110819 hottolink webreport vol.4

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なでしこと東北クラブチームから見えたスポーツ・地域・企業の“絆”

こんな「声」、ありました。

2011年8月株式会社ホットリンク

インターネットユーザーの声調査レポート第四弾

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1. 「声」を集めた背景

2. 集めた「声」のまとめ

3. 「声」の内容

4. 「声」の収集方法

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INDEX

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「声」を集めた背景

なでしこジャパンのワールドカップ優勝により、選手やなでしこリーグへの注目が集まり、盛り上がりが続いている昨今ですが、選手の受け答えから地域サポーターや地域スポンサーの方々への感謝の思いを感じ取れることがあります。また、東日本大震災の被災地となった東北においても、地域サポーターとスポーツクラブチームが復興へ向けてお互いに支え合う姿が見られます。これら２つの出来事から、「地域に根差したスポーツクラブチームの存在が、地域の人々の勇気や楽しみを生み出し、地域が活性化していくきっかけになる」ことを再発見できたと考えています。そこで今回は、なでしこリーグと東北のスポーツクラブチームに注目し、チーム・地域サポーター・地域スポンサーの3者が、それぞれどのような“絆“で結ばれているのか、ネット上で語られている声を集めてみました。

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なでしこブームをきっかけに、よりクラブチームを活性化させたいという地域サポーターの思いや、もともとの絆があったからこそ、震災の際に地域サポーターとクラブチームがお互いを支え合おうとする声が出ていました。

地域サポーターとクラブチームとの“絆” 地域スポンサーとクラブチームとの“絆”

無名だった時代から支え続けてきた地域スポンサーのエピソードや、アウェイクラブチームも歓迎して町全体で盛り上げようとする商店街の取り組みなどが紹介され、経済的支援だけではない、気持ちがこもった企業支援が見られました。

地域サポーターと地域スポンサーとの“絆”

クラブチームを支援してくれるスポンサーに対して、地域サポーターからは、自然と感謝の言葉や、商品を購入するといった行動が生まれています。特に苦しい時代を支えてくれた企業に対しては、一緒にクラブチームを支えている仲間意識が芽生え、絆が深まっているようです。また、クラブチームを長期的に支えてくれるスポンサーを、地域サポーターは常に求めています。

「クラブチーム」「地域サポーター」「地域スポンサー」の３者の絆が深まることにより、クラブチームは充実した環境でプレーをすることができ、サポーターはそのプレーから、元気や希望をもらえます。そしてスポンサーは、共にクラブチームを支える「仲間」として、地域から愛される企業となるようです。

集めた「声」のまとめ

地域スポンサー地域サポーター

クラブチーム

集めた声から、下記のような３者それぞれの”絆”が読み取れました。


地域スポンサー

地域サポーター

クラブチーム

「声」の特徴：

選手たちとの交流会を楽しむ声や、注目されている今だからこそ、もっとリーグ全体を盛り上げたいという声が出ていました。

また、被災地のサポーターにとって、チームの活躍は復興への活力や希望になるといった声も見られました。

地域サポーターとクラブチームとの“絆”

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「選手を身近に感じることができる交流会が嬉しい」

● 試合後、選手自らがマイクを持っての抽選会、これは楽しいイベント。抽選会の後は観客席に選手たちが上がってきて記念撮影。ファンサービスに関しては素晴らしいの一言。

● 世界一のチームの選手が、学校に来てサッカーを教えてくれたことは子どもにとって自慢。同じ時間を共有できたことがとても嬉しい。

「自分たちの応援で、もっとクラブチームを盛り上げていきたい」

● これからはできる限りスタジアムへ足を運び、女子サッカーを応援しようと思っています。

● 湯郷ベルの応援に行きました。やっぱりおもしろいなあ。またホームでの試合は観に行きたいな。

● アルビレックスレディースを応援する人たちをもっと増やすチャンス！この美味しい状況を活かそう！

● 今シーズンも湯郷ベルのユニフォームを購入。少しでも湯郷ベルの売り上げになったらってことです。

● 自分たちの事よりチームのため、次世代のための環境作り…そういう姿勢が世間の心を動かし、今のなでしこブームを呼び起こしているのかもしれない。そういう姿勢に感動するし、パワーをもらえる。

「なでしこジャパンの優勝が、地域にとって誇りとなった」

● 今や神戸の誇りはINAC神戸レオネッサです。

● 湯郷ベルの宮間選手大活躍、美作市に元気をありがとう。

「声」の内容：地域サポーターとクラブチームとの“絆”



クラブチーム

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「クラブチームを応援することで元気になれる」

● 県民のチームであり、山形県の誇りであるモンテディオ山形を応援する気持ちは変わらない。

● ベガルタ仙台のコールは被災者の心の元気に繋がるものがあったと、個人的に思っている。

● 震災で被災してしまい、気分が落ち込み気味の毎日ですが、東北地方に２つものプロサッカーチームがあるのはちょっとした生きる希望。

● とにかく東北のスポーツが盛り上がっているようで嬉しいし、楽しい。この波が一時的なものにならないように、サポーター、ブースターもガンガン盛り上げていきたい。

● 一言で「希望の光」。ベガルタの頑張りを見ていると復興に向けて私たちも頑張ろうって思える。

● 楽天とベガルタ仙台の今日の1勝は宮城県民、そして東北の被災地に多くの勇気と感動を与えてくれた。ありがとう。

● ベガルタ仙台が首位をキープしていることもあり、ようやく仙台にも明るい陽の光が射してきたような感じがする。

「クラブチームの勝利は、復興への希望の光となる」

● ベガルタ関係者の賢明な支援がどれだけありがたいことか。

● ベガルタの選手たちは試合が始まるまで震災ボランティアをしていた。求められるチームワークは仲間意識ではなく、地域との一体感によって生まれてくるものではないかと思う。

● 仙台89ERSは震災復興のために様々なボランティアを行ってきた。地元の夕方のニュースで物資を運んでいる姿を見た。普段鍛えているだけあって、大きいダンボールを次々と運ぶ姿はとても頼もしかった。

「ボランティアに参加してくれたことに感謝している」



クラブチーム

「声」の内容：地域サポーターとクラブチームとの“絆”



商店街を挙げてチームを応援する様子や、選手が無名のときから面倒をみているスポンサーのエピソードなどが語られていました。

また、町全体でアウェーチームを歓迎しようとする様子が語られ、その取り組み方に感心しているコメントが見られました。



クラブチーム

地域スポンサーとクラブチームとの“絆”

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「地域スポンサーが支援してくれているから勝てる」

● 私の町内のアーケードに掲げてある、仙台89ERSの応援弾幕。仙台市スポーツ振興課、89ERSのおかげで立派な弾幕が完成し、おおまち商店街を通行する人々の上で応援の役目を果たしている。

● 89ERSも競り勝ち，プレーオフ進出が決定。地元の企業が支えるこのチームには，なんとしても

頑張って謂えほしい。

● 花巻といえば、フットサルの「ステラミーゴ岩手花巻」もあり、地域での盛り上げが盛んな土地。

● モンテディオ山形のオフィシャルに善意のご寄附というところがあった。地元山形の企業でしょうか。企業の名称もあれば個人の方のお名前、有志の名称等もあった。

● ベガルタ仙台の白幡社長にお時間を頂戴し、AURAからお預かりした義援金(イベントでのCD販売の利益)を手渡し。ベガルタの快進撃は、被災者、そして日本の方々の応援があってのもの。

「まだ無名のときから選手を可愛がってくれている」

● まだ宮間選手が選手として活躍してなかった頃、湯郷温泉の女将さんたちが協力して岡山湯郷ベルをバックアップしようと食事や寝る場所などを提供し、選手達は住み込みでアルバイトをしていた。

● 神戸に帰省中の湯郷ベルの選手も、わざわざ津山までメガネを作りに来ていただいた。本当に、純粋な方が多い。今年は全員の遠征用ケースバックと、ベルキッズのテントを用意しなくちゃ。



クラブチーム

「声」の内容：地域スポンサーとクラブチームとの“絆”

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「街中が応援ムードになっている」

● まだまだ注目されていない女子サッカーだが、地元の方にはものすごく愛された存在。伊賀フットボールクラブくノ一さんと知り合いになれたのでひそかに注目。陰ながら応援したい。

● 三宮のあじさい通りでもW杯の記事、INACの写真やポスターがたくさん掲載されている。多くの方々に応援していただき、ありがとう。街中で「INAC」の文字を見ると、とても嬉しい。

● せっかくなんで、もっと露出を増やして、地元が応援する体制を作ればいいのに。まずテレビ局から演出して欲しい。

● 先月、山形や天童に行きましたが、地元の方がとてもあたたかく迎え

てくださり、また山形や天童に行きたいという気持ちになりました。

● モンテディオ山形のホームタウン天童商店街では、ジュビロ磐田サポーターを大歓迎のよう。山形弁で「よぐ来てけだな～」なんてなんだか嬉しい。アウェー戦といえば、スタジアムに入る前から戦いが始まってるみたいな、殺伐としたイメージがあるんですが、こうしてアットホームな歓迎をして頂けると嬉しい。

● 天童市の地元の方やモンテディオ山形のサポーターの方々が、ホームでの試合を迎えるために必死に除雪作業をしてくれた。彼らのお陰で綺麗なベンチで試合観戦できるという感謝を忘れてはならない。

「地域の商店街がアウェーチームも歓迎して盛り上げてくれる」



クラブチーム

「声」の内容：地域スポンサーとクラブチームとの“絆”


地域スポンサーと地域サポーターとの“絆”


注目を浴びる前から長期的に支援をし続けてきた企業に対して称賛する声や、新しくスポンサーになった企業へ感謝する言葉が出ていました。

また、チームのために長期的に支援してくれるスポンサーを求める声や、スポンサーになった企業の商品を積極的に買う様子なども見られました。



クラブチーム

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「支えてくれるスポンサーに対しては、感謝と誇りの気持ちがある」

● あっぱれ！フジバンビさん！重光産業さん！

● INACを影で支えてこられた小さな企業の方々に頭が下がる。この人達にも栄誉賞を差し上げたい。

● INACには、フジバンビ以外にもう一つ『味千拉麺』という熊本の企業がスポンサーになっている。二企業とも、目のつけどころが違う。

● 熊本の企業が世界の頂点に立ったなでしこジャパンを支えていたことを、すごく誇りに思う。利益だけにとらわれずに身を削ってお金を出してくれていることに、とても感動。日本も、そして熊本も、まだまだ捨てたもんじゃない。

● 今では遠征費や食費のサポートまでしていただき、その上今年はレディース初の、レディースのためのジャージが届く予定。

● 新スポンサーになっていただいたプレナス様、本当にありがとうございます。

● ゼビオさんがベルーナ（ヴェルディ）のスポンサーに名乗りを上げてくれた。正直、ここのショップには足を踏み入れたこともなかったんですが、「今日からは違いますゼビオさん！」ってぐらい利用しようと思っている次第です。とにもかくにもゼビオさん！ありがとう！

「声」の内容：地域スポンサーと地域サポーターとの“絆”



クラブチーム

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「長期的に支えてくれるスポンサーを求めている」

● 発売の前年からブランド浸透のためのスポンサードを開始するなんて、なかなか戦略的で素晴らしい。これだけモンテディオ山形が頑張っていると、試しに一度買ってみようかという気になる。

● はなまきの雑穀かりんとうを発売しており、それがとってもおいしい。収益の一部は、ステラミーゴ花巻の運営費に充当されるそう。

● 山形土産の平田牧場の無菌豚、これ美味しい。これからの山形の定番土産にしよ～。ちなみに平田牧場はモンテディオ山形のスポンサー。

● 友人御用達のラーメン屋さん「美豚」。なんでもお店にヴェルディのポスターが4枚5枚と貼られているのだとか。前から行きたかったので、日曜日の晩御飯はそちらにしよう。

● お店にドーナツ棒を買いに行ったらすごい混んでた。買った人みんなに INAC神戸仕様のドーナツ棒をプレゼントしてたみたい。すごい太っ腹！

「クラブチームを応援してくれるスポンサーの商品は積極的に買う」

● 女子サッカーリーグにも観客やスポンサーがついて欲しい。バイトなんかしなくてもいいように。

● 今年と来年は露出も増えるから、どこかいいスポンサーがつくといいのだが。

● なでしこリーグにいても、困窮しているクラブは少なくない。特に地元企業の皆さん、地域の為に苦しくても頑張っている小さなクラブに目を向けてください。

● 福岡の企業の方々！もっと福岡Ｊアンクラスを応援してあげて！

● 被害を受けている地元企業が多いから、仙台クラブチームの来期のスポンサー獲得は厳しいかなぁ。

●「マリーゼ魂」を継承したいという勇気を持っている企業や団体は、率先してマリーゼに声をかけてほしい。



クラブチーム

「声」の内容：地域スポンサーと地域サポーターとの“絆”


「声」の収集方法

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「声」の収集方法

ネットモニタリングサービスにて、インターネット上の声を収集し、ピックアップしました。

①検索キーワード

●メインキーワード：モンテディオフリーブレイズブラウブリッツステラミーゴベガルタ

89ERS マリーゼレッズレディースエルフェンジェフレディース

ベレーザアルビレックスレディースくノ一 INAC 湯郷ベル湯郷belle アンクラス

●ORワード：地元地域活性新興地域密着盛り上げ盛りあげ盛り上が盛りあが感謝誇りわれらが我らが俺たちの俺達の企業商店応援団

協賛支援サポート寄付寄贈イベントスポンサー復興被災

ボランティア少しでも何かしらなにかしらささやかなんとか

何とか僅かながらわずかながらのためにのためのおかげでお陰で

恩恵貢献後押し手助けバックアップ追い風今後もこれからも

一体と一体感何かでき何か出来なにかできなにか出来

私たちができる私達ができる私たちが出来る私達ができる

自分達にできる自分たちにできる自分達ができる自分たちができる

自分達に出来る自分たちに出来る自分達が出来る自分たちが出きる

（※調査目的に沿った情報を収集するため、上記をORワードに設定しています）

②調査期間

2011年8月5日～2011年8月8日

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担当：工藤篠崎

Email ：[email protected]

〒102-0081 東京都千代田区四番町6番東急番町ビル

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