⁃ カメラ設置⁃ 水場と周辺での出会い⁃ 季節の移り変わり⁃ ツキノワグマの食べ散らし⁃ ハクビシンの糞⁃ トレイルカメラに撮影された動物

2015年9月

－ カメラ設置（1）

8⽇〜9⽇にかけて台風で大雨となった。大きな被害はなかったようだ。その後は雨と晴が繰り返し、気温は下がってきた。雨が降った後はカメラの調⼦が悪

い。1台は電池の消耗が早く、十数枚しか撮影していなくとも2週間で電池切れを起こしていた（これまでは3ヶ月以上は使用できた）。台風の後は水場も流れ出るように

水が溜まっていた。ようやくオタマジャクシの姿は消えていた。

2015年9月

－ カメラ設置（2）

ニホンジカ、イノシシともに若い個体のようだ。8月に続き水場につな

がる別のけもの道に設置したトレイルカメラ付近はやはり動物によく使われているようだ。9月は6枚が映っていた。

11⽇-若いオスジカx2回12⽇-イノシシx1回17⽇-若いメスジカx1回20⽇-サル親⼦x1回20⽇-サルx1回

イノシシ

メスジカ

ニホンザル親子

オスジカ

2015年9月

－ 水場と周辺での出会い（1）

前半はまだツクツクボウシやミンミンゼミの声を聞いたが後半はセミの声はなくなった。ヤマゴボウの実は色づき始め、カキ、ヤマナシなどの実も大き

くなってきた。ヤマジノホトトギスなど秋の花が咲い

ていた。

ジョロウグモ

イノシシやニホンジカなどの⾜跡は⾒られ、時折けもの臭がすることがあったが動物の姿はなく静かな森だった。ただ、雑木林ではドングリなどの実が落ちる⾳多く、動物の気配と間違えることが多かった。

ノアザミ

セセリの仲間

ヤマジノホトトギス

2015年9月

－ 季節の移り変わり：台風の後

8-9⽇の台風の影響で小河内ダムは９⽇１２時より余水吐からの放流をしていた。私が歩いた山の中は細い木の倒

木が⾒られた程度で⼟砂崩れはなかった。多摩川と日原川合流点 小河内ダムの余水吐放流

12⽇の地震の影響もなかったようで良かった。

2015年9月

－ 季節の移り変わり：結実の季節

ドングリが実をつけ始めた。天気の良い⽇は小さい動物たちが実を食べているようで、ポツン、ポツンと地⾯に落ちる⾳が聞こえてくる。すぐ近くに落ちても正体が分からない。ツキノワグマであれば木をゆすったり枝を折る⾳がするはずだ。そんなことを思いながら歩いているとバキッと遠くから聞こえてきた。探すのは困難だし、⼦連れだったら怖いのでそのまま先に進んだ。別の場所ではクリやカキの食べ散らしがあった。それ

はニホンザルの仕業だ。ニホンザルが頻繁に現れる場所で、実は数口食べて捨てられていたからだ。

ヤマブドウ

ミズナラのドングリ

ニホンザルが食べ散らしたクリ

2015年9月

－ ツキノワグマの食べ散らし？

台風の後の12⽇に訪れた時に葉の付いたドングリが登山道に沢山落ちていた。初めは台風の影響かと思ったが、他の葉は落ちていない。ナラの木がある登山道で約10ｍくらい散乱している箇所が４〜５箇所はあった。おそらくツキノワグマが樹上で

実を食べ散らかした跡と思われる。葉はまだ新しい感じだったので11⽇〜12⽇の早朝くらいにいたのかもしれない。広範囲なので複数頭の仕業だろうか。ただトレイルカメラにはツキノワ

グマは映っていなかった。

2015年9月

－ ハクビシンの白い糞

水場は水量が増えると倒木の先に小さな水溜りが出来ることがある。そこでもカケスなどの鳥が水浴びをしている。ある時小さな水溜りに⽩い糞が落ちて

いた。採取しようか迷ったが止めた。水没して持ち帰りにくいこと、トレイルカメラに猟犬が映っていたためだ。パソコンで改めて動画をチェックするとハ

クビシンが糞をしているところが映っていた。2015年5月にも水場の近くに⽩い糞

を⾒つけたがハクビシンの姿は映っていなかった。形は似ているように⾒えたが誰の物かは不明なままだ。

ハクビシンの白い糞

2015年9月

－ トレイルカメラに撮影された動物

◎ハクビシン◎イノシシ◎アカハラ・カケス・コウモリ

「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/

◎は公開している動画（動画は映像の状況により公開/非公開としています。）