tama river 201512
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⁃ カメラ設置⁃ 水場と周辺での出会い⁃ 季節の移り変わり⁃ ツキノワグマの動向⁃ トレイルカメラに撮影された動物⁃ 動画から切り出した画像
2015年12月
- カメラ設置(1)
12月にしては暖かい日が多く、11日午後には20度以上になった。17日に奥多摩の山域で雪が降った。日陰では翌日も雪がうっすら残っていた。水場はイノシシに掘り起こされていた。登山道でも
掘り起こし痕が多く⾒られた。トレイルカメラにもイノシシの姿が多く映っていた。カ
ケスは数回しか映らず、カメラチェックに訪れた際にも声はあまり聞かなかった。12月末までツキノワグマの姿が映っていた。不調なトレイルカメラ1台は引き続き不調なまま
だった。
水が減ってきた
2015年12月
- カメラ設置(2)
水場につながる別のけもの道に設置したトレイルカメラ。12月は23枚映っていた。
– ニホンイノシシx12回– ニホンジカx8回– ホンドテン、ツキノワグマ、ニホンカモシカx各1回
ニホンイノシシは親子の姿があり、水場でも映っていた。ツキノワグマに耳タグがついており、2013年にも耳タグ付のツキノワグマが水場で撮影されていた。
ニホンカモシカ
メスジカ
ホンドテン
ニホンイノシシの親子
ツキノワグマ
2015年12月
- 水場と周辺での出会い
登山⼝に⼊ると直ぐに何者かが落ち葉の上を歩く音が聞こえた。足音が小さいのでツキノワグマではなくホンドタヌキかニホンアナグマかなと思っていた。しばらくすると小さい鳴き声とニホンザルの姿が⾒えた。ツキノワグマではないと分かってはいても姿が確認できるとほっとする。その後ニホンザルたちが落ち葉溜まりを次々と走り去る姿があった。
落ち葉溜まりを歩くニホンザル
2015年12月
- 季節の移り変わり:冬のはじまり
⽊々は落葉が進み降雪もあった。落ち葉溜まりも増え、崖の細い道では足を取られ落ちそうになることもあった。霜柱をみるようになり、冬のはじまりを
感じる季節になった。落葉したカラマツ林
17日の雪のなごり
水場付近は日陰のため寒さは厳しいが例年に⽐べると身に応えるほどではなかった。
2015年12月
- ツキノワグマの動向
12月に⼊りツキノワグマは3日と18日に水場にやってきた。 3日は水を飲むツキノワグマの奥に眼が光っていた。親子だろうか?18日は1頭のみだった。そして水場につながる別のけもの道で
耳タグ付のツキノワグマが24日に映っていた。耳タグ付は2013年8月、10月、
2014年8-10月に映っていた。おそらく同じ個体と思われる。
水を飲みに来たツキノワグマと光る眼(右上)(動画から切り出した画像)
2015年12月
- トレイルカメラに撮影された動物
◎ツキノワグマ◎ニホンザル◎ニホンジカ◎ホンドテン◎ホンドキツネ
「多摩川水源に生きる」 http://tama-forest.seesaa.net/
・ニホンイノシシ・ホンドタヌキ・カケス
◎は公開している動画(動画は映像の状況により公開/非公開としています。)
2015年12月
- 動画から切り出した画像
カメラの前に現れたオスジカ
水を飲むニホンイノシシ
雨の中を歩くホンドキツネ
冬毛に変わったホンドテン
大きなニホンザル