プルーフィングRIPとカラー管理のワークフロー

Fiery XF 7.1 ファイアリー エックスエフ

EFI Fiery XF 7.1が実現する高品位印刷と高い生産性世界中のプロフェッショナルやプリンタメーカーから選ばれている EFI Fiery XF が、EFI Fiery Command WorkStation

に統合され新登場。プルーフや大判出力において高品位な印刷と高い生産性を両立した快適な出力環境を提供します。

安定したカラーマネジメント環境、プリンタの色管理、プリンタジョブの管理など、多彩な機能を搭載しています。

インクジェットプリンタの濃度特性はリニアではなく、50％あたりで飽和します。一般のカラーマネージメントツールではこの特性をソフトウェアで予測して出力プロファイルを作成します。EFI Fiery XFでは、用紙（出力）プロファイルを作成する前にリニアリゼーションを実施し、プリンタの最大濃度値を見極め、そのレンジ内において調整された状態で用紙プロファイルを作成します。これによってプリンタの能力を最大限に引き出した出力結果が得られます。

様々な環境に対応できるEFI Fiery XFの構成

EFI Fiery XF は、デザイン事務所や一般企業といった小規模での使用から、製版・印刷会社など大規模な生産現場まで幅広い現場でプルーフ環境が構築できるソフトウェアRIPです。利用目的と出力デバイスに応じてオプションを選択できるので、利用形態に合わせて柔軟にソフトウェアを組み合わせることができます。

Universal Driver

Universal Driver

Mac OS Xクライアント

Windows PCクライアント

EFI Fiery XF サーバーホットフォルダ

ホットフォルダ

RGBデータ

CMYKデータ

Grayデータ

Multiデータ

K

マルチカラーソースプロファイル

グレーソースプロファイル

特色

CMYKソースプロファイル

RGBソースプロファイル

用紙プロファイルレンダリングインテント

シミュレーションプロファイル

Lab補正（.3cc）

EFI Fiery XFでのカラーマネージメント

Color Prof iler Option - オプションで実現するEFI Fiery XFのカラーマネージメント機能

ジョブの処理状況や出力内容を把握できる - Job Editor

Job Editor では、入力されたジョブのプレビューや設定を確認できます。 また、Server Manager に戻ることなく、任意のジョブに変更を加えることも可能です。

Job Editorで変更可能な機能

・用紙種類・印字解像度・データの回転や拡大縮小

EFI Fiery XFを管理する - Server Manager

EFI Fiery XF の機能を管理・設定するのが Server Manager です。「ユーザー」や「ワークフロー」、「出力デバイス」の項目を利用目的に合わせて作成し、各種の設定が可能です。直感的なユーザインターフェイスによって、EFI Fiery XF におけるすべての設定を簡単に操作できます。

ネスティング機能設定された用紙サイズの限界までジョブを配置して出力メディアの無駄をなくす機能です。

ステップ＆リピート機能パターン作成に便利な隣り合うイメージを縦・横方向にシフトさせるステップオフセット機能とミラー表示機能も搭載しています。

タイリング機能プリンタの用紙幅より大きなサイズを複数ページに分けて印刷できる機能です。

カラー調整機能OSやアプリケーションを問わず、スプール済みジョブの色を変更できる機能です。

大判プリンタの生産性を高める機能

ポスターやバナー、サイン&ディスプレイなど大判インクジェットプリンタを活用する最終成果物制作のため、生産性を考えた用紙の節約や品質管理、後処理を考慮した印刷が行えます。

プロファイルを最適化してプルーフの信頼性を高める

目標とする印刷標準色や印刷機の色に限りなく近づけるため、特定のシミュレーションプロファイルに対してデルタEを最小化する「プロファイルの最適化」機能を搭載。「プロファイルの最適化」機能は、プリンタ出力の色を特定のリファレンスに限りなく近づけたい、複数台の同じ機種のプリンタで、同じ用紙を使用した際に色の差異を近づけたいという場合に有効な機能です。

・ソースプロファイル・ネスティング・トンボの追加 など

対応プリンタ機種一覧　

CanoniPF 6400SE ／ iPF 8400SE ／ iPF 68x ／ iPF 78x ／ iPF 670 ／ iPF 770 ／ PRO-1000 ／ PRO-2000 ／ PRO-4000 ／PRO-4000S ／ PRO-6000 ／ PRO-6000S

EPSONSC-P5050V ／ SC-P5050G ／ SC-P6050 ／ SC-P8050 ／ SC-P7050V ／ SC-P7050G ／ SC-P9050V ／ SC-P9050G ／SC-P10050 ／ SC-P20050 ／ SC-T3250 ／ SC-T5250 ／ SC-T7250

この他、HP、Mimaki、Mutoh、Roland DG など 500 機種以上のプリンタに対応。詳しくはWebサイトをご確認ください。EFI Fiery XF 7 対応プリンタ一覧→　www.swtoo.com/efi/printerlist-xf/

Fiery XF 7.1 の変更点

● Fiery XF Server は、Windows 版のみとなりました。

● Fiery XFクライアントは、Fiery Command WorkStationに統合されインターフェースが一新されました。

●ドングルが不要になり、柔軟性の高いソフトウェア保護に移行しました。

● Fiery Unidriver から Fiery XF Universal Driver に変更されました。同じクライアントPC に Fiery XF 7.1 の Universal Driverと Fiery eXpress または旧 Fiery XF の Unidriver をインストールし使い分けて出力することはできません。

● 次の製品オプションはFiery XF 7.1のリリースで廃止され使用できなくなります。 ・OneBit Option（センター RIP で生成された1ビットTiffファイルを網点で出力するためのオプション。）

・Softproof Option

・Printer Option OKI

・Printer Option KIP

・Fiery Option

● すでに廃止された次のオプションは、Fiery XF 7.1では使用できません。・Layout Option

・Dot Creator Option（連続階調のデータからハーフトーン・スクリーンを生成・出力するためのオプション）

● 次のオプションは Fiery XF 7.1 と一緒に購入できなくなりますが、アップグレード後も引き続きご使用いただけます。 ・File Export Option（カラーマネージメント処理された PDF または TIFF 形式のファイルに書き出すためのオプション。）

・EFI Printer Option

・Print & Cut Option（通常の Printer Option M/XL/XXL の一部になっています。）

・Spot Color Option（特色を正確に処理しプルーフ出力するためのオプション。 標準機能としてご利用いただけます。）

● 次のプリンターオプションが変更されました。 ・Printer Option XXL は、Printer Option XL（24 インチ、A1ノビサイズ）および Printer Option M（17インチ、A2 ノビサイズ）のプリンタにも接続可能になりました。

・Printer Option XL は、Printer Option M（17インチ、A2 ノビサイズ）のプリンタにも接続可能になりました。

● 次のアプリケーションが無くなりました。・RGB Profile Connector

● 次の機能が追加されました。・「最小限のメディア消費量」によるデータの自動回転

● 次のプリンターオプションが使用できなくなります。・CANON 専用出力オプションおよび EPSON 専用出力オプション（Color Proof XF for CANON、for EPSON からアップグレードでご使用されている場合はご注意ください。）

※ソフトウェアメンテナンスとは、年 1回予定されている次期バージョンへのメジャーアップグレードと年数回のマイナーアップグレードを無償でご提供するサービスです。

※Cut Server Option は、Windows 版のみとなります。

※複数台のプリンタに接続する場合、プリンタの台数分 Printer Option が必要となります。

標準販売価格（税別）

標準販売価格（税別）

標準販売価格（税別）

含まれる基本セット内容

内容

内容

製品名

製品名

製品名

含まれる基本セット

基本セットEFI Fiery XF 7.1基本ソフト（サーバー、クライアント）と、目的に合わせたオプションがあらかじめセットになっている基本セットをご用意しています。

機能追加オプションEFI Fiery XF 7.1にオプションを追加していただくと、特定の機能を追加することができます。ご利用目的にあわせてお選びください。

プリンタオプション　追加のプリンタを接続する場合に必要です。

ラインナップ

製品名

Fiery XF Production 電話サポート 3年（導入時のみ）

Fiery XF Proofing 電話サポート 3年（導入時のみ）

Fiery XF Premium 電話サポート 3年（導入時のみ）

70,400円

84,800円

144,800円

・ 電話によるテクニカルサポートが受けられます。・ 電話サポートにご加入いただいていない場合でも、ユーザー登録後３ヶ月間はテクニカルサポートをご利用いただけます。・ ３ヶ月以降は電話サポートを別途ご利用ください。※電話サポートには、訪問での対応は含まれていません。

※電話サポート 3 年は購入時にご契約が必要となります。期間は無償サポート期間（3ヶ月）も含めて 3年間となります。

※電話サポート 1 年は購入後、途中加入が可能です。無償サポート期間（3ヶ月）は含みません。

※電話サポート＋SMSA 3 年は購入時にご契約が必要となります。SMSA は、無償期間（1 年）を含めて 3年間となります。

35,200円

42,400円

72,400円

標準販売価格（税別）

製品名

ソフトウェアメンテナンス1年更新（複数年申込可） 75,000円

標準販売価格（税別）

標準販売価格（税別）製品名

Fiery XF Production 電話サポート 1年

Fiery XF Proofing 電話サポート 1年

Fiery XF Premium 電話サポート 1年

電話サポートサービスについて

ソフトウェアメンテナンス（SMSA）とは、年1回予定されている次期バージョンへのメジャーアップグレードと年数回のマイナーアップグレードを無償でご提供するサービスです。※SMSAを継続される場合は満期日の 35 日前までに更新のお申込みをする必要があります。 上記期日を過ぎてしまった場合は SMSA の更新はできず、新規に Feiry XF アップグレードを ご購入いただき、新たに SMSA をご契約いただくことになります。

ソフトウェアメンテナンス（SMSA）について

製品名

Fiery XF Production 電話サポート＋SMSA 3年（導入時のみ）

Fiery XF Proofing 電話サポート＋SMSA 3年（導入時のみ）

Fiery XF Premiun 電話サポート＋SMSA 3年（導入時のみ）

198,400円

211,300円

265,300円

ソフトウェアメンテナンス（SMSA）と電話サポートサービスがセットになったサポートもご用意しております。

標準販売価格（税別）

電話サポート＋ソフトウェアメンテナンス（SMSA）

358,000 円

400,000 円

772,000 円

248,000 円

166,000 円

207,000 円

166,000 円

69,000 円

138,000 円

207,000 円

Fiery XF 7.1 Production

Fiery XF 7.1 Proofing

Fiery XF 7.1 Premium

Fiery XF Color Profiler Option

Fiery XF Color Verifier Option

Fiery XF Cut Marks Option

Fiery XF Cut Server Option

Fiery XF Printer Option M

Fiery XF Printer Option XL

Fiery XF Printer Option XXL

基本パッケージ ： Fiery XF 7.1基本ソフト（サーバー、クライアント）、Printer Option M、XL、XXLのいずれか１本、ソフトウェアメンテナンス１年

プルーフパッケージ ： Fiery XF 7.1 基本ソフト（サーバー、クライアント）、Color Verifier Option、Printer Option M、XL、XXLのいずれか１本、ソフトウェアメンテナンス１年

ハイエンドパッケージ ： Fiery XF 7.1 基本ソフト（サーバー、クライアント）、Color Profiler Option、Cut Marks Option、Printer Option M、XL、XXLのいずれか４本、ソフトウェアメンテナンス１年

カラープロファイラーオプション ： プリンタのキャリブレーションから、リファレンスプロファイル、用紙プロファイルの作成や編集を可能にするオプション。

カラーベリファイヤーオプション ： 出力された印刷物の色の正確さを確認するためのオプションです。出力物の品質を数値管理を可能にします。遠隔地での導入でリモートプルーフを実現可能です。

カットマークオプション ： 複数のカットパスをジョブ内に設定するためのオプション。

カットサーバーオプション ： カッティングプロッターを制御するためのオプション。

プリンタオプションM ： 17インチ、A2ノビサイズまでのインクジェットプリンタに出力するためのオプション

プリンタオプションXL ： 24 インチ、A1ノビサイズまでのインクジェットプリンタに出力するためのオプション

プリンタオプションXXL ： XFが対応するすべてのインクジェットプリンタに出力するためのオプション

お問い合わせ

株式会社ソフトウェア・トゥーTel. 03-6757-3290 Fax. 03-6757-3292

https://www.swtoo.com開発元　イー・エフ・アイ株式会社 www.efi.co.jp　

国内販売元

※記載の会社名、および商品名は一般に各社の商標または登録商標です。※記載内容は改良等の事情により予告無く変更する場合があります。

製品仕様

システム動作環境（Fiery XF Server および Fiery Command WorkStation）Fiery XF Server

対応OS Windows 8.1（64-bit）、10（64-bit）またはWindows Server 2012（64-bit）、2016（64-bit）

CPU Quad Core 2GHz 以上（8-Core 3GHz 推奨）

メモリ 16GB（32GB 推奨）

ハードディスク 300GB 以上の空き容量（1.5TB 推奨）

ハードウェア DVDドライブ（ソフトウェアインストール用）

インターネット接続環境（ライセンス登録、ソフトウェアアップデート） ※注意：EFI Fiery XF をインストールするマシンには、Adobe Readerとアンチウィルスソフト以外のアプリケーションはインストールしないでください。

Fiery Command WorkStation（Universal Driver 含む）

対応OS（Windows） Windows 8.1（64-bit）、10（64-bit）またはWindows Server 2012（64-bit）、2016（64-bit）

対応OS（macOS） macOS 10.11、10.12、10.13、10.14

CPU Windows：Intel Core i3 以上、macOS：Multicore Intel Processor 相当以上

メモリ Windows：4GB 以上、macOS：4GB 以上

ハードディスク Windows：16GB 以上、macOS：7GB 以上

ハードウェア USB ポート（測定機器を接続する場合）、DVDドライブ（ソフトウェアインストール用）

インターネット接続環境 1600×900ピクセル以上のモニタ解像度

製品形態 ソフトウェア RIP

CPSI Adobe PostScript 3（3020）

APPE Adobe PDF Print Engine 4（4.0）

対応ファイル形式 PS、EPS、DCS1、DCS2、PDF（X-1、X-1a、X-3、X-4、X-5）、PSD、TIFF、JPEG、JPEG2000、RAW、RTL、RPF（Remote Proofing Format）

内蔵スポットカラー PANTONE、DIC、TOYO、HKS

対応測色機器 EFI ES-1000、EFI ES-2000、Epson Spectroproofer ILS20、ILS30＊、X-Rite i1Pro、X-Rite i1Pro2、X-Rite i1iO、X-Rite i1iO2、X-Rite i1iSis ＊Epson Spectroproofer では「リファレンスプロファイル」の作成ができません。

※ Fiery XF Serverは、Windows OSのみとなります。

※ Trueflow Outline PDF、1ビット TIFFは非対応となります。

※ Fiery Command WorkStation単体では、起動できません。 必ず、Fiery XF ServerがWindows環境にインストールされている必要があります。

※上記の動作環境は、2019年4月現在のものです。動作環境等の最新情報は必ずウェブサイトでご確認ください。

www.swtoo.com/efi/xf/system/