平成29年度 第6回 青梅市教育委員会定例会会議録 · 平成29年度 第6回...

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平成29年度 第6回 青梅市教育委員会定例会会議録 日 時 平成29年8月17日(木)午後1時30分 場 所 青梅市役所3階教育委員会会議室

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平成29年度 第6回

青梅市教育委員会定例会会議録

日 時 平成29年8月17日(木)午後1時30分

場 所 青梅市役所3階教育委員会会議室

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第6回青梅市教育委員会(定例会)議事日程

会 期 平成29年8月17日(木) 1日間

場 所 青梅市役所3階教育委員会会議室

1 教育長開会および開議宣言

2 会議録署名委員の指名

3 教育長報告事項

4 協議事項

5 議案審議

議案第11号 青梅市図書館運営協議会委員の委嘱について

議案第12号 平成29年度青梅市教育委員会事務点検評価報告書(平成28年度分)の決

定について【追加議案】

6 教育長閉議および閉会宣言

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教育長報告(再掲)

1 議会報告(教育部)

2 平成28年度教育費決算について(教育部)

3 平成29年度教育費補正予算について(教育部)

4 小規模特別認定校児童・生徒の募集について(教育総務課)

5 平成28年度都内公立学校における体罰調査結果について(指導室)

6 青梅市いじめ問題対策連絡協議会および青梅市教育委員会いじめ問題対策委員会の開催

について(指導室)

7 いじめゼロ宣言・子ども議会について(教育指導担当)

8 青梅市立小・中学校「いじめ」実態調査結果〔6月分〕について(教育指導担当)

9 平成29年度青梅市芸術文化奨励賞表彰について(社会教育課)

10 青梅市永山ふれあいセンターの施設利用および物品の販売行為について(社会教育課)11 青梅市新生涯学習施設(仮称)基本設計のパブリック・コメント実施結果について(社会教育課)

12 諸報告 (1) 委員会等会議録

ア 青梅市社会教育委員会議会議録(社会教育課)

(2) 事業等の実施予定について

ア 生涯学習事業実施予定について(社会教育課・文化課)

(3) 事業等の実施結果について

ア 学校訪問の実施結果について(教育総務課)

イ 青梅サタデースクールの7月の実施状況について(教育指導担当)

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ウ 不登校児童・生徒の状況(6月分)(教育指導担当)

エ 生涯学習事業実施結果について(社会教育課・文化課)

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協議事項(再掲)

1 平成29年度青梅市教育委員会事務点検評価(平成28年度分)について(教育総務課)

2 学校給食費の改定についての答申について(学校給食センター)

出 席 者 教 育 長 岡 田 芳 典

教育委員会委員 岡 本 昌 己

教育委員会委員 手 塚 幸 子

教育委員会委員 稲 葉 恭 子

出席説明員 教 育 長 (再 掲 ) 岡 田 芳 典

教 育 部 長 渡 辺 慶一郎

教 育 総 務 課 長 浜 中 茂

施 設 課 長 奥 富 哲 夫

指 導 室 長 中 嶋 建一郎

教育指導担当主幹 拝 原 茂 行

学校給食センター所長 石 川 裕 之

社 会 教 育 課 長 塚 本 智 信

文 化 課 長 北 村 和 寛

書 記 教育総務課庶務係長 江 本 剛

教育総務課庶務係 加 納 康 紀

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午後1時30分開会

日程第1 教育長開会および開議宣言

【教育長(岡田)】 本日の定例会には、教育長および委員3名が出席しておりますので、本会議

は成立いたしました。

これより、平成29年度第6回青梅市教育委員会定例会を開会いたします。

本日の会議を開きます。

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日程第2 会議録署名委員の指名

【教育長(岡田)】 初めに、会議録署名委員の指名を行います。

本日の会議録署名委員には、稲葉委員を指名いたします。

【委員(稲葉)】 はい、わかりました。

【教育長(岡田)】 次に、平成29年4月13日開催の第1回定例会、5月15日開催の第2回

定例会および5月25日開催の第3回定例会の会議録につきましては、第4回の定例会でお配り

し、ご覧いただいておりますので、よろしければこの場でご承認をいただきたいと思いますが、

ご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

【教育長(岡田)】 ご異議がないようでございますので、第1回定例会、第2回定例会および第

3回定例会の会議録につきましては、ご承認いただいたということにさせていただきます。

次に、第4回定例会および第5回定例会の会議録が机上に配付されております。次回までにご

覧いただきまして、次回の定例会でご承認をいただきたいと思います。

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日程第3 教育長報告事項

【教育長(岡田)】 それでは、教育長報告事項から始めます。

まず初めに、委員の皆様から報告をちょうだいしたいと思いますが、どなたかございますか。

【委員(手塚)】 8月に入って、今日は降っていないんですけれども、連日雨が続いていると

いうことで、小学生は大変ですし、お母さんはもっと大変なんじゃないかなと思っております。

数年前からになるんですが、都立高校、特に進学重点校が小学生を対象にした学校説明会を

開いています。もともとは中学受験で抜けていってしまうことに対する対策ということだと思

うんですけれども、青梅は中学受験をする人というのは都心部に比べると非常に少ない。ただ、

勉強のモチベーションとして、小学生のうちに、高校ってこういうことをやっている、そこに

入れるように頑張ろうというふうに思ってもらうのには、とてもいいことなのではないかなと

思うんです。ただ小学生ですので、申し込みも全部親がやらなければいけないところもあって、

私自身、子どもが小学生のときに高校を見にいくということはしてこなかったので、こういう

ことがあるんだよというのを、青梅の小学生の保護者の皆さんにもいっぱい知っていただきた

いなと思いました。

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【教育長(岡田)】 これは、教育委員会からそういう情報を小・中学校に発信したらどうかと

いうことで。

【指導室長(中嶋)】 都立高校の方からそういった案内がまいると思いますので、今後気をつ

けて見ていきたいと思います。すみません、ちょっと私も、正式に指導室を通って学校へ渡し

ていたかどうか定かではないんですけれど、都立高校としては多くの子どもたちに来てほしい

わけですから、そういった協力をぜひしていきたいと思っております。

【委員(岡本)】 2件あります。1点目は、手塚委員のおっしゃったことに若干関係があるか

もしれないんですけれども、昨年度もお話ししたんですが、私、大学がある千葉県八千代市で

行っている「八千代教育サミット」、これが4回目になっていますが、また今年も参加させてい

ただきました。参加者はといいますと、小学校から大学まで、それも市立、公立も含めて40

校ぐらい、校長先生方は基本的に参加されます。そこで八千代市全体の教育の問題について考

えるわけですが、今年のテーマが、「教育を核とした地域社会の構築を目指して」ということで、

その中の学力の問題について話し合いました。その中で、どうして幼稚園と保育園は入ってい

ないんだろうと、校長先生の中から話が出てきました。教育委員会が発案をしてつくった会だ

と思うんですが、先生方が生の声を分科会ごとに発信していくのを行政が拾って、じゃ幼保連

携も含めてやっていこうという話が出て、それが動くかどうかわからないけれども、いい会だ

なと思いました。たまたま昨日だったものですから、お話しさせていただきたいと思いました。

もう一点、大学入試改革の話が出ました。高校は当然そっちに動きをせざる得ないんですが、

実は小・中も学力の問題について意識を始めないとつながっていかないという話が、分科会で

出ていました。今手塚委員がおっしゃったようなことは、義務制の学校を統括している教育委

員会としても、きちっと情報を収集して、地域に情報を還元していくという役割があるんじゃ

ないかなということを、改めて感じた次第です。

もう一つは、8月の頭に多摩地区の図画工作部会の先生方の集りが立川第一小学校でありま

して、そこに大学の教員として講師でお招きいただきました。多摩地区の先生方が60~70

人集まって、午前中から1日かけて授業をつくったり、午後は協議会やったり、作品研究をや

ったり、そういう会に参加させていただきました。それはそれでとってもすばらしい会だった

んですが、その中で二つお話ししたいと思います。

一つは、国立の駅前にある多摩信歴史美術館で今、「五感で見る展覧会」という子どもたち対

象の展覧会をやっている最中なんですが、このチラシは多摩地区全部の市の小・中学校に郵送

されているんですね。しかも、その場に館長さんと学芸員さんが来て、ちゃんと説明される。

ぜひ各地区でお知らせしていただいて、ご覧に来てくださいというふうにやっている。多摩信

ですから当然私立の美術館ですけれども、やはり地域貢献という考えがメインにあるでしょう

が、公立の美術館、博物館等でもやらなくちゃいけないなということを、改めて感じました。

しかも、多摩信歴史美術館ですよ。青梅でいえば、博物館と美術館が一緒になっているよう

な機能を持っている建物で、歴史的な内容の博物館的な内容もやれば、美術館的な内容もやる

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ということで、頑張っていらっしゃるなということを感じました。

もう一つは、その場にアートプログラムの原田先生がお見えになって、多摩地区の先生方の

授業をお手伝いしますと。図画工作の授業というのは鑑賞の授業なんですね。多摩地区在住の

有名な作家さんが、子どもたちの鑑賞のお手伝いをするのに、無料で、お呼びがかかれば行き

ますのでぜひ活用してくださいと話をされていて、連携してネットワークして子どもたちを育

成していくことが色々なところで行われているということを、私たちもさらに意識した上で、

行政としてどういうふうに関わっていくべきかということを、また広い視野で見ていく必要が

あるかなと感じました。

長くなりましたが、以上です。

【委員(稲葉)】 夏休みになって、子どもたちと直に触れ合うことが多くなりました。先日、

この雨で、東原プールに出かけた子どもたちが、閉まっていたと。どこにも今日は閉館である

という掲示がなかった、見つからなかった、どうして閉まっているのかわからないといって、

子育て支援センターに遊びに来たんです。管理人さんはいらしたそうですけれども、小雨が降

っていても、子どもというのは泳ぎたくて行くんですよね。青梅市のパソコンでの広報で、今

日は温度が低くて東原プールは閉館しますよというお知らせは、私のところには届いていない。

子どもたちの利用が多いんだったら、子どもたちにわかるような掲示をきちっとしてあげない

と、しつこく「どうして閉鎖されているのか」と聞かれましたので、そこはきちんと子どもた

ちにも対応できるような、当日の、それからまた前日の情報が必要かなと思います。

それから、学習サポートのところで先日、青梅学習サポート事業というのを聞きました。こ

れは青梅市が委託して社会福祉協議会が実施している事業で、市内に住んでいて生活保護を受

けていらっしゃる方への、月~金までの週1回、90分以内の学習支援です。その辺のところ

も私、初めて聞いて、そういうのも社会福祉協議会がされているのかなと思いました。学校を

退職されたOBの先生方が対応されていて、不登校の子の対応もされていると。先日その関連

で、サタデースクールに不登校の子が登録しているので、来ているかどうか、社会福祉協議会

から来られてました。連携を持って見守るという体制ができそうなので、やっぱりこういうと

ころも。社協としては、経済的保護を受けている家庭というので、それを知られたくない家庭

もいらっしゃるみたいなので、そこのところは内密にしながらも、やはり支援する側としては

広くこういうことは知っておくべきかなと思いました。応援できるだけ応援して、サタデース

クールが終わるまでその子が来るかどうか待っていらっしゃって、結局来なかったですけど、

そういう対応をされていて、とても社協も頑張っていらっしゃるなと思いました。

それから、小学校の支援員さんと話をする機会がありまして、「支援員研修どう?」と聞くと、

「支援員研修ないんだよね」と。どんなふうに対応していいのかわからないところと、それか

ら各学校を色々回るけど学校によって対応が全然違うのと、それから先生との相性もあって、

「来て~、うちのクラス助けて~、一緒にやろう」という先生もいらっしゃるし、もう来てほ

しくないなという先生もいらっしゃる。支援員さんが入るということは、先生自体が困ってい

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る状態というのがわかるので嫌がる先生もいらっしゃる。サポートする支援員さんの方が力量

がすごくないと、やっぱりしんどそうだなということを、二、三人の支援員さんから聞いたの

で、そこのところを支援員研修でベースのところを同じにするということ。それから、経験豊

富な支援員さんは若手の先生を押しのけて指導してしまうところもあるので、そこはもうちょ

っと教育委員会としては支援員指導、支援員研修というのが必要かなと思いました。これは支

援学級へ入っていらっしゃる介護員さんともお話ししたんですけど、一度多摩地区全体で介護

員さんたちが4日ぐらいにわたって色々研修されたそうです。そういうのが毎年1回あると、

とても支援員としては心強いなという話を聞いたので、青梅市も支援員研修というのを年に一、

二回開いて、色々な問題点を取り上げたり、悩みを聞いたり…。先生方も、せっかくの支援員

なので上手に対応して、子どもたちのサポートができるような方向性を考えていかないといけ

ないなと、生の声を聞いて思いました。

【委員(岡本)】 多摩地区の教育委員会連合会の方で、研修推進委員会の方に所属しているん

ですけど、前回、7月の末出られなかったんですが、今年度の研修計画の少し詳しい資料が来

ています。これは皆さんにはいってないですね。後ほどコピーをして配っていただけますか。

2つだけ、もしもご都合がつけば。10月13日(金)朝からですけれども、管外視察で山

梨県立美術館、その後に国立山梨大学教育学部附属小学校の授業見学、それから国立山梨大学

教育学部の中村学部長先生の講演というコースがありますので、もしもよろしかったらご予定

に入れてください。

もう一つは、2月2日にロバート・キャンベルさんという有名な日本文学研究者のご講演が

午後2時からあります。後ほど資料としてお配りさせていただきたいと思います。

【教育長(岡田)】 先ほどの稲葉委員の前段の部分ですけれども、これは生活福祉課の方で予

算化をしております。いわゆる貧困の連鎖を断ち切ろうということで、生活保護世帯のお子さ

んが塾にも行けない中で、それを青梅市では社会福祉協議会に委託して、1カ所に集めると子

ども同士が顔をあわせるということで、家に、家庭教師的なものということで。

今、社会福祉協議会の事務局長が前の清水部長で、先日来られていたけど、いい先生とか紹

介できたのですか。

【指導室長(中嶋)】 なかなか厳しいというお話はしています。

【教育長(岡田)】 実際には、生活保護世帯以外でも、「それに準ずる家庭の子」というのが

あるんですが、じゃどういう人がそこに該当するかというところで、現在のところ、そこに該

当する世帯に属する児童・生徒はいないということになっています。課題は、保護世帯はもう

はっきりしていますけれども、同等のものをどう市の福祉事務所が認めていくか。準要保護世

帯とはまた違う観点からの問題がありますので、そこの子どもたちをどうするかも一つ課題か

なというふうに認識しております。

後段の支援員のことで、何かありますか。

【教育指導担当主幹(拝原)】 学校生活支援員については、年間2回程度研修をさせていただ

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いておりまして、本年度5月19日に1回実施しております。今回は東京都の方から、学校生

活支援員向けのビデオをいただいておりまして、その内容がよかったので、それを実際に見て

いただきながら、直接私ども途中で、このケースについてはこういうふうに対応してください、

これについてはケース・バイ・ケースなので、このとおりというわけではないんですけど、と

いう形で一つ一つ説明を補足しながら研修させていただきました。

どうしてもご都合が悪くて参加できない方もいらっしゃるんですけれども、今いただいたご

意見を参考にさせていただきながら…。実際この研修のときにも、子どもにどう接していいの

か難しいという方が多くいらして、協議の時間もつくったんですけど、皆さんすごく活発に意

見交換されていたので、大変効果的だったなというふうに思います。そういった機会をもって、

支援員の方々が仕事をしやすいようにしていきたいと思っています。

【教育長(岡田)】 私の方ですけれども、昨日、都市の教育長会がありまして、その中で東京

都の人事部長から、「管理職選考受験状況と今後の教育管理職の確保について」ということで説

明がありました。なかなか管理職を目指す若手の教員がいないという中で、6月28日に締め

切った状況についての報告がありました。その中で人事部長からは、改善が図られているが、

特に中学校のB選考が予定者数に対する受験者数が少ないというふうな報告がありました。な

お、今後のことですが、30年度の副校長について一定程度確保したが、再任用の管理職が引

き続き必要になってくるというお話と、なおこの再任用管理職は一時的な措置であるというよ

うなお話がありました。

それから、今年度から実施しておりますけれども、学校マネジメント強化モデル事業という

ことで、副校長の業務負担の軽減ということでは、青梅市では本年度4名、3名がフルタイム・

1名が短時間でお願いしておりますが、実態的に今年東京都ではこの該当者が12名だったそ

うです。来年度については、予算要求段階ではあるが、3桁の予算要求をしていきたいという

ことでしたので、青梅市としても退職経験者で副校長さんになるような適任者がいれば、引き

続きより多く確保していきたいというふうに思っております。

【指導室長(中嶋)】 私は当初、全都で20校程度、20名程度というお話を聞いていたんで

すけど、蓋を開けたところ12名、12校ということで、それだけ人が集りにくいということ

があって、難しいところなのかなと思っています。来年度に向けても、小学校長会、中学校長

会でもちょっと意向を聞いてみたんですけど、校長先生方の中では全部が全部欲しいという感

じではなかったんです。副校長先生に聞いたら反応は違ったかもしれないんですけれど、校長

先生としてはちょっと躊躇するところもあるようですので、その辺も確認しながら、できる限

り多く、希望のあるところには配置できるように。市の職員の事務方さんをやられていたOB

の方も短時間の方でしたら可能ということもあるようですので、そういった方向も探っていき

たいなと思っております。

【教育長(岡田)】 ちなみに、たまたまこれはある市なんですが、その市は市の予算で全員、

学校で採用できる副校長補佐を雇用できるそうです。比較的よいのは、PTAの方で元一流企

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業の秘書室にいたような方が適任だとおっしゃっていました。事務は的確だけど無駄口は言わ

ないという、理想的な方が見つかるとおっしゃっていました。

【委員(岡本)】 昨日出た八千代市の方では、課長さん方と副校長先生とがしょっちゅう入れ

替わっているんですね。去年、副校長先生でいらした方が、学務課長で昨日はここにいらした

りとか、去年教務主任でいらした方が市の指導主事になっていたり。要するに簡単に言うと一

本釣り。東京都だけがある意味、そういう選考制度をかなりきちっととってやっているという

のは、それが一つのよい面での難しさが出ているのではないかなと。私も色々な県の方と情報

交換する機会がこれまでもありましたので、その辺も含めて色々なことを行政としてやってい

らっしゃるのだと思います。昨日いらした方も、去年までは中学校の校長先生で今年県立学校

の校長先生とか、県の学務課にいました、県の教育事務所にいましたということで、かなり動

きがありますね。その辺を、市だけではなかなかできないけど。かなり昔に多摩地区だけでそ

ういうことも含めてやろうという動きが一時あったように記憶はしているんですけれども、な

かなか難しいので、都の流れに乗っていくしかないと思うんですけれども。市の予算がない中

でどういうことができるかも含めて、これなかなか難しいと思います。感想です。

【教育長(岡田)】 よろしいでしょうか。

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1 議会報告(教育部)

【教育長(岡田)】 それでは続きまして、教育長報告事項を説明させていただきます。

教育長報告事項1、議会報告 を説明いたします。

【教育部長(渡辺)】 それでは、報告事項1、議会報告をさせていただきます。

お手元の報告資料1、平成29年市議会定例会5月招集議会・6月定例議会報告にもとづきま

して、ご報告申し上げます。

1ページをご覧いただきたいと存じます。

青梅市議会は通年議会となりましたことから、平成29年5月10日に招集議会が開かれまし

て、会期につきましては平成29年5月10日から平成30年4月30日までの356日と決定

されております。

最初に、5月招集議会の関係ですが、会期は1日で、議案審議につきましては市長提出議案2

件が提出され、そのうち可決1件、同意が1件とされております。なお、陳情1件につきまして

は、継続審査となっているところでございます。

次に、6月定例会議会についてであります。会期は平成29年6月12日から26日までの1

5日間で、本会議は6月12日、13日、14日および26日の4日間の日程で行われました。

議案審議につきましては、市長提出議案が40件、そのうち可決が26件、同意が14件とさ

れております。また、議員提出議案が1件ございますが、否決ということで採決されているとこ

ろでございます。陳情につきましては2件ございまして、不採択が1件、取り下げが1件という

ことでございます。

9

続きまして、その下の福祉文教委員会についてご報告申し上げます。当該委員会につきまして

は、5月30日に行われまして、青梅市新生涯学習施設(仮称)基本計画書の説明について、委

員長以下7人の委員から質問があり、それぞれ部課長から答弁いたしました。

初めに、湖城委員からは、パブリック・コメントの実施結果などにつきまして5項目の質問が

あり、記載のとおり答弁しております。

次に、みねざき委員からは、同じくパブリック・コメントの実施結果などにつきまして6項目

の質問があり、記載のとおり答弁をしております。

次に、3ページ下段、片谷委員からは、カフェスペースなどについての3項目の質問があり、

記載のとおり答弁をしてございます。

おめくりいただきまして、4ページでございますが、山崎委員からは、多目的ホールの座席な

どにつきまして6項目の質問があり、記載のとおり答弁をしてございます。

次に、5ページでございますが、山本委員からは、構内通路などについて3項目の質問がござ

いまして、記載のとおり答弁をしております。

次に、下段でございますが、阿部委員からは、施設の運営形態などについての2項目の質問が

ありまして、記載のとおり答弁をしております。

次に、6ページでございますが、結城委員長からは、基本計画書に若干の修正などがございま

して、それも含めまして3項目の質問がありまして、記載のとおりの答弁をしたところでござい

ます。

続きまして、7ページでございますが、一般質問につきましてご報告をさせていただきます。

一般質問につきましては、6月12日、13日、14日の3日間行われ、教育委員会関係につ

きましては5人の議員から質問があり、教育長からそれぞれ答弁をいたしました。

初めに、阿部悦博議員からは、「義務教育における道徳授業の教科化について」と題し、2回

3項目の質問があり、7ページ上段から10ページ上段に記載のとおり答弁をしてございます。

また、10ページ上段でございますが、同じく阿部議員からは、「青梅市における主権者教育

のあり方について」と題しまして、2回2項目の質問があり、記載のとおり答弁をしてございま

す。

次に、12ページ、ひだ紀子議員からは、「『認知症の人と家族にやさしい本棚』を図書館に」

と題しまして、3回3項目の質問があり、12ページ中段から14ページ上段に記載のとおり答

弁をしております。

また、14ページ上段でございますが、同じくひだ議員からは、「青梅夜具地の企画展を市立

美術館で」と題しまして、3回3項目の質問があり、記載のとおり答弁をしております。

続きまして、15ページ中段でございますが、片谷洋夫議員から、「獣害対策について」と題

しまして、1回1項目の質問があり、15ページの中段から16ページ上段にかけまして記載の

とおり答弁をしております。

次に、16ページ、田中瑞穂議員から、「図書館支援員の増員と待遇向上で学校図書館の充実

10

を」と題し、1回5項目の質問があり、16ページ中段から17ページ下段に記載のとおり答弁

をしております。

続きまして、17ページ下段でございますが、藤野ひろえ議員から、「自転車通学への補助な

ど通学の安全と子育て支援拡充について」と題しまして、3回3項目の質問があり、17ページ

下段から19ページ上段に記載のとおり答弁をしております。

続きまして、19ページの上段にございます福祉文教委員会でございますが、こちらは平成2

9年6月26日に行われました、青梅市新生涯学習施設(仮称)のスケジュールについて、また

駐車場についての2項目について、委員長以下それぞれ4人の委員から質問があり、19ページ

上段から21ページの中段に記載のとおり、各部課長から答弁をいたしました。

概要でございますが、説明は以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

【委員(手塚)】 16ページ、17ページ、田中議員から、学校図書館支援員のことについて

ご意見があって、教育長の方から回答していただいて、最後のところに「教育委員からも強い要

望がある」とあるんですが、これ私だなと思って読んでいたんです。浜中市長との総合教育会議

の方でも、私これをお願いしました。参考までに、お隣の羽村市さんでは1日4時間、週4日間、

図書館支援員さんが入られるということです。知り合いの司書の方も何人かいらしていて、子ど

もたちへの本の指導というか読書の指導にもあたれるということで、非常に充実しているという

お話も伺いました。青梅でも週6時間といいますと、大体3時間が2日という感じでして、実際

なかなかその時間だけでは足りなくて、皆さんサービス残業というとあれなんですが、残ってく

ださっているというお話も伺うので、できれば一歩進めていただけると嬉しいなと思いました。

【指導室長(中嶋)】 指導室としましても、増員であるとか、時間等を要望しているところな

んですけれど、なかなか難しい現実があるところです。ただ、今年度に関しては、こういったこ

ともありますので、また予算計上して考えたいと思っております。

【委員(手塚)】 すみません、追加で。予算がない中、増やすのも大変な中、こんなことを言

ったらあれなんですけど、先ほどの教育支援員さんへの研修と一緒で、学校図書館支援員さんの

方にもぜひ研修とか情報交換の時間をとっていただきたいということです。今、学校側にお任せ

するという形をとっているんですが、正直かなり専門分野になることなので、副校長先生たちも

お詳しくない方も多いかと思いますので、その辺のサポートをしていただきたいと思います。1

日研修に出られて、そこで時間をとられても、学校に戻ってのプラスになる面は多いかと思いま

すので、柔軟な対応で当たっていただければと思います。お願いします。

【教育長(岡田)】 その点、指定管理者に依頼するのは、社会教育課長さん、どうですか。

【社会教育課長(塚本)】 ありがとうございます。中央図書館の方といたしましても、学校の

支援の方は積極的に行っていきたいということで、今年度は月1回、巡回という形で、学校を回

らせていただきます。特に学校担当の職員が実績を積んだ方なので、校長先生から色々相談を受

11

けるんですが、配架方法等は一回手をつけるとものすごく人手がかかってしまうということです。

今は担当も少ないものですから、校長先生から相談を受けても手がつけられないという現状があ

ります。予算の問題もありますので、工夫していただければと考えております。よろしくお願い

いたします。

【委員(岡本)】 14ページ、ひだ議員さんから、青梅縞の夜具の話が出ていまして、教育長

もすばらしい答弁をしていただいて、最後に収集していきたいというお話が書かれていますけど、

なかなかほかにお話しする機会がないのでお話ししたいと思います。

五、六年前、アートプログラムの原田先生が主宰されている会で、織物会館の裏側にあるプレ

ハブ倉庫の2階でやったことがあるんです。色々な方のお話を聞こうということで、私も参加し

ました。参加者はそんなに多くなかったんですけど、かなり大量に実はあるんですね。あるとこ

ろにはあるといったら失礼な言い方かもしれませんけれども。ひだ議員さんも3回目に言われて

いるように、青梅縞もけっこう残っているので、これを博物館的に見るか、美術的に見るかによ

って全然価値が変わってくるというか、取り上げ方が違ってくると思うんです。ぜひこれ、美術

館の方もやるし、博物館は博物館の切り口でやるということ、それこそまさしく伝統文化なんで

すね。これをぜひやっていく必要があると思います。

これを見ながら思い出したんですけれども、例えば道味のお店に、昔のお菓子の木型とか、そ

れから学校でお菓子を頼んだときの焼き印なんかも全部残っているんですよね。青梅というのは、

そうやって商標とか看板とかチラシとか、まだまだ残っているのがいっぱいあるんです。博物館

にもあります。それもやっぱりデザイン的に見ていくか、工芸的に見ていくか、美術的に見てい

くか、色々な視点があると思うので、単に有名な絵画とかそういうジャンルだけでなくて、もっ

と幅を広げた企画を打っていくということも、やはり市として努力していく必要があるのかなと

思いました。

2点目は、カモシカのことが出ていますけれども、今朝のニュースで、対馬でニホンカワウソ

の映像を琉球大学の学生さんが撮ったという話で、まだ確定かどうかわからないんですけれども。

青梅でカモシカが出ているわけですから、こういうのをもしも映像で撮れるなら撮って、教材と

して使っていくということなんかも…。撮っちゃいけないんですか、これ。それがよくわからな

いんですが。

【委員(手塚)】 私、自宅の裏に出たときに撮って、あげた記憶があります。

【委員(岡本)】 やっぱり写真は撮るかもしれないけど、動画できちっと残していくというの

は、これからきっと色々な意味が出てくると私は思うので、そんなことも行政としてちょっと考

えていただけるとありがたいなと思いました。

【文化課長(北村)】 ご意見ありがとうございます。まず初めに、青梅夜具地の企画展等につ

いての話につきましては、現在織物協同組合の方にも、郷土博物館の方でもどういう資料がある

かということも含めて、見学のお願いをしているところです。実際織物組合の方でも今年から定

款変更して、こういう資料としての保存活用ということもやっているということで、そういった

12

部分等で連携できるところもありますので、また美術館の方とも連携しながらやっていきたいと

思います。よろしくお願いします。

【委員(稲葉)】 夜具地なんですけれど、私は専門が遊びなので、この間、夜具地が手に入る、

稲葉さん、要らないかというので、支援センターで使うお人形さん用のお布団をつくってという

ことでお布団をつくっていただいて、それからお手玉もたくさんつくっていただきました。展示

するだけではなくて、青梅夜具地を実際小さい子が手に取ってお母さんと一緒に遊べる、そうい

うふうな工夫もひとつ必要かなと思っています。お布団はすごく好評で、子どもたちがよく遊ん

でいます。飾っているだけじゃなくて、実際に触って、そして肌触りとかそういうところから子

どもたちの心を育てていければ…。お母さんたちも、こういうところに私たちは住んでいるんだ

ということで、文化面でもいいかなと思うので。使えるものはどんどん商品化して、「まちの駅」

で夜具地でつくった小物入れとか、ブックカバーとか売っていますので、そういうところでも発

信していけるんじゃないかなと思うんですよ。一応、地方発送とふるさと便みたいな形で自分で

梱包して、色々なところへ発送しています。そんなふうな取り組み方も、大量に残っているので

あれば、いいものは展示して、そのほかのものは製品化するということも考えればいいかなと思

いました。

【教育長(岡田)】 製品化までは文化課では無理だと思います。やはり保存、あるいは収集、

全体の把握とか、先ほどのニホンカモシカも、捕獲はできないけれども、追い払う中で映像的な

ものがあれば、いついつここにいたと記録にとどめておくということは…。大塚山で何時間か捜

索をしたけれども。第四小学校のグラウンドのときは映像を撮ってないのかね。それどころじゃ

なかったのかな。今後、時間的な面も合えば、あわせながら、そういう映像装置も活用して、何

とか山に帰す方向を考えていただきたいと思います。

ほかにはよろしいでしょうか。

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2 平成28年度教育費決算について(教育部)

【教育長(岡田)】 それでは次に、教育報告事項2、平成28年度教育費決算について を説

明いたします。

【教育部長(渡辺)】 それでは、お手元の報告資料2にもとづきまして、平成28年度教育費

決算について、ご報告申し上げます。

初めに、1.青梅市一般会計の決算概要についてご報告申し上げます。

歳入でございますが、499億9,413万1,221円で、前年度に比べまして0.9パー

セント、金額としては4億4,936万円余りの減となっております。歳入減の主な要因でござ

いますが、アの市税につきましては、個人市民税が0.7パーセント増となっているところでご

ざいますが、法人市民税が21.5パーセント、市たばこ税が2.0パーセントの減となってお

ります。また、イの地方消費税交付金では、消費の落ち込みなどによりまして11.5パーセン

トの減、またエのその他交付金では、株式等の譲渡所得割交付金の減などによりまして24.4

13

パーセントの減となったことなどによりまして、歳入の減となっているところでございます。

おめくりいただきまして、歳出でございますが、491億2,754万5,584円となって

おりまして、対前年度比といたしまして1.0パーセント、金額といたしまして4億9,537

万円余りの減となっているところでございます。歳出減の主な要因といたしましては、オの投資

的経費におきまして、第四小学校屋内運動場改築事業経費、民間保育施設費助成経費、第三中学

校屋内運動場災害復旧経費などの減によりまして、22.1パーセントと大幅な減などによるも

のでございます。

以上の結果、3ページ(3)でございますが、形式収支につきましては8億6,659万円お

よび実質収支につきましては7億9,469万円となっております。なお、記載のとおり、単年

度収支につきましては6,831万円のプラスになったものの、財政調整基金積立額および財政

調整基金取崩額を算入した実質単年度収支につきましては、6,848万円のマイナスとなって

おります。

以上が、一般会計の決算概要の報告でございます。

次に、その下、2の教育費の決算についてご報告申し上げます。

最初に(1)事業概要についてであります。おめくりいただきまして、別紙1をご覧いただき

たいと思います。

市長が教育委員会と協議して策定した青梅市教育大綱に沿って、教育委員会では5つの基本方

針に沿って施策の展開を図ってまいりました。

1つ目につきましては、「人権尊重の精神」と「社会貢献の精神」の育成を基本方針として、

児童・生徒のいじめ根絶を目的とした記載のとおりの事業を実施しております。

2つ目につきましては、その下、「豊かな個性」と「創造力」の伸長を基本方針として、記載

のとおり5つの事業等を実施したところでございます。

3つ目でございますが、生涯学習の推進と社会教育の充実を基本方針といたしまして、記載の

事業を実施してございます。

4つ目につきましては、文化・芸術の振興を基本方針として、記載の8事業を実施し、5つ目

といたしましては、「市民教育参加の促進」と「主体的な教育行政の推進」を基本方針といたし

まして、記載の2事業を実施したところでございます。

平成28年度の事業概要につきましては以上とさせていただきまして、おめくりいただきまし

て、教育費の決算状況についてご報告を申し上げます。別紙2をお開きいただきたいと存じます。

初めに、平成28年度教育費歳入決算でございます。表の一番左の列の款項目の欄をご覧いた

だきたいと存じます。

1行目の13使用料および手数料については、表の右から2列目の内訳(歳入名称)の欄に歳

入の名称、その隣に収入済額を記載してございます。スポーツ推進課が所管しております保健体

育使用料収入を含めた歳入済額は3,881万5,821円で、前年度より3,505万7,0

54円、率にいたしますと47.5パーセントの減となっておるところでございます。

14

14国庫支出金の教育費国庫補助金につきましては特別支援学級補助金、15都支出金03教

育費都負担金につきましては小・中学校の水飲栓直結給水化事業費負担金でございます。

その下、15都支出金の教育費都補助金から、3ページの21市債につきましては、それぞれ

表の右側から2列目、歳入名称およびその右の収入済額に記載のとおりの算入となったところで

ございます。

次に、4ページをご覧いただきたいと存じます。平成28年度教育費歳出決算をご覧願います。

下段にある災害復旧費を除きまして、教育費全体の決算額は、右から2列目、増減の欄にあり

ますとおり、前年と比較いたしますと5億4,663万9,853円、率にいたしまして11.

6パーセントの減、金額といたしまして41億4,815万3,069円となっております。

主な減額の要因を申し上げますと、表の左側の列、款項目の2小学校費の5学校整備費におい

ては、第四小学校の屋内運動場の建設費が減というところでございます。その下の3中学校費の

5学校整備費においては、第一中学校テニスコート用地取得費の減というところでございます。

その下の4社会教育費1社会教育総務費におきましては、指定管理者の導入に伴います市職員の

人件費が、27年度導入して28年度はその分減ったというところでございます。その2段下の

3文化財調査保護費とございます。こちらにつきましては、御獄神社の拝殿等の塗り替え、福島

家住宅の整備計画の減によるところが大きいものでございます。

以上で、私からの報告は終わりとさせていただきまして、平成28年度における主な施策の実

施状況につきましては、各担当課長から報告することといたします。よろしくお願いいたします。

【教育総務課長(浜中)】 それでは、別紙3、平成28年度における主な施策の実施状況、こ

れから組織順に各担当課長から説明を申し上げます。

まず、1学校内および通学路への防犯カメラの整備でございます。通学路における登下校時の

児童の安全確保と犯罪の未然防止を目的として、通学路に防犯カメラを新たに設置いたしました。

平成28年度は6校の通学路にそれぞれ5台ずつ設置をしております。今後、29年度に5校、

30年度に5校と、3年間で市内全小学校の通学路に設置をしていく予定でございます。

また、すでに小・中学校に設置しております校内防犯カメラ、既存のカメラにつきましても、

老朽化による経年劣化に対応するため、28年度に小学校8校で更新を実施いたしました。今後、

29年度に小学校8校、30年度に中学校10校の更新を予定しておるところでございます。

教育総務課からは以上です。

【施設課長(奥富)】 続きまして、施設課から2ページの項目8小・中学校の既存施設整備に

ついてご説明いたします。事業が幾つかございますので、主な整備を抜粋してご説明させていた

だきます。

まず1行目と、8項目の下から3行目の図書室空調整備でございます。小学校につきましては

設計委託を、中学校におきましては整備工事を実施いたしました。決算額につきましては、小学

校の設計委託が505万4,000円、中学校の整備工事が7,243万6,000円となって

おります。

15

次に、3行目および7行目の給水設備改修工事でございます。この工事は水飲栓直結給水化事

業でございます。平成28年度をもって小・中学校26校の直結給水管工事が完了いたしました。

小学校2校の決算額が6,852万6,000円、中学校2校の決算額は7,187万9,00

0円となっております。

次に、4行目の特別支援教室整備工事でございます。第一小学校のほか、第二小学校、第五小

学校、河辺小学校の整備を行いました。主な整備内容は、空調機の設置、照明器具の改修、ガラ

ス飛散防止フィルム貼り、間仕切り壁の設置等でございます。決算額は1,519万9,000

円となっております。

次に、5行目および下から2行目の煙突改修工事でございます。暖房用ボイラーの煙突断熱材

に石綿が使用されて、一部劣化等が確認されたため、小学校では第三小学校、河辺小学校、新町

小学校、霞台小学校、藤橋小学校、吹上小学校の6校で囲い込み工事を実施し、第六小学校、第

七小学校、友田小学校、若草小学校の4校においては煙突改修工事を実施いたしました。中学校

では、第六中学校、第七中学校、吹上中学校、霞台中学校、新町中学校、泉中学校の6校で煙突

改修工事を実施いたしました。決算額は小学校で978万8,000円、中学校で1,724万

7,000円となっております。

施設課からは以上でございます。

【指導室長(中嶋)】 別紙3の1ページにお戻りください。学校教育の3から7につきまして

ご説明いたします。

3学校教育活動支援員の配置についてですが、小・中学校の通常の学級において特別な支援を

必要とする児童・生徒への教科指導や生活指導の支援に関するものでございます。延べ57名の

支援員を配置いたしました。

続いて4につきましては、小・中学生の主張大会の実施についてです。こちらは応募数3,3

30の中から、小学生が6名、中学生が10名出場し、入場者につきましては343名でした。

続いて、5の学びと心の育成事業につきましては、学力向上、いじめ防止を主な目的に、各学

校が郷土に根ざした特色ある教育活動を推進するため、各学校の裁量を最大限活かし、推進した

事業でございます。

続いて、6の青梅サタデースクール事業につきましては、小・中学校全校を対象に、市民セン

ターなど市内13カ所でそれぞれ16から20回実施いたしました。前年度の10カ所から13

カ所に拡大となっております。延べ参加者は2,736名でした。

最後に、7の伝統文化奨励事業の実施については、76名の表彰を行いました。

以上でございます。

【社会教育課長(塚本)】 それでは、別紙3のうち、社会教育課で担当しております項目2、

9、10、11および17につきましてご報告申し上げます。

まず、2の放課後子ども教室推進事業につきましては、平成28年度は新たに成木小学校を加

え、記載のとおり小学校11校で実施し、参加者数は2万2,202人でございました。平成2

16

7年度に比べますと、実施校が1校増えたのですが、参加者数につきましては2,096人減少

いたしました。

次に、2ページの9子ども体験塾事業であります。3つございますが、社会教育課で担当しま

した南極ワークショップ、リサ・ヴォート講演会につきましてご報告いたします。この事業は、

東京都市長会の助成事業である多摩島しょ広域連携活動助成金の交付を受け、福生市、羽村市と

3市で実施いたしました。まず、南極ワークショップにつきましては、国立極地研究所の塩見こ

ずえ氏をお迎えして、「ペンギン博士になろう!」と題したワークショップを実施いたしました。

会場をそれぞれの構成市で用意し、3日間、3市合わせまして延べ90人の参加者がありました。

次に、リサ・ヴォート講演会ですが、フォトグラファーのリサ・ヴォート氏をお迎えして、「み

んなひとつになって 北極からの贈りもの」と題した講演会を開催したほか、写真展、白熊の剥

製展示やマイナス20度の極寒体験などのイベントを開催し、3市合わせまして延べ250人の

参加がありました。

次に、10の生涯学習事業でありますが、平成28年度には幼児教育を初めとした各種事業を

58教室実施し、受講者数は1万2,991人でした。平成27年度と比較いたしますと、教室

数は1教室減、受講者数は1,198人増でございました。増の要因といたしましては、28年

度は新緑祭が2日間とも晴天だったことに起因するものであります。

次に、11の新生涯学習施設建設事業でありますが、地質調査、基本設計のほかに測量調査を

実施いたしました。

続きまして、3ページ、17図書館管理事業でございます。平成28年4月1日からTRC青

梅グループによる指定管理者による管理を開始いたしました。1年間の評価は、大変良好な状態

となっております。

社会教育課で実施いたしました施策は以上でございます。

【文化課長(北村)】 続きまして文化課から、2ページ中段の9子ども体験塾についてご報告

申し上げます。

本事業は、東京都市長会の助成事業であります多摩島しょ広域連携活動助成金の交付を受けま

して、羽村市との共催事業として実施したもので、青梅市野上町二丁目地内の市有地にあります

霞台遺跡において発掘調査体験を行いました。また、羽村市の郷土博物館におきまして、出土資

料の整理等の体験も行いました。8日間の体験で、延べ参加者数は76名でございました。

続きまして、12から3ページの16までご報告申し上げます。

まず12の埋蔵文化財保護事業でございます。こちらにつきましては、市内に広く分布してお

ります180カ所あまりの埋蔵遺跡につきまして、開発などにより消滅してしまうおそれがある

遺跡を事前に発掘調査を行い、記録保存をし、後世に伝えるための事業でございます。本年度は

8件の発掘調査と立会い調査を実施いたしました。

続きまして、13の指定文化財保存事業費補助でございます。貴重な文化財を後世に伝えるた

め、指定文化財に対しまして修理等保存事業費の補助を行っているところでございます。28年

17

につきましては、市指定史跡「武蔵御獄神社」拝殿・幣殿漆塗り替え修理のほか、市指定有形文

化財「報恩寺地蔵堂」の自動火災報知設備修理、都指定有形文化財「馬場家御師住宅」の茅葺屋

根等修理、都指定有形文化財「虎柏神社本殿」の境域復旧の合計4件の補助を実施いたしました。

続きまして、3ページの上段でございます。14の郷土博物館事業でございます。こちらは企

画展「一名主が見た江戸時代~谷合氏見聞録の世界~」など、年間5本の展示事業を開催した経

費でございます。

次に、15の美術事業としまして、特別展「懐かしの映画ポスター展」、公募展「ビエンナー

レOME2017」など年間7本の展覧会、コンサートの実施に関する経費でございます。その

中でも、「懐かしの映画ポスター展」は、杉並区在住のコレクターが所蔵する映画ポスターの中

から、国内外の映画ポスター61点を広く市民に紹介したものでございまして、関係者から好評

をいただきました。また、あわせまして文化課3館に吉川英治記念館を含めた4館合同事業のテ

ーマとして、スタンプラリー青梅映画会を行うことができました。

次に、16まるごとアート支援事業でございます。こちらは市内で自主的な文化芸術活動を実

施しております団体に対する補助事業ということで、平成28年度につきましては4団体に対し

まして補助を実施いたしました。

文化課からは以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

【委員(岡本)】 感想です。昔は僕も見方が分かったんでしょうけど、歳入決算の様式と歳出決

算の様式が全然違うんですよね。これをどうやって対比して私たちは見ていけばいいのかという

のがよくわからない。皆さん当然ながら見ていらっしゃるんですけれども。別々のものとしか正

直言って見えないので、歳入と歳出がどういうふうな関係になっているかというのは、正直言っ

てほとんどわかりませんね。最後に、別紙3は決算額が出ているから、ここに例えば、最初はこ

ういう予定だったけれども、実質こういうふうに決まって、それはこういう理由ですと簡単に書

いていただいた方が、実はすごくわかりやすい。最初の横長の様式は市の全体の様式ですから、

これはもう変えることはできないと思うんですけれども。ほかの委員の先生方はどうかわかりま

せんが、私が見て、どことどこを比べながら見ていけばいいのかなと。歳入は右の方には内訳が

書いてあるから、あ、こういう額なんだなとわかるけれども、今度は歳出にいくと、款項目にく

くってあるだけですので、これはどことどういうふうに対応しているのかなというのがわからな

い。仕事量を増やさないでうまくできる方法は何かなとずっと考えていたので、そのようなお話

をさせていただきました。

【教育長(岡田)】 決算書の歳出だけ見れば、歳入の内訳は決算書の歳出の中に特定財源で入る

から、款10の歳出のところのコピーだけで十分じゃないでしょうか。

【教育部長(渡辺)】 ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおり、我々の不勉強があるか

なと思いますので、今教育長が申し上げましたが、決算書等を精査しまして、より見やすい方向

18

で、次回につきましてはつくりたいと思います。

【社会教育課長(塚本)】 増減額が入っています。

【教育長(岡田)】 不用額と増減ですね。中身が違っちゃえば、増減を比較したって意味がない

ので。

ほかにいかがでしょうか。

【委員(手塚)】 すみません、私も読み取り能力がないので。28年度の歳出決算のところで、

2番の小学校費の5学校整備費の執行率が33パーセントというのは、どんな理由からなんでし

ょうか。

【施設課長(奥富)】 この小学校の学校整備費の執行率33パーセントというのは、平成28年

度に補正がありまして、補正額は3億5,600万円余あります。これは28年度の3月補正で、

小学校のトイレ改修であるとか、特別支援教室整備であるとか、小学校図書室空調整備ですが、

国の二次補正予算が28年度にあって、補助金は29年度当初ではなく28年度に手を挙げた方

がつきやすいよということで、28年度に前倒しして、実際の工事は29年度に行っている。そ

のような事で、執行率が下がっているという形です。

【教育長(岡田)】 支出済額の隣に、翌年度繰越額というのが3億5,500万あります。これ

が形式上、国の予算を28年度にもらって、29年度に事業を実施するということで、先に予算

をもらってありますから、安心して契約できるということです。ですから、この3億5,500

万を足せば、執行率が100に近づくと思います。

【委員(手塚)】 わかりました。ありがとうございます。

【教育長(岡田)】 ほかにいかがでしょうか。決算についてはよろしいでしょうか。

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3 平成29年度教育費補正予算について

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項3、平成29年度教育費補正予算について を説明い

たします。

【教育部長(渡辺)】 それでは、お手元の報告資料3にもとづきまして、平成29年度教育費補

正予算について、ご報告申し上げます。

なお、この報告資料3につきましては、9月議会の議決前でございますので、取り扱いにつき

ましてはご注意をお願いいたします。

それでは、まず1ページをお願いいたします。歳入でございますが、東京都が支出する補助金

および委託金の交付決定がございまして、記載の6項目について補正を行うものでございます。

表の左から3列目、補正額とありますが、今回補正する額を記載しておりまして、総額といたし

ましては345万3,000円を計上するものでございます。

次に、裏面の2ページをお願いいたします。歳出でございますが、表の左側の区分の欄に記載

しております学校教育指導経費から視聴覚ライブラリー経費について補正をしようとするもので

あります。なお、補正につきましては、特定財源があるものについて計上しております。上段に

19

あります学校教育指導経費および放課後子ども教室推進事業経費につきましては、歳入補正と支

出金に伴う補正でございます。その他の経費につきましては、青梅信用金庫からの寄付金をお示

しの経費に充当したところでございます。

左から3列目に補正額とございますが、今回歳出補正する額を記載しておりまして、総額で5

34万9,000円を補正するところでございます。

9月議会に提出する教育費補正予算についての報告は以上でございます。

【教育長(岡田)】 純粋の一般財源は、この御岳山ふれあいセンターの築地が出っ張ってきた

ところの施設整備経費で、あとは都支出金と青信さんからの150万円の寄付金が充てられて

いるという理解でいいですよね。

【教育部長(渡辺)】 はい。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

【委員(稲葉)】 ちょっとよくわからないんですけど、10月から東京都の最低賃金が上がっ

ているんですけど、どんどん上がって時給1,000円になっていると思うんです。1,00

0円を目指して東京都は頑張るとおっしゃっています。放課後子ども教室の支援員さんたちの

時給というのが、コーディネーターさんは1,000円を超えていると思うんですけど、10

月から上がるので、その他のところがきちっと最低賃金への対応ができているのか、できるの

かどうかというところ。

【教育長(岡田)】 そこだけに限らず、市全体の賃金にもかかわるので、職員課ともよく調整

して。

【教育部長(渡辺)】 都人勧がこれから出るものですから、市全体の賃金につきましてはこれ

から決定するわけですけれども、その賃金が上がった分につきましては、その金額で行えるよ

うに調整はしていきたいと思っております。

【教育長(岡田)】 ルール上は起案でまず対応して、その最低賃金を確保した上で、3月補正

で不足分が出ればやるか、あと実際には予算よりも実際の利用回数、出席回数が少なければ賄

えますので、そこも含めて。ただ最低賃金は守らなければいけないので。それと、交通費を別

にして最低賃金ということで、これは教育費に限らず市全体で調整されると思います。

【委員(岡本)】 都支出金の(5)持続可能な社会づくりに向けた教育推進校事業委託金、こ

れは新しい事業なので、どういう内容か。持続可能な社会づくりについても、議会ではご質問

がときどき出ていた記憶があるんですけれども、何かあったら教えてください。

【指導室長(中嶋)】 今回この事業は友田小学校でして、持続可能な社会づくりに関しては様々

なアプローチ方法があるんですけれども、友田小学校は英語教育に力を入れていまして、その

辺りとの絡みで地域の文化を取り入れて、そういった意味での持続可能な社会とか文化継承と

いった内容を取り入れていくということになっております。

【教育長(岡田)】 ほかにはよろしいですか。

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4 小規模特別認定校児童・生徒の募集について(教育総務課)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項4、小規模特別認定校児童・生徒の募集について を

説明いたします。

【教育総務課長(浜中)】 それでは、小規模特別認定校児童・生徒募集につきまして、説明さ

せていただきます。

報告資料4をご覧ください。

平成30年度における成木小学校および第七中学校の小規模特別認定校制度による募集予定

人員等についての概要をお示ししております。

初めに、1の青梅市成木小学校についてでありますが、成木小学校は平成21年度から小規

模特別認定校制度による児童の募集を始めまして、平成30年度でちょうど10年目となりま

す。

(1)の定員および募集人員でありますが、募集は例年どおり1学年から3学年としており

ます。各学年の定員を20名とし、学区内の入学予定者および学年進行による進級者を除いた

人数を募集予定人員としております。

(2)の学校見学会・説明会は、9月8日および16日の2回を予定しております。

(3)の申込期間は10月2日から31日まででございます。

(4)面接につきましては、11月7日を予定しております。

続きまして、2の青梅市第七中学校についての説明でございます。第七中学校は、平成24

年度から小規模特別認定校制度による生徒の入学を受け入れており、30年度で7年目となり

ます。

(1)定員および募集人員でありますが、募集は前年度と同様1学年のみとしております。

1学年の定員を20名とし、成木小学校からの入学予定者が17名見込まれるため、募集予定

人員はその差の3名としております。

(2)学校見学会・説明会でございますが、見学会につきましては7月21日、24日、2

5日および26日にすでに実施しております。また、9月22日に説明会の開催を予定してお

ります。

申込期間につきましては、成木小学校と同様に10月2日から31日まででございます。

面接については、11月22日を予定しております。

両校の児童・生徒の募集の周知につきましては、成木小学校は案内チラシを市内の保育園・

幼稚園を通じて、3歳以上の子どもたち全員を対象として保護者に配布いたします。第七中学

校につきましては、市内の小学校6年生全員に配布いたします。教育委員会といたしましても、

広報おうめ、青梅市のホームページ等で周知を図ってまいります。

説明は以上です。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

21

いますか。

【委員(稲葉)】 これは、質問でも意見でもなくて、成木小学校へ行かせた1年生の親からの

声なんですけれども、行かせてよかったと。自分の子どもが集団になかなか馴染めずに、幼稚

園時代苦しい思いをしていたんだけれども、成木小学校に行ったら見違えるほど元気になって、

発言もしっかりできて、とってもいい結果が出ているというふうなお声をいただいております。

やはり幼保にチラシを撒いて、お母さんたちの相談に乗ってあげることが必要だなと思いまし

た。

【教育長(岡田)】 ありがとうございます。ほかにはいかがでしょうか。よろしいですか。

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5 平成28年度都内公立学校における体罰調査結果について(指導室)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項5、平成28年度都内公立学校における体罰調査結

果について を説明いたします。

【指導室長(中嶋)】 それでは、報告資料5をご覧ください。平成28年度に都内の公立全小・

中・高等学校で東京都が実施した体罰調査の青梅市としての結果となります。6月8日付けで

東京都教育委員会が公表した数字の中の青梅市の数値となります。

今回、3の暴言等が中学校で3件ございました。この暴言等ですが、「教員が児童・生徒に対

して恐怖心や侮辱感、人権侵害等の精神的苦痛を与える不適切な言動だった場合」ということ

であります。1件が休み時間、1件が始業前、1件が放課後の部活動指導中に発生しておりま

す。

裏面をご覧ください。こちらは昨年度の件数を合わせて載せております。その差を見ますと、

小学校が4件減少、中学校が1件増加となっております。

また2枚目は、先ほどお話ししました東京都が公表した概要でございます。全体の結果とな

っておりますが、それもまた裏面下に傾向がまとめられておりますが、東京都全体として減少

している状況であります。体罰防止研修等の効果があらわれているのではないかととらえてお

ります。

報告は以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

【委員(稲葉)】 教師からの暴言もなんですけれども、反対に生徒からの教師への暴言という

のも、やはり教師にも人権はあるしというところなので、そこは生徒指導が必要だと思うんで

すけど。血気盛んな中学生、中学生からの教師への暴言というのは把握していらっしゃいます

か。

【指導室長(中嶋)】 こういった調査としては、生徒からの暴言数というのはございませんの

で、数値的に何件あったということは把握しておりません。ただ、この暴言については日常茶

飯事というか、色々なところで起きていることは聞いております。ただそれは、生徒に対して

22

の指導の中で対応しているということで、そういった調査にまでは至っていないのが現状です。

【委員(稲葉)】 メンタル度合いについては、やっぱりそこで若い先生たちが教職を離れたり

する原因にもなっているような気がするので、調査まではいかなくても、やはり生徒に対して

も、先生も一人の人間であって、きちっと人間対人間の対応ができるような言葉づかいとかそ

ういうもの。先生も注意するのをとても言葉を選ばれると思うんですけど、そこのところの先

生の勉強も必要かなと思います。生徒に暴言を吐かれてめげましたとか、モチベーション下が

りましたとか、そんな調査も先生方に聞いていただければ、気にしてくださっているんだなと

いう感じで、ちょっと先生がほっとするんじゃないでしょうか。我慢ばっかりしていて、一気

に爆発する先生もいらっしゃるような気がするので、そこは細やかな対応が、ちょっとだけ必

要かなと思っています。

【指導室長(中嶋)】 ありがとうございます。確かにどの程度、どういうふうにとらえている

のかということも少し考えていきたいなと思っております。ただ、普段の授業の中であるとか、

指導の中では、道徳教育とか人権教育の中で、それはもう大人も子どももなく一緒なんだとい

うところを常に指導していますので、それが伝わればなとは思っているところです。

また、挑発されるというところに対して、体罰防止研修の中ではアンガーマネジメントであ

るとか勉強していますので、そういったものにも慣れていく必要があるということも、教員の

方には指導しておりますので、あわせてまた今後も検討してまいりたいと考えてございます。

【委員(岡本)】 この資料5は教員の体罰ということですよね。子どもたちの場合は、たぶん

問題行動等で体罰等の調査がありますけれども、そのときにあわせて今のような、学校の中で

のそういう特に児童・生徒のことで追加で調査できれば、あわせて考えていけるんじゃないか

なと思いますので、また工夫していただければと思います。

【教育長(岡田)】 確かに、具体的な行動が伴うことは報告が上がっているけれども、言葉だ

けだと形が残らないんだけど、その辺を含めてどうですか。

【指導室長(中嶋)】 問題行動調査の中では、対教師暴力という形での表現はありますので、

その中に暴言等をどの程度組み込んでいくかということで、市独自になるのかもしれないです

けれども、そういったデータをとることはできるかもしれませんので、工夫してまいりたいと

思います。

【教育長(岡田)】 先生方にアンケートで、あなたは生徒から恐怖感というか、恫喝されたこ

とはありますかとか、そういうところからスタートするしかないかもしれないけれども。誰も

先生は答えないかもしれない。

【委員(稲葉)】 答えないかもしれませんけれども、私が中学校のころでも、カーッとなって

椅子を振り回すような同級生がいたので。今はそういう子どもたちはいないかもしれないけれ

ど、言葉の方がすごくきつくなったような気がします。生徒間同士も、それから先生に対して

もということは感じられるので。

【教育長(岡田)】 その辺、前に言った校長会等でもよく相談して、どういう形で把握するの

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がいいかも含めて検討してみてください。

ほかはよろしいでしょうか。

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6 青梅市いじめ問題対策連絡協議会および青梅市教育委員会いじめ問題対策委員会の開

催について(指導室)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項6、青梅市いじめ問題対策連絡協議会および青梅市

教育委員会いじめ問題対策委員会の開催について を説明いたします。

【指導室長(中嶋)】 それでは初めに、報告資料6-1、第1回青梅市いじめ問題対策連絡協

議会について、ご報告申し上げます。

7月25日(火)に青梅市役所にて開催いたしました。

協議につきましては、7番のところにありますように、(1)青梅市または学校におけるいじ

めの防止等の取組の現状と課題、(2)いじめの防止等に関係する機関および団体の連携の現状、

課題および改善の方策についてでございます。

裏面をご覧ください。委員名簿となっております。12名の各教育関係機関の委員の皆様、

所長、支局長などの組織の長の方になっております。昨年度から変更がなかった委員は、1の

児童相談所の石塚所長、4の弁護士の鈴木氏、11の大森教育相談所長です。ほかの方は皆、

入れ替わりとなっております。欠席が5の中嶋会長、9の高田会長、12の木村課長でした。

また、傍聴希望者はございませんでした。

この協議会の会長は渡辺教育部長、会長職務代理者は教育相談所の大森所長にお務めいただ

いております。

協議につきましては、先ほど申し上げた議題について、出席者全員の方からそれぞれの関係

団体の果たす役割や現状等を発言いただいております。学校からは、いじめゼロ宣言子ども議

会、グリーンリボン運動、いじめアンケート等の現状について、また関係機関であります青梅

警察署から補導が増えている現状などの話がございました。なお、この協議内容については、

今後、本市教育委員会のホームページに概要を掲載いたします。

また、最後の事務連絡で私から、いじめ問題対策委員会調査部会について申入書が届き調査

を実施することになったことや、今後の予定等について報告いたしました。

続いて、報告資料6-2、2枚目になります。第1回青梅市教育委員会いじめ問題対策委員

会について、ご報告申し上げます。

日程は前後いたしますが、4月27日(木)青梅市役所にて開催いたしました。いじめ問題

対策委員会は、教育委員会の附属機関ということで、諮問事項の青梅市いじめ防止マニュアル

に示された取り組みの進捗状況の検証・評価について、およびいじめの防止等の対策を一層推

進するための方策について審議することになっております。

議事につきましては、(1)審議として、いじめの防止等の対策の確実な実施に向けての方策

について、(2)保護者からの要望についてです。

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また、裏面をご覧ください。委員名簿となっております。ただ、こちらは昨年度から変更の

委員はございません。また、2の髙橋医師、3の伊藤臨床心理士が欠席で、傍聴希望者はござ

いませんでした。

委員長につきましては、昨年に続き1の学識経験者の有村久春先生です。また、委員長職務

代理者につきましても昨年同様、8の教育関係者の広田春彦委員にお務めいただいております。

議事につきましては、先ほど申し上げた議題について行われ、(1)については各教育機関の

委員の皆様から積極的にご発言をいただきました。特に今回、事務局より、いじめチェックリ

ストの紹介をいたしましたので、皆様から高い評価をいただいたところです。また、さらによ

くするためにということで、「その他お気づきの点」というものを入れることや、外国人向けに

は漢字を少なくするなどの工夫が必要じゃないかというようなご意見もいただきました。

(2)につきましては、事務局より平成27年8月の中学生の死亡事故について申立書が届

き、その対応として部会を設置して調査を行うことの説明をいたしました。内部委員3名と相

手方3名の6名で部会を組織することが承認されました。

こちらの協議内容、審議内容につきましても、ホームページに概要を掲載する予定でござい

ます。

以上で報告を終わります。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

よろしいでしょうか。

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7 いじめゼロ宣言・子ども議会について(教育指導担当)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項7、いじめゼロ宣言・子ども議会について を説明

いたします。

【教育指導担当主幹(拝原)】 それでは、いじめゼロ宣言・子ども議会について、ご報告をい

たします。報告資料7をご覧ください。

「いじめゼロ宣言・子ども議会」は、今年度も市長部局と連携し、7月26日に市議会の議

場において開催いたしました。「いじめゼロ宣言・子ども会議」から数えますと、今年度で12

回目となりました。

内容につきましては、昨年度と同じように、まず議場において各学校のいじめゼロに向けた

取り組みについて発表いたしました。その後、大会議場にて、「いじめゼロ宣言特別委員会」と

して中学校区ごとに話し合いました。話し合いでは、昨年度から作成しております中学校区ご

とのいじめ防止のためのスローガンの作成を行いました。こちらにつきましては、昨年度好評

であったため、今年度も同様に実施しております。このスローガンは、最後に議場において、

「いじめゼロ宣言」として発表いたしました。

参加者数は記載のとおりでございますが、小・中学生、学校関係者および保護者、ほか一般

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の方々も含めて160名でございました。

今後は、中学校区で話し合われた内容を各学校に持ち帰り、校内の全児童・生徒への周知を

するとともに、具体的な取り組みに関して話し合いを進めてまいります。

また、参加者の意見・感想としまして、小学生からは、「中学生と触れあえてよかった」とい

ったものや、「自分の学校にはない、いじめをゼロにする方法があり、真似しようと思った」と

いったものがございました。

中学生からも同様に、「小学生と多くの意見交換をし、良いスローガンができてよかった。小

学生と意見交換ができる機会はないので、とてもよかった」といったものや、「学校区の結びつ

きが評価された気がする。時間が足りなかったが、効率のよい話し合いができた」といったも

のがございました。

学校関係者や一般の方々からは、「各学校の取り組みを聞くことができ、とても参考になった」

といったものや、「よい経験になるため、これからも続けてほしい」などの意見がございました。

次年度は、今回作成したスローガンに対する各校の取り組み状況を振り返るとともに、次年

度の実態に合ったスローガンを再考し、いじめゼロに向けた取り組みがさらに推進できるよう

にしてまいります。

以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

【委員(岡本)】 感想です。後半の委員会の方、もう少し子どもたちに自由にやらせてあげた

いなと思いました。あれだけ人が回りにいると、ちょっと異様な感じですよね。場合によって

は、担当者は一人ぐらいついてくる小さな部屋で、班ごとに自由で闊達な意見を交わしていた

だくような雰囲気づくりも、これから必要ではないでしょうか。けっこう先生方が入っていま

したよね、内容的にもね。もう少しやってもいいかなと、去年と今年を見ていて特に感じまし

た。

それから、これも前にお話ししたかもしれませんけれども、代表はそれぞれの学校の児童会・

生徒会の役員さんですので、いじめゼロ宣言というだけではない児童会・生徒会の役割をもっ

と活躍の場を与えるということなんかも、これから継続的にやっていくといいのではないかな

と思いました。いじめゼロ宣言とは違う名前が入って、市として子どもたちの意見を参考にし

ていく場にしたいというような強いメッセージを、教育委員会なり、あるいは市の行政を含め

て。例えば先ほどの持続可能社会の何とかとか、そういうふうな子どもたちがプラス指向でも

っと積極的に意見を出せるようなものにこれを活用していくと、すばらしい会になるし、子ど

もたちの自主性とか意欲が高まっていく。そういうことを私たちが応援できる下地ができたん

じゃないかなという感想を持っています。

【委員(手塚)】 議場で発表するというのは本当に緊張する時間だと思います。子どもたちし

っかりやっていたので、もっともっと親御さんたちに見ていただきたいなと思いました。

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それから、意見・感想の中で、中学生の生徒さんから、「自分たちが積極的に意見・質問を出

すことができなくて残念だった」という声が上がっていて、私が見ていても、やっぱり各学校

の代表として頑張ってきている子たちなので、意見をぶつけ合ったり、質問をし合うみたいな

時間を持たせても、彼らならきっと――どうしても大人としては形にきちんとおさめなければ

いけないというところはあるのかもしれないですけど、彼らにもっと任せてみてもいいのかな

と思うところがありました。次年度に向けての一番最後のところに、「話し合いを子どもに任せ

るようにする」という言葉を入れていただいているんですが、子どもたちが素直な声を出して

いいんだよと思ってもらう、大人が期待している答えを出さなくていいんだという場が、この

市役所でやれると、きっと各学校に戻って子どもたちの日々の活動がもっともっと活発になっ

ていったりするきっかけになるんじゃないかなと思いました。もう12回もされているという

ことで、続けていただいて本当にありがたいということと、もう一歩、青梅の子どもたちを上

に引き上げる場になったら嬉しいなと思います。感想です。

【委員(稲葉)】 仕事の都合上で、ここに行きたかったんですけど欠席だったので、非常に残

念でした。子ども会議のところでの内容がよくわからないままの発言で申しわけないのですけ

れど、いじめをなくするための方策として宣言をするのはみんなで考えていいんですが、いじ

めを発見したときにどう対応するか、それから自分がいじめられた、あるいは友達がいじめら

れたときに、いじめられた者側としてどう対応すればいいのか、一歩踏み込んでそういうとこ

ろまで話し合って、いじめられたらこんなふうにすればいいんだよというところまでみんなで

話し合えればいいかなと。内容がわからないまま言っているんですけど、宣言するだけではな

くて、その場面にあったときにどう自分が対応できるか、そして友達をどう助けることができ

るか、そんなところまで話し合えるといいなと思いました。ぜひ、ずっと続けていただければ

いいかなと思います。

【教育長(岡田)】 どうもありがとうございました。

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8 青梅市立小・中学校「いじめ」実態調査結果〔6月分〕について(教育指導担当)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項8、青梅市立小・中学校「いじめ」実態調査結果〔6

月分〕について を説明いたします。

【教育指導担当主幹(拝原)】 それでは、8、青梅市立小・中学校「いじめ」実態調査結果〔6

月分〕について、ご報告をいたします。

報告資料8をご覧ください。この集計結果は、6月に市内全小・中学校で実施したいじめ実

態調査の結果でございます。資料につきましては、一番左のAアンケート調査結果の欄に、児

童・生徒が6月のアンケートで記載した内容について、各学校が1から9の項目に分類して記

載をしてございます。

アンケートに記載のあった件数でございますが、小学校で627件、中学校で23件でござ

います。記載事項につきましては、各担任や生活指導主任などが児童・生徒から直接聞き取り、

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いじめと判断したものをAの調査結果の中の「認知件数」という欄に示しております。小学校

では157件、中学校では3件でございます。

このアンケート調査結果Aとアンケート以外の認知件数Bを合わせた合計の全体の認知件数

でございますが、小学校で165件、中学校で5件でございました。

対応の状況につきましては、一番右の表にございます。期間内に解消したものが小学校で1

40件、継続して指導しているものが25件、中学校では期間内に解消したものが1件、継続

して指導しているものが4件でございます。

下の欄のE発見のきっかけでございますが、こちらも前回同様、Eのアンケート調査による

発見が一番多くなっております。また、本人からの訴え、本人の保護者からの訴え、他の児童・

生徒からの情報、学級担任が発見したもの、などがございます。

このアンケートの調査結果でございますが、昨年度と比べると件数がかなり多くなってきて

おります。こちらにつきましては、年度当初に各校長、副校長、それから指導主任等に、小さ

な件に関しても、学校が指導してすぐに解消したものについても記載するようにというふうに

声をかけた結果もございますが、今回、学校ごとの報告を詳しく見ていく中で、子どもがアン

ケート用紙に記入したものをすべていじめと認知ということであげている学校もあれば、精査

してあげている学校もございまして、件数にかなりばらつきがございました。こちらにつきま

しては各学校にいじめの定義、またいじめの調査の定義等について再度確認をした上で、各学

校が同じような状況で数字があがってくるように、再度指導の徹底をしてまいりたいというふ

うに考えております。

以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

【委員(岡本)】 先生方がこのアンケートに出てきたものをご覧になって、どういう形で記録

に残しているかということが実は気になるんですね。それぞれが自分のノートに書いているの

か。何か簡単な、精査をしていく共通のパターンというのか、様式というのか、それは特につ

くる必要はないのかなということを、これを見て実は思ったんですね。先生方が自分の感覚で

聞いて、違う、よしとやっている部分があるとすれば、これはよくないと思うんです。負担を

かけない程度に、これとこれを必ずチェックする、確認する。そして学校で同じ様式で全部揃

えて、管理職の先生なりが見て、不審に思うところはもう一回確認する。そういうふうにわか

りやすいシステムをつくっていく必要があるかなと。これを続けるとすればですよ。私はこれ

を見て、そういうふうに感じました。

【教育長(岡田)】 その辺、担任の個人差に任せない、何かそういうマニュアル化について。

【教育指導担当主幹(拝原)】 アンケートにつきましては、記載のあったものについては特に

担任だけではなくて生活指導主任、また副校長、校長と順次確認をして、いじめと認知したも

のについては、表をつくって継続して指導できるように等、取り組んでいるところですが、年

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度当初に、小さなものについても記載するようにという、その辺があいまいだったせいか、再

度いじめの定義で、悪口を言われたというのでも本人が嫌だと感じていればいじめに入れても

構わないと思うんですけれども、小学校低学年等ではちょっとぶつかっただけで謝ってくれな

かったのも書いてあります。昨年度のケースも、終わっているのに書いたりしている。その辺

の精査はしてもらわないと、いじめとしての件数ではないのかなというふうに思っております。

その辺、もう少し丁寧に説明していく必要があるのかなというふうに感じたところでございま

す。

【教育長(岡田)】 今の様式というのは、学校ごとなんですか、青梅市全体で統一されている

んですか、小学校、中学校ごとに。認知した場合のその後。

【教育指導担当主幹(拝原)】 それも市で作成したものであります。そのことについては、委

員会の方にもそのものをあげていくようになっております。

【教育長(岡田)】 次回、そのものをちょっと配っていただきたいと思います、参考までに。

【委員(手塚)】 今回、6月の調査では、中学校の生徒さん、23件記入していただいている

ようですが、ただ認知されている件数としては3件と。例えば「ひどくぶつかられたり、叩か

れたり、蹴られたり」というのは、中学生だと下手すると怪我している状態だろうなというの

が想像つくんですけれども、それが認知できなかったというのは、何か特別な事情があってな

のか。「盗まれたり、捨てられたり」するということは、ある意味、窃盗という犯罪につながる

ことになってきて、中学生になると、小学生よりまた問題としては大きくなっているんだろう

と思うんです。中学生が書くというのはいよいよのことだろうと思うので、その辺の対応とい

うのは、何か指導室の方から学校や先生方へどんなふうにされているかという情報があれば教

えていただきたいと思います。

【教育指導担当主幹(拝原)】 教育委員会指導室の方でも、特に項目の4番から9番について

はかなり大きな件だと見まして、児童・生徒が書いたアンケート用紙をそのまま提出するよう

に学校には言っております。そちらを丁寧に見た結果、これについては省いていくということ

で、中学年でも例えば去年すごく傷ついたという経緯があったりすると、どうしてもそれを書

いていくお子さんがいたりする。また、お互いにいじめというか、喧嘩になって、よくよく話

を聞いてみると、自分が先にちょっかいを出していたりとか、そういったケースもございまし

たので、それについてはこのような件数になってございます。

【委員(稲葉)】 アンケート調査で、いじめた数が私は多くなってもいいと思うんです。どん

どん増えていってもいいと思うんですよ。子どもの素直な気持ちで、いじめられたと感じたと

いうことがわかって。その後の対応の仕方というのがとても大事なので、先生方は大変でしょ

うけれども、子どもの話を丁寧に聞いてあげられればいいかなと。全国的にもいじめとか虐待

とかの数値はどんどん上がっています。それは通報していいんだというふうな法律もできてい

るので上がってきているので、そこのところは問題を抱えた子どもたち、親御さんを救えると

いうところで前向きにとらえていけばいいかなと思います。その数値が上がったから、先生の

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指導が悪かったとか、そういうことではないと私は思っていますので、頑張っていただければ

いいなと思っています。

【委員(岡本)】 児童・生徒理解に使うというつもりでやられれば、僕はいいと。その記録と

して使われると思えば。いじめに対応するためにとか、いじめを発見するためにとどうしても

なってしまうと、先生、教師側からの見方の話なので、その子のそういう心情とか気持ちとか

変化とか、そういうのを見取る資料として活用していただくということで考えれば、教員とし

て当然の仕事だし、子どもにより近い関係づくりができる仕事だというふうに考えていただけ

れば、僕は一番いいかなと思います。

【教育長(岡田)】 適時、子どもの心の揺れ、心情を把握しながら継続して追いかけていくと

いうことを担任の先生ができれば、いいかなと思いますね。

【委員(岡本)】 たぶんそれは道徳なんかも同じことになるんじゃないかなと、僕は思ってい

るんですけどね。

【教育長(岡田)】 よろしいでしょうか。

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9 平成29年度青梅市芸術文化奨励賞表彰について(社会教育課)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項9、平成29年度青梅市芸術文化奨励賞表彰につい

て を説明いたします。

【社会教育課長(塚本)】 それでは、報告資料9をご覧いただきたいと存じます。平成29年

度青梅市芸術文化奨励賞表彰実施要領につきまして、ご報告させていただきます。

趣旨といたしましては、青梅市における芸術文化の振興と豊かな情操の育成に資するために、

芸術文化活動に優秀な業績をあげた市民を表彰するものでございます。

主催団体は、青梅市および青梅市教育委員会でございます。

表彰の日時と場所は、平成29年11月22日(水)午後4時、市役所202会議室で実施

いたします。

市民を対象に、平成28年9月2日から平成29年9月1日の期間の活動結果をもとに、青

梅市芸術文化奨励賞交付規則第2条の規定にのっとり、推薦を受けつけるものであります。

募集の方法は、9月1日号の広報おうめおよび青梅市ホームページに掲載して、広く周知す

るとともに、小・中学校の校長先生、社会教育委員および文化団体連盟などを通じて、募集を

図る予定です。

募集期間は、平成29年9月1日から9月15日、表彰者の決定は10月開催予定の社会教

育委員会議で表彰が適当と認められた方に対し、11月の教育委員会においてご承認をいただ

いた後、市長決裁を受ける予定でございます。

また、表彰者には交付規則第4条の規定により、奨励金等を贈呈いたします。

報告は以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

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いますか。

【委員(稲葉)】 トロフィーを贈られると思うんですけど、それは青梅市在住の、そういう感

じの芸術作品をつくっていらっしゃる作家さんにお願いしてのトロフィーなんでしょうか。そ

うであればすごく嬉しいのですけど。

【社会教育課長(塚本)】 私もそれがすごくすばらしいと思うのですけれども、現在のトロフ

ィーは既製品でございます。

【教育長(岡田)】 仮にそういうのであれば、1年以上前に発注しないと間に合わないですよ

ね。検討会でゆくゆくはそういうことも…。

【委員(稲葉)】 そういうトロフィーをいただくと…。やっぱり青梅市ゆかりの芸術家さんが

つくったものというのは、別に金属でなくても木でも何でもいい、青梅材でつくったものとか、

そういうのでもいいと思うので。

【教育長(岡田)】 そういう方はいなくもないと思うので、今度検討してみてください。

【社会教育課長(塚本)】 ご意見ありがとうございました。人材等を探してみたいと考えます。

【委員(手塚)】 昨年ちらっと話したかと思うんですが、優秀な業績ということで表彰するの

は、コンクールとかに出た方だけでなく、長年指導に当たってくださっている方への感謝とい

うか、そういった方も候補に上げてもいいんじゃないか。「豊かな情操の育成に資するために」

というところで、そういう方を育てくださっている方たちも入れてもいいんじゃないかという

ことを色々な方から言われたりしたものですから、今年も意見として上げさせていただきます。

【委員(岡本)】 私もそう思います。例えばで失礼かもしれませんが、アートプログラムの原

田先生なんかは、羽村市の方ですけれども、どれだけ青梅のためにやっていただいているか、

計り知れないと私は思いますね。羽村市は羽村市でひょっとしたらそういうのがあっていただ

いているかもしれませんけれども、少なくとも、そういう視野を広げた賞であるということも、

やはり大事なことだと思います。今見て、何で在勤の人がいないのかなと思いますね。青梅市

の職員の方で…。もちろんそういう方が自分の市でそういう賞があればいただけるとは思うけ

れども。いや、お金がかかるか…。考え方をもう少し広めていくということも、社会教育委員

の方々にまた検討していただくようなこともあってもいいのかなと思いました。

【教育長(岡田)】 その辺は、後ほどの社会教育委員さんの会議の中でも話題にしていただい

て。もともとこれは、基金が1,000万円あったんですが、今400万円ぐらいですかね。

昔、金利がいいときは、利息の部分で回っていたんだけれども、今はもう元金に手をつけてや

っていると思います。

【社会教育課長(塚本)】 28年末で401万5,933円です。28年は45万77円使い

ました。

【教育長(岡田)】 あと8年ということか、枯渇まで、基金の中では。ただ、それは年度年度

の予算でということでも制度としてはいいわけだから。

【社会教育課長(塚本)】 指定寄附金等があれば、基金に積み立ててまいります。

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【委員(岡本)】 当然奨励賞にふさわしい賞だということですけれども、感謝状というか、そ

ういうふうなことまでを含めて、賞の意味合いを広げることも大事かなと思います。

【教育長(岡田)】 感謝状であれば、それに副賞つけなければ…。

【委員(岡本)】 これにまつわる関係で考えていけば、十分に対応できるかなというふうに思

いますね。

【教育長(岡田)】 じゃ、その辺を含めて検討していきたいと思います。

【委員(稲葉)】 実は私も奨励賞をいただいたんです。書道で毎日賞をいただいたときに、い

ただいたんですけど、トロフィーだけで十分でした。賞金要らないなと思いました。何に使う

のって。こんなにたくさんいただいて大丈夫かしらと思ったので。本当にとても立派なトロフ

ィーだったので、それが嬉しかったですね。だから、その中身もちょっと検討していけばいい

かなと思います。

【教育長(岡田)】 表彰基準もあわせてまた、事務局としても考えていったらいいと思います。

よろしいでしょうか。

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10 青梅市永山ふれあいセンターの施設利用および物品の販売行為について(社会教育

課)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項10、青梅市永山ふれあいセンターの施設利用およ

び物品の販売行為について を説明いたします。

【社会教育課長(塚本)】 それでは、報告資料10をご覧いただきたいと存じます。

今年も、11月5日に青梅市永山ふれあいセンターで子どもふれあいフェスタ2017が開

催される予定でございます。このイベントは、子育て支援、児童の健全育成、異世代交流を目

的としまして、NPO法人3団体で組織する実行委員会が主催するものでございますが、社会

教育課のほか子ども家庭支援課、市民活動推進課も加わっている、市民と行政の協働事業でご

ざいます。また、青梅市および教育委員会後援も予定しております。

このイベントの企画案は、報告資料の次のページ以降でございますが、この事業の目的、趣

旨を確認しまして、今年も永山ふれあいセンターの使用の承認について事前予約を許可するこ

と、また敷地内での販売行為につきましても(もう2枚おめくりいただきますと、模擬店コー

ナーの販売予定額が添付されてございます)、資料のとおり実費相当額の負担で営利を求めない

ものでありますことから、昨年同様こちらにつきましても承認することとしたところでござい

ます。

以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

こちらは皆さんご存じのとおりですので、よろしいですね。

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11 青梅市新生涯学習施設(仮称)基本設計のパブリック・コメントの実施結果について(社

会教育課)

【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項11、青梅市新生涯学習施設(仮称)基本設計のパ

ブリック・コメントの実施結果について を説明いたします。

【社会教育課長(塚本)】 それでは、本日お配りしました報告資料11、青梅市新生涯学習施

設(仮称)基本設計のパブリック・コメントの実施結果について、ご報告申し上げます。

実施期間は、平成29年8月1日から8月14日の14日間。閲覧場所は市ホームページ、

各市民センター、中央図書館、釜の淵市民館、永山ふれあいセンター、市役所2階行政コーナ

ー、市役所3階の社会教育課窓口です。

意見の募集結果としまして、41名、184件のご意見をいただきました。資料の左側に意

見要旨、右側に市の考え方を記載してあります。

内容につきまして、Ⅰ.計画概要について30件、Ⅱ.建築計画について134件、Ⅳ.電

気設備計画について1件、Ⅴ.機械設備計画について4件、Ⅶ.その他の計画について11件、

Ⅷ.基本設計図について3件です。

主なものにつきましては、№2~6まで図書館機能に関するものが4件、№7~10まで陶

芸窯に関するものが4件、市の考え方としては基本計画どおりこの施設には設置しないことと

しております。

続きまして、6ページの№31~35までと47~50、カフェに関するもので、ご意見を

参考にするとともに、キッチンカーの活用等も検討するという回答になってございます。

続きまして、№36~40はトイレの数に関するものが5件、教育委員さんからもトイレの

増設についてのご意見をいただいておりましたが、スペースの確保ができないため、混雑時は

他の階のトイレをご利用いただくこととし、また1階をすべて女子用にすることもなく基本設

計のまま進める回答となっております。

飛びまして、10ページ№55~12ページ№68まで、座席に関するものが14件、座席

数について評価する意見があるものの、大半は雛壇型を望むものであり、施設として設置して

しまうのではなく、移動可能なものを備品調達時に検討するという回答になっております。

12ページ№69からステージ関係の細かい要望になります。15ページ№90から2階フ

ロアの関係のご意見です。

飛びまして、17ページ№102から活動室全般に対するご意見になっております。

19ページ№120からは、それぞれの活動室に特化したご意見になっております。

20ページ№125からは、屋上やテラスに対するご意見です。

21ページ№129~22ページ№137までは、地下1階に対する意見、№138からは、

外観や外構に対する意見であります。

142、152、153は駐輪台数に対する意見でありますが、庇のついた駐輪場について

は、これ以上増やせないという内容の回答になっております。

33

26ページ№165~169は、太陽光発電などの関係です。ランニングコストの関係から、

基本設計において不採用となった内容の回答となっております。

27ページ№170~175は、駐車場についてのご意見です。民間委託を視野に入れ、検

討中という回答になっております。

報告は以上でございます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。こちらは報告事項ということでございますので、個々

のご意見等があれば、また別途お寄せいただくことにさせていただきたいと思いますが、よろ

しいでしょうか。個別にいただきまして、また検討させてもらいたいと思います。そういう形

でよろしいでしょうか。

【委員(岡本)】 今後はどのようになりますか。

【教育長(岡田)】 建築までに向かっての今後のスケジュール等について。

【施設課長(奥富)】 今、7月から実施設計を開始しておりまして、12月末から1月上旬ぐ

らいにかけてまとめるというところで進めております。このパブリック・コメントでいただい

た意見を、実施設計の方に反映できるところは反映していくという形で進めているところでご

ざいます。その後は、工事の契約等、それから補助金の設計審査等がありますものですから、

年度末に向けてそこら辺の調整をいたしまして、早ければ工事は4月ごろから着手したいとい

う工程でございます。工事につきましては、31年3月中旬ごろまでを目途に進めていきたい

ということで進めております。

【教育長(岡田)】 すべての内容が順調にいった場合ですので、入札で落札されませんと、そ

こで数カ月延びてしまうということもあります。すべてが順調にいった中での最短が、再来年

の3月下旬と。それであれば、再来年の青梅大祭のときに利用できるという形の予定です。

お気づきの点等があれば、ご意見等いただければ、できる限り設計会社の方に、反映できる

かどうかお願いしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

よろしいでしょうか。

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12 諸報告

(1) 委員会等会議録

ア 青梅市社会教育委員会議会議録(社会教育課)

(2) 事業等の実施予定について

ア 生涯学習事業実施予定について(社会教育課・文化課)

(3) 事業等の実施結果について

ア 学校訪問の実施結果について(教育総務課)

イ 青梅サタデースクールの7月の実施状況について(教育指導担当)

ウ 不登校児童・生徒の状況(6月分)(教育指導担当)

エ 生涯学習事業実施結果について(社会教育課・文化課)

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【教育長(岡田)】 次に、教育長報告事項12、諸報告ですが、あらかじめ各委員には事前に

目を通していただいておりますので、何かご質問、ご意見等ございましたらお願いいたします。

【委員(岡本)】 一つだけ。サタデースクールの次のページに長期欠席児童の数がありますが、

これはどういうふうに読み取るのか。4月の全欠席が32、5月に入って18、6月が13、

この数字は減っているというふうに私たち読み取ればよろしいんでしょうか。

【教育指導担当主幹(拝原)】 それにつきましては、4月は1日も登校できなかったけど、5

月に入って例えば1日、2日登校したとか、そういった感じで、全欠席につきましてはやや減

少しております。

【委員(岡本)】 わかりました。

【教育長(岡田)】 事業実施予定で、「米村でんじろうサイエンスショー」の8月19日、日

曜日となっているけれども、土曜日です。これは定員800人だけど、2回やるから倍になり

ます。青梅、羽村、瑞穂で、青梅が1回目が300人近く、2回目が400人近くというふう

な動員になっています。

あと、文化課の予定で、もしもご興味があれば、9月16日の馬場家御師住宅の見学等、9

月1日から募集します。足場を組んでありまして屋根裏まで上れるので、ご興味があれば…。

運動会もありますから無理ですかね。

また、10月21日(土)ですが、谷内六郎さんのお嬢さんに来ていただいて、色々お話を

いただけると思いますので、ご興味があればぜひお出かけいただきたいと思います。

諸報告についてそのほか、何かありますか。よろしいでしょうか。

それでは、教育長報告事項は以上で終了いたします。

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日程第4 協議事項

1 平成29年度青梅市教育委員会事務点検評価(平成28年度分)について(教育総務課)

【教育長(岡田)】 次に、協議事項に移ります。

協議事項1を議題といたします。平成29年度青梅市教育委員会事務点検評価(平成28年

度分)について を説明いたします。

【教育総務課長(浜中)】 それでは、平成29年度青梅市教育委員会事務点検評価(平成28

年度分事業対象)について、報告書(案)について申し上げます。

協議資料1をご覧ください。お手元にある資料のとおり、報告書(案)を取りまとめさせて

いただきました。

平成28年度分の事務事業、事業対象項目149項目につきましては、以前お配りしたこち

らの教育施策(白い表紙の本)の中に網羅的に出されております。これを各担当課、最終的に

は教育部長のもとに◎から×までの評価をさせていただいたわけでございますけれども、その

うちの重点項目など39項目をピックアップして、この報告書(案)に載せているところでご

ざいます。

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この28年度分の事務事業評価につきましては、有識者として校長経験者の吉村先生、教育

行政経験者の西原先生、このお二人の方にご意見をちょうだいし、その意見を文書にまとめて、

本報告書(案)の末尾に掲載してございます。

事務点検評価有識者からのご意見につきましては、平成29年7月7日に第1回の有識者会

議を開催し、今回取りまとめた報告書(案)を提示して、各事業の取り組み成果および自己評

価を各担当課から説明し、第2回有識者会議を7月25日、第3回を8月8日に実施し、その

内容についてご意見をちょうだいし、最終的に両有識者からご意見書をいただいたものでござ

います。

それでは、表紙の裏の目次をご覧いただきたいと思います。

この目次にあります、Ⅰ.教育に関する事務の管理および執行状況の点検および評価の実施

について。Ⅱ.青梅市教育委員会の組織および活動状況、こちらは4ページからでございます。

Ⅲ.青梅市教育委員会の平成28年度教育目標および基本方針、これは12ページから記載し

ております。Ⅳ.青梅市教育委員会事務点検評価の概要、これがメインの内容になりますが、

20ページから記載をしておるところでございます。Ⅴの方は、先ほどの有識者の意見といた

しまして、42ページから掲載をしておるところでございます。

教育委員会事務局が行った点検評価に対しまして、お二人の有識者の方からご意見をちょう

だいいたしまして、この報告書にお示しさせていただいております。この内容等につきまして、

本日の教育委員会において協議をお願いするものでございます。

なお、今後の予定といたしましては、本日ご協議をいただき、ご承認をいただくことができ

ましたら、議案として提出させていただきます。ご審議の上、ご決定を賜りますと、9月1日

から開催されます9月市議会定例会開会中に議会へ提出し、各議員へお渡しするとともに、教

育委員会のホームページで一般に広く公表させていただく予定で準備を進めてまいりたいと考

えております。

内容につきましては分厚く、非常に多岐にわたるものでございます。よろしくご協議いただ

きまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。

説明は以上です。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

【委員(岡本)】 有識者お二人のご意見を見させていただいて、特に西原先生のところでは、

42ページの後半に、報告書という意識を読み物としてもっと…というふうなところが、とて

も印象に残って、どうやってやっていくのかなというのがちょっとわからないんですけれども。

確かにこれだけぎっしりあって、よほど興味関心がある方でないと読まないと思うので、概要

版をつくって、そういうふうな形で教育委員会の頑張りというか苦労を周知していく、広報し

ていくということは、やはり一つ大事な点かなと思います。内容的にはかなり、10年ぐらい

かけていて、どんどん量が増えています。その辺も含めて、たぶん西原先生はご心配されたん

36

じゃないかなということは、私個人的にちょっと感じたりはしているところです。

吉村先生の方からは、45ページの基本方針4の文化財のところで、小・中学生向けの資料

というようなことが書かれています。これはこの間いただいた、郷土博物館文化財保護指導連

絡協議会の地図ですが、これを見ても歩けないですね。観光ブックにしてはいけないし、難し

いところだとは思うんですけれども。その辺の、観光協会と連携したところで、せっかく拡大

地図になっているところなんかはもっとわかりやすい、時間まで書いた、メイン道路まで書い

た地図をつくるとか。例えばこれを使うとすればの話ですけどね。何かそういうふうにやって

いくことなんかも、これからさらに必要じゃないかなと。この文章を見て、これがすぐにつな

がったので、急いで探して今日持ってきたんですけれども。ひょっとしたら、今までのものを

リメイクしながら、逆にいえばもっと簡潔にしていってもいいのかなと。先ほどの西原先生の

お話もそうだと思うんですね。量がどんどん増えてきていますから、簡潔にして、しっかりと

大事なところはアピールしていくという、そういう姿勢がこれからさらに必要かなと感じまし

た。

【教育長(岡田)】 後段の小・中学生向けの冊子の件、文化課長どうですか、来年度に向けて。

【文化課長(北村)】 後段のご意見の関係ですけれども、内部の方でも今相談していまして、

今までありました文化財等関係の本についても、ここで完売しているということもありますの

で、新たなものについてこれからどう作っていくかというところは、文化財保護指導委員さん

とも相談しながら、考えていこうと思っています。また、今まで実施してきました「わがまち

青梅講座」の内容をもとに、小・中学生向けの冊子として、もう少しわかりやすいものとして

できればいいのではないかというふうにも考えておりますが、課題も含めて検討してまいりた

いと思います。

【委員(手塚)】 感想なんですけど、西原先生のご意見の中にも、これは◎でもいいんじゃな

いかというような評価をいただいているところもあったりして、なかなか自ら◎をつけるとい

うのは、はっきり数字でパーセンテージでここまでいっているというのがあればやりやすいと

思うんですけど、難しいところなんだろうなと思いながら拝見させていただきました。ほぼほ

ぼ○と◎で、△や×というのはなかったというふうに思ってしまっていいんですよね。

それから、これだけの資料ですので、保護者の方で見てくださっている方って青梅市に何人

ぐらいいらっしゃるかなというのを考えながら拝見していたんです。専門家の方向けの資料な

んだろうという見方で読ませていただくような形でして、本来こういうふうな評価を自分たち

で出したよというのを、市民の皆様にわかりやすく見ていただいて、教育委員会ってこんなに

たくさんの仕事をしているんだというのを知っていただくと。私自分が教育委員になって初め

て、こんなに多岐にわたっている課なんだということを知ったので、ほかの皆さんにも知って

いただくのにいい資料だと思います。ただ、これを出されても読もうと思う方はほぼいないと

思うんです。私、大和市に伺ったときに、A3を半分に割った4ページ分のカラーの、今年は

教育委員会でこんなことをやりましたとか、これに力を入れていますみたいな、すごくわかり

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やすいパンフレットをいただきました。パンフレットといっても、見開き4ページの簡単なも

ので、すごくわかりやすかったんです。最終的に、このしっかりした網羅された資料と、あと

そういうまとめたものがあって、市民の方に教育委員会はこれだけやっているんだよ、頑張っ

ているんだよ、課題はここなんだよというのを知らせていただけるといいんじゃないのかなと

思いました。感想です。

【教育部長(渡辺)】 ありがとうございます。西原先生からも、吉村先生からも、これだけや

っているんだから、もっと市民の方にアピールした方がいいよというようなことは言われてお

ります。したがいまして、ここをちょっと集約しまして、集約版、概要版というものを検討し

てみたいと思います。それをホームページにアップすることによって、さらに詳しいことを知

りたければそれも載っているというような形でよろしいかと思っております。

【委員(稲葉)】 お母さん方はほとんど字を読みません。だから、もし教育委員会頑張ってい

るよということだったら、確実にビジュアル化をして、イラストをたくさん使って、こんなこ

とをやっているよ、あんなことをやっているよというふうな、デザイン的な面で訴えないと、

ほとんど貰っても「置いとこう」になると思います。その辺のところは興味ある方はしっかり

読んでくださるんですけど、子育てで忙しいお母さんたちに、教育委員会というのを壁がなく、

どこでも気軽に考えていただけるようにするためには、今の若いお母さん方の子育ての時間帯、

それから働く時間帯を考えると、手塚さんがおっしゃったようにA3版1枚の裏表でパッと楽

しく見られるようなものが、一番効果的だと思います。

【教育部長(渡辺)】 ビジュアル化、私もそれが取り組みやすいかなと思います。教育委員会

の取り組みということで、なるべく簡素な中でもすべて網羅できるような形で、見やすい形を

模索してみたいと思います。

【教育長(岡田)】 よろしいでしょうか。

それでは、協議事項ですのでお諮りいたします。

本件を、承認することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

【教育長(岡田)】 異議なしと認めます。よって、平成29年度青梅市教育委員会事務点検評

価(平成28年度分)について は承認されました。

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2 学校給食費の改定についての答申について(学校給食センター)

【教育長(岡田)】 次に、協議事項2を議題といたします。学校給食費の改定についての答申

について を説明いたします。

初めに、答申書の伝達を行いたいと思います。

【委員(手塚)】 学校給食費の改定について(答申)

平成29年4月24日付け青教給第4号をもって諮問のあった標記のことについて、慎重に

審議した結果、下記のとおり答申します。

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よろしくお願いいたします。

〔答申書 提出〕

【教育長(岡田)】 どうもありがとうございました。

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【教育長(岡田)】 会議の途中でありますが、会議時間は午後4時までとなっています。ここ

で、時間延長したいと思いますが、ご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

【教育長(岡田)】 異議なしと認めます。よって、時間延長することに決定いたしました。

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【教育長(岡田)】 それでは、学校給食費の改定についての答申について、説明いたします。

【学校給食センター所長(石川)】 それでは、協議資料2、学校給食費の改定についての答申

について、ご説明させていただきたいと存じます。

ただいま学校給食センター運営審議会会長であります手塚委員から、教育委員会教育長に答

申書を渡していただきました。こちらの本文を読ませていただきたいと思います。

学校給食費の改定について(答申)

平成29年4月24日付け青教給第4号をもって諮問のあった標記のことについて、下記の

とおり答申します。

記 1 答申内容

学校給食法(昭和29年法律第160号)第11条第2項に規定されている保護者の負担

額については、現行と比較し一食当たり小学校低学年はプラス10円以上、小学校中学年は

プラス15円以上、小学校高学年はプラス20円以上、中学生はプラス20円以上の改定が

望ましい。

2 改定の理由

(1)現状

ア 学校給食費は、平成21年4月に改定されて以降、平成26年4月に消費税の改定

が行われましたが、給食費は改定されず、そのまま据え置かれております。

イ 消費者物価指数の比較において、食品は平成21年度と比較すると平成28年度で

は3.6ポイント上昇しております。

ウ 現状の給食費は近隣市町村と比較して低額となっております。

(2)経緯

ア 平成29年4月24日青梅市学校給食センター運営審議会において、各委員の関係

団体に持ち帰り、意見を聴取し、再度、審議会で協議することが了承されました。

イ 平成29年7月28日青梅市学校給食センター運営審議会において、各団体の意見

が集約されました。

(3)各関係機関の主な意見

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ア 小学校PTA連合会の意見

平成21年より改定していないので、今回の改定は妥当であるが、急激な上昇は避

けて欲しいとの結論に達しました。

イ 中学校PTA連合会の意見

平成21年より改定していないので、今回の改定は妥当であるが、急激な上昇は避

けて欲しいとの結論に達しました。

ウ 小学校校長会の意見

小・中学校PTA連合会の意見に賛同します。ただし給食内容が向上していること

について印刷物などでのアピールを行って欲しい。

エ 中学校校長会の意見

小・中学校PTA連合会の意見に賛同します。ただし金額が上がったことについて、

十分に給食内容に反映して欲しい。

オ 他の委員の主な意見

給食費を改定することについて、他の委員からは、特に意見はありませんでした。

答申の内容については、以上でございます。

続きまして、添付資料につきまして補足の説明をさせていただきたいと思います。

こちらは現行の小学校低学年、小学校中学年、小学校高学年ならびに中学生の給食費の額お

よび答申で望ましいとされました改定案の金額を記載させていただいた一覧表であります。

改定内容につきましては、さきにもございましたが、小学校低学年でプラス10円以上、小

学校中学年ではプラス15円以上、小学校高学年ではプラス20円以上、中学生はプラス20

円以上となったところであります。

これを月額で換算いたしますと、月額の計算方法であります日額掛ける185回(年間給食

の回数)を11カ月で割ったものであります。それを整理いたしますと、小学校低学年では3,

700円が3,850円ということで150円のプラスとなっております。中学年は3,85

0円が4,100円ということで250円のプラスになっております。高学年は4,000円

が4,350円ということで350円プラスになっております。中学生は4,700円から5,

000円で300円プラスとなっております。

こちらを月額換算で率に直しますと、小学校低学年で4.1パーセント、中学年では6.5

パーセント、高学年では8パーセント、小学生全体では6.5パーセント、中学生は6.1パ

ーセントということで、小学生・中学生全体では6.5パーセントの改定案となったところで

あります。

続きまして、裏面をご覧いただきたいと存じます。こちらの表につきましては、出展が「と

うきょうとの学校給食」ということで、本年5月25日に発行されたものでありまして、26

市および町村(島しょは除く)の現在実施されております給食費とを比較しました一覧により

ます比較図であります。それぞれの区分けの一番目に青梅市がございまして、そのすぐ下の欄

40

に青梅市以外の平均値をお示ししているところでございます。こちらの表をご覧いただきます

と、青梅市の現行の給食費が青梅市以外の平均値より低く設定されておりまして、今回の改定

案算出にあたりまして、こちらのグラフを参考とさせていただいたものでございます。

答申内容の説明につきましては、以上でございます。

よろしくご協議いただきました上でご承認をいただけますよう、お願い申し上げます。

以上でございます。

【教育長(岡田)】 質問なんですけれども、この答申がなされたということで、これを今日教

育委員会として受理したわけですけれども、受理した場合、その後、この改定については、例

えば現行のような学校給食会制度のもとであればどうなるか、また公会計制度になった場合は

どうなるか、そのあたりを補足していただけますか。

【学校給食センター所長(石川)】 本日、答申という形で学校給食センター運営審議会会長か

ら提出させていただきました。こちらの答申をもとに、改定について教育委員会の場で協議を

いただければと考えております。ご承認をいただきました場合に、現在給食費の運営につきま

して青梅市学校給食会という、教育長を理事長といたします会で行っておりますけれども、そ

ちらの方で行われる場合にはそちらの方にまた報告をさせていただきます。この改定案のご協

議後、答申内容に伴ってその改定案も報告して、給食会は私会計ということでやっております

けれども、そこで本件を提出させていただいて周知を行った上で、平成30年度からの改定を

目指すという流れになるかというふうに考えています。

また現在、給食費につきましては、公会計化ということを検討中でございます。現在は私会

計で青梅市学校給食会が運営しておりますが、公会計ということになりますと、青梅市の一般

会計予算の中に給食費全体が計上されるという形になろうかというふうに考えております。

現在、公会計化を目指す方向で進んでおります。公会計化ということになりますと、給食費

の決定につきましても、今度は市会計ということになりますので、市長の権限ということにな

ろうかと思います。ということで、ご審議いただいた内容をもってご承認いただけた場合には、

今度は市長に報告をいたしまして、それで再度、給食費の改定について判断をいただくという

形で進んでいくというふうに考えているところでございます。

また、改定ということになりますと、議会あるいは学校関係、保護者関係、こちらにも周知

を図っていかなければいけないというふうに考えているところでございます。

いずれにいたしましても、平成30年度からの改定という方向に向けてご協議いただければ

というふうに考えているところでございます。これらを踏まえた上で、よろしくご協議の上、

ご承認いただきますようお願いいたします。

以上でございます。

【教育長(岡田)】 従来ですと、学校給食会ということですので、教育委員会サイドですべて

決定となりますけれども、公会計化となりますと状況が変わってまいります。本日は運営協議

会から給食費の改定についての答申を教育委員会が受理したと、そこまでにとどめておきまし

41

て、次回の中で、公会計の場合はどのような形で、誰がどう給食費を決めるのかも含めて、そ

のあたりもう少し詳細な補足説明をいただいた中で、この答申を教育委員会としてはどう取り

扱うか、あるいはこの答申をそのまま市長に上申して予算で決めるのか、それも含めて取り扱

いたいと思います。今日は受理したという事実だけでとどめたいと思うんですけれども、皆様

いかがでしょうか。

【委員(岡本)】 小学校と中学校のPTA連合会の意見が出ていますけれども、連合会の方で

は例えば各学校のPTAの会なんかでこのことは話題にされてきたのか、それとも連合会の役

員の方レベルでの意見なのか、そこだけ教えてください。

【学校給食センター所長(石川)】 青梅市学校給食センター運営審議会には小・中PTA連合

会の会長さんがそれぞれ委員として出られております。代表として出ておられた委員さんを通

じまして、PTA連合会の総会の中で各学校のPTAの会長さん、役員さん等にはご相談いた

だいた上で、そこのご協議をもって、今回報告をいただいてとりまとめたという形でございま

す。ですので、各学校の保護者の皆さんにはまだ状況は至らない段階で、役員さんの中でとり

まとめをいただいて報告いただいたという状況でございます。

【教育長(岡田)】 それでは、次回、具体的な取り扱い方法を確認の上、協議したいと思いま

す。

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日程第5 議案審議

議案第11号 青梅市図書館運営協議会委員の委嘱について

【教育長(岡田)】 次に、議案審議に移ります。

議案第11号を議題といたします。青梅市図書館運営協議会委員の委嘱について を説明い

たします。

【社会教育課長(塚本)】 それでは、議案第11号 青梅市図書館運営協議会委員の委嘱につ

いて、ご説明させていただきます。

議案第11号をご覧ください。

本議案は、青梅市図書館条例第20条の規定にもとづき、青梅市図書館運営協議会委員を委

嘱しようとするものであります。

委嘱の内容でございますが、任期満了に伴い、同条例第20条第3項第1号である学校教育

関係者、同第2号であります社会教育関係者および同第3号であります知識経験者の計8名の

委員を新たに委嘱しようとするものでございます。

議案第11号に添付させていただきました、青梅市図書館運営協議会委員名簿をご覧くださ

い。霞台小学校学校長の森清隆氏、青梅市社会教育委員会議の小花紀彦氏、小学校PTA連合

会の唐津直樹氏、今井保育園園長の橋本貴志氏、吉川英治記念館学芸員の片岡元雄氏、中央大

学法学部講師の沖川伸夫氏の6名におかれましては、再任をお願いするものでございます。ま

た、学校教育関係者といたしまして霞台中学校学校長の青山隆志氏、社会教育関係者といたし

42

まして市内で活動中の朗読グループ「リーダーズあおうめ」の谷崎正江氏の2名を新たにお願

いするものでございます。

新委員の任期については、同条例第20条の規定にもとづき、平成29年10月1日から平

成31年9月30日までの2年間でございます。

よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

よろしいでしょうか。

それでは、これより採決いたします。

本件を、原案どおり決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

【教育長(岡田)】 異議なしと認めます。よって、議案第11号 青梅市図書館運営協議会委

員の委嘱について は原案どおり可決されました。

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【教育長(岡田)】 次に、先ほど協議事項1が承認されたことに伴い、議案が1件追加される

とのことであります。つきましては、本日の日程に、議案第12号 平成29年度青梅市教育

委員会事務点検評価報告書(平成28年度分)の決定について を追加したいと思いますが、

ご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

【教育長(岡田)】 異議なしと認め、本日の日程に議案第12号を追加いたします。

議案書を配付してください。

〔議案書配付〕

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議案第12号 平成29年度青梅市教育委員会事務点検評価報告書(平成28年度分)の決定に

ついて

【教育長(岡田)】 それでは、ただいま議題となりました議案第12号 平成29年度青梅市

教育委員会事務点検評価報告書(平成28年度分)の決定について 説明いたします。

【教育総務課長(浜中)】 それでは、議案第12号 平成29年度青梅市教育委員会事務点検

評価報告書(平成28年度分)の決定について、ご説明申し上げます。

本案は、先ほど協議資料1 平成29年度青梅市教育委員会の事務点検評価報告書(案)に

もとづきまして、内容の説明、先ほど申し上げたとおりでございます。

本案につきまして、よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。

説明は以上です。

【教育長(岡田)】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ

いますか。

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よろしいでしょうか。

それでは、これより採決いたします。

本件を、原案どおり決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

【教育長(岡田)】 異議なしと認めます。よって、議案第12号 平成29年度青梅市教育委

員会事務点検評価報告書(平成28年度分)の決定について は原案どおり可決されました。

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【教育長(岡田)】 以上で、予定された案件についてはすべて終了いたしました。その他何か

ありますか。

それでは、今後の日程について教育総務課長から説明いたします。

【教育総務課長(浜中)】 お手元の今後の日程の資料をご覧いただきたいと思います。

9月16日から10月1日まで4項目は、市内の小・中学校の運動会の日程でございます。

16日・30日はかなり過密になっております。よろしくお願いいたします。

続きまして、10月12日(木)第7回教育委員会定例会、午後1時半から開催の予定でご

ざいます。部屋は同じこの会議室でございます。

教育委員会終了後、教育委員と中学校長との懇談会、午後4時からを予定しております。テ

ーマは未定でございます。

それから、10月13日(金)でございますが、先ほど岡本委員さんからもご指摘がありま

した。資料につきましては後ほどお配りしたいと思いますが、東京都市町村教育委員会連合会

管外視察研修が甲府市で予定されております。

今後の日程につきましては、以上でございます。

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日程第6 教育長閉議および閉会宣言

【教育長(岡田)】 以上で本日の日程は終了しましたので、閉会といたします。お疲れさまで

した。

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午後4時20分閉会

青梅市教育委員会会議規則第 26条の規定により、ここに署名する。

青梅市教育委員会教育長

青梅市教育委員会委員