yokogawa electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 ·...

44
1 頁 製品安全データシート 作成日:2017 年 2 月 10 日 改定日:2019 年 5 月 28 日 製造者情報 会社 :横河マニュファクチャリング株式会社 所在地 :〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32 担当部門 :人財総務部 総務課 電話番号 :0422-52-5880 FAX 番号 0422-52-8096 緊急連絡先:0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096 整理番号 C1016EZ,C2001EZ 製品名(化学名,商品名等)シリカゲル コバルトフリー混 組成及び成分情報 単一化学物質/混合物の区分: 混合物 化学名又は一般名: シリカゲル ニュートラルレッド 別名: 二酸化ケイ素 (Silicon dioxide) N8,N8,3-トリメチル-2,8-フェ 無水ケイ酸 (Silicate anhydride) ナジンジアミン-塩酸塩 合成非結晶質シリカ など (N8,N8,3-trimethyl-2,8-phenazined) (Synthetic amorphous silica) iamine monohydrochiloride) など 化学式: SiO 2 C 15 H 16 N 4 .CIH 濃度又は濃度範囲: 99.5%以上 0.002%以下 CAS No.: 7631-86-9 553-24-2 官報公示整理番号(化審法): (1)-548 既存化学物質 なし 危険有害性の要約(GHS 分類) GHS 分類: 現時点において、すべての危険性・有害性項目は、「分類できない」、 分類対象外」又は「区分外」である。 その他 次ページ、”製品安全データシート シリカゲル コバルトフリー混“ 参照

Upload: others

Post on 04-Apr-2020

5 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

1 頁

製品安全データシート

作成日:2017 年 2 月 10 日

改定日:2019 年 5 月 28 日

製造者情報 会社 :横河マニュファクチャリング株式会社

所在地 :〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32

担当部門 :人財総務部 総務課

電話番号 :0422-52-5880 FAX 番号 0422-52-8096

緊急連絡先:0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

整理番号 C1016EZ,C2001EZ

製品名(化学名,商品名等)シリカゲル コバルトフリー混

組成及び成分情報

単一化学物質/混合物の区分: 混合物

化学名又は一般名: シリカゲル ニュートラルレッド

別名: 二酸化ケイ素 (Silicon dioxide) N8,N8,3-トリメチル-2,8-フェ

無水ケイ酸 (Silicate anhydride) ナジンジアミン-塩酸塩

合成非結晶質シリカ など (N8,N8,3-trimethyl-2,8-phenazined)

(Synthetic amorphous silica) iamine monohydrochiloride) など

化学式: SiO2 C15H16N4.CIH

濃度又は濃度範囲: 99.5%以上 0.002%以下

CAS No.: 7631-86-9 553-24-2

官報公示整理番号(化審法): (1)-548 既存化学物質 なし

危険有害性の要約(GHS 分類)

GHS 分類: 現時点において、すべての危険性・有害性項目は、「分類できない」、

分類対象外」又は「区分外」である。

その他

次ページ、”製品安全データシート シリカゲル コバルトフリー混“ 参照

Page 2: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

整理番号 FGS-4 Ver.5

製品安全データシート(MSDS)

作成日:2010/12/20

改訂日:2018/01/12

1.製品及び会社情報

製品名: シリカゲル コバルトフリー混

推奨用途: 乾燥剤

会社名: 富士ゲル産業株式会社

住所: 大阪市西区靭本町2-3-2 なにわ筋本町 MIDビル3F

電話番号: 06-6445-9501

FAX番号: 06-6445-9502

メールアドレス: [email protected]

緊急時の電話番号: 06-6445-9501

2.危険有害性の要約

GHS分類: 現時点において、すべての危険性・有害性項目は、「分類できない」、

「分類対象外」又は「区分外」である。

組成及び成分情報

単一化学物質/混合物の区分: 混合物

化学名又は一般名: シリカゲル ニュートラルレッド

別名: 二酸化ケイ素 (Silicon dioxide) N8,N8,3-トリメチル-2,8-フェ

無水ケイ酸 (Silicate anhydride) ナジンジアミン-塩酸塩

合成非結晶質シリカ など (N8,N8,3-trimethyl-2,8-phenazined)

(Synthetic amorphous silica) iamine monohydrochloride) など

化学式: SiO2 C15H16N4.CIH

濃度範囲: 99.5%以上 0.002%以下

CAS No.: 7631-86-9 553-24-2

官報公示整理番号(化審法): (1)-548既存化学物質 なし

4.応急処置

吸入した場合: 暴露を避け、新鮮な空気のある場所に速やかに移動する。

呼吸が困難な場合、酸素を与える。

呼吸できない場合、人工呼吸を行う。

咳、その他の症状が現れる場合は、医師の診断、手当てを受ける。

Page 3: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

整理番号 FGS-4 Ver.5

皮膚に付着した場合: 汚れた衣類を脱ぎ、皮膚を十分な石鹸と水で少なくとも15分洗浄する。

刺激が生じ、持続する場合、医師の診断、手当てを受ける。

目に入った場合: 暴露の影響がある場合、暴露を避ける。

速やかに眼を十分な水で少なくとも15分洗浄する。時折、まぶたを上げ

下げする。

刺激が生じす場合、医師の診断、手当てを受ける。

飲み込んだ場合: 意識がある場合、口をよくすすぎ、2~4杯の水もしくは牛乳を飲む。

意識がない場合、口から何も与えない。

無理に吐かせない。

大量に飲んだ場合、医師の診断、手当てを受ける。

刺激やその他の症状が生じる場合は、医師の診断、手当てを受ける。

5.火災時の措置

消火剤: 散水、粉末消火剤、二酸化炭素、泡消火剤

特有の有害危険性: 熱分解や燃焼によって、刺激性、毒性のガスが発生するかもしれない。

消火を行う者の保護: MSHA/NIOSHやEN149の認証もしくは同等の自給式呼吸器(プレッシ

ャデマンド形)を使用する。適切な保護衣を着用する。

6.漏出時の措置

人体に対する注意事項、 粉塵の発生を避け、換気する。

保護具及び緊急時措置: 適切な保護具(「8.暴露防止及び保護措置」の項を参照)を着用し、眼、皮

膚への接触や吸入を避ける。

環境に対する注意事項: 環境中に放出しないよう局所排気装置を使用する。

下水や排水溝へ流出しないように注意する。

封じ込め及び浄化の方法 漏洩物を、掃除機で吸い取って速やかに適切な容器に回収する。

及び機材: すべる危険性があるため、漏洩物の上を歩かない。

7.取扱い及び保管上の注意

取扱い:技術的対策: 「8.暴露防止及び保護措置」に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。

「8.暴露防止及び保護措置」に記載の局所排気・全体換気を行う。

安全取扱注意事項: 粉塵を吸入しない。飲み込まない。

眼、肌、衣類への接触を避ける。汚れた衣類は再使用前に洗う。

ダストの発生、堆積をできるだけ避ける。

衛生対策: 取扱い後は、よく手を洗うこと。

接触回避: 「10.安全性及び反応性」を参照。

保管:安全な保管条件: 使用しないときは、容器を密閉して冷乾所で保管する。

「10.安全性及び反応性」を参照し、混触危険物質を避ける。

Page 4: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

整理番号 FGS-4 Ver.5

安全な容器梱包条件: ポリエチレン他

8.暴露防止及び保護措置

管理濃度(労働安全衛生法): 設定されていない

許容濃度: 二酸化ケイ素 ニュートラルレッド

日本産業衛生学会: (第三種粉塵として) 記載なし

吸引性粉塵 2mg/㎥

総粉塵 8mg/㎥

ACGIH(米国産業衛生専門家会議): TWA 10mg/㎥ 記載なし

NIOSH(米国立労働安全衛生研究所): TWA 6mg/㎥ 記載なし

OSHA(米国労働安全衛生庁): TWA 20mppcf(80mg/㎥/%SiO2) 記載なし

IDHL(生命または健康に対する差し

迫った危険):3,000mg/㎥

設備対策: 許容濃度以下に保つために集塵装置、換気装置を設置すること。

保護具:呼吸器の保護具: 換気が不十分な場合は、必要に応じて保護具を着用すること。

手の保護具: 必要に応じて保護手袋などを使用すること。

眼の保護具: 必要に応じて安全ゴーグルなどを使用すること。

皮膚及び身体の保護具: 必要に応じて保護衣、顔面用の保護具などを使用すること。

9.物理的及び化学的性質

物理的状態、形状、色など: 固体、球状あるいは破砕状、透明もしくは紺色(湿気に暴露すると赤紫色)

二酸化ケイ素 ニュートラルレッド

臭い: 無臭 データなし

pH: 4-8 データなし

分子量: 60.1g/mol 288.8g/mol

融点・凝固点: 1,710℃ 290℃

沸点: 2,230℃ データなし

燃焼性: なし(不燃性) データなし

爆発性: なし データなし

蒸気圧: なし(at 20℃) データなし

蒸気密度: データなし データなし

比重(密度): 嵩比重 0.670-0.710g/cc データなし

真比重 2.20g/cc

溶解度: アルカリに溶解する。 水に可溶

水に難溶。約15~68mg/L(at

20℃,pH5.5~6.6)(測定値)

オクタノール/水分配係数: データなし データなし

Page 5: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

整理番号 FGS-4 Ver.5

10.安全性及び反応性

科学的安定性: 通常の取扱条件では極めて安定している。

危険有害反応可能性: 強酸化剤と反応することがある。

避けるべき条件: 粉塵の拡散

混触危険物質: マグネシウム、フッ素、二フッ化酸素、三フッ化塩素など

危険有害な分解生成物: 刺激性、毒性のフューム、ガス

11.有害性情報

二酸化ケイ素 (3) (ニュートラルレッドについて有用なデータなし)

急性毒性: 経口(ラット、マウス):LD50>3,100-20,000mg/kg bw

急性経口投与の結果からLD50を超える最高用量を与えられた動物

に毒性や死亡の兆候は見られなかった。

経皮(ウサギ):LD50>5,000mg/kg bw

全身毒性、臓器毒性の兆候は見られなかった。単一の動物において、

ごく僅かな一過性の紅斑(ドレイズスコア1)が見られた。

吸入(ラット):LC50>140-2000mg/㎥

技術的に可能な最高濃度の吸入暴露では、致死性影響は認められな

かった。

皮膚腐食性・刺激性: ウサギにおける実験研究では、皮膚刺激性は認められなかった。

眼に対する重要な損傷・刺激性: 粉末(0.1g)を使用した実験データでは、ウサギの網膜に弱い一過性

の刺激があるか、もしくは全くない結果が得られた。虹彩、角膜に

影響は見られなかった。

呼吸器感作性又は皮膚感作性: 作業員の医療調査記録によれば、十年以上に渡る実際的な暴露経験

における皮膚感作性の証拠は存在しない。固有の物理・化学的特性

や環境中に偏在することから、この種の化合物に、感作性を示す危

険部位構造は見られない。

生殖細胞変異原性: In vitro

サルモネラ菌と大腸菌を用いる復帰突然変異試験で陰性。ヒト線維

芽細胞の染色体異常試験で陰性。CHO細胞の遺伝子変異試験

/HGPRT試験で陰性。正常ラット肝細胞のUDS試験で陰性。

In vivo

5,000mg/kg bwの単回投与とその5倍量を投与されたラットにお

いて骨髄細胞の染色体異常の増加は見られなかった。同様の暴露条

件下で、暴露後のラット(雄)において優性致死試験の繁殖成績のパ

ラメーターに優位な悪影響は示されなかった。

発がん性: ラットとマウスに対し飼料中に5%までの長期経口投与試験結果が

陰性であったことに基づき、摂取による発がん性の証拠は存在しな

Page 6: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

整理番号 FGS-4 Ver.5

い。また、IARCではシリカをグループ3(ヒトに対する発がん性に

ついては分類できない)に分類している(1)。

生殖毒性: 合成非結晶質シリカに関する4種類の動物(ラット、マウス、ハムス

ター、ウサギ)で得られた子宮内発生の実験データに基づき、経口暴

露から胚/胎仔発育に対する有害性影響が生じる可能性は無いと結

論することができる。母体および発生毒性のNOELは試験最高用量

の1,600mg/kg bw/dである。

特定標的臓器/全身毒性(単回暴露): データなし

特定標的臓器/全身毒性(反復暴露): CD-1ラット(雄・雌)における、非結晶質シリカゲル(サイロイド´244)

の6ヶ月に渡る摂食試験(平均投与量2,170~2,420mg/kg bwと

7,950~8,980mg/kg bw)では、投与物質に関係した臨床所見につ

いての記述はない。特異な病理学的所見は投与群、非投与群に関連

がなかった。また腎臓、生殖器に組織病理学的変化は認められなか

った。

吸引性呼吸器有害性: データなし

12.環境影響情報

二酸化ケイ素 (3) (ニュートラルレッドについて有用なデータなし)

生態毒性(急性): 魚類(Brachydanio rerio):LC0(96h)=10,000mg/L

甲殻類(Daphnia magna):LC50(24h)>10,000mg/L(limit test)

生態毒性(慢性): 慢性水生毒性のデータは存在しないが、シリカ/ケイ酸塩は環境中に

偏在することに加え、既知の固有の物理・化学的特性、急性水生毒

性が無いことから、合成非結晶質シリカ/ケイ酸塩への暴露により長

期有害影響が生じるという証拠は得られない。

残留性・分解性: シリカとケイ酸塩の化学的性質(無機構造および化学的安定

性:Si-O結合は極めて安定)に基づいて、光分解と化学分解は起こら

ないと予想される。これらの無機物には生分解は適用できない。

生体蓄積性: データなし

土壌中の移動性: データなし

オゾン層への有害性: データなし

13.廃棄上の注意

残余廃棄物、汚染容器及び包装: 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。

都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは

地方公共団体がその処理を行っている場合には、そこへ委託して

処理する。容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに

地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。

Page 7: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

整理番号 FGS-4 Ver.5

14.輸送上の注意

国際規制: 該当しない(ADR, RID, UN, IMO, ICAO/IATA)

国内規制: 該当しない

安全対策及び条件: 輸送に際しては、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れ

の防止を確実に行う。水濡れを避ける。

15.適用法令

なし

16.その他の情報

参考文献

(1) IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans Volume 68 (1997)

(2) NIOSH Pocket Guide to Chemical Hazards (http://www.cdc.gov/niosh/npg/npgd0552.html)

(3) Organization for Economic Co-operation and Development (OECD) Screening

Information Data Set (SIDS) Initial Assessment Report for SIAM19 (2004)

(4) Recommendation of Occupational Exposure Limits (日本産業衛生学会, 2008)

(5) TLVs and BELs (AGCIH, 2004)

記載内容の取扱い

記載内容は現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に関し

ては、いかなる保証をなすものではありません。また記載事項は通常の取扱いを対象としたものですの

で、特別な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施の上、お取扱い願います。

改訂履歴

版 改訂日 改定内容

Ver.1 2010/12/20 JIS Z 7250:2005 様式対応のため、新規作成

Ver.2 2014/09/08 JIS Z 7253:2012 様式対応のため、改定

Ver.3 2014/12/05 11/12項修正

Ver.4 2016/05/23 15項修正

Ver.5 2018/01/12 15項修正

Page 8: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

1 頁

製品安全データシート

作成日:2017 年 2 月 10 日

製造者情報 会社:横河マニュファクチャリング株式会社

所在地 :〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32

担当部門 :人財総務部 総務課

電話番号 :0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

緊急連絡先:0422-52-5880 FAX 番号 0422-52-8096

整理番号 K9437EL

製品名(化学名,商品名等)ドライヤーンタブレット

組成及び成分情報

単一化学物質・混合の区分 :混合製品

成分 CAS No 官報公示整理番号

含有率 化審法 安衛法

シリカゲル 7631-86-9 1-548 既存のため

整理番号なし 80%

結合剤 9002-88-4 6-1 公表 18%

滑沢剤 557-04-0 2-611 2-611 2%

※含有率は代表値を表し多少のバラツキがあります。

危険有害性の要約(GHS 分類)

最重要危険有害性:結合剤が消防法の指定可燃物である。(3,000㎏以上)

有害性:滑沢剤が目、皮膚を刺激する可能性がある。

環境影響:滑沢剤が、水域環境のBOD・COD増加の原因となる。

物理的及び化学的危険性:滑沢剤が可燃性である。

主要な兆候:滑沢剤が、皮膚及び眼に対する刺激の可能性あり。

人健康有害性 急性毒性(経口):区分5

皮膚腐食性・刺激性:区分3(軽度の皮膚刺激)

眼に対する重篤な損傷・眼刺激性:区分2B(眼刺激)

その他

次ページ、"製品安全データシート ドライヤーンタブレット” 参照

ページ 1/7

ドライヤーンタブレット PW、ST、FC

初版 : 1995 年 11 月 18 日

改訂 : 2015 年 10 月 14 日

Page 9: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

安全データシート(SDS)

1.化学品及び会社情報

製品名:ドライヤーンタブレット

グレード:PW,ST,FC及びその他の包材を使用した製品。

※PWに使用する包材及び、FCに使用するコーティング剤の安全データにつ

いては別紙に記す。

販売会社名:山仁薬品株式会社

住所:〒530-0035大阪市北区同心2丁目1番26号

担当部門:営業部

電話番号:06-6351-7700

FAX番号:06-6351-7771

推奨用途及び使用上の制限:粉末状にしたシリカゲルを結合剤及び滑沢剤を用いて錠

剤型にし、裸錠のまま、もしくは包材やコーティング剤

によって包装・塗布した乾燥剤。

本製品の再乾燥による使用は推奨しない。

2.危険有害性の要約

最重要危険有害性 :結合剤が消防法の指定可燃物である。(3,000㎏以上)

有害性 :滑沢剤が目、皮膚を刺激する可能性がある。

環境影響 :滑沢剤が、水域環境のBOD・COD増加の原因となる。

物理的及び化学的危険性:滑沢剤が可燃性である。

主要な兆候 :滑沢剤が、皮膚及び眼に対する刺激の可能性あり。

GHS分類:

物理化学的危険性:

可燃性固体 :区分外

自然発火性固体 :区分外

自己発熱性化学品 :区分外

水反応可燃性化学品 :区分外

酸化性固体:区分外

人健康有害性:

急性毒性(経口) :区分5

急性毒性(経皮) :区分外

ページ 2/7

ドライヤーンタブレット PW、ST、FC

初版 : 1995 年 11 月 18 日

改訂 : 2015 年 10 月 14 日

Page 10: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

急性毒性(吸入:気体) :分類対象外

急性毒性(吸入:蒸気) :分類できない

急性毒性(粉塵:粉塵、ミスト) :分類できない

皮膚腐食性・刺激性 :区分3(軽度の皮膚刺激)

眼に対する重篤な損傷・眼刺激性 :区分2B(眼刺激)

呼吸器感作性と皮膚感作性 :分類できない

生殖細胞変異原性 :区分外

発がん性 :分類できない

生殖毒性 :分類できない

特定標的臓器・全身毒性(単回暴露):分類できない

特定標的臓器・全身毒性(反復暴露):分類できない

吸引性呼吸器有害性 :分類できない

環境有害性 :分類できない

ラベル要素 :なし

3.組成及び成分情報

単一化学物質・混合物の区分:混合製品

成分 CASNo 官報公示整理番号

含有率 化審法 安衛法

シリカゲル 7631-86-9 1-548 既存のため

整理番号なし

80%

結合剤 9002-88-4 6-1 公表 18%

滑沢剤 557-04-0 2-611 2-611 2%

※含有率は代表値を表し多少のバラツキがあります。

4.応急処置

吸入した場合 :新鮮な空気を吸いに行き、うがいをする。呼吸が困難であれば、

医師の手当を受ける事。

皮膚に付着した場合:石鹸と水で皮膚を洗い流す事。汚れた服と靴を脱いで、再使用す

る前に服を洗い、靴をきれいにする。症状がひどくなれば、医

師の手当てを受ける事。

目に入った場合 :目をこすったり、固く閉じたりせず、清浄な水で目を最低 15 分

間洗浄する。時々上下のまぶたを持ち上げる。症状が残れば、

医師の手当てを受ける事。

ページ 3/7

ドライヤーンタブレット PW、ST、FC

初版 : 1995 年 11 月 18 日

改訂 : 2015 年 10 月 14 日

Page 11: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

飲み込んだ場合 :何杯かの水を飲んで薄める。大量に飲み込んだ場合は、医者の診

察を受ける事。

5.火災時の措置

火災 :火災危険があるとは見なされない。

爆発 :爆発危険があるとは見なされない。

消火剤 :水/泡/粉末/二酸化炭素泡消化剤を使用する。

消火を行う者の保護:火災に適した保護服と呼吸器具を使用する。

消火方法 :粉塵や飛沫を飛散させないよう注意して、風上から消火する。

6.漏出時の措置

人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置:

漏れこぼれた場所の換気をする。8.で明記した適切な個々の保護具を着用すること。

こぼれた床面は滑りやすくなるため、転倒に注意する。

環境に対する注意事項:

大気中に飛散したり、周辺に排出されないよう注意する。

封じ込め及び浄化の方法及び機材:

埋め立て処分するために、静かに掃き集めて空容器に回収する。粉塵の飛散を防止す

るために、掃除機や濡れ拭きもする。

7.取扱及び保管上の注意

涼しい、乾燥した風通しの良い場所で、密閉容器に保管する事。物理的被害から守る

事。可燃性液体を容器に入れる時は、静電気を防ぐために容器ごと地面に置く事。こ

の原料の容器は空になったとき、残留物(粉塵や個体)が残っていると危険な可能性

がある。この製品のラベルに記載された注意事項(包装容器を傷めないよう丁寧に取

り扱うこと、開封したまま放置しないこと)を遵守する事。

8.暴露防止及び保護措置

暴露防止:

管理濃度:

シリカ(合成、非晶質)

労働安全衛生局(OSHA)による許容暴露限度(PEL)

80/(%SiO2) mg/m3 (TWA) ―非晶質シリカ, 天然の珪藻土を含む.

米国産業衛生専門家会議(ACGIH)による許容濃度(TLV)

ページ 4/7

ドライヤーンタブレット PW、ST、FC

初版 : 1995 年 11 月 18 日

改訂 : 2015 年 10 月 14 日

Page 12: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

10 mg/m3 (TWA) ―非晶質沈降シリカ、非晶質シリカゲル.

換気方式:

局所的、全般的な排気は、許容濃度以下で、従業員が暴露を維持することが奨励さ

れる。発生源で汚染物質の放出を制御でき、仕事場全般への飛散が防止できるので、

局所的な排気の換気が一般的に好ましい。詳細は、米国産業衛生専門家会議(ACGIH)

による、Industrial Ventilation, A Manual of RecommendedPracticesの最新版を参

照のこと。

保護措置:

保護具(国立労働安全衛生研究所(NIOSH) 認可):

暴露限度を超え、エンジニアリング制御が実行可能ではない場合は、半面体微粒子

人工呼吸器(NIOSH タイプN95 又はそれ以上のフィルタ)は、最大10倍の暴露限

界または適切な規制機関または人工呼吸器供給業者によって指定された最大使用濃

度まで着用することもできる。フルフェイスピース微粒子人工呼吸器(NIOSHタイ

プN100 フィルタ)は低い方の50倍の暴露限度、または適切な規制機関または人工

呼吸器供給業者で指定された最大使用濃度まで着用することもできる。油粒子(例

えば、潤滑剤などの流体、グリセリン、切断)が存在する場合、NIOSHタイプRま

たはPのフィルタを使用する事。暴露レベルがわからない緊急時の場合、フルフェ

イス正圧マスク、送気マスクを使用する事。

注意:濾過式呼吸用保護具は、酸素が不足している空気の中では、従業員を保護しな

い。

皮膚の保護:保護手袋と、清潔な保護服(ボディカバーの)を着用する。

眼の保護 :保護眼鏡を使用する。眼の洗浄噴水と、すぐに水が出せる設備を維持

する。

9.物理的及び化学的性質

物理的状態、形状、色 :白色~淡黄色の錠剤

臭気 :無臭

融点 :結合剤104~127℃

沸点、初留点及び沸点範囲 :データなし

引火点、自然発火温度 :データなし

燃焼又は爆発範囲の上限、下限:データなし

蒸気圧(mm Hg) :データなし

蒸気密度(Air=1) :データなし

蒸発率(BuAc=1) :データなし

真比重 :データなし

溶解度 :水に不溶

ページ 5/7

ドライヤーンタブレット PW、ST、FC

初版 : 1995 年 11 月 18 日

改訂 : 2015 年 10 月 14 日

Page 13: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

揮発性物質量@ 21C (70F) :データなし

pH :データなし

10.安定性及び反応性

安定性 :通常の使用と保管状況下で安定。

避けるべき条件 :湿気、高温

混触危険物質 :フッ化水素、フッ素、酸素二フッ化物、三フッ化塩素、強酸、

強塩基、酸化剤と反応する。

危険有害な分解生成物 :分解するまで加熱されると、炭素とケイ素の酸化物が生成さ

れることがある。

11.有害性情報

急性毒性:No LD50/LC50の情報が、職業的暴露の通常ルートに関わることが分かっ

た。

癌のリスト(NTP発がん物質)

成分 公知 予測 国際癌研究機構(IARC)分類

シリカゲル(63231-67-4) 無 無 無

皮膚腐食性及び皮膚刺激性 :データなし

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 :データなし

呼吸器感作性又は皮膚感作性 :データなし

生殖細胞変異原性 :データなし

発がん性 :データなし

生殖毒性 :データなし

特定標的臓器毒性、単回ばく露 :データなし

特定標的臓器毒性、反復ばく露 :データなし

吸引性呼吸器有害性 :データなし

12.環境影響情報

生態毒性 :データなし

残留性・分解性 :土に放出した場合も、水に放流した場合も、この製品は生物分解さ

れない。

生体蓄積性 :データなし

土壌中の移動性 :データなし

オゾン層有害性 :データなし

ページ 6/7

ドライヤーンタブレット PW、ST、FC

初版 : 1995 年 11 月 18 日

改訂 : 2015 年 10 月 14 日

Page 14: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

13.廃棄上の注意

回収や再利用のために保存はできないが、適切かつ承認された廃棄物処理施設で管理

されなければいけない。この製品の加工、使用、汚染が、廃棄物管理のオプションを

変更することがある。地方自治体の廃棄規制は、国の廃棄規制と異なる場合がある。

国、地方自治体の要件に従って容器と未使用の内容物を処分する事。

14.輸送上の注意

輸送に関する国際規制によるコード及び分類:規制なし。

15.適用法令

労働安全衛生法 :名称等を通知すべき有害物(法第57条の2、施行令第

18条の2別表第9)

化学物質排出把握管理促進法:非該当

毒物及び劇物取締法 :非該当

化学物質登録状況

成分 有害物質規制法(TSCA) EU 日本 オーストラリア

シリカゲル(63231-67-4) 有 無 無 有

成分 韓国 カナダ(国内) カナダ(非国内) フィリピン

シリカゲル(63231-67-4) 有 有 無 有

国および地方自治体の規制

スーパーファンド修正条項と再授権法(SARA)

SARA 302 SARA 313

成分 報告量(RQ) 計画量(TPQ) リスト 化学Ctag

シリカゲル(63231-67-4) 無 無 無 無

スーパーファンド法

CERCLA

資源保護回収法

RCRA

有害物質規制法

TSCA

成分 261.33 8(d)

シリカゲル(63231-67-4) 無 無 無

化学兵器禁止条約 :無

有害物質規制法(TSCA12(b)) :無

ページ 7/7

ドライヤーンタブレット PW、ST、FC

初版 : 1995 年 11 月 18 日

改訂 : 2015 年 10 月 14 日

Page 15: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

化学薬品売買法(CDTA):無

スーパーファンド修正条項と再授権法(SARA311/312)

急性(鋭形) :有

慢性 :有

火災 :無

圧力(強制) :無

反応性 :無(純粋/個体)

オーストラリア薬品取り扱い表示法コード:割当無

有毒予定 :割当無

作業場危険有害性物質情報制度(WHMIS)

この製品は管理製品規制(CPR) に沿って用意されたもので、SDS には管理製品

規制で要求されている全ての情報が含まれている。

16.その他の情報

輸出貿易管理令:輸出承認品目に非該当、キャッチオール規制に該当

別表 第一16項 第6部 第28類 無機化学品

全米防火協会(NFPA)危険有害性分類:

健康障害(Health): 1,燃焼性(Flammability): 0, 不安定性(Instability): 0

参考資料:各原料メーカー作成のSDS

記載内容は現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載の

データや評価に関しては、いかなる保証をなすものではなく、また品質機能を保証す

るものではありません。また記載事項は通常の取扱いを対象としたものであり、特別

な取扱いをする場合には新たに用途・用法に適した安全対策を実施の上、お取扱い願

います。

Page 16: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

1 頁

製品安全データシート

作成日:2017 年 2 月 10 日

製造者情報 会社:横河マニュファクチャリング株式会社

所在地 :〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32

担当部門 :人財総務部 総務課

電話番号 :0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

緊急連絡先:0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

整理番号 K9657TV

製品名(化学名,商品名等)ニッソードライ MS

組成及び成分情報

単一製品、混合物の区分 :混合物

化学名 :塩化マグネシウムを含む乾燥剤

成分名 塩化マグネシウム 水溶性高分子 天然鉱物 水酸化マグネシウム 塩化ナトリウム

含有量 (%) >65 <30 <10 <3 <5

化学式等 MgCl2 Mg(OH)2 NaCl

官報公示整理番号

化審法 1-233 記載しない 記載しない 1-386 1-236

安衛法 公表物質扱い 記載しない 記載しない 公表物質扱い 公表物質扱い

CAS No. 7786-30-3 記載しない 記載しない 1309-42-8 7647-14-15

危険有害性の要約(GHS 分類)

特になし

その他

次ページ、"製品安全データシート ニッソードライ MS” 参照

ニッソードライ MS、ニッソーファイン株式会社、MS‐2、平成 26年 11 月 4日、1/5

作成日 作成日 作成日 平成 26 年 7月 16 日

改訂日 改訂日 改訂日 平成 26 年 11月 4 日

Page 17: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

安全データシート

1.製品及び会社情報

製品名 :ニッソードライ MS 会社名 :ニッソーファイン株式会社

住所 :東京都中央区日本橋本町 3-3-6ワカ末ビル 2階

担当部門 :営業開発部

電話番号 :03-6202-0162 FAX番号:03-6202-0185

緊急連絡先:ニッソーファイン株式会社 営業開発部 電話番号:03-6202-0162

整理番号:MS‐2

2.危険有害性の要約

GHS分類

物理化学的危険性 火薬類 分類対象外

可燃性/引火性ガス 分類対象外

エアゾール 分類対象外

支燃性/酸化性ガス類 分類対象外

高圧ガス 分類対象外

引火性液体 分類対象外

可燃性固体 区分外

自己反応性化学品 分類対象外

自然発火性液体 分類対象外

自然発火性固体 区分外

自己発熱性化学品 分類対象外

水反応可燃性化学品 区分外

酸化性液体 分類対象外

酸化性固体 分類対象外

有機過酸化物 分類対象外

金属腐食性物質 区分外

健康に対する有害性 急性毒性(経口) 区分外

急性毒性(経皮) 区分外

急性毒性(吸入;気体) 分類対象外

急性毒性(吸入;蒸気) 分類対象外

急性毒性(吸入;粉塵) 分類できない

急性毒性(吸入;ミスト) 分類できない

皮膚腐食性/刺激性 区分外

眼に対する重篤な損傷/眼刺激性 分類できない

呼吸器感作性 区分外

皮膚感作性 区分外

生殖細胞変異原性 区分外

発がん性 区分外

Page 18: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ニッソードライ MS、ニッソーファイン株式会社、MS‐2、平成 26年 11 月 4日、2/5

生殖毒性 区分外

特定標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない

特定標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない

吸引性呼吸器有害性 分類できない

環境に対する有害性 水生環境急性有害性 区分外

水生環境慢性有害性 区分外

GHSラベル要素

絵表示またはシンボル : 無し

注意喚起語 : 無し

危険有害性情報 : 無し

3.組成及び成分情報

単一製品・混合物の区別 :混合物

化 学 名 :塩化マグネシウムを含む乾燥剤 成分名 塩化マグネシウム 水溶性高分子 天然鉱物 水酸化マグネシウム 塩化ナトリウム

含有量 (%) >65 <30 <10 <3 <5

化学式等 MgCl2 Mg(OH)2 NaCl

官報公示整理番号

化審法 1-233 記載しない 記載しない 1-386 1-236

安衛法 公表物質扱い 記載しない 記載しない 公表物質扱い 公表物質扱い

CAS No. 7786-30-3 記載しない 記載しない 1309-42-8 7647-14-15

4.応急措置

吸入した場合 :気分が悪い場合、医師の診断を受ける。

皮膚に付着した場合 :付着した衣類を脱ぎ、多量の水で洗う。

目に入った場合 :水で数分間注意深く洗う。

コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外して

洗浄を続ける。

眼刺激が続く場合は医師の診断を受ける。

飲み込んだ場合 :水で口の中をよく洗う。

気分が悪い場合は、医師の診断を受ける。

5.火災時の措置

消火剤 :粉末、泡、二酸化炭素、砂、ウォータースプレー

使用してはならない消火剤 :特になし

特有の消火方法 :消火作業は可能な限り風上から行う。

消火を行う者の保護 :保護眼鏡、保護手袋、自給式呼吸器

6.漏出時の措置

人体に対する注意事項 :取扱い時は保護具を使用する。保護具は8項を参照する。

眼、皮膚、服への接触を避ける。

環境に対する注意事項 :特に水生生物への強い毒性はないが、環境への多量の放出は避ける。

Page 19: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ニッソードライ MS、ニッソーファイン株式会社、MS‐2、平成 26年 11 月 4日、3/5

除去方法 :破袋していないものは、拾い集めて空容器に回収、密閉する。

破袋して内容物が漏出しているものは、8項の保護具の着用を行い、

できるだけ粉立ちしないようにかき集めて、空容器に回収、密閉する。

回収中は、漏出物を出来るだけ水で濡らさないようにする。

回収したあとは多量の水で洗い流す。

国/都道府県/市町村の規則に従い、廃棄する。

7.取扱い及び保管上の注意

取扱い :取扱い時は保護具を使用する。保護具は8項を参照する。

眼、皮膚、服への接触を避ける。換気の良い場所で取り扱う。

技術的対策 :破袋しないように、乾燥した場所で取り扱う。

本製品の内容物が金属と接触すると錆を生じるので、

金属製品・容器に本製品が直接触れるのを避ける。

衛生対策 :取扱い後は、手や顔等の露出部を水でよく洗う。

保管 :水分の吸収特性があるため、開封使用後は、元の袋を密封し

乾燥した場所で保管する。強酸と同じ場所で保管しない。

直射日光にあてないように乾燥した風通しの良い冷暗所で保管する。

安全な容器包装材料 :個包装品は、PEフィルム袋に入れ、ダンボール箱に入れる。

8.ばく露防止及び保護措置

管理濃度 :設定されていない。

許容濃度 (ばく露限界値、生物的ばく露指標)

日本産業衛生学会(2014 年版) :吸入性粉塵 2mg/㎥、総粉塵 8mg/㎥(第3種粉塵)

ACGIH (2011 年版) :記載されていない。

OSHA PEL(2014 年版) :吸入性粉塵 5mg/㎥ 総粉塵 15mg/㎥

(不活性または有害性粉塵)

設備対策:粉じんが発生するときは局所排気装置を設置する。

保護具

呼吸用保護具 :防塵マスク

手の保護具 :保護手袋

眼の保護具 :保護眼鏡(ゴーグル型)

皮膚及び身体の保護具 :作業着、保護手袋を着用すること。

衛生対策 :取扱い後はよく手を洗う。

9.物理的及び化学的性質

物理的状態(内容物のデータ)

形状 :粉末

色 :灰白色

臭い :無臭

pH :該当しない

比重 :0.65~0.75

物理的状態が変化する特定の温度/温度範囲:該当しない

引火点 :なし

爆発性 :なし

溶解度 :水に対する溶解性 塩化マグネシウム :560g/L(at 25℃)

水溶性高分子 :可溶

天然鉱物 :不溶

水酸化マグネシウム :微溶

塩化ナトリウム :36g/100ml (at 25℃)

Page 20: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ニッソードライ MS、ニッソーファイン株式会社、MS‐2、平成 26年 11 月 4日、4/5

10.安定性及び反応性

安 定 性 :通常の使用条件では安定。強酸や強アルカリと反応する。

避けるべき条件 :水、湿気、強酸、強アルカリ、酸化剤との混合、接触を避ける。

反 応 性 :水により水和物を生成する。その際、発熱する。

危険有害な分解生成物 :なし

11.有害性情報

(塩化マグネシウムのデータ)*4)

急性毒性

経口:(rat) LD50 2800㎎/ ㎏ より区分外

経皮:(rat) LD50 3870㎎/ ㎏ より区分外

(塩化マグネシウムのデータ)*1)

吸入(粉じん) :データがないので分類できない。

皮膚腐食性及び刺激性 :データがないので分類できない。

眼に対する重篤な損傷/眼刺激性

:データがないため分類できない。

皮膚感作性 :OECD TG406(guinea pig)において皮膚感作性はみられない。

生殖細胞変異原性 :OECD TG471 で変異原性はみられない。

発がん性 :SIDS に発がん性である可能性は低いとの記述がある。

生殖毒性 :SIDSに NOAEL 1000mg/kg・bw/day とあるため区分外。

特定標的臓器・全身毒性

(単回ばく露) :データ不足のため分類できない。

特定標的臓器・全身毒性

(反復ばく露) :データ不足のため分類できない。

吸引性呼吸器有害性 :データがないため分類できない。

(天然鉱物のデータ)*2)

発がん性 :IARC MONOGRAPHS68 に group3 との記載がある。

(水酸化マグネシウムのデータ) *3)

発がん性 :ratを用いた試験で carcinogenic 効果を抑えるとの記述がある。

12.環境影響情報

環境有害性:(塩化マグネシウム)*1)

魚(Pimephales promelas) :LC50=2120 mg/L(96 hr)

甲殻類(Daphnia magna) :LC50=1330 mg/L(48hr)

藻類(Pseudokirchneriella subcapitata) :EC50>82.7mg/L(72hr)

13.廃棄上の注意

内容物/容器を国/都道府県/市町村の規制に従って廃棄する。

8 項の保護具を着用する。

Page 21: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ニッソードライ MS、ニッソーファイン株式会社、MS‐2、平成 26年 11 月 4日、5/5

14.輸送上の注意

国際規制

海上規制情報 : 該当しない。

航空規制情報 : 該当しない。

海洋汚染物資 : 該当しない。

UN No. : 該当しない。

国内規制

陸上規制情報 : 該当しない。

海上規制情報 : 該当しない。

航空規制情報 : 該当しない。

輸送上の安全対策及び条件:

1)荷役中の取扱いは慎重丁寧にし、転倒、落下、引きずり等により容器に衝撃を

与えたり、破損させたりしてはならない。

2) 運送中は直射日光や雨水の浸透を防止するための被覆等をするとともに器が

転落、転倒しないように積載する。

15.適用法令

1) 化学物質排出把握管理促進法 該当しない。

2) 労働安全衛生法 該当しない。

3) 毒物および劇物取締法 該当しない。

4) 消防法 該当しない。

16.その他の情報

参考文献 :1) OECD SIDS (April,2011 SIAM32)

2) IARC MONOGRAPHS 68

3) HSDB

4) IUCLID (February, 2000)

この SDS は、JIS Z7253-2012に準拠しています。

記載内容は現時点で入手できた資料、情報、データ等に基づいて作成していますが、含有量、

物理化学的性質、危険・有害性等に関しては、いかなる保証をなすものではありません。

又、注意事項は通常の取扱いを対象としたものなので、特殊な取扱いの場合には用途・用法に

適した安全対策を実施の上、利用してください。

Page 22: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

1 頁

製品安全データシート

作成日:2017 年 2 月 10 日

製造者情報 会社:横河マニュファクチャリング株式会社

所在地 :〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32

担当部門 :人財総務部 総務課

電話番号 :0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

緊急連絡先:0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

整理番号 L9913AA

製品名(化学名,商品名等)ゼオラム A-4 4-8#

組成及び成分情報

化学物質・混合物の区別:混合物

化学名又は一般名 :アルミノケイ酸塩(ゼオライト)

濃度又は濃度範囲

成分名又は一般名 略 称 濃度又は濃度範囲 官報公示整理番号

CAS No 化審法 安衛法

ゼオライト ― 65 ~ 80% 対象外 対象外 1318-02-1

粘土 ― 20 ~ 30% 非公開 非公開 非公開

水分 ― 5%以下 対象外 対象外 7732-18-5

化学式:非公開

法規制対象成分

成分 安衛法 PRTR 法

ゼオライト 表示対象物/通知対象物に該当しない 指定化学物質に該当しない

粘土 表示対象物/通知対象物に該当しない 指定化学物質に該当しない

水分 表示対象物/通知対象物に該当しない 指定化学物質に該当しない

※PRTR 法欄は、平成 22 年(2010 年)4 月からの PRTR 法施行令の対象物質情報です。

GHS 分類に寄与する不純物及び安定化添加物:特になし

その他

次ページ、"製品安全データシート ゼオラム A-4 4-8#” 参照

Page 23: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ゼオラム A-4 4-8# 東ソー株式会社 A33104B1000 2016.11.21 PAGE:1/7

安 全 デ ー タ シ ー ト

(SDS)

TOSOH SDS No. A33104B1000

作成日 2007 年 12 月 25 日

改訂日 2015 年 11 月 27 日

1.化学品及び会社情報

製品名 ゼオラム A-4 4-8#

会社名 東ソー株式会社

住所 東京都港区芝 3-8-2

担当部門 本社 環境保安・品質保証部

担当者(作成者) 環境保安・品質保証部長

電話番号 03-5427-5127

FAX番号 03-5427-5203

緊急連絡先

東ソー・ゼオラム(株)

(夜間・休日) 電話:076-437-9381 FAX:076-438-3824

推奨用途及び使用上の制限事項

一般工業品

2.危険有害性の要約 GHS分類

可燃性/引火性ガス: 分類対象外

支燃性/酸化性ガス: 分類対象外

高圧ガス: 分類対象外

引火性液体: 分類対象外

可燃性固体: 分類できない

酸化性液体: 分類対象外

金属腐食性物質: 分類できない

急性毒性

経口: 分類できない

経皮: 分類できない

吸入(気体): 分類対象外

吸入(蒸気): 分類対象外

吸入(粉じん、ミスト): 分類できない

皮膚腐食性/刺激性: 分類できない

眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性: 分類できない

感作性

呼吸器: 分類できない

皮膚: 分類できない

生殖細胞変異原性: 分類できない

発がん性: 分類できない

生殖毒性: 分類できない

特定標的臓器毒性(単回ばく露): 分類できない

特定標的臓器毒性(反復ばく露): 分類できない

吸引性呼吸器有害性: 分類できない

Page 24: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ゼオラム A-4 4-8# 東ソー株式会社 A33104B1000 2016.11.21 PAGE:2/7

水生環境

急性有害性: 分類できない

長期間有害性: 分類できない

GHS 分類に該当しない他の危険有害性:

特になし

重要な徴候:

特になし

想定される非常事態の概要:

特になし

3.組成及び成分情報 化学物質・混合物の区別:

混合物

化学名又は一般名:

アルミノケイ酸塩(ゼオライト)

濃度又は濃度範囲:

成分名又は一般名 略 称 濃度又は濃度

範囲

官報公示整理番号 CAS No

化審法 安衛法

ゼオライト ― 65 ~ 80% 対象外 対象外 1318-02-1

粘土 ― 20 ~ 30% 非公開 非公開 非公開

水分 ― 5%以下 対象外 対象外 7732-18-5

化学式:

非公開

法規制対象成分:

成 分 安 衛 法 PRTR 法

ゼオライト 表示対象物/通知対象物に該当しない 指定化学物質に該当しない

粘土 表示対象物/通知対象物に該当しない 指定化学物質に該当しない

水分 表示対象物/通知対象物に該当しない 指定化学物質に該当しない

※PRTR 法欄は、平成 22 年(2010 年)4 月からの PRTR 法施行令の対象物質情報です。

GHS 分類に寄与する不純物及び安定化添加物:

特になし

4.応急措置 吸入した場合:

気分が悪い時は、医師に連絡すること。

皮膚に付着した場合:

特になし

眼に入った場合:

特になし

飲み込んだ場合:

特になし

急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候及び症状:

特になし

応急処置をする者の保護:

特になし

医師に対する特別な注意事項:

特になし

Page 25: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ゼオラム A-4 4-8# 東ソー株式会社 A33104B1000 2016.11.21 PAGE:3/7

5.火災時の措置

消火剤:

この製品自体は、燃焼しない。

水噴霧、粉末消火薬剤

使ってはならない消火剤:

特になし

火災時の特有の危険有害性:

特になし

特有の消火方法:

特になし

消火を行う者の保護:

適切な保護具を使用する

6.漏出時の措置

人体に対する注意事項/保護具及び緊急時措置:

漏出した場所の周辺に、ロープを張るなどして関係者以外の立入りを禁止する。

作業の際は、ゴム製保護手袋、ゴーグル型保護眼鏡を着用する。

環境に対する注意事項:

特になし

封じ込め及び浄化の方法及び機材:

漏出したものをすくいとり、または掃き集めて紙袋またはドラム等に回収する。

二次災害の防止策:

特になし

7.取扱い及び保管上の注意

取扱い

技術的対策:

取り扱い後は、手、顔などをよく洗い、うがいをする。

局所排気・全体排気

取り扱う場合は、局所排気内で取り扱う。

注意事項:

特になし

安全取扱い注意事項:

特になし

接触回避:

特になし

衛生対策:

特になし

保管

技術的対策:

換気のよい場所で容器を密閉し保管すること。

安全な保管条件:

直射日光を避け、冷暗所に保管する。

安全な容器包装材料:

保管容器は、鉄製容器を使用する。

Page 26: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ゼオラム A-4 4-8# 東ソー株式会社 A33104B1000 2016.11.21 PAGE:4/7

8.ばく露防止及び保護措置 設備対策:

密閉された装置、機器または局所排気装置を使用する。

管理濃度:

製品 作業環境に発じんする場合

土石、岩石、鉱物、金属又は炭素の粉じん

管理濃度(E)=3.0/(1.19Q+1)mg/m3

Q=遊離珪酸の含有率(単位:%)

許容濃度:

製品 日本産業衛生学会

日本産業衛生学会勧告値に記載なし

(参考)粉じんが発生する場合は第2種粉じんに該当する。

吸入性粉じん:1mg/m3、総粉じん:4mg/m3

製品 ACGIH

ACGIH 勧告値に記載なし

(参考)不溶性粒子[PONS:他に分類できない粒子]

呼吸性粒子:3mg/m3、吸入粒子:10mg/m3

(肺胞に達するもの) (気道に付着するもの)

粘土 ACGIH(アスベスト不含、結晶性シリカ<1%の微粒子)

呼吸画分として 2mg/m3(TWA)

保護具

呼吸用保護具:

防じんマスク、送気マスク等

手の保護具:

ゴム又は樹脂製の手袋

眼の保護具:

ゴーグル型保護眼鏡

皮膚及び身体の保護具:

保護衣、安全靴

9.物理的及び化学的性質 形状: 固体(球状)

色: 淡褐色

臭い:(臭いの閾値) 無臭

pH: 10~12(50g/L)

融点・凝固点: 知見なし

沸点: 知見なし

初留点: 知見なし

沸騰範囲: 知見なし

引火点: 知見なし

蒸発速度: 知見なし

燃焼性(固体、気体): 知見なし

燃焼又は爆発範囲(下限): 知見なし

燃焼又は爆発範囲(上限): 知見なし

蒸気圧: 知見なし

蒸気密度: 知見なし

比重(相対密度): 0.7~0.9g/cm3(かさ密度)

溶解度: 知見なし

n-オクタノール/水分配係数: 知見なし

自然発火温度(発火点): 知見なし

分解温度: 知見なし

Page 27: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ゼオラム A-4 4-8# 東ソー株式会社 A33104B1000 2016.11.21 PAGE:5/7

粘土(粘性率): 知見なし

その他のデータ: 特になし

10.安定性及び反応性 反応性:

特になし

化学的安定性:

保管の項目記載の保管条件で安定

危険有害反応可能性:

特になし

避けるべき条件:

水分、湿気のある雰囲気

混触危険物質:

特になし

危険有害な分解生成物:

特になし

11.有害性情報

急性毒性:

ゼオライト 7110mg/kg 経口マウス(LD50) 製品試験結果

皮膚腐食性及び皮膚刺激性:

ゼオライト ウサギの皮膚に対して軽度の刺激性

眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性

ゼオライト ウサギの眼に対してわずかな刺激性

呼吸器感作性又は皮膚感作性:

知見なし

生殖細胞変異原性:

知見なし

発がん性:

粘土 ACGIH: A4(ヒト発がん性に分類できない物質)

生殖毒性:

知見なし

特定標的臓器毒性(単回ばく露):

知見なし

特定標的臓器毒性(反復ばく露):

知見なし

吸引性呼吸器有害性:

知見なし

12.環境影響情報 生態毒性

魚類:

データなし

甲殻類:

データなし

Page 28: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ゼオラム A-4 4-8# 東ソー株式会社 A33104B1000 2016.11.21 PAGE:6/7

藻類:

データなし

残留性・分解性:

データなし

生体蓄積性:

データなし

土壌中の移動性:

データなし

オゾン層への有害性:

データなし

他の有害影響:

知見のない項目が多いので、一般環境内への廃棄は行わない。

13.廃棄上の注意 残余廃棄物:

都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に処理を委託する。

汚染容器及び包装:

空容器を処分する場合、内容物を完全に除去した後に処分する。汚染容器の廃棄を委託する場合は、

都道府県知事の許可を受けた専門の産業廃棄物の収集運搬業者及び処理業者に委託処理する。

14.輸送上の注意 国内規制:

特になし

特別な安全対策:

特になし

輸送の特定の安全対策及び条件:

輸送前に容器の破損、漏れ等のないことを確認する。転倒、落下、破損がないよう積み込み、荷崩れ防

止を確実に行う。

輸送容器は衝撃を与えないように、ていねいに取扱う。転倒したり、激突させたりしない。

15.適用法令 <製品>

水質汚濁防止法施行令第3条 水素イオン濃度等の項目

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(産業廃棄物)

<粘土>

海洋汚染防止法施行令別表第1の2 有害でない物質

じん肺法第2条、施行規則第2条別表粉じん作業 粉じん

16.その他の情報 引用文献

<製品>

産業衛生学雑誌 Vol.48(2006)

自社測定値

平成 7 年 3 月 27 日労働省告示第 26 号(号外第 55 号)

ACGIH,TLVs and BEls Besed on the Documentation of the Threshold Limit Values for

Chemical Substances and Physical Agents & Biological Exposure lndices(2006)

化学工業資料 Vol.17 No.5 工業技術院化学技術研究所(1983)

Page 29: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

ゼオラム A-4 4-8# 東ソー株式会社 A33104B1000 2016.11.21 PAGE:7/7

<ゼオライト>

自社測定値

改訂履歴:

0.0 2007 年 12 月 25 日

0.0 2010 年 07 月 16 日

1.0 2013 年 10 月 16 日

2.1 2015 年 11 月 27 日

※記載された内容は、入手できた情報やメーカー所有の知見によるものですので、含有量、物理的化学的性質、危

険・有害性等に関しては、いかなる保証をなすものではありません。又、法令の改正及び新しい知見に基づいて改

訂されることがあります。

記載された注意事項は通常的な取扱いを対象としたものですが、特殊な取扱いの場合には、ご使用者の責任

において、用途・用法に適した安全対策を実施の上、ご利用ください。

重要な決定等にご利用される場合は、文献等をよく検討されるか、試験により確かめられることをお薦めします。

※周囲の住民、交通機関等に影響を及ぼす可能性のある場合は、関係官庁及び東ソー(株)の緊急連絡先へ通報

してください。

※本 SDS の改訂版を受領した場合は、旧 SDS を廃棄下さるようお願いします。

記載内容の問合せ先

本社 環境保安・品質保証部長 TEL:03-5427-5127 FAX:03-5427-5203

製品に関するお問い合わせはお近くの弊社営業窓口にお願いします。

TOSOH

東ソー株式会社 高機能材料事業部 03-5427-5122

東京本社 〒105-8623 港区芝 3-8-2 TEL 03-5427-5122

Page 30: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

1 頁

製品安全データシート

作成日:2017 年 2 月 10 日

製造者情報 会社:横河マニュファクチャリング株式会社

所在地 :〒180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32

担当部門 :人財総務部 総務課

電話番号 :0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

緊急連絡先:0422-52-5880 FAX 番号:0422-52-8096

整理番号 L9913AE

製品名(化学名,商品名等)シリカゲルA形 (白)、シリカゲルB形(白)、シリカゲル 青の混合

組成及び成分情報

1.シリカゲルA形 (白)、シリカゲルB形(白)

化学物質・混合物の区分 化学物質

化学名又は一般名 非晶質二酸化ケイ素

別名 シリカゲル

化学式 SiO2・nH2O

CAS登録番号 7631-86-9

官報公示整理番号 化審法(1)-548

安衛法整理番号なし

濃度又は濃度範囲 100%

2.シリカゲル 青

化学名又は一般名 非晶質二酸化ケイ素 塩化コバルト

別名 シリカゲル 塩化コバルトⅡ

化学式 SiO2 CoCl2

CAS登録番号 7631-86-9 7646-79-9

官報公示整理番号 (1)-548 (1)-207

濃度又は濃度範囲 99.7% 0.3%

危険有害性の要約(GHS 分類)

GHS分類

1.シリカゲルA形 (白)、シリカゲルB形(白) : 特になし

2.シリカゲル 青

人健康有害性 呼吸器作性又は皮膚感作性 区分1

発がん性 区分2

ラベル要素

絵表示またはシンボル

注意喚起語 危険

危険有害性情報 アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ

吸入するとアレルギー、喘息または呼吸困難を起こすおそれ

発ガンのおそれの疑い

Page 31: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

注意書き 【安全対策】

全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。

使用前に取扱説明書(SDS)を入手すること。

粉じんを吸入を避けること。

指定された個人用保護具(保護手袋、保護眼鏡、呼吸器保護具)を

着用すること。

汚染された作業衣は作業場から出さないこと。

【救急処置】

吸入した場合:呼吸が困難な場合には、空気の新鮮な場所に移し、

呼吸しやすい姿勢で休息させること。

呼吸に関する症状が出た場合には、医師に連絡すること。

皮膚に付いた場合:多量の水と石鹸で洗うこと。

皮膚刺激または発疹が生じた場合は、医師の診断・手当を受けること。

汚染された衣類は再使用する場合は洗濯すること。

暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断・手当を受けること。

【保管】

施錠して保管すること。

【廃棄】

内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に

業務委託すること。

その他

次ページ、"製品安全データシート シリカゲルA形 (白)、シリカゲルB形(白)、シリカゲル 青” 参照

Page 32: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-WHITE-001-3 1/6

安全データシート (SDS)

作成:2016年 10月 1 日

初版:2009年 6月 14 日

1.化学物質等及び会社情報

製品名 シリカゲルA形(白)、シリカゲルB形(白)

会社名 新越化成工業株式会社

住所 東京都中央区八丁堀 2-16 -5

電話番号 03-5566-2501

FAX番号 03-5566-6000

担当部門 管理部

担当者 菊池 保男

メールアドレス [email protected]

緊急時の電話番号 03-5566-2501

2.危険有害性の要約

GHS分類

物理化学的危険性 可燃性固体 区分外

自然発火性固体 区分外

自己発熱性化学品 区分外

水反応可燃性化学品 区分外

酸化性固体 区分外

人健康有害性 急性毒性(経口) 区分外

急性毒性(経皮) 区分外

皮膚腐食性・刺激性 区分外

生殖細胞変異原性 区分外

環境有害性

※記載のない項目は分類対象外または分類できない。

3.組織及び成分情報

化学物質・混合物の区分 化学物質

化学名又は一般名 非晶質二酸化ケイ素

別名 シリカゲル

化学式 SiO2・nH2O

CAS登録番号 7631-86-9

官報公示整理番号 化審法(1) -548

安衛法 整理番号なし

濃度又は範囲 100%

Page 33: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-WHITE-001-3 2/6

4.応急措置

吸入した場合 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させ

ること。

気分が悪いなどの症状が見られる場合、医師の診断・手当を受けること。

皮膚に付着した場合 付着した身体部位を水で洗う。

汚染された衣類を再使用する前に洗濯する。

発赤や痛みなどの症状が生じた場合は、医師の診断・手当を受けること。

眼に入った場合 眼球を傷つけるためこすらない。清浄な水で数分間洗眼して、眼に入っ

た粒子を洗い流す。次に、コンタクトレンズを着用していて容易に外せ

る場合は外し、異物感がなくなるまで洗浄を続ける。

眼の刺激が続く場合は、医師の診断・手当を受けること。

飲み込んだ場合 口の中のものを取り除き、清浄な水で口中を洗浄する。

気分が悪いなどの症状が見られる場合は、医師の診断・手当を受けるこ

と。

5.火災時の措置

消火剤 この製品自体は燃焼しないので、火災状況に応じて適切な消火剤を用

いる。

消火を行う者の保護 消火作業の際は、火災の状況に応じて適切な保護具を着用する。

粉じんや飛沫を飛散させないよう注意し、風上から消火する。

6.漏出時の措置

人体に対する注意事項、 多量の場合、適切な距離を漏洩区域として隔離し、関係者以外の立入

保護具及び緊急時措置 りを禁止する。

作業者は適切な保護具(「8.ばく露防止及び保護措置」の項を参照)を

着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。

環境に対する注意事項 大気中に飛散したり、周辺に排出されないよう注意する。

封じ込め及び浄化の方法及 漏洩物を吸引又は鈴鹿に掃き集めて空容器に回収し、適正に廃棄処理

び機材 する。

二次災害の防止策 床面に残るとすべりやすくなるのでこまめに処理する。

7.取扱い及び保管上の注意

取扱い

技術的対策 粉じん発生の防止対策を行う。

取り扱いにより静電気が発生することがあるので、スパーク対策を講

ずる。

「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の設備対策を行い、保護具を着用

する。

Page 34: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-WHITE-001-3 3/6

局所排気・全体換気 「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の局所排気、全体換気を行う。

安全取扱い注意事項 粉じんの発生を極力少なくする。

粉じんの吸入を避け、取り扱い後は、よく手洗いする。

接触回避 防護対策が不十分な場所での「10.安全性及び反応性」に示す

混触危険物質との接触を避ける。

保管

技術的対策 屋内で保管する。

安全に取り扱うために必要な採光、照明及び必要に応じ換気装置を設

置する。

混触危険物質 フッ化水素酸「10.安全性及び反応性」を参照

保管条件 安全上の保管条件の要求はないが、品質保持の為、直接日光や湿気を

避け、揮発性物質から隔離された屋内で容器を密閉して保管すること

が望ましい。

容器包装材料 安全上の包装、容器材料に対する要求はないが、品質保持の為、密閉

容器を使用することが望ましい。

8.ばく露防止及び保護措置

管理濃度(労働安全衛生法) 設定されていない。

許容濃度

日本産衛学会(2015) 第 3種粉じん(石灰石、その他の無機及び有機粉じん)

総粉じん 8mg/㎥

吸入性粉じん 2mg/㎥

ACGIH(2013)TLV-TWA 吸入性粒子 3mg/㎥,吸引性粒子 10mg/㎥が適用される。

Particles(insoluble or poorly soluble)として

設備対策 粉じんが発生する場合は、空気中の粉じんを許容濃度以下に保つため

局所排気、全体排気設備を使用する。局所排気装置の排気濃度に留意

し、必要な場合は排気浄化装置を設置する。

保護具

呼吸器の保護具 国家検定適合防塵マスク

手の保護具 適切な保護手袋を使用する。

眼の保護具 保護眼鏡、ゴーグル

皮膚及び身体の保護具 肌が露出しない長袖、長ズボン保護衣

衛生対策 汚染された保護衣は洗濯後使用する。取扱い後はよく手を洗う。

9.物理的及び化学的性質

物理的状態、経常、色など 固体、粒子、白色

臭い 無臭

pH 3~8 (in 5% slurry)

融点 1610 ℃

Page 35: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-WHITE-001-3 4/6

沸点 2230 ℃

引火点 不燃性

自然発火温度 不燃性

燃焼又は 爆発範囲 データ なし。

蒸気圧 10 mm Hg(1732 ℃)

蒸気密度 データなし。

比重 真比重 2.1

溶解性 水に不溶

オクタノール/水分配係数 データなし。

分解温度 データなし。

10.安全性及び反応性

安定性 通常の取り扱い条件(常温)では安定。

危険有害反応可能性 フッ化水素酸と反応して有害なフッ化ケイ素(気体 )を発生する。

強アルカリに溶解する。

避けるべき条件 混触危険物質との接触させること。粉塵を飛散させること。

引火性可燃物の近くで、静電気対策を実施せずに取り扱うこと。

混触危険物質 フッ化水素酸、強アルカリ 。

危険有害な分解生成物 情報なし。

11.有害性情報

急性毒性 (経口) LD50(ラット):>5000,15000,20000mg/kg IUCLID (2000)

LD50(マウス):5g/kg FAO/WHO

(経皮) LD50(ウサギ):>5000mg/kg IUCLID(2000)

(吸入) LD50(ラット):>0.139mg /l/4h IUCLID(2000)

皮膚腐食性・刺激性 二酸化ケイ素:ウサギ not irritating IUCLID(2000)

眼に対する重篤な損傷 二酸化ケイ素:ヒト slightly irritating IUCLID (2000)

・刺激性

呼吸器感作性又は データなし。

皮膚感作性

生殖細胞変異原性 二酸化ケイ素:マウス in vivoでの骨髄細胞小核試験陰性 JJFC(2003)

発がん性 二酸化ケイ素:グループ 3 IARC(2013)

産衛学会勧告の発がん物質 1,2群には該当していない。

生殖毒性 データなし。

特定標的臓器・全身毒性 データなし。

(単回ばく露)

特定標的臓器・全身毒性 吸入性粒子の反復投与毒性試験動物吸入試験において、肺組織に暴露

Page 36: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-WHITE-001-3 5/6

(反復ばく露) 中止後に回復可能な炎症反応は生じたが、肺組織への影響見られな

かった。長期経口投与においても組織病理学所見は認められなかった

との記述がある。 OECD

吸引性呼吸器有害性 データなし。

12.環境影響情報

水生環境急性有害性 データなし。

水生環境慢性有害性 データなし。

残留性・分解性 二酸化ケイ素は土壌無機成分として普遍的に存在しており、環境に放

出された二酸化ケイ素は土壌、底質と一体化する。光分解、生分解性

は知られてない。

生体蓄積性 二酸化ケイ素はケイ酸として水中に普遍的に存在し、 珪藻、放散虫、

海綿類が殻、骨格の材料として、またイネ科植物などは耐性向上のた

め集積するなど一部生物においては有用成分となっている。

土壌中の移動性 環境に放出された二酸化ケイ素は土壌、底質と一体化し挙動は区別で

きなくなる。

オゾン層への有害性 モントリオール議定書で規制対象となっている物質を含まない。

13.廃棄上の注意

残余廃棄物 廃棄においては、関連法規並び地方自治体の基準に従う事。

都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは地方

公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理をする。

廃棄物の処理を委託する場合、処理業者等に危険性、有害性を十分告

知の上処理を委託する。

汚染容器及び包装 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基

準に従って適切な処分を行う。

空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去する事。

14.輸送上の注意

国際規制

国連番号 非該当

国連輸送名 非該当

海上規制情報 非危険物

航空規制情報 非危険物

国内規制

陸上規制情報 非危険物

海上規制情報 非危険物

航空規制情報 非危険物

Page 37: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-WHITE-001-3 6/6

特別の安全対策 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食漏れのないよう

に積み込み、荷崩れ防止を確実行う。

重量物を上積みしないこと。

15.適用法令

労働安全衛生法 名称等を表示すべき危険物及び有害物

(法第 57条、施行令第 18条 別表第 9)

名称等を通知すべき有害物

(法第 57条の 2、施行令第 18条の 2 別表第 9)

政令番号 第 312号:シリ カ

化学物質排出把握管理促進法 非該当

毒物及び劇物取締法 非該当

16.その他情報

関連する法規制

輸出貿易管理令 輸出承認品目に非該当、 キャッチオール規制に該当。

別表第一 16項 第 6部 第 28類 無機化学品

参考文献・資料

IUCLID (2000 )

IARC(2013)

産衛学会勧告(2015)

ACGIH -TLV(2013 )

(独)製品評価技術基盤機構 化学物質総合情報提供システムデータベース

事業者向けGHS分類ガイダンス 経済産業省 平成 25 年度改訂版

FAO/WHO Toxicological Evaluation of Certain Food Additives With a Review

of General Principles and of Specification

OECD SIDS初期評価プロㇷァイル

日本商品化学学会誌(JJFC) Vol.10(3)2003

化学便覧 基礎編

災害事例 情報なし

記載内容は現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に関

しては、いかなる保証をなすものではおりません。

また、記載事項は通常の取扱いを対象としたものですので、特別な取扱いをする場合には新たに用途・

用法に適した安全対策を実施の上、お取扱いお願いします。

Page 38: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-BLUE-002-3 1/7

安全データシト(SDS)

作成: 2016年 10月 1日

初版: 2009年 6月 8日

1. 化学物質等及び会社情報

製品名 シリカゲル 青

会社名 新越化成工業株式会社

住所 東京都中央区八丁堀 2-16 -5

電話番号 03-5566-2501

FAX番号 03-5566-6000

担当部門 管理部

担当者 菊池 保男

緊急時の電話番号 03-5566-2501

E-mail [email protected]

2. 危険有害性の要約

GHS分類

物理化学的危険性 可燃性固体 区分外

自然発火性固体 区分外

自己発熱性化学品 区分外

水反応可燃性化学品 区分外

酸化性固体 区分外

人健康有害性 急性毒性(経口) 区分外

急性毒性(経皮) 区分外

皮膚腐食性・刺激性 区分外

呼吸器作性又は皮膚感作性 区分1

生殖細胞変異原性 区分外

発がん性 区分2

環境有害性

※記載のない項目は分類対象外又は分類できない。

ラベル要素

絵表示またはシンボル

注意喚起語 危険

危険有害性情報 アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ

吸入するとアレルギー、喘息または呼吸困難を起こすおそれ

発ガンのおそれの疑い

Page 39: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-BLUE-002-3 2/7

注意書き 【安全対策】

全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。

使用前に取扱説明書(SDS)を入手すること。

粉じんを吸入を避けること。

指定された個人用保護具(保護手袋、保護眼鏡、呼吸器保護具)を

着用すること。

汚染された作業衣は作業場から出さないこと。

【救急処置】

吸入した場合:呼吸が困難な場合には、空気の新鮮な場所に移し、

呼吸しやすい姿勢で休息させること。

呼吸に関する症状が出た場合には、医師に連絡すること。

皮膚に付いた場合:多量の水と石鹸で洗うこと。

皮膚刺激または発疹が生じた場合は、医師の診断・手当を受けること。

汚染された衣類は再使用する場合は洗濯すること。

暴露又は暴露の懸念がある場合:医師の診断・手当を受けること。

【保管】

施錠して保管すること。

【廃棄】

内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に

業務委託すること。

3. 組織及び成分情報

化学物質

化学名又は一般名 非晶質二酸化ケイ素 塩化コバルト

別名 シリカゲル 塩化コバルトⅡ

化学式 SiO2 CoCl2

CAS登録番号 7631-86-9 7646-79-9

官報公示整理番号 (1)-548 (1)-207

濃度又は濃度範囲 99.7% 0.3%

4. 応急措置

吸入した場合 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させ

ること 。

気分が悪いなどの症状が見られる場合、医師の診断・手当を受けること 。

皮膚に付着した場合 付着した身体部位を水で洗う。

汚染された衣類を再使用する前に洗濯する。

発赤や痛みなどの症状が生じた場合は、医師の診断・ 手当を受けること 。

眼に入った場合 眼球を傷つけるためこすらない。清浄な水で数分間洗眼して、眼に入っ

た粒子を洗い流す。次に、コンタクトレズを着用していて容易に外せ

る場合は外し、 異物感がなくなるまで洗浄を続ける。

眼の刺激が続く場合は、医師の診断・手当を受けること 。

Page 40: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-BLUE-002-3 3/7

飲み込んだ場合 口の中のものを取り除き、 清浄な水で口中を洗浄する。

気分が悪いなどの症状が見られる場合は、医師の診断・手当を受けるこ

と。

5. 火災時の措置

消火剤 この製品自体は燃焼しないので、 火災状況に応じて適切な消火災剤を用

いる。

消火を行う者の保護 消火作業の際は、火災の状況に応じて適切な保護具を着用する。

粉じんや飛沫を飛散させないよう注意し、風上から消火する。

6. 漏出時の措置

人体に対する注意事項、 多量の場合、 適切な距離を漏洩区域として隔離し、関係者以外の立入

保護具及び緊急時措置 りを禁止する。

作業者は適切な保護具(「8.ばく露防止及び保護措置」の項を参照)を

着用し、眼、皮膚への接触や吸入を避ける。

環境に対する注意事項 大気中に飛散したり、周辺に排出されないよう注意する。

封じ込め及び浄化の方法及 漏洩物を吸引又は鈴鹿に掃き集めて空容器に回収し、適正に廃棄処理

び機材 する。

二次災害の防止策 床面に残るとすべりやすくなるのでこまめに処理する。

7. 取扱い及び保管上の注意

取扱い

技術的対策 粉じん発生の防止対策を行う。

取り扱いにより静電気が発生することがあるので、スパーク対策を講

ずる。

「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の設備対策を行い、保護具を着用

する。

局所排気 ・全体換気 「8.ばく露防止及び保護措置」に記載の局所排気、全体換気を行う。

安全取扱い注意事項 粉じんの発生を極力少なくする。

粉じんの吸入を避け、取り扱い後は、よく手洗いする。

接触回避 防護対策が不十分な場所での「10 .安全性及び反応性」に示す

混触危険物質との接触を避ける。

保管

技術的対策 屋内で保管する。

安全に取り扱うために必要な採光、照明及び必要に応じ換気装置を設

置する 。

混触危険物質 フッ化水素酸「10 .安全性及び反応性」を参照

保管条件 安全上の保管条件の要求はないが、品質保持の為、直接日光や湿気を

避け、揮発性物質から隔離された屋内で容器を密閉して保管すること

が望ましい。

Page 41: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-BLUE-002-3 4/7

容器包装材料 安全上の包装、容器材料に対する要求はないが、品質保持の為、密閉

容器を使用することが望ましい。

8. ばく露防止及び保護措置

管理濃度(労働安全衛生法) 設定されていない。

許容濃度

日本産衛学会(2015) 第3種粉じん (石灰石、その他の無機及び有機粉じん)

総粉じん 8mg/㎥

吸入性粉じん 2mg/㎥

ACGIH(2013)TLV-TWA 吸入性粒子 3mg/㎥,吸引性粒子 10mg/㎥が適用される。

Particles(insoluble or poorly soluble)として

設備対策 粉じんが発生する場合は、空気中の粉じんを許容濃度以下に保つため

局所排気、全体排気設備を使用する。局所排気装置の排気濃度に留意

し、必要な場合は排気浄化装置を設置する。

保護具

呼吸器の保護具 国家検定適合防塵マスク

手の保護具 適切な保護手袋を使用する。

眼の保護具 保護眼鏡、ゴーグル

皮膚及び身体の保護具 肌が露出しない長袖、長ズボン保護衣

衛生対策 汚染された保護衣は洗濯後使用する。 取扱い後はよく手を洗う。

9. 物理的及び化学的性質

物理的状態、経常、色など 固体、粒子、青色

臭い 無臭

pH 5.5~9.0(5% 水スリラーとして )

融点 1610 ℃

沸点 2230 ℃

引火点 不燃性

自然発火温度 不燃性

燃焼又は爆発範囲 データ なし

蒸気圧 10mmHg(at 1732℃)

蒸気密度(空気=1) データ なし

比重 真比重 2.1

分解温度 データなし

10. 安全性及び反応性

安定性 通常の取り扱い条件では安定。

危険有害反応可能性 フッ化水素と反応して有害なフッ化ケイ素(気体)を発生する。

強アルカリに溶解する。

Page 42: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-BLUE-002-3 5/7

避けるべき条件 混触危険物質との接触。

粉じんの飛散。

引火性可燃物の近くで、静電気対策を実施せず取り扱うこと。

混触危険物質 フッ化水素酸、強アルカリ。

危険有害な分解生成物 情報なし

11. 有害性情報

急性毒急性毒(経口) 二酸化ケイ素:ラット複数記載 LD50>5000 、15000 、20000mg/kg

IUCLID(2000)

塩化コバルト:LD50>ラット 42.4~418mg/kg

(経皮) 二酸化ケイ素:ウサギ LD50>5000 mg/kg IUCLID (2000 )

皮膚腐食性・刺激性 二酸化ケイ素:ウサギ not irritatingg IUCLID (2000 )

塩化コバルト:データなし

眼に対する重篤な損傷・刺 二酸化ケイ素:ヒト slightly irritating IUCLID (2000 )

激性 塩化コバルト:データなし

呼吸器感作性又は皮膚感作 二酸化ケイ素:データなし

性 塩化コバルト:区分 1

生殖細胞変異原性 二酸化ケイ素:マウス in vivo での骨髄細胞小核試験性 JJFC(2003)

発がん性 二酸化ケイ素:グループ 3 IARC(2013)

塩化コバルト:グループ 2 IARC(2013 )

生殖毒性 デー タなし

特定標的臓器・全身毒性 二酸化ケイ素:データなし

(単回ばく露) 塩化コバルト:区分 3

特定標的臓器・全身毒性 二酸化ケイ素:データなし

(反復ばく露) 塩化コバルト:区分 1

吸引性呼吸器有害性 データなし

12.環境影響情報

水生環境急性有害性 データなし

水生環境慢性有害性 データなし

残留性・分解性 二酸化ケイ素は土壌無機成分として普遍的に存在しており、環境に放

出された二酸化ケイ素は土壌、底質と一体化する。光分解、生分解性

は知られてない。

生体蓄積性 二酸化ケイ素はケイ酸として水中に普遍的に存在し、珪藻、放散虫、

海綿類が殻、骨格の材料として、またイネ科植物などは耐性向上のた

め集積するなど一部生物においては有用成分となっている。

土壌中の移動性 環境に放出された二酸化ケイ素は土壌、底質と一体化し挙動は区別でき

なくなる。

オゾン層への有害性 モントリオール議定書の付属にリストアップされていないため、分類でき

ないとした。

Page 43: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-BLUE-002-3 6/7

13.廃棄上の注意

残余廃棄物 廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従う事。都道府

県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して処理する。

廃棄物の処理を委託する場合、処理業者等に危険性、有害性を十分告

知の上処理を委託する。

汚染容器及び包装 容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基

準に従って適切な処分を行う。空容器を廃棄する場合は、内容物を完

全に除去すること。

14.輸送上の注意

国際規制

国連番号 非該当

国連輸送名 非該当

海上規制情報 非危険物

航空規制情報 非危険物

国内規制

陸上規制情報 非危険物

海上規制情報 非危険物

航空規制情報 非危険物

特別の安全対策 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないよ

うに積み込み、荷崩れ防止を確実に行う。 重量物を上積みしない。

15.適用法令

労働安全衛生法 名称等を表示すべき危険物及び有害物

(法第 57 条、施行令第 18 条 別表第 9)

名称等を通知すべき有害物

(法第 57条の 2、施行令第 18 条の 2 別表第 9)

政令番号 第 312号:シリカ

政令番号 第 172号:コバルト及びその化合物

毒物及び劇物取締法 非該当

16.その他の情報

関連する法規制

輸出貿易管理令 輸出承認品目に非該当、キャッチオール規制に該当。

別表第一 16項 第 6部 第 38類 各種の工業生産品

Page 44: Yokogawa Electric - シリカゲル コバルトフリー混 c2001ez.pdf · 2019-06-24 · 整理番号 FGS-4 Ver.5 製品安全データシート(MSDS) 作成日:2010/12/20

Shin-etsu

SG-BLUE-002-3 7/7

参考文献・資料

IUCLID(2000)

IARC(2013)

産衛学会勧告(2015)

ACGIH-TLV(2013)

(独)製品評価技術基盤機構 化学物質総合情報提供システムデータベース

事業者向けGHS分類ガイダンス 経済産業省 平成 25年度改訂版

FAO/WHO Toxicological Evaluation of Certain Food Additives With a Review

of General Principles and of Specification

OECD SIDS初期評価プロㇷァイル

日本商品化学学会誌 (JJFC) Vol.10(3)2003

化学便覧 基礎編

記載内容は現時点で入手できた資料や情報に基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に関

しては、いかなる保証をなすものではおりません。

また、記載事項は通常の取扱いを対象としたものですので、特別な取扱いをする場合には新たに用

途・用法に適した安全対策を実施の上、お取扱いお願いします。