20170821 tech play_vr_公開
TRANSCRIPT
新しい「エコシステム」を生み出す、
Web/モバイル VRの世界
本日のゴール：
・VRが、なぜWeb/モバイル向きなのかを知る・「VRはまだ早い」という思い込みを取り除く・ツール選定、導入効果について、事例を通して理解する
Be Interactive!!：
・ハッシュタグ： #techplayconf2017 ・ご質問いただいた方には、VRグラスプレゼント！（数に限りあり）
本日のスピーカー
VR制作ツールベンダー
VR利用企業社内向けWeb VR
VR利用企業社外向けVRアプリ
VRを取り巻く現状
VR体験をしたことがありますか？
VR市場の伸び
http://www.moguravr.com/2017-vr-market-estimate/
360°撮影・視聴環境の普及が加速
撮影 視聴
InstaVR Brand Presentation | 2017.02.17
今や、Google Street Viewの撮影も、専用機材ではなく、Ricoh Thetaに
360°カメラの売れ行き
VRグラスなら格安で！
施設常設型
VR体験を取り巻く二つの流れ
Web/モバイル型
施設常設型
VR体験を取り巻く二つの流れ
Web/モバイル型
実際に広がっている利用シーン：Web/モバイル型
http://chuko-mitekure.com/
http://home360.co.jp/vr%E6%97%85%E8%A1%8C/
http://www.instavr.co.jp/articles/pressroom/instavr-htc-vive-support-toyota
通常画像より360°画像＝VRのほうが合理的な理由
https://www.homes.co.jp/chintai/b-1175280000159/?iskks=1 VRであれば、２LDK（3部屋）
の場合、ミニマムで3枚の360°写真でOK
Webの情報にVR＝よりリアルな顧客体験が来るのは必然
これまでのWeb = 時間と空間を超えて、情報（知識）を共有
Web + VR = 時間と空間を超えて、体験を共有
VR実行（視聴）環境としてのスマホの重要性
・ジャイロセンサー
・Web視聴可能
・アプリ利用（ID管理、課金可能）
・VR用拡張デバイス
出展：総務省 平成27年通信利用動向調査
1. 世帯普及率 = スマートフォン保有状況（世帯） ：72.0％2. 個人普及率 ＝ スマートフォン保有状況（個人） ：53.1％3. スマートフォンでのインターネット利用率（個人） ：54.3%
スマホ用のVR拡張デバイスも拡大＝エコシステムの拡大
エコシステムの上位レイヤーとしての専用機マーケットも
エコシステムがエコシステムを生み出す「不可避」な流れ
2006 -
Big Data
Mobile
2016 -
IoT
AI
VR/AR/MR
（仮想体験）
Service
Layer
Cloud
Computing
VR制作における課題
現実：VRコンテンツ化にボトルネック
企画 撮影・編集VR
コンテンツ化リリース・視聴
プログラミング高価な編集環境専用の視聴環境
どうすれば、動画の世界で起こった
ような「VRの民主化」が起きるか？
InstaVR = VRコンテンツ制作のボトルネックを解消
・クラウド＆Webベース・プログラム不要・VR専用ゴーグルからスマホ、
PCのWeb VRまで対応＋
・無料でスタート！
InstaVR = 取り込んだ360°動画・画像にリンク等のインタラクションを設定するだけ
2.自由に配置
1.追加
3.リンク先指定
http://www.instavr.co.jp/articles/support/instavr-add_contents
InstaVR Brand Presentation | 2017
LINKコンテンツ間移動
BGM Full全画面表示
Narrationナレーション
Dual立体視表示
Still/Movie静止画・動画コンテンツ
Gyro角加速度センサー
【制作】InstaVRの主な機能
HOTSPOT情報のポップアップ
i
Web/PhoneURLリンク・電話機能連携
InstaVR Brand Presentation | 2017
【コンテンツ制作】 画像編集でも可能|
InstaVR Brand Presentation | 2017
Virtual Realityのしくみ (画像・映像の場合)
まず、あなたは映像世界にいるのではなく、球体の内側にマップされた映像世界を見ている「仮想現実(Virtual Reality)」の世界にいる。
Ex)地球儀を内から見ている。プラネタリウムを見ている。
InstaVR Brand Presentation | 2017
【LINK】できること。(よくある質問)
コンテンツ同士を繋いだ点による、任意で移動するようなハイパーリンクが可能
※2017/2現在
InstaVR = VRへの投資対効果をカイゼン
VRライブ
VR動画
VR画像
3Dオブジェクト 行動分析
情報リンク アクション
ウェブ
モバイルアプリ
エンドユーザー
プッシュ通知
エンドユーザ管理
決裁/課金
InstaVR Brand Presentation | 2017
「できない」「費用が高い」「完成まで時間がかかる」
価値
費用
時間
VR制作における課題
Section Title | 34
InstaVR Brand Presentation | 2017
「一瞬で習得」「圧倒的なコスパ」「すぐに完成できる」
価値
費用
時間
InstaVRが解決する事
Section Title | 35
VR制作工数を 99.2% 削減
CG専門家でない設計士がVR制作可能に
InstaVR導入事例: 日建ハウジングシステム様
InstaVR Brand Presentation | 2017
InstaVR Brand Presentation | 2017
InstaVR Brand Presentation | 2017
InstaVR Brand Presentation | 2016
Our Cliants
Our Clients
10,000+users 140countries
InstaVR Brand Presentation | 2017
InstaVRの利用シーン：大量生産・大量消費を実現
|
施設案内・観光案内バーチャルツアー
教育、教習、トレーニングコンテンツ
物件（不動産、車など）情報の仮想体験
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO10703520V11C16A2X11000/?df=2
イベント・ライブなどのイベントコンテンツデジタル
モックアップ
http://www.too.com/product/software/vr/instavr/
配布用VRアプリiPhoneAndroid
ゴーグル
CardboardGearVR
ブラウザ（PC）
InstaVR Brand Presentation | 2017
デジタルモックアップの重要性
|
ロケハンでVR撮影
本番用のストーリー、撮影ポイントを確定
InstaVRでデジタルモックアップを
複数作成
VRでもWeb同様にユーザーの行動分析を
InstaVR =ヒートマップでのユーザー行動分析
Case Study 1:サンリオエンターテイメント
株式会社サンリオエンターテイメント営業部 マーケティング課 課長代理 志賀 優子
プロフィール・デザインプロダクションでディレクター経験を積み、
2007年にネットイヤーグループに転職。企業のデジタルプランニング、ディレクションを従事。
・2016年から株式会社サンリオエンターテイメントのマーケティング課において広報マーケティング、プロモーショングループを統括。
サンリオピューロランド？
・サンリオキャラクターをクリエイト・２Dを使って物販展開・ライセンス業務
・株式会社サンリオ 100％子会社・事業所：多摩センター サンリオピューロランド内・ライブキャラクター（着ぐるみ）などの３D展開・テーマパーク運営、ライブショー開発、外部イベントなどの販促・来場数は2016年度で初開園以来、2番目の来場数180万人を達成
VRを導入した背景
そもそもの課題
・サンリオピューロランドがどんなところなのか、まだ認知されていない・ライブキャラクターの動きの可愛さ、演技力、ショーの本格さが伝わっていない・海外で特に認知が低いのに、海外展示会ではチラシなどの紙でしか展開していない
うちの子たちのスペック紹介https://www.youtube.com/watch?v=UfJV2lL3zeU
まだ来場したことがないターゲット（特に海外）に対してVRの没入感、臨場感で解決できるかも？？
展示会での公開を中心に実験的にやってみる？？2016年夏あたりからVRの情報を収集
アプリ、近日公開予定！
体制
・企画・絵コンテ・社内調整/スタッフアサイン・クリエイティブチェック
・機材調達・技術レベルのご提案・編集・端末その他選定
※クオリティを重視し、８Kで撮影が可能なCanonの機材をご手配いただきました
実際の社内資料
そもそも、VRが何かを知らないスタッフが多いため、全体の見え方、どんなものなのかを資料にイメージとして起こしました。ロケハンからデモ動画を1日で上げていただけたこともあり、イメージが共有でき、事前準備および判断がスムーズに行えました。
コンテンツの詳細資料
・どの辺りまで映り込むのか事前に検証・ほぼ360度のため、演者に動きやタイミングを先に指示できるように詳細を書き起こし
コンテンツの詳細資料
・パレードは2方向からの撮影。・事前にどこにカメラを置くか、運営と演者に通達。・カメラアピールをしてもらえるようにしています。
コンテンツの詳細資料
・ほぼ360度のため、演者に動きやタイミングを先に指示できるように詳細を書き起こし
導入効果
VR設備ヘッドセット2台端末：Gyalaxy 4台（2台稼働、2台充電）
・2月上旬 国内展示会でテストランニング・2月中旬 タイの展示会活用・4月 香港の展示会活用・4月下旬 青森のイベントで活用・5月 台湾の展示会活用・6月 香港旅行博活用・7月 香港の展示会活用
タイの展示会での様子
タイでは、VRを見たお客様が実際にチケットを購入。実際に当時購入された方の来場者数が増えていた。その他の国では、「VR」という話題性でブースへの立ち寄りがあった。
Questions?
Case Study 2:LIXIL
Copyright © LIXIL Group Corporation. All rights reserved.
・LIXILでのWeb型VRの導入
（社内向け事業所紹介ツールとして）
氏名 藤山 雅剛部署 情報システム本部 InfomationExcellence部 デバイスグループ
201７年8月2１日(月)
CONTENTS
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1 自己/会社紹介
2 Web型ＶＲ導入の背景
3 制作工程
4 導入効果
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■自己紹介
・1990年TOSTEM(現LIXIL)入社。・20年超、アルミサッシ窓の生産管理システムの構築/展開に従事。・３年前、LIXILでの最新ITを活用検討する現部署に異動。・現在はBox､ZENMU等のソフトを導入展開と並行して、
VR技術を駆使したバーチャルショールームの構築を担当。→ＶＲエバンジェリストとして、広く知見を得るべく活動中。
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トステム株式会社 株式会社INAX 新日軽株式会社 サンウエーブ工業株式会社
東洋エクステリア株式会社
■会社紹介
トステム㈱、 ㈱ＩＮＡＸ、新日軽㈱、 サンウエーブ工業㈱東洋エクステリア㈱ の5社が、2011年4月1日に合併。
【紹介動画リンク】
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会社概要 –LIXILの商品群-
64
会社紹介 –LIXIL海外グループについて–
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２．Web型ＶＲ導入の背景■不動産業界の360度VR内見システム等、近年活発化している簡易ＶＲの技術検証を行う。→社内向け事業所紹介を作成することで、利用ノウハウを蓄積する。
Web型簡易ＶＲ バーチャルショールーム(施設内設置）
Ｃ
・初期費用 ◎：既存PC＋360度カメラ(3万円) ▲：専用機を導入施設数分(50万円前後×施設数)
・作成費用 ◎：社員数名で２､３日(外部流出０円) ▲：PJ体制で数か月～年単位(数千万円～億単位)
・維持費用 ◎：数万円/月/１ライセンスのみ(100GBまで) ▲： (ライセンス＋専用機保守費)×台数
Ｄ ・納期 ◎：数時間～数週間 ▲：数か月～年単位
Ｑ ・品質 ▲：カスタマイズは基本不可 ◎：柔軟にカスタマイズ可能
どちらかの勝ち負けではなく、用途で使い分ける。紙芝居レベルなら、１時間もかけずに作れるのは驚く。
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３．制作工程
【コンテンツ制作時のポイント】・ブログ作成と同レベルの簡単さ、プログラムレスで実現する。→まったく前知識や教育がゼロで作成できた！・即時Web化による出来映えプレビュー確認で、修正サイクルが早く回る。
本社スタッフ 藤山 現地スタッフ
1.撮影箇所決め 〇 〇 〇
2.シータ撮影(素材) ー ー 〇
3.現地紹介データ取得(素材) ー ー 〇
4.コンテンツ制作 ー次回から▲ 〇 ー
5.出来映えレビュー＆修正 〇 〇 〇
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４．導入効果■金額が計上できる効果は、計測できておりません。
【導入後の声】・このＶＲ事業所紹介はスゴイ！ ぜひ自分の事業所でもやりたい（複数）→ 今まで、本部からお願いしていたのが、事業所から自発的に声がかかり喜んで頂けた。
・アプローチしていた広報部からも、お褒めの言葉と引き合いの話を頂いた。
【Web型簡易ＶＲの事業所紹介 作成ノウハウ】・事業所紹介資料を、青空に貼り付けると空きスペース活用できる。・GoogleMAPで最寄駅からのナビや、ストリートビューで高精細映像へのリンクを付加した。・社内ＳＮＳへのリンクで、地元の観光やグルメへの導線を確立した。・２Ｄの工場敷地写真をホームとした、各所へのリンクをさせるＵＩを確立した。・リンク先の施設名称を表示することで、ユーザの理解度を高めた。
【今後について】・月1か所ペースで増やす。InstaVR作成者も複数名育てる。・数百の事業所が作成可能なので、広報等の他事業部門に広める。(合併で知らない事業所が溢れている）
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Questions?
Discussion：
これからのWeb/モバイル型のVRのニーズや進化について
社内、社外向けで今後考えられる用途は？
社内稟議・予算確保上のポイントは
今後、技術やエコシステムの進展で望むことは？
参加者から聞きたいことは？
You Can Start Today!
VRアプリで体感！
Swing Player
https://play.google.com/store/apps/detail
s?id=com.spdigital.swingplayer&hl=ja
Coming Soon!!
オンラインで今すぐ無料アカウント作成
利用手順はブログにも！
http://www.instavr.co.jp/articles/support/how-to-make-instavr-
free-account
http://dev.classmethod.jp/instavr/instavr-first-impression/
360°カメラがなくても、360°素材入手可能
360°画像素材販売
サイト：360images.io
http://www.360images.io/
■販売代理店（Too）による日本円価格
■オンラインでの価格
http://www.too.com/product/software/vr/instavr/
月ごと：$299 / 月年一括：$199 / 月
更に個別要件の実装や、SDK、大規模ID管理等必要な場合
エンタープライズ版（個別見積もり）の導入もご検討ください
Web/モバイルで広がるVRのエコシステムに早めの参加を！