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1 地盤 地盤 地盤 地盤モデル モデル モデル モデルの考え方及 方及 方及 方及び作成手法 作成手法 作成手法 作成手法 1 表層地盤モデル 1.1 1.1.1 1.1.2 1.1.3 資料 資料 資料 資料-4

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地盤地盤地盤地盤モデルモデルモデルモデルのののの考考考考ええええ方及方及方及方及びびびび作成手法作成手法作成手法作成手法 1 表層地盤モデル

1.1 前回の表層地盤モデル 前回調査での表層地盤モデルの特徴は次のとおり

1.1.1 地盤モデルのタイプ区分 平成 7・8 年度に行われた「大規模地震被害想定調査(広島市)」で作成した表層地盤モデル(広島市域を 33 タイプに区分)と平成 7・8 年度に作成した「広島県地震被害想定調査(広島県)」で作成した表層地盤モデル(広島市以外を 207 タイプに区分)を合わせたもの(合計 240 タイプ)。

1.1.2 メッシュサイズ 500m メッシュ

1.1.3 地盤情報 各地盤モデルは層構造で、深度、層厚、地層区分、N値、単位体積重量(kgf/cm3)、S波伝達速度(m/s)の属性を持ったモデルとなっている。 深度:当該層の上面深度(m) 層厚:当該層の厚さ(m) 地層区分:沖積シルト、沖積シルト砂、沖積シルト質砂等の区分 N 値:地盤の固さを知るための重要な数値で、地盤調査(標準貫入試験)において、重さ 63.5kg のハンマーを 75cm の高さから自由落下させ、サンプラーを 30cm 貫入させるのに要した打撃回数によって調べる。硬い地盤は、おもりの落下回数が多く、逆に軟らかい地盤は、おもりの落下回数が少なくなる。 S波伝達速度:弾性波速度の一つで、物体内部を伝わる S波(横波、せん断波)の伝播速度。弾性波速度は物体の固有の速度で、P 波(縦波、粗密度)速度と共に、地盤の動的性質を知る上での基本的定数となる。 地盤モデルの例 地盤タイプ 14 深度(m) 層厚(m) 地層区分 N値 単体(kgf/cm3) Vs(m/s) 3 3 沖積砂 8 1.8 126 7 4 洪積砂 22 2 200 12 5 洪積シルト粘土 28 1.7 273 18 6 洪積砂 43 2 256 基盤 50 2.5 700

資料資料資料資料----4444

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1.2 今回の表層地盤モデルの作成方法 表層地盤モデルは、前回調査モデルを 250m メッシュに細分化し、ボーリングデータ、旧版地形図、J-SHIS を加えて再区分する。 1.2.1 メッシュの細分化 500m メッシュを4分割し 250m メッシュを作成する。

1.2.2 地盤モデルの前回調査との整合 地盤タイプ(種別)の区分は、前回調査のタイプ(240 タイプ)を踏襲する。 ただし、ボーリングデータ及び新たな知見から必要がある場合は、再区分する。

1.2.3 新たな知見の導入 J-SHIS 表層地盤情報注 1及びボーリングデータを参考として、地盤区分の境界を見直す。 注 1 J-SHIS 表層地盤情報:(独)防災科学技術研究所による 250m メッシュ地盤区分図で、微地形区分名、表層 30m の平均 S 波速度(m/s)、工学的基盤(Vs=400m/s)から地表に至る最大速度の増幅率が整備されている。

1.2.4 詳細な再区分 旧版地形図注 2を用いて土地利用の変遷を確認し、埋立地、造成地と原地形との境界線や砂丘、旧河道などを確認し、メッシュの細分化にともない地盤タイプの再区分を行う(図1、図 2参照)。 注 2 旧版地形図:各図幅の最も古いものを収集(県全域) 最も古い図幅で大正 14 年

2 工学的基盤モデル

2.1 前回の工学的基盤モデル 前回調査では表層地盤モデルより下部を基盤岩として一括して扱っている。

2.2 今回の工学的基盤モデル J-SHIS 深部地盤注 3モデルを用いる。 J-SHIS 深部地盤モデルを採用することによるメリットは次のとおり。 • 国による被害想定と整合する。 • 新しい知見、豊富な資料が反映されており、信頼性が高い。 • 震源断層の動的パラメータを考慮する手法への対応が可能となる。 各 S波速度別の相当層の深度分布を図 3-1~図 3-8 に示した。 注 3 J-SHIS 深部地盤モデル:(独)防災科学技術研究所による 1km 地盤区分図で、上部マントルから地震基盤(S 波速度 3km/s 相当層)までの地殻構造、地震基盤から工学的基盤(S 波速度 400m/s~700m/s 相当層)までの深部地盤構造がモデル化されている。

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図図図図1111 旧版地形図旧版地形図旧版地形図旧版地形図とととと現代現代現代現代のののの地形図地形図地形図地形図のののの比較比較比較比較によるによるによるによる地形変化地形変化地形変化地形変化のののの確認確認確認確認

旧版地形図(大正 14年)

現代の地形図 (現代)と比較し、埋立地の拡大などを把握する。

例:水面となっている。

例:このメッシュは埋立地の地盤として再区分する。

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図図図図2222 500m500m500m500m メッシュメッシュメッシュメッシュ地盤区分図地盤区分図地盤区分図地盤区分図のののの 250m250m250m250m メッシュメッシュメッシュメッシュへのへのへのへの再区分再区分再区分再区分

500m メッシュ地盤区分図

250m メッシュ(青線)地盤区分図 250m に細分化することにより、500m では一括して評価していたメッシュをきめ細かく評価できる。

例:このメッシュは山地の地盤として区分されている。

例:このメッシュは埋立地の地盤として再区分する。

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図 3-1 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=0.6km/s相当層の深度)

図 3-2 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=1.5km/s相当層の深度)

(m)

(m)

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図 3-3 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=1.8km/s相当層の深度)

図 3-4 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=2.1km/s相当層の深度) (m)

(m)

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図 3-5 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=2.5km/s相当層の深度)

図 3-6 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=2.7km/s相当層の深度) (m)

(m)

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図 3-7 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=3.0km/s相当層の深度)

図 3-8 J-SHIS 深部地盤モデル(Vs=3.2km/s相当層の深度) (m)

(m)