクトップから

切断するようにユーザーに促すダイアログ ボックスを表示せず、Ctrl+Alt+Del のキーの組み合わせがクライアント システムに送信されます。デフォルトは "FALSE" です。

注: Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用すると、-

K オプションを使用してこの機能を達成することができます。

たとえば、vmware-view -K です。

このオプションの優先順位は、/etc/vmware/view-

keycombos-config ファイルの設定と同じです。

view.sendCtrlAltDelToVM なし (VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用可能) "TRUE" に設定すると、View デスクトップから

切断するようにユーザーに促すダイアログ ボックスを表示せず、Ctrl+Alt+Del のキーの組み合わせが仮想デスクトップに送信されます。デフォルトは "FALSE" です。

このオプションの優先順位は、/etc/vmware/view-

keycombos-config ファイルの設定より高いです。

view.sendCtrlAltInsToVM なし (VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用可能) "TRUE" に設定すると、Ctrl+Alt+Del を送信せ

ず仮想デスクトップに Ctrl+Alt+Ins のキーの組み合わせを送信します。デフォルトは "FALSE" です。

注: この機能を使用するには、pcoip.adm テンプレートで使

用できる「セキュア アテンション シーケンスを送付するためにalt キーを使用」と呼ばれるエージェント側の GPO ポリシも設定する必要があります。『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』の「ポリシーの構成」の章の「キーボードの PCoIP セッション変数を表示」を参照してください。

このオプションの優先順位は、/etc/vmware/view-

keycombos-config ファイルの設定より低いです。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

view.sslCipherString --sslCipherString= SSL 暗号化接続を確立する前に、特定の暗号化アルゴリズムの使用を制限する暗号リストを構成します。

暗号文字列のリストについては、http://www.openssl.org/docs/apps/ciphers.html を参照してください。

Horizon Client のデフォルト値は、「!aNULL:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES:@STRENGTH」です。

view.sslProtocolString --sslProtocolString= SSL 暗号化接続を確立する前に、特定の暗号化プロトコルの使用を制限する暗号リストを構成します。

サポート対象のプロトコルは、SSLv3/SSLv3.0、TLSv1.0/TLSv1、TLSv1.1、および TLSv1.2 です。暗号リストは、コロンで区切られた 1 つ以上のプロトコル文字列で構成されています。文字列は大文字と小文字の区別がありません。

デフォルト値は、「TLSv1.0:TLSv1.1:TLSv1.2」です。

view.sslVerificationMode なし サーバの証明書検証モードを設定します。

証明書が検証チェックに失敗した時に接続を拒否する場合は

"1"、警告を与えるが自己署名証明書を使用する接続を許可す

る場合は "2"、または未検証の接続を許可する場合は "3" を指

定します。"3" を指定すると、検証チェックは実行されません。

デフォルトは "2" です。

view.usbAutoConnectAtStartup —-usbAutoConnectAtStartUp= Horizon Client が起動すると、自動的に USB デバイスを接続します。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは "TRUE"

です。

view.usbAutoConnectOnInsert -—usbAutoConnectOnInsert= USB デバイスを挿入すると、自動的に USB デバイスを接続します。

「TRUE」 または 「FALSE」 を指定します。デフォルトは "TRUE"

です。

view.xfreerdpOptions --xfreerdpOptions= (Microsoft RDP ディスプレイ プロトコルを使用する場合に利用可能)コマンドライン オプションを指定して xfreerdp プ

ログラムに転送します。xfreerdp オプションの詳細につい

ては、xfreerdp ドキュメントを参照してください。

注: FreeRDP を使用するためには、FreeRDP の適切なバージョンと適用可能なパッチをインストールする必要があります。

詳細については、FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

なし --enableNla (RDP 接続で FreeRDP を使用している場合に適用)Network-level Authentication (NLA) を有効にします。このオプションは、--ignore-certificate オプションと一緒に使用する必

要があります。詳細については、FreeRDP を使用した RDP 接続を参照してください。

FreeRDP を使用している場合、NLA はデフォルトでオフになります。

FreeRDP の正しいバージョンと適用可能なパッチをインストールしている必要があります。詳細については、FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

注: rdesktop プログラムは NLA をサポートしません。

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構成キー コマンドライン オプション 説明

なし --printEnvironmentInfo IP アドレス、MAC アドレス、マシン名、およびドメイン名を含むクライアント デバイスの環境についてのディスプレイ情報。

キオスク モードでは、MAC アドレスに基づくクライアントのアカウントを作成できます。MAC アドレスを表示するには、このオプションを -s オプション付きで使用する必要があります。

コマンドライン オプションの使用例:

--printEnvironmentInfo -s view.company.com

なし --usb= USB リダイレクトに使用するオプションを指定します。6 章Client での USB リダイレクトの構成を参照してください。

なし --version Horizon Client のバージョン情報を表示します。

例: キオスク モードの例

キオスク ユーザーには、航空会社のチェックイン ステーションにいる顧客、教室または図書館にいる学生、医療データ入力ワークステーションにいる医療スタッフ、セルフサービス地点にいる顧客などが含まれます。ユーザーはク

ライアント デバイスまたは View デスクトップを使用するためにログインする必要がないため、アカウントはユーザーではなく、クライアント デバイスに関連付けられます。ただし引き続き、ユーザーに、一部のアプリケーションでは認証情報を入力するよう求めることもできます。

キオスク モードを設定するには、View 接続サーバ インスタンスで vdmadmin コマンドライン インターフェイスを

使用し、『View 管理ガイド』のキオスク モードに関する章に記載されているいくつかの手順を実行する必要があります。キオスク モードのセットアップ後、Linux クライアントで vmware-view コマンドを使用して、キオスク モー

ドで View デスクトップに接続できます。

キオスク モードで Linux クライアントから View デスクトップに接続するには、少なくとも、以下の構成キーまたはコマンドライン オプションを含む必要があります。

構成キー 同等のコマンドライン オプション

view.kioskLogin --kioskLogin

view.nonInteractive -q, --nonInteractive

view.fullScreen --fullscreen

view.nomenubar --nomenubar

view.defaultBroker -s, --serverURL=

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これらの構成設定の省略はキオスク モードでサポートされません。非デフォルトのキオスク ユーザー名を必要とするために View 接続サーバがセットアップされる場合、view.defaultUser プロパティを設定するか、-u または

--userName= コマンドライン オプションを使用する必要もあります。非デフォルトのユーザー名が不要で、ユーザ

ー名を指定しない場合、Horizon Client はデフォルトのキオスク ユーザー名を取得および使用できます。

注: view.sslVerificationMode 構成キーを設定する場合、必ず /etc/vmware/view-mandatory-config フ

ァイルに設定してください。クライアントをキオスク モードで実行すると、クライアントは view-preferences

ファイルを調べません。

この例で示すコマンドは、Linux クライアント システムの Horizon Client で実行され、以下の特徴があります。

n ユーザー アカウント名はクライアントの MAC アドレスに基づきます。

n Horizon Client は、Horizon Client メニュー バーが表示されないフル画面モードで実行されます。

n ユーザーは指定された View 接続サーバ インスタンスおよび View デスクトップに自動的に接続され、ログイン認証情報を求められません。

n 接続エラーが発生すると、返されるエラー コードに基づき、スクリプトが実行するか、キオスク監視プログラムがエラーを処理します。結果として、たとえば、クライアント システムは故障を示すスクリーンを表示したり、View 接続サーバに再接続を試みるまでに一定の時間を待機することになります。

./vmware-view --kioskLogin --nonInteractive --once --fullscreen --nomenubar

--serverURL="server.mycomany.com" --userName="CM-00:11:22:33:44:55:66:77" --password="mypassword"

重要: View デスクトップへの Horizon Client の接続を許可する際に、ログイン前にメッセージを表示するように構成している場合、ユーザーはメッセージを承認しないとデスクトップにアクセスできません。この問題を回避する

には、View Administrator を使用して、ログイン前に表示するメッセージを無効にします。

エンドユーザーの証明書確認の構成

管理者は、証明書検証モードを構成し、たとえば、完全な検証を常に実行するようにすることができます。

証明書確認は、接続サーバと Horizon Client 間の SSL 接続に対して実行されます。管理者は、次のいずれかの方法を使用するように検証モードを構成できます。

n エンド ユーザーに検証モードの選択を許可します。このリストのこれ以降では、3 つの検証モードを説明します。

n (検証なし)証明書確認は実行されません。

n (警告)自己署名証明書がサーバによって提示されると、エンド ユーザーに警告が通知されます。ユーザーは、このタイプの接続を許可するかどうかを選択できます。

n (フル セキュリティ)フル検証が実行され、フル検証をパスしない接続は拒否されます。

実行される検証確認のタイプの詳細については、 Horizon Client の証明書確認モードを参照してください。

view.sslVerificationMode プロパティを使用して、デフォルトの検証モードを設定します。

n 1 は Full Verificationを実装します。

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n 2 は Warn If the Connection May Be Insecureを実装します。

n 3 は No Verification Performedを実装します。

エンド ユーザーが検証モードを変更できないようにするには、クライアント システムの /etc/vmware/view-

mandatory-config ファイルの view.allowSslVerificationMode プロパティを "False" に設定します。

Horizon Client の構成設定およびコマンドライン オプションを参照してください。

TLS/SSL 詳細オプションの構成Horizon Client と Horizon サーバ間、または Horizon Client とリモート デスクトップのエージェント間の通信を暗号化するために使用するセキュリティ プロトコルと暗号化アルゴリズムを選択できます。

これらのオプションを使用して、USB チャネル(USB サービス デーモンとエージェント間の通信)を暗号化することもできます。

デフォルトの設定では、暗号化スイートは 128 ビットまたは 256 ビット AES を使用し、匿名 DH アルゴリズムを削除して、現在の暗号リストを暗号化アルゴリズムのキー長の順にソートします。

デフォルトでは、TLS v1.0、TLS v1.1、および TLS v1.2 が有効になります SSL v2.0 と v3.0 はサポートされません。

注: TLS v1.0 と RC4 が無効であると、ユーザーが Windows XP リモート デスクトップに接続されたときに USBリダイレクトが動作しません。TLS v1.0 と RC4 を有効にしてこの機能が動作するようにする場合は、セキュリティ上のリスクがあるので注意してください。

クライアントの接続先である View server で有効になっていないセキュリティ プロトコルを Horizon Client に対して構成すると、TLS/SSL エラーが発生して接続に失敗します。

重要: Horizon Client で有効にするプロトコルの少なくとも 1 つは、リモート デスクトップで有効にする必要があります。有効になっていないと、USB デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトできません。

これらを設定する際には、クライアント システム上で構成ファイル プロパティまたはコマンドライン オプションを使用できます。

n 構成ファイル プロパティを使用する場合は、view.sslProtocolString および view.sslCipherString プロパ

ティを使用します。

n コマンドライン 構成オプションを使用する場合は、--sslProtocolString および --sslCipherString オプシ

ョンを使用します。

詳細については、 Horizon Client コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用 を参照し、 HorizonClient の構成設定およびコマンドライン オプション の表に記載されているプロパティとオプションの名前を見つけてください。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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ローカル システムに送信する特定のキーおよびキーの組み合わせの構成

Horizon Client 以降で PCoIP を使用する場合、または Horizon Client 4.0 以降で VMware Blast または PCoIP を使用する場合は、view-keycombos-config ファイルを作成して、リモート デスクトップに転送しないようにする特

定のキーやキーの組み合わせを指定できます。

リモート デスクトップで作業するときは、一部のキーまたはキーの組み合わせをローカル クライアント システムで処理させる方が好ましい場合があります。たとえば、特定のキーの組み合わせを使用してクライアント コンピュータ上でスクリーン セーバーを起動できます。/etc/vmware/view-keycombos-config にあるファイルを作成し

て、キーの組み合わせと個別キーを指定できます。

次の形式を使用して、各キーまたはキーの組み合わせを新しい行に入力します。

<modName>scanCodescanCode

最初の例は、キーの組み合わせの場合を示しています。2 つ目の例は、単独のキーの場合です。scanCode 値は、16

進数のキーボード スキャン コードです。

この例では、modName は、ctrl、alt、shift、および super の 4 つの修飾子の 1 つです。super キーはキーボ

ードによって異なります。たとえば、super キーは一般的に、Microsoft Windows キーボードでは Windows キーですが、Mac OS X キーボードでは Command キーです。また、<any> をワイルドカードとして、modName に使

用することもできます。たとえば、<any>0x153 にすると、US キーボードの個別の Delete キーを含む、Delete キ

ーのすべての組み合わせが指定されます。modName に使用する値では、大文字と小文字が区別されません。

キーのスキャン コードの指定

scanCode 値は 16 進数形式にする必要があります。使用するコードを判別するには、クライアント システム上の

lib/vmware/xkeymap ディレクトリ内にある、対応する言語およびキーボード固有のファイルを開きます。そのフ

ァイルに表示されているキー コードの他に、次のコードも使用できます。

表 2-5. マルチメディア キー

キー名 スキャン コード

PREVIOUS_TRACK 0x110

NEXT_TRACK 0x119

MUTE 0x120

CALCULATOR 0x121

PLAY_PAUSE 0x122

STOP 0x124

VOLUME_DOWN 0x12e

VOLUME_UP 0x130

BROWSER_HOME 0x132

BROWSER_SEARCH 0x165

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キー名 スキャン コード

BROWSER_FAVORITES 0x166

BROWSER_REFRESH 0x167

BROWSER_STOP 0x168

BROWSER_FORWARD 0x169

BROWSER_BACK 0x16A

MY_COMPUTER 0x16B

MAIL 0x16C

MEDIA_SELECT 0x16D

表 2-6. ハングルおよびハンジャ キー

キー名 スキャン コード

HANGUL_EN 0x72

HANJA_EN 0x71

HANGUL_KO 0x172

HANJA_KO 0x171

HANGUL 0xF2

HANJA 0xF1

表 2-7. システム スリープ、ウェイク、およびパワー キー

キー名 スキャン コード

SYSTEM_SLEEP 0x15F

SYSTEM_WAKE 0x163

SYSTEM_POWER 0x15e

/etc/vmware/view-keycombos-config ファイルの内容を以下に例示します。コード コメントの先頭には # 文

字が付いています。

<ctrl>0x152 #block ctrl-insert

<alt>15 #block alt-tab

<Ctrl><Alt>0x153 #block ctrl-alt-del

<any>0x137 #block any combinations of the Print key

0x010 #block the individual Q key in a US English keyboard

#or block the individual A key in a French keyboard

0x03b #block the individual F1 key

0x04f #block the individual 1 key in a numeric keypad

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FreeRDP を使用した RDP 接続View デスクトップへの接続に VMware Blast または PCoIP ではなく RDP を使用する場合、rdesktop クライアン

ト、または Apache ライセンス下でリリースされた Remote Desktop Protocol (RDP) のオープンソース実装であるxfreerdp を選択できます。

rdesktop プログラムはすでに開発を終了しているため、FreeRDP に必要なバージョンとパッチが Linux マシンに

インストールされていれば、Horizon Client は xfreerdp 実行可能ファイルも実行できます。

重要: Microsoft RDS ホストのリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続する場合に、そのホストで接続デバイス数によるライセンス モードが構成されているときには、xfreerdp を使用するか、ライセンス モードを

接続ユーザー数によるモードに変更する必要があります。接続デバイス数によるライセンス モードの場合、RDP クライアントのクライアント ID を提供する必要があり、rdesktop ではその ID が提供されず、xfreerdp では提供

されるためです。

FreeRDP の正しいバージョンと適用可能なパッチをインストールしている必要があります。詳細については、FreeRDP のインストールと構成を参照してください。

一般的な構文

構成ファイルで vmware-view コマンドライン インターフェイスまたは一部のプロパティを使用して、rdesktop

の場合と同じように xfreerdp のオプションを指定できます。

n Horizon Client で rdesktop ではなく、xfreerdp を実行するように指定するには、適切なコマンドライン オ

プションまたは構成キーを使用します。

コマンドライン オプション: --rdpclient="xfreerdp"

構成キー: view.rdpClient="xfreerdp"

n xfreerdp プログラムに転送するためのオプションを指定するには、適切なコマンドライン オプションまたは構

成キーを使用し、FreeRDP オプションを指定します。

コマンドライン オプション: --xfreerdpOptions

構成キー: view.xfreerdpOptions

vmware-view コマンドライン インターフェイスおよび構成ファイルの詳細については、 Horizon Client コマンド

ライン インターフェイスおよび構成ファイルの使用 を参照してください。

ネットワーク レベル認証の構文

rdesktop プログラムの構成オプションの多くは、xfreerdp プログラムの場合と同じです。1 つの大きな違いは、

xfreerdp がネットワークレベル認証 (NLA) をサポートしている点です。NLA はデフォルトでオフになります。次

の コマンドライン オプションを使用して ネットワークレベル認証をオンにする必要があります。

--enableNla

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また、/cert-ignore オプションを追加して、証明書検証プロセスが正常に行われるようにする必要があります。次

に、正しい構文の例を示します。

vmware-view --enableNla --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions="/p:password /cert-ignore /u:user-

name /d:domain-name /v:server"

パスワードに特殊文字が含まれている場合は、特殊文字(\$ など)をエスケープします。

Horizon Client で FreeRDP を使用する際に固有の構文

次のガイドラインを念頭に置いてください。

n 通常は引用符で囲む特殊文字を、エスケープ文字で囲む必要があります。たとえば、「pa$$word 」の特殊文字$ がエスケープされていないため、次のコマンドは機能しません。

(誤)vmware-view --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions="/p:'pa$$word' /u:'crt

\administrator'"

代わりに、次のようにします。

(正)vmware-view --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions="/p:'pa\$\$word' /u:'crt

\administrator'"

n エンド ユーザーが Horizon Client のセッション イン セッション実装を使用する場合は、/rfx オプションを使

用する必要があります。セッション イン セッション実装の例には、エンド ユーザーがシン クライアント上のHorizon Client にログインして、Horizon Client インターフェイスのみが表示されるようになった後で、RDSホストで提供されるリモート アプリケーションを使用するために、Horizon Client のネスト バージョンを起動する例があります。このような場合、/rfx オプションを使用しないと、エンド ユーザーは、ネストされたクラ

イアントのデスクトップおよびアプリケーション選択画面のリモート デスクトップとアプリケーション アイコンを表示できません。

FreeRDP のインストールと構成

View デスクトップへの RDP 接続に FreeRDP クライアントを使用するには、Linux マシンに FreeRDP の必要なバージョンが含まれている必要があります。

Ubuntu で xfreerdp に必要なパッケージのリストについては、https://github.com/FreeRDP/FreeRDP/wiki/

Compilation にアクセスしてください。

前提条件

Linux クライアント マシンで、FreeRDP 1.1.x を https://github.com/FreeRDP/FreeRDP の GitHub からダウンロードします。

手順

1 次のパッチ コマンドを使用して、freerdp-1.1.0.patch というファイルを適用します。

cd /client-installation-directory/patches/FreeRDP-stable-1.1

patch -p1 < freerdp-1.1.0.patch

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ここで、client-installation-directory は VMware-Horizon-View-Client-x.x.x-yyyyyy.i386 へのパス

で、x.x.x はバージョン番号、yyyyyy はビルド番号です。freerdp-1.1.0.patch ファイルの詳細については、

同じ client-installation-directory/patches ディレクトリ内の README.patches ファイルを参照

してください。

2 次のコマンドを実行します。

cmake -DWITH_SSE2=ON -DWITH_PULSEAUDIO=ON -DWITH_PCSC=ON -DWITH_CUPS=ON .

3 次のコマンドを実行します。

make

4 次のコマンドを実行すると、実行 PATH のディレクトリのビルド xfreerdp バイナリがインストールされるた

め、Horizon Client が xfreerdp の実行によってプログラムを実行可能になります。

sudo make install

5 (オプション) 仮想印刷モジュールが適切にロードできることを確認します。

a tprdp.so が FreeRDP 1.1 でロードできることを確認するには、次のコマンドを実行します。

sudo ln -s /usr/lib/vmware/rdpvcbridge/tprdp.so /usr/local/lib/i386-linux-gnu/freerdp/tprdp-

client.so

b 仮想印刷機能が有効化された Horizon Client を起動するには、次のコマンドを実行します。

vmware-view --rdpclient=xfreerdp --xfreerdpOptions='/cert-ignore /vc:tprdp'

注: VMware Blast または PCoIP を使用すると、仮想印刷機能を使用できます。

FIPS モードの有効化FIPS (Federal Information Processing Standard) モードを有効にして、クライアントがリモート デスクトップとの通信に FIPS 準拠の暗号化アルゴリズムを使用するようにできます。

重要: FIPS モードをクライアントで有効にする場合、リモート デスクトップでも FIPS モードを有効にしておく必要があります。クライアントだけ、またはデスクトップだけで FIPS モードが有効である、混在モードは、サポートされません。

FIPS モードを有効にするには、次のように構成を変更します。

1 /etc/vmware/config を編集して、次の行を追加します。

usb.enableFIPSMode = "TRUE"

mks.enableFIPSMode = “TRUE”

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2 /etc/vmware/view-mandatory-config を編集して、次の行を追加します。

View.fipsMode = ”TRUE”

3 /etc/teradici/pcoip_admin.conf を編集して、次の行を追加します。

pcoip.enable_fips_mode = 1

PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシュの構成PCoIP クライアントサイド イメージ キャッシングでは、再転送を回避するためにイメージコンテンツをクライアントに保存します。この機能は、帯域幅の使用を減らすためにデフォルトで有効化されます。

PCoIP イメージ キャッシュは、一時的なものと同様、空間的冗長性をキャプチャします。たとえば、PDF ドキュメントをスクロールダウンすると、ウィンドウの下部から新しいコンテンツが表示され、一番古いコンテンツはウィン

ドウのトップから表示されなくなります。他のコンテンツはすべて変わらず、上に移動します。PCoIP イメージ キャッシュは、この空間的で時間的な冗長性を検出できます。

スクロールの間、クライアント デバイスに送られたディスプレイ情報は、主として、かなりの大きさの帯域幅を保存するイメージ キャッシュを使用しているキャッシュ インデックスのシーケンスです。このように効率的なスクロールは、LAN 上、WAN を介する場合のいずれもメリットがあります。

n LAN 上では、帯域幅は比較的制約がありませんが、クライアントサイド イメージ キャッシングを使用しており、かなりの大きさの帯域幅を節約できます。

n WAN を介して、利用可能な帯域幅の制限内に抑える場合、クライアントサイドのキャッシングを使用しないと、スクロールのパフォーマンスが低下します。この状況では、クライアントサイドのキャッシングにより帯域幅を

節約でき、スムーズで高感度なスクロール体験が可能になります。

この機能はデフォルトで有効化されるため、以前に転送した表示部分がクライアントに保存されます。デフォルトで

はキャッシュ サイズは 250 MB です。キャッシュサイズが大きくなるほど帯域幅の使用は少なくなりますが、クライアント上でより多くのメモリが必要になります。キャッシュサイズを小さくするには、帯域幅の使用を多くする必要

があります。たとえば、メモリをほとんど搭載していないシン クライアントでは、必要なキャッシュ サイズが比較的少なくなります。

構成プロパティの設定

キャッシュ サイズを構成するときは、pcoip.image_cache_size_mb プロパティを設定することができます。たとえ

ば、次の設定ではキャッシュ サイズが 50MB に構成されます。

pcoip.image_cache_size_mb = 50

イコール(=)記号の前後にスペースを使用します。

使用可能なメモリの量の半分より小さい数値を指定した場合、その数に最も近い 10 の倍数に丸められます。最小値は 50 です。50 未満の値は無視されます。

使用可能なメモリの量の半分より大きい数値を指定した場合、使用可能なメモリの量の半分の値に設定され、最も近

い 10 の倍数に丸められます。

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このプロパティは、複数あるファイルのうちどれでも設定することができます。Horizon Client が起動するときに、この設定は、次の順序に従ってさまざまな場所で処理されます。

1 /etc/teradici/pcoip_admin_defaults.conf

2 ~/.pcoip.rc

3 /etc/teradici/pcoip_admin.conf

設定が複数の場所で定義されている場合、使用される値は、読み取られた最後のファイルの値になります。

注: 次のプロパティを設定して、イメージ キャッシュが作動していることを視覚的に示すことができます。

pcoip.show_image_cache_hits = 1

この構成では、イメージ キャッシュにあるイメージに含まれるすべてのタイル(32 x 32 ピクセル)の周囲に、四角形が表示されます。

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リモート デスクトップおよびアプリケーション接続の管理 3Horizon Client を使用して接続サーバまたはセキュリティ サーバに接続し、リモート デスクトップにログインするか、リモート デスクトップからログオフし、リモート アプリケーションを使用します。トラブルシューティングを目的として、リモート デスクトップおよびアプリケーションをリセットすることもできます。

管理者によるリモート デスクトップのポリシーの構成方法によっては、エンド ユーザーはデスクトップで多くの操作を実行できるようになります。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続

View Server にログインした後、使用を許可されているリモート デスクトップとアプリケーションを使用できます。

n ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセス

Horizon Client は、ローカル システム上のフォルダおよびドライブをリモート デスクトップやリモート アプリケーションと共有するように設定できます。ドライブには、マッピングされたドライブおよび USB ストレージ デバイスを含めることができます。この機能はクライアント ドライブ リダイレクトと呼ばれます。

n Horizon Client の証明書確認モード

管理者は、またときにはエンド ユーザーは、サーバの証明書チェックが失敗した場合にクライアント接続を拒否するかどうかを設定できます。

n デスクトップまたはアプリケーションの切り替え

リモート デスクトップに接続している場合は、別のデスクトップに切り替えることができます。また、リモート デスクトップに接続している間はリモート アプリケーションに接続することもできます。

n ログオフまたは切断

いくつかの構成では、ログオフせずにリモート デスクトップから切断すると、デスクトップ内のアプリケーションは開いたままになる場合があります。サーバから切断し、リモート アプリケーションを実行したままにすることもできます。

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続View Server にログインした後、使用を許可されているリモート デスクトップとアプリケーションを使用できます。

エンド ユーザーがリモート デスクトップおよびアプリケーションにアクセスする前に、クライアント デバイスからリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続できることをテストします。サーバを指定し、ユーザー アカウントの認証情報を入力する必要があります。

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リモート アプリケーションを使用するには、View 接続サーバ 6.0 以降に接続する必要があります。

前提条件

n ユーザー名とパスワード、RSA SecurID ユーザー名とパスコード、RADIUS 認証ユーザー名とパスコード、スマート カード個人識別番号(PIN)などのログインに必要な認証情報を取得します。

n ログイン用の NETBIOS ドメイン名を取得します。例として、mycompany.com ではなく mycompany を使用し

てください。

n 管理タスクの実行については、 Horizon Client 向けの接続サーバの準備で説明しています。

n 社内ネットワークの外部から接続し、リモート デスクトップへのアクセスにセキュリティ サーバを使用していない場合、使用しているクライアント デバイスが VPN 接続を使用していることを確認し、この接続をオンにします。

重要: VMware では、VPN よりもセキュリティ サーバの使用を推奨しています。

n リモート デスクトップまたはアプリケーションへのアクセスを提供するサーバの完全修飾ドメイン名 (FQDN)があることを確認します。サーバ名ではアンダースコア (_) はサポートされていないことに注意してください。ポート番号が 443 ではない場合は、ポート番号も必要です。

n RDP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続する予定である場合は、AllowDirectRDP エージェント グループ ポリシーが有効になっていることを確認します。

手順

1 ターミナル ウィンドウを開いて vmware-view と入力するか、[VMware Horizon Client] のアプリケーション

を探してそのアイコンをダブルクリックします。

2 サーバがまだ 1 つも追加されていない場合は、[+ サーバの追加] ボタンをダブルクリックするか、メニュー バーの [+ 新規サーバ] ボタンをクリックして、View 接続サーバまたはセキュリティ サーバの名前を入力し、[接続]をクリックします。

Horizon Client と View 接続サーバとの接続には常に SSL が使用されます。SSL 接続のデフォルト ポートは443 です。 View 接続サーバはデフォルト ポートを使用するように構成されていない場合、以下の例にあるフォーマットを使用します。view.company.com:1443。

ログイン ダイアログ ボックスが表示される前に、確認する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。

注: 正常に接続すると、このサーバのアイコンが Horizon Client ホーム画面に保存されます。次回 HorizonClient を開いてこのサーバに接続するには、このアイコンをダブルクリックするか、あるいは、このサーバのみ使用する場合には、サーバ アイコンを右クリックしてコンテキスト メニューから [このサーバへ自動接続] を選択することができます。

3 RSA SecurID の認証情報または RADIUS の認証証明書の入力を求められた場合、ユーザー名とパスコードを入力して [OK] をクリックします。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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4 ユーザー名とパスワードを入力し、ドメインを選択した後、[OK] をクリックします。

ログイン ダイアログ ボックスが表示される前に、確認する必要があることを知らせるメッセージが表示されます。

5 デスクトップ セキュリティ インジケーターが赤に変わり、警告メッセージが表示されたら、プロンプトに応答します。

通常、この警告は接続サーバが証明書サムプリントをクライアントに送信しなかったことを示します。サムプリ

ントは証明書公開鍵のハッシュであり、公開鍵を省略したものとして使用されます。

6 (オプション) リモート デスクトップの表示設定を構成するには、デスクトップ アイコンを右クリックするか、デスクトップ アイコンを選択し、画面の上部のサーバ名の隣の(歯車の形をした)[設定] アイコンをクリックします。

オプション 説明

表示プロトコル 管理者が許可していれば、[接続方法] リストを使用して、VMware Blast 表示プロトコル、PCoIP 表示プロトコル、および Microsoft RDP 表示プロトコルから選択できます。VMwareBlast (Blast Extreme) には、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

表示レイアウト [表示] リストを使用して、ウィンドウ サイズを選択するか複数のモニタを使用します。

7 (オプション) リモート デスクトップまたはアプリケーションをお気に入りとしてマークするには、リモート デスクトップまたはアプリケーション アイコンを右クリックして、表示されるコンテキスト メニューから [お気に入りとしてマーク] を選択します。

デスクトップまたはアプリケーション名の右上隅に、星アイコンが表示されます。次回ログインするときには、

[お気に入りを表示] ボタンをクリックして、このアプリケーションまたはデスクトップを素早く見つけることができます。

8 リモート デスクトップまたはアプリケーションをダブルクリックして、接続します。

Microsoft RDS ホスト上でホストされているセッション ベースのリモート デスクトップに接続しようとしており、デスクトップが別の表示プロトコルを使用するようにすでに設定されている場合、すぐには接続できません。

現在設定されているプロトコルを使用するか、またはリモート オペレーティング システムからログオフして、選択したプロトコルで接続が行われるようにするかの選択を求められます。

接続した後、クライアント ウィンドウが表示されます。

View 接続サーバへの認証に失敗した場合、またはクライアントがリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続できない場合は、以下の手順を実行します。

n View 接続サーバを SSL を使用しないように構成するかどうかを決定します。クライアント ソフトウェアは、SSL 接続を必要とします。View Administrator のグローバル設定で、[クライアント接続に SSL を使用する]チェック ボックスがオフになっていないかどうかを確認します。このチェックボックスが選択されていない場合、チェックボックスを選択して SSL を使用する必要があります。または、HTTPS が有効なロード バランサやView 接続サーバ への HTTP 接続を作成するように構成されている他の中間デバイスにクライアントが接続できるように環境をセットアップする必要があります。

n View 接続サーバ用のセキュリティ証明書が正常に動作していることを確認します。正常に動作していない場合は、View Administrator で、デスクトップの View Agent が到達不能になる場合もあります。これらは、証明書の問題によって発生する二次的な接続の問題の現象です。

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n View 接続サーバ インスタンスで設定されているタグがこのユーザーからの接続を許可していることを確認します。『View 管理ガイド』を参照してください。

n ユーザーがこのデスクトップまたはアプリケーションにアクセスする資格を付与されていることを確認します。

『View でのデスクトップおよびアプリケーション プールの設定』を参照してください。

n RDP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続する場合は、リモート オペレーティング システムでリモート デスクトップ接続が許可されていることを確認します。

ローカル フォルダおよびドライブへの共有アクセスHorizon Client は、ローカル システム上のフォルダおよびドライブをリモート デスクトップやリモート アプリケーションと共有するように設定できます。ドライブには、マッピングされたドライブおよび USB ストレージ デバイスを含めることができます。この機能はクライアント ドライブ リダイレクトと呼ばれます。

Windows リモート デスクトップでは、共有のフォルダとドライブは、[この PC] フォルダの [デバイスとドライブ]セクション、または [コンピューター] フォルダの [その他] セクションに表示されます。Notepad などのリモート アプリケーションでは、共有フォルダまたはドライブのファイルを参照して開くことができます。共有するように選択

したフォルダとドライブはファイル システムで「[MACHINE-NAME の name]」の名前付け形式を使用するネットワーク ドライブとして表示されます。

クライアント ドライブ リダイレクト設定を構成するために、リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに接続する必要はありません。この設定はすべてのリモート デスクトップおよびリモート アプリケーションに適用されます。つまり、ローカル クライアント フォルダが 1 つのリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションのみと共有され、他のリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションとは共有されないという設定は行えません。

クライアント ドライブ リダイレクト機能を使用するには、次のライブラリ ファイルをインストールする必要があります。いくつかのシン クライアント マシンでは、これらのライブラリ ファイルはデフォルトでインストールされない場合があります。

n libsigc-2.0.so.0

n libglibmm-2.4.so.1

デフォルトで、USB リダイレクト機能によって USB ストレージがリモート デスクトップやアプリケーションにリダイレクトされます。USB ストレージをローカルでマウントできる場合、USB リダイレクトではなくクライアント ドライブ リダイレクトを使用して USB ストレージを共有すると、パフォーマンスを向上できる場合があります。USBリダイレクトによって USB ストレージがリダイレクトされないようにするには、次の USB 構成プロパティの 1 つを設定して、Horizon Client を再起動します。

n viewusb.ExcludeFamily = "storage"

n viewusb.ExcludeVidPid = "Vid-xxxx_Pid-xxxx"

接続サーバ インスタンスで安全なトンネルが有効になっている場合、プロキシ サーバを使用するようにクライアント システムのブラウザを構成すると、クライアント ドライブ リダイレクトのパフォーマンスが低下する可能性があります。クライアント ドライブ リダイレクトの最高のパフォーマンスを得るには、プロキシ サーバを使用しないか、LAN 設定を自動的に検出するようブラウザを構成します。

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前提条件

フォルダおよびドライブをリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションと共有するには、クライアントドライブ リダイレクト機能を有効にする必要があります。このタスクには、View Agent 6.1.1 以降または HorizonAgent 7.0 以降をインストールすることと、エージェントの [クライアント ドライブ リダイレクト] オプションを有効にすることが含まれます。ポリシーの設定またはレジストリの設定を行って、クライアント ドライブ リダイレクトの動作を制御することも含まれる場合があります。詳細については、『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』を参照してください。

手順

1 [設定] ダイアログ ボックスを開き、[共有する] パネルを表示します。

オプション 説明

デスクトップとアプリケーションの選択ウィ

ンドウから

デスクトップまたはアプリケーション アイコンを右クリックして、[設定] を選択して、[共有する] をクリックします。または、メニュー バーから [接続] - [設定] を選択して、[共有する] をクリックします。

デスクトップまたはアプリケーションに接続

したときの [共有する] ダイアログ ボックスから

ホーム ディレクトリを共有するには [許可] を、共有しない場合は [拒否] をクリックします。

デスクトップのオペレーティング システムで メニュー バーから [接続] - [設定] を選択して、[共有する] をクリックします。

2 クライアント ドライブ リダイレクト設定を構成します。

オプション アクション

特定のフォルダまたはドライブを、リモート

デスクトップおよびリモート アプリケーションと共有する

[追加] ボタンをクリックし、共有するフォルダまたはドライブを参照して選択し、[OK] をクリックします。

注: デバイスがすでにリモート デスクトップまたはリモート アプリケーションに接続されている場合は、USB リダイレクト機能を使用して USB デバイスのフォルダを共有することはできません。

特定のフォルダまたはドライブの共有を停止

する

フォルダ リストでフォルダまたはドライブを選択し、[削除] ボタンをクリックします。

リモート デスクトップおよびリモート アプリケーションからホーム ディレクトリのファイルへのアクセスを許可する

[次のホーム フォルダを共有:] home-directory チェック ボックスをオンにします。

リモートデスクトップまたは リモート アプリケーションへの接続時に [共有する] ダイアログ ボックスを表示しない

[デスクトップやアプリケーションに接続するときにダイアログを表示しない] チェック ボックスをオンにします。

このチェック ボックスの選択を解除すると、サーバへの接続後にデスクトップまたはアプリケーションに初めて接続したときに、[共有する] ダイアログ ボックスが表示されます。たとえば、サーバにログインしてデスクトップに接続すると、[共有する] ダイアログ ボックスが表示されます。それから別のデスクトップまたはアプリケーションに接続すると、ダイアログ ボックスは表示されなくなります。もう一度ダイアログ ボックスを表示するには、サーバから切断して再度ログインする必要があります。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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次のステップ

リモート デスクトップまたはリモート アプリケーションで共有フォルダを表示できることを確認してください。

n Windows リモート デスクトップから、エクスプローラーを開いて [この PC] フォルダの [デバイスとドライブ]セクションを探すか、Windows Explorer を開いて [コンピューター] フォルダ の [その他] セクションを探します。

n [ファイル] - [開く] または [ファイル] - [名前を付けて保存] を選択してフォルダまたはドライブに移動し、「[folder-name on MACHINE-NAME]」の名前付け形式を使用するネットワーク ドライブとしてファイル システムで表示されます。

構成ファイルの編集によるフォルダの共有

[設定] ダイアログ ボックスからフォルダを共有する他に、構成ファイルを編集してフォルダを共有することもできます。

手順

1 次の場所に存在していない場合、config という名前の構成ファイルを作成します。

n $HOME/.vmware/

n /usr/lib/vmware/

n /etc/vmware/

2 共有する各フォルダについて、次の行を追加します。

tsdr.share=フォルダのパス

たとえば、フォルダ / および /home/user1 を共有するには、ファイル /etc/vmware/config を作成して、

次の行を追加します。

tsdr.share=/

tsdr.share=/home/user1

構成ファイルで共有されるフォルダは、[設定] ダイアログの [共有する] ペインには表示されません。構成ファイルを編集して、フォルダの共有を停止したり、他のフォルダを共有したりできます。

Horizon Client の証明書確認モード管理者は、またときにはエンド ユーザーは、サーバの証明書チェックが失敗した場合にクライアント接続を拒否するかどうかを設定できます。

証明書確認は、接続サーバと Horizon Client 間の SSL 接続に対して実行されます。証明書検査では、次のような検査が行われます。

n 証明書の目的は、送信側の ID 検証やサーバ通信の暗号化以外にあるか。つまり、証明書のタイプは正しいか。

n 証明書は期限切れになっているか、また有効なのは未来のみか。つまり、証明書はコンピュータの時刻に応じて

有効になっているか。

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n 証明書上の共通名は、それを送信するサーバのホスト名と一致しているか。ロード バランサが Horizon Clientを、Horizon Client で入力したホスト名と一致しない証明書を持つサーバにリダイレクトした場合、不一致が発生する可能性があります。クライアントにホスト名ではなく IP アドレスを入力した場合でも、不一致の原因となる可能性があります。

n 不明なまたは信頼されていない証明機関(CA)によって署名された証明書か。自己署名された証明書は、信頼されていない CA の証明書タイプの 1 つです。

チェックをパスするには、証明書のトラスト チェーンが、デバイスのローカル証明書ストアでルートになっている必要があります。

注: ユーザーが Linux クライアント システムにインストールできる自己署名付ルート証明書を配布する手順については、Ubuntu のドキュメントを参照してください。

Horizon Client は、クライアント システムの /etc/ssl/certs ディレクトリに保存されている PEM 形式の証明書

を使用します。この場所に保存されているルート証明書をインポートする手順については、https://help.ubuntu.com/community/OpenSSL のドキュメントに記載されている「Importing a Certificate into theSystem-Wide Certificate Authority Database(システム全体の証明機関データベースへの証明書のインポート)」というタイトルの手順を参照してください。

サーバ証明書を提示する他にも、接続サーバは Horizon Client に証明書のサムプリントも送信します。サムプリントは証明書公開鍵のハッシュであり、公開鍵を省略したものとして使用されます。接続サーバがサムプリントを送信

しない場合、接続が信頼されていないことを知らせる警告が表示されます。

管理者が許可している場合、証明書確認モードを設定することができます。メニュー バーから [ファイル] - [環境設定] を選択します。選択肢は次の 3 つです。

n [信頼が確認されていないサーバには絶対に接続しない]。証明書の確認に失敗した場合、クライアントはサーバに接続できなくなります。失敗したチェックは、エラー メッセージに一覧表示されます。

n [信頼されていないサーバに接続する前に警告する]。サーバが自己署名証明書を使用していることが原因で、証明書の確認に失敗した場合、[続行] をクリックして警告を無視することができます。自己署名証明書の場合、証明書名が Horizon Client に入力したサーバ名と一致する必要はありません。

n [サーバ ID 証明書を検証しない]。この設定は、証明書確認が実行されないことを示します。

デスクトップまたはアプリケーションの切り替え

リモート デスクトップに接続している場合は、別のデスクトップに切り替えることができます。また、リモート デスクトップに接続している間はリモート アプリケーションに接続することもできます。

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手順

u 同じサーバまたは異なるサーバからリモート デスクトップまたはアプリケーションを選択します。

オプション アクション

同じサーバの異なるデスクトップまたはアプ

リケーションを選択する

次のいずれかのアクションを実行します。

n リモート デスクトップにログインし、クライアントですでに実行している別のリモート デスクトップやアプリケーションに切り替える場合は、[表示] メニューでデスクトップまたはアプリケーションを選択します。

n リモート デスクトップやアプリケーションにログインし、実行していない別のデスクトップやアプリケーションに切り替える場合は、メニュー バーから [ファイル] - [デスクトップとアプリケーションのリストに戻る] を選択し、選択ウィンドウからデスクトップまたはアプリケーションを起動します。

n デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、他のデスクトップやアプリケーシ

ョンを表すアイコンをダブルクリックします。このデスクトップやアプリケーションは新

しいウィンドウを開くので、複数のウィンドウを開き、ウィンドウ間で切り替えることが

できます。

異なるサーバの異なるデスクトップまたはア

プリケーションを選択する

次のいずれかのアクションを実行します。

n 現在のデスクトップやアプリケーションを開いたまま別のサーバのリモート デスクトップやアプリケーションにも接続する場合は、Horizon Client の新しいインスタンスを開始して別のデスクトップやアプリケーションに接続します。

n 現在のデスクトップを終了して別のサーバのデスクトップに接続する場合は、[デスクトップ セレクタ] ウィンドウに移動し、ウィンドウの左上隅にある [切断] アイコンをクリックして、サーバからログオフすることを確認します。現在のサーバおよび開いているデスク

トップまたはアプリケーションのセッションが切断されます。これで異なるサーバに接続

できます。

ログオフまたは切断

いくつかの構成では、ログオフせずにリモート デスクトップから切断すると、デスクトップ内のアプリケーションは開いたままになる場合があります。サーバから切断し、リモート アプリケーションを実行したままにすることもできます。

リモート デスクトップを開いていなくても、リモート デスクトップ オペレーティング システムからログオフできます。この機能を使用すると、デスクトップに <Ctrl> + <Alt> + <Del> を送信してから [ログオフ] をクリックするのと同じ結果になります。

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手順

u ログオフせずに切断する。

オプション アクション

Horizon Client も終了する ウィンドウの隅にある [閉じる] ボタンをクリックするか、メニュー バーの [ファイル] - [終了]を選択します。

同じサーバの異なるリモート デスクトップを選択する

メニュー バーから [デスクトップ] - [切断] を選択します。

異なるサーバのリモート デスクトップを選択する

メニュー バーから [ファイル] - [サーバから切断] を選択します。

注: View 管理者は、切断された時点で自動的にログオフするようにデスクトップを設定できます。その場合、デスクトップで開いているプログラムは停止します。

u リモート デスクトップからログオフして切断する。

オプション アクション

デスクトップのオペレーティング システムで Windows の[スタート]メニューを使用してログオフします。

メニュー バーから [デスクトップ] - [切断してログオフ] を選択します。

この手順を使用すると、初めに、リモート デスクトップで開いているファイルが保存されずに閉じられます。

u リモート デスクトップが開いていないときにログオフします。

a デスクトップ ショートカットがあるホーム画面から、デスクトップを選択し、メニュー バーから [デスクトップ] - [ログオフ] を選択します。

b 入力を要求されたら、リモート デスクトップにアクセスするための認証情報を入力します。

この手順を使用すると、初めに、リモート デスクトップで開いているファイルが保存されずに閉じられます。

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Linux システムでの MicrosoftWindows デスクトップまたはアプリケーションの使用 4Linux 版 Horizon Client では、多くの機能がサポートされます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n Linux の機能サポート一覧

n 国際化

n キーボードとモニター

n USB デバイスを接続する

n Webcam とマイクロフォンでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用

n リモート アプリケーションへのドキュメントの保存

n リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定

n テキストのコピーおよび貼り付け

Linux の機能サポート一覧一部の機能は、Horizon Client のタイプによってサポートされる場合とされない場合があります。

エンド ユーザーにどの表示プロトコルと機能を使用できるようにするかを計画する場合、以下の情報を使用して、どのクライアント OS がこの機能をサポートするかを判断します。

表 4-1. Linux クライアントでサポートされるリモート デスクトップ機能

機能

Windows XPデスクトップ

(View Agent6.0.2 以前)

WindowsVista デスクトップ(ViewAgent 6.0.2 以前)

Windows 7デスクトップ

Windows8.x デスクトップ

Windows 10デスクトップ

WindowsServer2008 R2 デスクトップ

Windows Server2012 R2 デスクトップ

USB リダイレクト 制限あり 制限あり X X X X X

リアルタイム オーディオビデオ

(RTAV)

制限あり 制限あり X X X X X

スキャナ リダイレクト

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機能

Windows XPデスクトップ

(View Agent6.0.2 以前)

WindowsVista デスクトップ(ViewAgent 6.0.2 以前)

Windows 7デスクトップ

Windows8.x デスクトップ

Windows 10デスクトップ

WindowsServer2008 R2 デスクトップ

Windows Server2012 R2 デスクトップ

シリアル ポート リダイレクト

RDP 表示プロトコル

制限あり 制限あり X X X X X

PCoIP 表示プロトコル

制限あり 制限あり X X X X X

VMware Blast 表示プロトコル

X X X X X

個人設定管理

Wyse MMR パートナー クライアント システムのみ、お

よび RDP でのみ

パートナー クライアント システムのみ、お

よび RDP でのみ

Windows MediaMMR

X X

ロケーション ベースの印刷

制限あり 制限あり X X X X X

仮想プリンタ 制限あり 制限あり X X X X X

スマート カード 制限あり 制限あり X X X X X

RSA SecurID または RADIUS

制限あり 制限あり X X X X X

シングル サインオン

制限あり 制限あり X X X X X

複数のモニタ 制限あり 制限あり X X X X X

クライアント ドライブ リダイレクト

X X X X X

Windows 10 デスクトップでは、View Agent 6.2 以降が必要です。Windows Server 2012 R2 デスクトップでは、View Agent 6.1 以降が必要です。

VMware Blast を使用するには、Horizon Agent 7.0 以降が必要です。

重要: View Agent 6.1 以降のリリースでは、Windows XP および Windows Vista デスクトップはサポートされていません。これらのゲスト OS をサポートしている最後の View リリースは View Agent 6.0.2 です。Windows XPおよび Vista に関して Microsoft と拡張サポート契約を行っているお客様、およびこれらのゲスト OS システムに関して VMware と拡張サポート契約を行っているお客様は、View 接続サーバ 6.1 を使用して Windows XP およびVista デスクトップの View Agent 6.0.2 バージョンを展開できます。

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RDS ホストでのセッションベースのデスクトップの機能サポート

RDS ホストは、Windows リモート デスクトップ サービスと View Agent または Horizon Agent がインストールされたサーバ コンピュータです。RDS ホスト上のデスクトップ セッションは複数のユーザーによる同時利用が可能です。RDS ホストには物理マシンまたは仮想マシンのいずれかを使用できます。

注: 次の表には、サポートされている機能のみが記載されています。View Agent の最小バージョンを指定するテキストがある場合、「以降」というテキストは、Horizon Agent 7.0 以降を含むことを示します。

表 4-2. View Agent 6.0.x 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされた RDS ホストでサポートされている機能

機能

物理マシン上の WindowsServer 2008 R2 RDS ホスト

仮想マシン上の

Windows Server 2008R2 RDS ホスト

物理マシン上の

Windows Server 2012RDS ホスト

仮想マシン上の WindowsServer 2012 RDS ホスト

RSA SecurID またはRADIUS

X X X X

スマート カード View Agent 6.1 以降 View Agent 6.1 以降 View Agent 6.1 以降 View Agent 6.1 以降

シングル サインオン X X X X

RDP 表示プロトコル(デスクトップ クライアントの場合)

X X X X

PCoIP 表示プロトコル X X X X

VMware Blast 表示プロトコル

Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0 以降 Horizon Agent 7.0 以降

Horizon Agent 7.0 以降

HTML Access View Agent 6.0.2 以降 View Agent 6.0.2 以降

Windows Media MMR View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降

クライアント ドライブ リダイレクト

View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降 View Agent 6.1.1 以降

仮想印刷(デスクトップ クライアントの場合)

View Agent 6.0.1 以降 View Agent 6.0.1 以降

ロケーション ベースの印刷 View Agent 6.0.1 以降 View Agent 6.0.1 以降

複数のモニタ(デスクトップ

クライアントの場合)

X X X X

Unity Touch(モバイルおよび Chrome OS クライアント用)

X X X X

各ゲスト OS のどのエディションがサポートされるか、またはどのサービス パックがサポートされるかについての詳細は、『View 5.x または 6.x インストール ガイド』の「View Agent でサポートされているオペレーティング システム」のトピックを参照してください。『Horizon 7 インストール ガイド』の「Horizon Agent でサポートされているオペレーティング システム」のトピックを参照してください。

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固有機能の制限事項

Linux 版 Horizon Client を使用する Windows デスクトップでサポートされている機能には、以下の制限があります。

表 4-3. 固有機能の要件

機能 要件

リアルタイム オーディオビデオ n サードパーティ ベンダーからのクライアント ソフトウェアでは、この機能には View 5.2 Feature Pack2 またはそれ以降が必要です。

n VMware からの Horizon Client では、この機能には View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルが必要です。

Windows Server 2008 R2 デスクトップ、RDS デスクトップ(仮想マシン RDS ホスト)、およびリモートアプリケーションの仮想印刷とロケ

ーション ベースの印刷

n サードパーティ ベンダーからのクライアント ソフトウェアでは、この機能には VMware Horizon 6.0.1(with View) またはそれ以降が必要です。

n VMware からの Horizon Client では、この機能には View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルが必要です。

USB リダイレクト n サードパーティ ベンダーからのクライアント ソフトウェアでは、この機能には View 5.1 またはそれ以降が必要です。

n VMware からの Horizon Client については、この機能は View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルが必要です。

スマート カード シングルユーザー仮想マシン デスクトップでは、この機能には View Agent 6.0.2 またはそれ以降が必要です。

RDS ホストから提供されるセッションベースのデスクトップでは、この機能には View Agent 6.1 またはそれ以降が必要です。

クライアント ドライブ リダイレクト

View Agent 6.1.1 またはそれ以降。

注: Horizon Client を使用すると、リモート デスクトップだけでなく、リモートの Windows ベースのアプリケーションにも安全にアクセスできます。Horizon Client でアプリケーションを選択すると、ローカル クライアント デバイス上でそのアプリケーションのウィンドウが開きます。アプリケーションは、まるでローカルにインストールさ

れているかのように動作します。

接続サーバ 6.0 以降に接続している場合のみ、リモート アプリケーションを使用できます。リモート デスクトップセッション (RDS) ホスト(リモート アプリケーションおよびセッション ベースのデスクトップを提供)でサポートされるオペレーティング システムについては、『View 5.x または 6.x インストール ガイド』の「Horizon Agent でサポートされるオペレーティング システム」のトピックを参照してください。『Horizon 7 インストール ガイド』の「Horizon Agent でサポートされているオペレーティング システム」のトピックを参照してください。

注: 各シン クライアント デバイスで使用可能な機能は、ベンダおよびモデルと、企業が採用する構成によって決定されます。シン クライアントのベンダおよびモデルについての詳細は、http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdmの『VMware 互換性ガイド』を参照してください。

上記の機能の詳細および制限事項については、『View プランニング ガイド』を参照してください。

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Linux デスクトップでサポートされる機能

View Agent 6.1.1 またはそれ以降がある場合には、いくつかの Linux ゲスト オペレーティング システムもサポートされます。サポートされる Linux オペレーティング システムのリストおよびサポートされる機能の情報については、Horizon 6 バージョン 6.1 ドキュメントの一部である『Horizon 6 for Linux デスクトップのセットアップ』を参照してください。

国際化

ユーザー インターフェイスとドキュメントは、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、繁体字中国語、および韓国語で利用可能です。

Ubuntu 10.4 Linux クライアント システムを使用していて、英語以外の言語でクライアント ユーザー インターフェイスを表示する場合、UTF-8 エンコーディングを使うロケールを使用するようにクライアント システムを設定する必要があります。

キーボードとモニター

リモート デスクトップでは、複数のモニターとすべてのタイプのキーボードを使用できます。特定の設定を実行すると、最高のユーザー エクスペリエンスを実現できます。

複数のモニターを使用する場合のベストプラクティス

以下は、リモート デスクトップで複数のモニターを正しく使うための推奨事項です。

n プライマリ モニターを最下部の左端のモニターとして定義します。

n Xinerama を有効にします。Xinerama を有効にしないと、プライマリ ディスプレイが正しく特定されないことがあります。

n 最上部の左端のモニターにメニュー バーが表示されます。たとえば、2 台のモニターを並べ、左のモニターの上部が右のモニターの上部よりも低い場合、右のモニターが最上部の左端のモニターになるため、メニュー バーは右のモニターに表示されます。

n 十分なビデオ RAM がある場合、最大 4 つまでのモニターを使用できます。

Ubuntu クライアント システムで 3 つ以上のモニターを使ってリモート デスクトップを表示するには、kernel.shmmax 設定を適切に構成する必要があります。次の公式を使用します。

最高水平解像度 X 最高垂直解像度 X モニターの最大数 X 4

たとえば、kernel.shmmax を 65536000 に手動で設定すれば、2560x1600 の画面解像度で 4 つのモニターを

使用できるようになります。

n Horizon Client は、Horizon Client の起動時に使用中のモニター設定を使用します。モニターをランドスケープからポートレート モードに変更したり、Horizon Client が動作中にクライアント システムに追加モニターを接続する場合、Horizon Client を再起動して新しいモニター設定を使用する必要があります。

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Horizon Client は以下のモニター設定をサポートします。

n 2 台のモニターを使用する場合、同じモードにする必要はありません。たとえば、外部モニター接続されているノートパソコンを使用している場合、外部モニターはポートレート モードまたはランドスケープ モードにできます。

n Horizon Client 4.0 以前のバージョンで 3 台以上のモニターを使用する場合、モニターが同じモードで同じ画面解像度である必要があります。つまり、3 台のモニターを使用する場合、3 台すべてのモニターはポートレートモードまたは風景モードのどちらかにし、同じ画面解像度を使用する必要があります。

n 2 台のモニターを使用している場合に限り、モニターは、並べるか 2 つずつ重ねるか、または縦に重ねることができます。

n VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用している状況ですべてのモニターを使用することを指定する場合は、使用する隣接したモニターのサブセットを指定できます。このためには、[デスクトップ選択] ウィンドウでデスクトップを右クリックし、[表示] ドロップダウン リストから [全画面表示 - すべてのモニター] を選択し、使用するモニターをクリックして選択します。

注: Ubuntu クライアント システムを使用している場合は、最上部の左端のモニターをモニターの 1 台として選択する必要があります。たとえば、4 台のモニターが存在し、2 台ずつ重ねている場合、上部の 2 台のモニターか左端の 2 台のモニターを選択する必要があります。

スクリーン解像度

画面解像度を設定する際は、以下のガイドラインを考慮に入れます。

n セカンダリ モニター上でリモート デスクトップを開き、そのモニター上で画面解像度を変更すると、リモートデスクトップはプライマリ モニターに移動します。

n 2 台のモニターを使用する場合は、PCoIP により、モニターごとに最大 2560 x 1600 の解像度で各モニターを個別に調節できます。3 台以上のモニターを使用する場合は、同じ画面解像度を使用する必要があります。

n VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルでは、リモート デスクトップの 4K (3840 x 2160)の画面解像度がサポートされます。サポートされる 4K ディスプレイの数は、デスクトップ仮想マシンのハードウェア バージョンと Windows のバージョンによって異なります。

ハードウェア バージョン Windows バージョン サポートされる 4K ディスプレイの数

10(ESXi 5.5.x 互換) 7、8、8.x、10 1

11(ESXi 6.0 互換) 7(3D レンダリング機能が無効で、Windows Aero が無効の場合) 3

11 7(3D レンダリング機能が有効の場合) 1

11 8、8.x、10 1

VMware Horizon Client for Linux の使用

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リモート デスクトップには、View Agent 6.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。最高のパフォーマンスを得るために、VMware は、2GB の RAM と 2 個の vCPU がある仮想マシンを推奨します。この機能では、ネットワーク遅延が小さく、パッケージ損失率が低く、1000 Mbps の帯域幅が確保されるような良好なネットワーク環境が求められる場合があります。

注: リモート デスクトップの画面解像度が 3840 x 2160 (4K) に設定されると、画面上の項目が小さく表示される場合があり、リモート デスクトップの [画面の解像度] ダイアログ ボックスを使用してテキストやその他の項目を大きくできない場合があります。

n RDP を使用して複数のモニターを使用する場合、各モニターの解像度は個別に調節できません。

キーボードの制限

ほとんどの場合、リモート デスクトップと物理コンピュータのいずれを使用しても、キーボードの動作は同じです。以下は、発生する可能性のある制限のリストです。ただし、周辺機器のタイプおよびクライアント システム上のソフトウェアにより異なります。

n PCoIP 表示プロトコルを使用していて、クライアント システムが使用しているキーボード マップ(たとえば、日本語キーボードやドイツ語キーボード)をリモート デスクトップが検出するようにする場合は、View Agentに GPO を設定する必要があります。View PCoIP セッション変数 ADM テンプレート ファイルの一部として使用できる「[PCoIP ユーザー デフォルト入力言語の同期をオンにする]」ポリシーを使用します。詳細については、『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』を参照してください。

n マルチメディア キーボードのマルチメディア キーの一部が動作しない場合があります。たとえば、Music キーと My Computer キーは動作しない可能性があります。

n RDP を使用してデスクトップに接続し、Fluxbox ウィンドウ マネージャを使用している場合、リモート デスクトップでスクリーン セーバーが動作していると、一定の時間アイドル状態が続いた後、キーボードが動作を停止する可能性があります。

使用するウィンドウ マネージャに関係なく、VMware ではリモート デスクトップでスクリーン セーバーをオフにして、スリープ タイマーを指定しないことを推奨しています。

USB デバイスを接続するリモート デスクトップから、小型のフラッシュ ドライブ、カメラ、プリンタなどのローカルで接続された USB デバイスにアクセスできます。この機能は USB リダイレクトと呼ばれます。

この機能により、ローカル クライアント システムに接続されているほとんどの USB デバイスを Horizon Client のメニューから使用できるようになります。デバイスの接続や接続解除にもこのメニューを使用できます。

リモート デスクトップで USB デバイスを使用するには、次のような制限があります。

n Horizon Client のメニューから USB デバイスにアクセスして、リモート デスクトップでそのデバイスを使用しているとき、ローカル コンピュータ上ではそのデバイスにアクセスできません。

n キーボードやポインティング デバイスなどのヒューマン インターフェイス デバイスを含め、メニューには表示されないが、リモート デスクトップには表示される USB デバイス。リモート デスクトップとローカル コンピュータは、これらのデバイスを同時に使用します。これらのデバイスとのやりとりは、ネットワーク遅延のため低

速になる場合があります。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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n 大容量 USB ディスク ドライブは、デスクトップに表示されるまでに数分かかる場合があります。

n USB デバイスによっては特定のドライバが必要になります。必要なドライバがまだリモート デスクトップにインストールされていない場合、USB デバイスをリモート デスクトップに接続するとドライバのインストールを求められます。

n Android ベースの Samsung 製スマート フォンやタブレットなどの MTP ドライバを使用する USB デバイスを接続する場合には、USB デバイスをリモート デスクトップに自動接続するように Horizon Client を設定する必要があります。そうしないと、メニュー項目を使用して USB デバイスを手動でリダイレクトしようとしても、デバイスを取り外して接続し直さない限りリダイレクトできません。

n Webcam は、[USB デバイスを接続] メニューを使用する USB リダイレクトでサポートされません。webcamまたはオーディオ入力デバイスを使用するには、リアルタイム オーディオビデオ機能を使用する必要があります。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースと併用すれば、この機能を使用できます。Webcam とマイクロフォンでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用を参照してください。

n USB オーディオ デバイスのリダイレクトは、ネットワークの状態に依存し、信頼できません。一部のデバイスでは、アイドル状態のときでさえ、高いデータ スループットが必要です。View 5.2 Feature Pack 2 以降のリリースに含まれるリアルタイム オーディオビデオ機能があれば、オーディオ入力および出力デバイスはこの機能を使用して問題なく動作し、それらのデバイス用に USB リダイレクトを使用する必要はありません。

USB デバイスをリモート デスクトップに手動または自動で接続できます。

注: USB イーサネット デバイスやタッチ画面デバイスなどの USB デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトしないでください。USB イーサネット デバイスをリダイレクトすると、クライアント システムはネットワーク接続を失います。タッチ画面デバイスをリダイレクトすると、リモート デスクトップはタッチ入力を受け付けますが、キーボード入力は受け付けません。仮想デスクトップと USB デバイスとの自動接続がすでに設定してあれば、特定のデバイスを除外するためのポリシーを構成できます。『View でのデスクトップおよびアプリケーション プールの設定』の「USB デバイスのフィルタ ポリシー設定の構成」を参照してください。

重要: この手順は、Horizon Client のメニューを使用して、USB デバイスを接続したり、接続する USB デバイスを自動的に構成したりする方法を説明します。さらに、構成ファイルの使用、またはグループ ポリシーの作成によりUSB リダイレクトを構成できます。構成ファイルの使用に関する詳細については、6 章 Client での USB リダイレクトの構成 を参照してください。グループ ポリシーの作成についての詳細は、『View でのデスクトップおよびアプリケーション プールの設定』を参照してください。

前提条件

n リモート デスクトップで USB デバイスを使用するには、View 管理者がリモート デスクトップの USB 機能を有効にしておく必要があります。

このタスクには、エージェントの [USB リダイレクト] コンポーネントのインストールが含まれ、USB リダイレクトに関するポリシー設定が含まれる場合もあります。詳細については、接続サーバと Agent 5.3.x を使用している場合、『View 管理ガイド』を参照してください。接続サーバと Agent 6.0 以降を使用している場合、『Viewでのデスクトップおよびアプリケーション プールの設定』を参照してください。

n Horizon Client のインストール時に、[USB リダイレクト] コンポーネントがインストールされている必要があります。このコンポーネントをインストールに含めていなかった場合、クライアントをアンインストールして、も

う一度インストーラを実行して、[USB リダイレクト] コンポーネントを追加します。

VMware Horizon Client for Linux の使用

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手順

u 手動で USB デバイスを接続または切断します。

a Horizon Client メニュー バーから [USB デバイスの接続] をクリックします。

b USB デバイスを選択または選択解除します。

u [USB デバイスを接続] メニューから、[起動時に自動接続] を選択または選択解除して、Horizon Clientの起動の際に、USB デバイスを接続するかどうかを設定します。

このオプションはデフォルトで選択されています。

u [USB デバイスを接続] メニューから、[挿入時に自動接続] を選択または選択解除して、クライアント システムに挿入する際に、USB デバイスを接続するかどうかを設定します。

Android ベースの Samsung スマートフォンおよびタブレットなど、MTP ドライバを使用するデバイスを接続するには、このオプションを有効にします。このオプションはデフォルトで選択されています。

さらに、構成ファイル オプションの view.usbAutoConnectAtStartup および view.usbAutoConnectOnInsert を

使用して、USB デバイスの自動接続を設定できます。また、詳細については、 Horizon Client の構成設定およびコマンドライン オプション を参照してください。

USB デバイスが数分経過してもデスクトップに表示されない場合、デバイスを切断してクライアント コンピュータに再接続してください。

次のステップ

USB のリダイレクトで問題がある場合は、『View でのデスクトップおよびアプリケーション プールの設定』の USBリダイレクトのトラブルシューティングに関するトピックを参照してください。

Webcam とマイクロフォンでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用

リアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用すれば、リモート デスクトップでローカル コンピュータの webcam またはマイクロフォンを使用できます。リアルタイム オーディオ ビデオは、標準的な会議アプリケーションおよびブラウザベースのビデオ アプリケーションと互換性があり、標準的な webcam、オーディオ USB デバイス、およびアナログ オーディオ入力をサポートします。

リアルタイム オーディオ ビデオ機能の設定とリモート デスクトップでのフレーム レートと画像の解像度の構成については、『VMware Horizon View Feature Pack のインストールと管理』(View 5.3.x デスクトップの場合)または『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』(Horizon 6.0 with View およびそれ以降のデスクトップ)を参照してください。クライアント システムでのこれらの設定については、VMware ナレッジベースの記事、『Setting Frame Rates and Resolution for Real-Time Audio-Video on Horizon View Clients(Horizon View Client でのリアルタイム オーディオ-ビデオのフレームレートと解像度の設定)』 (http://kb.vmware.com/kb/2053644) を参照してください。

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リアルタイム オーディオ ビデオ機能の適切なインストールと操作を検証するテスト アプリケーションをダウンロードするには、http://labs.vmware.com/flings/real-time-audio-video-test-application にアクセスしてください。このテスト アプリケーションは VMware が無償提供するものであるため、テクニカル サポートは提供されません。

注: この機能は、サードパーティ ベンダーによって提供される Linux 版 Horizon Client のバージョン、またはVMware 製品ダウンロード Web サイトから入手できる Horizon Client ソフトウェアでのみ使用できます。

Webcam を使用できる場合

View 管理者がリアルタイム オーディオ ビデオ機能を構成していて、ユーザーが VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用している場合は、内蔵またはローカル コンピュータに接続された Web カメラをデスクトップで使用できます。Skype、Webex、または Google ハングアウトなどの会議アプリケーションで Web カメラを使用できます。

Skype、Webex、または Google ハングアウトなどのアプリケーションをリモート デスクトップに設定中に、入力デバイスとして VMware Virtual Microphone および VMware Virtual Webcam、そして出力デバイスとしてVMware Virtual Audio をアプリケーションのメニューから選択できます。ただし、この機能は多くのアプリケーションで動作し、入力デバイスの選択は不要です。

Web カメラがローカル コンピュータで現在使用中の場合、リモート デスクトップで同時に使用できません。また、Web カメラがリモート デスクトップで使用されている場合にも同時にローカル コンピュータで使用できません。

重要: USB Web カメラを使用する場合、管理者は USB リダイレクトによってクライアントがデバイスを自動転送するように構成しないようにする必要があります。Web カメラが USB リダイレクトによって接続すると、パフォーマンスが低下してビデオ チャットが困難になります。

ローカル コンピュータに複数の Web カメラが接続されている場合は、リモート デスクトップで使用する Web カメラを設定できます。

Linux クライアント システムでのデフォルトのマイクロフォンの選択

クライアント システムに複数のマイクロフォンがある場合、1 つだけが View デスクトップで使用されます。デフォルトで使用するマイクロフォンを指定するために、クライアント システムの [サウンド] コントロールを使用できます。

リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すれば、オーディオ入力デバイスおよびオーディオ出力デバイスは USBリダイレクトを使用せずに動作し、必要となるネットワーク帯域幅の量は大幅に削減されます。アナログ オーディオ入力デバイスもサポートされます。

この手順では、クライアント システムのユーザー インターフェイスからデフォルトのマイクロフォンを選択する方法について説明します。管理者が構成ファイルを編集して、優先するマイクロフォンを構成することもできます。

Linux クライアント システムでの優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択を参照してください。

前提条件

n USB マイクロフォンまたは他のタイプのマイクロフォンがインストールされ、クライアント システムで動作できる状態であることを確認します。

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n リモート デスクトップ用に VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。

手順

1 Ubuntu グラフィカル ユーザー インターフェイスで、[システム] - [プリファレンス] - [サウンド] を選択します。

または、画面の上にあるツール バーの右側の [サウンド] アイコンをクリックします。

2 [Sound Preferences] ダイアログ ボックスの [入力] タブをクリックします。

3 優先するデバイスを選択して [閉じる] をクリックします。

Linux クライアント システムでの優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択

リアルタイム オーディオ ビデオ機能があり、クライアント システムに複数の Web カメラとマイクロフォンがある場合、1 台の Web カメラと 1 台のマイクロフォンだけを View デスクトップで使用できます。優先する Web カメラとマイクロフォンを指定するには、構成ファイルを編集します。

優先する Web カメラまたはマイクロフォンは、使用できる場合は View デスクトップで使用され、使用できない場合は他の Web カメラまたはマイクロフォンが使用されます。

リアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用すれば、Web カメラ、オーディオ入力デバイスおよびオーディオ出力デバイスは、USB リダイレクトを使用せずに動作し、必要となるネットワーク帯域幅量は大幅に削減されます。アナログ オーディオ入力デバイスもサポートされます。

/etc/vmware/config ファイルにプロパティを設定し、優先するデバイスを指定するには、デバイス ID を確定す

る必要があります。

n Web カメラの場合、この後の手順の説明にしたがって、rtav.srcWCamId プロパティをログ ファイルに出力

されている Web カメラの記述の値に設定します。

n オーディオ デバイスの場合、rtav.srcAudioInId プロパティを Pulse Audio device.description フィ

ールドの値に設定します。

このフィールドの値を探すには、この後の手順の説明にしたがって、ログ ファイルを検索します。

前提条件

優先する Web カメラ、優先するマイクロフォン、または両方のいずれを構成するかに応じて、所定の準備作業を実行します。

n USB webcam がインストールされ、クライアント システムで動作できる状態であることを確認します。

n USB マイクロフォンまたは他のタイプのマイクロフォンがインストールされ、クライアント システムで動作できる状態であることを確認します。

n リモート デスクトップ用に VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用していることを確認します。

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手順

1 クライアントを起動し、Web カメラまたはマイクロフォンのアプリケーションを開始して、カメラ デバイスまたはオーディオ デバイスの一覧がクライアント ログに出力されるようにします。

a 使用する Web カメラまたはオーディオ デバイスを接続します。

b vmware-view コマンドを使用して Horizon Client を起動します。

c 呼び出しを開始し、そして呼び出しを停止します。

このプロセスでログ ファイルが作成されます。

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2 Web カメラ またはマイクロフォンというログのエントリを探します。

a テキスト エディタでデバッグ ログ ファイルを開きます。

リアルタイム オーディオ ビデオのログ メッセージが出力されるログ ファイルは、/tmp/vmware-

&lt;username&gt;/vmware-RTAV-&lt;pid&gt;.log に保存されています。クライアント ログ

は /tmp/vmware-&lt;username&gt;/vmware-view-&lt;pid&gt;.log に保存されます。

b ログ ファイルを検索して、接続されている Web カメラおよびマイクロフォンを参照しているログ ファイルのエントリを探します。

Web カメラを抽出する例を以下に示します。

main| I120:RTAV:static void VideoInputBase::LogDevEnum() - 3 Device(s) found

main| I120:RTAV:static void VideoInputBase::LogDevEnum() - Name=UVC Camera (046d:0819)

UserId=UVC Camera (046d:0819)#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3/1-3.4/1-3.4.5

SystemId=/dev/video1

main| I120:RTAV:static void VideoInputBase::LogDevEnum() - Name=gspca main driver

UserId=gspca main driver#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3/1-3.4/1-3.4.7

SystemId=/dev/video2

main| I120:RTAV:static void VideoInputBase::LogDevEnum() -

Name=Microsoft® LifeCam HD-6000 for Notebooks UserId=Microsoft® LifeCam HD-6000 for

Notebooks#/sys/devices/pci0000:00/0000:00:1a.7/usb1/1-3/1-3.6 SystemId=/dev/video0

main| W110:RTAV: static bool AudioCaptureLin::EnumCaptureDevices(MMDev::DeviceList&) -

enumeration data unavailable

オーディオ デバイスとそれぞれの現在のオーディオ レベルを抽出する例を以下に示します。

vthread-18| I120:RTAV:bool AudioCaptureLin::TriggerEnumDevices() - Triggering enumeration

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - PulseAudio Get Source (idx=1 'alsa_output.usb-

Logitech_Logitech_USB_Headset-00-Headset.analog-stereo.monitor' 'Monitor of Logitech USB

Headset Analog Stereo')

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:0 vol:65536

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:1 vol:65536

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - PulseAudio Get Source (idx=2 'alsa_input.usb-

Logitech_Logitech_USB_Headset-00-Headset.analog-mono' 'Logitech USB Headset Analog Mono')

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:0 vol:98304

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - PulseAudio Get Source (idx=3 'alsa_output.usb-

Microsoft_Microsoft_LifeChat_LX-6000-00-LX6000.analog-stereo.monitor' 'Monitor of Microsoft

LifeChat LX-6000 Analog Stereo')

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioGetSourceCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - channel:0 vol:65536

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選択したデバイスのいずれかのソース オーディオ レベルが PulseAudio 基準を満たしていない場合 (ソースが 100% (0dB) に設定されていない場合)、または選択したソース デバイスがミュートになっている場合は、以下の警告が表示されます。

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioSourceInfoCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - Note, selected device channel volume: 0: 67%

vthread-18| I120:RTAV:static void AudioCaptureLin::PulseAudioSourceInfoCB(pa_context*, const

pa_source_info*, int, void*) - Note, selected device channel is muted

3 デバイスの記述をコピーし、それを利用して /etc/vmware/config ファイルに正しくプロパティを設定しま

す。

Web カメラ の場合には、たとえば Microsoft Web カメラを優先する Web カメラとして指定するためにMicrosoft® LifeCam HD-6000 for Notebooks をコピーし、プロパティを次のように設定します。

rtav.srcWCamId="Microsoft® LifeCam HD-6000 for Notebooks"

この例では、プロパティを rtav.srcWCamId="Microsoft" に設定することもできます。

オーディオ デバイスの場合には、たとえば Logitech ヘッドセットを優先オーディオ デバイスとして指定するために Logitech USB Headset Analog Mono をコピーし、プロパティを次のように設定します。

rtav.srcAudioInId="Logitech USB Headset Analog Mono"

4 変更を保存し、/etc/vmware/config 構成ファイルを閉じます。

5 デスクトップ セッションをログオフして、新しいセッションを開始します。

リモート アプリケーションへのドキュメントの保存Microsoft Word、WordPad などの特定のリモート アプリケーションで、ドキュメントの作成および保存が可能です。これらドキュメントの保存場所は、企業のネットワーク環境によります。たとえば、ドキュメントがローカルの

コンピュータにマウントされたホーム共有に保存される場合があります。

管理者は、ADMX テンプレート ファイルを使用して、ドキュメントの保存場所を指定するグループ ポリシーを設定できます。このポリシーの名前は「リモート デスクトップ サービス ユーザー ホーム ディレクトリの設定」です。詳細については、『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』ドキュメントの「RDS プロファイルの設定」トピックを参照してください。

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リモート デスクトップにおける仮想印刷機能の印刷設定の指定仮想印刷機能を使用すると、リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールする必要なく、エンド ユーザーがリモート デスクトップからローカル プリンタまたはネットワーク プリンタを使用できます。この機能で使用可能なプリンタごとに、データ圧縮、印刷品質、両面印刷、カラーなどの環境設定ができます。

重要: 仮想印刷機能は、VMware 製品ダウンロード Web サイトから入手できる Horizon Client 3.2 以降のリリースまたはサードパーティ ベンダーによって提供される Linux 版 Horizon Client のバージョンでのみ使用できます。

この機能には次の要件もあります。

n リモート デスクトップには、View Agent 6.0.2 以降、または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている必要があります。

n VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用している必要があります。

VMware シン クライアントおよびゼロ クライアント パートナーの詳細については、http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdm の『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。サードパーティ ベンダーから提供されているクライアント ソフトウェアについては、VMware Blast、PCoIP、または FreeRDP 表示プロトコルを使用している必要があります。この機能は rdesktop では動作しません。

ローカル コンピュータ上でプリンタを追加すると、Horizon Client では、リモート デスクトップで使用可能なプリンタのリストにもそのプリンタが追加されます。何も構成する必要はありません。その場合でも、管理者権限のある

ユーザーは、仮想プリンタ コンポーネントと競合することなくリモート デスクトップにプリンタ ドライバをインストールできます。

重要: この機能は次の種類のプリンタには使用できません。

n USB リダイレクト機能を使用してリモート デスクトップの仮想 USB ポートに接続する USB プリンタ。

リモート デスクトップで仮想印刷機能を使用するには、リモート デスクトップから USB プリンタを切断する必要があります。

n ファイルに印刷するための Windows 機能

Print(印刷) ダイアログ ボックスで [Print to file(ファイルへ出力)] を選択しても動作しません。ファイルを作成するプリンタ ドライバを使用すると動作します。たとえば、PDF ライターを使用すると PDF ファイルに出力できます。

この手順は、Windows 7 または Windows 8.x (デスクトップ) オペレーティング システムのリモート デスクトップ用に記述されています。この手順は、Windows Server 2008 および Windows Server 2012 において似ていますが、まったく同一というわけではありません。

前提条件

エージェントの仮想印刷コンポーネントがリモート デスクトップにインストールされていることを確認します。リモート デスクトップ ファイル システムで、C:\Program Files\Common Files\ThinPrint フォルダが存在す

ることを確認します。

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仮想印刷を使用するには、View 管理者がリモート デスクトップの仮想印刷機能を有効にしておく必要があります。このタスクには、エージェントのインストーラーで仮想印刷の設定オプションを有効にすることが含まれ、仮想印刷

の動作に関するポリシーを設定することが含まれる場合もあります。接続サーバおよび View Agent 5.x 以前のバージョンを使用している場合、詳細については、『View 管理ガイド』を参照してください。Horizon 6 以降を使用する場合は、『View でのデスクトップ プールとアプリケーション プールの設定』を参照してください。

手順

1 Windows 7 または Windows 8.x のリモート デスクトップでは、[スタート] - [デバイスとプリンタ] をクリックします。

2 [デバイスとプリンタ] ウィンドウでデフォルト プリンタを右クリックし、コンテキスト メニューから [プリンタプロパティ] を選択し、プリンタを選択します。

仮想プリンタは、View Agent 6.2 以降または Horizon Agent 7.0 以降がインストールされている場合に、RDSホスト上のセッションベース デスクトップにおいて <printer_name>(s<session_ID>) として表示され、シングルユーザー仮想マシン デスクトップにおいて <printer_name> として表示されます。View Agent 6.1 以前がリモート デスクトップにインストールされている場合、仮想プリンタは <printer_name>#:<number> として表示されます。

3 [プリンタ プロパティ] ウィンドウで、[デバイス設定] タブをクリックし、使用する設定を指定します。

4 [全般] タブで、[環境設定] をクリックして使用する設定を指定します。

5 [印刷設定] ダイアログ ボックスで、異なるタブを選択して使用する設定を指定します。

[ページ調整] の詳細設定については、VMware はデフォルト設定を推奨しています。

6 [OK] をクリックします。

テキストのコピーおよび貼り付け

リモート デスクトップおよびアプリケーションにテキストをコピーしたり、リモート デスクトップおよびアプリケーションからテキストをコピーしたりできます。View 管理者は、クライアント システムからリモート デスクトップまたはアプリケーションへのコピーおよび貼り付け操作のみを許可する、リモート デスクトップまたはアプリケーションからクライアント システムへのコピーおよび貼り付け操作のみを許可する、その両方を許可する、またはどちらも許可しないように、この機能を設定できます。

この機能は、Blast Extreme 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に使用できます。リモートアプリケーションは、Horizon 6.0 以降でサポートされます。

管理者は、View Agent または Horizon Agent をリモート デスクトップに関連付けるグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を使用して、コピーおよび貼り付けの機能を構成できます。詳細については、『View におけるデスクトップおよびアプリケーションの設定』のポリシーの構成についての章の Blast Extreme または View PCoIP 一般セッション変数に関するトピックを参照してください。

Horizon Client からリモート デスクトップまたはアプリケーション、あるいはその逆にテキストをコピーできますが、貼り付けたテキストはプレーン テキストになります。

画像をコピーおよび貼り付けできません。リモート デスクトップとクライアント コンピュータのファイル システム間では、ファイルもコピーおよび貼り付けできません。

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クライアントのクリップボードのメモリ サイズの構成

Horizon 7 バージョン 7.0.1 以降および Horizon Client 4.1 以降では、サーバとクライアントの両方についてクリップボード メモリ サイズを構成できます。

PCoIP または VMware Blast セッションが確立されると、サーバはクライアントにクリップボード メモリ サイズを送信します。有効なクリップボード メモリ サイズは、サーバとクライアントのクリップボード メモリ サイズの値の小さい方となります。

クライアント クリップボードのメモリ サイズを設定するには、次のパラメータを 3 つの構成ファイルのいずれかに追加します。~/.vmware/config、/usr/lib/vmware/config、または /etc/vmware/config。

mksvchan.clipboardSize=value

value は、クライアントのクリップボードのメモリ サイズ (KB) です。最大値である 16384 KB を指定できます。0を指定する場合、または値を指定しない場合、クライアントのクリップボードのメモリ サイズは、デフォルトで 8192KB (8 MB) になります。

Horizon Client は、次の順序で構成ファイルのクリップボードのメモリ サイズを検索し、ゼロ以外の値が見つかるとすぐに、停止します。

1 ~/.vmware/config

2 /usr/lib/vmware/config

3 /etc/vmware/config

ネットワークによっては、クリップボードのメモリ サイズを大きくすると、パフォーマンスに悪影響が及ぶ場合があります。クリップボードのメモリ サイズは、16 MB を超える値に設定しないことを推奨します。

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Horizon Client のトラブルシューティング 5デスクトップをリセットするか、VMware Horizon Client アプリケーションを再インストールすることによって、Horizon Client のほとんどの問題を解決できます。

この章には、次のトピックが含まれています。

n キーボード入力の問題

n リモート デスクトップまたはアプリケーションのリセット

n Linux 版 Horizon Client のアンインストール

キーボード入力の問題

リモート デスクトップまたはアプリケーションでのキー入力がまったく動作しない場合、ローカル クライアント システムのセキュリティ ソフトウェアによる問題である可能性があります。

問題

リモート デスクトップまたはアプリケーションへの接続中、入力した文字が表示されない。1 つのキーが何回も繰り返される現象が発生することもある。

原因

Norton 360 トータル セキュリティなどの一部のセキュリティ ソフトウェアには、キーロガー プログラムを検出してキーストロークの記録をブロックする機能があります。このセキュリティ機能は、たとえば、パスワードやクレジ

ットカード番号を盗み取るスパイウェアからシステムを保護するためのものです。このようなセキュリティ ソフトウェアによって、Horizon Client がリモート デスクトップまたはアプリケーションにキーストロークを送信できなくなることがあります。

解決方法

u クライアント システムで、ウィルス対策ソフトウェアまたはセキュリティ ソフトウェアのキーロガー検出機能をオフにします。

リモート デスクトップまたはアプリケーションのリセットアプリケーションまたはデスクトップ オペレーティング システムが応答しなくなった場合、デスクトップまたはアプリケーションのリセットが必要な場合があります。リモート デスクトップをリセットすると、デスクトップがシャ

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ットダウンおよび再起動されます。リモート アプリケーションをリセットすると、アプリケーションが終了します。保存されてないデータは失われます。

リモート デスクトップをリセットする操作は、物理的な PC を強制的に再起動するためにその PC のリセット ボタンを押す操作に相当します。リモート デスクトップで開いているすべてのファイルが、保存されずに閉じられることになります。

アプリケーションをリセットすることは、未保存データを保存せずにすべてのリモート アプリケーションを終了するのと同じことです。アプリケーションが複数の RDS サーバ ファームのアプリケーションであっても、開いているアプリケーションはすべて閉じます。

リモート デスクトップをリセットできるのは、管理者がこの機能を有効にしている場合のみです。

手順

u [リセット] コマンドを使用します。

オプション アクション

デスクトップ内からリモート デスクトップをリセットする

メニュー バーから [接続] - [リセット] を選択します。

デスクトップとアプリケーションの選択ウィ

ンドウからリモート デスクトップをリセットする

リモート デスクトップを選択し、メニュー バーから [接続] - [リセット] を選択します。

デスクトップとアプリケーションの選択ウィ

ンドウからリモート アプリケーションをリセットする

ウィンドウの右上隅の [設定] ボタン(歯車のアイコン)をクリックし、左ペインの [アプリケーション] を選択して、[リセット]、[続行] の順にクリックします。

リモート デスクトップの場合、リモート デスクトップのオペレーティング システムが再起動されます。クライアントがデスクトップから切断されます。リモート アプリケーションの場合、アプリケーションが終了します。

次のステップ

リモート デスクトップに接続する前に、システムが完全に起動するまで待機します。

Linux 版 Horizon Client のアンインストールHorizon Client の問題は、Horizon Client アプリケーションをアンインストールして再インストールすると解決することがあります。

Linux 版 Horizon Client をアンインストールする方法は、そのバージョンと、クライアント ソフトウェアのインストールに使用した方法によって異なります。

前提条件

Linux クライアント システムの root アクセス権があることを確認します。

手順

u Horizon Client 3.1 以前を使用している場合、またはクライアントを Ubuntu ソフトウェア センターからインストールした場合は、[アプリケーション] - [Ubuntu ソフトウェア センター] を選択し、[インストールされたソフトウェア] セクションで、[vmware-view-client] を選択して [削除] をクリックします。

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u VMware 製品ダウンロード Web サイトからインストールした Horizon Client 3.2 以降を使用している場合は、ターミナル ウィンドウを開き、ディレクトリをインストーラ ファイルが含まれるディレクトリに変更して、-u

オプションを指定してインストーラ コマンドを実行します。

sudo env VMWARE_KEEP_CONFIG=yes \

./VMware-Horizon-Client-x.x.x-yyyyyyy.arch.bundle -u vmware-horizon-client

ファイル名では x.x.x はバージョン番号で、yyyyyyy はビルド番号になり、arch は x86 または x64 のいずれか

になります。VMWARE_KEEP_CONFIG=yes 設定を使用すると、クライアントのアンインストール時に構成設定が保

持されます。この環境変数を設定しない場合は、構成設定を保存するかどうかを指定するように求められます。

次のステップ

クライアントを再インストールするか、新しいバージョンをインストールすることができます。VMware 製品ダウンロードからの Linux 版 Horizon Client のインストールまたはアップグレードを参照してください。

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Client での USB リダイレクトの構成 6Horizon Client では、クライアント システムの構成ファイルを使用して、どの USB デバイスが View デスクトップにリダイレクトできるかを指定できます。

リモート デスクトップ上の View Agent、およびローカル システム上の Horizon Client の両方に対して USB ポリシーを構成することで、以下のことを達成できます。

n Horizon Client によってリダイレクトに使用できる USB デバイスのタイプを制限する。

n View Agent を特定の USB デバイスがクライアント コンピュータからフォーワードされないようにします。

n Horizon Client によって複合 USB デバイスを個別のコンポーネントに分割して、リダイレクトに対応するかどうかを指定します。

システム要件

USB リダイレクト機能は、特定のバージョンのクライアント ソフトウェアでのみ利用できます。サードパーティ ベンダーから提供された Horizon Client ソフトウェアの場合、この機能には次の要件もあります。

n View Agent および View 接続サーバのバージョンが View 5.1 以降である必要があります。

n これらのトピックで説明されている USB フィルタリングおよびデバイス分割機能は、View 接続サーバ 5.1 以降で使用できます。

VMware シン クライアントおよびゼロ クライアント パートナーの詳細については、『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。サードパーティ ベンダーで利用できる USB コンポーネントを使用するには、HorizonClient を起動する前に特定のファイルを特定の場所にインストールし、特定のプロセスを構成する必要があります。これらの詳細は、本ドキュメントの範囲外です。

VMware Horizon Client では、この機能に次の要件もあります。

n リモート デスクトップに View Agent 6.0.2 以降をインストールしておく必要があります。

n VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルを使用している必要があります。

Horizon 6.0.1 以降を使用している場合は、USB 3.0 デバイスを USB 3.0 ポートに接続できます。USB 3.0 デバイスは、単一ストリームのみでサポートされます。複数のストリームへのサポートがまだ実装されていないため、USB デバイスのパフォーマンスは強化されません。i386 プロセッサは Linux クライアント システムでサポートされていますが、armel および armhf アーキテクチャはサポートされていない点に留意してください。Linux カーネル バージョンは 2.6.35 以降である必要があります。

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USB 固有のログ ファイル次のコマンドを使用すると、USB 固有のログに送信する情報量をトラブルシューティング目的のために増やすことができます。

vmware-usbarbitrator --verbose

vmware-view-usbd -o log:trace

使用状況の情報リストを取得するには、次のコマンドを使用します。

vmware-usbarbitrator -h

この章には、次のトピックが含まれています。

n USB 構成プロパティの設定

n USB デバイス ファミリ

USB 構成プロパティの設定複数の構成ファイルのいずれかに USB プロパティを設定できます。

1 /etc/vmware/config。vmware-view-usbd サービスが最初にこのファイルを検証します。USB 構成プロ

パティがこのファイルに設定されると、それらのプロパティが使用されます。

2 /usr/lib/vmware/config。/etc/vmware/config に USB プロパティが見つからなければ、/usr/lib/

vmware/config ファイルがチェックされます。

3 ~/.vmware/config。USB プロパティが他のファイルに見つからなければ、~/.vmware/config ファイルが

チェックされます。

以下の構文を使用して、構成ファイルにこれらのプロパティを設定します。

viewusb.property1 = "value1"

注: これらのプロパティを使用すれば、特定のタイプのデバイスをリダイレクトしたりしなかったりできます。フィルタリング プロパティも使用できるので、一部のタイプのデバイスを除外したり、他のデバイスを含めたりできます。Linux クライアント バージョン 1.7 以降および Windows クライアントでは、複合 デバイスを分割するためのプロパティも使用できます。

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一部の値では、USB デバイスに VID (vendor ID) および PID (product ID) が必要です。VID および PID を見つけるには、vid および pid と組み合わされた製品名をインターネット検索できます。あるいは、Horizon Client の実行

中に、USB デバイスをローカル システムに接続して /tmp/vmware-root/vmware-view-usbd-*.log ログ ファ

イルを調べることができます。このファイルの場所を設定するには、たとえば、/etc/vmware/config ファイルの

view-usbd.log.fileName プロパティを使用します。

view-usbd.log.fileName = "/tmp/usbd.log"

重要: オーディオ デバイスのリダイレクトについては、Ubuntu システムのカーネル バージョンが 3.2.0-27.43 以降であることを確認してください。Ubuntu 12.04 には、カーネル バージョン 3.2.0-27.43 が含まれています。このカーネル バージョンにアップグレードできない場合、代わりにオーディオ デバイスへのホスト アクセスを無効にできます。たとえば、"blacklist snd-usb-audio" という行を /etc/modprobe.d/blacklist.conf ファイル

の末尾に追加できます。システムがこれらの要件のいずれかを満たさなければ、クライアント システムは HorizonClient がオーディオ デバイスのリダイレクトを試みたときにクラッシュすることがあります。デフォルトでは、オーディオ デバイスはリダイレクトされます。

表 6-1. USB リダイレクト用の構成プロパティ

ポリシー名とプロパティ 説明

Allow Auto Device Splitting(自動デバイス分割を許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowAutoDeviceSplitting

複合 USB デバイスの自動分割を許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Exclude Vid/Pid Device From Split(Vid/Pid デバイスを分割から除外する)

プロパティ:

viewusb.SplitExcludeVidPid

ベンダーおよびプロダクト ID で指定された複合 USB デバイスは、分割対象から除外します。設定のフォーマットは、vid-xxx1_pid-yyy1[;vid-xxx2_pid-yyy2]... です。

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字(*)を使用できます。

例:vid-0781_pid-55**

デフォルト値は定義されていません。

Split Vid/Pid Device(Vid/Pid デバイスを分割)

プロパティ:

viewusb.SplitVidPid

ベンダーおよびプロダクト ID で指定した複合 USB デバイスのコンポーネントを、別のデバイスとして扱います。設定の形式:

vid-xxxx_pid-yyyy([exintf:zz[;exintf:ww ]])[;...] です。

exintf というキーワードを使用すれば、インターフェイス番号を指定することで、コンポーネ

ントをリダイレクトから除外することができます。ID 番号は 16 進数で指定し、インターフェイス番号は先行ゼロをすべて含む 10 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字(*)を使用できます。

例:vid-0781_pid-554c(exintf:01;exintf:02)

注: マウスやキーボード コンポーネントなどの自動的に除外されるコンポーネントが複合 デバイスに含まれている場合、View は明示的に除外されないコンポーネントを自動的に含むことはありません。それらのコンポーネントを含めるには、 Include Vid/Pid Device などの

フィルタ ポリシーを指定する必要があります。

デフォルト値は定義されていません。

Allow Audio Input Devices(オーディオ入力デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowAudioIn

オーディオ入力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義になっています。リアルタイム オーディオ ビデオ機能がオーディオ入力とビデオ デバイスで使用され、USB リダイレクトがこれらのデバイスでデフォルトで使用されていないため、これは false に相当します。

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ポリシー名とプロパティ 説明

Allow Audio Output Devices(オーディオ出力デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowAudioOut

オーディオ出力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

HID を許可する

プロパティ:

viewusb.AllowHID

キーボードまたはマウス以外の入力デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

Allow HIDBootable(HID 起動可能なデバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowHIDBootable

キーボートとマウス以外で、起動時に利用可能な入力デバイス(HID 起動可能なデバイス)のリダイレクトを許可します。

デフォルト値は定義されていませんが、これは true が設定されている場合に相当します。

デバイス記述子のフェイルセーフ機能を許可する

プロパティ:

viewusb.AllowDevDescFailsafe

Horizon Client で構成/デバイスの記述子を取得できない場合でも、デバイスのリダイレクトを許可します。

config/desc が失敗してもデバイスを許可するには、IncludeVidPid または IncludePath

などの Include フィルタにそれを含みます。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Allow Keyboard and Mouse Devices(キーボードおよびマウス デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowKeyboardMouse

統合型ポインティング デバイス(マウス、トラックボール、タッチ パッドなど)付きキーボードのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Allow Smart Cards(スマート カードを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowSmartcard

スマート カード デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Allow Video Devices(ビデオ デバイスを許可する)

プロパティ:

viewusb.AllowVideo

ビデオ デバイスのリダイレクトを許可します。

デフォルト値は未定義になっています。リアルタイム オーディオ ビデオ機能がオーディオ入力とビデオ デバイスで使用され、USB リダイレクトがこれらのデバイスでデフォルトで使用されていないため、これは false に相当します。

Disable Remote Configuration Download(リモート構成のダウンロードを無効にする)

プロパティ:

viewusb.DisableRemoteConfig

USB デバイスのフィルタリングを実行するときは、View Agent 設定の使用を無効にします。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

Exclude All Devices(すべてのデバイスを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludeAllDevices

リダイレクト対象からすべての USB デバイスを除外します。true に設定すると、その他のポ

リシー設定を使用して、特定のデバイスまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるようにすることができます。false に設定すると、その他のポリシー設定を使用して、特定のデバイ

スまたはデバイス ファミリがリダイレクトされるのを防止できます。

View Agent で Exclude All Devices の値を true に設定し、この設定が Horizon

Client に渡されると、View Agent の設定によって Horizon Client の設定はオーバーライドされます。

デフォルト値は未定義で、false と同じです。

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ポリシー名とプロパティ 説明

Exclude Device Family(デバイス ファミリを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludeFamily

リダイレクト対象からデバイス ファミリを除外します。設定の形式:family_name_1[;family_name_2]...

例:bluetooth;smart-card

自動デバイス分割を有効にした場合、View は複合 USB デバイスの各インターフェイスのデバイス ファミリを調べ、除外するインターフェイスを判断します。自動デバイス分割を無効にした場合、View は複合 USB デバイス全体のデバイス ファミリを調べます。

デフォルト値は定義されていません。

Exclude Vid/Pid Device(Vid/Pid デバイスを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludeVidPid

指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象から除外します。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy2[;vid-xxx2_pid-yyy2]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字(*)を使用できます。

例:vid-0781_pid-****;vid-0561_pid-554c

デフォルト値は定義されていません。

Exclude Path(パスを除外する)

プロパティ:

viewusb.ExcludePath

特定のハブまたはポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象から除外します。設定の形

式: bus-x1[/y1]..._port-z1[;bus-x2[/y2]..._port-z2]...

バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。

例:bus-1/2/3_port-02;bus-1/1/1/4_port-ff

デフォルト値は定義されていません。

Include Device Family(デバイス ファミリを含める)

プロパティ:

viewusb.IncludeFamily

デバイス ファミリをリダイレクト対象に含めます。設定の形式:family_name_1[;family_name_2]...

例:ストレージ

デフォルト値は定義されていません。

Include Path(パスを含める)

プロパティ:

viewusb.IncludePath

特定のハブやポートのパスにあるデバイスをリダイレクト対象に含めます。設定のフォーマッ

トは、bus-x1[/y1]..._port-z1[;bus-x2[/y2]..._port-z2]... です。

バスやポート番号は 16 進数で指定する必要があります。パスにワイルドカード文字を使用することはできません。

例:bus-1/2_port-02;bus-1/7/1/4_port-0f

デフォルト値は定義されていません。

Include Vid/Pid Device(Vid/Pid デバイスを含める)

プロパティ:

viewusb.IncludeVidPid

指定したベンダーとプロダクト ID のデバイスを、リダイレクト対象に含めます。設定の形式:vid-xxx1_pid-yyy2[;vid-xxx2_pid-yyy2]...

ID 番号は 16 進数で指定する必要があります。ID の個々の数字の位置にワイルドカード文字(*)を使用できます。

例:vid-0561_pid-554c

デフォルト値は定義されていません。

追加の例

USB リダイレクトの効果の例を説明とともに示します。

1 マウス デバイス ファミリ内のほとんどのデバイスが含まれます。

viewusb.IncludeFamily = "mouse"

viewusb.ExcludeVidPid = "Vid-0461_Pid-0010;Vid-0461_Pid-4d20"

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この例の最初のプロパティは、Horizon Client にマウス デバイスを View デスクトップにリダイレクトするように指示します。第 2 のプロパティは最初の指示を無効にし、Horizon Client に特定の 2 つのマウス デバイスをローカルのままにして、リダイレクトしないように指示します。

2 自動デバイス分割をオンにしますが、特定のデバイスのうち片方は分割されないようにします。もう片方の特定

のデバイスについては、そのコンポーネントの 1 つをローカルにしたままにして、他のコンポーネントをリモート デスクトップにリダイレクトします。

viewusb.AllowAutoDeviceSplitting = "True"

viewusb.SplitExcludeVidPid = "Vid-03f0_Pid-2a12"

viewusb.SplitVidPid = "Vid-0911_Pid-149a(exintf:03)"

viewusb.IncludeVidPid = "Vid-0911_Pid-149a"

複合 USB デバイスは、ビデオ入力デバイスやストレージ デバイスなど、2 つ以上のデバイスの組み合わせで構成されます。この例の最初のプロパティは、複合デバイスの自動分割をオンにします。2 つ目のプロパティは、指定した複合 USB デバイス (Vid-03f0_Pid-2a12) を分割から除外します。

3 行目の指示により、Horizon Client は、異なる複合 デバイス(Vid-0911_Pid-149a)のコンポーネントを

個別のデバイスとして処理しますが、次のコンポーネントはリダイレクトから除外します:インターフェイスの

番号が 03 のコンポーネント。このコンポーネントはローカルのままになります。

この複合 デバイスは、マウスまたはキーボードなどのデフォルトで通常は除外されるコンポーネントを含むので、4 行目が必要となり、そのため、複合 デバイス Vid-0911_Pid-149a の他のコンポーネントは、View デ

スクトップにリダイレクトできます。

最初の 3 つのプロパティは、分割プロパティです。最後のプロパティはフィルタリング プロパティです。フィルタリング プロパティは、分割プロパティの前に処理されます。

重要: これらのクライアント構成プロパティは、リモート デスクトップの View Agent に設定された対応するポリシーによって結合または無効にされる場合があります。View Agent USB ポリシーに関連してクライアントで USB分割およびフィルタリングがどのように機能するかについての詳細は、『View 管理ガイド』の USB リダイレクトを制御するためのポリシーの使用についてのトピックを参照してください。

USB デバイス ファミリHorizon Client、または View Agent または Horizon Agent の USB フィルタリング規則を作成する場合にファミリを指定できます。

注: 一部のデバイスはデバイス ファミリを報告しません。

表 6-2. USB デバイス ファミリ

デバイス ファミリ名 説明

audio すべてのオーディオ入力またはオーディオ出力デバイス。

audio-in マイクロフォンなどのオーディオ入力デバイス。

audio-out ラウドスピーカーおよびヘッドホンなどのオーディオ出力デバイス。

bluetooth Bluetooth に接続されたデバイス。

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デバイス ファミリ名 説明

comm モデムおよび有線ネットワーク アダプタなどの通信デバイス。

hid キーボードおよびポインティング デバイスを除くヒューマン インターフェイス デバイス。

hid-bootable キーボードおよびポインティング デバイスを除く、起動時に使用できるヒューマン インターフェイス デバイス。

imaging スキャナなどの画像デバイス。

keyboard キーボード デバイス。

mouse マウスなどのポインティング デバイス。

other ファミリが指定されていません。

pda 携帯情報端末。

physical 力フィードバック ジョイスティックなどの力フィードバック デバイス。

printer 印刷デバイス。

security 指紋読み取りなどのセキュリティ デバイス。

smart-card スマート カード デバイス。

storage フラッシュ ドライブおよび外部ハードディスク ドライブなどの大容量ストレージ デバイス。

unknown ファミリが不明です。

vendor ベンダ固有の機能のあるデバイス。

video ビデオ入力デバイス。

wireless 無線ネットワーク アダプタ。

wusb 無線 USB デバイス。

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