三光合成株式会社ir.sankogosei.co.jp/ja/library/presentation/main/0/...stt（ﾀｲ･ﾗﾖﾝ）...

2020年5月期決算説明会

2020年7月27日

三光合成株式会社［東証1部 7888］

Copyright © SANKO GOSEI LTD.

三光合成株式会社 Copyright © SANKO GOSEI LTD.

Ⅰ 会社概要

Ⅱ 2020年5月期連結決算概要

Ⅲ 2021年5月期連結業績予想


Ⅰ 会社概要

三光合成株式会社 4Copyright © SANKO GOSEI LTD.

会社概要

社名三光合成株式会社（SANKO GOSEI LTD.）

代表者代表取締役社長黒田健宗

本社富山県南砺市土生新1200番地

資本金 4,008百万円

創業 1940年10月12日

設立 1944年 9月18日

従業員単体：580名連結：2,337名（2020年 5月末現在）

事業内容

■成形品事業・情報・通信機器部門・車両部門・家電その他部門

■金型事業


成長の軌跡｜車両・電子機器向け樹脂成形大手、海外売上約6割

列6 列8 列5 列22 1994.5 96.5 98.5 2000.5 02.5 04.5 06.5 08.5 10.5 12.5 14.5 16.5 18.5

550

(億円)

●95.3株式店頭登録

◆15.10 SSJT(印)子会社化

◆15.4 Bhar(米)から事業譲受

◆14.7 双葉電子工業と資本業務提携

◆13.5 フィリピンに子会社設立

◆12.12米国へ再進出子会社設立

◆12.8 積水工機製作所(エスバンス)

33.01％株式取得

⇒◆15.4 全株取得

◆12.7 メキシコに子会社設立

◆11.3 インドに子会社設立

◆94.12 タイに子会社設立

●91.6 金型製造・販売開始

●90.6 商号を三光合成に変更

◆88.2 米国に子会社設立

◆87.10 英国に子会社設立

◆87.2 シンガポールに子会社設立

●1944.9 三光化学工作所設立

●合成樹脂成形品製造・販売開始

●1940.10 創業

●M&Aによる事業の拡充と進化

◆03.7 中国に子会社設立

◆03.6 インドネシアに子会社設立

500

450

400

350

● 17.8東証第2部

● 18.8東証第1部

◆19.8チェコに子会社設立

◆19.6九州大分県に子会社設立

◆19.4ハンガリーに子会社設立

完成車メーカーのグローバル生産体制を支える不可欠な存在へ


国内拠点｜成形7工場金型2工場営業所5拠点

群馬工場

栃木分室熊谷工場

東京事業所

静岡工場エスバンス株式会社滋賀工場

神戸分室

刈谷分室

本社・富山工場テクニカルセンター大窪工場

・・・成形工場・・・金型工場・・・営業拠点

浜松分室

三光合成九州株式会社


海外拠点｜ 12ヶ国／18法人

STL (ﾀｲ･ｱﾕﾀﾔ)

STI（ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ・ｶﾗﾜﾝ）

STD

(ｲﾝﾄﾞ･ﾏﾈｻｰﾙ)

(ｲﾝﾄﾞ・ｸﾞｼﾞｬﾗｰﾄ)

SSJT (ｲﾝﾄﾞ･ﾊﾞﾜｰﾙ)

SUK (UK･ﾗﾝｶｼｬｰ)

SET (UK･ﾗﾝｶｼｬｰ)

SGP(ﾌｨﾘﾋﾟﾝ･ﾊﾞﾀﾝｶﾞｽ州)

STU (ｱﾒﾘｶ･ｲﾝﾃﾞｨｱﾅ州)

SGM (ﾒｷｼｺ･ｸﾞｧﾅﾌｧﾄ州)

STS（ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ）

武漢三樺塑膠（WSG）

（中国・考感）

燦曄合成科技貿易

（SSG）（中国・上海）

SHU (ﾊﾝｶﾞﾘｰ)

STM（ﾏﾚｰｼｱ）

（ﾀｲ・ﾍﾏﾗｰﾄ）STT（ﾀｲ･ﾗﾖﾝ）

三華合成塑膠（SEG)

（中国・東莞）

天津三華塑膠（TSG）

（中国・天津）

SCZ（ﾁｪｺ）

東莞三樺塑膠（DSG)

（中国・東莞）


売上構成比｜ 2020年5月期

地域別事業部門別

情報・通信機器

13%

車両 58%

家電その他

8％

金型

22％

成形品

78％

海外

52％

日本

48％

欧州

10％

アジア

30％

北米

12％


三光合成は・・・

完成機メーカーのグローバル生産に寄り添い、世界各地で最適部品を提供

グローバル生産体制充実のために、新規拠点への投資を実施投資フェーズから回収フェーズへ

主要グローバル拠点で金型設計・製造部門を内包マザーツール（金型）を媒介にして、世界中で均一品質を提供

高付加価値製品や金型の受注活動を積極化安定した収益構造の確保と経営体質の強化


Ⅱ 2020年5月期連結決算概要


新型コロナウイルスの影響について

-2,000

-1,500

-1,000

-500

0

500

1,000

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

売上高(百万円)

各利益(百万円)

【業績の四半期推移】

新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による、各国政府の外出禁止令等により

操業停止

英国及びインド 3月23日～5月17日 4月・5月が底で、6月から徐々に生産を再開

しかし、地域、業種により温度差があり、先行きは不透明

米国 3月24日～5月 1日

メキシコ 4月 1日～5月30日

フィリピン 3月18日～5月15日

主要顧客である自動車メーカーが中国、米州、欧州をはじめ、東南アジアなど世界規模で減産、操業停止したことにより、生産活動が停滞


2020年5月期決算総括｜海外操業停止が響き、11年ぶり最終赤字

⚫ 売上高 507億16百万円前期比▲ 8.0%

⚫ 営業利益 6億94百万円前期比▲69.2%

⚫ 経常利益 1億99百万円前期比▲90.3%

⚫ 当期純利益 ▲4億 6百万円 11年ぶりの赤字

◼ 金型は国内外で受注が堅調に推移

一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、第4四半期に各国工場の操業休止関連

費用（3億84百万円）を特別損失として計上し最終赤字

◼ 地域別売上高

日本 1.3％減 244億36百万円

欧州 32.5％減 49億20百万円

アジア 11.8％減 151億36百万円

北米 4.9％増 62億23百万円

◼ 事業部門別売上高

成形品 12.7％減 398億10百万円

金型 14.2％増 109億 5百万円

※本資料中の「当期（又は四半期）純利益」の表記は「親会社株主に帰属する当期（又は四半期）純利益」を意味する


2020年5月期損益状況

2019年5月期 2020年5月期実績計画

2020.1.9修正実績

金額(百万円)

売上高比(％)

金額(百万円)

売上高比(％)

金額(百万円)

売上高比(％)

前期比

増減額(百万円)

増減率(％)

売上高 55,146 ー 58,000 ー 50,716 ー ▲4,430 ▲8.0

売上原価 46,313 84.0 ーー 43,901 86.6 ▲2,412 ▲5.2

売上総利益 8,833 16.0 ーー 6,815 13.4 ▲2,018 ▲22.8

販管費 6,580 11.9 ーー 6,120 12.1 ▲460 ▲7.0

営業利益 2,253 4.1 1,600 2.8 694 1.4 ▲1,559 ▲69.2

経常利益 2,065 3.7 1,000 1.7 199 0.4 ▲1,866 ▲90.3

当期純利益 1,352 2.5 700 1.2 ▲406 ーーー


売上高・営業利益・経常利益の推移

売上高営業利益・経常利益／営業利益率

（百万円）（百万円）

58,339

55,146

50,716

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

2018/5期 2019/5期 2020/5期

2,844

2,253

694

2,622

2,065

199

4.9

4.1

営業利益率

1.4

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

2018/5期 2019/5期 2020/5期

売

上

高営業利益

経常利益


売上高・営業利益の増減要因分析

売上高営業利益


55,146

50,716

5,009

1,474 895

47,000

48,000

49,000

50,000

51,000

52,000

53,000

54,000

55,000

56,000

2019/5期成形品減金型増為替影響 2020/5期

2,253

694

795

170

587

7

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

2019/5期減収

影響

原材料費

影響

販売費為替

影響

2020/5期

▲4,430 ▲1,559


6,431 6,780 6,544

37,354 34,756

29,384

3,448 4,058

3,881

11,103 9,551

10,905

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

2018/5期 2019/5期 . 2020/5期

事業部門別売上高の推移

事業部門別売上高

（百万円）

成形品

▲12.7％

■情報・通信機器▲3.5％

■ 家電その他▲4.3％

■ 車両▲15.5％

■ 金型+ 14.2％ 50,716

インドでは増収となったが、日本、米国での大幅な減収

（アジア）フィリピンでの減収

（欧州）英国での大幅な減収（アジア）タイでの大幅な減収（米国）Tier1ビジネス獲得により増収

タイ、インド、米国、日本での受注増

58,339

55,146


地域別売上高・営業利益の推移

地域別売上高／海外比率地域別営業利益／海外比率

24,547 24,763 24,436

8,370 7,289 4,920

18,447 17,160

15,136

6,974 5,933

6,223

57.9%

55.1% 海外比率

51.8%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

2018/5期 2019/5期 - 2020/5期

1,642 1,537

846

816 752

310

781

556

166

256

50

▲25

53.0%

46.9%

海外比率

34.8%

-50.0%

-30.0%

-10.0%

10.0%

30.0%

50.0%

-500

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

4,500

2018/5期 2019/5期 - 2020/5期

北米+ 4.9％

欧州▲32.5％

アジア▲11.8％

日本▲1.3％北米

損失

欧州▲58.7％

アジア▲70.0％

日本▲45.0％

50,716

58,339

694

2,844


55,146

2,253


2020年5月期財務状況

2019年5月期末 2020年5月期末

(百万円)構成比（％）

(百万円)構成比（％）

前期末比増減額／主な増減要因 (百万円)

■流動資産 25,431 52.9 24,514 51.1 ▲917 受取手形・売掛金 ▲2,172

■固定資産 22,686 47.1 23,498 48.9 + 812たな卸資産 + 649有形固定資産 + 881

資産合計 48,117 100.0 48,012 100.0 ▲105

■流動負債 18,909 39.3 15,725 32.8 ▲3,184 支払手形・買掛金 ▲2,477

■固定負債 9,222 19.2 13,735 28.6 + 4,513長期借入金 + 3,508リース債務 + 1,397

負債合計 28,132 58.5 29,461 61.4 + 1,329

純資産合計 19,985 41.5 18,551 38.6 ▲1,434 利益剰余金 ▲865

負債純資産合計 48,117 100.0 48,012 100.0 ▲105


財務状況の推移

（百万円）

45,649 48,117

48,012

16,961 19,985

18,551

36.0

40.5 自己資本比率

37.9

18.0

23.0

28.0

33.0

38.0

43.0

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

2018/5期末 2019/5期末 2020/5期末

総資産・純資産／自己資本比率

総

資

産

純資産


2020年5月期キャッシュ・フロー状況

2019年5月期 2020年5月期

(百万円) (百万円) 主なキャッシュ・インフロー／アウトフロー(百万円)

■営業活動によるキャッシュ・フロー + 2,985 + 1,608

税前当期純損失 ▲302減価償却費 + 2,960売上債権減少 + 1,958仕入債務減少 ▲1,599

■投資活動によるキャッシュ・フロー ▲2,799 ▲2,779 有形固定資産取得 ▲2,674

フリー・キャッシュ・フロー 186 ▲1,171

■財務活動によるキャッシュ・フロー + 74 + 1,727長期借入金借入 + 6,271長期借入金返済 ▲2,800

現金及び現金同等物の増減額

+ 161 + 439

現金及び現金同等物の期首残高

6,898 7,059

現金及び現金同等物の期末残高

7,059 7,499


Ⅲ 2021年5月期連結業績予想


2021年5月期業績見通し｜4~5月を底に需要回復、黒字転換見込む

2020年5月期 2021年5月期通期実績通期計画

金額(百万円)

売上高比(％)

金額(百万円)

売上高比(％)

前期比

増減額(百万円)

増減率(％)

売上高 50,716 ー 51,000 ー + 284 + 0.6

営業利益 694 1.4 800 1.6 + 106 + 15.3

経常利益 199 0.4 350 0.7 + 151 + 75.9

当期純利益 ▲406 － 200 0.4 ーー

1株当たり当期純利益

▲13.32円ー 6.56円ーーー

1株当たり配当金

9.00円ー 6.00円ー ▲3.00円ー

◼ 新型コロナウイルス感染症の世界的流行の長期化が懸念されるものの、より付加価値

の高い製品や金型の受注活動を積極的に行うことで業績向上を図る


売上高・営業利益・経常利益の見通し

売上高営業利益・経常利益／営業利益率

（百万円）

58,339

55,146

50,716 51,000

46,000

48,000

50,000

52,000

54,000

56,000

58,000

60,000

2018/5期 2019/5期 2020/5期 2021/5期計画

（百万円）

2,844

2,253

694 800

2,622

2,065

199 350

4.9

4.1

1.4

営業利益率

1.6

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

3,500

4,000

2018/5期 2019/5期2 2020/5期 2021/5期計画

売

上

高

売

上

高営業利益

経常利益


事業部門別売上高の見通し

事業部門別売上高

（百万円）

6,780 6,544 5,920

34,756 29,384 29,530

4,085

3,881 3,670

9,551

10,905 11,880

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

2019/5期 2020/5期 . 2021/5期

計画

成形品

▲1.8％

■ 情報・通信機器▲10.5％

■ 家電その他▲5.4％

■ 車両+0.5％

■ 金型+8.9％

50,71651,000

オート内外装19,480

オート機能10,050

55,146


研究開発費、設備投資額・減価償却費の見通し

研究開発費設備投資額・減価償却費

（百万円）

560 536

611 600

0

100

200

300

400

500

600

700

2018/5期 2019/5期 2020/5期 2021/5期

計画

（百万円）

4,741

5,581

4,543

4,000

2,346 2,535

2,960 3,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

2018/5期 2019/5期 2020/5期 2021/5期

計画

設

備

投

資

額

減価償却費

研

究

開

発

費


株主還元

年間配当金の推移

10 12

96

2

2

16.530.6

91.5

-150.0

-100.0

-50.0

0.0

50.0

100.0

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

2018/5期 2019/5期 2020/5期 2021/5期予想

普通配当（円）記念配当（円）

配当性向（％）

配当基本方針

安定的な配当を継続していくと

同時に、業績に応じ積極的に

株主に還元

内部留保資金

競争力の維持・強化や

経営基盤拡充のため、

設備投資や開発活動に充当


2021年5月期の取組み｜安定収益構造確保と経営体質強化を図る

製品や金型などの設計事業を強化国内外の自動車メーカーの車両部品設計ニーズに対応

設計者60人 ⇒ 100人増強、インドや東南アジア、中国、日本などで採用拡大

「テクニカルセンター」の連携強化「グローバルテクニカルセンター」へ

製品設計と省力化機器の推進

プラスチック100%リサイクルに向け専門組織を新設環境意識高い欧米での事業拡大へ

プラスチックの廃材や不良品のリサイクル推進によるコスト削減も図る

メカトロ（省力化機器）部門の強化省人化、生産性向上、安定した品質を

ケタ違いの合理化を検討し実現させていく


Disclaimer

このプレゼンテーションで述べられている三光合成株式会社の業績予想、計画、事業展開等に

関しましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものです。

マクロ経済や当社の関連する業界の動向、新たな技術の進展等によっては、大きく変化す

る可能性があります。

従いまして、実際の業績等が本プレゼンテーションと異なるリスクや不確実性がありますことを

ご了承下さい。また、大きな変更がある場合は、その都度発表していく所存です。

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