mis minimally invasive surgery 15 20 mis · 20 の傷を必要としましたが、mis に...
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人工股関節置換術 【当院で行っている“ MIS(最小侵襲手術) ”での人工股関節手術について】 「MIS」とは Minimally Invasive Surgery の略で、最小侵襲手術のことをいい
ます。従来の人工股関節置換術では 15‐20 ㎝の傷を必要としましたが、MIS に
よる手術では 8‐10 ㎝の傷で手術を行うことが可能です。 また筋肉を切らずに手術を行うため、筋力の回復も早く、術後の痛みもほとんど
ありません。そのため早い人では術後 2‐3 日で杖歩行が可能となり、術後 7 日
もすれば痛みなく、杖なしで歩くことが可能となります。
【当院が導入している“ ナビゲーションシステム ”について】 当院の人工股関節置換術の特徴は、“ MIS(最小侵襲手術) ”だけでなく、より安
全で確実な手術を行うために“ ナビゲーションシステム ”を導入しています。 “ ナビゲーションシステム ”とは、術前に撮像した CT 画像を 3 次元データ
として用いることで、手術中に人工関節を取り付ける際の角度や位置を正確に
認識および設置が出来るように、コンピューター計測装置がアシストするシス
テムです。 正確な角度および位置に人工関節を設置することで、術後の脱臼のリスクを減
らすことが可能となります。その結果、「術後してはいけないこと」は原則とし
て設けていません。 一般的な入院期間は 14 日前後です。 術後の痛みに関しても十分な除痛対策をしておりますので、ほとんどの患者さ
んが術後の痛みをあまり感じないように工夫しています。