REACH/RoHSセミナー「わからない」の10年

●平成元年 設立

2016/9/92

Kanagawa Academy of Science and Technology

略称KAST

公益財団法人神奈川科学技術アカデミー

●川崎市高津区

かながわサイエンスパーク

●事業内容 研究 試験計測 人材育成

なぜ10年もやってい（られ）るのか？

「需要があるから。」

何が、どこが「需要」なのか？求めているものは何か？

フシギなこと・・・？

セミナー、講座の構成

ステップアップ方式

受講者総数

基礎講座

のべ1,758名 うちリピーター892名

リピーター21％

中級以上

リピーター51％

全体

企業リピーター76％

2011年 EU RoHS（II）指令公布

2016/9/95

★企業規模

★サプライチェーン基礎講座では川上～川下までまんべんなく存在HOWを学ぶ講座では川中企業が目立つ

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CO

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RE

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Ro

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12基礎

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12中級

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12応用

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13基礎

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13中級

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Ro

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RE

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13応用

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14中級

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14中級

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14実践

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14実践

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15基礎

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15中級

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15実践

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15実践

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16基礎

その他

中小企業

大企業

2012年 中国RoHS改正予想

2011 2012 2013 2014 2015 2016

小～大

受講者のニーズ（受講目的・知りたいこと）

1位 最新情報を得る

2位 基礎編

中級以上：

基礎から学ぶ

他社の成功事例 効率的なマネジメントシステムの構築方法 「アジアの動向」

2016/9/97

ところで

特徴的なアンケート結果

H25 困りごと調査1位：相手によって情報提供様式が異なる2位：法規制の最新情報の収集が追い付かない

3位：社内の意識、人手不足

H27.3

H28.2

「法律の要求はあいまいな部分が多く、ずる賢い効率的な手段が知りたい」「零細企業にもchemSHERPAを使ってもらえるか不安」

H27.5

chemSHERPA 「中小への支援を。大企業間の連携だけでは成立しない」「使用者を増やす活動を」「自社でも教育が必要」「普及すれば導入する」

chemSHERPA「世界各国、各業界に対応して欲しい」

なんだかこのままやっていてもばらけてるよね・・・

特徴的なアンケート結果

グループディスカッションが楽しい?!川下企業の視点で考えることができ、川中企業が本当にやるべきことがわかった（H27実践編）

各社の事例を聞いて、自分の課題解決のヒントが多く見つかった（H27実践編）

欧州の規制は「自分で考えなさい」的なものなので、各企業の知恵を持ち寄るのは悩んでいる担当者にはとても有益（H26トピックス編）

2016/9/910

で、何なのか？

0回目(２００５年)のセミナータイトル「何を、どうすればいいのか？～」

みなさまの心情としてはいまもほとんど同じ・・・？

2016/9/911

いまだに「わからない」・・・？

「わからない」から受講する・・・？＝「どうしたらいいか、わからない」から＝「何に従えばいいのか、わからない」から

「わかった」になったら、受講しないし・・・

「わからない」の正体

さらに、「この方法で合っているのか、わからない」から

2016/9/912

でも、罰則が発せられて、「ひどい目にあった」という例も実際は聞かない・・・

特に中小企業の方々

ずっとゆれている＝「何か、腑に落ちない」＝「何か、合理的じゃない」＝「余計な苦労ばかりしている気がする・・」＝「また何か新しい要求事項が出るのかな・・・」

孤独な担当者寂しい担当者

「わからない」状態？

2016/9/913

そして、

「その苦労をあまり解ってもらえない」

不安当惑

あのセミナーへ行けば、「仲間」がいるかも・・・＝「よそはどんなふうにやっているんだろう・・・」

「比較の対象がない」

「これ」ときまったもの、明確な規準、線引きが

「あったほうがラク」・・・？

どこかで、誰かの「判断」は必要

どうもないみたいだ・・・変化し続けている・・・微妙な線だ・・・危険性0ではない・・・

だから、全品検査？だから、全データ取得？

業界にかかわらず、安全性、規制対応への共通の姿勢・・・？Ex. 医薬品

どっちにしても、現場の「混乱」は残る・・・

2016/9/914

「今までもきちんとやってきた。これ以上まだ何をしろというの？」「あとはお天道様がちゃんと見ていてくれる」

ジャッジは「あなた任せ」、空から降り注ぐ光がおのずと照らし出してくれる。「太陽」と「自分」と「たんぼのお米」が一直線でつながっている。そういう片付け方に行ってしまいがちな「私たち」。

さらにいうなら

2016/9/915

RoHS/REACHの求めるところ＝理解はできても実感としてつかみにくい。ムリ？

化学物質規制は何を求めているか？

「当事者」だからわかること

自社にとって／自社製品のもっとも大事なもの、関係性、これだけは失ってはいけない技術、要諦は何か？

ここを軸に考えてみてはいかがでしょうか・・・

2016/9/916

・「公式」があるわけではない・どこかにある答えを探しに行くのでは「ない」問題の連続・「大怪我」はしない、でも「疲れない」方法で・何かを受け入れる必要はあっても「受け入れ方」まで同じにする必要はない

情報提供型＋

「考え方」の方法論を見出すための演習型

これから私どもがやろうとしていること

「からだで覚える」=「感覚をつかむ」ことも大事？

2016/9/917

最善の方法はなにか 最悪の場合におきるのはどん

なことか

おおよそ、この間で推移するもの・・・判断

「化学物質規制対応を変えるリスクマネジメントの体得」

大事なのはある種の「経験知」

2016/9/918

もし仮に間違ったとして・・・それで何なのか？誤りが発生したら、元に戻って正せばいいのでは？隠蔽ではなく、間違えるかもしれない可能性を想定しておくこと

「じゃ、○○さん、頼むよ」でもなく「万が一に備えて、絶対に安全な線で」でもなく「取引先の指示にとにかく従って」でもなく

「大丈夫、ウチはこの方法でやろう。だけど、そして、品質も責任も負おう。これでよい物ができているので」という明るい態度決定。

自分（自社）で方針を作る、態度を決めるこれが「他」へとつながっていくこと（かもしれない）なぜなら、リスクは「他」の存在、「他」との関わりによって現実のものになる可能性を含んでいるから

2016/9/919

使用月日

用途 農薬名

当該水田使用 農薬使用基準 農薬登録番号使用量

(10a当り)回数

使用量(10a当り)

回数

5/15初期除草（水田一年生雑草ほか）

キルクザ1キロ粒剤

1.00kg 1回 1kg 回以内

5/29 初中期除草ゴウワン1キロ粒剤

1.00kg 1回 1kg 2回以内

8/1 稲こうじ病予防 撒粉ボルドー 3.00kg 1回 4回以内

（参考）ほたるの里米を販売する水田への農薬使用状況

「この岩船産コシヒカリ「ほたるの里米」は今流行の有機農法による栽培でもなく、無農薬栽培でもありません。しかし、稲に過度の負荷をかけることのないようにと考え、より自然により美味しいお米を収穫するため、その水田で最低限必要な農薬を用いて育てました。」

「株式会社オークリッチ」HPより

近頃の、お米の売り方、ブランド化の方法

2016/9/920

「つながる」世の中・・・

何が「つながった」のか？

中味を「つなぐ」努力は？

「外からくるもの」をただ受け入れることがもたらす弊害もある。

2016/9/921

10月5日（水）10時から17時

どうぞお越しください！

リスクベースでの判断の訓練を取り入れた講座です。頭では分かっていても行動したことの少ないリスクベースでの判断を、小さな事例で幾つも行い、慣れていただきます。事例の背景やしがらみに関係なく、本質で考えていただく機会になればと考えました。グループ討議も行います。

https://www.newkast.or.jp/kyouiku/edu_h28/ed28_E_benkyoukai10_02.html