ロボット 未来 - nikkei bp · しかしこれからのロボットは、進化する...

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私たちを救うのは、 ロボットかもしれない。 ロボット 未来 2017 - 2026

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Page 1: ロボット 未来 - Nikkei BP · しかしこれからのロボットは、進化する 人工知能(ai)やインターネットと結びつき、これまでの枠組みにはおさまらない機能や価値

私たちを救うのは、ロボットかもしれない。

ロボットの未来2017-2026

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2035年、国内ロボット市場は6倍の10兆円へ

あらゆる産業を巻き込み新市場を創出する

これから10年、ロボットが劇的な進化を遂げようとしています。これまでロボット技術の革新

を支えてきたのはメカトロニクス技術の進化でした。しかしこれからのロボットは、進化する

人工知能(AI)やインターネットと結びつき、これまでの枠組みにはおさまらない機能や価値

を備えた存在へと変貌を遂げるでしょう。しかも、従来のロボットが専用のハードウエアやソ

フトウエアを必要とする高コストな存在だったのに対して、これからのロボットは汎用技術

を活用した大幅な低価格化が予測されます。このことは、さまざまな産業で「ロボット化」を

加速させるでしょう。労働人口の減少や超高齢化といったわが国の社会課題の解決策とし

て、医療や建設、輸送分野での活用が期待されるだけでなく、教育やマーケティングから、

セキュリティや軍事まであらゆる分野に、革命的な変化を引き起こしていくと考えられます。

2012年 2015年 2020年 2025年 2035年

合計 8,600 15,990 28,533 52,580 97,080サービス分野 600 3,733 10,241 26,462 49,568農林水産分野 10 467 1,212 2,255 4,663

ロボテク(RT)製品 1,400 1,771 4,516 8,057 15,555

製造分野 6,600 10,018 12,564 15,807 27,294

020,00040,00060,000

80,000100,000120,000(億円)

※2012年は足下推計値。2015~ 2035年の推計は 平成22年度ロボット産業将来市場調査(経済産業省・NEDO)による。

(出典)経済産業省「ロボット産業市場動向調査結果」

2035年に向けたロボット産業の将来市場予測

5.3兆円

9.7兆円

The future of robots

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高度な知能と機能を身につけ既成概念を破壊するロボットの誕生その時、社会はどう変わるのか

それを見据え、私たちは何をすべきなのか

これまでロボットといえば産業ロボットが中心でしたがグローバルで裾野が広がる研究開

発や最先端技術との融合、旺盛な投資を背景に、主に屋外で活用されるフィールドロボッ

トや、サービス分野で活用されるサービスロボットは今後、目覚しい進化を遂げるでしょう。

2020年には国内のサービスロボット市場は産業ロボットに並ぶと見られており、2035年に

は2倍になると予測されています。フィールドロボットはインフラや土木・建築、農業、災害対

応など屋外での過酷な環境での利用に期待されており、サービスロボットは国内GDPの7

割を占めるサービス産業での活用が期待されています。強力な頭脳と圧倒的な機能を備え

た次世代ロボットは、われわれの生活をより便利に、より安全に、より快適にする存在として

なくてはならない存在になるでしょう。

より人間に近い動き、不完全な情報でも動作、人間の行動や思考を推定…など

従来のロボットには不可能な機能を実現

産業ロボット サービスロボット フィールドロボット

社会課題の解決 新市場の誕生 既存産業の構造変化

軍事技術

The future of robots

投資 学習能力

劇的な進化

あらゆる分野に浸透

知識

人工知能[自動運転]

インターネット[IoT、ビッグデータ]

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The future of robots

あらゆるサービスがロボット化する次世代ロボットが描く10年後の未来

ロボット産業に、ICTメーカーや自動車メーカーなど異分野からの投資が急拡大しています。

背景には、従来のロボットが人工知能やIoTを始めとした新技術と融合しながら“未来ロボ

ティクス”として新しく生まれ変わろうとしていることがあります。米国では豊富な資金を元に

開発された軍事用ロボットがさまざまな分野へ転用されだしています。また、ビジネスの世界

でも、「かしこいロボット」を活用したさまざまな試みが始まっています。昨今、ロボットを製造

するメーカーは情報化とサービス化によって、新しいビジネスを生み出していますが、逆に、新

しいサービスを立案し、必要な情報(データ)を収集するために、これまでにないタイプのロ

ボット(データボット)を開発する企業が現れました。インターネットにつながり、ディープラー

ニングによって新たな能力を獲得することが自明なロボットはわれわれにどのような影響を与

えるのでしょうか。『ロボットの未来2017-2026』では、大きな転換期を迎えるロボットやロ

ボットにかかわる新しい技術がどのような未来を作り出すのか、長期予測を実施します。現在、

重点的に投資されている技術や応用分野から見える既存産業へのインパクトや新たに生まれ

る市場、ビジネスモデルを予測することで見えてくる未来の姿。産業構造を一変させる威力を

持ったロボットが既存事業に与える影響を認識するとともに事業戦略の立案にご活用ください。

■監修・著者(代表):園田 展人  EYアドバイザリー・アンド・ コンサルティング株式会社 ディレクター■2017年3月25日発行[A4判、約200ページ]■300,000円+税 ■図表CD-ROM付■発行:日経BP社

グローバルで投資が活性化するロボティクス  重点投資領域の違い  国別動向

ロボットの研究開発がもっとも進む領域  自動車・モビリティ  製造・物流  医療・ヘルスケア  軍事・安全保障

ロボットが実現する10年後の社会  自動運転車/ロボットカーが”移動”の意味を変え付加価値を創出する  器用な作業を難なくこなすロボットがもたらす新たな脅威とチャンス  人間と共創するロボットの登場が問うクリエイティビティの本質  自ら能力を向上させるロボットが製造・物流分野のインフラを根底から変える  超高齢化社会の中で医療アシスタントロボの持つ可能性と脅威  極限状態の中でこれまでできなかった対応を可能にする自律型無人飛行機

これからロボットに求められる機能と新規ビジネス  従来作業の効率化による収益化  新しい社会制度構築からの収益化  個の理解からの収益化  個の拡張による収益化  個の共感からの収益化

ロボットの急激な発展が既存産業に与えるインパクトと新たな事業機会

ロボットの未来2017-2026

レポート構成

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The future of robots

プロローグ 第1章 グローバルが注力するロボット投資領域10の領域に対する日本、米国、欧州の三つの国・地域の投資状況を比較し、日本に比べ米国・欧州が注力している「自動運転」「製造・物流」「医療」「軍事」の4領域を重点領域として選定。三つの国・地域におけるロボットの研究動向、政策の移り変わりについて触れた上で、日本のロボット産業政策「ロボット新戦略」、米国の「NRI」、欧州の「SPARC」の概要を記述し、それぞれ各領域に対する投資状況を解説する。

1-1.本章の構成1-2. 主要国・地域のロボット関連政策 1-2-1. 日本1-2-2. 米国1-2-3. 欧州1-3. 各領域における日米欧の投資状況 1-3-1. 製造業1-3-2. ホーム1-3-3. 自動運転1-3-4. 物流1-3-5. インフラ1-3-6. 医療1-3-7. 介護1-3-8. リハビリ1-3-9. 災害対策1-3-10. 軍事

第2章 グローバルが注力するロボットR&D欧米が注力しているロボットの4領域「自動運転」「製造・物流」「医療」「軍事」における最新の研究事例を紹介。事例ごとに「研究テーマ」「研究機関名」「代表研究者」「研究概要」「R&D達成後に残る問題点」「課題」の6点を記載。「研究概要」では、研究体制や研究している技術の特徴、想定されるアプリケーション、今後の研究の方向性などをまとめる。「R&D達成後に残る問題点」では、その研究における目標を達成してもなお残ると考えられる問題点を記載し、「課題」では、「R&D達成後に残る問題点」を解決するために突破すべき中長期的な課題を記載。

2-1. 本章の構成 2-2. 自動運転 2-2-1. 「人が好む経路」の学習から歩行者の行動を予測する    ロボット2-2-2. 電波のつながりにくい場所において複数ロボットが    連携するSLAM構築システム2-2-3. 砂漠や湿地でも自律走行可能な無人地上車両2-2-4. 360度カメラを使った潜在事故リスク認識システム2-2-5. サイクリストのための衝突事故警告システム2-2-6. プレシジョントラッキングシステム2-2-7. ドリフト技術によって急カーブや凍結路でも    安全走行可能な自動運転車2-2-8. 積雪や夜間でも自己位置推定の可能な自動運転車2-2-9. 知覚拡張による事故危険予測システム2-2-10. 高齢者のための自動走行スクーター2-2-11. 地図がない状況下での    スマートフォン・カメラを使った自動運転2-2-12. 人の運転に近い自然な自動運転システム2-3. 製造・物流 2-3-1. BCIとCVを組み合わせたロボティック・マニピュレーター2-3-2. モノづくり現場用のモバイルロボットアシスタント2-3-3. 人とロボットによるレスキューチーム2-3-4. 同じテーブルで人と効率的に作業ができるロボット2-3-5. 人の反応や人への与える影響を考えて行動する    作業ロボット2-3-6. 作業の巧拙を問わずどんな人とも協働できるロボット2-3-7. エキスパートの実演から経験則を学習できるロボット2-3-8. 部屋の特徴を覚え迷子にならないロボット2-3-9. 顧客との共創作業を通じて開発・製造を行うロボット2-3-10. 複数ロボットが情報交換しながら    共通の概念を持てるシステム2-3-11. 機構の制約を考慮した上で目的を達成する マニピュレーション2-3-12. 倉庫内のどんな積荷でも扱えるロボットシステム2-4. 医療 2-4-1. 医師の第3の腕(ウェアラブルアーム)2-4-2. 土地勘のない場所において視覚障がい者に    行動をアドバイスするバクスター2-4-3. 未知の環境において視覚障がい者の行動を   支援するナビゲーターロボット2-4-4. 心臓のわずかな鼓動から人の興奮と情緒を読み取る    ロボット2-4-5. 軟組織縫合完全自動化ロボット2-4-6. BMIを使った障害者の把持・操作支援ロボット2-4-7. テレイグジスタンスをつかった知的ナーシングアシスト2-4-8. 人間のように柔軟な指を持つ手術支援ロボット

2-4-9. ナース業務アシストロボット2-4-10. 医師のオペの観察を通じたロボットの学習2-4-11. スマートサージェリー 2-4-12. 脳神経外科手術支援システム2-5. 軍事 2-5-1. 無人ヘリコプターの自律航行システム2-5-2. ソーシャルメディアにおける噂の発信源特定システム2-5-3. 山岳地帯を自在に進める人型ロボット2-5-4. 海中探査用シンクロ型ヒューマノイド2-5-5. 困難にあっても任務を遂行する人型ロボット2-5-6. 接近阻止・領域拒否環境における協働オペレーション2-5-7. 鷹の機動性と自律探知能力で敵軍を探知する無人機2-5-8. 航空機を基地とする多目的ドローン 2-5-9. 無人潜水艦2-5-10. 地上X-ビークル2-5-11. 人とロボットのチームワークが徐々に向上する    災害支援システム2-5-12. 未知の荒野を安全に走行できる    ナビゲーションシステム

第3章 EYが予測するロボットの未来像 ロボットの4領域「自動運転」「製造・物流」「医療」「軍事」における最新の研究事例に基づき予測したロボット未来像を紹介する。ロボットの未来像を紹介する各項では、ロボットの未来像ごとに「概要」「当該ロボットが解決する課題」、そして当該ロボットが解決する課題ごとに「10年後の状況」「活用シーン」「補足説明」を記載。「概要」では、それぞれのロボットの優れた機能を説明する特徴的な事項をまとめている。「当該ロボットが解決する課題」は、それぞれのロボットの着想となった最新研究事例が解決しようとしている課題を解説。当該ロボットが解決する課題ごとに記載する「10年後の状況」では、10年後に該当領域がどのような変化を遂げているかを記載。「活用シーン」では、それぞれのロボットが現場でどのように活用されているのかをストーリー調で記載。

3-1. 本章の構成3-2. 自動運転 3-2-1. あらゆる手段で安全に目的地に到達する自動運転車3-2-2. 歩行者の行動意図を推察できる自動運転車3-2-3. オフロードで安全な走行ができる自動運転車3-2-4. 必要最低限の装備で走行可能な自動運転車3-2-5. 乗り心地を考えながら走行できる自動運転車3-3. 製造・物流 3-3-1. 不慣れな場所でも目的地まで移動できるロボット3-3-2. 馴染みのない道具でも器用に使いこなせるロボット3-3-3. 習熟した作業を人に伝達できるロボット3-3-4. 人 と々チームワークを醸成しながら作業できるロボット3-4. 医療 3-4-1. 医師のスキルを模倣できるロボット3-4-2. 習得したスキルを研修医に伝達できるロボット3-4-3. 医師・看護師を物理的にも精神的にもサポートする   ロボット3-4-4. 患者や障害者の行動意図を推察できるロボット3-5. 軍事3-5-1. 瞬時に戦況を見極め、判断できるロボット3-5-2. 困難な状況下でも任務を遂行できるロボット3-5-3. 極限環境で器用に任務を遂行できるロボット3-5-4. 危険な状態を予測し伝達できるロボット3-5-5. チームワークを通じて任務が遂行できるロボット

第4章 未来ロボティクスのキーファンクション 3章で紹介した18のロボット未来像を実現するために必要な11のファンクションを予測。これらは人工知能の進展を受け、10年後以降に実現が見込まれているファンクションであり、それぞれ「行動の計画」「行動の習熟」「言語の理解」「感性の理解」といった人工知能の機能レベルに紐づいている。これら11のファンクションを18のロボット未来像の活用シーンを用いて説明する。

4-1. 本章の構成4-2. 不慣れな場所でも目的地に到着できる4-3. 人や障害物に囲まれていても、ぶつからず移動できる4-4. 目的を達成するために複数の選択肢を吟味できる4-5. 行動を通じて物理法則を直観的に理解する4-6. 暗黙のルールを理解し、阿吽の呼吸で行動ができる4-7. 馴染みのない道具の機能を理解でき、操作できる4-8. 文脈を理解して曖昧な要求に答えられる4-9. 人の快・不快を理解できる4-10. 人のユーモアや感情表現を理解できる4-11. 人に分かりやすく説明できる4-12. 人の行動心理を理解できる

第5章 創出される新規ビジネス11のキーファンクションが10年後に創出すると考えられる全

21ビジネスを紹介。ビジネスは、「従来作業の効率化による収益化」「新しい社会制度構築からの収益化」「個の理解からの収益化」「個の拡張による収益化」「個の共感からの収益化」といった五つの付加価値源泉で分類。ビジネスの紹介を行う各項では、最初に、「ビジネスの概要」を記載。キーファンクションによって生まれる新規ビジネスが、人々の生活や仕事をどのように変えるかを直観的に理解していただくために、具体的な利用シーンを含めて紹介。「想定顧客」「提供価値」「背景要因」「提供価値を充足するためのファンクション」「関連サプライヤ―事例」を紹介。

5-1. 本章の構成 5-2. 従来作業の効率化による収益化 5-2-1. 意味理解型人間機械コラボレーションシステム5-2-2. バイオミメティックインフラ点検ボット5-2-3. 問題解決型インフラ点検ボット5-2-4. 国境なき医療診断ボット5-2-5. 体内検査ボット5-3. 新しい社会制度構築からの収益化 5-3-1. 移民向けライフラインサポートボット5-3-2. テロプレディクトシステム5-3-3. ポリスボット5-3-4. 社会脳に基づく群衆の行動心理予測5-4. 個の理解からの収益化 5-4-1. 消費者の質感知理解サービス5-4-2. 消費者の無意識購買行動理解サービス5-4-3. 広告をみたユーザーの感情理解サービス5-4-4. 個人理解に基づくジョブアサイメントサービス5-4-5. カルチュラルコンピューティングによる   カウンセリングサービス5-5. 個の拡張による収益化 5-5-1. アダプティブラーニングボット5-5-2. 阿吽の呼吸型ボット5-5-3. 投資アドバイザーボット5-5-4. セールスフォースエンパワーメントサービス5-5-5. ビジネススキルオーグメントサービス5-6. 個の共感からの収益化 5-6-1. アンビエントオリエンティッドホーム5-6-2. 共感型バーチャルナーシングサービス

第6章 既存産業への影響21の「新規ビジネス」が11の既存産業に与える影響について予測する。11の既存産業ごとに「新規ビジネス」の創出によって新たに生まれる機会や脅威を解説し、その機会や脅威がなぜ生まれるのかといった背景を説明する。既存産業が現在抱えている課題や、新規ビジネスの創出によって生じると想定される競争要因の転換など既存産業の事業者を取り巻く環境の変化を記載する。

6-1. 本章の構成 6-2. 自動車・輸送機器産業への影響 6-2-1. 「広告をみたユーザーの感情理解サービス」による影響6-2-2. 「ビジネススキルオーグメントサービス」による影響6-3. 電子・電気・機械産業への影響 6-3-1. 「バイオミメティックインフラ点検サービス」による影響6-3-2. 「問題解決型インフラ点検ボット」による影響6-4. IT・メディア・コンテンツ産業への影響 6-4-1. 「阿吽の呼吸型ボット」による影響6-4-2. 「セールスフォースエンパワーメントサービス」による影響6-5. 医療・美容・健康への影響 6-5-1. 「共感型バーチャルナーシングサービス」による影響6-5-2. 「国境なき医療診断ボット」による影響6-6. 素形材・化学産業への影響 6-6-1. 「体内検査ボット」による影響6-7. 衣料・インテリア・雑貨産業への影響 6-7-1. 「社会脳に基づく群衆の行動心理予測」による影響6-7-2. 「消費者の無意識購買行動理解サービス」による影響6-8. 農業・食品産業への影響 6-8-1. 「消費者の質感知理解サービス」による影響6-9. インフラ・建築・エネルギーへの影響 6-9-1. 「意味理解型人間機械コラボレーションシステム」 による影響6-9-2. 「テロプレディクトシステム」による影響6-10. 流通・サービス産業への影響 6-10-1. 「個人理解に基づくジョブアサイメントサービス」 による影響6-10-2. 「アダプティブラーニングボット」による影響6-10-3. 「ポリスボット」による影響6-11. 金融・保険・不動産産業への影響 6-11-1. 「投資アドバイザーボット」による影響6-11-2. 「アンビエントオリエンティッドホーム」による影響6-12. 政府・NPO・NGOへの影響 6-12-1. 「移民向けライフラインサポートボット」による影響6-12-2. 「カルチュラルコンピューティングによる カウンセリングサービス」による影響

CONTENTS

※目次は変更になる場合があります。

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5年後、10年後の市場・産業・技術の変革を新しい視点 で徹底予測

「ディープラーニング」のブレークスルーにより、2010年代に入って急速に発展した人工知能の影響と無関係でいられる既存産業はありません。次世代製造業やインテリジェントファイナンス、自動物流、知能化家電…。人工知能によってどのような新マーケットが生まれるのか、既存産業はどんな影響を受けるのか。2021年までに人工知能の影響で生まれるであろう20の新産業と130の新ビジネスを予測します。

自動運転の時代になると、自動車産業はその姿を根本から変革する必要に迫られ、次世代のモビリティ・インフラ産業へと変貌を余儀なくされます。その影響は、完成車メーカーや部品メーカーだけにとどまらず、素材産業やエネルギー産業、整備業界、保険業界、物流業界、広告業界などあらゆる産業界に及びます。自動運転技術によって、自動車産業はどう変容し、どのような新しいビジネスモデルが生まれるのかを展望します。

IoTは社会と産業にどのようなインパクトをもたらすか、その主要技術、主要プレーヤーはどうなるのかという問いに対し、特許分析をベースに答えを導き出します。IoTの利用シーンを生活環境、移動手段、社会インフラ、流通、オフィス/工場に分類しテーマごとに今後10年のトレンドを予測します。関連する特許情報から、技術やサービスの特徴、企業戦略の変遷、技術動向の変遷などを見通し、注目企業、注目特許をピックアップします。

世界の自動車メーカー、大手サプライヤー、そしてIT業界まで巻き込んで開発が進む自動運転技術。自動運転の時代になると、自動車産業はその姿を大きく変えざるをえないとともにあらゆる産業界でも自動運転をビジネスに取り込む動きが出てきます。各プレーヤーはどんな開発に取り組んでいるのか、普及はどのように進んでいくのか、技術的な課題は何か、そして自動運転技術は社会や産業をどう変えていくのかを予測します。

■監修・著者(代表):園田 展人  EYアドバイザリー・アンド・ コンサルティング ディレクター■2016年11月30日発行■レポート(A4判、744ページ)■CD-ROM(本体に掲載された図表を収録)■本体価格 450,000円+税■発行:日経BP社

人工知能が、既存産業を翻弄し見たこともない市場を創造する誕生する20産業・130市場を予測

■日経BP未来研究所編■2016年11月16日発行■レポート(A4判、242ページ)■本体価格 180,000円+税■発行:日経BP社

自動運転で生まれる新しいビジネスモデルその最前線を把握できる総合レポート

自動運転によって大きく変貌する産業主要プレーヤーの動きを分析し産業構造の変化を予測する

■著者:EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング    ボストン・コンサルティング・グループ 他■2015年12月14日発行■レポート(A4判、272ページ)■CD-ROM(本体に掲載された図表を収録)■本体価格 300,000円+税■発行:日経BP社

■著者:アモティ■2016年12月26日発行■レポート(A4判、294ページ)■CD-ROM(本体に掲載された図表データを収録)■本体価格 300,000円+税■発行:日経BP社

IoTは世の中にどのようなインパクトをもたらすか特許分析をベースに技術動向を見通し注目企業の戦略をあぶり出す

NEW

NEW

NEW

人工知能の未来2017-2021

自動運転ビジネス2017

自動運転の未来2016-2020

IoTの未来2017-2026特許分析編

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5年後、10年後の市場・産業・技術の変革を新しい視点 で徹底予測

■著者:川口盛之助■2016年3月12日発行■レポート(A4判、830ページ)■CD-ROM (本体に掲載された図表データを収録)■本体価格 450,000円+税■発行:日経BP社

未来に関連する膨大な文献や統計データ、変化の兆しを俯瞰し、人・社会・技術のライフサイクルの視点で分析することで見えてくる未来を形作るメカニズムを導き出し、これから起きる劇的な変化を「50のメガトレンド」としてまとめました。あらゆる産業に影響を与えるメガトレンドが既存のビジネスに与える影響と新たな事業機会を提示します。また、メガトレンドに関連する「課題」と「打ち手」をイシューツリー構造にまとめ、さらに、市場規模や世界の先駆的事例・アイデアに関する「調査分析結果」を掲載することで、事業・ビジネス化視点のコンテンツも網羅しています。

100年に一度ともいえる大変革期を迎えつつある自動車・エネルギー産業にフォーカスし、「これから10年間に何が起きるか」を予測します。日本の超高齢化、価値観の変化、グローバル化など自動車・エネルギー産業に影響を与えるメガトレンドを抽出、そこから導き出されるクルマの知能化、新興国への市場シフト、世界のエネルギー事情の変化、パワートレーン革新などの大変化を予測します。特に自動車産業と密接な関係にあるメガトレンドから産業・社会・技術の大きな変化を予測し、自動車・エネルギー産業の変革を分析予測します。

ICT(情報通信技術)の目覚しい進化によって社会や人の活動が変わり、それによって産業と別の産業の融合が起きます。個別産業の生産性向上の末に融合新産業が出現するわけではありません。いわゆる産業革命とは異なる大きな変化です。ICTに関わりが大きいメガトレンドから社会、産業、技術の大きな変化を提示するとともにICTの進化がもたらす新たな社会構造を予測し、その社会構造の上で起きる既存産業同士の融合、新産業の誕生、そしてICT産業自身の変化を描き出し10年後の姿を展望します。

10年後までの変化を読み切り戦略策定の基礎となる社会と全産業分野の未来像を提示する

メガトレンドシリーズ

■著者:川口盛之助、    鶴原吉郎■2016年12月17日発行■レポート(A4判、676ページ)■CD-ROM (本体に掲載された図表データを収録)■本体価格 300,000円+税■発行:日経BP社

自動車・エネルギー産業に影響を与えるメガトレンドを抽出し「100年に一度の大変革」の先を読む

ICTが引き起こす既存産業の融合と新産業の誕生各産業とICT産業の10年後を描き出す

NEW

NEW

メガトレンド2016-2025全産業編

メガトレンド2017-2026自動車・エネルギー編

■著者:川口盛之助、    日経BPイノベーションICT研究所■2016年12月20日発行■レポート(A4判、444ページ)■CD-ROM (本体に掲載された図表データを収録)■本体価格 300,000円+税■発行:日経BP社

メガトレンド2017-2026ICT融合新産業編

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人工知能の未来2017-2021 本体価格 450,000円+税 商品番号 258800 [ ]部NEW

ロボットの未来2017-2026 本体価格 300,000円+税 商品番号 261150 [ ]部NEW

自動運転ビジネス2017 本体価格 180,000円+税 商品番号 258320 [ ]部自動運転の未来2016-2020 本体価格 300,000円+税 商品番号 245920 [ ]部メガトレンド2016-2025 全産業編

メガトレンド2017-2026 自動車・エネルギー編

メガトレンド2017-2026 ICT融合新産業編

本体価格 450,000円+税 商品番号 251950 [ ]部本体価格 300,000円+税 商品番号 258340 [ ]部本体価格 300,000円+税 商品番号 258350 [ ]部

メガトレンド2016-2025 全産業編メガトレンド2017-2026 自動車・エネルギー編 セットメガトレンド2016-2025 全産業編メガトレンド2017-2026 ICT融合新産業編 セット

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