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IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1 インストール・ガイド (ご利用 の手引き)

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IBM Cognos Business Intelligenceバージョン 10.2.1

インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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注記本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 33ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

このドキュメントは IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1 を対象として作成されています。また、その後のリリースも対象となる場合があります。

Licensed Materials - Property of IBM

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

 

原典: IBM Cognos Business Intelligence

Version 10.2.1

Getting Started Installation Guide

発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

担当: トランスレーション・サービス・センター

第1刷 2013.5

© Copyright IBM Corporation 2005, 2013.

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目次

概要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . v

第 1 章 1 台のコンピューターへの Cognos BI のインストール . . . . . . . . . . . . 1システム要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1サーバー・コンポーネントのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2Framework Manager のインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4Content Store データベースの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

IBM DB2 での Content Store の作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5Microsoft SQL Server での Content Store の作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

設定の保存と IBM Cognos サービスの開始 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7Content Manager が実行しているかどうかの確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8Web サーバーの設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8

Microsoft インターネット・インフォメーション・サービス バージョン 7 以降での CGI ゲートウェイの使用 . . 8Apache Server または IBM HTTP Server での CGI ゲートウェイの使用 . . . . . . . . . . . . . . 11

ポータルへのアクセスのテスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1164 ビットのコンピューターでの Framework Manager の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

第 2 章 Cognos Business Intelligence サンプルのインストール . . . . . . . . . . . 13IBM DB2 でのサンプル・データベースの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14

IBM DB2 サンプル・データベースへのデータ・ソース接続の作成 . . . . . . . . . . . . . . . . 14Microsoft SQL Server でのサンプル・データベースの作成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

Microsoft SQL Server のサンプル・データベースのデータ・ソース接続の作成 . . . . . . . . . . . . 16サンプルのインポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17

第 3 章 インストール環境へのコンポーネントの追加 . . . . . . . . . . . . . . . . . 19アプリケーション層コンポーネント・インスタンスの追加 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20既存のインスタンスのサーバー名の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21アプリケーション層コンポーネント・インスタンスのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . 22アプリケーション層コンポーネント・インスタンスの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23アプリケーション層コンポーネント・インスタンスのテスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24

Web ゲートウェイの追加 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24Web ゲートウェイのインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25ゲートウェイの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26Web サーバーの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 262 番目のポータルへのアクセスのテスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29

付録. ユーザー補助機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31インストール・ウィザードのショートカット・キー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31

特記事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33

索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37

© Copyright IBM Corp. 2005, 2013 iii

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概要

このドキュメントは IBM® Cognos® Business Intelligence の使用にあたって参照してください。Cognos BI は、 Web ベースのビジネス・インテリジェンス・ソリューションであり、レポート作成、分析、スコアカード処理、およびイベント管理の機能が統合されています。

このドキュメントには、Microsoft Windows オペレーティング・システム上にCognos BI を単一サーバー・インストール環境にデフォルト設定でインストールして設定するために必要な情報が記載されています。このインストールは、使用を開始するために最も手早く簡単な方法であり、テスト環境や評価環境をセットアップするのに適しています。

コンポーネントをインストールに追加することによってシングル・サーバーのインストールを拡張するための追加タスクがあります。ただし、分散インストールの詳細については、「IBM Cognos Business Intelligence インストールと設定ガイド」に記載されています。

対象読者

このガイドを使用するには、次の項目を理解している必要があります。

v 一定のデータベース概念

v Microsoft Windows オペレーティング・システムの基本的な管理スキル

v Web サーバー設定

情報の入手方法

IBM Cognos の製品資料を Web で入手するには、IBM Cognos インフォメーション・センター (http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/cogic/v1r0m0/index.jsp) にアクセスしてください。各言語版の資料もすべて用意されています。リリース・ノートはインフォメーション・センターに直接公開されます。これには、最新の技術情報とAPAR へのリンクが含まれます。

各 HTML ページの上部にある PDF リンクをクリックするか、IBM Cognos 製品資料 Web ページ (www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27024067) からこの PDF

にアクセスすると、製品オンライン・ヘルプ・ファイルの PDF バージョンを見ることもできます。

ユーザー補助機能

ユーザー補助機能は、動作が制限されている方、視力の限られた方など、身体に障害を持つ方々に IT 製品をご使用いただけるように支援する機能です。この製品は、ユーザー補助機能を備えています。ユーザー補助機能については、 31ページの『インストール・ウィザードのショートカット・キー』を参照してください。

© Copyright IBM Corp. 2005, 2013 v

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将来の見通しに関する記述

このドキュメントには製品の現在の機能が記載されています。現在利用できない項目への言及が含まれる場合もありますが、将来的に使用可能になることを示唆するものではありません。このような言及は、なんらかの資料、規約、または機能を提供するという誓約、保証、または法的義務ではありません。機能の開発、リリース、時期や機能性は IBM の独自の決定によるものとします。

サンプルに関する特記事項

Sample Outdoors 社、Great Outdoors 社、GO 営業、Sample Outdoors や Great

Outdoors 名の変形、および Planning サンプルは、IBM および IBM 顧客のサンプル・アプリケーションを開発するために使用されたサンプル・データの架空の企業運営を表しています。これらの架空データには、販売取引、商品流通、財務、および人事のサンプル・データが含まれます。実在する名称、住所、連絡先電話番号、取引額とは一切関係がありません。また、サンプル・ファイルの中には、手動またはコンピューターで生成された架空のデータ、学術的ソースまたは公共のソースを基に編集された実際のデータ、版権所有者の許可を得て使われているデータなどが、サンプル・アプリケーションを開発するためのサンプル・データとして使用されている場合もあります。参照される製品名は、それぞれの所有者の商標である可能性があります。許可なく複製することは禁止されています。

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第 1 章 1 台のコンピューターへの Cognos BI のインストール

この章には、単一コンピューターにデフォルト設定で IBM Cognos Business

Intelligence をインストールして設定するために必要な情報が記載されています。このタイプのインストールは、テスト環境や評価環境に適しています。

本書は、以下の条件で Cognos BI をインストールする際に必要な情報を提供します。

v 単一の Microsoft Windows コンピューターへのインストール。

v Content Store としてCognos Content Database、IBM DB2®、 Microsoft SQL

Server のいずれかを使用。

v Web サーバーとして Microsoft Internet Information Services (IIS)、Apache Web

Server、IBM HTTP Server のいずれかを使用。

v アプリケーション・サーバーとしてデフォルトの Apache Tomcat を使用。

v セキュリティーを有効にしない。

この後の章では、サンプルのインストールについて、さらには、コンポーネントをインストールに追加してシングル・サーバー・インストールを拡張することについて説明します。

インストールのカスタマイズ、複数のコンピューターでのコンポーネントの分散、別のデータベースまたはアプリケーション・サーバーの使用、あるいは既存のインストール環境のアップグレードの詳細については、「IBM Cognos Business

Intelligence インストールおよび設定ガイド」を参照してください。

システム要件次の表を使用して、1 台のコンピューターで IBM Cognos Business Intelligence コンポーネントをインストールして実行するために必要な最小限のハードウェアおよびソフトウェア要件をチェックします。分散環境または実働環境では、さらにリソースが必要になる場合もあります。

表 1. ハードウェア要件

要件 仕様

オペレーティング・システム

Microsoft Windows

RAM 8 から 10 GB の間注: メモリー設定は多くの要因によって異なります。それには、サーバーに予想される処理状況のレベル、IBM Cognos

アプリケーションの複雑さ、ユーザーおよび要求の数、および応答時間の許容範囲などがあります。

© Copyright IBM Corp. 2005, 2013 1

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表 1. ハードウェア要件 (続き)

要件 仕様

ディスク容量 ソフトウェアのインストールに最小で 3.5 GB の空き容量が必要で、 IBM Cognos コンポーネントが使用する一時ディレクトリーが含まれるドライブには 4 GB の空き容量が必要です。

すべてのデータベースで、サイズが時間の経過とともに増加します。将来の要件に対しても十分なディスク容量があることを確認してください。

表 2. ソフトウェア要件

要件 仕様

Web サーバー Web サーバーをインストールして始動しておく必要があります。

データベース Cognos Content Database の用途は、テスト・システムまたは概念検証用のシステムにインストールし、デフォルトのContent Store データベースとして設定することです。

Cognos Content Database コンポーネントをインストールしない場合は、IBM DB2、Microsoft SQL

Server、Oracle、Sybase、または Informix® などの別のデータベースを使用できます。

本書には、Cognos Content Database、IBM DB2、およびMicrosoft SQL Server を使用するためのステップが記載されています。他のデータベースについては、「IBM Cognos

Business Intelligence インストールおよび設定ガイド」を参照してください。

すべてのデータベース・タイプで、TCP/IP 接続が必要です。

Web ブラウザー すべての Web ブラウザーで次のオプションが有効になっていること。

v Cookie

v JavaScript

Microsoft Internet Explorer の場合は、さらに次のオプションが有効になっている必要があります。

v ActiveX コントロールとプラグインの実行

v スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveX コントロールのスクリプトの実行

v アクティブ・スクリプト

v META REFRESH の実行許可

サーバー・コンポーネントのインストールインストール・ウィザードを使用して、すべてのコンポーネントをコンピューターにコピーします。

2 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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Windows Vista、Windows 7、または Windows 2008 オペレーティング・システムが動作するコンピューターにインストールする場合は、デフォルトのインストール場所として Program Files (x86) ディレクトリーが使用されます。この場所にインストールする場合は、IBM Cognos Configuration を管理者として実行するようにしてください。あるいは、Program Files (x86) ディレクトリーの外部に製品をインストールすることもできます。例えば、C:¥ibm¥cognos¥c10 のような場所にインストール・ディレクトリーを変更できます。

始める前に

オペレーティング・システム、パッチ、ブラウザー、Web サーバー、ディレクトリー・サーバー・データベース・サーバー、アプリケーション・サーバーなど、IBM

Cognos Business Intelligence 製品でサポートされている環境の最新リストを確認するには、IBM ソフトウェア互換性レポート (www.ibm.com/support/

docview.wss?uid=swg27037784) を参照してください。

手順1. IBM Cognos 製品ディスクを挿入するか、インストール・ファイルがダウンロードされて解凍された場所に移動します。

インストール・ウィザードを手動で起動するには、オペレーティング・システムのディレクトリーに移動して、issetup.exe ファイルをダブルクリックします。

2. インストール時に使用する言語を選択します。

ここで選択した言語によって、ユーザー・インターフェースの言語が決まります。インストール後に、インストールされている任意の言語にユーザー・インターフェースの言語を変更することもできます。

3. 必要コンポーネントをすべてインストールするには、「コンポーネントの選択」ページでデフォルトを受け入れます。

Cognos Content Database をインストールする場合は、「IBM Cognos BusinessIntelligence Server」を展開し、「Cognos Content Database」を選択します。

Cognos Content Database をインストールしない場合は、IBM DB2 またはMicrosoft SQL Server データベースを Content Store に使用できます。他のデータベースの使用に関する情報は、「IBM Cognos Business Intelligence インストールおよび設定ガイド」に記載されています。

サンプルもインストールする場合は、IBM DB2 や Microsoft SQL Server など、他のデータベースへのアクセス権も必要です。サンプルを Cognos Content

Database に復元することはできません。

4. 「次へ」をクリックし、ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。

5. 英語以外の製品ドキュメントのインストールについて尋ねられたら、「OK」をクリックして続行します。

第 1 章 1 台のコンピューターへの Cognos BI のインストール 3

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Framework Manager のインストールFramework Manager をインストールするには、インストール・ウィザードを使用してすべてのコンポーネントを Microsoft Windows オペレーティング・システムのコンピューターにコピーします。

IBM Cognos Business Intelligence サーバー・コンポーネントの 32 ビット・バージョンをインストールしてある場合は、Framework Manager をサーバー・コンポーネントと同じディレクトリーにインストールします。これは、サーバー・コンポーネントとは別に Framework Manager を設定する必要がないことを意味します。

Cognos BI サーバー・コンポーネントの 64 ビット・バージョンをインストールしてある場合は、 Framework Manager を別のディレクトリーにインストールする必要があります。32 ビットのコンポーネントと 64 ビットのコンポーネントの、デフォルトのインストール先は異なります。サーバー・コンポーネントの 64 ビット・バージョンをインストールしてある場合は、Framework Manager の構成が必要です。

手順1. IBM Cognos モデル作成製品の ディスク を挿入し、インストール・メニューを開きます。

インストール・ウィザードの「ようこそ」ページが表示されます。「ようこそ」ページが表示されない場合は、ディスクの win32 ディレクトリーにあるissetup.exe をダブルクリックします。

2. 使用する言語を選択し、「次へ」をクリックします。

3. 「IBM 使用許諾契約書」パネルで、「同意します」を選択し、「次へ」をクリックします。

4. 「インストール先」 パネルで、デフォルトを受け入れて、「次へ」をクリックします。

重要: IBM Cognos BI サーバー・コンポーネントの 64 ビット・バージョンをインストールした場合は、Framework Manager を同じ場所にインストールしないでください。サーバー・コンポーネントの 32 ビット・バージョンをインストールした場合は、デフォルトの場所はサーバーの場所と同じになります。

5. 「コンポーネントの選択」パネルで、デフォルトを受け入れて、「次へ」をクリックします。

6. 「ショートカット・フォルダー」パネルで、以下のいずれかを実行します。

v サーバー・コンポーネントの 32 ビット・バージョンをインストールしてある場合は、「プログラム・フォルダー」ボックスでデフォルト値を受け入れて、「次へ」をクリックします。

v サーバー・コンポーネントの 64 ビット・バージョンをインストールしてある場合は、「プログラム・フォルダー」ボックスに IBM Cognos 10 Framework

Manager を入力し、「次へ」をクリックします。

7. 「インストールの要約」パネルで、「次へ」をクリックしてインストールを完了します。

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Content Store データベースの作成Content Store は、グローバル設定データ、グローバル設定 (ユーザー・インターフェースに表示される言語や通貨形式など)、データ・ソースへの接続、および製品固有の内容を保存するために Content Manager によって使用されるデータベースです。

インストール中に Cognos Content Database を選択した場合は、Content Store データベースを作成する必要はありません。データベースはインストール中に作成されて事前構成されるため、 7ページの『設定の保存と IBM Cognos サービスの開始』に進むことができます。

IBM DB2 を使用している場合、Content Store に適したデータベースを作成するために使用する IBM Cognos Connection からスクリプトを作成します。詳しくは、『IBM DB2 での Content Store の作成』を参照してください。

Microsoft SQL Server の場合は、データベースを手動で作成する必要があります。詳しくは、 6ページの『Microsoft SQL Server での Content Store の作成』を参照してください。

IBM DB2 での Content Store の作成IBM DB2 データベースを Content Store のために使用する場合は、2 つの Java アーカイブ (jar) ファイルをコピーし、IBM DB2 ツールで Content Store に適したデータベースを作成するために使用するスクリプトを、IBM Cognos Configuration を使用して作成する必要があります。

始める前に

これには DB2 がインストールされている必要があり、データベース・ユーザー・アカウントが存在していなければなりません。

手順1. 次のファイルを DB2_installation¥sqllib¥java ディレクトリーから

c10_location¥webapps¥p2pd¥WEB-INF¥lib ディレクトリーにコピーします。

v 汎用ドライバー・ファイル db2jcc.jar

v ライセンス・ファイル db2jcc_license_cu.jar

IBM Cognos BI をデフォルトの場所にインストールした場合は、これらのファイルを C:¥Program Files¥ibm¥cognos¥c10¥webapps¥p2pd¥WEB-INF¥lib ディレクトリーにコピーします。

2. 「スタート」メニューから、「プログラム」、「IBM Cognos 10」、「IBMCognos Configuration」の順にクリックします。

3. 「Explorer」ウィンドウの「データ・アクセス」、「Content Manager」で、「Content Store」をクリックします。

4. 「データベース・サーバーとポート番号」に、 DB2 が稼働しているコンピューターの名前とポート番号を入力します。 例えば、次のようにします。localhost:50000 ここで、50000 は IBM DB2 によって使用されるデフォルトのポート番号です。別のポート番号を使用する場合は、その値を使用してください。

第 1 章 1 台のコンピューターへの Cognos BI のインストール 5

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5. 「ユーザー ID とパスワード」プロパティーの隣にある「値」フィールドをクリックして、編集アイコンをクリックします。適切な値を入力して、「OK」をクリックします。

6. 「プロパティー」ウィンドウで、「データベース名」プロパティーに、ご使用の Content Store データベースの名前を入力します。

重要: 名前は 8 文字以上でなければならず、使用できるのは英数字、アンダースコア、ハイフンのみです。

7. 「Content Store」を右クリックし、「DDL の生成」をクリックします。

8. 「詳細」をクリックして、生成される DDL ファイルの場所を記録します。

createDb.sql という DDL ファイルが作成されます。スクリプトはc10_location¥configuration¥schemas¥content¥db2 ディレクトリーに作成されます。

9. 「ファイル」をクリックし、次に「保存」をクリックして、設定を保存します。

10. IBM DB2 ユーザーとしてログインし、IBM DB2 「コントロール・センター」から「コマンド・エディター」を開いて、createDB.sql DDL ファイルを開いて実行し、データベースを作成します。

IBM DB2 コマンド行インターフェースを使用する場合は、次のコマンドを入力してスクリプトを実行できます。

db2 -tvf createDb.sql

11. スクリプトが正常終了したら、 Cognos ユーザーまたは通常のユーザー・アカウントとしてログインして戻ります。

Microsoft SQL Server での Content Store の作成Microsoft SQL Server を使用している場合は、Content Store データベースとして使用するデータベースを手動で作成する必要があります。データベースへの接続プロパティーは、IBM Cognos Configuration で設定できます。

手順1. Microsoft SQL Server 管理ツールを使用してデータベースを作成します。

a. データベースの照合順序は、大/小文字を区別しない順序になるようにしてください。

Microsoft SQL Server の設定時に、カスタム・インストールで、照合順序を選択します。これには文字セットおよびソート順序が含まれます。標準インストールの場合は、照合には、インストール・プログラムによって識別されるロケールがインストールで使用されます。この設定は、後で変更できません。

b. Microsoft SQL Server に TCP/IP 接続が使用されるようにしてください。

2. 「スタート」メニューから、「プログラム」、「IBM Cognos 10」、「IBMCognos Configuration」の順にクリックします。

3. 「Explorer」ウィンドウで、「データ・アクセス」、「Content Manager」の下で「Content Store」を右クリックして「削除」をクリックします。

6 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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このようにすると、デフォルトの Content Store プロパティーが解除されます。デフォルトでは、 IBM DB2 データベースを使用することになっています。

4. 「Content Manager」を右クリックし、「リソースの新規作成」、「データベース」の順にクリックします。

5. 「名前」フィールドに、リソースの名前を入力します。例: Content Store

6. 「タイプ」ボックスで、適切な「Microsoft SQL Server データベース」タイプを選択して、「OK」をクリックします。

ご使用の Microsoft SQL Server データベースに Windows 認証を使用する場合は、「Microsoft SQL Server データベース (Windows 認証)」を選択します。使用しない場合は、「Microsoft SQL Server データベース」を選択します。

7. 「データベース・サーバーとポート番号」に、Microsoft SQL Server が稼働しているコンピューターの名前とポート番号を入力します。例えば、次のようにします。localhost:1433 Microsoft SQL Server が使用するポート番号の値は1433 です。別のポート番号を使用する場合は、その値を使用してください。

8. 「ユーザー ID およびパスワード (User ID and password)」プロパティーの隣の「値」フィールドをクリックして、編集ボタンが表示されたらクリックします。適切な値を入力して、「OK」をクリックします。

9. 「プロパティー」ウィンドウで、「データベース名」プロパティーに、ご使用の Content Store データベースの名前を入力します。

10. Content Store データベース用に追加したリソースを右クリックして、「テスト」をクリックします。

テストが正常に完了した場合は、IBM Cognos サービスを初めて開始したときに、Content Manager によって必要なテーブルが Content Store に作成できます。接続プロパティーが正確に指定されていない場合、IBM Cognos サービスを開始できません。

設定の保存と IBM Cognos サービスの開始製品ポータルである IBM Cognos Connection にユーザーがアクセスできるようにするには、事前に設定を保存し、IBM Cognos サービスを開始しておく必要があります。

手順1. IBM Cognos Configuration をまだ開始していない場合は、「スタート」メニューから、「プログラム」、 IBM Cognos 10、「IBM Cognos Configuration」をクリックします。

2. IBM Cognos Configuration で、 「ファイル」、「保存」をクリックして、設定値を保存します。

3. 「操作」をクリックし、次に「開始」をクリックします。

IBM Cognos サービスの開始には、数分かかることがあります。

「メール・サーバーの接続をテストしています」というプロセスの際に警告を受け取ります。「OK」をクリックしてから「継続」をクリックし、サービスの開始を継続します。メール・サーバーの接続は必要ありません。

第 1 章 1 台のコンピューターへの Cognos BI のインストール 7

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Cognos Content Database コンポーネントをインストールした場合は、Cognos

Content Database サービスも開始されます。

Content Manager が実行しているかどうかの確認Contact Manager が実行しているかどうか、Web ブラウザーを使用して確認することができます。

手順1. Web ブラウザーを開きます。

2. IBM Cognos Configuration から Web ブラウザーのアドレス・バーに「ContentManager URI」の値を入力します。

例えば、次のように入力します。

http://localhost:9300/p2pd/servlet

localhost には、ご使用のコンピューターの名前、IP アドレス、ローカル・ホストのいずれかを指定できます。

9300 は、IBM Cognos のコンポーネントが使用するデフォルトのポート番号です。

タスクの結果

「状態区分」の値が「実行中」になります。これは、IBM Cognos サービスが開始しており、Content Store に接続していることを示します。

「状態区分」が「実行中」でない場合、Content Store データベースに接続するための正しい情報が入力されているか、および IBM Cognos Configuration でサービスが開始されているかを確認します。

次のタスク

Content Manager が実行していることを確認した後は、 Web ブラウザーからポータルへのアクセスを許可するよう、Web サーバーを設定することができます。

Web サーバーの設定ユーザーが IBM Cognos BI ポータルに接続できるようにするには、 Web サーバーを構成する必要があります。

Microsoft インターネット・インフォメーション・サービス バージョン 7 以降での CGI ゲートウェイの使用

Microsoft インターネット・インフォメーション・サービス (IIS) バージョン 7 以降をご使用になっている場合は、以下のタスクを使用して CGI ゲートウェイを設定します。

8 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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手順1. Microsoft Windows の「コントロール パネル」で、「プログラム」 > 「プログラムと機能」とクリックします。

Microsoft Windows 8 または 2012 Server を使用している場合、「プログラムと機能」は「コントロール パネル」から直接アクセスできます。

2. 「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックします。

3. Microsoft Windows 2008 Server を使用している場合は、次の手順を使用します。

a. 「サーバー マネージャ」 > 「役割」 > 「Web サーバー (IIS)」とクリックします。

b. 「HTTP 基本機能」または必要な機能が有効化されていることを確認します。

c. 「CGI」が「インストールされていません (Not installed)」に設定されている場合は、「CGI」を選択して「役割サービスを追加 (Add Role Service)」をクリックします。

4. Microsoft Windows 2012 Server を使用している場合は、次の手順を使用します。

a. 「役割と機能の追加ウィザード」で、「役割ベースまたは機能ベースのインストール」をクリックし、「次へ」をクリックします。

b. 使用するサーバーを選択し、「次へ」をクリックします。

c. これがまだインストールされていない場合は「Web サーバー (IIS)」を選択し、「HTTP 基本機能」が選択されていることを確認し、ウィザードの「役割サービス」セクションが表示されるまで「次へ」をクリックします。

d. 「アプリケーション開発」を展開します。

e. 「CGI」がまだ選択されていない場合は選択し、「次へ」をクリックします。

f. 「インストール」をクリックします。

5. Microsoft Windows 7 または 8 を使用している場合は、次の手順を使用します。

a. 「インターネット インフォメーション サービス」がまだ選択されていない場合は選択します。

b. 「インターネット インフォメーション サービス」 > 「World Wide Webサービス」を展開します。

c. 「HTTP 基本機能」または必要な機能が有効化されていることを確認します。

d. 「アプリケーション開発機能」を展開します。

e. 「CGI」が選択されていない場合は、「CGI」を選択します。

f. 「OK」をクリックします。

6. 「接続」の下の「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」コンソールで、ご使用のサーバーの名前を選択します。

第 1 章 1 台のコンピューターへの Cognos BI のインストール 9

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v Microsoft Windows 2012 Server を使用している場合、「サーバー マネージャ」で、 「IIS」を選択し、次にご使用のサーバー名を右クリックして、「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」をクリックします。

v Microsoft Windows 2008 Server を使用している場合、「サーバー マネージャ」で、「役割」 > 「Web サーバー (IIS)」を展開し、次に「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」をクリックします。

v Microsoft Windows 8 を使用している場合、「コントロール パネル」から、「管理ツール」をクリックして、「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」コンソールにアクセスします。

v Microsoft Windows 7 を使用している場合、「コントロール パネル」から、「システムとセキュリティ」 > 「管理ツール」とクリックして、「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」コンソールにアクセスします。

7. 「ISAPI および CGI の制限」をダブルクリックします。

8. 「操作」の下で「追加」をクリックします。

9. cognos.cgi ファイルへのパスを入力します。このファイルは、<c10 の場所>¥cgi-bin ディレクトリーにあります。

ファイル名も含めた絶対パスを入力する必要があります。パスにスペースが含まれる場合は、必ずこのパスを引用符で囲みます。例えば、次のように入力します。

『C:¥Program Files¥ibm¥cognos¥c10¥cgi-bin¥cognos.cgi』

10. 「説明」 には「CognosCGI」のように入力します。

11. 「拡張パスの実行を許可する」を選択して「OK」をクリックします。

12. 「接続」の下の「サイト」を展開し、ご自身の Web サイトの下に、次の表のように仮想ディレクトリーを追加します。

表 3. 必須の仮想ディレクトリー

別名 場所

ibmcognos <c10 の場所>/webcontent

ibmcognos/cgi-bin <c10 の場所>/cgi-bin

13. 作成した cgi-bin 仮想ディレクトリーを選択します。

14. 「ハンドラー マッピング」をダブルクリックします。

15. 「操作」の下で「モジュール マップの追加」をクリックします。

a. 「要求パス」に「cognos.cgi」と入力します。

b. 「モジュール」で「CgiModule」を選択します。

c. 「実行可能ファイル (オプション)」ボックスはブランクのままにします。

d. 「名前」に「CognosCGI」のようにエントリーの名前を入力します。

e. 「OK」をクリックします。

10 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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タスクの結果

Web ブラウザーに「http://<サーバー名>/ibmcognos」と入力すると、ユーザーはCGI ゲートウェイにアクセスすることができます。

Apache Server または IBM HTTP Server での CGI ゲートウェイの使用

IBM Cognos Configuration で設定されているデフォルト・ゲートウェイは CGI ゲートウェイです。CGI ゲートウェイを使用するには、 Apache Server または IBM

HTTP Server の別名を構成する必要があります。

手順1. Webserver_installation/conf ディレクトリーに移動します。

2. httpd.conf ファイルを開きます。

3. ServerName プロパティーについて、サーバー名と Web サーバーのポート番号の両方が指定されていることを確認してください。

4. 以下を追加します。

ScriptAlias /ibmcognos/cgi-bin "c10_location/cgi-bin"

<Directory "c10_location/cgi-bin">AllowOverride NoneOptions NoneOrder allow,denyAllow from all

</Directory>

Alias /ibmcognos "c10_location/webcontent"

<Directory "c10_location/webcontent">Options Indexes MultiViewsAllowOverride NoneOrder allow,denyAllow from all

</Directory>

<Directory> ディレクティブはオプションです。

ヒント: /ibmcognos 別名の前に必ず /ibmcognos/cgi-bin 別名を定義してください。

5. ファイルを保存して閉じます。

6. Web サーバーを再起動します。

タスクの結果

「http://servername:port/ibmcognos」で、ユーザーはポータルにアクセスすることができます。

ポータルへのアクセスのテストWeb ブラウザーを使用してポータルへのアクセスをテストすることができます。ポータルにアクセスすると、インストール環境が稼働しているかどうかも検査されます。

第 1 章 1 台のコンピューターへの Cognos BI のインストール 11

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手順1. Web ブラウザーを開きます。

2. IBM Cognos Configuration に設定されている「ゲートウェイ URI」の値を入力し、IBM Cognos BI ポータルへの接続をテストします。例えば、次のように入力します。

http://host_name/ibmcognos

Web サーバーがインストールされているコンピューターをご使用の場合、host_name の値に localhost を入力できます。

IBM Cognos Connection の「ようこそ」ページが表示されれば、IBM Cognos BI

のインストール環境は正常に稼働しています。

3. オプションで、「スタート」メニューから「プログラム」、「IBMCognos 10」、「Framework Manager」の順にクリックする方法があります。

これにより、「Framework Manager」の「ようこそ」ページが表示されます。

次のタスク

製品が稼働していることを検証した後、サンプルをデプロイできます。

64 ビットのコンピューターでの Framework Manager の設定IBM Cognos BI サーバー・コンポーネントの 64 ビット・バージョンをインストールしてある場合は、サーバー・コンポーネントと異なる場所に Framework Manager

をインストールする必要があります。この場合には、サーバー・コンポーネントにアクセスするために、Framework Manager の設定が必要です。

Framework Manager の設定値を変更する必要はありませんが、Framework Manager

を開いてポータルにアクセスするためには、設定を保存する必要があります。

手順1. 「スタート」メニューから、「プログラム」、「IBM Cognos 10 Framework

Manager」、「IBM Cognos Configuration」の順にクリックします。

注: 「IBM Cognos 10 Framework Manager」の値は、Framework Manager のインストール時に入力した値に対応しています。

2. 「ファイル」メニューから、「保存」をクリックします。

12 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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第 2 章 Cognos Business Intelligence サンプルのインストール

サンプルを使用するには、IBM Cognos Business Intelligence samples ディスクからインストールするか、ファイルをダウンロードして解凍した場所からインストールします。

手順1. IBM Cognos サンプル・ディスクを挿入するか、インストール・ファイルがダウンロードされて解凍された場所に移動します。

2. オペレーティング・システムのディレクトリーに移動し、issetup.exe をダブルクリックします。

インストール・ウィザードの「ようこそ」ページが表示されます。

IBM Cognos サービスが稼働中の場合は、サンプルのインストールを続行するために、サービスを停止するよう求めるプロンプトが表示されます。

3. インストール・ウィザードに使用する言語を選択します。

4. インストール・ウィザードの指示に従ってください。

サーバー・コンポーネントをインストールしたのと同じ場所にサンプルをインストールします。

5. インストール・ウィザードの「終了」ページで「終了」をクリックします。

サンプルのインストールを完了した後で、IBM Cognos サービスを再始動する必要があります。

6. 「スタート」メニューから、「プログラム」>「IBM Cognos 10」>「IBMCognos Configuration」をクリックします。

7. 「操作」をクリックし、次に「開始」をクリックします。

IBM Cognos サービスの開始には、数分かかることがあります。

「メール・サーバーの接続をテストしています」というプロセスの際に警告を受け取ります。「OK」をクリックしてから「継続」をクリックし、サービスの開始を継続します。

タスクの結果

これで、サンプルを設定できるようになりました。サンプルを設定するには、いくつかのタスクを実行する必要があります。例えば、サンプル・データベースの復元や、データ・ソース接続の作成などです。サンプルを設定した後、そのサンプルを使用して、IBM Cognos ソフトウェアの使用方法を学習できます。

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IBM DB2 でのサンプル・データベースの作成ご使用の IBM DB2 データベース・サーバーにサンプル・データベースを作成するには、提供されたスクリプトを使用します。

始める前に

IBM DB2 にデータベースを作成する権限を持ったユーザーとしてログインする必要があります。

このタスクについて

サンプル・データベースを設定するには、GS_DB tar.gz ファイルを解凍し、設定ファイルをカスタマイズして、設定スクリプトを実行する必要があります。

スクリプトを実行するとき、サンプル・データベースに関する設定情報を確認または入力するよう求めるプロンプトが表示されます。デフォルト設定をそのまま使用することも、デフォルトの代わりに別の設定を指定することもできます。

手順1. <c10 の場所>/webcontent/samples/datasources/db2 ディレクトリーに移動します。

2. GS_DB.tar.gz ファイルを解凍し、元のディレクトリー構造をそのまま保持します。

重要: Microsoft Windows オペレーティング・システムで WinZip を使用して、DB2 移動ファイルを解凍する場合は、「TAR file smart CR/LF conversion」オプションを必ずオフにします。このオプションは、WinZip の「Options」 >

「Configuration」 > 「Miscellaneous」タブにあります。

3. コマンド・ウィンドウで、GS_DB.tar.gz ファイルを解凍した場所に移動します。

4. win フォルダーに移動します。

5. setupGSDB.bat ファイルを実行します。

環境への変更をコミットする前に、スクリプトによって選択内容の概要が表示されます。選択内容を承認して Enter キーを押すと、スクリプトによって変更が加えられます。

このスクリプトが完了するまでに数分かかることがあります。

IBM DB2 サンプル・データベースへのデータ・ソース接続の作成復元したサンプル・データベースにデータ・ソース接続を作成する必要があります。 IBM DB2 で復元されるデータベースは 1 つですが、データ・ソース接続は 2

つ作成する必要があります。どちらの接続も同じデータベースを指します。

始める前に

DB2 データベース名を入力する場合は、大文字を使用する必要があります。また、Framework Manager で DB2 データ・ソース用のスキーマ名を入力する場合も、大文字を使用する必要があります。

14 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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手順1. Cognos BI ポータルに接続し、「ようこそ」ページの「IBM Cognos コンテンツの管理」をクリックして、 IBM Cognos Administration を開きます。

2. 「設定」タブをクリックし、「データ・ソース接続」をクリックします。

3. 「 」アイコンをクリックします。

4. 「名前」ボックスに「great_outdoors_sales」と入力し、「次へ」をクリックします。

5. 接続ページの「IBM DB2」を選択し、「JDBC 接続の設定」をクリアして、「次へ」をクリックします。

選択したデータベースの接続文字列のページが表示されます。

6. 「DB2 データベース名」フィールドに大文字で「GS_DB」と入力します。サンプル・データベースの復元時に別の名前を使用した場合は、その名前を入力します。

7. 「DB2 接続文字列」は空白のままにします。

8. 「サインオン」の「パスワード」と「'すべてのユーザー' グループで使用できるサインオンを作成」を両方ともオンにし、サンプル・データベース用に作成したユーザーのユーザー ID とパスワードを入力してから、「終了」をクリックします。

ヒント: パラメーターが正しいかどうかをテストするには、「接続をテスト...」をクリックします。接続をテストした後、「OK」をクリックして接続ページに戻ります。

9. 「終了」をクリックします。

10. データ・ソースの新規作成アイコン をクリックして、2 つ目の接続を作成します。

11. 「名前」ボックスに「great_outdoors_warehouse」と入力し、「次へ」をクリックします。

12. 接続ページの「IBM DB2」を選択し、「JDBC 接続の設定」をクリアして、「次へ」をクリックします。

選択したデータベースの接続文字列のページが表示されます。

13. 「DB2 データベース名」に大文字で「GS_DB」と入力します。サンプル・データベースの復元時に別の名前を使用した場合は、その名前を入力します。

14. 「DB2 接続文字列」は空白のままにします。

15. 「サインオン」の「パスワード」と「'すべてのユーザー' グループで使用できるサインオンを作成」を両方ともオンにし、サンプル・データベース用に作成したユーザーのユーザー ID とパスワードを入力してから、「終了」をクリックします。

ヒント: パラメーターが正しいかどうかをテストするには、「接続をテスト...」をクリックします。接続をテストした後、「OK」をクリックして接続ページに戻ります。

16. 「終了」をクリックします。

第 2 章 Cognos Business Intelligence サンプルのインストール 15

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Microsoft SQL Server でのサンプル・データベースの作成Microsoft SQL Server をご使用になっている場合、データベースを手動で復元する必要があります。

始める前に

Microsoft SQL Server データベースに対して TCP/IP 接続が有効になっていることを確認してください。

手順1. <c10 の場所>/webcontent/samples/datasources/sqlserver ディレクトリーに移動します。

2. GOSALES.zip ファイルおよび GOSALESDW.zip ファイルを解凍します。

3. Microsoft SQL Server 管理ツールを使用して、解凍したファイルを復元します。

デバイスからファイルを復元し、.ldf および .mdf データベース・ファイルの復元場所が正しいことを確認します。

Gosales データベースを GOSALES として復元し、 Gosalesdw データベースをGOSALESDW として復元します。

Microsoft SQL Server のサンプル・データベースのデータ・ソース接続の作成

復元したサンプル・データベースにデータ・ソース接続を 2 つ作成する必要があります。

手順1. IBM Cognos BI ポータルに接続し、「ようこそ」ページの「IBM Cognos コンテンツの管理」をクリックして、IBM Cognos Administration を開きます。

2. 「設定」タブをクリックし、「データ・ソース接続」をクリックします。

3. 「 」アイコンをクリックします。

4. 「名前」フィールドに「great_outdoors_sales」と入力し、「次へ」をクリックします。

5. 接続ページで「Microsoft SQL Server (OLE DB)」を選択し、「JDBC 接続の設定」をクリアして、「次へ」をクリックします。

選択したデータベースの接続文字列のページが表示されます。

6. 「サーバー名」フィールドに、 Microsoft SQL Serer がインストールされているコンピューターの名前を入力します。

7. 「データベース名」フィールドに「GOSALES」と入力します。

8. 「サインオン」の「パスワード」と「'すべてのユーザー' グループで使用できるサインオンを作成」を両方ともオンにし、サンプル・データベース用に作成したユーザーのユーザー ID とパスワードを入力してから、「終了」をクリックします。

16 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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ヒント: パラメーターが正しいかどうかをテストするには、「接続をテスト...」をクリックします。接続をテストした後、「OK」をクリックして接続ページに戻ります。

9. 「終了」をクリックします。

10. データ・ソースの新規作成アイコン をクリックして、2 つ目の接続を作成します。

11. 「名前」フィールドに「great_outdoors_warehouse」と入力し、「次へ」をクリックします。

12. 接続ページで「Microsoft SQL Server (OLE DB)」を選択し、「JDBC 接続の設定」をクリアして、「次へ」をクリックします。

選択したデータベースの接続文字列のページが表示されます。

13. 「サーバー名」フィールドに、 Microsoft SQL Serer がインストールされているコンピューターの名前を入力します。

14. 「データベース名」フィールドに「GOSALESDW」と入力します。

15. 「サインオン」の「パスワード」と「'すべてのユーザー' グループで使用できるサインオンを作成」を両方ともオンにし、サンプル・データベース用に作成したユーザーのユーザー ID とパスワードを入力してから、「終了」をクリックします。

ヒント: パラメーターが正しいかどうかをテストするには、「接続をテスト...」をクリックします。接続をテストした後、「OK」をクリックして接続ページに戻ります。

16. 「終了」をクリックします。

サンプルのインポートサンプルのパッケージとその他のコンテンツを使用するには、サンプルの配布アーカイブからこれらをインポートします。

手順1. IBM_Cognos_Samples.zip ファイルを <c10 の場所>/webcontent/samples/

content ディレクトリーから <c10 の場所>/deployment ディレクトリーにコピーします。

2. Web ブラウザーを開きます。

3. IBM Cognos Configuration からの「ゲートウェイ URI」の値をアドレス・バーに入力し、Enter キーを押します。

例えば、次のように入力します。

http://host_name/ibmcognos

Web サーバーがインストールされているコンピューターをご使用の場合、host_name の値に localhost を入力できます。

4. 「ようこそ」ページで、「IBM Cognos コンテンツの管理」をクリックします。

第 2 章 Cognos Business Intelligence サンプルのインストール 17

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5. 「設定」タブで、「コンテンツ管理」をクリックします。

6. ツールバーの「インポートの新規作成」をクリックします。

7. 「配布アーカイブ」ウィンドウで、インポートするアーカイブを選択します。

一度にインポートできる配布の数は 1 つだけです。開始するために、「IBM_Cognos_Samples」を選択します。

8. 「次へ」をクリックします。

9. 希望する場合は、一意の名前を入力します。また必要に応じて、配布アーカイブに関する説明や画面のヒントを入力します。保存先フォルダーを選択して、「次へ」をクリックします。

10. 「共有フォルダーの内容」ウィンドウで、インポートするフォルダーを選択します。

11. 希望する場合は、オプションと、オプションに対する競合の解決方法を選択し、「次へ」をクリックします。

12. 「全般オプションを設定」ウィンドウで、アクセス権および外部ネームスペースへの参照を含めるかどうかと、インポート後のエントリーの所有者を選択します。

13. 「次へ」をクリックします。

概要情報が表示されます。

14. 概要情報を確認し、「次へ」をクリックします。

15. 次のいずれかを実行します。

v すぐに、または後で、1 回のみ実行する場合は、「保存して 1 回実行」をクリックします。「終了」をクリックし、実行の日時を指定して、「実行」をクリックします。実行日時を確認し、「OK」をクリックします。

v 定期的に実行するようにスケジュールするには、「保存してスケジュール」をクリックします。「終了」をクリックして、実行の頻度、開始日、および終了日を選択します。「OK」をクリックします。

ヒント: スケジュールを一時的に無効にするには、「スケジュールを無効にする」チェック・ボックスをオンにします。

v スケジュールまたは実行を行わずに保存するには、「保存のみ」、「終了」の順にクリックします。

16. インポートが送信されたら、「終了」をクリックします。

次のタスク

これで、サンプル・パッケージを使用して、IBM Cognos Business Intelligence の各種 Studio/Authoring ツールを使ってレポートや分析を作成できます。また、ポータルの「サンプル」/「モデル」の下の「共有フォルダー」タブで提供されているサンプル・レポートを実行することもできます。

製品の使用の詳細については、「IBM Cognos ご利用の手引き」を参照してください。

18 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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第 3 章 インストール環境へのコンポーネントの追加

パフォーマンスの向上のために Cognos BI インストール環境にコンポーネントを追加することができます。

IBM Cognos 環境でレポート作成のパフォーマンスを向上させるために、アプリケーション層コンポーネント・インスタンスを追加することができます。インストールに、2 つめのゲートウェイを追加することも可能です。

本書に記述されたインストール操作を行うと、IBM Cognos インストール環境は次の図に示されるようになります。

インストール環境にコンポーネントを追加すると、次の図に示されているような環境になります。

図 1. 単一サーバーのインストール環境

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アプリケーション層コンポーネント・インスタンスの追加IBM Cognos 環境でレポート作成のパフォーマンスを向上させるために、アプリケーション層コンポーネント・インスタンスを追加することができます。

アプリケーション層コンポーネント・インスタンスを追加すると、インストール環境は次の図に示されているようになります。

図 2. 複数サーバーのインストール環境

20 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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既存のインスタンスのサーバー名の設定複数インスタンスにコンポーネントを配布する場合、 IBM Cognos Configuration で値にコンピューターの名前または IP アドレスを使用する必要があります。

図 1 では、このタスクは Server_1 コンピューターで実行します。

手順1. 既存のサーバーのインストール環境用に、IBM Cognos Configuration を開きます。

2. 「Explorer」ウィンドウで、「環境」をクリックします。

3. 以下のフィールドで、「localhost」をインスタンスが実行されているコンピューターの名前または IP アドレスに変更します。

v 「ゲートウェイ URI」

v ゲートウェイのディスパッチャー URI

v 「外部ディスパッチャー URI」

v 「内部ディスパッチャー URI」

v 「外部アプリケーション用ディスパッチャー URI」

v 「Content Manager URI」

例えば、「外部ディスパッチャー URI」の値を「http://localhost:9300/p2pd/

servlet」から「http://Server_1:9300/p2pd/servlet」に変更します。

図 1からの Server_1 は既存のインスタンスのサーバー名です。

図 3. アプリケーション層コンポーネント・インスタンスの追加

第 3 章 インストール環境へのコンポーネントの追加 21

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4. 「ゲートウェイ用ディスパッチャー URI」フィールドをクリックし、編集ボタンをクリックします。

「値 - ゲートウェイ用ディスパッチャー URI (Value - Dispatcher URI forgateway)」ウィンドウが表示されます。

a. 「現在の値」リストで、「localhost」をインスタンスが実行されているコンピューターの名前または IP アドレスに変更します。

例えば、値を「http://localhost:9300/p2pd/servlet」から「http://Server_1:9300/p2pd/servlet」に変更します。

Server_1 は既存のインスタンスのサーバー名です。

b. 「OK」をクリックします。

5. 「Content Manager URI」フィールドをクリックし、編集ボタンをクリックします。

「値 - Content Manager URI」ウィンドウが表示されます。

a. 「現在の値」リストで、「localhost」をインスタンスが実行されているコンピューターの名前または IP アドレスに変更します。

例えば、値を「http://localhost:9300/p2pd/servlet」から「http://Server_1:9300/p2pd/servlet」に変更します。

Server_1 は既存のインスタンスのサーバー名です。

b. 「OK」をクリックします。

6. 「ファイル」をクリックしてから、「保存」をクリックします。

7. 「操作」をクリックし、「再始動」をクリックし、サービスを再始動します。

アプリケーション層コンポーネント・インスタンスのインストールインストール・ウィザードでそのコンポーネントだけを選択して、アプリケーション層コンポーネント・インスタンスをインストールします。

図 2 では、このタスクを Server_2 コンピューターで実行します。

手順1. IBM Cognos 製品ディスクを挿入するか、インストール・ファイルがダウンロードされて解凍された場所に移動します。

インストール・ウィザードを手動で起動するには、オペレーティング・システムのディレクトリーに移動して、issetup.exe ファイルをダブルクリックします。

2. インストール時に使用する言語を選択します。

ここで選択した言語によって、ユーザー・インターフェースの言語が決まります。インストール後に、インストールされている任意の言語にユーザー・インターフェースの言語を変更することもできます。

3. 「コンポーネントの選択」ページで、IBM Cognos Business Intelligence Server

を展開してコンポーネントを表示します。

22 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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4. 「ゲートウェイ」および「Content Manager」をクリックして、「未選択」が表示されるようにします。

「アプリケーション層コンポーネント」だけが「選択済み」と表示されていることを確認します。

5. 「次へ」をクリックし、ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。

6. 英語以外の製品ドキュメントのインストールについて尋ねられたら、「OK」をクリックして続行します。

アプリケーション層コンポーネント・インスタンスの設定Content Manager コンポーネントおよびゲートウェイ・コンポーネントに接続するようにアプリケーション層コンポーネント・インスタンスを設定する必要があります。別個のアプリケーション層コンポーネント・インスタンスと共に、既にインストールされている Content Manager コンポーネントおよびゲートウェイ・コンポーネントを使用します。

Content Manager コンポーネントは、アプリケーション層コンポーネント・インスタンスを登録して、サーバー間のトラフィックを管理します。

手順1. ご使用のアプリケーション層コンポーネントのインストール環境用に、IBM

Cognos Configuration を開きます。

2. 「Explorer」パネルで、「環境」をクリックします。

3. 以下のフィールドで、「localhost」をアプリケーション層コンポーネント・インスタンスが実行されているコンピューターの名前または IP アドレスに変更します。

v 「外部ディスパッチャー URI」

v 「内部ディスパッチャー URI」

v 「外部アプリケーション用ディスパッチャー URI」

例えば、「外部ディスパッチャー URI」の値を「http://localhost:9300/p2pd/

servlet」から「http://Server_2:9300/p2pd/servlet」に変更します。

図 2 では、 Server_2 は追加しているアプリケーション層コンポーネント・インスタンスです。

4. 「ゲートウェイ URI」の値を「http://localhost:80/ibmcognos/cgi-bin/

cognos.cgi」から「http://Server_1:80/ibmcognos/cgi-bin/cognos.cgi」に変更します。ここで、「Server_1」のところには、既存の IBM Cognos インスタンスの名前または IP アドレスが入ります。

図 1 では、 Server_1 は既存の IBM Cognos インスタンスです。

5. 「Content Manager URI」フィールドをクリックし、編集ボタンをクリックします。

「値 - Content Manager URI」ダイアログ・ボックスが表示されます。

第 3 章 インストール環境へのコンポーネントの追加 23

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a. 「現在の値」リストで、「localhost」をインスタンスが実行されているコンピューターの名前または IP アドレスに変更します。

例えば、値を「http://localhost:9300/p2pd/servlet」から「http://Server_1:9300/p2pd/servlet」に変更します。

Server_1 は既存の IBM Cognos インスタンスです。

b. 「OK」をクリックします。

6. 「ファイル」をクリックしてから、「保存」をクリックします。

7. 「操作」をクリックし、次に「開始」をクリックします。

「メール・サーバーの接続をテストしています」というプロセスの際に警告を受け取ります。「OK」をクリックしてから「継続」をクリックし、サービスの開始を継続します。メール・サーバーの接続は必要ありません。

サービスを開始すると、アプリケーション層コンポーネント・インスタンスはContent Store データベースに登録され、ユーザー要求を処理するために使用できるようになります。

アプリケーション層コンポーネント・インスタンスのテストIBM Cognos Administration を使用して、アプリケーション層コンポーネント・インスタンスをテストできます。

手順1. Web ブラウザーを開きます。

2. IBM Cognos Configuration からの「ゲートウェイ URI」の値をアドレス・バーに入力し、Enter キーを押します。

例えば、次のように入力します。

http://Server_1/ibmcognos

3. 「ようこそ」ページで、「IBM Cognos コンテンツの管理」をクリックします。

4. 「設定」タブで「ディスパッチャーとサービス」をクリックします。

表示されるリストには、元の IBM Cognos インスタンスおよびアプリケーション層コンポーネント・インスタンスの両方の URL が含まれています。 URL はhttp://<サーバー名>:<ポート番号>/p2pd と表示されます。

Web ゲートウェイの追加2 つめのゲートウェイ・コンポーネントを追加することもできます。ゲートウェイは他のコンピューターにインストールします。ユーザーは、セットアップされたゲートウェイから IBM Cognos ポータルにアクセスすることができます。または、より一般的な方法として、ルーターを使用して複数のゲートウェイ間でユーザー・アクセスを分散することができます。

ゲートウェイ・インスタンスを追加すると、インストール環境は次の図に示されているようになります。

24 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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Web ゲートウェイのインストールゲートウェイのインストールは、インストール・ウィザードでそのコンポーネントだけを選択して行います。ゲートウェイは、Web サーバーがインストールされているコンピューターにインストールしなければなりません。

図 3では、このタスクは Server_3 コンピューターで実行します。

手順1. IBM Cognos 製品ディスクを挿入するか、インストール・ファイルがダウンロードされて解凍された場所に移動します。

インストール・ウィザードを手動で起動するには、オペレーティング・システムのディレクトリーに移動して、issetup.exe ファイルをダブルクリックします。

2. インストール時に使用する言語を選択します。

ここで選択した言語によって、ユーザー・インターフェースの言語が決まります。インストール後に、インストールされている任意の言語にユーザー・インターフェースの言語を変更することもできます。

3. 「コンポーネントの選択」ページで、IBM Cognos Business Intelligence Server

を展開してコンポーネントを表示します。

4. 「アプリケーション層コンポーネント」および「Content Manager」をクリックして、「未選択」が表示されるようにします。

図 4. Web ゲートウェイの追加

第 3 章 インストール環境へのコンポーネントの追加 25

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「ゲートウェイ」だけが「選択済み」と表示されていることを確認します。

5. 「次へ」をクリックし、ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。

6. 英語以外の製品ドキュメントのインストールについて尋ねられたら、「OK」をクリックして続行します。

ゲートウェイの設定ご使用の環境でアプリケーション層コンポーネント・インスタンスに接続するには、ゲートウェイ・コンポーネントを構成する必要があります。複数のアプリケーション層コンポーネント・インスタンスが追加されている場合、すべてのインスタンスについて URI を追加することができます。

手順1. ご使用のゲートウェイのインストール環境用に、IBM Cognos Configuration を開きます。

2. 「Explorer」ウィンドウで、「環境」をクリックします。

3. 「ゲートウェイ用ディスパッチャー URI」フィールドをクリックし、編集ボタンをクリックします。

「値 - ゲートウェイ用ディスパッチャー URI (Value - Dispatcher URIs forgateway)」ウィンドウが表示されます。

a. 「現在の値」リストで、「localhost」を、IBM Cognos コンポーネントすべてをインストールしたインスタンスの名前または IP アドレスに変更します。

例えば、値を「http://localhost:9300/p2pd/servlet」から「http://Server_1:9300/p2pd/servlet」に変更します。

図の場合、Server_1 は、IBM Cognos コンポーネントすべてがインストールされているインスタンスです。

b. インストール環境にアプリケーション層コンポーネント・インスタンスを追加した場合、「追加」をクリックし、値を「http://localhost:9300/p2pd/

servlet」から「http://Server_2:9300/p2pd/servlet」に変更します。

リストの最初の値は、デフォルトのディスパッチャーを表します。そのディスパッチャーが使用不可になった場合、2 番目のディスパッチャーがデフォルトのディスパッチャーになります。

図 3 では、Server_2 は既存のIBMCognos インスタンスです。

c. 「OK」をクリックします。

4. 「ファイル」をクリックしてから、「保存」をクリックします。

Web サーバーの設定ユーザーが IBM Cognos BI ポータルに接続できるようにするには、 Web サーバーを構成する必要があります。

26 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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Microsoft インターネット・インフォメーション・サービス バージョン 7 以降での CGI ゲートウェイの使用Microsoft インターネット・インフォメーション・サービス (IIS) バージョン 7 以降をご使用になっている場合は、以下のタスクを使用して CGI ゲートウェイを設定します。

手順1. Microsoft Windows の「コントロール パネル」で、「プログラム」 > 「プログラムと機能」とクリックします。

Microsoft Windows 8 または 2012 Server を使用している場合、「プログラムと機能」は「コントロール パネル」から直接アクセスできます。

2. 「Windows の機能の有効化または無効化」をクリックします。

3. Microsoft Windows 2008 Server を使用している場合は、次の手順を使用します。

a. 「サーバー マネージャ」 > 「役割」 > 「Web サーバー (IIS)」とクリックします。

b. 「HTTP 基本機能」または必要な機能が有効化されていることを確認します。

c. 「CGI」が「インストールされていません (Not installed)」に設定されている場合は、「CGI」を選択して「役割サービスを追加 (Add Role Service)」をクリックします。

4. Microsoft Windows 2012 Server を使用している場合は、次の手順を使用します。

a. 「役割と機能の追加ウィザード」で、「役割ベースまたは機能ベースのインストール」をクリックし、「次へ」をクリックします。

b. 使用するサーバーを選択し、「次へ」をクリックします。

c. これがまだインストールされていない場合は「Web サーバー (IIS)」を選択し、「HTTP 基本機能」が選択されていることを確認し、ウィザードの「役割サービス」セクションが表示されるまで「次へ」をクリックします。

d. 「アプリケーション開発」を展開します。

e. 「CGI」がまだ選択されていない場合は選択し、「次へ」をクリックします。

f. 「インストール」をクリックします。

5. Microsoft Windows 7 または 8 を使用している場合は、次の手順を使用します。

a. 「インターネット インフォメーション サービス」がまだ選択されていない場合は選択します。

b. 「インターネット インフォメーション サービス」 > 「World Wide Webサービス」を展開します。

c. 「HTTP 基本機能」または必要な機能が有効化されていることを確認します。

d. 「アプリケーション開発機能」を展開します。

e. 「CGI」が選択されていない場合は、「CGI」を選択します。

第 3 章 インストール環境へのコンポーネントの追加 27

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f. 「OK」をクリックします。

6. 「接続」の下の「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」コンソールで、ご使用のサーバーの名前を選択します。

v Microsoft Windows 2012 Server を使用している場合、「サーバー マネージャ」で、 「IIS」を選択し、次にご使用のサーバー名を右クリックして、「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」をクリックします。

v Microsoft Windows 2008 Server を使用している場合、「サーバー マネージャ」で、「役割」 > 「Web サーバー (IIS)」を展開し、次に「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」をクリックします。

v Microsoft Windows 8 を使用している場合、「コントロール パネル」から、「管理ツール」をクリックして、「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」コンソールにアクセスします。

v Microsoft Windows 7 を使用している場合、「コントロール パネル」から、「システムとセキュリティ」 > 「管理ツール」とクリックして、「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャ」コンソールにアクセスします。

7. 「ISAPI および CGI の制限」をダブルクリックします。

8. 「操作」の下で「追加」をクリックします。

9. cognos.cgi ファイルへのパスを入力します。このファイルは、<c10 の場所>¥cgi-bin ディレクトリーにあります。

ファイル名も含めた絶対パスを入力する必要があります。パスにスペースが含まれる場合は、必ずこのパスを引用符で囲みます。例えば、次のように入力します。

『C:¥Program Files¥ibm¥cognos¥c10¥cgi-bin¥cognos.cgi』

10. 「説明」 には「CognosCGI」のように入力します。

11. 「拡張パスの実行を許可する」を選択して「OK」をクリックします。

12. 「接続」の下の「サイト」を展開し、ご自身の Web サイトの下に、次の表のように仮想ディレクトリーを追加します。

表 4. 必須の仮想ディレクトリー

別名 場所

ibmcognos <c10 の場所>/webcontent

ibmcognos/cgi-bin <c10 の場所>/cgi-bin

13. 作成した cgi-bin 仮想ディレクトリーを選択します。

14. 「ハンドラー マッピング」をダブルクリックします。

15. 「操作」の下で「モジュール マップの追加」をクリックします。

a. 「要求パス」に「cognos.cgi」と入力します。

b. 「モジュール」で「CgiModule」を選択します。

c. 「実行可能ファイル (オプション)」ボックスはブランクのままにします。

d. 「名前」に「CognosCGI」のようにエントリーの名前を入力します。

e. 「OK」をクリックします。

28 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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タスクの結果

Web ブラウザーに「http://<サーバー名>/ibmcognos」と入力すると、ユーザーはCGI ゲートウェイにアクセスすることができます。

Apache Server または IBM HTTP Server での CGI ゲートウェイの使用IBM Cognos Configuration で設定されているデフォルト・ゲートウェイは CGI ゲートウェイです。CGI ゲートウェイを使用するには、 Apache Server または IBM

HTTP Server の別名を構成する必要があります。

手順1. Webserver_installation/conf ディレクトリーに移動します。

2. httpd.conf ファイルを開きます。

3. ServerName プロパティーについて、サーバー名と Web サーバーのポート番号の両方が指定されていることを確認してください。

4. 以下を追加します。

ScriptAlias /ibmcognos/cgi-bin "c10_location/cgi-bin"

<Directory "c10_location/cgi-bin">AllowOverride NoneOptions NoneOrder allow,denyAllow from all

</Directory>

Alias /ibmcognos "c10_location/webcontent"

<Directory "c10_location/webcontent">Options Indexes MultiViewsAllowOverride NoneOrder allow,denyAllow from all

</Directory>

<Directory> ディレクティブはオプションです。

ヒント: /ibmcognos 別名の前に必ず /ibmcognos/cgi-bin 別名を定義してください。

5. ファイルを保存して閉じます。

6. Web サーバーを再起動します。

タスクの結果

「http://servername:port/ibmcognos」で、ユーザーはポータルにアクセスすることができます。

2 番目のポータルへのアクセスのテストWeb ブラウザーを使用して 2 番目のポータルへのアクセスをテストすることができます。

第 3 章 インストール環境へのコンポーネントの追加 29

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手順1. Web ブラウザーを開きます。

2. IBM Cognos Configuration に設定されている「ゲートウェイ URI」の値を入力し、IBM Cognos BI ポータルへの接続をテストします。例えば、次のように入力します。

http://Server_3/ibmcognos

Web サーバーがインストールされているコンピューターをご使用の場合、host_name の値に localhost を入力できます。

図 3 では、Server_3 は追加のゲートウェイがインストールされているインスタンスです。

30 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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付録. ユーザー補助機能

ユーザー補助機能は、動作が制限されている方、視力の限られた方など、身体に障害を持つ方々に IT 製品をご使用いただけるように支援する機能です。

IBM ユーザー補助への取り組みについて詳しくは、IBM アクセシビリティー・センター (http://www.ibm.com/able) を参照してください。

インストール・ウィザードのショートカット・キーショートカット・キーを使用すると、簡単に素早くソフトウェアにナビゲートして使用できます。

インストール・ウィザードでは、アプリケーション固有のキーに加えて、標準のMicrosoft Windows オペレーティング・システム・ナビゲーション・キーを採用しています。

注: 次のショートカット・キーは、米国の標準的なキーボードに基づいています。

次の表に、Windows オペレーティング・システム上でインストール・ウィザードの主な作業の一部を実行する際に使用できるショートカット・キーを示します。

表 5. Windows オペレーティング・システム上のショートカット・キーのリスト

実行する作業 ショートカット・キー

ページの次のフィールドに移動する Tab

ページの前のフィールドに戻る Shift + Tab

インストール・ウィザードを終了する Alt+F4

次の設定手順に移動する Alt + N

前の設定手順に戻る Alt + B

リストの次の選択肢に移動する ↓

リストの前の選択肢に移動する ↑

次の表に、インストール・ウィザードの「使用許諾契約」ページで主な作業の一部を実行する際に使用できるショートカット・キーを示します。

表 6. 「使用許諾契約」ページのショートカット・キーのリスト

実行する作業 ショートカット・キー

使用許諾契約に同意する Alt + A

使用許諾契約に同意しない Alt + D

インストール・ウィザードを終了する Alt + x

次の表に、Windowsオペレーティング・システム上で IBM Cognos Configuration の主な作業の一部を実行する際に使用できるショートカット・キーを示します。

© Copyright IBM Corp. 2005, 2013 31

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表 7. Windows オペレーティング・システム上の IBM Cognos Configuration のショートカット・キーのリスト

実行する作業 ショートカット・キー

現行の設定を保存する Crtl+S

IBM Cognos Configuration を閉じる Alt+F4

選択した項目の名前を変更する F2

「ファイル」メニューを表示する Alt+F

「編集」メニューを表示する Alt+E

「表示」メニューを表示する Alt+V

「操作」メニューを表示する Alt+A

「ヘルプ」メニューを表示する Alt+H

32 IBM Cognos Business Intelligence バージョン 10.2.1: インストール・ガイド (ご利用の手引き)

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特記事項

本書は IBM が世界各国で提供する製品およびサービスについて作成したものです。

本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM

の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。本書には、お客様が購入されたプログラムまたはライセンス資格に含まれない製品、サービス、または機能に関する説明が含まれる場合があります。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒103-8510

東京都中央区日本橋箱崎町19番21号日本アイ・ビー・エム株式会社法務・知的財産知的財産権ライセンス渉外

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

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本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Software Group

Attention: Licensing

3755 Riverside Dr

Ottawa, ON K1V 1B7

Canada

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は表示されない場合があります。

商標

IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International

Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。

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他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。

v Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft

Corporation の米国およびその他の国における商標です。

v Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

特記事項 35

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索引日本語, 数字, 英字, 特殊文字の順に配列されています。なお, 濁音と半濁音は清音と同等に扱われています。

[ア行]インストールテストする 12

インストールするFramework Manager 4

Great Outdoors サンプル 13

インポートするサンプル 17

[カ行]開始する

IBM Cognos Configuration から IBM Cognos サービスを 7

仮想ディレクトリーIBM Cognos BI 8, 27

キーボードのショートカット 31

[サ行]サンプルインストールする 13

インポートする 17

データ・ソース接続 14, 16

システム要件 1

ショートカット・キー 31

セキュリティーWeb ブラウザーの設定 1

接続データ・ソース 14, 16

設定テストする 12

設定する64 ビットのコンピューターでの Framework Manager 12

Web サーバー 8, 27

[タ行]データ・ソースサンプル接続 14, 16

テストするサーバー・コンポーネントのインストール 12

サーバー・コンポーネントの設定 12

[ハ行]別名

Web サーバーに設定する 8, 27

[マ行]モデルサンプルを変更する 17

[ヤ行]ユーザー補助機能 31

[数字]64 ビットのコンピューター

Framework Manager の設定 12

AApache Web サーバー別名の設定 8, 27

CCGI ゲートウェイ

Apache Server 11, 29

IBM HTTP Server 11, 29

Content Manager のテスト 8

FFramework Manager

インストールする 4

64 ビットのコンピューターでの設定 12

GGreat Outdoors サンプルインストールする 13

IIBM Cognos BI

システム要件 1

IBM Cognos サービスIBM Cognos Configuration から開始する 7

© Copyright IBM Corp. 2005, 2013 37

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WWeb サーバー設定する 8, 27

Web の別名IBM Cognos BI 8, 27

Web ブラウザーセキュリティー設定 1

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