blackberry uem のインストールおよびアップグ...

58
BlackBerry UEM のインストールおよびアップグレード 12.10

Upload: others

Post on 11-Jul-2020

6 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

BlackBerry UEMのインストールおよびアップグレード

12.10

Page 2: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

2019-02-05Z

 |  | 2

Page 3: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

目次

インストール前およびアップグレード前のチェックリスト................................ 5

インストールおよびアップグレード.................................................................. 7BlackBerry UEM をインストールする手順........................................................................................................... 7

BlackBerry UEM と共にインストールされるアプリケーション..............................................................7サポートされているアップグレード環境............................................................................................................. 8BlackBerry UEM バージョン 12.8 以降を BlackBerry UEM バージョン 12.10 にアップグレードする手順.....8BES5 から BlackBerry UEM にアップグレードする手順.....................................................................................9ポートの要件.........................................................................................................................................................10

ポートを設定する......................................................................................................................................10BlackBerry UEM がインストール中に待機ポートを選択する方法........................................................ 15

インストール前およびアップグレード前のタスク............................................................................................23サービスアカウントの権限の設定........................................................................................................... 24BlackBerry UEM データベースの接続の設定.......................................................................................... 25データベースのバックアップ...................................................................................................................26CreateDB を使用した BlackBerry UEM データベースの作成またはアップグレード...........................27BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのテストアップグレードの実行............... 30BlackBerry UEM 準備ツール.....................................................................................................................31Microsoft SQL Server AlwaysOn を使用して高可用性データベースを設定する................................. 31

前提条件:BlackBerry UEM ソフトウェアのインストールまたはアップグレード.........................................34BlackBerry UEM ソフトウェアのインストールまたはアップグレード............................................................35

新しい BlackBerry UEM インスタンスのインストール..........................................................................35BlackBerry UEM バージョン 12.8 以降のバージョンから BlackBerry UEM バージョン 12.10 への

アップグレード.................................................................................................................................... 37BlackBerry UEM の複数のインスタンスから構成されるドメインをアップグレードする.................. 38コマンドプロンプトウィンドウを使用して BlackBerry UEM をインストールまたはアップグ

レードする............................................................................................................................................39コマンドプロンプトウィンドウを使用して、BlackBerry UEM コンポーネントを別のコンピュー

ターにインストールします。............................................................................................................. 39DMZ に BlackBerry UEM をインストールします。................................................................................42

サーバーグループの作成と BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール.............................42サーバーグループの作成.......................................................................................................................... 43BlackBerry Connectivity Node インスタンスのデフォルト設定の変更................................................ 44BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール............................................................... 45BlackBerry Connectivity Node インスタンスのアクティブ化............................................................... 46BlackBerry Connectivity Node インスタンスのプロキシの設定............................................................47サーバーグループの管理.......................................................................................................................... 48

スタンドアロン BlackBerry Router のインストール..........................................................................................49スタンドアロン BlackBerry Router のインストール.............................................................................. 49

BlackBerry UEM への初回ログイン.....................................................................................................................49BlackBerry UEM への初回ログイン......................................................................................................... 50

BlackBerry UEM ソフトウェアの削除.................................................................................................................50

 |  | iii

Page 4: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

BlackBerry UEM ソフトウェアの削除..................................................................................................... 51データベースから BlackBerry UEM インスタンスを削除する.............................................................. 51

BlackBerry Connectivity Node ソフトウェアの削除..........................................................................................52BlackBerry Connectivity Node ソフトウェアの削除.............................................................................. 52データベースから BlackBerry Connectivity Node インスタンスを削除する........................................52

BlackBerry UEM のインストールまたはアップグレードのトラブルシューティング..................................... 53追加情報................................................................................................................................................................ 53

ベストプラクティス:BlackBerry UEM の実行...................................................................................... 53BlackBerry Collaboration Service のインストール.................................................................................53BlackBerry UEM 設定ツール.....................................................................................................................54

用語集............................................................................................................. 55

商標などに関する情報..................................................................................... 57

 |  | iv

Page 5: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

インストール前およびアップグレード前のチェックリスト

BlackBerry UEM バージョン 12.10 をインストールする前に、次の要件が満たされていることを確認してくださ

い。 

BlackBerry UEM バージョン 12.10 へのアップグレードパスを確認するには、「サポートされているアップグレー

ド環境」を参照してください。

BlackBerry UEM および BES のダウンロード Web ページから BlackBerry UEM ソフトウェアをダウンロードでき

ます。

BlackBerry UEM の設定の詳細については、設定関係の資料を参照してください。

本ドキュメントで要件を確認する場合は、「互換性一覧表」を参照してください。

BlackBerry UEM セットアップアプリケーションを実行する前に、BlackBerry UEM 準備ツールを使用してシステ

ム要件を確認することができます。BlackBerry UEM 準備ツールは、BlackBerry UEM ソフトウェアに付属してい

ます。ツールは myAccount からダウンロードすることもできます。 

BlackBerry UEM のインストールの最小要件 

組織で BlackBerry UEM をサポートするコンピューターまたはデバイスを設定する際は、次の要件が適用されま

す。

完了 要件

• コンピューターが実行しているオペレーティングシステムが BlackBerry UEM をサポー

トしていることを確認します。

• BlackBerry UEM をインストールするサーバーに Windows x64 用の Oracle Java SERuntime Environment 8 をインストールしていることを確認します。互換性のあるバー

ジョンについては、BlackBerry UEM の互換性一覧表を参照してください。JRE の最新

バージョンを確認するには、www.java.com にアクセスしてください。

• 以下のためにコンピューターで Windows PowerShell 2.0 以降を実行していることを確

認します。

• BlackBerry Secure Connect Plus のインストール時に BlackBerry UEM をセットアッ

プする RRAS• Exchange ActiveSync ゲートキーピング(オプション)。

• ポートが設定されていることを確認します。詳細については、「ポートの要件」を参照

してください。

• メールサーバーが BlackBerry UEM をサポートしていることを確認します。

• Exchange ActiveSync のバージョンが最小要件を満たしていることを確認します。

• メールサーバーで Microsoft Exchange Server ゲートキーピングを有効にする場合

は、Exchange ActiveSync 2010 以降があることを確認します。

 | インストール前およびアップグレード前のチェックリスト | 5

Page 6: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

完了 要件

• 会社のディレクトリとして次のいずれかがあることを確認してください。

• Microsoft Active Directory および Microsoft Active Directory アカウントを持つユー

ザー

• 匿名認証またはシンプルバインド認証の LDAP(SSL の有無は問わない)

• データベースサーバーにサポート対象のデータベース管理システムがあることを確認し

ます。

• BlackBerry UEM データベース用に、TCP/IP ネットワークプロトコルがオンになってい

ることを確認します。

• IP アドレスをホスト名に変換するための DNS サポートがあることを確認します。

• VPN ハードウェアがある環境では、次のいずれかがあることを確認してください。

• IPSec VPN ハードウェア

• SSL VPN ハードウェア

• リモート BlackBerry Router インスタンスまたは TCP プロキシサーバーを使用する組織

では、サポート対象のオペレーティングシステムがあることを確認します。

• BlackBerry UEM 管理コンソールをホストするコンピューターに、サポート対象のブラウ

ザーがあることを確認します。

• 次の設定でブラウザーのアクセスがサポートされていることを確認してください。

• JavaScript のサポート

• Cookie の有効化

• TLS のサポート

• コンソールとの信頼済み接続を許可するために SSL 証明書がインストールされてい

る 

• BlackBerry 10、iOS、macOS、Android、および Windows の各デバイス用のサポート対

象モバイルオペレーティングシステムがあることを確認してください。 

• BlackBerry UEM にアップグレードする場合は、すべてのインスタンスが BlackBerryUEM バージョン 12.8 または 12.9 にアップグレードされていることを確認します。イン

スタンスが 12.8 にアップグレードされる場合、12.10 にアップグレードする前に環境を

同期する必要があります。 

 | インストール前およびアップグレード前のチェックリスト | 6

Page 7: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

インストールおよびアップグレード

BlackBerry UEM をインストールする手順

BlackBerry UEM セットアップアプリケーションは、BlackBerry UEM ソフトウェアをインストールし

て、BlackBerry UEM データベースを作成します。

BlackBerry UEM を新規インストールする場合、次の操作を実行します。

手順 アクション

ポートの要件を確認します。

インストール前のタスクを完了します。

前提条件を確認します。

新しい BlackBerry UEM インスタンスのインストール.

BlackBerry UEM にログインします。

BlackBerry UEM と共にインストールされるアプリケーション

BlackBerry UEM のインストールプロセスを使用して、次のサードパーティアプリケーションをインストールでき

ます。

• Microsoft .NET Framework 4.5(Windows Server Manager を使って有効にするセットアップアプリケーショ

ンで利用可能な場合)

メモ : 新しいバージョンの Microsoft .NET Framework がすでにインストールされている場合、BlackBerryUEM セットアップアプリケーションは Microsoft .NET Framework 4.5 をインストールしません。

• Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ

• Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ

• Microsoft SQL Server 2016 Express SP1(インストールプロセス中に選択した場合)

• Microsoft SQL Server 2012 Native Client• Windows Server 2008 または 2012 用 RRAS

メモ : セットアップアプリケーションがコンピューターに RRAS をインストールできない場合は、インストール

を停止して手動でインストールし、インストールを再起動します。BlackBerry UEM のインストール時に RRAS を実行するには、Windows PowerShell 2.0 以降が必要です。RRAS を手動でインストールする方法の詳細について

は、technet.microsoft.com にアクセスしてください。

メモ : Microsoft SQL Server 2016 Express SP1 をインストールする場合、BlackBerry UEM をインストールする前

に Microsoft SQL Server 2012 Native Client をアンインストールしてください。

 | インストールおよびアップグレード | 7

Page 8: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

BlackBerry UEM とともにインストールされる JRE バージョンの詳細については、「互換性一覧表」を参

照してください。BlackBerry UEM をインストールする前に最新バージョンの JRE をインストールする場合

は、www.java.com にアクセスしてください。

Microsoft SQL Server をホストしないコンピューターに BlackBerry UEM 2016 Express SP1 をインストールする

場合は、BlackBerry UEM 2016 Express SP1 をインストールするコンピューターに Microsoft SQL Server インス

トールファイルをコピーできます。BlackBerry UEM インストールファイルで、[ツール] > [拡張]フォルダー

に移動して、sqlexpress.exe ファイル(64 ビット)を実行します。

サポートされているアップグレード環境

以下に BlackBerry UEM バージョン 12.10 へのサポートされているアップグレードパスを示します。

• セットアップアプリケーションを使用して、BlackBerry UEM バージョン 12.8 以降を BlackBerry UEM バー

ジョン 12.10 にアップグレードできます。BES12 バージョン 12.5 以前がある場合、最初にすべてのインス

タンスを BlackBerry UEM バージョン 12.7 にアップグレードし、環境を同期し、BlackBerry UEM バージョン

12.8 または 12.9 にアップグレードしてから、BlackBerry UEM バージョン 12.10 にアップグレードする必要が

あります。

• Good Control バージョン 4.0 以降および Good Proxy バージョン 4.0 以降を使用している場合、最初にすべて

のインスタンスを BlackBerry UEM バージョン 12.8 にアップグレードして環境を同期してから、BlackBerryUEM バージョン 12.10 にアップグレードする必要があります。

• BlackBerry UEM をインストールし、ポリシーセット、接続プロファイル、アプリグループ、アプリの使用状

況(証明書用)、および Good Control (スタンドアロン)バージョン 5.0 からの証明書を BlackBerry UEM に移行できます。

• BlackBerry UEM をインストールし、IT ポリシー、プロファイル、グループ、ユーザー、およびデバイスを

BES10 から BlackBerry UEM に移行できます。

メモ : BlackBerry UEM バージョン 12.8 以前のバージョンの環境を同期する方法の詳細については、計画関連の

資料および BlackBerry UEM バージョン 12.8 のインストール関連の資料を参照してください。

BlackBerry UEM を最新バージョンにアップグレードする場合は、管理コンソールおよびデータベースをアップグ

レードします。 

BES5 から BlackBerry UEM バージョン 12.10 にアップグレードするには、最初に BES12 バージョン 12.5 に、

次に BlackBerry UEM バージョン 12.7 にアップグレードして、そこで環境を同期する必要があります。その後

で、BlackBerry UEM バージョン 12.8 または 12.9 にアップグレードし、そこからバージョン 12.10 にアップグ

レードできます。

BlackBerry UEM バージョン 12.8 以降を BlackBerry UEM バージョ

ン 12.10 にアップグレードする手順

BlackBerry UEM バージョン 12.10 セットアップアプリケーションは、BlackBerry UEM ソフトウェアとデータ

ベースを BlackBerry UEM バージョン 12.10 にアップグレードします。 

BlackBerry UEM の複数のインスタンスで構成される BlackBerry UEM ドメインのアップグレードの詳細について

は、「BlackBerry UEM の複数のインスタンスから構成されるドメインをアップグレードする」を参照してくださ

い。

 | インストールおよびアップグレード | 8

Page 9: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

BlackBerry UEM バージョン 12.8 以降を BlackBerry UEM バージョン 12.10 にアップグレードする場合、次の操作

を実行します。

手順 アクション

ポートの要件を確認します。

アップグレード前のタスクを完了します。

前提条件を確認します。

BlackBerry UEM ソフトウェアをアップグレードします。

BES5 から BlackBerry UEM にアップグレードする手順

BES5 から BlackBerry UEM の最新バージョンにアップグレードするには、最初に BES12 バージョン 12.5 に、

次に BlackBerry UEM バージョン 12.7 にアップグレードして、そこで環境を同期する必要があります。その後

で、BlackBerry UEM バージョン 12.8 または 12.9 にアップグレードし、そこからバージョン 12.10 にアップグ

レードできます。

既存ドメインまたは新しいドメインで、BES5 から BlackBerry UEM にアップグレードできます。詳細について

は、計画関連の資料を参照してください。

注意 : BES5 から BlackBerry UEM にアップグレードした後、BES5 データベースにロールバックするこ

とはできません。アップグレードを開始する前に、BES5 データベースのバックアップを作成してくださ

い。BlackBerry UEM セットアップアプリケーションは、デフォルトで既存のデータベースをバックアッ

プするように設定されています。

BES5 から BlackBerry UEM にアップグレードする場合、次の操作を実行します。

手順 アクション

BES5 を BlackBerry UEM バージョン 12.5 にアップグレードします。 

BlackBerry UEM バージョン 12.7 を BlackBerry UEM バージョン 12.9 にアップグレードし

ます。

BlackBerry UEM にログインします。

 | インストールおよびアップグレード | 9

Page 10: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

ポートの要件

BlackBerry UEM をインストールまたはアップグレードする前に、BlackBerry UEM がポートを利用する方法を十

分に確認してください。

ポートを設定する

BlackBerry UEM コンポーネントは様々なポートを使用して BlackBerry Infrastructure、BlackBerry DynamicsNOC および内部リソース(組織のメッセージソフトウェアなど)と通信します。このセクションのトピックで

は、BlackBerry UEM がアウトバウンド接続に使用するデフォルトのポートを示し、管理者が確認する必要がある

内部接続についても説明します。DMZ に BlackBerry UEM がインストールされているかどうかにかかわらず、こ

れらのポート接続が必要となることにご注意ください。

アウトバウンド接続:BlackBerry UEM から BlackBerry Infrastructure

BlackBerry UEM は BlackBerry Infrastructure に接続してデータを受信し、タスクを実行します。BlackBerry UEMは、送信用および双方向ポート 3101(TCP)経由で BlackBerry Infrastructure に接続します。

組織のファイアウォールは、ポート 3101 を介した <region>.srp.blackberry.com、<region>.bbsecure.com、お

よび <region>.turnb.bbsecure.com への送信用および双方向接続を許可する必要があります。ファイアウォール

設定で使用するドメインおよび IP アドレスの詳細については、http://support.blackberry.com/kb/articleDetail?articleNumber=000036470 にアクセスし、記事 KB36470 を参照してください。

メモ : 別のコンピューターにデバイス接続コンポーネント(BlackBerry Connectivity Node)をインストー

ルする場合、組織のファイアウォールは、BlackBerry Infrastructure をアクティブ化するために、BlackBerryConnectivity Node (<region>.bbsecure.com)を介し、ポート 443 経由で、そのコンピューターからの接続を

許可する必要があります。BlackBerry Connectivity Node からの他のすべてのアウトバウンド接続は、BlackBerryInfrastructure (<region>.bbsecure.com)を介してポート 3101 を使用します。BlackBerry Connectivity Nodeインスタンスをアクティブにするときに既存のサーバーグループに追加するには、組織のファイアウォール

が、BlackBerry Infrastructure (<region>.bbsecure.com)を介して、ポート 443 経由で、またコアサーバーとし

て同じ bbsecure.com 領域へ、そのサーバーからの接続を許可する必要があります。

オプションで、組織の TCP プロキシサーバーまたは BlackBerry Router を介して BlackBerry UEM から BlackBerryInfrastructure にデータをルーティングできます。プロキシサーバーを介したデータの送信を選択した場合は、

ファイアウォールを設定して次の送信用および双方向接続を許可します。

• デフォルトの待機ポートとして 3102 ポートを使用し、BlackBerry UEM コンポーネントを TCP プロキシサー

バーまたは BlackBerry Router に接続する

• デフォルトの待機ポートとして 3101 ポートを使用し、OS デバイスを管理する BlackBerry コンポーネントを

TCP プロキシサーバーまたは BlackBerry Router に接続する

BlackBerry UEM を設定して TCP プロキシサーバーまたは BlackBerry Router を使用する場合は、プ

ロキシによりポート 3101 を介した <region>.srp.blackberry.com、<region>.bbsecure.com、および

<region>.turnb.bbsecure.com への接続が許可されていることを確認します。

 | インストールおよびアップグレード | 10

Page 11: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

ポート 3101 経由で BlackBerry Infrastructure に接続する BlackBerry UEM Core で開始されるアクティビティ

目的 説明

BlackBerry UEM を認証する

認証サービスに接続して BlackBerry UEM のインストールを認証し、コンポーネントが

BlackBerry Infrastructure サービスを利用できるようにします。

ライセンスを有効

化する

ライセンスインフラストラクチャに接続して組織のサーバーライセンスをアクティブ化

し、BlackBerry 10、iOS、Android、および Windows デバイスを有効化して通信事業者

から取得した SIM ライセンスを使用します。

署名付き CSR を要

求する

BlackBerry の証明書署名要求(CSR)を要求できるように、署名インフラストラクチャ

に接続します。署名付き CSR を使用して、iOS デバイスの管理に必要な Apple プッ

シュ通知サービス(APN)証明書を取得および登録します。

BlackBerry 10 デバ

イスをアクティブ

化して管理する

次の目的で BlackBerry Infrastructure に接続します。

• BlackBerry 10 デバイスをアクティブ化して管理する

• BlackBerry 10 デバイスの仕事用領域を有効化する

通知サービスとの

通信

BlackBerry Infrastructure に接続して、サポートされているデバイスタイプ

(APNs、GCM、または WNS)の適切な通知サービスにデータを送信します。

BlackBerry プッ

シュデータサービ

スと通信する

BlackBerry プッシュデータサービスに接続し、BlackBerry 10 デバイスの管理および設

定を実行できるようにします。

アクティベーショ

ン中にサーバー接

続を検出する

検出サービスに接続し、ユーザーがデバイスをアクティブ化したときに BlackBerryUEM がサーバー接続を自動的に検出して使用できるようにします。この接続が無効に

なっていると、ユーザーはデバイスをアクティブ化したときにサーバーを手動で指定す

る必要があります。

デバイス情報を更

新する

毎日深夜に BlackBerry Infrastructure に接続し、ホストされたメタデータファイルで

新しいデバイスデータまたは OS データを確認します。更新は BlackBerry UEM データ

ベースにダウンロードされます。

アプリケーション

を検索する

BlackBerry Infrastructure の後、App Store または BlackBerry World に接続し、利用可能

なアプリリストに追加するアプリを検索できるようにします。

アプリを購入して

iOS デバイスにプッ

シュする

BlackBerry Infrastructure、App Store の順に接続し、アプリを購入して iOS デバイスに

プッシュできるようにします。

ポート 3101 経由で BlackBerry Affinity Manager に接続する BlackBerry Infrastructure で開始されるアクティビ

ティ

 | インストールおよびアップグレード | 11

Page 12: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

目的 説明

BlackBerry 10 デバ

イスのデータを送

受信する

BlackBerry Infrastructure に接続し、Exchange ActiveSync データおよびエンタープライ

ズ接続データ(イントラネットの閲覧やサードパーティアプリのデータなど)を含む

BlackBerry 10 デバイスのデータを送受信します。

ポート 3101 経由で BlackBerry Secure Connect Plus に接続する BlackBerry Infrastructure で開始されるアク

ティビティ

目的 説明

仕事用アプリから

仕事用リソースへ

のセキュリティ保

護された接続

BlackBerry Infrastructure に接続し BlackBerry 10 を使用して、Android for Work、KNOXWorkspace、および BlackBerry Secure Connect Plus デバイスにセキュリティ保護され

た仕事用リソースへの接続を提供します。

BlackBerry Infrastructure へのポート 3101 経由の接続で BlackBerry Connectivity Node のコンポーネントにより

開始されるアクティビティ

目的 説明

仕事用リソースへ

のセキュリティ保

護されたデバイス

接続を確立する

BlackBerry Connectivity Node の 1 つ以上のインスタンスをインストールして、デバ

イス接続コンポーネントの追加インスタンスを組織のドメインに追加できます。各

BlackBerry Connectivity Node には、次の BlackBerry UEM コンポーネントが含まれてい

ます。

• BlackBerry Secure Connect Plus :BlackBerry Infrastructure に接続して、デバイス

に仕事用リソースへのセキュリティ保護された接続を提供

• BlackBerry Secure Gateway :組織のメールサーバーへのセキュリティ保護された接

続を使用して、BlackBerry Infrastructure に接続し、MDM 制御 のアクティベーショ

ンの種類の iOS デバイスに接続します

• BlackBerry Gatekeeping Service :BlackBerry Infrastructure を介してプライマリ

BlackBerry UEM コンポーネントおよび Exchange ActiveSync ゲートキーピングの

Microsoft Exchange Server または Microsoft Office 365 に接続します

• BlackBerry Cloud Connector :BlackBerry Connectivity Node コンポーネント

がプライマリ BlackBerry UEM コンポーネントと通信できるように BlackBerryInfrastructure に接続します。

BlackBerry Connectivity Node には、組織と BlackBerry Dynamics NOC との間のセキュ

リティ保護された接続を維持する、BlackBerry Proxy も含まれています。BlackBerryProxy は 3101 接続を使用しません。

アウトバウンド接続:BlackBerry UEM から BlackBerry Dynamics NOC

BlackBerry Proxy が BlackBerry Dynamics NOC に接続できるように、組織のファイアウォールでは、次の IP 範囲

への TCP 接続を許可する必要があります。

• ポート 443 で 206.124.114.1 から 206.124.114.254 (206.124.114.0/24)• ポート 443 で 206.124.121.1 から 206.124.121.254(206.124.121.0/24)

 | インストールおよびアップグレード | 12

Page 13: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

• ポート 443 で 206.124.122.1 から 206.124.122.254(206.124.122.0/24)

また、以下のホスト名に接続できるように、組織のファイアウォールを設定することもできます。

• ポート 443 の gdentgw.good.com• ポート 443 の gdrelay.good.com• ポート 443 の gdweb.good.com• ポート 443 の gdmdc.good.com

BlackBerry Proxy インスタンスの Web プロキシサーバーを設定しない場合は、組織の内部および外部のファイア

ウォールがポート 17533 経由の接続を許可する必要があります。BlackBerry Dynamics Direct Connect を使用す

るように BlackBerry Proxy を設定した場合、組織の外部ファイアウォールでは、ポート 17533 経由の接続を許可

する必要があります。BlackBerry Proxy の設定の詳細については、設定関係の資料を参照してください。

メモ : Samsung KNOX と BlackBerry Secure Connect Plus を使用している場合は、HTTP および TCP トラフィッ

クを含むすべてのデバイストラフィックが、BlackBerry UEM にリダイレクトされます。どのポートを開く必要が

あるかについての情報は、support.blackberry.com/kb で記事 36470 を参照してください。

アウトバウンド接続:仕事用 Wi-Fi ネットワークのデバイス

仕事用 BlackBerry 10 ネットワークを使用する iOS、Android、Windows、および Wi-Fi の各デバイスは、次の

アウトバウンドポートを使用して BlackBerry Infrastructure および外部サービスに接続します。組織のファイア

ウォールを設定し、これらのポートを介した送信用および双方向接続を許可します。

送信者 宛先 目的 プロトコル ポー

BlackBerry 10 BlackBerryInfrastructure

[連絡先]設定で[クラウド

サービスを使用して、連絡先

アプリに追加した連絡先に関す

る詳細情報を検索する]が有効

な場合、*.rdns.blackberry.netとプライマリ DNS ホスト

iceberg.blackberry.com に接続す

る方法。

1. BlackBerryInfrastructure への

HTTP CONNECT:デバイスか

ら BlackBerryInfrastructure への

アウトバウンドの

BlackBerry UEM への

トンネルを作成しま

す。

2. デバイスと

BlackBerry UEM の間

の TLS セッション

443

BlackBerry 10

iOS

Android

Windows デバ

イス

BlackBerryInfrastructure

デバイスをアクティブ化するとき

に <region>.bbsecure.com サブド

メインに接続します。

1. BlackBerryInfrastructure への

HTTP CONNECT:デバイスから

BlackBerry UEM への

トンネルを作成しま

す。

2. デバイスと

BlackBerry UEM の間

の TLS セッション

443

 | インストールおよびアップグレード | 13

Page 14: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

送信者 宛先 目的 プロトコル ポー

BlackBerry 10

Android

BlackBerryInfrastructure

<region>.bbsecure.com サブドメ

インに接続し、管理コマンドが

デバイスに適用されるようにしま

す。

1. BlackBerryInfrastructure への

HTTP CONNECT:デバイスから

BlackBerry UEM への

トンネルを作成しま

す。

2. デバイスと

BlackBerry UEM の間

の TLS セッション

443

iOS BlackBerryInfrastructure

<region>.bbsecure.com サブドメ

インに接続し、管理コマンドが

デバイスに適用されるようにしま

す。

TLS 443

Windows デバ

イス

BlackBerryInfrastructure

<region>.bbsecure.com サブドメ

インに接続し、管理コマンドが

デバイスに適用されるようにしま

す。

HTTPS:SNI を使用する

TLS ハンドシェイクを含

みます。

443

iOS APN gateway.push.apple.com に接続

し、APNs から通知を受信しま

す。

TCP 5223

Android FCM android.apis.google.com(ポー

ト 5228 および 5229)および

android.googleapis.com(ポート

5230)に接続し、FCM から通知を

受信します。

TCP 5228

5229

5230

BlackBerry Dynamics アプリがあるデバイスでは、次のポートを介するアウトバウンド接続が必要です。

• bxcheckin.good.com:443• gdmdc.good.com:49152• gdmdc.good.com:443• gdrelay.good.com:15000• gdrelay.good.com:443

イントラネット接続

BlackBerry UEM Core で開始される接続

管理を簡易化して特定のデバイス機能をサポートするには、BlackBerry UEM Core が組織のイントラネットアプ

リに接続できる必要があります。イントラネットアプリの例には、Microsoft Active Directory、LDAP ディレクト

リ、Microsoft Exchange、SMTP サーバーが挙げられます。

 | インストールおよびアップグレード | 14

Page 15: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

組織のアプリに関するドキュメントやサポートリソースを参照し、BlackBerry UEM がアクセスできることが必要

なポートを識別します。

BlackBerry Proxy のイントラネットポートの設定

BlackBerry Proxy をホストするそれぞれのコンピューターで、以下のインバウンドポートが開いていて、使用可

能であり、他のサーバーまたはプロセスによって使用されていないことを確認します。

• 17080• 17433

BlackBerry Proxy をホストするコンピューターは、BlackBerry Dynamics NOC へのアウトバウンド接続用ダイナ

ミック TCP ポート割り当てに、少なくとも 30,000 ポート必要です(Direct Connect が設定されると、これらの

ポートはインバウンドになります)。

BlackBerry Dynamics アプリから Web プロキシサーバーを介して接続をルーティングするには、プロキシサー

バーが HTTP Connect コマンドをサポートしていて、認証を要求しない必要があります。組織の内部ファイア

ウォールでは、ポート 17533 経由の接続を許可する必要があります。BlackBerry Proxy インスタンスの Web プロキシサーバーを設定しない場合は、組織の内部および外部のファイアウォールがポート 17533 経由の接続を許

可する必要があります。BlackBerry Proxy の設定の詳細については、設定関係の資料を参照してください。

BlackBerry 10 デバイスによって開始される接続

BlackBerry 10 デバイスは、送信開始ポート 3101 接続を使用し、BlackBerry UEM を介して組織の内部アプリに

アクセスできます。内部アプリの例には、組織のメッセージソフトウェアや仕事用ブラウザーからイントラネッ

トサイト(HTTP/HTTPS)へのアクセスが挙げられます。

組織のアプリに関するドキュメントやサポートリソースを参照し、BlackBerry UEM がアクセスできることが必要

な追加ポートを識別します。

デバイスから内部データにアクセスする

iOS、Android、および Windows デバイスの場合、BlackBerry UEM は、BlackBerry Infrastructure への送信開始

ポート 3101 接続および BlackBerry Dynamics NOC への 443 接続を介して、アクティベーションおよび管理デー

タのみを送受信します。

メッセージデータやサードパーティアプリのデータなどのその他のすべてのデータは、デバイスからアプリに直

接つながる代替のインバウンド接続を要求します。組織のメッセージソフトウェアやサードパーティアプリに関

するドキュメントやサポートリソースを参照し、開く必要があるポートを識別するか、VPN などの代替アクセス

方法を調査します。

BlackBerry UEM がインストール中に待機ポートを選択する方法

BlackBerry UEM を初めてインストールするとき、セットアップアプリケーションは、デフォルトの待機ポート

が使用可能かどうかを判別します。デフォルトのポートが使用できない場合、セットアップアプリケーション

はポート値を 12000~12999 の範囲で割り当てます。セットアップアプリケーションは BlackBerry UEM データ

ベースにポート値を保存します。

ドメインに追加の BlackBerry UEM インスタンスをインストールすると、セットアップアプリケーションはデー

タベースから待機ポートの値を取得し、これらの値を進行中のインストールに使用します。定義された待機ポー

トが使用できない場合は、ポートが使用可能になるまでインストールを完了できないことを示すエラーメッセー

ジが表示されます。

 | インストールおよびアップグレード | 15

Page 16: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

一部の待機ポートのデフォルト値は、BlackBerry UEM のリリース中に変更されている場合がありま

す。BlackBerry UEM を新しいバージョンにアップグレードするとき、アップグレードプロセスでは、元のインス

トールで定義された待機ポートの値が保持されます。

BlackBerry UEM 待機ポート

次に、組織のドメインに最初の BlackBerry UEM インスタンスをインストールするときに BlackBerry UEM セット

アップアプリケーションが使用しようとするデフォルトのポートのリストを示します。デフォルトのポートが使

用できない場合、セットアップアプリケーションはポートを 12000~12999 の範囲で割り当てます。一部の待機

ポートでは、デフォルトのポートを必要とし、異なるポート値を割り当てることができません(以下の表の注を

参照してください)。

BlackBerry UEM インスタンス間で開いている必要がある最小数のポート、または割り当てられている待機ポート

を確認するには、「BlackBerry UEM セットアップアプリケーションによって割り当てられたポートの確認」を参

照してください。

メモ : BlackBerry UEM は、BlackBerry 10 デバイスの ID 管理と BlackBerry Secure Connect Plus の SCEP リクエ

ストの処理に、ポート 8889 を使用します。BlackBerry UEM OS バージョン 10.3 以降を実行しているデバイスを

サポートする場合、BlackBerry 10 はこのポートにアクセスできる必要があります。

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

1610 mdm.snmp.monitoring.udpport BlackBerry UEM Core は、このポートを使用して

SNMP 監視データを提供します。

1611 com.rim.p2e.snmp.monitoring.udpport SNMP クライアントは、このポートを使用し

て、BlackBerry Secure Connect Plus の監視データ

をクエリできます。

1612 com.rim.asp.snmp.monitoring.udpport これは、BlackBerry Secure Gateway の SNMP 監視

で使用されるデフォルトのポートです。このポー

トは管理コンソールで変更できます。

1613 com.rim.platform.mdm.zed.snmp.monitoring.udpportこれは、BlackBerry Cloud Connector の SNMP 監視で使用されるデフォルトのポートです。

1620 mdm.snmp.eventing.ipv4.udpport BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、IPv4 環境で SNMP 通知を送信します。

3202 ec.gme.common.rcp.internal.port アクティブな BlackBerry Affinity Manager は、この

ポートの BlackBerry Dispatcher から RCP 接続を待

機します。

3203 ec.gme.common.bipp.bippe.port BlackBerry Dispatcher は、このポートで

BlackBerry MDS Connection Service からの BIPPe接続を待機します。

 | インストールおよびアップグレード | 16

Page 17: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

8000

443

ui.port.ssp

ui.port.admin

BlackBerry UEM Self-Service と管理コンソールは、

このポートで HTTPS 接続を待機します。

443 が利用できない場合は、セットアップアプリ

ケーションはポート 8008 を使用しようとします。

ポート 8008 が利用できない場合は、セットアップ

アプリケーションはポートを 12000~12999 の範

囲で割り当てます。

8085 ec.gme.affinityManager.notification.port アクティブな BlackBerry Affinity Manager は、この

ポートで REST 通知を待機します。

8087 com.rim.asp.proxy.listenPort プライマリ BlackBerry UEM コンポーネントと任

意の BlackBerry Connectivity Node インスタンス

は、このポートに BlackBerry Secure Gateway トラ

フィックを送信します。

8091 tomcat.bwcn.https.port BlackBerry Work Connect Notification Service は、

このセキュアな SSL ポートで待機します。

8095 tomcat.public.https.port このポートは、外部システムと BlackBerry UEM プラグインの間の安全な REST 通信用に予約されてい

ます。

8100 ui.port.healthcheck BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、UEM 管理コンソールのステータスを確認しま

す。

8102 com.rim.p2e.monitoringservice.listenerPort BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、BlackBerry Secure Connect Plus のステータス

を確認します。

8103 com.rim.asp.monitoringservice.listenPort BlackBerry UEM Core は、このポートを使用して

BlackBerry Secure Gateway のステータスを取得し

ます。ステータスは管理コンソールに表示されま

す。

8182 bcs.mgmt.port BlackBerry UEM Core は、このポートを使用して

BlackBerry Collaboration Service のステータスを取

得します。

8448 ui.port.internal-api BlackBerry UEM Core および管理コンソールおよび

BlackBerry UEM Self-Service は、このポートを内部

通信用に使用します。

8543

 | インストールおよびアップグレード | 17

Page 18: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

8881 tomcat.bdmi.certicom.https.port BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、BlackBerry 10 デバイスの管理要求を受信しま

す。接続では、ECC 証明書との相互認証が使用さ

れます。

8882 tomcat.enrol.http.port BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、BlackBerry 10 デバイスの登録要求を受信しま

す。

8883 tomcat.enrol.https.port BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、iOS、Android、および Windows Phone デバイ

スの登録要求を受信します。

8884 tomcat.bdmi.bouncycastle.https.port BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、iOS、Android、および Windows Phone デバイ

スの管理要求を受信します。接続では、RSA 証明

書との相互認証が使用されます。

8885 tomcat.applemdm.https.port BlackBerry UEM Core は、この追加ポートを使用し

て、iOS デバイスの管理要求を受信します。接続で

は、RSA 証明書との相互認証が使用されます。

8887 tomcat.ipc.https.port BlackBerry UEM Core と管理コンソールは、認証接

続で BlackBerry UEM インスタンスのステータスを

確認するためにこのポートを使用します。

8889 tomcat.scep.https.port BlackBerry UEM Core は、このポートを使用

して、BlackBerry 10 デバイスの ID を管理

し、BlackBerry Secure Connect Plus の SCEP 要求

を処理します(BlackBerry UEM Core は CA として

機能します)。

メモ : BlackBerry UEM OS バージョン 10.3 以降を実行しているデバイスをサポートする場

合、BlackBerry 10 はポート 8889 にアクセスでき

る必要があります。

8890 tomcat.e2c.https.port BlackBerry Secure Connect Plus と BlackBerryGatekeeping Service が BlackBerry ConnectivityNode の一部としてリモートでインストールされて

いる場合、これらのコンポーネントは、このポー

トを使用して設定および認証データと証明書を取

得します。また BlackBerry Gatekeeping Serviceは、ゲートキーピング操作にもこのポートを使用

します。

 | インストールおよびアップグレード | 18

Page 19: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

8891 tomcat.i2c.https.port 特定の BlackBerry Infrastructure サービスでは、

この相互認証されたポートを使用して BlackBerryUEM と接続します。

8892 tomcat.e2c.local.https.port BlackBerry Secure Connect Plus と BlackBerryGatekeeping Service がプライマリ BlackBerry UEMコンポーネントとともにインストールされてい

る場合、このポートを使用して設定および認証

データと証明書を取得します。また BlackBerryGatekeeping Service は、ゲートキーピング操作に

もこのポートを使用します。

8893 tomcat.bb2fa.local.http.port このポートは、BlackBerry 10 デバイス(10.3.2 以前)上の BlackBerry 2FA アプリから BlackBerryUEM Core への接続をサポートします。

8894 tomcat.core.health.check.http.port  BlackBerry UEM Core のヘルスはこのポートで収

集できます。この機能は、BlackBerry UEM Cloudの導入でのみ利用できます。

8895 tomcat.i2c.basic.https.port BlackBerry UEM Core は、このポートを使用し

て、BEMS、BlackBerry Connect、BlackBerryWorkspaces などの外部サービスからの要求を受信

します。 

8896 tomcat.dynamics.apps.https.port  BlackBerry UEM は、このポートで BlackBerryDynamics アプリからの REST リクエストを待機し

ます。このポートは、GDAuthToken ベースの認証

を使用します。

8897 tomcat.bdmi.wp8.https.port BlackBerry UEM は、BlackBerry UEM をアップグ

レードしているときに、Windows Phone の 8 台の

デバイスと通信できるようにこのポートで待機し

ます。詳細については、support.blackberry.com にアクセスして記事 KB48098 を参照してください。

8900 winservice.bgs.https.port BlackBerry Gatekeeping Service は、このセキュア

な SSL ポートで待機します。

10080 ec.gme.mdscs.web.server.listenport BlackBerry MDS Connection Service は、この

HTTP ポートでエンタープライズプッシュデータを

待機します。

 | インストールおよびアップグレード | 19

Page 20: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

10443 ec.gme.mdscs.web.server.listensslport BlackBerry MDS Connection Service は、この

HTTPS ポートでエンタープライズプッシュデータ

を待機します。プッシュ暗号化を有効にしたとき

に使用されます。

11001 com.rim.p2e.endpoint.listenerPort BlackBerry Secure Connect Plus は、このポートを

使用して、BlackBerry Infrastructure からのシグナ

ル化要求を待機します。

17080 good.proxy.appservers.http.listening.port BlackBerry Proxy は、このポートでアプリケーショ

ンサーバーからの接続を待機します。

メモ : デフォルトのポートを使用する必要があり

ます。デフォルトのポートが使用できない場合、

セットアップアプリケーションは代替ポートを割

り当てません。

17317 good.control.container.management.listening.portBlackBerry UEM は、このポートで BlackBerryDynamics コンテナー管理データを待機します。

メモ : デフォルトのポートを使用する必要があり

ます。デフォルトのポートが使用できない場合、

セットアップアプリケーションは代替ポートを割

り当てません。

17433 good.proxy.appservers.ssl.listening.port BlackBerry Proxy は、このポートでアプリケーショ

ンサーバーからの SSL 接続を待機します。

メモ : デフォルトのポートを使用する必要があり

ます。デフォルトのポートが使用できない場合、

セットアップアプリケーションは代替ポートを割

り当てません。

17533 good.proxy.container.ssl.listening.port BlackBerry Proxy は、このポートで SSL 接続を待

機します。

メモ : デフォルトのポートを使用する必要があり

ます。デフォルトのポートが使用できない場合、

セットアップアプリケーションは代替ポートを割

り当てません。

18084 tomcat.bws.port アプリケーションは、このポートを使用して

BlackBerry Web Services にデータを送信すること

ができます。

 | インストールおよびアップグレード | 20

Page 21: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

38082 com.rim.platform.mdm.core.proxy.adam.endpoint.portBlackBerry UEM Core は、BlackBerry Infrastructureを通過するメール通知トラフィックを iOS デバイ

スの APN にルーティングするためにこのポートで

待機します。

38083 com.rim.platform.mdm.core.proxy.direct.endpoint.portBlackBerry UEM Core は、デバイスを BES10 から

BlackBerry UEM に移動する場合に、このポートで

移行リクエストを待機します。

38086 com.rim.platform.mdm.core.proxy.apns.endpoint.portBlackBerry Router が APN に送信するデータを組織

の TCP プロキシサーバーまたは BlackBerry UEMがこのポートで待機します。

38087 com.rim.platform.mdm.core.proxy.cirr.endpoint.portBlackBerry UEM Core は、BlackBerry Infrastructureを通過する BlackBerry Enterprise Identity のトラ

フィックをルーティングするためにこのポートで

待機します。

BlackBerry UEM インスタンス間で開く最小ポート数

組織のドメインに複数の BlackBerry UEM インスタンスがある場合は、次の要件に注意してください。

• アクティブな BlackBerry Affinity Manager は、ドメインにある BlackBerry Dispatcher の各インスタンスに接

続し、ヘルスをポーリングできる必要があります。このため、ポート 139 と 445 は、各 BlackBerry UEM イン

スタンスの間で開いている必要があります。

• 別のコンピューターにデバイス接続コンポーネント(BlackBerry Connectivity Node)をインストールする

場合、組織のファイアウォールは、BlackBerry Connectivity Node をアクティブ化するために、BlackBerryInfrastructure (<region>.bbsecure.com)を介し、ポート 443 経由で、そのコンピューターからの接

続を許可する必要があります。BlackBerry Connectivity Node からの他のすべてのアウトバウンド接続

は、BlackBerry Infrastructure (<region>.bbsecure.com)を介してポート 3101 を使用します。

• 1 つの BlackBerry UEM インスタンスから他のインスタンスにデータを移行している場合、送信元と

宛先のサーバーとの間で開いている必要があるポートは、BlackBerry UEM の場合は 8887(TCP)と

35844(TCP)、また Microsoft SQL Server の場合は静的ポート 1433(TCP)と 1434(UDP)です。

• 以下の待機ポートが、各インスタンスの間で開いている必要があります。デフォルトのポート値がリストさ

れます。最初のインスタンスをインストールした後、セットアップアプリケーションが定義した待機ポート

の値を確認することができます。手順については、「BlackBerry UEM セットアップアプリケーションによっ

て割り当てられたポートの確認」を参照してください。

 | インストールおよびアップグレード | 21

Page 22: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

3202 ec.gme.common.rcp.internal.port アクティブな BlackBerry Affinity Manager は、この

ポートの BlackBerry Dispatcher から RCP 接続を待

機します。

8000

443

ui.port.ssp

ui.port.admin

BlackBerry UEM Self-Service と管理コンソールは、

このポートで HTTPS 接続を待機します。

443 が利用できない場合は、セットアップアプリ

ケーションはポート 8008 を使用しようとします。

ポート 8008 が利用できない場合は、セットアップ

アプリケーションはポートを 12000~12999 の範

囲で割り当てます。

8085 ec.gme.affinityManager.notification.port アクティブな BlackBerry Affinity Manager は、この

ポートで REST 通知を待機します。

8448 ui.port.internal-api BlackBerry UEM Core、管理コンソールおよび

BlackBerry UEM Self-Service は、このポートを内部

通信用に使用します。

8887 tomcat.ipc.https.port BlackBerry UEM は、認証接続で BlackBerry UEMインスタンスのステータスを確認するためにこの

ポートを使用します。

8896 tomcat.dynamics.apps.https.port BlackBerry UEM は、このポートで BlackBerryDynamics アプリからの REST リクエストを待機し

ます。このポートは、GDAuthToken ベースの認証

を使用します。

17080 good.proxy.appservers.http.listening.port BlackBerry Proxy は、このポートでアプリケーショ

ンサーバーからの接続を待機します。

メモ : デフォルトのポート値を使用する必要が

あります。デフォルトのポートが使用できない場

合、セットアップアプリケーションは代替ポート

値を割り当てません。

17317 good.control.container.management.listening.portBlackBerry Control は、このポートで BlackBerryDynamics コンテナー管理データを待機します。

メモ : デフォルトのポート値を使用する必要が

あります。デフォルトのポートが使用できない場

合、セットアップアプリケーションは代替ポート

値を割り当てません。

 | インストールおよびアップグレード | 22

Page 23: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

デフォ

ルトの

ポート

データベース内の名前 目的

17433 good.proxy.appservers.ssl.listening.port BlackBerry Proxy は、このポートでアプリケーショ

ンサーバーからの SSL 接続を待機します。

メモ : デフォルトのポート値を使用する必要が

あります。デフォルトのポートが使用できない場

合、セットアップアプリケーションは代替ポート

値を割り当てません。

17533 good.proxy.container.ssl.listening.port BlackBerry Proxy は、このポートで SSL 接続を待

機します。

メモ : デフォルトのポート値を使用する必要が

あります。デフォルトのポートが使用できない場

合、セットアップアプリケーションは代替ポート

値を割り当てません。

BlackBerry UEM セットアップアプリケーションによって割り当てられたポートの確認

BlackBerry UEM の最初のインスタンスをインストールすると、セットアップアプリケーションによって待機ポー

トが割り当てられ、BlackBerry UEM データベースに保存されます。BlackBerry UEM データベースで次のスクリ

プトを実行して、各 BlackBerry UEM インスタンスの間で開く必要がある最小ポート数を確認できます。

このスクリプトの「WHERE name in」部分を変更し、ポートのデータベース名を追加して、待機ポートのポー

ト値を取得することができます。各待機ポートに関連付けられているデータベース名については、「BlackBerryUEM 待機ポート」を参照してください。

SELECT vgcs.name, vgcs.value FROM v_global_cfg_setting vgcs WHERE name in ('ec.gme.common.rcp.internal.port', 'ui.port.ssp', 'ui.port.admin', 'ec.gme.affinityManager.notification.port', 'tomcat.udui.http.port', 'tomcat.dynamics.apps.https.port', 'ui.port.internal-api', 'tomcat.ipc.https.port', 'good.proxy.appservers.http.listening.port','good.control.container.management.listening.port', 'good.proxy.appservers.ssl.listening.port', 'good.proxy.container.ssl.listening.port') ORDER BY name;

インストール前およびアップグレード前のタスク

BlackBerry UEM をインストールまたはアップグレードする前に、必要に応じて次のタスクを完了します。

 | インストールおよびアップグレード | 23

Page 24: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

タスク BlackBerry UEM のイン

ストール

BlackBerry UEM へアッ

プグレード

BlackBerry UEM および BES のダウンロード Webページから BlackBerry UEM ソフトウェアをダウン

ロードします。

はい はい

サービスアカウントの権限の設定 はい はい

BlackBerry UEM データベースの接続の設定 はい はい

データベースのバックアップ いいえ オプション

CreateDB を使用した BlackBerry UEM データベース

の作成またはアップグレード

オプション オプション

BlackBerry UEM および BlackBerry Control データ

ベースのテストアップグレードの実行

いいえ オプション

BlackBerry UEM 準備ツール オプション オプション

データベースの高可用性の設定 オプション オプション

永久ライセンスがサポートされていることを確認

します。ライセンス関連の資料を参照するか、ま

たは support.blackberry.com にアクセスして記事

KB36537 を参照してください。

はい はい

サービスアカウントの権限の設定

サービスアカウントは、Windows のサービスを実行する BlackBerry UEM アカウントです。サービスアカウント

は、BlackBerry UEM がインストールされるコンピューターの、既定のポリシー設定を持つローカル管理者グルー

プのメンバーである必要があり、同じコンピューターでサービスとしてログオンする権限を持っている必要があ

ります。さらに、サービスアカウントには Microsoft SQL Server へのアクセス権限が必要です。 

組織の環境に BlackBerry の他の EMM ソリューションが含まれている場合、同じサービスアカウントを使用して

BlackBerry UEM をインストールすることができます。それ以外の場合は、会社のディレクトリにサービスアカウ

ントを作成するか、Windows をインストールするコンピューターにローカル BlackBerry UEM アカウントを作成

します。 

メモ : Microsoft SQL Server データベースへの接続に BlackBerry UEM 認証を使用している場合は、BlackBerryUEM サービスはローカルシステムアカウントで実行されます。 

1. タスクバーで、[スタート] > [管理ツール] > [コンピュータの管理]の順にクリックします。

2. 左ペインで、[ローカルユーザーとグループ]を展開します。 3. グループフォルダに移動します。 4. 右ペインで、[管理者]をダブルクリックします。

5. [追加]をクリックします。

 | インストールおよびアップグレード | 24

Page 25: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

6. [選択するオブジェクト名を入力してください]フィールドにサービスアカウントの名前(BESAdmin など)

を入力します。

7. [OK]をクリックします。

8. [適用]をクリックします。

9. [OK]をクリックします。

10.タスクバーで、[スタート] > [管理ツール] > [ローカルセキュリティポリシー]の順にクリックしま

す。

11.左ペインで、[ローカルポリシー]を展開します。

12.[ユーザー権限の割り当て]をクリックします。

13.サービスアカウントの[サービスとしてログオン]権限を設定します。

BlackBerry UEM データベースの接続の設定

BlackBerry UEM セットアップアプリケーションを使うか、コマンドプロンプトウィンドウを使って、CreateDBを実行することにより、BlackBerry UEM データベースが作成されます。BlackBerry UEM は、Windows 認証また

は Microsoft SQL Server 認証を使用して BlackBerry UEM データベースに接続できます。

管理者は次のいずれかを使用して BlackBerry UEM データベースに接続できます。

• インストールの実行に使用したサービスアカウント

• create_db ロール権限を持つ Windows 管理者アカウント

• インストールプロセス時に指定した Microsoft SQL Server アカウント

BlackBerry UEM データベースを作成するデータベース権限の指定

データベースオプションと選択した認証の種類に応じて、データベース作成者権限を次のいずれかに割り当てる

必要があります。

• インストールの実行に使用したサービスアカウント

• インストール時に指定した Microsoft SQL Server アカウント

データベースオプション データベース権限

Microsoft SQL Server Express をBlackBerry UEM のインストール中

にインストールする

Windows 認証を選択した場合は、セットアップアプリケーションによっ

て必要なデータベース権限が自動的にサービスアカウントに割り当てら

れる

組織の環境で既存の MicrosoftSQL Server を使用する

dbcreator サーバーロールに、サービスアカウントまたは Microsoft SQLServer カウントを追加する必要がある

BlackBerry UEM データベースをアップグレードするデータベース権限の確認

BlackBerry UEM は、インストールプロセス中に指定したログイン情報を使用して、データベースサーバーの

BlackBerry UEM データベースに接続します(Windows 認証または Microsoft SQL Server 認証)。セットアップ

アプリケーションを使用して BlackBerry UEM をアップグレードする場合は、データベースサーバーのサービス

アカウントまたは Microsoft SQL Server アカウントがデータベースサーバーの権限を持っている必要がありま

す。

Microsoft SQL Server ロールを使用して、データベース権限を設定できます。サービスアカウントまたは

Microsoft SQL Server アカウントが dbcreator のメンバーであることを確認する必要があります。

 | インストールおよびアップグレード | 25

Page 26: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

Microsoft SQL Server アカウントには、デフォルトのスキーマとして dbo が必要です。詳細については、http://support.blackberry.com/kb にアクセスして記事 39316 を参照してください。

Microsoft SQL Server ロールを使用したデータベース権限の設定

セットアップアプリケーションでインストールまたはアップグレードプロセス中に使用するサービスアカウント

または Microsoft SQL Server アカウントにデータベースサーバーに対する権限を付与し、BlackBerry UEM デー

タベースを作成またはアップグレードできるようにする必要があります。インストールまたはアップグレー

ドプロセスが完了した後で、サービスアカウントまたは Microsoft SQL Server アカウントのデータベース権限

を、BlackBerry UEM を実行するために必要な最低限の権限に変更することができます。

データベース権限を変更するときに、Microsoft SQL Server セキュリティを使用して、サービスアカウントまた

は Microsoft SQL Server アカウントが BlackBerry UEM データベースに対して実行できる操作を最小限に抑える

ことができます。セットアップアプリケーションと BlackBerry UEM で必要な Microsoft SQL Server ロールは次

のとおりです。

データベースロール 説明

db_owner セットアップアプリケーションおよび CreateDB は、BlackBerry UEMデータベースの作成に必要なアカウントをこのロールに自動的に追加し

ます。

このロールには、セットアップアプリケーションまたは CreateDB がBlackBerry UEM データベースをアップグレードするのに必要な最低限の

権限が含まれます。

サービスアカウントまたは Microsoft SQL Server アカウントに対する最低限のデータベース権限を設定する

BlackBerry UEM データベースに接続するために BlackBerry UEM が使用するサービスアカウントまたは

Microsoft SQL Server アカウントに対して最低限のデータベース権限を設定することができます。

作業を始める前に: 異なる Windows アカウントまたは Microsoft SQL Server アカウントを BlackBerry UEM デー

タベースの db_owner データベースロールに追加します。

1. Microsoft SQL Server Management Studio を開きます。

2. [Microsoft SQL Server] > [セキュリティ] > [ログイン]を展開します。

3. サービスアカウントまたは Microsoft SQL Server アカウントを右クリックします。[プロパティ]をクリック

します。

4. [ユーザーマッピング]をクリックします。BlackBerry UEM データベースを選択します。

5. [このログインにマップされたユーザー]セクションで、[bes]を選択します。

6. [データベースロールメンバーシップ]セクションで、rim_db_bes_server を選択します。

7. rim_db_bes_server およびパブリックを除き、その他のデータベースロールメンバーシップをすべて削除しま

す。

8. [OK]をクリックします。

データベースのバックアップ

セットアップアプリケーションがアップグレードプロセスの一環として、自動的にデータベースのバックアップ

を実行します。

 | インストールおよびアップグレード | 26

Page 27: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

Microsoft SQL Server の一部であるバックアップツールを使用して、BlackBerry UEM および BlackBerry Controlデータベースをバックアップすることもできます。詳細については、Microsoft 用の Microsoft SQL Server のド

キュメントを参照してください。

CreateDB を使用した BlackBerry UEM データベースの作成またはアップグレード

メモ : BES10 データベースを BlackBerry UEM データベースにアップグレードすることはできません。

組織のセキュリティポリシーで、データベースの作成権限やアップグレード権限をアプリケーションに付与する

ことが許可されていない場合、セットアップアプリケーションを使用する代わりに、データベースサーバーで

createDB を実行して、BlackBerry UEM データベースを作成または BlackBerry UEM データベースにアップグレー

ドできます。createDB 実行可能ファイルを使用して BlackBerry UEM を作成または同バージョンにアップグレー

ドした後で、データベースサーバーに対する必要最低限の権限を持つサービスアカウントを使用し、セットアッ

プアプリケーションを実行することができます。

CreateDB を使用した BlackBerry UEM データベースの作成

作業を始める前に: データベースサーバーに対する適切な権限があることを確認します。

メモ : データベースサーバーで CreateDB を実行しない場合は、BlackBerry UEM がインストールされているコン

ピューターで実行する必要があります。データベースサーバー(ここで、BlackBerry UEM データベースを作成ま

たはアップグレードする)のホストコンピューターに、このコンピューターが接続できる必要があります。

1. Windows アカウントを使用して BlackBerry UEM を作成する場合、データベース作成者の権限を持つ

Windows アカウントを使用してコンピューターにログインする必要があります。

2. BlackBerry UEM インストールファイルをコンピューターにコピーし、内容をフォルダーに解凍します。

別のコンピューターから使用済みのインストールファイルをコピーしないでください。各コンピューターで

インストールファイルを再解凍する必要があります。

3. <extracted_folder>\tools\ext に移動します。

4. jre.exe ファイルをダブルクリックします。

5. [Java セットアップ]画面で[インストール]をクリックします。

6. [閉じる]をクリックします。

7. <extracted_folder>\tools\ext\UnlimitedJCEPolicyJDK8 に移動します。

8. UnlimitedJCEPolicyJDK8 フォルダーからすべてのファイルをコピーします。

9. <java_install_dir>\lib\security に移動します。

10.セキュリティフォルダー内の UnlimitedJCEPolicyJDK8 フォルダーからコピーしたファイルを貼り付けます。

11.<extracted_folder>\db に移動します。

12.CreateDB.properties ファイルをテキストエディターで開きます。

13.組織の環境に固有の情報を含めてファイルを変更します。

createDB.properties ファイルの内容の詳細については、「CreateDB.properties ファイル」を参照してくださ

い。

14.ファイルを保存して閉じます。

15.コマンドプロンプトウィンドウを開きます。

16.ディレクトリを <extracted_folder>\db に変更します。

17.次のコマンドのいずれかを入力して、BlackBerry UEM データベースを作成または更新します。

 | インストールおよびアップグレード | 27

Page 28: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

データベース設定 手順

BlackBerry UEM データベースの

作成

CreateDB.bat install CreateDB.properties と入力しま

す。Enter キーを押します。

BlackBerry UEM データベースへ

のアップグレード

CreateDB.bat upgrade CreateDB.properties と入力しま

す。Enter キーを押します。

終了したら: BlackBerry UEM データベースの作成後またはアップグレード後に、CreateDB.properties ファイル

を削除します。

CreateDB.properties ファイル

次のプロパティが、CreateDB の設定情報を含む CreateDB.properties ファイルに適用されます。

プロパティ 説明

データベースのタイプ(BlackBerryUEM)

このプロパティは、BlackBerry UEM 用のデータベースのタイプを

指定します。

デフォルトでは、データベースのタイププロパティは、

「configuration.database.ng.type=SQL_SERVER」です。

このプロパティはデフォルト設定であるため、変更できません。

データベースサーバー名(BlackBerryUEM)

このプロパティには、データベースをホストして、BlackBerry UEMを作成または同バージョンにアップグレードするデータベースサー

バー名を指定します。

デフォルトでは、データベースのサーバー名プロパティは、

「configuration.database.ng.server=localhost」です。

データベースインスタンス名

(BlackBerry UEM)

このプロパティには、BlackBerry UEM を作成または同バージョン

にアップグレードするデータベースインスタンス名を指定します。

Microsoft SQL Server インスタンス名を使用する場

合、デフォルトのインスタンス名プロパティは、

「configuration.database.ng.instance=Microsoft_SQL_Server_instancename」です。

メモ : CreateDB.properties ファイル内のデフォルトの MicrosoftSQL Server インスタンス名は、UEM です。

UEM 以外の Microsoft SQL Server インスタンス名を使用する場合

は、データベースインスタンス名プロパティを設定して、UEM をMicrosoft SQL Server のインスタンス名に変更します。

Microsoft SQL Server の名前付きインスタンスを使用しない場合

は、Microsoft_SQL_Server_instance name 値が削除されていることを

確認します。

 | インストールおよびアップグレード | 28

Page 29: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

プロパティ 説明

データベースポート(BlackBerryUEM)

このプロパティには、データベースサーバーが使用するポートを指

定します。

動的ポート設定を使用する場合は、このプロパティにポートがリス

トされていないことを確認します。

デフォルトでは、データベースポートプロパティは動的ポート設定

を使用するため、このプロパティを設定する必要はありません。

静的ポート設定を使用する場合は、データベースポートを

「configuration.database.ng.port=static_port_number」と設定しま

す。

メモ : 静的ポートを指定する場合は、データベースインスタンス名

プロパティを空白のままにします。

データベース名(BlackBerry UEM) このプロパティには、BlackBerry UEM の Microsoft SQL Serverデータベースの名前を指定します。

デフォルトでは、データベースの名前プロパティは、

「configuration.database.ng.name=UEM」です。

認証の種類(BlackBerry UEM) このプロパティには、次のように認証の種類を指定します。

• Windows 認証 - デフォルトでは、このプロパティファイル内で

INTEGRATED として設定されています。

• Microsoft SQL Server 認証 - このプロパティファイル内で USERとして設定できます。

Windows 認証を使用する場合は、デフォルトの認証の種類は

「configuration.database.ng.authenticationtype=INTEGRATED」で

す。

メモ : Windows 認証を使用する場合は、createdb.properties ファ

イルでユーザーおよびパスワードを設定する必要はありません。

Microsoft SQL Server 認証を使用する場合は、認証の種類を

「configuration.database.ng.authenticationtype=USER」として設

定します。

ユーザー名およびパスワード -Microsoft SQL Server 認証(USER)(BlackBerry UEM)

Microsoft SQL Server データベース認証を使用する場合、これらの

プロパティには、データベース作成者権限を持つデータベースアカ

ウントのユーザー名およびパスワードを指定します。

デフォルトで Microsoft SQL Server 認証

(USER)に設定するユーザー名プロパティは、

「configuration.database.ng.user=user_name」です。

デフォルトで Microsoft SQL Server 認証

(USER)に設定するパスワードプロパティは、

「configuration.database.ng.password=password」です。

 | インストールおよびアップグレード | 29

Page 30: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのテストアップグレードの実行

BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのテストアップグレードを実行すると、実稼働環境に影

響することなく、データベースのアップグレード中に発生する可能性がある問題を特定して対処することができ

ます。BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースをアップグレードする所要時間も確認できます。

BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのテストアップグレードを実行するには、次の手順を実

行します。

1. BlackBerry UEM データベースのバックアップを作成します。

2. BlackBerry Control データベースのバックアップを作成します。

3. バックアップバージョンの BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースを、BlackBerry UEM およ

び BlackBerry Control データベースをホストしていないデータベースサーバーに復元します。

4. コマンドプロンプトウィンドウを使用して、CreateDB を実行します。

BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのテストアップグレードを実行

このタスクは、BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのバックアップ、復元、およびアップグ

レードを実行するための適切な権限を持つデータベース管理者が実行する必要があります。

メモ : データベースサーバーで CreateDB を実行しない場合は、BlackBerry UEM がインストールされているコン

ピューターで実行する必要があります。このコンピューターは、BlackBerry UEM および BlackBerry Control デー

タベースのテストアップグレードを実行するデータベースサーバーをホストするコンピューターに接続できる必

要があります。

作業を始める前に: BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのテストアップグレードを実行する

データベースサーバーで、適切な権限が設定されているかどうかを確認します。

1. BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのデータベースサーバーをホストするコンピュー

ターにログインします。

2. BlackBerry UEM データベースのバックアップを作成します。

3. BlackBerry Control データベースのバックアップを作成します。

4. BlackBerry UEM データベースのテストアップグレードを実行するデータベースサーバーをホストするコン

ピューターにログインします。

5. BlackBerry UEM および BlackBerry Control データベースのバックアップバージョンを復元します。

6. BlackBerry UEM インストールファイルをコンピューターにコピーします。

別のコンピューターから使用済みのインストールファイルをコピーしないでください。各コンピューターで

インストールファイルを再解凍する必要があります。

7. コンテンツを、そのコンピューター上のフォルダーに解凍します。

8. <extracted_folder>\tools\ext\UnlimitedJCEPolicyJDK8 に移動します。

9. UnlimitedJCEPPolicyJDK8 フォルダーからすべてのファイルをコピーします。

10.<java_install_dir>\lib\security に移動します。

11.セキュリティフォルダー内の UnlimitedJCEPPolicyJDK8 フォルダーからコピーしたファイルをすべて貼り付

けます。

12.<extracted_folder>\db に移動します。

13.CreateDB.properties ファイルをテキストエディターで開きます。

14.組織の環境に固有の情報を含めてファイルを変更します。

 | インストールおよびアップグレード | 30

Page 31: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

createDB.properties ファイルの内容の詳細については、「CreateDB.properties ファイル」を参照してくださ

い。

15.ファイルを保存して閉じます。

16.コマンドプロンプトウィンドウを開きます。

17.ディレクトリを <extracted_folder>\db に変更します。

18.CreateDB.bat upgrade CreateDB.properties と入力し、Enter キーを押します。

BlackBerry UEM 準備ツール

BlackBerry UEM セットアップアプリケーションを実行する前に、BlackBerry UEM 準備ツールを使用してシステ

ム要件を確認することができます。BlackBerry UEM 準備ツールは、BlackBerry UEM ソフトウェアに付属してい

ます。ツールは myAccount からダウンロードすることもできます。

BlackBerry UEM 準備ツールは次の要件を確認します。

• プロキシサーバー設定の検証

• 最小オペレーティングシステム要件

• 最小ハードディスクスペース • セキュリティ接続 • SRP 接続 • BlackBerry Dynamics NOC への接続

• 必須ポート • アカウント権限

• データベース検証

BlackBerry UEM 準備ツールは Microsoft .NET Framework 4.5 を確認しません。

Microsoft SQL Server AlwaysOn を使用して高可用性データベースを設定する

BlackBerry UEM のインストールを実行する前に、BlackBerry UEM データベースを高可用性に設定するかどうか

を判断します。高可用性を設定したデータベースでは、BlackBerry UEM データベースで問題が発生した場合に

データベースサービスとデータの整合性を維持できます。

次のいずれかの Microsoft SQL Server 機能を使用して、高可用性データベースを設定できます。

• Microsoft SQL Server 2012、2014 または 2016(Standard Edition)向け AlwaysOn フェールオーバークラス

ターインスタンス(FCI)• Microsoft SQL Server 2012、2014、または 2016(Enterprise Edition)向け AlwaysOn 可用性グループ

• Microsoft SQL Server 2012 または 2014 向けデータベースミラーリング

AlwaysOn 機能を使用する場合は、BlackBerry UEM をインストールする前に設定手順を完了する必要がありま

す。このセクションには、AlwaysOn を使用して高可用性データベースを設定する手順が記載されています。

データベースのミラーリングは、BlackBerry UEM のインストール後にいつでも設定できます。手順の詳細につい

ては、設定関連の資料を参照してください。

メモ : データベースのミラーリングは、Microsoft SQL Server の将来のバージョンで廃止されるため、Microsoftは AlwaysOn の使用を推奨しています。

 | インストールおよびアップグレード | 31

Page 32: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

AlwaysOn による高可用性の設定

BlackBerry UEM は、フェールオーバークラスターインスタンス(FCI)または可用性グループを使用する

AlwaysOn をサポートしています。どちらの方式も、独立したサーバーが相互動作によってデータベースのため

の高可用性ソリューションを提供する、Windows Server フェールオーバークラスタリング(WSFC)クラスター

を必要とします。WSFC の詳細については、MSDN ライブラリにアクセスし、『Windows Server フェールオー

バークラスタリング(WSFC)と SQL Server』を参照してください。

AlwaysOn フェールオーバークラスターインスタンスを使用してインスタンスレベルの高可用性を設定する

FCI は Microsoft SQL Server のインスタンスで、WSFC クラスターの複数のコンピューター(または「ノー

ド」)にインストールされます。ノードはリソースグループのメンバーで、すべてのノードは BlackBerry UEMデータベースへの共有アクセス権限を持ちます。ノードの 1 つはリソースグループの所有権を持ち、BlackBerryUEM コンポーネントに BlackBerry UEM データベースへのアクセス権限を付与します。リソースグループを所有

するノードが利用できなくなった場合(ハードウェアや OS のエラーなど)、別のノードがリソースグループを

所有します。その結果、BlackBerry UEM データベースサービスの中断は最小限に抑えられます。

詳細については、MSDN ライブラリにアクセスし、AlwaysOn フェールオーバークラスターインスタンス(SQLServer)を参照してください。

AlwaysOn 可用性グループを使用してデータベースレベルの高可用性を設定する

 | インストールおよびアップグレード | 32

Page 33: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

可用性グループを使用するには、複数のノードで WSFC クラスターを設定します。各ノードは、Microsoft SQLServer のインスタンスを持つ独立したコンピューターです。ノードの 1 つは、プライマリ BlackBerry UEM デー

タベースをホストし、BlackBerry UEM コンポーネントに読み込み/書き込みアクセス権限を付与します。この

ノードは「プライマリレプリカ」です。WSFC クラスターには他のノードが 1~8 つあり、それぞれがセカンダ

リデータベース(BlackBerry UEM データベースの読み取り専用コピー)をホストしています。これらのノード

は、「セカンダリレプリカ」です。

プライマリデータベースは、データをセカンダリデータベースと同期します。データは、各セカンダリデータ

ベースと個別に同期されます。セカンダリデータベースの 1 つが利用できない場合、他のセカンダリデータベー

スに影響が出ることはありません。データ同期は、非同期(トランザクションの遅延を最小限に抑えた遅延同

期)または同期(トランザクションの遅延の多い高速同期)に設定できます。自動フェールオーバーは、プライ

マリレプリカとセカンダリレプリカに、同期コミットモードの使用を要求します。

自動フェールオーバーのための可用性グループを設定した状態でプライマリデータベースが利用できなくなる

と、セカンダリレプリカの 1 つがプライマリレプリカになり、このレプリカのセカンダリデータベースがプライ

マリデータベースになります。その結果、BlackBerry UEM データベースサービスの中断は最小限に抑えられま

す。

詳細については、MSDN ライブラリにアクセスし、『AlwaysOn 可用性グループの概要(SQL Server)』および

『AlwaysOn 可用性グループ(SQL Server)』を参照してください。

インストール前のタスク

BlackBerry UEM をインストールする前に、次の操作を実行します。

• WSFC クラスターを作成します。データベースサーバーに静的ポート 1433 を使用することをお勧めします。

要件と指示については、Technet ライブラリにアクセスし、『フェールオーバークラスターの作成』を参照し

てください。

• AlwaysOn FCI を使用する場合は次の操作を実行します。

• 環境が Microsoft 要件を満たしていることを確認します。MSDN ライブラリにアクセスし、『フェール

オーバークラスタリングをインストールする前に』を参照してください。

• FCI を設定します。MSDN ライブラリにアクセスし、『新しい SQL Server フェールオーバークラスターの

作成(セットアップ)』を参照してください。

 | インストールおよびアップグレード | 33

Page 34: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

• AlwaysOn 可用性グループを使用する場合は次の操作を実行します。

• 環境が Microsoft 要件を満たしていることを確認します。MSDN ライブラリにアクセスし、『AlwaysOn 可用性グループの前提条件、制限事項、および推奨事項(SQL Server)』を参照してください。

• 可用性グループ機能を有効化し、可用性グループのリスナーの作成などの初期セットアップのタスクを完

了します。BlackBerry UEM をインストールして BlackBerry UEM を作成した後、プライマリレプリカとセ

カンダリレプリカをセットアップします。MSDN ライブラリにアクセスし、『AlwaysOn 可用性グループ

の概要』を参照してください。

BlackBerry UEM をインストールし、高可用性データベースのサポートを設定します。

1. 環境が BlackBerry UEM のインストール要件を満たしていることを確認します。

2. BlackBerry UEM ソフトウェアのインストールまたはアップグレード の指示に従います。セットアップアプリ

ケーションの実行時には、次の操作を実行します。

• [データベース情報]画面で Microsoft SQL Server 名を指定するときは、次のいずれかを入力します。

• AlwaysOn FCI を使用している場合は、WSFC クラスターの SQL 仮想サーバーネットワーク名(たとえ

ば、CompanySQLCluster)を入力します。

• AlwaysOn 可用性グループを使用している場合は、可用性グループリスナーの仮想ネットワーク名(た

とえば、CompanyListener)を入力します。

• [データベース情報]画面では、[静的]ポートオプションでデフォルトポートの 1433 を使用すること

が推奨されます。

3. このガイドに記載されているインストール後のタスクをすべて完了します。

終了したら:

• 同じ BlackBerry UEM データベースに接続する別の BlackBerry UEM インスタンスをインストールする場合

は、これらの手順を繰り返します。

• FCI を使用している場合は、フェールオーバークラスターマネージャーツールを使用して、FCI とフェール

オーバーの設定を管理します。

• 可用性グループを使用している場合は、Microsoft SQL Server Management Studio を使用してプライマリレ

プリカとセカンダリレプリカをセットアップし、フェールオーバー設定を実行します。MSDN ライブラリに

アクセスし、『AlwaysOn 可用性グループの概要』および『可用性グループウィザードの使用(SQL ServerManagement Studio)』を参照してください。セカンダリデータベースのフルバックアップを作成するオプ

ションを選択し、すべてのレプリカがアクセスできる共有ネットワークの場所を指定します。

前提条件:BlackBerry UEM ソフトウェアのインストールまたは

アップグレード

インストールおよびアップグレードの場合:

• 組織のファイアウォールに必要なポートを開いていることを確認します。

• 必要なサードパーティアプリケーションをすべてインストールしていることを確認します。バージョン 12.10の時点では、JRE は BlackBerry UEM とともにインストールされるわけではありません。サポートされている

JRE バージョンについては、BlackBerry UEM の互換性一覧表を参照してください。

• Windows が最新であることを確認し、更新に必要な再起動を実行してください。

 | インストールおよびアップグレード | 34

Page 35: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

• 2 つ以上の NIC を搭載するコンピューターでインストールまたはアップグレードプロセスを実行する場合

は、Windows のネットワーク設定で、実稼働用の NIC がバインド順序で 1 番に指定されていることを確認し

ます。

• 組織でインターネットアクセスのためにプロキシサーバーを使用している場合、プロキシサーバーのコン

ピューター名、ポート番号、資格情報を確認しておきます。

• セットアップアプリケーションの実行時に値を指定するときは、標準の文字のみを使用してください。ユニ

コード文字はサポートされていません。

• Windows ホストオペレーティングシステムがドメインではなくワークグループ内で設定されている場合、プ

ライマリ DNS サフィックスを設定したことを確認します。プライマリ DNS サフィックスの設定の詳細につい

ては、Microsoft のサポート Web サイトにアクセスしてください。

• DMZ に BlackBerry UEM をインストールする場合は、「DMZ に BlackBerry UEM をインストールします。」を

参照してください。

• BlackBerry UEM データベースをホストするために既存の Microsoft SQL Server の使用を予定している場

合、SQL Server のノーカウント設定が無効になっていることを確認します。

アップグレードのみの場合:

• サポートされているアップグレード環境 を確認します。

• 各コンピューターで、BlackBerry UEM サービスアカウントにローカル管理者権限があることを確認します。

• BlackBerry UEM のインストールファイルが格納されているフォルダーに、ファイルを追加しないでくださ

い。セットアップアプリケーションはアップグレード中に、これらのファイルを削除します。

• 永久ライセンスは、特定バージョンの BlackBerry UEM に発行され、以降のバージョンとは互換性がありま

せん。永久ライセンスが有効なサポート契約の対象である場合、自動バージョン更新がサポートされていま

す。

• Microsoft SQL Server アカウントには、デフォルトのスキーマとして dbo が必要です。 

BlackBerry UEM ソフトウェアのインストールまたはアップグ

レード

新しい BlackBerry UEM インスタンスのインストール

セットアップアプリケーションの実行時に値を指定するときは、標準の文字のみを使用してください。ユニコー

ド文字はサポートされていません。

デバイス接続コンポーネントだけをインストールする場合(別名 BlackBerry Connectivity Node)は、「サーバー

グループの作成と BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール」を参照してください。

作業を始める前に:

• ファイアウォールの内側に BlackBerry UEM をインストールする場合は、プロキシサーバーを設定するま

で BlackBerry Infrastructure に接続できません。BlackBerry UEM 管理コンソールに初めてログインする

と、BlackBerry UEM はプロンプトを表示します。

• マッピングされたネットワークドライブへの BlackBerry UEM のインストールは、サポートされていません。

メモ : BlackBerry UEM のインストールファイルが格納されているフォルダーに、ファイルを追加しないでくださ

い。BlackBerry UEM の再インストールまたはアップグレードの場合、セットアップアプリケーションはこれらの

ファイルを削除します。

1. サービスアカウントを使用して、BlackBerry UEM をインストールするコンピューターにログインします。

2. BlackBerry UEM インストールファイルをコンピューターにコピーし、内容をフォルダーに解凍します。

 | インストールおよびアップグレード | 35

Page 36: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

別のコンピューターから使用済みのインストールファイルをコピーしないでください。各コンピューターで

インストールファイルを再解凍する必要があります。

3. BlackBerry UEM のインストールフォルダーの Setup.exe をダブルクリックします。Windows メッセージが表

示され、コンピューターに変更を加えるために setup.exe の権限が求められた場合は、[はい]をクリックし

ます。

4. [言語の選択]ダイアログボックスで、言語を選択します。

5. [OK]をクリックします。

6. [BlackBerry UEM セットアップアプリケーション]画面で[次へ]をクリックします。

7. [使用許諾契約書]ダイアログボックスで、次の操作を実行します。

a) 国または地域を選択します。

b) 使用許諾契約書を読みます。使用許諾契約書に同意する場合は[使用許諾契約書に同意します]を選択し

ます。

c) [次へ]をクリックします。

8. [コンポーネントの選択]ダイアログボックスで、コンピューターにインストールするコンポーネントの

チェックボックスをオンにします。[次へ]をクリックします。

コンポーネントの詳細については、計画関連の資料を参照してください。デバイス接続コンポーネントだけ

をインストールする場合(別名 BlackBerry Connectivity Node)は、「サーバーグループの作成と BlackBerryConnectivity Node インスタンスのインストール」を参照してください。

9. [インストール要件]ダイアログボックスでは、コンピューターが BlackBerry UEM のインストール要件を満

たしていることを確認します。[次へ]をクリックします。

セットアップアプリケーションが、Microsoft .NET Framework 4.5 がインストールされていないことを示

す警告を表示する場合があります。この警告は無視してインストールを続行できます。コンピューター

で Microsoft .NET Framework 4.5 が検出されない場合は、セットアップアプリケーションが自動的にイ

ンストールします。新しいバージョンの Microsoft .NET Framework がすでにインストールされている場

合、BlackBerry UEM セットアップアプリケーションは Microsoft .NET Framework 4.5 をインストールしませ

ん。

10.[セットアップの種類]ダイアログボックスで、[BlackBerry UEM データベースを作成]を選択し、次の操

作のいずれかを実行します。

• Microsoft SQL Server をインストールしていない場合は、[このコンピューターに Microsoft SQL Server2016 Express SP1 をインストールして使用する]を選択します。

• サポートされる Microsoft SQL Server のバージョンを既にインストールしている場合は、[組織の環境で

既存の Microsoft SQL Server インスタンスを使用する]を選択します。

データベースサーバーは同じコンピューターにインストールできます。また、組織の環境(ローカルまたは

リモート)にある既存のデータベースサーバーを使用することができます。

11.[次へ]をクリックします。

12.[組織の環境で既存の Microsoft SQL Server インスタンスを使用する]を選択している場合

は、[BlackBerry UEM データベース]ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。

a) [Microsoft SQL Server 名]フィールドに、データベースサーバーをホストするコンピューターの名前を

入力します。

b) [データベース名]フィールドに、新しいデータベースの名前を入力します。

c) データベースサーバーで静的ポートを使用するように設定した場合は、[静的]オプションを選択しま

す。静的ポート番号が 1433 でない場合は、[ポート]フィールドにポート番号を入力します。

 | インストールおよびアップグレード | 36

Page 37: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

d) デフォルトでは、セットアップアプリケーションは Windows 認証を使用して既存のデータベースに接続

します。[Microsoft SQL Server 認証]を選択した場合は、Microsoft SQL Server へのアクセス権限を持つ

Windows アカウントを指定します。

e) [次へ]をクリックします。

13.[BlackBerry UEM 設定]ダイアログボックスで、[次へ]をクリックして、BlackBerry UEM ホスト名とドメ

イン名を確認します。

14.[フォルダーの場所]ダイアログボックスで、次の操作を実行します。

a) インストールフォルダーとログファイルフォルダーの場所を指定します。

b) 容量が不足していることを示すメッセージが表示された場合は、コンピューターに BlackBerry UEM をイ

ンストールするための空きスペースを作成します。

c) インストールとログファイルフォルダーの場所の作成を要求するメッセージが表示された場合は、[は

い]をクリックします。

15.[次へ]をクリックします。

16.[サービスアカウント]ダイアログボックスに Windows パスワードを入力して、[次へ]をクリックしま

す。

17.[インストールの概要]ダイアログボックスで、[インストール]をクリックして BlackBerry UEM をインス

トールします。

18.インストールが完了したら、[インストール]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。

19.[コンソールアドレス]ダイアログボックスで、次の操作のいずれかを実行します。

• ファイルにコンソールアドレスをエクスポートしない場合は、[閉じる]をクリックします。

• [コンソールアドレスをファイルにエクスポート]チェックボックスを選択して、コンピューターにファ

イルを保存します。[閉じる]をクリックします。

終了したら:

• デバイスのユーザーのため、ドメインに複数の BlackBerry UEM インスタンスをインストールし、サービスの

中断を最小限に抑える高可用性設定を作成できます。高可用性の詳細については、設定関連の資料を参照し

てください。

• BlackBerry UEM を設定してプロキシサーバーを使用するには、設定関連の資料を参照してください。

• BlackBerry UEM をインストール後、インストールディレクトリ内に共有フォルダーを作成しないでくださ

い。BlackBerry UEM の再インストールまたはアップグレードを実行すると、共有フォルダーを含めたインス

トールフォルダー内のすべてのファイルおよびフォルダーが削除されます。

• [Server Manager]ウィンドウに RRAS のエラーメッセージが表示された場合は、無視して問題ありません。

BlackBerry UEM バージョン 12.8 以降のバージョンから BlackBerry UEM バージョン 12.10 への

アップグレード

作業を始める前に: BlackBerry UEM の複数のインスタンスをアップグレードする場合は、「BlackBerry UEM の複数のインスタンスから構成されるドメインをアップグレードする」を参照してください。

1. BlackBerry UEM サービスを実行するサービスアカウントを使用して、コンピューターにログインします。

2. BlackBerry UEM インストールファイルをコンピューターにコピーし、内容をフォルダーに解凍します。

別のコンピューターから使用済みのインストールファイルをコピーしないでください。各コンピューターで

インストールファイルを再解凍する必要があります。

3. <extracted_folder> に移動します。

4. BlackBerry UEM のインストールファイルの setup.exe をダブルクリックします。 

 | インストールおよびアップグレード | 37

Page 38: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

Windows メッセージが表示され、コンピューターに変更を加えるために setup.exe の権限が求められた場合

は、[はい]をクリックします。

5. [言語の選択]ダイアログボックスで、言語を選択します。

6. [OK]をクリックします。

7. BlackBerry UEM セットアップアプリケーション画面で、[次へ]をクリックしてアップグレードプロセスを

開始します。

8. [使用許諾契約書]ダイアログボックスで、次の操作を実行します。

a) 国または地域を選択します。

b) 使用許諾契約書を読みます。使用許諾契約書に同意する場合は[使用許諾契約書に同意します]を選択し

ます。

c) [次へ]をクリックします。

9. [インストール要件]ダイアログボックスでは、コンピューターが BlackBerry UEM のインストール要件を満

たしていることを確認します。[次へ]をクリックします。

セットアップアプリケーションが、Microsoft .NET Framework 4.5 がインストールされていないことを示

す警告を表示する場合があります。この警告は無視してインストールを続行できます。コンピューター

で Microsoft .NET Framework 4.5 が検出されない場合は、セットアップアプリケーションが自動的にイン

ストールされます。新しいバージョンの Microsoft .NET Framework がすでにインストールされている場

合、BlackBerry UEM セットアップアプリケーションは Microsoft .NET Framework 4.5 をインストールしませ

ん。

10.[サービスアカウント]ダイアログボックスに Windows パスワードを入力して、[次へ]をクリックしま

す。

11.[インストールの概要]ダイアログボックスで、[インストール]をクリックします。

12.アップグレードプロセスが完了したら、[次へ]をクリックしてから、[閉じる]をクリックします。

BlackBerry UEM の複数のインスタンスから構成されるドメインをアップグレードする

ヒント : アップグレードの第 1 段階で、各インスタンスをアップグレードするとき、サービスが自動的に開始

されず、第 2 段階に進むことができるように、deployer.properties ファイルの start.windows.services パラメー

ターを false に設定できます。

注意 : 推奨されるアップグレードパスが BlackBerry UEM の複数のバージョンの段階的なアップグレー

ドである場合、すべてのインスタンスを第 1 段階へアップグレードして、それらを再起動してすべてを

第 2 段階へアップグレードする必要があります。たとえば、BES12 バージョン 12.5 を実行している場

合、BlackBerry UEM バージョン 12.9 にアップグレードする前にすべてのインスタンスを BlackBerry UEMバージョン 12.7 にアップグレードする必要があります。インスタンスをバージョン 12.7 にアップグレー

ドした後、環境を同期して、インスタンスを再起動して、BlackBerry UEM バージョン 12.9 にアップグ

レードします。 

1. ドメイン内のすべての BlackBerry UEM インスタンスをシャットダウンします。

BlackBerry UEM バージョン 12.8.1 またはバージョン 12.9.1 からアップグレードしている場合は、アップグ

レードするために BlackBerry UEM のインスタンスをシャットダウンする必要はありません。

2. 1 つの BlackBerry UEM コアインスタンスを BlackBerry UEM バージョン 12.10 にアップグレードします。 セットアップアプリケーションは、BlackBerry UEM データベースのバックアップとアップグレードも実行し

ます。アップグレード後、BlackBerry UEM インスタンスが自動的に起動します。

3. 他の BlackBerry UEM コアインスタンスまたは管理コンソールインスタンスをアップグレードします。 4. 最後に、(デバイス接続コンポーネントのみを含んでいる)BlackBerry Connectivity Node 専用インスタンス

をアップグレードします。

 | インストールおよびアップグレード | 38

Page 39: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

コマンドプロンプトウィンドウを使用して BlackBerry UEM をインストールまたはアップグレー

ドする

コマンドプロンプトウィンドウを使用して、BlackBerry UEM サーバーソフトウェアをインストールできます。

個人、会社の担当者、またはその他の組織で操作権限を与えられた担当者として、ユーザーはこの方法でソフト

ウェアをインストールする前に、司法管轄地域内の BlackBerry Solution 使用許諾契約の条件に同意していること

を、以下に提示された手段で確認する必要があります。BlackBerry UEM サーバーソフトウェアをインストールま

たは使用する前に、http://us.blackberry.com/legal/blackberry-solution-license-agreement.html にアクセスして、

司法管轄地域内の BlackBerry Solution 使用許諾契約(これ以降、「BBSLA」)を確認してください。以下に提示

された手段で BBSLA への同意を確認すると、またはソフトウェアをインストールまたは利用すると、お客様は

BBSLA の契約条件が適用されることに同意したと見なされます。

コマンドプロンプトウィンドウを使用して、BlackBerry UEM をインストールまたはこれにアップグレードできま

す。

1. BlackBerry UEM ソフトウェアをダウンロードします。

2. BlackBerry UEM インストールファイルを抽出します。

3. 管理者モードでテキストエディターを開きます。

4. テキストエディターで deployer.properties ファイルを開きます。

5. deployer.properties ファイルを変更して、組織の環境に固有の情報を含めます。

6. コマンドプロンプトウィンドウの、BlackBerry UEM インストールファイルを抽出したディレクトリ

で、setup.exe --script --iAcceptBESEULA と入力します。

• ローカルの Microsoft SQL Server データベースをインストールしたい場合は、パラメーター --installSQL を追加します。

• コンピューター画面でインストールの進行状況を確認したい場合は、パラメーター --showlog を追加しま

す。

コマンドプロンプトウィンドウを使用して、BlackBerry UEM コンポーネントを別のコンピュー

ターにインストールします。

コマンドプロンプトウィンドウを使用して、BlackBerry UEM サーバーソフトウェアをインストールできます。

個人、会社の担当者、またはその他の組織で操作権限を与えられた担当者として、ユーザーはこの方法でソフト

ウェアをインストールする前に、司法管轄地域内の BlackBerry Solution 使用許諾契約の条件に同意していること

を、以下に提示された手段で確認する必要があります。BlackBerry UEM サーバーソフトウェアをインストールま

たは使用する前に、http://us.blackberry.com/legal/blackberry-solution-license-agreement.html にアクセスして、

司法管轄地域内の BlackBerry Solution 使用許諾契約(これ以降、「BBSLA」)を確認してください。以下に提示

された手段で BBSLA への同意を確認すると、またはソフトウェアをインストールまたは利用すると、お客様は

BBSLA の契約条件が適用されることに同意したと見なされます。

コンピューターに BlackBerry UEM をインストールした後、コマンドプロンプトウィンドウを使用し

て、BlackBerry UEM 管理コンソール、プライマリ BlackBerry UEM コンポーネント、および BlackBerryConnectivity Node を別のコンピューターにインストールすることができます。BlackBerry Connectivity Node の詳細については、「サーバーグループの作成と BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール」を

参照してください。

1. BlackBerry UEM ソフトウェアをダウンロードします。

2. BlackBerry UEM インストールファイルを抽出します。

3. 管理者モードでテキストエディターを開きます。

4. テキストエディターで deployer.properties ファイルを開きます。

 | インストールおよびアップグレード | 39

Page 40: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

5. deployer.properties ファイルで、次のプロパティを変更します。

• 組織の環境に固有の情報を追加または変更します。

• BlackBerry UEM 管理コンソールをインストールする場合は、deploy.ui プロパティを Trueに、deploy.mdm.ec と deploy.bcn プロパティを False に設定します。

• プライマリ BlackBerry UEM コンポーネントをインストールする場合は、deploy.mdm.ec プロパティを

True に、deploy.ui と deploy.bcn プロパティを False に設定します。

• BlackBerry Connectivity Node をインストールする場合は、deploy.bcn プロパティを True に、deploy.ui とdeploy.mdm.ec プロパティを False に設定します。

6. BlackBerry UEM インストールファイルを抽出したフォルダーに設定されているコマンドプロンプトウィンド

ウで、setup.exe --script --iAcceptBESEULA を入力します。

コマンドプロンプトウィンドウの使用時に、コンピューター画面でインストールの進行状況を確認したい場

合は、パラメーター --showlog を追加します。

deployer.properties ファイル

次のプロパティが、deployer.properties ファイルに適用されます。

プロパティ 説明

db.authentication.type Microsoft SQL Server 認証の場合は、「USER」と入力します。Windows認証の場合は、「INTEGRATED」と入力します。

デフォルトのエントリは、「INTEGRATED」です。

db.backup.folder データベースバックアップファイルの場所を指定します。デフォルトの

バックアップフォルダーを使うには、ピリオド(.)を入力します。デー

タベースのバックアップをスキップする場合は、このフィールドを空白

のままにします。

デフォルトのエントリは、「ピリオド(.)」です。

db.host1 BlackBerry UEM データベースをホストするデータベースサーバーの名前

を指定します。

デフォルトのエントリは、localhost です。

db.instance 環境で名前付きインスタンスを使用している場合は、データベースイン

スタンスの名前を指定します。環境で名前付きインスタンスを使用して

いない場合は、空白のままにします。

デフォルトのエントリは、「UEM」です。

db.name BlackBerry UEM データベースの名前を指定します。

デフォルトの BlackBerry UEM データベース名は、UEM です。

db.pass Microsoft SQL Server 認証を使用している場合に、このフィールドの入

力が必要となります。Microsoft SQL Server データベースのパスワード

を指定します。Windows 認証を使用している場合は、このフィールドを

空白のままにします。

 | インストールおよびアップグレード | 40

Page 41: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

プロパティ 説明

db.port データベースサーバーが、BlackBerry UEM に接続するために使用する

ポートを指定します。動的ポートの場合は、空白のままにします。静的

ポートの場合は、ポート番号を入力します。

デフォルトのエントリは、空白です。

メモ : 静的ポートを指定する場合は、db.instance フィールドを空白の

ままにします。

db.static.port.enablement 動的ポートの場合は、このフィールドを # に設定します。静的ポートの

場合は、このフィールドを空白のままにします。

デフォルトのエントリは、# です。

db.user Microsoft SQL Server 認証を使用している場合に、このフィールドの入

力が必要となります。Microsoft SQL Server データベースのユーザー名

を指定します。Windows 認証を使用している場合は、このフィールドを

空白のままにします。

deploy.bcn true に設定して、デバイス接続コンポーネントをインストールします。

デフォルトのエントリは、「true」です。

deploy.mdm.ec true に設定して、プライマリ BlackBerry UEM コンポーネントをインス

トールします。

デフォルトのエントリは、「true」です。

deploy.ui true に設定して、BlackBerry UEM 管理コンソールをインストールしま

す。

デフォルトのエントリは、「true」です。

install.path インストールファイルの場所を指定します。

インストールファイルのデフォルトの場所は、C:/Program Files/BlackBerry/UEM です。

logging.common.path ログファイルの場所を指定します。

ログファイルのデフォルトの場所は、C:/Program Files/BlackBerry/UEM/Logs です。

service.account.password 必須フィールドです。Windows サービスアカウントのパスワードを指定

します。

service.account.name このフィールドは自動的に入力されます。

 | インストールおよびアップグレード | 41

Page 42: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

プロパティ 説明

start.windows.services true に設定して、インストールの完了後に BlackBerry UEM サービスを

開始します。

アップグレードの完了後に BlackBerry UEM サービスを開始しない場合

は、false に設定します。

デフォルトのエントリは、「true」です。

ui.port BlackBerry UEM 管理コンソールが使用するポートを指定します。

デフォルトのポートは 443 です。

DMZ に BlackBerry UEM をインストールします。

BlackBerry UEM は組織のファイアウォールの外側の DMZ にインストールできます。

DMZ に BlackBerry UEM をインストールする場合:

• 組織のファイアウォールの必要なポートが開くことを確認します。詳細については、「ポートの要件」を参

照してください。

• 手動で BlackBerry Proxy サービスを停止します。

サーバーグループの作成と BlackBerry Connectivity Node インス

タンスのインストール

BlackBerry Connectivity Node の 1 つ以上のインスタンスをインストールして、デバイス接続コンポーネントの

追加インスタンスを組織のドメインに追加できます。各 BlackBerry Connectivity Node インスタンスには、次の

BlackBerry UEM コンポーネントが含まれています。BlackBerry Secure Connect Plus、BlackBerry GatekeepingService、BlackBerry Secure Gateway、BlackBerry Proxy、および BlackBerry Cloud Connector。

サーバーグループを作成することもできます。サーバーグループには、BlackBerry Connectivity Node の 1 つ以上のインスタンスが含まれています。サーバーグループを作成するときに、コンポーネントが BlackBerryInfrastructure に接続するために使用する地域データパスを指定します。メールとエンタープライズ接続プロファ

イルをサーバーグループに関連付けることができます。これらのプロファイルが割り当てられているどのデバイ

スも、BlackBerry Connectivity Node のいずれかのコンポーネントを使用するときには、そのサーバーグループの

BlackBerry Infrastructure への地域接続を使用します。

サーバーグループと BlackBerry Connectivity Node インスタンスの計画の詳細については、計画関連の資料を参

照してください。

サーバーグループを作成し、BlackBerry Connectivity Node のインスタンスを 1 つまたは複数インストールするに

は、次の処理を実行します。

手順 アクション

サーバーグループを作成します(オプション)。

 | インストールおよびアップグレード | 42

Page 43: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

手順 アクション

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのデフォルト設定の変更 (オプション)。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのアクティブ化。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのプロキシの設定 (オプション)。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスをサーバーグループに追加します(オプショ

ン)。

サーバーグループの作成

作業を始める前に: 追加の BlackBerry Connectivity Node のインストール

1. メニューバーで、[設定] > [外部統合] > [BlackBerry Connectivity Node のセットアップ]をクリックし

ます。

2. をクリックします。

3. サーバーグループの名前と説明を入力します。

4. [国]ドロップダウンリストで、BlackBerry Connectivity Node の 1 つまたは複数のインスタンスがインス

トールされる国を選択します。サーバーグループに追加された BlackBerry Connectivity Node インスタンス

は、BlackBerry Infrastructure への選択された国の地域接続を使用します。

メモ : サーバーグループの作成後にこの設定を変更することはできません。

5. デフォルトでは、各 BlackBerry Gatekeeping Service インスタンスの BlackBerry Connectivity Node はアク

ティブです。プライマリ BlackBerry UEM コンポーネントにインストールされている BlackBerry GatekeepingService によってのみゲートキーピングデータを管理する場合は、[BlackBerry Gatekeeping Service 設定を

上書きする]チェックボックスをオンにして、サーバーグループ内の各 BlackBerry Gatekeeping Service を無

効にします。

6. [設定] > [インフラストラクチャ] > [BlackBerry Secure Connect Plus]で設定されているデフォル

ト設定と異なる BlackBerry Secure Connect Plus の DNS 設定を使用する場合は、[DNS 設定を上書きす

る]チェックボックスをオンにします。次のタスクを実行します。

a) [DNS サーバー]セクションで、 をクリックします。ドット付き 10 進法(例:192.0.2.0)で DNS サー

バーアドレスを指定します。[追加]をクリックします。必要に応じて繰り返します。

b) [DNS 検索サフィックス]セクションで をクリックします。DNS 検索サフィックス

(例:domain.com)を入力します。[追加]をクリックします。必要に応じて繰り返します。

詳細については、管理関連の資料の「エンタープライズ接続と BlackBerry Secure Connect Plus の有効化と設

定」を参照してください。

7. サーバーグループの BlackBerry Connectivity Node インスタンスのログ設定を実行する場合は、[ロギング設

定を上書きする]チェックボックスをオンにします。次のタスクを実行します。

• [サーバーログのデバッグレベル]ドロップダウンリストで、適切なログレベルを選択します。

 | インストールおよびアップグレード | 43

Page 44: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

• ログイベントを syslog サーバーにルーティングする場合は、[Syslog]チェックボックスを選択

し、syslog サーバーのホスト名とポートを指定します。

• ログファイルのサイズと有効期間の最大限度を指定する場合は、[ローカルのファイル保存先を有効にす

る]チェックボックスをオンにします。サイズ制限(MB 単位)と有効期間制限(日数)を指定します。

8. [保存]をクリックします。

終了したら:

• サーバーグループ内の BlackBerry Gatekeeping Service インスタンスを無効にして、再度有効にする場合

は、[設定] > [外部統合] > [BlackBerry Connectivity Node のセットアップ]で、サーバーグループを選

択し、[BlackBerry Gatekeeping Service を有効にする]チェックボックスをオンにします。各インスタンス

は、組織のゲートキーピングサーバーにアクセスできる必要があります。

• BlackBerry Connectivity Node インスタンスをインストールします。BlackBerry Connectivity Node インスタ

ンスをアクティブにする場合、または管理コンソールから手動で(「サーバーグループの管理」を参照)、

サーバーグループにインスタンスを追加することができます。

• メールプロファイルとサーバーグループとの関連付けの詳細については、管理関連の資料の「メールプロ

ファイルの作成」を参照してください。

• エンタープライズ接続プロファイルとサーバーグループの関連付けの詳細については、管理関連の資料の

「エンタープライズ接続と BlackBerry Secure Connect Plus の有効化と設定」を参照してください。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのデフォルト設定の変更

デフォルトでは、各 BlackBerry Gatekeeping Service インスタンスの BlackBerry Connectivity Node はアクティ

ブです。プライマリ BlackBerry UEM コンポーネントにインストールされている BlackBerry Gatekeeping Serviceによってのみ、ゲートキーピングデータを管理する場合は、デフォルトの動作を変更して各インスタンスの

BlackBerry Gatekeeping Service を無効にすることができます。すべての BlackBerry Connectivity Node インスタ

ンスのデフォルトのロギング設定を指定することもできます。

デフォルト設定は、サーバーグループにない各 BlackBerry Connectivity Node インスタンスに適用されます。イ

ンスタンスがサーバーグループの一部である場合、そのサーバーグループに設定されているデフォルト設定を使

用します。

1. BlackBerry UEM 管理コンソールのメニューバーで、[設定] > [外部統合] > [BlackBerry ConnectivityNode のセットアップ]をクリックします。

2. をクリックします。

3. 各インスタンスで BlackBerry Gatekeeping Service を無効にする場合は、[BlackBerry Gatekeeping Service設定を上書きする]チェックボックスをオンにします。

4. ロギング設定を実行する場合は、[ロギング設定を上書きする]チェックボックスをオンにします。次のタ

スクを実行します。

• [サーバーログのデバッグレベル]ドロップダウンリストで、適切なログレベルを選択します。

• ログイベントを syslog サーバーにルーティングする場合は、[Syslog]チェックボックスを選択

し、syslog サーバーのホスト名とポートを指定します。

• ログファイルのサイズと有効期間の最大限度を指定する場合は、[ローカルのファイル保存先を有効にす

る]チェックボックスをオンにします。サイズ制限(MB 単位)と有効期間制限(日数)を指定します。

5. [保存]をクリックします。

終了したら: BlackBerry Gatekeeping Service インスタンスを無効にして、再び有効にする場合

は、[BlackBerry Gatekeeping Service を有効にする]チェックボックスをオンにします。各インスタンスは、

組織のゲートキーピングサーバーにアクセスできる必要があります。

 | インストールおよびアップグレード | 44

Page 45: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのインストール

各 BlackBerry Connectivity Node インスタンスを別のコンピューターにインストールする必要があります。イン

ストールする各インスタンスに、次の手順を実行します。

1. BlackBerry Connectivity Node インスタンスをインストールするコンピューターにログインします。

DMZ に BlackBerry Connectivity Node インスタンスをインストールしている場合を除き、プライマリ

BlackBerry UEM コンポーネントをインストールするために使用したのと同じサービスアカウントを使用する

ことをお勧めします。

2. BlackBerry UEM インストールファイルをコンピューターにコピーします。

別のコンピューターから使用済みのインストールファイルをコピーしないでください。各コンピューターで

インストールファイルを再解凍する必要があります。

3. BlackBerry UEM のインストールフォルダーの Setup.exe をダブルクリックします。Windows メッセージが表

示され、コンピューターに変更を加えるために setup.exe の権限が求められた場合は、[はい]をクリックし

ます。

4. [言語の選択]ダイアログボックスで、言語を選択します。

5. [OK]をクリックします。

6. [BlackBerry UEM セットアップアプリケーション]画面で[次へ]をクリックします。

7. [ライセンス契約]ダイアログボックスで、国または地域を選択し、ライセンス契約を確認して同意しま

す。

8. [次へ]をクリックします。

9. [コンポーネントの選択]ダイアログボックスで、[管理コンソール]と[プライマリコンポーネン

ト]チェックボックスをオフにして、[デバイス接続コンポーネント]チェックボックスをオンにします。

インストールされるコンポーネントの詳細については、アーキテクチャ関連の資料と計画関連の資料を参照

してください。

10.[次へ]をクリックします。

11.[インストール要件]ダイアログボックスでは、コンピューターが BlackBerry Connectivity Node のインス

トール要件を満たしていることを確認できます。[次へ]をクリックします。

セットアップアプリケーションが、Microsoft .NET Framework 4.5 がインストールされていないことを示

す警告を表示する場合があります。この警告は無視してインストールを続行できます。コンピューター

で Microsoft .NET Framework 4.5 が検出されない場合は、セットアップアプリケーションが自動的にイ

ンストールします。新しいバージョンの Microsoft .NET Framework がすでにインストールされている場

合、BlackBerry UEM セットアップアプリケーションは Microsoft .NET Framework 4.5 をインストールしませ

ん。

12.[BlackBerry UEM 設定]ダイアログボックスで、ホスト名を確認します。[次へ]をクリックします。

13.[フォルダーの場所]ダイアログボックスで、次の操作を実行します。

a) インストールフォルダーとログファイルフォルダーの場所を指定します。

b) 容量が不足していることを示すメッセージが表示された場合は、BlackBerry Connectivity Node をインス

トールするための空きスペースを作成します。

c) インストールとログフォルダーの場所の作成を要求するメッセージが表示された場合は、[はい]をク

リックします。

14.[次へ]をクリックします。

15.[サービスアカウント]ダイアログボックスにサービスアカウントのパスワードを入力します。[次へ]を

クリックします。

16.[インストールの概要]ダイアログボックスで、[インストール]をクリックします。

 | インストールおよびアップグレード | 45

Page 46: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

17.インストールが完了したら、[インストール]ダイアログボックスで[次へ]をクリックします。

18.[コンソールアドレス]ダイアログボックスで、[コンソールアドレスをファイルにエクスポート]チェッ

クボックスをオンにして、BlackBerry Connectivity Node コンソールのアドレス(http://localhost:8088)をコ

ンピューターのテキストファイルに保存します。

BlackBerry Connectivity Node コンソールは、[スタート]メニューからいつでも開くことができます。

19.[閉じる]をクリックします。コンソールのアドレスを保存する場合は、場所を指定します。

終了したら: BlackBerry Connectivity Node インスタンスのアクティブ化.

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのアクティブ化

BlackBerry Connectivity Node インスタンスをアクティブにするには、BlackBerry UEM 管理コンソールからアク

ティベーションファイルを生成してダウンロードし、BlackBerry Connectivity Node コンソールにアップロードす

る必要があります。アクティベーションプロセスは、そのインスタンスをプライマリ BlackBerry UEM コンポー

ネントに接続します。

アクティベーションファイルは、ダウンロードした後 60 分間のみ有効です。複数のアクティベーションファイ

ルを生成してダウンロードした場合、最新のファイルのみが有効です。BlackBerry Connectivity Node の複数のイ

ンスタンスを有効にする必要がある場合は、各インスタンスに対して次の手順を実行します。

メモ : 新しい BlackBerry Connectivity Node が設定されている場合、最初のパケットは暗号化されておらず(非

SSL)、暗号化された(SSL)通信を確立するために使用されます。以降のすべてのパケットは暗号化(SSL)されます。SSL パケットのみを許可するポート 443 のファイアウォールルールが組織にある場合は、BlackBerryConnectivity Node の初回アクティベーションに対してファイアウォール例外を設定する必要があります。例外

は、アクティベーション後に削除することができます。

1. BlackBerry UEM 管理コンソールのメニューバーで、[設定] > [外部統合] > [BlackBerry ConnectivityNode のセットアップ]をクリックします。

2. をクリックします。

3. BlackBerry Connectivity Node インスタンスをアクティブにするときに、既存のサーバーグループに追加する

場合は、[サーバーグループ]ドロップダウンリストで、適切なサーバーグループをクリックします。

4. [生成]をクリックします。

5. アクティベーションファイルを BlackBerry Connectivity Node をホストするコンピューターに保存します。

6. BlackBerry Connectivity Node をホストするコンピューターで、[スタート]メニューから BlackBerryConnectivity Node コンソールを開くか、ブラウザーウィンドウを開いて、http://localhost:8088 に移動しま

す。

7. ドロップダウンリストから言語を選択します。[次へ]をクリックします。

8. 必要に応じて、次のいずれかを実行できます。

• BlackBerry Infrastructure (<region>.bbsecure.com)に接続して BlackBerry Connectivity Node を有効にす

るために、デフォルト(ポート 443)以外のプロキシ設定を使用する場合、「ここ」リンクをクリックし

て、プロキシ設定を実行し、登録プロキシの情報を入力します。

メモ : プロキシは BlackBerry Infrastructure へのポート 443 にアクセスできる必要があります。BlackBerryConnectivity Node をアクティブにした後、登録プロキシ設定を変更することはできません。

• データが BlackBerry Dynamics NOC に到達する前に、HTTP プロキシを介してデータを送信する場合は、

「ここ」リンクをクリックします。[HTTP プロキシを有効にする]をクリックして、プロキシ設定を実

行します。保存後にプロキシ設定を変更することはできません。

 | インストールおよびアップグレード | 46

Page 47: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

メモ : プロキシは BlackBerry Dynamics NOC へのポート 443 にアクセスできる必要があります。ポート要

件の詳細については、「アウトバウンド接続:BlackBerry UEM から BlackBerry Dynamics NOC」を参照し

てください。

• この時点で、他のプロキシ設定を実行することもできます。利用可能なプロキシオプションの詳細につい

ては、「BlackBerry Connectivity Node インスタンスのプロキシの設定」を参照してください。

9. BlackBerry Connectivity Node の名前を入力します。[次へ]をクリックします。

10.[参照]をクリックします。アクティベーションファイルに移動して選択します。

11.[アクティブにする]をクリックします。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスをアクティブにするときに既存のサーバーグループに追加する

には、組織のファイアウォールが、BlackBerry Connectivity Node をアクティブ化するために、BlackBerryInfrastructure (<region>.bbsecure.com)を介して、ポート 443 経由で、またメイン BlackBerry ConnectivityNode インスタンスとして同じ bbsecure.com 領域へ、そのサーバーからの接続を許可する必要があります。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのステータスを表示するには、BlackBerry UEM 管理コンソールのメ

ニューバーで、[設定] > [外部統合] > [BlackBerry Connectivity Node のセットアップ]をクリックしま

す。

終了したら:

• 必要に応じて、BlackBerry Connectivity Node インスタンスのプロキシ設定を実行します。

• BlackBerry Connectivity Node インスタンスをサーバーグループに追加する、またはサーバーグループからイ

ンスタンスを削除するには、「サーバーグループの管理」を参照してください。

• BlackBerry Gatekeeping Service の設定の詳細については、設定関連の資料を参照してください。

• BlackBerry Proxy の設定およびクラスターの作成の手順については、設定関連の資料を参照してくださ

い。BlackBerry Dynamics アプリの接続設定の詳細については、管理関連の資料を参照してください。

• BlackBerry Secure Connect Plus を有効化する手順については、管理関連の資料を参照してください。

• BlackBerry Secure Gateway を有効化する方法の詳細については、管理関連の資料を参照してください。

BlackBerry Connectivity Node インスタンスのプロキシの設定

データが BlackBerry Infrastructure に到達する前に、TCP プロキシサーバー(透過型または SOCKS v5)また

は BlackBerry Router のインスタンスを介してデータを送信するように、BlackBerry Connectivity Node のコン

ポーネントを設定することができます。BlackBerry Router のインストールの詳細については、「スタンドアロン

BlackBerry Router のインストール」を参照してください。

1. BlackBerry Connectivity Node をホストするコンピューターで、[スタート]メニューから BlackBerryConnectivity Node コンソールを開くか、ブラウザーを開いて、http://localhost:8088 に移動します。

2. [一般設定] > [プロキシ]をクリックします。

3. 次のタスクを実行します。

 | インストールおよびアップグレード | 47

Page 48: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

タスク 手順

BlackBerry Routerから BlackBerryInfrastructure にデータ

を送信する

a. [BlackBerry Router]オプションを選択します。

b. [+]をクリックします。

c. BlackBerry Router の FQDN または IP アドレスを入力します。[追加]をク

リックします。

d. [ポート]フィールドに、追加した任意の BlackBerry Router に接続するた

めに BlackBerry Connectivity Node が使用できるポート番号を入力します。

デフォルトのポートは 3102 です。

e. [保存]をクリックします。

SOCKS v5 プロキシ

サーバー(認証なし)

を介して BlackBerryInfrastructure にデータ

を送信する

a. [プロキシサーバー]オプションを選択します。

b. [SOCKS v5 を有効にする]チェックボックスをオンにします。

c. [+]をクリックします。

d. SOCKS v5 プロキシサーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力しま

す。[追加]をクリックします。

e. 設定する SOCKS v5 プロキシサーバーそれぞれに対して手順 3 と 4 を繰り返

します。

f. [ポート]フィールドにポート番号を入力します。

g. [保存]をクリックします。

透過的なプロキシサー

バーを介して BlackBerryInfrastructure にデータ

を送信する

次のタスクを実行します。

• [BlackBerry Connectivity Node]フィールドに、プロキシサーバーの

FQDN または IP アドレスおよびポート番号を入力します。

• [デバイス接続コンポーネント]フィールドに、プロキシサーバーの

FQDN または IP アドレスおよびポート番号を入力します。この設定

は、BlackBerry Gatekeeping Service および BlackBerry Secure Gateway に適

用されます。

• [BlackBerry Secure Connect Plus]フィールドに、プロキシサーバーの

FQDN または IP アドレスおよびポート番号を入力します。

4. [保存]をクリックします。

サーバーグループの管理

いつでもサーバーグループに BlackBerry Connectivity Node インスタンスを追加することができ、いつでもサー

バーグループからインスタンスを削除できます。サーバーグループにインスタンスを追加する場合、そのインス

タンスはそのサーバーグループに設定された設定を使用します(たとえば、そのインスタンスのコンポーネント

は、BlackBerry Infrastructure への指定された地域の接続を使用します)。サーバーグループからインスタンスを

削除すると、そのインスタンスは BlackBerry Connectivity Node セットアップ画面で設定されているデフォルト

設定を使用します(「BlackBerry Connectivity Node インスタンスのデフォルト設定の変更」を参照)。

1. BlackBerry UEM 管理コンソールのメニューバーで、[設定] > [外部統合] > [BlackBerry ConnectivityNode のセットアップ]をクリックします。

2. BlackBerry Connectivity Node インスタンスを選択します。

3. 次のタスクのいずれかを実行します。

 | インストールおよびアップグレード | 48

Page 49: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

a) サーバーグループにインスタンスを追加するには、 をクリックします。適切なサーバーグループを選択

します。[OK]をクリックします。

b) サーバーグループからインスタンスを削除するには、 をクリックします。確認ダイアログボックス

で、[OK]をクリックします。

スタンドアロン BlackBerry Router のインストール

BlackBerry Router はオプションのコンポーネントで、組織のファイアウォール外の DMZ にインストールできま

す。BlackBerry Router はインターネットに接続し、BlackBerry UEM と BlackBerry Infrastructure を使用するデバ

イスとの間でデータを送信します。

BlackBerry Router はプロキシサーバーとして機能し、SOCKS v5(認証なし)をサポートできます。

BlackBerry UEM を設定して TCP プロキシサーバーを使用するには、設定関連の資料を参照してください。

メモ : 現在の環境に TCP プロキシサーバーが含まれる場合は、BlackBerry Router をインストールする必要はあ

りません。

スタンドアロン BlackBerry Router のアップグレード

ルーターを BlackBerry UEM バージョン 12.8 または 12.9 からバージョン 12.10 にアップグレードする場合、直

接アップグレードすることはできません。まず、既存のルーターをアンインストールしてから、新しいルーター

をインストールする必要があります。

スタンドアロン BlackBerry Router のインストール

作業を始める前に:

• スタンドアロンの BlackBerry Router を他の BlackBerry UEM コンポーネントをホストしないコンピューターに

インストールする必要があります。BlackBerry OS(バージョン 5.0~7.1)デバイスを管理するコンポーネン

トをホストするコンピューターには、BlackBerry Router をインストールできません。

• SRP ホスト名を確認します。SRP ホスト名は通常 <国コード>.srp.blackberry.com(たとえば

us.srp.blackberry.com)です。国の SRP ホスト名を確認するには、SRP アドレス参照ページにアクセ

スしてください。

1. コンピューターに BlackBerry UEM インストールファイル(.zip)をダウンロードして解凍します。

2. [ルーター]フォルダーで mdm.deployment.router.zip ファイルを解凍します。この .zip ファイル内の

Installer フォルダーには、BlackBerry Router をインストールするために使用する Setup.exe ファイルが格納

されています。

3. Setup.exe ファイルをダブルクリックします。

インストールはバックグラウンドで実行され、ダイアログボックスが表示されません。インストールが完了

すると、BlackBerry Router サービスがサービスウィンドウに表示されます。

BlackBerry UEM への初回ログイン

BlackBerry UEM のインストール後に管理コンソールに初めてログインする場合、組織名、SRP ID、および SRP認証キーを入力する必要があります。

 | インストールおよびアップグレード | 49

Page 50: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

注意 : BlackBerry UEM の新しいインスタンスをインストールする場合、以前の BES5、BES10、BES12、または BlackBerry UEM インスタンスと同じ SRP ID を使用しないでください。[アカウントサポート] >[SRP 管理]の下の myAccount にある BES10 および BlackBerry UEM インスタンスの SRP ID および認証

キーを確認できます。

BlackBerry UEM への初回ログイン

作業を始める前に: BlackBerry UEM SRP ID、SRP 認証キーを確認します。

セットアップアプリケーションがまだ開いている場合は、[コンソールアドレス]ダイアログボックスから直接

管理コンソールにアクセスできます。

メモ : BlackBerry Router または TCP プロキシサーバーの IP アドレスとポート番号を入力するように求められる

場合があります。

メモ : SRP ID がインストールした BlackBerry UEM インスタンスでは使用できないという意味のエラーメッセー

ジを受信した場合は、support.blackberry.com/kb にアクセスし、記事 KB37117 を参照してください。

1. ブラウザーで「https://<server_name>:<port>/admin」と入力します。ここで <server_name> は、管理コンソー

ルをホストするコンピューターの FQDN です。管理コンソールのデフォルトのポートはポート 443 です。

2. [ユーザー名]フィールドに、「admin」と入力します。

3. [パスワード]フィールドに、パスワードを入力します。

4. [サインイン]をクリックします。

5. [サーバーの場所]ドロップダウンメニューで、BlackBerry UEM をインストールしたコンピューターの国を

選択し、[次へ]をクリックします。

6. 組織名、SRP ID、SRP 認証キーを入力します。

7. [送信]をクリックします。

8. 一時パスワードを永続パスワードに変更します。

9. [送信]をクリックします。

終了したら:

• 管理コンソールにログインすると、[BlackBerry UEM へようこそ]ダイアログボックスに入力するか、ダイ

アログボックスを閉じるかを選択できます。ダイアログボックスを閉じると、以後のログインで表示されな

くなります。

BlackBerry UEM ソフトウェアの削除

アンインストールアプリケーションを使用すると、サーバーから BlackBerry UEM ソフトウェアを削除できま

す。アンインストールアプリケーションは、既存のインストールのログファイルを削除することもできます。

アンインストールアプリケーションは、ローカルサーバーからソフトウェアを削除しますが、次の処理は実行し

ません。

• BlackBerry UEM データベースから BlackBerry UEM サーバーを削除する

• BlackBerry UEM データベースをホストしているデータベースインスタンスを削除する

• BlackBerry UEM データベースを削除する

• BlackBerry Dynamics NOC からコンポーネントを登録解除する

したがって、BlackBerry UEM ソフトウェアを再インストールする前に、管理コンソールから BlackBerry UEMインスタンスを削除する必要があります。管理コンソールから BlackBerry UEM インスタンスを削除する

 | インストールおよびアップグレード | 50

Page 51: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

と、BlackBerry Control および BlackBerry Proxy インスタンスは BlackBerry Dynamics NOC から登録解除されま

す。これは、廃棄に必要な手順です。

メモ : このインストールが、最初は BES12 バージョン 12.5 以前であった場合、再インストールする前

に、http//:support.blackberry.com/kb にアクセスして、記事 45102 を参照してください。

メモ : BlackBerry UEM インスタンスが Google Cloud または G Suite ドメインに接続されている場合

は、BlackBerry UEM をアンインストールする前に Google ドメイン接続を削除する必要があります。

注意 : BES5 から BlackBerry UEM にアップグレードした後、BlackBerry UEM をアンインストールして

BES5 を使用し続けることはできません。アップグレード後に BlackBerry UEM をアンインストールする

と、BES5 は正しく機能しません。

BlackBerry UEM ソフトウェアの削除

重要 : BlackBerry UEM ノードまたはレガシー BlackBerry Dynamics サーバーを廃棄する場合、古いノードを削除

する前に、アクティブなコンテナーが新しいノードに接続して、更新された接続プロファイルを取得しているこ

とを確認します。新しいノードを起動し、移行期間中は古いノードを実行し続けます。たとえば、接続の検証期

間を 30 日、アクティビティなしのしきい値を 60 日間に設定した場合、移行の完了の猶予を 60 日間とします。

作業を始める前に:

• Google ドメイン接続を設定している場合は、削除します。詳細については、管理関連の資料を参照してくだ

さい。

• トラブルシューティングを行っている場合、廃棄する前に次のデータをバックアップします。• \Program Files\BlackBerry\UEM\Logs• BlackBerry UEM データベース

1. タスクバーで、[スタート] > [コントロールパネル]をクリックします。

2. [プログラムをアンインストール]をクリックします。

3. [BlackBerry UEM]をクリックします。

4. [アンインストール]をクリックします。

5. アンインストールアプリケーションが、BlackBerry UEM ソフトウェアの削除を完了するためにコンピュー

ターの再起動を求めるプロンプトを表示する場合は、[OK]をクリックします。

終了したら: セットアップアプリケーションが BlackBerry UEM のインストールプロセスでインストールした

サードパーティのソフトウェアは、削除できます(たとえば、コンピューターから JRE ソフトウェアを削除でき

ます)。

データベースから BlackBerry UEM インスタンスを削除する

BlackBerry UEM インスタンスをアンインストールした場合、次の手順でインスタンスのデータを BlackBerryUEM データベースから削除する必要があります。この操作を行わないと、削除したインスタンスが利用できない

状態であることが BlackBerry UEM ログファイルに示されます。

作業を始める前に: BlackBerry UEM インスタンスをアンインストールします。

1. メニューバーで、[設定] > [インフラストラクチャ] > [インスタンス]をクリックします。

2. 削除した BlackBerry UEM インスタンスで、 をクリックします。

3. [削除]をクリックします。

 | インストールおよびアップグレード | 51

Page 52: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

BlackBerry Connectivity Node ソフトウェアの削除

アンインストールアプリケーションを使用すると、サーバーから BlackBerry UEM 接続ソフトウェアを削除でき

ます。アンインストールアプリケーションは、既存のインストールのログファイルを削除することもできます。

アンインストールアプリケーションは、ローカルサーバーからソフトウェアを削除しますが、次の処理は実行し

ません。

• BlackBerry UEM データベースから BlackBerry Connectivity Node インスタンスを削除する

• BlackBerry UEM データベースをホストしているデータベースインスタンスを削除する

• BlackBerry UEM データベースを削除する

• BlackBerry Dynamics NOC からコンポーネントを登録解除する

したがって、BlackBerry UEM 接続ソフトウェアを再インストールする前に、管理コンソールから BlackBerryConnectivity Node インスタンスを削除する必要があります。管理コンソールから BlackBerry Connectivity Nodeインスタンスを削除すると、BlackBerry Proxy インスタンスは BlackBerry Dynamics NOC から登録解除されま

す。これは、廃棄に必要な手順です。

メモ : Good Proxy サーバーを BlackBerry Connectivity Node インスタンスにアップグレードした場

合、BlackBerry Proxy サービスは BlackBerry Dynamics NOC に登録されます。BlackBerry Connectivity Node を正

常に削除するには、その前にアクティブ化してから削除する必要があります。『BlackBerry Connectivity Node インスタンスのアクティブ化』を参照してください。

BlackBerry Connectivity Node ソフトウェアの削除

作業を始める前に: トラブルシューティングを行っている場合は、廃棄する前に、\Program Files\BlackBerry\UEM\Logs をバックアップします。

1. タスクバーで、[スタート] > [コントロールパネル]をクリックします。

2. [プログラムをアンインストール]をクリックします。

3. [BlackBerry UEM]をクリックします。

4. [アンインストール]をクリックします。

5. アンインストールアプリケーションが、BlackBerry UEM ソフトウェアの削除を完了するためにコンピュー

ターの再起動を求めるプロンプトを表示する場合は、[OK]をクリックします。

終了したら: セットアップアプリケーションが BlackBerry UEM のインストールプロセスでインストールした

サードパーティのソフトウェアは、削除できます(たとえば、コンピューターから JRE ソフトウェアを削除でき

ます)。

データベースから BlackBerry Connectivity Node インスタンスを削除する

BlackBerry Connectivity Node インスタンスをアンインストールした場合、次の手順でインスタンスのデータを

BlackBerry UEM データベースから削除する必要があります。この操作を行わないと、削除したインスタンスが利

用できない状態であることが BlackBerry UEM ログファイルに示されます。

作業を始める前に: BlackBerry UEM 接続ソフトウェアをアンインストールします。

1. メニューバーで、[設定] > [外部統合] > [BlackBerry Connectivity Node のセットアップ]をクリックし

ます。

2. 削除する BlackBerry Connectivity Node の横にあるチェックボックスをオンにします。

3. をクリックします。

 | インストールおよびアップグレード | 52

Page 53: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

4. [削除]をクリックします。

BlackBerry UEM のインストールまたはアップグレードのトラブ

ルシューティング

BlackBerry UEM のインストールまたはアップグレードの問題をトラブルシューティングする必要がある場合があ

ります。いくつかの孤立したケースでは、ソフトウェアの以前のバージョンに戻って、アップグレードを再試行

する必要があります。実行するアプローチは、環境の現在の状態と、アップグレードに関連する BlackBerry UEMソフトウェアのバージョンによって異なります。

BlackBerry UEM のインストールおよびアップグレードのトラブルシューティングの詳細について

は、support.blackberry.com/kb にアクセスして、記事 49655 を参照してください。

追加情報

ベストプラクティス:BlackBerry UEM の実行

ベストプラクティス 説明

BlackBerry UEM サービスの起動タ

イプを変更しない。

BlackBerry UEM サービスの起動タイプは、BlackBerry UEM のインス

トールまたは BES12 へのアップグレードを実行したときに、セット

アップアプリケーションにより自動または手動に設定されます。

BlackBerry UEM でのエラーを回避するには、BlackBerry UEM サービス

の起動タイプを変更しないでください。

BlackBerry UEM サービスのアカウ

ント情報を変更しない。

BlackBerry UEM サービスのアカウント情報は、BlackBerry UEM をイン

ストールまたはアップグレードしたときに、セットアップアプリケー

ションにより設定されます。

BlackBerry UEM のドキュメントに変更できると書かれていない限

り、BlackBerry UEM のアカウント情報を変更しないでください。

BlackBerry Work ConnectNotification Service を手動で再起

動しない。

BlackBerry Affinity Manager の再起動を制御する BlackBerry WorkConnect Notification Service サービスは、手動で再起動できます。

BlackBerry Collaboration Service のインストール

BlackBerry Collaboration Service はオプションのサービスで、BlackBerry UEM 環境にインストールできます。

デバイスユーザーがデバイスでのインスタントメッセージの会話を開始および管理できるように、BlackBerryCollaboration Service は、組織のインスタントメッセージサーバーと BlackBerry Enterprise IM デバイスの

BlackBerry 10 アプリとの間に暗号化された接続を提供します。

BlackBerry Collaboration Service のインストール後、BlackBerry UEM をいつでもインストールできます。手順の

詳細については、インストールおよび設定関連の資料を参照してください。

 | インストールおよびアップグレード | 53

Page 54: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

メモ : 最初に BlackBerry Collaboration Service にログインして SRP ID と SRP 認証キーを登録するまで

は、BlackBerry UEM 12 をインストールできません。

BlackBerry UEM 設定ツール

組織で 500 ユーザー以上のサポートを計画している場合は、BlackBerry UEM 設定ツールを使用して必要な SRPID の数を計算します。BlackBerry UEM のインストール後、BlackBerry UEM 設定ツールを起動して、SRP をBlackBerry UEM データベースにインポートした後、ユーザーの追加または移行を実行します。BlackBerry UEM設定ツールは、BlackBerry UEM ソフトウェアに付属しています。ツールは myAccount からダウンロードするこ

ともできます。 

BlackBerry UEM 設定ツールを使用すると、次のことを実行できます。

• 以下の BlackBerry UEM データベースプロパティの更新または変更。

• Microsoft SQL Server の名前

• データベース名

• ポート設定

• データベース認証

• Windows ユーザー名

• Windows パスワード

• 予測されるユーザー総数に基づいて、BlackBerry UEM で必要とされる SRP ID の数を計算します。

• BlackBerry UEM データベースに追加の SRP ID をインポートします。

BlackBerry UEM 設定ツールの詳細については、http://support.blackberry.com/kb にアクセスして記事 KB36443を参照してください。

SRP ID の取得とインポートの詳細については、http://support.blackberry.com/kb にアクセスして記事 KB36435を参照してください。

 | インストールおよびアップグレード | 54

Page 55: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

用語集

BES5 BlackBerry Enterprise Server 5

BES10 BlackBerry Enterprise Service 10

BES12 BlackBerry Enterprise Service 12

BlackBerry UEM domain A BlackBerry UEM domain consists of a BlackBerryUEM database and a BlackBerry Control database andany BlackBerry UEM instances that connect to them.

BlackBerry UEM instance A BlackBerry UEM instance refers to one installationof the BlackBerry UEM Core and all associatedBlackBerry UEM components that communicate withit. The components can be installed on the sameserver or multiple servers. There can be more thanone BlackBerry UEM instance in a BlackBerry UEMdomain.

DMZ Demilitarized Zone(境界ネットワーク)。組織の

ファイアウォールの外部に配置された中立なサブネッ

トワークです。DMZ は、信頼できる組織の LAN と、

外部ワイヤレスネットワークや公衆インターネット

などの信頼できないネットワークとの境界に置かれま

す。

DNS Domain Name System(ドメインネームシステム)

EMM Enterprise Mobility Management(エンタープライズ

モビリティ管理)

FQDN Fully Qualified Domain Name(完全修飾ドメイン名)

HTTPS Hypertext Transfer Protocol over Secure SocketsLayer(HTTP に SSL によるデータの暗号化機能を付

加したプロトコル)

IOPS Input/Output operations Per Second(1 秒あたりの入

力および出力操作数)

IP Internet Protocol

IP アドレス インターネットプロトコル(IP)アドレスは、各コン

ピューターまたはモバイルデバイスが、インターネッ

トなどのネットワークを介して情報の送受信を行うと

きに使用する ID 番号です。この ID 番号により、ネッ

トワーク上にある特定のコンピューターまたはモバイ

ルデバイスを識別します。

 | 用語集 | 55

Page 56: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

IT ポリシー IT ポリシーは、BlackBerry スマートフォ

ン、BlackBerry® PlayBook™ タブレッ

ト、BlackBerry® Desktop Software、および

BlackBerry® Web Desktop Manager のセキュリティ機

能と動作を制御するさまざまな IT ポリシールールで

構成されています。

IPSec Internet Protocol Security(インターネットプロトコ

ルセキュリティ)

JRE Java Runtime Environment(Java 言語で開発された

ソフトウェアを実行するために必要なソフトウェア)

LAN Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)

NIC Network Interface Card(ネットワークインターフェ

イスカード)

RRAS Routing and Remote Access service(ルーティングと

リモートアクセスサービス)

SRP Server Routing Protocol(サーバールーティングプロ

トコル)

SRP ID SRP ID は、BlackBerry の EMM ソリューションが使

用する固有の ID であり、SRP 認証中に BlackBerryInfrastructure に対して EMM ソリューション自体を

識別させるために使用されます。

TCP Transmission Control Protocol(伝送制御プロトコ

ル)

UEM Unified Endpoint Manager

 | 用語集 | 56

Page 57: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

商標などに関する情報©2018 BlackBerry Limited.BLACKBERRY、BBM、BES、EMBLEM Design、ATHOC、MOVIRTU、SECUSMART などの商標(ただし、これらに限定されるとは限らない)は BlackBerry Limited、その子会社および関連会社の商

標または登録商標であり、ライセンスに基づいて使用され、当該の商標に対する独占権は明確に留保されていま

す。その他すべての商標は各社の所有物です。

Android は、Google Inc. の商標です。 Apple および OS X は、Apple Inc. の商標です。 iOS は、Cisco Systems,Inc. および/または米国およびその他の特定の国における関連会社の商標です。iOS® は、Apple Inc. からライセン

スの許諾を受けて使用されます。 Microsoft、ActiveSync、SQL Server、および Windows は、米国および/または

その他の国における Microsoft Corporation の登録商標または商標マークです。 Wi-Fi は、Wi-Fi Alliance の商標で

す。 その他すべての商標は各社の所有物です。

本書は、参照用として本書で取り上げるすべての文書(提供される文書または BlackBerry の Web サイトで参

照可能な文書)を含めて「現状のまま」または「参照可能な形で」提供されるか、またはアクセスすることが

でき、BlackBerry Limited およびその関連会社(「BlackBerry」)はいかなる条件付け、承認、表明、または保

証もしないものとし、BlackBerry は本書の誤記、技術的な誤りまたはその他の誤り、エラー、遺漏について何

ら責任を負いません。BlackBerry の所有権、機密情報および/または企業秘密を保護するため、本書では一部の

BlackBerry テクノロジの側面を一般化された用語で記述している場合があります。BlackBerry は、本書に含まれ

る情報を定期的に変更する権利を留保します。ただし、BlackBerry には、本書への変更、更新、拡張、または他

の追加を適時ユーザーに提供する義務はないものとします。

本書は、第三者をソースとする情報、ハードウェアまたはソフトウェア、製品またはサービス(コンポーネント

や、著作権保護されたコンテンツなど)、および/または第三者の Web サイト(これらをまとめて「サードパー

ティ製品およびサービス」という)への参照を含んでいる可能性があります。RIM は、サードパーティ製品およ

びサービスの内容、正確性、著作権遵守、互換性、性能、信頼性、適法性、品格、リンク、他の側面などに限定

することなく、サードパーティ製品およびサービスを一切管理することはなく、責任も負いません。本書におい

てサードパーティ製品およびサービスを参照することは、RIM がサードパーティ製品およびサービスまたは第三

者を保証することを意味するものではありません。

該当する司法管轄地域の適用法で明確に禁じられている場合を除き、本書で参照されているソフトウェア、ハー

ドウェア、サービス、またはサードパーティ製品およびサービスについて、耐久性、特定の目的または使用に対

する適合、商品性、適性品質、権利侵害の不存在、品質満足度、権原、または制定法、慣習法、取引過程、商慣

習から生じる、本書またはその使用に関する、または性能または性能の不履行に関する条件付け、承認、表明、

保証などに限定することなく、明示的または黙示的に、いかなる条件付け、承認、表明、または保証も除外され

ます。ユーザーは、国や地域によって異なる他の権利を有する場合もあります。一部の司法管轄地域では、黙示

的な保証および条件の除外事項または限定事項は禁止されています。法律で認められている範囲で、本書に関連

する黙示的な保証または条件は、上記に定めるように除外できないが限定できる場合、ユーザーが本書または該

当する対象物を初めて入手してから 90 日間に限定されます。

該当する司法管轄地域の適用法で認められている最大限の範囲で、本書またはその使用に関連して、または本

書で参照されているソフトウェア、ハードウェア、サービス、またはサードパーティ製品およびサービスの性能

または性能の不履行に関連して、直接的、必然的、典型的、偶発的、間接的、特殊的、懲罰的、または加重的損

害、金銭的損失による損害(利益または収益の損失、予想される貯蓄の未達成、事業の中断、ビジネス情報の消

失、ビジネス機会の喪失、データの破損または消失、データの送受信の失敗、RIM 製品またはサービスと併用し

たアプリケーションに関連する問題、ダウンタイムコスト、RIM 製品またはサービスあるいはその一部の使用機

会や通信サービスの使用機会の喪失、代替品コスト、保険料、設備費、保守費、資本コストなど)に限定するこ

となく、損害を予想できたかどうかを問わず、RIM が損害の可能性について勧告を受けていた場合を含め、いか

なる場合においても、RIM はいかなる損害の責任も負わないものとします。

 | 商標などに関する情報 | 57

Page 58: BlackBerry UEM のインストールおよびアップグ …...インストール前およびアップグレード前のチェッ クリスト BlackBerry UEM バージョン 12.10

該当する司法管轄地域の適用法で認められている最大限の範囲で、契約、不法行為、またはユーザーに対する過

失責任または厳格責任について、RIM は他のいかなる義務、責務、または責任も負わないものとします。

本書の限定事項、除外事項、および免責事項は、(A)訴訟原因、請求、またはユーザーによる行為(契約違

反、過失、不法行為、厳格責任、その他の法理論など)の性質に関係なく、この契約の基本目的または本書に記

載されている救済策の根本的違反または不履行を免れるため、(B)RIM およびその関連会社、その後継者、譲

受人、代理業者、納入業者(通信事業者を含む)、認可された RIM 販売業者(通信事業者を含む)およびその取

締役、従業員、および請負業者に適用されます。

上記に定める限定事項および除外事項に加えて、いかなる場合においても、RIM の取締役、従業員、代理業者、

販売業者、納入業者、請負業者または RIM の関連会社は、本書に起因または関連する責任を負わないものとしま

す。

ユーザーは、サードパーティ製品およびサービスの加入、インストール、または使用前に、通信事業者がサード

パーティ製品およびサービスのすべての機能をサポートすることに同意していることを確認する責任を負いま

す。一部の通信事業者は、BlackBerry® Internet Service への加入によるインターネット閲覧機能を提供しない場

合があります。サービスの利用、ローミング、サービスプラン、その他の機能については、通信事業者に問い合

わせてください。RIM 製品およびサービスにおけるサードパーティ製品およびサービスのインストールまたは使

用には、第三者の権利を侵害または妨害しないように、特許、商標、著作権、または他のライセンスが必要にな

る場合があります。ユーザーは、サードパーティ製品およびサービスを使用するかどうかを決定し、使用するた

めにサードパーティライセンスが必要かどうかを確認する責任を負います。必要な場合、ユーザーはライセンス

を取得する責任を負います。ユーザーは、必要なライセンスをすべて取得するまで、サードパーティ製品および

サービスをインストールまたは使用してはなりません。RIM 製品およびサービスで提供されるサードパーティ製

品およびサービスは、ユーザーの便宜のために「現状のまま」提供され、RIM は明示的にも黙示的にもいかなる

条件付け、承認、表明、または保証もしないものとし、RIM はそれに関連するいかなる責任も負わないものとし

ます。ユーザーによるサードパーティ製品およびサービスの使用は、ライセンスまたは RIM との他の契約で明示

的に対象になっている場合を除き、個別のライセンスおよび第三者との他の該当契約の条件に従うものとし、そ

の制約を受けるものとします。

本書に記載されている特定の機能は、BlackBerry® Enterprise Server、BlackBerry® DesktopSoftware、BlackBerry® Device Software の最小限度のバージョンを必要とします。

RIM 製品またはサービスの使用条件は、個別のライセンスまたは RIM との他の該当契約に定められています。本

書の内容は、本書以外に RIM 製品またはサービスの一部に対して RIM が提供した文書による明示的な契約また

は保証を破棄するものではありません。

BlackBerry Enterprise Software には、特定のサードパーティ製ソフトウェアが組み込まれています。このソフト

ウェアに関連するライセンスおよび著作権情報は、http://worldwide.blackberry.com/legal/thirdpartysoftware.jspでご確認いただけます。

BlackBerry Limited2200 University Avenue EastWaterloo, OntarioCanada N2K 0A7

BlackBerry UK Limited200 Bath RoadSlough, Berkshire SL1 3XEUnited Kingdom

Published in Canada

 | 商標などに関する情報 | 58