橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月...

14
橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号 熊野尾鷲道路 賀田高架橋 橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁 (最終ページ参照)

Upload: others

Post on 29-Mar-2021

4 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

橋梁の長寿命化修繕計画

平成29年12月中部地方整備局

国道42号 熊野尾鷲道路 賀田高架橋

※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

( 終ページ参照)

Page 2: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

目次

1.長寿命化修繕計画の背景と目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

2.管内の橋梁の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

(1)管内道路概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

(2)計画の対象橋梁 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

(3)橋梁の種別 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

(4)橋梁の年齢構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

(5)管内の橋梁の損傷状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

3.管内の橋梁点検の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

(1)定期点検の実施状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

(2)管内橋梁の損傷状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

(3)高齢化が進む橋梁の損傷状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

4.予防保全の取り組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(1)予防保全とは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(2)予防保全による効果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

5.長寿命化修繕計画の基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

6.長寿命化修繕計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

7.長寿命化を目指し、維持管理に配慮した橋梁の事例 ・・・・・・・・ 12

Page 3: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

(1)背 景

中部地方整備局が管理している道路橋は5,619橋(平成29年3月末時点)あり、このうち約4割の橋梁は高度成長期(1955年~1973年)に建設されました。

また、建設後50年以上を経過した橋梁の割合は、現在の23%から20年後には68%まで急激に増加します。

1.長寿命化修繕計画の背景と目的

建設後50年以上の橋梁箇所数の推移

【現在】 【10年後】 【20年後】

(2)目 的

定期点検による橋梁の状態の把握、予防的な修繕および計画的な架替えを着実に進め、橋梁のライフサイクルコストの縮減を図りつつ、重要な道路ネットワークの安全性・信頼性を確保していくために長寿命化修繕計画を策定します。

*長寿命化修繕計画:点検結果に基づき、必要な修繕・架替の時期等を定めた計画

-1-

建設年別の橋梁箇所数分布

建設年度

橋梁数

高度経済成長期1955~1973年

Page 4: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

2.管内の橋梁の状況

(1)管内道路概要

中部地方整備局は、一般国道等20路線(総延長1,852km)を管理しています。(平成29年4月現在)

路線名 延長 管理事務所

国道1号 372km 沼津、静岡、浜松、名古屋、三重

国道19号 179km 名古屋、多治見、飯田

国道21号 105km 多治見、岐阜

国道22号 28km 名古屋、岐阜

国道23号 211km 名古屋、三重

国道25号 58km 三重、北勢

国道41号 212km 名古屋、岐阜、高山

国道42号 172km 紀勢

国道52号 19km 静岡

国道138号 17km 静岡

国道139号 37km 静岡

国道153号 124km 名古屋、飯田

国道155号 32km 名古屋

国道156号 76km 岐阜

国道158号 26km 岐阜、高山

国道246号 36km 静岡

国道258号 42km 三重、岐阜

国道302号 59km 名古屋

国道474号 27km 浜松、飯田

合計 1852km

近畿自動車道紀勢線 21km 紀勢

※端数四捨五入の為、合計値が異なる

(2)計画の対象橋梁

「橋梁長寿命化修繕計画」は、中部地方整備局管内の橋長2m以上の5,619橋を対象にします。計画期間は平成29年度から33年度(5年間)とします。(おおよそ300mに1箇所、橋梁があることとなります) (平成29年3月末時点)

中部地方整備局管内の橋梁数(2m以上)

-2-

中部地方整備局管内図

Page 5: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

2.管内の橋梁の状況

(3)橋梁の種別

中部地方整備局が管理する道路橋の上部工使用材料別の内訳鋼橋:1,742橋鉄筋コンクリート橋(RC橋):2,330橋

プレストレストコンクリート橋(PC橋):1,307橋 (平成29年3月末現在)

中部地方整備局における建設後50年以上を経過した橋梁数は、現在1,246橋(23%)40~50年で1,403橋(26%)ですが、20年後には6割以上の橋梁が50年以上となります。

(4)橋梁の年齢構成

-3-

橋梁の現況(上部工使用材料)

全橋梁5619橋

505橋13%

年齢別橋梁割合

20年後には68%の橋梁が50年

以上経過

全橋梁5497橋

※架設年度不明橋梁を除く

Page 6: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

2.管内の橋梁の状況

高度経済成長期に建設された橋梁は高齢化しており、さらに大型車の増加にともない、鋼材の破断、亀裂等の重大な損傷が生じ始めています。

①国道23号 木曽川大橋 (昭和38年完成 供用年数54年)

斜材の破断発見(H19.6.20)

(5)管内の橋梁の損傷状況

-4-

③国道25号 神武川橋 (昭和40年完成 供用年数52年)

主桁の亀裂発見(H19.12.10)

②国道23号 町屋大橋 (昭和39年完成 供用年数53年)

主桁の亀裂発見(H23.9.29)

Page 7: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

3.管内の橋梁点検の状況

(1)橋梁点検の実施状況

直轄国道の橋梁では、1日または2日に1回の頻度で道路パトロール車による定期巡回(橋面の異常および防護柵の異常等を確認)及び5年に1回の定期点検等(近接目視、打音及び触診)により、橋梁の健全性を確認しています。

点検状況

橋梁点検車による近接目視点検

特殊高所技術による近接目視点検

高所作業車による近接目視点検

パトロール車による定期巡回

-5-

触診による劣化状況の調査

打音検査によるウキ等の調査

Page 8: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

3.管内の橋梁点検の状況

(2)管内の橋梁の健全性の状況

平成28年度末で、診断済み橋梁3,051橋のうち約14%(442橋)がⅢ判定と診断されています。

Ⅲ判定橋梁は、道路橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態であるため、次回の定期点検(5年後)までに措置を完了する必要があります。また、管内の直轄国道の橋梁でⅣ判定と診断された橋梁はありません。

-6-

対策区分と判定の内容

橋梁の健全性の診断の判定区分A

区分 定 義

Ⅰ 健全 道路橋の機能に支障が生じていない状態

Ⅱ道路橋の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態

Ⅲ 早期措置段階道路橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態

判定区分判定の内容

Ⅳ 緊急措置段階

予防保全段階

道路橋の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態

Page 9: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

3.管内の橋梁点検の状況

②国道19号 長坂桟道橋 (昭和41年建設 供用年数51年)

支承部の腐食

①国道1号 伊勢大橋 (昭和9年建設 供用年数83年)

鋼部材、床版の劣化

定期点検の結果、高齢化が進む橋梁の損傷が多数確認されています。

(3)高齢化が進む橋梁の損傷状況

-7-

Page 10: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

4.予防保全の取り組み

(1)予防保全とは

大切な資産である道路ストックを長く大切に保全し、安全で安心な道路サービスの提供やライフサイクルコストの縮減等を図るため、定期的な点検により早期に損傷を発見し、損傷が軽微なうちに補修を行い、大規模な修繕に至る前に対策を実施します。

-8-

(2)予防保全による効果

事後保全

予防保全

転換

コンクリート床版の

ひびわれが深刻

コンクリート床版の修繕

点検により、コンクリート床版

に軽微なひびわれを発見

床版下面に炭素繊維を接着する

ことによりひびわれの進行を抑制

損傷が深刻化して、大規模な修繕を実施した場合、工事費が増大となるほか、長期間の通行規制が伴うこととなります。このため積極的に予防保全対策を実施し、橋梁の長寿命化を図ります。

メンテナンスサイクル

反映

長 寿 命 化 計 画

充実

点検

診断

記録

措置・補修・経過観察・通行規制など

Page 11: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

①中部地方整備局管内全ての直轄橋梁5,619橋について長寿命化修繕計画を策定し、予防保全型の橋梁管理へ転換することにより橋梁の長寿命化を図ります。

②長寿命化修繕計画は、平成28年度までに実施した橋梁定期点検結果の基礎データを基に、平成29年~33年の計画として策定しています。ただし、定期点検により毎年新たに対策が必要な橋梁が発見されるため、長寿命化修繕計画は 新の点検結果に基づき毎年度見直す必要があります。

◆「長寿命化修繕計画」とは

◆対策の実施方針

5.長寿命化修繕計画の基本方針

①「道路橋の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態にある橋梁(Ⅲ判定橋梁)」については、次回点検時までに補修を実施することとしてますが、次回点検時までに損傷が進行すると判断されるⅡ判定部材(Ⅲ判定 予備軍)についても、現場状況を勘案し同時補修する方針です。

②橋梁の健全性をさらに確保するため、既往の補修実績に基づき、予防保全効果の高い補修を行い長寿命化を図ります。例えば、排水施設(ドレーン)からの水が直接、桁等にかからない形状変更や、桁端部の部分

塗装による鋼材の腐食防止等を実施します。

③新設橋梁においては、橋梁のライフサイクルコストの 小化を図るため、設計段階から長寿命化橋梁を目指します。例えば、地域特性や構造特性に応じた損傷及び劣化を生じさせ易い部位の改善、点検が

確実かつ容易にできる構造の採用、弱点部位の補修・補強等の更新が確実かつ容易にできる構造の工夫等を行います。

-9-

Page 12: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

例 愛知県の緊急輸送道路網図(H28.9)

橋梁名 路線名 健全性ネットワークの重要性

○○橋 国道○号 × 高

▲▲橋 国道▲号 △ 高

◇◇橋 国道◇号 △ 低

●●橋 国道●号 ○ 高

△△橋 国道△号 ○ 低

・・・ ・・・ ・・・ ・・・

優先順位

※『健全性』は、損傷程度(判定区分)や損傷位置(第3者への影響)の観点から設定※『ネットワークの重要性』は迂回の可否・難易で設定

対策の優先順位

5.長寿命化修繕計画の基本方針

◆優先順位の考え方

①点検結果に基づき、効率的な維持及び修繕が図られるよう必要な措置を講じます。

②対策の優先順位は、損傷程度や損傷位置からみる橋梁の健全性、迂回の可否または難易からみるネットワークの重要性、緊急輸送道路の指定状況等から総合的に判断します。

-10-

第一次緊急輸送道路

第二次緊急輸送道路

凡  例

Page 13: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

6.長寿命化修繕計画

・基本方針に基づき、長寿命化修繕計画を作成し、計画的に対策を実施します。・毎年度、新たな点検結果と対策の実施状況を踏まえ適宜、計画のフォローアップを行います。

※ 長寿命化修繕計画リスト(全橋分)は、別添資料に掲載

-11-

№ 橋梁名 路線名 事務所 橋長(m) 架設年 全幅員点検実施年度

点検結果

点検・修繕・架設計画(●定期点検 ○修繕工事 ◎架設工事 △撤去)

修繕内容

H26計画 H27計画 H28計画 H29計画 H30計画 H31計画 H32計画 H33計画 H34計画 H35計画橋梁名 路線名 事務所 橋長(m) 架設年 全幅員 点検実施年度点検結果修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検 修繕 点検

1 二の沢橋 国道19号 飯田国道事務所 33.8 1981 13.0 H28年度 Ⅱ ●2 三の沢水路函渠 国道19号 飯田国道事務所 6.3 1979 14.0 ●3 地蔵橋 国道19号 飯田国道事務所 31.9 1980 13.0 H28年度 Ⅰ ●4 南木曽大橋 国道19号 飯田国道事務所 246.5 1982 12.5 H28年度 Ⅲ ● ○ 床版 繊維シート接着

5 吾妻橋 国道19号 飯田国道事務所 57.5 1964 11.0 H28年度 Ⅲ ● ○ 桁 当て板補修

6 渡島橋側道橋 国道19号 飯田国道事務所 17.7 1988 2.8 H27年度 Ⅰ ●7 渡島跨線橋 国道19号 飯田国道事務所 14.3 1966 8.7 H27年度 Ⅲ ● ○ 支承 モルタル補修

8 渡島1号人道函渠縦足 国道19号 飯田国道事務所 3.2 1988 17.3 ●9 戦沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 13.6 1990 2.8 H28年度 Ⅰ ●

10 戦沢溝橋 国道19号 飯田国道事務所 5.9 1966 6.5 H28年度 Ⅱ ●11 兜沢溝橋 国道19号 飯田国道事務所 10.8 1966 8.7 H27年度 Ⅱ ●12 兜沢溝橋側道橋 国道19号 飯田国道事務所 17.1 1987 2.6 H27年度 Ⅰ ●13 神戸沢橋上り 国道19号 飯田国道事務所 6.4 1963 14.9 H27年度 Ⅰ ●14 神戸沢橋下り 国道19号 飯田国道事務所 15.7 2003 6.0 H27年度 Ⅰ ●15 三留野1号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 5.1 1963 8.8 H27年度 Ⅰ ●16 三留野1号溝橋側歩道 国道19号 飯田国道事務所 7.4 1963 1.8 H27年度 Ⅰ ●17 三留野1号溝橋橋側歩 国道19号 飯田国道事務所 5.2 1988 1.8 H27年度 Ⅱ ●18 蛇抜橋 国道19号 飯田国道事務所 5.3 1963 8.7 H27年度 Ⅱ ●19 蛇抜沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 8.5 1974 1.8 H27年度 Ⅰ ●20 新大沢田橋 国道19号 飯田国道事務所 13.9 1967 8.5 H27年度 Ⅰ ●21 新大沢田橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 14.5 1975 1.8 H27年度 Ⅱ ●22 梨子沢橋 国道19号 飯田国道事務所 13.5 1963 8.8 H26年度 Ⅱ ●23 梨子沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 16.0 1974 1.8 H26年度 Ⅱ ●24 牧ケ沢橋 国道19号 飯田国道事務所 5.4 1963 8.5 H27年度 Ⅰ ●25 牧ケ沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 14.4 1980 2.4 H27年度 Ⅱ ●26 三留野橋 国道19号 飯田国道事務所 9.4 1963 8.5 H28年度 Ⅰ ●27 三留野橋側道橋 国道19号 飯田国道事務所 15.4 1980 2.4 H28年度 Ⅲ ● ○ 桁 当て板補修

28 与川渡橋(上り) 国道19号 飯田国道事務所 20.9 1951 5.6 H28年度 Ⅱ ●29 与川渡橋(下り) 国道19号 飯田国道事務所 18.7 1968 6.1 H28年度 Ⅲ ● ○ 桁 当て板補修

30 与川渡橋橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 18.7 1987 2.4 H28年度 Ⅰ ●31 清水橋歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 7.6 1988 2.4 H28年度 Ⅰ ●32 清水橋 国道19号 飯田国道事務所 7.0 1965 8.8 H28年度 Ⅰ ●33 羅天橋 国道19号 飯田国道事務所 40.1 1986 11.7 H28年度 Ⅰ ●34 十二兼1号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 4.0 1966 8.6 H27年度 Ⅰ ●35 十二兼1号溝橋側歩道 国道19号 飯田国道事務所 6.8 1998 2.4 H27年度 Ⅰ ●36 中河原1号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 7.1 1965 8.5 H27年度 Ⅰ ●37 中河原1号橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 7.0 2002 2.9 H27年度 Ⅰ ●38 中河原2号橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 9.9 2002 2.9 H27年度 Ⅰ ●39 中河原2号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 5.5 1965 8.5 H27年度 Ⅱ ●40 十二兼高架橋(上り) 国道19号 飯田国道事務所 120.0 1999 8.5 H28年度 Ⅱ ●41 十二兼高架橋(下り) 国道19号 飯田国道事務所 150.5 1997 8.2 H27年度 Ⅰ ●42 十二兼跨線橋 国道19号 飯田国道事務所 81.0 1997 16.7 H28年度 Ⅲ ● ○ 桁 当て板補修

43 十二兼3号水路函渠 国道19号 飯田国道事務所 6.6 1964 12.1 ●44 下横橋 国道19号 飯田国道事務所 17.3 1956 7.9 ●45 下横橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 35.3 1971 1.8 ●46 新横橋 国道19号 飯田国道事務所 41.0 1964 7.7 ●47 倉兼1号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 9.3 1965 8.5 ●48 倉兼2号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 3.1 1965 8.5 ●49 倉兼沢橋 国道19号 飯田国道事務所 30.8 1964 7.8 ●50 野尻1号歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 29.4 1990 2.2 ●51 野尻1号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 3.5 1959 8.8 ●52 野尻1号溝橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 7.1 1959 2.4 ●53 二田反川溝橋 国道19号 飯田国道事務所 4.7 1959 12.0 ●54 楢沢橋 国道19号 飯田国道事務所 4.4 1959 8.3 ●55 樽沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 5.5 1959 2.4 ●56 桑沢溝橋 国道19号 飯田国道事務所 2.4 1960 8.6 ●57 桑沢溝橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 3.9 1987 2.3 ●58 青木沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 7.0 1971 2.4 ●59 青木沢橋 国道19号 飯田国道事務所 4.0 1960 8.4 ●60 馬場沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 12.0 1971 2.4 ●61 馬場沢橋 国道19号 飯田国道事務所 6.9 1960 8.4 ●62 にが溝橋 国道19号 飯田国道事務所 10.6 1962 9.1 ●63 二ガ溝橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 13.0 1971 2.7 ●64 上田沢橋 国道19号 飯田国道事務所 19.7 1963 8.7 ●65 上田沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 22.0 1971 1.8 ●66 中山高架橋 国道19号 飯田国道事務所 88.0 2001 11.0 ●67 伊奈川橋 国道19号 飯田国道事務所 108.3 1963 7.7 ●68 伊奈川橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 108.5 1974 1.8 ●69 下宮の沢橋 国道19号 飯田国道事務所 10.4 1964 9.0 ●70 下宮の沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 15.0 1984 2.6 ●71 宮の沢橋 国道19号 飯田国道事務所 30.8 1964 7.8 ●72 宮の沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 28.5 1976 2.6 ●73 穴沢橋 国道19号 飯田国道事務所 10.4 1965 8.4 ●74 猿沢橋 国道19号 飯田国道事務所 22.7 1960 8.8 ●75 猿沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 24.8 1973 2.8 ●76 松淵橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 15.0 1994 2.4 ●77 松淵橋 国道19号 飯田国道事務所 12.5 1963 8.8 ●78 村沢溝橋 国道19号 飯田国道事務所 3.0 1963 10.1 ●79 上郷1号歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 12.4 1980 2.4 ●80 境の沢橋 国道19号 飯田国道事務所 12.0 1975 10.5 ●81 境ノ沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 11.9 1980 2.4 ●82 大沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 39.0 1971 1.8 ●83 大沢橋 国道19号 飯田国道事務所 37.3 1957 8.6 ●84 古田小沢溝橋 国道19号 飯田国道事務所 6.4 1962 8.8 H27年度 Ⅱ ●85 古田小沢溝橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 8.0 1971 2.4 H27年度 Ⅱ ●86 棧沢橋 国道19号 飯田国道事務所 33.0 1975 10.5 H28年度 Ⅱ ●87 棧沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 36.0 1971 2.4 H28年度 Ⅲ ● ○ 桁 当て板補修

88 空沢溝橋 国道19号 飯田国道事務所 9.4 1963 8.5 H27年度 Ⅱ ●89 空沢溝橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 15.2 1971 1.7 H27年度 Ⅰ ●90 二ノ俣沢橋 国道19号 飯田国道事務所 6.0 1963 8.5 ●91 二ノ俣沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 11.4 1980 1.7 ●92 上松町立町 国道19号 飯田国道事務所 5.9 1989 1.5 ●93 荻原橋(上り線) 国道19号 飯田国道事務所 25.4 1972 3.9 H28年度 Ⅱ ●94 荻原橋(下り線) 国道19号 飯田国道事務所 24.1 1955 6.3 H28年度 Ⅰ ●95 穴沢溝橋 国道19号 飯田国道事務所 7.9 1964 8.5 H28年度 Ⅰ ●96 穴沢溝橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 14.4 1978 2.3 H28年度 Ⅰ ●97 木戸沢橋 国道19号 飯田国道事務所 7.0 1964 8.5 H28年度 Ⅱ ●98 木戸沢橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 10.9 1978 2.3 H28年度 Ⅰ ●99 小野滝橋 国道19号 飯田国道事務所 9.0 1964 8.5 H28年度 Ⅱ ●

100 小野滝橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 15.4 1978 2.3 H28年度 Ⅱ ●101 滑川橋 国道19号 飯田国道事務所 80.0 1964 7.9 H28年度 Ⅰ ●102 滑川橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 92.8 1984 2.4 H28年度 Ⅰ ●103 見帰横断函渠 国道19号 飯田国道事務所 6.5 1996 39.7 ●104 見帰町道横断函渠 国道19号 飯田国道事務所 5.8 1993 24.3 ●105 中沢橋(19号) 国道19号 飯田国道事務所 15.7 1996 13.0 ●106 十王沢橋 国道19号 飯田国道事務所 45.1 1996 13.0 H26年度 Ⅰ ●107 あげまつ大橋 国道19号 飯田国道事務所 199.0 2014 13.0 H28年度 Ⅱ ●108 新茶屋橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 8.8 1980 2.4 ●109 曇呑橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 8.6 1980 2.4 ●110 かけはし大橋 国道19号 飯田国道事務所 185.0 2009 13.0 H28年度 Ⅱ ●111 鳥居橋 国道19号 飯田国道事務所 13.0 1959 9.3 H28年度 Ⅰ ●112 鳥居橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 13.0 1972 1.6 H28年度 Ⅰ ●113 中平跨線橋 国道19号 飯田国道事務所 115.9 1972 8.6 H28年度 Ⅲ ● ○ 床版 繊維シート接着

114 越畑1号人道函渠 国道19号 飯田国道事務所 5.5 1972 11.0 ●115 越畑1号人道函渠(側) 国道19号 飯田国道事務所 5.5 2004 2.4 ●116 越畑2号人道函渠 国道19号 飯田国道事務所 4.0 1972 11.0 ●117 越畑2号人道函渠(側) 国道19号 飯田国道事務所 4.0 2004 2.3 ●118 越畑沢橋 国道19号 飯田国道事務所 34.0 1971 9.2 H28年度 Ⅲ ● ○ 支承 部材取替

119 万郡1号人道函渠 国道19号 飯田国道事務所 3.6 1972 9.5 ●120 万郡沢橋 国道19号 飯田国道事務所 15.1 1971 12.2 H28年度 Ⅲ ● ○ 支承 部材取替

121 万郡4号人道函渠 国道19号 飯田国道事務所 3.0 1971 14.2 ●122 伊谷1号水路函渠 国道19号 飯田国道事務所 2.4 1971 30.5 ●123 木曽町福島(伊谷) 国道19号 飯田国道事務所 4.8 不明 15.0 ●124 八沢橋橋側歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 34.0 2007 3.0 H27年度 Ⅰ ●125 八沢橋 国道19号 飯田国道事務所 25.7 1971 14.2 H27年度 Ⅱ ●126 新開1号溝橋側道橋 国道19号 飯田国道事務所 5.7 1990 2.4 H27年度 Ⅰ ●127 新開1号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 2.6 1964 8.5 H27年度 Ⅱ ●128 矢崎沢歩道橋 国道19号 飯田国道事務所 12.6 1991 2.8 H27年度 Ⅰ ●129 新開3号溝橋接続管渠 国道19号 飯田国道事務所 4.6 1990 4.9 ●130 新開3号溝橋 国道19号 飯田国道事務所 4.8 1964 8.5 H27年度 Ⅰ ●131 上田跨線橋(旧橋) 国道19号 飯田国道事務所 18.6 1964 8.4 H27年度 Ⅲ ● ○ 支承 モルタル補修

132 上田跨線橋(新橋) 国道19号 飯田国道事務所 20.6 1982 6.1 H27年度 Ⅲ ● ○ 支承 アンカーボルト補修

Page 14: 橋梁の長寿命化修繕計画 - mlit.go.jp橋梁の長寿命化修繕計画 平成29年12月 中部地方整備局 国道42号熊野尾鷲道路賀田高架橋 ※橋梁の長寿命化を目ざし、維持管理に配慮した橋梁

7.長寿命化を目指し、維持管理に配慮した橋梁の事例

国道42号熊野尾鷲道路 賀田高架橋

②補修の容易性向上ジャッキアップスペースの確保(橋座面と主桁)とジャッキ設置箇所を明示

③点検性の向上

桁の端部とパラペット前面のスペースを設け、通気性と維持管理の向上を図る

①鋼材の腐食防止

桁端部を塗装することにより、漏水等による腐食を防止(耐候性鋼材)

④鋼材の耐久性向上

ステンレス排水管の採用と異種金属には絶縁帯による腐食防止を図る

①②③

-12-